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2012年12月28日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK141] 「政治とカネ」発覚! 「石原伸晃の会」がデタラメ記載 (日刊ゲンダイ) 
「政治とカネ」発覚! 「石原伸晃の会」がデタラメ記載
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7737.html
2012/12/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


献金者すべてを「団体役員」

安倍内閣の環境・原子力防災相に起用されたばかりの石原伸晃(55)に、資金管理団体のデタラメ記載が見つかった。

献金を受けた個人の職業について、政治資金収支報告書にすべて「団体役員」と記載していた。朝日新聞(27日)が報じた。

「石原伸晃の会」への献金者には税理士、ジャーナリスト、神職、現職区議などの「個人」が数多く含まれていた。ところが、何が目的だったのか、01年以降の収支報告書には個人もひっくるめて、全員「団体役員」と記されていた。収支報告書に記載する「団体役員」とは、財団法人や社団法人などの役員を指す。


       ◇

全献金者、職業は「団体役員」 石原環境相の資金団体
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201212260980.html?id1=2&id2=cabcbcch
2012年12月27日03時00分 朝日新聞

 環境・原子力防災相の石原伸晃氏の資金管理団体「石原伸晃の会」が、献金を受けた個人の職業について、すべて「団体役員」として政治資金収支報告書に記載していることがわかった。だが実際は、区議や税理士など多様な職業の人たちが含まれていた。石原氏の事務所は取材に「政治資金は法令に従い、適正に処理している。ご指摘の点は調査の上、適切に対処する」と答えている。

 政治資金規正法は、献金者の氏名と金額、日付、住所、職業の記載を義務づけている。同団体の収支報告書では、2001年分以降の個人献金者は全員が「団体役員」となっていた。09〜11年に受けた個人献金は、延べ325人から計約2050万円にのぼる。

 献金者には、石原氏の地元である東京都杉並区内の会社役員らが多く、区議選を控えて無職だった男性や現職区議、税理士、神職、ジャーナリストらもいた。他の政治家の収支報告書に「団体役員」と記された場合は、財団法人や農協などの幹部を指す例が多い。

 献金者の職業欄の記載をめぐっては今年7月、野田佳彦前首相の資金管理団体が公務員2人を「会社役員」と記していたことが発覚。野田氏は国会で「事務的なミス」と陳謝し、その後、延べ166人分の職業欄の訂正を千葉県選挙管理委員会に届け出た。

 また稲田朋美・行政改革相の資金管理団体「ともみ組」の11年分の収支報告書によると、幹部が談合事件に関わったとして指名停止処分を10年に受けた都内のビル管理会社代表から6万円の献金を受けていた。稲田氏の事務所は「法にのっとり適切に処理しているが、ご指摘を受け調査している。結果をふまえて対応を検討する」としている。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「海江田が民主党の代表になったことから、民主党との連携、社民党との連携などがテーマになる。:兵頭正俊氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9565.html
2012/12/28 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

民主党を批判することもなくなった。

非情のエッセンスは無関心、とはよくいったものだ。

民主党代表選の結果は、海江田万里が90票、馬淵澄夫が54票。

この結果は、小沢たちがいなくなったから出せたのかもね。

民主党の愚かさをよく表している。

決定的な現実がこないと、変わらないのだ。

日本未来の党は、国会内で両院議員総会を開き、「分党」を決定。

小沢ら旧「国民の生活が第一」のメンバーが離党して新党を結成する。

両院議員総会には、小沢は出席したが、嘉田は公務を理由に欠席。

嘉田はこれをよく使う。

滋賀で懸命に知事をやることだ。

国政は知事の片手間ではできない。

安倍内閣の支持率は急落する。

国民は自民党を支持しておらず、勝たせすぎたと思っている。

次の選挙では、09年に政権交代を果たし、民主党に絶望して今回棄権した層が戻ってくる。

問題は選挙協力だ。

共産党は、開戦前夜になっても、唯我独尊でゆくのかなぁ。

日本未来の党は、党名を「生活の党」に変更し、代表森ゆうこにした。

嘉田由紀子は阿部知子とともに政治団体「日本未来の党」を設立する。

これでよかった。

海江田が民主党の代表になったことから、民主党との連携、社民党との連携などがテーマになる。

嘉田・阿部にはこなせず、別れは必然である。

次の選挙は参議院のねじれ解消で自・公が必死になる。

その闘いを前にして阿部知子の共同代表案は、いかに嘉田が市民運動のサークル次元で国政を考えているかを物語るものだった。

阿部は比例復活組で、非常に選挙に弱い政治家である。

しかも社民党離党者であり、国政の常道で考えられぬ人事だった。

消費税増税を実施するために、財務省も安倍晋三も、一時的であれ、見かけ上であれ、景気の上向きを図る。

来年夏までは大型補正で土建業界中心にバラマキをやる。

参議院のねじれを解消した後、改憲の牙をむく。

消費税増税、原発推進、TPPに、米国のための改憲が加わり、阿鼻叫喚になる。

内閣官房参与に飯島勲がなった。

これは安倍政権の正体が小泉・竹中政治であることを証明するものだ。

一方日本維新の会の背後には小泉・竹中がいた。

これで日本維新の会の正体が第2自民党であること、第3極の仕掛けは、日本維新の会の大宣伝(日本未来の党の、政策隠し)の檻であったことがわかる。

米国ヘリテージ財団ブルース・クリングナー論文「日本政府に対して、自国の防衛と同盟国アメリカの安全保障に必要なだけ防衛支出を増大させるよう求める」。

これから安倍は、オスプレイ購入はもちろん、米軍への大判振る舞いを始める。

安倍の理念の正体は、「右翼」というより、対米隷属である。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍内閣の経済政策に絶望 頭と腸の弱い安倍首相の危険 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7740.html
2012/12/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


日銀にお札を大量発行させインフレ率を2%にする恐るべき結果

09年衆院選で国民に否定された自公連立政権が、3年3カ月ぶりに発足した。安倍首相は、党役員に女性を登用したり、経済再生担当相を新設したりと、旧自民党政治との違いをアピールしている。

吉田茂以来64年ぶりとなる戦後2人目の再登板。目玉は、アベノミクスと呼ばれる経済政策らしい。この日の会見でも「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略。この3本の矢で経済政策を力強く進める」と強調した。

中でも注目を集めているのが金融政策だ。安倍は選挙期間中から、「日銀と歩調を合わせて物価上昇率2%を目指す」などと言ってきた。2%のインフレを目標にするインフレターゲット政策だ。それが達成できるまで、輪転機をぐるぐる回し、大量の紙幣をばらまく考えである。

こんなペテン、通用するわけがない。エコノミストの高橋乗宣氏が言う。

「インフレターゲット政策は、行き過ぎたインフレにブレーキを掛けるために編み出された手法です。デフレ局面で使われたことはないし、現状では効果も見込めません。民間金融機関はすでに大量の余剰資金を抱えている。それでも物価が上がらないのは、企業が投資を手控えているからです。カネがなくて動けないのではありません。経済活動そのものが停滞しているため、カネを使う必要がなくなっているところに原因があるのです」

◆世界経済が上向けば狂乱物価へ一直線

本気でインフレを起こしたいのなら、実体経済に活を入れる政策が必要だ。金融だけで何とかなるような話ではない。

「金融緩和しても、日銀から出たカネが銀行に行くだけでは、物価は上がりません。銀行から民間企業に流れなければ、意味がない。求められるのは、日銀の蛇口と銀行の蛇口を同時に開ける政策。銀行の蛇口が開くような具体案を出さないと本格的な景気回復もありません。日銀ばかりを攻め立てるのが、政府の役割ではないのです」(経済ジャーナリスト・荻原博子氏)

それでも行き場のないカネをせっせと刷り続ければ、いつかははじける。

ある日突然、物価が猛スピードで上昇を始め、止まらなくなる事態が懸念されるのだ。

「米国は“財政の崖”で身動きが取れず、欧州は財政危機を抱えたままで、中国は過熱景気を抑えようと四苦八苦しています。でも、それらの問題が出口に差し掛かり、欧米や中国の経済が好転し始めれば、日本の国内生産も活発になり、資金需要が上向いてくる。そのときが最も危ない。購買意欲が不動産に飛び火すればバブルの再来。インフレ率は2ケタに達する恐れもあります」(高橋乗宣氏=前出)

コントロール不能の狂乱物価である。

◆インフレ大歓迎のボンボン資産家大臣

そんな大インフレの犠牲になるのが庶民だ。急激な物価上昇は国民の暮らしをズタズタにする。日本の歴史でも200年前に証明されていることだ。

江戸時代に財政の立て直しを迫られた幕府は、金や銀の含有量を減らして大判小判をじゃんじゃん発行した。貨幣改鋳は物価の上昇を招き、庶民生活は困窮したとされる。

時代が変わっても、苦しめられるのはいつも同じ。普通に暮らしている人たちだ。身を粉にして働き、サラリーを受け取って家族を養っている庶民である。世襲のボンボン首相には、その苦労など理解でないだろう。

しかも、安倍政権の経済政策は、さらに輪を掛けたボンボンの麻生太郎元首相が財務相と金融相を兼務する副総理として実行していくというから恐ろしい。

経済をマンガから学び、「ホテルのバーは安い」と言ったトンチンカンだ。「パンがなければお菓子を食べればいい」のマリー・アントワネットと同じ。狂乱インフレで庶民生活がどうなろうと、知ったこっちゃない。死ぬまで松濤の豪邸で遊んで暮らせる資産家だから、インフレは大歓迎だ。庶民に光を当てた経済政策など期待できるわけがないだろう。

なにしろ、上がるのは物価だけではない。消費税も2014年4月に8%だ。翌年10月には10%。復興増税だって課せられる。高負担で物価も急上昇となれば、暮らしていけない。

年収200万円以下のワーキングプアや非正規雇用を強いられている人たちは、本当に苦しくなる。

◆物価より給料を上げる政策をやれ

前出の荻原博子氏が言う。

「一番大事なのは物価を上げることではありません。給料を上げることです。給料が上がれば経済活動は盛り上がってくる。消費が活発になるからデフレは解消され、放っておいても景気は回復してきます。そのための手当てをどうするのか。前回の安倍政権は、小泉政権時代から続く“いざなぎ超え”といわれた景気回復を受け継いだが、民間の給料は2002〜07年にかけて10万円以上下落している。規制緩和で所得の移転が起き、格差は拡大。正社員を切って非正規社員を増やせるようになった会社は業績が上がっても、労働者の所得は削減されたのです。しかも、非正規社員が増えれば、正社員の給与も次第に減らされる。そこに定率減税の廃止や配偶者特別控除の廃止などで、平均15万円の負担増となった。インフレターゲットの一方で、当時と同じような規制緩和政策を採用するのなら、庶民生活は地獄を見ることになります」

果たして安倍は、自ら掲げた政策のリスクをどこまで理解しているのか。バブルになって物価が上がれば、国の借金は一気に返済できるかもしれない。その代わりに追い詰められるのは庶民である。

「安倍で景気回復」なんて実現不可能なプロパガンダ。踊らされたら、とんでもない目に遭わされるのだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍新内閣に右派が大量採用され、韓国メディアが発狂 → 右翼11人 中道4人 左翼3人 (2ch) 何故発狂するのか?♪
引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1356611664/

http://japanese.joins.com/article/626/165626.html?servcode=A00§code=A00


1 名前: アメリカンショートヘア(愛知県):2012/12/27(木) 21:34:24.44 ID:s9uHEDdq0

右翼化した安倍新内閣―韓国メディア

韓国中央日報が政治性向を集中分析した結果、18人の新任閣僚のうち右翼性向は11人、中道性向は4人、穏健路線は3人だった。閣僚の6割以上が右翼人物ということだ。そのほとんどが日本の最大右翼集団「日本会議」のメンバーだった。安倍首相が自分と思想的に近い右翼政治家を大挙内閣に登用したことで、安倍政権の右傾化は加速する見通しだ。ある外交消息筋は「来年3月末から4月にかけて発表される高校教科書検定の結果が注目される」とし「いくら安倍首相が安全運行をしようとしても、内閣の面々を見るといつ“妄言”が出てくるか分からない状況」と話した。

韓国中央日報 2012/12/27
http://japanese.joins.com/article/626/165626.html?servcode=A00§code=A00

<<<韓国による評価>>>
総理 安倍晋三 58 ★右翼
副総理・財務・金融相麻生太郎 72
総務相 新藤義孝 54 ★極右 栗林中将の孫 
(韓国が入国禁止措置、竹島を返せと主張)
法相 谷垣禎一 67 
外相 岸田文雄 55 ☆左派? しかし実権は飯島官房参与が管理か
文部科学相 下村博文 58 ★右翼 (慰安婦は捏造と主張、竹島強硬派)
厚生労働相 田村憲久 48
農林水産相 林芳正51
経済産業相 茂木敏充 57
国土交通相 太田昭宏 67 
環境・原発担当相 石原伸晃 55
防衛相 小野寺五典52 ★右翼 (竹島強硬派)
官房長官 菅義偉 64
復興相 根本匠 61
国家公安委員長・拉致担当相 古屋圭司 60 ★右翼 
(慰安婦は捏造と主張、竹島強硬派)
沖縄・北方担当相 山本一太 54 ★右翼 (慰安婦は捏造と主張、竹島強硬派)
少子化担当相 森雅子 48
経済再生相 甘利明63
行政改革担当相 稲田朋美 53 ★極右 (韓国が入国禁止措置、竹島強硬派)
★は韓国メディアから名指し

28 名前: アメリカンショートヘア(愛知県):2012/12/27(木) 21:44:36.26 ID:s9uHEDdq0
◇新藤総務相

2011年=「韓国に文化財を返す前に韓国の日本文化財を返してもらわなければいけない」

◇稲田行政改革担当相

「南京大虐殺は虚構」

◇下村文部科学相

「慰安婦はいたが、親が娘を売ったのであって、日本軍が関与したのではない」

◇山本沖縄・北方担当相

「竹島は日本領土だということが、いろいろな文献を通して明らかになった」

◇古屋国家公安委員長

「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長。「慰安婦碑」撤去要求のため米国訪問

◇小野寺五典防衛相

国会で「外交青書に独島を韓国が不法占有していることを明記すべき」と要求

3 名前: スミロドン(千葉県):2012/12/27(木) 21:35:50.35 ID:jP4jQ63t0
なにが右翼だよ

4 名前: ハイイロネコ(WiMAX):2012/12/27(木) 21:35:58.29 ID:tN/Xq7F60
政治家がサヨクだったほうが異常だろw

7 名前: ジャガー(千葉県):2012/12/27(木) 21:36:58.96 ID:Gejwjk8OP
日本国民の政府がどうなろうと朝鮮人に関係なくね?

17 名前: アメリカンボブテイル(新疆ウイグル自治区):2012/12/27(木) 21:40:58.48 ID:z5S1n1f70
おら新大統領、さっさと竹島上陸しろよ

20 名前: カラカル(中部地方):2012/12/27(木) 21:42:19.06 ID:MX+x/+PS0
日本のマスコミよりも閣僚の実績を紹介してくれるという

19 名前: ジャパニーズボブテイル(滋賀県):2012/12/27(木) 21:41:54.53 ID:Hhlb2qUd0
                  ウ
              嫌  リ
         み  う   の
         な.  奴  こ
         右  ら   と
         翼  は
      糞
          .∧_∧
         ∩#`Д´>'')
         ヽ    ノ

25 名前: ギコ(愛知県):2012/12/27(木) 21:43:35.71 ID:RJflEYaT0
いままでいかに日本のバカサヨが韓国をのさばらせてきたかがよく分かるな
韓国は戦々恐々だぜwww

27 名前: エキゾチックショートヘア(関西・東海):2012/12/27(木) 21:44:14.47 ID:tw0OUBcu0
一太が右翼てww

33 名前: ボルネオヤマネコ(大阪府):2012/12/27(木) 21:45:15.55 ID:u3jcR2aY0
日本の利益を考える11人ってこだな

34 名前: バーマン(愛知県):2012/12/27(木) 21:46:18.99 ID:MTkQ8DrQ0
小野寺じゃなくても、森本のままで良かったのに。

36 名前: アメリカンショートヘア(愛知県):2012/12/27(木) 21:47:42.98 ID:s9uHEDdq0
>>34
森本はやる気なしの竹島穏健派、小野寺は竹島奪還を本気で計画する強硬派

42 名前: キジ白(宮崎県):2012/12/27(木) 21:49:07.27 ID:NmuGe7Os0
韓国の新聞詳しすぎワロタ

43 名前: アメリカンワイヤーヘア(東京都):2012/12/27(木) 21:49:16.97 ID:f9vy6Jce0
「極右」で笑ってしまう
日本の国益を守ろうとする人は極右()

47 名前: マンチカン(神奈川県):2012/12/27(木) 21:50:15.26 ID:K0jnGsU80
ウリの気に入らない奴は皆右翼ニダ

49 名前: カナダオオヤマネコ(千葉県):2012/12/27(木) 21:52:29.51 ID:BGqH1SKY0
中韓だけだろ文句言うのは
無視無視

54 名前: ターキッシュアンゴラ(dion軍):2012/12/27(木) 21:58:30.79 ID:AL/8GyJs0
なんで左翼だけ穏健路線というんだよ馬鹿

57 名前: サバトラ(茨城県):2012/12/27(木) 22:04:32.41 ID:gfNyvJTY0
都合の悪い奴はみんな右翼呼ばわりってのが
あの国の常套手段
まさに国そのものが連呼リアン

62 名前: ラガマフィン(岐阜県):2012/12/27(木) 22:14:18.78 ID:/jUsqAfB0
国家公安委員長がやっとまともな人間になって良かった
今まで公安にマークされてたような売国奴ばっかだったからな

65 名前: メインクーン(やわらか銀行):2012/12/27(木) 22:30:41.40 ID:yb5q7Rhs0
今や朝鮮人から右翼と言われたら
それは褒め言葉になってるよなw
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 保守化と言うより従属化  田中良紹の「国会探検」 
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/12/post_331.html#more
2012年12月27日 田中良紹の「国会探検」


 第2次安倍内閣が発足した。前回の内閣が「お友達内閣」と揶揄されて不人気だったことから、「お友達」でないように見せているが、実態は前回以上の「お友達」である。その「お友達」の部分と、「お友達」でない部分との混在が今後の政権運営に混乱をもたらす可能性がある。


 前回以上に「お友達」なのは、まず安倍氏が全面的に依存する麻生太郎氏を副総理兼財務・金融担当大臣として政権の大黒柱に据えた事である。かつての安倍政権を私は「A(安倍)・A(麻生)連合」と呼んだ事があるが、今回は安倍政権だけでなく麻生政権が復活したかと思えるほど麻生氏の比重は重い。

 そして安倍氏が会長を務める保守派の議員連盟「創生日本」から9人もの「お友達」が入閣した。第1次安倍内閣の閣僚経験者を加えると19人中12人が気心の知れた「お友達」である。

 一方で「お友達」だけではないと見せつけたのが、総裁選挙を戦った石原伸晃氏や林芳正氏、あるいは谷垣禎一前総裁を入閣させたことである。しかしライバルと目される石原氏と林氏は政権の中枢から遠ざけ、原発問題とTPPという難問を担当させて、あわよくば力を削ぐことを狙っている。

 そのほか小泉政権時代に秘書官を務めた飯島勲氏や丹後泰健氏を内閣参与に任命したのも、多彩な人材を起用したと思わせる狙いがあるようだ。しかし公共事業削減など構造改革路線を支えた人脈と、麻生氏が主導する経済再生路線とが噛み合うのか疑問である。

 そもそも「AA連合」は小泉路線から脱却するために作られた。第1次安倍政権で安倍氏は麻生太郎氏を幹事長に起用しようとして森元総理に反対され、中川秀直幹事長を受け入れた。安倍政権がまず取り組んだのは郵政選挙で小泉氏に追放された議員の復党問題である。それが小泉元総理の逆鱗に触れ、小泉支持の中川幹事長と安倍総理の間にはすきま風が吹いた。

 その時に陰で支えてくれたのが麻生氏である。麻生氏は08年の総裁選挙で小泉路線からの脱却を訴え、それに対抗したのが小池百合子氏であった。今回の人事で復党組の1人である野田聖子氏が党三役に起用され、郵政選挙で刺客となった小池氏が処遇されなかった背景にはそうした事情がある。

 にもかかわらず小泉政権で秘書官を務めた人物を官邸に入れたのは、「オール自民」の体制を作らなければ参院選に勝てないと思ったからなのか。重厚で多彩な布陣は一つ間違うと混乱の原因になる。「お友達」からの脱却を見せようとして重厚な布陣を敷き、しかし本質は「お友達」である事が政権運営にどう影響するのか見ものである。

 今回の選挙結果で議席の数ほど自民党は支持されていない。参議院選挙に勝てなければ自民党は再び野党に転落する可能性がある。そのため参院選までは「安全運転」で行くつもりのようだ。政権課題を「経済再生」と「日米同盟強化」の二つに絞り、憲法改正など保守的な政策は参院選後に先送りするのである。

 安倍総理は選挙前には領土問題で民主党の対応を批判し、中国、韓国に強硬な姿勢で臨む事を表明していた。しかし選挙後は一転して柔軟な姿勢に変わる。この変化は何を物語っているか。選挙時には、領土問題に熱くなっている国民にアピールするため強硬発言をし、選挙後は「保守政権誕生」を警戒する中国、韓国に現実的に対応するために変化したのだろうか。

 私はそうは思わない。強硬姿勢をアメリカが認めないからである。日本が竹島問題や従軍慰安婦問題で韓国と対立し、尖閣諸島に公務員を常駐させる事をアメリカは自国の利益にならないと考えている。だから安倍政権は姿勢を変化させたのである。安倍政権の誕生で「保守化」が言われるが、私はむしろ「従属化」が始まると思う。

 アメリカが日本にやってもらいたい第一はTPPへの参加である。宮沢政権以降日本に要求してきた「年次改革要望書」を民主党の鳩山政権は廃止した。アメリカが「異質」と考える日本をアメリカと同じ土俵に乗せる日本改造計画が民主党政権によって頓挫した。それを復活させるのがTPPである。民主党政権で日米に軋みが生まれたのは、普天間問題よりも「年次改革要望書」の廃止だと私は思っている。

 自民党はTPP反対で選挙を戦ったが、安倍政権が日米同盟強化にコミットすればそうはいかなくなる運命にある。また日本の原発政策を主導したのはアメリカで、日本はすべてアメリカの指示通りにやってきた。従って原発は維持する事になり、憲法改正も集団的自衛権行使の容認などアメリカの求める範囲内になる。沖縄の普天間基地移転、オスプレイの自衛隊購入と全国的規模での訓練も実現するだろう。

 保守とは伝統的価値観を守ろうとする立場である。日本の伝統的価値観とアメリカのそれとは当然ながら異なる。ところが戦後アメリカに占領された日本は親米保守が主流となった。それでも冷戦期の自民党は親米的立場を取りながら自立への道を模索した。それが冷戦の終焉を受けて自立より従属へと転じたのである。

 米ソ両国を頂点とするピラミッド構造が崩れた事で、自立を模索する国が出てきたのとは裏腹に、日本はバブル崩壊後に「失われた時代」を迎え、小泉政権が日本をアメリカ型社会に構造転換させようとした。格差社会が生まれ国民が悲鳴を上げ始めた頃に第1次安倍政権は生まれ、小泉政権の後継者ながら小泉路線からの脱却を図ろうとした。

 しかしこれから始まる安倍政権はそうはならない。昔の自民党さながらの公共事業とアメリカ並みの金融緩和と規制緩和がごった煮のように盛り付けられ、小泉政権を倣った対米姿勢が貫かれる。それを「保守化」という言葉で表現すべきだろうか。私には「従属化」と言った方が適切だという気がする。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 行き着く先は「カネ」 日本未来の党、“野合”1カ月で幕 
        日本未来の党の両院議員総会に臨む小沢一郎氏=27日午前、国会内(酒巻俊介撮影)


行き着く先は「カネ」 日本未来の党、“野合”1カ月で幕
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121228/stt12122800530001-n1.htm
2012.12.28 00:51 産経新聞

 「選挙互助会」と揶揄(やゆ)された日本未来の党が行き着いた先は政党交付金の“争奪戦”だった。勝ち取ったのは小沢一郎氏側。交付金の額は1月1日時点の所属国会議員数などに応じて決まるため、年内に政党の体裁を整えなければ、交付はお預けとなる。小沢氏側が主導権を握る形で“衣替え”を急いだのはこのためだ。結党から1カ月。「カネ目当て」の分裂劇への批判は免れない。(松本学)

 27日に国会内で行われた日本未来の両院議員総会は約20分間で終了した。

 「本物の『脱原発』に向けての第一歩を目指していきたい」

 代表の嘉田由紀子滋賀県知事に近い飯田哲也代表代行は会合後、記者団にこう語り、小沢氏側との対立の根深さをうかがわせた。

 所属国会議員は27日に離党届を提出した亀井静香氏を除くと16人。小沢氏と小沢氏系議員計15人は名称を変えて存続する「生活の党」に残り、嘉田氏と社民党出身の阿部知子衆院議員が党を追われる形だ。

 政党交付金を受け取るには、1月1日時点で(1)所属国会議員が5人以上(2)所属国会議員が1人以上で、国政選挙での得票率が2%以上−のいずれかの条件を満たさなければならない。

 存続する「生活の党」は、日本未来が受け取るはずだった平成25年分の政党交付金約8億6千万円(産経新聞試算)の大半を受け取ることができる。嘉田、阿部両氏らが新たな政治団体を結成しても交付金は受け取ることはできない。

 気になるのは今後の小沢氏側の動向だ。

 日本未来の国会内の控室に27日、就任挨拶のため訪れた民主党の海江田万里代表に、「生活の党」代表に就任する森裕子参院議員は満面の笑みを浮かべて“接近”を図った。

 「海江田万里8票プラスさせていただきました!」

 日本未来は26日に参院で行われた首相指名選挙の決選投票で、8人全員が海江田氏に票を投じている。森氏のパフォーマンスは、小沢氏側と民主党が手を握る新たな“野合”を想像させるものだった。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK141] きょうのニッカン「政界地獄耳」2012/12/28「高市、聖子と石破の複雑な関係」
やっぱりこの党は「選挙目当てのやっつけ政党」だったのか。
嘉田滋賀県知事が代表を務める日本未来の党が剛腕小沢氏グループと対立し、わずか1か月で嘉田代表のグループと剛腕小沢氏のグループに分裂されることとなった。

日本未来、結党1カ月で分裂へ[nikkansports.com 12/27]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121227-1064631.html
未来、分裂が確定=あす発表[jiji.com 12/27]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012122700433
「日本未来」が分党決定 わずか1カ月で分裂[MSN産経ニュース 12/28]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121228/stt12122800320000-n1.htm
「未来」より今のカネ!?日本未来の党、わずか1年で分裂[スポニチ 12/28]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/28/kiji/K20121228004863620.html 
小沢氏また新党!「未来」が分党決定で自身8つ目「生活の党」[スポーツ報知 12/28]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121228-OHT1T00007.htm

嘉田代表は結党時、剛腕小沢氏を使いこなすと言っていたが、剛腕小沢氏の扱いが分裂の原因となってしまった。
嘉田代表の話を聞いたとき、そんなことできるわけないだろうと思っていたが、案の定、剛腕小沢氏を使いこなせぬまま終わり、最終的に嘉田代表が捨てられる(離党する)結果となってしまった。

いったい、未来の党は何がしたかったのか。
なぜ、最初からこうなることを想定しながら未来の党を作ったのか。
こういうゴタゴタを見ていると、冒頭でも書いたが、未来の党は「選挙目当てのやっつけ政党」とみられても致し方ないのではないか。
ちなみに、未来の党は旧国民の生活が第一が中心となり、森裕子氏が代表に就任。
党名も「生活の党」として再出発することとなった。

小沢氏系は「生活の党」に党名変更[nikkansports.com 12/28]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121228-1065085.html
「未来」から「生活」に変更=党代表に森裕子氏[jiji.com 12/27]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012122700891
未来、小沢氏支配に=嘉田氏は「使い捨て」に[jiji.com 12/27]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012122700995

未来の党までも壊してしまった「壊し屋」でおなじみ(!?)の剛腕小沢氏。
この動き、剛腕小沢氏推しの日刊ゲンダイはどう見ているのだろうか…。

【きょうのニッカン「政界地獄耳」】
http://seikaijigokumimi.blog.fc2.com/
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢氏また新党!「未来」が分党決定で自身8つ目「生活の党」 (スポーツ報知) 
小沢氏また新党!「未来」が分党決定で自身8つ目「生活の党」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121228-OHT1T00007.htm
2012年12月28日06時01分 スポーツ報知

 「壊し屋」がまた党を壊した―。日本未来の党は27日、両院議員総会を開き、党代表の人事案を巡って小沢一郎民主党元代表(70)系の議員が反発したことを受け、分党することを決めた。今後は滋賀県知事の嘉田由紀子代表(62)が未来を離党する形となり、「未来」の名称を継続。小沢氏らは党に残って未来の名称を「生活の党」とすることを総務相に届け出た。

 「壊し屋」の異名を持つ小沢氏が「国民の生活が第一」に続き、今年2回目の新党を結成することになった。

 この日の未来の両院議員総会で分党が正式決定。小沢系議員が未来に残留し、党名を「生活の党」と変更した。代表には副代表だった森裕子参院議員(56)が就任し、衆参議員15人が参加する見通しだ。

 一方、未来の代表だった嘉田氏は離党する形となり、社民党で政審会長を務め、嘉田氏が未来の共同代表に推していた阿部知子氏(64)とともに活動する。嘉田、森両氏が28日に大津市内で会見し、分裂騒動の経緯を説明。小沢氏も同席する予定だ。

 衆院選後に小沢系議員が小沢氏を共同代表とするよう求めたため、内紛が勃発。選挙後も「小沢隠し」をもくろむ嘉田氏は「衆院選で小沢氏ではなく私が前面に出たからこそ、先生方も当選したのではないですか」などと迫り、小沢系議員が反発を強めていた。

 小沢氏が率いる「国民の生活第一」は衆院選前に未来に合流。「選挙目的の野合」との批判が出る中、「反原発」「反TPP」などを掲げ衆院選を戦った。小沢氏は表向き無役の一兵卒となったが、実際に選挙を仕切ったのは小沢氏の秘書軍団ら。各候補の応援に入り、擁立作業なども「生活」が仕切った。

 しかし、111人を擁立した小選挙区で勝利したのは、小沢氏と離党を決めた亀井静香元金融担当相の2人だけ。「嘉田じゃ選挙に勝てない」と反発が出ていた。結局、小沢グループが党に残留して看板を掛け替える一方で、出て行く嘉田氏らが「未来」の名前を引きつぐ“ねじれ現象”となった。

 政党が分裂する場合、政党助成法上は「分割」とされ、同党に配分される2013年分の政党交付金約8億6000万円(推定)の大半を小沢氏系が受け取ることになる。

 小沢氏が所属政党を変わるのは、これで8回目。今年7月の民主離党後は、5か月で3党目というめまぐるしさだ。小沢氏はこの日、嘉田氏について「もうちょっと、おうようにやってくれれば良かったのに。上に立つ者は丸く収めないといかんよ」と周囲に苦言を呈したという。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 内閣官房参与 ブレーンが官邸仕切る?(東京新聞:ニュースの追跡)
内閣官房参与 大物ズラリ ブレーンが官邸仕切る?
2012年12月28日 [東京新聞こちら特報部:ニュースの追跡]


安倍晋三首相は、小泉純一郎元首相の政務秘書官や元外務事務次官ら7人を内閣官房参与に起用した。民主党政権時代はあまり機能していなかったが、今回は小泉政権で名をはせた”大物”が多いだけに、安倍官邸を取り仕切るとの見方も出ている。(佐藤圭)


そもそも内閣官房参与とは何をする人たちなのか。

1987年に政府が決定した「内閣官房に参与を置く規則」は 1.内閣官房に当分の間、参与を置くことができる 2.参与は首相の諮問に答え、意見を述べる 3.非常勤とする─ の3項目のみを定めている。要は首相のブレーン、アドバイザーだが、人数や任期、分野の制限はなく、時の首相の裁量で任命できる。現在の報酬は勤務1日当たり2万4,300円だ。

民主党政権の参与は問題発言を連発した。劇作家の平田オリザ氏は講演で「米国からの強い要請で(福島第一原発事故の汚染水が海に)流れた」と発言し、枝野幸男官房長官は打ち消しに躍起になった。評論家の松本健一氏は菅直人首相と面会後、「(原発周辺は)10年住めない」との発言を紹介したが、批判が起きて直後に撤回した。

民主党政権に比べると、安倍政権の参与は、実務経験豊富な”大物”がそろっている。小泉元首相の政務秘書官を務めた飯島勲氏は、幅広い情報網で長期政権を支えた。同じく小泉元首相の秘書官だった丹呉泰健元財務事務次官、谷内正太郎元外務事務次官は小泉・霞が関人脈だ。

「アベノミクス」を支える積極金融緩和派の浜田宏一・米エール大名誉教授、「国土強靭化」政策に影響を与えた藤井聡・京大大学院教授ら学者人脈が脇を固める。

金融ジャーナリストの須田慎一郎氏は「飯島ー丹呉ラインは、事実上の首相政務秘書官として官邸の主導権を握る」とみる。

「過去の参与の存在感が希薄だったのは、スタッフがいなかったからだ。一人では何もできない。飯島、丹呉両氏はスタッフをそろえて各府省とのパイプを確保し、霞が関ににらみを利かせるはずだ。今井尚哉・首相政務秘書官は、スケジュール管理と首相の話し相手の役割しかないのではないか」

政治評論家の浅川博忠氏も、飯島、丹呉両氏の登用で、官邸機能が強化されるという。

「危機管理やメディア対策は飯島氏、財務省など霞が関との調整は丹呉氏が担う。頂点まで上り詰めた飯島、丹呉両氏に野心や野望があるはずもなく、スタンドプレーに走ることはない」

元外務省国際情報局長で外交評論家の孫先亨氏は、谷内氏について「第一次安倍政権や麻生政権でも重用され、正統的な外交路線を体現している」と指摘。その上で「官邸と霞が関の意思疎通はスムーズになるだろうが、国民とのギャップは広がる」と批判する。

「対米追随路線の安倍政権は中国の脅威をあおって日米同盟を強化し、その先に米軍普天間飛行場の辺野古移設強行、集団的自衛権の行使容認などを見据えている。優秀な谷内氏はそつなく仕事をこなすだろうが、国民にとっては不幸なことだ」

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍内閣は早晩行き詰る――「生活の党」は態勢拡大を急げ (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/242884b52ba55c062b37489353841481
2012-12-28 06:58:12  生き生き箕面通信


おはようございます。                                                                                   生き生き箕面通信1468(121228)をおとどけします。

・安倍内閣は早晩行き詰る――「生活の党」は態勢拡大を急げ

 安倍内閣に対する世論調査の結果を朝日新聞、読売新聞がそれぞれ本日12月28日朝刊で発表しました。安倍内閣の支持率は朝日が59%、読売が65%で、いずれも第一次安倍内閣の支持率を下回りました。フィーバーを起こした小泉内閣、鳩山内閣におよばず、菅内閣の支持率とちょぼちょぼといったところでした。

 これをどう見ればいいのでしょうか。安倍内閣にはあまり期待が寄せられていない現れといえます。もともと今回の選挙は投票率が極めて低く、有権者の16%ほどの低支持率で安倍内閣は成立しています。有権者は政治に期待していない、政治無関心層が増えている流れといえましょうか。

 これはこれで、非常に危険な兆候と感じます。安倍内閣は、スタートはオオカミの皮をかぶって一見、おとなしやかです。しかし、年明けに訪米してオバマ大統領と会談した後は、化けの皮をかなぐり捨てて、オオカミの本質をあらわにすると見ることができます。まずTPP(環太平洋経済連携協定)参加を強行します。沖縄にも猛攻をかけ、普天間基地の辺野古への移設を強引に進めることでしょう。

 最も懸念されるのは国内経済です。何が何でも経済を刺激するため、日銀をお財布代わりにじゃぶじゃぶ金をばらまく。老朽化した社会的インフラを更新しなければならないという名目で、新しい大規模公共投資、箱モノづくりを始めるでしょう。

 つまり、かつての自民党政治がそっくりそのまま復活するという風景です。要するに、自民党をひっぱる実力者とされる面々は、かつての路線以外に、新しい日本の姿を思い描くことができないという限界をさらけ出す。これまでの20年間、じゃぶじゃぶ金をばらまいてきたけれど、デフレを脱却できなかったことは証明済み。にもかかわらず、またもや同じ轍を繰り返す。発想の転換ができないことを証明しています。自民党政治は、早晩行き詰るのは目に見えています。

 それだけに、「生活の党」が態勢を立て直し、有権者の気持ちを受け止める政党として立ちあがらなければ、日本は本当におしまいです。

 希望の芽はあります。今回の総選挙で、かつてない大勢の人々がボランティアとして駆けつけました。手弁当で懸命に闘いました。この人々の闘いの輪を、「オリーブの木」に結集したいものです。「生活の党」の代表を引き受けた森ゆうこさんは、現在の政治状況を十分に把握しており、なによりもハラが据わっています。年明け早々には、闘いののろしを上げてほしいものです。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 中国外交文書に「尖閣諸島」=日本名明記、「琉球の一部」と認識−初めて発見(時事通信)
http://twitter.com/akahataseiji/status/284433504736006145
赤旗政治記者
‏@akahataseiji
【今日の赤旗】中国の中国外務省の公文書館(外交資料館)収蔵の外交文書に、中国政府が1950年に「尖閣諸島」という日本名が明記され、琉球(沖縄)に含まれているとの認識も示されていることが判明。時事通信が文書原文の写しを入手


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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700471


中国外交文書に「尖閣諸島」=日本名明記、「琉球の一部」と認識−初めて発見



 【北京時事】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり中国政府が1950年、「尖閣諸島」という日本名を明記した上で、琉球(沖縄)に含まれるとの認識を示す外交文書を作成していたことが27日分かった。時事通信が文書原文のコピーを入手した。中国共産党・政府が当時、尖閣諸島を中国の領土と主張せず、「琉球の一部」と認識していたことを示す中国政府の文書が発見されたのは初めて。


 尖閣諸島を「台湾の一部」と一貫して主張してきたとする中国政府の立場と矛盾することになる。日本政府の尖閣国有化で緊張が高まる日中間の対立に一石を投じるのは確実だ。


 この外交文書は「対日和約(対日講和条約)における領土部分の問題と主張に関する要綱草案」(領土草案、計10ページ)。中華人民共和国成立の翌年に当たる50年5月15日に作成され、北京の中国外務省档案館(外交史料館)に収蔵されている。


 領土草案の「琉球の返還問題」の項目には、戦前から日本側の文書で尖閣諸島とほぼ同義に使われてきた「尖頭諸嶼」という日本名が登場。「琉球は北中南の三つに分かれ、中部は沖縄諸島、南部は宮古諸島と八重山諸島(尖頭諸嶼)」と説明し、尖閣諸島を琉球の一部として論じている。中国が尖閣諸島を呼ぶ際に古くから用いてきたとする「釣魚島」の名称は一切使われていなかった。


 続いて「琉球の境界画定問題」の項目で「尖閣諸島」という言葉を明記し、「尖閣諸島を台湾に組み込むべきかどうか検討の必要がある」と記している。これは中国政府が、尖閣は「台湾の一部」という主張をまだ展開せず、少なくとも50年の段階で琉球の一部と考えていた証拠と言える。


 東京大学大学院の松田康博教授(東アジア国際政治)は「当時の中華人民共和国政府が『尖閣諸島は琉球の一部である』と当然のように認識していたことを証明している。『釣魚島』が台湾の一部であるという中華人民共和国の長年の主張の論理は完全に崩れた」と解説している。


 中国政府は当時、第2次世界大戦後の対日講和条約に関する国際会議参加を検討しており、中国外務省は50年5月、対日問題での立場・主張を議論する内部討論会を開催した。領土草案はそのたたき台として提示されたとみられる。


 中国政府が初めて尖閣諸島の領有権を公式に主張したのは71年12月。それ以降、中国政府は尖閣諸島が「古来より台湾の付属島しょ」であり、日本の敗戦を受けて中国に返還すべき領土に含まれるとの主張を繰り返している。


 領土草案の文書は現在非公開扱い。中国側の主張と矛盾しているためとの見方が強い。 


(2012/12/27-14:37)

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未来、小沢氏支配に=嘉田氏は「使い捨て」に (時事通信) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700995
2012/12/27-22:18 時事通信

 日本未来の党の党内対立は27日、旧国民の生活が第一の小沢一郎氏らが事実上、党の実権掌握する形で片が付いた。衆院選前に「小沢氏を使いこなす」と公言していた嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は、結党から1カ月足らずで使い捨てにされた格好だ。

 小沢氏は未来の分党に際し、党名変更の形式にこだわった。政党交付金は、国政選挙での得票数と所属議員数に応じて支給される。新党を結成した場合には、支給額は議員数分だけにとどまり、来夏の参院選に向けて「台所」事情が苦しくなるためだ。

 対する嘉田氏は、社民党から参加した阿部知子衆院議員を党員として「未来」の名を付けた政治団体を結成するとみられるが、衆院選を戦った未来とは無関係になる。

 嘉田氏は27日夜、大阪市内で記者団に「(衆院選で)なぜ票がいただけなかったかを分析し、仲間を地道に広げていきたい」と述べ、参院選で再起を期す考えを強調した。だが、指導者としての力量に疑問符が付いた上に、知事と党首の兼務をめぐる滋賀県議会との対立もあり、党勢拡大は難しそうだ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 政治的焦土からの復興 {達増 拓也} (日本一新の会。)
◎ 政治的焦土からの復興
 2012年12月28日 : (日本一新の会。)


     日本一新の会・達増 拓也
            (岩手県知事)

平成24年12月の衆院選は、政治的な大災害のようだった。唐突な解散によって唐突に行われた総選挙は、有権者がどうすればよいかわからなかったという意味でも、民意が何を選んだのかよくわからないという意味でも、「決められない選挙」となった。集団的意志決定としての選挙が不全をきたした、荒涼たる政治的焦土が私たちの前に広がっている。

 まず、忘れてはならないのは、西松事件から陸山会裁判へと続いた「検察の暴走」がなければ、このような事態にはなっていないということである。「検察の暴走」が民主党政権を崩壊させ、大与党と与党補完勢力群からなる大政翼賛会的状況をもたらした。国民的な猛省が必要である。

 一方、「検察の暴走」をはね返せるほどに民主党がしっかりしていれば、やはりこうはならなかった。民主党政権の崩壊は民主党の自滅であることも真実である。「検察の暴走」に便乗して党内権力を掌握しようとし、消費税増税で国会の主導権を握ろうとした菅首相の邪道路線。その邪道路線を引き継ぎ、消費税増税と解散のセットを三党合意で約束し、消費増税以外にできることは解散だけ、という窮地に自らを追い込んだ野田首相。そのような党代表・首相を、党を挙げて選んだ民主党。大いなる自滅であった。

 ちなみに、菅・野田と続いた邪道路線を、マスコミがほめそやしていたことが思い出される。特に、消費税増税と「近いうち」解散をセットで約束した三党合意を、マスコミのほとんどが「『決められる政治』への一歩だ」と持ち上げていた。野田民主党がそれに気をよくしていたとしたら、今回の大自滅は、マスコミにまんまとだまされた面もあったということだ。

 それにしても、今回の野田首相による解散の決断は、天下の大愚行だった。大いなる自滅になったから愚かであるだけではなく、民意の集約としての選挙の役割をぐちゃぐちゃにして、日本の民主主義を大きく損なったという点でも愚かであった。

イギリスを始め、欧州の議院内閣制の国々では、首相の解散権を制限する傾向にある。やはり、「解散は首相の専権事項」などと言って、いつでも好きなときに解散できる、という考え方は改めなければならない。解散権は無制限であると解釈するからこそ、「いつでも解散できるのなら、今すぐ解散しろ」という野党の絶え間ない解散要求にも抵抗しにくくなる。「衆議院の解散は、国民の信を問うべきよほどの必要性がある場合に限る」という憲法慣習を確立すべきだろう。解散する以上は、何について信を問うのかはっきりさせ、争点を明確にして選挙をしなければならない。今回の選挙は、全くそうなっていなかった。

自民・公明は、「消費税率の引き上げは民主党の政権交代マニフェストの否定なのだから、あらためて国民の信を問え」と主張していた。そのロジックのままに消費税増税と解散をセットで実行すれば、政権交代の否定、民主党政権の否定を野田民主党が認めたことになる。民意を問うというより、ただただ自己を否定し、後事を自民・公明に託すための解散・総選挙になってしまった。タイミングについても、民主党関係者ですら虚を衝かれた唐突な解散で、第三極を混乱させてその結集を妨げ、一方で満を持して選挙に臨んだ自民・公明を圧倒的に有利にした。反消費税や脱原発を明確に主張する第三極が大結集に至らなかったことも、選挙の争点が明確にならなかった大きな原因である。師走の忙しさの中で、有権者がなかなか選挙に集中できなかったことも大きかった。

民意のありように即して言えば、第46回衆議院総選挙は、前回総選挙で政権交代に託された民意を引き継ぎながら、それに東日本大震災と原発事故で意識を高めた国民の民意を加えて、新しい日本のあるべき姿を決める選挙となるべきであった。反増税と、脱原発。それは、格差社会化や貧困問題の深刻化を防ぐセーフティネットの充実で地域社会を強くし、農林水産業を活かした地域経済の活性化と再生可能エネルギーの推進で地方から日本経済を再生させていく道である。

私はかねてから、日本に必要な改革の本質は、冷戦構造に過剰適応したしくみを変えることだと述べてきたが、今、さらに、「新自由主義的グローバリズム」への過剰適応傾向も含めて変えることが真の改革であると言わねばならないと思う。「新自由主義的グローバリズム」は、冷戦に勝利した西側的なものを徹底していく路線なのだが、グローバリズムと言いつつ冷戦構造の呪縛にとらわれている。リーマン・ショックで、それではだめなことが明らかになり、日本でも「新自由主義的グローバリズム」に「待った」をかけようとする民主党マニフェストが評価されて、政権交代が起きたのだった。

今回、民主党の大いなる自滅と、第三極勢力の混乱で、政治的大災害が生じ、それに日本未来の党も巻き込まれて、満を持していた自民・公明の大膨張に対し、日本未来の党は振るわなかった。しかし、日本未来の党の理念・政策こそ、本来、今回の選挙で民意の大いなる付託を受けるべきものだった。そうならなかったのは残念至極である。反省すべき点は多々あるが、大災害(野田首相によって引き起こされた人災だが・・)に襲われた中で、理念・政策の旗を高く掲げ、底堅い支持を獲得したことは、次につながると思う。つなげなければならない。

民意集約不全選挙となり、民意は国会の中よりもむしろ国会の外にある状況だ。様々な集会で声を上げる人々、インターネット上で議論する人々、筋を通す文化人・有識者、そして普通の生活者、等々、様々なつながりのネットワークを広げて、民意を形にする力とすべきだ。

その関連で、ネット世論とリアル政治の乖離についても一言。二年前の民主党代表選挙と同様の、いや、より深刻な、こんなはずではないという悲憤慷慨が、ネット上に広がっている。これは、ネット世論が、日本のあるべき姿を先取りし、先を行っているということである。リアル政治が、遅れている。

ネット世論がリアル政治を牽引していくしかけを、作らねばならない。ネットによる選挙運動解禁も、必要だと思う。ネット上のテキストや画像が、公職選挙法の今の解釈では許可されない「文書・図画」扱いなのだが、本来ネットは通信であり、電話と同様に自由化すべきなのだと思う。

焦土と化した日本政治を、復興しなければならない。復興のための力は、国会の中よりも、むしろ国会の外にある。特に、地方や、都会であっても地域コミュニティーのような所の、草の根の暮らしや仕事の現場に、日本政治復興のための力が宿っていると思う。それをていねいにつなげていけば、復興は必ずできる。今回、民意が日本を動かすような選挙にならなかったのは、解散の仕方が悪かったからであり、民意が悪くてこうなったのではない。日本国民の民意は決して悪くない。そこは信頼していいと思う。民意を大事にしていけば、日本の政治もきっと復興する。


追記
 ☆本号は無限拡散希望につき、転載許諾を必要としませんので、お取り扱いをよろしくお願い申し上げます。


元記事リンク:http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-asyuracom-221.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「また小沢流が出た」 未来分党、他党冷ややか 岩手 / 達増拓也知事は擁護 
「また小沢流が出た」 未来分党、他党冷ややか 岩手
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121228/iwt12122802020000-n1.htm
2012.12.28 02:02 産経新聞

 小沢一郎元国民の生活が第一代表の処遇などをめぐり、日本未来の党(代表・嘉田由紀子滋賀県知事)が年内にも分党する見通しとなった27日、県内にも波紋が広がった。

 未来の「賛同者」の達増拓也知事は「(小沢派の)正面突破と(嘉田派の)柔軟対応が、分党して支持を広げることが決まって良かった」と擁護した。

 達増知事は、分党は内部の抗争が原因ではなく、政治資金規正法違反の公判や、知事の兼務解消の県議会決議などで、両氏が受けているバッシングが原因と独特の持論を展開。「バッシングが収まった暁には、一緒にやることを持ちかけることもある」と再結党の可能性にも言及した。

 しかし、結党1カ月での分党、しかも衆院選比例で獲得した342万票のほとんどが事実上“死票”と化すことについては、「投票した人に理解してもらえるかは、これからきちっと説明できるかどうか」と述べるにとどまった。

 一方、他党には冷ややかな見方が広がった。

 千葉伝(つとう)自民党県連幹事長は「分党は予想していた通り、起こるべくして起こった。題目だけでくっついた党だから」と批判。「政党に対する信頼はまた低下する」と指摘した。

 かつて小沢氏とともに活動してきた民主党県連の渡辺幸貫(こうかん)代表代行は「申し上げることは何もない」と口をつぐんだ。ただ、民主会派のある県議は「また、小沢流が出たと思う。利用された嘉田知事はかわいそうだ。最近の小沢さんをみていると、自分自身や自分のグループを守るのに汲々(きゅうきゅう)としているように見える」と感想をもらした。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢とマスメディアの相剋、続くぬかるみ ネット専門家の登用が喫緊の課題 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/15b2261ebaa13a28c1820a076de03f66
2012年12月28日 世相を斬る あいば達也

 昨日一番のニュースは何といっても“ 米空母乗組員8人、東電提訴=誤情報で被ばく、120億円請求 ”だ。時事によると、
≪ 米メディアなどによると、東日本大震災を受けて被災地沖合に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員8人が27日までに、東京電力が福島第1原発事故について誤った情報を伝え、危険なレベルまで被ばくさせたとして、同社を相手に損害賠償など計1億4000万ドル(約120億円)の支払いを求める訴えを、米サンディエゴの連邦地裁に起こした。  「トモダチ作戦」として救援活動に当たった乗組員側は「米海軍が東電による健康と安全に関する偽りの情報を信頼し、安全だと誤解させられた」と主張。「東電だけが入手できた当時のデータによると、原告が活動していた地域における放射線被ばく量は、チェルノブイリ原発から同距離に住み、がんを発症した人々の被ばく量にすでに達していたことになる」と指摘した。  また日本政府についても、「ロナルド・レーガンや乗組員への放射能汚染の危険はないと主張し続けていた」とし、意図的なミスリードだったと非難した。≫(時事通信)

 本来であれば、当時の原子力委員会や経産省及び保安院も提訴の対象だろう。当然、時の首相である菅直人や枝野官房長官らも提訴の対象とすべきだ。米国の連邦地裁における提訴なので、民事上の損害賠償訴訟の形式をとった為、実害を与えた直接加害者東京電力が、表見代理人と看做され訴えの当事者になったのだろう。訴訟の成り行きが注目される。如何に大量の放射能が撒き散らかされたか、公判を通じて米軍の資料が何処まで出てくるのか、見物である。未だ、福島第一原発の事故現場では、アヒルの水かき宜しく、日夜現場作業員が放射能の封じ込めに奮戦しているのである。死者や負傷者が続出する事など望む筈もないが、そのような更なる不幸が起きない限り、再起し始めた原子力ムラの住民は懲りると云う事を知らない。

 早速、安倍内閣の支持率が出揃ったようだ。最高はYahooの73%だが、これはネトウヨだけが元気な日本の政治状況(笑)が反映しているのだろう。特に、民主や未来・社民支持者は意気消沈なわけで、投票する気にもならないと云う事のようだ。マスメディア系では、読売が65%、日経が62%、共同が62%、朝日が59%、毎日が52%となっている。毎日の52%は低すぎるだろうが、62%辺りが愚民の第一印象としては妥当な数値だろう。いずれにせよ、対立する筈の財務省官僚の脅し役として、飯島勲を内閣官房参与に入れたことから全面対決と云うよりも、“命が惜しいなら”的風が睨みを利かせることになるようだ。財務官僚どもご愁傷さまでいい気味だが、実需のない架空の市場形成のツケはデカイものだろうが、愚民生活が困窮するだけである。

 何処まで痛めつけられても怒らない国民だ。マゾヒズム嗜好の民族なのかと、フト嫌になることがある。マゾを相手に“痛いでしょう?助けてあげます”なんてのは、余計なお節介。“良いところだったのに、何するのよ!”と蔑まれるのがオチである。昨日のコラムで書いたように、経済成長の限界を悟り、成熟した経済国家の産業構造そのものの転換に着眼しない限り、前方に明りが見えることはない。

 ところで、今日の本題だ。「日本未来の党」の嘉田非常識人事騒動が、漸く決着した。名実共の分党するとなると、1月1日までいがみ合い罵り合うような勢力が睨みあったまま新年を迎える事になる。そして、政党交付金の要件が整った後、どこかの段階で分党する事になるのだが、その辺の事務手続きが総務省から示されたのだろう。おそらく、正月以降も一定期間犬と猿が小さな船の中でキャンキャンキーキーかまびすしいわけで、とても参議院選に向け、汚名挽回どころの話ではなくなる。

 マスメディアはどこまでも小沢勢力に不利な解説を加え、“追い出す”、“母屋取る”等々、一方的に“生活”が悪い方向の記事を書いている。一番すごいのは時事通信だ。トップページのトピックス表示には「未来から生活に変更=党代表に森氏、嘉田追い出す」となっていた。そのリンクをクリックすると、その見出しは消えており、以下の記事にリンクされていた。

≪「未来」から「生活」に変更=党代表に森裕子氏
 日本未来の党は27日、党名を「生活の党」と改め、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員に変更することを総務省に届け出た。社民党から未来に 合流した阿部知子衆院議員は生活に加わらず、「未来」の名を冠した新たな政治団体の結成を届け出る見通し。旧国民の生活が第一の小沢一郎氏らが主導したもので、所属議員17人のうち15人が生活に残る見通し。未来分裂の動きは事実上、小沢氏らが嘉田、阿部両氏を追い出す形で決着した。
 政党助成法 は、国政選挙での得票率と所属議員数に応じて政党交付金を支給すると定めている。先の衆院選で、未来は選挙区299万票、比例代表342万票と、いずれも 有効投票の2%超を獲得するなどし、受給資格を得た。得票率に基づく交付金は存続政党の生活に支給される。
 一方、嘉田氏側は所属国会議員が阿部氏だけになり、「国会議員5人以上」の政党要件を満たさず、交付金を受けられない。今後は、衆院選を機に国会議員4人となり、政党要件を失った「みどりの風」との連携を探るとみられる。 
 嘉田氏は27日夜、大阪市内で記者団に、党分裂について「ご支援いただいた皆さんにおわび申し上げたい」と陳謝。政党交付金は全て小沢氏側に奪われることになったが、嘉田氏は「未来の党の名前とフラッグ(旗)は阿部氏の方が持つ」と正統性を強調した。
  未来では、嘉田氏が阿部氏を共同代表とする人事案を提示したことに、小沢氏系議員が反発し、党内対立が泥沼化。国民新党出身の亀井静香氏はこうした事態を憂慮して27日、未来に離党届を提出した。嘉田氏は慰留する考えだ。≫(時事通信)

 ≪旧国民の生活が第一の小沢一郎氏らが主導したもので、所属議員17人のうち15人が生活に残る見通し。未来分裂の動きは事実上、小沢氏らが嘉田、阿部両氏を追い出す形で決着した。≫、≪政党交付金は全て小沢氏側に奪われることになったが、嘉田氏は「未来の党の名前とフラッグ(旗)は阿部氏の方が持つ」と正統性を強調した。≫となっているが、嘉田の言い分だけを取り上げた報道で、公平さへの配慮はゼロである。また、嘉田が「政党交付金は全て小沢氏側に奪われることになったが」と言っているような、時事の記者の質問のような、曖昧な表現形式を利用して、金に汚い小沢勢力と云う印象操作の典型のような記事を書いている。

 “生活の党”側が17人の議員頭数の15人を占めるのだから、大半を“生活の党”が交付金を受け取るのは理の当然である。共同通信などは、交付金の大半と言っているのだから、応分の取り分が“未来”側にもあるかもしれない。最低でも阿部知子一人分は、交付金名目ではなく、政治資金の寄付行為などで処理する事になるような気がする。亀井にも多少の寄付は必要かもしれない。この嘉田記者クラブ通じて発言するのが、彼女の“仕掛け”だったのか〜と、昨日気づいた。飯田の入れ知恵だろうが、小沢一郎とマスメディア・記者クラブの 相剋を巧みに利用したと云うことだろう。結構卑怯な手を使うものである。

 菅・仙谷・江田の手法をみる思いだ。再起不能とさえ思える総選挙の惨敗に加え、この嘉田仕掛けは愚民への悪印象刷り込みには、大いに貢献したと言える。Wのダメージを受けてしまった今後の“生活の党”の政治活動は容易ならざるものとなった。森裕子(参議院)が代表に就任したが、それで良いのだと思う。小沢一郎は一時蟄居謹慎の身ともいえる。野田佳彦のように、居酒屋で万歳三唱などするものではない。今回の顛末は小沢のミスリードである。その点は、小沢支持の筆者でも指摘せざるを得ない。

 騙すほうが悪いとか、不正選挙がなされたとか、色んな難癖もあるだろう。マスメディアのスクラム報道に愚民が騙されたと云う説もある。自爆テロ解散が、小沢潰しの気さくであったと云う意見もある。しかし、今さら確たる証拠もない敗因を四の五の言っても意味はない。今後をどのようにするか、その事だけに全力を投入すべきである。今回はドデカイ十字架を背負わされたわけだが、一歩一歩日々歩むしか道は残されていない。仕切り直しの政権公約は、その具体的道筋を明確に有権者に知らせる努力をして貰いたい。

 その点で、“生活の党”(国民の生活が第一)のネットにおける情報発信能力、ネットの効果的駆使策について、数段精度や頻度を挙げて行く必要がある。有料のメルマガなどふざけている。資金不足云々の問題ではない。ネットは原則無料が掟だと思うべきだ。ツイッターでつぶやくのが流行っており、日々語っているようだが、限定された文字数で政策を語る、訴えるのは無理である。ついつい愚痴や怒り発散の場になりやすい。ジックリ書くには、最低限ブログだ。サイトの更新の政策訴求を中心にすべきだ。

 どうも、“生活の党”の支持者は中高年齢層が多いわけだが、若年層にも訴求できるネットメディアの運営は不可欠である。スマートフォン連動のブログサイトで切々と訴える手法も取り入れるべきである。正直、IT関連の専門アドバイザーや技術者を雇うと云う発想がないようだが、それでは駄目だ。ニコニコ動画の有料に出ていても意味はない。何か勘違いをしている。猛烈な支持者も一人一票、愚民の一票も一票。この辺の割切りがないと、正しい理念と政策を掲げていても、虚しい自己満足になる。

 嘉田・飯田でさえ利用しようとするくらい、マスメディア・記者クラブは小沢勢力にとって敵なのである。その認識があるのであれば、ネット環境の整備に金が幾らかかってもやるべきだろう。それ以外に、“生活の党”を空中戦で拡散する手立てはない。ドブ板選挙も必要だろうが、ネット時代である認識があるのなら、スマートフォン対応までウィングを拡げ、且つ専門家のアドバイスと技術を駆使しなければ、浮かぶ瀬は見出せない。それから、小沢一郎自身のドタバタ劇の顛末と分析、反省、今後の取り組みなどは、自ら発信するのは、小沢一郎の責務と考える。けじめを着けて出直して欲しいものだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「生活の党」小沢氏、古巣・民主との連携模索
 日本未来の党は、小沢一郎衆院議員らによる「生活の党」に衣替えし、混乱に区切りをつけた。

 小沢氏は来年夏の参院選に向け、古巣の民主党との連携も視野に新たな野党共闘を探るとみられる。

 「これ以上一緒にやらない方が、お互い個性が出せる。原発政策など協力できるところは今後もする」

 嘉田代表は27日、東京都内で記者団にこう語った。小沢氏ら旧「国民の生活が第一」メンバーとの「分党」が円満だとの立場を示したものだ。小沢氏に近い森裕子参院議員も、両院議員総会後、「円満に分党することで合意した」と強調した。

 しかし、実態は円満とはほど遠い。旧「国民の生活が第一」の議員には「未来の党は期待外れだった」との失望感が強い。環境問題に取り組むなどした嘉田氏の既成政党にない新鮮なイメージに期待して衆院選直前に合流したものの、公示前勢力の61議席から9議席に激減、「『嘉田効果』はなかった」とみているためだ。亀井静香元金融相も27日に離党届を提出し、来年夏に改選を控える参院議員からは「このままでは埋没する」と危機感が強まっていた。

(2012年12月28日11時57分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121228-OYT1T00284.htm?from=main4
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「生活の党」発足契機に日本政治刷新を目指す (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-26d9.html
2012年12月28日 植草一秀の『知られざる真実』

「日本未来の党」が「生活の党」に名称を変更し、森ゆうこ議員が新しく代表に就任した。

総選挙で議席を大幅に減少させたのち、混乱が続いていたが、順当な着地を示した。

嘉田由紀子前代表は嘉田氏と阿部ともこ氏の共同代表案を提案したが、党所属国会議員の圧倒的多数から賛同を得られなかった。

党所属議員の圧倒的多数は嘉田氏と小沢一郎氏の共同代表案を提示していた。

民主主義政党における党首は独裁者ではない。

党の決定を行うには、党内の民主主義手続きを経ることが必要不可欠だ。

嘉田氏の提案は党所属国会議員の賛成を得られるものではなかったから、党内での民主主義手続きを経て決定できるものでなかった。

嘉田氏が引き続き代表としての職務を継続するには、党内民主主義手続きに則ってものごとを決めることを受け入れるしか道はなかったが、この道を選択しなかったために党を離れることになった。

嘉田氏は「日本未来の党」の名称を引き継ぐとしているが、所属する国会議員は阿部ともこ氏しか存在しない。「みどりの風」に亀井静香氏と共に合流する可能性があるが、こうなると多党乱立の弊害は残存してしまう。


もとより「日本未来の党」は「国民の生活が第一」を主軸に創設された新党であり、「国民の生活が第一」関係者が政党幹部に就任するべきであった。

その人事に問題があった。

私は新党創設に際して、新党名称を「生活」とするべきだとの意見を提示した。

11月28日付ブログ記事

「主権者国民連合政党名称は「生活」とする方が良い」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-bdeb.html


嘉田由紀子氏が総選挙に出馬しないから、トップは国会議員が務めるべきであるとも書いた。

紆余曲折はあったが、結局落ち着くべきところに落ち着いた。

森ゆうこ氏は小沢一郎元代表と十分な意思疎通をしているから、今後は円滑な党運営が行われることになるだろう。

総選挙では「国民の生活が第一」の名称が浸透し始めた段階で「日本未来の党」に名称が変更されたため、有権者への浸透が十分にできなかった。

この意味も含めて私は、新党名称を「新党生活」とするべきだと考えた。

今回、「生活の党」と名称が変更されたことは、この意味で好ましい。

略称も「生活」になるから、表現もしやすくなる。

小さなことのように見えるが、選挙戦を戦ううえで名称は極めて重要だ。


問題は、日本政治をこれからどのように立て直すかだ。

安倍晋三政権が発足したが、完全な「旧政復古政権」=「元の木阿弥政権」だ。

「昔の名前で出ています」政権でもある。

原発推進、消費税大増税強行、TPP参加政権である。

沖縄では辺野古の美しい海岸を破壊しての巨大な米軍基地建設が強行されることになるのではないか。

日本財政を激烈に悪化させた張本人は麻生太郎氏である。

麻生政権は2009年度補正予算を14兆円規模で編成した。

そして、2009年度税収見積もりを9兆円も読み誤った。

このために日本の財政赤字は2007年度の25.4兆円から2009年度の52.0兆円へと2年間で倍増したのである。

日本財政を激烈に悪化させた主役は麻生太郎氏である。

この麻生氏が2009年3月に消費税増税を法律に組み込んだ。

これが所得税法附則104条である。

これをマッチポンプという。

自分で放火して火事を引き起こし、自分でポンプから放水する。

自作自演、「財政赤字激増と巨大増税」の悪夢の創作者は麻生太郎氏である。


2009年度の第一次補正予算13.9兆円は大資本と官僚のための利権てんこ盛りの予算だった。

本ブログでは2009年5月28日付記事

「お手盛り・バラマキ補正予算成立と総選挙日程」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-324d.html

にその内容を記述した。

「補正予算では、本予算で6490億円しか予算が計上されない公的部門の施設整備費に2.8兆円もの国費が投入されることが明らかにされた。大盤振る舞いの補正予算で、役人が使用する公共施設を豪華に刷新しようというのだ。

マンガ・アニメの殿堂には建設費だけで117億円が用意される。思いつきで決めた支出対象に、無尽蔵の国費を使いたい放題である。

また、「エコカー」、「エコ家電」にかこつけて、役所の公用車が1万5000台=588億円、地デジ対応テレビが7万1000台=71億円、購入される。補正予算を「官僚のこづかい」と捉えているのだろう。

さらに、補正予算では58の基金に4.6兆円の国費が投入される。4.6兆円のうち、どれだけが事務経費に充当されるのかは国会審議でも明らかにされなかった。58基金への4.6兆円が「天下り」利権拡大に利用されることは間違いないだろう。」


日本政治は麻生時代の官僚利権だけが丸々焼け太りする時代に逆戻りする。

旧政復古=アンシャン・レジームなのだ。

これを、もう一度、刷新しなければならない。

そのためには、新党「生活」を主権者国民の声を糾合する大きな政治勢力に育ててゆかなくてはならない。

そのためには、現在の民主党が悪徳衆を放逐して原点回帰するなら、これと連携することも視野に入れてゆくべきだろう。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 福島被曝賠償を米兵から訴えられた東電とその衝撃  天木直人 
http://www.amakiblog.com/archives/2012/12/28/
2012年12月28日 天木直人のブログ


 きょう28日のニュースの中で断然注目すべきはこのニュースだ。

 すなわち「トモダチ作戦」で派遣された米原子力空母「ロナルド・
レーガン」の乗組員8名が東京電力を相手に94億円の損害賠償訴訟を
カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に起こしたというニュース
だ。

 福島原発事故の影響が正確に伝えられなかったため被曝して健康被害
を受けたからだという。

 さすがに米国は訴訟社会だ。

 どんな事でも訴訟のネタにする米国人の感覚には違和感を覚える。

 時として法外な賠償を命じる米国の判決には疑問を抱く。

 そして訴訟と言えば日本企業がカモにされる事をトヨタや三菱などの
過去の例で我々は知っている。

 それに東電を訴えるのなら同時に「トモダチ作戦」を命じた在日米海
軍司令をも訴えなければ片手落ちだろう。彼らは被曝線量をつかんでい
たに違いないからだ。

 しかも原子力空母の乗組員だ。原子力空母は大丈夫なのかという皮肉
の一つも言ってみたくなる。

 しかし今度の訴訟だけは私はそれを歓迎する。

 そして米連邦地裁が東電に賠償を命じる判決を下す事を期待する。

 トモダチ作戦ぐらいで被曝するというのなら福島住民の被曝はどうな
んだ。比べ物にならない。

 8人で94億円の賠償が認められるなら福島住民も一人あたり10億
円以上貰わなければ米兵との間で不公平になる。

 そうなのだ。

 この訴訟は日本で行なわれている東電に対する被曝訴訟に大きな影響
を与えざるを得ない。

 この訴訟が認められれば今度こそ東電は潰れる。

 司法の独立と言ってもこれは極めて政治的な訴訟だ。

 もし米国政府が東電に賠償命令を下す判決を容認するならば日本の反
米感情は高まるだろう。

 もし安倍新政権が東電が潰れる事を黙認するのなら、その時こそ日本
国民は思い知るだろう。国粋主義の安倍新政権でさえも米国に何も言え
ないのだと。

 この訴訟の行方は日米関係に大きな影響を与える訴訟だ。その後の展
開から目が離せない・・・



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK141] ネ申伝説化する『小沢一郎の法則』 (木走正水(きばしりまさみず))
2012年12月28日 11:14
http://blogos.com/article/53122/

 28日付け読売新聞記事から。


嘉田氏ら「名」を、小沢氏「実」取る…未来分裂

 日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に変え、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員へと変更することを総務相に届け出た。


 「生活の党」は小沢一郎衆院議員ら旧「国民の生活が第一」(現在は国会議員15人)のメンバーで構成される見通しで、嘉田氏と嘉田氏に近い阿部知子衆院議員らは離党することになり、分裂が決まった。嘉田氏らは政治団体として党名を引き継ぐ方向だが、結党1か月にして国会から未来の党の名は消えた。

 小沢氏と嘉田氏は28日に大津市内で共同記者会見を行い、党分裂の経緯などを正式に説明する。

 当初は小沢氏らが離党するとの観測もあったが、離党して新党を結成した場合に受け取れる政党交付金は、未来の党が受け取る予定だった約8億6500万円(現時点での勢力による試算)と比べ、大幅な減額となる。小沢氏に近い議員が「衆院選の選挙資金の多くは、旧『国民の生活が第一』が負担した」などと語る一方、嘉田氏側は、日本未来の党という党名の存続にこだわり、党の「割れ方」を巡る騒動を「カネ目当てと思われたくない」と周辺に語っていた。これが、嘉田氏らが「名」を取り、政党交付金という「実」を小沢氏らが取る格好の決着になったものとみられている。

(2012年12月28日05時29分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121227-OYT1T01421.htm?from=main3


 うーん、今度は「生活の党」ですか、よくわからないけど日本未来の党は名前を変更して小沢氏グループが残り、嘉田氏らは離党して新たに「日本未来の党」を結党するというわけです。

 その目的は約8億6500万円の政党交付金にあると読売新聞は分析していますが、まあそうなのでしょうね。

 ・・・

 それにしても小沢一郎氏です。

 8党目ですよ、今度の「生活の党」で在籍する政党数が。

 これはね、おそらく世界的なレベルで奇特な政治家としてギネス級の記録であると言っても過言ではないでしょう。

 善悪は抜きにしてご立派と申しましょう。

 稀有の政治家でしょう、日本の歴史で二度とこのような人は現れないことでしょう、我々は小沢氏と同年代を生きその行動の目撃者となれたことを神に感謝しなければなりません。

 さておそらくネ申伝説化する『小沢一郎の法則』をご披露いたしましょう。

 彼が所属した8つの政党を時系列に並べ☆グループと★グループに分けてみます。


☆自由民主党

★新生党

★新進党

★自由党

☆民主党

★国民の生活が第一

☆日本未来の党

?生活の党


 ☆グループと★グループの違いはなんだと思いますか?

 ☆グループは現在も存在している政党であり、★グループはすでに解党した政党であります。

 しかしそれだけではありません。

 ☆グループは、自由民主党も民主党も日本未来の党も結党時には小沢氏は関わっていません。

 一方★グループは新生党、新進党、自由党、国民の生活が第一すべて小沢氏が中心になり結党した政党です。


『小沢一郎の法則』

(正則)

 ・小沢氏が結党に参加した政党は100%必ず消滅する。

(補則)

 ・小沢氏が所属した政党でも小沢氏が結党に参加していない政党は100%生き残る。


 うむ、この法則に従えば「生活の党」の寿命もそう長くは無いということになります。

 さあ読者のみなさん、この法則が今後も成立するのかしないのか、「生活の党」をあたたかく見守っていきましょう。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 〔コラム〕筆洗(東京新聞)/「総理大臣になると、見えなくなるものが三つある」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012122702000098.html


【コラム】筆洗
東京新聞 2012年12月27日


 「総理大臣になると、見えなくなるものが三つある」。二・二六事件で首相官邸を襲撃され、義弟が身代わりとなって、辛うじて難を逃れた岡田啓介首相が語っていた


▼何が首相の目をふさぐのか。一つは「カネ」だ。権力を手にすることで金には不自由をしなくなるという。次に見えなくなるのは「人間」だ。取り入る側近に囲まれ、本当の人材を見失う。「そして最後には国民が見えなくなる」という(アスペクト編『総理の名言』)


▼自民党の安倍晋三内閣がきのう、発足した。首相の再登板は戦後では吉田茂以来二人目。実に六十四年ぶりだ。閣僚には、麻生太郎元首相、谷垣禎一前総裁ら実力者を起用し、挙党態勢への配慮をにじませた


▼来夏の参院選で衆参のねじれを解消するまで、憲法改正などのタカ派色は抑え、デフレ脱却などの経済政策に専念するとみられるが、気になるのは石原伸晃前幹事長を環境・原子力防災担当相で起用したことだ


▼総裁選で国会議員から多くの支持を得ながら相次ぐ失言で失速した。閣僚の失言がどれだけ政権の体力を奪うのか、これまで十分に学んできたのではないか


▼日米開戦後、東条内閣の倒閣を水面下で主導した岡田啓介の「国民が見えなくなる」という述懐は重く響く。再登板する安倍首相は六十五代前の先達の言葉を胸に刻み、国民の声に謙虚に耳を傾けてほしい。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 生活の党代表 森ゆうこさんをマスゴミのネガキャンから守ろう。
永きに渡って繰り広げられた小沢一郎さんへのマスゴミによるネガティヴキャンペーンにより多くの国民が「小沢=悪」のイメージを植え付けられてしまった。
その洗脳効果は根強く、裁判で無実が確定した今も多くのB層が疑いの目を持ちつづけている。

ニュースでは発言の一部のみ悪意に満ちた表現で伝え、映像は人相が悪い瞬間のみを放映する。

リアルの小沢さんは優しい笑顔でマスゴミの報道とは全く反対の人だ。
先ほど行われた総選挙の第一声を聞くことができた。
「小沢=悪」と思っている人にぜひ見て頂きたい。
http://twitcasting.tv/loveholic629/movie/7582921

そして今回「生活の党」の代表に就任した森ゆうこさんに対しても小沢さんに行ったようなマスゴミによるネガキャンが予想される。
すでに党や小沢さんに対して「金目当ての分裂」などと悪意に満ちた新聞記事が出ているようだ。
これまで我々は政治家を守るということに消極的すぎた。
我々の意志を国政に伝える政治家を我々が守るのは当然の義務じゃないだろうか。

未来が分裂 「生活の党」代表に森裕子氏
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS27047_X21C12A2PP8000/
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未来の党「海江田氏投票」で波紋広がる / 生活の党、民主党と連携?「小沢氏らが戻ってくるなら離党する」民主党議員 
未来の党「海江田氏投票」で波紋広がる
動画⇒http://www.news24.jp/articles/2012/12/28/04220333.html#
2012年12月28日 0:42  日テレNEWS24

 26日に参議院本会議で行われた首相指名選挙の決選投票の際、日本未来の党が民主党・海江田代表に投票していたことに波紋が広がっている。

 26日に参議院本会議で行われた自民党・安倍総裁と民主党・海江田代表との首相指名選挙の決選投票で、日本未来の党・森副代表ら8人は海江田氏に票を投じた。かつて民主党を離党した森副代表らが海江田氏に投票したことは今後、民主党との連携を進めていく意思表示とみられる。

 民主党・輿石参院議員会長は「首相指名選挙で海江田万里と書きましたと、そういうことを言っていたじゃないか。その意味合いは何を意味するのか、推測できるんじゃないですか」と述べた。

 一方で、民主党内には小沢一郎氏らに反発する声も根強くある。ある民主党議員は「小沢氏らが戻ってくるなら離党する」と話すなど波紋が広がっている。


   ◇

小沢一派、民主にすり寄り 政党交付金8億6000万円確保
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121228/plt1212281211002-n1.htm
2012.12.28 ZAKZAK

 年の瀬に、醜い永田町三文芝居が演じられている。日本未来の党が党名を「生活の党」とし、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子同党副代表に変更したのだ。嘉田氏と阿部知子衆院議員は党を離れ、森氏ら小沢一郎氏に近い一派は、同党に配分される2013年分の政党交付金約8億6000万円の大半を受け取るという。小沢一派はさっそく、古巣・民主党にすり寄りはじめた。

 「これ以上、一緒にやらない方がお互いの個性が出せる」

 嘉田氏は27日、都内で記者団にこう語った。円満解消を装ったが、永田町では「政党交付金の争奪戦だ。小沢一派に、嘉田氏らが追い出された」(自民党閣僚経験者)とみられている。

 何しろ、存続する「生活の党」は、未来が受け取るはずだった政党交付金約8億6000万円の大半を受け取れるが、嘉田氏らが新たな政治団体を結成しても交付金は受け取れないのだ。

 こうしたなか、小沢一派の次なる動きが見えてきた。

 森氏は27日、国会控室に就任あいさつに訪れた民主党の海江田万里代表に、「海江田万里8票プラスさせていただきました」と満面の笑みで語りかけたのだ。参院で行われた前日の首相指名選挙の決選投票で、8人が海江田氏に投票したことをアピールしたものだ。

 やはり、小沢氏と近い輿石東参院議員会長が君臨する民主党に接近するつもりなのか。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 決定! 2012年スクープ大賞BEST10はこれだ!!(元木昌彦)
 今年もあと数日を残すだけとなった。この1年間のスクープを振り返ってBEST10本を選んでみた。例年になく今年はスクープの当たり年。絞り込むのが難しかったが、悩んだ末に以下の10本を選んだ。ご覧あれ。

(中略)

第1位
「引退勧告スクープ 小沢一郎 妻からの『離縁状』全文公開」
(「週刊文春」6月21日号)

 10年に一度、いや、30年に一度のスクープといってもいいだろう。「文藝春秋」でいまだに調査報道の頂点といわれる「田中角栄研究」を発表した立花隆も絶賛した。

 これをものにした松田賢弥記者は、私とタッグを組んで「月刊現代」「フライデー」「週刊現代」で小沢一郎を追及してきたから、なおのこと感慨深いものがあった。

 愛人や隠し子のことはすでに「週刊現代」でも書いていたが、それを小沢の妻・和子がこういう形で裏付けてくれようとは夢想だにしなかった。

「(前略)長年お世話になった方々のご不幸を知り、何もできない自分を情けなく思っております。

 このような未曾有の大災害にあって本来、政治家が真っ先に立ち上がらなければならない筈ですが、実は小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げ出しました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しいときに見捨てて逃げ出した小沢を見て、岩手や日本のためになる人間ではないとわかり離婚いたしました。(中略)

 八年前小沢の隠し子の存在が明らかになりました。●●●●●といい、もう二十才をすぎました。三年つきあった女性との間の子で、その人が結婚するから引きとれといわれたそうです。それで結婚前からつき合っていた●●●●という女性に一生毎月金銭を払う約束で養子にさせたということです。小沢が言うには、この●●●●という人と結婚するつもりだったが水商売の女は選挙に向かないと反対され、誰でもいいから金のある女と結婚することにしたところが、たまたま田中角栄先生が紹介したから私と結婚したというのです。そして『どうせ、お前も地位が欲しかっただけだろう』と言い、謝るどころか『お前に選挙を手伝ってもらった覚えはない。何もしていないのにうぬぼれるな』と言われました。あげく『あいつ(●●●●)とは別れられないが、お前となら別れられるからいつでも離婚してやる』とまで言われました」(小沢和子の手紙=文春)

 角栄研究が田中角栄を総理の座から引きずり下ろした。この記事で小沢一郎という虚像を粉々に壊し、小沢を権力者の地位から引きずり下ろしたのである。


 こう見てくると10位のうちの8本が文春のスクープで、6位から1位までズラッと文春が並ぶ。他誌はポストと新潮だけで、現代、朝日は20位まで選んでも入ってこない。部数はもちろんだが、情報収集力も取材力も文春が図抜けているということであろう。来年は、他誌が文春を追いかけ抜き返すぐらいの意地を見せてほしいものだ。

 文春一人勝ちでは、永田町と同じように週刊誌界も活気づかない。他誌の頑張りに期待したい。
(文=元木昌彦)

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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。
【著書】
編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか 


2012.12.28 金
http://www.cyzo.com/2012/12/post_12244_4.html
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢一郎の政治は『国民の生活がだいなし』 選挙直前に新党を作り選挙直後に壊党で交付金をせしめる これでは選挙詐欺と非難が

■ 選挙直前に新党を作り 選挙直後に壊党で交付金をせしめる小沢政治

私は、「未来の党」は選挙のための野合であり、国民はそれを見抜いて選挙では9議席程の大惨敗をする。
「未来の党」は選挙後に崩壊するだろうと予測してきました。(下記)
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/266.html
   
    
結果的にこの予測どおりとなったわけですが、いくらなんでも選挙直後に党分裂とは、ここまであからさまとは考えていませんでした。

「卒原発」の実現を信じ、「未来の党」にまじめな思いで投票した人は怒りまくっていることでしょう。
  
  
  
■ これでは選挙詐欺と非難の声が轟轟

テレビの情報番組などでも、これでは選挙詐欺、新党詐欺だ等との声が相次いでいます。

テレ朝のモーニングバードでは、小沢に好意的なコメントをしてきた松尾貴史でさえ、
『原発から脱するんだとわずかな灯火、希望を託した人たちに対し、詐欺的な状況じゃないのか』
http://www.j-cast.com/tv/2012/12/27159802.html?p=2
  
『有権者を欺く「選挙詐欺」に等しい。』
http://blogos.com/article/53074/

『要するに未来の党は、まるごと詐欺目的の政党だったということですよ。せめて比例で通った議員は辞職しろ、と言うべきでは?』
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20121228/1356652352
  
『まさに詐欺!!「国民の生活が第一」という詐欺集団が、国政選挙で堂々と詐欺を働いたって感じですね。彼らは全員、政治家としていらないです。いても役には立たないし、いないほうがいいです。』
http://manetatsu.com/2012/12/9274/
   
   
つまり小沢は、国民に大きな政治不信を招いたわけであり、これでは『国民の生活がだいなし』です。
  
  
  
■ 党を作っては壊すことを繰り返し、政党交付金をせしめてきた小沢政治 

『みこしは軽くてパーがいい』

小沢はこれまでこの言葉どおりに、「軽いみこし」をかついで党を作り、都合が悪くなると壊し、政党交付金をせしめてきました。

小沢は党首として羽田をかついで新生党を立ち上げ、結局1年で破滅させました。
その後小沢は、党首として海部を担いで新進党を立ち上げ、これもわずか4年で破滅させています。
その後小沢が党首となって立ち上げた自由党は、分裂した挙句、5年で破壊。
そして小沢を党首として立ち上げた「国民の生活が第一」に至っては、わずか4か月で破壊。

そして今回の「未来の党」です。
選挙直前に結党し、結党から1ヵ月後の選挙直後に党分裂。

いつもの小沢政治が更に輪をかけて酷い状態で繰り返されたわけです。
   
  
   
■ もはや まともな政治家が小沢と組むことはない

上記の通り、小沢が立ち上げた党はことごとく短期間で破滅しています。
そして今回の「未来の党」がそのトドメです。

今後は、もはやまともな政治家が小沢と組もうなどと考えるわけがありません。

小沢政治は『国民の生活がだいなし』であり、一緒に新党を立ち上げても短期間で潰されることがわかっているのだから、当然です。
  
   
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 今年は官僚の力を見せつけられた年だった。・・・自民党政権で官僚主導政治から脱却できるのか? (政経徒然草) 
http://haru55.blogspot.jp/2012/12/blog-post_28.html
2012年12月28日 政経徒然草


今年、最後のブログになると思う。
ということで今年一年を簡単に総括してみたい。

今年ほど、官僚の力をマザマザと見せつけられた年はない。
消費税増税法案や3党合意なども裏で官僚が蠢き野田政権を完全に傀儡政権化していた。

今回の衆議院選挙においても官僚が裏で動いていた形跡が伺われる。
自分たちの権限と地位が侵されると感じた時の官僚組織の動きは思った以上に素早く強力だった。
逆らう者に対しては、マスコミなども総動員し業界団体などとも連携して徹底的に潰しにかかる。
それが怖いため政治家も官僚の意向に沿わざるを得なくなる。
残念ながら、それが日本の政治の実態なのだろう。
ここを変えなければ日本の政治は変えられない。
そう思う政治家もいないことはないが、最後は腰が引けてしまうというのが実情だ。
口では「官僚主導政治からの脱却」と叫んでいても、最後は自分可愛さで腰砕けというのが実情だろう。
そんな中において、叩かれても叩かれても「官僚主導政治からの脱却」を唱え続ける小沢一郎という政治家は、やはり凄い。

安倍政権が発足したが、この政権下において官僚主導政治から脱却できるのか?

多くの国民は無理と思っているに違いない。
しかし現下の経済状態において、国民の最大の関心事は「景気の回復」であり「民主党政権よりは、ましな政権の樹立」であろう。
「余りにも民主党政権が酷かった。」と多くの国民が感じたことが今回の衆議院選挙の結果にも現れている。

しかし、これは民主党政権以前の自民党政権においても言われていたことで、同じことの繰り返しにならないことを祈るばかりである。

世界の政治状況を見ていると、多くの国で政治や経済の混迷が続いている。
国の現実と国民の期待との間に大きな狭間が生じ、行き先を見つけられない状況が生まれている。
政治に求められる課題解決能力が低下していることの現れと見るべきなのかもしれない。
政治における優先課題を決めきれない状況が生まれていると言い換えることもできる。
世界中で政治や経済の混迷が表面化した年でもあったように思われる。

社会の構造が「努力したら報われる。」という時代から「努力しても、どうにもならない。」という時代に変化し、その弊害が一気に表面化した年でもあったように思われる。
政治だけでなく経済においても、もう一度、原点に帰って考え直す時にきたようだ。

成熟した社会においては「人間としての成熟」も求められるはずだ。
そして、それは人間としての感性の問題でもある。

日々の生活の中で「当たり前の幸せ」とは、何なのか?

私たちは、この「当たり前の幸せ」に鈍感になってしまったのではないのだろうか?

あれやこれや考えているうちに今年も終わってしまった。
来年は「当たり前の幸せ」を敏感に感じ取れる感性を取り戻す年にしたいと感じている今日この頃である。

今年1年、ありがとうございました。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK141] みどりの風 亀井氏ら合流して政党に (NHK) 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121228/k10014510441000.html
12月28日 18時12分 NHK

参議院の会派「みどりの風」は、日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員が合流し、所属議員が6人となって、政党要件を満たすことから、総務大臣に政党の設立届を提出しました。

日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員は「『脱原発』や『消費税率引き上げ反対』など、先の衆議院選挙で訴えた政策や理念が一致する」などとして、28日、「みどりの風」に合流しました。

これを受けて、「みどりの風」は所属議員が6人となり、5人以上という政党要件を満たすことから、28日、総務大臣に対して、政党の設立届を提出しました。

「みどりの風」は、先月、新党を発足させましたが、所属していた衆議院議員が、日本未来の党に移って、先の衆議院選挙に立候補したため、所属議員が4人となって、政党要件を満たさなくなったことから、参議院の会派として活動していました。


   ◇

みどり、国政政党に復帰=亀井、平山氏が合流
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122800618

 参院会派「みどりの風」は28日、政治資金規正法上の政党となったことを総務省に届け出た。日本未来の党を離党した亀井静香衆院議員と、地域政党「新党大地」を離党した平山誠参院議員を加え、所属国会議員は6人となり、「5人以上」の政党要件を満たした。 

 みどりの風の谷岡郁子共同代表は同日午後、参院議員会館で記者団に、亀井氏の入党について「選挙の後、話をさせていただいた」と述べ、衆院選後にみどり側から要請したことを明らかにした。また、未来から衣替えした生活の党に加わらなかった阿部知子衆院議員とも連携していく意向を示した。

 みどりの風は先の衆院選に際し、所属していた前衆院議員3人が離党して未来に合流。参院議員4人だけになり、政党要件を失っていた。(2012/12/28-18:39)


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 20121228 日本未来の党記者会見 IWJ / 嘉田代表 日本未来の党の分党を陳謝 (NHK) 
20121228 日本未来の党記者会見

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嘉田代表 日本未来の党の分党を陳謝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121228/k10014512051000.html
12月28日 19時32分 NHK


日本未来の党が分党したのを受けて、嘉田代表と「生活の党」の小沢一郎氏らが、大津市でそろって記者会見し、嘉田氏は「衆議院選挙で支持を寄せてくれた国民には本当に申し訳なく、心よりお詫びする」と述べ、分党を陳謝しました。


日本未来の党は、先月末、滋賀県知事の嘉田代表が中心となって結成し、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎氏らが合流しましたが、小沢氏の処遇などを巡って党内の意見対立が解消できないことから、党を2つに分けることになり、嘉田氏らは、政治団体「日本未来の党」に、小沢氏ら15人は「生活の党」になることを届け出ました。


これを受けて、嘉田氏と、小沢氏らは、28日、大津市でそろって記者会見しました。このなかで、嘉田氏は「衆議院選挙で支持を寄せてくれた国民には本当に申し訳なく、心よりおわびする。私の力不足で、小沢氏の力を十分引き出せず反省している。自民・公明の連立政権に対し、これからも共に戦い、お互いの違いを強みとして生かしていくことで、国民の期待に応えたい」と述べました。また、小沢氏は「原発や女性、それに若者の問題などで、同じ方向を目指して頑張っていくことに変わりはないので、政治的に力を合わせて、目標を達成するために努力していけばいいのではないかと思っている」と述べました。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍自民 露骨すぎる原発推進 政権発足直後にGO (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7749.html
2012/12/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆産業界も足並みそろえてバックアップ

予想されたことだが、安倍政権がさっそく“原発推進”に舵を切った。茂木敏充経産相が就任直後の記者会見で民主党政権時代からの明確な「方針転換」を明言したのである。

茂木は、「2030年代に原発稼働ゼロ」という民主党政権時代のエネルギー戦略について「再検討が必要」と言い放ち、未着工の原発の新増設についても「今後専門的知見を十分蓄積した上で政治判断したい」と発言。そのうえ、使用済み核燃料を再処理する「核燃料サイクル事業」についても「完全に放棄する選択肢はない」とし、事実上の継続にGOサインを出したのだ。つまり、現在止まっている原発の再稼働はもちろんのこと、新しい原発も核のゴミもドンドン増やすということだ。

この流れは、16日に自民が圧勝した直後から始まっていた。息をひそめていた“原子力ムラ”が動き出したのだ。

「電事連会長の八木関電社長は17日、『2030年代の原発ゼロ実現は課題が大きい。新政権で見直しをお願いしたい』と談話を発表しました。経団連は18日、『電力の供給不安を解消し、価格上昇圧力を抑制するためには、原発を再稼働していく必要がある』と提言。日立製作所の中西社長は25日、『原子力をやめるのは無理』と報道各社のインタビューに答えています。産業界が足並み揃えて、原発推進で自民党をバックアップする態勢を整えています」(経済ジャーナリスト)

許せないのは、政権交代のドサクサに紛れて、きのう(27日)東電が原子力損害賠償支援機構に対し、福島原発事故の賠償費用として6968億円の追加支援を要請したことだ。自民党政権に代わってホッと胸をなで下ろしているさまが目に浮かぶ。だが、核のゴミの処理はどうするのか。核燃料サイクル政策はこれまで10兆円以上を投入しても“再利用の輪”が完成していない。青森県六ケ所村の使用済み核燃料の貯蔵プールはほぼ満杯だ。核のゴミ処理を考えたら、原発は決して“安価”とはいえないことを、いまや多くの国民が知っている。

衆院選では、投票した有権者の78%が原発の即時廃止か段階的廃止を希望していたという新聞社の調査もある。数に浮かれている自民党はよく考えた方がいい。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 日銀・白川総裁 ヘベレケになった夜 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7745.html
2012/12/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


「いやあ、驚きましたよ。あんな姿を見たのは初めてだって、同席した記者が言っていました」――。大手メディアの経済部記者が目を丸くしてこう言った。先週、白川方明総裁(63)と日銀クラブ記者らの懇親会が開かれたのだが、この席で白川総裁、かなり“乱れた”というのである。

「年末の慰労を兼ねてもうけられた席で、このような懇親会が開かれたこと自体オフレコです。それが漏れてきたのは、いつも穏やかな白川総裁が、この日はまるで別人だったというのです。次から次に酒をあおる。しまいには目も据わって、ぐでんぐでん。酩酊に近い状態だったというから、耳を疑いました。相当まいっているのでしょうね」(前出の記者)

悪酔いの原因は、言うまでもなく安倍首相だ。デフレ政策を続ける日銀に金融緩和を迫る安倍は衆院選後、周囲に「(白川総裁は)早く辞めてくれないかな」と漏らしたという。その安倍を白川総裁は18日に訪ねている。「あいさつに伺っただけ」(白川総裁)と説明したが、実際は、19〜20日の金融政策決定会合で追加緩和とインフレターゲット導入に踏み込むよう、安倍からきつくクギを刺されたというのが真相だ。

◆酒をあおりたいのは庶民の方だ

「安倍首相はさらに、20日の決定会合の朝にも白川総裁に電話で念を押しています。白川総裁は午後、追加金融緩和10兆円に加え、2%のインフレターゲット導入について、1月の会合で検討するとし、事実上、受け入れることを表明しました。完全に白旗ですが、白川総裁にはさらに屈辱的なことがあった。この日、安倍さんは自民党本部で行われた会合のあいさつで、『けさ、白川日銀総裁から電話をいただいた。決定会合の結果を含めて報告いただいた』と口を滑らせたのです。日銀はメンツ丸つぶれです」(政界事情通)

安倍は日銀法を改正し、総裁の解任権を握ることも辞さない構えだ。来年4月に任期が切れる白川総裁は、後任に日銀プロパーを考えていたが、もうそれどころではなくなってしまった。

東大卒の白川総裁にしてみれば「成蹊大の安倍に何がわかるか!」という思いだろう。ヘベレケになるまで酒をガブ飲みしたのも無理はないが、自分の情けなさを酒で紛らわされても困る。抗議の辞任くらいすればいいのに……。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 元のさやに納まった生活の党。回り道をしたが、総括して、したたかな政治を望む!! (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201212/article_28.html
2012/12/28 22:11 かっちの言い分

今日、小沢氏が出席している中、正式に嘉田氏、森氏が記者会見を開いた。

何故、小沢氏が嘉田氏と会ったのかが不明で、小沢氏が直接嘉田氏にコンタクトしたのかと疑問であったが、小沢氏と嘉田氏の仲人は岩手県知事である達増氏であることが明らかになった。これで合点が行った。なぜなら、達増知事のツイッターで、今回嘉田氏と生活が分かれることになったが、また一緒になる手伝いをしたいと述べていたので、そういう人もいるのだと思っていたからだ。こんな結果になって忸怩たる思いだろう。自分の奥さんも落選したのだから。

記者から、小沢さんが大津まで来た理由を教えてくださいと聞かれ、今回、嘉田氏を達増知事から紹介されたとはいえ、小沢氏が窓口になったので、両代表の記者会見に臨席させていただいたと述べた。

森氏は、小選挙区で自公が圧倒的多数を占め、脱原発が待ったなしになったと述べた。大きな方向は同じなので、嘉田代表とは今後も一緒に戦っていきたいと述べた。嘉田氏は今後の身のふり方については、年明けにでも決意を述べさせていただきたいと述べた。

記者から、橋下氏は国政にどんどん関わっているが、どう思うかと問われた。これに対して嘉田氏は、橋下氏の維新の会は大阪で与党であるが、自分の支持母体は小さいからと、橋下氏の方が突破力があると述べた。小沢さんを使いこなすことが出来たか?と問われて、力不足で使いこなすことが出来なかったと述べた。この言い方は、森氏から言わせれば違うだろう言いたいのではないか。知事はトップダウンだから、そういう言い方をしたのだろうが、国会議員は言わば個人商店(選挙区)の社長で、立場は独立であるので、使いこなすという表現自体が不遜で、まるでわかっていないということだろう。

記者から、生活の党として分かれたのだから、森さんでなくて小沢さんが代表でもいいのではないかと問われたときは、森氏といえども中々答えづらそうな言い方で、未来の党の副代表からそのまま生活の党の代表になったという言い方をした。正面から答えていなかったが仕方がない。

党大会を1月26日に開催し、この中で正式に役員人事を発表すると述べた。この中で、ぜひとも落選した議員も含めて総括すべきである。両院総会で小沢氏を共同代表に推したのだから、幹事長もしくは選挙対策委員長ぐらいにはなると思われる。しかし、これからが大変である。総選挙前の勢力にするだけでも気が遠くなるほど大変である。

自分たちの政策を一つでも実現していくには、是々非々で政策が一致する政党と選挙協力をして行かない限り、中々勢力を拡大出来ない。民主党はかつて小沢氏グループが推した海江田氏が代表で、幹事長も小沢氏と対立していない細野氏である。また輿石前幹事長も小沢氏とは関係が悪い訳ではない。

もはや、最大の敵は自公である。茂木経産大臣が今日の昼の朝日テレビに出演していたが、原発自体を止めることは考えていないし、新規原発もさらに作る気である。核廃棄物はどうするのかと歌手の美輪氏から突っ込まれて、全く答弁出来なかった。全然考えていない。延々と次の世代にツケを回す気である。

これに反対する政策は生活も民主もない。石原ではないが、小異は捨てて大同で、したたかな運営をおこなってほしい。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 株高の仕掛け人は海外投機筋/「アベノミクス」の虚構(しんぶん赤旗)
年末で慌ただしいなか、第二次安倍内閣が26日に発足した。新聞各社の世論調査では支持率は55〜60%越えとかなり高く、最も期待するのは景気対策という回答が出ているらしい。なるほど確かに安倍内閣発足ということで、株価は上がり一見景気が浮揚してきているように見えるが、実は裏で海外投資家がうごめいている。


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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-28/2012122801_02_1.html


「しんぶん赤旗」 2012年12月28日(金)
株高の仕掛け人は海外投機筋/「アベノミクス」の虚構



 株価が日経平均で1万円を超えましたが、押し上げているのは海外の投機筋です。安倍晋三自民党総裁が主張する「大胆な金融緩和」は、国民に何の利益ももたらしていません。


 東京証券取引所が毎週まとめている「投資部門別株式売買状況」を見ると、11月第2週以降、海外投資家だけが株を大きく買い越し、買った株が売った株を上回っています。国内の法人、個人が売り越した分を海外投資家が埋めている状況です。


 安倍氏は「政策を発表しただけで株は上がり、円が下がった」と自画自賛しましたが、もうけたのはもっぱら海外の投機筋だけ、決して景気がよくなって株価が上がっているわけではありません。まして、雇用や生産など実体経済は何もよくなっていません。市場関係者はこの間、株価を押し上げたのが海外のヘッジファンドだとみています。


 国内経済には今後、景気をよくするどころか、雇用や中小企業に悪影響を与える材料が目白押しです。2009年12月に施行された中小企業金融円滑化法は13年3月末で終了します。銀行に返済条件の見直しなどを促し、リーマン・ショック後、中小企業の倒産抑制に役立ってきた法律です。電機産業をはじめとするリストラは、今後いっそう激しさを増すとみられます。


 「アベノミクス」で押し上げた株価は虚構でしかありません。今求められるのは賃上げや中小企業への支援です。(山田俊英)


<関連キーワード>


政治

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 剛腕の終焉 小沢一郎が政界引退へ  
剛腕の終焉 小沢一郎が政界引退へ(1)
http://wjn.jp/article/detail/0780740/
掲載日時 2012年12月27日 15時00分|週刊実話 2013年1月3日 特大号

 「“政界の闇将軍”“壊し屋”“選挙の神様”と異名を取った小沢一郎が、ついに政界引退の危機に追いこまれた!」
 “自民圧勝”に沸いた衆議院選の投開票日から一夜明けた永田町に、とんでもない噂が蔓延しだした。
 しかも、これが「単なる風評ではない」との観測が野火のごとく永田町全域に広がり、政界関係者らを戦慄させているのである。

 曰く、政治アナリストがこう語る。
 「実は、この噂は投開票日の夜半から駆け巡りだしたのです。知っての通り、今回の選挙で苦戦を強いられた小沢氏は、『落選したら政界を引退する!』と公言し、30年以上も選挙区入りしなかった経歴をかなぐり捨てて地元入りした。ところが日本未来の党(以下、未来)の候補者らが続々討ち死に。“小沢王国”も崩壊の危機を迎えたことから、『もはや、小沢は死に体』『議員辞職も止む無し』とする声が、そこかしこから上がり始めたのです」

 ただし、それも無理からぬ話と言うほかはない。小沢氏が所属する未来は、「卒原発」を標榜して衆院選に臨んだが、結局、期待していた風は吹かず第三極に埋没して惨敗。要となる小沢王国・岩手の内情もガタガタだったからだ。
 加えて、その兆候は小沢氏の地盤である岩手4区にも露骨に表れていた。同選挙区に民主党から出馬した新人・及川敏章氏は、民社、新進、自由党を渡り歩き、その間党職員として小沢氏を支え続けてきた人物。小沢氏が民主党幹事長時代には、担当職員を務めたこともある子飼いだが、それが一転、“明智光秀”と化し、小沢氏の喉元に噛み付いたのだ。小沢陣営の後援会関係者がこう話す。
 「自民の新人・藤原崇氏を敵に回し、さらに選挙区を子飼いの及川に引っ掻き回された小沢氏は、地元行脚の際に歯噛みしていたほど。あんな深刻な表情は、過去に見たためしがないのです。また、予想以上に、和子夫人の離縁騒動がボディーブローのように効いた。夫人はこれまで後援会を切り盛りし、選挙で地元に入らなくて済んだのも和子夫人が支えてきたからなのです」

 さらに、全国で次々と側近たちが惨敗したことも、小沢氏にとってはかなりの痛手だったようだ。前出の政治アナリストがこう話す。
 「特に小選挙区の敗北ぶりは、目も当てられない状況だった。千葉4区に野田総理の刺客として出馬した三宅雪子は、あえなく撃沈。'09年の衆院選で東京12区から立候補し、当時公明党代表だった太田昭宏氏に競り勝った青木愛は再戦に臨んだが、なすすべもなく敗退した。また、選挙に強いと評判だった福島2区の“元キャバ嬢”太田和美も自民の追い風に吹き飛ばされ、頼みの綱の小沢ガールズはほぼ壊滅状態。今の小沢氏は、完膚なきまでに求心力を失った状態なのです」


剛腕の終焉 小沢一郎が政界引退へ(2)
http://wjn.jp/article/detail/3419614/

 もっとも、小沢氏が「議員辞職も止む無し」と見られているのには、別の理由も存在する。それが衆院選間際に合流、ともに未来を結成した嘉田由紀子代表との確執なのだ。
 政治部記者がこう語る。
 「実は、小沢-嘉田間には、結党時から隙間風が吹いていた。そのいい例が公示日までモメた比例名簿作りなのです。嘉田は口では小沢を『良薬は口に苦し』などと評したが、政治力だけは高く買っていた。ところが、小沢が腹心の森ゆうこ参院議員に指示し、旧国民の生活が第一(以下、生活)の前職議員らを優遇する名簿を作成。一方で飯田哲也代表代行や嘉田派の候補を低い順位にした。これが原因で嘉田と飯田vs小沢の確執が決定的となったのです」

 ご記憶の方も多いと思うが、12月4日の公示日に未来は比例名簿の受理が、同日の深夜にまで及ぶというドタバタ劇を演じた。書類を持参した党関係者が一時、名簿を紛失したとされるが、実はその裏では嘉田、飯田両氏と小沢派の対立が勃発していたのである。
 「この時、山口1区に出馬した飯田の順位は、中国ブロックの最下位だった。これに激怒した嘉田は、名簿の申請をストップさせ、再度名簿を改竄した。結局、この煽りを食らって近畿ブロック単独2位を確約されていた福田衣里子議員が、比例14位に弾き飛ばされる結果となったのです」(前出・政治部記者)

 また、未来の関係者もこう語る。
 「選挙で大敗したことで、生活の落選候補などからは、嘉田氏や飯田氏への批判が相次ぎだした。『脱原発を標榜し続けてきた小沢氏を幹事長にしていたら、第三極に埋没することはなかった!』『惨敗を喫した嘉田さんには付いていけない』というわけです。このため早晩、分裂をするのは、決定的と見られているのです」

 要は、選挙中に明らかとなった「呉越同舟ぶり」が原因で、突如、同党の合流解消が加速化。これがまたぞろ小沢氏を追い詰めだしているのである。前出の未来の関係者が言う。
 「未来を割ったら求心力を失った小沢氏が、政界で生きていく道は閉ざされる。旧生活は参院に12議席持っているが、埋没した小党で嘉田氏と鼻を突き合わせて、来夏の参院選まで我慢するのは、剛腕と呼ばれた小沢氏には土台無理。ねじれ国会でも、自民は3党合意があるから民主と組むのが筋です。その意味でも合流解消で死に体のまま生きるか、議員辞職しか道は残されていないのです」

 稀代の“壊し屋”が、政界を去る日が現実味を帯びてきた−−。


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