地震大国の日本に原発はそぐわない。

福一事故の政府事故調（最終報告書）２８頁
ａ　圧力容器
　�@　当委員会では、１号機の過渡現象記録装置データ、記録計チャート、アラー
　　ムタイパ、プラント関連パラメータ、メモ書きその他の客観資料や関係者の供
　　述等を詳細に検討し、主とし
　　ⓐ
　　ⓑ
　　・
　　・

　�A　１号機の圧力容器又は計装配管を含む貫通配管、これらと圧力容器の接合
　　部、ＳＲ弁のフランジガスケット部その他の圧力容器週辺部（以下、「圧力容
　　器又はその周辺部」という。）に地震発生直後から津波到達までの間、その閉
　　じ込め機能を損なうような損傷が生じた可能性は否定される(22)。しかし、津
　　波到達以後、･･･

(下注)
(22)　なお、地震発生後、津波到達までの間、圧力容器又はその周辺部に、閉じ
込め機能を喪失するような損傷に至らないような軽微な亀裂、ひび割れ等が
生じた可能性まで否定するものではない。また、仮にこのような軽微な損傷
が生じたと仮定して、その後に高温、高圧状態下にさらされるなどして当該
損傷が拡大し、結果として閉じ込め機能を喪失するに至ったかどうかは不明
である。

以上のことについて、付属データチャートからは、１、２号機は圧力容器週辺部に亀裂、ひび割れ等による温度上昇の記録があり、津波が来る前に、蒸気漏れが起こっているがわかる。地震により原子炉の健全性は失われたと推定され、格納容器内の異常状態に対しては、その箇所に対する処置は出来る構造とはなっておらず、ただ汚染蒸気を放出するしか手段はなくり、配管が正常でなければ冷却もできなくなることもあり、最悪の事態を迎えることになる。５重の閉じ込めが成立しないということである。地震国では、汚染により国土と健康を失うということではないか。

現に、福一原発近くで屋外にいて、爆発音を聞いても避難指示を直ぐ聞くことなく避難しなかった方は、数年して両眼白内障、背骨には金属を入れ、心臓血管は一本以外は蜘蛛の巣状となりバイパス血管手術を受け、脚の異常で松葉杖を使う歩行となった。
何百万円もの医療費がかかっている。

それでも、地震大国で原発を進めようとすることに、幸せ感が持てるのでしょうか。

どうしても、電気発電のために原発を用いたいならば、電力を多量消費する大都市に設置すれば送電ロスが抑えられるのではないか。

原発推進者の話を聞いたことがあるが、損害額が○○位だからたいしたことはない。と言った者がいた。

そのようなことでよいのでしょうか。
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/826.html#c14