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2017年3月17日00時04分 〜
記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池と稲田は父親の代からの付き合いだった! 
籠池と稲田は父親の代からの付き合いだった!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_225.html
2017/03/16 21:45 半歩前へU


▼籠池と稲田は父親の代からの付き合いだった!
 保守は誰も助けに来ないと籠池泰典が不満を示したが、彼が森友疑惑について獏を始めたきっかけは“鉄面皮の女”稲田朋美の「背信」である。

 籠池と稲田は父親の代から「家族ぐるみ」の付き合いだった。それだけに籠池夫婦の怒りは半端ではない。

******************

 日刊ゲンダイによると、「10年前から会っていない」「法律相談は受けていない」「裁判に出廷したことはない」――。

 弁護士時代の籠池との関係について嘘をつき続け、証拠を突き付けられると、「夫の代わりに出廷したことを確認できた」「記憶に基づいて答弁をしたものであって、虚偽の答弁をした認識はない」とこの期に及んで居直る。

 しかも籠池は、稲田とは父親の代から家族ぐるみの付き合いのようだ。父親の椿原泰夫(昨年10月に死去)は元高校教諭で、京都のヘイト団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の代表も務めた根っからの極右思想の持ち主。関西保守系では有名人だった。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK222] ゴーサインを出したには松井ではないか 
ゴーサインを出したには松井ではないか
http://79516147.at.webry.info/201703/article_226.html
2017/03/16 21:57 半歩前へU


▼ゴーサインを出したには松井ではないか
 「私学審議会を曲げたのはこの男」―。フリーライターの菅野完が顔写真入りの用紙を掲げ、名指しで批判したのは、まず日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事だ。

 松井は今ごろになって騙された、と弁解する。瑞穂の國記念小學院の申請に「認可適当」とゴーサインを出したには松井ではないか。被害者ヅラはやめた方がいい。“共犯者”ではないか。

****************

 日刊ゲンダイによると、府の私学審議会は15年1月、籠池理事長が開校を目指した小学校を「認可適当」と判断。当時は府教育長に認可権限が移る前で、松井が権限を保持していた。

 その1カ月前の審議会では、財務面も教育内容も森友は問題だらけとの懸念が噴出。その悪評が一転してのスピード認可だった。

 松井は「(申請者が)教育者なので性善説に立っていた」と被害者ヅラだが、籠池の要望を受け、12年4月に私立小の設置基準を緩和したのも松井だ。

 その後、私立小の設置申請は森友1件のみ。結果的に森友のための規制緩和となっている。

 ちなみに、籠池の要望は橋下徹が府知事だった11年に出された。維新を除名された上西小百合衆院議員は〈私が国会議員になった4年前、維新から「塚本幼稚園」を視察してその素晴らしさを広めろと命じられた〉と明かしている。

 橋下・松井コンビに率いられた維新は、籠池と“一心同体”同然なのに、今さら橋下も松井もスピード認可の背景に「国の圧力があった」と口を揃える。

 醜悪な責任逃れの上、大阪府は籠池夫妻の刑事告発まで検討している。

 「石原都政でさえ躊躇した、教育現場での国旗掲揚と国歌斉唱の義務を条例化し、違反した教員を懲戒の対象としたのが、橋下・松井コンビです。

 籠池の極右教育への共鳴も納得で、手のひら返しはそれこそ『徳目』に反します。これで捜査当局が動き出せば、あからさまな“口封じ”。

 橋下・松井府政ならぬ“腐政”の約10年間で、大阪では北朝鮮さながらの恐怖政治がまかり通るようになったのでしょうか」(政治学者・五十嵐仁)

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 首相、賃上げ「欲言えばもう少し力強く」 東電郵政賃金据置 麻生自由貿易大事 炭素税で日本強化 世界景気雨 雇用保険料下げ
首相、賃上げ「欲言えばもう少し力強く」
2017/3/16 18:59
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 安倍晋三首相は16日、都内で開いた日本商工会議所の通常総会であいさつし、春季労使交渉の賃上げについて「昨年に続き、企業収益が過去最高水準にあるなかで、欲を言えばもう少し力強い賃上げを望みたかった」と語った。一方で「多くの企業において4年連続のベースアップ(ベア)が実現した」と歓迎した。

 春闘労使交渉で首相は「少なくとも昨年並み」の賃上げを求めてきた。トヨタ自動車が昨年の1500円を下回る1300円にとどめるなど、ベアを昨年以下に抑える企業が相次いだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H58_W7A310C1PP8000/

 


 
東電、賃金据え置き コスト抑制を優先
2017/3/16 21:37
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 東京電力ホールディングス(HD)の2017年春季労使交渉は16日、17年4月からの組合員の年収を前年度並みに据え置くことで合意した。労組の2%増要求に対し、会社側は福島第1原子力発電所事故の処理費用がかさむだけにコスト抑制を優先。人材流出につながりかねないとして賃下げには踏み込まなかったが、16年度まで3年続いた改善の流れを止めた。

 東電は年俸制で16年度の平均年収は約558万円。筆頭株主の政府機関と共同で作った再建計画に定めたとおり、東日本大震災前に比べ5%減の水準に回復させていた。

 中部電力はベースアップ(ベア)をゼロとすることで妥結した。前年は1人あたり1000円のベアだった。年間賞与は1人当たり152万1000円。九州電力も2年連続で要求があったベアは見送る一方、2年連続で年間一時金の支給を決めた。労組の年4.1カ月の要求に対し年3.68カ月を支給する。

 東電は介護などを理由にした時短勤務や在宅勤務を認める制度の導入も決めた。パート社員については法定最低賃金の上昇を受けて時給の上限を引き上げる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ16I6E_W7A310C1TJC000/


 

日本郵政、2年連続ベア見送り 収益低迷で
2017/3/16 23:24
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 日本郵政は16日、2017年の春季労使交渉でグループ社員のベースアップ(ベア)を見送ると発表した。見送りは2年連続。日本郵政グループ労働組合(JP労組)は平均2%にあたる月額約6000円のベアを要求していたが、低金利や郵便物の減少で収益が低迷しており実施は難しいと判断した。年間一時金は昨年と同じ4カ月分とする。

 15万人の期間雇用社員に対しては夏季一時金に最大5000円を上積みする。昨年の上積みは1万円だった。JP労組の組合員は約24万人で単一労組としては国内最大。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H7I_W7A310C1EE8000/

麻生氏「自由貿易確立が大事」 G20財務相会議へ
2017/3/16 19:52
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 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が17日(日本時間18日未明)、ドイツで開幕する。麻生太郎財務相は16日、羽田空港で記者団に「自由貿易をきちんと確立することが大事だ」と述べ、反保護主義を訴える考えを示した。米国や中国で財務相が交代しており、デフレ脱却に向けた日本の経済・金融政策を説明して理解を得たい考えだ。

 日本からは黒田東彦日銀総裁も参加する。G20財務相会議はトランプ米政権発足後初めて。会議後の共同声明では「保護主義に対抗」との文言が削除される公算が大きく、米国に配慮したとの見方がある。

 米国は共同声明に「通貨安競争の回避」を明記するよう強く要求。貿易赤字の削減を政策目標に掲げ、他国の通貨政策をけん制している。G20の参加国からは「(経常黒字の)根本はドイツ経済の競争力だ」(ショイブレ独財務相)との反論も相次ぐ。麻生氏はムニューシン氏と17日にも会談し、日本の為替政策を説明する見通し。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H4M_W7A310C1EE8000/


 

企業人事が評価、慶大が首位 ビジネススクール調査
2017/3/16 23:39日本経済新聞 電子版
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 日本経済新聞社が実施した「企業人事に聞くビジネススクール調査」で、社員に通わせたい学校の1位は慶応義塾大学大学院の経営管理研究科だった。2位に一橋大学大学院、3位に早稲田大学ビジネススクールが入った。カリキュラムの充実や実務経験の豊富な教授陣をそろえている点などが高く評価された。

 日経HRの協力を得て主要企業149社に調査票を送り、76社から回答を得た。国内62校から3校を選んでもらった。1位に…
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14184060W7A310C1TJC000/


 

世界景気、1月も「雨」 日本経済研究センター
2017/3/16 19:14
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 日本経済研究センターが16日発表した1月の世界景気インデックス(天気図)は、主要国・地域の景気を示す指数が前月比で1.8ポイント上昇し、マイナス2.7だった。4カ月連続で改善したが、天気図は2015年3月以来続く「雨」のままだった。

 日本は新車販売が好調だった小売りのほか生産、輸入も改善した。日本の天気図は14年4月以来の「薄日」になった。米国も消費が堅調で4カ月連続で指数が改善したほか、東南アジアや中国も上向いた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H4O_W7A310C1EE8000/

 


雇用保険料率、来年度から下げ 法改正案が衆院通過
2017/3/16 19:08
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 2017年度からの雇用保険料率の引き下げなどを盛り込んだ雇用保険法改正案が16日、与野党の賛成多数で衆院本会議で可決された。育児休業を最長2年間に延ばすための育児介護休業法改正案や、ブラック企業の取り締まりを強める職業安定法改正案などとの一括法案で、今月中に成立する見込みだ。

 雇用保険料は労使が折半で負担しており、失業給付などの財源になっている。17年度から3年間、収入の0.8%から0.6%へと引き下げられ、企業と従業員には負担減となる。倒産や解雇で離職した30〜44歳の人の失業給付も延長する。

 育児休業は原則1歳までの休業期間を6カ月延長しても保育所に入れない場合、さらに延ばして2歳まで再延長できるようにする。職業安定法改正案にはブラック企業の求人をハローワークで受けつけない仕組みの導入を盛り込んだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H59_W7A310C1PP8000/

 

厚労省、労基署業務委託に難色 「複雑な仕事」
2017/3/16 21:03
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 政府の規制改革推進会議は16日、企業に立ち入り検査する労働基準監督署の業務の一部を民間に委託する検討会の初会合を開いた。民間委員は「監督官の不足で監督業務が不十分」と主張したが、所管の厚生労働省は「事業所の違法行為を見つけるのは複雑な仕事だ」などと難色を示した。同会議は6月の答申に委託解禁を盛る方針だが、調整が難航する可能性もある。

 会議では、民間委員が「監督が放置されている事業所に民間人が行くなど官民は補完関係にある」と指摘。「民間人が書類閲覧を拒否された事業所に国の監督官が集中的に行けば効率も良くなる」と強調した。これに厚労省は「監督官が来るまでに証拠書類を処分されたらどうするのか」などと慎重な姿勢を示した。

 同会議によると、事業所や労働者が集中する東京や大阪では監督官の不足が顕著だという。社会保険労務士らに業務の一部を委託し、欧州の主要国に比べて劣る監視体制を強化することで、安倍政権が進める働き方改革を後押しする狙いだ。

 同検討会主査の八代尚宏・昭和女子大特命教授は会議後の記者会見で「定期監督できている事業所は全体の約3%だけ。民間活用で監督者を増やし、労働者の安全性を担保すべきだ」と述べた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H5Z_W7A310C1PP8000/


 

 
米スティグリッツ教授「炭素税が日本経済を強くする」
2017/3/16 19:04
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 ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は16日、環境省が都内で開いた地球温暖化対策の有識者会議に出席した。「炭素税など炭素の価格付けが日本経済を強くする」と述べ、早期に導入すべきだと訴えた。

 有識者会議は炭素の価格付け制度が有効とする報告書を取りまとめるにあたり、同制度に詳しいスティグリッツ氏を招いた。同氏は会合で「炭素税は温暖化対策のための技術開発投資を誘い、経済成長を促す」として、「初めは高い価格を設定し、次第に下げて温暖化ガス排出量1トンあたり50〜100ドルにするのが適正だ」と述べた。

 また「総需要が少ない日本にとって、支出を減らす消費税は良い税ではない」と指摘した。

 会合後の記者会見でも「炭素税が化石燃料を使わない再生可能エネルギーの導入を後押しする」と強調。原子力発電所には「リスクを伴う。社会全体で負担することになる」と否定的な見解を示した。トランプ米大統領が地球温暖化対策に消極的であることに触れ、「日本が環境分野で世界のリーダーシップを発揮することが大切だ」と期待を示した。
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 稲田朋美は、塚本幼稚園の顧問弁護士だっただけでなく、籠池理事長夫妻から政治献金を受け取っていた 
稲田朋美は、塚本幼稚園の顧問弁護士だっただけでなく、籠池理事長夫妻から政治献金を受け取っていた
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5add26d943cdcf7e76161f7e73e38ec7
2017年03月16日 のんきに介護


「知りません」「無関係です」など、

よく言っていたな。

賞状授与のときも会っている

(下記〔資料〕〔資料−2〕参照)。


〔資料〕

「稲田氏、籠池理事長夫妻から政治献金認める」

   毎日新聞(2017年3月14日 18時21分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/articles/20170315/k00/00m/010/032000c

参院予算委 07年、籠池夫妻がそれぞれ6000円寄付
 稲田朋美防衛相の資金管理団体が2007年、森友学園の籠池泰典理事長夫妻から1万2000円の寄付を受けていた。稲田氏は14日の参院予算委員会で「記憶にはないが、指摘されるのであればそうだと思う」と認めた。風間直樹氏(民進)が明らかにした。

 政治資金収支報告書によると、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」に対して07年3月12日、籠池氏夫妻がそれぞれ6000円を寄付した。籠池氏は過去に使用していた「籠池靖憲」名義だった。

 稲田氏周辺によると、07年の稲田氏のパーティーの際に稲田氏側と籠池氏夫妻がトラブルになり、関係が途切れたとしている。【樋口淳也】


〔資料−2〕

「篭池氏『昨年10月に稲田氏と会った』」

   赤旗(2017年3月16日(木))

☆ 記事URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-16/2017031601_01_1.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 教育勅語の「夫婦相和し」って、こんなものよ 
教育勅語の「夫婦相和し」って、こんなものよ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a5613bcc28442f975f9a04e549e4a89c
2017年03月16日 のんきに介護


KAZUKO‏
@PeriKazuko さんのツイート。

――明治節に、校長が「万世一系を保つため明治天皇にはお妾さんが何人も…」と言いかけて、下をむいて笑った生徒に激怒。親を呼び出し停学とか退学とか何日も大騒ぎ。祝日に天皇のお妾さんの話をする校長こそ不敬極まると思っても怖いから黙っていた。第一、教育勅語の「夫婦相和し」はどうなるのよ。〔1:30 - 2017年3月16日 〕――

はっきり言って

日本の「極右」と呼ばれて

喜んでいる連中の

不道徳は半端じゃない。

なぜ、こんなに嘘をつくんだ?

と思うな。

安保 隆‏ @AmboTakashiさんが

――ネットでは菅野完に対するネガキャンが激しいですねw 日本会議の天敵だからw 統一協会が年寄り騙して壺霊感商法やって社会問題になった当時、有田が叩かれたのと同じ構図w 中身の人間が同じなので、同じ行動をします。http://my.shadowcity.jp/2017/03/post-10797.html
11:07 - 2017年3月16日 〕――

とコメント。

上掲、リンク付けされたサイト「ネットゲリラ」によると、

――森友学園は寄付金を4億集めた。わずかな幼稚園児しか抱えてない、入学希望者も最大で45名という学園が、どこからそれだけのカネを集めたのか?――

☆ 記事URL:http://my.shadowcity.jp/2017/03/post-10797.html

「統一協会→日本会議→世論のでっち上げ」

という図式が見えてきた。












http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/476.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍総理の「デフレ脱却」の呼びかけは、意味のない指摘だった 
安倍総理の「デフレ脱却」の呼びかけは、意味のない指摘だった
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0299c97ce68e4954998d3b6ed6ba820a
2017年03月16日 のんきに介護

小沢一郎(事務所)‏@ozawa_jimusho

――安倍総理はアベノミクスについて厳しく突っ込まれると、決まって「じゃあデフレのままでいいんですか!」と激高する。しかし、人口がこれだけ減少する中、趨勢として物価が安定するのは当たり前のこと。総理のやっているジャブジャブは、中身のないバブル崩壊の再現でしかない。それが証明されただけ。――

この指摘、

経済学者の誰も指摘しなかったのではないか――。

いたのかな、

寡聞にして知らない。

もし、いたのなら教えて欲しい。



http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 陸自最高幹部にも報告か=統幕の官僚、非公表指示―組織ぐるみで隠蔽可能性・防衛省:ここでも隠蔽・無責任・先延ばし

 敗戦時なら軍部が資料を廃棄してしまうことはあるが、平時の自衛隊がPKO部隊の日誌という貴重な資料を廃棄することはない。そんなことがわからないで文民統制のトップである防衛大臣はつとまらない。

 より言えば、文民統制でありながら、自衛隊のPKO活動資料がなぜ同時的に防衛省文官組織に渡っていないのか?

 PKOのあり方について自衛隊内部で対立があることは推測できるが、だからこそ、「戦闘」という用語がある日誌を隠蔽して凌ごうという考えはあまりに稚拙である。
(いつか問題は漏洩する)

 森友問題など、安倍首相に直接矢が飛んでこないよう盾として使っている稲田防衛大臣をやめさせられないのはわかるが、あれほどデタラメで無能な稲田さんを大臣の職にとどめているようでは国家機構の体をなさない。

 仮に、稲田防衛大臣が自衛隊幹部に騙されていたとしても、自衛隊幹部から“侮辱された”稲田さんは、みずからの手でことの真相をあきらかにし責任者を処断する姿勢を見せなければ恥と無能の上塗りになるだろう。


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陸自最高幹部にも報告か=統幕の官僚、非公表指示―組織ぐるみで隠蔽可能性・防衛省
時事通信 3/16(木) 22:40配信

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報問題で、陸自最高幹部が今年1月、存在しないとされた日報が保管されているとの報告を受けていたことが16日、政府関係者への取材で分かった。

 その後、日報は自衛隊を運用する統合幕僚監部に所属する防衛官僚が公表しないよう指示したという。組織的に隠蔽(いんぺい)されていた可能性もあり、防衛監察本部が関係者から事情聴取し、詳しく調べる。

 陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長は16日の記者会見で、「私自身も監察の対象で、コメントを差し控える」と述べ、事実関係についての説明を避けている。 

最終更新:3/16(木) 23:45

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000182-jij-soci


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 「安倍政権は一刻も早く退陣を」 森友疑惑で国会前に350人(高橋清隆の文書館)
安倍政権退陣を求めるコールを送る市民ら(2017.3.16筆者撮影)

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1924642.html

 森友学園の小学校設置認可をめぐり政治家の関与が濃厚となった16日夕、国会議員会館前に市民約350人が集まり、安倍政権の退陣を求めた。

 寒風吹く午後6時30、衆議院第二議員会館前の歩道には市民がずらりと並んだ。安倍政権を糾弾する思い思いのボードを掲げている。明かりのともる議員会館に向かい、一斉コールが始まった。

 「森友疑惑徹底糾明!」
 「疑惑の政治家全員出て来い!」
 「国有財産私物化するな」
 「子供の洗脳絶対反対」

 呼び掛けたのは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。これまで安倍政権の進める憲法破壊や戦争法制定、沖縄への基地押し付け、共謀罪新設、原発再稼働、アベノミクスの下での格差貧困問題などに抗議してきた。

 集会には、国会議員も応援に駆け付けた。宮本岳志衆院議員(共産)は森友学園への国有地売却について、「8億2000万円もの値引き。不当に優遇したのではないかとの疑惑を持ち、国民の間に大きな怒りが湧くのは当たり前のこと」と世論を擁護した。

 「それを買い取った学校が園児に教育勅語を暗唱させ、小学校に入ったら芯が揺らぐから新たな小学校を設置しようとは、とんでもない企て」と思想的背景も問題視した。

 先月の衆院予算員会で、15年9月4日に近畿財務局9階で森友学園側の設計所長と建設所長、近畿財務局の統括管理官、大阪航空局調査係が会合を持っていた事実を指摘した宮本氏は、「面談記録をそそくさと廃棄し、担当者の招致にも応じない」と政府側の姿勢を糾弾した。

 さらに「きょう、事態が大きく動いた。籠池泰典(かごいけ・やすのり)理事長が4党調査団に、昭恵夫人が名誉校長になった15年9月5日に100万円を受け取ったと証言した。9月3日には官邸に当時の迫田英典(さこた・ひでのり)理財局長が呼ばれ、4日には安倍総理は単身、大阪に乗り込んでいる。ここで話が詰められたことは明瞭ではないか」と述べ、籠池氏の国会招致を主張した。

 杉尾秀哉参院議員(民進)は「森友問題は今が最大の勝負のとき」と切り出した。稲田防衛相について「きょう、南スーダンに派遣されてる陸上自衛隊の日報データが、陸自内に残っていることが分かった。森友学園の弁護も受任したことがないと言っていたが、虚偽が判明している」と述べ、閣僚の辞任を求めた。

 「しかし、これが本丸ではない」と森友学園への国有地廉売事件に言及。「これだけのディスカウントが官僚の一存でできるわけがない。大きな力が働いたとしか考えようがない」と政治家が関与した可能性を強調した。

 籠池氏の100万円受領発言に触れ、「あの人の話すことの何がうそで、何が本当か。とにかく国会に来てもらって、真相を明らかにしてもらいたい」と招致を求めた。

 一方で、「いよいよ核心に迫る局面が近付いている。安保関連法案や共謀罪を含め、市民の権利をないがしろにした安倍政権を一刻も早く退陣させるため、力を合わせましょう」と市民に連帯を呼び掛けた。

 構成団体の市民から次々と演説があった。安倍首相のかねての持論である「美しい国」に絡め、「教育勅語を守れという人が、友達を簡単に裏切り、血も涙もない突き放し方をしている。『朋友相信じ』や『博愛衆に及ぼし』という言葉があるのに。少しも美しくない」。

 「そうした態度は政策以前に、人間として総理の器ではないことを表している」「昭恵夫人の振る舞いは、ファーストレディのそれではない。立場を利用し、公私混同している」などの批判が相次いだ。

 呼び掛け人を代表して全国労働組合総連合(全労連)の小田川義和議長は「ついに巨悪の存在が見えてきた。世論調査によれば75%の国民が関係者の国会招致を求めている。与党も安倍首相も、国民世論に応えるべき」と訴えた。

 その上で「これまでも安倍政権は、米軍艦船が朝鮮半島から邦人を保護するために新安保法制が必要だとうそをついたり、南スーダンで自衛隊に新しい任務を付与するために日報を隠したりしてきた。『ごめんなさい』ですむ問題ではない。安倍政権の本質を表している」と退陣を求めた。

 藤沢市から来たという61歳の男性は「ぜひ、100万円の証拠を必ず見付け出してほしい」と調査に期待を寄せる一方、安保条約や共謀罪を念頭に「森友学園の問題をきっかけに安倍政権をつぶし、国家による暴力的な行動を止めたい」と意気込んでいた。

 同実行委員会は今後、毎週木曜日午後6時半から同じ場所で抗議行動を催すことを宣言し、広く市民の参加を呼び掛けている。

http://img.asyura2.com/x0/d6/5756.jpg
終盤、日比谷公園から来た「共謀罪反対国会請願デモ」に遭遇。「共謀罪の新設反対」「監視社会、絶対反対」とコールを送り、励まし合う(2017.3.16筆者撮影)
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 私学審議会・梶田叡一会長 / 「許可ありきだから許可を出した」 
私学審議会・梶田叡一会長 / 「許可ありきだから許可を出した」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/58250117a5df7d5795aa0608aa588b34
2017年03月16日 のんきに介護



転載元:市民メディア放送局‏ @info_9さんのツイート〔12:07 - 2017年3月16日

松井一郎大阪府知事も

「認可適当」としたのは

「近畿財務局から要請があったから」と証言したようだ

(きっこ‏ @kikko_no_blogさんのツイート〔7:28 - 2017年3月16日 〕参照 )。

当時の近畿財務局の担当者の迫田元理財局長を参考人招致するのは、

当たり前ではないか。

そもそも

「迫田氏は、理財局長に就任した2015年7月以降、安倍首相と半年に5回も面談。主計局長や主税局長と違い、傍流の理財局長がこんなに頻繁に総理と会うのは異例」

だろう

(下記〔資料〕参照)。

野党は5回の面談内容を追及して欲しい。


〔資料〕

「籠池の代わりに菅野完が会見、マスコミが中継を打ち切った爆弾発言の中身! 財務省の工作、稲田の父親、在特会…」

   リテラ(2017.03.15)

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2017/03/post-2995.html

 またも森友学園に関して、爆弾発言が飛び出した。本日、日本外国特派員協会による記者会見をキャンセルした籠池泰典理事長だったが、著述家である菅野完氏に会うために上京。自宅の前に詰めかけた報道陣に対し、本日14時半すぎ、菅野氏が理事長に代わって会見のキャンセル理由などを語ったが、そのなかには疑惑の鍵を握る重大な内容が含まれていた。

まず、菅野氏は「理事長は僕にだけ話したいと言っている」とし、籠池理事長の記者会見キャンセルの理由を「僕の口からは言えないが、いろんな事情がある。ご想像の事情もある」「会見は延期ではなく中止というふうに考えたほうがいい」と発言、籠池理事長の会見出席に何らかの圧力がかかっていることを示唆した。

 さらに、菅野氏は「(籠池理事長から記者の質問に答えるための)交換条件をいただいている」として、封筒から紙を取り出した。その紙にプリントされていたのは、なんと、国税局長官であり、国有地が払い下げられた当時の理財局長だった迫田英典氏の顔写真だった。

「この人、当時の理財局長やった迫田さん。いま、(東京都内の)番町の官舎に住んでいらっしゃるんですけれども、この人の単独インタビューとってきたメディアがいたら話ししたると言っています」

「(迫田前理財局長は)国会の招致にも応じていないですよね。理事長は私人ですが、この人は公人です」

 迫田前理財局長は国有地を管轄する部門の“最高責任者”だったわけだが、氏をめぐっては、森友学園側が近畿財務局で統括管理官と大阪航空局調査係とで話し合いを行った前日である9月3日に安倍首相と面談。森友学園と国が交渉を行っていた翌日には安倍首相自身が来阪し、テレビ出演を行い、さらには翌5日に昭恵夫人が塚本幼稚園で講演し、名誉校長に就くことが決定するという“あまりに奇妙な流れ”がある。しかも、理財局長に就任した2015年7月以降、迫田氏は安倍首相と半年のあいだに5回も面談。主計局長や主税局長と違い、傍流の理財局長がこんなに頻繁に総理と会うというのは異例のことだ。

 しかも、昨日、塚本幼稚園で行われた修了式において籠池理事長は「疑惑が浮上してから、財務省に言われて身を隠していた」と発言していたが、その指示をしていたのが、現在の理財局長である佐川宣寿氏だったというのだ。菅野氏はこう述べている。

「理事長および理事長夫人は、顧問弁護士から、財務局の佐川理財局長から電話があって、『10日間でいいから身を隠してくれ』と言われた、と言っていました」

 佐川理財局長が自ら籠池理事長の顧問弁護士に電話をし、身を隠せと指示をした──。これが事実ならば、財務省が国有地売買の不正を認識しており、それを語らせないために籠池理事長をメディアの前に立たせないように手を回したということだろう。そして、菅野氏も指摘したように、それは「迫田氏を守るため」だ。

 だが、ここで菅野氏はもう1枚紙をめくり、今度はあの男の顔写真が入った印刷物をカメラに向けた。松井一郎・大阪府知事の顔だ。

「いま大阪府が必死になって、この人を守ろうとしている」

 菅野氏はそう話すと、自分を取り囲む大勢のマスコミに向かって、このように迫った。

「この人は八尾のとある大規模マンションに住んではるんですけど、みなさん、この人(迫田氏の写真を取り出す)の官舎の前と、この人(松井府知事)の八尾の家の前に、これくらいのカメラ並べました?」

「同業者としてのみなさんへのお願いです。この人たちこそが悪い奴なんです」

「冷静になって考えてみてください。理事長は国有地の売買にどう関与しようと決済印を押せないんです。理事長は私学審議会の審査内容にどう介入しようが最後の認可の判子は押せないんです。認可の判子を押すように催促できるのは松井知事であるし、国有地の売買の最終決済をおろすのは近畿財務局の局長と本店の財務省の理財局の局長です。であれば、判断の責任を問われるべきは、私人である籠池さんではなくて公人である理財局長と知事ではないですか? マイクを向け、カメラを向けるべきは、政治家と役人ではないですか?」

「なぜ家に行かないんですか? なんで僕の家の前に来てるのに、(迫田国税局長や松井府知事に対してしては)なぜ記者会見の場以外に(迫田国税局長や松井府知事の)家に行かないんですか?」

 籠池理事長を追及する声は高まり報道も過熱しているが、一方、公人にして問題の責任者である迫田理財局長や松井府知事への追及は、きちんとできているのか。本サイトも本日配信の記事において松井府知事と橋下徹への追及が甘いと言及したが、菅野氏の指摘はもっともな話だろう。

 しかし、やはり批判を受けたメディアのほうは、今回もヘタレっぷりを自ら露呈した。

 昼のワイドショーはこの菅野氏への囲み取材の模様を各社が伝えたが、生中継を行うとしてスタンバイしていた『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)は籠池理事長ではなく菅野氏のみが出てきたために生中継を中止。『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)は生中継を行ったが、松井府知事の写真が飛び出すと、松井と仲良しの宮根誠司はワイプで露骨に苦笑いを浮かべ、挙げ句、菅野氏が「おそらく籠池さんがもってはるもんが全部出てきたら、内閣が2つ分くらい飛ぶと思うんです。安倍晋三みたいなどうでもエエって話になると思うんですが」と言った途端、安倍首相の名前が出るや否や素早く中継をストップ。CMに入ったのだ。

 それはともかく、菅野氏はもうひとつ、重要な指摘を行っていた。それは渦中にある稲田朋美防衛相についてと、安倍政権を支える政治家と極右組織との繋がりについてだ。

「稲田さんのお父さんである椿原(泰夫)先生(編集部注:昨年10月に死去)は関西保守人脈の重鎮ですから、籠池さんみたいな思想をもっている人だったら椿原さんとよく昵懇だったでしょうし、そうすると稲田朋美さんと在特会とか、いわゆるレイシストたちとのいかがわしい関係というのは大阪や京都や福井を歩けばいっぱい見つかると思いますよ」

「椿原先生の存在を追いかけると、なぜ瑞穂の國記念小學院みたいな学校が大阪に出来たのか、なぜ維新みたいな連中が大阪で権力をもつにいたったかというのも、よくわかると思います。みなさんぜひそこらへんを追いかけてみてください。いかがわしい連中が大阪府庁のなかで陣取っているというのが、よくわかると思います」

 稲田の実父・椿原泰夫氏は、「頑張れ日本!全国行動委員会」という団体の役員などを務めてきた人物だが、同団体は在日朝鮮人・韓国人差別や同性愛者に対する差別デモなどをおこなってきた極右ヘイト団体だ。以前本サイトでも報じたことがあるが、その結成集会には、稲田朋美はもちろん、安倍首相、下村博文元文科相、高市早苗総務相、西田昌司参院議員、山谷えり子元国家公安委員長といった安倍政権の幹部たちが参加するなど、安倍政権と親密な関係にある。

 極右人脈と政治家が接近し、その蜜月から森友学園疑惑は起こった──。今回の騒動の根幹に違いない問題だが、はたして、メディアはその深層にまで切り込むことができるのか。菅野氏がカメラの前で投げかけた重要な指摘の数々を、メディアは聞かないふりをして闇に葬ってしまう、そんな気がしてならない。

 実際、夕方のニュースでは、一部の番組が菅野氏の会見に対する財務省の否定コメントを紹介するのみで、あれだけ大挙して押し掛けておきながら、迫田理財局長や松井大阪府知事の責任や、疑惑の背後にある極右人脈についてなどの重要な指摘については一切報じられていない。このままでは今回と同じように、思想によって便宜供与が図られるという異常政治が繰り返されるということは肝に銘じるべきだろう。

 また夕方になって再度会見した菅野氏は、「籠池氏が、閣僚との金銭授受を明かす用意がある」ことを語った。本サイトでも引き続き、続報をお伝えしたい。
(編集部)




















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 疑惑解明のカギを握る23日の「籠池証言」! 
疑惑解明のカギを握る23日の「籠池証言」!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_224.html
2017/03/16 21:08 半歩前へU


▼疑惑解明のカギを握る23日の「籠池証言」!
 「建物も可能な限り公的資金を投入してもらいたい」ー。16日に参院予算委の与野党議員による瑞穂の國記念小學院の現地調査の説明を終え、車に乗り込んだ森友学園の籠池泰典。

 「私は犠牲者。建物も可能な限り公的資金を投入してもらいたい」と詰めかけた報道陣に不満をぶつけた。この建物と言うのは建設中の小学校のことを指したものとみられる。

 籠池泰典は本当に腹をくくったのか。本当のすべてを話す気になったのか。籠池証言は森友疑惑を解明する大きな手掛かりとなる可能性がある。今から楽しみだ。

 23日の国会の証人喚問までの間に、何が起きるか分からない。真実を暴露されて都合が悪い者はどんな工作をするのか。脅し、金銭的な誘惑・・・水面下でさまざまな動きがあろう。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 森友問題に見る、自浄できない自民党の限界 軍民両用技術「デュアルユース」研究は悪か THAAD、止まらぬ中国のロッテ叩き
森友問題に見る、自浄できない自民党の限界

田原総一朗の政財界「ここだけの話」

2017年3月17日(金)
田原 総一朗

(写真:つのだよしお/アフロ)
 今、学校法人「森友学園」をめぐり、小学校の設置認可、小学校新設のための国有地の取り引きなど、数多くの問題が話題を呼んでいる。

 中でも大きな問題は、森友学園が小学校を開設するにあたって、財務局が鑑定価格9億5600万円の国有地から地下のごみ撤去費として8億1900万円などが差し引かれた約1億3400万円で購入した。民進党によると、国は汚染土除去費用として1億3176万円を支払ったと指摘している。これを考えると、学園の負担はたった200万円ということになる。

 どうしてこんなことになったのか。これにはやはり、政治的関与があったのではないかと思わざるを得ない。国有地の問題も、なぜ売却費がこんなに下がってしまったのか。

 この点に関しては、近畿財務局と学園側との交渉の記録や報告書がすでに破棄されていることが分かった。こんな大事な記録を破棄することなどあるのだろうか。第一、最終報告書は破棄したとしても、それを作成するための計算書は残っているはずだ。それを「破棄した」として提出しないというのは、「表に出すと非常に都合の悪いこと」だと疑われてもおかしくないだろう。

 まだ疑惑がある。森友学園が大阪府豊中市で建設中の小学校について、府私立学校審議会(私学審)に報告した校舎の建築費と、国の補助金を申請する際の建築費も食い違っている。

 国有地の問題だけでなく、国民の疑惑をかき立てるような事柄が次から次へと起きている。その1つが、稲田朋美防衛大臣の言動だ。

 稲田氏は、国会で野党から「かつて弁護士として森友学園のための弁護活動をしたのではないか」と問われて、「同法人理事長の籠池夫妻から法律相談を受けたことはない。裁判を行ったこともない」と答えていた。提示された署名入りの書面についても「初めて見た。同じく弁護士である夫との共同の事務所であるから、連名で資料を出しただけだ」と説明した 。

 ところが翌日、稲田氏はこれまでの発言を覆した。「記憶になかったが、やったことがある。弁護士の夫の代わりに出廷したのではないかと推測している」と訂正して謝罪した。

 こんなおかしなことがあるだろうか。記憶になかったというだけでは済まされない問題だ。国会答弁があまりにも軽々しすぎる。野党は当然、稲田氏の辞任を強く要求している。

 さらには、稲田氏は籠池理事長夫妻から政治献金を受け取ったことまで露呈してしまった。常識的に考えれば、当然、稲田防衛相は辞任すべきだと思う。

 共同通信社が11、12日に行った世論調査によると、森友学園への国有地売却問題について、86.5%が「適切だと思わない」と回答したという。また、籠池氏を国会招致して説明を求めることに「賛成」と回答した割合も74.6%に上った。

 さらには、政府が十分に説明していると思うとの回答は5.2%しかなく、「思わない」は87.6%に達したという。学園との関係をめぐる安倍晋三首相のこれまでの説明を「納得できない」と答えたのは58.3% という結果になった。

 つまり、国民のほとんどが森友問題には疑惑を抱いているということだ。

籠池理事長はなぜ会見をドタキャンしたのか

 森友学園の籠池泰典理事長は3月9日、大阪府私学課による現地視察に立ち会った際、集まったマスコミに対して「悪意ある批判に対しては、園として今後も断固として戦う」と何度も絶叫した。

 ところが翌日の夕方に開かれた記者会見で、籠池氏は一転して「苦渋の決断だが、認可の申請を取り下げる。理事長を退任する」と言った。

 これはどう考えればいいのか。前日まで「断固戦う」と言っていた人物が、なぜ翌日には申請を取り下げて、断腸の思いで理事長を降りると言ったのか。

 これは何らかの政治的圧力がかかったのだと思わざるを得ない。15日も、籠池理事長は日本外国特派員協会の記者会見を行う予定だったが、直前に延期されることとなった。これも背景に何らかの圧力があったのではないかと感じる。

自民党は当初、籠池理事長の参考人招致を拒否

 これほど謎の多い森友学園問題について、野党は籠池理事長を国会への参考人招致を強く要請していた。ところが、安倍首相をはじめ自民党は当初、これを拒否した。

 安倍首相は、「自分も妻も森友学園の問題には全く関与していない」と言っている。だが、本当にそうであるならば、籠池理事長の国会招致を最初から認めるべきだった。招致しないとする姿を見た国民の多くは「招致すると都合が悪いことが隠されているのではないか」と思っただろう。

 そんな中、16日に突然、籠池氏の国会招致で与野党が合意した。しかも、証人喚問で一致したという。なぜ自民党の方針が変わったのか。籠池氏による「爆弾発言」が飛び出したからだ。16日、大阪で参院予算委員会のメンバーによる現地調査が行われた。そこで実施された籠池氏への聞き取り調査で、彼は安部首相サイドから、建設費の寄付金として「100万円をもらった」と述べたという。菅義偉官房長官は即座に安倍首相による寄付を否定したが、もしもこれが事実であれば大問題だ。

 安倍首相は一切の関与を否定していた。もし関係があったとすれば辞任するとまで国会で答弁している。それだけに、今回の「名指し」での関係性をしっかりと否定するために、急遽証人喚問での合意がなされたようだ。

安倍首相に意見できない自民党

 結果的に、証人喚問が実現する見通しだが、自民党の対応は誉められたものではなかったように思う。どうしてここまで後手に回ったのか。それは、自民党内には安倍首相にそのような指摘をする者がいないからだ。これが一番の問題だ。

 かつて自民党内には主流派、反主流派、非主流派があった。僕が若い頃は、自民党の主流派と反主流派との激しい論争があった。反主流派・非主流派が存在していたからこそ、自民党には多様性がある。自由な意見が飛び交っていた。主流派の考えに異を唱え、対案を出して政策のバランスが保たれるというわけだ。実は、自民党の総理総裁は、党内での派閥争いに敗れて代わっていたのだ。当時は野党の追及などより、自民党内部での戦いの方が激しかった。

 ところが1996年の衆議院議員選挙から、中選挙区制に代わり小選挙区制が導入された。小選挙区制とは、1つの選挙区から1人だけが選ばれる制度だ。小選挙区制になると、自民党から立候補するためには、執行部からの推薦がないと公認されない。執行部が承認するということは、反主流派・非主流派であってはならない。こうして、主流派のみが存在する自民党、自由な意見が言えない自民党になってしまったのだった。

 僕は、ある自民党の幹部たちに「元の中選挙区制に戻すべきだ」と提言したことがある。彼らは「田原さんの言う通りだが、戻すのは反対だ」と答えた。

 「なぜか」と再度問うと、「中選挙区制で選挙をすると、どうしても1回の選挙で1億数千万円の費用がかかる。すると、表に出せない金を集めざるを得ない」と言うのだ。中選挙区だと、選挙区内で自民党同士の戦いが生まれる。そうすると、いろいろとお金を使わなければならないらしい。だが、今は多くの議員がそのような選挙資金を持っていない。小選挙区制になったお陰で、そこまでの費用はかからなくなったという。

森友問題は、安倍政権の根幹を揺るがす可能性がある

 今回の問題でも、自民党内から「籠池理事長を国会に招致すべきだ」という意見がもっと早い段階で出ていいはずだ。だが、それはなかった。

 自らの組織の中で、ダメなものはダメと言える「自浄作用」が働く組織でないと、与党として健全に機能しなくなるだろう。このまま国民の疑惑がどんどん深まれば、「自民党ではなく、民進党に票を入れよう」と考える人も増えるかかもしれない。

 今は残念なことに、党内で安倍首相に反対意見を言える人物がいない。中堅の議員たちに頑張って欲しいが、難しいようだ。

 支持率も高く、自民党総裁任期の延長を決めて万全の状態で長期政権を狙っていた安倍首相。だが、今回の問題を軽視しては大やけどを負うことになる。

 国民の声を無視し続ければ、その代償を、安倍政権だけでなく、自民党そのものが支払うことになりかねない。


このコラムについて

田原総一朗の政財界「ここだけの話」
ジャーナリストの田原総一朗が、首相、政府高官、官僚、財界トップから取材した政財界の情報、裏話をお届けする。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/122000032/031600012


 


軍民両用技術「デュアルユース」研究は悪か

「軍民両用技術」の曲がり角

防衛装備庁からの研究費巡り学会で激論
2017年3月17日(金)
寺井 伸太郎
 防衛用にも民生用にも使える軍民両用技術「デュアルユース」。ロボットやAI(人工知能)、通信などの各分野で防衛用と民生用の境目がますます薄れつつある中、自衛隊向け装備の調達などを担う防衛装備庁はデュアルユース技術を重視。研究委託費の大幅拡充をテコに、有望な研究を抱える大学や民間企業への接近を図る。

 一方、第二次世界大戦への反省から、学会では「軍事研究」への根強い警戒感がくすぶる。研究者の全国団体である日本学術会議は4月にも、防衛装備庁への対応などについての基本方針を公表する。

MRJの尾翼の複合材は戦闘機向けの技術から生まれた(写真:田中正秋/アフロ)
 「今の時代、技術に防衛用も民生用もない。厳密に区別するのは難しい。資金の出所がどの役所でも、研究に役立つのであれば科学の進歩のために活用するのは当たり前だ」。ある有力国立大学の副学長はこう指摘する。

 防衛装備品に関わる研究は従来、防衛省の研究機関や三菱重工業など伝統的な防衛企業を中心に開発が進んできた。対象は戦車や艦艇、航空機などだ。

 だが、ロボットやAI、通信、自動運転、高機能な複合材……。民生分野で激しい競争が繰り広げられる最新技術の数々は、そのまま、防衛装備の高度化にとっても重要なカギとなる。この多方面に広がる技術に、防衛省や防衛産業がすべて自前で対応することは難しい。世界各国の防衛当局もデュアルユース技術への関心を高めつつある。日本周辺の安全保障情勢が緊迫の度を強める中、無関心ではいられない。

防衛装備庁、2015年度から研究費を提供

 こうして防衛装備庁が2015年度に立ち上げたのが「安全保障技術研究推進制度」だ。防衛装備庁が興味を持つテーマを対象に、一般の大学や研究機関、企業などに研究資金を提供する仕組み。これならば使えそうなデュアルユース技術をゼロから開発するよりも効率的に手に入れることができる可能性がある。

「軍事」と「民生」の垣根が薄らいでいる

●防衛装備庁が求める研究テーマの例

光学センサーの高感度化
レーザーシステム用光源の高性能化
再生エネルギー小型発電
高出力電池
音響・可視光以外の水中通信
サイバー攻撃自動対処
遠隔作業を円滑化する触覚・力覚
昆虫、小鳥サイズの小型飛行体
水中移動を高速化する流体抵抗低減
3D造形による軽量で高耐熱性を持つ材料

 2016年度までの2年間で153件の応募があり、うち19件の研究を採択。文部科学省が予算を抑制したため研究資金の確保に苦しむ大学の受け皿となっている面もあり、採択された研究が各地で進んでいる。

 防衛装備庁・技術戦略部の野間俊人部長は「非常に手応えがある。資金を受け取る研究者と相互に利点のある形で進めていきたい」と評価する。2017年度からは2016年度の20倍近い110億円に予算を増額する。「デュアルユース(技術)が日本の新たなイノベーションを促進するきっかけとなる」(三菱総合研究所の河野伸一氏)との見方もある。

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(注)2015年度と16年度の合計。防衛装備庁資料から本誌作成

学術会議、50年ぶり「声明」で慎重姿勢表明へ

 防衛装備庁の政策を受けて、科学者の代表機関とされる日本学術会議は2016年6月から「安全保障と学術に関する検討委員会」を設け、デュアルユース技術の研究に関する議論を始めた。第二次世界大戦への反省を踏まえ、同会議は1950年と1967年の2度、「戦争を目的とする科学の研究には今後絶対に従わない」とする声明を出している。しかし防衛用と民生用の垣根が薄れる中で、より時代に合った考えを示すべきとの意見が浮上したためだ。

 だが、防衛装備庁が予算の大幅増額という積極姿勢を打ち出したこともあり、却って慎重な対応を求める声が強まった。3月7日に学術会議の委員会が公表した「声明案」は、安全保障関連の技術研究に従事することは学問の自由への国家介入を招きかねないといった危機感を強くにじませ、関与を慎むよう求める内容となった。

 防衛装備庁は技術部門トップの技監名で、学術会議に「受託者による研究成果の公表を制限することはない」とする文書を送付し、懸念払しょくに努めたものの、効果は上がっていない。

防衛省との協力に否定的な方向

●日本学術会議「安全保障と学術に関する検討委員会」がまとめた声明案の要旨

日本学術会議が1950年(戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない)、1967年(軍事目的のための科学研究を行わない)に出した声明を継承
「軍事的安全保障研究」と学術の健全な発展は緊張関係にある。政府による研究への介入を懸念
防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」は研究の進捗管理などについて、政府による介入が著しく問題が多い
大学などは軍事的安全保障研究と見なされる可能性のある研究について、適切性を技術的・倫理的に審査する制度を設けるべき
科学者の自主性・自律性が尊重される民生分野の研究資金充実を求める
 学術会議は4月13〜14日に開催する総会で、この声明案に対する賛否を問う見通し。学術会議による意見表明にはランクがあり、「声明」が最も権威があるとされる。大学などに対して強制力を持つ性質のものではないが、成否いずれにせよ、大学や個々の研究者の行動に一定の影響を与えるのは間違いない。

 すでに反対論を具体化する動きも出始めた。法政大学は1月末、同制度への応募を当面認めないとする方針を発表。関西大学なども同様の考えだ。

大学の関与なくなれば制度が瓦解する可能性

 仮に、現行の声明案が総会の承認を得て採択された場合、安全保障技術研究推進制度への応募を容認する大学は、反対派を説得する説明責任を従来以上に課せられる可能性がある。結果として、大学からの協力が得られにくくなり、大学の役割が大きい同制度が実質的に骨抜きとなる展開もありうる。


このコラムについて

「軍民両用技術」の曲がり角
 防衛用にも民生用にも使える軍民両用技術「デュアルユース」。ロボットやAI(人工知能)などの最先端分野を中心に、軍民の境目は薄まりつつある。防衛装備庁は2017年度、デュアルユースの活用に向け、有望な研究を手掛ける大学や企業などに提供する資金を大幅に拡充。だが「軍事」への警戒感を持つ研究者らが反発し、激しい議論が起こっている。有識者へのインタビューを交えつつ、現状をリポートする。

 

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/031500046/031600002

 
THAAD韓国配備開始、止まらぬ中国のロッテ叩き

世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」

中国内の店舗閉鎖、大規模事業中断、ねつ造文書の拡散も
2017年3月17日(金)
北村 豊

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/031500092/p1.jpg

ロッテマート、次々と営業停止に(写真:Imaginechina/アフロ)
 3月6日、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(Terminal High Altitude Area Defense missile、 略称:THAAD)」が韓国の烏山基地に到着した。翌7日、米韓両軍は北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備えてTHAADの韓国配備を開始すると発表したが、当初予定していた年末までの配備を大幅に前倒しし、早ければ5〜6月にも運用を開始するものと思われる。

中国人に人気の「楽天集団」だが

 THAADが配備されるのは韓国南東部の慶尚北道星州郡にあるゴルフ場「ロッテスカイヒル星州カントリークラブ」(以下「星州ゴルフ場」)の敷地である。その名からも分かるように星州ゴルフ場は、韓国第5位の財閥「ロッテグループ」(以下「ロッテG」)が所有していたが、2月28日にロッテGが韓国国防部との間で星州ゴルフ場と京畿道南揚州市にある国有地とを交換する契約に締結したことによりTHAADの配備が本格化することになった。昨年11月16日、両者は星州ゴルフ場と国有地を交換することで合意し、国防部は1月にも正式に契約を締結する積りだったが、THAAD配備に対する中国の反発が強かったためにロッテGの手続きが遅れ、2月末にずれ込んだのだった。

 11月16日にロッテGが国防部と土地交換で合意し、星州ゴルフ場がTHAAD配備地に確定したと報じられると、中国はロッテGを標的とするバッシング(叩き)を開始した。

 ロッテGは中国では“楽天集団”(略称:楽天)と呼ばれ、楽天は多くの中国国民にとって非常に身近な存在なのである。2017年の“春節(旧正月)”休暇(1月27日〜2月2日)には615万人もの中国人観光客が韓国を訪れ、前年比7%増の史上最高を記録したが、彼らの多くが免税品を購入したのは“楽天免税店(ロッテ免税店)”であった。ある分析によれば、ロッテ免税店で中国人観光客が消費する金額は1日当たり6000万元(約9億9000万円)前後に上り、年間では219億元(約3614億円)という計算になる。

 そればかりではない、楽天は中国国内にデパートの“楽天百貨(ロッテデパート)”5店舗とスーパーマーケットの“楽天瑪特(ロッテマート)”113店舗を運営しており、多くの人々が楽天で生活用品を購入しているのである。また、楽天は食品や飲料の製造販売、ファーストフードチェーンの“楽天利(ロッテリア)”などの事業を通じて中国国民に親しまれている。

 韓国が中国と国交を樹立したのは1992年であった。その2年後の1994年に中国に進出を果たしたロッテGは、中国に累計10兆ウオン(約1兆円)の投資を行って事業を拡大してきた。今ではその市場は24の一級行政区(省・自治区・直轄市)に及び、中国における売上高は3.2兆ウオン(約3200億円)に達し、中国国内の従業員数は2万人に上っていると言われる。ロッテG、すなわち楽天が中国国内で展開する主要な事業の詳細は<表1>、<表2>および<表3>の通り。


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ロッテマート、次々と営業停止に

 12月に入るとこれら楽天の中国国内にある店舗や企業に対するバッシングが目に見える形で本格化する。中国政府は楽天の中国本社を含む全事業所に対する税務および消防検査を実施する方向に舵を切った。中央政府の意向をくんだ地方政府は楽天に対する監督を強化し、各地の“消防局”を動員してロッテマートの消防安全検査を実施し、不合格として店舗に対し営業停止を命じた。ロッテマートに対する消防安全検査は徐々にその件数を増し、12月中は数店舗だったものが、1月、2月と月を追うごとに増大した。

 韓国の通信社「聯合ニュース」が3月8日付で報じたところでは、THAADの韓国配備が報じられた3月7日までに営業停止を命じられたロッテマートは39店舗であったが、翌8日には55店舗に増大したという。営業停止を命じられた店舗では正門に「“臨時査封決定書(臨時封鎖決定書)”」が貼られ、扉やシャッターには「〇〇市消防大隊“封条(封印紙)”」と書かれた紙が交差する形で貼られ、店舗は法的に封鎖された。

 一方、3月3日の午前中にインターネットのコミュニティサイト“凱迪網絡”の投稿サイト“猫目看人”に、“藍心閣”というハンドルネームの人物が投稿した『楽天集団会長:中国人は“市儈(利に敏く)”、我々が値段を下げれば、彼らはすぐに買う』と題した文章が掲載された。同投稿サイトには多数の文章が掲載されており、同文章はほとんど読む人もなく放置されていたが、3日の夕方に“微博(マイクロブログ)”のブロガーで自称「作家」の“唐文立”が自身のブログに転載したことにより、次々と転載されて全国へ伝えられた。その全文は以下の通り。

作家 唐文立 03-03-19:29

 韓国紙「環球新聞眼」はロッテG会長の“辛東彬”<注1>をインタビューした。目下中国人が楽天をボイコットしていることについて、ロッテGはどうする積りかと記者が質問すると、辛東彬は笑みを浮かべながら、「心配は要らない。中国人は非常に利に敏く、“無骨気無血性(気骨もなければ気概もない)”、我々が値下げすれば、彼らはすぐに買う。従来の経験から言って、中国人のボイコットは一時的で、突風が吹くようなものだ」と述べた。

<注1> 辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)
 ここまで言うと、辛東彬はカメラに向かって笑いかけ、「《Super Star K5》<注2>の中のパフォーマンスや気取り、激情のほとばしりなどは一時的な興奮に過ぎず、終わってみれば何もない。我々はひたすら値引きすればよく、そうすれば中国人はもうけものだと蜂のように群がってやって来る。数年前に日本の商品やフィリピンの果物のボイコットが行われたが、その結果、突風が吹き抜けた後は、日本商品もフィリピン果物も販売量が急増した。君は中国人を知らない。彼らは非常に功利的だから、我々は何も心配することはない。中国人がより重視するのは自分の利益であり、国家に対する責任感は希薄で、我々韓国人とは異なる。(転載)

<注2>《Super Star K5》は、韓国No.1の新人発掘オーディション番組
ねつ造文書も拡散

 唐立文が転載した文章を読んだ多くのネットユーザーは、辛東彬の中国人を馬鹿にした傲慢な言葉に憤り、「楽天許すまじ」と決意を新たにしたが、一部の冷静なネットユーザーは、韓国に「環球新聞眼」などという新聞は存在しないし、新聞記者のインタビューを受けた際に、ロッテGの会長ともあろう者がこのような不用意な発言をするはずがないなどとして、当該文章の信憑性に疑問を呈した。その後、中国メディアも当該文章は韓国に対する反感を煽るためにねつ造されたものと断定したし、韓国紙「Newsway」も「ロッテG会長はいかなるメディアのインタビューを受けていない」と報じたことで、事態は沈静化した。しかし、文章の内容がねつ造であろうとも、扇動により燃え上がった楽天に対する敵愾心は容易に消えることはない。

 3月4日付の“江蘇網(ネット)”は、3月3日の午後と夜に江蘇省“連雲港市”に6店舗あるロッテマートのうちの3店舗を取材した記事を掲載した。その記事によれば、平日で客は少ないと思っていたら、驚くことに、店内は買い物客で溢れ、レジは行列ができるほどに盛況だったという。楽天に対する反発が強まる中、ロッテマートにこれほどの買い物客が殺到しているのはなぜかと訝(いぶか)しく思っていたら、疑問が解けた。買い物客の9割以上はロッテマートの“購物卡(商品券)”を手にし、「商品券を全て使い果たしたら、ロッテマートには二度と来ない」と口々に言明しながら大量の商品を購入し、中には数万元(約50〜80万円)の買い物をした客もいたという。

「反楽天」のデモ隊も

 3月6日には河南省“鄭州市”の管轄下にある“新鄭市”のショッピングセンター“万佳時代広場(万佳タイムズスクエア)”に組織された「反楽天」を標榜するデモ隊が中国国旗を掲げて押しかけた。2階建ての万佳時代広場の屋上からは5本の垂れ幕が下げられ、1階の壁面には横断幕が掲げられた。そこには次のような標語が書かれていた。

(1)「“楽天”操你祖宗  “楽天”我日恁娘  老子不売了」
 (“楽天”FUCK YOU “楽天”FUCK YOU 俺たちは“楽天”の商品を売らない)
(2)「万佳人憤怒了  下架併銷毀楽天所有商品  楽天滾出中国去!」
 (万佳時代広場の従業員は憤っている。全ての楽天商品を棚から下ろして廃棄しろ。楽天は中国から出て行け!)

 万佳時代広場の前庭には店内から運び出された楽天製の食品や飲料が大量に積み重ねられていたが、工事用のホイールローダーがそれらを粉々に踏みつぶした。それを見ていたデモ隊や万佳時代広場の従業員、そしてそれを取り巻く野次馬たちはどっと歓声を上げたのだった。こうした楽天商品排斥の動きは今後全国で次々と展開される可能性が高い。

 3月8日には中国の動画サイトに「“抵制楽天(楽天ボイコット)”」と題するわずか10秒間の動画が掲載された。その動画には中国の某小学校の講堂に集められた小学生たちが映し出され、彼らが壇上に映し出された「おやつを拒絶して、楽天をボイコットしよう。我が中華を愛するのを我々から始めよう」という標語を大声で唱えると、教師が生徒たちに「私たちは楽天のおやつを買うのを止めねばならない。それを自分の行動で示そう」と呼びかけていた。某小学校がどこにあるのか不明だが、小学生に対して「楽天ボイコット」を強要して洗脳していることは明白で、文化大革命(1966〜1976年)時代の“紅小兵”<注3>を想起させる。こうした動きは中国全土の小・中学校に波及しているものと思われる。

<注3>7〜14歳の小・中学生で構成され、中国共産党の指導下で活動した組織。
 この動画を見たネットユーザーの1人は、「私の子供にこのような教育は不要だ。もしあんたがこのような馬鹿げた教育を自分の子供が受けるのを好きならば、誰も止めはしないけど」とネットの掲示板に書き込んだ。また、別のネットユーザーは、「久しく人を罵(ののし)ったことはないが、昨日この動画を見て我慢ならなかった。これも父親になったためだろうか、そこにあるのは絶望だけだ。あの教師は豚と同様だ」と書き込んだ。

2つの大規模プロジェクトも中断

 しかし、こうした声を上げるのは一部の冷静な人々だけで、大多数の中国国民はお上の意向に沿って楽天ボイコットを叫ぶと同時に、THAADを配備する韓国からの進出企業や韓国製品に対し十把一からげで排斥を行うのである。それは上述したハンドルネーム““藍心閣”が投稿した文章に書かれていたように、「数年前に日本の商品やフィリピンの果物のボイコットが行われた」のと同様に、国民全体を巻き込んだ反楽天、反韓国の動きへと発展して行くのだ。

 楽天が建設を進めていた2つの大規模プロジェクト、遼寧省“瀋陽市”の“瀋陽楽天世界”(投資額:3億ウオン=約3000億円、竣工予定:2018年)と四川省“成都市”の“成都楽天世界”(投資額:10億ドル、竣工予定:2019年)は、すでに工事の中断を余儀なくされた。中国政府“国家旅游局”は国内の旅行業者に3月15日以降は韓国行き団体旅行の取扱いを禁止するよう指示を出したと言われている。それが本当ならば、ロッテ免税店が莫大な損失を被ることは火を見るより明らかである。

 3月15日は“国際消費者権益日(世界消費者権利デー)”だが、当日夜に中国国営テレビ“中央電視台(中央テレビ)”は「消費者の友特別夜会」を放映し、各種商品の問題点を厳しく指摘し、それが当該商品の販売に大きな影響を与える。今年の同番組では楽天商品を含む韓国製品および韓国進出企業の製品がやり玉に上がる可能性は大きいが、原稿締切日の関係で本稿ではその結果について言及することができない。果たして楽天は中国で生き残れるのか。


このコラムについて

世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」
日中両国が本当の意味で交流するには、両国民が相互理解を深めることが先決である。ところが、日本のメディアの中国に関する報道は、「陰陽」の「陽」ばかりが強調され、「陰」がほとんど報道されない。真の中国を理解するために、「褒めるべきは褒め、批判すべきは批判す」という視点に立って、中国国内の実態をリポートする。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/031500092
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 「教育勅語」を愛する人々 韓国の禁輸が解けねば、今年もホヤが大量廃棄 「新生東芝」を信じるほかない銀行団 
「教育勅語」を愛する人々

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/031600086/p1.jpg

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明


2017年3月17日(金)
小田嶋 隆

 3月14日、ということは、いまこの原稿を書いている現時点から数えて2日前に相当するのだが、その3月14日に開かれた会見の中で、文部科学大臣の松野博一氏が、不可思議な見解を漏らしている。

 松野大臣は、教育勅語について、憲法や教育基本法に反しないような配慮があれば「教材として用いることは問題としない」と表明したのだ(こちら)。

 なんとまあ不用意な発言ではあるまいか。

 念のために解説すればだが、教育勅語は、既に効力を失った教材だ。

 というよりも、教育勅語は、単に効力を失ったのではなくて、より積極的に、教育現場から「排除」され、「追放」された過去の亡霊だ。歴史上の悪夢と申し上げて良い。

 事実、この勅語に関しては、「憲法の理念に反する」として1948年に衆議院で「排除決議」が採択され、あわせて参議院でも「失効決議」が採択されている。

 してみると、このたびの松野大臣の発言は、一旦国会の場で、「憲法の理念に反する」として「排除」され「失効」した歴史的な教材を、文部科学大臣の名において「憲法や教育基本法の理念に反しないような配慮」を条件にしているとはいえ、「有効」であるとして再び召喚しようとした措置に見える。

 こういうことをポロッと言ってしまって、果たして文部科学行政の一貫性は保持できるものなのだろうか。

 たとえばの話、腐っていることが認定されて、食べてはいけないことになった食品について、「腐敗に気をつける配慮」があれば、「食材として用いることは問題としない」てなことを保健所の所長がドヤ顔で言ってのけるような世界で、果たして食卓の衛生は防衛できるものなのだろうか。私はそうは思わない。こういうことが起こったら、その世界に住む人間は、腐った食べ物を再び食べさせようとしている人々の意図と狙いについて、あらゆる方向から考え直す努力を怠ってはならない。でないと、早晩食中毒で死ぬことになる。

 どうして、一部の人々は腐ったリンゴに執着するのか。

 腐ったリンゴからでなければ摂取できない栄養素が存在するということなのか。それとも、リンゴを腐っていると認定した体制自体を転覆せんとする運動が、いまわれわれの周囲で起こりつつあるということなのか。

 
 真相はいずれにあるのだろうか。

 今回は、教育勅語について考えてみるつもりでいる。
 思うに、教育勅語は、昨今話題の森友学園騒動を解読するためのキーのひとつだ。

 疑惑の核心はカネの動きと職務権限にある。政治家の関与と官僚の忖度がどのような経路で発生し、誰と誰がどんな決断に影響力を行使し、誰が利益にあずかり、誰が便宜を供与し、どんな機関が背後で動いていたのか、ジャーナリストや運動家が究明せねばならないのは、そのあたりの行ったり来たりなのだろうし、国会や捜査機関を動かすべくメディアが焦点を当てるべきポイントもその界隈に散在しているのだと思う。

 が、一歩引いた場所から観察すれば、森友学園問題の背後には、常に「教育勅語への賛意」という不可思議な感情が底流している。というよりも、カネや利権に直接のかかわりを持たなかったより多くの人々も、森友学園がその中心的な理念として強調していた教育勅語の扱いに関しては不用意かつ積極的に関与していたわけで、とすれば、森友学園の問題をより深く理解するためには、教育勅語が現代に突きつけようとしている問題について問い直さなければならないはずなのだ。

 普通に考えて、自分が現場を見ていない問題はよくわからないし、よくわからない問題についてあれこれ憶測を語るのは、愚かな態度なんではなかろうかと、毎度のことながら、実はそこのところを恐れてもいる。

 文章を書くのにいちいち書き手の資格をでんでん、じゃなかった云々するみたいな硬直的なツッコミは、この際無視するのだとしても、この種の疑獄事件に関して、自分の足で取材しない人間が関与する余地をあまり多く持っていないことは、いかんともしがたい事実ではあるわけで、とすれば、私のような書き手は、事件そのものや事実関係についてではなく、事件に関与していた人間たちが共通して抱いている思い込みみたいなものに話の焦点を持っていかざるを得ない。で、それが今回の場合は、教育勅語だということになるわけだ。

 わたくしども日本人は、教育勅語について、それぞれに大量の硬軟取り混ぜた思い込みを抱いている。
 その陳腐でありながら多様な思い込みを解明しないと、この問題は先に進まない。

 さて、発言の内容自体もさることながら、私は、松野大臣が、あえてこの時期によりにもよって教育勅語についてコメントしたという事実に、なによりもまず驚かされている。あまりにも軽率だからだ。

 ヤブヘビというのか、火中の栗を拾いに行ったようにしか見えない。

 教育勅語が、ホットな話題になっている背景には、現在進行中のスキャンダルがある。

 後日読み直す読者のためにあえて具体的に説明すると、教育勅語に注目が集中しているのは、経営する幼稚園の園児に教育勅語を朗唱させていることで注目を集めた森友学園という学校法人に関連する一連の疑惑報道が、いままさに進行中だからだ。

 その延焼中のスキャンダルのさなかで、文部科学大臣という容易ならざる立場にある人間が、わざわざ教育勅語の意義についてコメントする狙いが那辺にあるのか、そのあたりの裏事情を考えると、私は、自分のアタマが混乱して堂々巡りをはじめるのを止めることができない。大臣はいったいなんでまたこんな問題にクビを突っ込んだのであろうか。彼は誰に対して何をアピールしたかったのだろう。

 つい1週間ほど前の3月8日には、稲田朋美防衛大臣が、参院予算委員会で社民党の福島みずほ議員の質問に答える中で

 「教育勅語の核である、例えば道徳、それから日本が道義国家を目指すべきであるという、その核について、私は変えておりません」
  「私は教育勅語の精神であるところの、日本が道義国家を目指すべきである、そして親孝行とか友達を大切にするとか、そういう核の部分ですね、そこは今も大切なものとして維持している」
 「教育勅語に流れている核の部分、そこは取り戻すべきだと考えている」

 という主旨の発言をしている。
 これまた驚愕すべき答弁だ。

 いったいアタマの中にどんな味噌が入っていれば、こんな言葉を考えつくことができるのだろうか。

 私の耳には、稲田大臣のこの応答は、ご自身のクビを絞める発言にしか聞こえない。

 というよりも、ただでさえ窮地に追い詰められつつある状況下で、問題の発端である教育勅語を擁護しにかかるみたいな発言をすれば、ますます苦しい立場に追い込まれることが自明であるにもかかわらず、それでも、稲田大臣が教育勅語への愛と信頼を表明した理由を解明することは、現状の私には不可能だ。自分のアタマの中にある味噌を入れ替えてからでないと、到底理解できない。

 そんなわけなので、ここで、一旦、自分の思い込みをリセットしてみることにする。
 でないと、この謎にはアクセスできないだろうからだ。

 私の思い込みというのは、すなわち教育勅語が邪悪な思想だという決めつけのことだ。
 その私の思い込みからすると、教育勅語のようなあからさまに邪悪な愚民教導ツールを積極評価するのは権力志向のファシストに決まっているのであって、そのファシストが公の場で教育勅語への賞賛と支持の気持ちを表明するのは、彼らが、そうすることで何らかの利益にあずかろうとしているからだ、という理屈になる。

 稲田防衛大臣や松野文部科学大臣が、この困難な時期にあえて教育勅語へのゆるぎない愛情と信頼を吐露したのは、彼らがそうすることで、政権の中枢を担う勢力への忠誠を明らかにしたからなのだと、そういうふうに邪推してかからないと、事態を飲み込むことができないということでもある。

 しかし、おそらく、真相はそんなに見え透いたお話ではない。
 もっと見え透いている。

 つまり、稲田防衛大臣は、野党側の質問にさらされて、うっかり自分の本心を表明しただけだということだ。

 それも、彼女は、どちらかといえば、誇らしいというのか晴れがましい気持ちで自分の道徳観を開陳していのだと思う。ご本人の自覚としては、断じて誰かに媚びるために過去の禁じられた徳目を称揚してみせたのではないのだろう。

 松野文科相にしてもおおむね同様だ。政権の中枢への目配りがなかったとは言えないものの、彼自身、教育勅語が道徳的に優れた文書である点は疑っていない。

 私が当初から感じている薄気味の悪さは、実にここのところにある。
 この物語に登場する人物は、誰もがテンから教育勅語を「良いもの」だと信じ切っているのだ。

 それだけではない。
 観察するところでは、現状の日本人の多数派は、どうやら、教育勅語を悪いものだとは思っていない。
 これは、私には受け容れにくい状況だが、事実なのだから仕方がない。

 多くの日本人は、教育勅語について、多少古くさいところはあっても、基本的には昔ながらの古き良き日本人のつつましやかな奥ゆかしさを体現した、素晴らしい遺産だぐらいに評価している。

 おばあちゃんの知恵袋が、いくつか時代にそぐわなくなってしまった迷信(風邪をひいたら喉にネギを巻いて寝るんだよ、みたいな)を含んではいても、総体としては輝かしい先人の知恵であるのと同じように、教育勅語も、天皇に関する部分だけを取り除けば、十分現代にも通用する好ましい徳目だと、そう思っている日本人は少なくない。というよりも、日本人の多数派がそう思っているからこそ、文部科学大臣や防衛大臣が、公然と支持を表明したのであって、赤旗がどう言おうが、朝日新聞があきれてみせようが、実に世の趨勢は既に、教育勅語復活に傾いているのである。

 われわれは、既に戦前の世界で暮らしているのだ。
 なんということだろう。

 松野文科相が教育勅語擁護発言をした3月14日の夜、私は、以下のようなツイートを連投した。

《教育勅語が若い世代を含む多くの日本人をいまだに魅了してやまないのは、並列された文言の背景に一貫している「個々の人間の個別の価値よりもひとまとまりの日本人という集団としての公の価値や伝統に根ざした心情の方がずっと大切だぞ」という思想が、根本的にヤンキーの美学だからだよ。》(こちら)

《より大きな集合の一員であることの陶酔に挺身するのがヤンキーの集団主義道徳で、その彼らを結びつけている文化が友情・努力・勝利の少年ジャンプ的なホモソーシャルである以上、教育勅語はど真ん中の思想ですよ。》(こちら)

 これらのツイートに寄せられた反響を眺めるにつけ、私の確信はいよいよ深まりつつある。

 森友学園が小学校建設のために購入した土地の譲渡の経緯やその地価の算定のいきさつに何があったのか、私は詳しい事情を知らない。
 ただ、私が興味をひかれている点は、そこではない。

 私は、森友学園が推進する教育勅語を中心とした戦前ライクな道徳教育に賛同し、その理念を実現する小学校の設立のためにひと肌脱ごうとした人たちが、彼らを通じて作り上げようとしていた世界を知りたいと思っている。

 彼らが必ずしももう一度戦争をしようとしているのだとは思わない。

 ただ、彼らが、占領軍によって全否定された(と彼らが考えている)戦前的な美しい日本を「取り戻そう」としていることはどうやら間違いのないところで、その「美しい日本」の価値を根本のところで支えているのが教育勅語であることも動かしがたいポイントではある。先に挙げた国会における排除も、それが行われたのが占領下であったことを、得々として指摘することだろう。

 その「教育勅語」のキモというのか、核心に当たる根本思想は、「個」よりも「集団」を重んじ、「私」よりも「公」に高い価値を置き、個々人の自由よりも社会の秩序維持に心を砕く社会の実現ということで、これは、実は、任侠でも暴走族でも体育会の野球部でもブラック企業でもお役所でも同じことなのだが、要するにわれらが日本の「強いチーム」の鉄則そのものだったりする。

 うちの国で組織が強いチームとして機能するためには、個よりも集団が優先されなければならず、自由を秩序が圧迫していなければならず、私心が公益によって滅殺されていなければならない。で、そういうチームの中で何より美しいとされるのは、自分以外の何かや誰かのために自分の命を捨てる人間の姿だってなことになっている。これは神風特攻の昔から、ワンピースの漫画に至るまで、まったく変わっていない美学で、さらにそのルーツをさぐれば、たぶん白虎隊や忠臣蔵の時代まで遡ることができる。

 戦前の日本の子供たちを皇軍の兵士に仕立て上げるにあたって大きな役割を果たし、そのことで一度は教育現場から追放された教育勅語が、いままた復活への道を歩みはじめている現今の状況は、私の思うに、大げさに言えば、戦後の平和教育ならびに戦後民主主義の敗北ないしは解体を意味している。

 実際、教育勅語の復活を主張している人々は、そのまま日本国憲法の経年劣化と無効化を言い募る人々でもある。

 で、われわれはまたしても、八紘一宇の理想に舞い戻るわけだ。

 自民党の憲法改正案をめぐる議論を読み返していると、あらゆる場面で「行き過ぎた個人主義」という言葉が、実に数多くの議員の口から、何度も何度も繰り返されていることに驚かされる。

 それほどに、彼らは、個人主義を憎んでいる。

 このことは 自民党の憲法草案の中で、日本国憲法の中の「個人」という言葉が、すべて「人」に置き換えられていることを見ても明らかなことだ。

 ちなみに、「公共の福祉」というフレーズは、一つ残らず「公益及び公の秩序」という文言に改められている。

 さらに私を憂鬱な気持ちにさせるのは、自民党の議員の間に広がっている個人主義嫌いが、決して彼らにだけ共有されている特殊な思い込みではなくて、現代の若い世代をも含めた平均的な日本人のごく当たり前な多数派の思想でもあるという点だ。

 われわれは、ひとつになることが大好きで、寄り添うことが大好きで、自分たちがひとかたまりの自分たちである状況に強い愛着を抱いている。

 戦前の常識では、教育勅語が体現する思想を貫徹するためには、中心に天皇を持ってこないと話のスジが通らなかったものなのだが、21世紀に教育勅語を召喚しようとしている人々は、あるいは、天皇抜きでも中央集権が可能だと考えているのかもしれない。

 まあ、真ん中が空洞でもドーナツは丸いわけだし、不可能ではないのだろうし、この様子だと、その彼らの理想が実現する時代は、そんなに遠い未来ではないのかもしれない。

 その世界の中で、ドーナツの一部になる事態を、私はできれば回避したいと願っている。
 一片のパン屑として生涯を閉じることができるのであれば、それで不満はない。

(文・イラスト/小田嶋 隆)

「世界はひとつになれない そのままどこかにいこう」by 星野 源
そして生活は続くのです。そうあってほしい。

 当「ア・ピース・オブ・警句」出典の5冊目の単行本『超・反知性主義入門』。相も変わらず日本に漂う変な空気、閉塞感に辟易としている方に、「反知性主義」というバズワードの原典や、わが国での使われ方を(ニヤリとしながら)知りたい方に、新潮選書のヒット作『反知性主義』の、森本あんり先生との対談(新規追加2万字!)が読みたい方に、そして、オダジマさんの文章が好きな方に、縦書き化に伴う再編集をガリガリ行って、「本」らしい読み味に仕上げました。ぜひ、お手にとって、ご感想をお聞かせください。

このコラムについて

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たやすいこと」「取るに足らない出来事」「チョロい仕事」ぐらいを意味している(らしい)。当欄は、世間に転がっている言葉を拾い上げて、かぶりつく試みだ。ケーキを食べるみたいに無思慮に、だ。で、咀嚼嚥下消化排泄のうえ栄養になれば上出来、食中毒で倒れるのも、まあ人生の勉強、と、基本的には前のめりの姿勢で臨む所存です。よろしくお願いします。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/031600086/

 


韓国の禁輸が解けねば、今年もホヤが大量廃棄に

証言

阿部 誠氏[宮城県漁業協同組合理事]
2017年3月17日(金)
震災による津波で壊滅的な被害を受けた宮城県の水産業。名産品の養殖ホヤもその一つだった。 復活に向け努力を続けてきたが2013年、韓国の禁輸措置が実施され苦境に。 新商品の開発などで国内販売は伸ばしたが、最終的に7600トンが販売できず処分する事態に陥った。
[宮城県漁業協同組合理事]阿部 誠氏

1956年生まれ。千葉県にある全国漁業協同組合学校を卒業後、76年、宮城県信用漁業協同組合連合会(2007年、宮城県漁業協同組合に吸収合併)に入社。2013年から経済事業本部長、2014年7月から現職。
宮城県産ホヤ、大量処分の概要
宮城県は全国有数の養殖ホヤの産地。キムチの具材として人気があり、生産量の7〜8割が韓国に輸出されていた。だが2013年9月、東京電力福島第1原発事故による汚染水流出問題を受けて、韓国が宮城や岩手、福島、茨城など8県の水産物に対して輸入を全面的に禁止した。その影響から生産過剰となり、7600トンのホヤの廃棄を余儀なくされた。

昨年6月から、生産過剰となった宮城県産のホヤの処分が産地の女川町などで始まった。漁業者が水揚げしたホヤは冷凍保管されたのち県外に運ばれ焼却処分された(写真=読売新聞/アフロ)
 東日本大震災から間もなく6年になろうとしています。津波によって宮城県の漁業は壊滅的な被害を受けました。ですが、漁業者をはじめ関係者の方々と復興に努めてきました。ホヤの養殖はその象徴的存在でもありました。

 宮城県は全国有数のホヤの産地です。石巻市の牡鹿半島や女川町、南三陸町などで養殖され、国や県の復興補助事業などを活用しながら再度、量産に努めてきました。その結果、年間1万トンを生産できるレベルにまで復活することができました。

 ところが昨年、そのホヤを大量に廃棄しなければならない事態に追い込まれました。震災の大きな被害から立ち直り、漁業者がホヤ養殖の復興のために努力をしてきた。手塩にかけてここまで育ててきた名産品を捨てなければいけない。本当に苦渋の決断でした。

輸出再開のめど立たず

 廃棄したのは7600トンと大量でした。なぜ、こんな事態になってしまったのか。それは、2013年9月、宮城県産ホヤの最大の売り先である韓国が宮城や岩手、福島、茨城など8県の水産物に対して輸入を全面的に禁止したことが原因でした。

 東京電力福島第1原子力発電所事故による汚染水流出問題に対する措置で現在も禁輸は解かれていません。韓国への輸出は宮城県産ホヤ全体の水揚げ量の7〜8割を占めます。それが全面的に販売できなくなってしまったのですから、生産過剰となり処分するしかなかったのです。

 ホヤは養殖を始めて3年目に水揚げをするのが基本です。震災後に養殖を再開したホヤは2015年に3年目を迎えました。しかし、韓国へ輸出できないことから多くは水揚げをせず、2016年に繰り越し4年目を迎えました。また、2016年に3年目となるホヤもあります。こうして昨年、約1万3000トン分のホヤが水揚げを待つ状態になりました。

 一方、韓国側が禁輸措置を解くかどうかについては水産庁、外務省、韓国領事館など関連機関に働きかけ、情報を集めていますが状況は芳しくない。2015年、日本政府は輸入禁止を見直すよう世界貿易機関(WTO)に提訴していますが、規制は解かれていません。

 ホヤの輸出を手掛ける仲介業者の中には「少なくとも韓国の政権が変わるまでは禁輸は続くだろう」と見る人もいます。いずれにしろ、これ以上、ホヤの水揚げを繰り越すことはできませんでした。

 ホヤは4年以上、成長すると重さでほとんどが養殖場から海中へ落ちてしまいます。そうなると漁業環境が汚染されることになりますし、網を破るなど他の漁業にも悪影響を及ぼす可能性もあります。水揚げをしないと新たにホヤの種付けをすることもできません。どうしても陸上に揚げて廃棄処理する必要がありました。

 ホヤの養殖は宮城県全体で漁業者400人程度が関わり、合計で年間10億〜15億円程度を売り上げる産業だけに、補償がなければ廃棄できません。

東京電力に補償求める

 廃棄については2015年から検討を始めました。同時に、韓国の禁輸措置の要因となった原発からの汚染水流出問題を起こした東京電力とも補償について話を始めました。

 補償額を決める上で過去の販売データは欠かせません。ですが、そのデータの多くが震災で失われ残っていませんでした。また震災前は漁業者個人が輸出仲介業者と直接取引をすることが多く、宮城県漁協としてまとまったデータを持っていません。そのため協議が進みませんでした。

 いろいろと手を尽くして、最終的に仲介業者の協力を得て、韓国への販売データを提供してもらい、販売価格の基準値を決めることができました。話し合いを始めて既に数カ月が過ぎていました。

 ホヤは年中、水揚げが可能ですが、ピークは毎年6月です。そこに向けて東電との協議を続け、補償の見通しがなんとか立ったことから昨年6月、その年に水揚げするホヤの内、過剰分を廃棄する決定を漁協としてしました。

 1万3000トンの内、例年、国内には約4000トンが出荷されるので、廃棄対象は約9000トンと試算しました。これだけの量のホヤを廃棄するのは一筋縄ではいきません。かなりの苦労がありました。最初は肥料にしたり、畜産や養殖の餌にしたりできないか方法を検討しました。そのまま捨てるより何か活用できないかと考えたからです。

 受け入れてもらえる業者を探し話し合いをしました。ところが、処理の方法や採算性の問題で実現は難しいことが分かりました。そうなると焼却処分するしかありませんが、塩分が強いことなどから一般の焼却施設では処理できないことが判明しました。対応できる業者を探し、昨年8月、宮城県外でようやく焼却可能な場所を見つけました。場所が限られることから大量には焼却ができず、処分し終わるまで今年1月までかかってしまいました。

禁輸が解けなければ今年も大量廃棄に

 廃棄には数億円の費用がかかりました。焼却費用だけでなく、焼却を待っている間の冷凍保管費用や運搬費なども必要になりますから。

 ホヤは韓国で刺し身やキムチの具材として人気があります。震災前は韓国での需要が拡大しているため販売業者から増産の依頼を受けていたほどです。その韓国向けの販売が止まったため、今は国内向けの販売に力を入れています。薫製や酒蒸しなど新たな加工食品のアイデアを出し合って商品を開発し、販売量や販路の拡大に努めました。

 その結果、昨年は5500トンまで国内販売を伸ばすことができ、処理した過剰分を7600トンまで抑えられました。ですが、韓国への輸出分をさらに国内向けに切り替えて販売することは、とても困難で限界があります。

 一方、カキやホタテなど別の種類の養殖に転換するのは漁業者にとっては難しく、換えるにしても時間と費用がかかります。補償があるとはいえ漁業者の生活にも影響が出始めています。

 今年もホヤの水揚げがあります。韓国の禁輸が続けば再度、大量に廃棄せざるを得ません。高齢の漁業者はこれを機に廃業する可能性もあります。引き続き、打開策を模索していかなければなりません。


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証言
時代を切り拓き、その先に見えるものを。誰もが忘れ去ろうとしているものを、今なお思い起こしつつ。あるいは、わずかな人だけが見ることのできる地平に立ち、その眼に映るものを。語り得る人たちのその言葉を、問わず語りで、ありのままにお伝えします。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/279177/031600017/

 


「新生東芝」を信じるほかない銀行団

ニュースを斬る

財務制限条項に抵触していても支えきれるのか
2017年3月17日(金)
田村 賢司

東芝の綱川智社長は苦しい立場に追い込まれている(写真:竹井 俊晴、以下同)
 何が語られたのか──。

 東芝は3月15日、取引銀行向けの説明会を開いた。米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)の内部統制問題で監査法人から2016年4〜12月期決算の承認が得られず、前日の予定だった発表を再延期したのを受け、資金繰りに協力を求めるためだ。

 15日には東京証券取引所が、東芝株を内部管理体制の改善が必要として指定していた「特設注意市場銘柄」から、上場廃止の恐れがある「監理銘柄(審査中)」へ指定替えも実施。説明会の内容は開示されていないが、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行など主力行の動きに市場は強い関心を寄せている。

半導体分社化で危機を回避するというが・・・

 市場が動向を注視するのは、銀行団が4月以降も協調融資を継続するかどうか。だが、結論から言えば、銀行団には東芝を救う以外の考え方はないように見える。

 例えば、銀行の東芝への融資の一部には財務制限条項がつけられている。財務制限条項とは、銀行など金融機関が貸し付けを行う際に、借り手(債務者)に対して付ける条件である。金融機関が借り手の財政に条件をつけ、借り手側が業績悪化などによって、それを下回る状況になると、即座に返済を迫られる。

 財務制限条項の内容自体は公表されていないが、東芝の有価証券報告書を点検すると、「連結純資産」「連結営業損益」「格付」か、その比率などと見られる。となれば、昨年後半以降、格付け機関から数度にわたって格下げを受け、既に約1500億円の債務超過になっている東芝は、明らかに「即座に負債を返済」の対象になるはず。

 ところが、銀行団がそれを求めた形跡はない。あるメガバンク関係者は「財務制限条項に抵触するのは確かだが、今、それを執行する気はない」と漏らす。「債務超過になったとしても、資産売却による利益などで早期に回復できるといったメドがあれば、いったん猶予してもおかしくない」。ある銀行アナリストはこう読む。

 東芝は、4月1日付けで半導体メモリー部門を分社化し、全株放出も視野に入れて株式の売却を進めるという。すべて売れば、1兆5000億円に達すると見られる。半導体新社の純資産は約5000億円だから、売却に伴う利益は約1兆円。これを使えば、債務超過を一気にクリアできる計算になる。その辺りを睨んでのことだろう。

 一方で銀行団には、融資の継続に大きく関わる債務者区分は引き下げる方向で動いている。債務者区分は、融資相手を信用状況によって分類するもの。上から(1)正常先、(2)要注意先、(3)破綻懸念先、(4)実質破綻先、(5)破綻先となっている。要注意先の中に「要管理先」があり、これ以下が「不良債権」とされる。

 下に行くほど信用力が低いわけで、当然、貸出金利は高くなる。だが、銀行自身にとっても、貸し倒れに備える引当金計上を迫られ、負担は重くなる。東芝に対する主力行の融資額は、昨年3月末時点では、みずほ銀行が1834億円、三井住友銀行が1768億円、三井住友信託銀行が1310億円、三菱東京UFJ銀行が1112億円に上っており、地方銀行の一部や日本政策投資銀行、農林中金なども融資している。

 このうち、既に「みずほ銀行が今年1月、東芝を正常先から一段階下げて要注意先に替え、他の主力行も引き下げを検討しているようだ」(ある銀行関係者)と言われる。だが、本来、債務超過になれば破綻懸念先になるのが普通だ。

 それでも、みずほが要注意先にとどめ、「他行も大きくは下げないだろう」(ある銀行アナリスト)と言われる。その理由は、1つには仮に破綻懸念先となると、融資額から担保額を引いた金額の50%以上の引当金を積む必要に迫られる。銀行にとっては、100億円単位の負担増になる。

 そして何より、破綻懸念先となると融資の継続ができなくなるという大きな問題がある。だから、東芝の危機を拡大させないよう、“寸止め”にしているのだろう。

東芝融資を不良債権には認定できない理由


CFO(最高財務責任者)を務める平田政善専務
 この2つの動きから読み取れるのは、「銀行としては東芝を支えるほかないという判断だ」(ある銀行アナリスト)。

 東芝の危機がここまで深刻になると、一定の負担増は覚悟しても債務者区分を引き下げざるを得ない。ただし、不良債権に認定するところまでは踏み切れない。不良債権認定をして追加融資ができなくなれば、東芝は本当の危機を迎えかねない。

 そうなれば、これまでの融資自体も回収が容易ではなくなる。当面、東芝の再生計画を信頼すればその理屈はつけられる、といったところではないか。

 東芝は14日、半導体新社の株式売却のほか、「WHの過半の株を売却して非連結化し、海外原子力事業のリスク遮断」「その後、社会インフラ部門を軸にした新生東芝として再生する」というプランを発表した。これによって2019年度には売上高4兆2000億円、営業利益2100億円の「健全企業」に戻るとしている。

銀行団が頼る前提は大幅に変わることになる

 だが、15日付けの本欄(「ひねりだした『新生東芝』という絵空事」参照)でも指摘したとおり、WHの売却は極めて難しい上に、数千億円規模で追加損失が発生する可能性もある。

 虎の子の半導体新社を売却して得られる資金も、今後、生き残るために社会インフラなどの事業の設備投資に使い、自己資本も充実する必要があることを考えると、追加損失の規模によっては、再生計画の見直しも必要になるかもしれない。そうなると、銀行団が頼る前提は大幅に変わることになる。

 「次は、融資額の下位行から融資引き上げの動きが起きるかもしれない。その際は、みずほ銀行や三井住友銀行など主力行にその分の引き受けを求めることになる」。ある銀行関係者はこう指摘する。

 過去、大企業の経営危機の際にしばしば見られた「メイン寄せ」と呼ばれる動きである。しかし、東芝の危機が去らない限り、みずほ銀行や三井住友銀行にしても、そのリスクは避けたいはず。「新生東芝」計画は銀行にとっても、本当は不安のかたまりのはずだ。


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ニュースを斬る
日々、生み出される膨大なニュース。その本質と意味するところは何か。そこから何を学び取るべきなのか――。本コラムでは、日経ビジネス編集部が選んだ注目のニュースを、その道のプロフェッショナルである執筆陣が独自の視点で鋭く解説。ニュースの裏側に潜む意外な事実、一歩踏み込んだ読み筋を引き出します。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/031600627/
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK222] <アベ友疑獄>籠池理事長「9月5日、講演に来た昭恵夫人から100万円渡された」(田中龍作ジャーナル)
【アベ友疑獄】籠池理事長「9月5日、講演に来た昭恵夫人から100万円渡された」
http://tanakaryusaku.jp/2017/03/00015531
2017年3月16日 19:23 田中龍作ジャーナル



1時間余りに渡る事実説明を終え、籠池理事長は野党議員と共に私邸前に姿を現した。=16日午後4時30分頃、豊中市 撮影:取材班=


 安倍内閣が吹っ飛ぶ爆弾発言が飛び出した。森友学園の籠池康博理事長が、安倍首相側から多額の寄付金を受け取っていたことを明らかにしたのである。

 きょう午後2時20分頃、建設が中止になった瑞穂の國小學院で参院予算委員会の調査チームと面会した籠池理事長は次のように語った ―

 「我々がこの学園を作り上げようとしたのは、皆さん方のご意思があってこそ。しかもそのご意思の中には誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金が入っている事を伝達します」。

 調査チームとは別に動いていた福島みずほ、森ゆうこ、小池晃議員が、籠池理事長の私邸(豊中市)で、1時間余りに渡って事実関係を聴いた。

 福島議員は記者団に対して森友側は「(一昨年)9月5日、昭恵夫人が(塚本幼稚園に)講演に来た時に100万円を渡された」と明かした。「確証を得たのか?」という記者団の質問に福島議員は「はい」と大きく頷いた。

 事実説明を終えた籠池理事長は野党議員と共に自宅前に姿を現した。籠池氏は「すべては国会でお話しすることにします」とすっきりとした表情で語った。

 本人が証人喚問を望んでいるのである。「私人だから」という理由で自公が籠池氏の証人喚問を拒否する理由はなくなった。

 籠池理事長を逮捕する。あるいは消す。安倍首相の意向を忖度する勢力が口封じに出ることも考えられる。

 国会で籠池理事長が洗いざらい話せば、憲法をねじ曲げる安倍首相といえども逃げようがなくなる。



参院予算委員会のメンバーを迎えた籠池理事長から衝撃の発言が飛び出した。自民党の山本一太議員は面食らっていた。=16日午後2時20分頃、瑞穂の國記念小學院 撮影:取材班=


 〜終わり〜



















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK222] “籠池爆弾”の破壊力…この恥知らず内閣は確実に飛ぶ<下> 籠池、菅野コンビが仕込んでいる爆弾は他にもある(日刊ゲンダイ)
  


“籠池爆弾”の破壊力…この恥知らず内閣は確実に飛ぶ<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201585
2017年3月16日 日刊ゲンダイ

 
   予想外のタッグ(森友学園の籠池理事長と菅野完氏・左)/(C)日刊ゲンダイ

■籠池、菅野コンビが仕込んでいる爆弾は他にもある

 稲田が弁護士時代に森友の訴訟を担当していた事実を突き付け、国会答弁の嘘を暴いたのも菅野氏だった。

 すでに籠池氏と何時間も膝詰め談判した菅野氏は、稲田の問題以外にも政権を揺るがす爆弾を手にしたはずだ。きのう、都内の自宅で籠池氏と会談する直前には、報道陣にこう話していた。

「爆弾は(稲田の話以外に)あと4つある」

「きょう話を聞いて、さらに7つくらい出てくると思う」

 彼はモノ書きだから、慎重にウラ取りをした上で、信じるに足る事実は発表していくだろう。どんな爆弾が飛び出すのか。安倍官邸は戦々恐々である。

「稲田大臣の他にも、森友学園と関係の深かった政治家の名前が間違いなく出てくる。国会議員から森友サイドにカネが渡っていたという話も流れているし、これには現職の閣僚も関わっているらしい。そんな話が表に出てきたら大変だ。総理に近い代議士の秘書が土地取引で暗躍したという噂もある。4月に予定されている集中審議の前に、何とか森友問題を沈静化させたいのだが、投下される爆弾の内容によっては、今以上に燃え広がってしまいかねない」(官邸関係者)

 これまで菅野氏は森友学園の教育方針を厳しく批判してきた。その菅野氏と籠池氏がまさかのタッグ。この展開は予測不能で、森友の認可申請取り下げで幕引きを図っていた官邸にとっては大きな誤算だ。

「恐らく籠池さんが持ってはるもんが全部出てきたら、内閣が2つ分くらい飛ぶと思うんです。安倍晋三みたいなん、どうでもエエって話になると思う」

 菅野氏は爆弾の破壊力をこう表現していた。事件はこれからが本番だ。

■もう収拾不能、破廉恥内閣を待ち受ける悶絶死の運命

 与党の中からも「事態収拾には稲田防衛相の辞任は避けられない」という声が上がり始めていたが、籠池氏が菅野氏に爆弾を託したことで、完全に潮目が変わった。もはや、稲田のクビ程度で収束は無理だ。

「稲田防衛相の辞任は当然ですが、誰が見ても能力不足の彼女に目をかけ、防衛相にまで就けたのは安倍首相です。任命責任は免れない。それ以上に、森友疑惑の背後には安倍政権と極右のいびつな人脈があることが国民に広く知られれば、政権は持ちません。極右思想を共有する仲間内で便宜を図り、甘い汁を吸う。安倍政権がやっていることは国家の私物化です。罷免された韓国の朴槿恵前大統領と構図は変わらない。籠池理事長が本物の愛国者なら、知っていることを洗いざらいブチまけるべきです。この破廉恥政権を倒すことこそが真の国士の役目です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 権力に驕って好き放題を続け、保身のためには熱心な支援者も平気で切り捨てる。そういう安倍政治の本質が問われているのだ。安倍に「しつこい」と罵倒され、稲田からも「大変失礼」と非難された籠池氏は、「トカゲの尻尾切りはやめて欲しい」と訴えていたが、渾身の反撃で追い詰められるのはトカゲ本体の方だ。

 何しろ、籠池爆弾は「内閣2つ」吹っ飛ばす威力なのである。安倍政権は確実に倒れる。周囲まで延焼し、現政権の中枢は二度と立ち上がれなくなる。そんな悶絶死も、ロクでもない勢力に支えられてきた安倍政権の宿命なのだろう。自業自得という他ない。































http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/485.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池氏証人喚問に動いた自民党に首相夫人「安倍昭恵」の証人喚問に応じる覚悟はあるのか

 籠池氏は、昨日午後視察に訪れた参議院議員たちに、「おととし9月、安倍総理大臣の妻の昭恵夫人に講演してもらった時に、昭恵夫人から寄付金100万円をいただいた」、そして、そのとき昭恵夫人から「主人からです」との説明があったと語ったそうである。

 籠池氏のこの発言を受け、自民党は籠池氏の証人喚問を受け入れることになった。
 証人喚問を受け入れる協議を終えた自民党竹下国会対策委員長は、「安倍首相が侮辱されては放っておけない」と証人喚問を受け入れるに至った思いを語った。

 驚いたのは、籠池氏証人喚問に同意したというニュースと同時に、安倍昭恵さんが籠池氏に100万円の寄付金を渡したかどうか“確認中”という菅官房長官の説明があったことだ。

 安倍首相が森友学園に寄付していないことは確認済みだそうだが、籠池氏の説明に拠れば、安倍首相が直接寄付していないのは確かで、問題は、安倍昭恵さんが100万円の寄付金を渡し「主人(安倍晋三氏)からです」と籠池氏に説明したという話が事実かどうかである。

 自民党は、なんと、寄付に関して安倍昭恵さんの確認をとらないまま籠池氏の証人喚問に同意したのである。

 竹下自民党国会対策委員長は「侮辱は放っておけない」とか「真実たたき出してくれる」と気色ばんでいるが、安倍首相の森友学園への寄付問題がテーマになれば、“真実をたたき出す”ために、安倍昭恵さんを証人喚問しなければならなくなる事態が起きることを理解しているのだろうか。

 自民党は、野党が求める籠池氏の参考人招致について、民間人をやたら国会に参考人として呼ぶべきではないと拒否してきた。
 民間人である籠池氏を証人喚問し事実関係が錯綜してしまったならば、事実を明らかにするため、籠池氏よりは“公人”に近い安倍昭恵さんの証人喚問に応じるほかない。


 竹下氏らにこの問題を政局にしたいという思惑があるなら別だが、安倍昭恵さんへの確認が終わっていないあの時点で籠池氏の証人喚問を受け入れた自民党は愚かというほかない。

 テレビでニュースを見ている人ならわかるはずだが、今日の籠池氏は、達観しているというか、妙に若々しくすがすがしい表情を見せていた。
このことから、籠池氏が並々ならぬ覚悟を秘めてことに臨んでいることが窺い知れる。


 竹下自民党国会対策委員長は、安倍家の寄付をめぐる籠池氏の発言をもって安倍氏に対する「侮辱」と憤っているが、安倍首相は、国会で森友学園について、「しつけ等をしっかりしているところに共鳴した」・「その時は妻から聞いた情熱的な教育をされるということ以上は情報が無かった」と説明しており、仮に、安倍昭恵さんがそのように評価している学校法人に家計から寄付を行ったとしても(そして主人を立てる意味で主人からと説明したとしても)、“自然”というか“口先だけではない誠実な人”と言える。


※関連参照投稿

「森友学園の「人寄せパンダ」と「金集め招き猫」でありながら責任を認めず謝罪もしない安倍首相夫妻こそ“誰よりも躾が必要”」
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/456.html

「安倍政権の無能な対応ぶりでは籠池サイドの逆襲を受けるのは当然:買い戻しをめぐる裁判も含め長々と泥沼が続く「森友学園問題」」
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/453.html

「森友学園理事長招致、結論先送り 首相「介入なかった」:参考人招致、籠池氏は何を言い出すか分からず首相官邸が呼びたくないと」
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/642.html

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森友学園 籠池理事長と首相の発言に食い違い[NHK]
3月16日 18時40分

大阪・豊中市の元の国有地をめぐる問題で、学校法人森友学園の籠池理事長は16日、「学園をつくる皆さんのご意思の中には、安倍内閣総理大臣からの寄付金が入っている」と発言しました。安倍総理大臣はこれまで国会で「籠池理事長と個人的な関係はない」と述べていて、互いの発言が食い違っています。

籠池氏は16日、参議院予算委員会の理事による大阪での関係先の視察に際して、与野党の理事と午後2時すぎ、小学校の建設予定地で面会しました。

この中で籠池氏は与野党の理事に対して、「われわれがこの学園を作りあげようとしたのは、皆さん方のご意志があってこそ。そのご意志の中には誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金が入っていることを伝達します」と発言しました。

視察団のメンバーによりますと、籠池氏は「おととし9月、安倍総理大臣の妻の昭恵夫人に講演してもらった時に、昭恵夫人から寄付金100万円をいただいた」などと話したということです。

このあと、野党4党の国会議員と自宅で面会した籠池氏は報道陣に対し、「すべては国会でお話することにします」とだけ述べ、詳細は明らかにしませんでした。

一方、安倍総理大臣は籠池氏について、先月17日の衆議院予算委員会で、「妻から森友学園の教育に対する熱意はすばらしいという話を聞いております」、「妻が知っており、いわば私の考え方に非常に共鳴している方で、『安倍晋三小学校』にしたいという話がございましたが、私はそこでお断りをしているんです」などと述べています。

その後は、先月24日の衆議院予算委員会で、「1対1でお目にかかった記憶はなく、講演をお断りする際に電話で申し上げた。学校法人が運営する幼稚園にもおうかがいしていない」と述べるなど、個人的な関係はなかったと繰り返し強調していました。

森友学園は一時、「安倍晋三記念小学校」の名称を使って、小学校開設のための寄付金集めを行っていましたが、これについても安倍総理大臣は「寄付を募る紙に『安倍晋三小学校』とあったのを見て驚がくした。寄付金集めに名前が使われたことは本当に遺憾で抗議し、先方から謝罪があった」と述べています。

一方、安倍総理大臣の妻の昭恵夫人は、平成26年12月とおととし9月の2回、森友学園の運営する幼稚園を訪れて講演を行っています。森友学園が開校を計画していた小学校の名誉校長を引き受けていましたが、この問題が発覚したあとの先月24日に辞任しました。

安倍総理大臣は国有地の払い下げで、国が大幅な値下げをしたことについては「私も妻も一切関わっていない。関わっていたら総理大臣も政治家も辞めると」と国会の場で繰り返し述べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170316/k10010913931000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008

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籠池理事長の証人喚問 自民・民進が合意 23日に[NHK]
3月16日 21時43分

自民党と民進党の国会対策委員長が16日夜、電話で会談し、大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長の証人喚問を、来週23日に、衆参両院の予算委員会で行うことで合意しました。

大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長は16日午後、学園が小学校の建設を進めていた現場の視察に訪れた参議院予算委員会のメンバーに、「この学園を作るにあたっては、安倍総理大臣の寄付金が入っていることを伝達する」と述べました。

これに対して、菅官房長官は記者会見で「安倍総理大臣に確認したところ、『自分では寄付はしていない。昭恵夫人や事務所など、第三者を通じても寄付をしていない』ということだった」と述べました。

自民党の竹下国会対策委員長と、公明党の大口国会対策委員長は国会内で会談し、籠池氏本人に国会でただし、事実関係を確認する必要があるとして、野党側の求めている籠池氏の国会への招致に応じることで一致しました。そのうえで、竹下氏は、民進党の山井国会対策委員長と電話で会談し、来週23日に、籠池氏の証人喚問を、衆参両院の予算委員会で行うことで合意しました。

具体的には、23日午前に参議院で、午後に衆議院でそれぞれ行うことで、17日の衆参両院の予算委員会で、それぞれ議決することになりました。

竹下氏「真実たたき出してくれる」

自民党の竹下国会対策委員長は記者団に対し、「参考人招致に応じなかった理由は、いくつかあったが、それを乗り越えて、籠池氏が、安倍総理大臣に関することまで話し始めたので、これは放っておけないというのが正直なところだ。議員がしっかり質問をして、真実をたたき出してくれると思っている」と述べました。

また、公明党の大口国会対策委員長は、「一方的に籠池氏が発言しており、こういう状態が続くと、国民から疑念を抱くことになる。証人喚問で虚偽のことを言えば、偽証罪になるので、しっかりと証言していただく」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170316/k10010914361000.html?utm_int=news_contents_news-main_001&nnw_opt=news-main_b



http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍首相、辞任の可能性浮上…軽薄な昭恵夫人の身勝手な行動のせいで 森友へ独断で寄付か 
         
          森友学園の籠池泰典元理事長(写真:日刊スポーツ/アフロ)


安倍首相、辞任の可能性浮上…軽薄な昭恵夫人の身勝手な行動のせいで 森友へ独断で寄付か
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18376.html
2017.03.16 文=編集部 Business Journal

 小学校建設用地の取得をめぐり、政官を巻き込む一大騒動を引き起こしている学校法人「森友学園」。その渦中にいる同学園元理事長の籠池泰典氏から、政権を吹き飛ばすほどの爆弾発言が飛び出した――。

 籠池氏は16日、大阪府内で野党4党の議員と面会し、安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けたと語った。社民党の福島瑞穂議員は籠池氏と面会後、記者団に対し「9月5日の講演会で、安倍昭恵夫人を通して100万円という額をもらったというふうに、籠池理事長が話している」と明かした。

 これを受け菅義偉官房長官は同日の記者会見で、安倍首相は「寄付していない」と述べていると語ったが、これまで野党側が求める籠池氏の参考人招致を拒否していた与党は、同氏の証人喚問を求める方針に転じた。全国紙記者はこう解説する。

「森友学園が今年4月に開校予定だった小学校の名誉校長に、昭恵夫人が就任していたことを国会で追及された際、安倍首相は『私や妻、事務所も含め、小学校の認可や国有地払い下げには一切関わっていない』『関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める』と発言しています。よって、たとえ安倍首相が直接的に小学校の認可に関与していなかったとしても、籠池氏サイドに寄付をしていたとすれば、さすがに野党や世論の批判から逃れられず、辞任は免れないでしょう。

 しかし、安倍首相がこれまで一貫して森友学園への関与を強く否定しているのは、安倍首相の事務所や首相官邸が森友との金の受け渡しや面会履歴など入念に調べて、“100%シロ”という確信を持っているからです。また、今回も籠池氏の寄付発言直後に安倍首相は否定していますが、寄付したものを寄付していないと言って、あとから『実は寄付してました』というのは、政治生命を終わらせかねない最悪のストーリーなので、当然ながら改めて調べた上で『寄付していない』と言っているのでしょうから、その言葉は信用してよいと思います」

■昭恵夫人の身勝手な行動

 では、やはり籠池氏が嘘をついているということだろうか。

「可能性として考えられるのは、昭恵夫人が安倍首相への断りなしに勝手に寄付していたというケースです。そもそも昭恵夫人はこれまで、自民党の方針に反する反原発の言動を繰り広げたり、さまざまな社会的な運動に参加したり、雑誌などのメディアに積極的に露出して発言したりと、これまでの首相夫人とは明らかに違い、自由な言動が目立ちました。

 ただ、昭恵夫人は何か確固たる思想的信条に基いてそうした活動をしているのかといえば、まったくそんなことはなく、悪くいえば“ただの思いつき”。たとえば、数回にわたり役人を連れて見学に訪問した森友学園が運営する幼稚園では、『この幼稚園でやっていることが本当に素晴らしい』と言って涙を流していましたが、要はその場その場の感情に流されて、勝手気ままに発言したり行動したりしているだけです。よって、そんな“共鳴した”森友学園の理事長から『寄付してください』とお願いされて、個人の判断で寄付している可能性は十分に考えられます。もしそうであれば、安倍首相が『私や妻が関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める』と言った以上、辞めざるを得ないでしょう。

 昭恵夫人は騒動が大きくなり名誉校長を辞任した後も、出席したある会合で、『今、なんで私はこう注目を集めてしまっているんだろうかと、すごく戸惑っています』『今は嵐の中にいる。嵐は自分の力ではどうにもならない』などと語り、反省している気配はゼロです。そんな昭恵夫人のバカげた行動によって安倍首相が辞任に追い込まれることになれば、文字通り“身内に足元をすくわれた”ことになるでしょう」

 証人喚問で籠池氏が何を語るのか、注目が集まる。

(文=編集部)




















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<アベ友疑獄>籠池理事長「9月5日、講演に来た昭恵夫人から100万円渡された」(田中龍作ジャーナル)
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http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK222] <籠池氏の代理人>辞任の電話が籠池にかかって来てた時、俺、その会話、全部聞いてる。あの弁護士、完全に嘘ついとる。 菅野完
























◇引用はじめ

籠池氏の代理人弁護士、辞任を発表
http://www.news24.jp/articles/2017/03/16/07356585.html
2017年3月16日 04:08 NNN





 森友学園をめぐる問題で、籠池理事長は15日、都内で予定していた会見を延期した。その中、籠池氏は上京し、フリージャーナリストの取材を受けて、大阪にトンボ帰りした。

 籠池理事長は15日昼前、大阪から東京・羽田空港に到着した。その後、都内にあるフリージャーナリストの菅野完氏の事務所に入った。そして、籠池氏と面会したという菅野氏が、籠池氏の話として次のように述べた。

 菅野完氏「理事長および理事長夫人は、顧問弁護士の方から佐川理財局長から電話があって『10日間でいいから身を隠してくれ』と言われたと」

 これについて、財務省は、「佐川局長が森友学園側に直接連絡を取ったことはない。身を隠すよう言うことはありえない」と否定している。

 籠池氏の代理人弁護士もそうした“事実はない”と否定したうえで、代理人を辞任したと発表した。

 また、菅野氏は、籠池氏の話として、稲田防衛相と2年ほど前に会った時の詳しい状況について明らかにした。

 菅野完氏「保育園かなんかの業界団体の集会が都内であった時、大勢の中らしいが、会って話して握手したらしいから(稲田防衛相が籠池氏に)『大変失礼なこと』というのもどういうことなのかなと言っていた」

 稲田防衛相は、15日も国会で、籠池氏とは「会った認識はない」と改めて述べている。

 菅野氏はさらに、籠池氏が、現役の閣僚から現金を渡され、それを小学校の建設にあてたと話した、などと述べた。

 菅野完氏「金銭の授受を含む、とある政治家とのやりとりを聞きました。(Q:与党?)そうですね。(Q:現職閣僚?)そうですね。政治資金規正法に違反しているかどうかで言えば、違反はしていないと思います。ただし、国会答弁は虚偽答弁だということになるだろう」

 籠池氏は、報道陣の問いかけには答えず、羽田空港から大阪に戻った。



辞任した森友学園の弁護士、維新の会の足立康史議員と会っていた!箕面青年会議所のトップで挨拶!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15928.html
2017.03.16 20:30 情報速報ドットコム



森友学園で弁護士をしていた酒井康生氏が、過去に維新の会の足立康史(あだち やすし)議員と接触していたことが分かりました。

これは足立議員のフェイスブックから判明した情報で、足立議員は丁寧に「第51代の酒井康生理事長は京大出の辣腕弁護士でもあります。忙しい中での地域貢献に心から敬意と感謝を申し上げます」と挨拶を書いています。

掲載された写真にはマイクの中央に立って話している酒井康生氏と関係者がズラリと並んでいました。酒井弁護士は前に森友学園の特集でテレビ出演したことがあり、その時は「豊中市が(国有地を)高い値段で買ったことがチョンボだと思う」というような発言をしています。
足立議員は籠池理事長の親族が「私設秘書だった」と掲載していた人物で、偶然にしては奇妙な一致です。























◇引用終わり






















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/488.html
記事 [政治・選挙・NHK222] デタラメ契約のバックに次々と登場する「アベ友」たち またアベ友に…第2の森友の現場を追う(日刊ゲンダイ)
      


デタラメ契約のバックに次々と登場する「アベ友」たち またアベ友に…第2の森友の現場を追う
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201558
2017年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   ゴルフ仲間の安倍首相と加計孝太郎氏(右は、今治市役所)/(C)日刊ゲンダイ

 およそ36億円相当の市有地16.8ヘクタールをタダで差し出した上、県と一緒に100億円近い施設整備費も負担――。“第2の森友事件”の舞台である愛媛県今治市のケースは金額のケタが違う。異常な契約を市議会はなぜ、認めたのか。

「市は90年代から大学誘致をずっと続けてきて、破格の厚遇条件を提示しないと、どの大学も来ないと分かっていた。大学誘致のために造成し、塩漬けになっている土地なのだから、『大学ができれば、土地はタダでいい』という考えが役所内で内々にあった。しかも、今回、市の資料には経済波及効果の金額として施設整備で280億円、大学運営で30億円とあった。こうなると、議会として反対する理由はない。さらに何といっても『安倍首相がバックにいる』という安定感だ。首相と親しい加計学園の理事長だけじゃなく、ほかにも大学誘致に関わったメンツの中には、首相に近しい人物がちらついている」(現職市議)

 安倍の“お友達”とみられているのが、加戸守行前県知事。今治市が国家戦略特区に選ばれる際に「市商工会議所特別顧問」の肩書で交渉役を担った。

 文科省出身で、安倍が大嫌いな「日教組」対策の“元締”といわれる「地方課長」を歴任。2010年まで3期12年を務めた知事時代には、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を県内の中高一貫校に採択させたという。知事選の際には安倍が応援演説に訪れ、安倍政権下で発足した「教育再生実行会議」の委員も務める人物だ。

 もうひとりが、やはり文科省出身で、安倍政権で内閣官房参与を務めた木曽功氏。国家戦略特区に指定後、「加計学園」に天下り。現在の肩書は、学園が経営する千葉科学大の学長だ。

「獣医学部を設置する岡山理科大の柳沢康信学長は前愛媛大学長。つまり、何から何まで話ができている。地元議会がどうこうできる話じゃない」(前出の市議)

 なるほど、安倍政権が掲げる「地方創生」は、地元住民の意向は関係なく、“お上”主導で進めることらしい。さすが教育勅語を容認する大臣を抱える極右政権だ。しかし、そのツケを将来負担するのは他ならぬ、地元住民なのだ。
(つづく)









http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK222] <菅野砲、狙い撃ち!> 安倍晋三署名、塚本幼稚園保護者に宛てた欠席詫び状があった!「後日、必ず貴園を訪問…」と深い関係!




















































































http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/490.html
記事 [政治・選挙・NHK222] プロジェクトX〜挑戦者たち〜 その時歴史が動いた 2015/9/3・4・5 安倍教育は花開いた!?
犬HK監修 プロジェクトX〜挑戦者たち〜 コラボ その時歴史が動いた
2015/9/3・4・5 安倍教育元年非開示ミッション大阪夏の陣

今回のプロジェクトXはその時歴史が動いたとコラボ企画でお送りします。

日本の教育を取り戻す! 強い決意を秘めた野心家の
生き様にファーカスを当ててみました。

https://youtu.be/F4qpilGjEIU
2012年教育を語る 安倍晋三
byチャンネル桜

そう言えば数年前に
日教組!日教組! 日教組!と国会の大臣席で
連呼していた品がない奴がいたね


そして今
2017年度
森友学園問題 「アッキード疑惑」ワイロ提供で
俄然渦中の人物の安倍晋三。
安倍晋三記念小学校を開校に向けた非公開極秘プロジェクト!

しかし
男たちの前には数々の困難が待ち構えていた!


学校認可権 大阪府
資金不足 りそな銀行
土地取得 理財局
教育勅語 文科省

達成不可能な課題

普通なら到底破れる筈のない巨大な壁を男達はどうや
って克服していったのか?

そして2015大阪府夏の陣の運命の3日間何があったのか?

残された数少ない手がかりを辿って解き明かせるか?

更に
数々の困難を解決したかに見えた極秘非開示プロジェクト
そして2017/4月の開校直前に

予想すらしていなかった
プロジェクト最大の危機が!!

ちょー少ない資料を元に男達の戦いの歴史を紐解いていこう。


主要キャスト
日本会議
安倍晋三
安倍昭恵
迫田理財局長
冬柴 りそな銀行つなぎ役
松井大阪府知事
大阪府私学課課長 吉本
籠池理事長

オマケ 嘘つき稲田

10数年前のNHKなら絶対に報道特集が組まれている。
超目玉企画。

しかし、今の安倍様の犬HKでは
企画自体が通らない。

それでも安倍様を侮辱するとは許すまじ!で
承認喚問とあいなった国会中継を犬HKが当然やってくれるだろう。
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 森友学園問題の決定版
森友学園問題の本質は「適正な売却価格」ではないかもしれない
http://www.keieikagakupub.com/38DEBT/adw/pc/korea_vsl.php?ts=adw_img_d&gclid=CI34iOWv3NICFcWWvQodOCAMAw

野党は、森友学園が国交省の見積もり通り土壌汚染対策を実施していれば、ダンプ4000台分の土砂の搬出があったはずだが、近隣住民からそれを裏付ける証言は出てきていないことから、実際には土壌汚染対策に8億円もかかっていない可能性が高いことを指摘している。

こうした指摘に対して、森友学園の理事長はその事実を認めたうえで、全ての土砂を搬出したのではなく、搬出したのは校舎部分のみであり、校庭部分はそのままにしていると証言している。

こうした国交省の見積もりの前提となる工事を行っていなかっただけでなく、堀出した一部の土砂は搬出せずに敷地内の埋め戻しに利用したという指摘もされている。

ヒ素や鉛といった有害物質を含んだ土砂を、小学校の敷地の埋め戻しに使用するというのは常識的に考えられないことであるし、そのことを国が見逃しているとしたら信じられないこと。ヒ素や鉛が検出されている土地に小学校を立てるのであれば、全ての土砂を入れ替える土壌汚染対策をとる必要があることは明白なことである。

朝日新聞では、「11年にこの国有地の取得希望を国に伝えていた別の学校法人は朝日新聞の取材に対し、撤去費を約2億5千万円と見積もっていたと答えた。12年4月に国交省から『大量の埋設物がある』と知らされ、見積もりをゼネコンに頼んだ。撤去費をふまえ、7億〜8億円だった購入希望額を約5億8千万円に下げたが財務局から低いと指摘され、断念した」ことが報じられている。

こうしたことがあった後、国は2015年の5月に森友学園との間で将来の売却を前提とした土地の貸付契約を結び、森友学園が廃材などの撤去工事や土壌改良を行ったことを現地で確認したうえで、その費用として1億3000万円余りを学園側に支払っている。

森友学園が、別の学校法人がゼネコンから得た見積もり額である約2億5000万円の半額で廃材撤去や土壌改良を行ったことが決め手になったのか、国は2013年夏にこの国有地の取得要望を伝えてきた森友学園と2015年5月に土地の売却を前提とした貸付契約を結ぶことになる。

そして、2012年に5億8千万円でも安過ぎるといっていた国有地を、その4分の1以下の1億3400万円で森友学園に売却することを決定している。

こうした経緯を踏まえると、初めから森友学園に国有地を売却することが決まっていたのか、あるいは森友学園に安価で国有地を売却しなければならない何かしらの事情が生じたのかのどちらかであったのではないかという疑念が湧いてくる。

もしかすると、この部分が今回の問題の本質かもしれない。

(引用終わり)

ここに書かれているように、森友学園が当該用地を取得する前に、別の学校法人が、その用地の払い下げを申請したおり、すでにゴミが放棄されていることが解っており、購入費を下げるために、ゴミ処理費を25000万と算出し払い下げ価格の交渉をしていた。
交渉のネタであるから、その2億5000万円も法人側の希望価格であり、公正な金額とは言えない。

その後、森友学園が当該用地の払下げを希望し、実際の払下げ前に10年間は借地(借地料年間2730万円)として学校建設に着手すると言う契約を近畿財務局とかわした。

そうして着工したものの、実際にゴミが出てきて、その処理費用が負担になると、財務省から1億3000万円を支給された。
それなのに、当該用地の購入費から、ごみ処理費として8億2000万円を引いて売却している(ごみ処理費を二重に計上している)。

10年間借地すると言いながら、実際は1年間の借地料、2730万円を支払っただけで1年後には払下げを受けている。
その価格は、なんとゴミ処理費として以前に支給された1億3000万円とほぼ同じである。

要するに、ゴミ処理費を返す代わりに、当該用地をタダで手にしたのである。
まあ、1年間の借地料は支払ってはいるが。

要するに、初めから当該国有地をタダで森友学園に払い下げることが決まっていたのである。
払下げ価格の1億3400万円は、単なる以前に渡した1億3000万円に金利を足しただけであり、土地の評価額ではなかったのである。
このようなことは、有力な政治力が働かなければ出来ることではない。

前の2つのレスから考えて、個人的な関係から考えて、日本会議の関係から考えて、安倍以外にこれを企んだ者はいないことは明白である。

また、これほど稚拙で粗雑な事件を起こすところは、さすがアホ総理と言える。
このようなアホに国政をゆだねていることは、危険極まりない。

ここまで来れば安倍政権は終わることは確実であるが(自民党が籠池の喚問を機縁たのは安倍を切った事である)、1日も早くしなければならない。

安倍、安倍で

5年ほどやってきたが、ようやく終わりそうである。

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍が森友に100万寄付?あの9月5日に?〜籠池が爆弾発言。ついに証人喚問実施へ(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25614604/
2017-03-17 01:57

 これは『閣僚が森友に寄付?&財務省が雲隠れを指示?〜籠池が菅野に激白、多数の爆弾ネタを用意 http://mewrun7.exblog.jp/25612918/』の続報になるのだが・・・。

 早速、籠池爆弾炸裂か〜〜〜? (@@)

 16日、森友学園の籠池理事長が、何と安倍晋三首相が昭恵夫人を通じて、同学園に100万円を寄付したと視察に来た国会議員に伝えたという。(゚Д゚)

<安倍昭恵さんが塚本幼稚園で講演を行なった&瑞穂の國記念小學院の名誉校長を引き受けたとされる15年9月5日のことらしい。昭恵さんは「主人からです」と言って渡したという。^^;>

 菅官房長官は、安倍首相が寄付を行なったことを強く否定。ただ、昭恵夫人個人が寄付したかどうかは不明で、確認中だという。<首相本人は記者に対して「官房長官がお話した通りです」って答えていたのだけど。何で「私は寄付をしていない!」って明言しないのかな〜?^^;>

 与野党は、来週23日に籠池氏を証人喚問することを決めたとのこと。<籠池氏が昭恵さんに渡したと言った場合は、昭恵さんにその真偽を確かめる必要があると思うけど。>
 もし安倍首相(or昭恵夫人?)が100万円寄付したという話が本当であるとしたら、安倍政権の崩壊につながる可能性がある。_(_^_)_

<安倍首相は先月、国会で「私や妻が(国有地売却や学校認可に)関係していたことになれば首相も国会議員も辞める」と断言している。寄付金自体は違法なものではないし。国有地売却や学校認可に関係したとは言えないかも知れないけど。自ら寄付をしていたとなれば、これまでの国会答弁との齟齬も含め、首相、政治家としての道義的責任を問われてもいたし方あるまい。(`´))>

* * * * *

 籠池氏は15日、ジャーナリストの菅野完氏に、現役閣僚が森友学園に百万円単位の寄付をしたと語っていたのであるが・・・。
 どうやら、それは安倍首相のことだったらしい。(~_~;)

 16日、参院予算委員会の与野党理事による視察団が大阪へGO。府庁などでヒアリングを実施したほか、籠池理事長の立会いの下、瑞穂の國記念小学校(俗名・安倍小学校)用地の視察も行なった。 また、野党の委員が、籠池氏の自宅を訪問。同氏から話をきいた。(・・)

 で、籠池氏は、その与野党委員の小学校用地の視察の際、国会議員たちの前で、急にこんなことを言い出したのである。^^; 

『午後2時10分すぎ、大勢の報道陣らが待ち受け、騒然とする中、参議院予算委員会の理事らが、国有地が格安で払い下げられた理由などを聴くため、大阪府豊中市にある森友学園の小学校の建設地に入りました。出迎える籠池泰典理事長。その口から飛び出したのは・・・

 「我々がこの学園を作り上げようとしたのは、みなさんのご意思があってこそだと思っています。そのご意思の中には、誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金が入っていることを伝達します」(TBS17年3月16日)』

『16日は、「森友学園」をめぐる問題で参議院予算委員会のメンバーが、午前中、大阪府庁や近畿財務局などで担当者から小学校の認可や土地の売却などに不正がなかったのか、ヒアリングを続けた。そして午後、小学校の建設予定地では訪れた議員らに籠池理事長が対応し、建設資金として安倍首相から寄付金を受け取ったと主張した。

 この籠池氏の発言を聞いた野党の議員は視察の後、このように話した。

 自由党・山本太郎議員「(Q:首相が籠池さんに寄付したというのは本当ですか)領収書なしに100万円あったと。(Q:籠池さん自身がそのように?)領収書なしだそうですけど。(Q:いくらですか?)100万円」(NNN17年3月16日)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『16日は、共産党や社民党の野党議員らも、ヒアリングのため、籠池理事長の自宅を訪問。1時間後、籠池理事長は議員らと一緒に現れ、「全て国会で話す」と話しました。

 「全ては国会で話します。それだけであります」(学校法人「森友学園」 籠池泰典理事長)
 「きょう、籠池さんの方から1時間ほどいろいろなお話を聞かせていただきました。そのことを含めて国会で話をしていただければと思います」(社民党 福島瑞穂参院議員)

 福島瑞穂議員によりますと、籠池理事長は寄付金について「平成27年9月5日に安倍昭恵さんが塚本幼稚園に講演に来たとき、100万円を持ってきた」と説明したということです。

 「(寄付金は)安倍昭恵さん経由で。それも含めて国会で話していただければと思います」(社民党 福島瑞穂参院議員) (TBS17年3月16日)』


『学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題をめぐる参院予算委員会の16日の現地調査で、籠池(かごいけ)泰典理事長への聞き取り調査を終えた舟山康江氏(民進)が記者団に「(籠池氏が)安倍(晋三)首相から、(昭恵)夫人を通して100万円をもらった、と語った。時期は2015年9月ごろ」と説明した。(朝日新聞17年3月16日)』

<昭恵夫人は、籠池氏に寄付金を渡す時に「主人からです」と言ったという。(テレビ朝日、報道ステーション17年3月16日・mewが見た)>

* * * * *

 冒頭にも書いたが、どうやら寄付金が渡されたのは、安倍昭恵さんが塚本幼稚園で講演を行なった15年9月5日ではないかという見方が強い。(・・)

<前日には近畿財務局が森友学園側と交渉。安倍首相が大阪に行くなど、いくつかの偶然が重なったあの15年9月3〜5日ね。『偶然か必然か〜安倍の大阪入り(15年9月)前後の出来事+財務局が埋め戻しを促す?』http://mewrun7.exblog.jp/25514613/

 9月5日には、籠池理事長が、昭恵さんが名誉校長に就任したことを発表。
 挨拶に立った昭恵さんは「籠池園長の本当に熱い思いを何度も聞かせていただいて、この瑞穂の国記念小学院のお役に立てればと思いました」「名誉校長が私でいいのかしらと思いますけども、(このあと)普通の公立の学校の教育を受ける。せっかくここで芯ができたものが、また公立に入った途端揺らいでしまう」などと語り、超保守的な愛国教育を行なう方針の小学校ができることの必要性をアピールしていたのである。^^;

 しかも、安倍首相も、2月17日の国会答弁では「うちの妻が名誉校長になっているということについては、承知をしておりますし、教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております」と、この小学校のことを評価していたのだ。(@@) <関連記事・『安倍、関与あれば辞任と宣言。不当で奇妙な払い下げ、認可に安倍の影響力ゼロと思えず』http://mewrun7.exblog.jp/25387393/
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 とはいえ、安倍官邸が籠池氏の話を否定したことは言うまでもない。(*_*;

『学校法人「森友学園」の籠池理事長が安倍総理から寄付金を受け取ったと主張したことについて、菅官房長官は「総理、昭恵夫人、事務所等、第三者を通じても寄付はしていない」と安倍総理から確認したことを明らかにしました。

 「総理に確認をしたところ、総理は自分では寄付はしていない。昭恵夫人、事務所等、第三者を通じても寄付していない」(菅義偉官房長官)

 菅官房長官は、安倍総理側から籠池理事長に寄付金を渡したことはないと安倍総理に確認したことを明らかにしました。また、念のため、昭恵夫人個人が寄付を行った事実がないか確認していることも明らかにしました。(TBS17年3月16日)』

『安倍首相が16日午後6時すぎ、森友学園への寄付を否定した。安倍首相は「(森友学園への寄付はあったんでしょうか?)官房長官からお話しした通りです」と述べ、森友学園側が「寄付を受けた」としていることを否定した。(FNN17年3月16日)』
<この言い方だと、一応、まだ昭恵夫人が個人で寄付した可能性は残っているってことね。(~_~;)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 籠池氏は、野党議員にも記者団にも「国会で話します」と明言。野党は以前から籠池氏の参考人招致を求めていただけに、この発言を歓迎している。
 ただ、官邸&自民党は、これまで籠池氏が何を言うかわからないと警戒して、民間人の招致は慎重んすべきだとの大義名分を主張してなかなかOKしてくれなかったので、今回もビミョ〜な状況だったのだが。国対最終的に、証人喚問を行なうことで与野党が合意したという。(**)

『与党幹部内には、「籠池氏の主張通りなのかわからない」と、発言を疑問視する声が根強くあり、政府関係者は「籠池氏が出てきて話せばよい」との見方も出ている。
 参考人招致は、与党は依然応じない構えで、今後、野党は追及の手を強める考えで、今後、国会では予断を許さない状況。

 16日、野党4党の議員と籠池氏が面会して、その中で籠池氏が「国会で全てを話します」と述べた。

 籠池氏の発言が伝わる際に、くるくると状況が変わってきて、野党は引き続き、参考人を求めていくが、政府内にも「出てきたらいいんじゃないか」という声があるが、そもそも視察を行った与党側の議員が、籠池氏が出てきた際に「何を発言するかわからない」という本音の気持ちがあり、参考人になかなか応じられないという状況があるため、今後、籠池氏が出てきた場合、2手、3手先を読んでどう応じるか、これから攻防がいっそう注目される。(FNN17年3月16日)』

『自民党の竹下亘国対委員長は16日夜、民進党の山井和則国対委員長に電話し、大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長の証人喚問を、23日に衆参両院の予算委員会でそれぞれ実施することを提案し、山井氏は賛同した。17日に衆参の予算委で正式決定する。

 証人喚問は、出頭を拒否したり、虚偽の答弁を行ったりした場合、議院証言法に基づき罪に問われる。参院予算委の大阪府での16日の現地調査で、籠池氏が「安倍晋三首相から夫人の昭恵さんを通じて寄付を受けた」との趣旨の話をしたため、与党は真意を明らかにする必要があると判断した。

 自民、公明両党はこれまで、民進党などが求める参考人招致を拒否してきた。今回、逆に証人喚問を提案した理由について、竹下氏は「(籠池氏を)たださなければいけないという思いは非常に強く持っている。首相に対する侮辱だからしっかり受け止めなければならない」と記者団に説明した。山井氏は記者団に「籠池氏の言い分と、首相側の言い分が食い違っており、証人喚問で真相を究明したい」と語った。

 国会での証人喚問は2012年4月にAIJ投資顧問の年金消失問題で当時の社長に対して行って以来。【朝日弘行、高橋恵子】(毎日新聞17年3月16日)』

* * * * *

 おそらく安倍官邸&自民党は、「もはや籠池氏の招致を免れるのは難しい」「とはいえ、好き勝手なことを言われては困るので、参考人招致ではなく証人喚問という形にして、発言にある種の縛り&圧力をかけよう」と考えたのではないかと察する。(*_*;
 また、野党にしてみれば、証人喚問なら籠池氏にドタキャンされることもないので、その点でも安心だ。(・・)

 ちなみに、もし籠池氏が証人喚問で「昭恵夫人から『主人からです』と言われ、100万円を受け取った」と語った場合は、その真否を確認するために、昭恵夫人にも何らかの形で話をきく必要があるのではないかと思うのだけど。官邸や自民党が参考人招致や証人喚問に応じるとは思えず。野党は、その辺りをどうするのかも検討しておいて欲しいところだ。(++)

 いずれにせよ、まずは23日の証人喚問で籠池氏がどのような証言をするのか、興味深く(&ある種の期待も込めて?)ウォッチしたいと思っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍晋三首相は、「政治家+大手銀行合作」の「土地ころがしビジネス」に利用した籠池泰典理事長を切り捨て、政権破滅へ
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e3c8cedb4503a80cbcf3eb6d24472bc6
2017年03月17日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「この学園の建設には、恐縮ですが、安倍晋三内閣総理大臣からの寄付も含まれています。『これは主人からです』と昭恵夫人から100万円の寄付を受けました」―大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長は3月16日午後2時17分、豊中市内に建設中だった「瑞穂の國記念小學院」(安倍晋三記念小学校)を現地調査した参院予算委員会メンバーらに衝撃的な事実を曝露した。昭恵夫人は2015年9月5日、「森友学園」で講演した際、自民党議員と待合室で同席したなかで、「主人からです」と言って、100万円を籠池泰典理事長に寄付したという。それから約11か月後の2016年8月17日、安倍晋三首相は、山梨県山中湖村で、麻生太郎・副総理兼財務相らとゴルフを楽しんだ。実は、このとき、安倍晋三首相は、麻生太郎・副総理兼財務相に「豊中市内の国有財産が払い下げられる森友学園がR銀行から20億円の融資を受けられるよう手配して欲しい」と頼んだという。R銀行の担当者は、公明党の故・冬柴鐵三元国土交通相の子息だったとも伝えられている。「政治家+大手銀行合作」の「土地ころがしビジネス」に利用された森友学園をめぐる「国有財産格安取得疑惑」が、実は、ここから始まったという。かくして安倍晋三政権は、破滅へ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 腐敗臭芬々たる安倍周辺。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6038.html
2017/03/17 05:41

<学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が16日に「安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けた」と証言したのを受け、永田町にも衝撃が広がった。

 自民党の竹下亘国対委員長は籠池氏の証人喚問に応じる理由について「総理に関することまで話し始めた。『これは放っておけない』というのが正直なところだ」と記者団に説明した。公明党の大口善徳国対委員長も「一方的に籠池氏が発言している状態が続くと、国民から疑念を抱かれる」と述べた。

 これに対し、民進党の山井和則国対委員長は、菅義偉官房長官が事実関係を否定したのを受け、「籠池理事長が発言し、安倍首相側は否定している。事実と異なることを言っているのは、安倍首相なのか籠池理事長なのか。真相を明らかにしたい」と記者団に語った。証人喚問では、この問題を徹底追及する構えだ>(以上「朝日新聞」より引用)


 森友学園疑惑は政治家がこぞって関与を否定すればするほど違和感を抱く。なぜなら官僚や役所が「学校法人」の新設にこれほど親切にするとは到底思えないからだ。

 一度でも学校法人、それが幼稚園であれ小学校であれ、の新設を申請した人なら解る話だ。いかに県や国の障壁が巨大で高いかを痛感しているはずだ。それが森友学園の小学校新設申請と学校用地取得に関しては小学校新設が規定事実のようになって、まるで国策であるかのようにスムーズに基準緩和や補助金支出や土地価格の値引きが大バーゲンセールでもこれほど安くすることはないと思われるほどの投げ売りだ。

 元来、公務員や官僚は「前例主義」を頑なに守り自らが規制緩和しようとはしない。そして土地の大バーゲンセールを特定の団体にだけを対象にして行うことは決してない。それが定期借地権契約を踏み台にしていたとしても、売却に方針転換した段階で定借権を解除して臨むのが普通だ。

 森友学園は何から何までも異常だ。これほど簡単に新設小学校の認可や土地売却がまるで随契のように進むのは政治家が関与しない限り、それも陣笠程度の政治家ではなく、かなり実力のある上部の政治家が関与しない限り出来ない。

 森友学園だけではない。今治市が経済特区の37億円もの土地を大学新設に無償で提供し、それまで獣医学部の新設を認めていなかった関西広域圏でスムーズに許可されたケースが明らかになった。その学校法人の理事長も安倍氏の友達だという。それも一緒にゴルフのラウンドを回ったりする親密な関係だという。

 安倍氏は民主主義日本の政治家なのだろうか。それとも悪代官が蔓延っていた江戸時代の悪徳「代官様」ではないかと我が目を疑う。政治を私して好き放題に「超法規」を権力で可能にする。

 そういえば安倍氏は「超法規」が大好きだ。憲法ですら「解釈」で勝手に変えて「超憲法」で海外派兵を可能にするほどだ。法律を勝手に緩和して運用するなど「お茶の子さいさい」だろう。だが、それは立憲主義でもなければ法治主義でもない。

 権力は腐敗する、絶対権力は絶対的に腐敗する、とはけだし箴言だ。自公連立政権で独裁を敷いている「絶対権力者」は絶対的に腐敗する。安倍氏の周辺から腐敗臭が芬々と臭う。しかし、その責任の一端は自公政権を支持した国民にもある。彼らの支持が安倍自公政権と仲間たちをここまで増長させた。バカも煽てりゃ木に登る、とはよく言ったものだ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池が“爆弾発言”! 約200人の報道陣前に! 

籠池が“爆弾発言”! 約200人の報道陣前に!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_227.html
2017/03/17 07:27 半歩前へU


▼約200人の報道陣前に籠池が“爆弾発言”!
 大阪市の学校法人「森友学園」理事長退任の意向を示している籠池泰典氏は16日、国有地払い下げ問題に絡み、大阪府豊中市の小学校用地を視察した参院予算委員会の国会議員と対面した。

 籠池氏は小学校に関して「安倍内閣総理大臣からの寄付金が入っている」と“爆弾発言”した。

 籠池氏は小学校の入り口に陣取る約200人の報道陣に前に同委員会のメンバーを引き連れるように近寄ってきた。

 自民党の山本一太委員長、与野党理事らに前にして小学校設立の経緯を説明する中で「われわれがこの小学校をつくりあげようとしたのはみなさま方の献金があったからだこそです。そのご意志の中には誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金も入っています」と述べた。(以上 日刊スポーツ)

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 証人喚問は籠池理事長だけじゃ意味がない、迫田理財局長、松井知事、昭恵夫人も証人喚問せよ(リテラ)
              
            瑞穂の國記念小學院HPより


証人喚問は籠池理事長だけじゃ意味がない、迫田理財局長、松井知事、昭恵夫人も証人喚問せよ
http://lite-ra.com/2017/03/post-3000.html
2017.03.17.  迫田、松井、昭恵も証人喚問せよ リテラ

 籠池泰典理事長が「安倍総理から100万円の寄付を受けた」という衝撃爆弾を投下した昨日、もうひとつ大きな決定が下された。自民党が籠池理事長の証人喚問を行うことに合意した件だ。

 これまで自民党は野党からの参考人として招致すべきだという要望を「民間人だから」「違法性がないから」などと道理に合わない理由で拒否してきたが、昨日夜になって一転、竹下亘国対委員長は「(寄付発言は)首相に対する侮辱だ」として証人喚問に応じたのである。

 首相への侮辱だという理由で証人喚問を行うとは、もはや独裁国家同然の態度だが、もちろん証人喚問に合意したのはそれが理由ではない。

 まず、参考人招致ではなく虚偽の供述を行えば偽証罪に問うことができる証人喚問を行うことで籠池理事長へプレッシャーをかける目的もある。だが、自民党の狙いは、籠池理事長の嘘を引き出すことで「すべてフェイクだ」と押し切ることにあるだろう。

「小学校建設をめぐっては金額が異なる3枚の契約書が存在するなど、籠池理事長には嘘の報告などが多々ある。すでに官邸は内調や公安を使って籠池理事長が重ねてきた嘘を洗い出しているとも噂されていますが、そういったネタをもとにして、安倍首相との関係や100万円寄付問題なども『全部、籠池理事長の嘘』ということにしてしまう算段なのでしょう」(大手新聞社記者)

 だが、籠池理事長は安倍首相への100万円寄付問題以外にも、別の閣僚や自民・維新の会幹部や所属議員などの決定的証拠をもっているとも言われており、真相究明のためには証人喚問は絶対に必要だ。

 しかし、である。籠池理事長の証人喚問だけでは、本当の真相追究にはまったくならない。少なくともあと3人の証人喚問を同時に行うべきだ。それは、安倍昭恵夫人、迫田英典・前理財局長、松井一郎・大阪府知事だ。

 今回、籠池理事長は安倍首相からの寄付金について、2015年9月5日に塚本幼稚園で講演を行った当日に昭恵夫人が「主人からです」と言って100万円を寄付したと話している。これが事実であれば、昭恵夫人がロンダリングの役割を担っていると言っていいだろう。


 また、安倍首相は「妻は私人」などと言い張るが、昭恵夫人をめぐっては、安倍首相の遠縁にあたる斎木陽平氏が代表を務める団体が主催する「全国高校生未来会議」を後援させるべく、文科省に昭恵夫人が直接打診していたことが昨日発売の「週刊新潮」(新潮社)であきらかにされている。しかも昭恵夫人は、この一件に限らず文科省に〈日常的な“圧力”〉をかけていたといい、“第2の森友問題”と呼ばれている学校法人加計学園に絡んだ事案でも文科省に相談をもちかけていたことを文科省関係者が証言しているのだ。これを私人と呼ぶのは無理筋で、小学校の名誉校長への就任をはじめ、総理夫人として森友学園にかかわってきたことの問題が追及されなければ、安倍首相と森友学園の関係の真相には辿り着けない。

 迫田前理財局長にいたっては、森友問題の本質である国有地払い下げの“当時の最高責任者”であり、核心を知る最重要人物であることは言うまでもない。あまつさえ、財務省はこの間、森友学園との交渉記録を破棄したと強弁するなど無責任極まりない対応に終始しており、籠池理事長以前に迫田前財務局長の証人喚問は絶対条件のものだろう。

 だいたい迫田前理財局長には、繰り返し言及してきたように、森友学園側が近畿財務局で統括管理官と大阪航空局調査係とで話し合いを行った前日である9月3日に安倍首相と面談していたという事実があり、理財局長に就任した2015年7月以降、安倍首相と半年のあいだに5回も面談するという“異例の関係”がある。籠池理事長も菅野完氏を通して“迫田氏の単独インタビュー”を取ることがメディア取材に応じる「交換条件」としてあげたように、迫田前理財局長は最大のキーマンなのだ。

 最大のキーマンという点では、松井府知事も同様だ。私学審から疑義が呈されながら小学校設置を「認可適当」と不可解な判断が下されたことの責任は松井府知事にある。それだけではなく、松井府知事は財務省から大阪府の私学課に対して圧力があったことを先日暴露したが、国から圧力を受けていたとしても私学課だけで判断できるなんてことは到底考えられず、府のトップのOKがなければありえない話だ。つまり松井府知事は、認可に絡むすべての真相を知る人物であり、国からの不当な圧力を黙認した責任者であり、自身もまた圧力をかけた張本人である可能性さえあるのだ。

 安倍首相にしてみれば、昭恵夫人、迫田前理財局長、松井府知事というこの3人を国民の目から覆い隠せば逃げ切れると考えているのだろう。逆に言えば、この3人への追及なくして森友問題の真相は明らかにならない。マスコミ、とくにワイドショーは籠池理事長のキャラいじりに明け暮れているが、その裏に隠れた3人の権力者への追及を徹底的に行い、証人喚問に引きずり出さなくてはならない。
(編集部)






















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/497.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 政界地獄耳 安倍首相は説明責任を果たす時では(日刊スポーツ)
政界地獄耳 安倍首相は説明責任を果たす時では
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1793383.html
2017年3月17日10時10分 日刊スポーツ


 ★ついに森友疑惑は、首相・安倍晋三の学園への寄付金騒動へと発展した。今後は同学園理事長・籠池泰典の証人喚問における与野党の攻防戦、籠池砲の破壊力によっては、内閣は厳しい環境に追い込まれる。そもそも、防衛相・稲田朋美と首相、首相夫人に嫌疑がかけられ、連日国会で質問を受けていること自体が異常だが、メディアがさまざまな関係を探ると無関係とも言い難くなってきた。3人は、国会に真摯(しんし)に答えるわけでもなく「何の関係もない」「会ったこともない」を繰り返してきた。相応の答弁をする責任を負うべきだろう。

 ★どんなに自民党が議会でこの3人を、いや、もっと増えるかもしれない疑惑の関係者を守ろうとしても、学校設立を舞台にしていたこと、現職の首相夫人が名誉校長を務めることになったことや、首相自身が同学園に講演に行く予定まであったことなどが明るみに出てきた今、だんまりを決め込むのは得策でない。証人喚問にようやく応じた自民党だが、理事長辞任の段階で「ここが幕引きのタイミング」とばかり「参考人招致は必要なくなった」との声を上げた。確かに籠池の発言はすべてにおいて確認作業が付きまとう可能性があり、それを自民党が嫌うのは理解できるが、講演などに群がった首相や日本会議に近い議員、保守論客らの極めて狭い交友関係が露呈することになるだろう。

 ★籠池発言に野党も色めき立つが、何らかの証拠を示さない限り、首相もまた、記憶をたどり「ない」と言い続けることになるだろう。しかし、この疑惑発覚時に首相は「国有地払い下げに関係していれば、首相の辞任どころか議員も辞める」と、たんかを切った。証拠がないからクロとは言えないが、シロとも言えないというやりとりが、既に国会の混乱を招いていることになる。

 ★首相の口癖の1つに「私に任命責任がある」「責任は私にある」というのがあるが、1度もその責任を取っていない。閣僚の不祥事も内閣改造で切り抜け、責任を先送りし続けた。今こそ国民にすべての経緯を説明し責任を果たす時ではないか。(K)※敬称略

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍首相を追い込んだ勇気ある二人の英雄  天木直人
  


安倍首相を追い込んだ勇気ある二人の英雄
http://kenpo9.com/archives/1116
2017-03-17 天木直人のブログ

  森友疑惑はついに23日に衆参で蓮池氏の証人喚問を行うところまで発展した。

 面白くなってきた。

 このままでは、安倍政権と野党共闘のどちらかが、致命的打撃を受けざるを得ない状況になった。

 すなわち安倍政権はこのまま無傷で逃げ切る事はできなくなった。

 他方で、逆に野党共闘がここで安倍首相を解散・総選挙に追い込む事が出来なければ、今度は野党共闘は、安倍首相の反撃と国民の失望という二正面攻撃に返り討ちに合って、壊滅の危機に見舞われる事になる。

 文字通り安倍自民党も野党共闘も正念場を迎える事になる。

 ここまで既存の政党・政治家を追い込んだのは、まったく無関係と思われる二人の人物の存在があったからだ。

 その一人は木村真という豊中市議だ。

 その木村真氏が昨日の日刊ゲンダイ(3月17日号)「注目の人直撃インタビュー」に写真入りで登場した。

 木村市議の事をここまで取り上げたメディアは日刊ゲンダイがはじめてだ。

 「森友学園を礼賛するような政治家が総理大臣に就いていいのかということを、国民も真剣に考えなければいけないでしょう」と淡々と語る木村市議は、間違いなく今度の事件の英雄だ。

 もう一人の英雄は、言わずと知れた菅野完氏だ。

 彼もまた日本会議に安倍首相とこの国が支配されていいのかと国民に問い続けている人物だ。

 ネット上では、菅野氏の出自や「しばき隊」のメンバーだった事などの好ましからぬ情報が飛び交っているが、今回の彼の告発は、それら批判を上回る勇気ある行動だ。

 彼こそ、安倍暴政を阻止しなければいけないと主張し、行動して来た人物だ。

 本来は批判の対象であった蓮池氏と組んであのようなインタビューを行ったのは、そこまでやるかという安倍首相に対する怒りであり、それを追及できない野党議員の体たらくに対する怒りだったに違いない。

 野党が倒せないなら自分が籠池と組んですべてを暴露して、倒すと宣言したのだ。

 私は読売テレビのインタビューを菅野氏の姿を見ながら、文字通り命がけの告発であると見た。

 木村真と菅野完の二人の英雄は、もはやこれ以上、森友疑惑で何もしないほうがいい。

 後は野党と国民の責任だ。

 どこまで安倍首相を追いつめられるか、その進展を見ていればいいのである(了)



森友問題を最初に追及 木村真市議が語った「疑惑の端緒」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201557
2017年3月16日 日刊ゲンダイ

  
   森友問題を最初に追及した豊中市議の木村真氏(C)日刊ゲンダイ

 大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる国有地の激安払い下げ問題。今や安倍政権の屋台骨を大きく揺さぶっているが、この疑惑に最初に気付いたのが、豊中市議の木村真氏だ。2月8日、情報公開請求した当該国有地の売却額を非公表とした国の決定に対し大阪地裁に提訴。直後に記者会見を開き、新聞記事に取り上げられたのが「森友問題」が火を噴くきっかけとなった。疑惑に気付く端緒は何だったのか。

■調査のきっかけは工事現場の児童募集ポスター

――大阪地裁に提訴してから、わずか1カ月。今や「森友問題」は連日、新聞・テレビで大きく報道されています。

 正直言って、最初はここまで問題が大きくなるとは思っていませんでした。ちょっと、びっくりしていますね。

――森友学園に目を付けた動機は何だったのですか。

 昨年の4〜5月だったと思いますが、学校の工事現場の柵に児童募集のポスターが張ってあり、そこに靖国神社の鳥居らしき写真と一緒に教育勅語が載っていました。その時、ちょっと待てと。こりゃあ極右の学校じゃないかと。そんな小学校が豊中にできるのは我慢できない。早速、事務所で学校のHPを見たら、大阪市の塚本幼稚園が小学校をつくるというのが分かりました。この幼稚園は地元では右翼系幼稚園として知られていたから、これは何としても学校設置を潰さないといけない。そう思って調べ始めたのがきっかけです。

――何が分かりましたか。

 まず、土地の登記を調べました。ひょっとしたら土地取得について、何かうさんくさいことをやっているかもしれないと思ったからです。昨年5月に登記簿を取得したら所有者は国交省でした。そこで(国有地売買窓口の)近畿財務局に電話して詳細を尋ねると「定借権(定期借地権)付きで貸しています」と。この時点で何かおかしいと思いました。

――国有地貸与の何が不自然に感じたのでしょうか。

 あの国有地はもともと、豊中市が国から無償で貸与を受け、公園を整備することを希望していました。都市計画道路を造り、具体的な図面まであった。ところが、国は土地はタダでは貸せないといい、07〜08年ごろになると、10年までに買ってほしい、それができないなら売却すると市に最後通牒を突き付けてきました。当時の市の財政状況は阪神大震災の影響などもあって非常に厳しく、とてもじゃないが25億円も30億円も負担できません。そこで、仕方なく(道路を挟んで)東側の部分だけを買ったのです。あれほど国は市に対して強硬に買い取りを求めていたにもかかわらず、なぜか森友には貸しているという。改めておかしいと。

――それで近畿財務局に情報公開請求した。

「国有財産有償貸付合意書」の写しを請求すると、金額と一部の条件が全て黒塗りでした。しばらくして、森友が土地を買ったという話を聞いて、今度は売買契約書を請求すると、やはり金額の類いは一切黒く塗り潰されていました。過去の国有地売買の例を調べると、森友のように随意契約の案件はすべて公開されている。それなのに森友だけは非公開。これは完全におかしい。何かうさんくさいことをやっているに違いないと確信しました。

――同時並行で大阪府私立学校審議会(私学審)の審議過程も調べた。

 森友案件は14年12月に継続審議になり、15年1月の臨時会で認可適当となりましたが、過去の私学審の開催状況を調べると、09年からの8年間で臨時会は森友の1回だけ。これは極めて異例の扱いで、他方、国有財産近畿地方審議会の議事録を読むと、森友案件については異論が噴出したものの、最終的には私学審でOKが出るのだから、OKにしましょうか、みたいな内容だった。この流れはどう考えても不自然だと思いました。

――それでいよいよ提訴に踏み切った。

 その前に昨年10月末ごろから、今回の疑惑について3万枚のビラを作って市内を中心に配りました。籠池(泰典)理事長宅の郵便ポストには特別サービスで3枚ぐらい入れたと思います。ただ、豊中市だけで17万世帯もあるため、これではラチが明かない。じゃあ、マスコミに情報提供しようと。当初はなかなか報道されませんでしたが、売買金額の非公表の件で国を提訴して会見を開けば、どこかのメディアが取り上げてくれるかもしれないと考えました。結果、もくろみ通りといったら失礼な言い方ですが、大きく報道された。そういう流れです。

  
   疑惑は深まるばかり(C)日刊ゲンダイ

忖度のレベルを超えた政治家の関与があったと推測

――昨春に児童募集のポスターが目に留まっていなければ、数々の疑惑が見逃され、小学校も開校していた。そう考えるとゾッとしますね。

 本当にそうですね。正直言って、こんな右翼学校ができるのはたまらん、と思って調べ始めたわけですが、別の学校法人だったら調べていなかったかもしれません。ひょっとして、今回の森友のような類いの話は全国にたくさんあるのではないか。

――森友問題で政治家は関与したとみていますか。

 財務官僚が独断でやるはずもなく、何らかの政治家の関与があったと思います。安倍政権のかなり中枢に近い部分が直接的に関与していたのではないかと強く疑っています。

――安倍首相本人の関与についてはどうですか。

 さすがに安倍首相自らが森友の契約を値引きしろ――などと具体的な指示を出したとは思いません。ただ、大いにあり得る話だと思うのは、例えば安倍首相が財務官僚に対し「籠池さんの教育に対する情熱は素晴らしい。今度、小学校をつくるから期待している」などと言う一方で、森友が財務省に「土地を安くしてくれ」と陳情してくる。そこで、板挟みになった財務官僚がアクロバットのような技をひねり出したのではないか。つまり、忖度のレベルをはるかに超えた、ほぼ圧力に近いものがあったのではないかと推測しています。

――森友が学校設置の認可申請を取り下げましたが、どうみていますか。

 おそらく、籠池理事長は「おまえ、刑事訴追されるぞ」とか言われたのでしょうが、森友が学校設置の認可申請を取り下げても疑問点は何一つ解決していません。ワイドショーでは、塚本幼稚園のえげつない話の暴露合戦みたいな報道が目立ち、もともと何の話だったのかよく分からなくなっていますが、この問題は2つ。国有地の不可解な売却と、なぜ学校設置が認可されたのか――です。土地の賃貸借や売買をめぐっても、鑑定評価書が何通も出てくる。要するに国側は森友の条件に合うまで何度も鑑定をやり直している。国が何ら根拠なく契約するわけにはいかないからでしょうが、森友に言われるがまま値下げしまくっているわけです。一方、学校設置認可をめぐっては、議事録を読めば不認可が当然なのに強引に決まっている。そろって相当、ムチャクチャなことをやっている。幕引きどころか、ますます疑問は大きくなっているのです。大阪府では自民党よりも政権に近いのが維新であり、安倍首相と橋下前知事、菅官房長官と松井現知事のラインは強固なパイプといわれている。今回の問題にこうしたラインが関与していたのではないかと強く疑っています。いずれにしても、この問題は限りなく黒に近い灰色ではなく、完全に黒だと思うので、今後も刑事告発など使える手段を何でも使いながら、真相を解明したい。

――森友問題を通じて明らかになったことは他にありますか。

 この国の政権、政治というのが異常な状態にあるということを再認識しました。安倍首相は当初、森友学園のことを非常に教育熱心で素晴らしい、と発言していました。よくよく考えると、籠池理事長が言っている内容は安倍首相が普段言っていることとほぼ同じ。つまり、思想的には一緒です。無意味に中国を敵視したり、太平洋戦争を侵略戦争と認めなかったり。従軍慰安婦問題についてもしかりです。国際的には全く通用しない言い逃れを繰り返している。森友問題が大きく注目されたことで、国民も森友学園を礼賛するような政治家が総理大臣に就いていていいのかということを真剣に考えないといけないでしょう。(聞き手=本紙・遠山嘉之)

▽きむら・まこと 1964年、大阪府生まれ。大阪外国語大学2部ロシア語科卒。会社員、自営業などを経て、「誰でも、一人でも入れるユニオン」北大阪合同労働組合執行委員に。07年4月の豊中市議選に無所属で立候補し、初当選。現在3期目。


























































http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/499.html
記事 [政治・選挙・NHK222] <物証、100万円の振込用紙が出た!> 「安倍首相からの100万円」 菅野完 




「安倍首相からの100万円」
https://news.yahoo.co.jp/byline/suganotamotsu/20170317-00068806/
3/17(金) 13:11 菅野完 | 著述家


 安倍晋三

森友学園の籠池理事長が、東京都内の我が家を突如訪れたのは、3月15日。

当日私は大阪で、塚本幼稚園を自主的あるいは強制的に退園した保護者たちが行う、大阪府への申入れと記者会見を取材していた。

外国特派員協会での記者会見がキャンセルになったことを前日夜に知った瞬間、「じゃあ、空いた時間、僕にください」と打診したところ、籠池氏はすぐに「じゃ、自宅で」と応諾してくれた。

しかしこの「自宅」の認識が違っていた。私は「大阪府豊中市の籠池氏の自宅でのインタビュー」と認識していたが、籠池氏は「東京の菅野の自宅でインタビュー」と認識していたのだ。

「なんや、菅野さん、大阪におるんか」との電話を受けたのが、11時過ぎ。仕方ない、大阪での取材を切り上げて東京に戻るしかない。

急遽羽田に戻って、タクシーで自宅まで飛ぶようにして帰って驚いた。メディアが殺到しており私自身が自分のマンションには入れない。これは異常だ。この異常なメディアスクラムを解除するために行ったのが、この囲みの取材だ。FNN が全編ノーカットで公開している。最後まで見てもらえばわかるように、この会見の趣旨は「メディアスクラムを解いてくれ。そうでないと取材ができない」と言うものだ。ほとんどのメディアは、同業者としてこの申し入れを理解してくれ、メディアスクラムを解除してくれた。

そこから始まった、籠池氏へのインタビューは、約三時間にわたった。

その詳細を今、文章にすることはまだ、できない。

しかしこのインタビューで籠池氏が語った最重要証言「安倍首相から100万円の寄付をもらった」とのエピソードは、翌日、籠池氏の口から語られてしまった。「ネタ元」にとくダネを抜かれた。。。。こんな経験、おそらくこの先もすることはないだろう。

籠池氏によると、この100万の寄付金が安倍昭恵夫人から手渡されたのは、2015年9月5日土曜日。
メディアに何度も登場した「安倍昭恵氏が瑞穂の国記念小学院」の名誉校長に就任した、あの講演会が行われた日だ。

「昭恵さんから、封筒に入った札束を、『これ、主人から』と言われた。」
「領収書は?と聞いたら『いや、まあ、それは』とおっしゃった。」
「土曜日やし、もっとくの怖いし、我慢せなしゃない。月曜日に自分らで入金した」
「ようわからんようになるから、安倍晋三名義で入金しようとしたけど、会計の人に止められたんで、森友学園の名義で入金した」

こう証言する籠池氏の顔は苦渋に満ちていた。ようやく、重い口を開いたのだ。私と一緒にこの証言を聞いていた扶桑社の編集者も、なぜか、泣きそうな顔をしている。 

しかしこの段階では、まだ「証言」に過ぎない。何か物証はないのか?

「あるんちゃうかな。寄付者名簿、その日付のあるしね」
「振込票、残っとるんちゃうか?」

それ、それが欲しいんですよ、理事長。

と言うことで、今日、たった今、その物証の現物を入手した。

確かに「安倍晋三」の名前は出てこないが、「100万円」「森友学園名義の振込」「土曜日に受け取った現金を次の月曜日に入金した」を裏付ける寄付者名簿は存在した。振込票の現物も、ある。

取り急ぎ、この物証を、みなと共有し、読者諸賢の判断を仰ぎたい。


 寄付者名簿

画像加工の素人のため、黒塗りがいびつで恐縮だが、平成27年=2015年の9月7日月曜日、つまり、土曜日だった9月5日の安倍昭恵講演会直後の平日に、100万円の入金があることが確認できる


 振込表の現物

これが上記入金の元となった、振替払込用紙の現物。「森友学園」が名義欄にボールペン書きされているが、よく見ると、その上部に修正液で何か消されているのがわかる。

この修正液部分に、裏からライトを当ててみると。。。。。


 修正液部分のライトアップ

やはりこれは、「安倍晋三」としか、読みようがない。


菅野完
著述家
1974年、奈良県生まれ。一般企業のサラリーマンとして勤務するかたわら執筆活動を開始。退職後の2015年より主に政治経済分野での執筆を本格化させる。2016年4月、扶桑社系ニュースサイト『ハーバービジネスオンライン』での連載をまとめた『日本会議の研究』(扶桑社新書)を上梓。発売後またたく間に12万部越えのベストセラーとなった。他に『保守の本分』(扶桑社新書)、『踊ってはいけない国で、踊り続けるために』(共著・河出書房新社)など。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 尻に火が付いた政府、与党に危機感! 
尻に火が付いた政府、与党に危機感!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_228.html
2017/03/17 07:43 半歩前へU


▼政府、与党は“爆弾発言”に危機感!
 いよいよ尻に火が付いた自民党。もう、これ以上逃げ切れない、と野党の要求を受け入れ籠池泰典を国会に呼ぶことになった。

 同志と信じていた安倍晋三夫婦や稲田朋美らに背を向けられ、不信感を持つ籠池の口から何が飛び出すか?23日の喚問は見ものだ。

 共同通信によると、安倍晋三から100万円の寄付を受けたと籠池泰典の“爆弾発言”を受け、政府、与党は16日、野党が求めた籠池の国会招致にようやく重い腰を上げた。

これ以上拒み続ければ、かえって疑念を深め、世論の反発を招くと危機感を抱いた結果だ。

 首相は先月17日の衆院予算委で、学園への国有地売却について「私や妻、事務所が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」とたんかを切った。

国会招致を決断したのは、籠池側から発信される一方的な情報を放置すれば「政権を揺るがす事態になりかねない」(与党筋)との懸念が背景にある。

 官邸で籠池発言の一報に接した安倍晋三は、「えっ」と短く驚き、すぐにあきれた表情を見せたという。

夜には与党の参院国対メンバーと公邸で会食し「いろんなことが起きているが、翻弄(ほんろう)されずに頑張ろう」と強気を崩さなかった。籠池については「変な人だよね」と突き放した。

 これまで政府、与党は森友疑惑について、台風一過を待つ作戦だった。

首相は19日から欧州歴訪を予定。月内が確実となっている2017年度予算が成立すれば、国会で野党が追及する機会も減る。騒ぎ立てない方が得策と見ていたのは間違いない。

 自民党幹部は「呼びたくはないが首相に金の話を突き付けられた以上、そうも言っていられなくなった」と語る。籠池がどう発言するか読み切れないというリスクも抱え込んだ形だ。

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 被災者を苦しめる“アベ土建政治”血税をドブに捨てる暴挙になぜ小池都知事は切り込まない!?(リテラ)
            
             3月10日の小池知事会見


被災者を苦しめる“アベ土建政治”血税をドブに捨てる暴挙になぜ小池都知事は切り込まない!?
http://lite-ra.com/2017/03/post-2996.html
2017.03.17. 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」11 アベ土建政治に切り込まない小池都知事 リテラ


「小池百合子都知事の“好意的記者”ランキング! トランプそっくり」と銘打った本連載がリテラに掲載された8日後の3月10日、小池都知事会見で筆者は半年ぶりに指名され、震災復興事業などについて質問をした。復興五輪をアピールして被災地を訪問したばかりの小池都知事に対し、大型公共事業優先のアベ土建政治が被災地を苦しめている現状について聞いてみた。

──(若狭勝衆院議員が「効果が乏しい」と指摘するテロ等準備罪について安倍首相に申入れをするかと聞いた後)昭恵夫人は防潮堤見直しを安倍総理に言っても全然、森友(学園の感想を伝えたとき)と違って聞き入れなくて、被災地ではまさにハード中心の復興事業からソフトに転換するのが必要ではないかと、全国的な公共事業抑制も求められていると。小池都知事が訪問した岩手県、宮城県では、工事費高騰、入札不調が深刻化して、仮設住宅から出ようとしたら坪単価が倍ぐらいになって家が建てられない。まさに資材人手不足による工事費高騰解消のために全国的な公共事業抑制が必要だと思うのですが、この点について、安倍総理に申し入れをされないのでしょうか。(以下略。オスプレイの夜間飛行や低空飛行の規制で日米地位協定改定を申入れるかも質問)。

小池都知事「安倍総理への申入れをするかどうかというお話でございましたけれども、答えは1つで、致しません。これは全て国に関係することでございますので、政府の方でしっかり対応していただきたい。その3つ合わせ技ですいません」

 素朴な疑問を感じた。将来の総理大臣候補との呼び声もかかり始めた小池都知事はなぜ、その発信力を活かして安倍首相に全国的な公共事業抑制──被災地では巨大防潮堤や高速道路など大型公共事業(ハード)の見直し、被災地以外では不要不急の公共事業削減──を提言しないのか。納得できなかったので、維新を立ち上げた橋下徹・前大阪市長が政権補完勢力に堕落する以前の2012年春、「大飯原発再稼働に邁進する野田政権を倒す」を宣言して大阪から日本のエネルギー政策を変える意気込みを見せた過去を念頭に、次のような再質問をした。

──かつて橋下(徹)さんは「大阪から日本の政治を変える」と言ったではないですか。

小池都知事「私は橋下さんではありませんので」

──結局、小池新党は安倍総理には何も言わない、安倍政権には盾突かないということではないのですか。

小池都知事「違いますよ。それは国の責任でやるべきだということを言っているわけであります」

●アベ土建政治で土地所有者と建設業者が儲かる防潮堤建設が横行

 昭恵夫人の名前を出したのは、他でもない。4カ月前の2016年11月に出た週刊現代の対談記事「小池百合子×安倍昭恵 二人の「ファーストレディー」が語り尽くす!」で、昭恵夫人が「被災地の防潮堤建設の問題にずっと関わっていますが、当初は約8000億円だった予算が膨張して、いまでは1兆円になっている。住民の方の多くも『不要だ』と言っていますが、それでも覆らない」と紹介していたからだ。しかし「防潮堤問題について聞けば、小池都知事は踏み込んだ発言をするに違いない」という予想は外れ、政府任せで事足りる回答しか返ってこなかった。対談で意気投合したかのような印象を受けたが、「小池都は昭恵夫人から被災地の現状について詳しい話を聞いたのか」という疑問が湧いてきたほどだった。

 2013年10月31日に「美しい東北の未来を考えるフォーラム」を機に防潮堤見直しを訴え始めた昭恵夫人は、自民党の環境部会でも発言、自ら集会を主催したりもした。そして2015年2月22日、ダムを壊して川が蘇る現場を紹介した米国のドキュメンタリー映画『ダムネーション』の上映会兼防潮堤問題のシンポジウムでは、日本の政治への募るに危機感を吐露した。

「(防潮堤見直しについて)もちろん主人にも日々話をしているのに、この問題が一向に大きく取り上げられることもなく、動くこともなく、『この国はどうなっているのかな』と思っています」(昭恵夫人氏)

 この機能不全状態は、震災6年目を迎えた今も変わっていない。皮肉なことに『美しい国へ』(文藝春秋)を上梓した安倍晋三首相(政権)の下で、美しい三陸海岸の景観をぶち壊す防潮堤建設が進行中。自民党支持者が多い建設業者や地主が儲かる一方、血税をドブに捨てるに等しい防潮堤計画の多くが見直されない『醜いアベ土建政治』が続いているのだ。

〈例1 気仙沼市小泉海岸〉
 昭恵夫人が「海が見えなくなって若者が出て行く」と特に見直しを訴えた宮城県気仙沼市小泉地区の巨大防潮堤計画も、現行計画のままゴリ押しされてしまった。小池都知事が五輪関連イベントで宮城訪問をした翌日2月10日に現場を訪ねると、かつて子供達を含む地元住民が親しんだ砂浜や干潟は消え去り、高さ14.7メートルで幅90メートルの巨大防潮堤の工事が着々と進んでいたのだ。

 しかも公共事業ラッシュによる資材・人手不足による工事費高騰で、事業費が230億円から370億円へと1.6倍以上に膨れ上がった。見直し派住民や専門家は「人が住まない田畑を守るだけに巨費を投じるのか」「費用対効果が0.3程度で低い」と疑問視していたが、さらに税金の無駄が増えてしまったのだ。

 復興税を徴収され続ける全国の納税者の怒りが爆発してもおかしくない要素は、他にもあった。景観保全と防災の両立可能な「防潮堤と国道」が採用されなかったのだ。代替案を提案した見直し派住民の阿部正人氏は「費用対効果がより高く、経済合理性が優れているのは明白」と強調した。

「小泉地区は高台移転をするため、防潮堤が守る背後地はほとんどが農地。そこで海岸に防潮堤を建設するのではなく、少し陸側に盛土をして建設される『国道四五号線』に防潮堤機能を兼用させれば、いいのです。この兼用案であれば、工事費も削減されて工期も短くなり、海岸の景観や環境破壊を避けることも可能です」

 しかし小泉地区の有力者は、地権者でもある長老ら推進派で占められ、経済合理性(費用対効果)が優れたように見える代替案が十分に比較・検討されることはなかった。震災で水没した海岸近くの農地を防潮堤建設用地として買い上げてもらえば、地権者の現金収入になる。そこで元自民党員の及川善賢市議ら推進派は「見直しをすると復興が遅れる」「仮設住宅に入っている地権者は農地を売って新居の頭金や生活費にしたい」と主張。地域ボスによる形だけの住民合意で見直し案を葬り去ってしまったのだ。

 2014年5月24日に仙台で開かれたシンポジウムでは昭恵夫人が見直しを訴えた後、安倍首相もビデオメッセージで登場、景観や環境や住民合意への配慮を求めたが、事業主体の宮城県(村井嘉浩知事)は見直しを拒否、工事着工に至った。「村井知事は安倍首相を超える権限を持っているのか」という疑問の声が出たが、結局、安倍首相のビデオメッセージはリップサービス程度にすぎず、自らの忠告を聞き流した村井知事の“暴走”を止めようとはしなかったのだ。

<例2 陸前高田市高田松原海岸>
 建設業者と地主が儲かる防潮堤建設への血税投入は、北隣の岩手県陸前高田市でも罷り通っていた。小池都知事が岩手訪問をした2月17日、奇跡の一本松で有名な高田松原海岸を訪れると、ここでも高さ12.5メートルの防潮堤建設工事が本格化していた。震災直後に国道兼用案を戸羽太・陸前高田市長に進言した行政関係者はこう振り返る。

「陸前高田市も高台移転を決定、海側の低地には住宅が建てられないようになりました。であれば、人の住まない低地を守るために巨大防潮堤を建設する必要はない。そこで市長に国道45号線と防潮堤を兼用する案を提案したのですが、見向きもされませんでした」

<例3 気仙沼市大谷海岸>
 防潮堤建設による復興税浪費(アベ土建政治の弊害)は、「国道兼用案」が実現した気仙沼市大谷海岸に目を向けると、より鮮明になる。ここでも海水浴場として親しまれてきた海岸に高さ9.8メートルの防潮堤計画が浮上したが、地元見直し派が署名活動を開始、行政などとの話し合いを繰り返した結果、去年7月に「国道兼用案」が採用された。

「当初は海岸に防潮堤が建設される予定でしたが、陸側に建設位置をずらして国道45号線と防潮堤を兼用させることになりました」(見直し派住民の三浦友幸氏)

●防潮堤見直しの発祥地・岩手県大槌町:アベ土建政治転換への期待

 防潮堤見直しの“発祥地”は岩手県大槌町赤浜地区。「赤浜地区の復興を考える会」会長の川口博美氏はこう話す。

「何回も住民総会を開いて『海が見えなくなる。防潮堤の高さを低くした方がいい』という声を集め、行政が決定した防潮堤高さを低くする見直しを勝ち取りました」

 川口氏のコンセプトは「津波に強い街づくりではなく、津波に強い人づくり」。防潮堤のハードに頼るのではなく、防災訓練などのソフトを重視するという考え方だ。そして、大槌町で芽生えた住民主導による防潮堤見直しの動きが他の三陸沿岸にも広がり、気仙沼市大谷海岸などで結実したといえるのだ。と同時に川口氏はアベ土建政治を批判する一方、小池都知事(小池新党)の国政進出も期待していた。

「被災地では必要性の乏しい巨大防潮堤や三陸自動車道(高速道路)など大型復興事業が集中した結果、資材・人手不足による工事費高騰や入札不調を招き、最も大切な生活関連事業が遅れてしまった。未だに仮設住宅暮らしの人が多いのはこのためです。防潮堤は先送りするなど復興事業に優先順位をつけると同時に、五輪関係事業を含め全国的な公共事業抑制が大切です。しかし『国土強靭化』『アベノミクス』を旗印にする安倍政権は、公共事業推進を改めようとしません。小池都知事に『国政にも進出して古い自民党政治を終わらせて欲しい』と期待するのはこのためです」(川口氏)

 首相所信表明演説で紹介された東洋文化研究者のアレックス・カー氏は、ダムを壊して川が蘇る『ダムネーション』の映画上映会を兼ねた防潮堤シンポ(2015年2月22日)で日本の土建政治をこう批判した。

「アメリカでは『ダムの時代は終わった』のに日本の海岸は防潮堤をはじめコンクリートだらけ。『防潮堤ネーション』のような映画を望む」。すると、昭恵夫人もこう呼応した。

「防潮堤建設が進んでも『ダムネーション』のように、途中で見直して撤去することは可能。『今後は防潮堤を壊すことが公共事業になってくる』という人もいるくらいです」

 しかし問題発覚するまで夫婦で共に評価(“家庭内与野党”で一致)した森友学園と違い、防潮堤見直しでは“家庭内野党”の昭恵夫人の訴えが実現することは多くない。

 安倍首相の父親の安倍晋太郎・元大臣が生まれ育ったのは、美しい棚田の田園風景で知られる山口県油谷町だ。しかし美しい三陸海岸を台無しにする巨大防潮堤建設が今後も見直されることがなければ、安倍首相は「テロリスト紛いの国土(景観)破壊集団の“親玉”」と批判されても仕方がないのではないか。
(横田 一)










http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/502.html
記事 [政治・選挙・NHK222] この国を危うくする 世論を意識したその場しのぎの弥縫策 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ)
 


この国を危うくする 世論を意識したその場しのぎの弥縫策 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201563
2017年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   すべてパフォーマンス(C)日刊ゲンダイ

 残業時間の上限規制の労使交渉がまとまった。繁忙期に例外として認める残業の上限を巡って対立していたが、最後は安倍首相が経団連と連合のトップを官邸に呼び込んで直談判。仲裁役を買って出た政治パフォーマンスにより、「月100時間未満」で合意した。

 これで上限規制は法制化され、上限を超えた企業には罰則が科せられる。過労死ラインすれすれまで働くことを合法化していいのかという疑問は残るが、事実上、無制限の“残業地獄”が横行していたことを考えれば、この合意はよしとすべきだ。

 ただ、課題は多い。労使が上限をきっちり守り、働き手の残業時間を減らせば、労働力は足りなくなる。特に人手不足が深刻な中小企業からは「仕事が回らなくなる」との悲鳴が聞こえる。


「女性の活躍推進」を打ち出す安倍政権のことだ。長時間労働の是正で生じる人手不足を女性の更なる社会進出で補うつもりだろうが、そのためには育児支援の環境と施設が不可欠だ。しかし、保育士が慢性的に不足している現状では対応しきれない。安倍政権は「待機児童ゼロ」を掲げたものの、現実はまったく追いついていないのだ。

 これでは人手不足は、ますます深刻化するばかりだ。正規雇用の長時間労働に法規制がかかれば、すでに働く人の4割を占める非正規雇用はさらに増えるに違いない。安心して子育てできない環境が続けば、少子化にも拍車がかかる。将来的には海外からの労働力に頼らざるを得なくなり、今の欧米社会のような治安の悪化は避けられないのかもしれない。まさに踏んだり蹴ったりだ。

 特に少子化は日本経済をむしばんでいく。国内の生産力に陰りが生じ、内需は縮むいっぽうだ。海外進出に打開の糸口を見つけようにも、もはやグローバル時代は終わった。米国ファースト大統領のように一国主義の保護貿易を掲げる勢力が世界中に出現。低コストのメキシコ製品をアメリカに非関税で売るようなビジネスは、もはや困難だ。

 かような状況でも、国のトップは場当たり的な対応しかできない。外交舞台ではアチコチに“いい顔”したくて一国主義を適当に受け入れる。電通の新入社員の過労自殺が社会問題化すれば残業規制に手をつけ、「保育園落ちた」ブログが話題を呼べば待機児童ゼロに乗り出す。常に世論を意識した政治パフォーマンスの繰り返し。その場しのぎの弥縫策の連続では、日本経済を取り巻く大きな環境変化に太刀打ちできない。

 そもそも「国家戦略特区」などと格好をつけても、その実態は“お友だち”に公用地を無償で払い下げただけ。「GDP600兆円の達成」と豪語したのをはじめ、掲げるスローガンは立派だが、すべてその場しのぎの掛け声ばかりだ。ビジョンなきパフォーマンス政治には、そろそろお引き取り願いたい。

高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。





http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 特定の年月だけ記憶がない? 
特定の年月だけ記憶がない?
http://79516147.at.webry.info/201703/article_229.html
2017/03/17 07:55 半歩前へU


▼特定の年月だけ記憶がない?
 森友学園への安倍首相からの100万円寄付について、「平成27年ということであれば全く記憶にない」、と安倍昭恵。

 こんな“便利な記憶”があるのだろうか? 特定の年月だけ記憶がない? 不思議なことがあればあるものだ。

 では、それ以外なら記憶が鮮明だというのか? こんな発言をすれば余計に不信が募る。森友疑惑の根は深い。


安倍首相「あり得ない話」森友学園への寄付完全否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-01793605-nksports-soci
日刊スポーツ 3/17(金) 17:19配信

 安倍晋三首相は17日の衆院外務委員会で、学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が、昭恵夫人を通じて首相から100万円の寄付を受けたと主張していることについて、「あり得ない話」として、明確に否定した。

 民進党の福島伸享議員の質問に答えた。

 首相は、夫人個人についても「妻は(建設予定だった小学校の)名誉校長になっていたので確認したが、領収書もなく、寄付は行っていないとのことだった」と述べた。

 「籠池氏とは、1対1でお目にかかったことはなく、個人的な関係もない。そうした方にこれだけ多額の寄付をするのは、あり得ない話だ」と述べ、「念のために付け加えるが、この議論の本質は、国有地売却や小学校の認可だ。これに関して、一切関与していない」と、繰り返した。

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池氏証人喚問は、自民党にとって「危険な賭け」(郷原信郎が斬る)
籠池氏証人喚問は、自民党にとって「危険な賭け」
2017年3月17日 郷原信郎が斬る


森友学園の小学校開設をめぐる問題に関して、参院予算委員会の大阪府での現地調査で、籠池泰典理事長が「安倍晋三首相から、夫人の昭恵氏を通じて100万円寄付を受けた」と述べ、その後、野党の議員らの前で同様の事実を説明した上、「国会ですべて話をする」と述べた。

このような籠池氏の発言を受け、その後、自民党側から、民進党に、23日に衆参両院の予算委員会で、籠池氏の証人喚問をそれぞれ実施することが提案され、17日に衆参の予算委で正式決定することになったと報じられている。

「危険な賭け」に出た自民党

これまで、民進党などが求める参考人招致を拒否してきた自民党が、今回、逆に証人喚問を提案した理由について、竹下亘自民党国対委員長は

(籠池氏を)たださなければいけないという思いは非常に強く持っている。総理に対する侮辱だからしっかり受け止めなければならない

と記者団に述べた。

もし、籠池氏が言う「安倍首相からの寄付金100万円を昭恵夫人から受け取った」という事実があったとすると、国会で、「寄付金集めにも、まったく関わっていないと言うことは、はっきりと申し上げておきたい」と明言していた安倍首相には致命的な事態になる。「安倍首相から」との点を別にしても、これまでに明らかになっている森友学園の小学校新設をめぐる様々な問題からすると、「安倍首相夫人からの100万円の現金の受領」だけでも、安倍首相にとって重大な事態になることは避けがたい。

自民党側が、野党側が求めてきた「参考人招致」ではなく「証人喚問」を提案したのは、それによって、偽証をすれば刑事罰を科される立場に籠池氏を追い込み、「昭恵夫人から100万円の寄付を受けた」との証言を撤回させるか、証言を維持するのであれば、偽証罪での告発によって籠池氏の証言が嘘であることを司法判断で明らかにしようという意図であろう。

しかし、もし、偽証の制裁を覚悟の上で行った国会で、「昭恵夫人から100万円受け取ったとの話が虚偽であった」と認めさせることも、虚偽だとする明確な根拠を示すこともできなかった場合には、逆に、籠池氏の証言が重みをもつことになる。それは、安倍首相にとって最悪の事態になりかねない。

自民党としては、国会での圧倒的多数の「数の力」で偽証告発に持ち込もうという考えかもしれないが、議員証言法では、証人の告発は、委員会の3分の2の賛成が必要である。衆議院予算委員会では、委員長を除く49名の委員の3分の2は33人であり、自民党の30人だけでは足りない。少なくとも、公明党の委員3人(うち一人は弁護士)の賛成が必要だが、それを得るためには、偽証と認めるだけの十分な根拠が必要となるであろう。

過去に、国会での証人喚問の結果、偽証罪で告発された例は相当数あるが、国会が不安定な状況であった昭和20年代を除けば、かなり慎重に行われており、その大部分は、その後、検察当局の捜査の結果、偽証の事実が明らかになった(国会での偽証の疑い以外の別の犯罪の容疑で捜査が行われた結果、国会での偽証も明らかになった)というケースだ。

最近では、AIJ投資顧問の年金資産消失事件で、浅川社長が証人喚問されて以来、国会の証人喚問は行われておらず、5年ぶりとなる。この浅川社長の事例は、当初、参考人招致されたが、曖昧な供述であったことを受けて証人喚問が行われたものであり、今回のように、民間人が「いきなり証人喚問」というのは異例だ。

果たして、偽証罪での告発に持ち込めるのか、自民党は、「危険な賭け」に出たと言わざるを得ない。

美濃加茂市長事件との共通性

確かに、籠池氏の話には、100万円を受け取ったとしながら、領収書も渡さず、寄付名簿に「安倍」という名前を記載することもなかったなど、不可解な点も少なくない。

また、小学校の設置認可申請の取り下げに追い込まれたことで、国から土地の原状回復と返還を求められることが必至となり、入学予定の児童の保護者への入学金等の返還に加え、校舎の建物工事代金の支払等で窮地に追い込まれている籠池氏は、「公費による支援」まで持ち出しているようであり、国に対抗して自らの立場を守るために、一発大逆転を狙ってウソの寄付金受領話を始めた可能性もある。

「自らの利益のために虚偽の供述を行う動機がある」という点でも、「現金の授受の有無が最大の争点になった」という点でも共通するのが、現在、控訴審での「逆転有罪判決」を上告審で覆すために上告趣意書の作成作業に追われている「美濃加茂市長事件」だ。

当ブログでも、捜査や裁判の経過について詳述してきたように、この事件では、贈賄供述者のNは、総額4億円近くもの融資詐欺を犯して逮捕され、そのうち2100万円の事実しか立件されていない段階で、市長(当時は市議)へ20万円の現金を渡したとの供述を始め、さらに、それ以前に10万円を渡した事実も供述した。この後、警察の捜査は、贈収賄に集中し、残りの融資詐欺は立件されることなく、Nに対する起訴は、30万円の贈賄と2100万円の融資詐欺にとどまった。

Nにとっては、融資詐欺を次々と立件されると、長期の実刑を覚悟しなければいけない状況であったのだが、市長への贈賄を供述したことで、警察の動きを贈収賄事件に集中させることができ、全体としても大幅に軽い事実の起訴にとどまって、まさに「思惑通り」の結果になっていたのである。

それと同様に、今回の籠池氏も、小学校の開校が絶望的となり、国から厳しい措置を受けることが必至の状況の下で、「総理大臣から夫人を通じて100万円の寄付を受けた」という爆弾発言をすることで、世の中の関心をその問題に集中させようという、同様の「思惑」が感じられる。

「現金授受の有無」に関する証言の信用性判断のポイント

同じように「現金授受の有無」が最大の争点になっている美濃加茂市長事件と比較しながら、籠池氏証人喚問に関してポイントとなる点を考えてみよう。

3月16日の参院予算委員会の現地調査の際、籠池氏は、

2015年9月5日に安倍昭恵氏が塚本幼稚園に講演に訪れた際、昭恵氏が「安倍晋三からです。」「どうぞお使いください。」と言って寄付金100万円を差し出した。籠池氏が「領収証はどういたしましょうか。」と尋ねると、昭恵氏は「いや、それはもう結構です。」と答えた

と述べている。証人喚問では、このような内容の証言をさらに詳しく行うことになる可能性が高い。

現金授受の有無に関しては、その「授受の機会」があったか否かは決定的な事実だ。美濃加茂市長事件では、2回の現場に同席者がいて、少なくとも、その目の前での授受がなかったことは、同席者が一貫して供述していた。Nは、「同席者が席を外した際に現金を渡した」と供述していたが、この同席者から、何とか「席を外した」との供述をとろうと、警察では恫喝的、強迫的な取調べが行われたが、同席者は、一貫して、「会食は短時間で、その間席を外した事実はない」と供述していた。

籠池証言についても、重要なのは、昭恵夫人に同行したとされる政府職員の供述である。もし、「塚本幼稚園に滞在した時間内に、常に職員の誰かが同席していて籠池氏側と昭恵夫人とが立会人なしで会った場面は全くなかった」ということが客観的に明らかになれば、政府職員に見られることなく現金の授受があった事実は否定される。ただ、講演の会場であった幼稚園の内部は、籠池氏の側が熟知している。政府職員が「常に同席していた。」と供述した場合でも、籠池氏の側が「政府職員抜きでいた時間があったこと」を現場の状況も含めて具体的に供述した場合、いろいろな場において昭恵夫人に同行している政府職員側の記憶が正しいと言い切ることができるかは微妙だ。

一般的には、授受されたとされる原資や使途も重要だ。美濃加茂市長事件では、授受したとされた現金の金額が20万円、10万円と少額だったため、「原資」や「使途先」から現金授受を裏付けることは困難だったが、籠池氏が昭恵夫人から受け取ったと述べるのは100万円と金額が大きい。昭恵夫人にとって、100万円という金額が、現金で出金した可能性を否定できる金額であろうか。

一方、籠池氏側でそのような金額を受け取ったとすれば、使途が問題になる。100万円もの寄付を、その後、小学校建築にどのように使ったのかは、尋問者の方で厳しく追及するであろう。しかし、籠池氏の側でも、それは当然予想しているはずであり、例えば、「総理大臣から頂いたお金なので、ゆめゆめ疎かにはできないと考え、小学校開校後に最も有効な使い道に充てようと考えて、手をつけず現金のまま自宅においておいた」などと証言されると、その可能性を否定することは難しい。

籠池供述の経緯や、その合理性の問題に関して、今になって、「昭恵夫人から100万円を受領した」と言い出したことが、これまでの「安倍首相側には何もしてもらっていない」という話と矛盾しているのではないかという点、100万円もの寄付を領収書も渡さずに受け取り、寄付者名簿に「安倍」という名前が記載されていないことがあり得るのかという点も追及の対象になるであろう。

しかし、前者については、「先週までは、小学校の設置認可を最優先に考えてきたので、野党やマスコミから追及されている状況において、安倍首相からの寄付などという話を持ち出せば、さらに追及を受け、認可が一層困難になると思ったので出せなかった」と証言するであろうし、領収書の点は、おそらく、「昭恵夫人が要らないと言われているのは、総理大臣の名前を表に出すことに支障があるからだろうと考えて、そのことは一切表に出さなかった」と説明するであろう。いずれも、そのような説明は「疑わしい」とは言えても、虚偽だと客観的に立証するのは難しい。

議会証言を偽証告発することの困難性

証言が「虚偽」だということを、刑事手続で認定される程度に立証するということは決して容易ではない。籠池氏が「昭恵夫人から100万円を受領した」との証言を維持した場合、その証言を「偽証」で告発するのであれば、予算委員会として、授受の反対当事者である昭恵夫人の供述を得ることが最低限必要であろう。自民党は、昭恵夫人の証人喚問ないし参考人招致を覚悟のうえで、籠池氏の証人喚問を提案したのであろうか。

もし、籠池氏が100万円の現金受領を維持し、偽証で告発して検察での捜査にゆだねた場合、昭恵夫人の側で、「授受があったとされる当日、そのような金額の現金を持参した可能性がない」ことの立証のため、安倍家の個人的な資金の動きを示さなければならなくなるが、果たしてそれは可能だろうか。

美濃加茂市長事件では、我々弁護人は、融資詐欺での告発まで行ってNを徹底追及した結果、Nの供述の信用性に「合理的な疑い」があるとされ、一審判決では証言の信用性が否定され、現金授受が否定された。しかし、その一審判決の「N証言の信用性を否定する判断」は、控訴審では、不当にも覆されているのである。

今回の籠池証言について、偽証告発が行われ、処罰まで行われるためには、逆に、「籠池証言が虚偽であること」が「合理的な疑い」を容れない程度にまで立証できなければならない。立証のレベルは、美濃加茂市長事件で弁護人が行ったN証言の虚偽性の立証を大きく超えるものとなる。

昨日、籠池氏が、昭恵夫人からの100万円の受領の話をしたと報じられてから、2、3時間後には、竹下国対委員長が「証人喚問」のことを言い出したというのは、拙速であった感は否めない。

私が助言する立場であれば、まず、野党側の参考人招致の話を受け入れ、参考人として十分に籠池氏の話をしっかり確認した上で、上記の点等について、籠池参考人供述の不合理性を追及するネタをしっかり用意した上で「証人喚問」に臨む、という戦略を勧めたであろう。

安倍首相にとっては、極めて重要な証人喚問になるのであるから、実際に、証人喚問で籠池氏への尋問を担当する予算委員会の自民党議員には、大変なプレッシャーがかかることになるであろう。

やはり、籠池氏証人喚問は、自民党にとって「危険な賭け」である。



































http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/505.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 原発避難訴訟、国の責任認める 「津波予見できた」:第一次安倍政権の責任重大

※関連記事

「安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた(リテラ)」
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/340.html

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原発避難訴訟、国の責任認める 「津波予見できた」 [日経新聞]
前橋地裁判決
2017/3/17 15:50

 福島第1原子力発電所事故後に福島県から群馬県に避難した住民ら137人が国と東京電力に1人あたり1100万円(総額約15億円)の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は請求の一部を認め、国と東電に賠償を命じた。「国は2002年には津波の到達を予見できた。国が事故を防げなかったのは違法」として国の責任を認めた。

 全国20の地裁・支部で避難者ら計約1万2千人が起こしている集団訴訟で最初の判決で、原発事故をめぐり国の賠償責任を認めたのは初めて。東電も津波を予見できたと認定した。

 原裁判長は判決理由で、02年7月に政府の長期評価が巨大地震で津波が原発敷地を大きく上回ると試算していた点などを挙げ、「遅くとも02年7月から数カ月後の時点で、国は非常用配電盤を浸水させる規模の津波の到来を予見できた」と指摘。国には東電に対策を命じる権限があり、「東電に対策を取らせれば事故を防ぐことが可能だった」と結論づけた。

 また東電について「常に安全側に立った対策を取る方針を堅持しなければならないのに、経済的合理性を優先させたと言われてもやむを得ない対応だった」と厳しく批判した。

 主な争点は▽東電や国が津波を予見し、対策を取ることができたか▽国の指針にもとづく東電から避難者への賠償額が妥当か――の2点だった。

 東電や国は「02年7月の長期評価は科学的知見として不十分で、事故は予見できなかった」として過失を否定。国は「そもそも、東電に津波対策を命じる権限がなかった」とも主張していた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H7Z_X10C17A3000000/?dg=1&nf=1


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 「総理への侮辱」で突然民間人を証人喚問、寿司友田崎は自民党の代弁者(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/03/post-b840.html
2017-03-17


自民党は証人喚問への経緯について
>総理に関することまで話し始めた。『これは放っておけない』と
いうのが正直なところだ

ハア?放っとけないって、そもそもは安倍妻は森友学園が作っ
た小学校の”名誉校長”だったんだから。。。

しかも今までの自民党の対応は、参考人招致でさえ民間人だか
らと否定していた。

それが、国対委員長は、”総理への侮辱だ”と公に語る。

”総理への侮辱”がよほど頭にきたのか、参考人招致をすっ飛
ばして証人喚問への流れとなる。

どうも自民党は籠池理事長を、安倍首相が100万円寄付と言
った事を受けて、偽証罪で引っ掛けるつもりじゃないのか。

国と大阪府、森友学園の関係性や、払い下げの経緯をすべて
すっ飛ばして、100万円寄付一点に絞って、ネチネチと籠池理
事長を絞り上げるような気がしてきた。。。。

今日のモーニングショーで、またまた田崎が解説をしていたが
安倍首相から100万円寄付を受けたと公言したことから、寄付
を受けた事実を立証する必要があると。

立証するのは寄付を受けた方で、寄付をした方は立証する必
要はないと言っていた事からしても、自民党はこの作戦で籠池
理事長に迫るつもりじゃないのか。

寄付を受けた事実を立証しろと。

田崎が進言したとか?(笑)

それができない場合は偽証罪に問えると思ってのかも。


田崎は、”ひるおび”でも、盛んに「寄付をした方は立証
する必要は無いよね?」と矢代弁護士に聞いていた。

ニヤニヤ笑いながら田崎が、あの籠池理事長の100万円寄
付爆弾発言は、すでに官邸は知っていたも言っていて、聞い
ていたコメンティターがええ?とビックリしていた。

ビックリしたが、それは塚本幼稚園の卒園式で籠池理事長が
寄付を貰ったと語ったことが情報源のようだ。

それにしても田崎は、自民党の議員がこういったとか、安倍首
相と安倍妻の会話も良く知っているし、不思議で仕方がない。

田崎は、完全なる自民党の広報官じゃないか。

誰も知らない情報を、田崎だけが知っているのもそれを証明
しているようなものだ。

安倍首相と安倍妻との会話も、微に入り細に入り。。。

よほど自民党と深いつながりを持っているのだろう。


伊藤敦夫が安倍首相の発言の変節に疑問を投げかけていた
が、田崎は常にチェックを入れ安倍擁護に余念がない。

どうも寿司友田崎も自民党も、国会での証人喚問で籠池発言
の100万円寄付だけに絞って矮小化したい思いが一杯だった
がモーニングショーでもひるおびでも、田崎以外のコメンティタ
ー達は、100万円寄付は大きな問題ではない、本当に解明す
べきは、国と大阪府、そして森友学園との関係性や、国有地を
9割引きで払い下げられた経緯の方だ。と言っていて、田崎は
ガッカリだったろうな。。。。。(笑)

昨日から田崎は色んな番組にハシゴしている。

そして擁護全開だった。

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 日報めぐり情報漏洩続出 “制服組vs背広組”醜いチクリ合戦(日刊ゲンダイ)
        


日報めぐり情報漏洩続出 “制服組vs背広組”醜いチクリ合戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201686
2017年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   防衛省の“機密情報”ダダ漏れ(C)日刊ゲンダイ

 稲田防衛相が森友疑惑で火だるまになるのを高みの見物していた防衛官僚や自衛隊幹部が大慌てだ。

 南スーダンPKOの陸上自衛隊の「日報」問題で、内部情報が次々とマスコミに流出し、これまでのウソが明るみに出ているからだ。醜いチクリ合戦も始まっている。

 昨年9月にジャーナリストから出された日報の情報開示請求について、防衛省は12月、陸自が日報を破棄したとして「不開示」を決定。その後の調査で統合幕僚監部にデータが残っていたとして、今年2月に日報データを公表した。

 これで収まったかに思えたが、ここに来て情報漏洩が止まらなくなった。

〈今年1月になって破棄したはずの日報データが陸自に保管されていたことが判明〉〈陸自がデータの公表に向けて調整を始めたところ、統幕から「これまでの説明と整合性が取れない」と待ったがかかった〉などなど。

 17日のNHKは防衛省幹部の話として、〈先月、国会議員から日報に関するコンピューターの使用記録の提出を求められた際、陸自司令部から複数の端末が持ち出された上、日報データが消去された〉と伝えた。

 こうした“機密情報”がボロボロとマスコミに漏れるのは、制服組(陸海空自衛隊幕僚監部)と背広組(防衛省内局)の間で責任のなすり合いが行われているからとみられている。同省のある幹部は「日報隠しの犯人の“刺し合い”が起きている」と語った。

 稲田防衛相は特別防衛監察をするというが、こんな状態で、どれだけ真相究明ができるか疑問だ。












http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 100万円の「領収書は結構でございます」と昭恵! 
100万円の「領収書は結構でございます」と昭恵!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_230.html
2017/03/17 08:10 半歩前へU


▼100万円の「領収書は結構でございます」と昭恵!
 参院予算委の与野党議員が16日、森友学園を視察。籠池泰典は予算委のメンバーにこう言った。

 「平成27年(2015年)の9月に安倍昭恵夫人が私どものところに講演会に来られた時、どうぞ、これお使いくださいと。どなたからですかと(聞くと)、安倍晋三からです、とおっしゃった」

朝日新聞が伝えた。
 籠池はこう続けた。「領収書はどうしましょうかって(聞くと)、それはもう結構でございますということで」。

 当時の気持ちについては、「そのようなものをいただいたということは、心と心は一緒だったんだ」と感じたことを明かした。

 予算委のメンバーが「おいくらですか」と聞くと、籠池は「100万円」と返答した。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池証人喚問の行方は…本紙独占“安倍寄付”証言の全容<上>菅野氏が本紙に語った籠池「100万円」証言の核心部分とその真偽
  
 
  


籠池証人喚問の行方は…本紙独占“安倍寄付”証言の全容<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201687
2017年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   16日の議員団の視察で籠池理事長が暴露(左は菅野完氏)/(C)日刊ゲンダイ

■菅野氏が本紙に語った籠池「100万円」証言の核心部分とその真偽

「内閣が2つくらい飛ぶ」――。宣言通りの“巨大爆弾”が炸裂した。きのう(16日)、森友学園の籠池泰典理事長の立ち会いのもと、参院予算委員会の議員団が大阪府豊中市にある「瑞穂の國記念小學院」の用地を視察。そこで籠池理事長が「安倍首相から、昭恵夫人を通じて100万円もらった」と明言したのだ。

 籠池理事長は集まったメディアの前で「すべては国会で話す」とも宣言。これを受け、急転直下、23日の「証人喚問」が決まった。あれほど国会招致を拒絶していた自公が、参考人どころか「証人」として呼ぶことを提案したのである。そこにどんな思惑があるのか。そして喚問では何が飛び出すのか。“共鳴”していたはずの同志の逆襲に、安倍政権は絶体絶命だ。

  ◇  ◇  ◇

 笑ってしまうのは、「首相から100万円寄付」という籠池発言を受けた安倍官邸の慌てっぷりだ。菅官房長官は、「総理に確認したところ、総理は自分では寄付はしていない。昭恵夫人、事務所など、第三者を通じても寄付はしていない」とすかさず完全否定してみせたが、その後、ビミョーに軌道修正して「夫人個人で行ったかどうかを現在、確認している」と含みを残した。逃げを打ったつもりだろうが、悪あがきになるだけじゃないか。

 本当に安倍首相は100万円を出したのか―─。「日本会議の研究」の著者・菅野完氏は15日夜、籠池理事長から現金授受の詳細をハッキリ聞いている。その受け渡しシーンはとにかくナマナマしい。

「あの夜は4時間ほど籠池氏にインタビューし、寄付の話はその中で飛び出しました。昭恵夫人は15年9月5日に森友学園の塚本幼稚園で講演しています。籠池氏によると、講演後、『これ、主人からです』と昭恵夫人から紙包みを渡されたそうです。中を確認すると現金100万円が入っていた。

『小学校の建設費用に充てて欲しい』と言われたといいます。籠池氏は『領収書を出します』と昭恵夫人に申し出たそうですが、やんわりと断られ、結局、籠池氏の妻が森友学園の名義で森友学園の口座に振り込んだと聞きました。念のため、籠池氏に森友学園の預金通帳を見せてもらうと、確かに、講演があった2日後の9月7日に100万円の入金記録が確認できた。それをもってすなわち現金授受の動かぬ証拠にはなりませんが、自分から自分に寄付するなんて不自然だし、籠池氏の話はディテールがしっかりしている。私は信憑性が高いと思っています」(菅野完氏)

 断っておくが、安倍が右翼小学校に寄付したとしても、そのこと自体が違法性に問われるわけではない。

 安倍はこれまでに国会で「私や妻が(国有地売却や学校認可に)関係していたことになれば首相も国会議員もやめる」「籠池氏と個人的な関係は全くない」と言い切った。それなのに“ズブズブの関係”だった疑いが浮上していることが問題なのだ。しかも、100万円の寄付だけでなく、安倍と籠池夫妻の“個人的な関係”を裏付ける決定的な証拠がこれから次々に出てくるという。

「安倍首相は国会で虚偽答弁を繰り返した稲田防衛相を擁護しました。それ自体が国会軽視で問題なのですが、首相本人の虚偽答弁が明らかになれば、内閣総辞職をして責任を取らなくてはいけません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 第2、第3の籠池爆弾が炸裂するのは時間の問題。安倍官邸がトボけていられるのも今のうちだ。

  
   “戦闘モード”(C)日刊ゲンダイ

■参考人招致も拒否から一転、証人喚問の裏に何があったのか

「国会の場でお話ししたい。それがすべてです」

 16日夕方、野党議員と自宅で面談した籠池理事長は、報道陣の前でこう言って、国会の参考人招致に応じる姿勢を示した。

 それからわずか数時間、急転直下で籠池理事長の証人喚問が決まった。23日に衆参両院の予算委員会で行われる予定だ。

 これまで自民党は「民間人の招致は慎重にしなければいけない」とか言って、野党が求める籠池理事長の参考人招致を拒否し続けてきた。どんな爆弾発言が飛び出すか分からないからだ。それが一転、招致に応じたウラには何があるのか。しかも、参考人招致ではなく、いきなり偽証罪にも問われる証人喚問に格上げである。

「これだけの騒ぎになってしまった以上、いつまでも籠池氏の国会招致を拒否していると、自民党に疑いの目が向けられる。安倍政権が疑惑を隠蔽しているように見られて、世論の反発を招くだけです。この問題に区切りをつけるためにも、籠池氏を国会に呼ぶ必要が出てきた。ただし、籠池氏が何を言い出すか分からないのは事実です。いい加減なことを言えないよう、証人喚問にハードルを上げたのでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏) 

 学園に“コンニャク”を寄付していたと暴露され、籠池理事長との個人的な関係を否定してきた安倍首相の国会答弁の信用性が揺らいだことも大きな原因だ。

「カネの話で名前を出されて、総理は“戦闘モード”になっている。向こうが国会に呼べと言うなら来てもらおうじゃないか、国会の場で白黒つけると闘志をたぎらせている」(官邸関係者)

 招致を決めた自民党の竹下国対委員長も「首相に対する侮辱ですから。しっかりたださなければならない」と語気を強めていたが、首相を侮辱したから証人喚問なんて、一体どこの独裁国家か。証人喚問は、真相を解明するために行うのであって、安倍を侮辱した人物をつるし上げる場ではない。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/510.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 昭恵から問題発覚後にメール、と籠池! 
昭恵から問題発覚後にメール、と籠池!
http://79516147.at.webry.info/201703/article_233.html
2017/03/17 17:56 半歩前へU


▼問題が発覚後に昭恵からメール、と籠池!
 森友学園への国有地の激安払い下げ疑惑が連日国会で取り上げられルなど疑惑の輪が広がっている。

 そうした中で籠池泰典は、問題が発覚した後の先月28日と今月8日に安倍首相の妻、昭恵からメールを受けた、と証言した。

 そのうちの一回は講演料に言及した内容だったという。安倍晋三夫妻と籠池泰典の闇の関係が次第に明らかになりつつある。
******************
 安倍政権の御用メディアとして知られる日本テレビが17日、次のように伝えた。

 森友学園の籠池理事長が安倍首相から昭恵夫人を通じて寄付金を受け取ったと発言したことをめぐり、籠池氏が、受け取った100万円のうち10万円を返金したと主張していることが新たにわかった。

 籠池氏が16日、面会した野党議員らに対し、昭恵夫人から寄付金を受け取った経緯について語った詳細が明らかになった。

 面会の中で籠池氏は、2015年9月に昭恵夫人が森友学園に講演に訪れた際、「安倍晋三からです」として100万円を渡されたと主張した。

 その上で籠池氏は、昭恵夫人に「感謝」という名目で10万円を返金したと話したという。

 籠池氏側はさらに、問題が発覚した後の先月28日と今月8日に昭恵夫人からメールを受け取ったと主張、うち1通には講演料に言及した内容も含まれていたと説明したという。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍政権、学校・土地・ナショナリズムめぐるスキャンダルに直面(BBC NEWS JAPAN)


http://www.bbc.com/japanese/39289232


安倍政権、学校・土地・ナショナリズムめぐるスキャンダルに直面


2017年03月17日



Kyoto/Reuters
新設予定の小学校の土地取引疑惑だけでなく、教育内容も批判されていた



新しい学校とのつながりを喜ばない首相は普通、あまりいないだろう。しかし、日本の安倍晋三首相は現在、ひとつの学校から距離を置こうと必死だ。ナショナリズムと幼稚園児と土地取引がからむスキャンダルにまみれた学校のせいで、支持率は急低下し、夫人の活動に疑問が持ち上がっているので。


スキャンダル浮上のきっかけ


すべての始まりは、大阪府豊中市の空港にほど近い、放置された土地をめぐる報道だった。

今年2月、この国有地を運輸省が愛国主義的な教育をする「森友学園」に異例な安価で売却していたという報道が出た。

付近の地価の6分の1という、学校にとって非常に有利な取引だった。しかし財務省近畿財務局は、森友学園と10年の定期借地契約をした後に産業廃棄物が見つかったことから、土地売却額から廃棄物処分の費用を差し引いたと説明した。

野党議員やメディアで発言している評論家らは、政府高官が異例の低い価格で売却するよう圧力をかけたと非難している。圧力は安倍首相に近い関係者からだったという主張も出ている。

安倍首相は疑惑を強く否定し、もし関係していたと分かれば、首相も国会議員も辞任すると述べている。


この学校がなぜ議論を呼んでいるのか


日本の学校の多くは公立で、一部には森友学園のような私立の学校法人によって運営される学校もある。しかし森友学園は、日本のアニミズム信仰、神道に基づく、並はずれて愛国的な教育方針で知られる。

今では、学校法人としての森友学園そのものが厳しい視線にさらされている。



AFP
日本のほとんどの学校は、政治思想とは距離を置いた教育を行っている(写真は大阪市内の事件とは無関係の小学校の教室)



森友学園はすでに大阪市内で塚本幼稚園を運営している。幼稚園の愛国主義的な思想に基づく教育は、戦後の日本では珍しく、議論を呼ぶものだ。

天皇の写真に頭を垂れ、軍歌に合わせて行進し、1890年に明治天皇の言葉として出された教育勅語を朗唱するなど、戦後日本の学校教育では長らく見られなかったような教練を園児たちにさせる様子が、相次ぎ報道された。

学校の集まりで園児たちが、いざという時にはお国のために身を捧げよ、と唱和する姿もあった。

幼稚園が保護者たちに配布した文書に、中国人を侮蔑した表現や、日本に住む朝鮮・韓国人や中国人が「よこしまな考え方」があると主張したことなどが、ヘイトスピーチ(憎悪表現)にあたるとして、元保護者などは今週、大阪府に調査や指導を求める申し入れ書を提出した。多くの中国系、朝鮮・韓国系の人は何世代にもわたって日本に居住している。


なぜ安倍首相の名前が


森友学園が問題の土地に開設する予定だった小学校は当初、「安倍晋三記念小学校」という名前で寄付金を集めていた。

学校のウェブサイトは、安倍首相の昭恵夫人を「名誉校長」として名前を挙げていた。

安倍首相は、自らの名前が寄付金集めに使われていたと分かった時には抗議したと語った。昭恵夫人は相談もなく自分の名前を使われていたものの、しぶしぶ承諾したと話した。



AP
国会では安倍首相と昭恵夫人への証人喚問を求める声も



安倍首相は、森友学園の愛国主義的な教育内容について詳しく知らなかったと説明している。

国会予算委員会で先月、幼稚園が運動会で園児たちに「安倍首相頑張れ」と宣誓させていたと指摘された安倍氏は、「(園児たちに)言ってほしいとは思わないし、適切とは思わない」と述べた。

いずれにしろ、森友学園は少学校新設の申請を取り下げており、大阪府は認可をめぐる一連の取引について調査するととしている。

しかし、安倍首相との結びつきはこれだけではない。

森友学園の籠池泰典理事長は、戦前日本の価値観を称賛し、平和主義を標榜する現在の憲法に反対するナショナリストのロビー団体「日本会議」の大阪支部で、運営委員を務めている。

安倍首相と閣僚メンバーらも、日本会議と強いつながりが指摘されている。日本会議は、森友学園の土地取引をめぐる一連の疑惑で籠池氏を批判している。国会では、来週23日に籠池氏を証人喚問することで、与野党が合意している。


日本国内の受け止め方


政府に関連した金銭取引をめぐるスキャンダルは珍しいことではない。しかし、幼稚園児たちが軍歌に合わせて行進する姿に、多くの国民は衝撃を受けた。

日本では今、歴史修正主義的な教科書や内容がどの程度カリキュラムに含まれるべきかをめぐって激しい議論が戦わされている。

今回の場合、怪しげな土地取引に加えて、幼稚園児たちの保護者に送られた手紙にあからさまな人種差別表現があったことは、安倍首相の評判に深刻なダメージを及ぼすリスクがある。

安倍首相の支持率は急低下を続けている。共同通信が今月11、12日に実施した世論調査では、内閣支持率は55.7%と過去1カ月で6ポイント減った。日経新聞電子版が読者を対象に今月初旬に実施した調査では、内閣支持率は36.1%と、前週調査の63.7%から急落した。


(英語記事 A scandal over schools, land and nationalism in Japan





http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/512.html
記事 [政治・選挙・NHK222] なぜ財務省は森友学園に通常あり得ない厚遇をしたのか 山田厚史の「世界かわら版」(ダイヤモンド・オンライン)


なぜ財務省は森友学園に通常あり得ない厚遇をしたのか
http://diamond.jp/articles/-/121426
http://no-nukes.blog.jp/archives/8830352.html
2017.3.17 山田厚史の「世界かわら版」 山田厚史:デモクラシータイムス同人・元朝日新聞編集委員 ダイヤモンド・オンライン

「虚偽答弁」で防衛相は辞任の瀬戸際。広告塔を務めた首相夫人は深手を負った。二人とも籠池泰典・森友学園理事長との交友がアダとなった。安倍晋三首相に馴染み深い「右派人脈」が、盤石と見られた長期政権を揺さぶっている。そしてもう一つ、森友学園によって自滅する権威がある。財務省。そもそも事件の発端は、国有財産だった。

 世間の怒りに火をつけた「タダ同然の払い下げ」を決めたのは財務官僚である。過去にも例がない奇妙な取引が実現した謎は、まだ解けていない。背後に垣間見えるのが消費増税を巡る官邸・自民党との関係だ。

タダ同然の払い下げ実現に
財務省で働いた「特別の力学」


 9億5600万円と不動産鑑定士が評価した土地を、埋まっているゴミの処理費用と称して8億2200万円値引きして1憶3400万円で払い下げた。

 既に払ったゴミ処理代1億3200万円を差し引くと、森友学園は200万円で大阪の豊中市に8770平米の土地を取得した。さらに学園には国土交通省から補助金として6000万円が出た。木造体育館への助成だという。破格の優遇である。普通の学校関係者は、こんなにちやほやしてもらえない。

「特別の力学が働いたと思わざるを得ない」

 作新学院理事長でもある船田元衆議院議員はブログにそう書いた。国有地の払い下げを受け新設校を開校した自らの経験と比べ、森友学園の場合は、迅速に格安な払い下げが決まった。「安倍総理大臣や昭恵夫人との関連は、自ら明らかにされること」とやんわり首相の説明不足を突いている。

 安倍首相も稲田防衛相も「土地売買には一切関与していない」と繰り返している。

 関与とはどういうことを指すのか。財務省に電話して「籠池理事長の話を聞いてやってくれ」とでも言うことなのか。それとも「国有地を安く払い下げてやれ」と具体的に指示することか。それほど品格を欠く介入を総理大臣が直接やるとは思えない。

 財務省の役人に聞くと、首相官邸からの「要請」は珍しくない、という。高官から直接に連絡があったり、出向している財務省出身者を介しての紹介や問い合わせが来るという。

 国会議員は日常活動の一環として役所への「口利き」をしている。有権者の事情を直接行政に取り次ぐのは政治家の仕事の一部とされてきた。

「役人に、大きな声で要求をするのは、まだ力のない若手のやりかた」ともいわれている。ベテランになれば、「よろしく」「頼むよ」という穏やかな言葉に、断り切れない威圧を込める。さらに上を行くと、言葉はいらない。サインを読み取れない官僚は「×」である。

 財務省には天下の秀才が集まっている。仕事を早く、正確にこなす能力では優劣つけにくい。問われるのはセンスだ。

「ヤレと指示されて、できなければバツ。そんな役人はウチにはいない」。バブルのころよく聞かされた言葉だ。

「指示された仕事ができたからといって『○』にはならない。場合によっては、状況を読み、いま必要なことを判断して成果を示せるのが、できる役人」というのだ。

 銀行など民間ではこう言われてきた。

「調査役は課長になったつもりで。課長は部長の立場で考え、部長は役員の眼で…」

 指示待ちはダメ、自分から案件を探し、リスクを取って成果を上げてこそ出世の道が開ける、という木下藤吉郎なみの「気働き」が説かれてきた。

 過労死が問題になる民間では、もうそんな元気はなくなっているかもしれない。

 しかし、政府中枢で局長・次官を目指すなら「気働き」「先読み」のセンスは必須だ。

財務省は政治家らに「番記者」
ならぬ「番官僚」をつける


「財務省には『番官僚』がいますよ」

 教えてくれたのは閣僚経験のある学者だ。六本木の事務所で会った時、傍らに財務官僚がいた。その人が帰った後、「彼は私を担当する連絡係です。政治家でもない私にまで担当者をつけ、情報を届けてくれる。さすが財務省です」。

 構造改革の旗を振るこの学者は、財務省には目障りな存在だが、「御用聞き」を張り付けて、動きをマークする。有力な政治家には『番』を貼り付け、関係を保ちつつ、取り込んでゆくというのが財務省の戦略だ。釣り針につけるエサは役所が握る権限や情報だ。

「番官僚」には、担当の政治家が何を欲しがっているのかを嗅ぎつける嗅覚が求められる。情報、許認可、国有財産。裁量が及ぶ範囲で対応すれば「違法」にはならない。常日頃から「便宜供与」を続けることで、いざ国会対策という時に、財務省ネットワークが生きる。

 閣僚経験に乏しい安倍首相には、財務省との接点が希薄だ。父親の安倍慎太郎氏は外相・通産相が長く、秘書だった晋三氏は経産・外務の若手と交わり、当時の人脈が今も生きている。財務省にはそうしたつながりがない。パイプがないことで、政策的にも疎遠になりがちだ。

 そうした中で、第一次安倍内閣の時、首相秘書官として仕えた田中一穂氏は、貴重なパイプ役だった。

 第二次安倍内閣が発足した時、田中氏は理財局長で、事務次官は同期の木下康弘。安倍首相の政権復帰で、田中氏は2014年7月、主計局長になる。

 この時、次官になったのはやはり同期の香川俊介氏。予算配分を仕切る重要なポストに首相と親しい局長を充てることで、官邸との円滑な関係を保とうとした。

 翌年7月、「安倍番」の田中氏が次官に昇格する。

 異例の人事だった。79年入省の同期三人、木下、香川、田中が、たらい回しで次官になる。それほど、安倍官邸との接点を財務省は大事にした。

田中・迫田コンビの時代と
消費増税、森友学園の符合


 田中一穂氏が主計局長・事務次官を務めた2014年7月から2016年7月までの2年間は、消費税増税を先送りしようとする安倍首相を、財務省が必死で引き留めようとする、壮絶なバトルが展開された時期だ。そしてこの時期に、大阪で森友学園が急展開する。

 首相夫人の昭恵さんが森友学園の幼稚園で「ファーストレディーとして」と題する講演をしたのが2014年4月。前年に籠池泰典理事長が用地取得に名乗りを上げた。

 14年は、小学校の設立認可、国有地の払い下げへ準備作業が進んでいた。

 資金が潤沢ではない森友学園が認可を取り、国有地を取得することは極めて難しい。府の私学審議会や国有財産地方協議会では「財務基盤の弱さ」が指摘された。門前払いもおかしくない案件が、スンナリ通り、短期間に決まった背景には、船田議員が指摘するように「大きな力」が働いた、と見るのが普通の感覚だ。

 この時期、財務省は防戦に必死だった。2014年4月、消費税が8%に引き上げられた。景気にブレーキが掛かる。官邸では首相が「財務省に騙された」と周辺に語る険悪な空気が広がった。

2015年10月に予定される「10%引き上げ」に否定的な意見が持ち上がり、財務省は首相をなだめようと必死になった。

 森友学園が計画する新設小学校は「安倍晋三記念小学校」の名で寄付を募った。名誉校長に安倍昭恵さんが就任、講演には政府職員が同行し、教育方針を称賛する。どこから見ても「首相肝煎り」の小学校である。こうしたサインを財務省が見過ごすことはない。

「主計局長になった田中さんの一番の仕事は、首相を怒らせない、機嫌をとることでした」と財務官僚は言う。

 首相は11月、「消費増税を1年半延期」を打ち出し、総選挙の焦点にした。「憲法改正を争点から隠した」と言われた総選挙で、与党は安定多数を確保、「増税先送り」の味を占める。

 安倍首相に近いとされる人物がもう一人いる。首相の地元である山口県下関市出身の迫田英典・国税庁長官だ。伊藤博文以来、数多くの首相を輩出してきた旧長州藩の分厚い保守人脈は、官界人事にも影響力がある、とされている。

 迫田氏は「山口人脈」で首相と知り合い、「安倍番」に加えられた。

 田中主計局長が次官に就任した時、迫田氏は理財局長に抜擢、田中・迫田コンビで「安倍対策」を担うかたちになった。理財局長は、国有財産の管理の元締めである。

 迫田局長の下で、「8億円の値引き」が決まり、「タダ同然の払い下げ」が進んだ。

“虚偽答弁”稲田防衛相にも
財務官僚が「家庭教師役」


 森友騒動にはもう一人大事な脇役がいる。稲田朋美防衛大臣。答弁が一日でひっくり返るなど「虚偽答弁」が国会で問題になっているが、財務省にとって、「重要な工作対象」になっている、という。

2014年9月に自民党政務調査会長になったことで「番官僚」が張りついている。自民党政調は党の政策を決める機関だが、経済政策に疎い。情報不足を補うのが財務官僚で、「家庭教師役」を務め稲田氏を取り込んだ。

 政調会長時代の稲田氏に「財政再建」を重視する発言が目立ったのは、その成果だ。安倍後を見据えた財務省の布石でもある。

 森友学園の籠池理事長が自民党会館で握手した、というのは政調会長をしていた時期である。

「政治家の関与」は、財務省が記録している「対応記録」を見れば分かることだ。しかし「処分された」(佐川宣寿理財局長)という。文書管理規定が定める保管期限を超えたから、と説明する。これが建前の話であることは多くの官僚が証言している。

前回書いたが、政策立案過程を記録した文書は、情報公開を避けるため保存文書から外し、個人の「私的メモ」として残している、という。これは役人の常識という。

 財務省は、交渉経過を隠しているのだ。都合の悪いことが書かれているからだろう。

  国会では佐川理財局長の鉄面皮な答弁が続いている。8億円の値引きは「法に従い、適切に処理しております」。ゴミ処理を確認したか、と問われても「契約上(状況を把握する)義務はなく、詳細は承知していない」。

 注意深い役人が、法律に触れることをするとは思えない。世間が怒っているのは、普通はありえない厚遇を財務省が行ったのではないか、ということだ。法律問題ではない。なぜ財務省はこれほど森友学園の側に立って行政をしたのか、ということだ。

 疑念を晴らさない限り、財務省は信用ならない、という世論が沸騰するだろう。

 法律に違反していないから問題ない、という強弁を続ける限り、財政再建や増税の訴えは、空しく響くばかりだ。

 財務省は、誰を味方と考えているのか。

(デモクラシータイムス同人・元朝日新聞編集委員 山田厚史)

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/513.html
記事 [政治・選挙・NHK222] 安倍晋三一味の裏工作がバレた!(simatyan2のブログ)
安倍晋三一味の裏工作がバレた!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12257153447.html
2017-03-17 11:19:51NEW ! simatyan2のブログ


23日に、やっと籠池泰典の証人喚問が実現したのは良かった
のですが、裏では安倍自民の必死の抵抗があったようです。

自民党は16日、民進党との参院国対委員長会談で、野党が
調整している籠池泰典氏との同日午後の面会に関し、実施しな
いよう要請した。
http://m.sponichi.co.jp/society/news/2017/03/16/kiji/20170316s00042000231000c.html
[ 2017年3月16日 13:32 ] 社会

安倍側は相当慌てていたと言うことですね。

つまり籠池に野党議員が直接会って話をすれば、全ての嘘がバレ、
世論的にも証人喚問は避けられなくなります。

したがって、都合の悪い籠池一人に罪を被せて逃げるシナリオ
だったのが変更せざるを得なくなったのです。

確かに籠池も善人の部類ではなく、狂気の極右幼稚園を作り、
さらに神道小学校を作るために数々の嘘をついてきました。

しかしそれは小学校を建設するまでの話です。

極右幼稚園では首相夫人が名誉園長になり、鴻池元大臣や首相
ブレーンの青山繁晴議員、その他有名右翼評論家が講演を続け、

趣旨に賛同し感動し涙を流した安倍昭恵、安倍首相、顧問弁護を
していた稲田朋美、松井一郎、橋下徹、そして権力者の命令で
動いた迫田国税庁長官や佐川理財局長などの、

官僚のバックアップがあったればこそ嘘をついてきたのです。

しかし上記の連中は全て裏切ったのです。

全てに裏切られ、吹っ切れた籠池が今さら嘘を言う必要が
ないのです。

安倍晋三は首相に返り咲く前に、幼稚園の保護者に対して下の
ような書面も送っていたことを菅野氏が暴露しています。



どれほど森友学園とずぶずぶの関係であったかは想像に難くな
いですね。

また、籠池が財務省から「10日間身を隠してください」と言われた
という発言に、佐川理財局長は即座に否定したことも嘘である
ことが判明しています。

籠池の弁護士も否定して辞めていますが、この嘘もバレています。

なぜなら財務省の佐川は、朝日の記事が出た2月14日の当日、
即座にあわてて籠池に連絡をとって記事の信ぴょう性を確かめ
ているからです。

ごみ撤去1億円という籠池のインタビューが朝日の記事になった
のは2月14日で、その記事、

学園「ごみ撤去1億円」 国見積もりは8億円 国有地購入
http://www.asahi.com/articles/DA3S12794669.html

そしてこれを翌日の財務金融委員会で、共産党の宮本議員の
質問に佐川が、

「この記事が森友学園側から事実誤認であるとして、記事の
修正を求めている旨を聞いている」

との答弁をしていたのです。

「森友学園」国有地払い下げ問題 国会で追及へ! 宮本岳志(共産)2/15 衆院・財務金融委員会


(22分10秒から佐川の答弁)

つまり、財務省はこの記事が出て即座に籠池側に連絡をとった
ということになります。

このインタビューには籠池の顧問弁護士も同席しているのです。

したがって佐川が籠池の弁護士に電話をしたのは事実であり、
弁護士は嘘を言ってることになります。

嘘でなければ辞任する必要もないのですから。

しかも、この会話を菅野氏も聞いていたのです。



ついでに、松井一郎も菅野氏から逃げています。



幼稚園保護者の証言も有る安倍晋三の100万円の寄付も含め、
23日の全容解明が期待されます。



問題なのは、それまでの籠池などの身の安全が心配されます。

なにしろ、馬鹿な雑魚ウヨが下のようなツイートを流して
ますからね。



どんな汚い手も躊躇しない危険な人種、それがウヨクモドキです。



http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 籠池証人喚問の行方は…本紙独占“安倍寄付”証言の全容<下> 知りすぎた男、籠池理事長が“消される”懸念(日刊ゲンダイ)
       


籠池証人喚問の行方は…本紙独占“安倍寄付”証言の全容<下>
籠池証人喚問の行方は…本紙独占“安倍寄付”証言の全容<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201688
2017年3月17日 日刊ゲンダイ

  
   メディアのオモチャに(C)日刊ゲンダイ

■知りすぎた男、籠池理事長が“消される”懸念

 籠池理事長の証人喚問に安倍首相はイケイケのようだが、政権内には慎重意見も根強い。やはり、何が飛び出すか分からないリスクがあるし、自分の名前が出されるんじゃないかとビクビクしている議員も少なくないのだ。

 証人喚問までの1週間は3連休を挟み、19日からは欧州外遊で安倍が不在になる。その間にも、政権サイドの暗闘が繰り広げられるだろう。

 安倍政権に不利な証言をしないよう、口裏合わせの説得工作に乗り出すのか、あるいは口封じに走る可能性もある。パクるか、消すか、だ。

 実際に大阪府は籠池理事長の刑事告発を検討している。小学校の建築費をめぐって、23億円、15億円、7億5000万円と金額の異なる3つの契約書がそれぞれ国交省、関西エアポート、大阪府に提出されていた件で、森友学園が虚偽申請をした疑いがあるとされている。身柄を拘束するのが目的だから、容疑は何でも構わない。

「籠池氏を面白おかしく取り上げれば数字が稼げるから、すっかりテレビメディアのオモチャにされていますが、これも怖い。デタラメばかりのオッサン、おかしな家族というイメージが先行すれば、彼が何を話しても信用されないし、もし逮捕されても、見せ物ショーになってしまう。問題の核心が忘れられてしまいます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 きのう、報道陣の前に共産党や社民党などの野党と並び立った籠池理事長の姿を見て、自民党のあるベテラン秘書は「左翼と組んだと思われたら、頭に血がのぼった“愛国右翼”が天誅を下すかもしれんね」と物騒なことを言って心配していた。

 安倍はきのう夜、公邸で参院国対メンバーと会食した際も、籠池理事長のことを「変な人だよね」と言い、冷たく突き放していたという。こんな非情な男をかばい立てする必要はない。自分の身を守るためにも、籠池理事長は知っていることを洗いざらい話すべきだ。こうなったら、“死なば森友”である。

  
   僕を呼べばいい」と言っている(松井大阪府知事)/(C)日刊ゲンダイ

■証人喚問するなら財務省も松井知事も呼ばなきゃダメだ

 籠池理事長の証人喚問だけでは事実は解明されない。そもそも、森友学園をめぐる疑惑の発端は国有地の格安払い下げだ。この怪しい仕組みには財務省、国交省、大阪府が絡んでいる。籠池理事長ひとりの聴取だけで全体像が浮かび上がるわけがないし、ヘタをしたら、右翼思想に凝り固まった大阪弁のおかしなオッチャンの暴走で片づけられてしまうだろう。

 野党は籠池理事長のほかに、官僚5人の参考人招致を求めている。

 なぜこの5人もセットで証人喚問しないのか。払い下げ当時の責任者だった財務省の迫田英典理財局長(現国税庁長官)、武内良樹近畿財務局長(現国際局長)。

 それに、森友学園サイドが不可解な値下げ交渉を引き出したとされる近畿財務局での打ち合わせに参加した財務省国有財産管理官2人と、国交省大阪航空局の空港部補償課跡地調整係長。大阪府の橋下、松井の歴代両知事の喚問も必須だ。

 学園が当初進めていた小学校用地の定期借地契約で、賃料ダウンに応じた当時の冨永哲夫近畿財務局長(現国交省政策統括官)も説明する必要がある。

 政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。

「森友疑惑に登場するすべての関係者を国会に呼ばなければダメです。野党が求める招致はもちろん、籠池理事長から陳情を受けて私学小学校の設置基準緩和の号令をかけた大阪府の橋下前知事、それを実行した松井知事。『認可適当』をスピード審査した私学審議会メンバー、それを所管する私学課長。“安倍晋三小学校”の名誉校長を引き受け、寄付金を手渡したとされる安倍首相夫人の昭恵氏。安倍首相は口を極めて関与を否定していますが、安倍夫妻の存在感が官僚の忖度を促した可能性は完全に否定できていません。それに学園の代理人を務め、教育方針を絶賛していた稲田防衛相もそうです。参考人招致も証人喚問も国政調査権の発動であって、有罪か無罪かを争う法廷ではない。関与を否定するのであれば、国会で身の潔白を証明すればいいのです」

 世間は一連の疑惑に疑問を抱いている。朝日新聞の世論調査では、国有地の格安払い下げについて「妥当ではない」が81%に達し、安倍内閣の「違法性はない」との説明に「納得できない」が71%を占めた。毎日新聞では昭恵氏の名誉校長就任について「辞退したが問題は残る」が58%に上った。

 松井知事は「僕を呼べばいい」と言っているのだから、すぐにセッティングすればいい。関係者総ざらいの徹底追及をしなければ国民は納得できない。

  
   疑惑は内閣全体に広がる(安倍首相と稲田防衛相)/(C)日刊ゲンダイ

■この証人喚問では終わらない安倍「日本会議」内閣の絶体絶命

 安倍官邸は籠池理事長の証人喚問で今度こそ疑惑に幕引きしようと焦っているが、むしろ政権幕引きの引き金になる。「共産党と朝日新聞が組んで事態が勃発した」とまで罵った籠池ファミリーが、共産を含む野党4党に背中を押されるように、自ら国会招致に名乗りを上げた。真相解明のため、野党は徹底追及する。籠池理事長がハラを決め、安倍夫妻との関係やコトの経緯を洗いざらいブチまければオダブツ必至である。

 安倍首相と籠池理事長を結びつけたのは、ともに信奉するカルト的右翼組織「日本会議」の存在だ。集団的自衛権の行使容認、憲法改正、愛国心教育、自虐史観の排除、戦後レジームからの脱却――。安倍が力を入れるこうした政策は日本会議が提言してきたものだ。だから、安倍は当初、「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」と国会答弁し、学園での講演会も検討していた。そして、安倍内閣の大半が日本会議議連のメンバーだ。

 学園の幼稚園で行われている教育勅語の暗唱を絶賛した稲田防衛相。講演に行き、「思想的にもワシに合うなと思った」と言った鴻池元防災担当相は、麻生財務相の派閥に属す。その麻生はまさに森友問題の“メーン舞台”である財務省のトップだ。

 他にも、右翼団体に連なる閣僚たちへ、まだまだ森友問題は波及していくだろう。

「これほど国政を私物化している政権はないでしょう。森友疑惑で名前が上がる政治家はおしなべて日本会議とのつながりを指摘されている。とりわけ問題なのが、稲田防衛相です。南スーダンPKOの日報廃棄問題で何枚もイエローカードを食らい、森友疑惑でもメチャクチャな答弁を繰り返しています。安全保障を担う防衛大臣が自身の問題で身動きが取れないのでは、お話になりません。もはやレッドカードです」(五十嵐仁氏=前出)

 第1次安倍政権は辞任ドミノで幕を下ろした。一寸先は闇。政権の命運はアッという間に尽きる。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/515.html
記事 [政治・選挙・NHK222] もう政府には自浄能力はない。毒は毒で制すしかない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201703/article_17.html
2017/03/17 22:34

二階幹事長が、「首相と籠池氏を一緒にするな」と大見得を切った。これを聞いて、籠池氏は「一寸の虫にも五分の魂」があると思っているだろう。ここまでコケにされるのなら、毒は毒で制すしかない。

確かに、籠池氏は出鱈目であると思う。しかし、その出鱈目が出来たのは、その裏に安倍首相が居たからということは、誰もがわかることだ。安倍首相が後ろ盾になっていることがわかっていたから、理財局、航空局、大阪府も忖度したのだ。

籠池氏が、一番悪いのは、当時の迫田理財局長、大阪府松井知事と述べている。自公は籠池氏の証人喚問を認めたが、公人中の公人で、お金の総元締めの迫田前理財局長は頑なに拒んでいる。本来なら一番先に招聘すべきであるが。そこに、この問題の核心がある。

籠池氏の証人喚問では、迫田氏に関する暴露話が出てくるだろう。税金を1円でも徴収することが仕事の国税庁長官が、国税を8億円以上もおまけしたことは、もう漫画レベルの茶番である。もう一つ気になる暴露は、ノンフィクション作家の菅野氏が、Sが付く現職閣僚が絡んでいると述べたことだ。想像するに、安倍首相に最も近く、松井知事とも昵懇で、官房費も自由に使えるのは、言わずもながである。

今日の安倍首相の委員会での質疑では、若干おどおどしたところもあった。内心は、何があるかわからないので、びくびくしているはずである。籠池氏は、死なば諸共の覚悟で引きずり込んで、相打ちで死んでくれ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK222] ホラッチョ、安倍晋三、ついに墓穴を掘ったか 
ホラッチョ、安倍晋三、ついに墓穴を掘ったか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b8a3fc493099a80a55dc49b28fe86081
2017年03月17日 のんきに介護


ほらを吹くことを生業にして

成り上がった男、

安倍晋三が出まかせを言い続けていた

森友学園とは無関係という主張が

崩れた。

今までの彼だったら

暴力団に依頼して

殺していただろうパターンだ。

(籠池は簡単に闇に葬れる)

と踏んでいたんだろうが、とんでもない誤算だったな。

籠池氏には、

安倍でんでんを追い詰める物証が

その手にあった。

本間 龍  ryu.homma‏ @desler さんが伝えている。

――安倍晋三、アウト!!2015年9月7日月曜日、土曜日だった9月5日の安倍昭恵講演会直後の平日に、100万円の入金記録。そして修正された安倍晋三の名。これは立派な間接証拠だ。嘘つき晋三、終了!
「安倍首相からの100万円」(菅野完)〔14:15 - 2017年3月17日 〕――

動かぬ証拠が出た以上、

ホラッチョ稲田朋美に続き、

「記憶違い」

を主張するか。

その点、現金100万円を届けたとされる昭恵が

「覚えていない」と証言しているのは、

何とも象徴的だな

(きっこ‏ @kikko_no_blog さんのツイート〔17:09 - 2017年3月17日 〕参照)。

また、象徴的と言えば、

官僚たちが

安倍晋三の吝嗇振りに触れて

あのけちんぼ(守銭奴)が金を出すわけがない

という証言をしている事実だな

(mold‏ @lautreaさんのツイート〔12:16 - 2017年3月17日 〕参照 )。

いわく、総理から100万円なんて、そんな気前良くない云々。



ホラッチョにしてけちんぼ!

安倍でんでんらしいわ。

これからして、

次のような推測がなされる。

指摘されるのは、

kaz hagiwara(萩原 一彦)さんだ。

――そんな安倍氏が気前良くなるのは、国のお金を誰かにあげちゃうとき。外遊すると気前がいいし、年金もトランプに提供する約束したし、そう言う政府高官も給料上げてもらったよね。てことは、その100万円は……。いや、まさかねえ。〔19:21 - 2017年3月17日 〕――

いやぁ、きっとそのまさかだね。

安倍でんでんは、

自分が総理をしていたことを記念して

小学校を国から搾取しようとしていたんだと思う。

http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK222] 昭恵夫人と籠池夫人は、メル友! ホラッチョ安倍晋三は、ここでもしっかりと大ウソ。実は、籠池氏とつながっていた 
昭恵夫人と籠池夫人は、メル友! ホラッチョ安倍晋三は、ここでもしっかりと大ウソ。実は、籠池氏とつながっていた
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fb0acbfc1821b0c0c2b74f0762594126
2017年03月17日 のんきに介護


上条茜◆反核猫 @akanetwit さんのツイート。

――籠池妻さんに、昭恵夫人からメール。「幸運を祈ります」昨日、議員団が聴き取りに言っている最中!! ( @yzjps 安倍100万vs福島伸享(民 http://cas.st/153c7f78 )〔16:40 - 2017年3月17日 〕――


転載元:盛田隆二 @product1954 さんのツイート〔19:37 - 2017年3月17日

テレビ中継中に、

よくぞ昭恵夫人も籠池夫人に「幸運を祈ります」ってメールを送ったものだ。

それだけ

友なんだろうな、と思う。

この事実からして

安倍晋三の

「関わりない」というのは、

真っ赤な嘘だったことがバレたってわけだな。

松井知事、

泥舟から脱しようと

苦しい言い訳を始めている。


転載元:キャオ@大阪トホホ団亡者戯‏ @tohohodanさんのツイート〔22:13 - 2017年3月16日






















http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/518.html

   

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