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[カルト19] いよいよ頭目のヒラリーを米議会が召喚して、議会裁判に掛けて有罪で投獄するという動きになっている/副島隆彦 仁王像
1. 仁王像[2354] kG2JpJGc 2018年8月16日 20:01:58 : AcJYYYxxlQ : kHH4gcNsmvQ[1]
それで、以下に、長々と載せるのは、私の弟子の中の 優秀な人間が、訳してくれた、
世界戦略家の、ヘンリー・キッシンジャーに ついて、論じた英文だ。重要な、戦略が書いてある。これは、CIAの 理論部門が、運営している、 ストラッドフォー Stradofore
という研究所が、出していて、そこに女の戦略家が、書いた文だ。

(転載貼り付け始め)

●「トランプとキッシンジャー、新しい世界秩序の探求」
By Reva Goujon(レヴァ・グージョン)
(ストラットフォー、国際分析副総長(Vice President))
 地政学

 
概要

アメリカは、(国外のことに)無関心な態度に戻った。そして、中国がさらに勃興し、ヨーロッパは分裂し、モスクワと北京との戦略的な協力関係はますます強化されている。すべては、国際関係を不安定なものにしている。

ベテラン外交官のヘンリー・キッシンジャーによると、新しい競合する国際(グローバル)システムに、柔軟性と実用性を持たせるためには、「ウエストファリア(ヴェストファーレン)条約」(訳者注:近代の国際法の始まりとなった、ヨーロッパの宗教大戦(三十年戦争)を終結させた、ヨーロッパ諸国による平和条約。1648年締結)の原則を、基本とすることが必要である。

朝鮮半島の運命について、アメリカと中国が理解をしあえるかどうかの可能性(見込み)が、いま新たに出現しつつある新しい世界秩序の実験場となるだろう。

しかし、外交の話となると、それはまさにトランプにとって、最も有効な外交の資質となる可能性がある。

結局、アメリカが、無関心と過剰な反応を交互に使い分けられる能力は、生来の強力な地政学の基盤に基づいた、その遺伝子のなかに埋め込まれているのだ。

ホワイトハウスの機知に富んで柔軟な(変わりやすい)精神は、荒波を引き起こすこともあるが、少なくともいくつかの環境においては、機会を生み出すことにも使われうるだろう。

キッシンジャーのような戦略家の大御所は、トランプにも時折アドバイスをしていることで知られるが、トランプ大統領政権のなかにそのような機会を見出しているようだ。

キッシンジャーは、現在95歳であるが頭脳明晰であり、多数の大統領と大統領候補に対して外交政策の立案を手伝い、また、密かに(他国の要人との)定期往復外交を行うことで仕えてきた。

キッシンジャーの、しゃがれ声で長々と独白される外交指導は、世紀の国際的な課題とうまく渡り合えるような「新しい世界秩序」を構築するという、彼の探求を中心としている。

冷戦期には中ソ関係を引き裂き、「ニクソン中国へ行く」というキャッチフレーズを生み出した人物として、キシンジャーは、その人生の大部分を、中国を勃興させることに費やしてきた。

現在、ベテラン外交官は、急激に変化を続ける環境の中で、新しい秩序を構築しようと尽力している。― それは、今日のアメリカにとって最大の頭痛の種である北朝鮮問題への解決策に始まる。

概要、全体像、大局
これからの数年間で、アメリカとロシア、中国のあいだで展開される覇権争いが、国際システムを決定するだろう。

この覇権争いがさらに加速すると、朝鮮半島が、帝国のあいだにくさびを打ち込む形で、必然的に作用し始める。

ドナルド・トランプ大統領の戦術は深く分裂しているが、彼の北朝鮮への提案は、北東アジアにおける中国との「力の均衡(バランス・オブ・パワー)」を先導しようとする、より深い戦略に基づいている。

衝突の避けられない針路にあって
キッシンジャーの最新の著作「世界秩序(ワールド・オーダー)」において、ベテラン外交官は、世界秩序を形成しようとするこれまでの試みの中で、どのようなタイミングで、またどような環境において、成功したり失敗してきたのか説明するように、歴史に問いかけている。

キッシンジャーの見解では、世界秩序のひな型は、1648年に「30年戦争」が終結した際に出現した「ウエストファリア型の勢力均衡(バランス・オブ・パワー)」であった。

それは、他国を打ち負かしてしまうほど強力ではない、お互いに同格の覇権国どうしによる国際システムである。ヨーロッパ大陸における、相対的で柔軟な均衡を維持することが正当であるという意識(観念、感覚)を分かち合い、「国家の主権(統治権、支配権、sovereignty)」という考え方を抱擁するモデルに基づいていた。

もしある一カ国が、単独の覇権を獲得しようとしたり、二流の準覇権国が、秩序を乱すような行動で主要覇権国のランクに強引に入り込もうとした場合は、世界秩序の暗黙のルールによって、
新興してきた脅威に対抗するための実質的な同盟が発動される。
キッシンジャーは、このウエストファリアの国際秩序を、最終的には崩壊させてしまうほどの強力で(おそらく避けられない)力があったことも認識している。それは、ナショナリズムであり、ドイツの統一であり、またイギリスの無関心、それから、ロシアによるヨーロッパ大陸のあら捜しであった。

同時に、キッシンジャーは、20世紀の(戦争による)大量虐殺は、国家の指導者たちが、自分たちの地政学的な環境を読み間違った、計算間違いによる結果であったのだと、深く嘆いている。

キッシンジャーの多くの執筆や証言が示しているように、キッシンジャーはリタイアした人間ではない。この大胆で勇敢な90代の老人の使命は、新しい力の均衡を築くことによって、地球規模の悲劇を防ぐことである。

今日の世界を調査(測量)してみると、冷戦後の世界秩序における緊張関係が、容易に指摘される。

アメリカは、これまでどおり強力であるがもう無敵ではない。中国が、アメリカと同格のライバルとして急激に勃興している。より力は弱いが、抜け目なく慎重なロシアは、「アメリカによる世界秩序」を弱体化させようという目論見に誘われて、(今のところは)中国の北京政府と戦略的に連携している。

これら(米中の)二極の板挟みとなって、ヨーロッパ諸国は分断されており、効果的な仲介者としての役割を担えずにいる。いっぽうで、日本やトルコ、インドなどの地域大国は、これら(米中露)の覇権大国のあいだの流動的な空間に、いまでも自分たちの立ち位置を見つけようとしている。

言い方を変えると、世界は拡大する不均衡の中にいるのだ。中国とアメリカという、地球の正反対に位置する二つの国家は、「歴史的な例外主義」をそれぞれに主張しながら、現在の国際システムの中心を形成している。

自らの世界における中心として何世紀も君臨してきたあと、中国は西洋諸国が先導する国際秩序にねじ込まれた。中国は、その国際システムを決定する役割もはたしていないのにだ。キッシンジャーが警告するように、やがて中国が、現代のニーズに見合うような、いまの時代にふさわしい国際ルールに改定することを期待されるようになるだろう。

トランプがホワイトハウスにとどまろうと、習近平が終身の国家主席を続けようとそうでなかろうと、経済的な安全を確保しようとする中国の進撃は、国際的な経済の独占を維持することを責務と考えるアメリカとの衝突が、避けられない。

そして、もしアメリカが、勃興する中国と共存して勢力のバランスをとる方法を見出せなければ、今世紀はまた、世界覇権をめぐる政治のなかで、新たな、そしておそらくずっと悲惨な悲劇を目撃することになるだろう。

北朝鮮という、リトマス試験紙
朝鮮半島の運命が、新たに出現しつつある世界秩序の実証となるのだ。(米中という)二つの帝国のはざまにくぎ付けにされて、韓国は、いよいよ大国の餌食となりつつある。

もし韓国が、より強力な近隣諸国とのバランスを維持しているという体面を保ちたいならば、(朝鮮半島の)統一の道を探さなければならない。それがたとえ過去70年間のもっと良かった時期でさえも、障害だらけの道のりであったとしてでもである。

最初の朝鮮半島統一の企ては、大国どうしの引き分けに終わった。金日成が、ソビエトと、彼らの同盟国である中国とのあいだの、相互の疑心暗鬼(被害妄想)をうまく利用して、1950年に、南部(韓国)に侵攻するという承認を取り付けている。

しかし、アメリカの予測不可能さを見せつける他の事例として、アメリカは、ためらい迷いがちだった態度から急転して、冷戦の戦略的な計算から、中国との国境にある鴨緑江(おうりょくこう)に北朝鮮人を押しやるという断固とした決断をした。これによって、朝鮮半島の統一をワシントン政府の管轄下に収めたのだ。

キッシンジャー元国務長官が解説するように、1953年当時、中国を侵略していた日本占領軍を、鴨緑江(おうりょくこう)の国境から撤退させるために、毛沢東が、やむをえずアメリカの侵入に応じたのとおなじような必要性が、現在の北朝鮮問題にもあるのだ。

ソビエト連邦が(アメリカにとって)最優先課題だった時に、中国を飛び越えて首を突っ込むことを望まなかったアメリカは、戦略的な抑制を実行した。朝鮮半島における米軍の規模を縮小し、北緯38度の緩衝線に配慮(順守)した。

中国とアメリカは、もう一度、お互いの覇権争いをうまくまとめるために、朝鮮についての合意に達することができるだろうか。米中両国とも、北朝鮮の核兵器庫を無力化させることで利益を得ることができる。

どちらも、アメリカによる朝鮮半島への軍事介入が、どうして中国を簡単に戦争へ引きずり込んでしまうのか、歴史から理解している。そして、両国とも、朝鮮の統一への道のりに影響を与えることができる防衛や経済、政治的な手段を十分に持つ立場にあるのだ。

朝鮮半島が、これからも長期にわたり、アメリカと中国の対立の舞台となるだろう。しかし同時に、この場所が、ワシントンと北京の、北東アジアにおける「力の均衡(バランス・オブ・パワー)」が、どのように展開するかという将来性(可能性)を示してくれることにもなる。

トランプ大統領の、北朝鮮に対する型破りな取り組みは、この戦略的なパラダイム(枠踏み)に適合する。トランプによる、7月12日の北朝鮮との会談を中止するという、無作法で性急な宣言が、平壌政府に、予測不能なことを米大統領に対しての外交のカードにすることを止めさせたように見える(今のところだが)。

(米朝会談において)非核化についてまったく詳細を欠いており、また、最終的な宣言で人権についての話し合いも欠如していたことに憤慨している批評家(コメンテーター)たちは、北朝鮮のような、「核を保有するならず者国家」に対する、伝統的で数十年も前の時代遅れの核封じ込めのアプローチ方法が、これまで見事に失敗してきたことを思い出すべきである。

もしアメリカのワシントン政府が、人権問題はともかく、北朝鮮の非核化について、技術的な高官どうしの対話・協議を始めていたら、すぐに壁に突き当たっていただろう。その代わり、シンガポール会談は、硬直化して(詰んで)いた現状を打開するという、米朝両方の政治的な意思を示したことにはなる。それ以上でも、それ以下でもないが。

米朝合意が崩壊するという恐れ(亡霊)は、どちらもともに過激で気の短い、アメリカと北朝鮮のリーダーたちによるこれからの交渉で、やっかいで傷つきやすい非核化の問題のなかで、必然的に立ち現れてくるだろう。しかし、彼らの対話の戦略的な基盤として不可欠だ。実際のところ、この事実が、これらの交渉を後押ししている。

トランプは、近代のアメリカの歴史上、最も過激な大統領だろう。過激な戦術というのは、アメリカ国内の伝統(保守)主義者を当惑させるものだ。結局、機敏に同盟を組んで行くことが、「力の均衡(バランス・オブ・パワーという現実主義=リアリストの)」政治には、必要条件である。だから、トランプ大統領の強硬な(タカ派の)経済協議が、多くの同盟諸国を恐れさせ、分裂・対立させているが、この世界的な覇権争いでは、機敏に同盟を組むことが、必要な要素なのだ

しかし、トランプ大統領のすべての動きが、完全に戦略を失ったものであるということではない。キッシンジャーのように、古参の外交政策の指導者の助力で、朝鮮半島での調停(合意)は、「新しい世界秩序」を構築するための数ある「設計図(青写真)」の一つとして、役割を果たすのだろう。

(転載貼り付け終わり)
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/550.html#c1

[雑談・Story41] 保護の2歳男児 母親喜びの声〜発見したのは78歳のボランティア・尾畠春夫さん/TBS news 仁王像
1. 仁王像[2355] kG2JpJGc 2018年8月16日 20:17:30 : AcJYYYxxlQ : kHH4gcNsmvQ[2]
    「うれしかったです。小さな命が助かったなと思って。もう」↓
http://img.asyura2.com/x0/d8/9137.jpg

2歳男児発見の男性「尊い命 助かってよかった」〜「スーパーボランティアだ」ネット上でも称賛/nhk
2018年8月15日 16時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180815/k10011577931000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001

行方が分からなくなっていた藤本理稀くんを発見した大分県日出町の尾畠春夫さん(78)は15日午後、報道陣の取材に応じ「尊い命が助かってよかったです」とうれしそうに話しました。

尾畠さんによりますと、新聞記事で理稀くんの行方が分からなくなっていることを知り、14日、車で周防大島町を訪れて捜索活動に加わりました。

15日午前6時すぎに山に入り、理稀くんがいなくなった場所から歩いておよそ15分、距離にしておよそ600メートルほど離れた山の中の沢で理稀くんの名前を呼ぶと、「おじちゃん、ここ」という声が聞こえたということです。

尾畠さんが声の方向へ進むと、沢の近くの石に座っていた理稀くんを見つけました。

呼びかけに対し理稀くんは「はい」とはっきり答え、尾畠さんが持っていたあめをかみ砕いて食べたということです。

尾畠さんは10数年前からボランティア活動に力を入れ、東日本大震災などの被災地のほか、先月の豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市でも復旧作業にあたりました。

また、おととし大分県佐伯市で当時2歳の女の子が一時、行方不明になり21時間後に無事、保護された際にもボランティアで捜索に参加していて、このときの経験を頼りに今回、山に入ったということです。

尾畠さんは「見つけた瞬間はびっくりして頭が真っ白になり、心臓が止まるかと思いましたが、尊い命が助かってよかったです。あれぐらいの幼い子なら泣き叫んでいてもおかしくないのに、とても落ち着いていました」と話していました。

各地にボランティア
山口県で行方が分からなくなっていた2歳の男の子を発見した大分県日出町の尾畠春夫さんは、これまでにも東日本大震災など全国各地の災害の被災地にボランティアとして駆けつけてきました。

7年前に発行された日出町の広報誌では、尾畠さんが東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、がれきの中からアルバムや写真など被災者の思い出の品を探す活動にあたったことが紹介されています。

また、去年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた大分県日田市の社会福祉協議会やボランティア団体の関係者によりますと、豪雨のあとも何度も被災地に足を運び、車に泊まりながら水につかった住宅から泥をかき出す作業などにあたっていたということです。

災害ボランティアの経験が豊富で、現場では、ほかのボランティアに作業のポイントを教えるなどリーダーシップを発揮していたということです。

このほか、山に登って登山道にベンチや道案内の標識を設置するボランティアも長年、行ってきました。

尾畠さんによりますと、2年前、大分県佐伯市で母親らと一緒に畑にいた2歳の女の子が行方不明になり、およそ21時間後に山の斜面で無事に保護された際にも、捜索に参加したということです。

「スーパーボランティアだ」ネット上でも称賛の声
藤本理稀くん(2)を見つけたボランティアの尾畠春夫さん(78)について、ネット上では「スーパーボランティアだ」などと称賛の声が上がっています。

このうち、ツイッターでは「ボランティアのおじいさんがヒーローすぎる!かっこよすぎる!」「国民栄誉賞に値する」「ファンになりそう」などといった書き込みが相次いでいます。

さらに、尾畠さんが東日本大震災の被災地など各地でボランティア活動をしてきたことに触れ、「ボランティアのスペシャリストだ」「ただ者じゃない」といった投稿のほか、「スーパーボランティアの尾畠さんがすごい」などと、これまでの活動も含めて称賛する声が目立っています。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/613.html#c1

   

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