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高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産−警察ライン」で恐怖政治
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379349
2025/10/25 日刊ゲンダイ

まさに第2次安倍政権そのものの真似っぷり(C)共同通信社
「高市さんが総裁選期間中に言っていた『ジャパン・イズ・バック』とは『アベ・イズ・バック』だったのか……」
高市首相が発令した官邸スタッフの人事について、永田町でそんな声が上がっている。驚くほど「安倍官邸」を真似しているからだ。
高市官邸を取り仕切る政務担当の首席秘書官には飯田祐二氏(前経産事務次官)、事務の官房副長官には露木康浩氏(前警察庁長官)を起用した。まさに第2次安倍政権時代の「今井尚哉首席秘書官−杉田和博官房副長官」と同じで、「経産省−警察庁」の出身ラインである。
「高市さんは今井さんに秘書官として戻って欲しいと打診したものの断られ、代わりに後輩を紹介されたようです。もっとも、今井さんは内閣への助言役である内閣官房参与には就きました」(官邸事情通)
安倍政権で今井氏は経済政策だけでなく外交にも関与し、「陰の首相」「経産省内閣」と呼ばれるほどだった。官房副長官だった杉田氏は内閣人事局長を兼務し、霞が関の幹部人事を一手に握って「官邸の守護神」と呼ばれた。加計学園問題で「行政が歪められた」と告発した前川喜平元文科次官の出会い系バー通いが報じられた件では、その情報を入手し、前川氏に圧力をかけていたのが杉田氏だった。あの時代を彷彿させる人事で、霞が関を再び恐怖政治でコントロールしようということか。
安倍官邸以上に首相のトップダウンがきつくなる?

「影の首相」と呼ばれた今井尚哉首席秘書官(右は、安倍首相=当時)/(C)日刊ゲンダイ
高市の安倍模倣は、国家安全保障局長人事でも。外務省出身の市川恵一氏は、安倍が提唱した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想に起草段階から関わった人物。駐インドネシア大使への人事が発令済みだったのをひっくり返して、官邸に入れた。内閣危機管理監の増田和夫氏(前防衛次官)も安倍政権時の首相秘書官だ。
「人事と情報を握って1強を極めた安倍官邸の焼き直しを狙っているのでしょう。高市首相本人は情報系に弱いので、それを補強する人事にも見えます。彼女は人事好きで、人に任せられないタイプ。安倍官邸の時以上に首相のトップダウンがきつくなるかもしれません」(ジャーナリスト・山田惠資氏)
悪夢の強権官邸が復活──。「女性初」の珍しさや「ハネムーン期間」でテレビは高市のことをチヤホヤしているが、放送局の停波に言及したこともある強権首相だ。好き勝手やらせては禍根を残す。
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高市首相が推し進めようとする愚策については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで、より詳しく報じている。
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