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[近代史3] アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか? 中川隆
16. 2023年7月10日 17:51:51 : Cw9SCagYS2 : ZzBPVS9JV2ZYajY=[1]
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オバマケア後の米医療費、中間層が圧迫され破産者増加
2023.07.10
https://www.thutmosev.com/archives/28490.html

医療費は自由なので最初高く吹っ掛け何割か値引してくれる


上と下は優遇され中間を圧迫

アメリカの医師会自身の分析によるとアメリカ人が受けられる平均的医療は先進国水準未満にとどまっていて、そのせいでアメリカ人の平均寿命が短くなっている

22年は2019年と比べて0.6歳短い76.1歳だったが、2014年から17年もわずかに短くなっていたので新型コロナの影響ばかりではなかった

アメリカの医療制度は3つあるいは4つの階層に別れ最上位は高額な医療保険と医療費を無限に支払えるような富裕層で彼らは世界最高の医療を受けています

2番目は中間層で年収1千万くらあるが低所得者ではないので優遇制度を受けられず、保険料は高額でもっと高額な医療費を支払っている

アメリカ人がホームレスになる理由1位は医療費による破産で、医療費が高額なので家賃などを払えなくなり家を失う人が多い

3番目の階層は貧困層だがオバマケア以降政府が低額の皆保険制度を作ったので、無料或いは低い負担額でそこそこの医療を受けられる


4番目は不法滞在者など低所得なのにオバマケアの保護を受けられない人達で、多くは最低時給以下で働き貧困地区で隠れて住んでいます

彼らはもしかしたら政府の保護を受ける資格があるかも知れないが、一方で名乗り出ると拘束され強制送還される恐れもあるので名乗りでません

アメリカでは2番目の階層である中間層の医療費負担と家賃負担が非常に重く、人生の最後には家計が破綻するシステムになっています

世界的な統計によると人は医療費の8割以上を最後の1年で使うが、結局効果は限られていて治療の甲斐なく人類全員がなくなります

オバマケアは低所得者を支えるもので中間所得者以上にはあまり恩恵がないが、オバマケアのせいで一種の保険バブルになり保険料だけが高騰した

アメリカの保険はオバマケアを含めて医療費を後で補填するものなので、例えば病院が1万ドルを請求したら保険会社が払うとしても最初自分で全額を支払わなくてはならない


八百屋のように値段交渉する病院
むかし日本のビデオ映画で病院に搬送された人を借金取りが追いかけて来て、医者が手術前に支払いのサインを要求する面白い場面がありましたがアメリカでは本物の日常風景です

医療ドキュメント番組で意識がかろうじて有るか無いかの人にカード番号や支払い能力を確認するのはお馴染みの光景になっています

手足がとれていても支払いや免責などに同意しないと治療を受けられないし、支払い能力が無い人を路上に追い出した病院もありました

怖いのは救急車が有料な事で手段によらず「キロ100ドル」程度なので、山岳救助されて遠くの病院に運ばれると数百万円になります

オバマケアは貧困層にとても良い制度で収入がなければ医療費も保険料も実質無料か非常に安いが、すべての病院で治療を受けられるのではない

オバマケアは政府が補助する民間保険なので病院側に受け入れ義務がなく、たまたま運ばれた病院が非対応だと骨折で3000万円もあり得るし対応病院なら無料もありえます

23年にあるアメリカ人が保険未加入で出産したところ病院から「1万8000ドル」(255万円)を請求されたとSNSに投稿したが、本当に奇妙なのはその先でした


多くの人が指摘したのはアメリカの病院では保険会社が「値切る」のを見越して多額の請求をするが、それは後で値引するのを見越した金額だという

出産で最初の請求費用の相場は1万5000ドルから3万ドル程度だが、保険会社が交渉していくらになるのかは結局誰も知らないのだという

ある日本人はニューヨークで出産し相場は2万ドル程度だが結局40万円くらいの支払額で済んだが、この時はトランプがコロナ対策で300兆円もばら撒いていたのでそれが理由だったかも知れません

やはりコロナ中にアメリカで出産した人は1万8000ドル請求され保険適用で15万円くらい支払ったと書いていて、保険ありだと9割引きくらいになるようです

ただし出産の場合は州や市が補助金を出している事が多いので通常の入院より優遇され、病気やケガでは「9割引き」はされない筈です

これが中間層でオバマケア無し、個人保険もなしだと保険会社が値引交渉してくれないので、売れ残りの総菜と同じで何割引きなのか定価なのか買ってみないと分からない

またアメリカの病院は窓口で明細書をくれず後日郵送するが、これが100%言い値でふっかけてくるので交渉しないとボッタくられます

アメリカ国民の無保険率は8%以下に下がっているが問題は保険加入者でも高額医療費を請求されるのと、保険料そのものが高額です

アメリカ全土の1人当たり保険料負担は月額約5万円でしたが夫婦やファミリーだと月10万から20万円以上にもなり一家4人だと年200万円になります

年齢によって保険料は上がるので20歳なら4万円ですが64歳だと月14万円、この後も上昇するので払えない高齢者は無保険か貧困者としてオバマケアに入ります

こうした理由でオバマケア実施後に中間層は特に厳しくなり、家賃の高騰もあいまって破産やホームレスが増加しています
https://www.thutmosev.com/archives/28490.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html#c16

[近代史4] アメリカに「寝たきり老人」が居ない理由_ 寝たきりになる人を助けないので、寝たきりにならない 中川隆
2. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2023年7月10日 17:53:52 : Cw9SCagYS2 : ZzBPVS9JV2ZYajY=[2]
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オバマケア後の米医療費、中間層が圧迫され破産者増加
2023.07.10
https://www.thutmosev.com/archives/28490.html

医療費は自由なので最初高く吹っ掛け何割か値引してくれる


上と下は優遇され中間を圧迫

アメリカの医師会自身の分析によるとアメリカ人が受けられる平均的医療は先進国水準未満にとどまっていて、そのせいでアメリカ人の平均寿命が短くなっている

22年は2019年と比べて0.6歳短い76.1歳だったが、2014年から17年もわずかに短くなっていたので新型コロナの影響ばかりではなかった

アメリカの医療制度は3つあるいは4つの階層に別れ最上位は高額な医療保険と医療費を無限に支払えるような富裕層で彼らは世界最高の医療を受けています

2番目は中間層で年収1千万くらあるが低所得者ではないので優遇制度を受けられず、保険料は高額でもっと高額な医療費を支払っている

アメリカ人がホームレスになる理由1位は医療費による破産で、医療費が高額なので家賃などを払えなくなり家を失う人が多い

3番目の階層は貧困層だがオバマケア以降政府が低額の皆保険制度を作ったので、無料或いは低い負担額でそこそこの医療を受けられる


4番目は不法滞在者など低所得なのにオバマケアの保護を受けられない人達で、多くは最低時給以下で働き貧困地区で隠れて住んでいます

彼らはもしかしたら政府の保護を受ける資格があるかも知れないが、一方で名乗り出ると拘束され強制送還される恐れもあるので名乗りでません

アメリカでは2番目の階層である中間層の医療費負担と家賃負担が非常に重く、人生の最後には家計が破綻するシステムになっています

世界的な統計によると人は医療費の8割以上を最後の1年で使うが、結局効果は限られていて治療の甲斐なく人類全員がなくなります

オバマケアは低所得者を支えるもので中間所得者以上にはあまり恩恵がないが、オバマケアのせいで一種の保険バブルになり保険料だけが高騰した

アメリカの保険はオバマケアを含めて医療費を後で補填するものなので、例えば病院が1万ドルを請求したら保険会社が払うとしても最初自分で全額を支払わなくてはならない


八百屋のように値段交渉する病院
むかし日本のビデオ映画で病院に搬送された人を借金取りが追いかけて来て、医者が手術前に支払いのサインを要求する面白い場面がありましたがアメリカでは本物の日常風景です

医療ドキュメント番組で意識がかろうじて有るか無いかの人にカード番号や支払い能力を確認するのはお馴染みの光景になっています

手足がとれていても支払いや免責などに同意しないと治療を受けられないし、支払い能力が無い人を路上に追い出した病院もありました

怖いのは救急車が有料な事で手段によらず「キロ100ドル」程度なので、山岳救助されて遠くの病院に運ばれると数百万円になります

オバマケアは貧困層にとても良い制度で収入がなければ医療費も保険料も実質無料か非常に安いが、すべての病院で治療を受けられるのではない

オバマケアは政府が補助する民間保険なので病院側に受け入れ義務がなく、たまたま運ばれた病院が非対応だと骨折で3000万円もあり得るし対応病院なら無料もありえます

23年にあるアメリカ人が保険未加入で出産したところ病院から「1万8000ドル」(255万円)を請求されたとSNSに投稿したが、本当に奇妙なのはその先でした


多くの人が指摘したのはアメリカの病院では保険会社が「値切る」のを見越して多額の請求をするが、それは後で値引するのを見越した金額だという

出産で最初の請求費用の相場は1万5000ドルから3万ドル程度だが、保険会社が交渉していくらになるのかは結局誰も知らないのだという

ある日本人はニューヨークで出産し相場は2万ドル程度だが結局40万円くらいの支払額で済んだが、この時はトランプがコロナ対策で300兆円もばら撒いていたのでそれが理由だったかも知れません

やはりコロナ中にアメリカで出産した人は1万8000ドル請求され保険適用で15万円くらい支払ったと書いていて、保険ありだと9割引きくらいになるようです

ただし出産の場合は州や市が補助金を出している事が多いので通常の入院より優遇され、病気やケガでは「9割引き」はされない筈です

これが中間層でオバマケア無し、個人保険もなしだと保険会社が値引交渉してくれないので、売れ残りの総菜と同じで何割引きなのか定価なのか買ってみないと分からない

またアメリカの病院は窓口で明細書をくれず後日郵送するが、これが100%言い値でふっかけてくるので交渉しないとボッタくられます

アメリカ国民の無保険率は8%以下に下がっているが問題は保険加入者でも高額医療費を請求されるのと、保険料そのものが高額です

アメリカ全土の1人当たり保険料負担は月額約5万円でしたが夫婦やファミリーだと月10万から20万円以上にもなり一家4人だと年200万円になります

年齢によって保険料は上がるので20歳なら4万円ですが64歳だと月14万円、この後も上昇するので払えない高齢者は無保険か貧困者としてオバマケアに入ります

こうした理由でオバマケア実施後に中間層は特に厳しくなり、家賃の高騰もあいまって破産やホームレスが増加しています
https://www.thutmosev.com/archives/28490.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1180.html#c2

   

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