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ガソリン高騰だけじゃない! 長期化する石油危機で医療、農業にも影響拡大の深刻
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/385857
2026/03/31 日刊ゲンダイ

炎上するタンカー(C)AP=共同
米国・イスラエルのイラン攻撃から1カ月。原油高が続く中、石油備蓄が放出され、補助金でガソリン価格は一時的に下がった。だが、事実上封鎖されたホルムズ海峡の迂回ルートとなる紅海を活動拠点とする親イラン武装組織フーシ派が参戦。物流停滞でさらなるガソリン高騰が懸念されるが、心配なのはエネルギー問題だけじゃない。
さまざまな石油化学由来製品の原料となるナフサの急騰と供給不足で、食品トレーなどの価格が上昇している。このナフサ、医療現場でも重要な石油製品なのだ。
ロイター通信(27日配信)によれば、ナフサの供給不足がこのまま深刻化した場合、緊急性の高い医療機器が品目によっては4月半ばから8月ごろにかけて不足に陥る可能性があるという。中でも「人工透析」は深刻。物流ニュースサイトの「ロジスティクス・トゥデイ」(27日配信)によれば、治療に不可欠なダイアライザー(人工腎臓)と血液回路はすべて石油化学由来の樹脂でできているうえ、感染症予防の観点から使い捨てだ。国内の透析患者は約34万人。週3回の治療で消費されるダイアライザーは年間5000万本を超えるという。
他にも、注射器や点滴バッグなど医療現場で使われるものはほとんどが使い捨て製品。ナフサの供給不足は命にかかわる。
農業にも打撃だ。石油や天然ガスは合成肥料の原料としても活用されている。稲作などで広く使われる窒素肥料は中東諸国が一大産地で、供給不足は価格高騰につながる。日本は窒素肥料の8割を東南アジアから輸入しているが、価格上昇の影響は受ける。トラクターなどを動かすガソリン高騰に加え、肥料高は離農を招きかねず、食品全体の価格上昇にも直結する。
政府は認識が甘すぎる
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「ガソリンに補助金を出しても、それ以外の石油製品の価格も上昇していますから追いつかない。石油製品については政府は何も対策できておらず、認識が甘いというか、危機感が足りません。そのうえ、問題は価格上昇だけでなく、供給量不足です。どうやって必要量を確保するのか。このままでは本当に『油断(石油が断たれる)』になってしまいます」
早期の戦争終結を祈るしかないが……。
◇ ◇ ◇
米国とイスラエルのイラン攻撃に端を発した“原油争奪戦”。高市首相は「いつものペースで給油をお願い申し上げます」なんて悠長に呼びかけているが、果たして大丈夫なのか。関連記事【もっと読む】『日本政府は市場介入までにおわせ…高市政権の場当たり対応で「原油争奪戦」に勝てるのか?』で詳しく報じている。
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