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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
159. 2015年12月08日 20:28:27 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[1]



ピーマンはスキです。

このメッセージカードは、いつからピーマンくんのネタ帳になったのかしら。
心臓に悪いわ…ドキドキして……だから、ぜひ続けてちょうだい。(…)

なかにいっぱいタネが入ってるし、ピリッとしたり、赤くなったり、青くなったり、
フレディに歌ってもらったり、緑のフードかぶって走ってるし…
ピーマンはあなたのイメージにしっくりくるような…。


>「全てがうまくまわりだす」なんて心淋しいときに言えるかな?

音楽の街にたどり着いて間もない頃、あなたの投稿を読むたびに、「……こまったひと…」
とつぶやいていたのは前にも話したけれど、その困った人の苦手なタイプベスト5に
たぶん私みたいなのが入るんだろな…と思っていたの。ずっと長いあいだ。

「ったく、ワンパターンなんだよ」
「音楽の趣味と相性は関係ねえのに…」
「夜通しかよ…さっさと眠りな」
「思い込み激しすぎ!こじつけじゃん」

なにかと不快にさせていると思っていたの。
それでも、義侠心からみるにみかねて助けてくれたのだと。
その憶測はそれほど外れていないと思う一方で、勝手な妄想であっても構わなかったの。
なのに、どういうわけか、会えると直観するのね。昨年の終わり頃のこと…。
どこかネジが飛んでいるか、ゆるんでいるかしているんだわ。

そして、なにをしたと思う?
もう考えられないほどおめでたいの。どうしてそう先走るのか笑っちゃうほど。
あなたのいう「玉手箱」に大切にしまいこむようにして、少しずつしはじめたことがあって…。
……恥ずかしすぎてこのカードには書けないけれど、とても幸せな心地だった。

小さな素敵がかさなると、きっと大きな素敵につながっていく…と幻想を抱きがちなのは、
マッチ売りの少女が凍えながら、なけなしの火を灯しては夢みるように、
薄幸な人間の哀しい性じゃないかしら。
砂漠を彷徨う人が蜃気楼に水をみてしまうように。


>列車が近づいてくるような心理的圧迫

あの列車はあなたみたいだから、そう言っただけなの。
あのメロディは、「どしたらいんだ、どしたらいんだ、どうしよう、どうしよう」って聴こえるから。
困り顔で走っている列車をそっと見守っているの。

心理的圧迫じゃなくて……そんなあなたに私はどうしてあげたらいいのか思いめぐらしながら、
わかるのを待っている感じね。
待っているのは、ひらめきであったり、時の熟すのであったり、
あなたの声なき声であったり…。


>底なしの蜘蛛の網

その網はきっとドリームキャッチャーよ。
あなたは良い夢だけみるの。私と会っても会わなくても傷つかないからだいじょうぶ。
傷つくのはたぶん私。それはわかっているの。


❅❅ ❅ ☃ 🐇... ❅ ❅❅ 


準備…。
私の準備は少しかかりそう。
あなたに対する心の備えは十分すぎるほどにあるけれど、肝心の私はダメなまま。
もしあなたに会えるなら、トンネルを脱して、すっくと立っていたいの。
それなら、なにかの拍子に打ちひしがれても、倒れたりしない。
すぐに虚しくなってしまうひとをあたためることも……できるかもしれない。

だから、人参なの。
人参にありつきたいうさぎは、もつれる足で地面を蹴っては追いかけるんだわ。
ムレータまで操る複雑な人参だから、単純なうさぎの思うようにはいかない。
ときおり目を赤くしてうずくまりかけるけれど、また地面を蹴るの。
繰り返すうちに、きっと…うさぎらしく駈けるようになって……

人参に追いつくまで、あなたの幻影が消えぬよう
…いそがなきゃ……と思ってるの。






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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
161. 2015年12月11日 06:02:36 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[2]



これはタイミングを逸してお蔵入りしていたもの。
急にとりだして貼りたくなったから…

🐤


ここに来てひとりごちるよりずっと前のこと…

繰り返される痛みに哀しみを通り越し虚ろになっていると、
どこからともなくアメリカの古い音楽が流れ始める。

少女の瞳が訴える 『Free as...』 を決まってかける。

ほっとする。
もう一度かける。

続く曲を一通り聴いたら、いよいよ 『The Red...』
思い思いの「freedom...」のフレーズにくると、微かにつぶやいてみる。
揺れながら…。

なぜかムーミン谷のニョロニョロらが口々に「Freedom...」とささやいたり、
いろんな「freedom」が縦に並んで文字ごと風にそよぐのが目に浮かぶから、
つい彼らと一緒になって揺れてつぶやいて…。

心地いいからリプレイ。

「freedom」らとともに揺られ口ずさむまに、ほんのりやわらいで、
しまいに笑みすらもれる。

ようやく眠りにつく。


そんなことを懐かしく思い返し、『Love』のジャケットの配色を眺めていたら、
彼らの曲をロビンが考察していた。
小さな偶然が彼のとりあげる曲をめぐってよく起きるのは、
さほど不思議でないかもしれない。

目隠しされたまま手をのばし、指先は彼の輪郭をわずかになぞるから、
東の風にのってささやかなめぐりあわせは届けられるのだろう。
まるで冬の贈り物のようにあたたかい…


それにしても、どうしてけしちゃったの
ちょっとしたよりどころだったのに
線描(…)


🐦

線描が消えて、クリスマスに。
Improvi...よかったよ…





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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
163. 2015年12月12日 18:28:27 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[3]



手紙を入れにきたら、あなたのが入っていて…。
ジルベルト・ジルの声も、あたたかいのね。
この声、好きだわ。

歌詞の意味を知りたくなって、直訳をいくつか読んでみた。
言葉の不思議な羅列を好きなように解釈しながら…
……気に入りそう…。

以前、youtubeで、あなたの自作自演の曲を聴いていると、
そのうち、ジルベルトがかかるの。
あなたも聴いたかなって思っていたの…


ここからは、もってきた手紙…💌


あなたに訊こうと思っては、よしていたことがあって…。

最近、街で高いビルをみかけるとすぐに、てっぺんから飛び降りるイメージが浮かんでしまうの。
それほど「死にたい」と思っているわけではないの。なるべく機嫌よく過ごすよう心がけているし。
けれど、高層ビルを目にするたびに死を連想させるシーンが瞬間的に浮かぶなんて、
現実から逃避する選択肢に「死」がうろうろしはじめているのかしら。

深夜、ぼんやり思案するうちに哀しくなって涙していると、ふと死を思い浮かべてしまうの。
「死」を安易に思うタイプの人間ではなかったから、そんな自分に戸惑っていて…。

これまで、どんな艱難にあろうと死を望むことなくやってこれたのは、たぶん、まだ自身と自分の未来に
漠然とした期待をもてたからかもしれない。
それが今は、昔ほど自分に期待できないし、以前ほど自分を愛せないからでは…と仮定してみた。

じゃあ、どうすればいいの…と考えていたら、あなたの投稿に答えをみた……気がしたの。
本に書いてある文句でもなく、著名人のメッセージでもなく、友だちの励ましでもなく、
あなたが私に向けてくれた言葉だから響くのね。

ブラックホールに閉じ込められてなお顔をあげ続けるあなただから……
なにより、私がいちばん耳を傾けているひとの声だから。
あなたにそのつもりはなくても、美しいタイミングで琴線に触れるのね。
……不思議だわ。

…………つまり………とても、うれしかったの。





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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
164. 2015年12月12日 18:30:32 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[4]



断捨離…
実は私もこの秋から始めたの。
人と物とこだわりを少しずつ捨てているの。こだわりはなかなか手放せないけれど。

初夏から食べても食べても減り続けていた体重が、ここにきて勝手にX字回復していて…。
お風呂からあがって、ちらっと鏡に映った腰のラインが女らしくみえて……恋のせいかしら(…)
などと思っていたら……脂肪が加算されていたのね。
いそぎカロリーの高い食事も断捨離アイテムに。
でも、食卓がおいしいものでにぎやかになる12月はむつかしいかな。


……だるまで思いだした。
10代の頃、いっとき、ビリー・ジョエルの顎と耳を結ぶ輪郭から首にかけてのふくらみにハマって、
「まるい男性の頬から首への肉の厚みにしびれる…」と言ったら、友らがひいちゃった。

昔、様々な人をデッサンしていつも感じたのは、どんな形も魅力的だということ…
素朴な発見だったわ。
それに、好きになったひとの色形をとても好きになってしまうの。
異形であっても、ひずみが愛しくなるの。
愛しいという感情は、ほんとうに不思議ね。


>僕たちをはじめに引き合わせたスレ

あのUFOスレ、恥ずかしいわ。
私ったら…次々と甘いものをとりだしては、あなたを釣ろうとしているの。
誰もつっこまないのをいいことに言いたい放題だし。
ほんと……こまった人よね。

『ショッピングリーン』も好きな記事のひとつでね。
色やデザインへのあなたのこだわりにうなずきながら読んだものだわ。
でも、なぜか毎回、動画は再生しなかったの。
西部劇のパロディか何かと思ったまま。

ある日、気が向いて、「▶」をクリックしたのね。
なんだか、ひどく気に入ってしまって。何回もリプレイして……
すっかり気をよくして、自分がジトロフになりきって、UFO話に乱入してみたの。
まだあなたを神戸に住んでいると決めつけていた頃…。(ずっと願望の投影)


>お姫様だっこした状態で

そうよ、あなたはチトロフだもの。お姫様だっこしたまま、
時速400マイル以上で走るのよね。
……やっぱり、食も断捨離しようっと…


>リーチ

試しに私も計ってみたら168cm
(手はふつうよりちょっと長いかもしれない)
それに20cmほどたして想像してみたの。
手を広げているところ……⛄


>これがまだ80キロ台に留まり

あんまり解けちゃったら困るわ。
似合わなくなるから
ブローチ…





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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
166. 2015年12月16日 17:35:56 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[5]



それでは、話さずにいた小さな不思議をふたつ紹介いたします。

まず、ひとつめは、だいぶ前のこと……(ちょっと長いけど)


幼い頃、気まぐれに父の隣で観るのを許される以外は、
午後6時から30分、NHKの子ども番組しかみせてもらえなかったせいで、
テレビをみる習慣のつかないまま今日に至る。
人との感覚のずれがさらに顕著になるくらいで不自由しないが、取り残され感は、ある。
それも別に構わない。大切な人に取り残されなければ、それでいい。

父しか触らないテレビ。そばを通るとき、たまに父ごとテレビを眺める。
免疫がないので、そんなときの反応はふたつにひとつ。釘づけになるか、しらけるか。
釘づけになるのは例えば、唖然とするほどくだらない企画で死にそうなくらい笑ってしまうとき。
笑うのは大好き。だから、笑わせてくれるなら、どんな番組も好きになってしまう。

ところで思春期、例えば授業中、誰よりも早く笑い、誰よりも遅くまで笑い続けたあげく、
教師に叱責を受けるほど笑い上戸だった。
それがどうだ。昨今、笑いが足りない。実に足りない。全く足りない。
ただでさえ貧血からくる鬱症状に悩まされるのだから、ここは意識的に笑うとしよう。

とある日、ノートパソコンをあけてすぐの黒いモニタにうつる無表情の女にぎょっとして、
毎日健康であるための「1日分の笑い」が致命的に不足していることに気づいた。
「1日分の鉄」はコンビニでも売っているが…。
てっとり早く笑いたければテレビだろ……単純な図式がすっかりできあがっている。

しかしテレビのために朝読み切った新聞を再び手にするのは、なんとなく嫌だ。
では検索……初めて試みるネットの番組表の便利さにしばしうなる。
が、長い宣伝文句のついた番組名ばかりで、笑えるかどうかさっぱりわからない。
白々しい言い回しに、内容を調べる気すら起きない。
芸能人らの名前もよくわからない。この人なら笑えるというお約束も持ってない。
これはやはり弊害だ。テレビの世界を知らなさすぎる……初めて不便を感じる。

結局、じゃあ…とNHKの欄をみる。子どもの頃のままだ。刷り込みだろうか。
それにしても、どれもつまらなそう………………………あ………………
「子ども」「虐待」の文字にカーソルがとまる。
クリックしようかしまいか一瞬迷って…クリック。

番組内容にざっと目を通し、「たった30分でなにがわかる…」と帰りかけて、
欄の隅っこにナレーターとして「ゆり」の文字がみえた。
おもむろに部屋をでる。
「8時から30分だけ、かまわない?」 テレビの持ち主に声をかける。

午後8時。テレビの前にスタンバイ。
リモコンのどの数字がその局につながるのかよくわからず、持ち主に訊ねる。

始まる。
体験者のインタビュー
体験の朗読(ゆり)
それらを交互に
終わる。
30分でなにが…は半分撤回。
次の番組が始まっている。
そのまま私は座っている。
釘づけじゃない。
金縛り。






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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
167. 2015年12月16日 17:37:25 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[6]



ふたつめの不思議は昨日のこと…

あ……ちょっと…これはあとで。ごめんなさい。
こんなふうに言いかけてやめるのは「エッチなしょうこ!」って、
子どもの頃はやしたてなかった?

ちなみに、ビリー・ジョエルは私にとって「イケメン」ではありませぬ。
むしろ、その反対のカテゴリーにおはします。
正統派だった小学生の頃ならジェンマやガーファンクルが王子様でした。
それ以降は、ひたすら倒錯的でマニアックな……(以下省略)

あなたに言われてみると、私ったら、矛盾したことばかりしゃべってるのね。
ひとつひとつは至極まじめに語っているんだけれど…。

ライターは、ろうそくをつけるときに使うかな。
キャンドルは大好きよ。

ろうそくの炎のようにゆれてみえるかもしれないけれど、
これでも、ずっと芯は通っているつもりなの。
だから、なかなか消えないから。

🎂


あなたが空のことをたびたび話すのを聴いていると、だんだん蘇ってきた記憶があって…。

社会人になりたての頃、退社するのは夜の10時半過ぎで、毎朝、青い顔して出社していたの。
大きな窓の外を音もなく通り過ぎる飛行機を眺めるたびに、水槽に飼われる魚に似た
閉塞感に溺れがちな日々…。
たまに8時過ぎに退社できる日は、お腹をすかせたまま近くの図書館へ直行していたの。
お腹より心がひもじかったから。

川の中州と両側に並び建つビルのネオンと橋をゆく車のライト、
彼らを許している夜空をみながら、土佐堀川沿いを急ぐの。
川はそこに決して建物が立たないから、流れが光るから好き。川と光と空。
あの光景がなかったら、とっくに窒息していたと思う。

川沿いの図書館の向かいには市役所があって、遅くまで煌々とついている高い窓灯りを横目に、
うす暗がりのなか、古く重々しい石の建物、本の館に身を隠して潜入するのが、
唯一自分を取り戻す儀式だったの。

長い年月をかけてこもった紙と人のすえた匂いの漂う書架を縦横無尽に泳ぎながら、
心ほどかれていくのを待つの。
そんなとき、脳裏をかすめる囁きがあって、それは…
「……ほんとの、ほんとうの、たったひとりの、ひと……」
心のどこかで、かすかに唱えているのね。
そうして、ほのかに安らいだ心地になっていくの。

「ほんとの、ほんとうの、たったひとり」とはどういうひとかというと…
それはもう、脱力してしまうほどふつうなのだけれど、
空や光を一緒に美しいと感じていられるひと……なの。

美しいものを美しいと感じるのは誰しもあることだけれど、その「じゅもん」の鍵は、
一緒に美しいと感じていられることに深いところで喜びあえること……だった。

……こんなこと、すっかり忘れてた。

📚


昨日、街を歩いていて気づいたこと。
高層ビルをみあげたら、身をひるがえすイメージはすーっと小さくなって、
しまいに消えちゃたわ。

あなたのおかげ…ね。


ブローチをつけたら……そのあとは、もうふたりで決めているの
私のコートに雪の積もったモミの木のブローチをふたつ…
あなたの襟の雪だるまの隣にも、ひとつつけて
マフラーして、ブーツ履いて、手袋つけて…
くりだすの…クリスマスの街へ

それから、それから……



📦





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[雑談・Story40] あなたのストーリーを、あなたの人生をきかせてください 雑談・Story板になりました 管理人さん
66. 2015年12月16日 20:35:34 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[7]



家を出るときはひどい降りようであったのが、地下鉄を降りればすっかり晴れあがった空のもと、
軽い足取りの人々とともに会社へ向かう。
デスクの下で泥はねの跡をぬぐい湿った靴を乾かすたびに、田舎住まいを疎ましくは感じても、
冴えない土地とあの空が感性を育んでくれたのだと思いなおしてみるのです。

それでなくても事実とずれがちな記憶のさらなるすり替えに加担するようで、
後づけの意味をなるべく与えぬようにしても、みいださぬことには居心地の悪いとき、
「仮説」と但し書きをつけ、都合のよい解釈に甘んじてみるのです。

「感性を育んでくれた」もそのひとつです。どこに生まれたって育まれるものです。
それでも遠い記憶が蘇るのは、解釈を変えたがっているのか、再認識してほしいのか、
定かでありませんが、なにかを訴えているように感じるのです。


午後5時。
私の門限でした。
小学生の頃のことです。

野の遊びに親しむ子どもにとって、その門限はいかにも厳しいものでした。
どんな遊びも夕暮れ時になると決まって、いよいよ佳境に入るからです。

……つくしとり…数珠玉の首飾り…ひっつきむし…草笛…れんげのかんむり…
草相撲…ぺんぺん草…とんぼとり……

どれも心持ちさえ強くもてば、なんとかきりあげることができます。
ただひとつ、中毒症状をきたしている遊びがありました。

フナのひとり網。

虫とりに飽きたら、その網でフナをとるのです。
運よくとれてもその場で放します。水槽で飼っても全くつまらないからです。
フナにとっても私にとっても互いに愉快な居場所は、雨季に増水するほか、
長靴で入れば子どもでも渡れるくらいの浅い川でした。
石や藻の陰に彼らは潜み、けっこう頭のきれる連中でした。

川面に私の影がちらっとでも映ろうものなら、さっと姿を消す。
かといって逃げるわけでなく、あきらめて別へ向かいかければ、すっと現れる。
たいてい適当な飛び石の上に乗っかり、じっと待つ。一応ライバル、漁の名人シラサギになりきって。
微動だにせぬ酷薄な天敵と化し、フナらを緊張のあまり金縛りにあわせたところで、ざっと網をさしこむ。

反射神経ならゆうに27倍彼らのほうが機敏なので、当然逃げられます。
逃げられるからやめられない。やめないから逃げる。逃げるから追う。追うから逃げられる。
えんえんこの繰り返しです。

せがむ妹をたまに連れることはあっても、たいてい、ひとりでした。
数人で追い込み漁をする手もあったのでしょうけれど、とにかく、ひとりでした。
ひとり、ただひたすら、水音と風音とフナ音だけの世界に埋没しきる孤高のひととき。

フナ音とはフナのたてる音のことです。あ、今つくった言葉です。
たいてい、すこし離れたところで跳ねてみせるのです。
からかうように、「こっちさ」といわんばかりに。

石陰に彼らのシルエットの重なりをみとめるや、ぐぐっと網をねじこむ。
身をよじらせ、すり抜け、ぎらっと腹の銀色をひらめかせ、すいっと消える。
いく度やっても取り逃がし、しばし呆然と水面を眺めやれば――

思わぬ所でぴしっと尾で水面をたたき、撹乱する。
流れを縦一文字に切り裂き、駈け抜ける。
せせら笑うように腹を光らせては、あおる。

水底を鼻先でかきまわし、煙に巻く。
われ関せず、ひっそり泡をふかす。

そのたびに、こちらはたちまち躍起になって、川べりをあっちへ走ったかと思えば、
こっちに駈け戻り、流れをあちらへ渡ってみたり、慌ててこちらに飛び移ったり――
ともあれ奴らに翻弄されるがままに、ひどく忙しいのです。

忙しいと、ときのたつのを忘れます。

知らぬまに川や土手の陰が濃くなり、やがて色や形が思い思いに溶け合い――
赤信号です。点滅するは門限の刻のしるし。
はっとしてみあげれば、紅(くれない)、黄金(こがね)、山吹、橙、琥珀、群青、藍、象牙……
色の名を軽々と逸脱し名も知れぬまま光り輝き、一斉に天空をうねりはじめるのです。

はやくはやく。うううん、まだまだ。でも、いそいでいそいで。いや、これから、これからなんだから……

もみあっているうちに陽はどろどろ落ちて、空はますますたけり狂ってゆきます。

しらないしらないよ。わかってる、あといっかい。あともういっかいだけ。あとほんとに、いっかいだけだから……

結局、限界を超え、とうに暗くなった畦道を家へまっしぐらに転がり走ることになるのです。
電燈に照らされた誰もいない通り、門のあく音がいやに響き、ドアをあけるとそこは闇でした。

……ああ…また、やってしまった…

そっと靴をそろえてぬぐと、そろりそろりと奥の部屋へ向かいます。

「ごめんなさい」

暗闇のなかにかろうじてみえる正座姿のシルエット。
返ってくるのは沈黙だけ。
母です。

「…ごめんなさい」

さらなる沈黙。

「……ごめん……な…さい…」

「………何時だと思ってるの」

「おかあさん、ごめんなさい」

ふたたび沈黙。

「……お父さんにいいます」

「いわんといて!もうしないから!」

すっとたちあがって母は、私のそばを通りすぎながら低くかすれた声で

「いい加減になさい」

そうして、ぱっと台所に明かりがともる。
子ども部屋から妹が気の毒そうに私をうかがっている。

食卓でも母の沈黙は続きます。

そんな具合でした。
おなかのあたりがしくしくする叱られ方でした。
しかし、懲りないのです。
これを何回やられても、やめられませんでした。

フナとりの魅力に魂を抜かれていたのでしょうか。
魔性の空に正気をからめとられていたのでしょうか。

夕暮れ時のあの色を思いだすたびに、胸の底のあたりが波立ちます。
不安と後悔と…憤りと……そして、快楽と。
あの狂ったような空は、あの頃の母と私の、どうしようもなさの
象徴である気がしてなりません。

大人も先生もクラスメートも近所の子らも、なんとなく好きになれなかった私にとって、
存分に自分を解き放てたのは、冴えない野っぱらや汚れつつあった川と空のあわいで、
ただただ黙々と気のすむまで過ごすひとときであったと思います。
空も川も草木も生き物らも、さほど優しくも厳しくもありませんでしたが、
人間世界と折り合いの悪い子どもの我がままをそっけなく許してはいたように思います。

それにしても「品行方正」な家族のうち、「ルール」を破るのはいつも私でした。
なぜルールに従わないのか、従えないのか、家族には全く理解できないようでしたし、
当の本人にもよくわかりませんでした。

その後成人して、彼らと離れて暮らしはじめたら、ルール破りの私のなかから、
しれっと「品行方正」な私が現れ、仲良く共存するように。
「なんだ、できるじゃないか、こんな簡単なこと…」

幼い時分の言いつけ破りは、両親の息の詰まるやりようへの、
小さい人間なりの無意識の抵抗であったかもしれません。
そしてその原動力は図らずも、近くの野や川、絶えずともにする空から、
日がな吸いとっていたのだと思います。

もし、その頃の小さなわたしにひとこと声をかけるとしたら――

「そのまま、そのまま…」



そのときたったひとりだったあなたへ
https://www.youtube.com/watch?v=8fO67BdTSOk

https://www.youtube.com/watch?v=C2zix8yTY_Y











http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/726.html#c66

[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
169. 2015年12月18日 04:45:00 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[8]



だ〜るまさんがこ〜ろんだ…の「だ〜るま…」で、
もうタッチして逃げていくの。
駈けていくあなたのうしろ姿をしばらく見送ったあと、
こうしてまた、とつとつとお返事書くんだわ。
ゆきだるまなのに……あし、はやいの…

書いているうちに眠ってしまったら、
いつのまにか、戻ってるの。
ゆきだるま…

だからタッチするよ。
4回。


>166の話の後半はすんげーわかりにくいな。

あなたは、ほんとにやさしい。
書きにくい…でも、伝えたい…でも…でも…
…とうとう書いてしまった……どうしよう…
という気持ちをさらっと流してくれる。
…たぶん、ね。

じゃなくて、ほんとわかりにくいね。
sorry…


>ググらないと大阪市内だということすらわからなかったぞ。

あなたなら調べてくれると思ったから……調べてほしかったから、
検索できるヒントをいくつか残しておいたの。


>誰もいない深夜の教会

図書館の裏手にある公会堂は知っているかもしれないけれど、
「ルネッサンス」様式の美しい建物で、誰もいない夜に忍び込むと素敵よ。

暗闇を声に導かれて階段を昇り、灯りのもれる部屋をのぞくと、
幾人もの人が歌を練習していたり、静かに絵を描いていたり…。
いまは知らない。


>12月12日の朝にとったんだけど

一瞬、水面に陽が映ってステキ!って思っちゃった。
なにかを消したあとだと気づくのは3回めにみたとき。
じゃあ、このおしゃれな街灯は…?
道路標識だと気づくまでさらに数分…。

この思い込みの激しい人を本当の空のもとへ
いつか連れてってくださいな。


🌅



http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/481.html#c169
[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
170. 2015年12月18日 04:48:10 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[9]



それでは、ふたつめの不思議をお話しいたします。

仮住まいの壁に貼ろうと、空について書き始めた当初、
最後のひとことは、「それでいい」としていたの。
しばらくしたら、その言葉を曲名にした投稿があがって…。
かぶらないよう他の表現に直しても、なかなかしっくりこない。

あなたが書いてくれたなかにあった、「…そのまま、そのまま」
なぜか、「そのまま」を重ねて使ったことが記憶にないせいか、
新鮮な響きを感じていたの。
そこで決めました。
あなたなら拝借に気づいてくれるかしら…などとめぐらしながら。

翌日、出先で観た映画にその言葉を使った印象的なシーン…。
画家のフジタがポーズに退屈しかけたモデルの裸婦らに呼びかける。
「そのまま、そのまま」

あなた、わたし、フジタ…と一瞬、つながった気がしたのね。


🎨



http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/481.html#c170
[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
171. 2015年12月18日 04:50:18 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[10]



そして、この不思議は、ほやほやです。
今朝のことだから。

あなたと少年チベットに思いをはせると決まって流れるピアノ曲があって、
昨夜、じっとそれを聴いていたの。
youtube越しだから、次々と同じ作品を様々な趣向で奏でられて…
ふと画面をみやると楽譜が映っていて、シンプルな譜面に思わず見入った。
にわかに弾いてみたくなる。

いつかあなたに聴いてもらえたら……私が弾くのを…と思いめぐらした。
学生の頃にやめたきり、一度だって再開したいと思うことはなかったのに。
…指…動くかな。そうだ、また先生に習おう。きっと喜ばれるだろうな…
と思いかけて、はっとした。とうに亡くなられているのに。
なんともいえない心地になって、いつまでも終わらない曲に
身をゆだねて眠ったの。

翌朝、食事の片づけをしていると呼び鈴をならす人がいる。
玄関へでていくと、先生のご長男が立っておられた。
昨夜、先生のご主人がお亡くなりになったと……。

先生亡きあと、ご主人は気丈に暮らしておられたけれど、
数か月前に足を煩われてから介護士たちの車が来るばかりで、
とんとお姿をみかけなくなっていたの。

昨夜、先生は、ご主人を迎えにいらしていたのかもしれない。
まだ向かいに住んでられるよう私に錯覚させるほど、
すぐそばにいらしたにちがいない。

だって、確かに心のなかに会したのだから。
あなたと、わたしと、せんせいが…


🎹



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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
172. 2015年12月18日 04:51:57 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[11]



昨日の朝、目覚めたら喉が痛いほど渇き切っていて、
まずいな…と思っていたら、夕方になっても痛みはひかない。
師走の街にでかけると、たいてい風邪をひいてしまう。
にもかかわらず、夜更かしするのがいけないのね。

睡眠1時間で、あなたは病気しないの?
ここ数日の4時間睡眠でこのテイタラク…。
貧血治療で免疫力は上がっているはずと、
たかくくっていたけど。
…油断しすぎたかな。


>雪がとけたら

きっと出逢ったら、とけちゃうと思うわ。
わたしったら、むだに熱いもの。
……体温がね。
夏なら、37度は軽くあるの。
なのに冬は、氷のように冷たいの、手が。

こうして連ねる文字すら要領をえないけれど、
しゃべったらもっとひどくなるの。
書き言葉はときに溢れるけれど、口にするとなると、
とたんにブレーキがかかるのね。
思考から発語への経路がきっとうまくひらかないのね。
だから、聴き上手よ。(…)

……聴き上手同士、もじもじしている様子が浮かんできちゃった。
きっと、あなたが突拍子もなくおかしなところから、
勇ましく突破口をひらいてくれて、
とってくれるといいんだけれど…
冷たくなった手を。


👏




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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
174. 2015年12月20日 00:33:45 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[12]



Mungo Jerry...

昨夜、これあげたの、あなたかしら…
風邪で朦朧としながら、ふと、聴きたいな…って。
なぜだかわからないけど、聴きたかったの。

あなたの曲には、こんなことが何回もある。
脳をひらいて誰かのぞいてるかと思うほど…



>よかったらきます?

……逢いに行きたいにきまってる…

いまは…逢える嬉しさよりも失う怖さのほうが大きいの。
弱っているから、これ以上…傷つくのはつらいの。
そんな恐れをのり越えるときがきっとくるから
それまで…待っていてほしいの。

だめかしら…

傷つけられないかぎり、ずっとあなたを想っていられる。
ちゃんと駈けるようになるまで、ニンジンでいてほしいけれど…
あなたは……あなたはいつ行ってもいいから…
ね…そうして…



🐇





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177. 2015年12月22日 00:23:05 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[13]

いつだってあなたにあたためられてきたけれど、
今回は……もう……何回読み返したかしら。


>おかしいな、なんでこんな日に水たまりができてるんだろ?

あんまり熱く語るから、自分の熱で解けちゃったのね。


>何事もなかったかのように既に会っているじゃないか!しかも今週に!

そう。すでに逢っているの。今週に。
何事もなかったかのように1年前の今週にも。

1年前のあなたも優しくて、わたしにされるがままに、
おとなしく胸をさしだしていたのよ。
…ブローチをつけるあいだだけだったけど。

それでも、1年後に、こんなにもあたたかい贈り物にあずかるとは、
思ってもいなかった…。


それから、しばらくして…
ハンドルを握り、広がる夕空に向かい、ふと我に返るの。
「…あれは、ちょっと……走りすぎたかな…」
そんなふうに遠くであなたが苦笑している頃ですら、
贈られた言葉を胸に浮かべては頬を染め…前を向いて…
わたしはどこまでも歩いてゆけそう…。


……あなたの存在は、わたしにとって100にんりきなの…
…100じゃない…10000…1000000…
もっと……もっとよ。




⛄…∞…




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[雑談・Story40] ふわふわメッセージカード チベットよわー
180. 2015年12月24日 06:42:59 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[14]


返事をおきにきたの。
179は、まるで、このコメントを読んだみたいなコメントね。
「まじめに考えすぎるから直線を進めない」という良い例をご覧くださいな。

❅❅❅


ごめんなさい。
「達磨」が差別用語だなんて知らなかった。
「ゆきだるま」は絵文字も含め、あなたへの愛しさをこめて使ってきたけれど、
どれも気を悪くしていたのね…

子どもたちも私も大好きな冬の風物詩、ゆきだるま。
世界中の淋しい子どもたちの無二の親友になったり、一緒に空を飛んだり、
あたたかな記憶としてどれほど愛されているかしれない。

好きだった「ゆきだるま」という言葉も絵文字も使うのが怖くなって、
あなたとブローチにまつわる大切な記憶まで一瞬にして消し去られたのは、
……哀しかったわ。

私のなかで「達磨」と「ゆきだるま」は音が一部同じだけで全く別のものだから、
「差別用語」とあってもそれは「達磨」のことで、自称しては自分を戒めて、
不思議なことをするのね…と気にとめなかったの。
あなたの語っている事の本質で胸がいっぱいになっていたしね。
警告していたのね……気づけなくて、ごめんなさい。


でも、いま、わたし……あなたのこと、ひどい…って思ってる。
「ゆきだるま」という言葉にも絵文字にも、どれほど愛情をこめたかしれない。
それをあなたがわからないはずないのに。

あなたからの誠実な言葉に、時が立ちあなたが我に返っても私は醒めないと、
精一杯返したつもりだった。あなたの力は私にとって無限大「∞」だと、
絵文字とともに表現してみた。

そのすぐあとに、「差別用語」という語をふりかざして皮肉るの。
あなたへの愛情を示すために想いを込めてきた言葉やイメージを
このタイミングで貶めなければ気がすまないの?

こんな大切なやりとりのさなかですら、私の無知を見過ごせないひとが、
どうやって私の弱さや欠点を許すことができるの…

考える時間の充分にあるここで、気のつかない私の頬を打つのだから、
考える暇もない実際なら、もっと鋭く突くんじゃないか…って思う。

ゆきだるまになぞらえ、夢見心地で愛しい…と抱きしめるわたしを
抱きしめられながら、「差別だ」と裁くの。

柊や鈴蘭になぞらえ、頬を赤らめながら私たちを祝福してみたら、
「知障者施設を…」と返すの。

機微に疎いならまだしも、あなたは繊細に察知できるひと。
心をこめて打ち明けているここ一番に、私の気持ちを知りながら、
凍りつくようなものを浴びせるのはなぜ…


わたし、怒っているの。
懸命にさしだしていた心をたったひとことで踏みつけられて…
愛しさをこめてきたものを言葉狩りの餌食にされて…

あなたのとびきりあたたかい声に、思わずそばに駆けよったら、
「差別だって気づけよ」と、バケツで冷たい水を頭からかけるの。
びっくりして、胸が、ばっと冷たくなって、そのうち寒々としはじめて……


「じゃあ、君が愛情をこめたなら、どんなに嫌でも我慢しろってのか!」
「違うわ。なぜ今指摘するのって言いたいの。そんなに大切なことなのって…」
「このまま黙ってたら、えんえんと続くって思ったからさ。大切なときだからこそ、
わざわざほのめかしたのに、気づかないのはデリカシーの問題だよ」
「…デリカシーって……あなたにデリカシーがあるなら、大切なときだからこそ、
懸命に返すわたしを……包み込んでほしかった……」
「な、なんだよ、泣くなよ、こんなことくらいで…」
「……どんなに…どんなに想ってるか、わかってるくせに……(号泣)」


あなたのたったひとことに
わたしったら、こんなに怒ってしまったの…

まじめだからじゃない。
真剣になりすぎたから。

こんなに怒りんぼでも神様に感謝できるの?


>あなたの問題は、誇りが高いので現在の活力や意欲を奪い取ってきた原因を退けることに他人の力が必要だということが認められないことだと思うんだ。

これほどあなたの力を借りてきたのに、なぜそんなことをいうの…
あなたのおかげで、ようやく立ちあがりかけていたのよ…






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182. 2015年12月25日 02:42:29 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[15]



イブの朝になにしてるんだろ…
とすっかりしょげていたのに、あなたの優しい機転に
またもや助けられちゃった…

今度こそ、「嫌い」って言われてしまう…としょんぼりやってきて、
読み終えた頃には、小さな目がたぶん……
こんな 💖💖 になってたと思う。

……つまり………………ほれなおしちゃったの。


イブの夜、我が家で小さなケーキをかこんでいたときのこと…
あまりにおいしくて感嘆しかけたら、ほぼ同時にあなたを想っていたの。
一緒に味わいたいと思う以上に、あなたそのものをふーっと感じていて…

哀しいときに食すると不意に涙があふれて困るという話をしたことがあるけど、
私の食の神経は、きっと心の深いところに根をおろしているのね。
そしてもう、あなたはそこに棲んでいるんだと思う。



...🎂...




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184. 2015年12月25日 17:12:00 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[16]


Merry X’mas

🍷🎂🍷

🎄


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187. 2015年12月26日 19:00:32 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[17]



お昼前、ここをあけていたら、呼び鈴が鳴って…
「……うちは教会に行ってますので…」
と父の声。すぐに戻ってきて…
「エホバの人だった」

夕方になって、冷蔵庫を開けて夕食を思案していたら、
なぜか突然、わけもなく…
「……あのひと……オタクかしら…」と思ったのね。
まるでひらめきのように。すぐに…
「オタクなひとが、あんな鮮やかに怒った女性をなだめられないわ。
むしろ……逆よ…」
と思いなおしたの。

そのすぐあと、夕食のことで調べたくてパソコンあけて寄り道したら、
レノンがオノ・ヨーコに捧げたらしい曲にあなたの書き込みをみつけた。

それからここに来たら、「電車男…」ってあなたが語っている。
ヒット数について笑っているので、一番上の記事を読み返したくなった。
トリビアにレノンとヨーコのエピソード。

数日前、映画の『電車男』の最後のシーンだけyoutubeで観ていたの。
回想シーンだったかな。電車から背を丸めて降りる彼の上着が
ジトロフのと全く同じグリーンだったの。


……だから?





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188. 2015年12月26日 19:01:50 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[18]



クリスマスの日は小雨だった。
フルムーンはみた?


体をしぼるというあなたを見習って、私も…
風邪をこじらせたのか、このところ咳がとまらなくて。
とりあえず、ちゃんと睡眠をとろうと誓いました。

あなたほど伸び縮みはしないけど、筋肉のつくべきところが
ぷよんとなってまどろんでいるので、さっそくゆり起こしてみるわ。


それから、あなたのアドバイス、あたっていると思うの。

>心をこめず、集中力も使わず、自然に淡々とこなすことって案外してこなかったんじゃないかな。

集中することはできても、力を抜いて流れに身を任せるのは、できていないかもしれない。
そんなつもりなくても、まじめすぎるんじゃないかって言われることもあって…。

水泳でも、かくときは力を入れるけれど、そのあと力を抜いたときに進むものね。
緊張と弛緩のバランス、要領が、よくわかっていない気もする。

ましてや淡々とこなすといったら、毎食の用意や毎夜の眠る準備くらいしか思い浮かばないのね。
それはルーティンだもの、淡々としてあたりまえよね。


>どんな感じでかはイメージを枕元に送るね。

イメージが送られるのを待ちながら眠ると、
なぜかよく眠れるみたい。
……こんな感じかな。


⛄bed🐇.....zzz💤💤💤


あくまでも立ってるの
枕元に
守護神みたいに、ね








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191. 2015年12月28日 16:55:25 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[19]


>・・・そんな気持ちから言ったと思うんですが。

あなたって、ほんとに愉しくて優しいひとね…。
ジョークでも、うれしくて何回も読み返しちゃったわ。

気に入ったので、あらためて自分にも言い聞かせて…
今朝、以前に傷つけられた人にも心を尽くそうとする母に
同じことを話してみたの。
哀しいめにあっても優しくしたくなる性分に気づいたみたい。


>感謝する人もいるんだね。

…泣き虫のわたしも、感謝しなきゃね。
涙できること、それに…優しく慰めてくれるひとがいること
なんだか……とても贅沢ね…


あなたが言ってくれたように昨夜はちゃんと温かくして眠ったら、
朝寝坊しちゃった……おかげで、だいぶ楽になったの。

今朝から冷えこんできていて…。
それでもあなたのほうが、うんと寒いんじゃないかしら…
私よりずっと北のほうに住んでいると思いこんでるの。
…今夜は雨かな……とかね。



 ☂
⛄ 🐇




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193. 2015年12月30日 18:22:30 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[20]


>窓の外に余分なだけつるしておいてもらえれば

…もう返せないわ。
あなたの全霊、ちゃんとしまいこんでるから。
そういう箱があるの。

ほかにも、あなたの記憶ごと入っているものがあって、
日の目を見ることなどないと思っていたけれど…
これはね…って打ち明ける日が……いつかくるといいな。


時差があると、クリスマスや年越し、誕生日などは、
相手の時間にあわせて、「おめでとう!」って言うでしょ。
お祝いの臨場感を共有できるようでできないもどかしさを
あなたとの間に感じることになるのは、しかたないけれど、
すこし…淋しい気がする…のね。

なにか、共有できるよいアイデアはないかなと巡らせても、
同じ曲を聴く、くらいしか思いつかなくて…


初夏からの嵐のような日々も治まりつつあって、ひと息つけたからか、
あれだけはりつめていた心と体がぼおっとしているの。

ぼんやりするばかりで、ほとんど言葉がでてこなくて…
そんなときは音に身をゆだねて、満ちてくるのを待とう…って。
そこで、あなたの好きな曲を聴いて、ほっとしてみたくなったの。

お勧めがあったら、いくつか教えてほしいな…
投稿したことのある曲でもいいし、そうでなくてもいい。
選んでほしいの…あなたに


……ぴょん
オリテ、ヨリソッテルノ
トナリニ




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194. 2016年1月01日 03:10:55 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[21]



『 これなにって私に聞いて…わかるから 』

あなたの好きな曲に首までつかって…うっとりまどろみながら…
…ゆっくり思い返してみたの……1年よりもっと前からずっと
いく度も…いく度も…たすけてもらった気がするの
そして……一番つらいときにあなたがいて
……ほんとうによかった

Thank you,Robin
I don't ever change
Believe in me



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195. 2016年1月01日 17:02:27 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[22]



Bonne Année 2016 !

   🍸 🎉🐒



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197. 2016年1月02日 02:40:32 : y5EpdgB0v2 : CtfxEeetJ70[23]



>結局俺のことか。

ようやく気づいてくれてうれしいわ。
161よりもっと前にわかっていたと私は思ってるけど。


>なんにも考えないで

特に気に入った曲をあげてみたの。(…)

ポルトガル語は響きがキュートなせいか、歌詞と関係なくソフトに聴こえて安らぐのね。
『Quacky Monte...』のほうが優しくて好きだけど。

それにしても、サイモンのソロは別格…

このところ、映画を2本みると1本はサイモンのソロが流れるのね。
あれ?どうして…と、はてなって……で、気づいたの。
孤独で偏屈な主人公の作品ばかり選んでる…って。
急に……恥ずかしくなったわ。




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