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https://www.asahi.com/articles/AST6B057PT6BUTIL004M.html?iref=pc_politics_top
「備蓄米」狂騒曲のフィナーレ近し。
残る備蓄米は10万トン。
「アンコール」というわけにはいかない。
この後、どうする?、どうなる?
今や巷では、「お前んとこ、備蓄米買えた?」「いや。」が挨拶替わり。
買えたことを隠すムードまで・・・。
それも、もうすぐ終わりだ。
次は、「お前んとこ、ブランド米の値段下がった?」「いや。」が挨拶替わりの予感。
まさに「令和の朝三暮四」。
国民の何%の人が備蓄米を食する幸運に恵まれただろうか。
備蓄米を買えた人でも、一家族5s。ほぼ60食程度。
一息つくのは一瞬、直ぐ米櫃は底をつく。
それで節約できたのが2000¥余り。
次に買わされるのは5s、5,000¥のブランド米だ。
それがずっと続く、余りにも理不尽、余りにも不条理。
一時のバカ騒ぎの為に、米凶作時の備えを失う愚。
備蓄米を買えなかった人の鬱憤は、そのまま怒りとなって自公政権に向かう。
まさに食べ物の恨み・・・怖ろしか〜。
これを史家は歴史書に「令和の失政」と記す。
以下に記事の全文を転載する。
政府備蓄米の随意契約による放出について、小泉進次郎農林水産相は10日の閣議後会見で、新たに20万トンを追加で投入すると明らかにした。対象は2021年産10万トンと20年産10万トン。契約先はこれまで同様に小売業者で、大手、中小、米穀店ごとの枠は設けない。
まず21年産10万トンのほか、中小業者向けに放出を始めている6万トンの枠から2万トンを移した計12万トンについて、随意契約の申し込みを11日から受け付ける。小泉氏は会見で「(備蓄米が)安定的に出てきますよ、としっかりとお知らせをしたい」と語った。備蓄米の随意契約による放出は5月下旬に始めたが、一部の店舗で品切れも出ているという。
この12万トンを使い切る見通しになった段階で、20年産の10万トンを放出する方針。農水省は、すでに放出を始めている21年産については店頭での想定価格を5キロ1800円程度とし、より古い20年産は1700円程度になる見込みだという。
政府は備蓄米を3〜4月に入札によって計約31万トン放出。5月に農水相に就任した小泉氏は随意契約による放出に切り替え、まず30万トンを投入すると表明した。今回の20万トンの追加放出で、残る備蓄米は10万トンほどになる見込みだ。
小泉氏は「過去の事例を考えると、東日本大震災で4万トン、熊本地震で90トン(を放出)。十分対応できる水準だ」との認識を示した。
記事の転載はここまで。
その言動から思うに、小泉農水相は米を備蓄する目的を理解できていない。
食糧法においては、
米穀の備蓄とは、米穀の生産量の減少によりその供給が不足する事態に備え、必要な数量の米穀を在庫として保有することとされている(第3条第2項)
この法令を根拠に、10年に一度の規模で米の不作が2年続いても耐えられるように100万トンのコメを備蓄しているわけだ。
つまりは、10年に一度の不作の年に備蓄米はその役目を果たす。
「令和の米騒動」は人為的に作られた米不足、すなわち「米隠し」。
備蓄米を放出しても砂漠に水を撒くがごとしで、何の解決にもならない。
政策としては、これ以上の愚策はない。
小泉米が底をついたのを見透かすように、24年度産のブランド米がスーパーの店頭に山積みされ始めた。
値段はもちろん昨年の2倍以上。
備蓄米狂騒曲が終われば、そのあとすぐに参議院選挙。
立憲民主党は内閣不信任案を提出するかは「ニュートラル」と言って、煙に巻いているつもりのようだが、提出はないだろうから、ダブル選挙とはならない。
仮に提出されても「粛々と否決」の三文芝居。
「お前んとこ、ブランド米の値段下がった?」「いや。」
国民が期待していたのは、備蓄米の放出ではなく、流通ブランド米の昨年並みへの価格低下だった。
小泉農水相の「備蓄米の放出」の愚策、「ブランド米価格低対策」の無策。
国民はブランド米が店頭に並び始めて、そのことに気が付く。
もうすぐ参議院選挙。
その時、巷では、
「お前んとこ、自民党に投票する?」「嫌。」が挨拶替わり。
きっとそうなる。
備蓄米すら買えなかった「多くの国民」は怒っている。
何やっていたんだ・・・と。
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