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[近代史3] 沖縄が中国に「復帰」するとこうなる 中川隆
1. 2020年6月22日 13:39:25 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[1]

2020年06月22日
中国が狙う沖縄中国化と「沖縄の中国復帰」

世界のほとんどの先住民は「見世物」としてだけ存続を許されている。
もし「琉球」が中国に吸収されていたら沖縄人もこうなっていた。

引用:http://media-cache-ak0.pinimg.com/736x/b0/e4/1d/b0e41dd4bb20d397975b2cd5ddc2f90b.jpg


中国軍の通行を認めてしまっている現状

尖閣諸島をめぐる日本と中国の争いでは、尖閣諸島だけでなく沖縄周辺諸島も中国固有の領土だと主張している。

毎年のように中国海軍の艦隊が宮古島沖を通過して太平洋に出て、軍事演習を行っている。

言わんとするところは明白で「沖縄や台湾をいつでも廃墟に出来る」「宮古島や石垣島をいつでも占領できる」という事です。

一時減少していた尖閣水域への侵入も再び活発化させ、海上保安庁への飽和作戦を試している。

これは海保の能力の限界がどこに有るのかを探る目的と思われ、海保が対処不能になったら尖閣を占領します。

中国海警の建造ペースは海上保安庁の数倍で、数千トンの大型巡視船を数カ月おきに竣工させています。


空の飽和作戦も展開していて数十機もの戦闘機や爆撃機が沖縄本島と宮古島間を編隊飛行していました。

これも航空自衛隊の対処能力が限界に達したら、中国空軍は尖閣上空を「自国の領空」として制空権を奪取します。

間抜けな事に日本政府は民主党時代に岡田外務大臣が「公海上で中国軍が何をしても問題ない」と使用許可まで出していました。


沖縄県知事は「中国軍に沖縄を占領してもらって日本軍を追い出そう」などと言い、中国軍は沖縄県知事の承認を得て堂々と通行している。

公海上であっても通過させるさせないは日本国の主権であり、「軍事的脅威を与える船や航空機」は通行止めにして良いと国際海洋条約で保証された権利です。

中国の「いつもの手口」とは

日本政府は中国軍が実際に日本を攻撃しない限り何もせず、抗議や非難すらしていません。

「攻めてきたら守る」「取られたら取り返す」ような作戦とも言えないものは存在するが、「攻めてきたら守る」では少年サッカー以下でしょう。

有事の際には陸海空自衛隊がミサイル攻撃などで防止するとされるが、どの段階になったら自衛隊が攻撃していいのか、相変わらず不透明です。


中国軍艦や戦闘機が領海侵入したら攻撃していいのか、ミサイル発射したら野党とマスコミが「憲法違反」と騒ぎ出すことはないのだろうか。

自衛隊の戦闘機パイロットや艦長が沖縄県警に逮捕されて、裁判にかけられる事がないとは言い切れない。

この辺が曖昧であり、中国は必ず曖昧な部分を突いて攻撃してきます。


例えば自分が習近平だったら、中国が誇る武装漁船群(海軍が雇っている)を沖縄の離島周辺で密漁させる。

船の故障とか病人が出たとか台風が来るとか、適当な理由をつけて数百隻の船員が住民数十人の離島に上陸して占拠します。

漁船は軍隊ではないので憲法上も安保法制でも、自衛隊は出動できず警察と海上保安庁で対処しなくてはならない。


離島ではすぐに「住民投票」が実施されてクリミア半島のように日本から離脱して中国の領土になります。

テレビでは占拠された島の住人がテレビ出演し「心から中国に復帰したいと希望しています」などとしゃべるでしょう。

沖縄人が絶滅する日

これがチベットやウイグルやモンゴルなどを占拠したときの中華人民共和国の手口なので、沖縄でも必ずやります。

人間は圧倒的な力で征服されると無抵抗になり、沖縄県人は「習近平将軍バンザーイ」などと言うようになります。

中国は漁船や海警や軍艦や戦闘機の行動の自由を少しずつ広げて、こうした常套手段が可能な状況を作ろうとします。


一度中国人に占領された地域には「漢民族」を名乗る人間が入植を始め、元の住民はチベット人のように砂漠の真ん中などに移住させられます。

何もない砂漠に都市を建設して邪魔な少数民族を移住させて、その民族の土地を奪い人口を減らしていきます。

沖縄諸島における「先住民」の人口比率は85%前後ですが、こんなに恵まれている先住民は世界で沖縄人だけです。


欧米でもアジアでも先住民などは絶滅するか1%前後しか住んでおらず、「本土」の多数派人種に土地を奪われています。

台湾島の高砂族やハワイ原住民、世界の離島の先住民族は、どこも人口の数パーセントしか住んでいません。

数年前アメリカの番組で最初にアジアから渡ってきた、アメリカ先住民の最後の子孫が登場していて、もうすぐ絶滅するそうです。


沖縄の先住民は世界一優遇されているのに逆に「搾取されている」と言い、「中国の一部に成りたい」などと言っています。

沖縄県知事が中国人に成りたければ中国に移住すれば良いので、沖縄をチベットやウイグルにする理由がありません。

中華人民共和国が「自治区」になった外国の領土を占領して何をしてきたかは、その手の書籍やネットで知ることが出来ます。

http://www.thutmosev.com/archives/68500575.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/784.html#c1

[近代史5] 山本太郎  東京都知事選挙に立候補 中川隆
36. 2020年6月22日 16:58:25 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[2]
 羽鳥モーニングショーが、山本太郎潰しの先頭に立った 2020年06月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1163.html


 今朝の羽鳥MSは、羽鳥も玉川も、東京都の財政危機を強調する内容で、石原良純は、自分の親父の慎太郎都知事時代の財政危機対策を持ち出して、「都知事にふさわしい資質」を強調したが、これらは、明らかに15兆円の新型コロナ緊急対策を公約に掲げる山本太郎の政策提言を批判したものだ。

 都知事選初の週末街頭演説SNSで熱弁/”都の貯金”ほぼゼロ財政どうなる/第2波どう対応/財政ピンチ石原氏語る都知事必要な資質 他 2020年6月22日
  https://datazoo.jp/n/%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E5%88%9D%E3%81%AE%E9%80%B1%E6%9C%AB%E8%A1%97%E9%A0%AD%E6%BC%94%E8%AA%ACSNS%E3%81%A7%E7%86%B1%E5%BC%81-%E2%80%9D%E9%83%BD%E3%81%AE%E8%B2%AF%E9%87%91%E2%80%9D%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%82%BC%E3%83%AD%E8%B2%A1%E6%94%BF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%8B-%E7%AC%AC2%E6%B3%A2%E3%81%A9%E3%81%86%E5%AF%BE%E5%BF%9C-%E8%B2%A1%E6%94%BF%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E6%B0%8F%E8%AA%9E%E3%82%8B%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%B3%87%E8%B3%AA+%E4%BB%96/17398469

 「財政危機」という標語は、財務省が作った幻想であり洗脳用語である。
 実際に、日本政府には財政危機が存在しないことはMMT理論が裏打ちしているし、安倍晋三が、海外の独裁国家を回って、80兆円以上もの援助や資金提供を申し出たにもかかわらず、それが理由で財政危機が指摘されないことからも明らかだ。

 安倍晋三が日本国民の血税80兆円を、還付される可能性のない海外独裁政権に寄付し、ドブに捨てても財政危機が起こらないのに、山本太郎がコロナ禍で疲弊した都民に金を配ろうとすると、突然「財政危機」が壊れたスピーカのように、至る所から噴き出してくるのは、いったいいかなる事情か?
 これを玉川徹や立憲民主党まで、強調して、一斉に山本太郎を潰そうとするのは、いかなる事情か?

 山本太郎が、都民に15兆円配ると言ったって、これは総務省が「可能である」と承認した計画なのだ。これは債権を発行することであり、山本太郎は、最終的に日銀に買い取らせると方向性を示している。

 このことの意味を理解できない人は、藤井聡や三橋貴明のMMT理論に基づいた財政理論を勉強し直した方がよい。

  日本の財政が「絶対破綻しない」これだけの理由 MMTが提唱する経済政策の正当性を理解する 藤井聡
 https://toyokeizai.net/articles/-/320957

  【藤井聡】政府は「現代貨幣の仕組み」(MMT)に基づいて財政規律を撤廃し、100兆円を給付せよ!
  https://38news.jp/economy/15673

  【藤井聡】MMT(現代貨幣理論)で「コロナ増税」を絶対回避せよ! 〜「政府は貨幣の供給者」である以上、増税も支出カットも不要である〜
 https://38news.jp/economy/15720

 山本太郎代表、藤井聡先生と質の高い議論をする。
https://www.youtube.com/watch?v=vjm1esE14Pw

【藤井聡】罪務省の洗脳。国民の不安を煽る、その目的とは・・・
  https://www.youtube.com/watch?v=nL_N8Jbb-nE

 「財政破綻するー!」を完全論破 政府の赤字は国民の黒字|MMT国際シンポジウム特別講演|三橋貴明
 https://www.youtube.com/watch?v=kFz1AWzwMsU

 【三橋貴明の緊急提言】財政は破綻しない! 分岐点の今、すべての国民、すべての経営者がやるべきこと
 https://www.youtube.com/watch?v=ISZXPT8toOs

 たぶん、100以上は出ている、MMT理論を根拠とした財政破綻・虚構論を、上の二人があらゆる機会を捉えて公開している。
 私も、MMT理論を知るまでは、「財政破綻論」という真っ赤な嘘を信じていたので、とても恥ずかしい。

 もしも財務省の言う財政破綻論が真実ならば、安倍晋三が登場して、まったく無益な海外への金のばらまきを始めた段階で、これを全力で止めにかかっていたはずだが、財務省は、安倍の、国家予算に匹敵する狂気の巨額ばらまきを一切止めようとせず、ニコニコしながら傍観した。
 理由は、「財政破綻論」が真っ赤な嘘だからである。

 本当の理由は、通貨発行権を持った政府は、「打ち出の小槌」を持っているに等しく、いくらでも紙幣を印刷して市中に供給することが可能であることだ。
 もちろん、それを無制限にやれば「ハイパーインフレ」というしっぺ返しがやってくるので、一定の規律は必要になる。

 しかし、財務省の大宣伝、国民を洗脳し続けて、消費増税で金をむしり取って、アメリカに貢いでいる屁理屈「財政破綻論」が真実なら、アメリカの年間1兆ドルを超える財政赤字、累積4000兆円ともいわれる超巨額の財政赤字によって、とっくにアメリカという国家は、この世に存在できないはずだし、中国だって、累積7000兆円という財政赤字を抱えているのだから、もうとっくに財政破綻でデフォルトを起こしているはずだが、両者ともに、ピンピンしていて経済危機など微塵も感じさせない。

 理由は、通貨発行権を確保している国では、どんなに赤字を積み上げても、インフレは起きるが破綻は起きないからなのだ。
 だから、中国もアメリカも、「今すぐにも経済破綻を起こすぞ!」と、何年も前から、反中系評論家や財政規律派評論家が、口を酸っぱくして「時間の問題」と叫び続けていても、倒壊はありえないのだ。

 これは日本でもEUでも同じことだ。金が足りなくなれば、打ち出の小槌を振ればすむからなのだ。
 ところが、この本質を、大半の人が「金がなくなれば潰れる」という政府の宣伝に洗脳されてしまって、実は政府には打ち出の小槌があることを忘れてしまって、財務省による「経済危機=財政破綻」の嘘を真に受けて、山本太郎の政策提言に対して「とんでもない国家破綻政策だ!」と強烈な危機感を露わにして、山本太郎を潰しにかかっている。

 まさか、玉川徹までコロリと欺されているとは予想しなかったが、このあたりが、メジャーな日本メディアの知的レベルなのだろう。
 もしも真実の「財政規律」があるとすれば、「金融緩和」によって、巨大企業や金融機関にばかり、ジャブジャブと金を供給するのをやめて、底辺の日本国民が生活が困らないように直接、生活資金を供給すべき「規律」である。
 これは、山本太郎が正しく主張している唯一の真実である。

 この「底辺の生活力を下支えする」という理論は、80年以上前に、ケインズが理論の根幹として「国家経済というものは、底辺の市民の購買力が支えている」と分析したところから始まっている。
 だからケインズは、恐慌に陥ったアメリカ経済を回復させるために、一番大切な政策は、底辺の労働者に生活資金を潤沢に供給することだと言ったのだ。

 ケインズ主義者だったルーズベルトは、結局、一番手っ取り早い戦争による巨大な消耗をテコに経済回復を図って、それが成功した結実として、アメリカの戦後、1950年代の凄まじい経済発展が起きたわけだ。

 ケインズの底上げ経済理論と同時代に、同じことを第一次世界大戦で究極の疲弊に沈んだドイツが行った。ヒャルマル・シャハトが行った底辺底上げを目的にした経済政策は、アウトバーンの建設であった。
 アウトバーンは、フォルクスワーゲンやベンツを早く走らせるために作ったのではない。金のないドイツ労働者階級に、直接金を手渡すために行った事業なのだ。

 この政策は大成功を収め、疲弊の極地にあったドイツ経済は、底辺の人々が豊かになるとともに、みるみる回復して、第二次世界大戦を引き起こす原動力にさえなった。
 大切なことは、底辺の人々に潤沢な資金が供給されるなら、たちまち国家経済が活性化して、激しく飛躍しはじめるという仕組み=経済法則なのだ。

 竹中平蔵や安倍晋三ら自民党の馬鹿どもは、この理屈が、まったく理解できないで、「貧乏人に金をくれてやることは失政であるかのように思い込んで、金庫を決して開けようとしない。
 これは、第一次世界大戦を引き起こした、供給過剰による激しい恐慌連鎖、そしてニューデール大恐慌時代に、資本家たちが、貧しい底辺の労働者を豊かにすることを、本能的に拒絶して、大恐慌をますます加速し、取り返しのつかない地獄に墜ちていった様子に似ている。

 山本太郎の15兆円庶民救済計画は、まったく正しい政策であり、日本経済を回復させるカンフル剤になるのだ。
 コロナ禍で疲弊した経済を立て直すには、貧しくなった庶民に金を配る以外の手段は存在しない。もし、他にあるとすれば、それはベーシック・インカムである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0

 ベーシックインカムの恩恵を受けた国民には、仕事をしていない者に対し、週三日程度の勤労奉仕を要請する。
 これで、私が繰り返し主張している自転車専用道の建設を行う。これはシャハトのアウトバーン建設と同じ意味を持っている。一定の報酬を与えることで、国民経済の底辺に豊かさが戻ってくる。

 この思想が問題になるのは、高度経済成長期に起きたような「浪費使い捨て文明」が復活する可能性があること、若干のインフレ傾向が見込まれることなどだが、これも注意深くコントロールできる有能な経済管理者が出てくれば大丈夫だ。

 しかし、山本太郎のこうした「底辺還流政策」を理解できる人々は、まだあまりに少ない。あの玉川徹でさえ、「緊縮財政」という財務省の謀略洗脳に欺されているのだから。
 立憲民主党なんて、ケインズ経済学の基礎理論を理解できる者さえ一人もいない。

 何せ、「消費税」なんて、究極のおバカ政策を未だに信奉しているのだ。
 国家経済を立て直すために、底辺の民衆に溢れんばかりの金を注ぎ込むことの意味を、まったく理解できないで、金持ちにだけ金を注ぎ込む自民党の痴呆的政策を信奉しているのだから、立憲民主党は、第三、第四アホ自民党を名乗るべきなのだ。

 今日の羽鳥MSを見ていたら、これから、山本太郎が「財政破綻」の主犯であるかのような誹謗中傷を、全マスコミ、全メディアが集中して行い、都知事選当選を妨害することになるのだろう。

 玉川徹は、経済の基礎理論、ケインズ経済学を勉強しなおせ。国家を支えている本当の本質は、底辺に存在する大多数の民衆の経済であり、前を向いて歩いて行く意欲なのだ。経済は「雰囲気経済」ともいわれるが、底辺の大衆に経済上の活気が生まれたなら、それは際限のない活性化を生み出してゆく。
 ちょうど1950年代のアメリカを思い出したらいい。あるいは朝鮮戦争特需後の日本経済を思い出したらいい。1964年の東京オリンピックは、朝鮮戦争がもたらしたものなのだ。

 何度もいうが、過熱した経済は、無駄と自然破壊を生み出すのは真実だ。だから、浪費と破壊に進まないような強力な杭を打ち込むのも、また必要な政策である。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1163.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/163.html#c36

[近代史5] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している 中川隆
16. 中川隆[-12287] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:37:39 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[3]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

図解 MMT現代貨幣理論の基盤
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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/110.html#c16

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している 中川隆
23. 中川隆[-12286] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:37:58 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[4]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ)
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1,485円
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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

MMT現代貨幣理論入門
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3,740円
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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

図解 MMT現代貨幣理論の基盤
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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2019年12月号
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820円
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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/658.html#c23

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義がダメな理由 中川隆
13. 中川隆[-12285] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:38:26 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[5]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

図解 MMT現代貨幣理論の基盤
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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2019年12月号
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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/766.html#c13

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : MMTは詭弁、赤字国債大量発行は貧富の差を拡大し階級社会を完成させる 中川隆
6. 中川隆[-12284] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:38:48 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[6]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

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 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/711.html#c6

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき 中川隆
9. 中川隆[-12283] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:39:47 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[7]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

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 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

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『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

図解 MMT現代貨幣理論の基盤
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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

GQ JAPAN (ジーキュージャパン) 2019年12月号
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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/793.html#c9

[近代史5] れいわ新選組 大西つねき    山本太郎代表の都知事選出馬について 中川隆
4. 中川隆[-12282] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:40:21 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[8]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ)
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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

MMT現代貨幣理論入門
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『ベーシックインカムには悪いベーシックインカムしか無い』

 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

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『間違いを認めるのは恥ずかしい事では無い』

 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/172.html#c4

[近代史5] 山本太郎  東京都知事選挙に立候補 中川隆
37. 中川隆[-12281] koaQ7Jey 2020年6月22日 18:40:44 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[9]
大西つねき間違いだらけの貨幣論
2020年01月10日
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html


「れいわ新選組の参院選挙で全国区に立候補した大西つねき氏は消費税廃止を掲げる点は良いのですが貨幣観が根本的に間違っており大いに残念です」

『負債が悪いのではない貨幣が負債なのだ』

消費税廃止&移民禁止の保守政党が必要です!とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


『残念な大西つねき』

 ネットを中心に静かなブームだった大西つねき氏ですが、れいわ新選組での立候補で注目を集め信者が増えている様に感じます。消費税廃止を掲げるのは、私も大賛成なのですが、彼の貨幣観は根本的に間違っており、財政政策もベーシックインカムなど間違いだらけです。本エントリーでは、大西つねき氏の何が間違っているのか糾す事で、正しい積極財政への道を示します。

『借金で、おカネが生まれる迄は正解だが、その後が???』

 大西さんの貨幣観を簡単に示すと、借金によっておカネが生まれているとの理解は正しいです。ところが、それに利息を付けて返すと、更に大きな借金をする必要が出て、雪だるま式に借金が増える、そんな社会は間違っている!と来るので、私の頭には、下記のグラフが浮かびます。これは、政府債務と長期金利の関係ですが、負債が増えれば増える程、金利は下がっていますけど?

『信用創造は負債と負債の交換で銀行預金の又貸しでは無い』

 更に大西さんの貨幣観の根本的な間違いは、信用創造とは誰かの預金を又貸して、おカネが生まれる!との間違った信用創造の理解です。本当の信用創造とは、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎません。どっちだって、同じじゃないか?!と思う大西信者の方もいるかも知れませんが、この貨幣観の違いは極めて重要です。又貸し理論が問題なのは、財政破綻論者が唱える国民の預金が枯渇して、政府が破綻するというロジックと全く同じ思想だからです。

「大西つねき氏作成の信用創造の図/大西氏の動画より引用」

『大西つねき氏は、金融システムを何も分かっていない』

 上図は、大西さんの作成した信用創造の説明ですが、いわゆる又貸し理論に基づいているのですが、完全に間違っています。大西さんは、JPモルガン元為替トレーダーだそうですが、金融機関に勤務していても信用創造の理解はこの程度なのです。では、正しい信用創造のメカニズムは何かというと、下記の図の様な単純なもので、融資先の借用書という負債と、民間銀行の預金という負債の、負債同士の交換に過ぎませんが、ポイントは、銀行預金は通貨であるという点です。単なる借用書という負債が、通貨という負債に変換されるのが、信用創造の正体です。

『負債ピラミッドが分かればMMTは完璧に理解可能』

 単なる負債同士の交換で何故おカネが生まれるかというと、下図の債務ヒエラルキー/負債ピラミッドを理解すれば完全に分かります。世の中の負債には厳格に上下関係つまりヒエラルキーがあり、最上位の負債は、ベースマネーと呼ばれる政府貨幣です。銀行預金はベースマネーとの交換が義務付けられた負債なので通貨として認めらています。政府通貨と銀行預金を合わせたのが、マネーサプライと呼ばれる世の中に存在する通貨の総額です。

『MMTとは貨幣負債論』

 現代貨幣理論(MMT)とは人類が不確実性への備として、構築した決済システムの説明をしている学問です。主流派経済学において貨幣つまり不確実性は、存在しないものとして排除されます。またMMTが明らかにしたのは、全ての取引は原則的に「信用取引」つまり「ツケ払い」であり、そのツケ払いを回避する為に他者の負債を充当するのが、おカネです。ベースマネーは統合政府の負債、銀行預金は民間銀行の負債で、貨幣とは、どこまで行っても負債なのです。

『間違いだらけの公共貨幣論』

 大西さんの貨幣観はポジティブマネー派(PM派)、公共貨幣論者と同じですが、MMTとは全く異なる間違った貨幣観を持つ集団です。政府の借金はケシカランので、政府紙幣を発行して借金を全部返済し、更にベーシックインカムとして、おカネを国民にバラマケば、世の中の問題は解決すると信仰しています。

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『政府紙幣を発行する迄も無く、政府は通貨を発行中』

 ところが貨幣負債論であるMMTから見ると政府は税を原資とせず通貨の発行によって支出しているので、政府紙幣など発行せずとも既に、政府は通貨を発行して支出しているとなります。国債は銀行の定期預金と実質同じ利息の付く通貨で、国債の金利はコントロール可能、国債の廃止すら可能とするのがMMTです。

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 特に大西さんの貨幣観の間違いが、悪い方向に出ているは、ベーシックインカム(BI)を財政政策のメインにしている点です。彼は国民一人当たり100万円配る事を主張しています。年間125兆円もの財政出動ですが、BIは、賃金下落、悪性インフレ、投機によるバブルの発生、格差の拡大など、悪いことしか起きない最悪の財政政策です。ナゼ、孫正義や前澤友作などの富裕層にカネを配るのか?意味不明です。カネに困っていない人にカネを配る意味を、BI論者は誰も語りません。

『ベーシックインカムは共同体解体を狙う弱者切り捨て思想』

 例えば弱者救済なら、各種手当てを増やすなど既存の貧困対策の充実を行うべきです。でもナゼ?金持ちにカネを配るのか?理由は実は簡単です。カネを配る人とカネを配らない人の間に線を引けない、引きたく無いのです。線を引く為には政治や行政での議論が必要ですが、それを否定したいのがBI論者なのです。彼らの目的は、国家の解体、共同体の否定であり、ベーシックインカムは、弱者救済を隠れ蓑にした新自由主義思想です。

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『左派こそが、ベーシックインカムに反対すべき』

 確かにBI論者に左派が多いのは事実ですが、海外のMMT論者も極左揃いです。しかもMMTではBIは完全否定されています。日本でMMTをBIの財源に悪用したいと企んでいる左派の皆さんに言いたいのは、本物の左派は、弱者救済を掲げるべきなのに、カネ持ちにカネを配るBIを主張するなど、恥を知れ!と言いたいですね?真面目に国家共同体の意義を認めて、真摯に弱者救済を考えるべきです。日本弱体と滅亡が目的の日本国憲法を信仰するGHQチルドレンから、そろそろ抜け出しませんか?

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 人間は間違います間違いを犯します。完璧な人間など存在しません。例えば経済評論家の三橋貴明さんも数年前までは、大西さんと同じ様な間違った信用創造の話をしてましたが、今はMMTを学び正しく信用創造を理解しています。大西つねき氏も三橋さんを見習い正しい貨幣観に切り替えて下さい。また大西さんは、れいわ新選組という公党の候補者です。その意味で、れいわ新選組の支持者の皆さんも、大西さんの貨幣観を批判すべきです。大西さんに、れいわ新選組と山本太郎を潰されて良いのですか?

「日本のGDPが延びないのは政府債務の延びが他国に比べて低いから」

『正しい財政政策は、正しい貨幣論が必須である』

 山本太郎氏も数年前迄は、松尾匡さんに悪影響を受けて、ベーシックインカムを唱えるトンデモ経済論でしたが、藤井聡さんや三橋貴明さんの薫陶を受けて、かなり真っ当な貨幣観を持つ迄に至りました。しかし、れいわ新選組の公約は、消費税廃止は正しいし、コンクリートも人も、といったスローガンも良いのですが、多くが給付金系の公約で、私は足元を掬われるのでは無いか?とヒヤヒヤしています。選挙前の今だからこそ皆で、大西さんや、れいわ新選組を糾す意義は大きいと確信しています。

https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/163.html#c37

[番外地7] 大西つねきさんが説明されているお金の発行の仕組みは明らかに間違っています 中川隆
1. 2020年6月22日 20:12:36 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[10]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/726.html#c1

[近代史5] 山本太郎  東京都知事選挙に立候補 中川隆
38. 中川隆[-12280] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:13:21 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[11]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/163.html#c38

[近代史5] れいわ新選組 大西つねき    山本太郎代表の都知事選出馬について 中川隆
5. 中川隆[-12279] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:13:57 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[12]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/172.html#c5

[近代史5] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している 中川隆
17. 中川隆[-12278] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:14:33 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[13]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/110.html#c17

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している 中川隆
24. 中川隆[-12277] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:14:52 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[14]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/658.html#c24

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : 資本主義がダメな理由 中川隆
14. 中川隆[-12276] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:15:31 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[15]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/766.html#c14

[近代史4] れいわ新選組 大西つねき : MMTは詭弁、赤字国債大量発行は貧富の差を拡大し階級社会を完成させる 中川隆
7. 中川隆[-12275] koaQ7Jey 2020年6月22日 20:16:02 : hxSpBTpRk6 : UjZxaEM2WWtwNUU=[16]
大西つねきさんの、預金に基づいて銀行が融資する、という貨幣論は間違い

大西つねきの間違いだらけの貨幣論
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12519349408.html

内生的貨幣供給理論
貸与するかどうかの決定は、通常、中央銀行がもつ準備金や顧客からの預金とは無関係であって、とにかく、銀行は預金や準備金を貸し出しているのではない。銀行は、顧客の事業の状況、融資の見込み、および/または全体的な経済状況などの貸出基準lending criteriaに基づいて融資を行うのである。

イングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、銀行は、民間主体が貯蓄するために設けた銀行預金を原資として、貸出しを行っているのは、通俗的な誤解であると指摘している。

銀行による貸出しは、借り手の預金口座への記帳によって行われるに過ぎず、銀行は何もないところから、預金通貨を作り出している。銀行は預金という貨幣を元手に貸出しを行うのではなく、その逆に、貸出しによって預金という貨幣を創造している。貨幣を負債の一種とみなす信用貨幣論を前提とし、需要に応じて銀行によって貨幣が供給されるとする理論は内生的貨幣供給論と呼ばれている。

さらにイングランド銀行の季刊誌(2014年春号)は「現代経済における貨幣の創造」の中で、中央銀行がベースマネーの量を操作し、経済における融資や預金の量を決定しているという見解は通俗的な誤解であると指摘している。

銀行は元手となる資金の量的な制約を受けることなく潜在的には無限に貸出しを行うことができ、制約があるとすれば、貸し手側の資金力にではなく、借り手側の返済能力にある。銀行は借り手に返済能力があると判断する限り、いくらでも貸出しに応じることができる。

銀行は貸出しを増やせば、それに応じた準備預金を増やさなければならないので、金利を調節すれば、銀行の融資活動に影響を及ぼし、貨幣供給を調整することができる。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/711.html#c7

   

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