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フジ・メディアHD赤字転落は必然か 経営陣の改革ラッパとそれを「絵に描いた餅」と呆れる現場の“二重奏”/日刊ゲンダイ
公開日:2025/05/02
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/371312
元タレント中居正広氏(52)の性暴力にはじまったフジテレビ問題で、親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は4月30日、2025年3月期の連結決算で最終損益が201億円の赤字に転落する見通しを発表した。98億円の黒字予想から一転したもので、2008年に認定放送持株会社に移行して以来、初めての最終赤字となる。また金光修FMH社長(70)がことし6月の株主総会を経て退任することも発表。文化放送の齋藤清人社長(60)ら社外取締役3人も6月で退任する。
一連の記者会見などを現場で取材する経済記者が解説する。
「撤退ドミノが続いていたスポンサー状況は4月単月で約90社と回復傾向にはありますが、前年度の約400社には遠く及びません。6月下旬の株主総会へ向け、大株主であるダルトン・インベストメンツなどが現経営陣の大幅刷新を求め、社外取締役の選任を株主提案していますが、次期経営陣の人選次第では、総会が紛糾する可能性も指摘されています」
フジテレビはきのう1日、朝の情報番組「サン!シャイン」でFMH金光修社長とフジテレビ清水賢治社長(64)が4月30日に総務省を訪問したこと、フジテレビが人権・コンプライアンスについて8つの再生・改革案を発表したことなどを伝えた。改革案には、同社が40年以上掲げてきた企業スローガン「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却などが盛り込まれている。
「日枝久氏が編成局長時代にこのキャッチコピーを打ち出して『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』といったバラエティで視聴率トップの黄金期を築き上げました。フジテレビの根幹、『憲法』と呼ばれるほどの社是だったからか、清水社長は『それを全部捨てるのかと思われるかもしれませんが、そういうわけではありません』と否定してました」(前出記者)
そして番組司会の谷原章介はこう言った。
「さまざまな改革案にはアナウンス室の独立であったり、編成の下にあったバラエティー部門を変えたりとあり、金光社長ご自身、『長く同じ人が続けることはよくない』と、ご自身が辞めることで(改革への第一歩を)示した。一定の評価がまわりからされるのかなとも思いますし、6月の株主総会がどのようになるか注目です」
だが、フジテレビの内情を知る某広告プロデューサーはこう言う。
「金光さんのみならず、現経営陣は日枝チルドレンで、日枝氏のお気に入りばかり。局アナ接待文化をつくりあげたドン日枝氏が会見もコメントもなく、退任発表のみだったことからして、日枝氏への配慮が伺えます。そんなチルドレンがトップに居座っていることに、現場の社員らは皆呆れていますし、改革案より何より『アンタたちがそういう会社にしたんだろう』と猛批判を繰り広げています。ほとんどが日枝チルドレン総退陣ありきで、一刻も早く一掃されて普通に仕事したいという思いでいますね。それなくして改革案など、絵に描いた餅に見えるのでしょう」
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