http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/607.html
| Tweet |

やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/381465
2025/12/11 日刊ゲンダイ

ドヤ顔パフォーマンス(C)共同通信社
中国軍機が自衛隊機に対し2回にわたって断続的にレーダーを照射した問題をめぐり、日中両政府の言い分が対立している。
小泉進次郎防衛相の説明に中国側が反論すれば、進次郎氏がさらに異議を唱え、双方の主張は平行線。互いに「ああ言えば、こう言う」の様相だが、10日付の朝日新聞が気になる記事を掲載していた。
今回のレーダー照射事案を対外公表するにあたり、防衛省・自衛隊内では当初、慎重論があったと書いたのだ。
日中両機の距離が、1回目の照射は約50キロ、2回目は少なくとも100キロ以上と離れており、高度差もあった。ただちに衝突するような状況ではなかったことから、自衛隊制服組を中心に「危険度合いとしてはそこまで高くなく、必要なのか」との意見が出たという。
しかし進次郎氏は公表に前向きで、中国側に抗議と再発防止を申し入れることも決まっていた。中国側に申し入れたのに公表しなければ今後問題になるとの意見があったため、進次郎氏は最初の事案発生から約9時間半後の早期かつ、午前2時過ぎからの異例の時間帯での緊急発表に踏み切った。
“ドヤ顔”反論にはパフォーマンス臭も
「日中の政治的緊張が高まる中、制服組は公表すれば対立を深めかねないと判断したのでしょう」と語るのは、防衛省出身で内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)を務めた柳沢協二氏だ。こう続ける。
「日中関係が緊張している時期だからこそ、軍事の現場には、より一層の冷静さが求められます。今回の中国軍の行動は間違いなく一線を越えており、抗議した上で公表すればいい。ただ、問題は公表に臨んだ小泉大臣の姿勢です」
7日の緊急発表で、進次郎氏はレーダーを照射した中国軍機と自衛隊機との位置関係など、当時の状況説明を避けた。
「照射の事実と共に、自衛隊機がさほど危険な状況になかった旨も冷静に伝えるべきでした。エクスキューズの足りない説明が、結果的に世論の嫌中感情をあおり、中国の態度も硬化。軍事現場の緊張をますます高めています。自衛隊を預かる防衛省のトップが、政治的緊張を軍事的緊張に直結させてはいけません。小泉大臣は安全保障のプロ意識に欠けています」(柳沢協二氏)
中国への弱腰批判を恐れてか、進次郎氏の“ドヤ顔”反論にはパフォーマンス臭も漂う。今は高市首相の支持層に好かれることが何よりも大事といった浅はかな発想なら、やはり防衛相には不適格である。
◇ ◇ ◇
激化する日中対立の最新ニュースは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。