http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/273.html
Tweet |
対ロシア戦争へのめり込むイギリスとの軍事的な連携を強化する日本
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202508290000/
2025.08.29 櫻井ジャーナル
海上自衛隊は8月4日から12日にかけてイギリス、アメリカ、オーストラリア、スペイン、そしてノルウェーとフィリピン海で軍事演習を実施した。アメリカからは空母「ジョージ・ワシントン」、イギリスからは空母「プリンス・オブ・ウェールズ」、そして日本からは空母「かが」を含む艦船が参加、12日にプリンス・オブ・ウェールズはアメリカ軍の横須賀基地へ入港している。演習中、イギリス軍のF-35B戦闘機を「かが」に着陸する訓練も実施された。
日本とイギリスは軍事面で関係を強め、イタリアと共に次世代戦闘機プロジェクトのGCAP(グローバル戦闘航空計画)を始動させている。プロジェクトの本社はイギリスに置かれ、機体の設計や開発を担当するエッジウィングはイギリスのBAEシステムズ、イタリアのレオナルド、そして日本の日本航空機産業振興(JAIEC)のジョイントベンチャー。なお、JAIECは日本航空宇宙工業会と三菱重工業が共同出資で設立した会社で、昨年7月10日に事業を開始した。
どのようなタグを付けても「かが」は航空母艦である。2022年3月に広島県呉市のジャパンマリンユナイテッド(JMU)造船所で初期改修を開始、24年4月に完了、さらに艦内の改修が26年後半に始まり、27年度末までに完了する予定だ。この改修はF-35B運用に向けてのもので、「空母化」と言える。飛行甲板の艦首部分を台形からアメリカ海軍のワスプ級およびアメリカ級強襲揚陸艦に見られるような正方形に形状を変更した。姉妹艦の「いずも」の改修は2024年度に開始、26年度末に完了する予定になっている。
今回の演習について海上自衛隊は「自由で開かれたインド太平洋の実現」と、参加海軍間の戦術能力の向上および協力強化にあるとしているが、アメリカの戦略に基づき、中国の海上輸送路を抑え込むことにあるだろう。
イギリスは同じアングロ・サクソン系国のオーストラリアやアメリカとAUKUSを創設、アメリカ、オーストラリア、インド、日本はクワドなるグループを編成、軍事的な連携を強化してきた。ロシア国家安全保障会議のニコライ・パトロシェフ議長はAUKUSが中国やロシアを仮想敵とする「アジアのNATO」だと批判した。
実際、NATO(北大西洋条約機構)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は2020年6月、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本をメンバーにするプロジェクト「NATO2030」を開始すると宣言している。AUKUSの後、JAPHUS(日本、フィリピン、アメリカ)なる軍事同盟も編成した。
AUKUSではアメリカ製の攻撃型原子力潜水艦を売却することになっている。そうした潜水艦を動かすためにはアメリカの軍人が乗り込む必要があり、事実上アメリカ海軍の潜水艦になるとも言えるだろう。山上信吾オーストラリア駐在大使はキャンベラのナショナル・プレス・クラブで2022年11月14日、日本がオーストラリアの原子力潜水艦を受け入れる可能性があると表明している。
しかし、ここにきてドナルド・トランプ政権はAUKUSに消極的な姿勢を見せていることから、原子力潜水艦の売却規模を縮小するのではないかとも言われ始めた。その推測が正しいなら、イギリスが出てきても不思議ではない。
東アジアだけでなく、ウクライナでもイギリスの攻撃的な姿勢が目立つ。ボリス・エリツィン時代にオリガルヒとしてロシアの資産を略奪していたミハイル・ホドルコフスキーによると、彼が所有していたロシアの石油会社ユーコスを支配していたのは、ジェイコブ・ロスチャイルドだったという。
黒土が広がるウクライナは穀倉地帯としても有名だが、その約4分の1や外国企業が所有している。2022年には約3分の1をカーギル、デュポン、モンサントの3社が所有、この3社は効率性を高めるため、コンソーシアムとして契約を締結して事業を開始した。このコンソーシアムは事実上、ウクライナの土地の半分以上を支配している。
このカーギル、デュポン、モンサントの主要株主には巨大金融機関のブラックロック、バンガード、ブラックストーンが名を連ね、ウォロディミル・ゼレンスキーはブラックロックのほかJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスと協力関係にある。ブラックロックは2022年後半からウクライナ政府のコンサルタントを務め、ブラックロック傘下の企業はウクライナの戦略的資産の大部分を支配するようになったと報道されている。ちなみに、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相はブラックロックで監査役を務めていた人物で、エマニュエル・マクロン仏大統領はロスチャイルド銀行で働いていた。
ウラジミル・プーチン露大統領はイギリスのシティを拠点にしていたジェイコブ・ロスチャイルドが手にしようとしていた莫大なロシアの資産をロシア人の手に取り戻したわけだ。ジェイコブはロシアの資産を奪うために多額の資金を投じているはずで、ウクライナで負けるわけにはいかないのかもしれない。
**********************************************
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。