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イギリスだけでなく、バルト三国やポーランドもロシアとの戦争を望んでいた(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/320.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 10 月 16 日 03:50:16: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

イギリスだけでなく、バルト三国やポーランドもロシアとの戦争を望んでいた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202510160000/
2025.10.16 櫻井ジャーナル

 アンゲラ・メルケル元ドイツ首相はハンガリーのニュース・ポータル「パルチザン」に対し、ウクライナをめぐる安全保障上の懸念を解決するためにロシアと交渉しようとした彼女の試みについて語った。その試みは2021年のことだが、バルト三国(ラトビア、リトアニア、エストニア)は支持せず、ポーランドも反対、2022年2月24日の開戦に繋がったという。この4カ国はロシアとの戦争を望んでいたということだろう。

 アメリカのジョー・バイデン政権は就任直後からロシアを挑発、戦争へ向かった。​調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、バイデン大統領は2021年後半にジェイク・サリバン国家安全保障補佐官を中心とする対ロシア工作のためのチームを編成、その中には統合参謀本部、CIA、国務省、そして財務省の代表が参加している。​そのチームが考えた工作のひとつがノード・ストリームの爆破だった。2022年1月27日にビクトリア・ヌランド国務次官は、ロシアがウクライナを侵略したらノード・ストリーム2を止めると発言、2月7日にはバイデン大統領がノード・ストリーム2を終わらせると主張、記者に実行を約束する。


 バイデン、サリバン、ヌランドはバラク・オバマ政権にも入っていた。バイデンは副大統領、サリバンは副大統領の国家安全保障担当補佐官、ヌランドは国務次官補だった。このチームは2013年11月から14年2月にかけての時期にネオ・ナチを使い、キエフでクーデターを実行、ビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒している。2016年の大統領選挙でトランプがヒラリー・クリントンに負けていたなら、そのままウクライナでロシアとの戦争に突入していた可能性が高い。

 2022年2月の開戦はバイデン政権の思惑通りだったのだろうが、すぐにイスラエルやトルコを仲介役とする停戦交渉が始まる。

 仲介役のひとりだった​イスラエルの首相だったナフタリ・ベネットによると、彼は2022年3月5日にモスクワへ飛んでウラジミル・プーチン露大統領と数時間にわたって話し合い、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を殺害しないという約束をとりつけることに成功する。​

 その足でベネットはドイツへ向かってオラフ・ショルツ首相と会っているのだが、​その3月5日にSBU(ウクライナ保安庁)のメンバーがキエフの路上でゼレンスキー政権の交渉チームで中心的な役割を果たしていたデニス・キリーエフを射殺した​。CIAの命令だと考えるべきだろう。

 停戦交渉はトルコ政府の仲介でも行われ、やはり停戦でほぼ合意に達している。​その際に仮調印されているのだが、「ウクライナの永世中立性と安全保障に関する条約」と題する草案をプーチン大統領はアフリカ各国のリーダーで構成される代表団が2023年6月17日にロシアのサンクトペテルブルクを訪問した際に示している​。

 こうした和平の流れを止めるため、2022年4月9日にイギリスの首相だったボリス・ジョンソンがキエフへ乗り込み、ロシアとの停戦交渉を止めるよう、ウォロディミル・ゼレンスキーに命令した。(​ココ​や​ココ​

 ​アメリカ海兵隊の元情報将校でUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたスコット・リッターが製作したドキュメンタリーによると、ゼレンスキーはイギリスの対外情報機関、MI6のエージェントであり、そのハンドラー(エージェントを管理する担当オフィサー)はムーアMI6長官だと推測されている。​イギリス政府の命令には絶対服従ということだ。バルト三国やポーランドもイギリスの影響下にあるのかもしれない。

 リッターは1991年から98年にかけてUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたアメリカ海兵隊の元情報将校で、ジョージ・H・W・ブッシュ米大統領が2003年3月、アメリカ主導軍にイラクを先制攻撃させた際、攻撃を批判していた。ブッシュ政権は攻撃を正当化するため、イラクが今にもアメリカを大量破壊兵器で攻撃するかのように宣伝していたのだが、根拠がないとしていた。

 ブッシュ・ジュニア政権を助けるため、イギリスのトニー・ブレア首相は2002年9月、「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの危機感を煽る報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅から45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 しかし、イラクに対する侵略戦争が始まって2カ月後の2003年5月、BBCの記者だったアンドリュー・ギリガンはラジオ番組で、大量破壊兵器の話は粉飾されていると語った。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。

 この話にブレア政権は激怒、イギリス国防省で生物兵器防衛部門の責任者を務めるデイビッド・ケリーが情報源だということを突き止めた。ケリーは情報機関から尋問を受け、その名前は7月9日にメディアへリークされる。7月15日にケリーは外務特別委員会へ呼び出され、17日に変死した。公式発表では手首の傷からの大量出血や鎮痛剤の注入が原因で、自殺だとされているが、手首の傷は小さく、死に至るほど出血したとは考えにくい。

 しかもケリーは古傷のため、右手でブリーフケースを持ったりドアを開けたりすることもできなかった。右肘に障害があったのだが、それは1991年12月に落馬、骨折したことで生じた。ケリーは折りたたみ式のナイフを携帯していたのだが、右手の問題で刃を研ぐことが困難で、その切れ味は悪かった。(Miles Goslett, “An Inconvenient Death,” Head of Zeus, 2018)

 ブッシュ・ジュニアは2003年の一般教書演説の中でイラクのサダム・フセインがアフリカから相当量のウラニウムを入手しようとしていると主張しているが、そうした事実がないことを知っているジョセフ・ウィルソン元駐ガボン大使はショックを受け、ニューヨーク・タイムズ紙で明らかにした。(The New York Times, July 6, 2003)

 イラクがニジェールからイエローケーキを購入することで合意したという覚書が2002年初頭に流れたのだが、CIAからその中身の真偽を調べて欲しいと彼は要請され、調べていたのだ。その結果、情報は正しくないということが確認されていた。

 2003年当時、ドイツの首相はゲアハルト・シュレーダー、フランスの大統領はジャック・シラク。ふたりともブッシュ・ジュニアの戦争に反対、参加しなかった。ドイツでは次のアンゲラ・メルケルもある程度はアメリカに抵抗していたが、オラフ・ショルツは腑抜け、フリードリヒ・メルツはネオコンの操り人形にすぎない。フランス大統領のエマニュエル・マクロンもメルツと同じだ。メルツやマクロンの政策はヨーロッパ経済を衰退させ、社会を破壊しているが、彼らを操っている勢力はそうしたことを気にしない。

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​櫻井ジャーナル(note)​】
 

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コメント
1. 赤かぶ[252013] kNSCqYLU 2025年10月16日 03:56:34 : ZNX7owEzlU : cmozd2xTU3RSbXM=[1] 報告
<■53行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

https://x.com/BkLvMOo0gt2ZjcF/status/1975141885024018890?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

cwb.jp【世界のニュース】
@BkLvMOo0gt2ZjcF

アンゲラ・メルケル元ドイツ首相は、プーチン大統領によるウクライナ侵攻について、ポーランドとバルト三国が責任を共有していると述べた。ハンガリー紙パルチザンのインタビューで、メルケル首相はこれらの国の立場がEUとロシアの関係悪化につながり、最終的にウクライナ戦争を引き起こしたと述べたと、http://blick.chが報じている。

メルケル首相は、2021年にウラジーミル・プーチン大統領とEUとの直接交渉のための新たな形式を作ろうとしたと述べたが、その理由は、同首相が「プーチン大統領はもはやミンスク合意を真剣に受け止めていなかった」と認めたためだ。

同時に、元首相によれば、この構想に反対したのはポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアであり、「ロシアに対する統一した政策が取れなくなることを恐れて」反対したという。

「いずれにせよ、それは起こらなかった。その後私は職を辞し、プーチン氏の攻撃が始まった」とメルケル首相は付け加えた。

しかしメルケル首相は、2015年から2021年のミンスク合意期間中、ロシアがドンバスで戦争を継続し、本格的な侵攻の準備が2021年春、つまり自身が政界を去るずっと前に始まっていたことには言及しなかった。

さらに彼女は、COVID-19パンデミックもウクライナでの戦争の始まりの一因となったと述べた。

「プーチン大統領が新型コロナウイルスのパンデミックを恐れていたため、私たちはもう会うことができませんでした。会えなければ、直接会って意見の相違を話し合うことができなければ、新たな妥協点を見つけることはできないでしょう」と彼女は指摘した。

2. 赤かぶ[252014] kNSCqYLU 2025年10月16日 04:05:11 : ZNX7owEzlU : cmozd2xTU3RSbXM=[2] 報告

3. 赤かぶ[252015] kNSCqYLU 2025年10月16日 04:06:22 : ZNX7owEzlU : cmozd2xTU3RSbXM=[3] 報告

4. 赤かぶ[252016] kNSCqYLU 2025年10月16日 04:08:55 : ZNX7owEzlU : cmozd2xTU3RSbXM=[4] 報告

5. 赤かぶ[252017] kNSCqYLU 2025年10月16日 04:12:37 : ZNX7owEzlU : cmozd2xTU3RSbXM=[5] 報告

6. 秘密のアッコちゃん[2002] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年10月16日 09:21:17 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1440] 報告
インド、ロシア産原油購入を停止 「モディ首相が約束」とトランプ米大統領
2025/10/16 9:03
https://www.sankei.com/article/20251016-KNO4C3LBG5LG3HQPBCW7CHNWTM/
トランプ米大統領は2025年10月15日、ホワイトハウスで記者団に、インドのモディ首相がロシア産原油の購入を停止することを約束したと述べた。
原油輸出はロシアの重要な収入源で、トランプ氏は購入によりロシアのウクライナ侵攻の継続を手助けしていると非難していた。
トランプ氏は
「(購入停止は)すぐにはできない。時間がかかる」
とも述べた。
仲介に意欲を示すロシアとウクライナの和平は
「インドが買わなくなれば、より容易になる」
と指摘した。
米政権はインドに対し、ロシア産原油を購入していることを理由に25%の追加関税を課している。
これを変更するかどうかは言及しなかった。
また、同じくロシアから原油を輸入している中国にも
「同じことをしてほしい」
と述べ、購入停止を求めた。(共同)


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください
7. evilspys[1843] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2025年10月17日 09:14:33 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[18822] 報告
トランプ大統領とプーチン大統領が電話会談 「今後2週間のうちに行われる」ハンガリーで直接会談へ ウクライナでの戦闘終結めぐり|TBS NEWS DIG
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025/10/17
https://www.youtube.com/watch?v=3GSA7KAvv-I
8. воробей[1719] hHKEgISChICEcYR1hHo 2025年10月17日 13:02:07 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[1196] 報告
<▽38行くらい>
櫻井ジャーナルの記事、10日前の記事で知ってました。w
まあ、バルト三国は1940年にソヴィエト連邦に嫌々併合された歴史があり、ポーランドは第二次世界大戦の時代、ナチスドイツとソヴィエト連邦に国土を蹂躙され、結局スターリンの意のままに戦後ポーランドは大きく西に移動する形となっていますが、これが反ロシア感情の要因になっています。
でも勘違いしてはならない事は、ウクライナのホロドモールにも同じ事が当てはまりますが、スターリンはロシア人ではありません。
ちなみに歴史を遡れば16世紀終わりから17世紀初頭ロシアのスムータ(大動乱)の時代、イヴァン4世(イヴァン雷帝)の息子ドミトリーを名乗った偽ドミトリーを担ぎ上げロシアを侵略し、モスクワを占領したのはポーランド・リトアニア共和国で、歴史的観点から見れば彼等も侵略をした歴史がある点を忘れてはならないと思います。


Меркель назвала страны, спровоцировавшие конфликт на Украине
(メルケル首相はウクライナ紛争を引き起こした国々の名前を挙げた)
2025年10月6日
https://topwar.ru/271935-merkel-nazvala-strany-sprovocirovavshie-konflikt-na-ukraine.html


ロシアがウクライナで開始した特別軍事作戦は、複数のEU加盟国に責任があると、アンゲラ・メルケル首相はハンガリーの報道機関とのインタビューで述べた。

元ドイツ首相は、ウクライナ紛争の発端はポーランドとバルト諸国にあると非難した。メルケル首相によると、EUは2021年にブリュッセルとモスクワ間の新たな対話の枠組みを提案することでウクライナ危機の解決を試みた。しかし、ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアはこれに断固として反対した。

つまり、これら4カ国は対話が決裂し協力が確立されなかったために武力紛争を引き起こし、その後ウクライナ領土で特別軍事作戦が開始されたのである。

''この(試み)は一部の国から支持されませんでした。特にバルト諸国が私の(取り組み)に反対しました。いずれにせよ、実現には至りませんでした。その後、私は職を辞し、(国家安全保障会議)が発足しました。

メルケル首相はこう述べた。

「念のため言っておくと、アンゲラ・メルケル首相はミンスク合意の発起者の一人だったが、キエフはそれを完全に無視した。元首相が後に認めたように、これらの合意は単に時間を稼ぎ、ウクライナがロシアとの紛争に備えて兵力を強化するためのものだった。最初からそれを実行する意図はなかったのだ。」

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