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2016年6月21日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK208] 「安倍首相は、次の国会で憲法審査会を動かして、どの条文を変えるか改憲論議を始めると述べた:金子勝氏」
「安倍首相は、次の国会で憲法審査会を動かして、どの条文を変えるか改憲論議を始めると述べた:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20226.html
2016/6/21 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【都心バブル崩壊の兆候】都心ミニバブルの実勢は、2006〜07年の「ミニバブル」の崩壊前夜に似ているという記事。

物件が高額化し、成約率も鈍化しているという。

東京五輪前に、調整局面がやってくる可能性が高い。

愚かな失敗に沈黙するメディア。https://t.co/b4ShjAgGz9

投資情報専門誌『バロンズアジア』のエグゼクティブエディターのウィリアム・ペセック氏による、4月に来日させたスティグリッツ、クルッグマンの真意を無視したとの記事。

安倍首相顧問らが、ドグマにしがみつくことで、失敗をダメ押ししていると。https://goo.gl/Ebt823

【人権と命がすべての出発点】沖縄県うるま市の女性(20)を元米海兵隊員で米軍属の男に暴行殺害された事件に抗議し、追悼する県民大会が那覇市の奥武山公園陸上競技場で開かれ約6万5000人が参加。

安倍政権を許す本土の人間も加害者である。https://t.co/Ra1Y7nJh5Y

辺野古について、一本化した訴訟にすれば最高裁が来春にも国を支持する判断を示すと政府は想定。

和解条項で県が「最高裁判断を尊重する」とさせた。

だが沖縄県は提訴せず長期化が見えてきた。

人権と命は全ての出発点だ。https://t.co/avnLMSox5f

映画「アトムとピース〜瑠衣子 長崎の祈り」が公開された。

被曝3世の松永瑠衣子が、放射能の恐ろしさをいちばん知っていたはずの日本人が、なぜ福島の事故を起こし、そしてなぜ今も原発にこだわるのか?という疑問を抱き、福島・青森を旅する。 http://atomtopeace.com

【公選法の異議】参議院選挙を前にして、メディアはすでに自粛傾向になっている。

選挙だからこそ、大いに議論すべき時なのに。

公示日以降はもっとおとなしくなる。

投票率が下がっていくのは当然だろう。

公選法は、国民に何も知らせないで、お馬鹿な政治家によるお馬鹿な政治の特権を保証すためにある。

安倍首相は、次の国会で憲法審査会を動かして、どの条文を変えるか改憲論議を始めると述べた。

アベノミクスの失敗に加え、さらなる戦争国家作り、戦前回帰で日本をぶち壊す気なのか。

安倍政権下での改憲反対は国民の半数を超える。

それを参院選へ。https://t.co/UTp8btlxIQ

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪参院選≫ #ネット党首討論 笑顔で憲法を語り、街頭では語らない首相 改憲は争点なのか?
【参院選】 #ネット党首討論 笑顔で憲法を語り、街頭では語らない首相 改憲は争点なのか?
https://www.buzzfeed.com/satoruishido/abe-shinzo-constitution?utm_term=.pivDGXARRD#.dydYwybooY
2016/06/20 11:30 Satoru Ishido 石戸諭 BuzzFeed News Reporter, Japan



ネット党首討論に集った各党党首 Kazuki Watanabe / BuzzFeed


盛り上がった憲法議論


新聞やテレビの政治部記者が、口々に感想を述べあっていた。


「憲法で盛り上がったね」「思った以上だったね」


6月19日午後8時、六本木。BuzzFeed Japanを含むネット企業10社の共同プロジェクト「わっしょい!ネット選挙」が企画したネット党首討論の一コマだ。


党首討論は前半に経済、後半は憲法がテーマになった。後半のほうが、議論は盛り上がった。


理由は、はっきりしている。安倍晋三首相が野党を名指しで批判し、活発に議論を交わしたからだ。


経済論戦でも、各党から主張が続いたが、金融政策から、税の徴収の仕方、奨学金、労働法制、規制緩和まで話が広がり、論点がはっきりしなかった。


憲法問題は参院選の争点か?


憲法は違った。憲法改正は参院選の争点なのか、どこを改正しようとしているのかを巡って、正面から議論が交わされた。


そもそも改憲は安倍首相の悲願だ。今年3月には国会でこう語っている。憲法改正を「私の在任中に成し遂げたいと考えている」。しかし、参院選に向けて自民党が作った政策パンフレットで、改憲はわずか10行で書かれているだけだ。


民進党の岡田克也代表は、安倍首相の姿勢をこう批判した。


「安倍首相が憲法改正に熱意を持っているのは間違いないと思います。改憲勢力で3分の2を目指すと発言していた。ところが、選挙が近くなると、これは争点ではないという。堂々と、憲法のどこをどう改正するのか。この参院選で議論しようじゃないですか」


安倍首相がすかさず反論する。


「自民党は結党以来、憲法改正を掲げている。憲法改正を考えている人が集まっているのが自民党。憲法を変えるが、どの条文かというのは決まっていないので、(今回の選挙では)議論できない。憲法審査会で議論していく」


さらに「決めるのは国民投票。国会議員ができるのは発議までだ」と付け足す。



安倍首相(左)と岡田代表 Kazuki Watanabe / BuzzFeed


自民党と一緒に政権を担っている、公明党の山口那津男代表は「我々は国会で議論を深めて、合意を作ることに努力をしたい。残念ながら(議論が)成熟していないので、今回の選挙では争点にはならないと思っている」と発言した。


別の党首の発言も挟みながら、議論はさらにヒートアップしていく。


岡田代表は再度、質問した。


「私が安倍さんに申し上げたいのは、この選挙で憲法9条を変えると、自分は変えたいと思っていると正々堂々と議論すべきじゃないですか。普段は言いながら、選挙になると隠して、黙って、これは争点じゃないという。まったくおかしい」


安倍首相の反論はこうだ。


「我々は憲法改正草案を示してますから。何にも隠していませんよ。それを見ればわかることです」と短く反論し、素早く質問を返す。


「(共産党の)志位さん、自衛隊が憲法違反なら、自衛隊をすぐに廃止すべきではないですか。その共産党と一緒に政権を作るんですか、岡田さん」


共産党・志位委員長の発言にも言及する。改憲問題をきっかけに、安倍首相はどんどん多弁になっていった。


安倍首相「岡田さんは、志位さんが民進党と一緒に政権を作っていくといっていましたが、岡田さん、それでいいんですか」


岡田代表「現時点で政権をともにすることはないと言っています」


安倍首相「現時点で、ということは将来はあるんですか。安倍政治にノーとか言ってますが、それしか一致点がない。私がやめたらどうするのですか。参院議員の任期は6年ありますよ。無責任ではないですか」


「時間が過ぎております」と司会者が止めに入っても、発言は止まることがなかった。


時間を追うごとに、安倍首相の表情には笑みが増していった。憲法を議論すること自体が、楽しそうにみえる。



安倍首相の街頭演説 憲法に言及した時間は0秒


ところが、党首討論でこれだけ雄弁に語っていた憲法問題を、安倍首相は街頭で語らなかった。党首討論の前、同じ19日午後4時から、JR吉祥寺駅前であった街頭演説会。


選挙カーの上から、安倍首相が演説した。時間は、手元の時計で23分50秒だった。
この間、安倍首相が「改憲」に言及した時間は0秒だ。そもそも、憲法という言葉を一言も使わなかった。



では、なにを語ったのか。


「経済政策」と「民進党、共産党の無責任さ」だ。


「この参院選、問われているのは経済政策」であり、「野党は批判ばっかりで、無責任だ」と語る。


この日、「批判ばかり」だと、言われたのは野党だけではない。


「帰れ」コールに安倍首相は……



安倍首相の政策に反対し、プラカードを掲げる人もいた Satoru Ishido / BuzzFeed


安倍首相に批判的な聴衆から、登壇と同時に「帰れ」コールが起きた。彼らは安倍首相の政策に反対するプラカードを掲げていた。


彼らを意識したのだろう。安倍首相は笑い声も混ぜながら、こう言い返した。


「子供の時、お母さんからあまり人の悪口を言ってはいけないと言われましたから、人を批判したくありませんが、わかりやすく話をさせていただきたい。批判ばかりしている人が、妨害ばっかりしている人がいますけど、皆さんこういうことはやめましょうね。恥ずかしいですから」


支持者からは、ここで大きな拍手が起こった。


安倍首相「気をつけよう、甘い言葉と民進党」


経済が争点と自ら語るだけあって、アベノミクスの「成果」については、雄弁だった。雇用が増えた、有効求人倍率が高水準になっている、高卒の就職率は98・4%……。


「政治に求められているのは雇用を生み出すことだ」


安倍首相は、テンポよく語る。


「批判ばかりしていても、何も生み出すことはできない。私たちは結果を出している」


「女性の皆さんが家庭においても、職場においても、地域においても可能性や能力をいかすことができる社会を作る。保育の充実、介護の充実、待遇改善も行う」


安倍政権の成果と公約を語るとともに、セットで必ずと言っていいぐらい民進党など野党との比較、批判がつく。とりわけ、象徴的なのはこのフレーズだ。


「『気をつけよう、甘い言葉と民進党』です、皆さん」


ここでも、大きな拍手が起きた。



Satoru Ishido / BuzzFeed


対照的な首相


肝心の憲法には触れられないまま、23分50秒の演説は終わった。憲法について、なにか発言するのではとICレコーダーを回し続けたが、最後の締めのガンバロー三唱だった。


ネット党首討論で見せた「イキイキと野党の矛盾点を批判し、雄弁に憲法問題を語る安倍首相」と、街頭演説で見せた「経済政策にほとんどの時間を費やし、憲法について一言も触れない安倍首相」。


この日、首相の語った言葉、姿はあまりに対照的だった。参院選は6月22日(水)に始まり、7月10日(日)に投開票される。


バズフィード・ジャパン ニュース記者
お問い合わせ Satoru Ishido at Satoru.Ishido@buzzfeed.com.



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 志位和夫委員長に聞く 共産党はなぜ毛嫌いされているのか 今さら聞けない「共産党」素朴な疑問(日刊ゲンダイ) 
          “誤解や偏見がある”と志位和夫委員長(C)日刊ゲンダイ


志位和夫委員長に聞く 共産党はなぜ毛嫌いされているのか 今さら聞けない「共産党」素朴な疑問 
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183897
2016年6月20日 日刊ゲンダイ P10 文字お越し


 18歳選挙権がいよいよ始まる。同じ18歳の頃の志位和夫委員長(61)は彼女もおらず、東京大学で学ぶ真面目な一学生だったという。そんな志位さんに共産党がなぜ嫌われるのか、その理由を聞いてみた。

――なぜ共産党というだけで毛嫌いされるのでしょうか?

「旧ソ連や中国共産党との関係性で、誤解や偏見があるのかもしれませんね。ただ、我々は崩壊したソ連とは違います。専制、独裁、覇権主義は我々の社会主義とはまったく違うものですし、中国共産党にだって我々は『どんな体制であれ、言論には言論で答えるべきだ』と直接伝えています。尖閣領有問題にしろ、南シナ海の問題にしろ、言うべきところは言ってきました。潰れちゃったソ連とは相いれないし、中国も我々の目指す社会主義とは違うのです」

――でも、若者には「共産党」と聞いただけでアレルギーを起こす人がいますが?

「若い世代が右傾化しているといわれますが、むしろ私は違うんじゃないかと思っています。18歳選挙権が始まりますが、若い人に私はあまり壁を感じません。集団的自衛権反対の高校生やシールズの学生たちを見ても、彼らは自分の頭で考え、自分の足で行動しています。我々の頃は、まあ、学生運動がスタートでしたけど、今は個人が単位で、若い人のスピーチを聞いてもおもしろい。みんな個性に富んでいて、我々の頃なんかより、よほどしっかりしてますよ。未来を担う若者たちの“闘志”を感じますね」

――とはいえ、民進党の幹部の中にもまだアレルギーがあって、「共通政策」という言葉すら使いたがらないのですが?

「誰が言っているんですか? 民進、共産、社民、生活の4党の党首会談で合意したのは、安保法制の廃止、立憲主義の復権、アベノミクスの格差解消などで、たとえほかの政策に違いがあっても、太いところで結びつこうとなった。指導部の間ではそういう合意になっています。野党同士で政策に違いがあるのは百も承知。むしろ、政策が同じだったら同じ党になってますよ。選挙ポスターでも一番下に『比例は共産党へ』と書いてますけど、社民さんには『ペロッと切り離して使ってくださいね』と伝えています」

――自民党が「民共批判」を展開していますが?

「(語気を強めて)そりゃあ、脅威だからでしょう。自民党に危機感を持たせるところまではいったということ。大いに自信を持って頑張りたいですね」

――志位さんは、産経新聞や読売新聞は読むのでしょうか?

「ええ、読みますよ。この前だって産経新聞の記者が遊説に来てくれて、赤旗が僕の演説の半分も載せてくれないのに、演説の全文を掲載してくれてましたから」


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪奪われてきた無数の命と尊厳≫駐留米軍による事件事故の年表を沖縄タイムズが発表。日本人ならば事実を直視せよ。
【奪われてきた無数の命と尊厳】駐留米軍による事件事故の年表を沖縄タイムズが発表。日本人ならば事実を直視せよ。
http://useful-info.com/okinawatimes-victims-by-us-army
2016年6月20日 お役立ち情報の杜(もり)


 日本という国は戦後ずっと、実質的にアメリカの植民地であり続けました。その仕組みや実態については、下記リンク先の記事を参考にしてください。


【憲法よりも上位にあるもの?】日本社会を支配する本当のシステムは何か?


 その結果、駐留米軍による無数の犯罪や事故が日本全国で発生してきたのですが、特に顕著なのが沖縄です。



地図(沖縄の米軍基地) 出典:沖縄移住支援センター


 2016年6月19日付の記事で、沖縄タイムズが「命、尊厳もう奪わせない」と題した特集記事を発表しました。戦後、沖縄県内で繰り返されてきた米軍による「強姦殺人」「殺人」「交通死亡」「強姦(未遂含む)」の年表です。下記のリンク先で見ることができます。


「命、尊厳もう奪わせない」(沖縄タイムズ)


 リンク先の年表は氷山の一角に過ぎません。1972年以降は主な事件事故のみですが、以下に引用・紹介致します。



沖縄県内での米軍の事件事故-1 出典:沖縄タイムズ



沖縄県内での米軍の事件事故-2 出典:沖縄タイムズ



沖縄県内での米軍の事件事故-3 出典:沖縄タイムズ



沖縄県内での米軍の事件事故-4 出典:沖縄タイムズ



沖縄県内での米軍の事件事故-5 出典:沖縄タイムズ


 発表された事件事故だけでなく、表に出ない多数の犠牲にも思いを馳せなければならないのですが、人間の想像力をはるかに超えている状況だと思います。


 これらの事実を一顧だにせず、米軍基地に抗議する人たちを「キチガイ」と呼ぶ政治家がいます。沖縄タイムズはおかしな新聞社だから潰れた方がいい、とのたまう政治家がいます。


【自民党の小島健一県議】有権者をキチガイ呼ばわりする勘違い議員をドンドン批判しよう。


 沖縄県民の意思を踏みにじり、「辺野古移設のための工事を粛々と進める」とおっしゃる政治家がいます。



 自民党という政党が人間の心を失って久しいですが、それに伴って支持者の実数も低下の一途を辿っています。



図(自民党の獲得票数と議席数の推移)


 小選挙区制の欠陥により現在でも多くの議席を得ていますが、安倍政権は本質的には脆弱なのです。


 冷酷な自民党が政権の座にいることを、有権者はいつまで許し続けるのでしょうか。棄権者が多いと、組織票頼みの安倍政権には有利に働きます。政治的に無関心な者は、沖縄県民を見殺しにしているのと同じです。



図(2014年の衆院選における自民党獲得票数と棄権者数の比較) 出典:数値は総務省集計データ通りだが、図自体の出典は不明


 旧日本軍によるアジア諸国への侵略戦争という事実から、大多数の日本人は目を背けています。心情的に抵抗があるのは分かります。加害の歴史を検証するのは大変な労力を要しますから。しかし、せめて同じ日本国内の沖縄の惨状には関心を持って欲しいものです。


 日本を守るために駐留しているのではない不要米軍のために、多額の思いやり予算を毎年献上している奴隷自民党。自民党を政権の座から引きずり下ろし、米軍を完全撤退させ、米・アジア諸国との平和外交を展開するようにならなければなりません。


 米軍による多数の犠牲者は恨み言を言いません。言えません。無限の深みから、ただ、じっと我々を見つめるだけです。見つめられている我々が何をすべきかは明らかです。犠牲者の願いが何なのか、参議院選挙前に全国の有権者は考えなければなりません。


以上



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪東京選挙区≫ 三宅洋平陣営 民進党しのぐ組織力(田中龍作ジャーナル)
【東京選挙区】 三宅洋平陣営 民進党しのぐ組織力
http://tanakaryusaku.jp/2016/06/00013873
2016年6月21日 00:26 田中龍作ジャーナル



ボランティアが室内用ポスターの発送作業に精を出していた。=20日、三宅選挙事務所 撮影:筆者=

 権力にとって不都合な男が、もう一人増えるかもしれない。参院選に出馬するミュージシャンの三宅洋平(無所属・37歳)が当選に向けて勢いづいているのだ。
 三宅の選挙事務所(渋谷区)を覗いて驚いた。東京都内の全区市町村、さらには島しょ部まで「花マル」が付いていた(写真下段)。

 「(花マルは)選挙公示日(22日)に掲示板にポスターを貼る人の手配がついている地区です」と選挙事務所スタッフは説明した。

 つまり三宅洋平陣営は公示日に都内の全区市町村と島しょ部にポスターを貼れるのである。作業をするのはボランティアだ。

 民進党は「労働組合に頼らなければポスター貼りができない」と言われる。

 公示日のポスター貼りは組織力を計る目安となる。三宅陣営は民進党を上回る「自前の組織力」を持っていることになるのだ。


島しょ部まで「花マル」がついていた。公示日(22日)に掲示板にポスターを貼る手配がついているのだ。都内の全区市町村にも「花マル」がついていた。=20日、三宅選挙事務所 撮影:筆者=

 組織力は集票力でもある。三宅が民進党の小川敏夫を上回る票を獲得しても いっこうに おかしくないのだ。

 前回(2013年)の参院選で山本太郎選対に入っていた有力スタッフが今回、三宅選対を手伝う。

 そのうちの一人は「(三宅の)勢いは山本の選挙以上」と話す。「政策は太郎さん以上ですよ」とまで言った。

 昨夏の安保国会で山本は安倍政権を追い詰めた。山本を上回る政策を持っているというのだから、三宅は相当に勉強したのだろう。

 「自民党もびっくり、マスコミもびっくり。選挙に行ったことがないアイツが選挙に行ったんだってさ。そんな選挙にしたい」− 渋谷ハチ公前で行われた立候補記者会見(14日)で三宅は抱負を語っていた。

 「自民党もびっくり、マスコミもびっくり。三宅洋平が当選したんだってさ」。開票日(7月10日)の夜は、こんなフレーズが日本中で飛び交うかもしれない。

 (敬称略)

    〜終わり〜

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/241.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 青山繁晴氏が自民党の比例から出馬、当選はほぼ確定的!出馬要請は安倍首相が直接!青山氏「首相から電話があった」
青山繁晴氏が自民党の比例から出馬、当選はほぼ確定的!出馬要請は安倍首相が直接!青山氏「首相から電話があった」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12131.html
2016.06.20 23:16 情報速報ドットコム




ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ
http://www.sankei.com/west/news/160620/wst1606200063-n1.html
青山氏は、元共同通信記者で退社後に同研究所を設立。テレビの報道番組にも出演し、政治や外交、安全保障など幅広い分野で積極的に発言している。

 会見では、今年1月に世耕弘成官房副長官から打診を受け、先週には安倍晋三首相からも「参院選に出てもらいたい」と電話があったことを明かした。


青山繁晴 自民党から参院選出馬!記者会見【完全版】


以下、ネットの反応
















首相から電話があったというのは凄いですね!そこら辺の候補者とは別格の扱いだと言え、それだけ安倍政権にとって青山繁晴という方が重要であることが分かります。

青山氏は保守や右派系の言論人の中でも1・2を争うほどに知名度が高いです。書籍の出版や講演会、ラジオ番組、テレビ番組などに出演していたことから、彼の名前を知っている人も多く見られます。

関西の方ではテレビ番組の枠に自分の解説コーナーを持っていたわけで、軽く10万票以上を集める能力があると言えるでしょう。

ネット上でも今のところは上位の話題になっており、これは普通に当選する可能性が高いです。

*自民党の比例という時点で当選はほぼ確定的。名前順だと「あ」なので、比例名簿でも最上位で優遇の見通し。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/242.html

記事 [政治・選挙・NHK208] “永遠の幼児脳”古市憲寿のおバカぶりが露呈された党首討論(カレイドスコープ)
“永遠の幼児脳”古市憲寿のおバカぶりが露呈された党首討論
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4460.html
2016.06.20 カレイドスコープ


これほど、みごとに墓穴を掘ってくれる男も珍しい。
なぜ、これが新進気鋭の評論家、若者の旗手なのか。
自分が可愛ければ、マスコミの連中に甘やかされ利用された結果、無残な将来が待っていることに気が付くべきだ。


古市憲寿を司会に起用した若者洗脳メディアの失敗


古館キャスター時代の報道ステーションで、実質的なメジャー・デヴューを果たした“評論家・作家”という肩書を持つ古市憲寿が、致命的な幼児性と白痴性をさらけだした。


6月19日(日)20時からニコファーレ(東京・六本木)で行われた「ニコ生・参院選2016 ネット党首討論」での発言がそれだ。


各政党の党首の発言がひととおり終わった後、司会の古市憲寿が自由挙手によって討論形式に持ち込んだのは良いが、なかなか手を挙げない小沢一郎・生活の党・党首に対して、まったく信じられないことを口走った。


その討論の模様は、こちらで視聴できる。
https://abemafresh.tv/official/18416


※参考(短縮版)
ネット党首討論 古市「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」 再編集


古市は、まず、しょっぱなから、トンチンカンなことを言い出した。


●26分55秒から
古市憲寿:
「朝も日曜討論があったんですけど、まあ、(NHK)日曜討論がつまらなかったっていうのもあるんですけどぉ・・・ニコ生は10代、20代、30代の若い人が観ているので、できるだけ若い人に届くような言葉でいただければなって思います」


※NHK日曜討論がつまらないかどうかは視聴者が決めること。
古市のような子供が決めることではない。
●41分20秒から。
古市憲寿:
「生活の党と山本太郎となかまたち」・・この党名について、小沢さん、どう思ってるんでしょうねぇ。

※まったく意味のないことを、突然言い出す古市。この男、司会が不得手というより、麻生太郎ファミリーの若者B層洗脳メディア・ニコニコから、いったいいくらもらったんだい?と疑られても仕方がない。


古市憲寿の野党各党の党首に対する態度と、安倍晋三に対する態度は明らかに違う。
あまりにも不自然過ぎる。ニコニコ側から、「安倍首相だけは、特別に扱ってね」と言われたに違いない。

●50分20秒から


ここで、これまで手を挙げなかった小沢一郎に、進行の馬場典子アナウンサーが、
「ここでひとつ、小沢さんは、一度も手を挙げていらっしゃらない・・・」と、小沢一郎に水を向けると、


古市憲寿:
「ぼく、できれば、小沢さんが再婚相手が見つかったか聞いてみたいんですけど。再婚、再婚相手を見つけられたかどうか・・・」


小沢一郎:
「それは、今日のテーマですか?」


古市憲寿:
「いや、興味があって。小沢さんが、最近、どうされたのかな、と思って」


馬場典子アナ:
「人柄に触れることも・・・」


小沢一郎:
「いや、興味でこういう討論をするんじゃないんじゃないですか?」


古市憲寿:
「分かりました。じゃあ。だいじょうぶです」


※馬場典子アナは、古市坊やのフォローをするように、ニコニコ側から仰せつかったのだが、フォローの仕方が間違っている。


どう考えても、党首討論で司会者が「党首の再婚相手について訊くこと自体が異常なことである」という判断力がないことでは致命的。馬場典子アナは白痴である。


ことの異常さに気が付いた小沢一郎が、せっかく古市憲寿に「それは、今日のテーマですか?」と聞き返して、古市に逃げ道を用意したものの、古市はさらに食い下がって「いや、興味があって」と重ねたことで、小沢一郎も、フォローできなくなってしまった。


古市憲寿が空気を呼んで、ここでさらっと流せばことなきを得たものの、しつこく食い下がったことで、自分を窮地に追い込んだ。


古市憲寿は、それにも気づかず、
「分かりました。じゃあ。だいじょうぶです」と、あたかも、自分の質問に乗ってこなかった小沢一郎に非があるかのように印象操作をやったことから、さらに、この男のずる賢さ、卑劣な本性が露呈されてしまった。


つまり、古市憲寿とは、司会など務まらないどころか、若者の人気取りに躍起となっている気持ちの悪い単なる馬鹿である、ということだ。

●1時間11分10秒から
古市憲寿:
「それでは、小沢さん、さきほどは失礼いたしました」。

※ニコ生だから、多数の視聴者から古市憲寿に対するクレームが入ったのだろう。


小沢一郎と、生活の党、そして山本太郎に対する悪印象操作を仰せつかった古市憲寿の子供のような進め方に、二コ生側も、これはマズいと考えたのだ。

●1時間19分35秒から


馬場典子アナウンサー:
「その前に、えー、小沢さん」


古市憲寿:
「(わざと、マイクに音が入るようにして)
えっ? オレ、読んだほうがいいんですか?
このとおりに読んだほうがいいの?


(棒読み)
先ほど、小沢代表に対しまして、大変、失礼な発言をしました。(小沢の顔色をうかがいながら)発言を撤回して、心よりお詫び申し上げます」。


馬場典子アナウンサー:
「というか、お詫びになってなかったような気がいたしますけれども」


古市憲寿:
「でも、政策っていうのはマニフェストを読んでも分かるじゃないですか。
こういう場で、ある意味、人柄を見るって意味があるって思ったんですね。


※この後、古市憲寿は、自ら逃げ場をふさいでしまったことから、とうとう開き直って、「だから、お詫びしています」と。


「えっ? オレ、読んだほうがいいんですか? このとおりに読んだほうがいいの?」と、謝罪は自分の本意ではなく、「ニコニコ側から謝罪文を読むように言われたので、仕方なく読んでいるに過ぎない」と意図的に視聴者に聞こえるように言っておきながら、自分が窮地に追い込まれると、突然、開き直る。


どんな屁理屈をつけても謝罪したくない、という古市は、安倍晋三の幼児脳とまったく同じ構造をしている。彼のアスペルガーを疑う。


こうした場合、電通の下請けネット工作会社や、自民党の世論工作チーム、インターネット・サポータークラブなどが、すかさず「小沢 ブチ切れ」と、あたかも、まっとうな小沢一郎のほうを貶める書き込みがいっせいに出てくるのが常であるが、今回ばかりは、古市憲寿は擁護のしようがない」とあきらめたのか、「小沢 ブチ切れ」と見出しに書いたものの、内容は、古市憲寿に非があると非難している。


ハフィントン・ポストは、2、3回、このイベントで起こったことについて取り上げているが、秀逸なのは、一番下にある読者の書き込みだ。

一橋大学 Hitotsubashi University (Official)
Yasutomo Miyagi
さらっと流すくらいの器であって欲しいものです。。。政策論争は党首でなくともできるけど、党首が出る意味は、選ぶ党のリーダーがどれくらい信頼の置ける人物か試されるということにあると思うのだけれどなぁ。
小沢さんだけに向けられた質問だったので、これは公平性を欠いてると思うけど。

このコメントの言っていることが事実と違うことが分かるだろう。


さらっと流そうとしたのは小沢一郎のほうであって、自己を正当化するために、何度もしつこく食い下がったのは古市憲寿の方である。


さらに、自分の逃げ場を失ったことが分かると、今度は、「謝罪するだけはしましたよ」と開き直ったのである。


この若さで、これだけ卑怯な振る舞いをする古市憲寿という男こそ信頼ができないのであって、この一橋大学のコメンテーターには、世論を誤った方向に誘導しようという意図があることがあると分かる。


古館伊知郎が報道ステーションのキャスターをやっていたとき、古市憲寿が面白い見方をするのが気に入ったのか、「今度、一杯やりなが、そのへんをじっくりとお伺いしたいものです」と持ち上げていた古館だが、私はため息しか出なかった。


こうした甘やかし過ぎの大人の無責任が、こうしたダメな若者を生産していくのだ。


意に反して、若者たちを洗脳しようとしたニコニコの目論見は失敗して、小沢一郎の言うことが正しいと、視聴者はジャッジを下したのである。


この古市憲寿という“新進気鋭の評論家”だが、常識がないことで、つとに知られている。


古市憲寿「中学生が皆ブサイクで辛い」「何で整形しないの?」→炎上 の過去をはじめ、何かとトンチンカンなことを言い続けている“評論家”だ。


古市憲寿「中学生が皆ブサイクで辛い」「何で整形しないの?」→炎上


だいたいが、日本のほとんどの社会学者など平気で嘘をつくので用心しなければならないのだが、特に、この古市の場合は、それ以前の問題で知性の欠片さえ感じられない。


中学生に「努力でなんともできない顔を整形しろ」となどと言う前に、まずは自分の顔を鏡でしっかり見ることを勧めたい。なにより私には、古市憲寿と川越達也の見分けがつかない














http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/243.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 都知事選で自民党が“隠し玉” ZERO村尾キャスターの名前も(日刊ゲンダイ)


都知事選で自民党が“隠し玉” ZERO村尾キャスターの名前も
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183921
2016年6月21日 日刊ゲンダイ



蓮舫氏は「私は国政で」と意思表示(C)日刊ゲンダイ

 都知事選の大本命と目された蓮舫氏が「不出馬」の見通しとなり、民進党も、そして蓮舫対抗策を練っていた自民党も、候補者選びは振り出しに戻った。参院選との事実上のダブル選で、両党とも余裕がない。隠し玉はいるのか? 意外な名前が浮上している。

■櫻井パパもまだ消えていない

 安倍首相は19日、出演したテレビ番組や街頭演説で都知事選について、「国政の党派的な戦いを都政に持ち込むべきではない」と発言。自民党単独での擁立にこだわらず、野党との相乗りも排除しない考えを示した。

 この発言に透けて見えるのは、参院選での“野党共闘潰し”の思惑だ。民進党など野党が「都知事選も野党4党の共闘で」と言っているため、まずは知事選での与野党対決ムードを壊し、結果的に参院選での野党共闘ムードをウヤムヤにしてしまおうということらしい。舛添氏辞任の前後から都知事選候補として、官邸周辺がしきりに民進党の長島昭久衆院議員の名前を「相乗り候補」として流していたのもそうだった。

 自民党はいまだ“相乗り”を模索しているということか。

「ポイントは『相乗り』と『民進党が声を掛けそうな候補の先取り』です。『嵐』の櫻井翔くんの父親で総務事務次官を退官したばかりの櫻井俊氏(62)は、まだ消えていない。櫻井さん本人は15日、『器ではない』と言いましたが、安倍首相や自民党が三顧の礼を尽くせば、官僚ですから出馬する可能性はある。それから、日本テレビ『NEWS ZERO』の村尾信尚キャスター(60)はどうかという声もある。大蔵官僚出身で三重県知事選に出馬したこともあり、民進党候補としても名前が挙がっています。ただ、キャスターの契約がどうなっているのかによるでしょうが」(自民党関係者)

 一方、自民党にとって悩ましいのが保守系の著名人のうごめきだ。2011年の都知事選に出馬したワタミ創業者で自民党の渡辺美樹参院議員(56)や、作家の百田尚樹氏(60)が色気を出しているという情報が流れている。

「出るのかどうかよくわかりませんが、2人を自民党が擁立することはありません。しかし、もし出馬すれば自民党票が奪われる。前回、舛添氏と戦ったタカ派の田母神俊雄氏は61万票取りましたからね。与野党対決の構図となった場合、自民党は少なからず影響を受けるでしょう」(前出の自民党関係者)

 こうしたことも、安倍自民が民進党の立てそうな候補を先取りしようとする理由だ。

 候補者はいつごろ決まるのか。

「22日の参院選公示日に蓮舫氏が都知事選に出馬しないことがハッキリした後、自公も野党も候補者選びを本格化させることになるでしょう。知名度のある人なら来月14日の告示ギリギリでも間に合いますが、ポスター製作や政策作りなど物理的な時間を考えれば、告示2週間前、つまり6月いっぱいに候補者を決定したいところです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 自民党では小池百合子元防衛相(63)も候補として残っている。与野党の駆け引きがまだまだ続く。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/244.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 舛添氏を辞任に追いやった、テレビメディアの「底力」〜そして怒りは全国に広がった 前代未聞「レポーター主導」の辞職劇

舛添氏を辞任に追いやった、テレビメディアの「底力」〜そして怒りは全国に広がった 前代未聞「レポーター主導」の辞職劇
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48956
2016年06月21日(火) 田崎 史郎「ニュースの深層」 現代ビジネス


■舛添氏はキラーコンテンツだった

前東京都知事・舛添要一のクビを取ったのは煎じ詰めれば、テレビ局の番組レポーターだった。

テレビの報道内容がこれまでも政治の動きに大きな影響を与えてきたのは周知の事実だ。だが、今回の辞職劇では、毎週金曜日午後2時から開かれている都知事の定例記者会見に、各局のレポーターが出席。競うようにして、私たちなら言葉を選んでしまうような質問を舛添に次々とぶつけた。

この時間帯で生放送している日本(読売)テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」、TBS系「ゴゴスマ GOGO!Smile!」の3番組が記者会見の模様をたびたび生中継した。

レポーター主導の辞職劇は、私の政治取材37年間でなかったことだ。テレビ局の方が質問しても、それは報道局に所属している記者だった。今回は芸能人の記者会見のようにレポーターが質問し、弁が立つ舛添との間で丁々発止のやりとりを演じた。その中で面白い部分が繰り返し放送された。

各番組が舛添の公私混同疑惑を繰り返し、何度も伝えたのは視聴率が取れたからだ。舛添を取り上げれば視聴率が上昇し、取り上げなければ下がる――。この結果、各番組とも舛添問題を頻繁に取り上げるようになった。

一例を挙げる。昼の時間帯は夜のゴールデン、朝に次いで視聴率を奪い合う激戦区だ。この時間帯では、舛添問題が起きるまでTBS系「ひるおび!」と日テレ系「ヒルナンデス!」が互角の視聴率争いを続けてきた。

しかし、「ひるおび!」が舛添問題に時間を割くようになった5月連休明け以降、「ヒルナンデス!」に少なくとも1ポイント弱、多い時には3ポイント以上の差を付けた。もちろん、ミヤネ屋、グッディ、ゴゴスマの視聴率も2%程度上がった。

「舛添さんは強力なコンテンツだ。1ヵ月以上にわたって視聴率が取れる素材は過去に類を見ない。元兵庫県議の野々村竜太郎の号泣会見(2014年7月1日)も繰り返し放送されたが、映像はこの一つだけで長続きしなかった」

テレビ局関係者はこう語る。これに対し、舛添は律儀に記者会見を続け、レポーター、記者の質問に内容はともあれ、答えた。しかし、初動から間違っていた。

■流れを読み誤った自民党

「週刊文春」が公用車で神奈川県湯河原町の別荘に出掛けたことを報じた後、舛添は4月28日の記者会見で、「ルール通り」「動く知事室」と強弁した上で、こう言った。

「あのね、政治家っていうのはトップリーダーなんです。先々のこと、大きなグランドデザインをかく作業があるんです」

これが居丈高に映り、印象をかなり悪くした。6月10日の記者会見では上海で中国服を購入したことについて、こんなやりとりを交わした。

レポーター:「中国服の、シルクでどう書きやすいか、ちょっとジェスチャーでやっていただきたい」

舛添:「私は柔道をやっているので、ここがものすごく張っているのです。そうすると、背広というのは、ここがひっかかるというか、非常に、外から見えないのですけれども、腕、ここの筋肉がものすごくあるものですから、どうしても窮屈になるのです。そういうので、こういうのないですから、つるっとしているので、よりスムーズにこう書ける、そういう意味です」

レポーター:「袖がないような服を着ればいいとか、そんなこともないですか」

舛添:「気温が低いときには?(失笑)」

こんな質問は私たちにはできない。しかし、面白い。それが全国で放送された。

TBS系「情報7days ニュースキャスター」では著名な書道家に中国服を着てもらい、書を書いてもらった。それで、袖が開いているのでかえって書きづらいという「証言」を引きだした。

おりから、参院選の公示を22日に控え、各党の議員、候補者が全国で街頭を飛び回っていた。そこで、自民、公明両党には罵声が浴びせかけられた。

「舛添を守るのか! 早く辞めさせろ!」

自民党は当初、「舛添個人の問題だ。東京都議会にとどまる」と読んでいた。しかし、テレビは全国で放送されているので、怒りは全国に広がった。冷静に考えれば、都議会、なかんずく舛添の問題なのだが、テレビによって全国に拡散した。

舛添の珍妙な答えを引きだしたのはテレビ局のレポーターだ。レポーター、恐るべし――。(敬称略)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/245.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 参院選・泡沫候補から一転、人気に? 元NHK地方局長の“義憤”〈週刊朝日〉
                籾井勝人会長もびっくり!?(※イメージ)


参院選・泡沫候補から一転、人気に? 元NHK地方局長の“義憤”〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160617-00000066-sasahi-pol
週刊朝日 2016年6月24日号


 NHKの籾井勝人会長がその場に出くわしたら、目を剥くような光景だろう。

 参院選栃木選挙区。真夏日となった街頭で、野党統一候補の無所属新顔、田野辺隆男氏(56)がワイシャツの袖をたくし上げて熱弁を振るっていた。

「安保関連法は日本が攻められなくても、アメリカに言われれば戦争できる危険な法律だ。テロとの戦いは子や孫の代まで続く」

「残念ながら報道の自由は抑圧されている。マスコミは事実を伝えない。NHKも事実を伝えていない」

 そう声を張り上げる田野辺氏は、NHK出身。地元宇都宮高校から東大を経てNHKへ。湾岸戦争時にはヨルダンなどで取材した。2014年、故郷の栃木で宇都宮放送局長に就任したが、15年12月末で退職した。

 街頭演説での移動の車中、田野辺氏は出馬までの経緯を淡々と語った。

「仕事辞めるのは勇気がいりますから、放送で頑張ろうと思っていました。でも、安倍政権になってからひどすぎるじゃないですか。特定秘密保護法に安保法制、TPP、原発再稼働。自民1強ではなくて安倍1強になって、党内で自浄作用がなくなっている。もう政治を政治家に任せていられなくなりました」

 震災後の福島放送局での原発取材が大きかったというが、最終的に踏ん切りをつけたのは昨年6月、初孫が生まれた日だった。

「現在の政治状況は、自分たちの世代の責任として許してはいけない。この子たちの世代には引き渡せないと考えた」(田野辺氏)

 当時はまだ、野党共闘の萌芽はなかった。政治活動を始めた今年1月、民主党(当時)は無所属新顔の沖智美氏の推薦を予定。共産党も、独自候補の擁立を発表していた。“泡沫候補”扱いされた田野辺氏は、周囲から無謀な挑戦と言われた。ところが、沖氏が立候補を辞退し、共産党も独自候補取り下げへと動く。

 民進党関係者が語る。

「党内でも、沖さんの推薦を疑問視する声が出ていました。13年参院選で沖さんがみんなの党から出馬し、当時の民主現職の票を食ってしまい、結果、自民候補を勝たせたからです。田野辺さんの出馬は、民進党にとっても救いになった」

 田野辺氏は古巣批判も口にするが、NHKからは非難の声も、応援メッセージも来ていないという。組織の沈黙、黙殺がすべてを物語っているのか──。

 微風に過ぎなかった田野辺氏はいまや一陣の旋風。自民現職の上野通子氏と事実上の一騎打ちとなる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/246.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 東京都知事選 自民党候補者選びを迷走させる「2人のドン」(週刊ポスト)
           都知事選、自民党候補者はどうなる?


東京都知事選 自民党候補者選びを迷走させる「2人のドン」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160621-00000002-pseven-soci
週刊ポスト2016年7月1日号


 東京都知事選挙を巡って各党は候補者選びに躍起になっている。民進党東京都連内では “本命”の蓮舫氏出馬に期待が高い。蓮舫氏の集票力は2014年の都知事選で舛添氏が獲得した211万票(次点の宇都宮健児・元日弁連会長は約98万票、3位の細川護熙・元首相は約96万票)に匹敵し、出馬となれば自公にとって最大の強敵になる。

 では、民進党の蓮舫カードに対抗できる与党候補は誰になるのか──。

 自民党の候補者選びは首相官邸、東京都連、そして“五輪村”と呼ばれる東京五輪組織委員会サイドなど複数のルートで行なわれている。

 都連会長の石原伸晃・経済再生相は舛添氏の辞職表明当日に開かれた平沢勝栄・代議士のパーティで、後任都知事候補の条件として、「この人に2020年の東京五輪・パラリンピックを任せようという方を自民党、公明党一緒になって人選に入る」と語った。

 人選を迷走させているのが“2人のドン”の存在だ。東京五輪組織委員会会長で“五輪のドン”森喜朗・元首相と“都議会のドン”と呼ばれる内田茂・元都議会議長である。都議の1人が語る。

「森さんに“この候補には五輪は任せられない”とへそを曲げられたら五輪準備が進まなくなる。伸晃さんが『五輪を任せようという方』という条件を出したのは森会長の意向を最大限配慮するという意味が込められている。

 一方の内田都議は全国的には無名ながら、あの石原慎太郎知事時代から“影の知事”と呼ばれて都政に知事以上の力を持ち、伸晃さんも頭が上がらない。内田さんがNOといえば都議は選挙応援に動けないほどで、舛添知事がギリギリまで辞任したくないと粘ることができたのは内田さんを後ろ楯にしていたからです。この森―内田ラインが頷く候補でなければ事実上、知事選に擁立できない状況になっている」

 本誌は6月10日号で官邸サイドが一時、小池百合子・元防衛相の都知事選擁立を検討しながら森氏との関係が悪いことがネックとなって、小池氏の擁立に待ったがかかっていると報じた。

 小池氏は「森さんが小池擁立反対といわれている」という本誌の直撃に、「派閥のお作法や文化には疎く、非礼を重ねたと思います。森会長には厳しく、温かくご指導を賜っています」と答えていた。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/247.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 若者は変化を望むのか、現状を変えたくないのか 18歳選挙権、野党統一候補、見どころ満載の参院選が始まる 
若者は変化を望むのか、現状を変えたくないのか
18歳選挙権、野党統一候補、見どころ満載の参院選が始まる
2016.6.21(火) 筆坂 秀世
7月の参院選は18歳選挙権が導入される初めての選挙となる(写真はイメージ)
 いよいよ明日(6月22日)から参院選が始まる。投票は7月10日だ。今回の参院選は、日本の政治史上でも初のことが行われる。1つは、18歳選挙権の導入である。もう1つは、4野党が統一候補を立てることだ。これが選挙戦にどのような影響をもたらすのか、興味深いところだ。

左翼が保守派になっている日本の政党状況

 私自身の記憶を思い返しても、初めて選挙権を得るというのは、それなりのインパクトを持っていたように思う。ただ私の場合には、18歳で日本共産党に入党していたので、投票する候補者は決まっており、思い悩むことはなかった。

 だが初めて選挙権を得た若者にとって、誰を選ぶのか、どの党を選ぶのか、そうは簡単に答えを持っていないのが普通だろう。通常、若者は高齢者以上に変化を求めるものだと思う。だとすれば、現状を打破しようとする野党を支持するのではと思われがちだ。だが、日本の政治の現状は必ずしもそうではない。

 現状を改革しようとしているのは、実は自民党の側である。アベノミクスや集団的自衛権の一部行使を含む安保法制、一億総活躍社会、憲法改正など、その是非はともかく、すべて現状を改革しようとしているのだ。

 これに対して野党は、アベノミクスは失敗だとして糾弾し、安保法制については、共産党などは「戦争法」だとして廃案を掲げている。廃案ということでは4野党が一致している。憲法についても、野党は基本的に護憲である。

 保守が改革派、民進党が左翼というわけではないが、大雑把に言えば左翼が保守派になっているのが日本の政党状況なのである。

 さて、新たに増える240万人の有権者は、いったい何を基準に選ぶのだろうか。

 選挙の投票率は、年々下がってきている。なかでも若い層の投票率が極端に低い。2011年の衆院選では、60歳代が一番高く68.28%、一番低いのが20歳代の32.58%だった。大半は選挙に行っていないのである。

 これでは、今の政治に不満を持っていても、何も変わりはしない。もちろん投票に行ったからといって、簡単に政治を変えられるわけではない。しかし、現状に不満を持たない若者などいないだろう。であれば、選挙に行くべきだ。行かなければ、自分の思いをそもそも政治に反映できるわけがない。せっかく得た選挙権を無駄にしないようにしてほしいと願う。

野党統一候補は成功するのか

 32ある定数1の選挙区すべてで野党の連携が実現した。これも戦後政治で初めてのことだ。政治を活性化させるうえで大いに結構なことである。

 これに対して、安倍首相ら自民党は「野合」という批判を強めている。しかし、「野合」批判は適切ではない。政策的にはいろいろな違いはあったとしても、国政の重要課題と思われる問題で一致し、巨大な与党に対抗しようというのは、言ってみれば野党の知恵であり、当然の努力である。

 こういう努力を怠ったとしたら、それこそ野党は、その存在意義そのものを国民から批判されることになるだろう。

 これまでのテレビ討論などを見ていると、安倍首相は今度の選挙の争点を経済一本に絞りこみ、アベノミクスの加速化を訴えているようだ。これに対して、民進党の岡田代表は、消費税増税の先送りは、アベノミクス失敗の証明だとして、これへの批判を強めている。

 同時に岡田氏は、憲法改正問題を意識的に争点化しようとしている。これに対して安倍首相は、「どの条文を改正するか収斂していない。選挙で争点化するには至っていない」(6月19日、NHK日曜討論)として、憲法改正問題を今回の参院選では争点にしないと明言している。

 多くの世論調査では、憲法改正反対論が根強い。岡田代表は、これを争点化することによって民進党有利に持ち込もうとしていることは明らかである。他方、安倍首相は、争点化しないで自公で3分の2以上の議席の確保を目指している。

 この憲法をめぐる戦いの帰趨は、参院選の結果にも小さくない影響を与えることだろう。

政党支持率と投票行動は異なる

 今年4月に行われた衆院北海道5区の補欠選挙では、自民党公認候補と野党統一候補が激戦し、自民党候補が勝利を収めた。この選挙で面白かったのは有権者の投票行動である。

 まず年齢層別の投票行動だが、野党候補が勝ったのは60歳代だけである。30歳代から50歳代は、いずれも自民党候補が勝っている。ただ最近の選挙では、60歳代がもっとも投票率が高いので、票の総数という点では、さほどの差がなくなることが多い。

 もう1つは、無党派層の投票行動である。ここでは野党候補が、約7割の支持を得て圧勝している。

 与党の実績と野党の統一という相乗効果のどちらが勝つのか、今度の選挙の見どころである。6月20日付朝日新聞掲載の世論調査によれば、政党支持率は、自民党が32%に対して、民進党は7%、共産党は3%になっている。大差がある。ところが「比例区ではどの政党に投票するか」という問いには、自民党38%、民進党15%、共産党6%となっている。

 “政党支持”と“投票行動”は必ずしも合致しないことがこの世論調査から分かる。自民党は支持率から投票行動の間で6%増えている。民進党8%増え、共産党は3%増えている。これは、比例選挙に限ってのことである。事実上、自公対民共の対決となる32の1人区では、また違った投票行動になるであろう。

 政党支持率だけでは選挙結果は分からないということだ。野党にも十分なチャンスがあるように思える。

安倍政権を倒したら民共は連立政権を組むのか

 ただ野党には、弱点がある。それは民進党と共産党との間で連立政権の合意がないことだ。参院選は政権選択選挙ではないので、政権構想の合意は不要である。だが野党が掲げる「安保法制廃止」という大目標を実現するためには、衆院で多数を握ること、すなわち政権の座に就くことが不可欠である。ところが、このための合意が民共間でなされていないのである。

 6月19日放映のフジテレビ「報道2001」でも安倍首相と共産党の志位委員長との間で次のようなやりとりがあった。

安倍首相 おそらく志位さんは、おなかの中では、民進党は必ず自分たちを必要としてくる、政権を共に担うことにしてみせると、おそらく思っておられると思いますよ。そうでなければ、党の候補者を降ろしませんよ。安倍政権を倒すということで一本化しているんであれば、もし倒したあとはどうするんですか。

志位委員長 私たちは、倒した後に「国民連合政府」を作ろうということを提案しております。この国民連合政府というのは、「安保法制の廃止と立憲主義を取り戻す」ということが中心課題ですが、それ以外の暮らしの問題でも「共通政策」を実行する。そして、この大命題をやりとげたら、ずるずる続けないで、解散・総選挙をやって(国民の)審判を仰いで、次の進路を決めていくということを言っているわけです。

安倍首相 志位さんは、私が言った通りのことをおっしゃったんですよね。(民進党などと)一緒に政府を作っていくと言ったじゃないですか。

志位委員長 私たちはそういう展望をもっているけれど、いま合意がないものを押し付けていません。

 さすがに政権構想と言いながら共通の政策が「安保法制廃止」だけではあまりにも無責任なので、共産党は暮らしの問題でも共通政策を作るとしている。

 これに対して、民進党の岡田代表は、まったく否定するという態度はとっていない。「今後の話し合い」だとして含みを残している。

 確かにこれは、参院選の結果次第ということになろう。参院選である程度の成功を収めれば、民共政権樹立という方向での合意もあり得ることである。

 この点でも今回の参院選を大いに注目したい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47147
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/248.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ノブレス・オブリージュなんかより大事なもの 
ノブレス・オブリージュなんかより大事なもの

著者に聞く

津田大介×安部敏樹 特別対談2
2016年6月21日(火)
日経BP出版局
社会を変えるには、なぜ「ツアー」がいいのか? あらゆるメディアが可処分時間を奪い合う中、人の意識を変えるためには、リアルな身体を強制的に連れて行くイベントに効果がある。「スタディツアー」で観光庁長官にも表彰された若手起業家の安部敏樹さんと、ジャーナリストの津田大介さんの対談、後編です!
(前回から読む)

若手社会起業家の安部敏樹さんと、ジャーナリストの津田大介さんに、「若者がどう行動すれば社会を変えていけるか」というテーマでお話をしてもらったところ、前回の結論は、「社会問題に取り組んでいるヤツがモテるような空気を作る」でした。

安部:重要なことです(笑)。

津田:安部さんが主催している「R-SIC(アールシック)」というイベントも、そういうスタンスでやっているんですよね。

安部:日本で唯一の社会起業家向けカンファレンスをうたっています。ソーシャルビジネスの経営ノウハウを共有することがイベントの目的なんですが、パーティはかっこよくやろうと思っています(笑)。

津田:R-SICは今年、つくばで開催して僕もフル参加しました。いやー、密度が濃くて楽しい2日間でした。

安部:津田さんには2日目の「教育」をテーマにしたパネルディスカッションのモデレーターをお願いしました。1日目のスタディツアーは「動物の殺処分」のテーマに行かれましたね。

津田:そうそう。特にスタディツアーには感心しました。バス10台ぐらいに分乗して、それぞれいろいろな社会問題の“現場”へ行った。よく10個もツアーを企画して、並行して進めるとか、あんなにややこしい運営ができるなと思いました。

安部:うちのスタッフ、優秀なんですよ。


津田大介さん(右)と安部敏樹さん(写真:鈴木愛子、以下同)
安部さんが代表を務める「リディラバ」は、ボランティアがかつて600人もいて、それぞれ自発的に活動できるようになっていたと前回聞きました。

津田:リディラバが起こしたイノベーションとは何なのかを、順を追って聞いてみたいですね。僕は安部さんと付き合いが長いからそこそこ知ってますけど、元々安部さんは中学生のときに家庭で事件を起こして、家を出ちゃったんですよね。それがリディラバの発端になった?

安部:そこから話を始めるんですか(笑)。

津田:せっかくリディラバの成り立ちを振り返るわけですから、この場を借りてまずお母さんにちゃんと謝るところから始めるのがいいんじゃないですか(笑)。

安部:その節は本当にすみませんでした。大変反省しています。……という言葉では伝えられない感情も自分の中にはありますが(笑)。そのとき、路上で生活したり、学校に行かなくなったり、同じように家に帰らないヤツらでつるんだりした経験があったので、大学生になってから社会問題に関心を持つようになったんです。

津田:なるほど。自分が「非行」という社会問題の当事者だったと。

安部:それから東大に入って、有名な川人博さんのゼミに参加したら、そこでショックを受けました。川人さんは、社会活動家としても知られる弁護士で、人権問題の現場に行く機会をくれました。そこで、自分と同じようなことで悩んでいる人をたくさん見ました。あと、ゼミで印象に残っているのは、川人さんの「ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)」についての話です。

津田:それはすごい。さすが東大ですね。


安部敏樹著『いつかリーダーになる君たちへ』
安部:東大は誰のためにあるか。君たちには大量に税金が投資されているから、強い責任感を持って動かなくてはならない、と。なるほど、と思ったけれども、「だったら、オレが中学生のとき、東大生のヤツは誰も救ってくれなかった。どんな大人も、声かけてくれなかった。高貴なる義務なんて、きれいごとじゃないか」って心の中では毒づいていた。そのゼミは300人ぐらいの大所帯だったんだけど、そのうち社会的な活動を続ける人なんて、結局ほとんどいないじゃないかって。

津田:なるほど。当時から生意気な学生だったわけですね(笑)。でも、川人ゼミって、社会起業家やNPOなどの人材をたくさん輩出していますよね。ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗さんやYouthCreateというNPOの原田謙介さん、小布施若者会議の大宮透さんとか。

安部:そうなんですけど、ゼミの98%ぐらいは、普通に就職して大企業のサラリーマンになったり、官僚や弁護士になるじゃないですか。もちろん川人さんのことは尊敬していますけれど……。

津田:まあ、普通の人だったら、ノブレス・オブリージュなんかより、目の前にある自分の家族の生活が大事だと思いますよね。実際に食べていかなきゃ生活できないわけですし。


津田大介著『ウェブで政治を動かす!』
安部:人間ってそういうものだと思うんですよね。ノブレス・オブリージュって、フランスの貴族の考え方でしょう。貴族は死ぬまで貴族だけど、東大生だって、その後ずっと高貴でいられるわけじゃない。

津田:僕が若いころから抱えている問題意識って、「活動家」の人たちの考えや言葉って、どうしてちゃんと広く伝わらないのかな、っていうことなんです『ウェブで政治を動かす!』のあとがきにもそれは書いていますけど、実際の当事者は覚悟や責任感を持って活動しているのに、十分それが世間には伝わらない。なんでそんなにギャップあるんだろうなって思ってました。

安部:ノブレス・オブリージュが出発点じゃなくて、誰もが気軽に社会問題に触れられるようになればいいじゃないか、というのがリディラバの原点にあります。

津田:もっと下世話な興味だって、最初はいいじゃない、と。社会問題の現場に、観光のような楽しそうなトーンで来てみてもいいというメッセージを発しているわけですね。

安部:「素敵な人に出会えるかも」とか、「就活に役立ちそう」とか。そんな動機でスタディツアーに参加してもらっていいわけです。

津田:僕もそう思います。最初はよこしまな動機であったっていいんですよ。でも、実際にリアルに困っている人たちの現場に言って社会問題に触れてみると、人はけっこう変わる。

安部:絶対変わりますね。だから、僕たちはこの「スタディツアー」を、大企業や官公庁、学校などに「研修」として採用してもらっています。大企業の経営幹部や新規事業の担当者に、会議室を出て、貧困や過疎とかの社会問題が起きている現場に行ってもらう。そうすると、「仕事も含めて、もっとちゃんと生きよう」って思う方が多いんですよ。

津田:しかもそれは、企業相手だからちゃんとキャッシュを生む事業になるわけですね。

安部:そうですよ。「キャッシュを生んで成長する社会事業」です。

津田:とはいえ、企業研修を請け負うというのはビジネスとしてわかりやすいんですが、リディラバは「ツアー」にこだわってますよね。そもそも何で「ツアー」だったんでしょうか?


津田大介(つだ・だいすけ) ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。京都造形芸術大学客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。フジテレビ「みんなのニュース」ネットナビゲーター。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』『動員の革命』『情報の呼吸法』『Twitter社会論』ほか。
安部:最初はダムのツアーだったんです。僕、大学に入ったときは文系だったんですけど、途中で理系に進んで、教養学部の「広域科学専攻」を選択したら、あるとき栃木県の日光に4泊5日のフィールドワークがあったんです。その帰りのバスで、同行していた女性の教員から、「ダムって、申し込めば見学できるし、キャットウォークも歩けるよ」って教えられて。「マジか、歩きたい」って思ったのがきっかけです。

キャットウォークって、ダムの点検とかに使う細い通路みたいなやつですか。

安部:そうそう。キャットウォークから下がのぞけるんですよ。で、ぜひダムに行きたいと思って。一人で行くのも何だし、僕の友人はあんまり真面目じゃないので普通に誘っても参加してくれなさそうだしで、ツアーにしたんです。「紅葉を見ながらバーベキューをしませんか」みたいな。

津田:めっちゃ楽しそう(笑)。

安部:調べてみたらダムってめちゃめちゃ面白くって。ダムって典型的な公共事業で、環境破壊の象徴でもある。1970年代ぐらいまでは、治水や利水のために本当に必要だったけれども、1980年代以降はそうじゃなくなった。

津田:地元のゼネコンを回すためとかね。

安部:ちょうど民主党政権になり、八ッ場ダムの問題も出てきたところだったんで、さらにのめり込んで調べていったんです。国土交通省の河川局に電話していろいろ聞いて、昔の河川局の局長を探して会いに行って……。まあ、ダムの専門家として食べていけるんじゃないかっていうぐらい詳しくなって、ツアーも何回もやりました。

津田:でも別に、安部さんはダムの専門家になりたいわけじゃなかったですよね(笑)。

安部:そうなんです。ふと気づいたのは、こうやってダムについて調べて、ツアーができたんだから、ほかの分野でも同じことができるんじゃないか、って。

津田:なるほど。それで横展開したと。

カリスマ頼みだと事業は続かない

安部:あとほかに、AV男優の加藤鷹さんとイベントをしたこともきっかけになりました。東大の学園祭で、HIVとかセクシュアリティをテーマにしたイベントをやったら、講堂に700人ぐらい集まったんです。鷹さんが登壇しただけで、歓声と拍手が地鳴りみたいになって。

津田:へえ! そういうイベントで700人も集まるというのはすごいですね。

安部:イベントは結局、2〜3回やって、大成功だったんですけど、ふと思ったんです。カリスマ頼みだと続かないなって。

津田:サステナブルじゃない。

安部:そう。それに、農業の分野だったら、鷹さんに相当するのは誰よ、みたいなことに気づきました。全ての社会問題に使えるような「フォーマット」が必要だなと。カリスマ頼みでイベントやるだけだったら、それってただのイベント屋さんになっちゃうなって。

津田:なるほど。だからカリスマという人ベースではなく、ツアーの「フォーマット」にこだわったと。フォーマットがしっかりしているから、ボランティアが600人いてもゆるいマネジメントで回っているんですね。そのフォーマットはどうやって練り上げられていったんですか?

安部:徹底的にマニュアルに落とし込むんです。それこそ、スタディツアーを自治体に提案するときに、メールや電話でなんて伝えればいいのか、まで。細かくマニュアルにしておくと、それがあれば大学1年生のボランティアだってやる気があればすぐに活躍できる。

上司が細かく管理するためのマニュアルではなく、スタッフが自発的に動くためのマニュアルなんですね。

安部:そもそも僕が管理されたくないですから(笑)。やる気がある人ってたいていそうじゃないですか。だから抑えつけるようなことはしたくないけど、「この枠の中で自由にやって」っていうフォーマットをしっかり作っておくわけです。そして、運用の際には、経験豊富なボランティアがサポートしてくれるようになっています。

津田:いわば「放牧型マネジメント」ですね。この柵から出ちゃいけないけれども、その中でなら自由にやっていい。この方式にすると、伸びる人はすごく伸びると思います。大企業でも使えそうですね。

安部:企業のために研修をやっていても、社員の「内発的な動機づけ」はとても期待されていますね。例えば、大企業で新規事業の開発を担当している人が、「技術はあるんだけど、何を作ったらいいかわからない」「本当は新規事業なんてやりたいわけじゃない。アサインされたから」なんて言ったりする。そういう人は、ポンと、路上生活者や児童養護施設などの現場に送り込むと、主体的に行動できるようになるし、「相手に何が必要か」を真剣に考えるようになる。


安部敏樹(あべ・としき) 1987年生まれ。一般社団法人リディラバ代表。東京大学在学中の2009年にリディラバを設立。600名以上の運営会員と150種類以上のスタディツアーの実績があり、3000人以上を社会問題の現場に送り込む。総務省起業家甲子園日本一、学生起業家選手権優勝、ビジコン奈良ベンチャー部門トップ賞、KDDI∞ラボ第5期最優秀賞など受賞多数。
安部さんが東大でやっていたゼミも、学生のモチベーションが非常に高かったとか。

安部:リディラバで得たノウハウをゼミに注ぎ込みました。そもそも大学の講義って、座って話を聞いているばかりでつまらない。そういう「インプットの場」じゃなくて、ゼミを「チームでの協働を学ぶ場」にしました社会的事業のビジネスプランを考えて発表するんですが、次第にみんな他チームのプランに鋭い質問をするようになるので、発表する側は必死に準備するようになる。こうやって主体的に参加してくれるようにゼミを設計したんです。

「暗黙知」に代わるものを組織に

津田:企業の研修にも応用できますか?

安部:基本的に同じなので応用できますね。あと、チームとして活動してもらうために、ファシリテーションとかブレインストーミングといった、「チームビルディングのツール」を学んでもらいます。こういったツールも、日本の教育ではぜんぜん教えないんです。詳しくは、ゼミをまとめた本でぜひ(『いつかリーダーになる君たちへ』)。

 ツールや技法は、チームや組織の中で「文化」として定着することで、主体性や活力を生み出します。日本企業では昔から「暗黙知」としてあったものだと思うんですけど、最近は失われつつあるようです。

ファシリテーションのスキルは学校で教えませんが、津田さんのように実地で磨かれた人もいらっしゃいますよね。コラムニストの小田嶋隆さんが、「イベントで司会をやるときの津田さんの質問は、サッカーでいうところの“キラーパス”みたいにすごい」っておっしゃっていました。登壇者としては助かる、と。

津田:それはうれしいですね(笑)。僕の場合は、比較的質問の仕方が独特なんですよ。ほとんどの人は、壇上で話すことに慣れていないでしょう。だから、質問の意図をわかってもらうために、こちらから長めに話す。あと、同じテーマについて、言葉を変えて繰り返し質問する。天才的に頭の良い人以外は1回のパートで思っていたことを十分に話せるわけじゃないですから。そうすると、「今日は自分の言いたいことがうまく言えなかったなぁ」なんてことが減るわけです。

勉強になります。

津田:こうしたファシリテーションのノウハウは、いずれ本などにまとめたいですね。

ぜひ読みたいです。

安部:次回作楽しみにしています!

津田:安部さんは『いつかリーダーになる君たちへ』のより具体的な応用編を書いた方がいいですよ! 僕も中小企業の経営者なので、うまいマネジメントの仕方を教えてください(笑)


このコラムについて

著者に聞く
「著者に聞く」の全記事
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/book/15/101989/061500008/
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/249.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 沖縄県大会〜龍一、春香、被害者父もメッセージ+島尻ピンチ、公明が自民寄りに(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24472872/
2016-06-21 02:33

 19日、沖縄県那覇市内で、元米海兵隊の男に暴行、殺害された被害者を追悼する県民大会が開催され、事件への抗議と海兵隊撤退の決議がなされた。(・・)

 大会には、翁長県知事のほか、自公を除く政治家や諸団体、一般県民が参加。そして、被害者の父親が記した「次の被害者を出さないためにも、全基地撤去、辺野古新基地建設に反対。県民が一つになれば可能だと思っています」という言葉や、坂本龍一氏、春香クリスティーン氏のメッセージなどもが読み上げられた。(++)

『沖縄で元米海兵隊員の軍属の男が女性を暴行し殺害した容疑で逮捕された事件を受け、那覇市で19日、被害者を追悼する県民大会が開催された。沖縄県の翁長雄志知事を支えるグループ「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」による開催で、30度を越す真夏日にもかかわらず、主催者発表によると6万5千人が参加した。大会では、被害女性を悼み黙祷が捧げられたほか、遺族からのメッセージが代読された。

 翁長知事「守ってあげることができなかった」

 出席した翁長知事は登壇し、女性が遺棄された現場を訪れたことに触れ「あなたを守ってあげることができずごめんなさいというお詫びの言葉が出てきた。(1995年の米兵らによる少女暴行事件を受けて開催された)21年前の県民大会で二度と繰り返さないと誓いながら、政治の仕組みを変えられず、政治家として、知事として痛恨の極みで大変申し訳ない」と述べた。その上で「政府は県民の怒りが限界に達しつつあること、これ以上の基地負担に県民の犠牲は許されないことを理解すべきだ」と強調した。

 被害者の父「なぜ娘が」

 被害女性の父も出席こそしなかったものの、「米軍人・軍属による事件、事故が多い中、私の娘も被害者の一人となりました。なぜ娘なのか、なぜ殺されなければならなかったのか。次の被害者を出さないためにも、全基地撤去、辺野古新基地建設に反対。県民が一つになれば可能だと思っています」とメッセージを寄せ、大会で読み上げられた。

「怒りは限界を超えた」プラカードで意思

 大会では県内の若者も登壇。主催団体の共同代表で、大学4年の玉城愛さんは「安倍晋三さん、日本本土にお住まいの皆さん、今回の事件の第二の加害者は誰ですか。あなたたちです。しっかり沖縄に向き合っていただけませんか。いつまで沖縄県民はばかにされるのか」と訴えかけた。
 大会終盤では、参加者らが「怒りは限界を超えた」「海兵隊は撤去を」と書かれたプラカードを掲げ、意思を示す場面もあった。(THE PAGE16年6月19日)』

『海兵隊撤退は県議会が事件への抗議決議で県議会史上初めて明記し、大会決議案にも盛り込まれた。基地あるが故の事件・事故を根絶するためには根源となる基地をなくす必要があるとの考えで、米軍普天間飛行場の県内移設によらない閉鎖・返還、日米地位協定の抜本的改定を併せて要求した。宛先は首相、外相、防衛相、沖縄担当相、米大統領、駐日米国大使。

 大会には県政与党や経済界、労働組合、市民団体らでつくるオール沖縄会議関係者、賛同する市町村長らが出席。参加者全員での黙とう後に稲嶺進名護市長らオール沖縄会議共同代表があいさつ。若者のメッセージのほか古謝美佐子さんが「童神」、海勢頭豊さんが「月桃」を歌い被害者を追悼した。
 暑い日差しの下、会場周辺には正午すぎから、追悼の意を表そうと黒い服や帽子を身に付けた参加者が集まった。(沖縄タイムス 16年6月19日)』

『■もうたくさんだ 坂本龍一さん(音楽家)

 沖縄だけに痛み、苦痛と侮辱を何十年もおしつけておくべきではない。

 もうたくさんだ。

 基地、米軍、武力が必要なら日本人の全てが等しく背負うべきだ。』

『■悲劇を断ち切れ 春香クリスティーンさん(タレント)

 被害者女性の恐怖、悲しみ、苦しさを思うと胸が締め付けられます。繰り返される悲劇の連鎖が断ち切られるように…。夢や希望を抱えていた一人の女性の苦しみから、決して目を背けるべきではないと思います。』

『■怒りを示すとき 赤川次郎さん(作家)

 国民の命が、最も無残な形で奪われても、通りいっぺんの抗議しかできない政権に、私たちは「安全」を預けることはできない。沖縄の命が軽んじられる現実に、すべての日本人が今、怒りを示すときだ。』

* * * * * ☆

 哀しいかな、産経新聞はこういう時に、『沖縄県民大会 参加者試算、最大で3万人前後』という記事を掲載。(*1)
 よくネトウヨがやっているように、写真をブロック分けして参加者の人数を試算。6万5千もいないじゃないかと難クセをつけるのである。<大手紙の記者がこんなことやって楽しむなんて。(ノ_-。)>

『那覇市で開かれた県民大会の参加者は多くても3万人前後だったことが産経新聞の試算で分かった。
 試算は開会直後の全景写真をもとに、メーン会場となった陸上競技場のトラック内を5分割し、1つの枠内に約760人いたことを確認し、その5倍で約3800人と計算。トラック外については全体を14分割し、1つの枠内に約580人を確認し、その14倍で8120人とし、合わせて競技場全体で1万1千920人となった。
 閉会前には目視で2倍程度に増えたほか、補助会場や外周にも数千人がいたとみられるが、最大でも3万人前後と試算。複数の政府関係者も同様の分析をしており、主催者発表の6万5千人とは隔たりがある。(産経新聞16年6月19日)』

* * * * *

 ただ、正直なところ、mewは今回の県大会は、できるだけ「オール沖縄」体制をとって、10万人ぐらい集まって欲しいと願っていたので、自民党はともかくとしても、いつもは東京の本部とやり合っても県民に寄り添う姿勢をとっている公明党の沖縄県本が参加をとりやめてしまったのは、残念なことだった。_(。。)_

『沖縄県うるま市の女性を殺害、遺棄したとして米軍属の男が逮捕された事件を受け、19日に那覇市で予定されている抗議の県民大会について、公明党県本部は11日、現状では参加できないとの意向を主催者側に伝えた。
 自民党県連も不参加の方向で調整しており、大会は超党派による開催が困難な状況になっている。

 県民大会を主催するのは、翁長おなが雄志たけし知事を支える革新政党や団体などでつくる「オール沖縄会議」。大会名を「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」に決めた。
 同会議は、自民、公明両党や、県内全市町村長らに広く参加を呼びかけている。両党は抗議の趣旨には賛同しつつ、主催者が革新色の強い団体で、大会名に「海兵隊撤退」を盛り込んでいることなどに反発していた。(読売新聞16年6月11日)』

* * * * *

 実は、公明党の沖縄県本幹部は、海兵隊撤退について言及しているし。公明党は沖縄県議会で行なった海兵隊撤退の決議にも参加しているのである。(**)

『公明党県本の金城勉幹事長は23日、米軍関係者による事件事故の解決策として「海兵隊は沖縄から撤退してもらうことが必要だ」と述べた。公明県本が海兵隊の全面撤退要求に言及するのは初めて。米軍属女性死体遺棄事件を受けた本紙の県内政党座談会の席上、発言した。
 金城氏は「日米同盟の必要性は理解している。問題は(政府が)過度に沖縄に基地を集中させ、押し付けてきたことで、特に海兵隊の問題は事件事故の多発、海兵隊に起因するものが数多く出てきた。海兵隊の取り扱いについて厳しく対応しなければならない」と指摘した。

 その上で、森本敏元防衛相が米軍普天間飛行場の県内移設に軍事的合理性はないと指摘したことも挙げ「政府はこれまで海兵隊について抑止力や地理的優位性などで説明してきたが、軍事的な意味合いはなく、受け入れ先がないと言って政治的に沖縄に押し付けていることも明らかになっている。それを踏まえれば、沖縄に海兵隊はいらない」と述べた。(琉球信奉16年5月24日)』

『公明党県本部の金城(きんじょう)勉幹事長は本紙の取材に、沖縄で海兵隊に起因する事件・事故が多発していることに関し、海兵隊の存在自体が問題だとした上で「沖縄から撤退してもらうことが必要だ」と発言。政府が在沖海兵隊を「抑止力」と位置付けていることに対しては「とってつけたような理由だ」と批判した。
 公明党県本部は米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の県外移設を主張してきたが、幹部が海兵隊の全面撤退に言及したのは初めて。金城氏は県本部の方針としてまとめたいとしている。(東京新聞16年5月25日)』

* * * * *

『県議会(喜納昌春議長)は26日午前10時から臨時会を開き、米軍属女性死体遺棄事件に対し抗議するとともに、在沖米海兵隊の撤退や日米地位協定の改定などを求める決議と意見書を全会一致で可決した。県議会が在沖米海兵隊の撤退を求めるのは、1972年の日本復帰以来初めて。決議と意見書は県政与党と中立会派が共同で提出した。自民会派のほか嶺井光(無所属)、呉屋宏氏(同)両氏は退席した。午後、在沖米四軍調整官事務所、在沖米総領事館、外務省沖縄事務所、沖縄防衛局に抗議した。(中略)

 一方、自民会派と嶺井氏は普天間飛行場の辺野古移設断念を「閉鎖・返還」とし、在沖海兵隊の撤退を「大幅な削減および米軍基地の速やかな整理・縮小」を図ることをそれぞれ求めた上で、事件の根絶や謝罪、補償などを日米両政府に求める修正案を提出したが、賛成少数で否決された。
 公明は与党・中立、自民の両案に賛成した。(琉球新報16年5月26日)』<与党案にも自民案にも賛成しちゃうというのが、コウモリなんだけどね〜。>

* * * * * ☆

 公明党がここに来て、態度が変わり始めているのは、安倍首相&自民党が、辺野古移設+αで、沖縄県民の勢いに押されて困ったちゃん状態になっているからにほかならない。(~_~;)

 09年、民主党の鳩山元首相が選挙中、辺野古移設について「最低でも県外」と言ったのをきっかけに、沖縄では前知事や自民党議員も含めて9割以上が辺野古反対派に。
 しかし、13年に訪米した安倍首相は、オバマ大統領に自分が辺野古移設計画を進めると約束。反対していた自民党議員にも翻意させ、強引に調査や工事をスタートさせたのである。(-"-)

 ただ、公明党の沖縄県本は、そのような安倍政権のやり方には反発を示していて。沖縄の県議会でも「中立派」の立場をとって来たし。選挙でも、全面的に自民党や保守系の候補を支援して来たわけでもなかった。(・・)

 その影響もあってか、自民党候補は13年の参院選でも、14年の衆院選(小選挙区)でも連敗。
14年10月の知事選でも、自民党が押した仲井真前知事は、辺野古反対派の翁長雄志氏に敗れて、ますます苦しい状況になった。<さらに言えば、今年6月の沖縄県議会選でも翁長派が過半数を占めている。(++)>

 この7月の参院選では、安倍氏が沖縄対策要員として期待している島尻安以子氏が改選を迎えるのだが。辺野古反対の流れに加え、元海兵隊による殺害事件、現役米兵による飲酒事故などが続いたことから、安倍政権に大きな逆風が吹いており、窮地に追い込まれているという。(@@)
<しかも、対抗馬として立つ予定の元・宜野湾市長・伊波洋一氏は、知名度や信用がかなりあるし。ここに翁長知事をはじめ沖縄の多数派(中央の野党)がみんなで応援についちゃう予定なのよね。(^^)>

* * * * *

 これに困った島尻氏は、安倍内閣の方針に反して、自分は日米協定の改定が必要だと考えているなど、何とか存在をアピールしようと必死の様子。
  
『島尻氏は二十四日の記者会見で、在日米軍の法的地位を定めた日米地位協定について「沖縄県選出国会議員の立場で抜本的な改定を要請している。(自らが会長を務める)自民党県連としても今後も求めていかざるを得ない」と語った。
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で、島尻氏の発言について「党県連会長として協定の改正を要請しており、今後も要請を行う考えを述べた」と問題はないとの考えを示した。協定の改定については「これまでも運用の改善に取り組んでいる。目に見える改善を積み上げ、国民の理解を得たい」と消極的な姿勢を示した。 (金杉貴雄)

◆枝野・民進幹事長「選挙向け発言」
 民進党の枝野幸男幹事長は二十四日の記者会見で、島尻安伊子沖縄北方担当相が日米地位協定の改定を訴えたことについて「選挙向けのリップサービスではないか」と指摘した。島尻氏は沖縄県選出の参院議員で夏の選挙で改選を迎える。沖縄県議選は六月五日に投開票される。(東京新聞16年5月25日)』

 また公明党は、辺野古移設「反対→賛成」に翻意した島尻氏になかなか推薦を出さず。沖縄県本にあまり好かれていないこともあって、もしかしたら自主投票にするのではないかという観測も流れていたのだが。
 おそらく自民党が、このままでは島尻氏の当選はアブナイと公明党の本部の方に強く頼み込んだのだろう。公示1週間前の14日になって、最後の最後で島尻氏を推薦することに決めた。

『公明党は14日、参院選沖縄選挙区(改選数1)で自民党現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)の推薦を決めた。自民党候補への推薦は計37選挙区の39人となった。(共同通信16年6月14日)』

* * * * *
 
 本当であれば、この辺野古移設の問題も、今回の参院選の大きな争点になるべきだと思うし。実は日米関係において、安倍政権のアキレス腱になっている大問題なので、もっと全国規模で考えて欲しい&全国から後押しが欲しいのだけど。

 まずは何より、沖縄で同地を担当大臣である島尻安以子氏を落選させることで、「はっきりと安倍政権にNO!」の姿勢を示せるし。
 全国レベルでも、野党4党の勢力が増せば、安倍政権もあまり強引なことはやりにくくなるわけで。安倍政権を足元から弱体化させて行きたいと思っているmewなのだった。(@@)

  THANKS

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/250.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍晋三首相は、「米CIAにまんまと嵌められた」といい、舛添要一知事辞職で参院選「1人区32で大敗」(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/9660e3d180e39f41663e8eedcadc4caa
2016年06月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相は「米CIAにまんまと嵌められた」という。何者かが東京都の舛添要一知事(6月21日付辞職)の「公私混同問題」を週刊文春にリークしたのが発端になり、大騒動を招き、大炎上した。その火の手が、安倍晋三首相→自民党へと延焼し、参院議員選挙(6月22日公示・7月10日投開票)の結果、自民党は「議席減」の予想が濃厚になっている。自民党が独自に調査したところ、「選挙区1人区32で大敗する」という予測が出てきたからだ。安倍晋三首相、谷垣禎一幹事長、茂木敏充党選挙対策委員長らは驚愕して、調査データの部外流出を恐れているという。米CIAは、「自民党の評判を悪くし、ひいては安倍晋三首相を倒す」目的で、舛添要一知事辞職劇という大騒動を仕掛けた。しかし、「ポスト安倍」を、どうしようと計画しているのか。究極の目的とは、何か?



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/251.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 土下座すれば、逃げ出した支持者が戻ると考えているのか、鈴木宗男?
土下座すれば、逃げ出した支持者が戻ると考えているのか、鈴木宗男?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2738a75921e0a63652ac27014fa065df
2016年06月21日 のんきに介護


赤旗政治記者 @akahataseijiさんのツイート。


――《宗男氏、土下座》産経
http://www.sankei.com/smp/politics/news/160620/plt1606200050-s1.html
〈参院選北海道選挙区の自民党新人、柿木克弘氏の集会で土下座した。その後、自民党の今津寛衆院議員と柿木氏自身も相次ぎ土下座。支持者は「まるで昭和の選挙戦のようだ」と〉〔0:20 - 2016年6月21日 〕――






【参院選・北海道】鈴木宗男氏が土下座 新人候補も土下座 後輩議員も… 自民候補の支援集会「まるで昭和の選挙」
http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200050-n1.html
2016.6.20 22:35 産経新聞



衆院北海道5区補欠選挙で当選を決めた候補者を祝福する「新党大地」の鈴木宗男代表(左)

 政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表が20日、札幌市内で開かれた参院選北海道選挙区から出馬予定の自民党新人、柿木克弘氏の集会で、支持者を前に支援拡大を求めて土下座した。その後、自民党の今津寛衆院議員と柿木氏自身も相次ぎ土下座。支持者の男性は「まるで昭和の選挙戦のようだ」と目を丸くしていた。

 登壇した鈴木氏は「現実は厳しい戦いです」と思い詰めた表情であいさつ。「選挙というのは人の心をいかにつかむかです。どうか体で訴える選挙戦をしていただきたい」と床に両手を着けた。

 続いて登壇した今津氏も「先輩の鈴木先生が頭を下げました。私は何も言わないで同じようにお願いをさせていただきたい」と語り土下座した。

 鈴木氏の娘の貴子衆院議員は「私の選挙の時も、父は土下座をすることはありませんでした」と強調。「鈴木宗男と今津先生がどんな思いで頭を下げたのか。どうかどうか心にとめていただきたい」と柿木氏を激励した。

 改選数3の北海道選挙区には、柿木氏の他に自民党や民進党、共産党などの8人が立候補を予定。新党大地は2人の自民党候補のうち、柿木氏のみの支援を決めている。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/252.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 政界地獄耳 自公の誤算 貼られたレッテル(日刊スポーツ)
政界地獄耳 自公の誤算 貼られたレッテル
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1666465.html
2016年6月21日8時32分 日刊スポーツ


 ★公私混同疑惑であれだけ大騒ぎした都知事・舛添要一狂騒曲も、20日の最後の登庁はあっさりしたものだった。今日、21日に退任するがこの日の最終登庁には、都職員による退任のセレモニーも行われなかった。また定例会見も退任会見も拒否して開かなかった。今思えば、辞任を拒否して、都議会解散をちらつかせた粘り腰は舛添の真骨頂と言え、深夜の攻防戦では最後に退庁してすぐ帰庁したが、それは条件闘争での勝利の瞬間だった。

 ★20日の総務委員会の中止。政治資金規正法違反による追及の中止、百条委員会の否決など、これ以上後追いしないことなどの条件と引き換えに即時辞任を受け入れ、都議会議員の選挙を回避させたといわれている。しかし、舛添辞任でめでたしと思う自・公都議や、両党都連が舛添を守ったと都民に受け取られたというのは大きな誤算のはずだ。

 ★今年から公選法が改正され、18歳から投票が可能になるが、彼らが政治に望むことの多くが行財政改革や税金の無駄遣いを訴えているが大いに理解できる。税制や社会保障の難しいことはわからないが、税金の無駄遣いやお手盛りの運用には常識的に不信感が芽生えるということだろう。また、この世代はネットよりもテレビから情報を受け取る世代。あれだけ舛添の情けない、せこい公私混同疑惑を連日見せられれば、説明責任を果たさない舛添が行財政の無駄の典型や権化に見えても不思議ではない。舛添を守ったことで、自公は1つのレッテルを貼られたとしても、やむをえまい。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/253.html

記事 [政治・選挙・NHK208] IMFにダメ押しされたアベノミクス失敗の衝撃  天木直人
IMFにダメ押しされたアベノミクス失敗の衝撃
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/21/post-4785/
21Jun2016 天木直人のブログ


 IMF(国際通貨基金)がきのう6月20日、対日審査報告書を公表したらしい。

 そのことをきょう6月21日の一部の新聞が、小さく報じている。

 しかし、そのニュースは衝撃的だ。

 この報告書はIMFが年に一回発表する各国の経済評価である。

 そこに何が書かれていたか。

 ズバリ、安倍政権が目指す経済成長や財政健全化は、現状のままでは「期限までに達成困難」と断言したのだ。

 かつて私が経済協力を担当していた時、IMFの国別評価はその国の援助政策を決める上での絶対的権威だった。

 いまでも、IMFの見解は、世銀の見解と並んで世界経済分析の絶対的権威に変わりはない。

 そのIMFに、アベノミクスは失敗に終わったと決めつけられたのだ。

 おりしも日本は明日から参院選に突入する。

 そして参院選の最大のテーマはアベノミクスの評価だ。

 その評価は与野党で正面から対立している。

 そんな中、このIMF報告書の公表は、安倍首相を窮地に追い込むことになる。

 野党に格好の攻撃材料を与えることになる。

 それにしても財務省は何をボヤボヤしていたのだろうか。

 財務省はIMFの副総裁や理事に幹部を送り込んでいるはずだ。

 対日審査報告書の草案は事前に入手しているはずだ。

 書き直させる事は不可能、不適切であるにしても、その公表タイミングは、せめて二週間ほど送らせてくれ、選挙後にしてくれと、注文をつけられたはずだ。

 財務官僚の単なる怠慢か、それとも消費税増税を二度にわたって延期されたことへの意趣返しか。

 いずれにしても、いまごろ財務省は安倍首相に大目玉をくらっているに違いない(了)


           ◇

<IMF>アベノミクスの目標「達成困難」…報告書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000084-mai-bus_all
毎日新聞 6月20日(月)22時35分配信

 国際通貨基金(IMF)は20日、日本経済に関する報告書を公表した。安倍晋三政権が目指す経済成長や財政健全化の目標は、現状のままでは「期限までには達成困難」と指摘。外国人労働者の受け入れなど構造改革の着実な実施を求めた。

 IMFは報告書で「アベノミクスは当初成功を収めた。しかし、景気回復は失速した」とした。高齢化や人口減で国内市場が縮小しているほか、賃上げが十分波及していない点を問題視し、「労働市場の改革と所得政策が重視されるべきだ」として、外国人労働者の受け入れや賃上げなどを提案した。

 また、首相が消費税増税を再延期したことについて、東京都内で記者会見したリプトンIMF筆頭副専務理事は「(増税で経済が)収縮してしまう」と理解を示す一方、「今後の確実な実施が肝要」と強調。財政再建に道筋をつけるため、毎年0.5〜1%の幅で少なくとも15%まで引き上げるべきだと訴えた。【小倉祥徳】


関連記事
IMF、日本の金融政策に直言 物価2%達成期限撤廃を(SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/161.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/254.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 山本太郎参院議員が講演「平和の実現へ歴史直視」≪動画あり≫ 「地位協定は国を売り渡すような売国協定だ!」
          山本太郎参院議員


山本太郎参院議員が講演「平和の実現へ歴史直視」【動画あり】
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=174210
2016年6月20日 13:26 沖縄タイムス


 山本太郎参院議員の講演会(主催・平和と人権を求める市民フォーラムおきなわ実行委員会)が15日夕、那覇市の教育福祉会館であり、東京電力福島第1原発事故や米軍基地問題などについて自身の考えを話した。


 山本氏は原発、基地、貧困の問題を挙げた上で「この社会に人権はない。とっくの昔に憲法が破壊され、9条や25条も守られていない」と説明。日本の平和について「歴史を直視することが平和につながる」と訴えた。


 また、沖縄で繰り返される米軍がらみの事件・事故のたびに問題になる日米地位協定について国会で取り上げたことを説明し、「地位協定は国を売り渡すような売国協定だ。沖縄にはあまりにも問題が多すぎる。協定を変えなければいけない」と語った。


山本太郎参議員議員が沖縄で講演(2016年6月15日@那覇市・教育福祉会館)





http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK208] アベノミクス 若者は「継続」求める (産経) : 10〜20代の62%が アベノミクス継続を 求める 全体でも過半数越え

   
[私のコメント]


■ アベノミクスを多くの国民が支持  特に就職戦線の若者の支持が62%と高い

> 産経新聞社とFNNによる合同世論調査で、安倍晋三内閣が推し進める経済政策「アベノミクス」について「継続したほうがよい」(51.1%)が過半数を占め、「やめるべきだ」(36.9%)を上回った。

>継続を求める声は若い世代ほど強く、10〜20代が62%で全年代を通じて最も高かったほか、30代でも59.6%に達した。


以上の通り、アベノミクス継続を求める声が過半数を超えていることがわかりました。

特に10〜20代が62%、30代でも59.6%がアベノミクスの継続を求めています。


■ 安倍政権になって就職の状況が劇的に改善されている これが若者の支持を生んでいる

安倍政権になって就職の状況が劇的に改善されています。

有効求人倍率が現在1.34で、今は仕事が余っている状態。
地方でも1以上なので仕事余りの状態。

一方、民主党政権では仕事をしたくても仕事がない状況だった。
(民主党政権時の有効求人倍率は、0.5〜約0.8倍)


仕事をしない年金暮らしの人には実感がないかもしれませんが、このように就職環境は安倍政権の下で劇的に改善されているのです。

10〜30代の若者によるアベノミクスへの支持が高いことからそれがわかります。


■ 中指を下から突き上げて反安倍!と喚くイカれた若者は少数  大部分のまじめな若者はきちんと判断している

以上の結果から、シールズのように中指を下から突き上げて(道徳的に最低の行為とされる)反安倍!と喚くイカれた若者は少数であることがわかります。

アベノミクスを継続させるということは安倍政権を続けるということ。
まともな日本人は、多くの若者と共に安倍政権を支えていきましょう。


[記事本文]

 産経新聞社とFNNによる合同世論調査で、安倍晋三内閣が推し進める経済政策「アベノミクス」について「継続したほうがよい」(51.1%)が過半数を占め、「やめるべきだ」(36.9%)を上回った。継続を求める声は若い世代ほど強く、10〜20代が62%で全年代を通じて最も高かったほか、30代でも59.6%に達した。

 50代で「継続したほうがよい」と答えたのは45.8%、60代以上では44.1%まで下がった。これに対して「やめるべきだ」は50代で43.1%、60代以上では40.5%まで上昇し、賛否の差は大幅に縮まった。

 一方、支持政党別では、自民党や公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の支持層で「継続したほうがよい」が、民進党や共産党、社民党や生活の党と山本太郎となかまたちの支持層では「やめるべきだ」が、それぞれ多数派となった。

 参院選で最も重視する政策課題に「景気・経済政策」や「財政再建」を選んだ人の6割以上が「継続したほうがよい」と回答。「格差是正」を選んだ人は、61.0%が「やめるべきだ」と答えた。

http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200057-n1.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「改憲」と「原発」・・・これこそが参議院選挙の2大テーマだ!!(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-3326.html
2016年6月21日


 まるで夜逃げでもするかのように都庁を後にするマキゾエを、ただ指を咥えて傍観するだけの新聞・TVの自覚のなさにあきれ果てる雨の朝である。

 自覚がないといえば、参議院選挙の報道の仕方にもそれは如実に現れている。その典型的な例が、参議院選挙の争点だ。世論調査の結果を取り上げて、「雇用対策」「景気」「消費税」といった経済政策に対する有権者の関心が高いということをさんざん垂れ流す。そしていつも、とってつけたように憲法や安全保障への意識の低さを喧伝する。

 でも、これっておかしくないか。今回の選挙がどういう意味をもつのか、そしてそのためには各党の公約のどこにスポットを当てるべきなのか、そうした状況分析することこそジャーナリズムの仕事じゃないのか。

 そもそも、年明けの年頭記者会見で、参議院選挙についてペテン総理は「憲法改正はしっかり訴えていく。国民的議論を深めていきたい」ってハッキリと口にしている。いまではすかり口をぬぐって、街頭演説などの公の場では「改憲」は封印しているが、これがいかに不誠実なことか、新聞・TVはそこを突かなくちゃいけない。

・首相「改憲を参院選争点に」 民・共が阻止へ共闘模索 公明「議論まず国会で」(東京新聞1月5日朝刊)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016010502000128.html

 昨日のエントリーでも書いたけど、ニコニコ動画の党首討論では「次の国会で改憲議論」とまて踏み込んでいるんだから、「正々堂々と改憲を争点に選挙をやれ」って物申すのが新聞・TVの役目だろう。ああそれなのに、世論調査の結果を金科玉条にして、「経済、経済」と喚くペテン総理の後押ししてるんだから世話ありません。

 昨夜のテレビ朝日『報道ステーション』は、「参議院選の争点って憲法改正だったはずですよね?」と銘打って選挙特集をやってたけど、コメンテーターにいろいろと批判のある番組ではあるがこれは評価できるし、他の新聞・TVも見習うべきだろう。

 公明党はいまさらのように、「首相といえども憲法順守義務が課せられているので政府から改正の内容の発議、意見を出すことはできない」ってゴタク並べ始めているが、だったら集団的自衛権行使容認の閣議決定は即刻撤回するこった。解釈改憲に手を貸しておいて、こういう言い草ってのは国民を舐めてますね。そのうち仏罰が当たりまっせ。

 「改憲」と同じく、もうひとつ大事な争点が「原発」だ。ところが、世論調査の質問項目に「原発」の文字が見当たらない。3.11からたった5年でこうだもんね。こんなんだもの、40年で原則廃炉を無視して、高浜原発の20年延長を原子力規制委員会が認可するはずです。もはや、原子力推進委員会と名称変更した方がいいだろう。

・「40年廃炉」なし崩し 老朽原発に初の延長認可 高浜1・2号機に最長20年
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016062190070329.html

・古賀茂明「日本再生に挑む」
参院選の争点から消えた「原発問題」〜たった5年で大事故は“なかったこと”に…
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48904

 「改憲」と「原発」・・・これこそが参議院選挙の2大テーマと、愚直に声を大にして言いたい今日この頃なのだ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 嗚呼ああ嗚呼 世界がアベノミクスは失敗の標本と定義づけ(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ca3faee1cc1c16d23312ac9d2e59f5dd
2016年06月21

情けない話題ばかりで厭になる日本と云う国だが、他のお国に、目を転じてみれば、最悪の日本の方が好さそうに見えてしまうのだから、世界、いや、地球が悲鳴を上げているのだろう。漠然と思うだけでなく、具体的に指摘しても良いのだが、日本のネット社会は、政治に関して、ローカル番組の趣が強いので、敢えて話題を、極力国内政治にしている。時折、EUやロシア、中国の話題も振り撒くが、喰いつきが良い話題は、やはり、国内政治だ。ただ、4割以上の人間が、安倍内閣を支持しているとか、“クソノミクス(アベノミクスとも言う)”が、ある程度日本経済に貢献していると評価する人々が、NHKの調査では46%もいるのだから、腰が抜けてしまう。

46%もの国民が、大企業の社員であるわけがないし、累進課税の優遇制度を充分に生かす水準の高額所得者とも思えない。無論、年金受給者の支給額が増えたとか、健康保険の窓口負担額は半額になったとか、ついぞ聞いたことがない。どこをどう見て、大いに評価とか、ある程度評価するなんてご回答が出せるのだろう?俺の頭が狂っているのかと、周囲の人間に聞いて回りたくなる(笑)。NHKを見る限り、内閣支持率は、“冗談ポイ”の47%なのだ。“痘痕もえくぼ”の心境にならない限り、あり得ない世論調査の数値である。しかし、マスメディアが世論調査する限り、似たり寄ったりの調査結果が出てくる。NHKの世論調査が大きく世間と乖離しているとも言い難い。

あまりにもあまりなので、誰か、この世界の七不思議現象を起こさせている、元凶を語ってみたくなる。実際には、「元凶」と名指しできるほど、凶悪犯は存在していない。敢えて指摘するんであれば、経験則で生きていきたい人々の習性、今の世界が変わることを、漠然と怖れる実生活者の弱点があるだろう。そして、生活に追い立てられることにより、この世の仕組みにまで、気が回らない面も検討しなければならない。そこに、垂直統合的な中央集権官僚制がドンと座り、各省庁が其々の省などの益拡張を目指すとなると、実生活者が、それを探り当てるのは容易ではない。

更に、それに輪をかけて酷いのが、マスメディアの存在だ。「社会の木鐸」などと云う言葉は、明治維新以降のマスメディアにおいて、歴史上、実践されることは稀だった。今や、「社会の木鐸」イコール「プロパガンダ・マスメディア」と云う構造になってしまった。“政官財労学”と云う五つの世相を形成する組織が、すべからく“立場主義”に徹した。言論界に、それ相当の大物がいて、世間のご隠居様的立ち位置を持って、中庸の精神で、この世のことを、噛んで含めるような解説をする人物も見当たらない。それらしい装いをする奴はゴマンといるが、どいつもこいつも偽物だ。長谷川幸洋とか古市ナンとか等典型だろう(笑)。

まあ、このような社会構造が出来上がり、世界的に見れば、まだまだ充分に平和で豊かとなると、飢餓に依る革命も、生命財産を守ろうと云う革命も、宗教上の原理主義に反するからという革命も、革命と名のつくものは起きにくいのが現状だ。「革命」と云う言葉が不穏当であれば、「変革」でも良いのだが、それすら悍ましい言葉になっている。垂直統合的な中央集権官僚制と社会主義の“良いとこどり国家”の運命は、おいそれと、方向を変えさせるのは困難なのようだ。敗北的だが、“ゆで蛙”一丁上がりが、行きつく先のように思えてきた。“捨て台詞”ではないが、コラムを書くのも、馬鹿々々しくなる。以下に、世界のIMFやその他諸々から、“クソノミクス(アベノミクスとも言う)”がぼろ糞に言われている事実を、NHK他、テレビ局は報道せよ!


≪ IMF  アベノミクスの目標「達成困難」…報告書

国際通貨基金(IMF)は20日、日本経済に関する報告書を公表した。安倍晋三政権が目指す経済成長や財政健全化の目標は、現状のままでは「期限までには達成困難」と指摘。外国人労働者の受け入れなど構造改革の着実な実施を求めた。

 IMFは報告書で「アベノミクスは当初成功を収めた。しかし、景気回復は失速した」とした。高齢化や人口減で国内市場が縮小しているほか、賃上げが十分波及していない点を問題視し、「労働市場の改革と所得政策が重視されるべきだ」として、外国人労働者の受け入れや賃上げなどを提案した。

 また、首相が消費税増税を再延期したことについて、東京都内で記者会見したリプトンIMF筆頭副専務理事は「(増税で経済が)収縮してしまう」と理解を示す一方、「今後の確実な実施が肝要」と強調。財政再建に道筋をつけるため、毎年0.5〜1%の幅で少なくとも15%まで引き上げるべきだと訴えた。 ≫【毎日新聞:小倉祥徳】

上記、IMFの記事は、IMFの本質論を抜きに解釈してしまうと、日本の良さをすべて捨て、安倍晋三が口癖のように語る「国際社会」、「普遍的価値」と合致するが、それは、日本人に、欧米人になりなさい。英語を公用語にしなさい。アメリカのような移民国家になりなさい。第一の債権国なのだから、世界の金融に貢献しなさい。開かれた多民族国家なりなさい。まあ、極論で解釈すれば、そう言っている(笑)。そして、徹底して開かれた国を目指し、社会主義的色彩の強い社会保障制度等々見直さなければならないし、消費税は15〜20%を目指すべきと諭している。半分は、IMFの説教強盗的言説だ。

今夜の目玉引用文は、勝見貴弘氏が「Japan Times(日英併記)」を緊急和訳してくれた労作を紹介する。題名は「アベノミクスが失敗した理由」である。勝見氏は、訳者あとがきで、以下のように言っている。同氏のあとがきに続き、ジャパン・タイムスの記事を続けて紹介しておく。

≪【緊急和訳】アベノミクスが失敗した理由 |Japan Times(日英併記) ―訳者あとがき

実は最初にこのオプエドを読んだとき、和訳のタイトルは『ジャパンタイムズのオプエド記事がアベノミクスをオワコンと酷評』としようと思った。実際、どう読んでもそういう内容なのだが、まあそれではバイアスがあり過ぎるかと思い、原題をそのまま訳すことにした。

しかしコラムのエッセンスは、 「アベノミクスはオワコン」で間違いないと思う。 これまで『エコノミスト』や『フィナンシャルタイムズ』等がたびたび、当初の評価を翻してアベノミクスを叩いてきたが、ここまで辛辣なのは初めてお目にかかった。
著者はBarron's Asiaというアジア投資情報誌のエクゼクティブエディターだという。つまり「投資観点」からのアベノミクス批判といっていいのだろう。 経済や株取引にまったく疎い私にはこのバロンズの価値は全くわからないのだが、WSJ日本語版が専用ページを設けているくらいだからそれなりの信頼性はあるのだろうということは、今回の辛辣なアベノミクス批判は重大ということだ。

そのバロンズのサイトで著者のページを探したら、あった。どうやらこの4/1付の会員向け記事をジャパンタイムズ(JT)はオプエドとして掲載したらしい。これで、バロンズの記事が突如JTに掲載された経緯はわかった。

執筆記事一覧を見ていると、このペセックという記者はアベノミクスについてずっと追い続けてきた記者のようだ。どうりで、日本の政情をよく把握している。よもや海外誌で「保育園落ちた日本死ね」の英訳を見るとは思わなかった。

匿名の主婦さん、あなたはもう世界の有名人ですよ。 「女性の輝く社会」を目指す安倍政治のスローガンの空虚さも、ペセック記者はよくわかっているようだった。
つまり、投資情報誌の編集責任者の立場にある人間が、ウーマノミクスの虚構を看破しているのだ。

さて、そんな観点から投資情報が流れると日本株はどうなるだろうか。 ペ セック記者ははっきりと"con"(ペテン)と書いているのだが、日本国民が感じる以上に、投資情報誌の人間がアベノミクスを「ペテン」だと思っているということは、投資界隈ではアベノミクスの化けの皮はとっくに剥がれているということだ。

これではたしかに、G7では「恥をかく」だけだろう。 も う一つ、ペセック記者が記事を通じて使っていた気になる言葉があった。"ruse"(策略)という言葉だ。彼にいわせれば、TPP加盟も「策略」の一環な のだという。

はて、誰を相手に策略をめぐらしているのだろう。他でもない私たち国民だ。経済に疎い私でもアベノミクスの虚構はわかっていた。 ク ルーグマン教授が『現代ビジネス』(注:『日刊ゲンダイ』は株式会社日刊現代のブランド。『現代ビジネス』は講談社のブランドです)で語ったように、アベ ノミクスは理論上は模範的な政策であるが、結局絵に描いた餅で、市場・消費者という生きた要素に左右されるため計算に狂いが生じると脆い。

ク ルーグマン教授が先月22日の『国際金融経済分析会合』で語ったように、アベノミクス三本の矢の二本目の矢は実は未だ「放たれていない」。つまり、理論上 であっても、二本目の矢が放たれていないならアベノミクスは少なくとも「機能不全」あるいは「不完全燃焼」な状態にある。 に もかかわらず、安倍政権はまず「新三本の矢」を打ち出し、更に、緊急経済対策として新たにもう3本の矢も打ち出すという。最初の三本の矢を打ち終わらない うちに、未完成品を世に出してからパッチで文字通りつぎはきする某大手OSのごとく、補完品を都度出していくということだ。

でも「失敗」は断固として認めない。 製品、完成した政策として打ち出したものに、後から前の製品が未完品でしたということを認めずに、次から次に新製品を打ち出す。まさにペテン商法である。

そんな安倍政権のruse(策略)は、生きた市場の原理により脆くも崩れ去った。それをクルーグマンも、ペセックも認めろと言っている。

できることがない訳ではない。それは、ペセック記者も認めている。単に過 ちを認め、軌道修正すればよいだけだ。だが、安倍政策チームの誰ひとりとして、これを行おうとしない。

政府の政策担当が一蓮托生で責任をとるのはいいが、 無能な政府の失敗のしわよせを国民が受けるのは勘弁してほしい。

私が当初、この記事を読み始めて感じたとお り、ペセック記者のような投資界隈の住人は、すでにアベノミクスは「オワコン」であると、もう見限っているのだろう。怖いのは、日本の企業もそうであるならば、では労働者は大企業やその下請けの中小でないかぎり、ペテンの博打の利益を享受できなくなる。

そうなるともう、泣き面に蜂だ。

結局、安倍政権の壮大なペテンの最大の犠牲者は、労働者であり、消費者であり、家庭であり、学生であり、そしてそんなアベノミクス後の荒んだ世界で子どもを育てなければいけない母親であり、その子どもなのだろう。まったくやりきれないものだ。  ≫(勝見貴弘氏facebook)


【緊急和訳】アベノミクスが失敗した理由 |Japan Times(日英併記)FB版

【 2016年4月1日、3月22日の国際金融分析会合に伴うポール・クルーグマン、ジョセフ・スティグリッツ両教授の訪日に加え、クルーグマン教授が会合の議事録を公開したのを受け、投資情報専門誌『バロンズ』アジア版エグゼクティブエディターが同名の記事を会員専用記事として掲載した。4月4日、ジャパンタイムズが内容を若干変更してオプエドとして同じ記事を掲載。以下Web版でこれを発見して急きょ和訳した。】

アベノミクスが失敗した理由 ウィリアム・ペセック("Barron’s Asia"エクゼクティブエディター) Japan Times オピニオン 2016.04.04 Abenomics failure explained by William Pesek Apr 4, 2016

先日東京を訪問した二人のノーベル賞受賞者は、安倍晋三首相にこう訴えた。 「デフレに苦しめられている国民に増税を課すなんて常軌を逸したことはやめてください」

In recent Tokyo visits, two Nobel laureates pleaded with Shinzo Abe: Please don’t be crazy enough to raise taxes on your deflation-plagued nation.

クルーグマンやスティグリッツが実際に説明したのは、なぜ首相の経済政策がここまで劇的な失敗を迎えたのか、そして、首相の顧問らが、将来にわたって日本に何の益ももたらさないドグマにしがみつくことで、失敗をダメ押ししてしまっていることだった。

What Paul Krugman and Joseph Stiglitz really did was explain why the prime minister’s economics program has flopped so spectacularly, and how Abe’s team is doubling down on failure by clinging to dogma that has no place in Japan’s present or future.

景気刺激策さえうまくいけば、80年代の日本の栄光を取り戻すことができる――アベノミクスがこのように一部の報道で今も健在する課題であるかのように扱われるのは、まさに安倍の熱心な"営業努力"の賜物だろう。だがペテンはペテンに過ぎない。

It’s testament to Abe’s salesmanship that some media still speak of Abenomics as a going concern — just one solid stimulus from restoring Japan’s 1980s greatness. But a con is a con.

安倍の策略に最初のほころびが現れたのは、2014年4月。政権が消費税を5%から8%に引き上げた時だった。国の巨大な負債をなんとか抑制することが重要だった。それは理解できる。しかし、そんな"些細な動き"一つでも国の成長の芽を摘んでしまうことがわかった時点で、安倍はこれを重く受け止め、大局を見つめて軌道修正を図るべきだった。

The first real crack in Abe’s ruse came in April 2014, when his government raised the consumption tax to 8 percent from 5 percent. Sure, getting a handle on the nation’s gargantuan public debt is plenty important, but that such a modest step killed growth prospects should’ve been signal enough that Abe needed to think bigger and recalibrate policies.

ところが安倍は、クルーグマンやスティグリッツから経済学のイロハを学ぶことになる。

Amazingly, Krugman and Stiglitz had to spend their time with Abe trying to teach Economics 101.

どうやら安倍には、アメリカの大恐慌時代にフーバー大統領が後世に遺した「間の悪い緊縮財政」の教訓は伝わっていなかったようだ。来年さらに消費税を2%引き上げることに固執するのは、「日本株式会社」をさらに委縮させ、賃金の上昇率も低下させるだろう。

Didn’t Herbert Hoover, America’s Depression-era leader, teach posterity enough about ill-timed fiscal tightening? Insisting on a further 2 percentage points of sales tax next year is just pushing Japan Inc. toward more austerity and fewer wage increases.

この後退的な税をめぐる劇的な展開は、まさにアベノミクスの最大の欠点を突いている。それは、想像力の欠如だ。安倍の政策チームは、金融緩和、財政拡大と規制緩和という三本の矢により、現金を溜め込んでいる企業に賃金の増大を促そうとした。これにより消費が拡大し、景気の好循環が起きて経済が再生し、インフレが発生し、企業活動が活性化して、G7で日本政府首脳は胸を張って報告できる状況が現出している筈だった。

This retrograde tax drama exposes Abenomics’ biggest flaw: a lack of imagination. With its three arrows — monetary stimulus, fiscal pump priming and deregulation — Abe’s team aimed to goad cash-rich companies into fattening paychecks. That would boost consumption, triggering a virtuous cycle of economic revival, inflation, greater entrepreneurship and more swagger when Japanese officials walked into a Group of Seven meeting.

ところが、安倍政権のイノベイティブなパワーを取り戻そうとする策略には、まさにイノベイティブな思考が欠けていた。たとえば、日本の国債がこれ以上格下げされないように、成長に影響しない分野で増税するとか。たばこ税を三倍増しにして、日本をたばこ天国でなくすとか。スティグリッツが奨励する炭素税なんかはどうだろう。相続税を上げれば、格差を是正できる。急騰する2020東京五輪の予算は無論のこと、無用の長物でしかない公共事業費も見直すべきだろう。それから、そろそろ高級官僚もエコノミーでフライトしてもいい頃だろう。

But Tokyo’s plan to regain its innovative mojo lacks, well, innovation. To save Japan from another credit downgrade, why not hike taxes in places that won’t deaden growth? Why not triple tobacco levies and turn Japan into less of a puffer’s paradise? How about a carbon tax, something Stiglitz favors? A hike in inheritance taxes, meanwhile, would reduce inequality. A review of white-elephant public works projects is in order, to say nothing of a tighter lid on runaway budgets for the 2020 Tokyo Olympics. And, what, government bureaucrats can’t fly economy class now and again?

アベノミクスには。現実を直視する力に欠けるという問題が常につきまとった。日本が患っている症状(デフレ圧力)の治癒を図ろうとする一方で、その根本原因(将来への圧倒的な不安)の治癒を怠ってきた。だから、日銀の前代未聞の造幣努力も、家庭ではなくヘッジファンドを潤すだけに終わった。だから、「日本版シリコンバレー」を造り起業ブームを発生させるという目論見も不発に終わった。だから、外資はこぞって日本に投資しようとしない(「シャープ」を買収した鴻海を除いて)。だから、三重県で来月行われるG7サミットで日本政府首脳は、胸を張るよりも恥をかくことになる。

Abenomics has long had an intellectual-honesty problem. It sought to treat the symptoms of what ails Japan (deflationary pressures) and not the underlying illness (a complete lack of confidence in the future). That’s why the Bank of Japan’s unprecedented yen-printing program enriched hedge funds, not households. It’s why pledges to create a Japanese Silicon Valley and unleash a startup boom amounted to swamp gas. It’s why, with the exception of Foxconn Technology buying Sharp, foreign buyers aren’t rushing to Japan. And it’s why the upcoming May G-7 meeting in Mie Prefecture will engender more embarrassment than swagger for Japanese officials.

安倍のチームが大変な労力と時間をかけた環太平洋連携協定(TPP)も策略の一部だった。クルーグマンが昨年5月22日のニューヨークタイムズのコラムに書いたように、「自由貿易のメリットなどというものは、ほとんどすべて実現している」のであるから。さらにクルーグマンは、オバマ大統領が推進する貿易協定がその実、「貿易協定」ではないことを看破していた。すでに低い関税がいくらかさらに下がるだけで、協定の真の目的は知的財産権(製薬の特許料や映画の著作権等)の強化にあり、「企業と国の紛争解決のルールを変えることにある」と。

The Trans-Pacific Partnership on which Abe’s team spent so much time and energy is part of the ruse. As Krugman wrote in a New York Times column last May 22: “Whatever you may say about the benefits of free trade, most of those benefits have already been realized.” Besides, he argued that U.S. President Barack Obama’s trade deal isn’t really about trade. Some already low tariffs would come down, but the main thrust of the proposed deal involves strengthening intellectual property rights — things like drug patents and movie copyrights — and changing the way companies and countries settle disputes.”

企業が「祭り」といえるほどの恩恵を被るこの協定では、ソニーやトヨタなどの大企業の収益を押し上げるかもしれないが、「将来の不安」がつきまとうならば、積極的な賃上げはしないだろう。安倍は関税の撤廃を徹底して進めるべきであり、企業を助成金漬けにしている場合ではない。

This corporate land grab would boost profits at Sony and Toyota, but what does it matter if they lack confidence in the future to hike wages? Abe should be cutting trade tariffs across the board, not piling on the corporate welfare.

女性を「希望の星」として担ぎ上げるのも、安倍のペテンの特徴だ。1億2600万人の半数を占める”未活用”の人材を「輝かせる」という安倍のスローガンは、父権社会の日本に一石を投じる政権のセールスポイントとなった。2020年までには女性が役員の3割を占めるという目標もそうだ。

Abe’s con also cast women in a starring role. Making the underutilized half of a 126 million-person population “shine” made for a great talking point in patriarchal Japan. So was setting a goal of women holding 30 percent of management positions by 2020.

ところが、安倍の内閣はその模範を示しているとは言い難い。内閣の枢要なポジションは男性が占め、女性は格下のポジションが得られないでいる。政府全体も2020年目標に15年は遅れを取っている。霞が関では、女性は上級管理力はおろか中級管理職でもわずか6%しか占めていないのが実情だ。

Too bad Abe hasn’t led by example. In his Cabinet, women get only the lesser Cabinet posts. What’s more, the government is running at least 15 years behind schedule on that 30 percent pipe dream. Women hold just 6 percent of junior supervisory jobs in the bureaucracy, never mind top ones.

日本に蔓延するセクシズムの文化は安倍以前の時代からの問題だが、1955年以降、安倍の率いる自民党は2回しか政権を降ろされていない。ならば、女性のエンパワメント政策が進んでいないのは、自民党の責任ということになる。その一因は、人口が減少し続けていることと、それに伴って子どもをつくろうという [女性の] 意欲が減退していることにある。

While Japan’s sexism woes predate Abe, his Liberal Democratic Party has held power with only two brief interruptions since 1955. You’d think it would’ve gotten around to empowering women. That failure is partly why the population is shrinking along with the will to have more babies.

安倍の自民党がまったく理解しようとしないのは、多くの賢明で野心的な女性が [結婚して] 子どもをつくらないことを選択するのは、「女は家庭を守るもの」という [古臭い] 考え方を奨励する現体制への反発があるからだということだ。

What Abe’s LDP has never understood is that for many smart and ambitious women, delaying childbirth is a form of protest against an establishment that favors them at home keeping house.

最近、「保育園落ちた日本死ね!!!」と題したある主婦のブログが大量に拡散され、安倍を窮地に陥れた。政府は慌てて、家庭と仕事のワークライフバランスを保つために必要な基本的な施策を用意しはじめた。

In recent days, a blog post gone viral from a mother titled “I couldn’t get day care, die Japan!” pushed Abe on his back foot. His government is finally scrambling to provide women with the basic ingredients to balance family and career.

「子育て支援」が新たな三本の矢の一つとして矢筒に加えられたため、国債に関する懸念が再浮上してきた。つまり、2017年の税引き上げを実現する圧力が強まったということだ。安倍としては面子を保つためにも延期はしたくない。しかし毎日新聞が先日の社説で述べたように、「仮にどうしても増税できない状況だというのなら、アベノミクスの失敗を認めるのが先 」だろう。

As Abe pledges “child-rearing support” as one of three new arrows to his quiver, concern over the national debt are returning to the fore. That means pressure to stick to the 2017 tax hike. Abe is also loath to delay it for fear of losing face. As the Mainichi Shimbum wrote in a recent editorial: “If Abe is adamant that the current state of affairs do not allow for a tax hike, then he must first admit that Abenomics has failed.”

悲惨なのは、安倍自身が国会での圧倒的な優位や、高い支持率や、稀にしか得られないチャンスをすべて無駄にしてきたことだ。過去39か月の間に、労働市場の緩和や事業立ち上げ(?)の規制を緩和し、関税障壁を撤廃し、企業の島国文化を矯正していれば、成長は加速していたかもしれなかった。会社経営陣は賃上げをする余裕を持っていたかもしれなかった。国債の信用格付も回復していたかもしれなかった。

The real tragedy is that Abe squandered solid Diet majorities, high public approval ratings and a rare window of opportunity. If his team had spent the last 39 months loosening labor markets, cutting red tape for startups, lowering trade barriers and shaking up an insular corporate culture, growth might be accelerating — giving executives more space to raise wages and convincing credit-rating companies Tokyo can manage its finances.

しかし安倍は、過去25年間ほとんど賃上げを経験していない家庭に税の負担を強いることに重点を置いた。安倍の円安政策の最大の恩恵を被ったトヨタにしてみても、先週木曜に迎えた期末決算では2兆円の収益を出す見込みがありながら、月給は1500円しか上げない。

Instead, the focus is on hiking taxes on households that have barely had a raise in 25 years. Take Toyota, one of the main beneficiaries of Abe’s weak-yen policy. It’s expecting to make about \2 trillion in the fiscal year that ended Thursday, and yet Toyota is raising monthly pay a whopping \1,500.

経済政策の策定には、自ら「ヒポクラテスの誓い」を立てるくらいの矜持が必要だ。2014年に増税に踏み切り、これをまた行うというのであれば、日本の将来への不安はまさに「いまそこにある危機」として現出するだろう。

Economic policymaking must include its own Hippocratic Oath. By hiking taxes in 2014, and threatening to do so again, Japan is doing clear and present danger to confidence.

アベノミクスの自爆を認めるために、二人ものノーベル賞受賞者を呼ぶ必要はなかった。 自分の鏡を見つめ直せば済む話だったのだから。

Tokyo shouldn’t need a couple of Nobel winners, just a look in the mirror, to explain why Abenomics bombed.

*東京で活動するウィリアム・ペセック(William Pesek)は、主にアジア経済に関する記事を執筆する、投資情報専門誌『バロンズアジア』のエグゼクティブエディター。 http://www.barrons.com/asia Based in Tokyo, William Pesek is executive editor of Barron’s Asia and writes on Asian economics. www.barronsasia.com  ≫(勝見貴弘氏facebookより引用掲載)

https://www.facebook.com/notes/%E5%8B%9D%E8%A6%8B-%E8%B2%B4%E5%BC%98/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E5%92%8C%E8%A8%B3%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%8C%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1-japan-times%E6%97%A5%E8%8B%B1%E4%BD%B5%E8%A8%98fb%E7%89%88/966379090082502

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 高浜原発1、2号機の許可は、安倍政権の”おごり”であり、かならずまた事故が起きます(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/5947e4cd218ee3b9de34cdfd9a97d93c
2016-06-21 10:53:17

 原子力規制委員会(田中俊一委員長)が昨日6月20日、関西電力の高浜原発1,2号機(福井県)を、60年までの運転延長を認可しました。このオンボロ原発は、だましだまし運転延長するのですが、かならずどこかでまた事故を起こすといわれています。

そのとき、運転延長を決めた田中俊一氏は消えており、その後ろにいた安倍首相も消えているかもしれません。しかし、原発事故でやられた人は、数知れずです。ある意味では日本中の人がやられています。

 なぜ電力会社は、原発の運転延長を望むのか。それは、運転廃止よりもおカネになるからだそうです。運転廃止は、おカネがかかるうえに廃止したからといって関電の業績には何もならず、それならだましだましでも、おカネになるほうがいいということを選びました。いのちより、おカネの方がいいわけです。しかも、連合の有力単産である電力労連は、民主党を動かして「原発を触るな」といっています。私たちの味方のはずの「組織」が、経営者と一体になって私たちに襲い掛かってきます。 たまったものではないのは、私たち庶民の方です。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍政権下、アジアの大学ランキングで1位の東大が7位に転落 世界の人は見てますな
安倍政権下、アジアの大学ランキングで1位の東大が7位に転落 世界の人は見てますな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/899658ab53562ab4e11f3d76349b7e48
2016年06月21日 のんきに介護


okasimon@okasimon1 さんのツイート。


――【悲報】アジアの大学ランキングで去年まで3年連続1位の東大が7位に転落!英教育専門誌「大学が資金の制約を受けており国際化のための支援が少ない」〔10:58 - 2016年6月21日 〕――




             ◇


【悲報】アジアの大学ランキングで去年まで3年連続1位の東大が7位に転落!英教育専門誌「大学が資金の制約を受けており国際化のための支援が少ない」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18350
2016/06/21 健康になるためのブログ







http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160621/k10010563841000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

イギリスの教育専門誌がアジア各国の大学の最新のランキングを発表し、シンガポールの大学がトップに立った一方、このランキングで3年連続でトップだった東京大学は7位に転落しました。

イギリスの教育専門誌が発表したアジアの大学ランキングは次のようになっています。
1位は、シンガポール国立大学。
2位は、シンガポールの南洋理工大学と中国の北京大学。
4位は、香港大学。
5位は、中国の清華大学。
6位は、香港科技大学。
7位は、東京大学。
8位は、韓国のポハン(浦項)工科大学。
9位は、韓国のソウル大学。
10位は、韓国科学技術院でした。
このほか、日本の大学では、11位が京都大学、23位が東北大学、24位が東京工業大学、30位が大阪大学、34位が名古屋大学、46位が筑波大学、48位が九州大学、49位が北海道大学、などとなっています。


以下ネットの反応。










教育は国の根幹ですから、非常にヤバいニュースですね。ゴールデンタイムには「すごい!日本!番組」が流され続けるが、実際には着々と国力が衰えていく日本。過去の栄光(高度経済成長)にすがり続ける大本営的な国家運営を終わらせなければなりません。


東大が首位から7位に転落 アジアの大学ランキング
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160621/k10010563841000.html
6月21日 5時26分 NHK

イギリスの教育専門誌がアジア各国の大学の最新のランキングを発表し、シンガポールの大学がトップに立った一方、このランキングで3年連続でトップだった東京大学は7位に転落しました。

イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、研究内容や論文の引用回数など13の指標を基にアジアの大学のランキングを発表しています。
日本時間の21日発表されたことしのランキングでは去年まで3年連続でトップだった東京大学が7位に転落しました。

日本の大学では京都大学が去年の9位から11位に、東北大学も去年の19位から23位に後退し上位100位以内の大学は去年より5校減って14校となりました。
一方で、トップはシンガポール国立大学、2位は、同じシンガポールの南洋理工大学と中国の北京大学となり、特に中国の大学は上位100校以内に日本を上回る22校が入りました。

これについてイギリスの教育専門誌は、シンガポールや中国の政府が大学に潤沢な資金を投入し優秀な人材を集めているのに対し日本では「20年間にわたって大学が資金の制約を受けており世界の大学との競争や国際化のための支援が少ない」と指摘しています。

この教育専門誌が去年、発表した世界の大学ランキングでも東京大学はシンガポールと中国の大学に抜かれ、アジアのトップから転落していました。

アジアの大学ランキング

イギリスの教育専門誌が発表したアジアの大学ランキングは次のようになっています。

1位は、シンガポール国立大学。
2位は、シンガポールの南洋理工大学と中国の北京大学。
4位は、香港大学。
5位は、中国の清華大学。
6位は、香港科技大学。
7位は、東京大学。
8位は、韓国のポハン(浦項)工科大学。
9位は、韓国のソウル大学。
10位は、韓国科学技術院でした。

このほか、日本の大学では、11位が京都大学、23位が東北大学、24位が東京工業大学、30位が大阪大学、34位が名古屋大学、46位が筑波大学、48位が九州大学、49位が北海道大学、などとなっています。

馳文科大臣「一喜一憂せず」

馳文部科学大臣は、閣議の後の記者会見で、「結果は結果として、厳粛に受け止めたいが、ランキングの尺度は、実施主体によって違うので、あまり一喜一憂しないほうがよい」と述べました。

その上で、馳大臣は、「国立大学への運営費交付金や私立大学への私学助成など、基盤的経費をしっかりと確保するという『安定性』が、高等教育機関にとっては、いちばん重要だ。学長や経営主体の頑張りに期待したいが、大学側の予算要望にも、しっかり応えていかなければいけないと思っている」と述べました。            


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/260.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪気をつけよう 甘い言葉と アベノミクス≫IMF(国際通貨基金)がアベノミクスの目標は「達成困難」と報告!
【気をつけよう 甘い言葉と アベノミクス】IMF(国際通貨基金)がアベノミクスの目標は「達成困難」と報告!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18360
2016/06/21 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000549-san-pol

参院選東京選挙区で出馬を予定している民進党の小川敏夫参院幹事長は20日、都内の街頭演説で安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」批判を展開した。「気をつけよう 甘い言葉と民進党」と参院選で共産党と共闘する民進党を批判する首相に対し、「気をつけよう 甘い言葉とアベノミクス」と反論。「アベノミクスは働く人に冷たい」と強調した。


http://mainichi.jp/articles/20160621/k00/00m/020/072000c

国際通貨基金(IMF)は20日、日本経済に関する報告書を公表した。安倍晋三政権が目指す経済成長や財政健全化の目標は、現状のままでは「期限までには達成困難」と指摘。外国人労働者の受け入れなど構造改革の着実な実施を求めた。


以下ネットの反応。














アベノミクスとは禁断の麻薬である通貨大増刷を行い、その麻薬が効いている間に構造改革や規制緩和などの大手術を行うもの 今は手術で腹を切開いたまま放置された状態 悪いがこのままでは以前より悪くなる

このお方の言うとおりだと思います。IMFの報告書にはアベノミクスが当初成功していたみたいに書いてありますが、ただ禁断の麻薬がよく効いていて、日本国民が麻薬中毒になっていただけです。

そして、その間に政府は何もできずに年月が過ぎ、2014年の消費増税から多くの人が麻薬漬けから徐々に目覚めつつあるというのが現状でしょう。

消費は減って、GDPは全然伸びず(先進国最低)、アベノミクスのために突っ込んだ年金は消失し、頼みの円安・株高も終了です。

参院選まであとわずか、国民が早く気づかないとこれからもアベノミクス(もはや何なのかよくわかりませんが)がず〜〜っと続き、近い将来に日本経済はぶっ壊れます(アベノバブルが弾けます)。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK208] アベノミクスでウソを垂れ流すマスメディアー(植草一秀氏)
アベノミクスでウソを垂れ流すマスメディアー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1soqi5c
21st Jun 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


明日6月22日、第24回参議院議員通常選挙が公示される。

7月10日の投票日まで、18日間の選挙戦が展開される。

この参院選の争点は、

「安倍政治の是非」

である。

第2次安倍政権が発足して3年半の時間が流れた。

この間に、

原発が再稼働され、

集団的自衛権の行使を容認する安保法制が強行制定された。

2012年の総選挙で安倍政権は「TPP断固反対」のポスターで選挙を戦ったが、

そのTPPに参加して最終合意に署名までしてしまった。

沖縄では沖縄県民が総意で反対している辺野古米軍基地建設が強硬に推進されている。

さらに、派遣労働法の改定などにより、非正規労働者は労働者全体の4割を超え、

労働者の実質賃金減少が持続して、経済格差が拡大の一途を辿ってきた。

これらの全体が安倍政治であり、この

「安倍政治の是非」

を問うのが、今回の参院選である。

安倍首相は「アベノミクス」を争点だとするが、

それは、安倍政権の経済政策の是非を問うものであり、

安倍政権下の日本経済の実績と、格差問題に対して

安倍政権が与えてきた影響を主権者がどう評価するのかが問われることになる。


参院選に向けて、主権者である国民の意識が極めて重要になる。

参院選に向けて、私たち市民が銘記しなければならないことを五つ掲げておきたい。

1.必ず選挙に行く

2.メディアの情報誘導に騙されてはいけない

3.政策を基軸に考える

4.当選を実現するために投票する

5.大同団結・連帯が大切

民主主義の基本は、多数意思による決定である。

私たちは主権者である。

主権者の意思で政治を選択できる。

その権利を保障する具体的なものが参政権で、選挙に行かないことは権利の放棄だ。

政治を変えるには権利を放棄してはいけない。

政治に無関心ではいられるが、政治に無関係ではいられない。

この国の政治をどうするかを決めるのは私たち主権者である。

その主権者としての権利を放棄してはならない。


民主主義の天敵は情報操作だ。

日本政治を不当に支配してしまおうとする既得権勢力は、

マスメディアを支配して、主権者が接する情報を操作する。

テレビ、全国紙は政治権力によって支配されている。

その情報に誘導されないことが重要だ。

メディアが流す情報を疑い、真実を知らなければ、正しい判断を下すことができない。

政治が私たちの生活に重大な影響を与えるのは、「政策」を通じてである。

選挙の際に何よりも重要になるのは「政策」だ。

もちろん、公約を平気で破る政党や候補者がいるから、

政党や候補者が信用できるのかどうかを吟味することは重要だ。

しかし、その上で重要になるのは「政策公約」である。

上記の、原発、憲法、TPP、基地、格差の各問題に対する政党と候補者の公約を

徹底的に吟味して選挙に臨まなければならない。

そして、もうひとつ重要なことがある。

選挙後の政治は議席配分によって決定されることになる。

したがって、選挙で当選することが何よりも重要になる。

当選を勝ち取るには、連帯、大同団結が重要になる。

当選可能性のある候補者、政党に投票を集中させることが重要になる。

6月28日に、オールジャパン平和と共生の顧問であり、弁護士の伊藤真氏と参院選に向けて新著を上梓する。

『泥沼ニッポンの再生−国難に打ち克つ10の対話−』
(ビジネス社、税込1520円)

https://goo.gl/7CYc2X

ぜひご高覧賜りたい。


『泥沼ニッポンの再生』

https://goo.gl/7CYc2X

の目次を紹介する。

日本の舵取りを安倍政権に任せていいのか?
NO!!「憲法改正」「原発再稼働」「TPP批准」「格差拡大」
私たちの未来は、私たちが決める! !

「誰かが変えてくれる」から
「自分たちで変える」へ

第1章 史上最大の危機
第2章 三権分立が機能していない日本
第3章 緊急事態条項と本当の民主主義
第4章 主権の喪失を意味するTPPへの加入
第5章 国家なのか、国民なのか?
第6章 亡国の道をひた走る安倍政権
第7章 メルトダウンするアベノミクス
第8章 すべてを解決する「一人一票」の実現
第9章 教育とメディアリテラシー
第10章 ゆっくりと急げ!


安倍首相は「アベノミクス」をアピールするが、錯乱しているとしか言いようがない。

テレビ討論で「アベノミクス」について論戦が交わされるが、

安倍政権対峙勢力のアベノミクス批判がまだ十分ではない。

安倍首相は、

株価、大企業収益、失業率、有効求人倍率

を自画自賛するが、

経済成長率は

民主党政権時代が +2.0%

であったのに対し、

第2次安倍政権下では +0.7%

である。

この経済成長率が、経済全体の総合評価を明白に示している。

民主党政権下の成長率の3分の1しか実現していないのだから、

何を言おうと「アベノミクス」は全体として失敗なのだ。

入学試験で言えば、「合格」か「不合格」かという部分で「不合格」なのだから、

ほかの部分でちまちまと点数があってもほとんど意味がない。


そして、全体の経済が「不合格」ななかで、

大企業の利益が史上最高

労働者の実質賃金が連続減少

失業率が低下

の三つをどう評価するのかが重要だ。

全体のパイが縮小したのに、大企業の取り分が増えた。

労働者の取り分は減った。

しかし、労働者の数は増えた。

ということになる。

減少した労働者の取り分を、より多い人数で分け合うようになったというだけで、

これを「アベノミクスの成果」と言われたのではたまらない。

お米が食べられず、粟やひえの食事を強制され、しかも、その粗食を分ける人数が増えたということなのだ。

こんな「アベノミクス」には退場してもらわねばならないのだ。


安倍首相は、公約で断言した消費税再増税を再延期することを発表した。

これに関するNHKの質問が不正である。

「消費税増税再延期の安倍首相の決断を評価するか」

の問いにして、

「評価する」

が多いと紹介する。

この手口が不正なのだ。

二つの問題を意図的に混同させて答えさせている。

二つの問題とは、

「安倍首相が公約を守れなかったことを評価するか」

という問題と

「消費税増税を延期することを評価するか」

という問題なのだ。


主権者は、

「安倍首相の公約違反を評価しない」

「消費税増税の延期は正しい」

と考えている。

ところが、

「安倍首相が消費税増税を再延期したことを評価するか」

との質問になっているから、

「消費税再増税を延期することは正しい」

という判断が回答に示されてしまうのだ。


こうして、メディアによる情報操作が徹底的に繰り広げられる。

6月16日に、日本銀行は追加金融緩和政策を決定できなかった。

日銀が白旗を揚げた。

為替市場で円高が進行して日本株価が急落した。

これこそ、アベノミクスの破綻を示す典型事例だったが、メディアは、

「英国のEU離脱を警戒して円高が進み、株価が下落した」

と伝えた。

さらに、

「安全資産として日本円や日本国債が買われた

とまで伝えた。

「アベノミクス」失敗を隠し、

さらに、

日本が高く評価されているかのような報道を展開した。

このような歪んだ報道が各社一斉に行われている背景に、権力による情報統制がある。

第二次大戦の大本営発表を同一だ。

マスメディアの情報に接すると、汚染されるだけであるので、

できるだけマスメディア情報には触れず、

正しい情報をインターネットから抽出して判断してゆかねばならない。

インターネット上の正しい情報を入手できるサイトに関する情報を共有することが重要になる。

NPJ

http://www.news-pj.net/

などの優良サイトの活用が極めて大事になる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/262.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 遂に自民党の支持率が下落傾向に!読売世論調査でマイナス7パーセント、42%が35%へ!日テレでも下落
遂に自民党の支持率が下落傾向に!読売世論調査でマイナス7パーセント、42%が35%へ!日テレでも下落
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12129.html
2016.06.21 13:30 情報速報ドットコム



首相官邸


比例投票先、自民35%・民進12%…読売調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00050098-yom-pol
読売新聞社は17〜19日、参院選公示を前に全国世論調査を実施した。

 参院比例選での投票先は、自民党が35%でトップを保ったが、前回調査(6月3〜5日)の42%から7ポイント下落した。民進党は12%(前回11%)とほぼ横ばいで、公明党、おおさか維新の会の各7%、共産党の4%などが続いた。安倍内閣の支持率は49%で前回の53%からやや下がった。不支持率は38%(同35%)となった。


2 0 1 6 年 6 月 定 例 世 論 調 査
http://www.ntv.co.jp/yoron/201606/soku-index.html




[ 安 倍 内 閣 支 持 率 ]
支持する 支持しない わからない
今 回 (6月) 43.3% 39.5% 17.2%
前 回 (5月) 42.5% 37.1% 20.4%
前々回 (4月) 44.8% 35.2% 19.9%

[ 問6]
あなたは、いま参議院選挙で投票するとしたら、比例代表選挙では、どの政党に投票しますか?
(1) 自由民主党 34.6 %
(2) 民進党 15.7 %
(3) 公明党 4.8 %
(4) 日本共産党 5.2 %
(5) おおさか維新の会 1.5 %
(6) 社会民主党 1.2 %
(7) 生活の党と山本太郎となかまたち 0.3 %
(8) 日本のこころを大切にする党 0.0 %
(9) 新党改革 0.1 %
(10) その他 0.1 %
(11) 投票しない 9.4 %
(12) わからない、答えない 26.9 %


以下、ネットの反応
















サミットで一時的に安倍政権の支持率が上昇していましたが、それも今月に入ってから急激にマイナス方向へ動いています。読売新聞の世論調査で自民党支持が7%も減るのは今年初で、同じように日本テレビの世論調査でも与党候補に投票するが大きく減少していました。

逆に野党支持が微増している傾向が見られ、自民党の強さに陰りが見えて来たと言えるでしょう。安保法案成立後は不支持率も支持率と同じくらいの高い水準が継続中で、安倍内閣を巡っては支持と反対が大きく分かれています。
反対派はこの反発をまとめる事が急務だと言え、野党共闘への評価がそのまま参議院選挙の結果になりそうです。


            ◇


比例投票先、自民35%・民進12%…読売調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00050098-yom-pol
読売新聞 6月19日(日)21時38分配信


(写真:読売新聞)

 読売新聞社は17〜19日、参院選公示を前に全国世論調査を実施した。

 参院比例選での投票先は、自民党が35%でトップを保ったが、前回調査(6月3〜5日)の42%から7ポイント下落した。民進党は12%(前回11%)とほぼ横ばいで、公明党、おおさか維新の会の各7%、共産党の4%などが続いた。安倍内閣の支持率は49%で前回の53%からやや下がった。不支持率は38%(同35%)となった。

 自民党の比例選投票先の数値や内閣支持率が低下したのは、政治資金の私的流用問題で辞職する舛添要一・東京都知事を自民党が知事選で支援したことや、欧州連合(EU)からの英国離脱の懸念による最近の円高、株安などが影響したとみられる。

 安倍内閣の経済政策を「評価する」とした人は36%(前回44%)に下落し、この質問を始めた2013年6月以降で最も低かった。「評価しない」は45%(同44%)。安倍内閣のもとで景気回復を「実感している」は17%で、「実感していない」が74%と依然として多数を占めている。舛添氏の辞職を「当然だ」と答えた人は84%に上り、「必要はなかった」の11%を大きく上回った。

 参院選で民進、共産、社民、生活の野党4党が改選定数1の選挙区で候補者を統一したことを「評価する」は40%、「評価しない」は36%と見方が分かれた。

 参院選の結果、自民党と公明党の与党が、参議院で過半数の議席を「維持する方がよい」は49%で、「そうは思わない」の36%を上回った。一方、参院選で憲法改正を目指す勢力が参院の3分の2以上の議席を「確保する方がよい」は40%で、「そうは思わない」が44%だった。

 参院選で最も重視したい政策や争点は「年金など社会保障」の34%が最も多く、「景気や雇用」の26%、「子育て支援」の13%などが続いた。

 政党支持率は、自民党が35%(前回40%)、民進党が9%(同6%)、公明党が4%(同3%)などの順。無党派層は40%(同44%)だった。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK208] スクープ!! 安倍自民党が参院選で公選法違反の“誇大政党CM”放映をゴリ押し! 弁護士を使いテレビ局に圧力(リテラ)
               自由民主党2016年特設サイトより


スクープ!! 安倍自民党が参院選で公選法違反の“誇大政党CM”放映をゴリ押し! 弁護士を使いテレビ局に圧力
http://lite-ra.com/2016/06/post-2356.html
2016.06.21. 安倍自民党が公選法違反の誇大政党CM リテラ


 6月22日の参議院選挙公示日まであと1日、ここにきて、安倍政権と自民党が民放キー局に対し、とんでもない圧力をかけてきているという情報が飛び込んできた。


 自民党は2014年末の衆院選で〈選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉なる圧力文書を在京キー局に送りつけたが、今回は政党CMをめぐるものだ。この参院選で、自民党は明らかに公職選挙法違反の誇大な政党CMを放映させようと、テレビ局に弁護士まで送り込んでごり押しをしているというのだ。


 始まりは5月末頃、自民党から今回の参院選に向けた政党CMの案が各局に提示されたことだった。ある民放関係者がこう語る。


「今回、自民党は放送局にあわせて、電通、ADK、I&Sという3つの広告代理店を使い分けているんですが、それぞれの代理店から、まずCMコンテが提示され、続いて完パケ映像が持ち込まれた。テレビ局では、考査部という部署がCMの内容を事前チェックするんですが、その内容には考査担当者も唖然としていました。こんな政党CMはこれまで見たことがない、明らかに公職選挙法にひっかかる、自民党は何を考えているのか、と」


 選挙公示日になると、各政党が競うように流す政党CM。しかし、もともと公職選挙法では政見放送を除き、選挙運動にテレビを利用することはできないと規定されており、政党CMは通常の時期と同じ「選挙運動が目的でない政党の日常の政治活動」の広告でなくてはならない。


 ところが、複数の証言によれば、自民党が各局に提示してきたのは、以下のような映像だった。


 まず、青空を背景にして、自民党総裁・安倍晋三が登場し、カメラ目線でこう語り始める。


「日本はいま、前進しています」「雇用も、全国で大きく改善しています」


 セリフにあわせ、画面にはテロップで大きく〈雇用100万人増加〉〈国民総所得36兆円増加〉〈有効求人倍率全都道府県で1倍超史上初〉〈賃上げ2%達成3年連続〉の文字。


 そして、安倍首相が「止めてはいけない、この流れを」というセリフを口にすると、同時に、先日の米オバマ大統領の広島訪問の模様が、2枚の写真で挿入される。ひとつは安倍首相とオバマ大統領が、広島の平和記念公園の原爆死没者慰霊碑をバックに握手している姿。もうひとつは、同じく平和記念公園でオバマの隣で演説する、安倍首相の姿。


 続いて、黒の背景に「前進か、後退か」という大きい白抜きの文字が書かれたテロップがインサートされる。


 再び、青空の背景に戻り、最後は、カメラ目線で安倍首相が以下のような宣言を口にしてCMは締められる。


「停滞したあの時代に、後戻りさせてはならない」「私たちは結果を出していきます」「この道を。力強く、前へ。自民党」


 たしかに、証言通りのCMが存在し、放映されたなら、明らかな公選法違反だ。まず、最大の問題は、オバマ大統領の広島訪問の写真を使っていること。そもそもオバマの広島訪問は、日本政府の外交の中で実現したことであり、自民党の活動ではない。また、これまでの政党CMでは、基本的に出演者はその政党の代表者のみとされてきた。自民党員でもなんでもないアメリカの大統領の画像を勝手に出すなんてありえないだろう。


「これは報道ではなく広告ですから、肖像権やパブリシティ権の問題もある。自民党はその許可もとっていなかったのではないか、という疑問もあります」(前出・民放関係者)


 さらにもうひとつ、問題になったのは、CMに出てくる“経済実績”の数字だった。これまた、政党の活動ではないうえ、「数字が恣意的で、客観的ではない」という指摘の声が各局でそろってあがったという。


 たとえば、本サイトが情報を得た自民党のCM案では、〈雇用100万人増加〉などと謳われていたが、実際には2012年と2015年を比較すると正規雇用は36万人も減少している(しんぶん赤旗16年6月11日付)。また、〈賃上げ2%達成3年連続〉というのも完全に誇大広告だ。厚労省の統計では実質賃金は5年連続でマイナスを記録している。


 外交の政治利用に誇大広告――こんなCMを本気で放映しようとしていた自民党の神経に唖然とするが、各局は当然、自民党側に「このままでは放映できない」と突き返した。それは安倍応援団のフジテレビ、日本テレビでも例外ではなかったという。当のフジテレビの関係者が語る。


「さすがのうちも法律違反にかかわることですから、受け入れることはできないですよ。考査部が営業部にNOを出して、電通に持って帰ってもらったと聞きました」


 ところが、である。自民党はオバマと安倍首相のツーショット、そして“経済実績”の数字の告知を頑としてゆずらず、修正案でもほとんど同じ映像を出してきた。そして、先の電通、ADK、I&Sという3つの代理店が毎日のように各局の営業部にやってきて、CMを放映するように圧力をかけ始めたという。


 さらに、一部の局には弁護士まで送り込んできて、恫喝をはじめたというのだ。先のフジテレビの関係者がこう語る。


「先週だと思うんですが、自民党の広報担当者が弁護士を連れて直接、社に乗り込んできたという話が現場にも伝わってきました。取締役局長クラスと会って、オバマ訪広も経済実績も党の政策の結果だと正当化したようです。あと、上層部にも他のチャンネルから働きかけがあったと聞いています。テレビ局としては、官邸ににらまれるのは怖いので、本音としてはそのまま放映したい。ただ、そのまま出せば出したで、明らかな公選法違反ですから、絶対に問題になる。営業部も考査部も板挟みになって頭を抱えていました。とにかく、孤立するのが一番怖いので、各局の担当者で『おたくはどうするの?』と連絡を取り合い、最終的には各局の経営トップがどう判断するか、というところまでいった。その結果、どうも上層部が放映に傾きつつあるようです」


 さらに、公示日前々日になって、自民党は突如、拒否する他局に新たな“戦略”を仕掛けてきた。CMからオバマ訪広を下げるかわりに、“経済実績”の数字をそのまま使うようにもちかけてきたのだという。前述とは別の民放キー局関係者の談。


「バーターですよ。オバマの広島訪問は、さすがに各局が改稿を要請し続けた。そこで、これを取り下げる代わりに、経済実績の数字の宣伝はさせろ、と。普通なら、これも公選法違反のうえ誇大広告ですから、ありえないんですが、この間、テレビ局は自民党にずっとぎゅうぎゅう詰められていたので、この妥協案を呑む気配が濃厚になっています。『オバマがなくなったのならまあいいか』と。もしかしたら、自民党が最初からそういう妥協を狙って、オバマの画像をふっかけていたのかもしれません」


 ようするに、弁護士まで連れてきて圧力をかけ、ヘロヘロになった民放キー各局を懐柔。デタラメな経済実績の数字は、そのまま垂れ流されることになるというのだ。


 繰り返すが、各放送局の政党CMの考査は、公職選挙法と日本民間放送連盟の指針に基づいた各局の内規で決められるものだ。それは、放送の独立を考える上でも、とくに公権力からは厳密に距離をとらなければならないからである。


 しかし、自民党はそれを無視して、違法なCMをゴリ押し。それを今、通そうとしている。安倍自民党が放送局に対してこれほど強引な手段に出るのは、「圧力をかければ放送局は黙る」とタカをくくり、他党を簡単に出し抜けると思っているからだろう。あまりにも傲岸不遜としか言いようがない。


 参院選の公示は明日。放送される自民党の政党CMが最終的にどういった形になるかはまだ確定的でないが、野党は、この自民党の圧力行為を徹底追及し、国民に広く知らしめるべきだ。そして、メディアの独立性だけでなく、公職選挙法までをも力でねじ伏せようとする安倍政権に対して、私たち有権者は報道の自由と民主主義を守るために、絶対にNOを突きつける必要がある。
(編集部)



















http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪緊急拡散≫生活・山本太郎代表が6/21(火)の報ステに出演決定! 「選挙の時は出してくれるんだね」山本太郎
【緊急拡散】生活・山本太郎代表が6/21(火)の報ステに出演決定!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18346
2016/06/20 健康になるためのブログ





以下ネットの反応。














これは家族そろって見なきゃなりませんね。お友達にも教えてあげましょう。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/265.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 正論 村井嘉浩宮城県知事が自民党の共産党バッシングに苦言「『共産党がついている方は駄目で悪い』というのは行き過ぎた議論だ
【正論】村井嘉浩宮城県知事が自民党の共産党バッシングに苦言「『共産党がついている方は駄目で悪い』というのは行き過ぎた議論だ」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18365
2016/06/21 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000006-khks-pol

県議時代に自


民党県連幹事長を務めるなど、同党に足場を置く村井氏だが「共産には県議が8人おり、政党としての支持がある。民意の存在はくんでほしい」などと指摘。身内で過熱する「反共キャンペーン」にくぎを刺した。


以下ネットの反応。









直近の国政選挙で600〜700万人の支持を得た、現在の野党第2党をまるでカルト集団のように扱う今の自民党・公明党は異常です。全国の共産支持者は異常集団と言ってるようなもんですよ。

カルト化し変質してしまったのは間違いなく自民・公明でしょう。やってることがヒトラーと一緒(反共をねつ造)というのも、恐ろしいです。

アベノミクスが失敗し野党批判しかすることがないとは言え、あまりにも余裕がない、情けないやり方です。


          ◇



<参院選宮城>与党の反共行き過ぎ 知事苦言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000006-khks-pol
河北新報 6月21日(火)11時1分配信

 「『共産党がついている方は駄目で悪い』というのは行き過ぎた議論だ」。村井嘉浩宮城県知事は20日の定例記者会見で、参院選の前哨戦で与党側から相次ぐ野党共闘への「攻撃」に苦言を呈した。

 県議時代に自民党県連幹事長を務めるなど、同党に足場を置く村井氏だが「共産には県議が8人おり、政党としての支持がある。民意の存在はくんでほしい」などと指摘。身内で過熱する「反共キャンペーン」にくぎを刺した。

 自民党と民進党の両現職が争う宮城選挙区(改選数1)で、村井知事は「スタンスは中立」と繰り返し、どちらのマイクも握らない考えを示している。一方、比例代表では応援に含みを残しており、20日夜には仙台市内であった公明党県本部主催の講演会に出席。同党の比例候補予定者を持ち上げ、「当選してもらわなければ困る。私も名前を書く」などとあいさつし、会場を沸かせた。



<参院選岩手>首相「野党共闘は無責任」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160615_31009.html
2016年06月15日 河北新報


演説後、支持者とハイタッチを交わす安倍首相=14日午後12時40分ごろ、盛岡市

 安倍晋三首相は14日、参院選(22日公示、7月10日投開票)の応援で岩手選挙区(改選数1)に入り、盛岡、北上両市を転戦した。野党共闘を批判し、自民党新人への支持を訴えた。前日には生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が盛岡市に入り、野党統一候補の新人陣営をてこ入れしたばかり。公示まで1週間。前哨戦終盤のつばぜり合いが熱を帯びる。

 首相は正午すぎ、盛岡市中心部で演説。「日米同盟廃棄、自衛隊解散を主張する共産党と一緒にやっている。こんな無責任な人たちに未来を託せるか」と野党共闘をやり玉に挙げた。

 横には立候補を予定する元慶大ラグビー部監督の田中真一氏(49)。「(ラグビー日本代表)五郎丸歩選手より背は小さいが、ファイト魂は同じ」とエールを送った。

 首相は午後2時すぎ、小沢氏の地盤の北上市でもマイクを握った。小沢氏の過去に触れるように「民主党政権の暗い時代に逆戻りしてはいけない」と訴えた。

 その民主党政権で復興相を務めた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)も駆け付けた。「小沢氏は復興最優先の時に(民主党)政権を割った。間違った岩手の政治を変えなければならない」と語った。

 激突する元小沢氏秘書で野党統一候補の木戸口英司氏(52)は14日、花巻、遠野、釜石3市を回り、街頭活動や支持者との集会をこなした。

 首相の「民共攻撃」に野党幹部は色めき立った。民進党県連の高橋元・代表代行は「アベノミクスの恩恵は全く地方に届いていない。結果を出せない首相が来ても支持は広がらない」と強調した。

 共産党県委員会の菅原則勝委員長は「他党とは何度も政策協議を重ねてきている。野党の分断を図るつもりなら、真っ向から受けて立つ」と結束を誓った。

 小沢氏は盛岡入りした13日、「岩手県民には権力におもねらない良識がある。誰が来ようが変わらない」と話した。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK208] たった一人で基地返還を成し遂げた佐喜真さんが教えてくれた事ー(天木直人氏)
たった一人で基地返還を成し遂げた佐喜真さんが教えてくれた事ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1soqh4u
20th Jun 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


記憶をたどって書いているので、不正確なところがあったらご容赦願いたい。

 今朝5時45分ごろだったと思う。

 NHKの朝のニュースを見ていたら、沖縄の佐喜真なにがしという人が、

たった一人で米軍から美術館のある土地の返還(その土地に先祖の墓があったらしい)を

成し遂げたというエピソードを紹介していた。

 彼の語っていた事は象徴的だ。

 返還の実現に至るまでの手続きの複雑さは、「エベレストの山」を上るがごとく大変だったという。

 金網(基地のフェンス)は、まるで国境そのものだという。

 極めつけは次の言葉だ。

 日本政府にいくら掛け合ってもらちが明かなかったので、直接米軍と交渉したと。

 そうしたら美術館(の存在す得る土地)であれば返還できるとあっさり認められたと。

 日本政府がいかに役立たずであるかを痛感したと。

 このエピソードは、いかに日本政府がまともな仕事をしていないかを教えてくれる。

 日本政府がいかに国民に背を向け、米国に遠慮しているかを教えてくれる。

 なによりも、沖縄の基地問題がなぜいつまでたっても解決できないまま放置されて来たかがわかる。

 そして米国との交渉は、日本政府を通すことなく直接米国政府と話し合えば解決できることを教えている。

 6月21日朝5時45分ごろにNHKニュースで流された、

この「たった一人で成し遂げた基地返還」のエピソードは、国民が必見すべき画像だ。

 まだNHKにもこのような番組をつくり、放映する良識が残っているという事である。

 それにしても、この佐喜真さんという人は立派な人だ。

 このような人が日本の政治指導者なら、すべてが違っていることだろう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK208] フジロックSEALDs奥田出演に「音楽に政治を持ち込むな」と炎上させたバカどもは音楽とフェスの歴史を学び直せ(リテラ)
             「FUJI ROCK FESTIVAL '16」公式サイトより


フジロックSEALDs奥田出演に「音楽に政治を持ち込むな」と炎上させたバカどもは音楽とフェスの歴史を学び直せ
http://lite-ra.com/2016/06/post-2357.html
2016.06.21. フジロックに政治を持ち込むなというバカ  リテラ


「音楽に政治を持ち込むな」


 現在、ネットではこんな言葉が盛んに連呼され、ツイッターでトレンド入りするという状況になっている。


 きっかけは、先日、7月22日から24日にかけて行われる野外ロックフェス「FUJI ROCK FESTIVAL’16」にSEALDsの奥田愛基氏の出演がアナウンスされたことであった。彼が出演するのは、2011年から毎年置かれている、トークやライブなどを行う「アトミック・カフェ」というステージ。その報を受けてツイッターではこんな意見が投稿された。


〈え!歌うの??〉
〈今年は絶対フジロックいかない 政治色本当やだ〉
〈アーティストってすぐに政治を持ち込もうとする奴が多いけどあれは感心せんな。あれやられるとドン引きするファンが大勢いるんだぞ〉
〈政治色を音楽に持ち込んだら終わりなんだよなぁ… せっかくレッチリとかillionが出る、個人的にすごく良いフェスなのにさ〉
〈フジロックってなんのイベントなのかね( ・ω・) ? 大体音楽に反体制だの政治主張など求めて何が面白いのかね?〉
〈最近フジロックが妙に政治色おびてきてなーんか〉


 こういった炎上コメントが飛び火し、「#音楽に政治を持ち込むな」というハッシュタグが出来る事態にまで発展したのだが、この状況に対し、まず、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏はツイッターにこうポストした。


〈フジロックに政治を持ち込むなって、フジロックのこと知らない人が言ってるよね。これまでいくつものNGOやアーティストがさまざまな主張をステージて繰り返してきたわけだし。ただ、ちゃんと真顔で「うるさいよ、馬鹿」くらいは言い返しておかないと、ちょっとだけ何らかの自由が削られる気がする〉


 また、コラムニストの小田嶋隆氏もツイッターでこうコメント。


〈「音楽に政治を持ち込むな」と主張している人たちは、あらゆる人間の営為(恋愛、友情、祈り、嘆き、感謝、生活、歓喜、憎悪、怒り、皮肉、政治、旅などなど)を包摂する芸術である音楽から、特定の要素だけを排除できると考えている点でアタマがおかしいと思うんだが〉


 さらに、映画監督の松江哲明氏は映画に携わる人間の立場から、ツイッターでこのように語った。


〈「政治的なものは嫌」とか言える人は、自分が聞いてるものがいかに狭く、小さいものであるかが分かってないんだろうと思う。そのうち映画でもこういうことを言う人が出てきそうだな。「メッセージ性が強い映画は嫌い」とか〉


 後藤氏が主張している通り、今回の件で騒ぎ立てている人間は、フジロックになど行ったこともないし、フジロックがどういうイベントなのかもまったく分かっていないし、音楽と政治がどう関わってきたかの歴史についてもまったく知らない人間なのだろう。


 FUJI ROCK FESTIVALは、1997年のフェス開始時より社会的なイシューに対して自覚的なフェスであった。特に、地球環境問題に対しての啓蒙活動はこだわりをもって行い続けており、徹底したゴミ分別や省エネ対策への努力などから、いまでは「世界で一番クリーンなフェス」とも称されている。また、運営としても今回奥田氏などが参加する「アトミック・カフェ」をはじめ、反戦や脱原発へのメッセージを発信し続けてきた。それは、出演するアーティストに関しても同じである。


 ウェブサイト『FUJIROCKERS.ORG』のなかで、フジロックを主催するスマッシュの山本紀行氏が〈フジロックの象徴は、忌野清志郎さんとジョー・ストラマーです〉との発言を残しているが、平和を愛し、権力に対して反抗のメッセージを常に掲げた二人を「象徴」としていることからも分かる通り、フジロックではステージ上でも常にアーティストから反戦などのメッセージが訴えられ続けてきた。エルヴィス・コステロ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パティ・スミス、アタリ・ティーンエイジ・ライオット、マッシヴ・アタック、BRAHMAN、YMO、斉藤和義……。多くのアーティストが音楽を通して自らの主張を送り届けてきたのだ。


 また、今回奥田氏がブッキングされたアトミック・カフェというステージ自体、1980年代に反核・反原発のメッセージを訴えるべく開催されていた「アトミック・カフェ・フェスティバル」を復活させたものという経緯がある。アトミック・カフェ・フェスティバルには、ルースターズ、ARB、SION、浜田省吾、ブルーハーツといった面々が出演。そのなかでも、尾崎豊がライブ途中に照明に上り、7メートルの高さのやぐらから飛び降りて骨折しながらもそのまま歌いきったパフォーマンスは、日本のロック史に残る伝説として今なお語り継がれている。そんな由緒ある反骨のフェスの名を冠したアトミック・カフェではこれまで、加藤登紀子と佐藤タイジがコラボしてライブを行ったり、田原総一朗のトークショーが行われるなどしてきた。


 フジロックが社会や政治に対して主張を掲げたのは最近になっての話ではない。97年に始まった時からずっとそうだった。それはフジロックがどんなフェスであるか、実際に行ったことがあり、少しでも知っている人間なら誰でも理解していることだ。


 さらに、もっと言えば、「音楽に政治を持ち込むな」という意見自体、20世紀以降のポップミュージックを何にも理解していないから出てくる言葉だと言わざるを得ない。


 ロックやジャズの元となった「ブルース」という音楽自体、19世紀のアメリカ南部の綿農場で強制労働させられていた黒人たちが、つらさを紛らわすために仕事中に歌っていたワークソングが元になっており(人生の悲哀などが主な歌詞のテーマとなる)、そのブルースから20世紀以降のすべてのポップミュージックが派生している以上、音楽とは始めから社会性や政治性を含んでいるものであると言える。


 その構図は、50年代〜60年代以降、エルヴィス・プレスリーやビートルズの影響で欧米産のポップミュージックが世界的に強い影響力をおよぼすようになって以降も変わらない。


 特に、60年代後半は、政治や社会に対する問題をテーマにした歌で世界が変わった時代である。たとえば、ボブ・ディラン「風に吹かれて」やピート・シーガー「花はどこへ行った」といったフォークソングが反戦集会で歌われ、人々の厭戦意識を高めることに対し大きな力をもった。


 また、同時期、公民権運動の高まりのなかでソウルミュージックが黒人たちに与えた力もまたとてつもなく大きい。ジェームス・ブラウン「セイ・イット・ラウド、アイム・ブラック・アンド・アイム・プラウド」、サム・クック「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」といった歌が、黒人差別問題に怒りを覚える人々の心を癒し、そして勇気を与えた。その影響力は、キング牧師やマルコム・Xのスピーチにも負けずとも劣らぬ力をもっていたと言ってもいい。


 その後、70年代や80年代以降の音楽を語るうえでも、政治や社会状況との関係は切り離して語ることなどできない。パンクやニューウェーブがイギリスで発展したのはサッチャー政権下で切り捨てられた労働者階級の人間の怒りがあったからであり、ヒップホップを生んだのはレーガノミクスと都市再開発で見捨てられたニューヨークのスラム街の黒人であり、ハウスミュージックはシカゴのディスコで性差別と戦っていたゲイたちが生み出し発展させてきた音楽であった。「音楽に政治を持ち込まない」のであれば、パンクもヒップホップもハウスもそもそも誕生すらしないことになる。


 音楽と政治が不可分なのは、日本のポップミュージックにおいても同じだ。60年代後半は岡林信康や高田渡、加川良といったメッセージ性の強いフォークソングが全共闘運動の中で大きな役割を演じたし、その後も、70年代は頭脳警察、80年代はアナーキー、ザ・スターリン、そして90年代のソウル・フラワー・ユニオンと、政治的メッセージを発し続けるロック、パンクバンドが次々登場した。


 また、日本では原発に対して異議を申し立てる曲も非常に多い。ザ・ブルーハーツ「チェルノブイリ」、RCサクセション「サマータイム・ブルース」、佐野元春「警告どおり 計画どおり」、ランキン・タクシー「誰にも見えない 匂いもない」。3.11後であれば、斉藤和義「ずっとウソだった」、長渕剛「カモメ」、RUMI「邪悪な×××」、KGDR(キングギドラ)「アポカリプスナウ」、制服向上委員会「ダッ!ダッ!脱原発の歌」など、枚挙に暇がない。海外でも66年のフェルミ高速増殖炉事故をテーマにしたギル・スコット・ヘロン「ウィ・オールモスト・ロスト・デトロイト」といった楽曲はあるが、我が国においてその数はことさらに多い。


 フジロックという野外音楽フェスは常に社会的なメッセージを訴え続けたフェスであり、ロックやヒップホップといった音楽もまた、常に社会的なメッセージとは不可分な存在であった。


 ようするに、「音楽に政治を持ち込むな」などというバカげた発言をするのは、「ロックにロックを持ち込むな」といっているに等しいのだ。


 だが、こんなバカがはびこるようになったのは、音楽業界の側にも責任がある。1990年代のインディーズブームが終わって以降、日本のロックやフォークは芸能界ビジネスに完全に絡めとられてしまい、アーテョストたちまでが「政治的なものはちょっと…」というテレビや芸能プロの論理をまつようになっていった。そしてとうとう、「ロックフェスに政治を持ち込むな」という、おそらくは音楽と無関係なネトウヨが仕掛けた炎上がフツーに受け入れられるような状況になってしまったのだ。


 そのうち、ロックフェスでは恋と友情と親孝行のことしか歌っちゃいけない、なんていう時代がやってくるかもしれない。
(新田 樹)
















#音楽に政治を持ち込むなよ



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 記者クラブ主催の党首討論のいかがわしさ、安倍首相の引き立て役に使われた感が(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/06/post-f0ac.html
2016-06-21 まるこ姫の独り言

安倍首相は次から次へ、コロコロ発言を変えるのが趣味なのか
日本記者クラブ主催の党首討論で、「改憲争点にしないと言っ
ていない」と言い出した。

ニコニコ動の与野党9党首討論では、憲法改正を参議院で争点
化する必要はないと主張していたのに、今日の党首討論では一
転、そんなことは言っていないと言っていたと。

伊勢志摩サミットで、堂々とリーマンショック級発言をしておきな
がら、すぐ後で、そんなことは言っていない発言も飛び出したが
それとよく似ている。

公開で発した言葉も、安倍政権にかかったらなかった事にでき
るらしい。。。。

日本記者クラブ主催の党首討論は最後の方しか見る事が出来
なかったが、どうも橋本五郎が仕切っていたのか、率先して安
倍の首相に話を振っていたが、民進党の岡田代表がこの討論
会は、政権与党の宣伝をする場になっているというような発言
をしていて、それが印象的だった。

詳しくは、岡田氏
>自己宣伝の場になっていて。おかしいと思いますよ。日本を
代表するメディアの皆さんがおられながら、こんなやり方をして
ね。一方的に宣伝の場になってるだけじゃないですか。

なるほど、短い時間で見た感じでは、他の党首たちは何の質問
もなくただ座っているだけのような。。。。

安倍首相の引き立て役に利用されていただけの様な。。。

どうも司会の橋本五郎は、各党首に対して、答えは一分以内で
終われと言っていたのに、安倍首相に対しては時間を超過して
も寛容だったと言いう事の様だ。

それで岡田代表が怒ったと。。。。

そりゃそうでしょう。。。なにせ橋本五郎は寿司友だもの。

その中で橋本五郎は小沢氏に対して、「本来、中央に座ってい
てもおかしくないご自身の零落ぶりをどう思うか?」と聞いたの
だそうだ。

小沢氏「零落とは思っていない」と答えたそうだが、古市某と言
い橋本五郎と言い、不躾な質問をする人間が多くて嫌になる。

人としてあまりに失礼過ぎる。

安倍首相は例のごとく、雇用や求人倍率を出してアベノミクス
の成功を強調していたが、何人の人がアベノミクスを成功だと
実感しているのか、拍手しているのか。

私には、まったく実感がないのだが。。。。

それでも救いは、安倍の21兆円の税収増がカラクリであること
を、数字を挙げて追及していた質問者がいて、安倍首相シドロ
モドロで応戦していた。

安倍首相も21兆円は言い過ぎだと感じたのか、13兆円に減
額していたし。。。。

アベノミクスで成果が上がったと自慢するときに、生活保護費
の現役世代への給付、8万世帯減らしていると言っているがこ
れも景気が良くなったというよりも、基準を厳しくして減らした数
字じゃないのか。

社会保障費を5000億円もカットできたと言っている事を考え
ても、その可能性大ありだ。

記者クラブ主催と言い橋本五郎が仕切っていた事と言い、ど
うも安倍政権を引き立てる為に、党首討論が良いように使わ
れたとか?

改革の荒井が橋本五郎にヘコヘコしていたのが物語っている。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ヤワラちゃん ぎりぎりのところで、金メダルの尊厳を守った!≪谷亮子氏が参院選の不出馬表明 政界復帰には意欲≫ 


谷亮子氏が参院選の不出馬表明 政界復帰には意欲
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000093-nksports-pol
日刊スポーツ 6月21日(火)17時15分配信


参院選に出馬しない意向を示した谷亮子参院議員

 生活の党と山本太郎となかまたちの谷亮子参院議員(40)は21日、取材に応じ、22日公示の参院選には出馬しないと表明した。

 谷氏はすでに同党からは出馬せず、他党の打診があった場合は検討する構えを示していた。ただ、他党から出馬することで、参院選前に生活の党を離党した場合、同党の選挙体制にも影響が出ることから、他党からの出馬も見送った。

 谷氏は、複数の政党から出馬打診があったことは「事実」とを認めた上で、「(他党からの出馬で)生活の党に迷惑をかけたくなかった。党に対する最後のご奉公という思い」から、今回の出馬見送りを決めたと述べた。

 小沢一郎代表からは「残念だが、まだ若いから」と声を掛けられたという。

 今後については、「まだ決断から時間が浅いので、何も決めていない」とした上で、将来的な政界復帰にも意欲をみせた。生活の党は参院選後にも離党する方向。「2020年の東京五輪・パラリンピックも、何らの形で応援していきたい」とも話した。





















http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安保法制違憲! さいたま地裁へ提訴(動画)/「違憲」埼玉で集団提訴…全国7例目(毎日新聞)/「安保法」埼玉でも提訴 住民
318人「生存権侵害」(東京新聞)


20160620 UPLAN【集会と記者会見】安保法制違憲! さいたま地裁へ提訴





【関連記事】

 
安保法
「違憲」埼玉で集団提訴…全国7例目
毎日新聞 2016年6月20日 22時28分(最終更新 6月20日 22時34分)
http://mainichi.jp/articles/20160621/k00/00m/040/067000c 

http://cdn.mainichi.jp/vol1/2016/06/21/20160621k0000m040071000p/9.jpg

さいたま地裁前で安全保障関連法の廃止を訴える原告団=さいたま市浦和区で2016年6月20日午前10時3分、鈴木拓也撮影

 集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法は平和的生存権などを侵害し違憲だとして、埼玉県などに住む318人が20日、国を相手に1人当たり10万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。弁護団によると、同様の集団提訴は7例目。

     訴えたのは「安保法制違憲訴訟埼玉の会」に賛同する30〜90代の市民。会はさいたま市のジャーナリスト・むのたけじさんら42人が呼びかけ人となり、2月14日に発足した。

     訴状では、安保法が集団的自衛権の行使などを認めているため、テロや戦争に巻き込まれる恐怖を受けたなどとしている。弁護団代表の北沢貞男弁護士は提訴後の記者会見で、「安保法制を制定した内閣と国会の行為が違憲であることは明白」と非難。共同代表を務める越谷市の倉橋綾子さん(68)は「粘り強く闘いたい」と語った。【鈴木拓也】



    【社会】

    「安保法」埼玉でも提訴 住民318人「生存権侵害」

    東京新聞 2016年6月20日 夕刊
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062002000234.html 

     憲法違反の安全保障関連法によって平和的生存権や人格権が侵害され、精神的苦痛を受けたなどとして、埼玉県などに住む三百十八人が二十日、国に一人当たり十万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。

     訴状では、集団的自衛権の行使を容認した安保法は戦争の放棄を定めた憲法九条に反していると主張。閣議決定により憲法解釈を変更して制定された安保法は、国民投票などを必要とする正規の憲法改正手続きから逸脱しており、国民の憲法改正・決定権を侵害したとしている。

     原告は埼玉や沖縄、島根など六都県の三十〜九十代の男女。

     提訴後の会見で、元憲兵の父親を持つ原告団共同代表のフリーライター倉橋綾子さん(68)=埼玉県越谷市=は「安保法がこのままだと、米国に追従してまた他国を侵略し、加害することに平気な国になってしまう」と訴えた。

     弁護団によると、安保法の違憲性を巡る集団訴訟は、東京地裁、福島地裁いわき支部、高知、長崎、大阪、岡山の各地裁に続き七件目。


     


    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/271.html
    記事 [政治・選挙・NHK208] ≪必見≫「#自民党に質問」タグが異常に盛り上がる!山本一太議員が参院選の質問に答える企画 ≪本番前に大炎上≫
    【必見】「#自民党に質問」タグが異常に盛り上がる!山本一太議員が参院選の質問に答える企画
    http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18376
    2016/06/21 健康になるためのブログ











    以下ネットの反応。


















































    「話題のツイート(リツイート数が多い)」ばかり拾いましたから23日の木曜日に山本一太議員がしっかり答えてくれるか確認しなければなりませんね。でも、こういった質問は本来はマスメディア(新聞・テレビ)がしっかりとするものだと思いますけど。



    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/272.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] 普天間基地巡り 政府と沖縄県の対立再燃の可能性高まる〜菅長官「是正指示に不服なら沖縄県は早期提訴を」/nhk
    普天間基地巡り 政府と沖縄県の対立再燃の可能性高まる
    6月21日 6時33分
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160621/k10010563641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001

    沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県が当面、訴訟を起こさず協議を通じた解決を目指したいとしているのに対し、政府は、国の対応に不服があれば早期に訴訟を起こすべきだとしており、対立が再燃する可能性が高まっています。

    沖縄の普天間基地の移設計画を巡り、国と地方の争いを調停する「国地方係争処理委員会」は、先週、名護市辺野古沖の埋め立て承認の取り消しを撤回するよう求めて国が出した是正指示が違法かどうか判断せず、国と沖縄県の真摯(しんし)な協議を求める結論をまとめました。
    これについて沖縄県の翁長知事は、「委員会の結論を重く受け止めている」としたうえで、先の政府との和解条項には委員会が違法かどうか判断しなかった場合の対応は明記されていないとして、当面、訴訟を起こさず、協議を通じた解決を目指したいとしています。
    これに対し、菅官房長官は20日の記者会見で、「委員会では、国による是正の指示は違法だとは認めていない。沖縄県に不服があれば、和解条項に基づいて1週間以内に是正の指示の取り消し訴訟を提起すると承知している」と述べました。政府としては、普天間基地の早期運用停止を実現するためにも、沖縄県との協議で移設計画にさらに遅れが出ることは避けたいとして、沖縄県に対して、国の是正指示に不服があれば、和解条項に従い早期に訴訟を起こすべきだとしており、対立が再燃する可能性が高まっています。


    菅長官「是正指示に不服なら沖縄県は早期提訴を」
    6月20日 13時02分
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160620/k10010562681000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012

    菅官房長官は午前の記者会見で、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県側が埋め立て承認の取り消しの撤回を求めた国の是正指示に不服がある場合は、早期に是正指示の取り消しを求める裁判を起こすべきだという考えを示しました。

    普天間基地の移設計画を巡って、国と地方の争いを調停する「国地方係争処理委員会」は先に、名護市辺野古沖の埋め立て承認の取り消しを撤回するよう求めて国が出した是正の指示について、違法かどうか判断せず、国と沖縄県が真摯(しんし)に協議するよう求める結論をまとめました。
    これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「国と沖縄県が合意した和解条項では訴訟合戦を延々と繰り広げることを避けるために、国地方係争処理委員会を経て、翁長知事による埋め立て承認の取り消しの是非を争う訴訟一つにし、国も沖縄県も判決に従い、手続きを実施することになっている」と述べました。
    そのうえで、菅官房長官は「委員会では、国による是正の指示は違法だとは認めていない。沖縄県に不服があれば、和解条項に基づいて、1週間以内に是正の指示の取り消し訴訟を提起すると承知している」と述べ、沖縄県側は国の是正指示に不服があれば、先の和解条項に従い早期に裁判を起こすべきだという考えを示しました。

    ・普天間移設巡る係争処理委 違法性は判断せず〜沖縄 翁長知事 新たな裁判起こさず国と協議を/nhk
     http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/147.html
     投稿者 仁王像 日時 2016 年 6 月 19 日 06:42:56: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc

    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/273.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] 黒田総裁“失敗”認める 2%物価目標「2年程度で実現ムリ」(日刊ゲンダイ)


    黒田総裁“失敗”認める 2%物価目標「2年程度で実現ムリ」
    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183986
    2016年6月21日 日刊ゲンダイ



    黒田バズーカは空砲だった…(C)日刊ゲンダイ

     やっぱり「バズーカ」は空砲だったということだ。

     日銀の黒田東彦総裁は20日、都内の私大で行った講演で、日銀が掲げる2%の物価上昇目標について「2年程度での実現はできなかった」と発言。当初目標の達成に“失敗”したことを初めて認めた。

     黒田日銀は13年4月に「2年で2%の物価上昇」を目標に異次元緩和(黒田バズーカ)に踏み切ったが、3年経っても実現していない。黒田総裁は期限を示した理由を「5年先なのか、10年先なのか、時期を定めないと実現に向けた政策が決まらない」と説明するとともに「プラス効果は十分にあった」とした。

     黒田総裁はまた、大規模な金融緩和に伴う株高などで富裕層の保有資産が値上がりし、貧富の格差が拡大しているのでは――との質問に対し「今の時点で所得格差は拡大していない」と反論。マイナス金利については「銀行の不安は薄らいでいる」と話した。



















    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/274.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] 青山繁晴は典型的な「ネット右翼A」(安倍応援団)である。  山崎行太郎
    http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20160621
    2016-06-21 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


    青山繁晴は典型的な「ネット右翼A」(安倍応援団)である。テレビやネットで、ひたすら安倍政権を持ち上げ、民進党や野党をこき下ろす工作員的言論活動を続けてきた御仁である。

    今夏の参院選立候補が決まったらしい青山繁晴こそは、典型的な「ネット右翼」である。「ネット右翼」とは言っても「ネット右翼A」(安倍応援団)である。いつも偉そうに国際政治や政界情報を流し続けているが、「思想的一貫性ゼロ」の、権力や流行、利権などに迎合する「権力迎合タレント」である。

    私は、青山繁晴というジャーナリストに何の関心もないが、ただその政治権力や利権に迎合する「体制ベッタリ的生き方」には興味がある。私が、批判しようとする「ネット右翼A」そのものだからだ。


    関連記事
    青山繁晴氏が自民党の比例から出馬、当選はほぼ確定的!出馬要請は安倍首相が直接!青山氏「首相から電話があった」
    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/242.html


    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/275.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] “夜逃げ辞職”の舛添氏 豪華海外出張費は「9回で2.5億円」(日刊ゲンダイ)


    “夜逃げ辞職”の舛添氏 豪華海外出張費は「9回で2.5億円」
    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183987
    2016年6月21日 日刊ゲンダイ



    会見での釈明は大ウソ(C)日刊ゲンダイ

     21日付で辞職した東京都の舛添要一知事(67)。20日、報道陣や都職員から逃げるように退庁する姿は首都のトップとしてあまりに情けなかった。都民からは“夜逃げ辞職”なんて声も出ている中、都は舛添氏の在任中の計9回の海外出張で使った費用の詳細を明らかにした。

     14年2月から今年4月までに、米国や欧州、ロシア、中国など7カ国を訪れ、使った税金は総額約2.5億円。14年秋のロンドン・ベルリン訪問が最も高く、計約6976万円だった。

     ホテルの大半が会議室付きのスイートルーム。舛添氏は会見で「ほとんどはこういうクラスのホテルに泊まってくれと(先方の)申し出がある」なんて言っていたが、宿泊先の指定を受けたのは、14年9月のロシア・トムスク州と15年10月の韓国・ソウルの2回の訪問だけ。つまり、会見の釈明は大ウソだったことになる。

     一方、航空機のファーストクラス利用は、14年秋のロンドン・ベルリンと、15年秋のパリ・ロンドン、今年4月のニューヨーク・ワシントンの計3回。ファーストクラスがない場合は最上位座席のビジネスクラスを使用。航空機やホテルの代金の合計は約1575万円だった。

















    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/276.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍政権の前に、マスコミもひれ伏し、しっぽを振る哀れさかな。(かっちの言い分)
    http://31634308.at.webry.info/201606/article_20.html
    2016/06/21 20:49

    今日記者クラブで、9党党首の討論会があった。最初、進行役の橋本五郎から、2部からはどうしても安倍首相への質問が多くなるがと前置きがあった。どんな模様になるのかと見ていたら、確かに、ほとんどが安倍首相への質問で、安倍首相が長々と質問に答えていた。民進の岡田代表が、安倍首相に宣伝の機会を与えているのは、不公平ではないかと文句を述べた。

     橋本五郎に至っては、生活の小沢代表に向かって、本来は安倍首相、岡田代表の中央に座るはずであるのに、今は「零落」して端にすわることになったのはどうしてか?と政策討議とは関係ないことを持ち出して質問した。これに対して小沢氏は平然と、「零落したとは思っていない。自分の主義主張を(妥協せず?)通してきただけだ。」と答えた。

    この前日にニコニコのネット党首討論会で、司会者の古市憲寿というバカものが、政治討論とは全く関係のない「小沢さんの再婚相手が見つかったか?気になるんですけど」と聞き始めた。 小沢氏もこれには怒って「ここで話すことですか?」 と言うと、この男さらに「興味があるんですけど」と聞いた。小沢氏が謝罪すべきと抗議したら、ニコニコ側もマズイと思ったのか、紙が回ってきて、古市が紙を読みながら、なおざりな謝り方をした。この男どんな男かとWikiで調べたら、以下のように安倍のお友達であることがわかる。こんなことを聞くのも、仕組まれた質問であることがわかる。マスコミの劣化も極まっている。

    2007年(平成19年)、慶應義塾大学環境情報学部を卒業、2013年(平成25年)、安倍内閣の「経済財政動向等についての集中点検会合」委員
    2013年(平成25年) 内閣官房行政改革推進本部事務局「国・行政のあり方に関する懇談会」メンバー
    2014年(平成26年) 内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー
    2015年(平成27年)伊勢志摩サミットロゴマーク選考会審査委員

    小沢氏の生活に砂を掛け、自民から出馬と文春にすっぱ抜かれた谷亮子議員が、参院選挙は見送ると出てきた。出馬に踏み切らなかった理由について「副代表として、最後の党務を果たさなければならなかった」と説明したという。この辺の真相はよくわからないが、批判が強かったことは確かである。人間は打算で動くと碌なことはない。


    谷氏、参院選見送り表明 政界復帰は「話あれば」
    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016062101002050.html
    2016年6月21日 19時11分

     生活の党の谷亮子参院議員(比例代表)は21日、参院選への立候補を見送る考えを正式表明した。国会内で記者団に明らかにした。生活は現在、所属国会議員が政党要件ぎりぎりの5人で、離党して他党から出馬すると要件を満たせなくなることを考慮したという。政界復帰の可能性については「話があれば検討したい」と述べた。
     谷氏は9日に生活の党からの不出馬を表明して以降、自民、民進両党など複数の政党から立候補の打診があったことも明らかにした。出馬に踏み切らなかった理由について「副代表として、最後の党務を果たさなければならなかった」と説明した。
    (共同)


    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/277.html

    記事 [政治・選挙・NHK208] ≪次期総理候補≫自民・稲田政調会長「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違ってると思います」 ←恐るべき発言!
    【次期総理候補】自民・稲田政調会長「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違ってると思います」
    http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18386
    2016/06/21 健康になるためのブログ








    以下ネットの反応。


















    今の自民党は多様な意見があった懐の大きなかつての自民党ではなく、戦前の国家主義(国民よりも国が大事)体制を賛美するおぞましい人たちが支配する政党になってしまいました。とても信じられないかも知れませんが、残念ながら事実です。



    http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/278.html

       

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