http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/702.html
Tweet |

(詳報)参院選、尾辻朋実氏が初当選 鹿児島選挙区初の女性国会議員 自民の地盤崩す歴史的勝利
2025/07/21 06:01 南日本新聞
https://373news.com/news/local/detail/217535/
参院選鹿児島選挙区(改選数1)は、立憲民主党が推薦する無所属新人の尾辻朋実氏(44)が自民党元職の園田修光氏(68)=公明党推薦=ら3人を退け、初めての当選を果たした。県内選挙区では衆参を通じて初の女性国会議員となる。自民は2人区時代の1998年から独占してきた参院改選議席を奪われた。投票率は56.46%で前回2022年を7.83ポイント上回った。
鹿児島は参院選全体の勝敗を左右する32の改選1人区の一つ。尾辻、園田氏と参政党新人の牧野俊一氏(39)、NHK党新人の山本貴平氏(50)の4人が立候補し、消費税減税・廃止などの物価高対策や農業振興を巡り論戦を交わした。
尾辻氏は自民重鎮で参院議長を務めた現職尾辻秀久氏の三女。商社勤務や秀久氏の秘書を経て、自民公認での出馬を目指したが選考に漏れた。その後、立民推薦を受け立候補した。
選挙戦では就職氷河期世代や子育て世代をアピール。父の政治信条「虫の目に徹する」を継ぎ、食料品消費税ゼロや選択的夫婦別姓の実現を訴えた。候補者調整で尾辻氏に一本化した共産党をはじめ野党支持を幅広く受け、秀久氏の知名度を生かして保守層も取り込み、30万票を獲得。自民の地盤の厚い鹿児島で歴史的な勝利を手にした。
園田氏は多くの企業団体の推薦を得て、県議や市議、首長らと徹底した組織戦を展開した。自民党の森山裕幹事長も連日応援に入った。衆参約10年の実績をもとに「社会保障の即戦力」と強調したが、無党派層に浸透できず、自民が守ってきた参院の選挙区2議席の一つを失った。
医師の牧野氏は、選挙期間中も勤務を続けながら「減税と積極財政」を訴えた。地方議員やボランティアらの草の根的なチーム戦で支持を急拡大させた。交流サイト(SNS)を駆使し10代から40代を中心に浸透。既存政党による政治に不満を抱く有権者の心をつかみ、17万票を積み上げた。
山本氏は過度な外国人材受け入れ反対を主張。主に自宅のある東京から浸透を図ったが及ばなかった。
当日有権者数は130万1716人(男60万9843人、女69万1873人)。投票者総数は73万5006人だった。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ 前へ
- 自民重鎮の現職尾辻秀久氏の三女が当選 新共産主義クラブ 2025/7/21 10:04:04
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。