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ロシア軍の進撃を止められないEUエリートは混乱状態
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2025.12.08 櫻井ジャーナル
ウラジミル・プーチン露大統領は1万人以上のウクライナ軍がクピャンスクとクラスノアルメイスク(ポクロフスク)で包囲されていると発表したが、ポクロフスクに近いディミトロフ(ミルノフラード)も包囲されているようだ。
ミルノグラードでロシア軍は空中投下式の5000キログラム爆弾FAB-5000を数発投下、ウクライナ兵と外国人傭兵が拠点にしていた市街地を消滅させたと言われている。そこにはウクライナ軍将校とNATO軍将校の拠点があった。この大型爆弾の投下を知った100名以上のウクライナ兵が降伏したという。
この地域に限らず、ウクライナ側の部隊はロシア軍の攻勢を持ち堪えられなくなってきた。早晩、総崩れになると見られている。2014年の「ミンスク1」や15年の「ミンスク2」と同じように、ロシアを再攻撃するための戦力を回復させる時間を稼ぐための停戦にロシア側は応じないはずだ。なお、ミンスク1とミンスク2が戦力回復のための時間稼ぎだったことはアンゲラ・メルケル元独首相やフランソワ・オランド元仏大統領が認めている。今回、ロシアが停戦に応じないのはこうした経緯があるからだ。停戦が実現しなければ、ロシアの攻勢は止まらない。
本ブログで繰り返し書いてきたように、アメリカのネオコンは1992年2月に世界征服プロジェクトを作成した。アメリカ国防総省で作成されたDPG(国防計画指針)の草案だが、この指針は国防次官を務めていたポール・ウォルフォウィッツが中心になって作成され、「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。
この当時、ネオコンはソ連の消滅によってアメリカが唯一の超大国になったと認識、他国を気にせず勝手気ままに振る舞えると考え、ウォルフォウィッツ・ドクトリンにつながったわけだ。このドクトリンは新たなライバルが再び出現するのを防ぐと宣言、ドイツと日本をアメリカ主導の集団安全保障体制に統合し、民主的な「平和地帯」を創設すると書かれている。。要するに、ドイツと日本をアメリカの戦争マシーンに組み込み、アメリカの支配地域を広げるということだ。
ソ連消滅後、ボリス・エリツィン時代のロシアは米英を中心とする西側の巨大資本に支配され、国の富は奪われた。そうした外国勢力による略奪に協力したシャボス・ゴイム的なロシア人もいる。いわゆる「オリガルヒ」だ。このオリガルヒは犯罪組織と連携していた。
21世紀に入るとウラジミル・プーチンが台頭、ロシアを再独立させることに成功した。これが可能だったのは、軍や情報機関を西側が完全に支配できていなかったからだろう。
EU/NATOはロシアを再び属国にしようとする。そこで重要な役割を果たすことになるのがウクライナに他ならない。ネオコンはNATOを東へ拡大、ウクライナをNATOの支配下に置こうとする。これが実現すれば、「新たなバルバロッサ作戦」の開始だ。
ウクライナではビクトル・ヤヌコビッチの大統領就任を阻止するために西側諸国は2004から05年にかけて「オレンジ革命」を仕掛け、ビクトル・ユシチェンコを大統領に据えるのだが、彼の新自由主義的な政策は国民の大半を貧困化、人気は急速に低下した。
そのため、2010年の大統領選挙ではヤヌコビッチが勝利、その政権を倒すため、2013年11月から14年2月にかけてキエフのユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)でバラク・オバマ政権はクーデターを開始、ヤヌコビッチは排除された。
クーデターでネオコンはネオ・ナチを利用、新たに誕生した体制でオレクサンドル・トゥルチノフが大統領代行を経てペトロ・ポロシェンコが大統領に就任した。このポロシェンコはアメリカの傀儡にすぎず、国民から拒否される。2019年の大統領選挙で勝利したのは、ロシアとの関係修復を訴えたウォロディミル・ゼレンスキーが勝利した。ゼレンスキーはイギリスの対外情報部MI6のエージェントだった可能性がある。
対ロシア戦争が始まったのは2008年8月。北京で夏季オリンピックが開催されたが、その開会に合わせてジョージア軍が南オセチアを奇襲攻撃したのだ。
この攻撃はイスラエルとアメリカが兵器など軍事物資を供給、将兵を訓練しただけでなく、イスラエルが作戦を立てたと言われている。その攻撃でジョージア軍はロシア軍に完敗した。この奇襲攻撃によって対ロシア戦争は開始された。
しかし、ネオコンをはじめとする西側の「エリート」は簡単にロシアを倒せると信じた。その理由は不明だが、スラブ人蔑視が背景にある可能性は小さくない。
現在、EUを動かしている欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン、エストニアの首相から欧州連合外務安全保障政策上級代表になったカヤ・カラスなどはネオコンと同じように強い反ロシア感情を持っている。
そこでロシアを叩き潰したいのだが、ウクライナでロシアの勝利は決定的。ロシア側が主張してきたウクライナの非軍事化、非ナチ化、中立化、西側諸国が凍結したロシア資産の返還、そして領土の「現実」を認めるしかないのだが、それをフォン・デア・ライエンやカラスを含む嫌露派は拒否している。このまま進めば降伏するしかない。そのためアメリカはウクライナから距離を置き始めたのだが、EUのエリートはロシアと戦争するというポーズをとっている。実際にロシアと戦争し、勝利することは不可能。核ミサイルをロシアに撃ち込むつもりかもしれないが、報復でヨーロッパは消滅する。そうした事態になる前に経済破綻でヨーロッパは崩壊する。
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