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高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/152.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 9 月 16 日 19:35:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377590
2025/09/16 日刊ゲンダイ


印象は変わりましたか?(9月2日撮影)/(C)日刊ゲンダイ

 石破首相の後継を選ぶ自民党総裁選は5人の争いが確実で、今週は出馬会見ラッシュとなりそうだ。現時点で高市早苗前経済安保相(64)と小泉進次郎農相(44)の一騎打ちの構図は揺るがず、女性初の総理を目指す高市氏は打倒進次郎氏に向け、マイナス面の払拭に躍起だ。

  ◇  ◇  ◇

 本命2人の勝敗を握るのは、まず国会議員票の動きだ。前回1回目の投票は進次郎氏の75票が最多で、高市氏が72票と続いた。票の動きを左右するのは、いまだ党内に影響力を持つ重鎮の意向である。石破首相を除く首相経験者3人のうち、すでに菅副総裁は進次郎氏の後ろ盾を気取り、岸田前首相は財政政策などの相違から高市氏を推すとは考えにくい。前回は自派に所属した議員に、決選投票では「高市以外に」と密かに呼びかけたほど。それでも高市は11日に議員会館の事務所に岸田前首相を訪ね、立候補を伝達した。誠意を見せることで政策面の垣根を越え、支持を得たいのだろうか。

 残るは党最高顧問の麻生氏の判断である。前回は、首相時代に「麻生おろし」を仕掛けられた石破首相への遺恨もあり、高市氏を支持。決選投票で敗れ、非主流派に転げ落ちた。

「前回は石破憎しの感情が勝り、判断を誤ったと後悔しきり。その苦い経験から、今回は失敗できないと“勝ち馬”を見極めるまで様子見ムードです。特に高市さんへのこだわりはなく、勝ちさえすれば進次郎さんに乗っても構わないようです」(麻生派関係者)

前回の党員票は「下駄をはかせた数字」


前回の総裁選では禁じ手「リーフレット」の送付、今も「裏金議員らの押し」の印象も…/(C)日刊ゲンダイ

 議員票と同数の295票が割り振られる党員・党友票も大事となる。前回は、高市氏がトップの109票を獲得。進次郎氏は61票で3位にとどまった。「地方は高市優勢」と語られているが、「下駄をはかせた数字」と自民党関係者はこう言う。

「大ひんしゅくを買った政策リーフレットの影響です。高市陣営は『金のかからない総裁選』との党方針に反し、全国の党員30万人にリーフレットを郵送。禁止通達の前に送ったと言い張ったが、他陣営の支持者に『今回、うちの先生は高市さんを応援するの?』と誤解を与えた。忘れられがちですが、アレがなければ彼女の党員票は2〜3割ほど減っていたはずです」

 前回、高市氏の推薦人20人のうち旧安倍派の裏金議員が13人も名を連ねた。衆院選と参院選を経て、すでに9人が政界を去ったが、裏金議員に推される印象がつきまとうのも、高市氏にはマイナスだ。

「高市さんは11日夜に議員宿舎で約20人の議員と会合を開き、推薦人確保のメドが立った。その後、取材に応じたのは、衆院当選5回で無派閥の黄川田仁志議員。裏金イメージ払拭のため、今回の推薦人名簿は恐らく旧安倍派の色を薄める方向になるのでしょう」(別の自民党関係者)

 高市本人もイメチェンを図っているという。14日の日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」は、高市氏が周囲に「“高市改造計画だ”と言われてメークのレッスンに行った」と漏らしたと伝え、“改造”後の写真を見たメーキャップアーティストは「共感性のあるほんわかメーク」とコメントしていた。

 はたして付け焼き刃の裏金隠しと変身メークは奏功するのか。

  ◇  ◇  ◇

 早くも市場は「サナエノミクス」に浮かれているが庶民への恩恵は期待できなさそうだ。●関連記事【もっと読む】『市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹』で詳報している。
 

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コメント
1. 赤かぶ[250735] kNSCqYLU 2025年9月16日 19:35:59 : h0A1BMgR4A : UVc3RXlvdjBTYnc=[533] 報告

2. 赤かぶ[250736] kNSCqYLU 2025年9月16日 19:42:31 : h0A1BMgR4A : UVc3RXlvdjBTYnc=[534] 報告
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高市氏出馬へ推薦人にめど 小林氏表明「覚悟を固めた」 総裁選へ各陣営の準備加速【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年9月12日)

2025/09/12 ANNnewsCH

 11日夜、高市早苗前経済安保担当大臣(64)が自民党総裁選挙へ出馬する意向を支持する議員に伝えました。昼には、小林鷹之元経済安保担当大臣(50)が出馬を表明しています。

■高市氏出馬へ 推薦人にめど

 11日、高市氏を支援する議員らの会合が行われました。去年、自民党総裁選に立候補し、決選投票で石破総理に敗れた高市氏。会合後、高市氏を支援する議員の一人・黄川田仁志衆院議員はこう話しました。

「20名弱の国会議員が集まって、高市先生もいて。本人はこの総裁選挙に出馬する意思を固めた」
「(Q.推薦人20人のめどは?)はい、それはついています」

 前回の総裁選の推薦人のうち9人は落選や引退をしていますが、立候補に必要な推薦人20人の確保にめどがついたということです。

「私個人の思う高市先生の強みは、やはり保守中道であると感じている。しっかりと保守政党としての自民党、これを立て直せるのが高市先生」

 高市氏と同じ保守系の小林氏も、11日に出馬を表明しました。

「私、小林鷹之は自民党総裁選に臨む、その覚悟を固めました」

 少数与党の政権運営で課題となるのが、野党との連携です。野党が訴える消費税減税について問われるとこう答えました。

「消費税を含めてさまざまなアプローチがあると思うので、そうした選択肢について聖域を設けることなく、一つ一つ検討し、野党と少数与党のこの状況で誠実に向き合っていく」

■「もっと成長しないと」小泉氏

 動向が注目される小泉進次郎農林水産大臣(44)は、11日も出馬を明言しませんでした。

「この1年間、私なりに自分を鍛え、もっと成長しなければならないなと挑んできたところ」
「政治家にとって、毎日毎日が日々の鍛錬。去年の総裁選に出たことも、日々の鍛錬のなかで挑もうと。しかし、力及ばず敗れたわけです。それからも日々の努力を重ねてきたつもりだが、最終的にこの局面においてどう対応すべきかよく考えたい」

 林芳正官房長官(64)は、来週出馬を表明する方向で調整を進めています。

(「グッド!モーニング」2025年9月12日放送分より)

[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

3. 赤かぶ[250737] kNSCqYLU 2025年9月16日 19:48:17 : h0A1BMgR4A : UVc3RXlvdjBTYnc=[535] 報告
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

【次の自民党総裁】高市氏29%でトップ 2位小泉氏25%【NNN・読売新聞 世論調査】

2025/09/15 日テレNEWS

NNNと読売新聞が今月13日から14日まで行った世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいかたずねたところ、1位は高市前経済安保担当相で29%、2位は小泉農水相で25%でした。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/polit...

世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいか、去年の総裁選に立候補した9人のうち石破首相を除く8人の中から選んでもらったところ、高市前経済安保担当相が29%で1位、2位は小泉農水相で25%でした。3位は茂木前幹事長、河野前デジタル相の2人が7%で並びました。5位は林官房長官で6%、6位は小林元経済安保担当相で3%となっています。

自民党支持層に限ってみると小泉氏が33%で1位となり、高市氏が28%、河野氏9%、林氏8%、茂木氏6%、小林氏5%、の順でした。

総裁選で特に議論してほしい政策や課題は「物価高対策」が88%で最も多く、「景気や雇用」が85%、「外交や安全保障」が78%で続きました。「自民党改革や政治資金問題への対応」は65%でした。

総裁選の候補者は、他の政党とどのように連携していくか説明すべきだと思うか、には、「思う」が84%にのぼりました。

自民党と公明党の連立政権に加わるとするなら、どの政党が望ましいかを次の3つの政党で尋ねたところ、最も多かったのは、国民民主党で38%、次いで日本維新の会が21%、立憲民主党が20%でした。

石破首相の退陣は妥当だと思うか、たずねたところ、「思う」は64%、「思わない」が28%でした。

自民党支持層に限ってみると、「思う」は55%「思わない」は40%でした。

政党支持率では1位の自民党が27%で、8月下旬に行った前回から4ポイント上がりました。2位が国民民主党で9%、3位が参政党で8%、4位が立憲民主党で5%でした。

「支持する政党はない」は35%で前回から3ポイント上がりました。

石破内閣の支持率は34%で前回から5ポイント下がりました。「支持しない」は54%で前回から4ポイント上がっています。これを自民党支持層に限ってみると、「支持する」が63%、「支持しない」が29%でした。

石破内閣のおよそ1年間の実績については、「多少は評価する」が38%、「あまり評価しない」が36%でした。

■NNN・読売新聞世論調査
9月13日から14日 全国有権者に電話調査

固定電話 420人回答率56%

携帯電話 623人回答率34%

合計1043人が回答

(2025年9月14日放送)

4. 紫陽花U[55] joeXeonUh1U 2025年9月16日 20:07:56 : tf24AGL7rA : ai9MZm55M3Jrci4=[1] 報告
 
「裏金議員隠し」ですか……

多くの有権者が石破茂氏に求めたものはまさにそれ、裏金への断罪ではなかったか。しかし、石破氏はそのために充分働かなかった。

高市氏「法的には(裏金議員への)処分は終わっている。党内処分も決まった。(それにもかかわらず)何かを言うのはおかしい」

この人も、長きに亘った自民党政権に対する国民の疑惑・不審の深さには思いが至らないようですな。
 

5. ノーサイド[5849] g22BW4NUg0ODaA 2025年9月16日 20:50:58 : Rr2g3DJx1A : OG83SGF5RGtSeDY=[2] 報告

裏金議員が日本を衰退させることはないが、小泉進次郎首相で日本は衰退する。(大笑)

    

6. 氷島[2514] lViThw 2025年9月16日 21:43:37 : de2yeg43JU :TOR QVJuU242ZS5UNms=[18] 報告
進次郎も財務省に屈服 財務相が選対本部長に 減税も解雇も別姓も封印 マイルド公約で逃げ切り作戦
https://youtu.be/PlrGhnkfohI?si=v_70bSX9-SczfUkD
⇒《加藤財務大臣が選対本部長として進次郎陣営のど真ん中に陣取ることは、財務省が進次郎陣営を切り盛りするという宣言です》
⇒《加藤さんが…大物厚労族であることです》

財務省・厚労省をバックにつけたら、減税も社会保障減額も封印でしょうなぁ…
(選挙後の連立も視野に入れて、維新も社会保障費減額を封印するのかな…)
減税も社会保障減額も反グローバリズムも封印し、ポエム一本勝負か!
これで勝てたら凄いね。「飛車、角、金落ちでも楽勝」って感じ。
これで野党が負けたら嘲笑えるね。「あんたらどんだけ選挙に弱いのよ」「どんだけ財務省の手先なのよ」って感じ。

せめて高市早苗氏にして、反グローバリズムだけでも公約に盛り込んだほうがいいのでは?

7. サヨナラ自民党[307] g1SDiINpg4mOqZavk30 2025年9月17日 00:15:59 : xKTpSdSD7s : SlliT1VWTktrTnc=[44] 報告
傲慢な性格はもちろんのこと、顔も嫌い。
だから早く表舞台から消えてほしい。
8. 2025年9月17日 00:33:42 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1764] 報告
メスヘビの顔面は地盤改良工事の必要があるから、お得意のナチスクリニックで整形手術してもらったら?
9. にゃん太郎[309] gsmC4YLxkb6YWQ 2025年9月17日 08:04:58 : s9AepYwvqM : VUJaVkg2Smx2NlU=[233] 報告
初の女性総理大臣なるか。
官房長官を小野田紀美にしてみてはいかがだろう。
10. ノーサイド[5852] g22BW4NUg0ODaA 2025年9月17日 08:17:24 : MB70arwL66 : V1o2dGVycDU2TE0=[3] 報告

日本が衰退しようがどうでもいい、極右の高市早苗を首相にするなー。(爆笑)
   
11. 黒雪だるま[93] jZWQ4YK@gumC3A 2025年9月17日 08:43:29 : x9GjACWCHk : OGRNRjBudTQxb2M=[93] 報告
エボラ高市がどうしたって?
何もかも隠しきれてねーよ!
SNS規制捗りそうだな?
12. たぬき和尚[2271] gr2CyoKrmGGPrg 2025年9月17日 09:59:44 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1768] 報告
>>9
幹事長は有村治子か?
党三役も女性で固めるだろうね。
13. 2025年9月17日 13:04:50 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1769] 報告
タカナチさんはやっぱこれ

↓↓↓

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20221004000303.html

14. 秘密のアッコちゃん[1921] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年9月17日 15:13:25 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1359] 報告
<■295行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
さらば石破茂よ! 日本国民、覚醒のとき
正論2025年10月号 小川栄太郎
■「反安倍」石破の敗因
石破氏は、言うまでもなく
「反安倍」
のポーズを掲げ続けた政治家である。
反安倍的なイデオロギーや政策を持っているわけではない。
反安倍そのものが自己目的と化してしまい、全く政策を持たぬまま総理になった。
マスコミや左派、立憲民主党と親和性の高い異様な政権と言える。
だが、マスコミによる歓迎ムードの中で誕生した石破政権は、発足直後に解散した衆議院選で大敗してしまう。
旧安倍派の裏金問題が尾を引いたとは言え、マスコミが長年喧伝してきた石破人気そのものに実態がなかったのである。
石破氏は責任を取らなかった。
その後、森山裕幹事長による言わば与野党国体政治型の政権維持を重ねた挙句、外交における無策を重ね(恥ずかしい多くの場面が脳裏をよぎる)、何ら政治的な成果を上げられぬまま、2025年6月の東京都議選で大敗を喫し、続く参議院選挙でも大敗した。
衆参で共に少数与党に転落した。
しかし、何故ここまで負け続けたのだろう。
石破政権には政治的成果はなかった。
だが、それだけでは選挙に大敗する理由にはならない。
大きな不祥事や失点はなかったし、マスコミは石破叩きを手控えていた。
立憲民主党、共産党など左派野党の追及もまるで甘かった。
それでも尚、歴史的大敗を喫した。
何故なのか。
各政党の得票を見れば明らかだろう。
石破政権が、保守旋回する国民から強く嫌気されたのである。
明確な日本人ファーストを打ち出した参政党が前回より566万票を上積みして743万票を獲得し、立憲民主党を抑えていきなり野党第2党に躍り出た。
尋常ではない強い民意の表現として受け止めるべきだ。
国民民主党も、保守的な看板をかけ、103万円の壁に代表される減税論議をリードしたため大幅に票を伸ばし762万票を獲得している。
この両党に日本保守党298万票を加えると、保守野党が今回、合計1800万票を比例で叩き出した。
他方、自民党は前回から545万票を減らし、1281万票を獲得するにとどまった。
もちろん裏金問題など関係ない。
この問題を躍起になって叩いて来た立憲民主党は横ばい、共産党は敗北している。
有権者はマスコミと左派野党の演出する不祥事などにはもう乗せられない。
彼らの意識の中で、巨大な保守旋回が生じたのである。
それが石破氏という壊れた綴じ蓋のお陰で明るみに出たのだ。
欧米ではこの10年進行している現象である。
我が国では安倍晋三という稀有なバランサーが、保守イデオローグでありながら、政策は中道左派を取り、国民に広く受け入れられる政権運営を行ってきたため、急激な右旋回はなかった。
しかしそれなら石破氏が一体何をしたというのだろう。
無策で、無能。
それは間違いなく大きな敗因ではあったろう。
だが、それを言うなら国民の多くは政策能力に当座期待できない参政党に743万票をいきなり与えたのである。
敗因は現実政策以上に石破茂の
「反安倍」
にある。
彼を
「反安倍」
と見たからこそ、マスコミや左派政党は批判を手加減した。
それは今般の極左による
「石破辞めるなデモ」
や石破氏への福島瑞穂氏や辻元清美氏らのエールで明瞭になった。
逆に、民意は、それに対して過激なまでにノーを突き付けた。
「反安倍」
のリーダーが率いる自民党に入れるぐらいなら、安倍氏が体現していた日本への回帰路線をより明確に打ち出し始めている参政党や日本保守党、また自民党より国民目線に立っていると感じられる国民民主党への
「期待」
に1票投じようということになったわけだ。
■怪我の功名
石破氏の怪我の功名はここにある。
石破氏が自民党総裁であるが故に、こうした構造が炙り出されたと言えるからだ。
第1に、民意のトレンドが保守旋回であることが石破氏のお陰でかつてなく鮮明に見えて来た。
自民党へのお灸はかつてのように自民党より左に向かわず、自民党より右に向かう。
いや、お灸とは言えない。
寧ろ、新興保守政党への期待は消去法のものではなく、熱く前向きなものと言える。
国民は日本への回帰を、明確な政治意思として示し始めたのである。
第2に、自民党そのものの地盤が急速に緩み始めており、明確な保守軸を打ち出さない限り、看板だけではもう戦えないことが明らかになった。
自民党は保守主義政党としての旗を今一度明確にしない限り、かつての社民党同様、イデオロギー上の理由によって短期間に凋落する。
歴史は非情であり、この速度は恐らく加速こそすれ、失速はしない。
自民党はその自覚に立ち、保守軸を明確にし、その規範となる自民党綱領に立ち返らねばならない。
■力を失うマスコミ
そうした長期トレンドは明白であるにもかかわらず、抵抗しているのがマスコミである。
マスコミは、国民意識の保守旋回を未だに報道しようとしない。
参政党に難癖をつけ、旧安倍派を残敵掃討作戦のように狙い撃ちし、石破氏に有利な世論調査の数値を並べ、政権の座に留めようと必死である。
自民党は、こうしたマスコミに幻惑されては決してならない。
寧ろ、これを機にマスコミには最早選挙結果を左右する力が無いことをはっきり認識する必要がある。
参議院選挙前、参政党はテレビでとことん叩かれたにもかかわらず743万票を叩き出している。
令和の米騒動で俄かに脚光を浴びた小泉進次郎農林水産大臣の小泉劇場はテレビが好意的に報道し続けたにもかかわらず、都議選、参院選に全く影響を与えることは出来なかった。
マスコミの誘導は最早限定的である。
国民は今や、イデオロギーや政策で政治家を選び始めているのだ。
だからこそ、自民党よ、保守回帰をして、明確に国家を語れ。
勿論、物価高対策など国民生活を守る政策は野党型の即席、部分的な提案ではなく、長期的な国家ヴィジョンと共に語れ。
一方、保守論壇は一過性の視聴者や読者の誘導ではなく、安部氏の大きな2つの業績、つまり自民党総主流派体制を維持すること、そしてレジームチェンジを完遂するには周到で地味な作業が必要であることに立ち返り、安部氏の不在をしっかり埋めてゆこう。
総理としての石破氏を退場させても、ただこれを嘲笑って忘れ去っては、歴史は前に進まない。
必要なのは「石破氏」を真に克服することなのである。

初志を忘れた自民党 参政党という劇薬 令和の保守合同は誰が主導する
正論2025年10月号 ジャーナリスト 上島嘉郎
2025年7月の参議院選挙で石破茂総裁率いる自民党が大敗を喫し、自公合わせて過半数割れとなったことは何を示すのか。
石破茂氏は昨年2024年10月の衆院選、今年2025年6月の都議選、今年2025年7月の参院選と3連敗した。
安倍晋三氏の匍匐前進を台無しにしたと云ってよい。
政治資金の取り扱いを巡る問題で、司法当局の処分が決まった一事不再理の原則を軽んじ、それを蒸し返す野党とメディアに迎合し、党内の保守派を非公認という形で切り捨てた。
「政治とカネ」
の問題はどうでもよい、とは言わぬが、保守派の多くが今は亡き安倍晋三氏の派閥に属していたことを考えると、それは実質安倍派潰しであり、岸田文雄氏、石破茂氏、先の衆院選の選対委員長だった小泉進次郎氏らによってなされた。
国民の信頼回復のためにと言って、結果は安倍派を潰し、自民党内の保守派を減らしただけだ。
自民党の退潮は、石破茂氏によって突然もたらされたものではない。
”岩盤保守層”は以前から離れつつあり、岸田文雄氏による令和5年のLGBT理解増進法の拙速強引な成立辺りから加速化した。
岸田文雄氏は首相就任当初は安部氏の考え方、路線を引き継ぐと語ったが、方便でしかなかった。
石破茂氏は明確に
「反安倍」
であり、むしろ
「アベ政治を許さない」
とプラカードを掲げて国会周辺に集まった運動家たちに親和性がある。
石破茂氏の歴史観、財政や税制に関する考え方に岩盤保守層は反発した。
国政に参画以後の石破茂氏が、自民党の使命を等閑に付し、党是たる
<憲法の自主改姓>
を論じながらも、それから逃げ、一歩でも前進しようとする安倍晋三氏を背後から撃ったことを見てきたからだ。
行き先を失った岩盤保守層は、国民民主党と参政党に流れた。
自民党の対抗馬たる立憲民主党は改選前と同じ議席にとどまり、比例票でも国民民主党、参政党に次ぐ野党第3位。
産経新聞社とFNNが2025年7月26日、27日に実施した合同世論調査でも支持率は国民民主党、参政党の後塵を拝している。
社民党、共産党のイデオロギー政党は戦後体制の残滓としてその落日が一層鮮明になった。
立憲民主党の野田佳彦代表は、石破茂内閣に不信任案を突き付けないばかりか、暗黙の共闘関係が両氏の間にあるのではないかと思える。
自民党、立憲民主党の大連立構想が取り沙汰されるが、それはまさに55年体制の変形である。
「日本を国家たらしめない」
という戦後体制の温存に他ならない。
自民党が等閑に付してきたことを、最も鮮明に汲み上げようと物議を醸したのが参政党である。
「日本人ファースト」
というスローガンは、俄かに移民・外国人問題を選挙戦の争点にし、人権論を盾に左派から強い非難を浴びたが、国民のやり場のない鬱屈と不信感に風穴を開け、大きな支持を得て政局のキャスティング・ボードを握り得る踏み台に上った。
躍進と言って良い。
参政党躍進の背景にあるものこそが、繰り返すが自民党が長年おざなりにしてきたものだ。
参政党代表の神谷宗幣氏が吹田市議会議員だった頃に作った
「龍馬プロジェクト」
という地方議員のグループがあった。
平成24年から25年だったか、筆者がまだ在職していた『正論』の誌面を彼らのために割いたことがある。
神谷宗幣氏らの掲げる
「国是十則」
という政策は、率直に共感できるものだった。
天皇と皇室を敬い、世界最古の皇統を守り続ける。
日本の歴史・伝統・文化を重んじる新しい憲法を制定する。
先人が紡いだ歴史に感謝し、個人の独立自尊の精神を育む国民教育を行う。
国家の主権と国民の生命財産を守るためにしっかりとした国防体制を作る。
国民が仕事と希望を掴める
「公益経済」
の仕組みを確立する等々。
正確な文言は記憶していないが、新奇を狙った才気走ったものでもなく、平凡ながら、歴史的に培った常識的な主張だと思った。
汲むべきは、今日の日本の何が問題なのか、何を守り、何を変える必要があるのかということについて率直な姿勢で臨んでいることだ。
これが現在の参政党においてどれほど尊重されているかは詳らかに知らない。
参政党は未熟である。
けれどもそれは期待出来ないということではない。
「ワクチンは殺人兵器」
「世界はディープステイトに牛耳られている」
「小麦粉は戦前の日本にはなかった」
・・・これらの党関係者の発言はいずれ党の公式見解としては否定、撤回されてゆくだろう。
確かに国民は、我が国の要路に対して不安や不信感に囚われている。
人心と社会の安定のために政治がそれに応えてゆくことは不可欠だが、根拠曖昧な話や事実の裏付けのない煽情的な話は不安、不信を解くことにならない。
理念や政策が彫琢されるのを待ちたい。
戦後体制が続くことに国民は強い疑問を持つようになった。
国家再建が究極の政治課題として、現在の自民党がそれを担えないのならば、70年前の1955年を想起して保守政治の再構築のために
「令和の保守合同」
が不可欠になる。
多党連立ではない。
その主導役となり得るのはどの党なのか。
参政党は劇薬かも知れないが、座して衰弱死を待つよりは服用してみるが良いではないか。

「裏金議員」呼ばわりはレッテル貼りの「報道冤罪」
正論2024年12月号 政策シンクタンク 原英史
(前略)
今回2024年10月の衆院選では
「裏金議員」
という一部報道機関によるレッテル貼りが、深刻な影響をもたらしたのではないか。
派閥の指示で記載しなかったに過ぎない議員たちが、あたかも私的流用や不正蓄財など不正を働いたかのようなレッテルを貼られ、非公認や比例名簿不掲載などの扱いを受け、不利な状況で選挙を戦うことになった。
中には出馬を断念した人もいた。
何故こんな報道がなされたのか。
どう間違っているのかを説明していこう。
■「裏金議員」か「不記載議員」か
新聞報道には
「裏金議員」
という用語を用いるものと、
「不記載議員」
を用いるものがある。
朝日新聞は、1面トップで
「裏金議員」
を繰り返し見出しに掲げ、
「裏金議員」
と題する一覧表を掲載するなど
「裏金議員」
表記で徹底している。
毎日新聞も同様で、社説の見出しなどにも用いる。
一方、日本経済新聞は
「不記載議員」
と表記する。
読売新聞や産経新聞も一部混在があるが、基本的に
「不記載議員」
を用いているうようだ。
読者の中には、福島第1原発の処理水放出を巡る報道を思い起こす人もいるのではないか。
日経・読売・産経各紙が
「処理水」
を用いる一方、
朝日・毎日・東京各紙は
「汚染水」
「処理汚染水」
などを用い、あたかも汚染しているような印象を広げた。
本誌にしばしば寄稿する林智裕氏はこれを
「報道加害」
と呼んでいる(著書『「正しさ」の商人』など)。
今回の
「裏金議員」
も似通った図式だった。
「裏金」

「不記載」
かについて、2024年10月の党首討論でも議論があった。
野田佳彦・立憲民主党代表が政治資金問題を追及した際、石破茂首相はこう切り返した。
「『裏金』は決め付けだ」
「不記載だ」
「誰からいくら貰い、出入りがきちんと示されることが重要で、その記載をしなかったということだ」
ここまで明快な答弁だが、その後が分かりづらい。
野田氏は更に旧石破派(水月会)の政治資金問題を追及した。
キックバックとは関係ないが同じく
「不記載」
の事案だ。
石破首相はこう答弁、旧安倍派(清和政策研究会)などと異なり、これは単なる
「事務ミス」
だと強調した。
「構造的に不正が為されたものではない」
「裏金化し、誰かが利益を得たことは一切ない」
同じ
「不記載」
でも、旧安倍派と旧二階派(志帥会)の不記載は
「悪い不記載」、
旧石破派や旧岸田派(宏池政策研究会)の不記載は
「単なる事務ミス」
ということらしいが、前者でも私的流用などが判明したわけではない。
これでは、朝日新聞などは
「ともかく『悪い不記載』だと首相も言うのだから、『裏金議員』と呼んでも差し支えないはず」
と受け止めたのではないか。
更に、立憲民主党などの野党は、所属議員の不記載は
「単なる事務ミス」、
自民党旧安倍派などは
「裏金議員」、
と堂々と区別出来ることになった。
■「裏金」とは何か
何故こんなおかしな事になったのか。
出発点に遡るとそもそも
「裏金」
という言葉は、広辞苑によれば
「公式の帳簿に記載しない、自由に使えるように不正に蓄えた金銭」
を意味する。
この問題を最初にスクープして新聞協会賞を受賞した(しんぶん赤旗から異議があるが)2023年12月1日の朝日新聞では、こう書かれていた。
「最大派閥の清和政策研究会(安倍派)が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがある」
確かに、帳簿に記載されていない可能性があり、私的流用や不正蓄財など勝手気ままに使われていた可能性もあった。
この時点で
「裏金の疑い」
があるのはその通りだった。
しかし、その後どうなったかと言えば、東京地検特捜部の捜査が2024年1月に終結した。
自民党の内部調査(外部弁護士も参加)の報告書が2024年2月に提出された。
判明したのは、結局
「不記載」
だけだ。
私的流用などは見つかっていない。
多くの議員は、派閥から
「収支報告書に記載しないように」
と言われ従っていただけだと説明した。
記載や返金を申し入れたが派閥側から拒まれ、やむなく不記載にしたケースもあった。
「不明朗な金銭だったから」
などの理由で、使用せずにいた人も相当数いた(旧安倍派・旧二階派の不記載85人中31人)。
別の収入名目(自身からの寄附など)にして、収入・支出を記載していた人もいた(85人中10人強)。
ここから分かるのは、少なくとも相当数の人たちは、広辞苑の言う
「自由に使えるように」

「公式の帳簿に記載しない」
といった定義から明白に外れ、
「裏金」
とは無縁だったことだ。
その一方、自民党の調査は、実に不十分な内容だった。
こうした還流システム、つまり
「裏金を作る目的」
と受け取られても仕方のない仕組みを、誰が何のために作ったのか。
これは全く明らかにならず、
「古くからの慣習だった」
と言うに留まった。
また、本当に不正支出や不正蓄財などがなかったのかも疑わしい調査だった。
現にその後、堀井学・前議員による不正支出(違法な香典などの支出)が判明した。
肝心な真相究明は出来ていなかったのだ。
■自民党執行部が招いた報道冤罪
事態を決定的におかしくしたのは、真相究明が出来ていないまま、2024年4月に関係議員への処分を下したことだ。
自民党党紀委員会で、離党勧告、党員資格停止、役職停止、戒告などの処分を決定した。
旧安倍派・旧二階派で不記載のあった議員につき(引退表明した二階俊博氏を除き84名)、不記載額500万円以上だった39人は正式な処分の対象とし、500万円未満の45人は幹事長による注意の対象とした。
39人の軽重は、不記載額1000万円・2000万円などの基準で線引きした。
根拠が不明だ。
まず、旧安倍派・旧二階派の不記載はなぜ一律に処分(注意を含め)の対象になるのか。
これまでの調査で、
「裏金」
とは無縁で、派閥に言われてやむなく
「不記載」
にした議員が相当数いることは明らかだった。
もちろん政治資金規正法違反は重大な問題だが、これは他の派閥での
「不記載」
も同じだ。
「500万円」
などの金額による線引きも意味不明だ。
派閥では当選回数や役職に応じたノルマが設定されていたという。
コロナの時期にパーティーが中止されたため、ノルマを達成すべくパーティー券を売っていた議員らにたまたま多額の還付金等が払われるケースが生じた。
「金額が多いから悪質」
というわけではなく、そんな事は自民党の議員たちは百も承知だったはずだ。
それにもかかわらず、こうした決着に至ったのは本当に責任を負うべき人たちの特定を自民党執行部が放棄したためだ。
本来ならば
@「裏金」の温床となる仕組みを創設・維持した責任者と
A「裏金」として利用した議員を特定して処分対象とし他は不問にすべきだった。
あるいは逆に
「不記載」
を処分対象にするなら旧岸田派なども同様に扱うべきだった。
ところが実際には
「裏金の疑い」
が騒がれていた不記載は全て
「悪い不記載」
ということにし無意味な金額基準で線引きした。
例えて言えば教室で盗みを働いていた子供を特定できない時に指導能力を欠く小学校の先生が
「クラス全員の連帯責任」
と称して全員に居残りを命じ、更に前列の生徒たちは特段の理由なく体罰を科したようなものだった。
2024年10月に誕生した石破政権は仕切り直しの好機だった。
石破首相は総裁選で公認するかどうかは
「1人1人と向き合い」
「徹底的に議論する」
と言っていた。
一定の時間をかけて改めて真相究明し本当に責任を負うべき人を特定しそれ以外の人は堂々と公認する(比例重複も認める)として十分に説明すれば
「国民の納得と共感」
は得られたのではないか。
ところが党内の議論に引きずられて早期解散に踏み切り従来の
「全員の連帯責任」
路線を踏襲せざるを得なくなった。
旧安倍派などの不記載は引き続き全て
「悪い不記載」
と整理され
「それなら全員を非公認にすべきだ」
との批判を招いた。
一方、朝日新聞など一部報道機関や野党は安心して
「裏金議員」
とのレッテル貼りを続けることになった。
以上が多くの議員たちがいわれなく
「裏金議員」
と呼ばれ続けた経緯だ。
実際は多くの人たちは
「裏金」
と無縁だった。
強いて言えば
「裏金の温床となる還流システムを不正に運用していた派閥に所属していた議員」
ではあろうがそれを
「裏金議員」
と呼ぶのは無茶苦茶だ。
これは、
「報道冤罪」
に他ならない。
そして、
「報道冤罪」
を招いた根源は、岸田政権と石破政権の対応だ。
自民党執行部が何故、わざわざこんな拙い対応をし、選挙で議席を減らす要因を作ったのか、私には理解不能だ。
このままでは、2025年の参議院選挙でも再び同じ事が繰り返され
「裏金議員」
という
「報道冤罪」
が続くのではないか。


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