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2017年7月13日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK228] 本日は大橋巨泉の一周忌…巨泉が遺した安倍政権への批判の声と平和への思いを改めて耳を傾けろ!(リテラ)
          
              大橋巨泉オフィシャルウェブサイトより


本日は大橋巨泉の一周忌…巨泉が遺した安倍政権への批判の声と平和への思いを改めて耳を傾けろ!
http://lite-ra.com/2017/07/post-3311.html
2017.07.12 一周忌、大橋巨泉が遺した安倍政権批判 リテラ


本日は、テレビ司会者など多くの分野で活躍した大橋巨泉氏の一周忌となる。

 大橋氏といえば、『11PM』(日本テレビ)や『クイズダービー』(TBS)、『世界まるごとHOWマッチ』(MBS)といった数々の名物番組で司会をこなし、日本のテレビ史に多大な功績を残したタレントだが、晩年の彼が体調不良を押してでも発信しようと努めていたのが、安倍政権批判のメッセージだった。

大橋氏は「週刊現代」(講談社)の連載「今月の遺言」を舞台に、国民の自由を為政者の都合の良いように制限させ、日本を戦争ができる国に変えようとしている安倍晋三の政治信条を危険視する主張を綴った。

 亡くなる直前、体調不良を理由にした連載の最終回では、こんな思いまで書いている。

〈このままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい〉

 本サイトでは、戦争を実際に体験している世代の彼が、いかに戦争を憎み、そして、戦争放棄を謳った日本国憲法を大事に思っていたかを紹介した記事を掲載したことがある。ここに再録するので是非読んでほしい。

 大橋氏の逝去から一年。安倍政権を取り巻く環境は激変したが、支持率が下げ止まらない現在でも改憲への意向を取り下げる気配はない。今後、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪の国会審議で繰り返されたような強権的な国会運営で憲法改正論議を進めようとする可能性も大いにある。

 だからこそ、いま改めて大橋氏の声に耳を傾けることには大きな意味があるはずだ。
(編集部)

********************

 以前より体調の悪化を心配されていたタレント・司会者の大橋巨泉氏が、今月12日に急性呼吸不全で亡くなっていたことが明らかになった。82歳だった。

 本サイトでも以前、紹介したように、巨泉氏は「週刊現代」(講談社)7月9日号掲載の連載コラム「今週の遺言」最終回で、すでに病が身体を蝕んでいることを綴っていた。だが、それでも巨泉氏は〈このままでは死んでも死にきれない〉と綴り、直後に迫った参院選について、読者にメッセージを送っていた。

〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉

 まさに、このメッセージが巨泉氏にとってほんとうに最後の遺言となってしまったわけだが、しかし、ワイドショーやニュース番組はこの巨泉氏の遺言をことごとく無視。ベテラン司会者としての仕事を紹介するに留め、『報道ステーション』(テレビ朝日)でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍首相について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだ。

■新自由主義的な価値観が日本に根づくことを憂慮していた大橋巨泉

 たしかに、『11PM』(日本テレビ)や『クイズダービー』(TBS)、『世界まるごとHOWマッチ』(MBS)といった人気番組の司会を数々こなし、一方でお茶の間ロックやアングラ演劇などのサブカルチャーをテレビにもち込んだり、クイズバラエティを定着させたりといった巨泉氏の功績が大きいのは言うまでもないが、最後の遺言にも顕著なように、巨泉氏は自民党の強権性にNOの姿勢を貫きつづけた人であった。テレビはそこから目を逸らしたのだ。

 巨泉氏といえば、民主党議員だった2001年に、アメリカの同時多発テロを非難し「アメリカを支持する」との国会決議に民主党でたった1人反対、戦争へ向かおうとする姿勢を断固拒否したエピソードが有名だが、すでにセミリタイア状態だった巨泉氏が政界へ進出しようとしたのは、そもそも当時人気絶頂だった小泉純一郎首相の進めようとする国づくりに対する危機感があった。

 周知の通り、小泉首相は新自由主義的な政策を押し進め、この国は弱い者にとって非常に生きづらい国になってしまった。巨泉氏は「週刊現代」の連載コラムで小泉政権がつくったこの国の在り方をこう批判している。

〈冷戦終了以降、アメリカ型の新自由主義経済がわがもの顔の現在、それに歯止めをかける思想や組織の存在は必須なのである。でないと「負け組」や「新貧困層」が拡大し、その中からテロリズムが増殖するのである。(中略)小泉やハワードが目指しているのは、「強者の論理」でくくる社会。自由主義経済なればこそ、弱者のための政党や組合は必要なのだ。何万人とリストラする大企業に対し、個人でどう戦うのかね!?〉(「週刊現代」05年12月10日号より)

 周知の通り、その後、巨泉氏は議員を辞職し、再びセミリタイア状態に戻る。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを転々とする悠々自適な生活を送るのだが、第二次安倍政権の時代に入ると再び社会的なメッセージを発信するようになっていく。それは、安倍首相は経済を最優先にすると口当たりのいいことを言っているが、その本音は憲法を変えて国民から権利を奪い、日本を再び戦争ができる国へと戻そうとしていることを見抜いていたからだ。

■安倍首相が「経済優先」を謳う真の目的について大橋巨泉は警鐘を鳴らす

〈彼にとって「経済」はムードを煽る道具に過ぎず、本当の狙いは別のところにあるからだ。(中略)
 安倍は先日、「国づくり」に関する有識者会議で、「ふるさと」や「愛国心」について熱弁をふるった。曰く、「日本人は生れ育った地を愛し、公共の精神や道徳心を養って来た。ふるさとをどう守ってゆくかを考えて欲しい」。見事なウソツキと言う他ない。(中略)
「公共の精神や道徳心」を強調することで、現憲法が保障してくれている、「個人の権利(人権)」に制限を加えたくて仕方がないのだ。それでなくても「知らしむべからず」なのに、もっと制限を加えて、政権の思う通りにあやつれる国民にしたいのである。そのためには現在の憲法が邪魔なので、これを改正するために、まず人気を取り、その勢いで改正してしまおうという訳だ。(中略)
 そもそも憲法とは、国民が守るの変えるのという法律ではない。国家権力(時の政府)の公使を制限するためにあるものだ。軍部が暴走して、数百万人の国民の命を奪った戦前戦中のレジームへのタガとして現憲法は存在する。それを変えて戦前への回帰を計る現レジームは、禁じ手さえ使おうとしている。止めようよ、みんな〉(「週刊現代」13年5月4日号より)

 巨泉氏はさらにこのようにも語っている。

〈ボクの危惧は、4月にウォール・ストリート・ジャーナルに、麻生太郎副総理が述べた言葉によって、裏うちされている。麻生は「参院選で安倍政権が信任された時、首相の関心はおそらく経済から教育改革と憲法改正に向うだろう」と言っていた。要するにボクの持論通りなのだ。“経済”とか“景気”とかいうものは、あくまで人気(支持率)を高めるための道具であり、本当の目的は教育と憲法を変えて、「強い日本」をつくる事なのである。この鎧を衣の下に隠した、安倍晋三は恐ろしい男なのだ〉(「週刊現代」13年6月22日号)

 しかし、巨泉氏の警告も虚しく、「アベノミクス」を釣り餌に圧倒的な議席数を獲得した安倍政権は横暴な国会運営を開始。周知の通り、昨年はまともな議論に応じず、国民の理解を得られぬまま安保法制を強行採決させてしまった。

 そんな状況下、巨泉氏は「週刊朝日」(朝日新聞出版)15年9月18日号で、自身の戦争体験を語っている。1934年生まれの彼が実際にその目で見た戦争は、人々が人間の命をなにものにも思わなくなる恐ろしいものだった。それは安倍政権や、彼らを支持する者たちが目を向けていない、戦争の真の姿である。

■大橋巨泉は自身の戦争体験を語り、戦争反対を表明し続けた

〈何故戦争がいけないか。戦争が始まると、すべての優先順位は無視され、戦争に勝つことが優先される。昔から「人ひとり殺せば犯罪だけど、戦争で何人も殺せば英雄になる」と言われてきた。
 特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、戦争になっても生命の大事さは重視される。捕虜になって生きて帰ると英雄と言われる。日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。いったん戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。
 それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている。
(中略)
 ボクらの世代は、辛うじて終戦で助かったが、実は当時の政治家や軍部は、ボクら少年や、母や姉らの女性たちまで動員しようとしていた。11、12歳のボクらは実際に竹槍(たけやり)の訓練をさせられた。校庭にわら人形を立て、その胸に向かって竹槍(単に竹の先を斜めに切ったもの)で刺すのである。なかなかうまく行かないが、たまにうまく刺さって「ドヤ顔」をしていると、教官に怒鳴られた。「バカモン、刺したらすぐ引き抜かないと、肉がしまって抜けなくなるぞ!」
 どっちがバカモンだろう。上陸してくる米軍は、近代兵器で武装している。竹槍が届く前に、射殺されている。これは「狂気」どころか「バカ」であろう。それでもこの愚行を本気で考え、本土決戦に備えていた政治家や軍人がいたのである。彼らの根底にあったのは、「生命の軽視」であったはずである〉

 しかし、立憲主義を揺るがすような国会運営をし、メディアに圧力をかけて「報道の自由度ランキング」が72位にまで下がるほどの暗澹たる状態に成り果てたのにも関わらず、先の参院選では改憲勢力が3分の2を超えれば遂に憲法改正に手がかかるという状況になった。

 そんななか、巨泉氏の体調は悪化。3月半ばごろから体力の落ち込みがひどく、4月には意識不明の状態に陥り2週間ほど意識が戻らなくなったことで、5月からは集中治療室に入っていた。そして、前述した「週刊現代」の連載も、4月9日号を最後に休載となっていたのだが、家族の助けを受けて何とか書き上げたのが、7月9月号掲載の最終回。ここで巨泉氏は本稿冒頭で挙げた〈安倍晋三に一泡吹かせて下さい〉という「最後のお願い」を読者に投げかけたのだ。

■大橋巨泉が最後の最後まで訴え続けた平和への思い

 だが、残念なことに改憲勢力が3分の2を越え、現在政権は選挙中に争点隠しをつづけていたのが嘘のように、したたかに憲法改正への動きを進めようとしている。最後の最後まで、平和を希求するメッセージを投げかけつづけた巨泉氏の思いを無駄にしないためにも、我々は政権の悪辣なやり方に断固としてNOを突きつけつづけなくてはならない。

〈「戦争とは、爺さんが始めておっさんが命令し、若者たちが死んでゆくもの」。これは大林素子さんの力作「MOTHER 特攻の母 鳥濱トメ物語」の中で、特攻隊長が、出撃してゆく隊員に、「戦争とは何か」を告げるセリフであった。
 現在にたとえれば、「爺さん」は、尖閣諸島の国有化のタネをまいた石原慎太郎維新の会共同代表だろう。「おっさん」は当然、“国防軍”を平気で口にする安倍晋三首相である。彼らはおそらく死なない筈だ。扇動したり、命令したりするだけで、自分達は安全なところに居る。前の戦争の時もそうだった。そして実際に死んでゆくのは、罪もない若者なのだ。それを知っていたからこそ、9条改正に6割以上の若者が反対しているのである。おそらく前の戦争のことは、学校で教わったに違いない。安倍政権は、この“教育”さえも改悪しようとしている。怖ろしい企みである〉(「週刊現代」13年5月11日・18日合併号より)

(新田 樹)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/893.html

記事 [政治・選挙・NHK228] ネットに「落選候補取引所」を開設しよう!
            
            大物政治家の「落選運動」にはどんな手法が考えられるか


           
ネットに「落選候補取引所」を開設しよう!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_202.html
2017/07/12 17:38 半歩前へU


▼ネットに「落選候補取引所」を開設しよう!


 週刊ポストがユニークな提案をした。ネットに「落選候補取引所」を開設しようというのだ。

 やり方はこうである。岩手4区の小沢一郎の有権者は当然、山口4区の安倍晋三の選挙区では投票できない。

 そこで、下関の有権者で小沢に入れてほしい人を探して、自分がその人の求める投票をする代わりに、相手には安倍以外の候補に投票してもらう。

 この組み合わせをネットでどんどん募集してペアリングしていく、と言うのだ。

 対象者を個別に探すとなると大変だが、ネットに「落選候補取引所」を開設すれば、活用する人が増えるのではないか。

 みなさんも、自分の選挙区ではないが、「あいつだけは落としたい」と思っている政治家がいるのではないか?

 これが機能すれば、“選挙革命”が起きる!(敬称略)

*******************

 週刊ポストの提案である。

 自民党の安倍晋三、麻生太郎、二階俊博の3人に共通するのは「政治の私物化」だ。

 難しいのは、地元に強力な後援会組織を持って票を固め、有権者が落選運動をしようとしても反自民票が掘り起こせないことだ。

 だが、方法はある。 ネット上に「落選候補取引所」を開設するのである。

 湯淺墾道情報セキュリティ大学大学院教授が語る。「落選運動には『ボート・スワッピング』という手法があり、海外では実際に使われた例もあります。

 例えば石原伸晃の東京8区の有権者は、当然、山口4区の安倍の選挙区では投票できない。

 そこで、下関の有権者で石原に入れてほしい人、あるいは落としたい人を探して、自分がその人の求める投票をする代わりに、相手には安倍以外の候補に投票してもらう。この組み合わせをネットでどんどん募集してペアリングしていくわけです」

 そこまで落選運動が盛り上がってくれば、最終手段も想定できる。

 原発反対派や沖縄の米軍基地移転反対派、あるいはアベノミクス反対派など、安倍政治を止めたいグループが事前に山口4区など大物議員の選挙区に大量転居し、直接、反安倍候補に投票する動きすら出てくるかもしれない。  (以上 週刊ポスト)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 民進党は、正直者の集まりだから、党首の裸を見たいという皆様の期待にお応えしますって、変質者振りは自民以上だぞ 
民進党は、正直者の集まりだから、党首の裸を見たいという皆様の期待にお応えしますって、変質者振りは自民以上だぞ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/80749861958f4bc2b6fb990043fe7786
2017年07月12日 のんきに介護


盛田隆二@product1954 さんのツイート。























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK228] こいつの空念仏に騙されるなよ九州人! 


こいつの空念仏に騙されるなよ九州人!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_203.html
2017/07/12 21:21 半歩前へU


▼こいつの空念仏に騙されるなよ九州人!


 ピカピカの1年生みたいな真新しい作業服姿の安倍晋三サン。1週間も経って九州豪雨の現地にやって来た。今さら何しに行ったのか?

 作業服姿だから、てっきり泥のかき出しボランティアに行ったのかと思ったら、支持率急落での“顔見世興行”だった。「視察に行った」、とのアリバイづくりとは情けない。

 現地入りする気があるなら、外遊などキャンセルして、「もっと早くに駆け付けろ」、と言いたい。

 オヤジの安倍晋太郎が「あいつは人の心が分からない奴だ。政治家には向かない」と言っていたが、親の見る目は正しかった。(敬称略)

*******************

大分・別府生まれの九州人、松崎菊也さんのコメントを以下に転載する。

九州豪雨現地視察。
「激甚災害を一刻も早く指定したい」一刻も早く? ずいぶん経ってよく言うぜ。被災者に天皇のように跪(ひざまづ)いて握手をして、なによりもまず、一刻も早く……ほんじゃ外遊サッと切り上げて帰って来いバカ!!こいつの空念仏に騙されるなよ九州人!!

「普通交付税を繰り上げて交付したい」? 毎年、予定通り普通に交付する地方交付税を前倒しするだけ。

外国にゃ山のように出費するが、国内向けにゃにゃ予定の出費を前倒しするだけ。

災害に遭って呆然としているところへ、折り目の付いた作業服着て、手を握りしめられりゃ、「ありがたかった!」と思うジジババに寄り添う振りするクソです。騙されるなよ九州人!!

****************

いだ真司さんが、「こいつ(安倍首相)が見せ場を演じるために、激甚災害指定を待たせてたか」と、ズバリ急所を突いた。

衞藤親さんが「アベが総理、という未曾有の災難」と右フック。

生島博子さんが「彼のサル芝居も、こんなに長く見せられると、ほとほと嫌気がさします。頭も、経済も、バランスの悪い大根役者」と、とどめを刺した。

「安倍晋三‼ 支持率下がったからって、無理に被災地に行かなくったっていいんだよ。 見え見えの被災地視察」とのコメントもあった。

 加計疑惑を審議する10日の閉会中審査が終わったところを見計らって舞い戻った安倍晋三。大災害発生から1週間経って、よくノコノコやって来れたものだ。恥知らずと有為ほかに言葉が見つからない。



安倍首相 「激甚災害指定へ作業加速」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170712/k10011055931000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
7月12日 18時19分 NHK

安倍総理大臣は、12日、記録的な豪雨で大きな被害を受けた大分県と福岡県の被災地を視察しました。そして、復旧に必要な自治体の費用を政府が支援する「激甚災害」への指定に向けた作業を加速させる考えを示しました。

安倍総理大臣は、九州北部の記録的な豪雨による被害の状況を視察するため、12日午前、自衛隊の航空機で大分県に入り、川の増水で鉄橋が流された現場を視察したあと、広瀬知事らと面会しました。

この中で、広瀬知事は、被災者の生活再建や鉄道の早期復旧などに向けた支援を要請しました。これに対して、安倍総理大臣は、「避難所の環境の改善や、住まいの確保など生活支援に全力を尽くす。インフラを含め、復興復旧に力を尽くしながら、被災された皆さまが安心して生活できる環境を取り戻していきたい」と述べました。

このあと、安倍総理大臣は、多くの住民が犠牲になった福岡県朝倉市を訪れ、土石流で複数の家屋が崩壊した現場で、黙とうをささげました。

続いて、安倍総理大臣は、福岡県の小川知事らと面会し、「残念ながら、まだ、行方や安否がわからない方々がいらっしゃるので、引き続き、救命救助活動に全力を尽くしていく」と述べました。

視察のあと、安倍総理大臣は、記者団に対し、「被害の甚大さをこの目で確認した。激甚災害指定を一刻も早く行いたい。そのために、国、自治体が一緒になって、最短で作業を進めていく」と述べ、復旧に必要な自治体の費用を政府が支援する「激甚災害」への指定に向けた作業を加速させる考えを示しました。

さらに、安倍総理大臣は、「あわせて交付税の繰り上げ交付をあす決定する」と述べ、被災した自治体の資金繰りを円滑にするため、普通交付税を繰り上げて交付する考えも示しました。




http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 加計学園、分かりやすい関係図 
加計学園、分かりやすい関係図
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/865cf5670e84bb5607f2f3de81181512
2017年07月12日 のんきに介護


まずは、東京新聞。

なるほどね、

プロが図示した値打ちありますね。



これに、

但馬問屋‏ @wanpakuteさんが



とコメント。

次に紹介するのは、

素人の図示。

上掲図とは違った意味で、これまた、説得力がありますよ。

余りの説得力に笑ってしまいました。





















http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/897.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 都議選後の「もう一つの深刻な問題」! 
都議選後の「もう一つの深刻な問題」!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_206.html
2017/07/12 23:54 半歩前へU


▼都議選後の「もう一つの深刻な問題」!


 7・1都議選の結果は自民党大敗のほかに、もう一つの深刻な問題を浮き彫りにした。秋葉原での安倍首相の「こんな人発言」で、自民党からの有権者離れが起きた。この千歳一隅のチャンスを野党は生かすことが出来なかった。これこそが問題である。

 代わって反自民党の受け皿となったのが都民ファーストの会だ。民進、共産はなぜ、反自民票の受け皿になれなかったのか?この点への反省が全くと言っていいほど聞かれない。

 民進党は恒例の党代表への責任追及に終始。共産党は2議席増えたのは「大勝利」と怪気炎。そこには反省の「ハ」の字も感じられない。

 野党を支持する有権者も、自民党が負けたのはいいが、都民ファーストの会の勝利は気に食わないと不満を並べるだけ。せっかくのチャンスを生かし切れなかった点については、なぜか触れようとしない。

 政権を倒しても、そのあとの受け皿が見当たらなければどうにもならない。野党の最大の問題点がここだ。自民党はそれを知っているから強気なのである。これでは何度、チャンスが訪れても同じだ。生かせないと意味がない。

 都議選後の世論調査で各社が示した数字は深刻だ。NHKの世論調査を見てみよう。自民党の支持率は確かに減った。と言っても30.7%だ。これに対し民進党は5.8%、共産党が3.3%と相変わらずの低迷。

 民進党に至っては絶好の状況で2.1%もダウンした。いかに人気がないか分かろう。代わって自民党が支持を減らした票を吸収したのが「支持政党なし」の数字47%だ。この傾向は各社ともおおむね一致している。

 では、どうして民進、共産両党が反自民の受け皿になれなかったのか。そこには明確な理由がある。

こんな投稿を見つけた。
 本日、「共謀罪法」施行 野党支持率の低迷理由は、阻止できる「共謀罪法」を阻止せず、 政局利用した結果である。

 ここにすべてが込められている。民進、共産両党の態度に「本気度が感じられない」のである。

 少数政党はここだけは譲れない、と言う場合には身体を張って闘わねばならない。

 だが民進、共産は審議拒否をするでなし、淡々と自民党の土俵で相撲を取っている。

 自民党にとっては誠に「都合のいい野党」である。

 国会質問でも新聞や週刊誌に書かれたことの点検に終始。これでは政府自民党はビクともしない。舐められるのがオチだ。

 民進党には初めから期待していないが、共産党の体たらくも甚だしい。期待外れもいいとこだ。共産党から久しく爆弾発言なるものを聞いたことがない。果たして、やる気があるのか疑わしい。

 こんな両党だから、反自民の受け皿になれないのは当たり前だ。その結果が5.8%や3.3%の数字となって表れている。有権者は正直だ。

 安倍首相が長期政権を維持できているのは、こうした民進、共産両党の、物わかりのいい“なれ合い体質”が大きく作用している。

 無党派層はシンパではないので冷静に見ている。だからどの政党が真剣か、単なるポーズに過ぎないか、よく見える。

 自由党や社民党は必至だ。その必死さが有権者にビンビン伝わって来る。惜しむらくは、候補者がいないので投票したくても出来ないのである。

 内部矛盾を抱えた民進党は解党するしかない。

 共産党はこの先も少数の批判政党として生きて行くのだろう。

 両党とも現状では絶対と言っていいほど、政権奪取は無理だ。本気度が感じられない政党には、有権者が付いて行かないからである。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/898.html

記事 [政治・選挙・NHK228] 「面従腹背」はやむを得ない倫理だ 「それは権力が腐れているからだ!」 小林よしのり
   


「面従腹背」はやむを得ない倫理だ
https://yoshinori-kobayashi.com/13475/
2017.07.11 小林よしのりオフィシャルwebサイト


産経新聞の産経抄が、文科省前次官・前川喜平氏のバッシングを続けている。

役所を退いてから加計学園の問題点を指摘したからと言うのだ。

在職中に、左遷人事を恐れず、政治家に直言すべきだったと言っている。

それは一つの正義のありかただろう。

だが、昔と今は違う。

「内閣人事局」の設立によって、もはや「国家」のためでなく「官邸」のために働く官僚しか生き残れなくなっているのだ。

これは重大な変化である。

真正面から正義・正論をぶつける者は、たちどころに首が飛ぶ。

これでは官邸の奴隷しか残らない!

公務員は、官邸の僕でなく、公の僕であるべきだ。

現状でそれを貫くためには、前川氏の言うように「面従腹背」しか方法論としてないだろう。

文科省の次官として、やりたいことがあれば、「面従腹背」しかない。

それは権力が腐れているからだ!

権力が「腹心の友」のために便宜を図り、国民の財産や税金を無駄づかいするまでに堕落しているからである!

「内閣人事局」を直ちに廃止して、公務員の主人を「官邸」ではなく、「公」の元に戻せ!

産経抄は実に浅い!



【産経抄】果たして前川喜平氏は佐橋滋氏なのか 加計学園問題より国家的油断 7月11日
http://www.sankei.com/column/news/170711/clm1707110003-n1.html
2017.7.11 05:03 産経新聞

 城山三郎さんの小説『官僚たちの夏』は、主人公の風越信吾が悠然と旧通産省の大臣室を出ていく場面から始まる。「おれたちは、国家に雇われている。大臣に雇われているわけじゃないんだ」。固い信念で、高度成長下の通産行政を推し進めていく。

 ▼モデルとなったのは、元事務次官の故・佐橋滋(さはししげる)さんである。「スジの通らんことは断じて許さない。どっちが正しいかマスコミを通じて国民に訴えるくらいに開き直れ。自信を持て」。佐橋さんは小紙のインタビューで、後輩の官僚にこんなエールを送っていた。

 ▼いくつかの新聞コラムは最近、文部科学省前次官の前川喜平氏を佐橋さんになぞらえている。前川氏が「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画をめぐって首相官邸批判を始めたのは、役所を退いてからである。官僚としてスジを通したといえるだろうか。

 ▼「万死に値する責任がある」。天下りの斡旋(あっせん)問題で今年2月に次官を辞任した際は、重い謝罪の言葉を口にしていた。その舌の根の乾かぬうちに、「私、座右の銘が『面従腹背』なんです」などと言い出す。左遷人事を恐れず、政治家や上司に直言を続けた佐橋さんが知ったら、「冗談じゃない」と怒り出すだろう。

 ▼昨日、衆参両院で閉会中審査が行われ、野党側の参考人として前川氏が出席していた。改めて発言を聞いても、大騒ぎするほどの問題とは思えない。それより同じ日の正論欄の内容が気にかかる。精神科医の和田秀樹氏は、「国家的油断」が学力低下を招く、と指摘していた。

 ▼日本の科学研究費は中国の半分にすぎず、子供の勉強時間も中国や韓国に比べてはるかに少ない。長年文部科学行政を担ってきた前川氏は果たして、深刻な危機を認識しているのだろうか。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/899.html

記事 [政治・選挙・NHK228] もしも首相が・・・(by 斎藤美奈子・東京新聞 本音のコラム)



<参照>

以下は 
もしも首相が・・・(by 斎藤美奈子・東京新聞 本音のコラム)
から転載。
 
https://goo.gl/LU8uAm ←見たテレビ局の人が「面白い!」といってコントを放送することになりましたが、放送当日「すみません。放送は見送りです」と電話がきました…と。

国が一つの方向に走り始めた時、お笑いや芸人は真っ先に排除されます。今そんな危うさを感じます…と、

ニュースペーパー・渡部又兵衛さん。#カゴイケ前理事長 #森友学園#籠池泰典 #安倍昭恵 #安倍晋三 #共謀罪 #治安維持法



画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、テキスト

https://goo.gl/aqneEP ←統制された文化R


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/900.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 検察による闇の勢力に対する「忖度」が略式起訴を選択させたのか。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6257.html
2017/07/13 05:01

<電通を巡る違法残業事件は12日、東京簡裁が「略式命令は不相当」と判断し、公開の法廷で審理されることになった。異例の判断に、略式起訴した検察からは驚きの声が漏れ、労働問題の専門家からは「社会へのメッセージになる」と評価する声が上がった。

 今回の簡裁の判断について、ある検察幹部は「被告が否認しているわけでもないのに、略式起訴が正式な裁判になるのは珍しく、意外だ」と驚いた様子。別の検察幹部は「社会的注目を集めた事件だったので、公開の法廷で行うべきだという考えで出した判断なのかもしれない」と推測し「検察としては証拠もそろえて問題なくやっており、略式でも正式な裁判でも影響はない。粛々と公判に向けて準備する」と話した>(以上「毎日新聞」より引用)


 電通で女性職員が過労死した事件による罪を搭載版が略式起訴とは驚く。略式裁判とは簡裁で行われる裁判で、刑事事件の被疑者として警察に検挙された直後に被疑者自身が罪を認め、略式手続きをすることが許された“軽い犯罪”の場合、警察は直ちに被疑者を検察に送検するが、検事が被疑者に対して、公開裁判無しで有罪判決が下ることに異存がない事を確認し被疑者がそれを納得すれば、すぐに起訴されて裁判所へ身柄が移される。そして裁判所は起訴されてきた“被告人”に対して、直ちに有罪判決を言い渡しますが量刑は「罰金」だ。

 罰金刑を言い渡された被告人はその場で金を持っていれば罰金を支払い、なければ金融機関で支払うための納付書をもらって身柄は釈放される。こうした手続きが役所でよくやる“窓口巡り”のような手順で次々と行われ、事件の検挙が平日の朝だったら、その日のうちに事件の全てが終わるというスピード手続きが「略式手続き」ということだ。

 新人社員が過労死した事件が「略式起訴」相当の罰金刑を予想される軽微な刑事事件なのだろうか。検察はそのように判断したということは、電通という会社に対する検察の「忖度」が働いたのではないかという疑念を持たざるを得ない。

 相手を見て法を説く、というのが検察の基本姿勢なのだろうか。戦後日本を支配する仕組みの一方のマスメディアを支配する旗頭「電通」を処罰するのに検察の思惑が働いたとするなら大問題だ。

 時あたかも安倍自公政権は残業代無料化法を今年の3月に成立させている。月当たり100時間(年間720時間)の残業を上限として認めようというものを急いで決めている。

 労働関係に詳しい弁護士によると月80時間でも過労死する危険があるという。それを強引に100時間を上限と決めた安倍自公政権の思惑がこの「簡裁手続き」と関係があるのかと疑わざるを得ない。万が一にも検察が過労死した電通社員の部長職の上司は罰金刑を予想される「簡易手続き」で済まそうとした、その根拠は今年3月に制定された法律だ、というのは余りに法治主義を無視していることになりはしないか。

 検察は法の番人ではなく、政権の番人のようだ。小沢氏は「推定有罪」で叩きに叩かれて首相の椅子を奪われたが、甘利氏や小淵氏は確実な証拠があっても起訴すらされていない。

 日本を支配しているのは主権者たる国民ではないようだ。検察やマスメディアを動かしている闇の勢力が日本を支配している。そうした二重支配という国民以外の主権者の存在を窺わせる愚行をそろそろ止めてはどうだろうか。「忖度」の背後にあるモノこそ、国民主権を蔑ろにする「闇の勢力」の正体だ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/901.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 政治・選挙・NHK229を起動しました
政治・選挙・NHK229を起動しました

旧板はこちら
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/101.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 政治・選挙・NHK229を起動しました
政治・選挙・NHK229を起動しました

新板はこちら
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/902.html
記事 [政治・選挙・NHK228] 安倍晋三首相が「加計隠し」する獣医学部新設は、「土地ころがし」であり、大学設置審議会は「不認可」にすべし(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/ae542f3377bdfbe3842f1d93f9a52458
2017年07月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相は、「加計学園」(加計孝太郎理事長)岡山理科大学獣医学部新設疑惑の本質が、いわゆる「国有地格安払い下げ」による「土地ころがしビジネス」と同様の手口であることがバレるのを恐れて、「腹心の友」加計孝太郎理事長に「隠れているように」と指示して「加計隠し」をしている感があり、実にいかがわしい。大阪市の「森友学園」(籠池泰典前理事長)の場合は、「国有地格安払い下げ」、「加計学園」の場合は、「今治市の公有地格安払い下げ」の違いがあるだけで、政治家と金融機関が絡んだ「利権漁りビジネス」である。いずれも「巨額の補助金」が投入されるので、「うまみ」がある。学校経営者は、経営が行き詰まったときにこの「国有地格安払い下げ」による「土地ころがしビジネス」でピンチを乗り切ろうとするのが、常だ。民進党、共産党、自由党、社民党の野党は、「加計学園」の経営実態から疑惑を追及していく必要がある。文部科学省の「大学設置・学校法人審議会」は、「加計学園」が巨額負債を抱えて経営難に陥っていることを踏まえ、なおかつ岡山理科大学獣医学部新設疑惑を念頭に置いて、慎重に審査して8月下旬までに、「不認可」答申を行うべきである。


http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/903.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 読売の社長賞にア然。安倍の改憲記事が受賞+田原総が「都議選大敗は安倍の責任」と明言(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25910804/
2017-07-13 04:54

<ウィンブルドン・女子ダブルスで二宮ーボラコバ組が準決勝に進出!(^^♪ (女子Wはたぶん、どこも放映権持ってないんだよね。決勝進出したらNHKがどこかから強引に買って来ないかな〜?(・・))荒れる男子S、マレー敗退。ジョコは棄権。フェデラーは強い勝ち方でベスト4。>

 さて、昨日ネットを見ていて、一番呆れたのは、この週刊誌の記事だった。_(。。)_

 今年5月3日(憲法記念日)に、読売新聞の一面に掲載された安倍首相の単独インタビューの記事が、読売新聞社内で『社長賞』(副賞が100万円)をゲットしたというのである。(・o・)

 安倍首相はその記事の中で、自分の憲法改正案を具体的かつ詳しく語り、改憲実現への強い意欲を表明。
 本人は自民党総裁として語ったものだと主張しているのだが。果たして一国の首相が特定の新聞を使って、改憲私案を発表するのは妥当なことなのかどうか、今でも問題視されているし。^^;

 おまけに、安倍首相が国会で、野党議員に対して、やや自慢げに「自民党総裁としての考え方は、相当詳しく読売新聞に書いてありますから、是非それを熟読していただいてもいいのでは」とほざきやが・・・もとい、言ったりしたこともあって、尚更、問題視されることになったのに。(~_~;)

<ついでに言えば、5月22日には「官邸のご意向」だったのか、読売新聞が突然、前川前文科次官が出会い系バーに通っていたことを社会面で報じて、「やっぱ、Yは官邸の機関紙だったのか」と呆れられているというのにね〜。(-"-)>

 でも、改憲を積極的に応援している読売新聞の幹部にとっては、安倍首相の改憲への考えを自分たちが報じたことは、誇らしいことだったのだろう。(>_<) <たぶん、もうすぐその改憲案は潰れちゃう可能性が大きいけどね。(^^)/~~~>

* * * * * 

『“総理改憲インタビュー"に社長賞 「読売」社内で波紋

7/11(火) デイリー新潮

“読売新聞に相当詳しく書いてある”

 安倍総理が国会でそう太鼓判を押し、物議を醸した憲法改正に関する読売のインタビュー記事(5月3日朝刊)が、今度は社内で波紋を呼んでいる。

 読売新聞記者の話。

「あの記事が6月に社内表彰されたんです。しかも、表彰の中でも最も格上の『社長賞』。副賞が100万円と高く、うちの記者なら誰もが目指す憧れの賞だったのですが、あんな安倍政権の提灯記事が獲るなんて、仰天しました」

 過去の受賞例はというと、

「2015年の2月に、前年の衆院解散総選挙がらみの記事で政治部の記者3人が受賞しています。その前は14年。オバマ大統領への単独インタビューで、アメリカ総局長とワシントン支局員が獲っています。かつてはちゃんとした記事が受賞していたんですけどね」(同)

 ちなみに今回表彰を受けるのは記者ではなく、政治部長ただひとり。

「下に与えて、現場の記者を鼓舞するのが表彰の本来の役割なのに、なんの意味があるのか疑問です」(同)

 もっとも記事自体は、明かされることのなかった総理の“野望”が書かれ、インパクトこそあったものの、

「安倍さんはインタビューの中で、憲法9条の改正について、これまでの自民党の方針と全く違うことを喋っているのに、そこにツッコミを入れず、そのまま載せている。批評精神の欠片もない」(別の読売記者)

 今回の授与を、他紙の政治部デスクが分析する。

「この記事の後に、前川(前文科事務次官)の出会い系バー通いの記事を掲載し、“一体どこまで政権寄りなのか”と、さらなる批判を受け、不買運動まで起きた。後に引けなくなったナベツネ主筆が、意地になって決断したのでは」

 当の部長はきっと、部下と祝杯を挙げたのだろう。(「週刊新潮」2017年7月6日号 掲載)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そして、昨日、最も「そうだ、そうだ〜」と共感したのは、この記事だった。(**)

『田原総一朗「都議選惨敗の最大の責任者は安倍首相本人だ」〈週刊朝日〉
7/12(水) AERA dot.

 東京都議選で惨敗した自民党。その背景をジャーナリストの田原総一朗氏が詳しく分析する。

*  *  *

 東京都議選で自民党は惨敗した。獲得議席が23というのは、情けない記録だ。小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会は55議席を獲得した。だが、都民ファーストは都政について確たるビジョンを示しておらず、自民党にあきれ果てた都民たちがとりあえず投票したのである。

 私は、今回の惨敗の責任は安倍晋三首相自身にあると考えている。

 特定秘密保護法の時も、安保関連法の時も、安倍内閣の支持率は下落したが、いずれも、それほど時をおかず回復した。強引ではあったが、安倍首相がこれらの法案を成立させたいという気持ち、そして一生懸命であることは理解できた。だが、森友学園問題、「共謀罪」、加計学園問題はどうにも理解できない。一強多弱が長く続いたため安倍首相が自信過剰になり、神経のバランスを大きく欠いたとしか思えなかった。

 たとえば森友学園問題の基軸は、財務省近畿財務局が地価を8億円も値下げした根拠が不明なことだ。だが、近畿財務局が記録を破棄したと言い切り、一切文書が出てこなかったので、野党もメディアも追及を断念せざるを得なかった。

 ところが安倍首相が「もしも私や妻が学園の許認可や土地の売買にかかわりがあれば、総理大臣も議員も辞める」と言ったので、野党もメディアも昭恵夫人と学園との関係を懸命に追い、土地売買にも浅からぬかかわりがありそうなことが露呈した。また、安倍首相は昭恵夫人を「私人」だと言ったが、国家公務員のスタッフが5人もつく「私人」などいるのか、と安倍首相の言動への疑念がますます強まったのである。

「共謀罪」にしても、国民のプライバシーをどこまで侵すのか、どこで歯止めをかけるのか、とても難しい法律だ。その担当大臣に、なぜ野党の質問に満足に答えられない人物を選んだのか。国民の多くが、安倍首相は「共謀罪」に本気で取り組もうと決意していたのではなく、一強多弱の自信過剰から「この際、一気にやってしまえ」という気になったのだろう、としか受け取れないはずだ。

 
 そして加計学園問題だ。内閣府の官僚たちが「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」などと言ったとの文書が文部科学省から流出した時、官房長官は「怪文書のようなもの」と言い捨てていた。それで対応できなくなると、文科大臣が「調査する」と表明したが、「確かめられなかった」と答えた。ところが記者たちの追及に官房長官が追い詰められ、文科大臣は「再調査する」と言わざるを得なくなり、その結果、文書が実際に存在することがわかった。何とも下手なやり方だ。しかし、だからこそリアリティーがある。それに対して、山本幸三地方創生相の文書をまったく示さない全否定には、何の説得力もない。

 稲田朋美防衛相の常識を疑いたくなる発言、豊田真由子議員の大暴言、そして下村博文都連会長の政治資金問題など、選挙前に都民の拒否反応を強めさせる出来事が頻発したが、自民党の惨敗の主因は、都民の、というより国民の安倍首相に対する不信感だ。自民党議員たちが国民の不信感を払拭したいのならば、最もわかりやすいのは安倍首相に辞任を求めることだ。従来の自民党ではそれが敢行し続けられ、だからこそ、このように長期間政権を保持してきたのだが、現在の自民党は、それができないほど硬直化しているようだ。ならば、どうするのか?

※週刊朝日 2017年7月21日号』

* * * * *

 自民党では、都議選で大敗した後、とりあえず都連の下村会長や萩生田総務会長などの幹部5人が、責任をとって辞任したのであるが。まだ、党内で本格的に都議選の敗因分析が行なわれていない。
 何故って、もしまともに敗因分析をしたら、結局、最終的には安倍首相に最大の責任があるということになって、安倍政権のクビを絞めることになってしまうからだ。(~_~;)

 ただ、都議選大敗に続き、内閣支持率が大きく下落したのを見て、さすがに「アベさまに全てお任せを」「改憲実現までアベさまで」という感じだった自民党の議員たちも、「このままじゃマズイかも」と思い始めた様子。(・・)

 ここで野党&メディア&国民が、もう一押しすれば、自民党内から「安倍おろし」の動きが出て来ることになるのは確実だと思われ・・・。
 決して以前のように、簡単に支持率をV字回復させないように、どんどん追い詰めて行きたいと思うmewなのだった。(@@)

   THANKS  


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/102.html

記事 [政治・選挙・NHK229] アベノミクスの破綻はもはや覆うべくもない(7/13しんぶん赤旗「データは語る」)のに3本目の毒矢に盛られた残業代ゼロ制度
は、虎視眈々と狙っている。







http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/103.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 金融庁“忖度人事”の悪巧み 安倍首相の「お友達」が参与に(日刊ゲンダイ)
 


金融庁“忖度人事”の悪巧み 安倍首相の「お友達」が参与に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209301
2017年7月13日 日刊ゲンダイ


  
   高橋氏は安倍首相と加計理事長の「お友達」/(C)日刊ゲンダイ

 また忖度か――。金融界に衝撃が走っている。

 金融庁の参与に三井住友銀行の高橋精一郎元副頭取(61)が就任したのだ。実は、この高橋氏、安倍首相と親しい間柄で「首相動静」にちょくちょく登場している。

 2016年3月18日は東京・赤坂の日本料理店「佐藤」、8月11日は山中湖のゴルフ場「富士ゴルフコース」、10月2日は東京・渋谷の「炭火焼肉ゆうじ」……などで安倍首相と食事やレジャーを楽しんだ。実は登場人物がもう一人いて、加計学園の加計孝太郎理事長も一緒だった。

「高橋元副頭取は、安倍昭恵さんが15年12月にフェイスブックにアップした写真『男たちの悪巧み……(?)』に映っていた人物です。加計理事長と同じく、安倍首相の米留学時代に知り合ったといわれます。加計問題がこれほど世間を騒がしている時に、安倍首相の“お友達”が金融庁の参与に就任したというのだから驚きです」(金融関係者)

 高橋氏は6月16日付で参与に就いた。金融庁は、「高橋氏には有価証券の運用に関し、指導や助言を期待しています」という。確かに高橋氏は、銀行時代に市場営業部門を統括するなど、その道のプロだ。現在、金融庁の参与は三菱UFJFG元副社長や、弁護士、学者など高橋氏を含め23人いる。

「とはいえ、タイミングが悪すぎます。金融庁の森信親長官は異例の3年目に突入したばかりです。森長官の留任が発表されたのは今月4日。高橋氏が参与に就いたのは、その2週間ほど前でした。長官人事を正式決定するのは、政府の人事検討会議です。何らかの忖度があったと考える関係者もいるようです」(金融ジャーナリストの小林佳樹氏)

 高橋参与は、安倍首相のせいで、いらぬ疑いをかけられることになった?








































http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/104.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 野党支持者が避けて通れない道! 
野党支持者が避けて通れない道!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_210.html
2017/07/13 08:57 半歩前へU


▼野党支持者が避けて通れない道!
 

 安倍首相や政権批判ではしゃぎ回る野党支持者が、この問題には口を閉ざす。私が何度、問題提起しても無反応だ。 (敬称略)

 目の前に現実を突き付けられると、恐いのだ。触れたくない、考えたくないのだ。

 安倍晋三は間もなく首相を辞めるだろう。世論に追い込まれ、辞めざるを得なくなる。

 頼りとした内閣支持率が急落すれば退陣するしかない。

 問題はそのあとだ。

 さて、どうする?

 日ごろ元気がいい野党支持者よ、特に声が大きい共産党のシンパたちよ、この後どうするのだ?

 黙っていては先に進まない。

 この点について私は先に自分なりの考えを語ったが、共産党のシンパとみられる面々にこっぴどく否定された。

 では、ほかにいい選択があるのか。あれば教えてほしいと何度、促しても反応がない。

 安倍晋三を批判して、快感に浸っているだけでは何も解決しない。

 ダンマリを決め込んでいるということは、何も考えていない。真剣にこの先のことについて考えていない証拠ではないか?

 フェイスブックはそんなくだらない輩のたまり場か? 情けない。

 安倍政権を打倒した後、どうするのか?・・・これで衆院選挙をやればまた、自民党が大勝しよう。

 また、同じ顔触れが当選しよう。世襲議員が続々復活しよう。

 結局、受け皿は自民党しかないのか? どうするのだ? 

 安倍政権を倒した後のことを、まじめに考えたことがあるのか?

 この道は避けて通れないのだ!

ここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201707/article_206.html

都議選後の「もう一つの深刻な問題」! 
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/898.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/105.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 身びいき内閣改造 首相の弟・岸信夫氏の“外相昇格”も浮上(日刊ゲンダイ)
 


身びいき内閣改造 首相の弟・岸信夫氏の“外相昇格”も浮上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209302
2017年7月13日 日刊ゲンダイ


  
   左上から時計回りに中谷元、岸信夫、石破茂(C)日刊ゲンダイ

 支持率30%割れ目前の安倍内閣。局面打開のため8月3日に内閣改造を予定しているが、「首相を信用できない」が不支持の理由だけに、自民党内から「改造の効果は限定的」と悲観的な声も出ている。が、安倍首相の耳に念仏、のようだ。もはや破れかぶれ改造。身内びいきと身勝手な改憲シフトで突き進むつもりだ。

■安倍家ゴッドマザーを喜ばせるため

 今度の改造は、小泉進次郎衆院議員と橋下徹前大阪市長の入閣もほぼなくなり、目玉ナシ。フレッシュな女性新閣僚も手駒不足で、ないない尽くしだ。菅官房長官や麻生財務相ら骨格は崩さないと言うし、地味な改造となりそう。

 そんな中、急浮上してきたのが、安倍首相の弟である岸信夫外務副大臣(58)の初入閣だ。外相への昇格が噂されている。

 衆院山口2区選出の岸は、衆院は2期目だが、参院2期目の途中に鞍替えした。安倍晋太郎・洋子夫妻の三男として生まれたものの、生後まもなく、跡継ぎのいなかった岸家(洋子さんの実家)の養子になった。つまり岸信介元首相の内孫だ。

「岸信夫さんの入閣は、安倍家のゴッドマザー、洋子さんを喜ばせるためです。森友・加計問題では、安倍さんだけでなく昭恵夫人まで疑惑の当事者になり、洋子さんは相当、胸を痛めている。そんな母親のために弟を外相にする、というわけです」(自民党関係者)

 これが本当なら、国家の私物化極まりないが、身内びいきといえば、安倍首相の盟友、口利きワイロ疑惑で辞任した甘利明前経済再生担当相の再入閣もくすぶる。これには「さすがにまだ早い」(ベテラン議員)が圧倒的だ。

■“うるさ型”を取り込んで批判封じ

 そして私物化のもうひとつが改憲シフト。安倍首相は臨時国会に党の改憲案を提出する意向だが、党内の批判勢力に文句を言わせないため、“うるさ型”を閣内に取り込もうとしているらしい。

「安倍政権に対して厳しい発言が目立つ石破茂さんや中谷元さんが、更迭される稲田防衛相の後任に起用される可能性があります。反アベノミクス勉強会を立ち上げた野田毅さんの再入閣もありえる。野田さんは『引退前にもう一度大臣』という願望がありますから」(前出の自民党関係者)

 こんな情実人事で、支持率など回復するはずがない。











































http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/106.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 野田は蓮舫より国民を守れ 政界地獄耳(日刊スポーツ)
野田は蓮舫より国民を守れ 政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1854604.html
2017年7月13日9時4分 日刊スポーツ


 ★昨年就任して以来、絶えず党内から懸念が伝えられてきた民進党代表・蓮舫と、蓮舫が側近として起用した幹事長・野田佳彦。どうやら2人は都議会議員選挙の惨敗の責任を取って辞任するかと思ったら延命に腐心しているという。今の民進党に野党第1党の役割を担うべきとは言わない。だが都議選では、このままでは当選が危ぶまれるとの危機感から民進党都議らが次々離党。都知事・小池百合子率いる都民ファーストへ移籍した。

 ★その離党を許した判断は何か。また昨年の都知事選挙では迷走の末、鳥越俊太郎を擁立した民進党だったが、当の支持母体、連合東京は早々に自民党公認候補・増田寛也に推薦を出し、今回も都民ファーストを支援した。この連合のおかしな行動も蓮舫・野田執行部はなぜ容認したのか。今後都民ファーストは国政にコマを進めようとしているようだが、民進党はここで見捨てられるのか。連合との付き合い方の不透明さの責任はないのか。

 ★野田批判や野田への警戒感は党内を絶えず覆っている。野田が選挙で大量の仲間を落選させたからとの分析があるが、それは間違っている。それなら麻生内閣は惨敗し自民党は下野したが、麻生のせいで落ちたと言う議員はおらず、自分の至らなさでしかない。野田内閣が12年暮れに解散を決断する頃、政権中枢は「自民党との連立が望ましい」とのシグナルを出し続けていた。また民主党が掲げた改革をあっさりあきらめたことへの警戒感が続いているのだ。野田は都議選直後の3日未明、民進党が告示前から2減の5議席となった中「安倍政権に対し(有権者が)ノーという意思表示を示した」とピントのずれた発言をしていたが、12日には「責任は必至と感じている」とした。蓮舫を守るのではなく国民を守れ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/107.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 外遊を止めない国民投票調査の超党派議員団にあきれ果てる  天木直人
外遊を止めない国民投票調査の超党派議員団にあきれ果てる
http://kenpo9.com/archives/1793
2017-07-12 天木直人のブログ


 私は7月7日のブログで書いた。

 朝日新聞の記事によれば、衆院憲法審査会の議員団が、7月11日から10日間の日程で、英国、イタリア、スウェーデンの3か国を視察する予定だということらしいが、これほど腹立たしいことはないと。

 この記事は、日本の政治の八百長ぶりを見事に象徴する記事だと。

 安倍改憲に賛成する自公維の国会議員と、それに反対する民進、共産の国会議員が一緒になって海外視察してどうすると。

 いまさら国民投票に関する海外調査とはなんだ、百歩譲ってそれが必要であるなら、それぞれが独自で調査し、それを生かして改憲と改憲阻止で火花を散らすべではないかと書いた。

 私がそこまで激しく批判したのは、もちろんその批判が目にとまり、世論の反発が起こり、国会議員の誰かが反省して自粛の動きが出る事を期待したからだ。

 ところがきょう7月12日の読売新聞を見て驚いた。

 朝日新聞が書いた通り、衆院憲法審査会の超党派議員団は、その通りに11日に外遊に出かけてしまったというのだ。

 衆院に負けてはならじと、今度は参院憲法審査会が外遊するだろう。

 繰り返して書く。

 これほど八百長国会を見事に象徴するものはない。

 既存の政党、政治家はすべからく国民の敵である。

 そんな超党派議員調査団を批判しない政治記者も、結局は与野党議員となれあって飯を食っている同業者であるということである(了)


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/108.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 稲田防衛大臣の失言より豊田議員の「このハゲー」騒動が大きく報じられることの危機 菅野完(週刊SPA!)

稲田防衛大臣の失言より豊田議員の「このハゲー」騒動が大きく報じられることの危機【菅野完】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170713-01362072-sspa-soci
週刊SPA! 7/13(木) 8:50配信


 国有地不当廉売疑惑の第1報から約4か月。

 大阪地検特捜部は、森友学園関係先5か所への強制捜査を実施。長きにわたって国会を揺るがした所謂「森友事件」は、ついに刑事事件に発展した。

 森友学園の前理事長・籠池泰典氏にかけられた嫌疑は、幼稚園の運営に関し大阪府からの助成金を詐取した疑いと、小学校建設に関し国から不正に助成金を引き出した疑いの2つだ。

 だがここで冷静に考えてみてほしい。大阪府からの助成金詐欺も、建築費への助成金の不当取得も、確かに問題ではある。しかし、こうして並べてみるとあきらかなように、この2つの嫌疑はともに、「9億円の国有地が1億円まで値引きされた」件とは一切関係のないものばかり。この件で籠池氏をいくら締め上げても事件の本筋が解明されることはなかろう。

 にもかかわらず、メディアはあたかも「極悪人・籠池、ついに御用」といわんばかりに、騒ぎ続けている。籠池氏と籠池夫人を珍獣のように扱いつづける。まるで森友事件の本筋なんぞ、綺麗さっぱり忘れ去ったかのようだ。

「森友事件の土地の話は複雑で、視聴者に伝わりにくいんですよ」と、あるテレビマンが愚痴るように告白してくれたことがある。「あれほど悪質な話もないのに、事実をそのまま伝えるだけでは視聴者に伝わらないんです」

 なるほど、その苦労はわかる。確かに土地取引の悪質さを限られた時間でわかりやすく伝えるのは骨が折れるだろう。だがそこで「だから珍獣・籠池の登場」になるようでは、単に「易きに流れる」でしかないではないか。

 このメディアの悪癖は森友事件に限らずあちこちでみられる。

 例えば、ほぼ同時期に明るみになった自民党・豊田真由子衆議院議員のパワハラ騒動と、稲田朋美防衛大臣の「自衛隊としてもお願いしたい」失言騒動の、報道のされ方の違いなぞいい事例だろう。

 豊田議員のパワハラは確かにショッキングであり許しがたい。一方、稲田大臣の失言は、地味ながらも我が国の民主主義やシビリアンコントロールを根底から覆す極めて深刻なものだ。だがメディアを見渡せば、連日、豊田議員の「このハゲー」が流れている。稲田朋美の失言はわずかに触れられるばかり。ましてやあの失言が如何に前代未聞かつ深刻であり、大臣の資格どころか代議士としての資格にさえ疑義がつくほどの問題であると直截に指摘する姿勢など、ほぼ伝えられることはない。

「わかりやすければいい」「おもしろければいい」という考え方もあるのだろう。しかしそれだけではダメなのだ。本当の危機、本当の問題は、「わかりやすい」話の中ではなく、稲田発言のように「地味な話」のなかにこそ、暗い微笑をたたえて潜んでいるのだ。

【菅野完】

1974年、奈良県生まれ。一般企業のサラリーマンとして勤務するかたわら、執筆活動を開始。2015年に退職し、「ハーバービジネスオンライン」にて日本会議の淵源を探る「草の根保守の蠢動」を連載開始。大きな反響を呼び、同連載をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)は発売後ベストセラーになり、第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞の読者賞に選ばれた。

文/菅野完 写真/時事通信社

※週刊SPA!にて連載中「なんでこんなにアホなのか?」より


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/109.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 室井佑月「またキレたってよ」〈週刊朝日〉 
            今回の選挙の結果は、全国の人々が固唾をのんで見守ったはず(※写真はイメージ)


室井佑月「またキレたってよ」〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170712-00000012-sasahi-pol
週刊朝日  2017年7月21日号


 都議選最終日の応援演説でブーイングを浴び、「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」と声をあげた安倍首相。この状況を作家の室井佑月氏は呆れる。

*  *  *
 今日は7月2日、東京都議会選挙の投開票日だ。夜から徐々に結果が判明していくが、わくわくするような怖いような……。

 都民はどういう判断を下すんだろう。いいや、投票できるのは都民だけだが、今回の選挙の結果は、全国の人々が固唾をのんで見守っているはず。

 だって今回の選挙、都政うんぬんというより、「安倍一強」といわれる今の状況の是か非かが問われたんじゃなかろうか。この先、行われる衆議院選挙の前哨戦みたいなもん、あたしはそう捉えて投票にいった。

 しかし、大勝ちしそうな小池百合子都知事率いる都民ファーストの存在で、そうもいえないかもしれない。

 小池都知事は自民党に離党届を出した。が、考え方は安倍首相に近いともいわれている。日本会議の国会議員懇談会のメンバーも務めていたし。彼女のもとに5人国会議員が集まり、党を作るなんて噂もあるけど、そこんとこマスコミはもっと追求してくれないか?

 小池都知事は今の人気に乗って、いつか自民党を乗っ取って、総理大臣を目指しているのか?

 都議選の前は「自民vs.小池・都民ファースト」という構図の報道ばかりだった。もし、前述のあたしの疑問が現実になったなら、マスコミのミスリードとなる。ただ、自民党っていう看板を付け替えただけじゃん。ま、そうなっても反省なんてしないのだろうけどね。なんか納得いかないが。

 そうそう都議選の最中に、稲田朋美防衛大臣が、自民党の候補者の応援にいって、「防衛省、自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」とのトンデモ演説をした。

 稲田さんはその後、発言を撤回したが、彼女の立場でのこの発言自体がアウトなわけで、撤回すれば済むという問題じゃない。

 つーか、あたしはホント、この人の生みの親である安倍首相にそっくりだな、と思った。政治家として、権力の私物化がどれほど恥ずかしいのかわかっていない。

 安倍首相は都議選の最終日、ようやく秋葉原の街頭で応援演説をした。彼が登場すると、街頭からブーイングと「帰れ!」コールが巻き起こった。すると安倍首相は聴衆を指差し、

「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」

 と声を張り上げた。またキレたんか?

 なぜ、ブーイングが起こったのか、この人は考えたりしないんだろう。

 総理大臣は、自分の支持者だけの代表ではない、すべての国民の代表者である。

「こんな人たちに負けるわけにはいかないっ」って、自分に刃向かう人たちは敵という考え方なのか?

 当たり前のことだけど、この国もこの国の財産も、あなたたちのものじゃない。そして、あなたたちは国民を守る義務がある。選別したりせず、すべての国民をだ。それが仕事じゃないの?

 それが理解できず嫌だというなら、議員を辞めるしかないね。こんなんで共謀罪通して、大丈夫なのだろうか?


















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記事 [政治・選挙・NHK229] 「山口敬之」を救った刑事部長の出世 菅官房長官からの絶大な信頼(週刊新潮)


「山口敬之」を救った刑事部長の出世 菅官房長官からの絶大な信頼
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07130800/?all=1
週刊新潮 2017年7月20日文月増大号


■「山口敬之」を救った刑事部長と内閣情報官の栄達(上)

 通常国会が閉じ、官僚たちの人事の夏が到来した。総理ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(51)への準強姦逮捕状を握り潰した警視庁の前刑事部長、更に総理のペットと称される内閣情報官に栄達の話が。政権と運命を共にするエリートの人生すごろく。

 ***


 舞台は検察審査会へ

 内閣人事局が設置されたのは、2014年5月のことである。

「国家公務員の幹部人事を一元管理する内閣官房内の組織で、安倍さんが政治主導を極めるために作ったもの」

 と、政治部デスク。

「局長は官房副長官の萩生田(光一)さんですが、実際は菅さん(義偉官房長官)が全部決めている。例えば、『ふるさと納税』を推進する菅さんと意見が合わなかった総務次官候補の昇格が取りやめになったことがありました。この候補については大臣も太鼓判を押していたにもかかわらずです」

 ありきたりの人事に風穴を開けるとは聞こえが良いが、何のことはない。安倍一強が続く限り、官房長官に睨まれれば見捨てられ、媚びれば逆転も可能という虚しき人生すごろくが霞が関で生まれたに過ぎない。

〈経産次官に嶋田氏〉

〈厚労次官に蒲原氏〉

 通常国会が延長なしで閉じられた後にやってくるのは、他ならぬ、官僚たちの人事の夏である。

■オフレコ懇談

 6月最終週の新聞紙面に躍った各省庁のトップ人事について、6月29日夜、菅官房長官と番記者とのオフレコ懇談の場でのひと幕を、政治部記者が打ち明ける。

「度重なる人事報道に長官は“怒ってるよぉ”と笑い、番(記者)が文科省の人事が出ていないと冗談めかすと苦笑い。今後、人事を改める可能性には、“変えてやるよ。どこかは訂正の記事、出すことになるんじゃないの”という反応でした」

「菅さんが全部決めている」の言葉がよみがえってくる。ところで、菅氏はこの日午前の記者会見で、官邸批判の急先鋒として送り込まれた東京新聞社会部の女性記者と対峙していた。彼女が総理ベッタリ記者こと、TBSの元ワシントン支局長・山口敬之氏の準強姦疑惑に関し、検察審査会に申立をした詩織さんに言及。そして大要こんなやりとりをしている。

記者:当時の中村格(いたる)(警視庁)刑事部長、現・警察庁組織(犯罪)対策部長の判断で、当日の逮捕が取りやめになったことは事実として出ております。この中村さんに関し、菅官房長官が将来的に警察庁長官(への昇格)を考えているというお話を聞きました。

菅:(倦むように笑って)そういう憶測だとかですね、そういうことについての質問は控えてほしいと思います。ご本人の将来に関わることでしょう。

 将来に関わると言ったその口を拭って、当夜、報道が出た後に人事を弄(いじ)ると豪語する。そんな官房長官が寵愛する前刑事部長が直面する人事の夏を見て行こう。

■長官・総監への「総審」

「格さんは、警察庁の総括審議官への就任が確実視されています」

 とは社会部デスク。

「このポストは、長官・次長・官房長の下に位置するもので、任務は国会対応や庁内の諸々のことへの目配りなど多岐に亘る。現在の長官と次長、そして警視総監もみな、この『総審』経験者ですから、ここから上が約束されたようなもの。格さんは“一国一城の主”といわれる都道府県の本部長を一度も経験していませんから、総審の後に神奈川あたりの本部長をやって再び警察庁に戻ってくる流れでしょう」

 以前に本誌(「週刊新潮」)は、山口元支局長不逮捕の件で中村氏を直撃しているが、その際に、

〈(逮捕は必要ないと)私が判断した〉

 と主張。個別具体の案件に答えるのは官僚の矩(のり)をこえているという声もあがったし、更にご当人は周辺に、

〈なんで2年前の話が今ごろ出てくるのか、不自然でしょ。女も就職の世話をしてほしいという思惑があったから飲みに行ったのであって所詮男女の揉め事。彼女は2軒目にも同行しているんだしさ。その就職の話が結局うまくいかなかったこととか、最近、山口さんがテレビによく出ているからという、そういうことも(告白の)背景にあるんじゃないの〉

 そう漏らしていた(※本人は否定)が、目下その人生すごろくに瑕はついていない。

「ご存知のように、格さんは菅さんの秘書官を長く務め、絶大な信頼を得ています。2人は1日1度、会うか電話をしている間柄、菅さんは彼を手元に置いておきたいに違いない」(同) 

 とはいえ、今年中にも出る検察審査会の結果如何では、盤石のエリート街道が抜き差しならぬものになるのは論を俟たないのだ。

 ***

(下)へつづく

特集「『官僚たちの夏』到来 安倍総理ベッタリ『山口敬之』を救った刑事部長と内閣情報官の栄達」より





















































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記事 [政治・選挙・NHK229] 室井佑月と小林節が安倍首相の改憲案と詐術を徹底批判! 安倍政治は法治国家を“殿様の私物”にする(リテラ)
          
           安倍政権の画策する改憲プロセスや強権的な国会運営に疑義を呈する室井佑月と小林節。


室井佑月と小林節が安倍首相の改憲案と詐術を徹底批判! 安倍政治は法治国家を“殿様の私物”にする
http://lite-ra.com/2017/07/post-3312.html
2017.07.13 室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第6回ゲスト 小林節(前編) 室井佑月と小林節が安倍改憲案を批判 リテラ


 都議選の歴史的大敗、内閣支持率の低下にもかかわらず、予定通り秋の臨時国会に自民党の憲法改正案を提出する、と明言した安倍首相。独裁と政治の私物化を「反省」するどころか、逆に憲法改正を使って、自分の疑惑を隠し、政権延命をはかろうとしているらしい。

 となると、黙ってないのが、われらが室井佑月だ。都議選前から「安倍政権が弱ってるとかいって油断しちゃだめだよ、次は絶対、改憲を仕掛けてくるから」と警戒。憲法学者・小林節氏との対談を提案してきた。

 小林氏は改憲論者でもともとは自民党のブレーン的な存在でもあったが、ここ数年、安倍政権の解釈改憲や改憲の動きを徹底批判している。

「安倍さんの姑息な改憲扇動に対抗できる方法を小林先生に教わりたい」という室井と、「立憲主義をわかっていない安倍政権下での改憲は絶対に許しちゃいけない」というのが持論の小林氏の対談。前編は、安倍首相が打ち出した憲法9条への自衛隊明文化から、加計学園問題、共謀罪にまで話が及び、二人の口からは安倍政治の本質をつく辛辣な分析も飛び出した。

 安倍首相の改憲に危機感をもっている読者はぜひ、じっくり読んでほしい。

●歴代自民党政権で憲法をここまで軽視する総理大臣はいない!

小林 室井さんに会うのは2度目ですが、そんな感じがしないですね。というのも、家内の口から室井さんの話題がよく出てくるんです。「室井さん、いいよね。言ってること正しいよね」って。私も自分で責任が取れる範囲内で好きなことを言っていますけど、室井さんはああいう敵だらけのなかでも、自分の意見をきちんと言い切っているから、偉いと思う。

室井 ありがとうございます! でも、最近は批判や罵倒ばかりされているから、褒められると何かウラがあるんじゃないかと疑っちゃう(笑)。で、今日は小林先生に、憲法について、いろいろ教えてもらおうと思ってやってきました。安倍政権になって憲法改正の動きが一気に進み始めてから憲法について考えるようになって。少し勉強もしたんですけど、なかなか難しくて。

小林 少しでも興味をもって勉強したのは、安倍さんのおかげですね(笑)。確かに教育に携わる身として、大学が憲法教育をきちんとしてこなかったという反省があります。それ以上に小中高校の教師がきちんと憲法を教えていない。ですから「憲法9条は大事」と言いますけど、どこがどう大事か、多くの人がわかっていない。また「権力者は憲法を守れ」というのは当然の原則なので、これまではあえて説明する必要もないと思っていました。でもそれではダメなんですね。当然の原則さえも理解できない安倍政権 や“安倍教の人々”が改憲を叫ぶ。授業でもっと立憲主義を強調しておけばとよかったと反省もしています。

室井 先生でも反省するんですね(笑)。でも、先生は以前、改憲論者だったんですよね。

小林 いまも改憲論者ですよ。しかし私の改憲は“まっとうな”改憲です。憲法は、国民が幸福に暮らすことを国家が阻害し暴走しないように定める規範です。そして現行憲法は非常によい憲法です。しかし戦争ができないはずの平和憲法9条のもとで、安倍政権は海外派兵を許す安保法制を成立させてしまった。その反省から、権力の暴走を許さないための改正は必要です。つまり国民が幸福になる改正なら歓迎しますが、しかしいまの安倍政権下ではダメです。自民党が出している改憲草案は、国民を戦争に駆り出し、表現の自由を奪い、大衆を貧困に貶めるもので、“改正”ではなく“改悪”です。憲法は国民が権力者の暴走を抑止するためにあるのに、安倍さんは、それを逆転させ“国民を管理統制する”ものに変えようともしている。それは絶対に潰さないといけない。

室井 私も含めて国民が憲法についてもっと興味をもっていれば、ここまで安倍政権が憲法を無視することも、改憲に突き進むこともできなかったかもしれない。でも、憲法をここまでないがしろにしている総理大臣って、ちょっといないですよ!

小林 それはそのとおりです。安倍さんの前までの歴代自民党政権は、「憲法は嫌いだけど守る努力はする」という姿勢でした。ところが安倍さんは「私の使命は憲法改正」と自己陶酔しきっていて、現行憲法を壊すかことしか考えていない。しかも手段が姑息なんだよね。簡単には改憲できないとの自覚があるから、最初は「手続きだけで、内容には触わらない」と第96条の改正手続きのハードルを下げようとした。その後は「いいじゃん、現行憲法なんて無視すれば」というスタンスで、集団的自衛権行使の海外派兵ができる、安保法制を強引に成立させた。

■9条自衛隊明記案に騙されるな! 日本会議と安倍首相の狙いは交戦権復活

室井 あと、緊急事態条項の創設をぶちあげたこともあるし、いまは憲法9条1項2項をそのままに、3項を追加して自衛隊の存在を明記するとか言いだしてるでしょう。加計学園問題で少し大人しくなるかと思っていたら、逆で、疑惑をごまかすために秋の臨時国会に自民党の改憲案を提出するとか言い出した。

小林 3項追加は安倍さんらしい詐欺的なやり口ですね。戦争をするためには軍隊という道具が必要で、国際法では軍隊は認められているし、国家の責任において交戦権を行使する際には、宣戦布告かそれに変わる行動をすることになっている。しかし日本は9条2項で「軍隊をもたない」「交戦権を認めない」ことを規定し、「戦争に参加できない」という縛りを自らにかけたんです。ところが、安倍さんはそれをそのままにして、自衛隊を明文化するという。完全に矛盾しているし、狙いが憲法9条2項の「戦力の不保持」の骨抜きにあるのは明らかでしょう。

室井 だいたい3項追加って、安倍さんの考えじゃなくて、日本会議のお偉いさんの伊藤哲夫さんのアイデアなんでしょ。伊藤さんが去年、自分のシンクタンクの機関誌で安倍さんが今回、提案したのとまんま同じ提案をしていたらしいじゃないですか。しかも、「護憲派に揺さぶりをかけるため」と本音も書いていて、その少し後には、伊藤さんのお弟子さんみたいな人が、同じ機関誌で「自衛隊を明記した第三項を加えて二項を空文化させる」とか、9条骨抜きが目的であることを宣言しちゃっていたみたいだし。

小林 伊藤氏が提案していた3項の追加案は「但し前項の規定は確立された国際法に基づく自衛ための実力の保持を否定するものではない」というものだったが、安倍さんも同じようなものを想定してるんじゃないかな。で、国際法で認められている範囲だから、という理由で、自衛隊の活動をどんどん広げて、事実上、交戦権を認めるところまでいってしまおうという戦略でしょう。

室井 とにかく、なんでもいいから改憲して、国民の抵抗感を取り除いて、将来、基本的人権や平和主義までつぶす布石にしようと思ってるのが見え見えですよね。3項追加と一緒に言い出した教育の無償化もそうでしょう。本当に卑怯。そもそも教育費無償化に憲法改正って必要なんですか?

小林 教育の無償化は法律事項です。民主党政権のときに法律と予算で、高校まで実現したじゃないですか。それを反故にし、ぶち壊したのは自民党政権です。それが大学まで無償化だとは、よく言うよ、という話です。教育無償化は憲法レベルではなく、法律と予算で済む。国会の権限でできることなんです。憲法改正として、壮大な手間暇をかけてやるものではない。自民党が無償化を憲法に入れたい真意は、日本維新の会に対する色目使いですね。維新はお勉強していない人ばかり。「教育の無償化」と、彼らが言っちゃって、引っ込められないだけでしょう。

室井 それと、私が一番問題だと思うのは、安倍さんが総理大臣なのに憲法改正を具体的に進めると明言したこと。しかも、国会で追及されたら、答弁を拒否して“それは自民党総裁としての意見だから読売新聞のインタビューを読め”。どこまでもおかしくないですか? 安倍さんの言動こそが憲法違反じゃないんですか。

小林 いや、“読売を読め”と言ったのは言語道断ですが、安倍さんが憲法改正を口にしたのが憲法違反だというのは、ちょっと違うね。憲法学者や野党のなかにもそういうことを言う人が多いけど、憲法96条で改正手続きについて規定している以上、国民であれ政治家であれ誰であれ、改憲を考えることは違憲ではない。憲法改正の発議権は国会の権限であるけども、内閣は憲法上、国会に対して議案提出権をもっています。それを受けて、否決するか受け入れるかは、国会の問題です。そこで重要なのは、こうした議論を野党や憲法学者がきちんとしてこなかったことです。参加しなかったことで、敵の独走を招いてしまった。だからこそ国民的議論が必要です。あなたのように情報にたずさわっている人でも「それって憲法尊重擁護義務違反じゃないんですか?」と言って改憲派の発言を無視しようとする。そこで、相手は勝手な解釈をしてどんどん前に進んでいる。いまこそ、正面を向いて論争しなきゃダメなんです。

室井 私は戦争放棄を謳ういまの憲法は世界でも一番素晴らしい憲法だと思っているので、改憲はもちろん、議論もしてほしくないんです。でも、それが敵に付け込まれるということか……。うーん、でも、どうなんだろう。議論にのっちゃうと、逆に強引に改憲にもっていかれる気がする。それに「2020年まで」と言ったのは、どう考えてもおかしくないですか。

■共謀罪が施行された後に始まる恐ろしい監視社会

小林 もちろん。憲法改正を口にするのはともかく、スケジュールを切ったのは明らかにおかしいです。しかし安倍さんは、あくまで自分が正しいと思い込んでいる。自分は民主国家において、史上初の衆参3分の2の議席を獲得した。そんな自分には民主的正統性がある。そういう自信なんです。しかもこれまで、自分が先頭に立つと上手くいった成功体験もある。選挙も4連勝した。安保法制に続いて、共謀罪も東京五輪のテロ対策と称して強引に通してしまった。次は、五輪を迎えるにあたり憲法改正を成し遂げようと、本気で思っているんじゃないですか。

室井 そういえば、共謀罪のことを話さなきゃ! 共謀罪みたいなひどい法律をあんなやり方で強行採決するなんて許せないですよ。共謀罪は完全に内心の自由や表現の自由を破壊する。プライバシーも丸裸にされる。そんな大事な人権をオリンピックごときで差し出していいんですか?  ていうか、オリンピックが開けないとか、テロ対策だっていうのも全部嘘だったわけでしょう。

小林 室井さんってホント、小気味いいね。こういうところがあるから、うちの家内が「そうだそうだ!」と賛同するんだろうな。確かに今回の共謀罪採決はプロセスもなにも無視した議会制民主主義の破壊そのものです。しかも、これからもっと恐ろしい事態が起きる。共謀罪は、たとえば「安倍さん、殺したいよね」と誰かと話しただけで成立する。本当に殺そうなんて思ってないし、やれるとも思っていない。だけどその帰り道に銀行でキャッシングしたら、「あいつ、準備に入ったな」と形式上は判断される。ここでポイントは、その話を聞いていなきゃ、わからないことです。だから盗聴、尾行、潜入捜査をしていなきゃいけない。今後はこれを合法化する動きが必ず出てきます。

室井 もう、そうなってきてますよね。加計学園問題で文科省の「総理のご意向」文書を本物だと告発した前事務次官の前川喜平さんだって、絶対に公安とかがかなり前から尾行したり張り込んでいたんですよね。出会い系バーに行ったところを。

小林 すごかったですね。ああいうのを暴露されるということは、監視のネットワークがすでにできているということです。

室井 本当に掴みたかったのは、未成年買春ですよね。そしたら大喜びだったんでしょうけど、結局はそんな事実はなかった。同じ情報をもらった週刊誌も「これじゃ載せるような犯罪でもないし」となっていたらしいです。でも読売新聞はもう公人でもない、法的にも倫理的に問題でもなんでもないプライバシーを大々的に報じた。私たちが危惧して、イヤだなと思っていたことが、すでに現実化しちゃってる。しかも前川さんは自分が参考人として国会に出てもいい、知っていることは全部語ると言っているじゃないですか。でも与党が堂々とそれに反対して、真実を明らかにすることを妨害します。それだけで、語るに落ちたって感じじゃないですか。菅さんがいくら「怪文書だ」と言っても、みんな嘘だとわかりますし。なのに、何かあったら数の論理で閣議決定しちゃう。昭恵さんが私人かどうかも閣議決定されたし、はっきり言って狂ってる。

小林 参考人招致は、議会の権限であって、全会一致が慣例ですが、森友学園問題のときには多数決で呼んだ。それなのに、都合が悪くなるとそれを拒否。3分の2の議席数をもっている与党が「いらん」と言ったら、どんな重要な人物も呼ばれない。それがいま起きている安倍一強独裁の現実なんです。ただ、以前の自民党は絶対多数をもっていてもここまで横暴なことはやらなかった。

室井 倫理感もまったくなくなってるでしょう。何をやっても許されるという感じで、どんな不祥事を引き起こしても責任を取らないし。

■世襲議員の特権意識がつくり出した王政の再現が安倍政治だ

小林 私は自民党と30年以上の付き合いがありますが、「自民党は本当に劣化したな」と思うに至ったのが、世襲議員が過半数になったときです。それまでは憲法は国家や権力が暴走しないための規範だ、と言うと、「そうか」と納得してくれたんです。しかし世襲議員は違う。彼らは、封建時代の貴族のような意識と生活で、国民と乖離している。また世襲議員にありがちですが、意見が合うときは、「さすがは大学教授! 先生は違いますよね」なんておべんちゃらを言ってくる。でも、意見が合わないと「小林さん、あんたねえ」と、まるでヤクザなんです。多様な意見を認めないし、都合が悪くなると態度が豹変する。何だ、このヤクザちっくな連中は、と思うほどです。彼らは結局、自分たちが特権階級だという自負があるんです。考えてみてください。生まれたときから大きな屋敷に住んでいて、書生や地方議員がヘコヘコと挨拶に来ていて。道を歩いているとおまわりさんが、「ぼっちゃん、こんにちは!」と敬礼する。子どもに敬礼するおまわりさんなんて、普通はいないですよ。安倍さんも政治家一族の3代目のぼんぼんです。でもひとつだけ思い通りにいかなかったのは、学校の教室のなかでは教師に敵わなかった、ということです。だからいまになって、学校教育や教師を罵倒することを覚えた。ある種の復讐です。しかも総理が安倍さんで副総理が麻生太郎さんで、どちらも父親や祖父の世代からの付き合いで来ているわけです。

室井 わたしの周りにも金持ちの息子はいます。でも、低姿勢で礼儀正しい人が多いですよ。

小林 それは経済権力者だから、経済論理、法制度のなかで動くしかない。ところが、政治的権力者というのは、究極の権力をもっている。それは加計学園問題が象徴的です。法治国家とは、国民の代表たる国会でつくった法律に則り、どこの誰にでも同じ条件で適用されるのが原則です。学校をつくろうと思ったら、その学校は、それだけの力があるのか、地域に需要があるか、などきちんと詰めていく。これが法治国家の正しいやり方です。しかし竹中平蔵という政商が提案した「国家戦略特区」は、総理大臣を議長として、御用商人的な学者と一部側近の官僚を集めた会議で、トップダウンで決まってしまう。巧みに、法治国家を“お殿様”の私物にする制度なんです。

室井 お殿様が、お殿様とお友だちのためにつくったルールってことですよね。だから色々な問題が表面化してきた。でもそれに対して“お殿様一派”のやり口はひどいですね。自分に歯向かう人間には、犯罪でもないのに御用新聞にデカデカと報じさせる。安倍さんをかばっていた“御用ジャーナリスト”の山口敬之さんなんて、準強姦疑惑で逮捕状まで出たのに、それをもみ消したり。これって法律やルール無視じゃないですか。

小林 言ってみれば、かつての王族支配、貴族の世界の再現です。「庶民がやれば強姦だけど、俺が手篭めにしてやったんだ、ありがたいと思え」と。本来は、日本も「すべての国民は対等であり、基本的人権をもつ」民主主義国家だし、誰に対しても公平に法律が適用される法治国家のはずだった。ところが、現在の安倍政権の意識は、旧世代の王様と貴族の状態です。しかも彼らは、究極の国家権力をもち、警察も自衛隊も税務署ももち、それを使ってマスコミを支配している。つまるところ、現在の安倍政権下にある日本は安倍さんを戴く王制なんです。

室井 だから、ああいう国会運営や答弁をやっても平気だし、逆に国民に対しては、共謀罪とか権利や自由を制限したがるのか。だったら、こんな王政は絶対に倒さなきゃいけませんね。フランス革命みたいに。

(後編に続く)

小林 節 憲法学者、慶應義塾大学名誉教授、弁護士、1949年生まれ。元ハーバード大学研究員、元北京大学招聘教授であり、テレビ論客としても知られる。2016年には安倍政権の安全保障関連法廃止や言論の自由確保、憲法改正阻止などを掲げ「国民怒りの声」から出馬するも落選。その後も「小林節が斬る!」(日刊ゲンダイ)連載などで安倍首相を批判し続ける。『小林節の憲法改正試案』(宝島新書)、『白熱講義! 集団的自衛権』(ベスト新書)、『憲法改正の覚悟はあるか――主権者のための「日本国憲法」改正特別講座』(ベストセラーズ)など著書多数。

室井佑月 作家、1970年生まれ。レースクイーン、銀座クラブホステスなどを経て1997年作家デビューし、その後テレビコメンテーターとしても活躍。現在『ひるおび!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)、『あさイチ』(NHK)などに出演中。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/112.html

記事 [政治・選挙・NHK229] BSフジ「プライムニュース」が安倍総理大臣につき、「こりゃ、ダメだ」判定を下す。フジの報道にネトウヨどもがうろたえる 
BSフジ「プライムニュース」が安倍総理大臣につき、「こりゃ、ダメだ」判定を下す。朝日でなく、「我らが味方」と思っていたフジの報道にネトウヨどもがうろたえる
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e75d35060e984d6e9cb2b95791014115
2017年07月13日 のんきに介護


盛田隆二 @product1954さんのツイート。

















プライムニュース最新 2017年7月12日 20170712 安倍政権について




















http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/113.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 安倍首相、二階幹事長との会談で「今後は(論戦では)ソフト対応」=国会論戦念頭に(時事)-同席した森田実氏が明かす
「安倍首相「今後はソフト対応」=国会論戦念頭に
7/13(木) 16:18配信
 安倍晋三首相は13日、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談した。

 首相は、通常国会での野党との論戦を念頭に「ちょっとむきになったところがあったのを改めて、ソフトに対応していきたい」との意向を示した。

 首相は「国民の求めることを一生懸命やるのみだ。今まで築き上げてきた世界的な指導者との関係に立脚して、世界の平和と安定に努力していきたい」とも語った。

 会談に同席した政治評論家の森田実氏が記者団に明らかにした。憲法改正や内閣改造・自民党役員人事は話題にならなかったという。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000082-jij-pol
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 政局を左右する憲法9条の偉大さ  天木直人
政局を左右する憲法9条の偉大さ
http://kenpo9.com/archives/1797
2017-07-13 天木直人のブログ


 私は、公明党の山口代表が、「改憲は急ぐべきではない」と安倍首相に釘を刺した発言に注目している。

 その真意はどこにあるのか。

 私の結論を先に言えば、公明党は、安倍首相、自民党の反安倍派、そして小池百合子の三者を天秤にかけて、踏み絵を迫っているのだ。

 安倍首相が改憲を棚上げするならこれまで通り安倍首相を支える、しかし安倍首相が改憲にこだわるなら打倒安倍政権に動かざるを得ない、あらたな連立政権の相手として、自民党の反安倍派か国政に向かう小池新党のいずれか、またはその双方と組むしかない、と言っているのだ。

 権力にとどまり続ける事が至上命題の公明党は、護憲の看板をかなぐり捨てて、安保法や共謀罪を強行した安倍自民党を支え続けた。

 しかし、その代償は大きかった。

 内外の批判にさらされ、特に創価学会婦人部からの突き上げは強く、この上安倍首相の9条改憲まで支持するなら、山口公明党は今度こそ窮地に追い込まれる。

 そんな中で、渡りに船のごとく、いきなり安倍首相に赤ランプがともったのだ。

 おりから東京都議会選の成功体験がある。

 与党にとどまる事が至上命令である公明党にとって、小池知事に悪役にされた自民党都連と組んでも勝ち目はない。

 小池百合子と組んで勝って、与党にとどまるしかない。

 そして、見事にその通りになった。

 今度は国政だ。

 安倍一強が続くと見られていた最近までは、都議選と国政を使い分ける事ができた。

 しかし安倍首相の不支持率が支持率を大きく上回った今、自民党と組んでも国政選挙に勝つ保証はなくなった。

 公明党が国政でも新たな相手に乗り変えようとするのは当然であり、その相手が小池百合子であり、その小池百合子と組むかもしれない自民党の反安倍派なのだ。

 その一方で小池百合子も大きなジレンマを抱えている。

 もし国政に出るなら、公明党の支持が不可欠であることを誰よりも知っているのが小池百合子だ。

 発売中のアサヒ芸能最新号で佐藤優が書いている。

 都議選の勝者は公明党だったと。

 公明党が小池人気にあやかったのではなく、小池氏が公明党に協力を求め、公明党のおかげで勝てたのだと。

 いまや公明党の代弁者になってしまった佐藤優がここまで書いているのだから、これは公明党の本音に違いない。

 もし小池氏に国政への野心があるのなら、そして間違いなくあると思うが、小池百合子もまた護憲という踏み絵を迫られているのだ。

 小池百合子も自民党の反安倍派も、もし政権を取りたいのなら、自らの改憲志向を棚上げして、「いまは憲法9条改憲を急ぐべきではない」というポーズをとるしかないのだ。

 この公明党の護憲回帰には、もう一つの大きなメリットがある。

 それは共産党との宿命の争いに決着をつける事ができるからだ。

 共産党と公明党は、「護憲」と「弱者の味方」の二つを売り物にして、支持者獲得を競って来たライバル政党だ。

 連立政権にとどまり続ける公明党が護憲に回帰したら、共産党はとてもかなわない。

 いくら護憲を叫んでも、永久に万年野党から抜け出せないからだ。

 護憲に回帰した公明党は、共産党の唱える野党共闘とその先にある野党連立政権の野望を見事に粉砕することになる。

 山口代表の突然の、「改憲は急ぐべきではない」発言の裏には、今後の政局を左右する大きな深謀遠慮があったのである。

 しかし、その公明党も勝てないものがある。

 それが真正、本物の護憲政党である新党憲法9条だ。

 けだし憲法9条は政局を左右する偉大な政治哲学なのである(了)


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK229] ジャーナリスト・田中稔氏「安倍首相が火だるまになる爆弾ネタを某誌が仕込み終えた」有田議員「加計問題についてデカいスクープ
【噂】ジャーナリスト・田中稔氏「安倍首相が火だるまになる爆弾ネタを某誌が仕込み終えた」有田議員「加計問題についてデカいスクープがもうすぐ出る」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/32023
2017/07/13 健康になるためのブログ











以下ネットの反応。
















これ一緒のネタなんですかね?メチャメチャ気になります。

知ってる人いません?

【追記】

どうやら同じネタのようです。






http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 内閣改造? 一新するには安倍さんが変わるのがいちばん 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
 


内閣改造? 一新するには安倍さんが変わるのがいちばん 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209407
2017年7月13日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   独ハンブルクのG20に出席していた安倍首相(C)AP

「来月早々に内閣改造を断行し、人心を一新する」(安倍晋三首相/ストックホルム)

 11日のTBS系のニュースで外遊中の安倍さんがそう言ってたと流していた。

 いやぁ、10日の国会閉会中審査を見ると、そんな上手くいくのかなぁって思うよ。

 安倍さん、菅官房長官を動かさないみたいじゃん。

 わかってないなぁ。国民感情としたら、菅さんは悪い執事みたいに見えるんだって。あっ、安倍さんに妄信的に仕えているから、悪に見えるのか? あとは惨敗した都議選の開票日に、一緒にフレンチ食べてた麻生さんと甘利さん? ないわぁ。一新されたように見えるわきゃない。

 てか、一新するには、御大将である安倍さんが変わるのがいちばんなんだよ!

 ま、そんなことはどうでもいい。閉会中審査。文書の正当性で、また揉めておった。

 でもさ、「あった」「見た」っていう前川前事務次官と、「記憶にございません」を繰り返す文科省幹部&萩生田官房副長官、みんなどっちを信じるよ?

 前川さんは一貫して「官邸の動きがあった」「行政が歪められた」と言っている。そんなことなどないと言うなら、なぜ前川さんに向かって「総理の口から言えないから私が代わりに言う」と発言した和泉洋人首相補佐官を審査に連れてこなかった? 「獣医学部をよろしく」といった木曽功元官房参与をなぜ出してこない?

 首相に近い和泉首相補佐官を出すと、ヤバいからだろ。彼が最後の防波堤だもんな。

 ま、今回はっきりしたのは、石破4条件をきちんと精査し、加計学園に決めたんじゃないってことだ。そうすると、加計が残らなくなるから、焦ってそうした感じ。

 それともう一つ、山本幸三地方創生相が壊れかけてるぅ。安倍ボンに仕えると、疲労し、壊れやすくなるんかな?








http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 米国の真似することを「改革」と考える安倍政権の馬鹿さ加減ー(田中良紹氏) 
米国の真似することを「改革」と考える安倍政権の馬鹿さ加減ー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq19oh
13th Jul 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


10日に行われた「加計学園」を巡る参考人招致は国民に「ていねいな説明」が

なされるどころか疑惑をそのまま持ち越したに過ぎなかった。

政府・与党が渦中のキーマンを隠したままにしておくからそうならざるを得ない。

その中でフーテンが注目したのは参考人として出席した加戸守行前愛媛県知事である。

加戸氏は文科省の役人として前川氏の先輩に当たることから前川氏をけん制する意味も

あったのだろう。もっぱら与党側が質問の対象にした。

しかしその発言によって「加計問題」の本質というか安倍政権の本質が見えてきた

気がする。

結論から言うと安倍政権は米国の真似を「改革」と考え、

すべてを市場に任せれば何事もうまくいくとして、

国家の責務を放棄することに価値を見出す政権である。

しかし米国がどれほどの惨状を呈してきたかという現実を見ようとせず、

ひたすら米国追随を続ける。

加戸前知事は「加計問題」の発端をBSE対策だと言った。

狂牛病と言われたBSEは2000年代初頭に大問題となった牛の病気だが、

世界最大の牛肉輸出国である米国に深刻な影響を与え、

影響は米国からの牛肉輸入量世界一の日本にも及んだ。

2003年に米国でBSEが発生すると日本政府は米国産牛肉の輸入を差し止め、

オーストラリア産に切り変えたことで早期の輸入再開を要求する米国政府との間に

摩擦が生じた。日本が条件付き輸入を再開したのは

小泉政権末期の2005年12月、

輸入を大幅に緩和したのは第二次安倍政権の2013年である。

加戸前知事はこの時に米国政府がBSE対策として獣医師の数を増やすため

獣医師養成大学を3校増設したことに刺激されたと言う。

愛媛県にも獣医師養成大学を作ろうと考え、

そこで今治出身の県会議員が加計学園の事務局長と「お友達」であることを知り、

それで話がつながったと経緯を語った。

愛媛県としては12年前から「加計ありき」で大学の新設を要求し、

しかし政府からは全く無視され、獣医師会の反対もあって実現できなかったのが、

安倍政権の国家戦略特区に指定されたことで夢がかなったのだと言う。

加戸氏から見れば既得権益にゆがめられた行政が正常になったということだが、

問題は加計学園と愛媛県だけでなく加計学園の理事長と安倍総理が「お友達」である

ことだ。既得権益の岩盤規制に穴を開け、その穴を通ったのが

権力者の「お友達」つながりだけだったという話である。

しかも権力者の「お友達」は長年にわたり権力者を支援し続けてきた人物だから

その決定過程には徹底した透明性が求められる。

それがないと贈収賄罪が成立する可能性も排除できない。

お隣の韓国ではそうした事件で権力者が失墜したが、

加戸氏が真似ようとした米国では絶対に許される話でない。

加戸氏はおそらく米国の政治の仕組みをよく知らずに発言しているのだろう。

米国を真似することが素晴らしいことでも何でもないことにも思いが至っていない。

米国がBSE対策として獣医師の数を増やしたのは世界最大の牛肉輸出国として

当たり前である。しかし日本はそれと同列ではない。

にもかかわらず安倍総理は「1校だけを認めたから疑惑をもたれた。

だから全国展開して2校でも3校でも獣医師養成大学を作る」と発言した。

これが何を意味するか、裏に何があるのかにフーテンは引っかかる。

山本幸三地方創生担当大臣や自民党の片山さつき参議院議員などの発言を聞くと、

学校経営もやりたい人間にどんどんやらせ、駄目なものは潰し、

競争力のあるところだけを生き残らせれば良いという。

すべては市場に任せるという自由主義の考えだ。

国家試験のある医師や獣医師は役所が需要を見ながら学生の定員を決め、

大学の増設を認可しているが、そんなことをせずに自己責任ですべてやらせろと

言うのである。

日本人は明治以来「欧米に追い付き追い越せ」でやってきたが、

これは「欧」ではなく「米」だけの考えで、

福祉国家を悪と考える「小さな政府」の思想である。

「小さな政府」は官僚の役割を限りなく小さくするので、

安倍総理の「岩盤規制に穴を開ける」は、

官僚の仕事をなくして民間が主役の市場に任せようと言うわけだ。

米国は外国から移民がどんどん流入してくる国だから自己責任でやってきた。

国民の面倒を国が見ることは悪と考えられる。その代わり税金も安くする。

あとは本人の能力次第になる。

しかし欧州や日本はそれとは異なるやり方で国家を運営してきた。

ところが冷戦後、米国は世界に対し米国の価値観を押し付けてきた。

それが世界各地で反発され、特にイスラム世界の過激派が米国本土を攻撃して

「テロとの戦い」が始まった。

泥沼に陥った米国は安全保障でも経済でも力を失い、

豊かだった国家がいつの間にか貧困にあえぐ白人労働者の怒りによって

政治が動く国家になった。

「米国は国民の面倒を見ない。頼れるのは自分だけ。金がすべてだ。米国は国家ではない」

とハリウッド映画「ジャッキー・コーガン」でブラッド・ピットは名台詞を吐いたが、

それが米国政治の真実だとフーテンも思う。

だから官僚が全体のバランスを考えて作る規制など必要ないのだ。

自由にやらせて落ちこぼれが出てもそれは自己責任。

本人の努力が足りないという話になる。

しかしその米国はかつてより貧困層を増やし確実に幸福度を減らしている。

「加計問題」から見える安倍政権の政治は米国のやり方を真似することを

至上命題としている。

そのために官僚機構を破壊しようとして「前川奇兵隊」の抵抗にあった。

獣医師の増員も米国の要請によって米国のために働く獣医師を養成する仕掛け

かもしれない。そうでなければ需要もないのに増員する理由が見つからない。

5月のG7を見ても今月行われたG20を見ても米国はどんどん影が薄くなり、

EU,中国、ロシアの存在感が増してきた。

ニューディール政策という「大きな政府」の政策で第二次大戦後に豊かさを

勝ち取った米国は、冷戦後の「小さな政府」路線が寿命を縮めているように

フーテンには見える。

日本が戦後の高度成長を成し遂げたのも自民党と社会党が共に「大きな政府」を

志向していたからだ。それが小泉、安倍と続く政権が米国に追随し

「小さな政府」路線を採ったところから格差が拡大し、

将来不安が増大して消費に金が回らなくなった。

しかもそれを「改革」と呼んで正しいことのように考えているところに

安倍政権の馬鹿さ加減を感じる。


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 「加計」集中審議 自民が一転、受け入れ(フジテレビ)-昼の時点では「自民、開催を拒否」だった
「「加計」集中審議 自民が一転、受け入れ
7/13(木) 19:05配信
Fuji News Network

学校法人「加計学園」をめぐる、安倍首相が出席しての予算委員会の集中審議が、急きょ開催されることになった。
民進党の山井国対委員長が明らかにしたもので、自民党の竹下国対委員長から、13日夕方、集中審議を受け入れるとの回答があったという。
自民・民進両党は13日午後、国対委員長会談を開き、自民党は「必要性を感じない」といったんは拒否したが、安倍首相が受け入れる意向を示し、一転して開催されることになった。
両党は12日、日程を決めることにしている。」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170713-00000171-fnn-pol

午後4時頃の報道では「自民、予算委員会開催を拒否」だったのですが、事態が急転したようです。何があったのでしょうか?
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 国会から逃げまくっている安倍政権 見苦しい延命悪あがき(日刊ゲンダイ)
 


国会から逃げまくっている安倍政権 見苦しい延命悪あがき
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209374
2017年7月13日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   大名行列で被災地行脚(C)共同通信社

 九州豪雨への対策を理由に欧州歴訪を1日繰り上げて帰国した安倍首相は12日、被災地入りした。お供を引き連れ、大名行列さながらに大分、福岡両県を視察。「激甚災害の指定を一刻も早く行いたい」「一刻も早く安心して暮らせる生活を取り戻すため、全力を傾けて復旧復興に取り組む」などと、財政支援を強調し、地方交付税の繰り上げ配分に言及したが、どうもしらじらしい。パフォーマンスのニオイがぷんぷんする。

 安倍が外遊中の6日、数十年に一度の記録的豪雨を受けて関係閣僚会議が開かれた。臨時代理を務めた麻生財務相は「想像を超えるものになり、異常事態であることは間違いない」とし、自衛隊や警察、消防が7800人態勢で捜索に当たっていた。そうした中、稲田防衛相が政務を理由に70分間外出。大臣以下政務三役の4人全員が約40分にわたって防衛省を不在にしたことが大問題になった。危機管理体制がマトモに機能していれば、深刻な状況は安倍に伝わっていたはずだ。それでも安倍は豪雨について口にせず、「北朝鮮に対して国際社会が緊密に連携して対応していく、その必要性について強く訴えていきたい」などと外交に血道をあげていた。4日に北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射したことで、安倍周辺はG20が「最高の舞台になる」と当て込んでいたという。

■国際社会に見透かされた“北危機”

 ところが、行ってみれば安倍の浅はかなもくろみは木っ端みじん。「個人的な信頼関係を確立できた」と国会答弁するほど頼りにしていたトランプ米大統領は、国際社会で浮きまくり。日中韓首脳会談は圧力強化で一致したものの、対話路線を取る韓国の文在寅大統領ペースで運び、共同声明は「北朝鮮が正しい方針を取れば明るい未来を提供する用意がある」などの融和的文言が盛り込まれた。G20直前の首脳会談で握ったロシアと中国はソフト路線で協調。結局、G20首脳宣言に北朝鮮問題は盛り込まれず、赤っ恥をかいたのだった。そうしたら、エストニア訪問をキャンセルして突然の帰国である。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

「北朝鮮危機をことさらにあおる安倍政権は、内政課題の目くらましに北を利用しているだけではないか。国際社会に魂胆を見透かされたのでしょう。そもそも被災地対策が念頭にあれば、G20閉幕直後に帰国する選択もあった。しかし、それでは10日に行われた閉会中審査を避けられない。中途半端な外遊切り上げは、かえって安倍首相のご都合主義を露呈した印象です。国民のための政治をしていないんですよ。九州の甚大な被害を目の当たりにして疑問を持ったのが、主要政策に掲げている国土強靱化。毎年、兆単位の予算が付いているのに、一体どういうことなのか」

 災害に強い国づくりを目指すとして、自民党の二階幹事長が総務会長時代の2014年に提言した「国土強靱化」。東日本大震災を教訓に〈「強くてしなやかな(強靱な)」国づくりを進めていく〉との掛け声で、〈人命は何としても守り抜く〉〈迅速な復旧・復興を可能にする〉などの4原則を基本方針に、14年度以降は毎年3兆円超の予算が組まれ、これまで約14.5兆円がバラまかれているのだ。それなのに、3.11の被災者3万人は6年経っても仮設住宅暮らし。熊本地震でも4万人超が仮設生活を強いられている。

  
   止まらない暴言、放言(C)日刊ゲンダイ

都議選後に吹いた“3大神風”も効果なし

 報道各社の世論調査による内閣支持率は軒並み急降下。支持率と不支持率が逆転し、危険水域が迫ったレームダック政権は国際政治の舞台でも相手にされずじまい。歴史的大敗を喫した都議選後に吹いた追い風も政権浮揚につながらなかった。

「北朝鮮の暴走、外交成果、国内災害は安倍首相にとって“神風”で、何度も窮地を救われてきた。ところが、北朝鮮がICBMを撃っても、TPPに次ぐ大型協定のEPA(経済連携協定)をEUと大筋合意しても、九州を豪雨が襲っても世論はビクともしない。最強の風が吹いてもダメとあって、いよいよ安倍首相はヤバイ、と党内はザワついています」(自民党関係者)

 当初、8月下旬ともいわれていた内閣改造・党役員人事はどんどん前倒し。8月3日にも実施し、19人いる閣僚の半数以上を入れ替える大幅改造が浮上しているが、「骨格をコロコロ変えるべきでない」ともしていて、菅官房長官、麻生財務相、二階幹事長の問題重鎮は留任する見通しだ。都議選惨敗で「大変厳しい都民の審判が下された。深く反省しなければいけない」と言ったのはどの口だ。これで「反省」とは笑わせる。

 菅は加計学園の獣医学部新設をめぐり、疑惑を告発した前川喜平前文科次官を個人攻撃し、閉会中審査でもドーカツまがいの発言の繰り返し。麻生の放言癖は筋金入りで、暴言・暴行騒動の豊田真由子衆院議員を「あれ女性ですよ、女性」とちゃかし、「マスコミはかなりの部分、情報が間違っている」と都議選の劣勢を責任転嫁。二階にいたっては、3・11の被災者軽視で更迭された今村前復興相を「人の頭をたたいて血を出したという話ではない」とかばい、都議選の最中には北朝鮮を「キチガイみたいな国」と揶揄した揚げ句、それを報じたマスコミを「落とすなら落としてみろ。マスコミが選挙を左右すると思ったら大間違いだ」と暴言を吐いた。

 政治評論家の森田実氏は言う。

「問題大臣だらけの今の陣容では、小幅に入れ替えたところで臨時国会には耐えられない。今回ばかりは追い込まれて大幅改造に踏み切るのではないか。もっとも、大幅改造に耐え得るほど自民党に人材がいるとは思えません。まさに進むも地獄、退くも地獄でしょう」

■6割が「アベ信用できない」

 問題大臣に引導を渡すのは結構だが、見苦しい錯乱政権の悪あがきにはホトホトうんざりだ。目くらましも連発されれば目が慣れる。

「よかれと思っての助言でも、人に言われるとカチンときて反発するのが安倍首相の性格。順送りと言われても派閥の領袖を取り込み、実務型の重厚内閣に改造するほかに延命策は見当たりませんが、ここへきても奇をてらった女性や民間人の登用を検討しているようです」(永田町関係者)

 国民が求めているのは改造人事よりも、安倍が問題の核心を握る森友学園、加計学園をめぐる疑惑の究明だ。

「9日に8000人が集まった新宿の抗議デモは、臨時国会の召集と安倍首相の説明を求めたものだった。〈アベ出てこい!〉が世論なんですよ。改造でしのげるとタカをくくっているのだとしたら、国民をナメ切っている。『こんな人たち』が訴える〈アベ辞めろ!〉の空気はアッという間に伝播するでしょう」(五野井郁夫氏=前出)

 支援者が集まる講演会で加計疑惑を「一点の曇りもない」と言い切ったのだから、国会でも正々堂々と説明できるだろう。いま安倍が果たすべき責任は政策課題の実行よりも、自分の発言への責任だ。有権者の6割が安倍を「信用できない」という事実を無視し、またぞろ国会から逃げようというのなら、首相も国会議員もサッサと辞めればいい。それが世論だ。











  




http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 週刊新潮7/20号:加計学園が来年4月の開校にこだわった理由 
週刊新潮7/20号:加計学園が来年4月の開校にこだわった理由
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4603ffbe9e7df9c18072cdaa0b50fe2f
2017年07月13日 のんきに介護


Tad‏
@CybershotTadさんのツイート。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 今度は国政…都議選圧勝でも小池知事の総理への道は遠い 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
  


今度は国政…都議選圧勝でも小池知事の総理への道は遠い 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209310
2017年7月13日 日刊ゲンダイ


  
   小池百合子都知事(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子東京都知事の「都民ファーストの会」の都議選大躍進を受けて、気の早い政界消息通の間では「次は国民ファーストで、日本初の女性総理を狙うのではないか」と取り沙汰されているが、それを「冗談じゃない」と怒っているのは、かつて彼女が渡り歩いたいくつかの政党のひとつで一緒だったことのある元国会議員である。

「都知事になったのが去年の8月初めで、間もなく1年が経つが、ただバタバタと騒動を起こしているだけで、何も実績は挙がっていない。石原元知事や森喜朗組織委員会会長を悪役に仕立てて五輪会場を見直すとか、都議会自民党をサンドバッグにして豊洲移転を見直すとか、ちゃぶ台をひっくり返すようなことをして、何かをやっているようなフリをしても、結果は大山鳴動ネズミ一匹。細川護熙とか小沢一郎とか小泉純一郎とかのスターに接近して、その横にピッタリ付いて、やっているフリを演じるのは上手だけれども、自分がトップに立ったら何にもできないというのがこの1年だ。初の女性総理? とんでもないよ」と、手厳しい。

 確かに、どこへ行けばスポットライトが当たるかを嗅ぎ分ける動物的なまでの直感や、主役の横で見事に引き立て役を演じきるパフォーマーぶりには感心させられる。しかし、トップに立つにはそれなりの政治的信念なり政策的見識なりが求められるし、それに基づいて物事を決断して期限を区切って形にしていく実行力が何より大事であるはずだが、1年を経てその証明はない。元国会議員が言葉を継ぐ。

「小池が2020東京五輪まであと3年、全身全霊を捧げて頑張っても、難問をすべて乗り越えて成功に導けるかどうかの瀬戸際が今だろう。そういう時に『国民ファースト』とか言って浮かれているのが信じられない。直近の国政選挙といえばたぶん来年秋の総選挙。まさか小池が知事を辞めて国政復帰という超無責任はあり得ないから、誰かに新党をつくらせて、知事は応援ということなのだろうが、その新党に駆けつけそうな“誰か”の筆頭は、維新からはじかれた渡辺喜美、民進をおん出た長島昭久、自民を離れた若狭勝の3人だろう。『新党・出がらし』とでも命名したらいいじゃないか」

 なるほど、小池知事の国政への野望が簡単に達成されることはなさそうである。

高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。










http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 今井雅人が蓮舫さんに求めるものは、不思議に菅官房長官がコメントする内容が同じ。一体、今井は、誰の顔色を見て言っているのか
今井雅人が蓮舫さんに求めるものは、不思議に菅官房長官がコメントする内容が同じ。一体、今井は、誰の顔色を見て意見を言っているのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ddcaa12e3e8eaa2fd4daa6e1aa77ccb2
2017年07月13日 のんきに介護


盛田隆二 @product1954さんのツイート。





今井某は、

「説明責任」「説明責任」と

喧しいが、

蓮舫さんとしては、

曖昧なところがあったということだろう。

それは、

事実かもしれない。

しかし、

そんなことより

菅が自党のことでないのに、コメントをする方がよほど不自然だし、

そちらの方の説明責任はどうなっているのだろう。

また、

志葉玲‏@reishivaさんが指摘するように

蓮舫さんより

幹事長の野田さんの方が罪が重いと思う








http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 「国会で説明します」と安倍首相が電話! 
「国会で説明します」と安倍首相が電話!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_211.html
2017/07/13 21:21 半歩前へU


▼「国会で説明します」と安倍首相が電話!


共同通信によると、
 安倍晋三首相は13日、学校法人「加計学園」問題を巡り、自ら国会で説明する考えを自民党の竹下亘国対委員長に電話で伝えた。

 竹下氏は民進党の山井和則国対委員長に首相出席による予算委員会の集中審議に応じる意向を電話で伝達した。

これに先立ち、竹下氏は山井氏との会談で開催を拒否していたが、一転して応じることになった。

 内閣支持率急落などを踏まえ、首相は国会で説明を尽くす必要があると判断した。山井氏は記者団に「当然。遅すぎたぐらいだ」と述べた。

 首相は通常国会閉会後の6月19日の記者会見で「真摯(しんし)に説明責任を果たしていく」と表明した経緯がある。

 竹下氏は山井氏との会談で、官邸事務方トップの杉田和博官房副長官や首相の友人である同学園の加計孝太郎理事長ら7人の証人喚問については拒んだ。北朝鮮情勢や日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)に関する衆院安全保障委と農林水産委の開催申し入れも断った。(共同)























http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK229] ひるおび、安倍シンパの矢代弁護士がここへ来て安倍政権擁護を開始(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/07/post.html
2017-07-13 


都議選以降、内閣支持率が今までの支持率は何だったのかと
思うほど、嘘のように下降してしまった。


そういえばこの2〜3日田崎スシローを見ない。


田崎スシローが出なくても、なぜか色んな番組であれ?と思う
ような政府擁護をする人間が、未だにいる事も不思議な事で。


今日のひるおび、多少は庶民への目線ができたかと思ってい
た矢代弁護士が、看過ならない事を言っていた。


内閣支持率で、安倍首相の不支持の理由が、「信用できない
から」
がダントツトップだった事で、この点を矢代弁護士が「何も
関与していないと言う人に対して、信頼できないと言うのも無責
任な評価だなと思うんですね」
と言っていて、伊藤敦夫とのくだ
りは、ものすごいみものだった。


ひるおび、57分ごろから
ひるおび 2017年7月13日 170713 #2


だったら、なぜこんな状態になるのか



疑わしいと思われている人が、全員、審査会に出席もせず逃
げ回っているように見える。


イメージで判断して欲しくなかったら、出て来ればよいじゃない
か。


個人的には加計学園の加計孝太郎氏は、それこそこの問題
の当事者で、教育に携わる人間が事が公になった途端、表
に一切出て来ないと言うのも、どうなんだろう。


同じ教育に携わる人間の籠池氏に対しての評価は分かれる
ところかもしれないが、少なくとも証人喚問に応じている。


この人、随時、逃げ隠れせず表に出てきて語っているし。


加計学園関係者の全員が、前川氏のブレナイ態度を見習って、
これこれこういう理由で加計学園に決定したと、ありとあらゆる
資料を提出して弁明すればよいだけの話で、それを、国会名物
「記憶にありません」を連発したり、参考人に呼んでも誰も出て
来ないでは。。。


安倍首相だって、都議選惨敗後、反省してその都度真摯に丁
寧な説明をすると言っていたじゃないか。


閉会中審査を見ていても、政府側のどの答弁も真摯で丁寧
な説明をしたとも感じないし、納得できるものではない。


同じ時期の話なのに前川氏はものすごく記憶があり、政府関
係者は押しなべて記憶が無くなり、文書も残っていないと言う
、そういう部分ばかり出てきたら、誰だって、政府側の言い分
を信用出来ないと思うのは当たり前と言えば当たり前の話だ。


それにしても安倍政権の周りのお友達たちは、不都合な真実
が出てきた途端、さっさと雲隠れするのも、なんだかなあだ。


例えば、準強姦罪を暴露された途端、まったく消息不明になっ
た山口ノリマキ、秘書に暴言の限りを尽くした豊田真由子、そ
して、加計問題の一番の当事者の加計孝太郎等々、なぜか、
人々の関心が無くなるのを待っているかのように姿を消す。


ほとぼりが冷めるのを待っているのだろうが、国民も見くびら
れたものだ。


安倍政権はどこまでも国民を侮っているよ。。。。

http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 自民、安倍総理の閉会審査出席を認める。しかし、根回しの和泉首相補佐官らを召喚しないと意味がない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201707/article_12.html
2017/07/13 19:32

自民が安倍総理出席で、閉会中審査に応じることを民進に伝えたと号外記事が出た。

このまま、何もしないことによる損と、開いた場合の損を計算して、開催した方がいいとしたと思われる。ある意味、追い詰められていることを示している。

この場合、民進、他の野党の要求の中身が重要だ。単に首相が出ても、先日の審議の堂々巡りになる。

そこには、前川氏が話したように、安倍首相の意向を受け、前川氏らに働きかけた首謀者の和泉首相補佐官、前川氏が職に恋々としていると菅官房長官に伝えたとされる杉田官房副長官、また前川氏に早く加計学園の手続きを進めろと言った木曽内閣参与、総理の意向と言った藤原審議官を証人もしくは参考人として呼ぶべきだ。呼ばないと意味がない。この場合、彼らと全面対決となる前川氏には、申訳がないが証人喚問の証人として、出てもらわなければならない。あと出来れば、張本人の加計理事長である。

上記の話は、加計学園が主体になると思われるが、大阪地検特捜部に、森友学園の本丸である土地取引に関して、弁護士グループが近畿財務局らの幹部を背任容疑で告発した。

この訴訟団は厳しい。この訴訟を受けて特捜部も籠池氏の話と同時に、近畿財務局方面も調べざるを得ない。籠池氏は喜んでいるだろう。

しかし、告訴された近畿財務局の幹部連中は、超戸惑っているだろう。内心は、本省の佐川前理財局長からの指示を受けてやっただけなのに、なんで告訴されるのかと言いたいだろう。弁護団も、まず下の官僚の方から炙り出して、佐川理財局長まで繋げるつもりであろう。さあ、さあ、どうする? 佐川国税庁長官!新しい仕事など手がつかないぞ。


森友問題で財務省職員らを背任容疑で告発 弁護士ら
http://www.asahi.com/articles/ASK7F4VZSK7FPTIL01L.html?iref=comtop_8_04



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK229] まさに茶番劇 慌てふためく安倍晋三! 
まさに茶番劇 慌てふためく安倍晋三!
http://79516147.at.webry.info/201707/article_212.html
2017/07/13 21:37 半歩前へU


▼まさに茶番劇 慌てふためく安倍晋三!


 まさに猿芝居、茶番劇である。内閣支持率の急落に慌てふためいた安倍晋三が「国会に出席します」と自分から電話したそうだ。ついでに疑惑の片棒を担いだ昭恵も引っ張ってきたらどうだ。(敬称略)


 さて、次は民進、共産両党の質問力が試される番だ。

 これまでのような瓢箪ナマズな質問をしていたら、スルリと体を交わされ逃げられてしまう。

 新聞、週刊誌の既報の焼き直しの「確認」では有権者は許さない。民進、共産両党よ、今度は「本気度」を見せてくれ。テキがのけぞるような、核心を突く質問をしてくれ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 自民党内部に安倍おろしの動き、石破氏が首相批判!支持率低下で日銀総裁交代の可能性も!
自民党内部に安倍おろしの動き、石破氏が首相批判!支持率低下で日銀総裁交代の可能性も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17626.html
2017.07.13 12:00 情報速報ドットコム



官邸

安倍内閣の支持率低下から自民党内部でジワジワと安倍おろしの動きが強まっています。

12日に都内の講演会で石破茂氏は安倍首相の政策アピールについて、「大河ドラマではないので、1年ごとに出し物が変わるのはあまりいいことだと思わない」と批判。

更には安倍首相が掲げている憲法改正に関しても「有権者が示した意思は、丁寧に、分かるようにやってということだと思う」と述べ、早期の憲法改正を控えるように求めました。

他にも複数の自民党議員から安倍首相の政治手法を否定するコメントが出ており、自民党のパワーバランスが都議選で変わった可能性が高いです。

一方で、今後も内閣支持率が低下した場合、安倍首相は内閣改造以外にも日銀の黒田東彦総裁を交代する案が浮上していると報じられています。交代となる事が決まれば、黒田総裁は来春の任期満了時が最後ということになるでしょう。

次期総裁は大規模な緩和によって蓄積したリスクに対応することが出来る能力が重視される見通しです。

日銀出身の大塚耕平参院議員は「安倍政権の先行きはかなり流動化し始めた」と発言し、アベノミクスを大幅に変更することも考えられると指摘していました。


看板ころころ「大河ドラマか」=石破氏、安倍首相の手法批判
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071200813&g=pol
自民党の石破茂前地方創生担当相は12日、東京都内で講演し、安倍晋三首相が看板政策を「地方創生」「1億総活躍」「人づくり革命」などと次々更新してきたことについて、「大河ドラマではないので、1年ごとに出し物が変わるのはあまりいいことだと思わない」と述べ、首相の政治手法を批判した。


「安倍おろし」、反旗を翻した自民党
http://japanese.donga.com/List/3/03/27/988844/1
この時ばかりと「ポスト安倍」たちも声をあげている。早くも安倍体制に反旗を翻した石破茂元自民党幹事長は、「(安倍氏が急ぐ)憲法改正の議論は丁寧にする必要がある」、「異論をすべて封じるとしたら何も変わらない」とし、安倍体制を批判している。岸田文雄外相も、「今は改憲を論じる時ではない」とか「アベノミクスを修正する必要がある」と主張した。


インタビュー:安倍政権弱体化なら、日銀総裁交代か=大塚参院議員
https://jp.reuters.com/article/interview-otsuka-idJPKBN19X0U0
[東京 12日 ロイター] - 日銀出身の大塚耕平参院議員(民進党)は12日、ロイターのインタビューの中で、東京都議選での自民党惨敗により、安倍晋三政権が弱体化して交代する可能性もあるとの見通しを示した。


安倍総理が帰国の途に 欧州5カ国歴訪の成果は?(17/07/11)


















記事コメント

こんな首相を担いだのが浅はかでした。こんな首相に負けるわけにはいかないのです!
[ 2017/07/13 12:07 ] 名無し [ 編集 ]

こうなるまでコソコソ黙ってた石破だって信用できねーよ
戦うべき時に少なくともファイティングポーズはとった野田聖子を応援する

いや、自民党が滅びるならそれが一番だけどさ
[ 2017/07/13 12:10 ] 名無し [ 編集 ]

大規模な緩和のみしか有効な手が打てなかったから景気は十分に浮揚せず、好循環も起きていない

大規模な緩和の「毒の実」のみがこれから成り始める・・・・・

あな恐ろしや・・・・・
[ 2017/07/13 12:13 ] 名無し [ 編集 ]

国民に受ける言葉で誘導してきた支持率。
傑作なのは、1億総活躍でっか。

[ 2017/07/13 12:15 ] 名無し [ 編集 ]

何も出来なかったな安倍
公的資金大企業にぶっこんで株価上げただけか
[ 2017/07/13 12:17 ] 名無し [ 編集 ]

だ・か・ら 安倍に異論があるんだったらもっと早くから声を出せよ。
党内議論って知ってる? かつてあんたらの先輩たちはそれをやってたの。
安倍の尻に火がついてから口を開く奴らなんて信用できない。
安倍閣僚のように幼稚体質な可能性が高い。
[ 2017/07/13 12:18 ] 名無し [ 編集 ]

森友学園問題や加計学園問題の黒幕が私や主人だとバレませんように・・・・・祈ります!
[ 2017/07/13 12:21 ] 昭恵 [ 編集 ]

黒田の後の日銀総裁のなり手なんて居るのか?
[ 2017/07/13 12:21 ] 名無し [ 編集 ]

栗が熱すぎて拾えないよ
[ 2017/07/13 12:23 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 民進党は死んだ 蓮舫代表の戸籍公開し、連合批判の記者質問を抹消(田中龍作ジャーナル)
民進党は死んだ 蓮舫代表の戸籍公開し、連合批判の記者質問を抹消
http://tanakaryusaku.jp/2017/07/00016285
2017年7月13日 18:11 田中龍作ジャーナル



蓮舫代表はすべてではないが戸籍を公開することを明らかにした。左は司会の芝幹事長代理。=13日、衆院第16控室 撮影:筆者=

 民進党は終わった。こう確信させる出来事が2件あった。それはきょう午後開かれた蓮舫代表の定例記者会見で起きた。

 二重国籍問題について蓮舫代表は18日に公開する方針を明らかにした。

 蓮舫氏は「差別主義者、排外主義者に言われたから見せるということは絶対にあってはならない」とした。

 一方で「野党第一党の党首として安倍総理の説明責任を求める立場から、極めてレアなケースであるが、私自身が台湾国籍を有していないという部分をお見せする準備がある」と語ったのである。

 二重国籍問題が党内抗争に利用されているとはいえ、戸籍の一部を開示するということは人権史上に一大汚点を残すことになる。

 今後、政治家に限らず国籍を疑われた人は、戸籍を明らかにして証明しなければならなくなる。こうした惧れがあるからだ。

 民進党は確かに頼りない面はあるが、多様性を認める気風が、数少ない優れた所だった。記者会見を自由化するなどして情報公開を進めた。

 ところが、きょうの記者会見で言論の自由が奪われかねない出来事があった。


民進党に赤信号が灯る。=13日、永田町 撮影:筆者=

 連合が残業代ゼロ法案で政府に譲歩したことをめぐって、フリーランスの宮崎信行氏が「神津会長は最低最悪の会長」とする文言を入れて質問した。

 すると司会の芝博一幹事長代理が「宮崎さんの今の質問の中に不穏当な部分がありましたので議事録から抹消しますけどいいですね」と告げた。

 宮崎氏は全国紙の政治部記者として歴代の連合代表を取材しており、その経験からして神津会長は最低最悪だと見ているのである。

 記者会見後、宮崎氏との話し合いが持たれた。芝幹事長は「これ(記者会見の議事録とビデオ)は連合にも配信されていますからね」と説明した。

 宮崎氏は取材経験を踏まえての発言であるとして抹消(削除)には応じない構えだ。

 辞任圧力をかわすために最大のプライバシーである戸籍を開示する。支持母体に配慮して言論の自由を阻害する・・・民進党崩壊の前奏曲が始まった。

   〜終わり〜
























蓮舫代表の戸籍情報 公開巡り民進党内で意見対立(17/07/13)



民進党・蓮舫代表定例会見 2017年7月13日




http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK229] 刑事告発 国有地不正廉売が森友疑惑核心だ(植草一秀の『知られざる真実』)
刑事告発 国有地不正廉売が森友疑惑核心だ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-ec5b.html
2017年7月13日 植草一秀の『知られざる真実』


7月13日、全国の弁護士や学者などの246人が、学校法人「森友学園」への国有地売却について、当時の担当者などを「背任」ならびに「証拠隠滅」の罪で刑事告発した。

NHKは次のように伝えている。

「森友学園」国有地売却 当時の国の担当者らを弁護士などが告発

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170713/k10011057291000.html

学校法人「森友学園」への国有地の売却をめぐり、全国の弁護士など200人余りが「当時の近畿財務局長などが土地を安く売って国に損害を与えたうえ、役所の職員が売買の交渉記録を廃棄した」などとして、背任と証拠隠滅の疑いで大阪地検特捜部に告発状を提出しました。

告発状を出したのは、全国の弁護士や学者など246人で作るグループで、13日は、代表の弁護士が大阪地検特捜部を訪れ告発状を手渡しました。

大阪・豊中市の国有地が鑑定価格よりも8億円余り安く森友学園に売却された問題で、交渉にあたった近畿財務局は「地下9.9メートルまでゴミが埋まっていると考え、撤去費用を差し引いた」と説明しています。

これについて、告発状では「国の担当者は事前の調査などからそれほどのゴミはないと認識していたはずだ」としたうえで、「安倍総理大臣の妻の昭恵氏が開校予定の小学校の名誉校長だったこともあり、撤去費用を過大に見積もった」としています。

そして、当時の近畿財務局長や国有財産管理官など7人が国有地を不当に安く売って国に損害を与えた背任の疑いがあるほか、役所の職員が背任の証拠になる交渉の記録を意図的に廃棄した証拠隠滅の疑いがあるとしています。

グループのメンバーの阪口徳雄弁護士は「特捜部には政治家や官僚の犯罪を摘発してほしいと国民が期待している。学園の前の理事長の詐欺事件だけで捜査を終わらせてはならない」と話しています。


大阪地検特捜部は森友学園や同学園の元理事長である籠池泰典氏に対して、補助金を不正に受領した疑いがあるとして強制捜査に乗り出しているが、捜査するべき方向がまったく間違っている。

森友学園の補助金受領に不正があるなら、それは正すべきだろう。

それはそれで行動すればよい。

しかし、2月以来、国会で大きく取り上げられてきた「森友事案」の本質は、森友学園の補助金不正受領ではない。

政府が森友学園に対して、国有地を不正に低い価格で払い下げた疑いがあることが問題の本質だ。

森友学園が新設しようとしていた小学校の名誉校長に安倍首相夫人である安倍昭恵氏が就任した。

安倍昭恵氏は、安倍氏付の国家公務員を通じて財務省に折衝した。

その結果、財務省が異例の対応を示し、森友学園は激安価格で小学校建設用地となる国有地を払い下げられた。

時価が10億円を下回ることがないと見られる国有地が、わずか1億3400万円という激安価格で払い下げられた。

財政法は第9条に、

「国の財産は、法律に基く場合を除く外、これを交換しその他支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し若しくは貸し付けてはならない。」

と定めている。

国による森友学園に対する国有地払い下げは、

「適正な対価なくしてこれを譲渡し」

たものである疑いが濃厚であり、財政法違反容疑が浮上している。


国の行政機構の職員=公務員が安倍首相の意向を「忖度」したのはどうかは瑣末な事項である。

公務員が行政機構の長である内閣総理大臣の意向を尊重するのは、当然と言えば当然のことである。

「忖度」が問題なのではない。

問題は、公務員が行政事務において、

「公平・公正」

という基準を守ったのかどうかである。

日本国憲法第15条は

「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」

と定めている。

安倍首相の意向を尊重することはあって構わないが、憲法に反することは許されない。

森友学園に対する国有地払い下げは、憲法に違反し、財政法に違反する、違法行為であった疑いが極めて強い。

8億2000万円値引きの根拠は、地下埋設物撤去の費用だとしたが、この費用を計上するべき地下埋設物は存在しない疑いが濃厚なのである。


http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/130.html

   

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