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ゴールド(金)に投資して、長期的に資産を形成する2つの方法/Tessa Campbel
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-%E9%87%91-%E3%81%AB%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%97%E3%81%A6-%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%AB%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E5%BD%A2%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B2%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95/ar-AA1vnLxL?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=04c3dc6b9a8448ab92512ba9152fa487&ei=21
ゴールド(金)の価値が過去最高を記録している。
そのため、投資家はインフレーションや経済の不透明性に対するヘッジとしてゴールドを利用できる。
ゴールドで投資を分散することで、市場の低迷から資産を守り、富を維持できるのだ。
2024年、ゴールド(金)の価格が記録的な高値となった。ここのところ、ずっと強気相場が続いている。
「ゴールドはFRBが金利を下げる前から、記録的な高値をつけていた」と、バーチ・ゴールド・グループ(Birch Gold Group)の貴金属専門家、フィリップ・パトリック氏は語る。同氏は、世界各国の中央銀行からの需要の高まりと、パンデミック以降におけるドルの全般的な下落が、金価格高騰の引き金になったと説明する。
「金利も影響しているが」と、パトリック氏は続けた。「それが現在の高騰における主要な要因だとは思えない」
ゴールドは、株式やインデックスファンドなどといった市場関連投資に比べれば長期的には低いパフォーマンスしか示してこなかった。リスクの高い証券ほどのリターンはもたらさないが、ポートフォリオのさらなる分散の手段やインフレーションに対するヘッジとしては金投資が最適だと、専門家は指摘する。
分散手段としてゴールドを検討する
資産をさまざまな対象に分散して投資することでポートフォリオのリスクや不安定さ減らすことが可能だ。この戦略を用いることで、ひとつの投資対象のパフォーマンス低下によって、ポートフォリオが大打撃を受けることを避けやすくなる。分散型のポートフォリオは、市場の変動に対する耐性が高い。
貴金属でポートフォリオを分散する際の一般的な原則として、ポートフォリオの5%から10%をゴールドの現物に投資するのがよいとされている。サヴィー・アドバイザーズ(Savvy Advisors)の資産マネジャーであるドリュー・マーティーノ氏は、個人差はあるが、基本的に資産の10%以上をゴールドなどの代替投資に振り分けることは勧めていないそうだ。
「すでに株式と債券からなるポートフォリオを所有している一般の投資家にとっても、今はゴールドを買うのに最適な時期だと思う」とマーティーノ氏は言う。しかし、こう続けた。「ほかの資産がない状態で、ゴールドだけに投資することは勧めない」
検討に値するほかの選択肢として、ゴールドのETFおよび投資信託を挙げることができる。実際のゴールドを所有するのとは違って、ゴールドのファンドの方が流動性は高い。しかし、この場合、実際にゴールドを所有しているわけではない。さらに、ゴールドのファンドの価値は、ファンドを運営する会社に大きく依存するため、市場リスクにさらされることになる。
持続可能な投資とは、変動する市場環境に耐える力をもつ実績ある資産で堅固な基礎を構築することに集中する投資を指す。ポートフォリオをゴールドで分散させようとするなら、「しっかりと価値評価を行ない、調査をして、できるだけたくさんの情報を集めること」とパトリック氏は言う。「そうすることで、成功する確率が高くなる」
インフレヘッジとしてのゴールド
「インフレーション、通貨の切り下げ、差し迫った景気後退などといった困難が生じた場合、購買力を維持する目的で、安全な資産となるコモディティに対する需要が高まることが多い」とパトリック氏は語る。
ゴールドの現物は、そうした「安全資産」のひとつである。インフレーションがドルの購買力をむしばみ、物価が上昇するにつれて、金の評価が高まり、市場の低迷から身を守ろうとする人々にとって、魅力的な投資対象となる。
「金価格も変動するのではあるが、ゴールドには実在するモノとしての価値があり、購買力を維持する」とマーティーノ氏は語る。「株価が下がっているときやインフレーションの時期には、金価格が上昇する傾向があるため、ゴールドは安全な投資と呼ばれているが、どの投資にもある程度のリスクはつきものである」
しかし、ゴールドはレバレッジではない。配当金や利息から収入を得ることはできない。金価格が上昇した場合にのみ、現物のゴールドで富を築くことができる。
ネプシス(Nepsis)の認定ファイナンシャルプランナーで、リサーチ部門の上級副社長でもあるチャック・エッツヴァイラー氏は、富を築くための実用的な戦略としてゴールドを買うのはやめたほうがいいと警告する。同氏の考えでは、ゴールドは投資戦略ではなく、むしろ通貨ヘッジとみなすべきものだ。
ゴールドの好調も永遠には続かない
ゴールドは長期的に高く評価されるため、市場の不安定さからくる衝撃を弱める手段を探している者にとっては、魅力的に見える。世界的に需要が持続しているため、ゴールドの価格は長期的に上昇する傾向にある。しかし、米ドルの購買力もそのうち回復するだろうし、景気がよくなれば、最終的には市場がゴールドを上回る可能性もある。
たとえば、S&P500は、誕生した1950年代以来、平均して毎年約10%のリターンを記録してきた。2023年にいたっては、26.3%という目を見張る年間成長率を記録した。対照的に、過去10年におけるゴールドの年間リターンは4.57%、2023年は13.1%だった。
「金投資における最大のリスクは、その機会費用にある」と、パトリック氏は言う。「景気が好調な場合、ゴールドは高利回り株式や市場ファンドほどのパフォーマンスは発揮できない。ゴールドは人気の投資対象で、特に資産の蓄積段階にある投資家に好まれているが、ほかの投資対象と同じで、ゴールドでも過剰な投資は避けたほうがいい」
※本記事は取材対象者の知識と経験に基づいて投資の選定ポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも勧めるものではありません。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、筆者、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。
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