http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/396.html
| Tweet |

トランプ大統領に「過剰な敬意」は危険 西村カリン ニッポン見聞考
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/385738
2026/03/26 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

前代未聞。会談中に時計を見るなど、世界中どこの国の首脳をみても絶対にあり得ない行為だ(C)ロイター
成功か失敗か? 高市早苗首相の訪米はどう終わったのか。多くの日本のマスコミや政治評論家によれば、「どちらかというとうまくいった」ということだ。
確かにトランプ大統領と会談するのは非常に難しい。今回は、最悪の状況を回避できたと言える。カメラと記者の前でトランプ大統領は、ホルムズ海峡への支援要求をせず、日本の立場を理解したような態度だったと分析されている。
トランプ大統領の見解はコロコロ変わるので、本音がどこにあるのか、誰も知らないだろう。少なくとも、喧嘩にならなかったことは良かった。しかし、これから日本への軍事的な支援を一切求めないとは言い切れない。非公開の会談がどういった内容だったか、我々は分からない。
私は個人的に、トランプ大統領の過剰な褒め言葉や上から目線の姿勢などは不快だと思っている。トランプ氏はイランへの攻撃を事前に同盟国に通告していない理由を説明した際に、「不意打ちについては、日本はどの国よりもよく分かっている」と言って「パールハーバー(真珠湾攻撃)」を例として取り上げた。その際、高市首相はその英語の意味を聞き取ったのか、どう思ったのか。
「その瞬間の彼女の顔を見れば分かる。怒っているでしょう」と海外マスコミは勝手に分析している。だが、私はそう思わなかった。高市首相は驚いていたかもしれないが、怒りを見せなかった。トランプ氏の発言の意味を瞬時に聞き取れていない可能性もある。
多くの海外メディアは、トランプ氏が日本を辱めたと受け止めた。ただ、高市首相の支持者の受け止めは異なる。ばかばかしい記者の質問だったので、トランプ氏は冗談で答えた、というものだ。高市首相も同様の受け止めだったのか。
高市首相が会談中に、4回も続けて自分の腕時計を堂々と見ていた態度はかなり異常だった。失礼と言っても過言ではないが、なぜそんなに時間を気にしていたのかは謎だ。
高市首相の姿勢はいくつかの場面で適切ではなかった。とても緊張していたのかもしれないが、トランプ大統領を過剰に喜ばせようとしていたように見えた。だが、世界中に悪影響を及ぼすイラン戦争を起こした人物がトランプ氏だ。
日本の総理大臣が彼の全ての行動を高く評価し、全面的に賛同するのは、日本にとって危険ではないか。

西村カリン ジャーナリスト
仏の公共ラジオ「ラジオ・フランス」とリベラシオン紙の特派員。1970年、仏で生まれ、2004年末から20年までAFP通信東京支局特派員。近著に「Japon,la face cachée de la perfection(日本、完璧さの隠れた裏側)」、初の小説「L'affaire Midori(みどり事件)」。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。