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米国のヘグゼス国防長官が准将以上の軍幹部数百名を招集、戦争を懸念する声も
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2025.09.26 櫻井ジャーナル
アメリカ軍の准将(海軍で同等)以上の階級で指揮官職や上級顧問に就いている数百人に対し、9月30日にバージニア州のクワンティコの海兵隊基地に集合するようピート・ヘグゼス国防長官は9月23日に命じた。緊急会合を開くというが、理由は明らかにされていない。戦争になるのではないかと懸念する声も上がっている。
ヘグゼスは2月、リサ・フランケッティ海軍作戦部長とジェームズ・スライフ空軍副参謀長を解任したほか5月には大将の削減を命令、8月にはDIA(国防情報局)のジェフリー・クルーズ局長を解任するなど軍の粛清を進めてきた。
クルーズ中将が解任された理由は、アメリカ軍によるイランの核施設に対する空爆がドナルド・トランプ大統領やイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の宣伝とは違う事実を明らかにしたからだと言われている。空爆でイランの核開発計画は遅れることになったが、DIA局長はその遅れを数カ月に過ぎないと評価している。
軍ではないが、5月にトゥルシ・ギャバード国家情報長官はNIC(国家情報会議)のマイケル・コリンズ議長代行とマリア・ランガン-リークホフ副議長を解任した。このふたりは情報分析で数十年の経験を持つキャリア官僚。コリンズは元CIA副長官(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)のマイケル・モレルに近いと疑われていた。
モレルはヒラリー・クリントンに近い人物で、2016年8月にはチャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われると、その通りだと答えている。
トランプ大統領はベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と犯罪組織のトレン・デ・アラグアを結びつける主張を続けているが、「この犯罪組織はマドゥロ政権からの命令を受けておらず、また同政権と緊密に連携して活動していない」とコリンズらは評価、大統領の逆鱗に触れたとも言われている。
コリンズの立場はともかく、ベネズエラに関するNICの評価は、イランの核施設に対する空爆に関するDIAの分析と同じように、正しいと考えられている。ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ、ジョー・バイデンと同じように、トランプも情報機関を「ハリウッド風御伽話」の作成機関と考えているようだ。
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