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[雑談・Story41] 60歳〜に、なった〜ら! 蒲田の富士山
32. 蒲田の富士山[107] ipeTY4LMlXiObY5S 2015年12月28日 18:14:06 : iWuWgIfdao : 08qmILRUGGU[1]
「川蝉さん」から引用
http://www5c.biglobe.ne.jp/~lotus/newpage6.htm
 
宗学者の宮崎英修著「日蓮とその弟子」に、安土問答の事件が詳しく論証されています。おおよその内容を紹介します。
辻善之助博士が明治44年に「安土宗論の真相」(佛教史学第一編一・二・三・五・六号)を論じ、信長公記は浄土宗側の報告をそのまま記したものであるから、日淵および因果居士の記録によって、全面的に訂正しなければならない、と立証し、また、信長によって打倒日蓮宗の意図のもとに画策され、日蓮宗に精神的打撃を与えるために行われたものである、と論じて居るそうです。信長公記によると「方座第四の妙の一字は捨つるか捨てざるか?」の問いに法華宗は返答に窮し、判者が法華宗の負けと判じ、日b等の袈裟をはぎ取った等と記述されているとの事です。
 
しかし、日淵の記録によると、経釈にない「方座第四の妙」という名目に、まごついたが数番の問答で貞安は「汝知らずや法華の妙よ」と答えたので、日淵はすかさず「汝愚痴なり、法華宗に対して法華の妙を捨つるかと問うか?、法華宗は法華の妙より立ってその外の余法を悉く皆捨つ、汝、言はうずる事なきによって戯言を申すか」と攻めると、浄土宗側はしばらく無言、赤面した。日淵は奉行に対し「聞き召されよ、申しつめて候」と云うと、玉念は「此の妙、彼の妙、妙義殊なることなし、妙は何れも同じ物よ」と、天台の円体無殊論を出した。
 
日淵は物の響きに応ずるが如く「但以帯方便、不帯方便為異はいかに」と問うた。爾前の経は帯方便の雑妙。法華は不帯方便の純妙、妙の名前は同じけれど義は天地の各別である。この義如何と云うこの問いに、玉念は無言。そこで日淵はは奉行衆に「浄土両僧共につめて候。問答の法なれば袈裟を給はらうずる」と云った時、玉念が急に立ち上がって「勝った、勝った」と二声叫ぶと、これを合図に周囲の者が勝どきの声をあげて殺到し、日b等の袈裟を取り、乱暴したとの事です。貞安は「方座第四の妙」という経釈論に無い名目を使ってごまかそうとしたわけです。
 

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/262.html#c32

   

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