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高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/381408
2025/12/10 日刊ゲンダイ

足元はグラグラ(C)日刊ゲンダイ
「今国会中で成立させたいとの思いは変わらない。今の段階では国会会期を延長することではない」
9日、自民党の鈴木俊一幹事長はそう強がったが、“延長必至”と囁かれるほど国会はグダグダだ。
物価高対策で一番大事な補正予算案は9日から衆院予算委員会で実質審議入り。今月17日に会期末が迫っているため、並行して、衆院政治改革特別委員会で企業・団体献金見直し法案が審議されるという異例の展開となっている。自民党と日本維新の会が共同提出した衆院議員の定数削減法案は、会期が残り1週間というのに、審議入りのメドがまったく立っていない。
9日は自維の幹事長が会談したものの、「今国会での成立に向け努力を続ける方針」を確認しただけで終わった。
高市与党は衆院では過半数(233)を回復したとはいえ、議院運営委員会も政治改革特別委も人数は与野党が拮抗。厳しい国会運営になるのは間違いないが、「高市政権には、調整役も司令塔もいないんですから、どうしようもない」と言うのは事情に詳しい政界関係者だ。高市首相本人に問題があると、こう続ける。
首相がすべて背負い込み官僚や党執行部は様子見

本気で支える雰囲気ではない(C)日刊ゲンダイ
「高市さんは、すべて自分で背負い込み、人に渡せない性格。閣僚や政調会長の時もそうでしたが、いくらなんでも総理になったらそれではダメだと分かっているかと思ったら、そうじゃなかった。木原官房長官など、ごく限られた人とだけで何でもやってしまうので、官邸の秘書官ら官僚たちも何も言えず、遠巻きに様子見している状況です」
そんなだから、自民党内も表面的には協力していても、高市首相を本気で支える雰囲気ではない。内閣支持率がベラボーに高いので、表立って不満が出ないだけだ。
「参院ではまだ少数与党ですし、衆院だってギリギリ過半数。与野党拮抗なのだから、水面下で誰かが少しは調整に乗り出してもいいものを、鈴木幹事長や梶山国対委員長が動いている様子はない。定数削減には党内にも異論があるし、勝手に維新と組んだのは高市さんですからね」(自民党関係者)
その維新にも暗い影。与野党の調整役になると期待された遠藤敬首相補佐官は、週刊ポストに秘書給与ピンハネ疑惑が報じられるなど「スキャンダルで機能不全」(官邸事情通)だという。
参院での審議日程が与野党で大筋合意した補正予算案は「16日にはなんとか成立させられる見通し」(前出の自民党関係者)らしいが、それ以外は不透明。
「定数削減法案がたとえ審議入りしても強行採決はできないだろう。会期延長するのかどうかが決まるのも補正予算成立後になるかもしれない。この先も毎日、何が起きてもおかしくない」(前出の政界関係者)
チンピラ維新には連立離脱で脅しをかけられ続けるし、高市内閣は支持率が高いだけで、足元はグラグラだ。
◇ ◇ ◇
遠藤敬首相補佐官の疑惑は秘書給与ピンハネだけではない? ●関連記事【もっと読む】『自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上』でも詳しく報じている。
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