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2017年7月10日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍改憲に明確に「反対」と野中広務元幹事長! 
安倍改憲に明確に「反対」と野中広務元幹事長!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_160.html
2017/07/09 23:34 半歩前へU


安倍改憲に明確に「反対」と野中広務元幹事長!
 

 自民党の重鎮、野中広務・元幹事長は、安倍晋三首相が提案している改憲について「反対」と改めて強調した。

 「僕は反対です。私みたいに戦争に行って戦争で死なないでかえってきた人間は、再び戦争になるような道は歩むべきではないと。これが私の信念です。

 死ななかったから今日の私があるんですから。死んでいった連中を今思い起こしても、本当に戦争というものを二度と起こしてはならない。それが私の今日までの姿です」

 元自民党で蔵相経験者の藤井裕久氏も野中元幹事長と同様に改憲には強く反対している。

 自民党は保守だ、何だ、と言うが、戦争を知っている歴代の首相や主だった議員は戦前回帰を思わせるような改憲にはこぞって反対の姿勢を貫いた。

 戦争の悲惨さ、残酷さを肌で感じて知っているからだ。

 ところが安倍晋三のような戦争を知らない世代は、戦争への恐れがない。戦争を単なる陣取りゲームと勘違いしている。そこが恐い。

 70、80年経過すると世界は戦争の歴史を繰り返すという。この期間で世代がおおむね交代するからである。

 日本も戦争体験者がほとんどいなくなった。戦争の残酷さ、悲惨さを伝えるものがいなくなった。代わって台頭したのが極端な民族主義、国粋主義だ。

 歴史は繰り返すのか?


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/770.html

記事 [政治・選挙・NHK228] <混沌>都議会選挙の結果「妥当」67.7%、都民ファが全国に候補「期待しない」55.2% 
【混沌】都議会選挙の結果「妥当」67.7%、都民ファが全国に候補「期待しない」55.2%
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31891
2017/07/09 健康になるためのブログ




内閣支持率急落…政府・与党に危機感広がる
http://www.news24.jp/articles/2017/07/09/04366547.html

一方、世論調査では「都民ファーストの会」が次期衆院選で全国に候補者を立てることに「期待する」が26.6%だったのに対し、「期待しない」が55.2%に上った。今の政権批判がこれからどこに流れるのか、今後の政治の行方を左右することになる。


支持率31.9% 第2次安倍政権で最低
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31891

先の東京都議会議員選挙の結果については「妥当だと思う」が67.7%だったが、小池都知事が率いる「都民ファーストの会」が次の衆議院選挙で全国に候補者を立てることについては、「期待しない」が55.2%、「期待する」が26.6%となっている。

以下ネットの反応。
















今の政権批判がこれからどこに流れるのか、今後の政治の行方を左右することになる。
今後の政治の選択肢が全く見えない、不透明な状況だ


日本の政治状況はわけのわからん「1強」状態から、明日がまったく見えないカオスな状況に移行しましたね。

様々な勢力が拮抗するのは政治に緊張(これ一番重要)をもたらすので非常に良いことだと思います。

そして明日が見えない状況は有権者にも緊張をもたらすので良いことだと思います。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/772.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都民ファーの致命的な失敗 
都民ファーの致命的な失敗
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fe09df86b76e72f2584c095ec0d760c1
2017年07月09日 のんきに介護


菅野完‏ @noiehoieさんのツイート。



国会議員を取りまとめて

「日本維新の会」を作ったときの橋下徹を思い出すな。

同じ愚を繰り返す

都ファーにも困ったものだな。

高校生が

大学生を組織するような組織論に

何か

宿命的なこだわりがあるのだろうか。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/773.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 佐川国税庁長官のコラージュ(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
佐川国税庁長官のコラージュ
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51723767.html
2017年07月08日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 ネット上にはこんなコラージュが散らばっているのですが…



 何と言ったらいいのでしょうか?

 余り品がいい行為とは言えません。

 そして、そのようなコラージュを敢えてここに掲載する私の行為も。

 しかし、しかし、しかし…

 この人、国税のトップの国税庁長官ですから、言ってみれば大昔から国民に嫌われる立場の人間なのです。

 お代官様、それだけはもっていかないでくれ!

 どんなにお願いしても、最後の籾まで持って行ってしまう悪徳代官!

 でしょう?

 それに佐川氏が理財局長として答弁に立ったあの姿を国民は忘れることができないのです。

 資料は破棄しました、という佐川理財局長の説明を国民はどういう思いで聞いていたか?

 また、嘘ばっかりこきやがって、と。

 そうですよね?

 安倍総理を喜ばせるために国民の全てを敵に回したと言ってもいい!

 もっとも、佐川氏があの時、正直に真実を述べていたら総理に責任が及んでいたでしょうから、致し方ない面も少しはなかった訳ではありません。

 しかし、しかし…

 それにしてもあの答弁はないというのが、国民の率直な気持ちなのではないでしょうか?

 そして、佐川氏本人は、国税庁長官には就任したものの…

 そんな気持ちでいるのではないでしょうか?

 一方で、前川前事務次官は、出会い系バーに出入りしていたなどと個人攻撃にあっていた訳ですが、結果として前川氏の志の高さが証明されただけなのです。

 誰が真実を述べ、誰が嘘を言っていたのか?

 今の官邸の態度は、余りにも国民をバカにしています。

 舐めきっていると言ってもいい。

 そして、それを幾つかの新聞社やテレビ局が擁護しているのです。

 高齢者のなかには、何が本当なのか判断が付かない人も多いかと思います。

 そこが官邸の狙いなのでしょう。

 時間が過ぎれば…或いは、内閣改造を行なえば…などと甘いことを考えているとも思われます。

 G20のサミットの様子が報じられると安倍総理の人気が少しは回復するかもしれないと考えているのかもしれません。

 バカを言ってはいけません。

 いずれにしても、嘘を言った人が組織のトップになるような仕組みでは、組織、そして国家が長続きする筈がないのです。


 安倍総理が辞任することが日本再生の道だと思う方、怒りを込めてクリックをお願い致します。
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※リンク省略




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/774.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 東京・新宿で政権批判のデモ行進 「安倍政権は退陣を!」 「こんな人ですが何か?」とのカードを掲げる人も
https://this.kiji.is/256726647838982148






http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/775.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 読売新聞でさえ《内閣支持続落36%…不支持は最高の52%》 内閣支持率は暴落状態です







http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/776.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」が全国一斉蜂起 安倍退陣求め  <「こんな人たち」だって安倍ごときに負けるわけにはいきません!>  
「こんな人たち」が全国一斉蜂起 安倍退陣求め
http://tanakaryusaku.jp/2017/07/00016258
2017年7月9日 20:25 田中龍作ジャーナル



人々は、中学生以下の知的レベルしかない首相に「こんな人たち」と指さされたことへの怒りを ぶちまけて いた。=9日夕、新宿アルタ前付近 撮影:田中=

 東京都議選最終日(1日)の秋葉原で、安倍首相が「こんな人たち…」と指さした人々が、一斉に立ち上がった。

 安倍首相の退陣を求め、きょう夕方、全国の主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡など)でデモをかけたのである。呼びかけは#安倍政権に退陣を求める緊急デモ実行委員会。

 東京は新宿が舞台となった。デモ隊は小池知事が君臨する都庁前を出発。買い物客などで賑わう新宿通りや西新宿を練り歩いた。

 「安倍は辞めろ」「政治の私物化絶対反対」「稲田も辞めろ、金田も辞めろ」・・・安倍首相への怒りのシュプレヒコールが果てしなく湧きあがった。

 デモの列は大蛇のごとく うねりながら 続いた。安倍政治がこれまで庶民を苦しめてきたことへの当然の反応だ。


「安倍は辞めろ」の叫びが地鳴りとなって日曜日の新宿に響いた。=9日夕、新宿3丁目付近 撮影:島崎ろでぃ=

 安倍首相の首人形を手にしているのは、山梨県から足を運んだ男性だ。北杜市の県道交差点で首人形を持って毎朝スタンディングする。

 2015年6月から始めた。初期の頃は「お前なんか共産党だろ」とヤジが飛んでいたが、最近は手を振ってくれるようになったという。「雰囲気が明らかに変わってきた」。男性はにっこり笑った。

 「レイプもみ消し政権はいらない」のプラカードを手に持つのは、神奈川から参加した女性(30代)だ。

 「安倍政権がやったことでこれが一番悪い。マスコミは取り上げて欲しい」。女性はキッと目を吊り上げた。

 年老いて歩く体力がない人は歩道上からデモ参加者にハイタッチした。歩道上にもプラカードが並んだ。

 「安倍首相は一刻も早く辞めてほしい」。2017年7月9日、老いも若きも男も女も、日本中の人々が安倍首相の退陣を求めて蜂起したのである。


長蛇の列。デモ隊の先頭に立つと最終梯団は見えなかった。=9日夕、都庁前付近 撮影:田中=

    〜終わり〜



「こんな人たち」だって安倍ごときに負けるわけにはいきません!
http://www.labornetjp.org/news/2017/1499613259536staff01
2017-07-10 00:41:25 レイバーネット日本





動画(3分)

共謀罪施行に反対する7.9新宿デモ : 呼びかけ「未来公共」


 みんな安倍首相の「こんな人たち」発言に怒っていた。都議選の余韻もさめやらぬ7月9日、<未来のための公共>が呼びかけた「共謀罪施行に反対する新宿デモ」には数千の人々が集まり、「7.11共謀罪法施行反対・安倍やめろ」の声を上げた。ある女性は「“こんな人たち”だって安倍首相ごときに負けるわけにはいかないんです」のプラカードを掲げていた。



 ある男性は「都議選の結果は第2自民党が勝っただけ。だまされないようにしなくては。でもまず安倍を退陣させること」とインタビューに答えていた。







 デモ終了後、人々はアルタ前に集まり「アベヤメロ緊急集会」を行った。群衆で満杯のなかの大街頭宣伝。福島瑞穂・初鹿明博 ・山本太郎・小池晃・有田芳生など野党議員が、安倍への怒りあふれる熱いアピールを行った。また元シールズの奧田愛基氏も登壇し「支持率も下がった。安倍はヤメロ、は実現できる」と訴えた。(M)

↓新宿アルタ前(写真提供=ムキンポさん)





2017.07.09「安倍政権に退陣を求める緊急デモ@新宿」【2/11】



2017.07.09「安倍政権に退陣を求める緊急デモ@新宿」【9/11】



安倍政権に退陣を求める緊急デモ #MarchForTruth 2017年7月9日


































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/777.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 内閣支持率31%に低下、安倍退陣を求める大規模デモ…「こんな人たち」は左翼活動家じゃない、国民の怒りの声だ(リテラ)

  Rodys Bullets アベヤメロ 新宿


          
             新宿駅周辺のデモの様子


内閣支持率31%に低下、安倍退陣を求める大規模デモ…「こんな人たち」は左翼活動家じゃない、国民の怒りの声だ
http://lite-ra.com/2017/07/post-3303.html
2017.07.09 支持率31%、安倍退陣を求めるデモ  リテラ



「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言にあれだけ批判が殺到しても、まったく反省のない安倍政権と安倍応援団。「安倍やめろコール」を選挙妨害と決めつけ、安倍首相や昭恵夫人にいたっては「こんな人たち」を「左翼活動家」だとするフェイスブックの投稿に「いいね!」をする始末だ。

 しかし、連中がいくら自分たちを批判する国民のことを「左翼」「テロリスト」扱いして印象操作をはかろうとしても、国民の間に安倍政権への怒りが広がっている事実は隠せない。この週末、NNN(日本テレビ系)が実施した世論調査では、内閣支持率が前回調査より約8ポイントも落として31.9パーセントに。不支持は同じく8パーセント近くアップして49.2パーセントとなった。半分が安倍内閣を支持しないという意思を表明したということであり、支持率30パーセントを割り込むと政権は死に体になると言われていることを考えると、安倍政権は完全に危険水域に入ったと言えるだろう。

 いや、支持率だけではない。きょう9日、東京・新宿、名古屋、大阪、福岡などで「安倍政権に退陣を求める緊急デモ」が開催され、日曜夕方という時間にもかかわらず多くの人たちが集まった。

 新宿のデモに取材に行ってみたが、デモの参加人数は、主催者発表で8000人。新宿中央公園から新宿駅南口、伊勢丹新宿店前を通り、東口のアルタ前へ向かったデモ隊は先頭から最後尾が通過するまで約30分もかかる大行列となり、沿道からも同じように「安倍はやめろ!」とコールする人も。この間、新宿中心部は「安倍はやめろ!」という怒りの声に包まれた。

また、デモの後はアルタ前で集会が開かれたが、どんどん参加者が膨れ上がり、新宿東口が完全に埋め尽くされる状態になった。

■デモに参加していた「こんな人たち」は普通の人たちだった

 プラカードのなかには、安倍首相を皮肉るかたちで「こんな人」と書かれたものや「特定の政党・団体とは関係ありません」というボードを持つ人もいたが、ここに集まっていた人たちのほとんどは安倍首相や安倍応援団が決めつけているような「テロリスト」でも「左翼活動家」でもない。参加者に話を聞いてみたが、ほとんどの人はごく普通に暮らしている一般市民ばかりだった。

 たとえば、ひとりで参加していた20代の学生だという男性に、きょうデモに参加しようと思った動機を尋ねると、「政治に求められる誠実さがないこと、何も説明できず、まともに言葉を使わないことに怒っています」と静かに語ってくれた。この男性がデモに参加するようになったのは3.11以降で、「それまではデモに参加するような人を活動家だと自分も見ていた」と言う。安倍首相の「こんな人たち」発言に対しては、「そうやって分断し、フィクションの仮想敵をつくろうとしているのでは。こうやって怒りが起こっている現実を見ようとしていない」と冷静に話していた。

 30代と40代の女性二人連れは姉妹。それまで政治とのかかわりは「選挙に行ったり、ニュースを見たり」する程度だったという。お姉さんのほうの女性は「共謀罪の荒すぎる審議といい、もう怒りが抑えきれなくて。(国会閉会後の)会見で『ていねいに説明する』と言いながら、まったく説明責任が果たされていない。こういう場で民意を表していかないといけないと思い、参加しました」と話し、「説明責任を果たせ」と書かれたプラカードを見せてくれた。

 一方、会社に勤めながら子育ての真っ最中だという妹さんのほうは、「帰ったら会社から持ち帰った仕事もしなくちゃいけない。デモに参加する時間があれば、子どもとも遊んであげられる。でも、街に出て、こうやって反対してますと言わなければ」と語り、「普通の人がデモに参加して『おかしいよ』と表明しなくてもいい状態になってほしい」と話していた。

 今回の東京のデモの呼びかけ人である男性(37歳)にも話を聞いたが、この男性もこれまで反原発や特定秘密保護法などのデモに参加したり、デモを主催したこともあるが、政党の党員でも、活動家でもない。今回のデモは「みんなと一緒にやるかたちがいいのでは」と考え、さまざまな団体が参加するかたちとなったと話してくれた。

■それでも安倍応援団は「左翼活動家」とレッテルを貼るのか

     
      デモ後に行われた集会の様子   

 もちろん、それでも安倍政権や安倍応援団メディアは、このデモのことも「左翼活動家」「共産党の動員」などとレッテルを貼って、攻撃するだろう。

 しかし、安倍政権が自分たちにとって都合のいい国民を「一般市民」、反対する国民を「一般的じゃない市民」に分断して、弾圧しようという姿勢を強めても、この流れは止まらない。そのことは、これだけ多くの普通の市民が安倍政権退陣を求めるデモに集まり、世論調査で不支持の声がどんどん広がっていることが証明している。

 こうした国民の声に応えるためにも、わたしたちはより一層、安倍政権のデタラメと危険性を追及していく必要がある。

(編集部)


2017.07.09「安倍政権に退陣を求める緊急デモ@新宿」【1/11】






































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/778.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 閣僚に新疑惑!インサイダー取引で圧力!
閣僚に新疑惑!インサイダー取引で圧力!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_161.html
2017/07/10 06:41 半歩前へU


▼閣僚に新疑惑!インサイダー取引で圧力!


 安倍政権の閣僚に新疑惑発覚!インサイダー取引事件で圧力をかけていた。共同通信がスクープ!


 山本幸三地方創生担当相が2012年5月ごろ、証券取引等監視委員会の幹部を議員会館に呼び出し、知人のインサイダー取引事件に関して「人権を軽視した違法な調査だ」などと発言していたことが9日、関係者への取材で分かった。

 調査への圧力とも取られかねず、詳しい説明を求められるのは必至だ。山本氏は共同通信の取材に「(そういう事実は)ありません」と否定した。

 山本氏は12年3月5日の衆院予算委員会の分科会で、知人の証券会社元執行役員(55)が監視委の強制調査を受けたと明らかにし、調査が長期化していることなどを理由に「大問題だと思っている」などと批判した。


























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/779.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「こんな人たち」だって安倍ごときに負けるわけにはいきません! (レイバーネット日本)
「こんな人たち」だって安倍ごときに負けるわけにはいきません!
http://www.labornetjp.org/news/2017/1499613259536staff01



動画(3分)


 みんな安倍首相の「こんな人たち」発言に怒っていた。都議選の余韻もさめやらぬ7月9日、<未来のための公共>が呼びかけた「共謀罪施行に反対する新宿デモ」には数千の人々が集まり、「7.11共謀罪法施行反対・安倍やめろ」の声を上げた。ある女性は「“こんな人たち”だって安倍首相ごときに負けるわけにはいかないんです」のプラカードを掲げていた。



 ある男性は「都議選の結果は第2自民党が勝っただけ。だまされないようにしなくては。でもまず安倍を退陣させること」とインタビューに答えていた。





 デモ終了後、人々はアルタ前に集まり「アベヤメロ緊急集会」を行った。群衆で満杯のなかの大街頭宣伝。福島瑞穂・初鹿明博
・山本太郎・小池晃・有田芳生など野党議員が、安倍への怒りあふれる熱いアピールを行った。また元シールズの奧田愛基氏も登壇し「支持率も下がった。安倍はヤメロ、は実現できる」と訴えた。(M)


↓新宿アルタ前(写真提供=ムキンポさん



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/780.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍政権の命運を決める内閣支持率下落の更なる進行  天木直人
安倍政権の命運を決める内閣支持率下落の更なる進行
http://kenpo9.com/archives/1785
2017-07-10 天木直人のブログ


 きょう7月10日の読売と朝日が最新の安倍内閣支持率に関する世論調査を発表した。

 それによれば、読売は支持36%、不支持52%であり、朝日は支持33%、不支持47%となっている。

 安倍政権に対する評価が正反対の読売と朝日の二大紙のいずれも不支持が支持を上回っている。

 しかも、安倍よりの読売の調査の方が不支持の傾向が高い。

 驚くべき安倍政権の不人気ぶりだ。

 おそらくそのほかのメディアの世論調査も同じだろう。

 もし、この傾向が続けば、いくら安倍政権幹部が結束しても、安倍政権は倒れる。

 自民党の非主流派が勢いづき、小池新党に対する期待が高まり、野党が騒ぎだす。

 果たして、安倍政権の支持率は下げ止まるのか、それとも更なる下落が続くのか。

 その決め手になる一つが、きょう開かれる前川前文科省次官の国会証言だ。

 新たな事実が発覚し、加計疑惑がさらに深まれば安倍政権は追い込まれる。

 私は幕引きされて終わるような気がしてならない(了)



安倍内閣支持率33% 不支持47% 朝日新聞世論調査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00000072-asahi-pol
7/9(日) 22:39配信 朝日新聞


安倍内閣の支持率の推移

 朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった。不支持率は47%(前回42%)だった。

 調査方法が異なるため単純に比較できないが、支持率は2015年9月、安全保障関連法の成立直後の緊急調査での35%がこれまでの最低だった。不支持率も15年7月の緊急調査の46%が最も高かったが、今回はそれと同水準となった。

 男女別では、前回は支持の方が多かった男性でも、今回は支持39%、不支持45%と逆転。女性の支持率は27%と3割を切った。全体の半数を占める無党派層の支持率は14%(同18%)で、不支持率は60%(同55%)。自民支持層でも12%、公明支持層では4割が「支持しない」と答えた。

 学校法人「加計(かけ)学園」を巡る問題などが影響したとみられる。この問題の真相解明について、安倍政権の姿勢を評価するか聞くと、「評価しない」が74%で、「評価する」は10%。内閣不支持層では「評価しない」が95%だった。

 調査は、コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDD方式で実施。計2046人から有効回答を得た。



内閣支持続落36%…不支持は最高の52%
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00050093-yom-pol
7/9(日) 22:02配信 読売新聞



 読売新聞社は7〜9日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月17〜18日)の49%から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。

 不支持率は52%(前回41%)で最高となった。支持率は2か月で25ポイントの大幅下落となり、安倍首相は厳しい政権運営を強いられそうだ。

 首相は9日午前(日本時間9日夜)、内閣支持率の落ち込みについて、訪問中のストックホルムで記者団に「国民の声として真摯(しんし)に受け止めたい。政策を前に進め、結果を出していくことで信頼を回復していきたい」と語った。

 第2次内閣発足以降、内閣支持率が30%台に落ち込んだのは初めて。これまでの最低は、安全保障関連法成立直後の15年9月調査の41%だった。不支持率が支持率を上回ったのも15年9月以来で、不支持の理由は「首相が信頼できない」49%(前回48%)が発足以降で最高となった。



「安倍離れ」女性顕著…支持率30ポイント下落
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00050009-yom-pol
7/10(月) 8:42配信 読売新聞



 読売新聞社の全国世論調査では、性別や年代を問わず、「安倍離れ」が広がっている実態が浮き彫りとなった。

 内閣支持率は、今年に入り最も高かった2月の66%から約5か月間で30ポイント下落した。2回前の調査(5月調査)からの下落幅でみても25ポイントとなり、2008年10〜12月に麻生内閣で46%から21%に下がったときと並ぶ急落ぶりだ。

 男女別にみると、女性で厳しい見方が顕著に表れた。女性の内閣支持率は、前回(6月調査)からマイナス18ポイントの28%に下落。専業主婦に限っても、マイナス18ポイントの27%とほぼ同様だった。男性はこれまで支持率が比較的高く、前回は支持53%が不支持40%を上回っていたが、今回は支持45%と不支持46%が拮抗(きっこう)した。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/781.html

記事 [政治・選挙・NHK228] LIVE 🌏 閉会中審査 衆院 文科・内閣委員会 連合審査会 <加計問題>衆院閉会中審査始まる 前川前次官が出席
LIVE 🌏 閉会中審査 衆院 文科・内閣委員会 連合審査会



1 時間前にライブ配信開始
2017年7月10日 閉会中審査 衆議院 文教科学委員会・内閣委員会 連合審査会
参考人招致
前川喜平前文科次官
原英史 国家戦略特区ワーキンググループ(WG)委員
質疑
福島伸享 (民進) 9:00〜 9:40
緒方林太郎(民進) 9:40〜10:15
宮本岳志 (共産) 10:15〜10:45
平井たくや(自民) 10:45〜11:15
吉田宣弘 (公明) 11:15〜11:45
大串博志 (民進) 11:45〜12:25
吉川 元 (社民) 12:25〜12:40
丸山穂高 (維新) 12:40〜13:00


TBS NEWS のライブ ストリーム



<加計問題>衆院閉会中審査始まる 前川前次官が出席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00000012-mai-pol
7/10(月) 9:39配信 毎日新聞

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設などをめぐる衆院連合審査会の閉会中審査が10日午前、始まった。首相官邸の「圧力」があったと主張してきた文部科学省の前川喜平前次官が参考人として出席。欧州訪問中の安倍晋三首相は欠席した。資料提出をめぐる与野党協議で開会は20分以上遅れた。



与党、和泉補佐官らの招致を拒否 閉会中審査始まる
7/10(月) 9:36配信 朝日新聞

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐる閉会中審査が10日午前、衆院の文部科学、内閣両委員会の連合審査会の形で始まった。

 〈午前9時27分〉

 永岡桂子・文部科学委員長の議事進行で始まる。質問のトップバッターは民進党の福島伸享議員。

 〈午前9時〉

 開会の予定時刻になっても始まらず。与党は、和泉洋人首相補佐官と内閣府の藤原豊・前審議官の参考人招致を拒否した。




































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/782.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 大谷昭宏氏「バカが権力を握っている」と報ずるべきだ 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
 


大谷昭宏氏「バカが権力を握っている」と報ずるべきだ 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208916
2017年7月10日 日刊ゲンダイ


  
   前川報道の違和感を指摘する大谷昭宏氏(C)日刊ゲンダイ

読売の前川報道は「ワケアリ」が一目瞭然

「巨大な権力者に批判的な目を向け、説明責任を果たさせる」――。今年1月の任期最後の会見で記者団に向かってこう訴えたのは米国のオバマ前大統領だった。不都合な報道を「フェイク(偽)」と批判するトランプ大統領を意識し、メディアの権力監視の重要性を強調したのだが、この言葉を日本メディアはどう受け止めただろうか。第2次安倍政権発足後、政権に辛口のテレビコメンテーターは次々と姿を消し、大手紙では以前と比べて政権批判の記事が減ったといわれる。最近では、前川喜平前文科次官の出会い系バー通いを報じた読売新聞に対し、「官邸の意向」との批判も出たが、今のメディアの体質を気骨のジャーナリストで元読売新聞記者の大谷昭宏氏はどう見ているのか。

■政権中枢と会食するならなれ合いになるな

  ――読売新聞の「前川前次官 出会い系バー通い」の記事について「官邸の意向を受けた前川潰し」との批判が出ました。読売OBとして、あの記事をどう見ましたか。

 すぐに「マル是」(絶対外せない是非モノ)、「ワケアリ」と分かりました。というのも私は仕事の関係で東京と大阪を行ったり来たりしていて、東京では東京本社版、事務所や自宅のある大阪では大阪本社版を読んでいます。東京、大阪の紙面はふつう、ガラリと違います。

 例えば、都議選のアンケート結果を大阪版に大きく載せても意味がないし、逆に兵庫知事選のアンケートを東京版に入れても仕方がない。どちらかがベタ扱いなど、記事の大きさ、掲載場所、見出しは全く異なります。ところが、あの記事は東京、大阪、西部本社など、いずれの紙面でも記事の配置、見出し、行数が同じ。こんな偶然はあり得ず、読売関係者が見れば一目で「マル是」「ワケアリ」。おそらくトップの意向だったのでしょう。

  ――「官邸の意向」が働いたと思いますか。

 前川さんは1月に出会い系バーに通っていることを官邸から注意されていました。それがなぜ、5月の段階で表面化したのか。しかも、あの記事が出て、他紙やテレビは「通っていた歌舞伎町の店はどこだ」となったわけですが、歌舞伎町の出会い系バーなんて数百店舗あるのに、各社そろって同じ店に取材に駆け付けたのです。なぜそんなことができたのかといえば、官邸から伝わったからとしか考えられません。そうでなければ、多くの記者が歌舞伎町の出会い系バーを片っ端から走り回って大変なことになっていたでしょう。官邸筋がスキャンダル記事を書かせることで前川さんの“口封じ”を図った。そう考えるのが自然です。

 ――メディアが権力に迎合して個人攻撃の記事を掲載したとすれば恐ろしい話ですが、メディアの幹部が安倍首相と頻繁に会食していることも背景にあるのでしょうか。

 お義理で、というのか定期的なのか分かりませんが、私はメディアの幹部が安倍首相と会食しても構わないと思っています。問題は食事をしたからといって、それで筆が折れるようではどうしようもないということです。極端な話、安倍首相と毎晩、食事したっていい。ヘトヘトになるまで付き合って、そこで「あなたの本音はどこにあるのか」と徹底的に聞き出せばいいのです。それが、「今度の憲法記念日にはぜひ、総理のお話を載せたい。国会でその記事を熟読して、と言っていただけると大変ありがたい」――ということが仮にあったとすれば、それは単なるなれ合い。政権もメディアもお互いの距離感が分からなくなっているのだと思います。

  
   今のメディアの記者は「大化けするバカがいなくなった」(C)日刊ゲンダイ

取材先のためにもダメな部分を指摘する

  ――かつての大阪読売社会部「黒田軍団」でスクープ記事を連発した敏腕記者から見て、今のメディアの記者はどう映っていますか。

 メディアが斜陽産業と言われて久しいわけですが、それでも例えば、テレビ局は8000〜9000人が採用試験に応募し、激烈な試験を越えた局員が入社してきます。ところが、何をしたいのかを聞いても答えが返ってきません。つまり、メディアに就職することがゴールになっている。

 我々の世代は、何が何でも新聞記者になって、その次にどんな記者を目指すのか――ばかりを考えていました。就職イコール出発点だったのです。言葉は悪いが、伸びしろのあるバカもたくさんいたわけですが、今はそういう大化けするバカがいなくなりました。ある意味、“完成形”で入社してくるため、社会悪と闘おうという気はないのでしょう。反権力なんて意識はもともと持ち合わせていないのではないかとも思います。

  ――サツ回り(警察担当)から始まり、その後、官公庁を担当する記者の教育システムが権力寄りの記者を生む、との指摘もあります。

 私は記者生活のほとんどが警察担当でしたが、爪と牙を抜かれて羊のようになったかといえば、そんなことはありません。ある大手紙の記者は「我々は取材先を大事にする。しかし、その取材先が腐っていて、インチキな情報を流したとすれば我々も同じように100%腐ってしまう」と言っていました。コンピューターウイルスの感染と同じようなもので、ダメなことはダメだときちんと指摘する。それが記者と取材先の本来の関係というわけです。取材先が怒るから書かないのではなく、取材先を大事にしているからこそ、書かないといけない。(権力寄りと言われる記者は)それが分かっていない。

  ――官邸の記者クラブでは、東京新聞の女性記者が菅官房長官に繰り返し厳しい質問をしたためにクラブの記者から注意されたとの話もありました。記者クラブについてはどう考えていますか。

 排他的になっていたり、女性記者の質問を他社が抑えつけたりしていたとすれば、それは記者クラブの問題というよりもクラブ員側の問題だと思います。要するに運用の仕方です。どうも(クラブの置かれた場所の)取材先が便宜を図ってくれているとカン違いしているのではないか。だから(記者発表が予定されている内容を示す)黒板協定を守らなきゃいけないと思っている。しかし、日本新聞協会が認めている唯一の協定は「誘拐報道協定」しかありません。黒板協定なんて守る必要はないのです。

 記者クラブ制度が悪いというより、(取材対象の発言をテキスト文書にまとめる)トリテキが仕事だと思っている記者たちが、今のクラブの在り方で本当にいいのか考えるべきなのです。そして、どんどんオープンにすればいい。フリー記者の厳しい質問で、(今村雅弘復興)大臣のクビが飛んだじゃないですか。トリテキのクラブ員だけの会見だったら、あんなに面白いことは起きませんよ。

  ――特定秘密保護法、安保法、共謀罪……。いずれも安倍政権が世論を無視して強行採決で成立させた法律ですが、大手メディアは一応、反対の姿勢は取るけれども、アリバイ的というのか、どこか腰が引けていますね。

 今の現有勢力から見れば、法案が委員会審議に付託された段階で通ったも同然です。そういう意味では、抵抗することの意味が記者の間で分からなくなっているのかもしれません。しかし、どうせ通るのだからと考えているのだとしたら、口も目も耳もふさがれたも同然ではないか。

■安倍首相は戦後最悪の宰相

  ――そこでジャーナリストの鳥越俊太郎氏らと一緒に議員会館や日本記者クラブなどで反対集会を盛んに開いているのですね。

「60年安保」や「70年安保」が今も語り継がれているように、世論に訴えることに意味がある。例えば国民の内心にまで踏み込む共謀罪については、「こんな危ないものを通していいのか」「通った時は大変なことになる」と国民に訴えていかなければならない。危ないということをアピールする必要があるのです。

  ――あらためてジャーナリズムとは何だと思いますか。

 この仕事を約50年やっていますが、ジャーナリズムが何かというのは今でも分かりません。ただ、あまたある仕事の中で、なぜ記者になったのか、何のためにやっているのかを問い続けるしかないと思っています。安倍首相は戦後最悪の宰相であり、メディアがやるべきことは、「バカが権力を握っている」ということを国民に知らせること。どんな理由があっても、決してなびいていてはならないのです。

(聞き手=本紙・遠山嘉之)

▽おおたに・あきひろ 1945年、東京生まれ。71歳。早大政経学部卒。読売新聞大阪本社入社、徳島支局を経て、大阪本社社会部で府警を担当。朝刊社会面コラム「窓」などを担当し、87年、退社。以降、大阪に事務所を設けてジャーナリズム活動を展開し、テレビ、ラジオにコメンテーターとして出演。「事件記者という生き方」(平凡社)など著書多数。


































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/783.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 内閣改造より首相がまず変わらなければ/政界地獄耳(日刊スポーツ)
内閣改造より首相がまず変わらなければ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1853098.html
2017年7月10日11時3分 日刊スポーツ


 ★新聞の政局原稿は来月3日に行われる内閣改造一色だが、評論家・田原総一朗はツイッターで「内閣改造をするとすれば、安倍首相を含めて全員が変わるべきである。もしも自民党が健全な政党であり続けようとすれば、首相が変わるべきである。それができない自民党ならば崩壊に向かうしかない」と指摘する。自民党凋落(ちょうらく)の本質は魔の2回生でもなく、閣僚の質の低下など、停滞する材料はまん延しているものの、その中心には首相・安倍晋三の不適格な閣僚を無意味に守ったりすることと同時に、森友・加計学園疑惑は首相本人にかけられた嫌疑であるということだ。

 ★つまり、どんな内閣改造をやろうとしても、まずは逆切れせずに丁寧に国民に自らの説明責任を果たし、誤解であると証明して納得させる努力なくして、改造には至らない。それから逃げ続けていて、顔ぶれをいじったところで首相が変わらないのでは、内閣が国民から信頼されない。また入閣する議員たちも、国民に対して首相を守ることに忠誠を誓うようでは信頼されまい。党内の親安倍派としてのレッテルを貼られることで、その議員までもが信頼を失いかねない。つまり入閣を拒む議員が出ることも予想されよう。

 ★新聞の政局記事は本質を理解せず、国民の知りたいことを巧妙に避け、夢の内閣改造を予測する。しかし、その任命権者である首相の正当性が問われていることを、新聞は正面から書かない。不適格な首相を守り、その延命のために行う内閣改造をはやし立てるのは、新聞の政局を書く政治部に首相擁護論があるからなのか。本来ならば首相の説明が果たされない限り、国民が納得しない限り、内閣改造で切り抜けるのは筋違いと書くべきではないか。新聞の政局原稿にだまされてはいけない。今日10日の閉会中審査で問われるものは何か。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/784.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 翁長氏打撃 那覇市議選で知事派後退、過半数割れ 県内3市長選全敗に続きお膝元でも : 翁長知事派惨敗  レームダックに
                    那覇市議選で 翁長知事派が 過半数割れに後退
             
     
      
[私のコメント]
   
   
   
■ 那覇市議選で 翁長知事派が惨敗 過半数割れに後退
   
   
> 那覇市議選(定数40)が9日投開票され、
> 翁長雄志沖縄県知事を支持する勢力が改選前(欠員5、総数35)の20人から18人に後退し、過半数を割った。
   
    
上記の通り、那覇市議選で 翁長知事派が惨敗し、過半数割れに後退する結果となりました。

翁長知事派が過半数を切ったことで、那覇市議会における翁長知事の影響力はかなり少なくなります。
     
     
      
■ 翁長氏は 那覇市長を務めたお膝元で 今年実施された県内3市長選に続く敗北
   
    
> 那覇市長を務めた翁長氏のお膝元に当たり、翁長氏は今年実施された県内3市長選に続く敗北となった。
> 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向けて打撃となりそうだ。
      
      
翁長氏は、那覇市長を務めたお膝元で、今年実施された県内3市長選に続く敗北となりました。
   
   
「翁長知事が 市長選で3連敗」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/694.html
  
  
翁長知事はレームダック状態に陥ったようです。
もはや、翁長知事の県政への影響力低下は避けられません。

逆に、普天間基地の辺野古への移設にはさらに弾みがつくこととなります。

普天間基地付近の住民はこの結果に大喜びをしていることでしょう。
     
   
   
[記事本文]


 任期満了に伴う那覇市議選(定数40)が9日投開票され、10日未明にかけて開票の結果、翁長雄志沖縄県知事を支持する勢力が改選前(欠員5、総数35)の20人から18人に後退し、過半数を割った。

 那覇市長を務めた翁長氏のお膝元に当たり、翁長氏は今年実施された県内3市長選に続く敗北となった。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向けて打撃となりそうだ。

 翁長氏は、来年1月に見込まれる名護市長選と来年秋の知事選を見据え態勢の立て直しを迫られる。

 翁長氏の不支持派は9人、支持・不支持を明確にしていない中立派は13人で、多数は支持派が保った。67人が立候補した。

 翁長氏は、今年実施された宮古島、浦添、うるまの県内3市長選で新人を支援して自民党が推す現職・前職に挑み、全敗を喫していた。

 那覇市の城間幹子市長は、知事に転身した翁長氏の後継で、名護市の稲嶺進市長とともに翁長氏を支えている。

http://www.sankei.com/west/news/170710/wst1707100033-n1.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/785.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 国民は安倍自公売国政権に飽き飽きしているゾ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6253.html
2017/07/10 06:01

<読売新聞社は7〜9日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月17〜18日)の49%から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。

 不支持率は52%(前回41%)で最高となった。支持率は2か月で25ポイントの大幅下落となり、安倍首相は厳しい政権運営を強いられそうだ。

 首相は9日午前(日本時間9日夜)、内閣支持率の落ち込みについて、訪問中のストックホルムで記者団に「国民の声として真摯(しんし)に受け止めたい。政策を前に進め、結果を出していくことで信頼を回復していきたい」と語った。

 第2次内閣発足以降、内閣支持率が30%台に落ち込んだのは初めて。これまでの最低は、安全保障関連法成立直後の15年9月調査の41%だった。不支持率が支持率を上回ったのも15年9月以来で、不支持の理由は「首相が信頼できない」49%(前回48%)が発足以降で最高となった>(以上「読売新聞」より引用)


 不支持の理由が「安倍氏が信頼できない」とは余りに情緒的ではないか。しかし政治は「信なくんば立たず」ともいう。信用・信頼を失った政治は統治そのものを問われかねない。

 それでは安倍自公売国政権の政治そのものは国民にとって良い政治だったのか、という疑問は残る。この五年間に実質労働者所得は減少の一途をたどり、国民は貧困化した。それでも安倍製磁を国民は批判しないのだろうか。

 もしそうだとしたら、誰かが国民に伝えるべき安倍政治の実態を歪めていることになる。安倍自公売国政権がやってきた政治は国民の懐に消費税増税により直接手を突っ込んで奪い取り、法人税減税により企業利益を労働分配よりも内部留保へと向かわすように仕向けた。

 それは経営者からの要請というよりも企業投機家たちの要請だ。つまり米国の1%の要請に従って法人税減税を行い、その穴埋めに消費増税を充てたに過ぎない。これだけでも売国政権と呼ぶにふさわしい。

 安倍氏は徹底的に日本の社会と国民生活を破壊するつもりだ。その現れが「自由貿易」の推進だ。

 彼のいう自由貿易とはグローバル化に他ならず、グローバル化とは国境を越えて「ヒト、モノ、カネ」が自由に行き来する世界のことだ。

 そうするとどうなるか。世界が弱肉強食の世界となり、竹中流の表現をすれば「自己責任」社会になることだ。安倍友は寿司友となり厚遇を得るが、安倍批判者は人格攻撃を受ける社会となり、当然監視される社会となる、ということだ。

 安倍氏が首相として信頼できない、という理由が多いのは恐らく読売新聞が電話調査する際に批判する理由の上位に置いていたのだろう。不支持の理由を自由に語らせたならば「信頼できないからだ」ということにはならない。

 マスメディアは積極的に「円安株高」を良いこととして報道してきた。安倍政治の五年間で成果としてはそれだけしかないから仕方ないが。しかし「円安株高」も良いことだけではない、ということをマスメディアは一切報道してこなかった。

 円安は輸入物価を上昇させた。つまり国内で引き続きデフレ化が続いていることはいかに深刻な事態かを理解すべきだ。本来なら80円程度だった円が110円に下落したのだから、輸入物価は50%程度上昇している。他の消費物価と合わせても全体で10%以上は物価が為替の変動だけで上昇していなければならない。

 しかし政権当初に2%物価上昇と掲げて、いまだに達成していないのはデフレ化がそれほど深刻だという証拠だ。だがマスメディアはそうした簡単な理屈すら解説しようとせず、円安で相対的に値下がりした株式相場に外資が流入したことを歓迎してかどうか、株が上がったことしか報道しなかった。

 本来なら株式相場の動向は景気指数の半年前を表している。つまり株が上がれば半年後に景気が良くなるというのが経済の常識だが、安倍相場は単なる円安により日本の株が「値ごろ感」となり、外国投機家たちに買われたに過ぎない。

 そうしたマトモな解説をしたマスメディアが日本にあっただろうか。安倍氏の政治で唯一効果のあった異次元金融緩和だが、それもマイナス金利という禁じ手に突入して、手許にカードは残っていない。日銀はエンスト状態に陥っている。日銀をそうしたのは安倍友の黒田総裁だ。

 日本はすっかりガタがきている。ガタが来たのは箍が外れたからだ。箍とは社会をしっかりとしたカタチに作り上げていた「規制」だ。その規制を撤廃すれば鵺のような弱肉強食の社会になる。すでに一部ではそうなっている。

 日本はすっかり売国政治家によって荒らされてしまった。安倍自公政権はまさしく売国政権だ。その存続を一日たりとも許してはならない。日本の未来のためにも「国民の生活が第一」を八年も前に掲げた小沢一郎氏に登場してもらうしかない。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/786.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍退陣は時間の問題<本澤二郎の「日本の風景」(2664)<ナベツネ新聞でも安倍死に体><実際の安倍支持率は10%前後>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52179420.html
2017年07月10日 「ジャーナリスト同盟」通信

<人材不在の自民党に改造効果は負>

 安倍内閣による国家主義の悪法の相次ぐ強行と、官邸犯罪の相次ぐ露見によって、都議選に安倍首相本人が街頭にも立てず、ひたすら逃げ回るという醜態をさらけだして、結果、自民党は戦後政治史に残る壊滅的大敗北を喫した。もはや再生不能の安倍自民党である。安倍は一度だけ街頭に立ったが、聴衆からやじり飛ばされてしまった。ところが、既に米スタンフォード大学訪問中に「安倍の嘘つき、帰れ」のデモ隊の洗礼を受けていたことが、いまネットで炎上している。東電福島原発の大炎上に対して、大嘘の乱発で五輪を勝ち取って以来、国際社会での日本の大嘘首相は有名で、知らぬは日本人ばかりだったことも判明した。言及するまでもなく、人材のいない自民党をいじくっての内閣改造もマイナスとなろう。退陣は時間との勝負である。

<村上誠一郎を官房長官に起用できるのか>

 衆目の一致するところ、自民党に人材は一人しかいない。まともに持論を展開して、福島原発を批判、アベノミクスやゴロツキ新聞を攻撃してきた村上誠一郎しかいない。その根源を小選挙区制にあると断罪した村上である。彼は、一連の特定秘密保護法・戦争法・共謀罪にも抵抗してきた。
 唯一のマイナス点は、教育勅語と国家神道を引きずる、極右団体・日本会議のメンバーになっていることだ。選挙区の突き上げで、仕方なく入会したものの、一度もこれに顔を出してはいないのだが。

 改造では、日本会議・神道政治連盟の極右思想の持ち主が、相変わらず閣僚に選ばれることになろう。稲田を追い出して、代わりに誰が選ばれるのか。「昭惠を起用するかもしれない」というジョークも飛び出しているようだ。
 筆者は村上を官房長官に起用して、菅の金庫を徹底的に洗い出させてはどうかと提案したい。彼はここ30年来、日本の財政危機を本気で叫んできた人物だ。官房機密費での安倍の贅沢三昧も露見するだろうから。

 それに、菅の猿芝居に聴衆は見飽きてきている。麻生もいらない。九州豪雨にもかかわらず、東京を離れて現地を視察したという報道を知らないのだから。

<失格政治屋の麻生・菅留任では看板を替えたことにならない>

 「菅と麻生は犬猿の仲。その二人のバランスの上に安倍は乗っかっている裸の大将。官僚の悪役・佐川を国税庁長官に起用した安倍・麻生・菅体制に、国民の納税意欲は一変に萎んでしまった。昂然と脱税行為が多発することが想定される」といった分析も出てきている。

 「官邸が犯罪の巣となっている。強姦事件でも、もみ消してしまう強姦政権との認識が、国民の間に定着してしまっている。上がこの調子だと、下々も右に倣うことになる。列島はハチャメチャになるだろう」と不安を抱く文化人もいて当然だろう。
 要するに、内閣改造で国民を騙そうとしても、安倍の大嘘政治は、国内外に浸透してしまっているのである。
 「特定秘密・戦争法・共謀罪を廃案にする野党統一グループが出来ると、次回の総選挙で自公は吹っ飛んでしまうだろう。ソウル・パリの政治現象は、東京でも起きることになろう。安倍・麻生・菅のアンちゃん政治屋の内閣では、看板を替えたことにならない。そもそも国家主義の安倍内閣は、21世紀の日本から消えるしかない」との鋭い指摘に耐えられまい。

<甘利起用で犯罪性を増幅>

 安倍は、悪友の甘利を起用して、政権の浮揚を図ろうとしている、との観測報道もある。 「逮捕寸前の男を起用しようとしている点から見ても、自民党に人材がいないということを証明している。過去に、内閣改造で政権浮揚に成功した例はない」と旧福田派のNは指摘している。

 「国民の怒りは内閣の犯罪性に集中している。特に女性は、TBSの強姦魔を無罪放免にした悪辣な権力犯罪に怒り狂っている。安倍内閣は女性の敵なのだ。ここを連中はわかっているのかどうか」ともNは決めつけている。
 筆者は、この強姦もみ消し事件を厳しく追及した東京新聞の望月記者に脱帽したばかりだが、国会にも数人の女傑が、安倍と菅と内閣情報官、警察庁の組織犯罪対策部長の喚問追及に手ぐすね引いて待ち構えている点に注目している。
 欧米諸国の人権意識は日本の比ではない。海外のメディアが放列を作って取材に力こぶを入れるはずだ。

<ナベツネ新聞でも安倍死に体>

 必死で安倍内閣を擁護・支援してきたナベツネの読売新聞が、少しだけまともな世論調査結果を、7月10日に公表した。7月7日から9日にかけての調査で、安倍内閣の不支持が52%、支持率が36%。
 ドイツでのG20首脳会議にかこつけて、東京から逃げ出して、内閣改造論をぶったものの、急落は止まらない。
 安倍死に体を裏付けている。「ナベツネももう守り切れないといって、さじを投げたのだろう」との観測も、うがちすぎともいえない。

<ナベツネテレビでも同様>

 傘下の日本テレビの調査は、もっと低い支持率だ。31・9%である。不支持率49・2%。
 これまでNHKをはじめとして50%、60%という高い内閣支持率を喧伝、安倍本人も野党攻撃に対して「国民の大半が私を支持している」と反論してきたのだが、もはやそれも出来なくなってしまった。
 ナベツネとの距離は、読売新聞よりも日本テレビである。日テレの数字が、より真実に近いだろう。

<実際の安倍支持率は10%前後>

 世論調査は、調査の仕方・質問内容で大きくぶれる。調査するバイト人間の資質でも変化する。体育系の学生だと、支持率は上がる。特に、相変わらず固定電話での調査である。
 固定電話は、NHKに左右されるミーハー族、政治にうとい老婦人が多い。多数派の携帯・スマホ族は対象外である。
 したがって、正確な内閣支持率は10%前後と見るべきだ。日本国民はバカではない。受け皿さえ用意すれば、この政権は1日たりとも持たない。野党の体たらくが、安倍内閣を温存している元凶である。野党が日本政治のガンなのである。
 繰り返すが、安倍退陣は時間の問題である。安倍の大嘘に慣れ親しんできた日本人も、覚醒してしまったのである。

2017年7月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/787.html

記事 [政治・選挙・NHK228] それでも安倍政権は開き直ると書いた週刊現代  天木直人
それでも安倍政権は開き直ると書いた週刊現代
http://kenpo9.com/archives/1783
2017-07-10 天木直人のブログ


 どうやら政局は予想以上に混迷しそうだ。

 これから様々な動きが出てくる。

 それに絡んで、新聞やテレビや週刊誌に様々な政治観測があふれる事になる。

 政界は一寸先は闇だとはよく言ったものだ。

 だから、誰が何を言っても書いてもしゃべっても許される。

 その混乱の中で、時が来たら、おのずから方向が見えてくる。

 そんな憶測記事の中で、真っ先に私が書きたいのは今日発売の週刊現代の政治観測記事だ。

 その記事によれば、安倍自民党は安倍政権で結束を固めるという。

 すべては、都知事選の最終日の夜の、安倍自民党政権幹部のフランス料理店における合意にあると言う。

 ひとことでいえば、派閥を強化した麻生太郎が、反乱を起こすどころか、安倍を支える事で合意したというのだ。

 いまこそ結束して、安倍首相に楯突く自民党の非主流派を許さないというのだ。

 それが正しいかどうかは、8月3日に発表される内閣改造の顔ぶれを見ればわかるという。

 この週刊現代の見立てが正しいかどうか、私にはわからない。

 しかし、惨敗した後こそ、結束を強める必要がある事は、戦いの要諦である。

 私は、この週刊現代の見立ては正しいのではないかと思う。

 もちろん、安倍自民党が結束したからといって、安倍政権がこのまま続くという保証はない。

 しかし、開き直る安倍首相を倒すのは、今の野党では容易でないことだけは事実である(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/788.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 稲田朋美防衛相が「辺野古つくっても普天間は返還されない」ことをポロリ! 米軍が那覇空港使用のトンデモ条件(リテラ)
          
             稲田朋美HPより


稲田朋美防衛相が「辺野古つくっても普天間は返還されない」ことをポロリ! 米軍が那覇空港使用のトンデモ条件
http://lite-ra.com/2017/07/post-3304.html
2017.07.10 稲田朋美が「普天間返還なし」 リテラ


「自衛隊としてもお願い」発言につづき、またも稲田朋美防衛相に「大臣失格」の声が高まっている。九州北部豪雨で自衛隊は捜索救助活動を行っているが、まさにその最中である6日の昼、稲田防衛相は防衛省から外出し、政務三役が不在となる事態に。本人いわく「民間の方々との防衛政策に関する勉強会に出席」していたというのだ。

 さらに呆れたのは7日の会見での“言い草”だ。何を言うかと思えば、稲田防衛相は「昼時だったので食事は出ていたが、食事はせずに戻った」と自己弁護。自衛隊トップが災害対応時に「民間の勉強会」を優先させたことが非難されているのに、「昼ごはんは食べないで帰ってきたもん!」とのたまったのである。

 反省なんてまるでなし。安倍首相の寵愛を受けて罷免もされず、のうのうと大臣に居座っていること自体がおかしいわけだが、じつは稲田防衛相をめぐっては、6月にあったとんでもない発言が、いま沖縄で大きな波紋を広げている。

 それは、先月6月15日の参院外交防衛委員会でのこと。質疑に立った民進党の藤田幸久議員は、普天間基地の返還条件のひとつである「普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のため、緊急時における米軍による民間施設の使用を改善する」という文言を示し、普天間が返還されない可能性について質問した。

 すると、稲田防衛相は「普天間の前提条件であるところが整わなければ、返還とはならない」と答弁したのだ。

「世界一危険な基地」と呼ばれる普天間基地の返還については、安倍首相をはじめ、稲田防衛相も「辺野古が唯一の解決策」と喧伝してきた。しかし、この稲田防衛相の答弁は、現在、日本政府が反対を押し切って強引に進めている辺野古の新基地建設が進んだとしても、米軍との調整が整わない場合は普天間返還はない、と明言したのである。つまり、「辺野古が唯一の解決策」とはまやかしに過ぎず、基地建設を進めるための方便にすぎないと認めるようなものだ。

 しかも、稲田防衛相が示した「普天間返還の前提条件」には、大きな問題が含まれている。それは有事などの緊急事態が起こった際、米軍が那覇空港を使用するのではないか、という問題だ。

普天間返還のためには辺野古プラス那覇空港を米軍に使わせる条件が

 そもそも普天間返還の条件は2013年に日米両政府が嘉手納基地より南にある6施設の返還・統合計画を発表した際に示されたもので、返還条件は8つある。そのひとつが滑走路の問題で、普天間飛行場の滑走路は約2700メートルである一方、辺野古はオーバーランを含めても約1800メートルしかない(琉球新報7月4日付)。だが、返還条件には、前述したように「普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のため、緊急時における米軍による民間施設の使用を改善する」とある。

 ちなみに、沖縄で2700メートル級の滑走路を有している民間施設というのは、沖縄の玄関口である那覇空港と、パイロット訓練用として利用されてきた宮古島市下地島空港のふたつだが、米国防総省で統合計画の作成と日本政府との交渉に関わった元高官は「われわれは沖縄県内では那覇空港を想定していた」と明らかにしたという(沖縄タイムス7月8日付)。

 沖縄県議会でもさっそく那覇空港の米軍使用という条件に懸念が広がり、翁長雄志知事も「(米軍には)絶対に那覇空港を使わせない」と断言した。たしかに、那覇空港が米軍に使用させるというのは、沖縄県民の玄関口が危険な軍事拠点になり、県民の移動手段が大幅に制限されるということだ。ありえない話だろう。

 政府はどこまで沖縄に負担を課すつもりなのか。いや、それどころか、この稲田防衛相の答弁は、かねてより根強く囁かれてきた日米間の密約を浮き彫りにした可能性がある。それは「辺野古ができても普天間は返還しない」という密約だ。日米間ではもともと、那覇民間空港が使えないのは織り込み済みで、逆にそれを理由に、辺野古新基地が建設した後も普天間を返還しないということが決まっていた、それを稲田防衛相が今回、ポロリともらしてしまった、そういうことではないのか。

 実は、今月14日に予定されていた日米安全保障協議委員会、通称「2プラス2」が延期になったのも、この稲田答弁が影響しているとの話もある。「2プラス2」は、日本からは岸田文雄外相と稲田防衛相、アメリカ側はティラーソン国務長官とマティス国防長官が出席する予定だったが、「急遽、ティラーソン国務長官に外遊日程が入ったため」という名目で延期になった。この延期の本当の理由については、「稲田防衛相は問題発言によって8月の内閣改造で更迭されることが確実のため、アメリカ側が見送ったのでは」とも言われているが、じつはもうひとつ、「普天間の返還なし」の可能性を口にしてしまった稲田氏に米国が激怒したためではないかという見方が流れているのだ。

もともと日米間で「辺野古つくっても普天間返還なし」の密約?

 たしかに、“長い滑走路の民間施設を米軍に使用させる”条件や那覇空港使用の可能性について、これまでの防衛大臣は誰一人、言及しなかったし、「整わなければ、返還とはならない」というような発言は一切してこなかった。

 稲田防衛相自身も今年2月、マティス米国防長官がはじめて会談したあとに行われた共同記者会見で、「普天間飛行場については辺野古への移設が唯一の解決策であるという立場を、今回あらためてマティス長官との間でも確認し、政府として移設に向けた工事を着実に進めていく考えであります」と述べ、「辺野古が唯一の解決策」というのは日米間の一致した考えであることを強調。この前提条件のことはおくびにも出さなかった。

「実際、沖縄県もこの前提条件について『これまで説明を受けていない』と激怒しています。政府は仲井眞弘多知事時代に説明したと主張していますが、メディアに対しても“長い滑走路の民間施設を米軍に使用させる”という条件については、ほとんど説明らしい説明をしていない。条件に文言だけ記載しておいて、そのことには触れない、というのが日米間の暗黙の了解だったのではないでしょうか。ところが、森友問題で追及を受けて以降、すっかり集中力を欠いている稲田防衛相がポロリとしゃべってしまった。2プラス2の延期の理由がそうかどうかはわかりませんが、米側が何をやってるんだと激怒するのは当然でしょうね」(沖縄地元紙記者)

 稲田防衛相は7日の記者会見で慌てて「国会での答弁も、普天間飛行場の返還が実現するように、しっかりと対応していくという趣旨を述べた」と弁明したが、もはや手遅れだ。密約があろうかなかろうが、この条件があるかぎり、沖縄にとっては、那覇空港の提供など新たな犠牲を強いられるか、普天間が返還されないか、どちらかしかないということだ。「辺野古が唯一の解決策」が嘘であり、辺野古新基地を建設しなければならない理由なんてどこにもないことが明らかになってしまったのである。

 しかし、信じられないのは、辺野古と普天間をめぐって日本政府のこれほど大きな裏切りが明らかになったにもかかわらず、「本土」の大手メディアはこの答弁について一切取り上げていないことだ。どれだけ稲田防衛相に批判の目が向けられても、沖縄の問題にはタッチしない。──あらためて、「本土メディア」の沖縄に対する無関心・無責任ぶり、そして根本的な部分での対米従属姿勢が露わになったと言えるだろう。

(編集部)














http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/789.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 加計問題での”防衛線”「挙証責任」「議論終了」論の崩壊(郷原信郎が斬る)
加計問題での”防衛線”「挙証責任」「議論終了」論の崩壊
2017年7月9日 郷原信郎が斬る


昨日(7月8日)放映のBS朝日「激論!クロスファイア」(司会田原総一朗氏)に、元大蔵官僚の高橋洋一氏とともに出演した。

森友学園問題・加計学園問題に関して、安倍内閣の不誠実な対応、疑惑の高まりで、安倍内閣への支持が大きく低下し、都議選でも自民党が歴史的惨敗したことなどを受けて、加計学園問題が、改めて取り上げられた。

山本大臣の「挙証責任」「議論終了」論

当初、菅官房長官が「怪文書」等と言っていた「総理のご意向」文書の存在が、文科省の再調査の結果、否定できなくなった後、山本地方創生担当大臣は、

今回の話というのは、(国家戦略特区)ワーキンググループで議論していただいて、去年の3月末までに文科省が挙証責任を果たせなかったので、勝負はそこで終わっているんですね。もう1回、延長戦で9月16日にワーキンググループやってますが、そこで議論して、もう「勝負あり」。その後に何を言っているのかという気がして、私はなりませんけども。

などと述べている。【山本幸三・地方創生相、加計学園問題の「勝負は終わっている」】

このような「挙証責任」「議論終了」論による文科省批判は、高橋氏が、朝日新聞が「総理のご意向」文書をスクープした時点から行っている。その後、前文科省次官の前川喜平氏が記者会見で、加計問題で「文科省の行政が捻じ曲げられた」と発言するようになって以降は、高橋氏の前川氏批判の根拠にもなっている。

高橋氏の主張は、単なる個人的な主張というだけではなく、今では、担当大臣による安倍内閣の「公式な主張」にもなっている。そればかりか、現在の状況からは、加計学園問題での安倍内閣の防衛線が、この「挙証責任」「議論終了」論だと言っても過言ではない。

そのような状況を踏まえて企画されたのが、加計学園問題についての「安倍政権の主張」の提供者とも言える高橋氏と私との討論番組だったものと思われる。

獣医学部の認可に関する国家戦略特区での議論の経過は、以下のように整理できる。

2014年7月18日 第1回新潟市区域会議:新潟市追加要望項目の1つに獣医学部新設

8月 5日 WG:文科省・農水省ヒアリング(7/18要望獣医学部新設について)

8月19日 WG:文科省・農水省ヒアリング(8/5WGの続き)

2015年6月 8日 WG:文科省・農水省ヒアリング

6月30日 閣議決定:獣医学部新設の4条件が明示される

12月15日 第18回諮問会議:「広島県・今治市」特区指定が決まる

2016年3月24日 第8回関西圏区域会議:京都府が獣医学部の設置提案

9月 9日 第23回諮問会議:重要6分野の1つとして獣医学部新設の「岩盤規制」が挙がる。安倍首相が「残された岩盤規制」への加速的・集中的対応を要請

9月16日 WG:文科省・農水省ヒアリング(安倍首相の指示を受け、獣医学部新設について議論)

9月21日 第1回今治市分科会:獣医学部提案

10月17日 WG:京都府(京都産業大構想の説明)

11月9日 第25回諮問会議:「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を直ちに行う」ことを 決定

「激論!クロスファイア」での高橋洋一氏との“激論”

高橋氏は、

需要見通しについて文科省に『挙証責任』がある

2016年3月末の期限までに挙証責任を果たせなかったことで『議論終了』

文科省の『負け』が決まり、『泣きの延長』となった2016.9.16時点でも予測を出せずに完敗

文科省文書はそれ以後のもので、文科省内の『負け惜しみ』


という従来からの自説を展開したが、その「挙証責任」「議論終了」の論拠は全く示せなかった。

獣医学部の認可については、2014年の8月に、新潟市の提案に関連して2回のワーキンググループ(以下、「WG」)が開かれ、文科省・農水省からのヒアリングが行われている、そこで、小動物、産業動物、公務員獣医師という既存の獣医師の分野の需給に大きな支障が生じることはない、という説明がなされ、一応議論は終わっている。

そして、2015年6月8日のWGで、今治市からの提案を受けて、「ライフサイエンスなど獣医師が新たに対応すべき分野」に関して議論が行われ、ここで、「新たな分野」についての対応方針を文科省が示したのを受けて、「ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要」を前提に、獣医学部の新設を検討するとの閣議決定が行われているのである。

このような経過からも、「ライフサイエンスなどの新たな分野」が議論の核心であることは明らかだが、それを高橋氏は全く認識していなかったらしく、私からの反論の冒頭で、高橋氏が「挙証責任」の対象としている「需要見通し」とは、獣医師のどの分野の見通しなのか、と質問したのに対して、高橋氏は「全体の見通し」と答えた。その時点で、高橋氏との議論はほぼ終了したに等しかった。

その後、「9月16日WGで議論が終了した」という高橋氏の主張の誤りを、諮問会議やWGの議事録に基づいて指摘したが、これに対して、高橋氏は、

文科省が挙証責任を果たせなかった時点で終わっている

終わっていなかったら、課長レベルではなく、上のレベルで話をする


などと譫言のように繰り返すだけであった。なぜ、ライフサイエンス等に関して具体的かつ充実した説明をした京都産業大学ではなく、加計学園が認可の対象に選定されたのかという疑問に対して、

申請した順番で決まる

と答えたことには、唖然とせざるを得なかった。

番組では、高橋氏が無理解を露呈し、「閣議決定により文科省に挙証責任がある」と譫言のように繰り返したため、そもそも高橋氏の「挙証責任」「議論終了」論が成立するのかという点についての議論はできなかった。

担当大臣の山本氏も、この高橋氏の主張の「受け売り」で同じように述べており、もはや公式の主張になっているので、明日(7月10日)国会で開かれる加計学園問題での「閉会中審査」でも、主要な論点となるものと思われる。それだけに、高橋氏が説明できなかったところも含め、この「挙証責任」「議論終了」論の是非について、検討をしておくことが必要であろう。

「4条件」の閣議決定から「挙証責任」は生じるのか

ここで、まず問題になるのは、2015年6月30日の獣医学部認可に関する「4条件」(いわゆる「石破4条件」)の閣議決定の趣旨である。以下に、正確に閣議決定の内容を引用する。

現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化し、ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになり、かつ、既存の大学・学部では対応が困難な場合には、近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。

ここで書いてあることは、@「現在の提案主体」つまり、国家戦略特区で獣医学部の新設を提案していた「主体」(この時点では新潟市と今治市)から、「既存の獣医師養成でない構想」が具体化されることが大前提であり、それは、文科省が行うことではない。そして、そのような構想が具体化した場合に、次に、Aライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになること、B既存の大学・学部では対応が困難な場合、という2つの条件が充たされることで、次の、C「獣医師の需要の動向を考慮して」、「全国的見地から《本年度内に》に検討を行う」ということになるのである。

したがって、この閣議決定からは、まず「構想の具体化」がなければ、文科省としては、義務は何も生まれないのであり、文科省としては、閣議決定を受けて構想が具体化した場合に備えて、「獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要」や、「既存の大学・学部での対応状況」などについての調査検討を一応行うであろうが、「需要見通し」についての「挙証責任」などという話が出てくる余地はない。

したがって、この閣議決定の文言を見る限り、

文科省が「挙証責任」を負い、2016年3月末の期限までに「挙証責任」が果たせなければ、自動的に「文科省の負け」となって、告示の例外を認めて獣医学部の設置認可をせざるを得なくなる

とは全く言えないのである。

それに加え、この閣議決定に関しては、当時の担当大臣の石破茂氏が、最近になって自らのブログのインタビュー動画で、以下のとおり説明している。

(1)獣医学部は50数年作ってこなかった。それにはそれなりの理由があるが、新しく作るということにするとすれば、今まで認めてこなかったわけだから、新しい原則がいる。「石破4原則」というが、閣議決定しているので、安倍内閣全体の方針。新しく今まで認めてこなかった獣医学部・獣医学科を認めるとするならば、新しいニーズ、新しい必要性が生まれた、たとえて言うと感染症対策・生物化学兵器対策とか。アメリカには獣医の軍人がいる。軍馬だけでなく、いわゆる生物化学兵器に対処するためには獣医の軍人がいるだとか。そういう新しいニーズが生まれた、というのが一つ。もう一つは、新しいニーズに対応するだけの立派な教授陣、立派な施設とかがある。東京大学農学部獣医学科でもできないし、北海道大学農学部獣医学科でもできない、この新しい学校でなければできない、というのが3つ目の条件。今獣医さんが足りないわけではなく、犬や猫のお医者さんはいっぱいいる。だけど産業用動物と言われる牛とか豚とか、そういうお医者さんは足りない。新しく獣医学部を作っても、獣医全体の需給のバランスに悪い影響を与えないよね、ということ。さらに進めて言えば、牛や豚のお医者さんが充足されるようになる。

(2)つまり、新しいニーズができ、それに対応できるだけの立派な教授陣、立派な施設がある、今ある獣医学部ではできない、全体の獣医さんバランスに悪い影響を与えない、という4つの条件をクリアしたら、今までダメと言ってきたのを認めようという原則・条件を内閣全体として決めた。だから、石破4条件というのは、私は心外で、安倍内閣4条件と言ってほしい。

(3)獣医は全国いくつもの大学で養成しているが、大体充足しているということになっている。自由競争に任せればいい、いっぱいライセンス持った人を作って需給は市場が決める、というのも一つの考え方だが、今まで政府・文科省としては、せっかくライセンス持ってても仕事がない人いても大変だし、どんどん給与が下がっていってもそれは畜産業全体のためにもよくない、という色んな配慮があって、獣医さんの数を増やさないようにしてきた。獣医学部は従来4年だったのが、1980年代から6年に伸ばして高い能力を持つようになった。人間の病気と一緒で治療方法間違えたら大変なことになる。蔓延したらその地域の畜産業全体がすごいダメージを受ける。最近でも、狂牛病、鳥インフルエンザとかがある。それは、酪農家や畜産家だけの対応では限界があって、きちんとした能力を持った獣医さんが適切に対処するというのが畜産業全体、酪農全体のために大事なこと。


石破氏は、(2)で、 (ア)「新しいニーズができ」、(イ)「それに対応できるだけの立派な教授陣、立派な施設がある」、(ウ)「今ある獣医学部ではできない」、(エ)「全体の獣医さんバランスに悪い影響を与えない」とわかりやすい表現で、4つの条件を説明しているが、このうち、(イ)が上記@に、(ア)がA、(ウ)がB、(エ)がCに対応するものと解される。

いずれにせよ、当時の担当大臣が、閣議決定の内容について明確に説明しているのであり、上記のとおりの趣旨であることに疑いの余地はない。

しかも、石破氏は、(3)で、従来、獣医の数を増やさないようにしてきた政府・文科省の政策の理由について、「十分な能力を持った獣医が適切に対処するのが畜産業全体、酪農全体のために必要」と説明している。

獣医学部の新設を一律に認めてこなかった従前の告示には相応の理由があり、基本的にそれを維持していく方針の下で、「新しいニーズ」「それに対応できるだけの教授陣・施設」「既存の獣医学部では対応できない」「獣医全体の需給関係に影響を与えない」という4条件が充たされた場合に限って獣医学部の新設を認める趣旨であることは、石破氏の説明からも明らかだ。

結局のところ、現在の担当大臣の山本氏が、そのまま受け売りしている「高橋氏の主張」のように、《期限までに「需要見通し」を示さなかったら自動的に「文科省の負け」になって議論が終了して、告示の例外を認めざるを得なくなる》ということではないことは、閣議決定の文言からも、石破氏の説明からも、疑いの余地のないところである。

上記のような「挙証責任」「議論終了」論は、その「期限」として設定されたとする「2016年3月末」の前後の、この問題の動きからも明らかだ。もし仮に、そのような期限が設定されていて、文科省側が挙証責任を果たさない限り告示改正ということになるのであれば、内閣府側でも、国家戦略特区WGのヒアリングを開いて、期限までに文科省がどのような検討を行い、どのようなことを「挙証」できたのかを確認するのが当然であろう。

しかも、高橋氏の主張どおり、期限までに挙証責任を果たさなかったため「議論終了」になったのであれば、同年4月から5月にかけて開催された国家戦略特区諮問会議で、そのことが議題に上がるはずだが、全く議題にはなっていない。

これらのことからも、「平成28年3月末の期限までに需要見通しを示さなかったら自動的に文科省の“負け”になって議論が終了する」というような話ではなかったことは明らかだ。

国家戦略特区で獣医学部の新設が認められた経過

その後、獣医学部の認可の問題が国家戦略特区諮問会議で取り上げられたのは、9月9日で、民間議員の八田達夫氏が岩盤規制の一つとして「獣医学部の設置」の問題を挙げ、最後に安倍首相が、総括の中で

本日提案頂いた「残された岩盤規制」や、・・・をこれまで以上に加速的・集中的にお願いしたいと思います。

と発言し、それを受けて、獣医学部の認可をテーマに開かれた9月16日のWGの冒頭で、内閣府の藤原氏が

先週金曜日に国家戦略特区の諮問会議が行われまして、まさに八田議員から民間議員ペーパーをご説明いただきましたが、その中で重点的に議論していく項目の1つとしてこの課題が挙がり、総理からもそういった提案課題について検討を深めようというお話もいただいておりますので、少しそういった意味でこの議論についても深めていく必要があるということで今日はお越しいただいた次第でございます。

と発言し、その時点から、改めて獣医学部の認可の問題について「議論を深めていく」とされている。そのWGの最後で、藤原氏は、

今まさに、提案の具体化なり提案者の今後の意向みたいな話がありましたけれども

今治市の分科会は21日に開催させて頂きまして、まさに提案自治体である今治市、商工会議所の方と委員の先生方も含めて、そのあたりのまた詰めがございます。

今治市だけではなく、この要望は今、京都のほうからも出ていまして、かなり共通のテーマで大きな話になっておりますので、WGでの議論もそうですが、その区域会議、分科会のほうでまた主だった議論をしていくということになろうと思います。


と発言して、議論を締めくくっている。このことからも、9月16日のWGで「議論終了」などとは到底言えないことは明らかである。

この時点では、閣議決定の「4条件」からすると、文科省の告示を改正して獣医学部を認可するべき条件は一つも充たされていない。しかも、それは、文科省側の問題ではなく、「現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化」という前記「4条件」の@の条件が充たされていない状況だったことから、藤原氏は、上記のように締めくくって、さらに今治市分科会や今後のWG等で議論を継続していくと述べたのである。

そして、藤原氏が述べたとおり、その後、今治市分科会が開かれて、今治市側から市長や商工会議所顧問の加戸氏が出席して、特区構想についての説明がなされるが、獣医学部の新設については従来どおりの抽象的な構想にとどまっていたので、10月17日のWGで京都産業大学関係者のヒアリングを行い、ここで初めて具体的かつ充実した資料に基づき「ライフサイエンス等の新たな獣医師の分野」についての具体的な説明が行われた。 ここで、閣議決定の「4条件」のうちの@の条件を充たす可能性のある「具体的な構想」が明らかにされたのであるから、本来であれば、この後、さらにWGで、文科省、農水省のヒアリングを行って、それを踏まえて、Aのニーズについての検討、Bの既存の大学で対応可能か否かの検討を行って、最終的に、Cの獣医師全体の需給動向を考慮して、告示の改正の是非を議論するということになるはずである。

ところが、そのようなプロセスは全くなく、その後WGの議論が全く行われないまま、11月7日に、安倍首相も出席した国家戦略特区諮問会議が開かれ、そこで、「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を直ちに行う」ことが決定された。その際の山本担当大臣の説明は

文科大臣がおっしゃったように、この件については、今度はちゃんと告示で対象にしようということになったので、改正ができるようになった

ということだった。

要するに、この諮問会議で決定した獣医学部の認可は、WGの議論の結果ではなく、それとは別のところで、文科省が、自主的に「獣医学部の設置を一律に認めない告示の例外を認める」と決定したということなのである。

このような国家戦略特区諮問会議やWGでの議論の経過を見る限り、「挙証責任」「議論終了」説とは真反対のことが言える。文科省告示改正によって獣医学部新設を認めることの文科省の決定は、WGの経過に基づくものとは考えられない。むしろ、その枠組みによることはできない事情(結論を急がざるを得ない事情)があったため、内閣府と文科省との非公式の接触が繰り返され、その結果、文科省が自主的に告示改正を受け入れたということなのである。そして、その経過に関して、既に明らかになっている文科省の内部文書の存在は、重要な傍証になるということなのである。

規制緩和による「新たな利権」の防止を

国家戦略特区によって、不当な規制を正し、新たな事業領域を拡大していくこと自体は、決して間違っていない。しかし、それが、権限を有する側とそれに近い人達の意向に強く影響された場合には、一部の人や組織を優遇する「新たな利権」を生むことになりかねない。それだけに、規制緩和の手続の中立・公正がとりわけ重要である。

そのような観点からすると、2015年6月30日の閣議決定で「4条件」が明示されて以来、議論されることがなかった獣医学部新設の問題が、2016年9月9日の国家戦略諮問会議での八田議員の発言で取り上げられ、安倍首相が、加速的・集中的に対応するよう要請したことを契機に、にわかに国家戦略特区の重要な課題になり、その僅か2ヶ月後の、諮問会議で、事実上今治市での新設を認めることになる決定が行われた経過は、あまりに性急であり、重大な疑念を持たざるを得ない。

国会閉会中審査での原氏、加戸氏に対する参考人質疑

明日(7月10日)、国会で開かれる閉会中審査で、前川氏のほか、午前の衆議院では、国家戦略特区WGの民間議員で獣医学部の認可の議論にも終始関わってきた原英史氏、午後の参議院では、前愛媛県知事で、今治市商工会議所顧問として、事実上獣医学部新設提案の代理人的役割を果たしてきた加戸守行氏の参考人質疑が行われる。

原氏は、高橋氏が会長を務める「株式会社政策工房」の社長であり、高橋氏と利害を共有する人物である。WGの場で、「挙証責任」という言葉を持ち出したのは原氏であり、高橋氏が早くから「挙証責任」「議論終了」論を主張してきたことに原氏が関わっていることが強く疑われる。「挙証責任」論が、少なくとも、「4条件」の閣議決定の文言や趣旨からは到底導けるものではないことは、既に述べたとおり、石破氏が個人ブログで説明しているところからも明らかだ。原氏は、何故に、無理な「挙証責任」論を展開し、それを極めて近い関係にある高橋氏が、「議論終了」論まで付け加えたのか、それを、特区の担当大臣の山本氏がそのまま「受け売り」したのか。そこには、9月9日の諮問会議での安倍首相の加速的・集中的対応の要請を契機として獣医学部新設問題が動き始めたことを「隠ぺい」しようとする意図が働いているのではないか。私は、今回の獣医学部新設問題での「政策工房」の高橋氏、原氏の動きを見て、東芝の会計不正事件における、会計監査人の新日本監査法人と新日本の監査への対策を指導していたデロイト・トーマツ・コンサルティングの動き(【最終局面を迎えた東芝会計不祥事を巡る「崖っぷち」】)を思い出した。デロイトの指導がなければ、東芝が新日本の会計監査を潜り抜けて、会計不正を継続することはできなかったのと同様に、高橋氏、原氏の動きは、公式の政策立案機関でもある文科省を「岩盤規制保護官庁」と見立て、国家戦略特区における官邸・内閣府で、それを「打破」していくことの原動力になっていたのではないか。

高橋氏は、以前同じラジオ番組に出演した際に、「政策工房という会社では何をされているのですか」と聞いたら、「政策や法律の立案をやっています」と答えていた。「政策・立法」は、これまでは各省庁が行ってきたものだったが、それを「打ち破ること」が彼らの生業のようだ。原氏の参考人質疑では、そのような彼らが、安倍内閣とどのような関係にあり、どのような利益を得て「政策立案」に関わってきたのかも明らかにする必要があるであろう。

また、加戸氏も、今治市での獣医学部新設において、重要な役割を果たしてきた人物である。昨年9月21日の今治市分科会で獣医学部新設が議題になった経緯と、そこでの加戸氏の説明では「ライフサイエンスなどの獣医師の新たな分野」について、何ら具体的な言及がなく、その点は、その後10月17日の京都産業大学のヒアリングで初めて具体的かつ充実した資料に基づく説明が行われた。この時点で、加計学園には、京都産業大学のような「ライフサイエンス」等についての具体的な構想が存在したのか、存在したのであれば、なぜ、分科会で、それを資料化して提示しなかったのか。

そして、膨大な財政負担が生じる今治市での加計学園の獣医学部の新設が、果たして今治市の将来にとってプラスになるのか、加戸氏は愛媛県知事という公職にあった人であり、当然そのあたりのことは、十分に検討し確証をもって、この話を進めてきたはずであるが、加戸氏が強調する「四国で公務員獣医が不足している」という理由が、今治市での加計学園の獣医学部新設の必要性の根拠になるのか。

52年前に、最後に獣医学部の新設が認められた青森県(番組では「秋田」と言ったが、訂正する)の北里大学の現状は、120人定員の卒業生のうち、青森県に残留する者が3人、そのうち公務員獣医師は僅か一人だそうである。

しかも、加計学園が経営する大学の運営に関しては、銚子市での千葉科学大学が、学生が集まらず定員割れの状況になり、銚子市への経済的効果が少ない割に、市に膨大な財政負担を生じさせることになったことの反省を十分に踏まえて今治市での獣医学部新設を進めてきたのであろうか。特に、同じ国家資格取得を目的とする同大学の薬学部では、設立当初の定員150人(その後120人に減員)で、国家試験合格者がわずか二十数名であり、2015年で見ると、出願者87人、受験者40人、合格者25人となっている。受験者が出願者の半分以下ということは、資格取得希望者で合格の見込みがない人間の受験を断念させて合格率を実質的に「水増し」しているとの見方もできる。(【本当に獣医学部設置は妥当?加計学園系列大学(偏差値30台)の薬剤師国家試験合格実績がひどい】)このような事実を踏まえても、本当に今治市で獣医学部を新設することが今治市民の利益になると言えるのか。

明日の参考人質疑では、前川氏に対する質疑に注目が集まるであろうが、原氏、加戸氏の質疑も、国民にとって、そして、今治市民にとって極めて重要である。




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/790.html

記事 [政治・選挙・NHK228] LIVE 🌏 閉会中審査 参院 文科・内閣委員会 連合審査会 <加計問題>参院閉会中審査始まる 前川前次官が出席
LIVE 🌏 閉会中審査 参院 文科・内閣委員会 連合審査会


1 分前にライブ配信開始
2017年7月10日 閉会中審査 参議院 文教科学委員会・内閣委員会 連合審査会
参考人招致
前川喜平前文科次官
加戸守行前愛媛県知事
質疑者
蓮 舫  (民進)14:00〜14:25
櫻井 充 (民進)14:25〜15:00
田村智子 (共産)15:00〜15:15
青山繁晴 (自民)15:15〜15:56
里見隆治 (公明)15:56〜16:20
清水貴之 (維新)16:20〜16:35
森ゆうこ (希望)16:35〜16:50
松沢成文 (無ク)16:50〜17:00


TBS NEWS のライブ ストリーム




前川前次官「加計学園ありき」 地方創生相「新設は適正」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052111000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
7月10日 12時27分 NHK



国家戦略特区での獣医学部新設をめぐって、衆議院の閉会中審査が開かれ、参考人として出席した文部科学省の前川・前事務次官は、新設のプロセスは不透明であり、はじめから学校法人「加計学園」ありきで、背景に総理大臣官邸の動きがあったと指摘しました。これに対し、山本地方創生担当大臣は、獣医学部の新設は、岩盤規制を突破するものだと意義を強調したうえで、新設を検討するプロセスは政府が設けた4つの条件に合致しており、適正だったと反論しました。

国家戦略特区での獣医学部新設をめぐって、衆議院では、閉会中審査となる、文部科学委員会と内閣委員会の連合審査会が開かれ、文部科学省の前川・前事務次官が参考人として出席しました。

この中で、前川氏は、獣医学部の新設の経緯をめぐって「決定のプロセスが非常に不公平で、不透明な部分がある。新設の条件が次々と付く中で、『加計学園』だけが残ることになっており、初めから『加計学園』に決まっていて、プロセスを進めてきたというふうに見える」と指摘しました。

さらに、前川氏は「文部科学省は、『新設のための4条件を満たしていない』と主張していたが、有効な反論がないまま決定された。国民の目からよく見えないところで決定が行われている不明朗さがある」と述べました。

そして、前川氏は、去年、和泉総理大臣補佐官から、獣医学部新設について働きかけを受けたとしたうえで、「仕事を進めるにあたっては、背景に総理大臣官邸の動きがあったと思う」と述べました。

また、前川氏は、「なぜ事務次官在職時に、こうした発言をしなかったのか」と問われたのに対し、「じくじたる思いもあるし、反省もしている。ただ、国民が知らなければ行政のゆがみを是正することもできないという考え方から発言するようになった」と述べました。

これに対し、山本地方創生担当大臣は、「国家戦略特区は、地元が提案してやるもので、国が勝手に決めるわけではない。岩盤規制を突破するには、まず、地域を限定したところでやるしかない」と述べました。

そのうえで、山本大臣は、「獣医師を増やすことは必要なことだが、獣医学部の新設は、52年間もできておらず、地域を限定することによってなんとか突破口を開こうとしているわけであり、国家戦略特区の趣旨に沿う」と述べ、国家戦略特区での獣医学部新設の意義を強調しました。

そして、山本大臣は、新設の決定にあたっては、具体的な需要など、新設を検討する4つの条件に合致していることを、文部科学省や農林水産省との間でも確認しており、決定のプロセスは適正だったと反論しました。

一方、前川氏は、文部科学省が調査で確認できなかったとしている、萩生田官房副長官の関与を示す文書について、「私が事務次官在職中に、担当課からの説明を受けた際に受け取り、目にした文書に間違いない」と述べ、改めて実在する文書だと主張しました。

これに対し、萩生田官房副長官は、文部科学省の常盤高等教育局長と面会したことは認めたうえで、「文書のような発言をした記憶はない」と述べたほか、常盤局長も、「やり取りについて具体的な記憶はない」と述べました。

また、参考人として出席した、国家戦略特区諮問会議のワーキンググループの委員を務める原英史氏は「『加計学園』ありきなどという指摘は全くの虚構であることは、公開されている議事録を見ればすぐにわかることだ。根本的な問題は、獣医学部の新設禁止という規制が正しいかであり、従来のゆがみをただすための取り組みを進めたものだ」と述べました。
菅官房長官は、午前の記者会見で、文部科学省の前川・前事務次官が、文部科学省が調査で確認できなかったとしている、萩生田官房副長官の関与を示す文書を、実在する文書だと主張したことについて、「文部科学省で追加調査を行った結果、存在が確認されなかったという報告を受けている。確認されていないので承知していない」と述べました。

また、菅官房長官は、野党側が、安倍総理大臣も出席して予算委員会でも閉会中審査を行うよう主張していることについて、「いずれにしろ、国会で決めることだ」と述べました。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/791.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「共謀罪」で処罰 いよいよ今夜からスタート! 
「共謀罪」で処罰 いよいよ今夜からスタート!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_168.html
2017/07/10 13:40 半歩前へU


▼「共謀罪」で処罰 いよいよ今夜からスタート!


 東京新聞によると、犯罪の合意を処罰する「共謀罪」法が11日午前零時に施行される。「共謀罪」法の施行で、277もの対象犯罪が実行着手前の計画段階から処罰可能となる。

 合意の察知にはこれまで以上の監視の拡大が必要で、捜査機関はその根拠を得ることになる。 捜査機関の乱用の恐れも指摘される。

 今回、新設されたのは「テロリズム集団その他の組織的犯罪集団による実行準備行為を伴う重大犯罪の計画」を処罰する罪。

 処罰の核となるのは犯罪の計画や合意だ。「組織的犯罪集団」の活動として、2人以上で犯罪の実行を計画し、そのうちの1人でも金品の手配などの準備行為をした場合、全員が処罰される。

 実際に犯罪を実行していなくても、犯罪の実行に合意したことを処罰するため、捜査では、外部からは分からない「心の中で何を考えていたか」を調べることになる。

 計画や合意だけでなく準備行為が行われなければ処罰できないが、準備行為は日常的な行為との区別がつきにくい。

 適用対象は「組織的犯罪集団」となっているが、政府は構成員の周辺者が処罰される可能性も認めている。

 テロとは関係ない環境団体や人権団体でも、捜査機関が「実態を隠しているだけだ」と判断すれば、適用の余地がある。

 277の対象犯罪には、組織的威力業務妨害や組織的強要など、市民団体や労働組合の取り締まりに使われる可能性が排除できない罪が含まれている。実行前に自首すれば、刑が減免される。

 自民、公明両党は6月15日、「共謀罪」法の参院法務委員会での採決を省略した上で、参院本会議での「中間報告」と採決を強行し可決、成立させた。

 学校法人加計学園問題を巡る野党の追及をできるだけ避け、東京都議選への影響を最小限にとどめる狙いだったが、自民は都議選で歴史的大敗を喫した。  (以上 東京新聞)

ここをクリック
あす「共謀罪」法施行 心の中まで市民監視 277罪、計画段階で処罰
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017071090070140.html






















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/792.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 加計問題で閉会中審査 前川前次官「歪められた行政」暴露(日刊ゲンダイ)
 


 


加計問題で閉会中審査 前川前次官「歪められた行政」暴露
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209195
2017年7月10日 日刊ゲンダイ


  
   国会閉会中審査で質問に答える前川前次官(左)と発言する萩生田副長官/(C)日刊ゲンダイ

 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、前川喜平前文科事務次官が初めて国会の議論の場に立った。加計学園ありきで「不公平」「不透明」に行政が歪められた事実を告発。「背景に官邸の動きがあった」と、政権中枢の関与を明言した。

 10日午前の衆院の閉会中審査は、文科委員会と内閣委員会の連合審査会として、第1委員室で行われた。参考人として呼ばれたのは前川氏と国家戦略特区諮問会議ワーキンググループ(WG)委員の原英史氏の2人。前川氏は開始予定時刻の午前9時には入室、官僚時代何度も答弁に立った委員会だけに、落ち着いた様子だった。

 ところが、審議は冒頭から不穏な空気に。いったん、委員長や質問者が席に着いたものの、再び、委員長以下メンバーが離席。民進党議員が質疑の際に掲示するパネルと配布する資料の取り扱いを巡ってモメ、理事会で協議となったためだ。結局、審議は26分遅れで始まった。

 最初の質問者の民進党・福島伸享議員はまず、安倍首相の不在を糾弾。九州豪雨が激甚災害指定となりそうなほどの甚大な被害をもたらしている状況下で、「G20は終了したのになぜすぐに欧州歴訪から帰国しないのか」と追及した。安倍首相はエストニア訪問だけキャンセルして帰国を11日に1日早めたが、福島議員は「まさかこの委員会に出席したくないから帰国しないのか」と疑問を投げかけ批判、安倍首相と昭恵夫人出席の集中審議の開催を求めた。

 加計問題への官邸の関与について問われた前川氏は、「直接の担当は内閣府だが、その背景には官邸の存在があり、和泉洋人首相補佐官がさまざまに動いていたことは、文科省が公開した文書からも明らかだ」と、官邸の関与を明言した。

 また、国家戦略特区の規制改革で獣医学部の新設が認められたことについて、「どこに事業をやらせるか、という穴のあけ方に不公平、不透明な部分がある。初めから加計学園に決まるよう結論までのプロセスが進められたように見える」と、加計ありきで行政が歪められたと断言した。前川氏は終始、冷静な口調だった。

■萩生田副長官は「官邸の意向」発言を全面否定

 委員会には、山本幸三特区担当大臣や文科省の常盤豊高等教育局長も出席して答弁した。

 山本大臣は獣医師の需給について「量や数をはっきり示すことは無理」とトンデモ発言で場を騒然とさせた。ダラダラ発言を続け、委員長(自民党)から「答弁は簡潔に」と注意される場面もあった。

 常盤局長は文科省が公開した昨年10月21日付の文書について聞かれると、萩生田官房副長官とのやりとりについては「記憶にない」を繰り返した。

 前川氏の発言と山本大臣や萩生田副長官の答弁は食い違うばかりで、共産党は前川氏と萩生田副長官、和泉補佐官の3人の証人喚問を求めた。

「特区担当は内閣府だが、背後に官邸の動きがあった。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」――。

 これまでの会見と同様、国会の場でも堂々とした様子でこう訴えた前川氏。あらためて獣医学部新設をめぐり、「(選定の)プロセスが不透明で不公正だと思っている。初めから加計学園と決まっていた」と強調した。

「行政が歪められたとは何か。隠蔽された事実とは」。共産党の宮本岳志議員がこう尋ねると、前川氏は国家戦略特区の規制改革に触れつつ、「(岩盤規制に)穴を開けるかどうかではなく、穴の開け方、穴を通ってどの主体がやるのか。規制緩和の恩恵を受けるのか。その結論に至るまでのプロセスに問題がある。不公平、不透明な部分がある」と答えた。

 獣医学部新設で満たすべき条件である「石破4条件」に照らし、「今治市の提案が合致しているかどうか十分な議論がされていない。不公平で、国民から見えないところで決定された」と訴えた。

 一方で、萩生田光一官房副長官が「首相の意向」を示したとされる文書について、前川氏が「在任中に目にした」と断言したのに対し、萩生田副長官は表情をこわばらせ「このような項目をつまびらかに発言した記憶はない」と全面否定した。









































































































福島伸享(民進)森友・加計学園 前川喜平・前次官の参考人招致で7/10衆院・文科・内閣連合審査会



緒方林太郎(民進)加計学園 前川喜平・前次官の参考人招致で7/10衆院・文科・内閣連合審査会



大串博志(民進)加計学園 前川喜平・前次官の参考人招致で7/10衆院・文科・内閣連合審査会



宮本岳志(共産)加計学園 前川喜平・前次官の参考人招致で7/10衆院・文科・内閣連合審査会







http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/793.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 青山繁晴議員、前川喜平・前事務次官に論破される!青山「鳥インフルで必要」 前川「次元違う話」
青山繁晴議員、前川喜平・前事務次官に論破される!青山「鳥インフルで必要」前川「次元違う話」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17593.html
2017.07.10 16:36 情報速報ドットコム




7月10日の閉会中審査で前川喜平・前事務次官の参考人招致が行なわれましたが、そこで質疑を行った自民党の青山繁晴議員は大半の追求を前川氏に論破される事態となりました。

青山繁晴議員は声を荒げながら、「京産大が選ばれなかったのは当然なんだよ!あなたは現職時代そういう事を理解していたのか?」などと前川氏に詰め寄りますが、前川氏の方は「閣議決定された獣医学部設置四条件に適してるかどうかが問題ですね(閣議決定=内閣府)」と言葉を返します。

更に続けて青山繁晴議員は「鳥インフル等で新しい獣医学部が必要だ」というような発言をするも、再び前川氏に「獣医学部を必要に応じて作るのと、加計学園ありきで国家戦略特区で作るのとは次元の違う話」との論破をされました。

最後の方になると、天下り問題を持ち出して前川氏を批判する言葉を繰り返し、そのまま時間を迎えることになります。







































《加計学園問題 前川前次官を参考人招致》【参議院】〜7月10日 文教科学・内閣連合審査会〜

※1:14:53〜青山繁晴議員質疑。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/794.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 岩盤規制という印象操作 疑獄の核心は国家戦略特区の闇(日刊ゲンダイ)
 


岩盤規制という印象操作 疑獄の核心は国家戦略特区の闇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209154
2017年7月10日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   竹中平蔵氏(左)も安倍首相もやりたい放題/(C)日刊ゲンダイ

 前川喜平前文科次官が勇気ある告発をしたことで火がついた加計問題。官僚のトップまで務めた人物が「行政が歪められた」と口にするのは、よほどのことだ。

 実際、加計学園の獣医学部の新設問題は、何から何まで怪しい。「国家戦略特区」の事業者に選ばれたのも、最初から「加計ありき」だったのは間違いない。

 一連の加計問題でハッキリ分かったのは、いかに国家戦略特区がうさんくさい制度かということだ。

 安倍首相は国家戦略特区について「私が先頭に立ち、ドリルの刃となって岩盤規制を打ち破っていく」などともっともらしいことを口にしているが、なんのことはない、特区を利用して、40年来の“腹心の友”である加計学園の加計孝太郎理事長に便宜を図っただけの話だ。ドリルで開けた穴は、加計学園しか通れないのだからどうしようもない。

 獣医学部の新設が認められた加計学園には、37億円の市有地が無償で譲渡され、学校建設費の半分にあたる96億円のカネが入る。もちろん開校後は毎年、巨額な助成金が交付される。

 友情にあつい“腹心の友”を持った加計理事長は、今頃「ケケケ」と笑いが止まらないに違いない。

 もともと国家戦略特区は、アベノミクスの第3の矢である「成長戦略」の柱として打ち出されたものだ。<地域を限定した大胆な規制緩和を行い、“世界で一番ビジネスがしやすい環境”をつくる>などと喧伝されてきた。しかし、実際には、安倍首相の取り巻きにビジネスチャンスを与える道具になっているのが実態である。慶大教授の金子勝氏(財政学)は、日刊ゲンダイの連載コラムでこう指摘している。

<これまで700以上の「特区」がつくられているが、そこから画期的な新しい産業が生まれた話は聞かない><加計学園による獣医学部の新設を正当化している人たちは、「特区」を岩盤規制に穴をあける突破口だとか、前川喜平前事務次官を「抵抗勢力」だとかいうが、700ある「特区」の実態を知らないか、隠している>

 国民全体の利益になった「国家戦略特区」はほぼ皆無だ。そもそも岩盤規制という言い方が印象操作である。

竹中平蔵も利用する戦略特区

「国家戦略特区」は、薄汚れた利権の巣窟になっている。安倍首相の“お仲間”が、甘い汁を吸っているのが実態である。

 あの竹中平蔵が国家戦略特区の中心にいるのだから話にならない。

 どの地域を「国家戦略特区」に指定するか、どの企業を事業者に認定するか、4人の閣僚と、5人の民間議員で構成されている「諮問会議」がトップダウンで決めている。竹中は民間議員の一人に納まっているのだ。

 許しがたいのは、諮問会議のメンバーでありながら、平然と自分のビジネスに特区を利用していることだ。

 昨年7月、神奈川県の特区で「家事支援外国人受入事業」が規制緩和された。なんとその事業者に、竹中が会長を務めている人材派遣会社「パソナ」が認定されているのだ。それだけではない。農業分野で特区に指定された兵庫県養父市では、竹中が社外取締役を務めるオリックスの子会社「オリックス農業」が参入している。

 中国や北朝鮮じゃあるまいし、審判役の諮問会議のメンバーが、自分の会社に有利になる規制改革を行い、受注するなんてことが、この日本で許されていいのか。いったい竹中は、どういう立場で諮問会議に参加しているのか。学者なのか、経営者なのか。これではやりたい放題である。

「国家戦略特区の正体」の著者で立教大教授の郭洋春氏(経済学)は、こう言う。

「ビジネスをやりたいのなら、竹中さんは諮問会議の民間議員を辞めるべきです。自分の会社の利益のために規制緩和を誘導していると疑われても仕方ないでしょう。利益相反にもなります。そもそも、竹中さんは“規制緩和”を訴え、“自由な競争が日本経済を活性化させる”という立場だったはずです。なのに、実際にやっていることは、立場を利用した『非・自由競争主義者』に見えてしまう。多くの国民は、言っていることと、やっていることが違うと感じているはずです」

  
   国会閉会中審査で参考人として招致された前川前文科次官(中央)/(C)日刊ゲンダイ

「官邸の意向」を頑なに否定する不可解

 いずれにしても、加計問題の核心が、国家戦略特区にあるのは間違いない。

 もし、トップの鶴の一声ですべてを決められる国家戦略特区という制度がなかったら、さすがに安倍首相も加計理事長に便宜を図れなかったはずである。事実「国家戦略特区」ではなく、「構造改革特区」時代は、加計学園の獣医学部新設プランは、15回も蹴られている。

 国家戦略特区と構造改革特区――2つの大きな違いは、「構造改革特区」は地域がアイデアを出して国に提案するボトムアップ型だったのに対し、「国家戦略特区」は上からのトップダウン方式だということだ。だから、安倍首相が「私が先頭に立ち、ドリルの刃となって岩盤規制を打ち破っていく」と胸を張ったのは、ある意味、正しい、その通りである。なのに、なぜ「官邸の意向」だったことを必死に隠そうとするのか。なにか、後ろめたいことでもあるのか。まさか、加計学園の秘書室長が下村博文元文科相に200万円のカネを渡していたことと関係があるのか。あるいは、もっと大きな闇があるのか。文書まで残っているのに「官邸の意向」を隠すのは、どうにも不可解である。

 これ以上、竹中平蔵みたいな男に好き勝手をさせないためにも、国家戦略特区の闇を解明し、制度そのものを潰さないとダメだ。政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。

「国家戦略特区を舞台にして、安倍首相と“特別な関係”にある加計理事長が恩恵を受けるのは、安倍政治を象徴しています。国民全体の利益ではなく、一握りの選ばれた者だけが得をする政治です。アベノミクスも、『トリクルダウンが起こる』などと宣伝していましたが、結局、大企業と富裕層だけが潤い、一般大衆にはいまだに恩恵がない。そもそも、安倍首相の頭のなかには最初から一般庶民はいないのだと思う。都議選の選挙戦の最終日、一般の有権者に向かって『こんな人たちに負けるわけにはいかない!』と発した言葉に安倍首相の政治姿勢がよく表れています。国家戦略特区も、庶民に恩恵をもたらすことはありませんよ」

 国家戦略特区の裏には、深い暗部が広がっている。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/795.html

記事 [政治・選挙・NHK228] <閉会中審査>自民・平井卓也議員が前川氏を個人攻撃!ネット「品格が違いすぎる」「これだから支持を失う」 
【閉会中審査】自民・平井卓也議員が前川氏を個人攻撃!ネット「品格が違いすぎる」「これだから支持を失う」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31912
2017/07/10 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。

























平井議員は完全に「岸田派」からの刺客でしょう。

安倍総理がいない間に「やっちゃえ、やっちゃえ」みたいな感じで。

僕にはそれ以外には考えられません。

清和会(細田派)じゃないんだから、そこまでバカじゃないでしょう。


平井卓也(自民党)《加計学園 前川前次官を参考人招致》【国会 衆議院 文部科学・内閣連合審査会】2017年7月10日























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/796.html

記事 [政治・選挙・NHK228] <沁みる>「ABE IS OVER」がリリース!「ABE IS OVER 遅すぎたけど 終わりにしよう 切りがないから」
【沁みる】「ABE IS OVER」がリリース!「ABE IS OVER 遅すぎたけど 終わりにしよう 切りがないから」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31906
2017/07/10 健康になるためのブログ




歌詞も良いですが、歌もお上手でグッとくるものがあります。聴いているとこんな人がトップの国で「悲しい・情けない・恥ずかしい(自己嫌悪含む)」という感情が湧き出てきて、涙が出そうになります(マジ)。

abe is over


以下ネットの反応。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/797.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 閉会中審査、相も変わらず自民党議員は個人攻撃、そしてひるおび(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/07/post-fb19.html
2017-07-10


今日の閉会中審査は30分遅れで始まったが、素人ならではか
もしれないが、野党の質問は歯切れが悪くて、生ぬるかった。

歯がゆい。

その中で、山本大臣の答弁の酷さは際立っていた。

紙に書いてあるものを早口で棒読みまくし立て、まったく何を言
っているのかさっぱりわからない。

しかも常に偉そうにしていた。態度悪すぎ!

前川氏の答弁は、丁寧に理路整然としていて腑に落ちる答弁
ばかりだったが、なぜ前川氏の発言が見ている方にとても良く
伝わるのだろうか考えてみた。

前川氏は、聞かれたことをほとんど前を向いて自分の言葉で
語っていたが、他の参考人たちはほとんど文章を読み上げる
だけで少しもこちらの心に入ってこない。

私の思いのたけをすべて洗いざらい語ると言っていた、国家戦
略特区ワーキンググループの原という参考人も、文章を持って
来て、文章に書いてある「私の思いのたけを洗いざらい語る」
言葉を読み上げるだけ。

これで、その思いのたけが伝わるとは思えないが。。。

しかも政府側の参考人らしく、自分たちの議論はすべて正しか
ったと言っていた。

やはり人に自分の熱い思いを分かって貰おうと思えば、前川
氏のように自分の言葉で語らないと、伝わるものも伝わらない
と私は思うが。。。。

自民党の議員の質問は、天下り問題で引責辞任をした前川前
次官と言うような印象操作に持って行きたいようで、見ている
人に前川氏の答弁は信用ならないと思わせたいのだろうが、
加計問題と天下りはまったく関係ないから。。。。

そういうところに持ってく所は自民党議員らしいと言えばらしい。

ネチネチ・ネチネチ、個人攻撃みたいなことがお得意のようだ。

証人喚問の際の、籠池氏への個人攻撃を思い出した。

今日のひるおびは、さっそく閉会中審査についての議論になっ
ていて伊藤敦夫と元文科省の寺脇に挟まれて田崎スシローが
出ていたが、嫌になるほど政府への徹底擁護。

伊藤敦夫が言った一言一言、田崎はああでもない、こうでもな
いと反論をしていた。

が、田崎の反論は、両脇の伊藤敦夫と寺脇にことごとく否定さ
れていて、残念だったね(笑)

田崎と、伊藤&寺脇では残念ながら自頭が全然違う。

次は参議院の閉会中審査を見てみよう。

蓮舫の質問で、菅官房長官は前川氏の事を地位に恋々としが
みついていると言っておられますが、どうなんですか?

菅官房長官は、前川氏が3月まで続けさせてほしいと言って
おられますが。


>杉田副長官からそういう報告を受けている。

>だから地位に恋々としがみついていると思った。


前川
>まったくそのような事はありません

菅官房長官の誹謗中傷とも取れる答弁にものすごく腹が立っ
たのだろう、定年延長とか、3月までいさせて欲しいと菅が語
ったくだりを、前川氏は、今までと違って早口になり、何の文
書も持たず、ものすごく丁寧に詳細に強く反論をしている。

菅の姿勢とは大違いで、すべて正直に話していると感じる前
川氏の真摯な姿勢は誰もが応援したくなるだろう。

自民党の質問者は青山繁晴で、後ろ姿・横顔しか見えなかっ
た。

なんであんな変則的な姿勢を取るのだろう、そればかり気にな
った。

愛媛県前県知事は既得権益側の発想で語っていたが、見る
方向が違うとまったく違う答弁になる見本みたいなものだった。
獣医師界を抵抗勢力だと語っていたが、総合的に見て、前川
氏の圧勝だと私は思った。

冷静な理路整然とした語り口で、多くの人の胸にすとんと落ち
る、これはまねできない。

そして衆議院でも参議院でもわかったことは、この問題のキー
マンは和泉補佐官だと言う事で、この人抜きでは真相が分か
らないと言う事だった。



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/798.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 森ゆうこ議員、菅官房長官の「面会記録廃棄」に激怒!「国民をバカにするのいい加減にして!なぜ、官邸は確認できない!」


森ゆうこ 加計学園【全17分】7/10 参院・文教科学・内閣連合審査会































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/799.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 体験踏まえ 強い懸念示す(共謀罪で市民運動即逮捕?!)
一般市民は捜査対象で無い、と「印象操作」しながら、疑われれば一般市民でなくなる、と言う「共謀罪」別名「デモ等準備罪」。
最も初めに問題になるのは恐らく中央政府から見捨てられた琉球だろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
体験踏まえ 強い懸念示す
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/07/10091217051843.shtml
(*写真)「『共謀罪』法は大衆運動を弾圧する」と語る山城議長=長崎市上町

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などへの抗議活動で逮捕され、長期勾留された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)が9日、長崎市内で講演。11日に施行される「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法について、自身の体験を重ねながら「大衆運動を弾圧する法律だ」と強い懸念を示した。

 山城議長は辺野古移設に反対する市民運動のリーダー的存在。昨年10月、米軍北部訓練場(同県東村など)のヘリコプター離着陸帯建設に対する抗議活動で、沖縄防衛局が設置した有刺鉄線を切ったとして器物損壊容疑などで逮捕・起訴され、約5カ月間勾留された。現在公判中。一連の事件でグループの他のメンバー7人も逮捕された。

 講演によると、警察・検察の取り調べでは黙秘権を主張したが、「○○はどうだ」などと再三供述を迫られた。時には「ひきょうだ」となじられ、暗に抗議活動をやめるように仕向ける言葉も浴びせられた。勾留中、家族との接見や身の回り品の差し入れも許されなかったという。

 「仲間の逮捕がどこまで広がるのか恐怖だった。『共謀罪』法は犯罪の実行行為がなくても逮捕できるとんでもない法律。発動させないようにあらゆる手を尽くし、廃止に持ち込むべきだ」と訴えた。取材に対し「共謀罪法を先取りしたようだった」と自らの事件を振り返った。

 講演会は県平和運動センターなどでつくる実行委主催。約200人が参加した。

 これに先立ち山城議長は、県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設予定地を訪れ、反対派の住民らと意見交換。「権力で住民を排除するやり方は辺野古と同じ。反対者を公共事業を理解しない悪者に仕立てようとしている」と述べ連帯を呼び掛けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
・関連:
□沖縄・高江で共謀罪の予行演習 写真家デッチあげ逮捕(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/380.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 07 日 23:15:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/800.html

記事 [政治・選挙・NHK228] NHKの内閣支持率が急落 過去最低の35%! 
NHKの内閣支持率が急落 過去最低の35%!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_174.html
2017/07/10 21:10 半歩前へU


▼NHKの内閣支持率が急落 過去最低の35%!


 NHKの世論調査。安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査より13ポイント下がって35%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、12ポイント上がって48%と逆転した。

 「アベさまのNHK」でこの有様だから、国民の「安倍離れ」は本物だ。

 理由は国民を愚弄した安倍晋三の政治姿勢だ。

 同時に、取り巻きの、閣僚どもの不誠実極まりない国会答弁。

 防衛相の稲田朋美に代表される無責任発言など、「掃き溜め政権」の一連の言動に対する国民の反発、怒りと言える。



内閣支持率35%で最低水準 NHK世論調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
7月10日 19時01分 NHK





NHKの世論調査によりますと安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査より13ポイント下がって35%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、12ポイント上がって48%でした。

調査方法が異なるため単純に比較はできないものの、「支持する」は、第2次安倍内閣発足以降、最低の水準となり、「支持しない」が「支持する」を上回ったのは、安全保障関連法の審議が参議院で行われていたおととし8月の調査以来です。

NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた、固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2253人で、55%にあたる1233人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査より13ポイント下がって35%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、12ポイント上がって48%でした。

調査方法が異なるため単純に比較はできないものの、「支持する」は、第2次安倍内閣発足以降、最低の水準となり、「支持しない」が「支持する」を上回ったのは、安全保障関連法の審議が参議院で行われていたおととし8月の調査以来です。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が44%、「実行力があるから」が19%、「支持する政党の内閣だから」が16%でした。

逆に、支持しない理由では、「人柄が信頼できないから」が44%、「政策に期待が持てないから」が29%、「他の内閣の方が良さそうだから」が8%となっています。

日本とEU=ヨーロッパ連合がEPA=経済連携協定の交渉でEU側が、日本の乗用車の関税を7年で撤廃するほか、日本側が、ヨーロッパのソフトチーズに一定の枠を設けて15年かけて関税を撤廃することなどで、大枠合意したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が9%、「ある程度評価する」が50%、「あまり評価しない」が21%、「まったく評価しない」が4%でした。

北朝鮮は、今月4日、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、ICBM=大陸間弾道ミサイルの初めての発射実験に成功したと発表しました。安倍総理大臣は、北朝鮮の脅威が、さらに増していることを示すものだと述べています。

こうした北朝鮮の動きに不安を感じるか聞いたところ、「大いに不安を感じる」が46%、「ある程度不安を感じる」が38%、「あまり不安を感じない」が9%、「まったく不安を感じない」が3%でした。

安倍総理大臣が、アメリカのトランプ大統領や韓国のムン・ジェイン大統領と日米韓の首脳会談を行い、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択を目指すなど、3か国が連携して圧力を強化していくことで一致したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が26%、「ある程度評価する」が43%、「あまり評価しない」が18%、「まったく評価しない」が5%でした。

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、安倍総理大臣が、行政がゆがめられたことは一切ないと説明していることについて、これまでの説明に納得できるか聞いたところ、「大いに納得できる」が3%、「ある程度納得できる」が16%、「あまり納得できない」が33%、「まったく納得できない」が40%でした。

「加計学園」の問題などをめぐって、野党側が、臨時国会の速やかな召集などを求めているのに対し、与党側が、現時点では必要なく、総合的に判断したいとしていることについて、臨時国会の速やかな召集などが必要か聞いたところ、「必要だ」が47%、「必要ではない」が20%、「どちらとも言えない」が26%でした。

稲田防衛大臣は、さきに選挙の応援演説で、「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と投票を呼びかけ、野党側が、自衛隊の政治利用だなどとして辞任を求めているのに対し、稲田大臣は、発言を撤回し、辞任しない考えを示しています。稲田大臣は辞任すべきか聞いたところ、「辞任すべき」が56%、「辞任する必要はない」が16%、「どちらとも言えない」が21%でした。


各党の支持率 NHK世論調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052881000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
7月10日 19時20分 NHK



各党の支持率は、自民党が30.7%、民進党が5.8%、公明党が4.1%、共産党が3.3%、日本維新の会が1.2%、自由党が0.5%、社民党が0.3%、日本のこころが0.2%、「特に支持している政党はない」が47%でした。































http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/801.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「安倍内閣は退陣を」新宿に「8000人」集う(地デジは国内デモは報じず。)
 対象も曖昧で幾らでも恣意的運用可能な故、「平成の治安維持法」と評される「テロ等準備罪」こと「共謀罪」。
 一般市民は対象となる事はない。というなら市民運動は委縮する事は無いが。
ーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
「安倍内閣は退陣を」新宿に「8000人」集う
2017年7月9日 23:27
https://ryukyushimpo.jp/

*(画像)安倍政権の退陣を求めて繁華街を行進するデモの参加者たち=東京・新宿で2017年7月9日午後6時15分、後藤由耶撮影

 ◇「安倍政権に退陣を求める緊急デモ実行委員会」が主催
https://ryukyushimpo.jp/archives/mainichi/20170710k0000m040077000c.jpg

 「共謀罪」の成立要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が11日に施行されるのを前に、東京・新宿で安倍内閣の退陣を求めるデモ行進と集会があった。主催した「安倍政権に退陣を求める緊急デモ実行委員会」によると約8000人がデモに参加し、集会では大学教授や国会議員、市民団体の代表などが同政権の一連の政治姿勢を批判した。

 デモに参加した会社員の女性(32)は「安倍首相の強引なやり方が腹立たしくて今日は参加した。同じような思いの人が他にもたくさんいて、それが先日の都議選の結果にも表れていると思う」と話した。【丹治重人】

(毎日新聞)

ーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)



http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/802.html

記事 [政治・選挙・NHK228] そこまで委員会 産経・阿比留氏「東京新聞は編集局長から”とにかく安倍を叩け”と指令が出た」東京・佐藤氏「聞いたことがない
【そこまで委員会】産経・阿比留氏「東京新聞は編集局長から”とにかく安倍を叩け”と指令が出た」東京・佐藤氏「そんな指令は聞いたことがない(笑)」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/31902
2017/07/10 健康になるためのブログ












以下ネットの反応。



















阿比留氏は相変わらずですね。

昨日一瞬だけテレビで観ましたが、産経と読売ペア、朝日と毎日ペアで座らされてました。

産経と一緒に座らされている読売の橋本氏の表情が何とも言えませんでしたww


そこまで言って委員会NP 「前半」「高画質」2017年 7月9日

そこまで言って委員会NP 「前半」「高画質」2017年... 投稿者 nanpuu1960-0618


そこまで言って委員会NP 「後半」「高画質」2017年 7月9日

そこまで言って委員会NP 「後半」「高画質」2017年... 投稿者 nanpuu1960-0618






http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/803.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 加計学園問題が、安倍首相自身の命取りになる。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201707/article_9.html
2017/07/10 21:07

内閣支持率が、各社から出そろった。自民に近い読売、NNNの支持率が、朝日並みに低下した。自民のご用達の読売の下落率も13%で、不支持率も10%以上下落した。もう、誤魔化せないほど低下した。( )内の数字は、前回調査からの差分を表す。


         内閣支持率  不支持率      
読売新聞    36%(-13)    52%(+11)  
NNN      31.9%(-7.9)   49.2(+7.4)  
朝日新聞    33%(-5)     47%(+5)   
NHK       35(-13)     47%(+12)  
平均      34%        49%

この減少した理由は、明らかに森友学園に続いて、加計学園の疑惑から生じている。支持率の減少率が著しい。ここまで来れば、つるべ落としで落ちていく。大臣たちのチョンボで低下しているというよりは、安倍首相本人が低下させている。安倍首相が逃げまくる、否定するほど、支持率が下がる。

この加計学園の問題を証言するために、前川前文科事務次官が閉会中審査に参考人証人として証言した。この中で、前川氏は、加計学園ありきで「不公平」「不透明」に行政が歪められたと述べた。この動きの背後に官邸の動きがあったと述べた。総理意向として政権中枢の関与を明言した。

特に、総理の意向を各省へ仲立ちしたのは、「和泉首相補佐」であることをはっきり述べた。和泉氏は特区制度に詳しく、各省庁の誰を動かせば旨く行くかを熟知していると述べた。民進の櫻井議員も和泉氏の有能さを認めており、菅官房長官にも和泉氏の有能さを認めさせた。

もう一つ、印象に残ったのは、菅官房長官は前川氏が引責辞任するに当たって、地位に恋々したと述べたことに対して、前川氏はきっぱりと否定したことだ。菅氏は杉田内閣官房副官房からはっきりと聞いたと述べたが、前川氏はそれをはっきり否定した。この放映光景を見た国民は、前川氏の証言の方が正しいということがわかる。明らかに政府側の報道操作である。

さらに、前川氏は、この問題を解明するには、私を含めて文科省の筋を追及してもダメで、和泉首相補佐、加計理事長、今治市長を呼ばなければならないと述べた。これは本質である。

本審査の後の官房長官の記者会見では、今回全く新しい話はないと述べた。竹下国会対策委員長も新事実はないから、これ以上の審議はいらないような話をしていた。

しかし、自民がこの問題を拒否し、隠ぺいする程、支持率が下がることを知らなければならいのだ。結局、この問題は、内閣を改造したくらいで沈静化はなく、安倍首相の命取りとなることを覚えておいた方がいい。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/804.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍晋三の「人柄が信頼できないから」不支持! 


安倍晋三の「人柄が信頼できないから」不支持!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_175.html
2017/07/10 21:28  半歩前へU


▼安倍晋三の「人柄が信頼できないから」不支持!
NHKの世論調査。

 安倍内閣を「支持する」35%に対し、「支持しない」が48%と逆転した。

支持しない理由は、
 「人柄が信頼できないから」が44%と断トツだった。

 次いで「政策に期待が持てないから」が29%、

 「他の内閣の方が良さそうだから」が8%となっている。

 不支持の理由の「人柄が信頼できない」は、

 きのう言ったことを、今日、平気でウソをつく性格。

 一度として「丁寧な説明」(安倍本人の言葉)をせず、質問にも応えず、野党攻撃に終始する態度。

 人事で官僚に圧力をかけ、森友疑惑や加計疑惑「隠し」に協力させる国政の私物化。

 総理席から「早く知ろ!」などと、およそ首相にあるまじきヤジを平気で飛ばす品性の下劣さ。

  などなどが影響している。


※画像クリック拡大















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/805.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 閉会中審査でネトウヨ自民党議員たちが前川前次官に卑劣な質問浴びせるも次々返り討ちに! 逆に詭弁と嘘を暴かれる醜態(リテラ
          
              「参議院インターネット審議中継」より


閉会中審査でネトウヨ自民党議員たちが前川前次官に卑劣な質問浴びせるも次々返り討ちに! 逆に詭弁と嘘を暴かれる醜態
http://lite-ra.com/2017/07/post-3305.html
2017.07.10 閉会中審査で自民党が前川から返り討ち リテラ


「はじめから加計学園に決まるようにプロセスが進んだように見える。非常に不合理な意思決定だった」
「背景に首相官邸の動きがあったと思う。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」

 本日行われた閉会中審査に参考人として出席し、あらためて、官邸主導で国家戦略特区の獣医学部新設が「加計学園ありき」で進められたのかを告発した前川喜平前文部科学事務次官。前川氏は和泉洋人首相補佐官より「総理は自分の口からは言えないから私が代わりに言う」として、獣医学部新設の迅速な対応を求められてきた事実を証言し、「(規制の)穴の開け方に不透明さがある」と言及した。

 紙資料など一切持たず、まっすぐ前を向いて淡々と、しかし理路整然と答弁席に立った前川氏。その一方、またも露わとなったのが、安倍政権の醜い答弁や個人攻撃の数々だ。

 そもそも、肝心要の安倍首相は災害対応のために外遊日程を切り上げ帰国を決定したものの、なんと閉会中審査が終わった明日11日に帰国するという姑息な手段に出たが、それだけではなく与党は、きょうの閉会中審査における和泉首相補佐官と木曽功前内閣官房参与の参考人招致を拒否。また、加計孝太郎理事長と安倍首相が仲良くグラスを傾ける様子を昭恵夫人がFacebookに投稿した例の「男たちの悪巧み」写真や、野党が入手した資料などの配付資料に与党の委員会理事が出すなと拒否し、審議の開始時間がずれ込む事態に。

 さらに、いざ審議がはじまっても、山本幸三地方創生相は数分間にわたって官僚がつくったであろう手元の紙を読み上げ、野党の質問時間を削ったかと思えば、「なぜ獣医学部の需給が明らかではないのに押し切ったのか」という質問に、「需給の数とか量をはっきり示すのは無理」などと言い出す始末。つまり、内閣府のトップが「石破4条件なんか関係あるか」と投げ出してしまったのだ。

 これだけでも唖然とさせられたが、もっと酷かったのは、質問を行った自民党議員たちだ。

 まず、衆院で質問に立った平井卓也議員は、「文書を流出させたのは前川さんか?」と尋ね、前川氏は回答を差し控えた。すると平井議員は「自分ではないと答えられないのか」などと責め立てた。

 平井議員といえば、ネトウヨの巣窟とされるネットサポーターズクラブ、通称「ネトサポ」の代表で、2013年に行われたニコニコ生放送の党首討論会では福島瑞穂議員の発言中に「黙れ、ばばあ!」と書き込んだことが発覚したこともある人物。そんなネトウヨ脳では前川氏が守ろうとする公益通報者の保護の意味などわかるはずもないのだろうが、そのあとも平井議員は前川氏を個人攻撃。

 たとえば、獣医学部の定員抑制の告示が53年間も変えられなかった点を、前川氏は「告示を見直すことは政策論としては妥当だが、18歳人口、ペットや産業動物が減少するなかでは議論が必要」とごく当たり前の見解を示し、加計学園ありきの決定プロセスの不透明さを問題だとしたが、平井議員はその弁を「話のすり替えだ」と攻撃。さらには、定員抑制は「天下りと関係しているのでは?」と質問したのだ。

 一体、どっちが話をすり替えているんだかと言いたくなるが、極めつきは、平井議員が言い放った、こんな言葉だ。

「前川さんはつねに立派な答弁されていますが、どう考えても自分が都合が悪くなるとノーコメントの部分もありますし、よっぽど自分を大切にされるんだなというふうにも思います」

 どの答弁や質問を聞いても「自分を大切にしている」のは安倍政権側にしか思えないが、同じようにゲスさ全開で質問を行ったのは、自民党の青山繁晴議員だ。

 青山議員についてはツッコミどころが満載すぎるため、追って別稿をお届けする予定だが、やはり青山議員も「既存の学校を守ろうとする姿勢と天下り問題は密接に繋がっている。日本の闇だ」などと言い出した。だが、この質問に対して前川氏は、「今治市における獣医学部新設と天下り問題を結びつけて議論するのはおかしい」とし、こうつづけた。

「仮に結びつけるのであればですね、具体的な事例は木曽理事の問題です。木曽理事はたしかに私の先輩で、内閣官房参与の身分をもったまま加計学園の理事になっておられまして、そのふたつの肩書きをもった状態で私のもとにおいでになり、加計学園の獣医学部新設に向けて働きかけをされたと。こういうOBによる現役に対する働きかけこそ、いわゆる天下り問題の、弊害のひとつの端的な例だと思っておりますが、私は木曽理事の働きかけをもって何らかの政策判断に影響させるというようなことはいたしませんでした」

 天下り問題をもって前川氏があたかも既得権にしがみついていた卑しい人間だと印象づけようとしたら、官邸側の卑しい実態を指摘されてしまう。──完全に青山議員は前川氏に言い負かされてしまった格好で、これぞ「論破」というものだろう。

 しかし、下卑た質問をしながら返り討ちにあったのは、青山議員だけではない。共謀罪審議では「委員長、もういいでしょう!」などと叫んで動議を促し、採決に導いた“自民党の別働隊員”たる丸山穂高・日本維新の会議員は、前川氏に出会い系バー通いについて質問。「会見で国家権力とメディアの関係性に不安を覚えると言っていたが、女性の貧困の実地調査という言い訳について、地域を回っていると『あの言い訳ないんとちゃいますか?』と言われる」などと口にした。だが、前川氏は、「実地調査というのは適切ではなかったかもしれない」としつつ、「個人的な行動がどうして全国紙で報道されるのか」「私は官邸と読売新聞の記事は連動していると主観的には感じた。そういったことが私以外にも行われて、横行しているとしたら看過できない問題」と答弁。丸山議員が蒸し返そうとした出会い系バー問題だったが、前川氏はその問題の本質にある現在の権力の恐ろしさをあらためて突きつけたのだった。

 前川氏のロジカルかつ一貫性のある答弁とは対照的に、卑しさが滲み出てしまった安倍官邸および応援団による発言。いや、それどころか、“味方”として参考人招致したはずの加戸守行・前愛媛県知事から、とんでもない発言まで飛び出してしまったのだ。

 既報の通り加戸前知事は、安倍首相肝いりの諮問機関・教育再生実行会議のメンバーであり、国家戦略特区会議の今治市分科会にも参加。安倍首相の息がかかった人物であり、加計学園の獣医学部新設に骨を折ってきた人物であるわけだが、きょうの答弁では自身のことを「(加計学園獣医学部新設の)応援団」「私は加計ありきではありません」と言い、こう熱弁を振るった。

「加計学園がたまたま、愛媛県会議員の今治選出の議員と加計学園の事務局長がお友だちであったから、この話が繋がれてきて飛びつきました。これはダメなんでしょうか? お友だちであればすべてダメなのか」

 加戸氏は美談調で語ったが、これはたんなる縁故主義で、こういった縁故を優先させる感覚を当然と考えることが、「“腹心の友”に便宜を図ったのでは」「安倍晋三記念小学校に特別な計らいをしたのでは」という一連の疑惑の根底にはある。これでは味方が内幕の意識を暴露したようなものではないか。

 このように、安倍政権サイドの醜態がまたも表れた閉会中審査だったわけだが、当然ながらこれで幕引きにはできない。

 現に、きょうは加計孝太郎理事長が自民党岡山県自治振興支部の代表を務め、加計学園が運営する英数学館岡山校を所在地としていた問題について、家賃を払っていなければ寄付となるため政治資金規正法の記載義務違反が疑われることを指摘。加計理事長の国会招致の声があがった。前川氏がこの問題の官邸側の中心人物とみる和泉首相補佐官の招致も当然だろう。

 そして、誰よりも審議に参加しなければならないのは、安倍首相だ。安倍首相は国会が閉会して以降も「獣医学部を全国展開する」などとちゃぶ台をひっくり返すような問題発言を行ったかと思えば、外遊を理由に審議の場から逃亡してしまったが、国家戦略特区の最高責任者であり疑惑の当事者は安倍首相なのである。

 前川氏は、参考人ではなく偽証罪に問われる証人喚問でも出席すると言っている。安倍首相も、国会でお友だちである加計理事長と一緒に徹底した追及を受けなければ、まったくフェアではないだろう。

(編集部)





http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/806.html

記事 [政治・選挙・NHK228] “逃亡”すればするほど安倍への疑惑が深まる! 
“逃亡”すればするほど安倍への疑惑が深まる!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_177.html
2017/07/10 22:21 半歩前へU


▼“逃亡”すればするほど安倍への疑惑が深まる!


 前文科事務次官の前川喜平が働きかけを受けたと証言した首相補佐官の和泉洋人や内閣官房参与(当時)の木曽功の出席を与党は拒否した。

 欧州歴訪の旅を続ける安倍晋三も出席しておらず、安倍政府と自民党は加計疑惑の解明にカギをかけ封印したままだ。(敬称略)

 G20はとっくに閉幕した。九州ではゲリラ豪雨で未曽有の被害を出しており、いまだに住民が孤立、救出を待っている。

 のんびり旅などしている場合ではない。踵を返しておっとり刀で帰国するのが政治家の常識だ。

 ヨーロッパで時間つぶしをしているのは、閉会中審査で加計疑惑の追及から逃げるためだ。安倍は「問題などどこにもない」と繰り返す。ならば、堂々と、国会の場に出てきて“潔白”を証明すればいい。どうして逃げ隠れするのか?

 国民の血税を湯水のように浪費して、欧州で物見遊山の旅を続けるのか?閉会中審査に主役が留守してどうする?

 “逃亡”すればするほど安倍への疑惑が深まるだけだ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/807.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 戦後政治史に残る安倍首相の「秋葉原演説」! 
戦後政治史に残る安倍首相の「秋葉原演説」!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_176.html
2017/07/10 21:57 半歩前へU


▼戦後政治史に残る安倍首相の「秋葉原演説」!


 「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」―。東京・秋葉原で7月1日、安倍晋三首相が今回の東京都議選を通じて実施した最初で最後の街頭演説。

 「帰れ」「辞めろ」コールを浴びた首相はこう言い放った。「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」

毎日新聞は言った。
 恐らく戦後政治史に残るであろう「秋葉原演説」。

 演説をずっと黙って聞いた高齢者が、「こんな人ってなんだ。都民だ、国民だ」と、国民蔑視の安倍の姿勢に怒りを露わにしていたという。

 「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」発言についての、ネットの反応を拾った。(以下は原文のまま)

▼安倍総理の脳内にこびりついた「自分を批判する人々は非国民」の妄想がもたらした致命的な暴言!
「最初で最後の街頭演説」でも壮大に有権者の怒りを買い、「醜い本性」を曝け出す!

▼安倍晋三氏の政権の最大の罪は、加計でも森友でも山口でもなく、国民の心を、深いところで分断しようとしたことである。

▼安倍総理は、今の大きな国民からの怒りの声にも全く耳を貸そうともしていないどころか、こうした声を全て「敵対勢力」と見なしている実態がこれでまたバレバレになったわけね!
改めて、やっぱり、この総理は今までで最も危険で、総理どころか政治家にしては絶対にダメな人間だということが良く分かったわ!

▼ボクも、心の中では常に「大嘘つき&国民を心底バカにしている安倍はやめろ!」の気持ちで一杯だから、ボクも安倍総理からすれば「こんな人たち」の一員になってしまうんだろうけど…これこそ、共謀罪を強行成立させたその本音と、安倍総理の”脳内”を全て表した暴言だと言えるだろう。



都議選前日ようやく表に姿を現した安倍総理を待っていたのは「やめろ!」「帰れ!」の嵐!怒れる聴衆の中には森友・籠池氏の姿も!安倍総理は市民を指差し「こんな人たちに負けない」逆上! 17.7.1





http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/808.html

記事 [政治・選挙・NHK228] <閉会中審査> 安倍晋三がいないことで、お仲間の醜悪さが丸出しだよ 
【閉会中審査】 安倍晋三がいないことで、お仲間の醜悪さが丸出しだよ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e7835c55385fab03613f56694fe5cfda
2017年07月10日 のんきに介護


Naoko‏ @konahiyoさんのツイート。



具体的な収穫としては――、

まず、

ⓘⓣⓞ‏
@kentaro_s1980さんのツイート。





















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/809.html

   

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