★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297 > 502.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
石破首相vsトランプ大統領の直接交渉は早くも敗色濃厚…「関税撤廃→引き下げ」に方針転換か(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/502.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 6 月 16 日 23:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



石破首相vsトランプ大統領の直接交渉は早くも敗色濃厚…「関税撤廃→引き下げ」に方針転換か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373319
2025/06/16 日刊ゲンダイ


行ってきます(C)共同通信社

「国益を損ねることはない」──。日米関税交渉を巡り、そう繰り返してきた石破首相。カナダ西部のカナナスキスで開かれるG7サミット(現地時間16、17日)に出席するため、15日夜、政府専用機で飛び立った。サミットに合わせて開催予定の日米首脳会談が焦点のひとつだが、トランプ米大統領への直談判は早くも「敗色濃厚」だ。

  ◇  ◇  ◇

 石破首相が全幅の信頼を寄せる交渉担当の赤沢経済再生相は13日の日米両首脳の電話協議後、米ワシントンで4週連続、通算6回目の閣僚級協議を実施。ラトニック商務長官と約70分間、ベッセント財務長官とは約45分間会談し、終了後は記者団に「非常に突っ込んだやりとりを行い、合意の可能性を探った」と胸を張った。

 一方、G7での日米首脳会談で合意に至るかどうかについては「予断を持って話すことは控える」とけむに巻き、トランプ関税の全廃要求に関しては「強く申し入れた」という従来の主張から一転、明言を避けた。10日の閣議後会見で語っていた「(合意の)道筋は五里霧中」との認識から何らかの進展があった様子はうかがえず、「撤廃」よりもむしろ「引き下げ」を求める戦略に転換した可能性がある。

 赤沢氏は交渉の詳細を明らかにしないが、自身のXでは〈ハワード・ラトニック商務長官とはお互いを「ハワード」、「リオ」と呼び合う仲に!〉と大ハシャギ。交渉相手との親密アピールにいそしんでいるようでは、最大の争点である自動車関税の先行きも思いやられる。

 日本側は「自動車の市場開放」を求めるトランプ大統領に対し、輸入車への審査を簡素化する「自動車特別取扱制度」(PHP)の対象台数の引き上げや米国産の日本車の逆輸入などを提案してきた。しかし、米国側の食いつきはイマイチ。赤沢氏がガキの使いよろしく“アメリカ詣で”を重ねてきたのに、トランプ大統領は自動車関税について「近い将来、(25%から)引き上げるかもしれない」とまで言い出した。

専門家も相次ぎ悲観的に見方


「アメリカ詣で」に忙しいが口は重い…(14日、ワシントンでの会見)/(C)共同通信社

 関税交渉の行く末に、専門家も悲観的だ。

 15日のNHK「日曜討論」で、同志社大教授の三牧聖子氏(米政治・外交)は「撤廃は正直難しいのではないか」「じりじりと(撤廃の)可能性が閉ざされていっているような状況」と指摘。元駐米大使の藤崎一郎氏も「ウィンウィンはなかなか難しい」「(交渉結果に)あまり大きな期待を持ってはいけないのではないか」との見解を示した。

 もはや首脳同士の直接交渉の前から“勝負あった”の雰囲気が漂っている。

「交渉を経ても恐らく自動車関税は25%のままでしょう。トランプ氏が見直すとすれば、米国内の自動車価格が上がるなど、実害が生じてからではないか。例えば米フォードは定価から値下げして販売していますが、日本車が値上がりすれば、値下げする必要はなくなる。そうなるとトランプ信者も騒ぎ始めるでしょうし、支持者から突き上げをくらえばトランプ氏も関税見直しに舵を切らざるを得なくなると考えられます。いずれにせよ、交渉自体にあまり期待はできません」(経済ジャーナリスト・井上学氏)

 安倍政権時代の日米貿易協定で約束した日本車への「関税ゼロ」はどこへやら。理不尽なトランプ大統領に、石破首相たちは右往左往させられているだけだ。

  ◇  ◇  ◇

 日本の「交渉役」に抜擢された、石破首相の腹心、赤沢亮正経済再生担当大臣はどんな人物なのか。●関連記事【もっと読む】『トランプ関税「交渉役」に大抜擢…石破首相の腹心こと赤沢亮正経済再生相の“ホントの実力”』で詳しく報じている。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[245295] kNSCqYLU 2025年6月16日 23:55:56 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2064] 報告

2. 赤かぶ[245296] kNSCqYLU 2025年6月16日 23:57:03 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2065] 報告

3. 赤かぶ[245297] kNSCqYLU 2025年6月16日 23:57:53 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2066] 報告

4. 赤かぶ[245298] kNSCqYLU 2025年6月16日 23:58:44 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2067] 報告

5. 赤かぶ[245299] kNSCqYLU 2025年6月17日 00:00:23 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2068] 報告

6. 赤かぶ[245300] kNSCqYLU 2025年6月17日 00:05:03 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2069] 報告
<■77行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

石破総理がトランプ大統領に関税直談判へ 五里霧中に一筋の光?自動車「特別扱い」は【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】

2025/06/16 ANNnewsCH

 世界情勢を話し合うG7サミットが始まります。開催地カナダに到着する石破茂総理大臣は、トランプ大統領に関税措置の見直しを直接求めます。

■関税協議 五里霧中に一筋の光?

石破総理
「日本とアメリカ双方にとって利益になるというような合意が実現するように、最大限の努力をいたしてまいりたいと思っております」

 日本時間17日午前に行われる見通しの日米首脳会談。石破総理はトランプ大統領との直接交渉に向けて、出発の直前まで外務省幹部らと詰めの準備を行いました。

 この週末も、4週連続でアメリカを訪れた赤沢亮正経済再生担当大臣。6回目となる日米関税協議に臨み、翌日にはラトニック商務長官と電話協議を行いました。

 10日には「五里霧中にいるようだ」と顔を曇らせていましたが、13日は…。

赤沢大臣
「(アメリカの)両長官との間で、非常に突っ込んだやり取りを行い、合意の可能性を探りました」

 トランプ大統領は25%からさらなる引き上げをにおわせ、日本への影響も懸念されましたが…。

赤沢大臣
「交渉がまとまれば(自動車関税への)多くの国に適用されるルールとは別枠の特別扱い、例外ということだと思う」

 6回協議を重ねていることについても、前向きに捉えています。

赤沢大臣
「対面で協議を申し入れても、なかなかアメリカ側が受けてくれないという国が世界中に多数あると承知をしております。協議の時間もしっかり取れているということで、アメリカ側も真摯に対応いただいて、全力で交渉を進めているということだと思う」

■G7サミットで「対中国」は?

 日本が抱える課題は、アメリカとの関税協議だけではありません。

 先月、沖縄県の尖閣諸島周辺では、中国海警局のヘリコプターが初めて領空を侵犯。自衛隊の戦闘機が緊急発進し、緊張が高まっています。

 中国はレアアースの輸出規制など経済的威圧も強めていて、石破総理は唯一のアジアからのG7メンバーとして、対応策を提起する考えです。

石破総理
「アジアにしても、G7の結束ということが一番重要であり、具体的にどのようなことをしていくのかということを、アジアからの参加国としてまた日本として発信をしたい」

(「グッド!モーニング」2025年6月16日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

7. 赤かぶ[245301] kNSCqYLU 2025年6月17日 01:19:50 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2070] 報告

8. たぬき和尚[1834] gr2CyoKrmGGPrg 2025年6月17日 02:38:24 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1219] 報告
まあ大方の予想通り、トラ親父は安倍政権に引き続いて武器の爆買いを矯正して来るだろう。
親米売国チンジロウにぞっこんのゲル閣下はすっかりキンタマを握りつぶされているから、唯々諾々と従うんじゃないか? 安倍派ゾンビや、無能ご家老の森山も賛成してくれるしな。
9. たぬき和尚[1835] gr2CyoKrmGGPrg 2025年6月17日 02:39:02 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1220] 報告
8訂正 

矯正 → 強制

10. 赤かぶ[245330] kNSCqYLU 2025年6月17日 05:36:29 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2099] 報告

11. 赤かぶ[245331] kNSCqYLU 2025年6月17日 05:37:56 : gmRI8owhhl : WHNGdWkvYlNSbGM=[2100] 報告

12. ペンネーム新規登録[593] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2025年6月17日 06:10:00 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[844] 報告
トランプが赤沢交渉の中身を暴露してくれることに期待だなぁ。
消費税死守のため何を犠牲にしようとしたんだか。
13. 赤かぶ[245349] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:35:44 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[17] 報告

14. 赤かぶ[245350] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:36:43 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[18] 報告

15. 赤かぶ[245351] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:38:43 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[19] 報告

16. 赤かぶ[245352] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:39:59 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[20] 報告

17. 赤かぶ[245353] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:42:40 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[21] 報告

18. 赤かぶ[245354] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:47:44 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[22] 報告
<△29行くらい>

石破総理「トランプ大統領と率直な意見交換」関税協議は合意に至らず継続を確認(2025年6月17日)

2025/06/17 ANNnewsCH

 トランプ関税を巡る日米首脳会談で石破総理大臣は「双方の認識が一致しない点が残っている」として大枠での合意は見送り、協議を継続すると明らかにしました。

 石破総理は、カナダで開かれているG7=主要7カ国の首脳会議に合わせてトランプ大統領とおよそ30分間会談しました。

 石破総理は記者団に対し「今なお、双方の認識が一致していない点が残っているため、パッケージ全体としての合意には至っていない」と説明しました。

 トランプ大統領と閣僚協議の継続を指示することで一致したということですが、交渉の期限については示しませんでした。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

19. 赤かぶ[245355] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:52:24 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[23] 報告
<△23行くらい>

【速報】日米首脳会談を終え…石破首相が記者団にコメント

2025/06/17 日テレNEWS

G7サミットが開かれているカナダで、石破首相とアメリカのトランプ大統領との首脳会談が行われました。これを受け、石破首相が記者団の取材に応じました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/politics/4e54da7d540e4254bf997f9e08c541f3

(2025年年6月17日放送)

20. 赤かぶ[245356] kNSCqYLU 2025年6月17日 11:56:42 : Opexvnbdmg : eXdJaHN2ZEJkQy4=[24] 報告
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

トランプ大統領がG7サミット初日で異例の帰国へ 中東情勢に対応と説明も…早期帰国にはトランプ氏の持論影響の可能性

2025/06/17 TBS NEWS DIG

カナダで開かれているG7サミット=主要7か国の首脳会議で異例の展開です。アメリカのトランプ大統領が会議の終了を待たず、初日で帰国することを決めました。現地から中継でお伝えします。

トランプ大統領は初日の夕食会を終え次第、アメリカに帰国すると表明していて、まもなく、専用ヘリコプターに乗る見通しです。

アメリカ トランプ大統領
「帰国しないといけない。重要なことなんだ。あすもここにいられれば良かったが、みんな、大事なことだと理解してくれている」

ホワイトハウスは、トランプ氏がイスラエルとイランの攻撃の応酬が続く中東情勢に対応すると説明しています。

また、アメリカメディアは、トランプ氏が国家安全保障会議に対し、帰国後、ホワイトハウスの作戦指令室でただちに会議を開けるよう準備を命じたと伝えていて、現地での緊迫の度合いが一段と高まった可能性があります。

一方、G7サミットは2日目にはゼレンスキー大統領も加わってウクライナ情勢への対応を話し合う予定ですが、トランプ氏は不在となります。

アメリカ トランプ大統領
「G7はかつてはG8だった。オバマ(元米大統領)とトルドー(前カナダ首相)という人物がロシアを参加させたくなかった。それは間違いだった」

早期の帰国には「ロシアが参加しない枠組みでウクライナ情勢を話し合っても意味がない」というトランプ氏の持論が影響した可能性もあります。

トランプ氏は中東情勢の鎮静化を呼びかける共同声明に署名しない意向を示していたとも伝えられていて、トランプ氏を含めたG7が結束を示す難しさが浮き彫りになっています。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

21. カミー[2109] g0qDfoFb 2025年6月17日 15:24:37 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2834] 報告
>>20
ゼレンスキー、トランプに会って武器を出させると大口をたたいていましたが、とうの相手がいないのでは口だけでしたね、物乞い偽大統領、もう相手にされてないようです、しかし今もどこかの国の首相はゼレンスキーさまと付き従い破綻国家ギリシャより経済状況は悪いと言いながら何兆円も貢いでおりウクライナの公務員の給料も出しているようです。その国の何かが狂っているとは思いませんか。いやはや報道とは裏腹にトランプさんもその人相手にしてないようです(笑)。
22. 最後[73] jcWM4w 2025年6月17日 19:05:00 : bLSqGk98y2 : b2RldC5MU2ZuOXM=[6] 報告
非関税障壁の話以前に、関税障壁の話

日本は(アメリカの売りたい)米に200%相当以上の関税を40年もかけてきたのだから
自動車の関税として20%を400年取られてもおかしくない立場です

23. 銀の荼毘[1611] i@KCzOS2lPk 2025年6月17日 19:41:55 : mK5bA4mgIA : VHVPeFRmZWROUzY=[1] 報告

単純に。。。。


消費税止めい!と言われた。


消費税止めない!とすでに答えている。


この時点で🟰交渉は→日本が一方的に決裂させているので,他に引き換え条件なんか有るわけない。


24. サヨナラ自民党[106] g1SDiINpg4mOqZavk30 2025年6月18日 00:25:13 : 4pJdackMaf : UDJQVHJ1NUdKMnM=[42] 報告
もし安倍シンゾーだったら、トランプの要求を二つ返事で丸呑みしてただろうよ。
それと比較すれば頑張ってると言えなくもない。
ま、いずれにせよ、日本の完敗だけどね。
25. ノーサイド[5008] g22BW4NUg0ODaA 2025年6月18日 06:39:08 : uYyCT6CxiI : NW9GT1owYjdaWEk=[2] 報告

>石破首相vsトランプ大統領の直接交渉は早くも敗色濃厚

日本国憲法に制約を受ける日本の政治家なら石破でなくても誰でも負けるよ。(大笑)
    

26. カミー[2114] g0qDfoFb 2025年6月18日 08:16:28 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2839] 報告
>>22
そうなんだ、そんな考えもあるんだ、そんな発想できる人、日本人?(笑)。
27. カミー[2115] g0qDfoFb 2025年6月18日 08:22:23 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2840] 報告
石破は無能総理大臣なのだ、総理大臣職は部下にすべてをまかせ、結論がでたところで相手と握手をするとわきまえているようだ。それは楽しくてやめられない、態度もおのずと横柄になる。まあ、無能が何かするととんでもないことをするのでこれでいいのかも、無能菅を思い出して笑えて来る。
28. 秘密のアッコちゃん[1638] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年6月18日 08:26:16 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1076] 報告
<■136行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<主張>日米首脳会談 中東語らぬ首相は失格だ
社説
2025/6/18 5:00
https://www.sankei.com/article/20250618-PD3J5J24TJNYLPM34VXKJHB5BQ/
石破茂首相と日本外交の劣化に落胆の思いを禁じ得ない。
石破首相とトランプ米大統領が、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開幕したカナダ西部カナナスキスで約30分間会談した。
関税交渉で合意できなかったのは残念だったが、予想された話だった。
それとは別に、看過できない点がある。
イスラエルとイランの激しい交戦という中東問題を両首脳が協議したという話がまるでなかったことだ。
日本は原油の9割超を中東に依存し、日本向けタンカーの多くがペルシャ湾を航行している。
戦火がオイルルートを阻害する重大事態が迫っているかもしれない。
中東情勢への対応は日本にとって、関税交渉に匹敵する重大問題であるはずだ。
サミットで議論するだけでは足りない。
同盟国の大統領とせっかく会談したのに中東について話し合わないでどうする。
もし首相が、議論していたことを披露していなかったのであれば、それもおかしい。
日本が中東情勢に能動的に関わらない姿勢と見做されてしまう。
いずれにせよ首相には国を背負う覚悟が欠けていないか。
一方、合意できなかった関税交渉について首相は
「国益に沿った形での合意の可能性を探っている」
と述べた。
成果を焦る余り、首相が重視する米側の自動車関税などで安易に譲歩し、国益を損ねることが許されないのは勿論である。
だが、赤沢亮正経済再生担当相は既に計6回の閣僚会合を重ねている。
それでも一致していない交渉を打開できるのは両首脳しかいないのに、会談後も合意時期の目標すら明示しないというのはどうしたことか。
対中協議に重きを置くトランプ政権が、当初は最優先だった対日交渉の合意機運を低下させる恐れもある。
そのせいで日米協議が長引き、トランプ関税による日本経済への悪影響が広がることは避けたい。
米政権の高関税政策には揺らぎがある。
トランプ氏が自動車関税の更なる引き上げに言及する一方、ベセント財務長官は相互関税の上乗せ部分の停止期間を延長する可能性を示す。
石破政権に求めたいのは、米側に翻弄されず戦略的かつ主体的に国益を追求する姿勢だ。
合意の行方はトランプ氏次第などと受け身になる必要はない。

米関税交渉「もう一歩のところ」も…首相、参院選迫り安易な妥協できず 長期化の可能性
2025/6/17 20:11
https://www.sankei.com/article/20250617-UNFNOE43UVIHBD2ITSJEX5VKLA/
石破茂首相は2025年6月16日(日本時間17日)、高関税措置の見直しに向けトランプ米大統領と直接交渉に臨んだが、合意の目途は立たなかった。
「もう一歩のところまで進んできている」(政府関係者)
というものの、トランプ氏は日本の国益である自動車への追加関税を取り下げる気配がない。
首相も参院選前に安易な妥協はできず
「もう一歩」
が長期化する可能性もある。
■「認識一致せず」は自動車関税か
G7各国の首脳が直談判しようとトランプ氏を取り合う中、議長国カナダの次に選ばれた相手は石破首相だった。
日本政府は会談の開始間際までトランプ氏が応じるか確信できず、随行の外務省関係者や同行記者団にも知らされないまま突然、先進7カ国首脳会議(G7サミット)の討議の合間に非公開で始まった。
「包み隠さずに、率直に、互いの国益の実現のために腹蔵なく意見交換をした」。
首相は同行記者団に、こう振り返った。
ごく短時間で終わる懸念もあったが、想定を超える30分間続いた。
「双方の認識が一致していない点が残っている」
とも語った。
念頭にあるのは自動車への追加関税だ。
先立って赤沢亮正経済再生担当相は6回も訪米し、液化天然ガス(LNG)の輸入拡大、自動車の非関税障壁の改善、造船分野の協力などを米側に提案した。
2025年6月16日の首脳会談でもトランプ氏は提案を歓迎する姿勢を示した。
しかし肝心の自動車で折り合えず
「五里霧中」(赤沢氏)
の状況に変わりはない。
■トランプ氏は一言「よかった」
首相は2025年7月予定の参院選を念頭に、今回の首脳会談で
「一定の合意」
を目指していた。
だが、トランプ氏にとっては中国のレアアース(希土類)輸出規制の方が切実で、日本との合意を急がなかった。
首相がサミット直前に米国に立ち寄り、時間をかけて会談する案も頓挫した。
首相とトランプ氏は電話会談を4回重ねるなど相性は悪くない。
しかし実利を取るためのディール(取引)に翻弄された。
トランプ氏は日米首脳会談について記者団に問われると、合意への意欲を熱心に語った首相とは対照的に
「良かった」
とだけ答えた。
合意に達した英国には貿易協定を結ぶというカードがあった。
既に米国と自由貿易協定(FTA)締結済みの日本にはその切り札はない。
与党のみならず野党からも
「足元を見られない方がいい」
(立憲民主党の野田佳彦代表)
と安易な妥協に釘を刺す声が増した。
首相自身も
「早さを優先する余り国益を損ってはならない」
との姿勢を強めている。

日米首脳会談での関税交渉に評価二分、与党「関税交渉の行方注視」 野党「ひどい内容」
2025/6/17 12:07
https://www.sankei.com/article/20250617-IQZEF4RW2JPKRKBI4YEHETCJHE/
与党は2025年6月17日、石破茂首相とトランプ米大統領による首脳会談を受け
「日米関税交渉が進展するよう見守り、応援していきたい」
(森山裕自民党幹事長)
と、今後の交渉の行方を注視する構えだ。
野党は、両首脳が合意に至らなかったことを踏まえ
「酷い会談内容だった」
(立憲民主党幹部)
と批判した。
森山氏は記者会見で
「首相とトランプ氏の間で、率直な意見交換が行われた」
と指摘した。
同じ立民幹部は、イスラエルとイランの交戦が激化している中東情勢を踏まえ
「トランプ氏は関税交渉どころではないのかもしれない」
との見方を示した。
林芳正官房長官は会見で
「互いの理解を一層深めつつ、米関税措置をはじめとする諸課題に関し、率直な議論を交わすことができている」
と説明。
「我が国の国益をしっかりと守りながら、日米双方にとって利益となる合意が実現できるよう日米間で精力的に調整を続けていく」
と述べた。

日米首脳会談での関税協議「物別れ」に、武藤経産相「引き続き最優先で取り組む」
2025/6/17 11:40
https://www.sankei.com/article/20250617-T5MGMS4WONJHVHC7WT5LJDSRLI/
武藤容治経済産業相は2025年6月17日の閣議後記者会見で、トランプ米大統領による関税措置の見直しに向けた日米首脳会談が物別れに終わったことについて、
「双方にとって利益となる合意の実現に向け、引き続き最優先かつ全力で取り組む」
と語った。
幅広い分野での関税措置が発動済みの中、交渉の長期化による日本企業への悪影響が懸念され、石破茂首相の帰国を待って対応を協議する考えを示した。
日米首脳会談で両首脳の認識が不一致だった項目について、武藤氏は
「予断をもって話すことはできない」
と明言を避けた。
一方、交渉の長期化による日本企業への影響を巡っては、これまで企業からの資金繰りに関する相談も増えてきていることに触れ、近く3回目となる関連業界・企業に対する聞き取りを実施する考えを示した。
国・地域ごとに課す
「相互関税」
の上乗せ分の一時停止期限が2025年7月9日に迫っていることもあり、国内企業の状況把握に努めた上で
「対応を総理が帰国してから相談したい」
と語った。

G7での中東情勢声明にトランプ氏が署名拒否か、イスラエルに不利な内容を警戒 米報道
2025/6/17 7:25
https://www.sankei.com/article/20250617-AUIZQ4DLYVMMPPXCOJ6XPV2PQE/
米CBSテレビは2025年6月16日、トランプ大統領が先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、イスラエルとイランの交戦に関する共同声明に署名しない方針だと伝えた。
議長国カナダのカーニー首相は紛争拡大回避のため双方に自制を求めるメッセージの発信を目指すが、トランプ氏は先制攻撃したイスラエルに不利な内容になることを警戒しているとみられ、G7の亀裂が露呈する可能性がある。
G7首脳は2025年6月16日、中東情勢を協議。カーニー氏は共同声明の文言調整などを続ける方針で、最終的にトランプ氏と折り合い、G7が一致した対応を打ち出せるかどうかが焦点となる。
ドイツ政府高官は
「米国の判断に委ねられる。最終的には文言の問題だ」
と語った。
トランプ氏は、カナダ西部カナナスキスでの2025年6月16日のサミット開幕に先立ってカーニー氏と会談した際、イスラエルとイランの交戦は双方に
「痛み」
をもたらすとし
「イランは、この戦争に勝っていない」
と指摘。
イランは沈静化を望んでいるとの見方を示し、外交的に解決すべきだと述べた。
トランプ氏はイラン攻撃への関与を否定しているが、イランが報復として発射した無人機やミサイルの迎撃を支援するなど、イスラエルの防衛に協力している。(共同)


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

29. 身の丈外交[1] kGeCzI_kik@M8A 2025年6月18日 11:01:36 : XRIandrwck : Y2hFT0dlM01yVFk=[14] 報告

赤沢氏や石破氏が何度交渉しても埒が明かない理由が
データ化したら判明した

トランプの身長:190cm (体重:100kg)
ベッセントの身長:194cm
イーロンマスクの身長:188cm

どうも赤沢氏や石破氏が小柄なために
悔しいかな「小物扱い」されているんじゃないか
というきらいがある

以前WWEのCEOであるビンス・マクマホンが
プロレス興行「バトル・オブ・ビリオネアズ」で
トランプに丸刈りにされたことがあったが
これを踏まえて今後の交渉の際は
スーパーシークレットブーツで身長を200cm以上にして
両手には黄金のバリカンを振りかざしながら
「無くなるのは 貿易関税か!オマエの頭の羽毛か!」
と叫びながらトランプを見下ろす感じで交渉に望むとよいだろう
なぜならトランプにとって金以上に大事なのは
薄くなった頭の髪の毛だからである

「JAPANはオレのサティスファクションと
ウィークポイントのツボをよくわかってるな」
と案外交渉がうまくいくかもしれないし
世界中継された日本のパワー外交の映像を見て
「JAPANの本気はスゲーな!」 とシビレたニッチな投資家が
こぞって日本国債を買い求めるかもしれない

冗談のようだがこれは真面目な提案である

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK297掲示板  
次へ