http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/487.html
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https://www.asahi.com/articles/ASTCP1SHGTCPUTFK00DM.html?iref=comtop_7_03
「覆水盆に返らず」と言う。
しかし、問題の答弁を撤回する気も無さそうだ。
言い訳ばかりでは、いよいよ泥沼にはまるばかりだろう。
「・・・方向性は一切変わりない」というのは単なる願望でしかない。
これだけ問題が大きくなっているのに、そんなわけがない。
以下に記事の全文を転載する。
高市早苗首相は21日、首相官邸で記者団の取材に応じ、自身の台湾有事に関する国会答弁をめぐって中国側が反発を強めていることについて、「中国については先月末、私と習(シー)(近平(チンピン)・国家)主席との間で戦略的互恵関係の包括的推進と、建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性を確認しており、こうした考えに一切変わりはない」と述べた。
首相は7日の衆院予算委員会で、台湾有事について「戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」と述べ、歴代の政府見解を踏み越えて答弁。中国側は首相の発言の撤回を要求し、日本産水産物の事実上の輸入停止措置を取るなど日本への経済的圧力を強めている。
首相はこの日、「いかなる事態が存立危機事態に該当するかということについては、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して政府が全ての情報を総合的に判断する。こうした説明は、平和安全法制(安全保障法制)成立当時の安倍(晋三元)首相以来、政府としては繰り返し述べてきた通りだ。私自身も、この答弁を繰り返し申し上げており、政府の立場は一貫している」と語った。
記事の転載はここまで。
高市首相「・・・政府の立場は一貫している」と語った。
その高市首相がどや顔で言った。
「戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」
と。
誰もが、これはどう考えても「これが日本政府の立場だ」と。
そう受け止めるのが当然だ。
「物言えば唇寒し」
高市氏に必要なことは、とにかく自分が引き起こした「事態の深刻さ」を理解することだ。
小沢氏が怒る。
『小沢一郎氏“高市首相外交”に痛烈苦言「不勉強では済まない」』
(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202511210000243.html)
以下一部引用。
外交とは政府だけがやるものではない。民間レベルの幅広い層の草の根的な努力も不可欠」と書き出し「時間をかけて交流を深め理解を深め、時に歩み寄り、誤解を解いていく。そうした不断の積み重ねで成り立つもの」とした。
そして「今回、高市総理はそうした途方もない積み重ねを一瞬で粉砕してしまった。不勉強では済まない」と強い語調で指摘した。
引用はここまで。
高市首相の一言で、中国側は日本をより危険視している現実に目を背けることは許されない。
この人、事の重大さを全く認識できていなのか。
国会でピョンピョン跳ねて、「いぇ〜い」とやらねばいいが。
「戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」
と言ったのが11月7日。
この答弁が、高市首相が習主席と確認した方向性をすべてぶち壊した。
その責任は高市首相一人で負わねばならない。
中国側の怒りは当然なのだ。
局長クラスでやってる振りをするのではなく、「自分で落とし前をつけろ」。
これも小沢氏の言葉だ。
ここに至っては、高市氏が答弁を撤回するか、日本の首相が代わらない限り、今後まともな日中外交はあり得ないだろう。
その責任は高市首相一人で負わねばならない。
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