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二階俊博ジュニア落選で和歌山の「王国」終焉…石破首相も駆けつけた個人演説会はガラガラだった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/375041
2025/07/21 日刊ゲンダイ
二階ジュニアは世耕氏にリベンジならず(C)共同通信社
「二階王国」の終焉となりそうだ。
保守分裂となった和歌山選挙区は、前有田市長の望月良男氏が、自民党の二階俊博元幹事長の三男・伸康氏を約3万4000票差で制した。望月氏は自民党の公認を巡る選考で伸康氏に敗れたものの、無所属で立候補していた。
伸康氏は世耕弘成前参院幹事長に大敗した昨秋の衆院選に続き、2連敗。衆・参どちらの選挙でも勝つことができず、父から息子への「王国」禅譲はもはや絶望的だ。
当初は知名度が低い望月氏の劣勢が報じられていたが、選挙戦は事実上「二階vs世耕」の再燃。望月氏と関係の近い世耕氏の存在が形勢を逆転させた。
「世耕事務所関係者が望月陣営の選挙運動を手伝うなど、陰でバックアップ。中盤からは世耕さん本人も表に出て、何度も望月さんの応援に入った。世耕さんは参院時代に県内全域に強固な地盤を築いており、その影響力は絶大でした」(県政担当記者)
地元政界には修復不可能な溝も
伸康氏は不倫スキャンダルが報じられるなど、地元でイメージが悪化していたこともあり、両陣営の勢いは対照的だった。
「8日に和歌山市内のホテルで行われた個人演説会には石破首相が応援に駆けつけたものの、キャパ約450人の会場で席が半分しか埋まらずガラガラでした。演説会では鶴保庸介参院議員の『運のいいことに能登で地震があった』の舌禍も飛び出し、伸康さんはさらに失速。一方、望月さんが11日に地元・有田市で開いた個人演説会は、約700人の会場が満席になり、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした」(前出の県政担当記者)
“世耕陣営”は2度の完勝。だが「世耕王国」を築くにはひと筋縄ではいかなさそうだ。
「この選挙で、地方議員や地元首長が二階派と望月派に分かれ、修復不可能な溝が生じてしまった。地元政界の分断は当面、収拾がつかないだろう」(自民党和歌山県連幹部)
二階派と世耕派がガチンコで争った”紀州戦争”の余波は、しばらく続くようだ。
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