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小泉進次郎が総理・総裁なら「岸田外相」カムバック説…意外と本人はニンマリ 永田町番外地
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2025/09/28 日刊ゲンダイ
ウィンウィンの関係になるか(C)日刊ゲンダイ
小泉進次郎総裁の誕生を先走りした党役員人事、組閣情報が賑やかに飛び交う永田町である。中でも耳目を引くのが、岸田文雄前首相の副総理兼外相起用説だ。
「最初は耳を疑いましたが、菅構想だと聞いて納得しました。元首相ながら長く財務相として安倍内閣を支えた麻生さん的な重し役を期待してのことでしょう。小泉さんの若さはウリですが、経験不足は否めない。そこをどう補うかが、野党との協力体制構築と併せ、小泉人事を考える上でのポイントです」(全国紙デスク)
首相経験者の財相起用は、麻生のほかには小渕内閣の宮沢喜一など散見されるが、外相への起用となれば憲政史上初のサプライズ人事となろう。
軽量首相に厚み加えたい菅構想
「菅はシタタカだな。この人事構想は菅自身が親しい記者を通じて岸田の耳に入るよう意図的に流している。小泉VS高市の決選投票を見越して、岸田とその周辺のアタリを確かめているんだよ」とは、麻生派所属のベテラン議員の解説だ。再登板への意欲を隠さない岸田にとってはもちろん、垂涎モノのお誘いであろう。
2012年、第2次安倍内閣で外相に起用された岸田は、在任期間4年8カ月にわたる戦後最長の記録を持つ。トランプ米大統領やプーチン露大統領との個人的な関係を重視したド派手な安倍外交の陰に隠れた存在だが、首相就任後は安倍政権下で悪化した対中、対韓関係の改善や戦時下のウクライナを電撃訪問するなど、米バイデン政権の対外政策に歩調を合わせた独自の岸田外交を展開した自負がある。
岸田が昨年秋、自民党総裁選で自ら敷いた政策路線の継承を条件に石破の支持に回ったことは周知の事実。本年5月には石破首相の特使として東南アジアを歴訪した。自らが首相時代に提唱した脱炭素・再生エネルギーへの巨額投資を目的にした“アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)”の具体化に向けた環境整備が目的だった。さらに岸田は8月、横浜市で開催されたアフリカ開発会議で石破首相の議長代理を務めてもいる。ちなみに同会議が目玉事業として発表したアフリカ・ホームタウン構想も岸田が首相時代に主導したもの。移民受け入れ拡大策として国民世論の厳しい批判にさらされ、構想を撤回することになったが、進次郎は総裁選への出馬に際し、6000万人もの外国人旅行者受け入れを言明して、岸田に歩調を合わせている。
「石破政権では遠慮がちだったが、進次郎が総理・総裁になれば、秀吉の織田三法師じゃないが、菅、岸田が大っぴらに権力を振るうようになるよ。岸田の副総理兼外相があるなら菅副総裁兼幹事長があってもおかしくない」(前出の麻生派議員)
いずれにせよ、小泉総理・総裁が誕生すれば、人事、政策、権力基盤がそっくりそのままの石破居抜き政権になることは間違いなさそうだ。 (特命記者X)
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