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父・石原慎太郎が死去、兄・伸晃は落選…政界ではすっかり忘れられた人に 高市“タカ派全開”内閣を丸裸にする
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379566
2025/10/29 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
石原宏高(環境相・東京3区・衆院6回/61歳)

十四光(C)日刊ゲンダイ
「いやあ、久しぶりに名前を聞きました。最近はめっきり存在感がなくなっていて……」
 選挙区である東京の自民党関係者でさえもこの反応だ。
 父は作家で衆参議員、東京都知事だった石原慎太郎、長兄は自民党元幹事長だった伸晃という政治家一家の三男。親の七光に兄と合わせて十四光で、新人の頃こそ注目された。しかし、「地味でパッとしない」(前出の自民党関係者)ため、2021年の衆院選で兄が落選し、翌22年に父が死去すると、すっかり忘れ去られた人になっていた。
旧岸田派の積み残し組
 待望の初入閣は所属していた旧岸田派の枠。もともとは石原派(その後の旧森山派)だったが、落選で兄が派閥会長を辞任すると岸田派へ。
「当選6回以上で入閣できていない『派内積み残し組』だった」(旧岸田派関係者)
白羽の矢のワケ
 叔父は石原裕次郎、次兄はタレントの石原良純という華麗なる一族でもある。慶応幼稚舎から慶大経済学部を経て、日本興業銀行(現みずほFG)に入った元銀行マン。初出馬は03年衆院選。父が「親バカ」をさらして必死に応援するも落選。浪人期間を経て、05年に初当選した。09年の政権交代選挙でも落選を経験している。
「03年当時、都知事だった慎太郎氏は自民党東京都連との関係がギクシャクしていた。都連としては知事を取り込む目的もあって、衆院選で宏高氏に白羽の矢を立てた」(都連関係者)
 政策絡みで名を上げたことはないのに、カネをめぐるスキャンダルでは複数回、メディアを騒がせた。06年に発覚したのは「森伊蔵疑惑」。05年の初当選祝いで宴席が設けられた際、政商として知られた水谷建設のオーナーから芋焼酎「森伊蔵」の箱に詰められた2000万円が渡された、という疑惑だった(告発され後に不起訴)。
 13年にはパチスロメーカーとのズブズブ関係が報じられた。12年の選挙の際、同社社員3人を運動員として手伝わせ、同社が報酬を払っていたという公選法違反疑惑だ。石原家はフィリピンのアキノ家と縁が深く、同社がフィリピンでカジノリゾートを計画していたことに絡んだものだと疑われた。
鬼門の環境相
 兄も環境相経験者だが、福島の原発事故を受けた中間貯蔵施設の建設を巡り、「最後は金目でしょ」と暴言を吐き、猛批判を浴びた。一時は自民党総裁候補だった伸晃も、この一件で完全に終わった。実は、父も環境庁長官を務めたことがあり、水俣病患者に対し「知能指数が低い」と言い放ち、土下座で謝罪している。
 本人は環境副大臣や衆院環境委員長を務め、環境政策への造詣が深いとされる。今回、環境相を希望したそうだが、石原家には鬼門だ。 
 
 
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