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楽天ブログの「櫻井ジャーナル」が一時見られなくなった件について
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202509110000/
2025.09.11 櫻井ジャーナル
楽天ブログの「櫻井ジャーナル」は下記のような抗議を受けた結果、一時、閲覧も編集もできない状態になりました。この内容が正しくないことはブログの中で再三説明してきたことで、おそらく抗議してきた人はそうしたブログを読んでいないのでしょう。楽天ブログに対し、抗議の内容に同意できないことを伝えました。
〈記事タイトルと共に冒頭「この人物はウクライナにおけるネオ・ナチの幹部のひとりだ。」と書かれているが、「ネオ・ナチ」はプーチン政権の宣伝工作の造語であり、ウクライナ国内にそのような組織は1つも認知されていない。
(仮にウクライナ戦争以前に類推される組織があったとしても、現在ウクライナはロシアと全面戦争をしており、ネオ・ナチの倒すべき標的がプーチン政権である以上、ウクライナ政府軍と一体となってロシアを叩くのが最も合理的であり、そもそも存在自体が無意味である)
この主張は、プーチン政権によるウクライナ要人の暗殺を正当化する目的でしかない。
同じ民主主義のウクライナを支援すべき日本人として、ロシア工作員の片棒を担ぐ恥ずべき言論であり、日本人の皮を被ってデマを拡散する事は許されない。
なお、現在の国際情勢で「ナチ」に最も近いのはイスラエルのネタニヤフ政権であり、パレスチナ民族に対するホロコーストを実施中のそれはナチそのものと言える。ロシアのプーチンがそれに続く。
プーチンは既に戦争犯罪で国際指名手配されているが、目的が自己正当化できる限り、ありとあらゆる違法な手段を行使する史上最悪レベルの犯罪者である。
「簡単に勝てるという前提で」侵攻したのはロシア軍である。
全てはプーチンの保身のためであり、理由は何でも良い。
>ロシア軍の勝利は決定的でウクライナを黙って見捨てる程、西側諸国は甘くはない。〉
「ネオ・ナチ」は一般的に使われている用語であり、「プーチン政権の宣伝工作の造語」ではありません。2018年10月にFBIのビア・ワース特別捜査官はクーデター政権の象徴的な存在であるアゾフ特殊作戦分遣隊(アゾフ大隊)について、裁判所に提出した文書の中で「ネオ・ナチのイデオロギーを信じ、ナチのシンボルを使っている」としていますが、これは事実です。
また、2014年2月のクーデター直後、キエフをネオ・ナチが闊歩していることはBBCのドキュメンタリーでも紹介されていました。そもそも合法政権を暴力的に倒し、反対意見を封殺してきたクーデター政権が「民主主義」的であるはずがありません。
このクーデターに反対する東部や南部の人びとが反クーデター闘争を始めたのが内戦の切っ掛けであり、そのクーデター体制をNATO諸国が支援、戦況がクーデター体制にとって悪くなったことからイギリスをはじめとするNATO諸国が関与の度合いを強めています。 また、2014年2月のクーデター直後、キエフをネオ・ナチが闊歩していることはBBCのドキュメンタリーでも紹介されていました。そもそも合法政権を暴力的に倒し、反対意見を封殺してきたクーデター政権が「民主主義」的であるはずがありません。
このクーデターに反対する東部や南部の人びとが反クーデター闘争を始めたのが内戦の切っ掛けであり、そのクーデター体制をNATO諸国が支援、戦況がクーデター体制にとって悪くなったことからイギリスをはじめとするNATO諸国が関与の度合いを強めています。
2014年2月にバラク・オバマ政権がクーデターを仕掛けた際、簡単にウクライナを制圧できると考えたのでしょうが、東部や南部で想定外の抵抗を受け、戦力増強のために時間を稼がねばなりませんでした。それが「停戦合意」だとされている2014年の「ミンスク1」と15年の「ミンスク2」の実態でした。このことはアンゲラ・メルケル元独首相やフランソワ・オランド元仏大統領も認めています。
そして2022年2月にロシア軍がウクライナに対する攻撃を始めましたが、その前に軍事的な緊張が高まり、反クーデター派が支配している地域への砲撃が報告されています。そうした時にロシア軍が動き、ウクライナ軍部隊や軍事基地、生物兵器の研究開発施設を攻撃し始め、すぐに停戦交渉が始まります。
交渉役はイスラエルとトルコでしたが、そのひとりだったイスラエルのナフタリ・ベネット首相(当時)は交渉の内容を詳しく話しています。彼は2022年3月5日にモスクワへ飛んでウラジミル・プーチン露大統領と数時間にわたって話し合い、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を殺害しないという約束をとりつけることに成功、その足でベネットはドイツへ向かってオラフ・ショルツ首相と会っているそうです。
SBU(ウクライナ保安庁)のメンバーがキエフの路上でゼレンスキー政権の交渉チームで中心的な役割を果たしていたデニス・キリーエフを射殺したのはその3月5日でした。
停戦交渉はトルコ政府の仲介でも行われ、やはり停戦でほぼ合意に達しています。その際に仮調印されていますが、「ウクライナの永世中立性と安全保障に関する条約」と題する草案をプーチン大統領はアフリカ各国のリーダーで構成される代表団が2023年6月17日にロシアのサンクトペテルブルクを訪問した際に示しています。
そうした流れを断ち切るためにイギリスの首相だったボリス・ジョンソンは2022年4月9日にキエフを急遽訪問、ロシアとの交渉をやめるように指示すると同時に兵器の供与を約束しました。その後、現在に至るまでロシアとの戦争継続をイギリスは強く求め、破壊活動も行っていると伝えられています。
勿論、ブログの中で「ウクライナ要人の暗殺を正当化」などしていません。
今後、NoteやSubstackにも投稿していこうと考えています。
櫻井春彦
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