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2018年2月05日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK239] 「憲法9条は世界が目指すお手本!」お笑い芸人パックン パトリック・ハーランさん  
「憲法9条は世界が目指すお手本!」お笑い芸人パックン パトリック・ハーランさん
https://ameblo.jp/takumiuna/entry-12349733186.html
February 03, 2018  かばさわ洋平


憲法9条は世界が目指すお手本!

テレビでお馴染みのお笑い芸人パックンが赤旗日曜版に登場して、憲法について語っています。9条によって、余計な戦争に巻き込まれない。日本人が他国で死なないだけはなく、他国民を殺さないですむと語り世界の目指すお手本だと、主張しています。


赤旗日曜版 2/4

ぼくは、改憲派の友だちもいるし、米軍や自衛隊の関係者ともつきあいがあって、いろんなところで議論しています。憲法については議論をするのは好ましいと思います。議論をするのが健全な民主主義国家だからです。

憲法9条は、世界が目指すお手本として保ってほしいと思います。将来はどの国も、9条のような条文が盛り込まれた憲法を目指すべきです。

9条はいま日本にとって、ものすごくいい働きをしてくれていると思います。余計な戦争に巻き込まれない。日本人が他国で死なないだけはなく、他国民を殺さないですみます。集団的自衛権の行使やかけつけ警護の実態も、あまり国民が把握せずに安保法制が強行採決されたと思います。日本は他の国ができない、国際社会で平和を徹底した貢献ができるんじゃないでしょうか。


日本は世界からテロ攻撃の対象にならないというありがたいポジションです。なぜなら日本の兵器や兵士が人を殺しているようには見られないからです。平和大国という”おいしい”立場を自ら捨てるのは、もったいないと思います。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 首相の悪だくみ人脈 ゴルフ仲間は医療界寵児と規制改革委員(週刊ポスト)
首相の悪だくみ人脈 ゴルフ仲間は医療界寵児と規制改革委員
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180204-00000024-pseven-soci
週刊ポスト2018年2月9日号


  
  首相の大阪人脈と言えば橋下&松井の維新コンビ(共同通信社)


 安倍晋三首相の私的人脈を表わす2枚の写真。1枚は安倍昭恵夫人が2015年12月24日にフェイスブックに投稿した加計孝太郎氏(加計学園理事長)らとの「悪だくみ」写真として知られるが、安倍氏の義弟である松崎勲氏がフェイスブックに投稿した別の写真に一緒に写る籔本雅巳氏は、日本屈指の医療法人グループ「錦秀会」の理事長だった。彼との関係から、安倍首相の知られざる大阪人脈が明らかになる。(取材・文/森功=ノンフィクション作家。文中敬称略)

 * * *
 大阪医療界の寵児と評される籔本雅巳(57)は、安倍晋三最側近の一人に数えられる元外務副大臣の中山泰秀の仲人である。

 安倍と籔本もゴルフ仲間で「晋三さん」「ヤブちゃん」と呼び合う関係だ。二人で中山の政治資金パーティの発起人になってきたことから、大阪では中山が安倍と籔本を引き合わせたのではないか、という説もある。だが、そうではないと語るのが、ある自民党大阪府連の関係者だ。

「安倍家と籔本家は、もとは安倍晋太郎先生(安倍の父で元外相)の時代にさかのぼるはずです。晋太郎先生はミナミの料亭『大和屋』を贔屓にされ、大阪にもよくいらしていた。その時代に雅巳さんのお父さんである秀雄さん(錦秀会の初代理事長)と知り合い、懇意になったようです。

 雅巳さん本人が、“晋太郎時代の安倍事務所の金庫番と親しくなり、いっしょにゴルフなどをしていた”と言っていました。そうした縁で、二代目の病院理事長の雅巳さんが、晋太郎先生の後継者である安倍総理に近づいたのだと聞いています」

 米国留学時代からの40年来の仲間である加計孝太郎や昭恵夫人の遊び仲間だった35年来の増岡聡一郎(鉄鋼ビルディング専務)ほどではないまでも、相当長く、深い付き合いなのは間違いないだろう。だからこそ、安倍本人が大阪の籔本を神奈川県茅ヶ崎のスリーハンドレッド(ゴルフ場)や山梨県河口湖畔の別荘に招いてきた。しかも、二人を取り巻く交友関係は単なるプライベートの域にとどまらない。

 たとえば2013年5月6日の山梨県「富士桜カントリー倶楽部」でのゴルフ。ゴールデンウィークに首相主催で行なわれた4組のミニコンペだが、そこには籔本だけでなく、首相補佐官や秘書官、内閣官房参与も集った。二組目が萩生田光一(現・自民党幹事長代行)、中山泰秀、籔本雅巳、大阪大学医学部大学院教授の森下竜一のパーティだ。

 ここに出てくる森下と籔本の付き合いも古く、濃い。大阪市内のある病院長に聞くと、こう話した。

「籔本先生と森下先生は阪大医学部の同級生かと思っていました。そのくらい仲がよく、いっしょに飲んだり食べたりしていますよ」

 籔本は55歳の森下の2つ上にあたり、同級生ではない。「錦秀会」幹部によれば、籔本は関西医大から阪大大学院に進み、そのときに森下と知り合ったようだ。

 森下は、2003年から大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授に就任。日本における遺伝子治療研究のスペシャリストだ。予防医学やアンチエイジングを謳う「日本抗加齢医学会」の副理事長も務めてきた。医療ビジネスを展開する籔本に、森下は大学の研究者として協力してきた。

 安倍との関係でいえば、森下は第二次安倍内閣が発足するや、2013年1月23日、内閣府「規制改革会議」の委員に抜擢される。さらに3月18日には、首相が本部長を務める「健康・医療戦略本部」の参与に就任した。GWのミニゴルフコンペは、その1か月半後だ。森下は医療分野における安倍政権のアドバイザーとして尽力してきた。

 森下は、日本維新の会とのつながりも深い。2013年4月17日に「大阪府・市統合本部医療戦略会議」参与、2016年6月28日には大阪府知事の松井一郎が進める「日本万博基本構想」委員となり、維新の会と連携してきた。憲法改正で歩調を合わせる維新の会を、首相の安倍や官房長官の菅義偉がバックアップしてきたのは言うまでもない。

 籔本雅巳と森下竜一──。奇しくも彼らの動きは、安倍政権の進める医療政策と足並みが揃っている。とりわけ第二次政権発足以降、安倍は先端医療や高齢者向けの医療・介護を成長産業と位置付けて力を入れてきた。そこに橋下徹や松井一郎という維新の会が打ち出した政策が複雑に絡み合い、それぞれが果実を得ようとしているかのように見える。

◆医療ツーリズム

 籔本の率いる錦秀会グループは、先代理事長の秀雄が1957年に開設した大阪市住吉区の阪和病院からスタートしている。その頃を知る人物がいる。被差別部落解放運動に取り組んでいる自由同和会浅香支部長の畑中幸司だ。

「阪和病院とは、先代理事長が木造二階建ての産婦人科医院を始めた頃からの付き合いです。当時の運動団体は部落解放同盟しかなく、私の父には正式な肩書もありませんでしたが、父も運動に携わっていました。

 その頃病院経営が傾いた時期があったが、救急病院の指定を受けてから経営が上向いた。その手伝いをしたのが父たちで、行き倒れの情報を得て、病院に運んでいました。そうして患者が増えていき、錦秀会は救急病院として大きくなっていったんです」

 阪和病院には畑中の父親たちによる活動の旧恩もあった。錦秀会グループの社会福祉法人では、今も部落解放同盟の支部幹部が評議員を務めている。

 そうして入院ベッド数40床だった錦秀会は、いまや5800床に達する日本屈指の医療法人グループに成長する。12病院、14の介護施設、3看護教育施設、3訪問看護施設というマンモス医療法人である。

 そこまで大きくしたのが、1995年に理事長に就任した二代目の雅巳だ、と錦秀会の関係者が説明してくれた。

「とくに2000年に介護保険制度がスタートし、今の理事長が療養型の病院をつくっていったのが大きかった。そこから看護や介護施設、社会福祉法人など高齢者向けの施設をつくり、グループを大きくしていきました。生活保護受給者向けの施設などもあります。それらは保険制度や助成金制度のおかげで、経営する側にとって、とりっぱぐれがありませんから」

 高齢者医療は日本の大きな課題である半面、錦秀会はその時流に乗った。それだけでなく籔本は、昨今流行りの医療ツーリズムビジネスにも乗り出す。

「大阪は、日本で治療を受けたいという中国人富裕層のニーズが高い。それで阪和第二泉北病院に『阪和インテリジェント医療センター』という施設をつくり、そこでPRTやCTの検査ツアーを受け入れています。施設をうちで提供し、阪大と提携してドクターが二重チェックをする。もし病気が見つかったら、阪大の病院を紹介して治療してもらうわけです」(同前)

◆安倍側近とスパコン

 錦秀会の健診センターそのものは第二次安倍政権の誕生前に設立されたが、当初は当てが外れて赤字続きだった。健診料金は20万円、ツアー代金は100万円ほどだそうだが、安倍政権がインバウンド政策を進めると、瞬く間に軌道に乗り黒字化したという。

「中国人が奈良や京都の観光をしながら大阪の南港にあるハイアットリージェンシーホテルに泊まって健診を受ける。日中の旅行代理店と提携し、観光バスをチャーターしてこちらにやって来ます」(同前)

 籔本と森下の関係からすると、健診センターの医療ツーリズムにおける阪大との提携もやりやすかったに違いない。実はもとを辿れば、この医療ツーリズムは、維新の会の橋下や松井の発案なのだ、と別の錦秀会の関係者が話す。

「もとは大阪万博を呼び込みたい松井さんたちが、2010年の上海万博を視察に行き、万博の売り物として見つけたのが医療分野なんです。

 上海に行くと、日本の病院で治療を受けたいという中国人の金持ちが多い。で、松井さんたちが、関西は古くから薬問屋の街で医療が盛んだから売り物になる、と乗り気になった。松井さんからある医師を介してPET検査を実施していた籔本さんに話が行き、阪大が協力するようになったのです」

 阪大の森下が「日本万博基本構想」委員になっているのは、そんな経緯があるからにほかならない。と同時に、維新の会では先端医療の国家戦略特区構想をぶち上げた。

 特区構想自体は再生医療を軸にしており、阪大には別のスペシャリストの教授がいるので、森下は直接特区構想に携わっていないという。が、折に触れ、特区構想の実現を呼びかけている。彼らのネットワークの中で何が話し合われてきたのか。

 ここへ来て、大阪における安倍人脈のキーパーソン、元外務副大臣の中山泰秀にも、新たな話題が持ちあがっている。

〈齊藤元章先生、おめでとうございます。更に上を目指して頑張って下さい。そして政府もこの研究開発を、今まで以上に更に力強く支援するべき課題だとの戦略的認識を持って欲しい〉

 中山の昨年10月27日付フェイスブックにはこうある。齊藤の経営するスパコン開発「PEZY Computing」が、処理速度日本一を達成したというNHK報道のあった直後の投稿だ。

 中山は2016年7月15日、東京・目黒の「八芳園」で催されたシンポジウム「経済と人間の成長戦略」で齊藤と仲よく登壇。熱く語り合っただけあって“スパコン日本一”祝いのメッセージを送るのは、自然の流れではある。が、ご承知のように齊藤がその直後に国の助成金詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕されてしまったから、顔色なしだ。

 加計学園問題以降、安倍晋三は親しい友人について、あくまでプライベートな交友であり、自らの政策や政治とはいっさい関わりがないかのように抗弁してきた。だが、その友人たちはしばしば政策の重要局面に顔を出し、ビジネスを展開している。だからこそ「悪だくみ」の構図に対する不信が拭えない。













http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 「負け犬の遠吠え」にはもう、うんざり!  
「負け犬の遠吠え」にはもう、うんざり!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_54.html
2018/02/05 00:51 半歩前へ


▼「負け犬の遠吠え」にはもう、うんざり!

 名護市長選で自民党が推す新人候補が当選した。予想以上の差だった。基地建設に反対を唱えた現職が敗れ、対立候補が当選したことについてこんな感想があった。

***************

カネに目が眩(クラ)んだ名護市民、
日本中の笑い者!
基地でカネが欲しければ、本土の基地を全部やるから、自民党と創価学会からもっとカネをもらえよ!

***************

 余りにも非常識なコメントである。これに対し、即座に反論があった。徳永翔さんからである。

 あなたの言葉は、ただの負け犬の遠吠えです。選挙結果に対する反省が書かれていません。

 これでは、単なる感情的な罵詈雑言です。

***************
 
 徳永さんに軍配を上げたい。まさしく「負け犬の遠吠え」である。「遠吠え」男は、沖縄が置かれた実情など全く知らないようだ。だから、ネトウヨのような「カネに目が眩んだ名護市民」などと暴言を吐くのである。

 ネットにはこの手合いが多過ぎる。何もわからないくせに手あたり次第好きなことを吠えている。沖縄の「苦悩」をどれほど理解しているのか?

 単細胞と言えばそれまでだが、もう少し沖縄のことを「知って」欲しい。その上で意見を言ってもらいたい。

 ごく簡単なものでよければ、私が投票結果を受けて直後に、短い即興解説を書いたので目を通してもらいたい。

詳しくはここをクリック
http://85280384.at.webry.info/201802/article_53.html

即興解説 名護市長選勝利で勢いづく安倍政権!  
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/444.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 医者、呼んでやってくれ! 宇都隆史君のことなんだけど、まるで大日本帝国の閣僚気取り 
医者、呼んでやってくれ! 宇都隆史君のことなんだけど、まるで大日本帝国の閣僚気取り
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d6c8d0656c0d3621020b7c0d0e899753
2018年02月04日 


宇都隆史‏@TakashiUtoのツイート。



この頭、いかれた兄ちゃん、

親の七光りか。

もう政治家になっているんだな、恐怖感を覚えた。






























宇都隆史氏、安倍首相に「インフルで欠席も手」
https://www.nikkansports.com/general/news/201801310000666.html
2018年1月31日20時29分 日刊スポーツ

 自民党の宇都隆史参院議員は31日の参院予算委員会で、安倍晋三首相が平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)の開会式に出席予定となっていることに関し「本当は行きたくないとも感じる。最後は行くのをやめようと思ったら、インフルエンザに罹患(りかん)する手もある」と述べた。首相の答弁は求めなかった。宇都氏の発言には、野党から「いかがなものか」と問題視する声が上がった。

 首相の五輪出席を巡って、自民党内には慰安婦問題で新方針を示した韓国に対し、誤ったメッセージを与えかねないとの批判がある。(共同)














http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍政権の「再編交付金」が基地反対を寄り切った!  
安倍政権の「再編交付金」が基地反対を寄り切った!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_56.html
2018/02/05 08:09 半歩前へ


▼安倍政権の「再編交付金」が基地反対を寄り切った!

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が最大争点となった4日投開票の名護市長選で、移設を推進する政府与党に支援を受けた渡具知武豊氏が初当選した。

 政府は2017年4月に護岸工事に着手して以降、工事を推し進めている。渡具知氏が当選したことで政府は工事をさらに加速させそうだ。

 これまで、地元の民意を根拠に辺野古新基地建設阻止の方針を掲げていた翁長県政は厳しい状況に追い込まれる。

 衆院選など各種全県選挙で辺野古新基地建設反対の民意が示されていることから、知事は引き続き辺野古新基地ノーを堅持する見通しだが、その実現への戦略は見直しを迫られそうだ。県知事選への翁長氏自身の動向も注目される。

 渡具知氏は選挙期間中、辺野古の新基地建設の是非の明言は避け「(県と国の)裁判の行方を注視する」と述べるにとどめてきた。しかし、基地受け入れが条件とされる再編交付金については「特段断る理由はない」などとし、受け取る意向を示している。

 再編交付金の受け取りと新基地建設反対が両立し得ないことを考えると、渡具知氏が近く辺野古新基地「容認」の姿勢を示す可能性が高い。名護市長は美謝川の水路切り替えなど工事を進める上での許認可を有しており、市長判断が基地建設の進展に大きな影響を与える。

 県は今後、これまでの全県レベルでの選挙で新基地建設ノーを掲げる候補が当選しているという事実や護岸工事着手に際し、度重なる県の行政指導を無視し工事を進める国の対応などを根拠に新基地建設反対の理論武装をしていくとみられる。

 埋め立て承認の撤回やそれに関連する県民投票、秋の知事選など重大局面が続く。  (以上 琉球新報)

















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 機密費と情報公開 上脇博之氏が語る政治資金問題の本質 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
 


機密費と情報公開 上脇博之氏が語る政治資金問題の本質 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222378
2018年2月5日 日刊ゲンダイ


  
   「民主主義国家であれば情報公開は当然」/(C)日刊ゲンダイ

 開かずの扉が開いた――。最高裁第2小法廷で1月19日、画期的な判決が出た。時の政権が無条件で使える内閣官房報償費(官房機密費)の使途をめぐり、大阪市の市民団体が関連文書の開示を求めた裁判で、これまで非公開とされてきた文書の一部について初めて公開を認める判断を下したのだ。領収書のいらない「掴みガネ」との批判がありながらも、使途について国は「国益に反する」との理由で一切の公開を拒んできた。

 そんなかたくなな国の姿勢を突き崩すために市民団体の中心人物として闘ってきたのが、政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大教授の上脇博之氏だ。今回の最高裁判決の評価や不正が横行する政治資金問題について聞いた。

■機密費の使い方や公開について法整備が必要

  ――長い間、ブラックボックスだった官房機密費について最高裁が一部公開を認めました。まずは訴訟に至った経緯を教えてください。

 10年余り前に官房機密費について情報公開請求をした時、官房長官から会計課長への請求金額が開示され、ほぼ1カ月に5000万円を2回、1年6カ月で計19億円近い税金が請求されていたのが分かりました。ところが、具体的な使途については一切分かりませんでした。

 よく、「役所に情報公開請求したら、のり弁が出てきた」とか言いますよね。墨塗りされた真っ黒の行政文書のことを。ところが、官房機密費の使途については、のり弁さえも出てこなかった。1枚の行政文書も開示されなかったのです。

  ――1枚も開示されないとは驚きますね。

 だから、すぐに国の担当者に電話しました。「官房長官が使ったわけだから、長官の名前ぐらい出せるでしょう」「日付は公開できるでしょう」と部分開示を求めたのですが、取り付く島もありませんでした。ならば「支出の行政文書は何枚あるのか」と聞いたら、それも「機密です」と。これはあまりに酷い対応で、情報公開法にも違反するのではないか。そう思って不開示処分の取り消しを求めて提訴したのです。

  ――最高裁判決では文書の一部開示が認められましたが、細かな使途は不開示です。今回の判決はどの部分が画期的だったのですか。

 機密費のうち、交通費や会合費など領収書のある支出以外で、官房長官が政策の推進のためにほぼ領収書なしに自由に使うことができた「政策推進費」の受払簿の公開を命じたことです。つまり、官房長官が領収書なしに一体いくら使っているのか、という実態が分かる可能性が出てきたのです。

  ――領収書のいらない「掴みガネ」が解明されるきっかけになると。

 そうです。官房長官は毎月、ざっくり言って1億円ぐらい使っていますが、このうち、交通費や会合にいくら使い、政策推進費にはいくら使っているのかが全く分かりませんでした。例えば、1億円の機密費に占める領収書のいらないカネが1000万円なのか、それとも8000万円なのか、によって全く意味合いが異なるでしょう。

 最高裁判決は部分開示だったとはいえ、この「部分」が重要で、これまで1枚も出てこなかった行政文書が出てくる。国民に一番知られたくなかった数字が開示されるわけで、今まで全く開かずのままだった「本丸」の扉に大きな楔を打ち込むことができたと思っています。

  ――10年にも及ぶ機密費訴訟を続けてきた甲斐がありましたね。

 国民には知る権利があり、国民主権の民主主義国家であれば情報公開は当然。行政には説明責任があります。私は専門が憲法なので、裁判を続ける意義はそういう理論的な部分もあったのですが、それよりも深刻だと感じたのは、機密費が裏の政治資金というのか、領収書不要をいいことに国の重要政策が買収されているのではないかということ。

 時の政権が自分たちの政治支配を継続させるために機密費を都合よく使っているのではないかという疑いです。仮にそうであれば、正常な議会制民主主義は成立しません。だからこそ、情報公開請求し、裁判する価値があると考えたのです。

  
   10年かけて扉をこじ開けたが、上脇氏は「実際に開示されるまでは安心してはいない」と語る/(C)日刊ゲンダイ

自民党には15億〜17億円の使途不明金

  ――「政策推進費受払簿」などはいつ開示され、それを受けて市民団体としては今後、どう活動していくのですか。

 ふつうは判決が出たら即、開示すべきだと思うのですが、1週間を過ぎても内閣官房からは連絡がありません。

 実は判決が出た時、すぐに開示してほしいと文書で申し入れを考えていました。事前に連絡を取ったのですが、なかなか聞き入れてもらえず、判決当日も代理人弁護士が電話で連絡したのですが「誰もいません」と。ですから、私たちは実際に開示されるまでは安心してはいません。当然、開示されたら、数字に整合性があるかどうか、1億円の何割ぐらいを官房長官が自由に使っていたのかを確認したい。次のアクションはそれから考えようと思っています。

  ――ところで、機密費については根拠法が未整備な上、位置付けがあいまいだ、という指摘もありますね。

 報償費(機密費)は内閣官房だけではなく、外務省にも警察にもあります。外務省では2001年に7億円もの詐取事件が発覚し、警察でも情報提供者に渡す報償費を裏金化していたという疑惑が生じています。機密費をめぐっては常に不適切な目的外支出が行われているのではないか、との国民の疑念は払拭できません。となれば、きちんと法整備する必要があるでしょう。

 例えば、支出基準を厳格化したり、将来的には使途を開示したり。相手先が民間人なのか、公務員なのかによって開示時期を変える方法も考えられます。今回の最高裁判決を踏まえて、国会でもぜひ、議論が盛り上がってほしい。

■独裁政権を止めるため情報公開で緊張感

  ――地方議員の公金の使い道にも目を光らせています。

 兵庫県議の政務活動費の不正使用が大々的に報道されましたが、無所属の1年生議員があれほど大胆なことをやるのは例外で、むしろ、議会でドンといわれるような複数回当選している古参の与党議員の方が悪質です。そういう議員は今までマスコミが追及してこなかったこともあって、不正使用、流用の手口がどんどん大胆になっています。

 例えば、作ってもいない市政報告や県政報告の作成代金と称して架空領収書を作って支出したり、自分の政治団体の家賃や人件費に使ったり。政治活動に使ってはいけないという原則があるのに「案分すればいい」とか「使途の上限を設ければいい」などと抜け道をつくって政治資金へと流し込んでいるケースがあります。

  ――とりわけ自民党議員の政治資金の不正使用が目立ちますね。

 政党交付金を受け取っている政党の場合、カネに余裕があるために好き勝手に使う傾向にあります。例えば今の自民党には、1980年代のバブル期並みの政治資金が集まっています。余裕があるため、議員だけじゃなく、党職員や秘書も、こんなにカネがあるなら少しは私的に使っちゃえ、となるわけです。

 これは税金である政党交付金の私物化そのもの。それでなくても自民党は使途不明金が多い政党です。党幹事長を中心に一部の議員に政策活動費名目で政治資金が支出されているのですが、その個々の議員の収支報告書を見ても収入の記載がなく、使い道がまったく分からない。

 最近の数字をざっと調べただけでも、年間15億〜17億円ぐらいの使途不明金があります。党本部だけでなく、都道府県支部連合会でもあります。彼らの理屈だと、「建前では政治はできない。そういうの(使途不明金)があるのが当たり前」というのが本音なのでしょう。

  ――最後に、憲法学者の視点でとらえた安倍政権についてお聞きしたい。どのように映っていますか。

 政治の暴走に歯止めをかけている憲法を守っていない。圧倒的多数の議席を持ち、数さえあれば何でもできると、高級官僚の人事権まで握って好き放題です。どんどん歯止めが利かなくなっています。これは独裁国家と変わりません。こうした姿勢の政権だからこそ、情報公開請求などで緊張感をつくる必要があると思います。闇に隠れて好き勝手に税金が私物化されているのではないかという意味では、機密費訴訟も森友・加計問題も根は同じです。政治の理屈がありません。権力の暴走を決して許してはなりません。

(聞き手=本紙・遠山嘉之)

▼かみわき・ひろし 1958年、鹿児島県生まれ。関西大法学部卒。神戸大大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(PD)。北九州大(現北九州市立大)法学部教授を経て、現職。公益財団法人「政治資金センター」理事。著書に「告発!政治とカネ」(かもがわ出版)、「日本国憲法の真価と改憲論の正体」(日本機関紙出版センター)など。最新刊は「ここまできた小選挙区制の弊害」(あけび書房)。













http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選で菅官房長官が仕掛けた「なりふり構わぬ選挙戦術」 「逆転劇」の舞台裏(現代ビジネス)


名護市長選で菅官房長官が仕掛けた「なりふり構わぬ選挙戦術」 「逆転劇」の舞台裏
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54361
2018.02.05 野中 大樹 現代ビジネス


力の込め具合が違った

「20年先、30年先、40年先を考えて辺野古新基地建設反対を訴えてきたのだが……」

新人で前市議の渡具知武豊氏(56歳、無所属。自民、公明推薦)の当確が出た後、現職の稲嶺進氏(72歳、社民、共産、社会大衆、自由、民進推薦、立憲民主支持)は報道陣の前でこう語り、言葉を詰まらせた。辺野古新基地建設に反対する翁長雄志沖縄県知事にとって、自民党系の「渡具知名護市長」の誕生は、今後のかじ取りをより難しくさせる要因となることが必至だ。

首相官邸や自民党本部は、この市長選挙に向けてヒト・モノ・カネを大量に投入した。昨年末には菅義偉官房長官が来県し経済振興を打ち上げ、今年1月4日には二階俊博幹事長、安倍首相側近の萩生田光一幹事長代行、塩谷立選挙対策委員長らが名護入りし、渡具知氏に檄を飛ばした。

1月31日と2月3日には小泉進次郎筆頭副幹事長が数百人の観衆を前に熱弁をふるっている。大人気を誇る小泉氏が二度も現地入りするのは異例だ。

数多ある自治体の中で政府与党がこれほど前のめりになる市長選挙は、そうはない。その理由は言うまでもなく、同市長選挙が辺野古新基地建設問題に直結するからだ。日米同盟を最重要視する安倍政権にとって「辺野古問題」は同盟の足かせ。「もう終わりにしたい」というのが本音だが、稲嶺現職に勝てる候補が見つからないことが悩みの種だった。

そんな中、選挙前はとても勝てる「器」「人物」とは見なされていなかった渡具知氏を、最終的に現職の稲嶺氏を破るまでに仕立てたのは、政権の番頭たる菅官房長官だった。

決め手となった「公明票」と「下地票」

「とにかく候補者選びが難航した。地元の自民党名護支部は当初から渡具知を出したがっていたけど、長官は『ちゃんと稲嶺に勝てる候補者を探せ』と言うし、幹事長も『あれでは勝てない』と突き放すし、幾人も名前があがっては消えた。あげくプロゴルファーの宮里藍に(市長選にでないかと)声をかけるのはどうかという話まで浮上した。最後はタイムオーバーで渡具知とならざるをえなかった」

こう語るのは自民党関係者である。渡具知氏の名前は約1年前から地元の自民党名護支部で「市長候補」としてあがっていたが、正式な候補者に決まったのは昨年10月のこと。自民党系の市議として「辺野古容認」の立場で稲嶺市政を批判してきた渡具知氏では「勝てるはずがない」というのが政府内の一致した見方だった。

事実、昨年10月の衆議院選挙の際に自民党が水面下で実施した調査では、稲嶺氏にトリプルスコア近く離されていたのだ。

そこからの逆転劇である。もっとも大きく流れを変えたのは、「辺野古反対」を掲げている公明党沖縄県本部に渡具知氏への「推薦」を交付させたことだろう。

徹底した「争点ぼかし」

「名護の比例公明票がかなり増えたんだ。自民党はそれだけ公明党のために動いた」

これは、菅氏のオフレコ発言の一つだ。昨年10月の衆院選で、自民党は「選挙区は自民、比例は公明」を徹底した。沖縄でも例外ではなく、これによって、衆院選での名護市内における比例公明票は前回より約2000票増えた。

「きちっと恩が売れた」(渡具知選対幹部)ことで、公明党が渡具知氏に「推薦」を出さざるをえない環境が整う。その環境づくりに向けては「佐藤浩(創価学会副会長)と長官が綿密に協議していた」(自民党関係者)とされる。

創価学会の根本である「平和主義」を大切にしたい学会員の中には「辺野古基地移設を容認してきた渡具知さんに推薦を出したのでは、組織がもたなくなる」(名護市内の創価学会員)という悲鳴も上がったが、そんな学会員たちの不安を解消する手も準備されていた。

一つは争点をぼかすことである。菅氏は昨年来、オフレコの場でたびたび「稲嶺市長で経済はボロボロ」「争点は町づくりなんだ」と“指示”を出すかのように語っている。1月28日の告示日に渡具知氏の応援に入った三原じゅん子参議院議員は「ゴミの分別が多すぎる」と、環境行政に力を入れてきた稲嶺市政を批判。小泉進次郎氏は「この選挙の争点は町づくりだ」とくりかえし声を上げた。渡具知氏本人はマスコミや学生から上がる公開討論の要請をすべて断り、最後まで辺野古の是非について語らなかった。

もう一つ、創価学会員を突き動かしたのが「共産党主導」批判キャンペーンだ。

「『稲嶺の選挙は共産党が主導している。共産党主導の市政を終わらせなければならない』と強調したら、名護市外の学会員さんたちが続々と市内に入ってきて現地の学会員さんの説得に奔走してくれた。共産党と創価学会は水と油。共産党主導と聞いただけで敵対心を燃やす学会員さんが多いんだ。とてもうまくいった」(渡具知選対幹部)

結果、多くの学会員が期日前投票に赴き、渡具知氏に投じたと見られている。投開票3日前の2月2日朝、渡具知選対の朝礼には創価学会の総九州長だった山本武氏があらわれ、こう述べた。

「(稲嶺氏に)ほぼ並びました」

菅氏が「しもちゃん」と呼び、沖縄では一定の影響力を持つ下地幹郎衆議院議員(維新)が渡具知支持を表明したことも大きい。菅氏は常々「沖縄の選挙はしもちゃんに任せれば大丈夫なんだ」とうそぶいている。自民党への復党を果たしたい下地氏にすれば、自民党にできる限りの恩を売っておきたいのが本音だろう。

名護市内における公明票は2000票から2500票とされる。下地氏が持つ票が約1500票。前回の名護市長選における約4000票の票差は、「公明票」と「下地票」によって埋められたことになる。

翁長県政の危機

稲嶺打倒のための策を積み木のように積み上げていた菅氏が「あの時は大変だった」と語っているのが、1月25日の衆議院本会議で飛び出した「それで何人死んだんだ」という松本文明内閣府副大臣のヤジだ。沖縄県で続発する在日米軍機の事故やトラブルを巡る問題を議論していた際に飛んだこのヤジは、県民感情を大いに逆なでした。

約1週間後に行われる名護市長選挙への悪影響を察知した菅氏はすぐさま安倍首相とともに院内大臣室へ移動し、「もうだめです」と松本更迭の必要性を進言。安倍首相が「すぐにそうしてくれ」と答えると、松本氏本人に辞任を迫った。

松本氏は翌26日に辞任を表明したが、表明があと半日でも遅れていたら、野党から辞任要求が上がったかもしれない。あるいは市民団体が抗議声明を出し、マスコミが大きく扱ったかもしれない。そうなる前に、菅氏は電光石火のごとく“処理”を施し、野党や市民に辞任要求すらさせなかった。

副大臣の更迭を進言するなど、異例中のこと。菅氏はなぜそれほどまでして名護市長選挙にこだわったのか。市長選が終盤にさしかかった頃、「もし渡具知が勝てば、沖縄はどうなるでしょうか」と周囲に問われた菅氏は、こう言い切ったという。

「翁長の存在意義がなくなるんだ」

翁長知事が「辺野古反対が県民の意思」と言い切れるのは、名護市の市長が稲嶺氏だからであって、名護が「新基地建設容認派」の手に落ちれば、翁長県政の土台である「オール沖縄」が崩壊する――そんな見立てが菅氏の内にはあったのかもしれない。

その見立てが完全に間違っているとは言えないし、菅氏にかかれば翁長県政を切り崩すのはそう難しいことではないのかもしれない。

しかし、どうもひっかかる。今回の名護市長選挙について筆者が取材を進める中で、政権を動かす安倍首相や菅官房長官に「応援に来てほしい」という声は、地元の自民党関係者からさえ皆目上がらなかった。むしろ「票が減るから総理や官房長官には来ないでほしい」(渡具知選対幹部)という声が随所で聞かれたほどである。その「空気」が分かっているからこそ、年が明けて投開票日が近づいても2人は現地に近づかなかったのではないか。

11月には沖縄県知事選が控える。重要な名護市長選で自民党系の候補が勝利を収めたとはいえ、安倍官邸と県民の間にある溝、精神的な距離感が埋まったとは思えない。

(野中大樹・週刊現代記者)






























































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選で 自民・公明が推薦する基地移設容認派の渡具知氏が 圧勝   基地移設反対の翁長県政は レームダックへ
                  名護市長選で 基地移設反対の稲嶺・現職市長が完敗  
    
    
    
■ 名護市長選で 自民・公明が推薦する基地移設容認派の渡具知氏が 圧勝
   
      
    
名護市長選で 自民・公明が推薦する基地移設容認派の渡具知氏が圧勝となりました。
     
     
・得票数

基地移設容認の渡具知氏 ‥ 2万389票

移設反対の現職・稲嶺氏 ‥ 1万6931票

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204865

      
  
つまり、基地移設容認の渡具知氏が移設反対の現職市長に大差で圧勝。
  
投票率も76.92%と極めて高く、これで普天間基地の辺野古移設を地元市民が容認する結論となりました。

投票率は下記参照。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204860
    
     
      
     
■ 基地移設反対の翁長県政は レームダックへ  沖縄県知事選への翁長氏出馬も なくなる可能性
     
   
   
投票率の極めて高い名護市長選で、基地移設容認派の候補が移設反対の現職市長に圧勝した。

この結果は非常に大きい。

地元民意は移設容認で確定したわけで、これで翁長・沖縄県知事は辺野古への基地移設に反対できなくなりました。

移設反対の大義・根拠がもはやないのです。
  
     
ですが翁長知事は、地元の民意を無視して今後も基地移設に反対するでしょう。
翁長知事のバックにはその手の人たちが多くおり、方針転換は困難なのです。
  
かくして、民意を無視する翁長県政はレームダック状態となるでしょう。
  
  
沖縄県知事選への翁長氏出馬もなくなる可能性が高くなりました。(下記参照)
   
   
『別の県幹部は「県民投票で民意を示しても、地元が容認と判断すれば何の意味も成さない」と指摘。
その上で、「負ければ知事の不出馬も現実的になる」と語った。』
  
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204135?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
    
 
名護市長選での基地移設容認派候補の圧勝は、翁長・沖縄県知事の終わりの始まりとなりそうです。
    
   
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 民主主義を考えよう。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6702.html
2018/02/05 06:41

<移設問題が浮上してから6度目の市長選。翁長(おなが)雄志(たけし)知事は移設に反対しているが、安倍政権は「地元の理解が得られた」として工事を加速させるとみられる。一方、翁長知事は苦しい立場に立たされる。

 結果を受け、渡具知氏は報道陣に「名護を変えてくれ、明るい街に発展させてくれということだと思う」と語った。辺野古移設については「裁判の結果に従う」と述べるにとどめた。

 選挙戦で渡具知氏は「基地問題にこだわり過ぎ、経済を停滞させた」と稲嶺市政を批判し、学校給食費の無償化や観光振興などを中心に訴えた。移設問題については「国と県の裁判を見守る」と繰り返す一方、米軍再編への協力が前提となる再編交付金を受け取って市の振興に活用すると主張してきた。

 自民党は知名度の高い国会議員を次々と応援に派遣し、小泉進次郎・筆頭副幹事長は選挙期間中に2度、応援に訪れた。党幹部らも昨年末から水面下で何度も沖縄に入り、全面的に支援した。

 一方、稲嶺氏は結果を受け「残念ながら、辺野古移設の問題がなかなか争点となりえなかった」と話した。選挙戦では、市長を務めた2期で、国からの米軍再編交付金がなくても地域振興を進めてきたと主張。「移設を受け入れて、子どもや孫に危険を残してはいけない」と「移設反対」を前面に出して訴えた。

 翁長知事もほぼ連日、名護市に入り「基地は経済発展の邪魔になる」と街頭などで繰り返し訴えたが、支持は広がらなかった。結果について翁長知事は「争点はずしをされたというのは残念だった。厳しい結果。これからいろいろ相談をしながら、やっていきたい」と述べた>(以上「朝日新聞」より引用)


 辺野古沖移設反対を主張していた現職名護市長候補が敗れたという。それに対して自公が推す候補が勝利して辺野古沖移設が促進される模様だ。

 沖縄から米軍基地を追い出すには普天間移設先を最低でも県外に移設しなければならない。出来ればグアムへ撤退させるのがベストだ。米国の防衛は米国領(委託統治を含む)で行うべきだ。

 しかし自公候補は選挙の争点からあえて辺野古沖移設を隠して、名護市の経済活性策を中心として、政権が後押ししている自分こそが名護市を活性化させる市長候補だ、と主張して勝利した。

 日本の民主主義はこの程度の経済的な利益最優先の民主主義だ。発展途上のガキの民主主義というよりもジコチュー民主主義だ。赤いニンジンは必ずしも誰もが食べられるものではない、と事実がお解りでないようだ。

 五年以上前から安倍氏が唱えているアベノミクスは国民を裕福にしただろうか。一握りの株式投機家や企業経営者たちは儲けたかもしれないが、圧倒的多数の国民は貧困化している。

 それが行政主導の経済政策の実態だ。多くの国民が富を手に出来るのは民間企業の経済活性化と労働分配率の向上しかない。そうした簡明な経済原理すら分からない、政府の回し者が名護市にやってきて「名護市の経済を良くします」と戯言を述べれば、それに釣られて投票して、辺野古に永久的な米軍基地を設置するのを容認する、というのは沖縄の問題を解決することではなく、沖縄の基地問題を固定化するものでしかない。

 しかし、これも民主主義の結果だ。民主主義は必ずしもフェアーではないし、正義でもない。しかし民主主義以上の政権決定システムがないのも事実だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選、自民候補が勝利(公明が翻意した分)。沖縄、国の軍事強化策にも大きな影響 (日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/26927527/
2018-02-05 00:39

 4日に投開票された名護市長選で、辺野古移設反対派の稲嶺現市長が、自公維が推薦した渡具知武豊氏に敗れる結果となった。(-"-)

 確定得票数は、渡具知武豊 20,389票、稲嶺進 16,931票。

 当日の出口調査に関する報道では、稲嶺氏55%、渡具知氏45%という数字が出ていたのだけど。

 今回の市長選では、期日前投票が当日有権者の44.4%にあたる過去最多の計2万1660人あって。その多くが自公の組織票だと見られていたため、勝利は確信できず。
 
 今回は、もともと辺野古移設に反対・慎重派が多くて、前回までは自主投票にしていた公明党沖縄県本が、自民党の説得(取引?)に応じて、渡具知氏を推薦することに。公明票は2000〜2500票だと言われていたのだけど。前回、稲嶺氏は約4000票差で勝っていたので、公明票が渡具知氏に移った分(+下地維新票が1500票ぐらいあるとか)、逆転されちゃったな〜という感じだ。(~_~;)

 この市長選の結果は、今年行なわれる沖縄県知事選に影響する可能性が大きい。 (・・)
 また、辺野古工事の推進につながることは間違いないし。これでさらに自信をつけた安倍自民党は、沖縄で進めている軍事強化策、そして国の安保軍事策の強化(戦争への道)も後押しすることになるだろう。(-"-)

* * * * *
 
『名護市長選、安倍政権支援の渡具知氏が初当選確実 稲嶺氏の3選阻む 辺野古移設加速へ

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古移設問題が最大の争点となった名護市長選は4日、投開票され、無所属新人で元市議の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)=自民、公明、維新推薦=が、3期目を目指した無所属現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=を破り、初当選が確実となった。安倍晋三政権が全面支援した渡具知氏の勝利で、辺野古移設を加速させる環境が整い、移設の早期実現へ大きく前進しそうだ。

 投票率は76・92%で、前回(76・71%)を0・21ポイント上回った。

 名護市長選は、辺野古移設を着実に進めたい安倍政権と、反基地を貫く「オール沖縄」勢力の象徴、翁長雄志(おなが・たけし)知事による「代理戦争」の構図だった。今秋に控える知事選の前哨戦にも位置づけられ、両陣営は国政選挙並みの総力戦を展開した。

 移設阻止を訴えてきた稲嶺氏が敗北したことで、翁長氏がこれまで移設反対の大義としてきた「民意」が崩れた格好。安倍政権にとっては、秋の県政奪還に向けて大きな弾みとなった。

 渡具知氏は自民党の推薦に加え、前回の市長選で自主投票とした公明党の推薦を受けた。市議時代には辺野古移設推進の立場をとってきたが、同党内の移設への慎重論に配慮し、市民生活の向上や経済振興などを争点として強調。政府との協調路線を打ち出し、稲嶺市政時代に停止されていた米軍再編交付金も活用した新たな名護市づくりに取り込むと訴えた。

 稲嶺氏は共産党はじめ革新勢力の組織的な支援を背に、告示前には渡具知氏に先行していた。選挙戦でも「辺野古に基地は造らせない」と移設反対を前面に掲げていたが、展望なき移設阻止に偏り過ぎた「空白の2期8年間」に対する不満が市民に徐々に浸透。国と対立し、市民の暮らしや地元振興などが置き去りにされた現状の打開を望む「民意」に退場を突きつけられた。市民の間に「辺野古移設は止められない」というムードが広がっていることも敗因となったとみられる。

 稲嶺氏の敗北により「オール沖縄」勢力の瓦解の流れも強まりそうだ。稲嶺氏と二人三脚で辺野古阻止を主導してきた翁長氏は、次期知事選への態度を明言していないが、再選出馬への戦略の見直しが迫られる。

 政府は昨年4月、辺野古沿岸部の護岸埋め立て工事に着手した。県は工事差し止めを求めて提訴したが、政府は工事を進めている。(産経新聞18年2月4日)』

『辺野古移設 本質は“基地封じ込め” 首相答弁であらわに /沖縄

 安倍晋三首相が2日の衆院予算委員会で、在沖米軍基地の県外移設が進んでこなかった理由として「本土の理解」に言及した。政権は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画を「唯一の解決策」とする方針を堅持してきた。首相があえて在沖米軍の抑止力ではなく「本土の理解」を挙げたことは、移設先の決定が地理的優位性や軍事的合理性より政治的要因にあるという問題の断面を示している。

 今国会の論戦で首相は、普天間飛行場の全面返還と固定化の回避が「政府と地元の共通認識だ」とたびたび強調し、最高裁判決を引き合いに辺野古移設を進めると説明した。

 旧民主党政権が「最低でも県外」の方針を辺野古移設に回帰させたことから、同党出身の議員に「スローガンを叫んだところで負担は軽減されない」とやゆする場面もあった。県外への移設先を模索し混迷を極めた民主党政権を反面教師としている面がある。

 首相は政権交代後の目に見える成果として、普天間のKC130空中給油機の山口県への移駐や、米軍北部訓練場約4千ヘクタールの返還などを挙げ、「結果を出している」と胸を張る。ただ、嘉手納より南の米軍基地の返還・統合計画には県内移設の条件を付しているものも多く、沖縄に米軍基地が集中する構図が抜本的に変わるわけではない。

 実績がことさら強調される一方、20年以上揺れ続ける“本丸”の普天間問題については、別の解決策を見い出す姿勢はすっかり乏しくなった。県内に反発を押し込め、押し切る強硬ぶりが際立っている。(当山幸都)(琉球新報2018年2月3日)』

* * * * *

 今回の選挙結果がどのような影響を与えるのか、沖縄タイムスが2日にわかりやすい記事を掲載していたので、ここにアップしておきたい。(@@)

『翁長県政「負ければ知事不出馬も現実的に」 政府「県政奪還への弾みに」 名護市長選それぞれの思惑

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設が最大の争点となっている名護市長選が4日、投開票される。選挙結果は、米軍普天間飛行場の移設問題の行方に直結するため、注目が集まっている。沖縄、日本政府、米国−。それぞれ名護市長選をどう位置づけているか、まとめた。

【政府与党】県政奪還への弾み狙う

 政府与党は名護市長選を秋に迎える知事選の「試金石」(政府関係者)と位置づける。米軍普天間飛行場の移設先とする市辺野古のキャンプ・シュワブを抱える市長選で政府与党が推す候補が勝利すれば、対立する翁長雄志知事が新基地建設に反対する大義がなくなるとみているからだ。

 辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多前知事を痛烈に批判して、「反辺野古」で多くの支持を集めて2014年に誕生した翁長知事には、辺野古を巡り、工事を中断した集中協議や、度重なる訴訟など、苦しい対応を強いられてきた。

 工事を進めるにはサンゴの移植など、知事の許可が必要な場面もあり、すでに作業工程の大幅な変更を余儀なくされている。

 それだけに、知事選で奪還したい思いは強く、その前哨戦になる市長選は幹部や有力議員を続々投入するなど、国政選挙以上とも言える力の入れようだ。

 政府は市長選の結果にかかわらず、工事を進める方針を崩していない。防衛省関係者は「市長選で勝利しても、最後は知事権限がある」と予断を許さないが、結果が工事に与える影響は大きいとみる。地元が「反辺野古」の旗を降ろせば、知事は権限の行使に難しい対応が迫られるからだ。

 知事選は対抗馬の人選で難航も予想される。だが、政府関係者は「市長選で勝てば、われ先にと、いろんな人が手を挙げるのではないか」と、好循環を期待している。(東京報道部・大城大輔)

【翁長県政】「民意」懸け譲れぬ戦い

 名護市辺野古の新基地建設阻止を県政運営の柱に据える翁長雄志知事にとり、名護市長選は「絶対に負けられない戦い」(県幹部)だ。仮に稲嶺進氏が敗れれば辺野古反対の主張を支える「民意」の一角が崩れることになり、翁長氏は危機感を強めている。

 辺野古反対を訴え、再選を果たした4年前の稲嶺氏の勝利は、その後、保守系や企業などが辺野古阻止で団結した「オール沖縄」勢力結集の原動力となった。

 辺野古阻止を掲げ、前知事に10万票の大差で勝利した翁長氏は、工事を止めるため埋め立て承認を取り消すなど知事権限を行使してきた。だが、2016年12月に最高裁が取り消しを「違法」と判断。政府は、17年4月に護岸の建設工事に着手した。

 政府が工事を着々と進め「あきらめムード」を醸成する中、翁長氏の訴えのよりどころは民意だ。これまでも、新基地建設を強行する政府に対し、翁長氏は名護市長選や衆院選などの結果を挙げ「民意に背いている」と批判してきた。

 名護市長選で敗れれば、反対の根拠の柱が失われる。県幹部は「辺野古阻止の姿勢に変わりはないが、戦略の大幅な変更は避けられない」と吐露する。

 埋め立て承認の撤回に向け、支持者の間では県民投票実施の動きもある。

 別の県幹部は「県民投票で民意を示しても、地元が容認と判断すれば何の意味も成さない」と指摘。その上で、「負ければ知事の不出馬も現実的になる」と語った。(政経部・大野亨恭)

【米政府】新基地阻止の転換期待

 「秋の知事選より大事な選挙」(元米政府高官)と名護市長選への関心が高まるワシントンでは、新人候補が勝てば、新基地阻止を掲げる翁長雄志知事が、地元の意思の変化を理由に方針を変える可能性を高めると動向を注視する。

 米政府は、表向きには日本の国内政治には関与しないとの立場を貫くが、名護市長選に関しては、日本政府からの情報だけでなく、在日米大使館や在沖米国総領事館のルートによる情報収集に余念がない。複数の国務省筋は「それらの情報を分析すると、新人候補がリードしている」と話す。

 オバマ政権時に沖縄の基地問題を担当した国務省の元高官は、先週、トランプ政権の高官らと日米関係について意見交換した際に、名護市長選について意見を求められ、「2014年に勝っていれば、不必要な葛藤は避けられていた」と重要性を強調したと語る。

 当時、現職・稲嶺進氏の対立候補を応援した安倍政権は、名護市に約500億円の名護振興基金構想を打ち出したが、稲嶺氏が約4千票差で勝利。米経済誌フォーブスは「単なる市長選の枠を超えた影響力を持つ」と評した。

 「前回は、安倍政権が総力を挙げても稲嶺氏が勝利した。地元住民の新基地反対の力の大きさを実感した」と話す元高官は、「今回の選挙は後に続く全ての駒をひっくり返す大きな影響力を持つ。日米関係を安定化させる上でも注視している」と語った。(平安名純代・米国特約記者)(沖縄タイムス18年2月2日)』

* * * * *

 機会があれば、改めて感想を書きたいと思うが。正直なところ、この選挙だけは負けて欲しくないと願っていただけに、かなり意気消沈しているmewなのだった。_(。。)_

<この結果を受けて、安倍首相や菅官房長官が笑みを浮かべているかと思うと、尚更にね。(>_<)>

 THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 中国で森友事件が大報道!<本澤二郎の「日本の風景」(2876)<共産党が新事実で追及> <昭惠の顔が大写し>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52201504.html
2018年02月05日 「ジャーナリスト同盟」通信

<国営テレビの13チャンネル(2月3日)>
 日本でいう節分の日、昼前に北京の友人宅のテレビを見ていた、といっても、映像を追いかける程度で、内容の詳細はわからない。最初は友人らに交じって餃子づくりを手伝っていたが、むろん、うまくできない。「やめなさい」と言われて、仕方なく報道専門の国営・CCTVの13チャンネルを見ていた。日本大使館員必見の番組だから、彼らも録画したはずだ。例の森友事件が大きく報道されたのだ。


<共産党が新事実で追及>
 日本共産党が新事実を掴んで、安倍追及を強めている、という情報は、直前にネット掲示板で知っていたが、そのことを大きく、大きく映像で、恐らく5分前後に渡って放映したのだ。
 テレビで5分というと、とても長く感じられる。NHKが決して報道しない内容である。映像で久しぶりに、問題の教育勅語・安倍万歳の幼稚園、幼稚園が印刷したチラシ、籠池夫妻と共に、彼らに100万円の現金を渡した安倍の妻・昭惠も登場する映像だから、一連の国有地払下げの不正腐敗事件の全体像を放映している。

<事件は深まってゆく>
 中国のテレビは、安倍の数々の腐敗事件の報道はない。加計事件・TBS強姦魔事件・補助金詐欺事件・リニア疑獄などは、最初からカット、14億の中国人は知らない。
 関心も薄いのであろう。
 トランプのスキャンダルと比べると、扱いは小さい。

 しかし、籠池事件は特別に、取材・報道しているのであろう。日本大使館からは、この報道は悪役外交官の谷内のもとに伝えられているだろう。それは一連の日本会議・神社本庁の、国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法に執着する、心臓の歴史認識にかかわる重大事件のためだ。

 日本国憲法が明言する、9条の平和主義と、20条の政教分離についての、真っ向からの違憲行為だからでもある。ここの理解・認識が、日本の報道機関には、ないか薄い。隣国と仲良くできない原因である。伊勢・靖国神社参拝に拘泥する心臓、改憲軍拡に執着する心臓への警戒は、中国の外交・軍事戦略の基本であるためだろう。この点で、韓国やロシア・北朝鮮とも、認識を一にしている中国である。

 事件はさらに深まってゆく、という趣旨の活字が、大きく踊っていた。それは一連の韓国の前大統領の腐敗事件を報じた時とそっくりのものである。
 安倍事件は、欧米が注視するTBS強姦魔事件と、歴史認識がらみで重視する隣国と、いずれも国際化してしまっている。こんな人物に外交と防衛を任せている日本、そんな腐敗指導者を支援するNHKと読売のメディアの日本である。
 廉恥の日本政治の誕生が待ち焦がれる昨今である。

<昭惠の顔が大写し>
 映像には、籠池前理事長と共に、心臓の100万円を手渡した昭惠も、画面いっぱいに映し出された。いまや国際的に悪役を演じる安倍夫妻に、海外で活躍する日本国民は、その映像に辟易するばかりである。

 心臓には、A級戦犯の岸信介の長女・洋子が、いまだ付き添って、健在という。彼女が、なぜ心臓夫妻を、官邸から引きずりおろそうとしないのか。これが筆者には謎である。
 たとえ母親が魔女であろうとも、子を思う一念は、人類共通のはずである。それとも、時々の官房機密費を使っての美食の家族会に満足して、判断が狂ってしまっているのか。解せない。
 安倍事件の国際化の行方が、日本の価値を落下させている。

2018年2月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

以下は掲示板阿修羅から添付
どなたかにグサリと刺さったはずの山本太郎議員の質問。議事録からは削除されるかもしれないが、NHK中継で流れたことは凄い! 赤かぶ

国家公務員が総理夫妻とそのお友達のために狂奔、次々に明らかに。異常な国になりつつある。国難は総理である 小沢一郎(事務所 赤かぶ

野党攻勢に心臓悪化<本澤二郎の「日本の風景」(2873) 「嘘答弁」に審議中断が天の声 枝野・志位・小沢連携で槍衾作戦 赤かぶ

「元TBS記者が昏睡状態の詩織さんを引きずり込む」― ホテルの防犯ビデオが法廷に(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ

これが世界の恥さらし「安倍親衛隊」だ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ

安倍を葬り去れ!<本澤二郎の「日本の風景」(2874)<福田康夫の心配(日本破滅)が目前> 笑坊

<今治発>前川喜平氏が語るアベ官邸の圧力 市民固唾のむ(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 政府と「一定の距離置く」 名護市長選当選の渡具知氏(基地容認、では??)
 基地容認派が反対派を破ったかのような報道がされるこの選挙。その割に、当選した市長の云い方では、中央政府の与党党首と「距離」を置きたいらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
政府と「一定の距離置く」 名護市長選当選の渡具知氏 
2/5(月) 10:34配信 琉球新報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000012-ryu-oki

*名護市長選で自身の初当選を報じる朝刊に目を落として笑みを浮かべる渡具知武豊さん=5日午前9時16分、名護市許田の自宅
https://ryukyushimpo.jp/archives/002/201802/f17b9687d60ffa8c9223d856551af7ef.jpg

 【名護】4日の名護市長選で2万389票を獲得した渡具知武豊さん(56)は投開票から一夜明けた5日午前、自宅で初当選の心境を語った。米軍普天間飛行場移設問題を巡る政府との関係について「要人の心ない発言もあり、市民との認識に乖離(かいり)がありすぎる。一定の距離を置かなければならない」と述べ、反対する市民への配慮を表明した。
 初の市政運営に臨むに当たって、市民の期待の大きさや責任の重さをあらためて実感した様子で「これからが大変だなと思う。複雑な民意だった」と表情を引き締めた。
 ワイシャツ姿で当選を報じる新聞に目を落とした渡具知さん。この日は午前6時半に起床し、妻・由利子さんの作ったみそ汁とサラダを口にした。現職の稲嶺進さんに3400票差の大差をつけて勝利したことに「厳しい選挙だった。辺野古移設に反対する人もおそらく何%かはこちらに入れた。複雑な民意だと思う」と語った。今後については「基地問題はいろんな状況に応じて取り組む。政策を実現するための財源を確保したい」と決意を見せた。【琉球新報電子版】

琉球新報社
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 窓枠で小学生が殺されかけ、「誰も死んでないだろ!」とまで言われ、ほとぼりが冷めるまでの言い訳か。

http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍の真意は?「本土の理解得られない」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
安倍の真意は?「本土の理解得られない」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802050000134.html
2018年2月5日9時45分 日刊スポーツ


 ★2日の衆院予算委員会で首相・安倍晋三は沖縄の基地負担軽減について答弁し、「日米間の調整が難航したり、移設先となる本土の理解が得られないなど、さまざまな事情で目に見える成果が出なかったのが事実だ」と説明した。首相は14年9月25日、米ニューヨークで記者会見し、辺野古移設について「日米間で合意した唯一の解決策であります。これは、昨年の日米『2+2』でも再確認されており、また本年オバマ大統領との首脳会談においても、早期移設の必要性について一致しています」としている。

 ★しかしそうなると即応性が必要だとか、抑止力や地理的優位性など軍事的要素だけが理由ではなく、本土の理解が得られないことに問題があることを認めたことになる。また、その晩に米トランプ大統領との電話会談で沖縄県で米軍機事故が相次いだことに関し、再発防止に向けた厳格な安全確保を要請した。ただ、そうなると09年に首相・鳩山由紀夫が普天間飛行場移設先について「県外移設に県民の気持ちが1つならば最低でも県外の方向で我々も積極的に行動を起こさなければならない」と県外移設を模索し続けたものの断念した経緯とさして変わらないことが分かったといっていい。

 ★県外移設をぶち上げた鳩山と安倍では手法の違いなのか、言い方の違いなのか、結局「本土の理解が得られない」が理由となれば、鳩山への中傷も含め、沖縄米軍基地負担軽減問題の意味合いはだいぶ変わってくる。首相の真意はどこにあるのか、それとも4日投開票が行われた名護市長選挙直前だからなのか、真意は不明だ。(K)※敬称略









「移設先 本土の理解得られない」 安倍首相が沖縄基地負担減で言及
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204728
2018年2月5日 06:09 沖縄タイムス

 安倍晋三首相は2日の衆院予算委員会で、沖縄の基地負担軽減について、「さまざまなプランを考えても日米間の調整が難航したり、移設先となる本土の理解を得られないなどさまざまな事情で、目に見える成果が出なかったのは事実」と述べた。これまでも移転先の説得に取り組んだことを強調してきたが、「本土の理解が得られない」との文言を用いるのは異例。

   
    翁長知事(資料写真)

 立憲民主党の阿部知子氏が、米軍普天間飛行場所属機の相次ぐトラブルなどを取り上げ、「主権無視、生命無視、子どもたち無視の状態をこれ以上我慢せよという政府の姿勢は容認できない。『日本を取り戻す』という(言葉に)沖縄は、入っているのか」と質問した。

 安倍首相は「当然、沖縄も入っている。大きな基地負担をしてもらっている事実を重く受け止めている」と述べ、過去には「本土の理解」が得られず日米特別行動委員会(SACO)最終報告などで合意された県外への移転計画が進まなかったことを認めた。

 一方で、安倍政権になってからは「一つ一つ結果を出してきている」とアピール。

 安倍首相は1月の予算委でも空中給油機の岩国基地移駐について「ずっと解決できなかった。安倍政権が岩国市と山口県を説得し移駐が完了した」と発言していた。

 安倍首相は実績を誇ったが、政府は2015年に普天間飛行場所属のMV22オスプレイの訓練拠点を佐賀空港に移転する計画を、地元の理解が得られないとして断念したこともある。

 当時、沖縄が辺野古新基地建設に反対しても進める政府の対応の違いが指摘された。

安倍首相発言「県民ないがしろ」 翁長知事

 安倍晋三首相が2日の国会で、沖縄の基地負担軽減が進まないのは本土の理解が得られないためだと発言したことに対し、翁長雄志沖縄県知事は「県民をないがしろにする理不尽なものだ」と不快感を示した。

 3日、名護市内で記者団に語った。

 知事は、首相発言は普天間飛行場の移設先を名護市辺野古と決める際に「抑止力や地理的優位性、軍事的合理性よりも政治的理由が重要であったことを示唆するものだ」と指摘した。

 その上で、政府に対し、全会一致で普天間飛行場の即時運用停止を求めた県議会決議を受け止め「辺野古が唯一との固定観念にとらわれず、真摯(しんし)に沖縄の声に耳を傾けていただきたい」と訴えた。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選挙は自公の人、金の物量で負けた。知事選では基地以外の争点も準備せよ( かっちの言い分)
名護市長選挙は自公の人、金の物量で負けた。知事選では基地以外の争点も準備せよ。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201802/article_5.html


名護市長選挙で稲嶺現市長が敗れた。開票が始まった9時に、NHKが横一線と言っていたので、稲嶺氏の当選を期待はしていたが、今回は稲嶺氏が危ないのではないかと内心は思っていた。

その理由の最大の要因は、辺野古基地工事が厳然と進み、決して後戻りは無いという状況の中で、結果論ではあるが、基地反対を全面に掲げた戦略が本当に良かったかという理由である。もう一つは、自民、公明が総力を挙げたことだ。今回、3000票強の差で敗れた。公明党が5−6%の基礎票を持っているが、その基礎票が渡具知氏に流れたことが、最後の勝敗を分けた。投票率が74%というから、無党派層からもかなり渡具知氏に流れたと思われる。

渡具知氏は、基地問題を一切争点にせず、政府から交付金を県を通さず、直接市に交付してもらうことを約束している。約18億円の米軍再編交付金がストップされたことも響いたと言われている。一説には、市民一人当たり90万円ぐらいの額とネット情報で見たことがある。計算すると約700憶円である。名護東道路の公共事業予算に使わるとも言われている。当然、道路、箱物などの予算が大幅に付くのであろう。安倍首相が早速、会見で約束しっかり守っていくと述べている。その約束とは上記のような諸々の話であろう。自民が最も得意とする方式である。

今回の投票の支持率を見ると、10代、20代、30代、40代ぐらいまで渡具知氏に50−60%ぐらい投票している。この世代は所属する会社などから、美味しい蜜情報が伝達されていたのであろう。

しかし、名護市は建設までは市民も潤うだろうが、基地が辺野古に移り、米兵やオスプレイ、ヘリコプター、戦闘機が移ってくれば、初めて、その被害の重大性がわかるだろう。その時、失敗したと言ってももう遅い。必ず、事故が発生して後悔するだろう。

翁長氏が、オスプレイが上を飛んでいる町に観光もないとコメントした。翁長氏は、沖縄は米軍が居なくても、観光等の経済で成り立つと述べている。直ぐに知事選挙が始まる。この選挙では、自公は名護市で勝った戦略を踏襲してくるだろう。基地は争点化してこないことが予想される。しがって、翁長陣営も基地だけの争点化では同じ轍を踏む可能性がある。翁長氏が述べたように、基地が無くても観光などの産業振興が出来るのだというビジョンも県内にアッピールすべきだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選挙、お疲れ様。破れたけれど、それは「ムサシ」のせいだと思うよ 
名護市長選挙、お疲れ様。破れたけれど、それは「ムサシ」のせいだと思うよ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/98b13725b2d5de42cb0e495657a53841
2018年02月05日 のんきに介護


稲嶺ススム☆ネットシンカー‏ @susumu_shinkaさんのツイート。



なぜ、稲嶺ススムが破れたか。

沖縄の地で初めて自動開票機「ムサシ」が使われたからではないだろうか。

amaちゃんだ‏@tokaiamaさんが



とツイート。

2014年の名護市議選は

「ムサシ」が

故障して移設反対の民意が示された

(下記〔資料〕参照)。

今回は、

故障しなかったために民意を示しえなかった。

不正選挙を認めない人は、

昼寝猫‏ @tcv2catnapさんが絶望に打ちひしがれたように言う。



あるいは、但馬問屋‏ @wanpakutenshiさんがツイートするような、

こんな悲観論に囚われる。



すべては、

不正選挙のマジックに引っかかったがための

錯誤ではないのか。

CIAとしては、

「ムサシ」を使うことによって、

稲嶺ススム氏に

敗北感を味あわせられると同時に

選挙の惨敗は、

公明党が「辺野古基地移転強硬派」への投票を移転反対派の創価学会員に指示したせいだ

という名護市民分断の種を仕込むこともできた。

一石二鳥だ。


<追記>

中川 均‏
@naka8952さんのツイート。



また、こんな報告。

Fuji@fj_333さんがツイート。










2018年2月5日朝 記


〔資料〕

「名護市議選:投票用紙の読み取り機故障」

   沖縄タイムス(2014年9月7日 23:06)

☆ 記事URL:http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/43861  


読み取り機故障のため約3000票を手作業で開票する名護市選管関係者ら=7日、名護市民会館

 米軍普天間飛行場の移設問題で注目される名護市議選で、開票作業中の7日午後10時30分過ぎ、投票用紙の名前を識別する自動読み取り機が故障した。午後11時現在、投票用紙約3千票分を手作業で判別している。選挙結果の大勢が判明するのは、8日未明の見通しだったが、ずれ込む恐れが出てきた。読み取り機故障の原因は分かっていない。(沖縄タイムス+プラス) 


※参考
































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/460.html
記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選、自公推薦候補が勝利。「争点隠し」で当選しておいて、おそらく真っ先にやるのは基地建設推進だろう! 
名護市長選、自公推薦候補が勝利。「争点隠し」で当選しておいて、おそらく真っ先にやるのは基地建設推進だろう!&「核見直し体制を高く評価」(河野太郎)・・・「日本の恥さらし!」(田原総一朗)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-99c1.html
2018年2月 5日 くろねこの短語


 う〜ん、残念なり!! 名護市長選は、稲嶺氏の敗北。名護市市民の苦渋の選択ってところなんだろうが、これで沖縄以外の地域から「なんだやっぱり沖縄は米軍基地を必要としているじゃないか」という声が聞こえてくるんだろうなあ。

 稲嶺氏の敗北の原因のひとつは、基地問題に触れないという自公推薦の候補の徹底した「争点隠し」にあるんだろう。「争点隠し」はペテン政権の一貫した選挙戦術ですからね。で、選挙後に「これが民意だ」ってまるで白紙委任でも受けたかのように、やりたい放題を始めるって寸法だ。

 そして、公明党の組織をあげた選挙協力が、自公推薦候補の勝利につなかっだことも見逃せない。噂では、この選挙を目当てにして住民票を名護市に移した学会員が多数いるとかいないとか・・・あくまでも噂ですから、念の為。

 実際、この4年間で名護市の有権者は3000人ほど増えているんだとか。稲嶺氏と自公推薦候補との差は3000票余ということだから、なんとも香ばしい匂いが漂ってくる。

 この選挙結果を受けて、ペテン政権は一気に辺野古基地建設を推し進めることになるのだろう。でも、基地反対の民意は70%を超えているのも事実なんだね。「争点隠し」のおかげで当選して、真っ先にやるのが基地建設推進となれば、泣く泣く自公推薦候補に投票した市民だって黙っちゃいないだろう。リコールってことだってできるんだから、ここはじっくりと新市長の出方を見ることが肝要かと。

民意支えに移設反対の翁長知事、苦境に 稲嶺氏落選 争点隠し


民意支えに移設反対の翁長知事、苦境に 稲嶺氏落選
https://www.asahi.com/articles/ASL233R58L23TPOB004.html
2018年2月5日05時06分 朝日新聞


稲嶺進氏の敗戦を受け、記者の質問に答える翁長雄志・沖縄県知事=4日午後10時54分、沖縄県名護市、日吉健吾撮影

 辺野古移設に反対する名護市民は、世論調査では依然6割を超える。ではなぜ、移設を事実上容認する渡具知(とぐち)武豊氏を選んだのか。

 沖縄にはいま「あきらめ」が広がる。

 自分たちの市に造られようとしている基地の問題を、自分たちで決められない。稲嶺進氏が再選された4年前の名護市長選以降、市民は知事選や2度の衆院選、参院選でいずれも「移設反対」を訴える候補を選んできた。しかし安倍政権は「辺野古移設が唯一の解決策」と繰り返し、昨年4月からは移設工事を本格化させた。国と県の話し合いは途絶えたままだ。

 さらに、沖縄では米軍機の事故やトラブルが相次いでいる。そのたびに沖縄は抗議しているが、米軍機はすぐに頭上を飛び、日本政府は追認する。

 ある市民が言っていた。「移設に反対する稲嶺氏は正しい。辺野古が止まる可能性があるなら投票する。でも、無理でしょう」

 民意を「無視」され続け、基地建設が目の前で進む。そんな中、新顔の渡具知氏は子育て支援や観光振興を中心に訴え、政府に対しては「東京に足を運び、市民のために予算を要求する」と主張した。たとえ「移設容認」「条件闘争」だったとしても、自分たちの意見を政策に反映させたい。そして生活を少しでも豊かにしたい――。渡具知氏の勝利は、市民がそう考えた結果といえる。

 稲嶺氏の落選で、民意を支えとして移設反対を訴えている翁長雄志(おながたけし)知事は、苦しい立場となった。辺野古の工事も加速するだろう。

 しかし、安倍政権の言う「地元の理解」という状況にはほど遠いことを、政権も私たちも忘れてはいけない。(那覇総局長・上遠野郷)



   

 ところで、昨日のエントリーで、トランプの「核体制の見直し」にペテン総理は諸手を挙げて賛意を示すかもと書いたところ、なんとごまめの歯ぎしり・河野君が「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメント(責務)を明確にした。このような方針を示した今回のNPRを高く評価する」ってコメントを出しやがりました。

 これに対して、元祖電波芸者の田原総一朗君が「日本の恥さらし」と一刀両断したそうで、ハァ もっともだ もっともだの月曜の朝である。

米核体制見直し 日本政府「高く評価」 米国依存鮮明に





























http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 無理が通っても道理は引っ込まない、国会審議の中で次々と暴露される森友疑惑の真実/広原盛明(リベラル21)
2018.02.05  無理が通っても道理は引っ込まない、国会審議の中で次々と暴露される森友疑惑の真実
広原盛明
(都市計画・まちづくり研究者)【リベラル21】
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4264.html

 おそらく国会審議が始まるまでは多寡を括っていたのだろう。森友・加計疑惑の追及は野党共闘の分断でこのまま沈静化する、もうこれ以上の新しい材料は出てこない、従来通りの答弁を繰り返していればそのうちに時間が過ぎていく、内閣支持率も上向いているなどなど、楽観的観測が安倍政権を覆っていた。

 NHKの国会討論会でも、野党の発言は立憲民主党、希望の党、民進党、共産党と分散し、これまでの自公与党と野党の対決構図は一変した。与党側の発言が自公+維新となって一段と強化されたのに対して、野党側は発言内容も力点の置き方もバラバラで著しく精彩を欠け、司会者の機械的な仕切りも相まって討論会とは言えない有様だ。これでは、安倍政権が思うがままに事態は改憲一直線へと進むのではないか―、と懸念していた。

 だが、国会前半の生ぬるい与野党攻防の空気が一変したのは、2月1日参院予算委員会での辰巳議員(共産)の鋭い追及だった。佐川前理財局長が一貫して否定してきた森友学園との交渉関連文書が財務省に存在することを太田現理財局長が一転して認め、会計検査院には文書の発見が遅れたので検査中に提出しなかったと答弁した。それまでは交渉記録の存在に「気付かず」、会計検査院報告書が出される直前(1日前)に「発見」して提出したというのである。

 しかも太田理財局長は、これらの関連文書の存在に早く気付いていれば、財務省の主張はもっと早く理解されたはず、「発見が遅れたのは誠に残念でならない」とまくし立てた。そして、その舌の根も乾かないうちに公表されていない関連文書が新たに存在することを認めるのだから、これは三百代言どころの話ではない。これからまだまだ「新しい気付きと発見」が続き、そして相変わらず「発見が遅れて残念だ」と言うのだろう。

 私はこのやりとりを国会中継で見ていて、役人とはかくも平然とウソをつくものかと心の底から憤慨した。これまで数多くの国会中継を見てきたが、これほど酷い答弁に接したのは初めてだからだ。太田局長当人は何一つ良心の呵責を感じていないのだろうが、しかし答弁席に並んでいた関係省庁の役人たちの表情は険しかった。心の中ではきっと財務省の答弁を苦々しく思い、上は財務相から下は理財局長まで腐っていると心底思っていたに違いない。

 加えて、森友学園の籠池前理事長夫妻が近畿財務局の役人たちと国有地払い下げについて協議した新たな音声データも発見された。その中には、安倍首相夫人の昭恵氏が籠池前理事長に財務省で担当室長と面会した直後に電話をかけ、「どうなりました?

頑張ってください」との応援メッセージが録音されていた。ところが、安倍首相はこの音声データの発言内容について問われると、籠池発言は信用できないとしてこれも逃げの答弁ばかり。昭恵夫人のことについてはすべて自分が答えるとした前言を翻して、いっこうに説明しようとしない。辰巳議員に追い詰められて漸く昭恵夫人に聞くと答えたが、額に汗が滲んでの苦し紛れの答弁だった。

 どれだけの人が国会中継を見ていたかはわからないが、この情景を目前にすれば、首相が「黒を白」と強弁していることはもはや明々白々だろう。安倍首相が事実を以て反論できず、すり替えとごまかしを重ねて逃げる以外、もう道がないところまで追い詰められている様子がよく分かるのだ。そんなこともあってか、最近は報道機関に対する安倍首相の感情的な誹謗中傷も度を増してきている。とりわけ朝日新聞は「目の敵」らしく、事あるたびに裏付けを取らないで記事を書いていると非難している。

 どうやら、安倍首相はトランプ大統領にますます似てきたようだ。トランプ大統領は、自分に不都合な記事を書かれると「フェイクニュース」だと決めつけて関係報道機関を非難する。挙句の果ては記者会見の席上でも関係記者の質問を拒否し、答弁すらしない。トランプ大統領と「100%共にある」安倍首相も、これに倣って気にいらない報道機関を早晩締め出すかもしれない。また国会審議でも、辰巳議員のような追及に対しては「フェイク質問だ」と決めつけて答弁を拒否するかもしれない。

 安倍首相の信条には、「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉が固く刻み込まれているのだろう。安倍首相の国会答弁も国会運営も全てこのことを裏書きしている。だが、世論を見くびってはいけない。「無理が通っても道理は引っ込まない」こともあるのである。安倍首相は追い詰められてきている。「無理が道理に屈する」日はそれほど遠くないところまで来ている。

http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/462.html
記事 [政治・選挙・NHK239] 行き着くところまで来た米国の新核戦略という「人類の敵」  天木直人 
行き着くところまで来た米国の新核戦略という「人類の敵」
http://kenpo9.com/archives/3228
2018-02-04 天木直人のブログ


 トランプの米国が2月2日、ついに「核なき世界」を放棄する新たな核戦略を発表した。

 その内容については事前に報じられていたから驚きはしないが、私が驚いたのは日本政府がこの方針を高く評価したことだ。

 すなわち河野太郎外相はすかさず談話を発表した。

 「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメントを明確にした。このような方針を示した今回の核態勢見直し(NPR)を高く評価する」と。

 理解を示したのではない。

 評価したのだ。

 しかも「高く」評価したのだ。

 戦後70年以上続いた日本の平和外交をかなぐり捨てた瞬間だ。

 これほど大きな日本の外交・安保政策の転換であるにもかかわらず、それを批判する社説を掲げたのは朝日、毎日、東京と言ったいわゆるリベラル紙だけだ。

 紙面で取り上げられる批判的コメントは、いつもおなじみの左翼的政治家や評論家のものばかりだ。

 そうではない。

 一億総国民が、この安倍・河野コンビによる間違った外交・安全保障政策に反対の声をあげなくてはいけない。

 彼らには、戦後70年、日本国民が堅持して来た平和外交をここまで否定する権利など、どこにもない、と

 いまこそ自民党や公明党の中から、安倍政権を倒す動きが出て来なければいけない。

 そうでなければ日本は本当に危うい(了)



米核態勢見直し 日本政府「高く評価」 米国依存鮮明に
https://mainichi.jp/articles/20180204/k00/00m/010/073000c?inb=ys
毎日新聞2018年2月3日 21時41分(最終更新 2月3日 22時01分)

 日本政府は、トランプ米政権の核戦略指針「核態勢見直し(NPR)」について、抑止力を強化するものと歓迎する意向を示した。北朝鮮の核・ミサイル問題を背景に、米国の「核の傘」に依存する姿勢が一層鮮明になった。日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶を目指してきたが、NPRが核軍縮の流れに逆行しているのは明らかで、野党は、NPRとそれを評価する日本政府への批判を強めている。

 河野太郎外相は3日、談話を発表し、「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメント(責務)を明確にした。このような方針を示した今回のNPRを高く評価する」と表明。一方、核軍縮に関しては「現実の安全保障上の脅威に対処しながら、現実的かつ具体的な核軍縮の推進に向けて、米国と緊密に協力していく」と触れ、北朝鮮の核の脅威にさらされている日本の「現実」を強調した。

 外務省幹部は「核廃絶という理想は理想で大事だが、今はその時期ではない」と語り、「オバマ前政権の8年間で中国、ロシアが軍事力を伸ばし、北朝鮮の核・ミサイルの脅威が増したのは事実だ」と訴えた。

 日本は「核兵器のない世界」を目指したオバマ政権の核兵器削減を支持したが、巡航ミサイルに搭載する核兵器廃止など、抑止力低下につながる恐れのある兵器削減については米側に懸念を示した経緯がある。今回のNPRには、核巡航ミサイルの導入が盛り込まれ、日本政府が評価する根拠の一つになっている。

 NPRについて、共産党の小池晃書記局長は「核兵器を使いやすくする方針転換は、核廃絶を求める被爆者の気持ちや世界の流れに逆行する愚かな方針だ」と語り、「(NPRを評価した)河野外相の談話は言語道断。日本政府の対応は異常だ」と批判した。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長も「日本はこういう政策には賛同できないと言うべきだ。時代を逆行させるもので許されない」と非難した。野党は、衆院予算委員会の審議などで政府のNPRに関する姿勢をただす考えだ。

 一方、自民党の岸田文雄政調会長は「唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界を目指すという長期目標に影響があるかどうか、よく注視していかないといけない」とコメントした。【梅田啓祐】



















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選挙/権力のチカラの大きさをあらためて突きつけられた選挙結果だったが、決して崩せないほどのものではない。
引き続き市民と野党の共闘で対峙していこう。勝つ方法は、あきらめないこと、だ!















http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/464.html
記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選挙を振り返る 「票が減るから総理や官房長官には来ないでほしい」 
名護市長選挙を振り返る
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2fda5f6f7c5687c13c96fb0fbb6f737c
2018年02月05日 のんきに介護


yo Irie@fckldpさんのツイート。



地元からの

自民党への恨みには凄まじいものがある。

ちえぞう‏@tchiezinhaさんの

こんな報告がある。



若者たちは、

実際、自民党に取り込まれたのか。

そういう情報もある。

Tad‏ @CybershotTadさんが

こんなツイート。






これに関して、

布施祐仁‏ @yujinfuseさんが次のような分析をしていた。



稲嶺進氏は、

こんな分析をされているようだ。



「争点をはぐらかされてしまった、そのことが
今回の結果を導いてしまったのではないかな、とても残念に思います
私は常に20年30年、50年先の、安全安心を訴えて、やって来たのですが、結局は目の前の経済優先という形で、とられてしまったのではないかな、ということがとても残念であります」

今回は、

デマに負けたということだろうか。

沖縄の若者たちは、

自民党の

妙な言葉の上での一致に用心すべきだ。

たとえば、

きっこ‏@kikko_no_blogさんが

指摘される。



どんなに隠そうと、

沖縄での最大問題点は、

経済的豊かさ、すなわち、政府からの補助金の多寡でなく、

米軍基地が現にあるという事実ではないか。


<追記>

Shoko Egawa‏@amneris84さんのツイート。



2018年2月5日昼下り 記



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選では、自公候補が一言も語らなかった「辺野古移設」について、選挙に勝って後、まるでGOサインを得たかのように安倍
名護市長選では、自公候補が一言も語らなかった「辺野古移設」について、選挙に勝って後、まるでGOサインを得たかのように安倍が語る
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d3a55d0d90a8869e94fe736cf99551fd
2018年02月05日 のんきに介護


れっどゴルゴ@ANTIFA‏
@RedGolgo



得体が知れんのが

降ってわいたように増えた「辺野古移設」に賛成な20〜30代の若者たち。

選挙前、引っ越してきた

3000人以上もの人間がその若者たちの正体ではないか。

さて、

そんな怪しい住民移動につき、

pekopon(脱原発に一票・無党派)‏@kamifuusen7161さんが

こんなツイート。



思うに、

どこからかやって来た住民とは、

ちえぞう‏@tchiezinhaさんが指摘する若者たちではないか。

選挙前、

喧嘩腰な若者が名護市に溢れ返ったようだ。

ちえぞうさんがこう報告する。



こんな「中指を立て、憎悪の目を向けた」ような

米国追従の若者って沖縄生まれなのか。

そうではないだろう。

恐らく県外から呼び寄せられた統一教会関連の

「助っ人」に違いない。

普通にチンピラではないはずだ。



首相 普天間基地の移設 市民の理解得る努力しながら進める考え
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180205/k10011315341000.html
2月5日 9時04分 NHK





沖縄県名護市の市長選挙で自民・公明両党などが推薦した新人が当選したことを受けて、安倍総理大臣は5日朝、記者団に対し、「名護市民に感謝したい」と述べたうえで、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画について、市民の理解を得る努力をしながら進めていく考えを示しました。

4日に投票が行われた沖縄県名護市の市長選挙では、自民・公明両党と日本維新の会が推薦した新人の渡具知武豊氏が、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画に反対する現職の稲嶺進氏を破り、初めて当選しました。

これを受けて、安倍総理大臣は5日朝、総理大臣官邸に入る際に記者団に対し、「本当に勝ってよかった。名護市民に感謝したい。市長が公約したことは、国としても責任をもって応援していきたい」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画について「市民の理解を得ながら、最高裁判所の判決に従って進めていきたい。県民の気持ちに寄り添いながら、さらなる沖縄の発展を全力で支援していく」と述べ、市民の理解を得る努力をしながら移設を進めていく考えを示しました。










http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 基地隠しで名護市長選勝利 安倍政権を苦しめる公明党の恩(日刊ゲンダイ)
 


基地隠しで名護市長選勝利 安倍政権を苦しめる公明党の恩
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222604
2018年2月5日 日刊ゲンダイ


  
   バンザイは公明支援者のおかげ(C)日刊ゲンダイ

 予想以上に大差がついた。沖縄・辺野古基地新設を争点に横一線の激戦を繰り広げてきた名護市長選挙が4日、投開票され、新設反対派で現職の稲嶺進候補(72)が敗北。自民・公明・維新が推薦した新人の渡具知武豊候補(56)が3458票差で勝利した。8年ぶりに反対派から市政を奪還したとはいえ、自公の選挙戦はムチャクチャだった。

 この秋の沖縄県知事選の「前哨戦」と位置付けた安倍政権は、何が何でも勝とうと告示前から総力を挙げてきた。昨年末には菅官房長官が現地入り。「名護東道路」の全面開通の1年半前倒しなど新たな振興策を約束すると、告示直前に現地を訪れた二階幹事長も「土地改良事業」の名目でロコツなバラマキ。この旧態依然の土建選挙が「“お上”に従った方が」と、反対派市民の間に漂う諦めムードをさらに刺激し、功を奏した格好だ。

 しかも、自民は選挙演説で「基地隠し」を徹底。渡具知候補本人は最後まで辺野古移設への賛否を明確にせず、応援に入った国会議員は誰も基地問題に触れなかった。

「推薦を取りつけた公明党県本部への配慮ですよ。もともと沖縄の公明党は基地新設に反対の立場で、前回も自主投票。公明票を取り込むため、渡具知陣営は基地問題への深入りを避けたのです」(地元関係者)

 徹底した「基地隠し」の一方で、自民が稲嶺市政への攻撃材料に用いたのが「ごみ」「パンダ」「清宮」の3点セット。典型例が選挙中に2度応援に投入された小泉進次郎筆頭副幹事長のマイクパフォーマンスだ。

 進次郎氏はまず「ごみの分別、大変ですね。聞いてビックリしましたよ、16分別」と名護市のごみ分別の多さを批判。その後は「パンダもいいけど」と稲嶺陣営が公約に掲げたパンダ誘致を話のマクラに、今年からプロ野球・日本ハムの名護キャンプが期間短縮された話題に矛先を向けた。

「清宮幸太郎さんが来たら全国から人があふれていた。なぜキャンプの拠点として、(球団から)求められていた球場の改修を含めて、もっとスピード感を持ってやれなかったのか。やれば地域の観光、飲食、宿泊、いろいろなことで地元の経済効果はもっともっと潤うはずです」

■組織力発揮の公明沖縄は「国外・県外移転」を要求

 自民は基地の押しつけよりも「ごみ分別」や「清宮」が大事なのか――。それでも結果は、最大の争点をぼかした渡具知陣営の勝利。それだけ今回は推薦に回った公明党のパワーが絶大だった証拠でもある。

「今回の投票率は76.9%。うち期日前投票は44.4%にも上りました。1月の南城市長選を落とし、組織力に勝る自公両党が期日前投票をしゃかりきに呼び掛けた結果でしょう。特に公明は独自のネットワークを駆使し、盛んに知人らを動員したようです。国政レベルで党勢に衰えの見える公明が、生き残りをかけて連立相手の自民に恩を売ったわけです。渡具知氏に当確が出た後、公明党県本部の金城勉代表は報道陣に『米海兵隊の県外・国外移転を求める』『日米地位協定の改定も求めていく』と白々しく答えましたが、とんでもない二枚舌です」(現地を取材するジャーナリストの横田一氏)

 安倍政権は直近の民意を得たとして、辺野古工事を加速させるに決まっているが、票欲しさに基地問題をごまかし、ホンネは基地新設反対の公明支援者を取り込んだことで、今後は「同床異夢」のツジツマ合わせに悩まされることになる。



https://www.facebook.com/permalink.php?id=100001272821941&story_fbid=1726982094020868



https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002104608325&story_fbid=1605753246171480







http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選挙の結果を受けて 小沢一郎代表「稲嶺さんは誠に残念。沖縄の民意を踏みにじる安倍政権を一日も早く終わらせる」 
名護市長選挙の結果を受けて
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20180204.html
平成30年2月4日 自由党


平成30年2月4日
代 表 小 沢 一 郎

このたびの名護市長選挙の結果については、自由党としても重く受け止めております。

稲嶺さんは、これまで名護市の皆さんの「声」を政策として実現させるべく、全力で市政に取り組んでこられ、中学校卒業までの医療費無料化など、しっかりと実績もあげられてきました。辺野古移設問題についても、常に市民の声を第一に、一貫して反対の立場を貫き、将来を見据えた責任ある対応をとってこられました。結果として、こうしたことが選挙結果に繋がらなかったことについては誠に残念であります。

基地問題等への取り組みなどを見ても、安倍政権が沖縄に寄り添うどころか、沖縄の皆さんの民意を踏みにじっていることは明らかです。

沖縄のみならず地域のことが全くわかっていない安倍政権を一日も早く終わらせるために、自由党としては引き続き全力で闘って参ります。



小沢一郎氏「沖縄の民意を踏みにじる安倍晋三政権を一日も早く終わらせる」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000507-san-pol
産経新聞 2/5(月) 9:05配信

 
1月27日、演説会で稲嶺進氏(右)の支援を呼びかける自由党の小沢一郎党首(左)、共産党の志位和夫委員長(中央)ら=名護市(高木桂一撮影)(写真:産経新聞)

 自由党の小沢一郎代表は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、自由党などが推薦した現職の稲嶺進氏(72)が、元市議で新人の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=に敗れたことを受け「重く受け止めている。選挙結果に繋がらなかったことは誠に残念だ」との談話を発表した。

 一方で「基地問題などへの取り組みなどを見ても、安倍晋三政権が沖縄に寄り添うどころか、沖縄の皆さんの民意を踏みにじっていることは明らかだ」と指摘し、「沖縄のみならず地域のことが全くわかっていない安倍政権を一日も早く終わらせるために、引き続き全力で闘う」と訴えた。










http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍首相の答弁後 Wikiの「エンゲル係数」なぜ改編された(日刊ゲンダイ)
 


安倍首相の答弁後 Wikiの「エンゲル係数」なぜ改編された
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222603
2018年2月5日 日刊ゲンダイ


  
   ウィキペディアで“編集合戦”勃発(C)日刊ゲンダイ

 辞書も忖度で改竄(かいざん)か。まるで小説「1984」の真理省の世界だ。

 1月31日の参院予算委で、民進党の小川敏夫議員がアベノミクスによって国民生活が苦しくなったことを表すデータとして、「エンゲル係数が顕著に上がっている」と指摘。これに安倍首相が、「(エンゲル係数の上昇には)物価変動のほか、食生活や生活スタイルの変化が含まれている」と珍答弁したことが、波紋を広げている。

 エンゲル係数が高いほど生活は苦しい。中学生でも知っている常識だ。ネット事典の「ウィキペディア」にも〈一般に、エンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとされる。これは、食費(食糧・水など)は生命維持の関係から(嗜好品に比べて)極端な節約が困難とされるためであり、これをエンゲルの法則という>と書かれていた。

 ところが2月1日の午前1時過ぎに突然、このウィキペディアが安倍首相の主張に沿う内容に全面的に改稿されたのだ。

〈エンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとされてきたが(中略)各家庭の前提条件に大きな相違があって比較にならなくなったとして重要度が下がっている〉

 この記述は情報の出典が不確かとして差し戻されたが、その後も〈一概にエンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとは言えなくなってきている〉などと書き加えられ、また削除されては新たな記述が加わるなど“編集合戦”が過熱した。

■現在は編集不可状態

 2月4日時点では、当初の記述に戻り、ユーザーが内容を編集できない「保護」の状態になっている。誰が安倍首相の主張をウィキペディアに反映させたのかは不明なままだ。

 昨年は、安倍首相が国会で「辞書には『そもそも』には『基本的に』という意味もある」と答弁し、そんな意味を載せている辞書はないにもかかわらず、「そもそもには基本的にという意味もある」と閣議決定したこともあった。強引に言葉の意味まで変えてしまう。恐ろしいまでのファシズム政権である。

















関連記事
“生活苦の指標”エンゲル係数アップに安倍首相がデタラメ言い訳! 直後にWikiのエンゲル係数解説が改ざん(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/399.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK239] #選挙ジプシーは存在するのか?名護市の選挙で都市伝説の検証
#選挙ジプシーは存在するのか?名護市の選挙で都市伝説の検証

ツイッター等でよく目にする選挙権目当ての特定支持者の選挙期間
のみの大量が本当にあるのか?

名護市の選挙で当方なりに検証してみた。

ご協力頂いた機関 名護市(スペシャルサンクス)

選挙権を得る為にすべき名護市への転居届け2016/10/21がリミット
で直近の2017/10/31時の人口62764人

選挙無かったさらに1年前2016/10/31時の名護市の人口62505人

画像の2018/1/31では人口62870人


人口数の推移から見たらおそらく

3000人もの選挙ジプシーが動員されたは少なくとも名護市選挙において
は都市伝説だと当方は思うけどね。

当日出口調査の予測と実際の集計での先に数え終わりの部分は当方は未検証ね。

http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 辺野古移設「反対だけど…」 名護市長選、有権者の思い(朝日新聞)-「生活がかかっている。国からお金を持ってきて」
「辺野古移設「反対だけど…」 名護市長選、有権者の思い
2/5(月) 12:34配信

 4日投開票された沖縄県名護市長選。名護市民はどんな思いで一票を投じたのか。

 会社員男性(44)は前回、前々回は稲嶺進氏、今回は渡具知武豊氏を選んだ。「基地はないにこしたことはない。ただ、稲嶺さんは基地問題に時間をとられすぎた」。子どもの学費や自宅のローンもあって生活はぎりぎり。土木業界の知人の会社も倒産した。「市長には経済の活性化に全力を挙げてほしい」

 無職男性(60)は、辺野古移設に反対だが、渡具知氏に投じた。基地問題について語らない姿勢にもどかしさも感じたが「街の中心部も活気がない。停滞した雰囲気を変えたかった」。やはり渡具知氏を選んだ飲食業の女性(62)は米兵相手の商売もしており「生活がかかっている。基地が来るのはしょうがない。国からお金を持ってきて」。

 ホテル接客業、比嘉琢人さん(22)は初めての市長選。長女(1)が生まれ、保育料や給食費などが気になった。「あまり暮らしの改善がされていないと聞いた。一度市長を交代させてみるのもいい」

 名護高校3年の中村健人さん(18)は公約を読んで友人とも議論。周囲には「基地があることで地元が豊かになるのでは」という意見が多かったが、沖縄戦を体験した祖父母が米軍の事件事故を心配していたことを思い出し、稲嶺氏に投じた。主婦(49)も基地問題を重視して、稲嶺氏。県内では一昨年、20歳の女性が殺害され、米軍属が逮捕される事件があった。「娘と同じ年。心配」

 無職男性(72)も稲嶺氏の姿勢を評価し「どんなに沖縄が抗議しても政府、アメリカの考えは変わらない。それでも反対し続けなければ、思うようにされてしまう」と話した。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000033-asahi-pol

> 「市長には経済の活性化に全力を挙げてほしい」
渡具知氏に投票したことへの批判もあるようですが、やはりやむを得ない面もあると思います。それに「いくらやっても建設は止められない」というあきらめムードもあるでしょうし。やはり、ここまでなりふりかまわない選挙戦をやっておいて、勝ったとたんに「基地建設に民意を得た」なんて喜んでいる安倍政権には批判があってしかるべきでしょう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 核戦争宣言のトランプ支持 狂った虎の威を借る安倍政権(日刊ゲンダイ)
 


核戦争宣言のトランプ支持 狂った虎の威を借る安倍政権
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222600
2018年2月5日 日刊ゲンダイ 文字起こし


  
   「先制使用」に世界が震撼/(C)AP

 アメリカ国民は、とんでもない男を大統領にしてしまった。トランプ政権が発表した「核態勢見直し(NPR)」が、世界中に衝撃を走らせている。なんと、使い勝手のよい「小型核兵器」の開発を推し進め、「敵対国に核兵器を先制使用する」と宣言したのだ。仮想敵国としてロシア、中国、北朝鮮、イランを名指ししている。

 オバマ大統領が進めた「核なき世界」の理想を捨て去り、冷戦時代に逆戻りさせるつもりだ。

 現在、アメリカが保有する戦略核は、都市を全滅させるほど破壊力が強く、実際に使用することは難しかった。そこで「小型核」の開発を進めるという。さらに、核兵器を使用するハードルも一気に下げている。敵対国から通常兵器で攻撃されたり、サイバー攻撃を受けた場合でも、核兵器で報復するとしているのだ。

 これまでもトランプは、「使わない核兵器にどんな意味があるのか」などと信じがたい発言をくり返してきた。パフォーマンスとみられてきたが、どうやら本気で「核の使用」を考えているらしい。国防副長官は、「アメリカと同盟国の安全を守る抑止力を保つためだ」などと説明しているが、これでは抑止力どころか、全面核戦争を引き起こすだけだ。

 戦後、一度も核兵器が使われなかったのは、核保有国に「使ったら終わりだ」「地球が終わる」という共通認識があったからだ。核は「使わない」ことが前提だった。しかし、「使う」ことが前提になったら、核戦争の危機が高まるのは間違いない。仮想敵国として名指しされたロシアや中国だって黙っていないだろう。

■核兵器の数を10倍に増やす

 ヤバイのは、トランプは、いつでも「核のボタン」を押しかねないことだ。核兵器を使うことに、まったくためらいがない。内心、使いたくてウズウズしているのではないか。

 大統領選の予備選の時期、外交専門家から説明を受けた際、「アメリカは核兵器を保有しているのに、なぜ使用できないのか」と1時間に3回も質問しているのだから異常だ。金正恩が「核のボタンが常に机の上に置かれている」と発言した時は、「私の核のボタンの方が大きくてパワフルだ」とムキになって対抗している。核信仰はハンパじゃない。NBCテレビによると、国防総省で開かれた会議では「核兵器の数を10倍にする」と発言したというから、完全に狂っている。

「アメリカを再び偉大な国に――をスローガンに掲げるトランプ大統領は、もっとアメリカを強国にするつもりなのでしょう。と同時に、軍事産業の利益を考えているのだと思う。アメリカの軍事産業は、政権と密接に関わっている。とくに、トランプ政権には軍隊出身者が多い。新たに“小型核”の開発を始めれば、軍事産業は潤います。雇用も生まれると計算しているのでしょう。ロシアが核兵器の製造をやめられないのも、数千人が職を失ってしまうからだといわれています。そう考えると、トランプ大統領が小型核を使う可能性は捨てきれません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 たとえ「小型核」でも、アメリカが核を撃ち込んだら、ロシアや中国が核で報復するのは間違いない。冷戦後、世界は“核軍縮”に向かっていたのに、クレージーな大統領の登場によって、国際社会は一気にキナ臭くなっている。

  
  「核廃絶」放棄の暴挙(C)日刊ゲンダイ

米国に追随し核廃絶の理想を捨てる異常

 大急ぎでトランプの暴走を止めないと、世界は大変なことになる。核の先制使用を認めたら、ロシアや中国も先制使用を正当化するだろう。世界中で「小型核」を使った核戦争が勃発しかねない。

 ところが、日本政府は、トランプに「抗議」するどころか、河野外相は「高く評価する」と談話を発表しているのだから信じられない。日本は唯一の被爆国である。なのに、どうして核の先制使用を「高く評価」できるのか。

 元レバノン大使の天木直人氏はこう言う。

「河野外相が『高く評価する』と談話を発表した時は絶句しました。せめて、『理解する』にとどめるのが常識でしょう。これまで日本政府は、本当は反対だけど同盟国のアメリカのやることに反対できない時は、『理解する』としてきたからです。なのに、今回は歓迎している。“核軍縮”に逆行するトランプ政権の“核戦略”に賛同するということは、日本も“核なき世界”という理想を放棄するということですよ。これまで被爆国として核廃絶を訴えることは、日本外交にとって大きな武器でした。国際社会は耳を傾けてくれた。でも、この先、耳を貸さないでしょう。北朝鮮に核放棄を迫る大義も失ってしまった。どうして、河野外相は日本外交の武器を捨ててしまったのか。アメリカに追随してれば間違いないと信じ込んでいるのでしょうが、この判断は日本外交に禍根を残しますよ」

 今頃、国際社会は、トランプに隷属し、唯一の被爆国なのに“核廃絶”という理想を捨てた日本を軽蔑しているに違いない。

 それよりなにより、この先、日本は中国、ロシアとどう向き合っていくつもりなのか。まさか、アメリカと一緒になって仮想敵国とみなし、対峙するのか。

■日本は戦争前夜のようになる

 ヤクザの大物親分に従うチンピラのように、アメリカの子分になっていれば日本の国益は守られる――安倍首相はそう考えているようだが、大間違いだ。

 アメリカに隷属していれば安全、核の脅威にもさらされないというのは、妄想にすぎない。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。

「アメリカはベトナム戦争や朝鮮戦争の時、核兵器の使用も考えたが、踏み切れなかった。理由は、国際世論と国内世論から猛烈な批判を浴びるからです。意外かも知れませんが、核兵器に対する最大の抑止力は“核兵器の使用は許されない”“絶対悪だ”という強い世論です。時の政権にブレーキをかける。だから、危ないのは反対する世論が弱くなった時です。なのに、安倍政権は“小型核ならOK”というトランプ政権の核戦略に賛同しているのだから、どうかしています。絶対に核兵器使用のハードルを下げさせてはいけない。核兵器の使用を容認するような対応は最悪です。もし将来、中国やロシアから小型核で脅されたらどうするのか。その時、アメリカは日本を守ってくれないと思う。アメリカは、自国が核攻撃を受けるリスクを負ってまで他国を守りませんからね」

 トランプ政権が打ち出した「小型核の開発」と「核兵器の先制使用」は、パンドラの箱をあけるようなものだ。とくに日本周辺は、一気に不穏な空気が流れるだろう。トランプ政権がロシア、中国、北朝鮮を仮想敵国として名指ししているからだ。

 アメリカの先制攻撃に怯える北朝鮮はますます先鋭化し、中国、ロシアとも緊張関係が強まっていくに違いない。もし、核弾頭を積んだ米艦が日本に寄港したら、一触即発の事態になりかねない。そうなれば、自衛隊は国防軍となり、日本人は核の恐怖に怯え、日本全体が戦争前夜のようになるのは目に見えている。

 北朝鮮を力でねじ伏せることが正義だと盲信している安倍圧力路線は、さながら戦前の満州進出のようだ。こんな政権を野放しにしたら、戦争が正当化され、国民はそれに巻き込まれることになる。







  



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 自衛隊ヘリ墜落 佐賀 神埼 搭乗者2名 1人が心肺停止 1人安否不明 :戦争板リンク 
自衛隊ヘリ墜落 佐賀 神埼 搭乗者2名 1人が心肺停止 1人安否不明

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/613.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 江田憲司議員「森友・加計問題は、安倍夫妻主導、少なくとも官邸主導と思っています」  



 江田憲司議員「全部、事実」  ※下段に動画



江田憲司議員「森友・加計問題は、安倍夫妻主導、少なくとも官邸主導と思っています」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/38416
2018/02/05 健康になるためのブログ










以下ネットの反応。























衆院予算委員会基本的質疑 無所属の会・江田憲司議員 2018年2月5日










































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 安倍総理「籠池氏はウソ八百」昭恵夫人の活動を…(テレビ朝日)「この籠池さん、真っ赤な嘘、嘘八百ではありませんか」
「安倍総理「籠池氏はウソ八百」昭恵夫人の活動を…
2/5(月) 17:21配信
All Nippon NewsNetwork(ANN)

 「籠池さんは嘘八百だ」。森友学園問題を巡る追及に安倍総理大臣が猛反論です。
 立憲民主党・逢坂衆院議員:「安倍昭恵さんが森友問題について、『私が真実を知りたいって本当に思います。何にも関わっていないんです』。と語ったと報じられている。真実を知りたいのは国民の皆さんなんです。まずは安倍昭恵さん自身が真実を語るべきなんですよ」
 安倍総理大臣:「この籠池さん、真っ赤な嘘、嘘八百ではありませんか。それをまた出てきたといって新たな事実といって、大きく報道されるということがずっと続いているんですよ。これは一体何なんだと思うわけでして」
 昭恵夫人から電話があったとする籠池氏の音声データについて、安倍総理はこのように反論しました。一方、安倍総理は、夫人の今後の活動については「厳に謹んでいかなければならない」と述べ、自粛させる考えを示しました。」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180205-00000030-ann-pol

安倍総理の籠池氏への攻撃はどんどんエスカレートしているようですね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 森友疑惑再燃!内閣支持率4ポイントダウン!佐川氏説明すべき75%!茂木線香納得できず70%!アキエ氏国会招致の質問なし!
【森友疑惑再燃!】内閣支持率4ポイントダウン!佐川氏説明すべき75%!茂木線香納得できず70%!アキエ氏国会招致の質問なし!世論調査ページが消滅!忖度か?(TBS)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/38400
2018/02/05 健康になるためのブログ













JNN世論調査、茂木氏説明「納得できない」が7割
動画→http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3284101.html
5日 1時02分 TBS

 茂木経済再生担当大臣の秘書が地元で線香などを配っていた問題について、茂木氏の説明に7割の人が「納得できない」と考えていることがJNN世論調査でわかりました。

 安倍内閣の支持率は、先月の調査結果より4.0ポイント減少し、50.6%でした。一方、不支持率は、2.9ポイント増えて46.8%でした。

 茂木経済再生担当大臣の秘書が地元の有権者に線香や衆議院手帳を配っていた問題で、茂木氏の説明に納得できるかどうか聞いたところ、「納得できない」が70%に上り、「納得できる」の15%を大きく上回りました。

 森友学園への国有地売却問題をめぐり、去年、財務省の理財局長だった佐川国税庁長官は、売却交渉の記録を「廃棄した」と国会で答弁してきましたが、先月、財務省は交渉に関連する資料の存在を明らかにしました。これを受け、改めて佐川氏が国会で説明するべきか聞いたところ、75%が「説明すべき」と答えました。

 また、佐川氏が国税庁長官に就任して以来、一度も記者会見を行っていないことについて、政府側は「国税庁に関すること以外に関心が集まっていたため」などと説明していますが、この理由に「納得できない」と答えた人が78%に上りました。

 政府は、今の国会で「働き方改革関連法案」を提出し、忙しい時期の1か月の残業時間を「100時間未満」に制限する方針ですが、この時間制限について「妥当だと思う」と答えた人が37%で最も多く、次いで、「もっと短くすべき」が32%でした。

 今年は秋に自民党の総裁選が行われる見通しですが、現在、立候補が取りざたされている5人について、誰が総裁にふさわしいか聞いたところ、最も多かったのは石破元地方創生大臣の31%で、先月の調査で1位だった安倍総理を逆転しました。


JNN世論調査
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20180203/q1-1.html


以下ネットの反応。















さっきまで世論調査の報道は確かにあったのに・・

祝勝ムードに水を差すなということなのでしょうか・・・

JNN世論調査、茂木氏説明「納得できない」が7割
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180205-00000012-jnn-pol



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK239] <逢坂誠二議員、森友疑惑追及> 安倍首相、質問に答えず延々と籠池氏とマスコミ批判 すり替え答弁が酷い!  
   


   


   




逢坂誠二(立憲)昭恵夫人と、佐川・局長の証人喚問、実現を!」トランプ核戦略ほか2/5 衆院・予算委

※9分過ぎから佐川国税庁長官の説明責任。15:50〜安倍昭恵さんが説明すべきです。安倍首相、ペテン答弁。


2/5 衆院・予算委 逢坂誠二(立憲)の質疑 トランプの核戦略、森友

「昭恵夫人と、佐川・局長の証人喚問、しっかり実現を!」
※29:10〜「盗人猛々しいという言葉が、世の中にありますけれども」 で騒然 逢坂「最後まで聞いてくださいよ。こういう言葉は、日本にはないんですか?」 委員長・河村建夫(自民)「ただ今の発言については説明を要します」と制止

参考:菅官房長官「佐川長官に確認されたらどうでしょう 」東京新聞・望月記者1/15午前の会見「立憲の枝野代表からは、文書管理の問題などを指摘され、確定申告前のケジメをつけるようにという声も上がっております。政府として今どのようにお受け止めでしょうか。」 菅「佐川長官に確認されたらどうでしょう 」


安倍総理「籠池氏はウソ八百」昭恵夫人の活動を…(2018/02/05 17:21)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000120256.html


 「籠池さんは嘘八百だ」。森友学園問題を巡る追及に安倍総理大臣が猛反論です。

 立憲民主党・逢坂衆院議員:「安倍昭恵さんが森友問題について、『私が真実を知りたいって本当に思います。何にも関わっていないんです』。と語ったと報じられている。真実を知りたいのは国民の皆さんなんです。まずは安倍昭恵さん自身が真実を語るべきなんですよ」

 安倍総理大臣:「この籠池さん、真っ赤な嘘、嘘八百ではありませんか。それをまた出てきたといって新たな事実といって、大きく報道されるということがずっと続いているんですよ。これは一体何なんだと思うわけでして」

 昭恵夫人から電話があったとする籠池氏の音声データについて、安倍総理はこのように反論しました。一方、安倍総理は、夫人の今後の活動については「厳に謹んでいかなければならない」と述べ、自粛させる考えを示しました。



佐川国税庁長官の会見拒否「本人の判断」衆院委で麻生氏
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000029-asahi-pol
朝日新聞デジタル 2/5(月) 11:52配信

 
衆院予算委で質問する立憲民主党の逢坂誠二氏=5日午前、岩下毅撮影

 安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会で、憲法9条に自衛隊を明記する案について、「自衛隊が合憲であることは一貫した(政府の)立場で、自衛隊を明記することが(憲法改正の)国民投票でたとえ否定されても変わらない」と述べた。希望の党の玉木雄一郎代表の質問に答えた。

 玉木氏は憲法9条に自衛隊を明記する案を国会が発議し、国民投票で否決された場合は「自衛隊に対する違憲性が確定するというあってはならない事態が生じる」と指摘した。これに対し首相は国民投票で否決されても自衛隊が合憲であるという政府の立場は変わらないと強調。「彼ら(自衛隊員)にとって大切なことは、命をかけて日本を守るという誇りだ」と述べた。

 一方、麻生太郎財務相は、森友学園への国有地売却問題をめぐり、財務省理財局長として答弁した佐川宣寿氏が国税庁長官就任後、記者会見に応じていないことについて、その判断をしたのは「佐川長官本人だ」と述べた。説明責任について麻生氏は「これまで国会で何回となく答弁をさせていただいた」とした。

 立憲民主党の逢坂誠二氏の質問に答えた。逢坂氏は菅義偉官房長官が1月15日の記者会見で、佐川氏の理財局長時代の文書管理について、「佐川長官に確認されたらどうか」と答えたことも追及。菅氏は「後任の方が国会で連日答弁している。(後任の)理財局長に聞かれたら、いかがでしょうか」とかわした。

 逢坂氏は、トランプ米政権の中期的な核政策の指針である「核戦略見直し」(NPR)を日本政府が評価したことについても質問。河野太郎外相は「オバマ大統領が(核軍縮を進めるとした2009年の)プラハ演説をしたときと比べると北朝鮮の核、ミサイルの脅威はかなり進展している。(NPRは)核の抑止力に明確にコミットしている。これを高く評価しない理由はない」と答弁した。

 また首相は、茂木敏充経済再生相(衆院栃木5区)の秘書が選挙区内で線香や手帳を配っていた問題について、「茂木大臣から法にのっとって適切に対応している趣旨の答弁があった。政治家は襟を正し、疑問を持たれれば、説明責任を果たしていく」と語った。立憲の青柳陽一郎氏の質問に対して答えた。


























http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/477.html
記事 [政治・選挙・NHK239] 自衛隊ヘリの墜落、民家直撃を小野寺防衛相が当初「着陸」「落着」とゴマカシ! 佐賀にオスプレイ配備を強行するため(リテラ)
自衛隊ヘリの墜落、民家直撃を小野寺防衛相が当初「着陸」「落着」とゴマカシ! 佐賀にオスプレイ配備を強行するため
http://lite-ra.com/2018/02/post-3782.html
2018.02.05 自衛隊ヘリ墜落を小野寺防衛相が「着陸」 リテラ


     
     またしても政府のゴマカシ発言が(小野寺五典防衛相・首相官邸HPより)


 本日午後4時43分ごろ、佐賀県神埼市で陸上自衛隊のヘリが墜落しの住宅に激突、炎上した。墜落したのは戦闘ヘリのAH64Dで、現在伝えられるところによると、ヘリに乗っていた自衛隊員1名が死亡、1名が心肺停止状態、ヘリが墜落した住宅に住む女児1名が怪我を負っているという。

 当初、メディアは「陸自ヘリが不時着」「自衛隊ヘリが予防着陸」と報道。これは墜落直前にヘリ乗務員が「目達原駐屯地に予防着陸する」と連絡しており、防衛省がそのまま伝えたことからこのような表現になったと思われる。だが、映像では民家が大炎上しており、墜落事故であることは一目瞭然。現在では「ヘリ墜落」として報じられている。

 しかし、こうしたなかで、懸命に事故を矮小化しようとしたのが、小野寺五典防衛相だ。

 小野寺防衛相は、事故発生から約1時間後の午後5時30分すぎに記者の取材に応じた際、こう述べたのだ。

「陸上自衛隊目達原駐屯地所属のヘリAH64の着陸、炎上が確認されました」

 正しく着陸していれば炎上は起こり得ず、何を言いたいのかさっぱり意味がわからないが、小野寺防衛相はつづけてこんなことまで言い出したのだ。

「映像を見る限りは、住宅等に落着しているような状況」

 落着……? 一体どういう意味なのだろうか。辞書を調べてみたが、「落着」は「物事のきまりがつくこと。決着」「納得すること。理解すること」「訴訟事件の判決がでること。また、その判決」(大辞林第3版)と出てくる以外に、同じ言葉は見当たらない。だが、どうやら航空機業界などでは「落ちて着地」というような意味でこの言葉が使われているらしい。ともかく、一般人には「落着」と言われてもそれが何を意味するのか伝わらない用語であるだけでなく、事故を軽んずる言葉だ。

■小野寺防衛相の発言は米軍オスプレイ墜落を「不時着」としたときと同じ

 その後、午後6時20分すぎにおこなわれた記者取材では、小野寺防衛相も「民家に墜落したということは申し訳なく、重く受け止めている」と「墜落」を認めたが、小野寺防衛相は事故映像を見てもなお「着陸、炎上」「落着」などと表現することで姑息にも過大事故であることを覆い隠そうとしていたのである。

 2016年12月に沖縄県名護市の海岸に米軍のオスプレイが「墜落」した際も、当時の稲田朋美防衛相および防衛省は「不時着」「不時着水」と強調し、昨年10月の東村高江の民間地で米軍機が炎上したときも、小野寺防衛相は「着陸した際、火を吹いた」などと発言するなど、事故を矮小化しようと必死だったが、今回の自衛隊ヘリの墜落も同じなのだ。

 しかも、事故が起こった場所が佐賀県だということも安倍政権に打撃を与えている。というのも、佐賀では佐賀空港に陸自のオスプレイを配備する計画が進んでおり、昨年7月に県議会は配備計画を受け入れることを求める決議案を可決。菅義偉官房長官も「非常に大きな前進」と大喜び。同年12月には佐賀市議会も県議会につづいて容認決議案を可決している。

 だが、今回の事故によって、このオスプレイ配備に向けた動きに県民からストップがかかる可能性は高い。そのため、小野寺防衛相も当初の過大事故であることを認めようとしなかった姿勢から一転、安倍首相は県民の反発を恐れて同型機ヘリの飛行停止の指示を出したのだ。沖縄では米軍機の事故が多発しても「飛行停止」を一切口にしないのに、である。

 安倍首相は名護市長選を睨んで、松本文明内閣府副大臣の「何人死んだんだ」という暴言ヤジに素早く辞表を提出させたが、今回も佐賀空港へのオスプレイ配備を進めるため、県民感情を刺激しない姿勢を取るだろう。しかし、オスプレイが危険機種であることは違いなく、今回のような悲惨な事故が再び起こる可能性はあるのだ。

(編集部)






































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選敗北踏まえて直ちに再出発する(植草一秀の『知られざる真実』)
名護市長選敗北踏まえて直ちに再出発する
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-7c7a.html
2018年2月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


2月4日に実施された沖縄県名護市長選挙で現職の稲嶺進氏が落選し、自公維が推薦した新人の渡具知武豊氏が3458票差で当選した。

接戦が予想されていたが、結果は大きな差をつけての渡具知氏当選となった。

渡具知氏は市議時代に辺野古米軍基地建設を容認していた。

しかし、今回選挙では辺野古米軍基地建設問題を口にせず、公開討論会にも応じなかった。

渡具知氏が勝利した一因は沖縄公明党が前回の自主投票から一転して渡具知氏を推薦したことにある。

沖縄の公明党は普天間基地の県内移設に反対の立場を表明しており、渡具知氏と公明党との間で交わされた政策協定書には「日米地位協定の改定及び海兵隊の県外・国外への移転を求める」ことが明記された。

このことは、辺野古に米軍基地を建設することに反対であるとの立場を示すものである。

しかしながら、渡具知氏は国が交付する米軍再編交付金について、「受け取れるのであれば受け取る」とも発言していた。

再編交付金は基地移設受け入れの見返りとして政府から交付されるものであり、再編交付金を受け取るというのは、米軍基地建設を容認することと同義となる。

つまり、表向きは「県内移設に反対」としながら、辺野古米軍基地建設を実質的に容認するスタンスを示していたということだ。

投票と同時に行われた出口調査では投票した主権者の過半数が辺野古基地建設には反対の意思を示した。

渡具知氏は最重要の争点について「あいまい戦術」を採用して、公明党の支援をも受けて当選を果たしたと言える。

安倍政権は今回の名護市長選に総力を結集し、なりふり構わぬ「公金買収選挙」とも呼べる卑劣な選挙戦を展開した。

菅義偉官房長官は「名護東道路」の全面開通の1年半前倒しなどの新たな振興策を提示するとともに、基地受け入れを表明した名護市の三集落に対して国の補助金を直接交付するという「直接交付金」の投入を2018年度予算でも確保したことを伝えた。

年明け後に名護市入りした自民党の二階俊博幹事長は土地改良事業予算でのバラマキをも示唆し、札束で頬を叩いて票を買い取るかのような行動を露骨に示したのである。

今回選挙で稲嶺進氏が落選した大きな背景に、辺野古での米軍基地建設進捗がある。

また、翁長雄志沖縄県知事が埋め立て承認取消の裁判の過程で、「最高裁の判断に従う」との原質を与えたことも大きい。

「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げ、「あらゆる手法を駆使する」とも公約したからには、文字通り「あらゆる手法を駆使することが肝要」であり、沖縄県の側から「最高裁の判断に従う」などという原質を与える必要性は皆無だった。

「最高裁の判断」といっても、最終的な判断ではなく、「埋め立て承認取消」に対する判断に過ぎないのである

ところが、「最高裁の判断に従う」と述べたことで、この問題についての最高裁判断が、辺野古米軍基地建設問題を決着させるものであり、その判断に沖縄が従うとの大いなる誤解を発生させてきたのである。

今回当選した渡具知氏は「最高裁の判断を見守る」との表現を用いたが、この表現と、翁長氏の発言が重なるのは単なる偶然とは考えられない。

翁長雄志氏が知事就任後、迅速に埋め立て承認取消、埋め立て承認撤回などの措置を実行していたなら、現時点で国は辺野古米軍基地建設の本体工事に着手できていないはずである。

「米軍基地建設阻止」の公約は守られ、「辺野古に基地を造らせない」可能性が十分に客観的に認められたと考えられる。

ところが、2015年夏に沖縄県が本体工事着工に必要な事前協議書を受領してしまった。

これによって、辺野古米軍基地建設の本体工事への着手が可能になり、その後は激しい勢いで辺野古米軍基地建設が進められている。

名護市の市民は、辺野古米軍基地建設を本当に止められるのなら、これを支援しようとしただろう。

しかし、現実に誰を市長に選出しても、基地建設を止めることができないのなら、経済的に恩恵の多い道を選んだ方が得策である、と考えたとしてもおかしくはない。

この意味で、辺野古米軍基地建設を阻止するために、本当に「あらゆる手法を駆使して、最大限の基地建設阻止行動を取って来なかった」ことが、今回選挙結果を招いたと考えることもできる。

この意味で、本年末に任期満了を迎える翁長雄志氏の「辺野古に基地を造らせない」という公約に対する「実績」についての評価が、これから重要性を帯びることになる。

今回市長選は極めて残念な結果に終わったが、この選挙戦を踏まえて、改めて安倍政治の早期退場を実現する必要性が確認されたと言える。

公金は国民の血税である。安倍政治はこの血税を「買収資金」として活用して投票を誘導するという「利益誘導選挙」、「利害誘導選挙」と表現しておかしくない手法を活用する言語道断の政権である。

このような手法で政治が運営されたのでは、社会の根幹が破壊されてしまう。

「安倍政治を許さない!」と考える主権者が連帯し、大同団結して次の総選挙で安倍政治を打破し、清新な政権を樹立する確実な道筋を早期に定めなければならない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選で卑劣すぎる基地問題隠し! 自民党が「辺野古の『へ』の字も言わない」と指示した内部文書が発覚(リテラ)
名護市長選で卑劣すぎる基地問題隠し! 自民党が「辺野古の『へ』の字も言わない」と指示した内部文書が発覚
http://lite-ra.com/2018/02/post-3781.html
2018.02.05 名護市長選で自民党の辺野古隠し指示文書 リテラ


     
          自民党HPより

 昨日、投開票がおこなわれた沖縄県名護市長選は、現職だった稲嶺進氏を破り、自民・公明・維新が推薦した渡具知武豊氏が当選したが、早速、安倍首相が「市民の理解をいただきながら、最高裁判決に従って進めていきたい」と述べ、辺野古移設推進の民意が得られたという見解の発言をおこなった。

 まったくふざけるなと言いたい。この名護市長選において、渡具知氏は辺野古移設の是非について一切あきらかにしておらず、選挙の争点にしてこなかった。しかも、その「争点隠し」を指示していたのは、自民党だ。

 2月1日付のしんぶん赤旗は、自民党が選挙戦において作成した「内部文書」の存在を報道。この内部文書は「応援メモ」というタイトルで、応援に入る国会議員などへの指示が着込まれており、その最後には、大きな字でこう書かれているのだという。

〈NGワード…辺野古移設(辺野古の『へ』の字も言わない)〉

 さらにこの「応援メモ」には、こんな指示がなされていた。

〈オール沖縄側は辺野古移設を争点に掲げているが、同じ土俵に決して乗らない!〉
〈普天間基地所属の米軍機の事故・トラブルが続く中でも、『だから一刻も早い辺野古移設』などとは言うべきではない〉

 事実、渡具知氏は一貫して辺野古移設の賛否について姿勢をあきらかにせず、公開討論をすべて拒否。一方、自民党は菅義偉官房長官や二階俊博幹事長ら大物議員を沖縄に送り込んだほか、三原じゅん子議員や小泉進次郎議員といった「タレント・人気議員」を応援に駆り出し、小泉議員にいたっては選挙終盤に2度も名護市入りさせた。そして三原議員や小泉議員は基地問題について一切語らなかったばかりか、デマに基づいて稲嶺市政非難を繰り出したのだ。

■三原じゅん子、小泉進次郎のデマ拡散、交付金による懐柔工作

 たとえば、三原議員と小泉議員は、そろって名護市がゴミを16分別している件を槍玉に挙げ、小泉議員は「私の地元の横須賀市は4分別。16分別では大変」「こういう暮らしや毎日の生活、子供たちの未来のために何をやるかという政策論争が一番大事なんです」などと訴えた。さらに三原議員も、このゴミ16分別を俎上に載せた上、市指定のゴミ袋の値段がいなどと言い出した。

 ゴミ分別による資源の循環利用を推進することは国の政策でもあり、自治体の取り組みは評価されこそ非難されるようなものではない。事実、名護市は環境省調査でもゴミのリサイクル率は県内1位という数字を誇る。しかも、じつはゴミの16分別も、ゴミ袋代を決めたのも、稲嶺市長ではなく自民・公明が推薦した島袋吉和元市長時代のこと。当時、市議会議員だった渡具知氏も賛成に回っているのだ。

 だが、選挙戦ではこのほかにも多数のデマが一方的に喧伝され、稲嶺氏を誹謗中傷するビラも撒かれつづけた。また、ネット上では安倍応援団の櫻井よしこ氏が2014年に流した“名護市は選挙前に有権者が約2000人、不自然に増えている”“本土から基地反対勢力が住民票を移してきた結果だ”というデマを、この市長選でもネトウヨたちが拡散。しかも、自民党参議院議員・山田宏氏は、ツイッター上で稲嶺市長について〈翁長知事の「オール沖縄」という名の親中反米反日勢力と共にある現職〉などと投稿した。

 その上、安倍政権は、もっとも汚い手をこの選挙戦で展開した。告示を目前に控えた1月19日、政府は渡具知氏が当選すれば、稲嶺市長就任後の2010年から名護市で支給が止まっている再編交付金の交付対象とする方針を打ち出したのだ。実際、当選から一夜明けた本日、政府は交付する方向で検討に入ったという。

 札束で頬を叩き、自治体に言うことを聞かせようとする──。菅官房長官や二階幹事長もこの選挙戦で公共事業推進をちらつかせて票集めに動いていた。「辺野古移設」の争点隠しを指示する一方で、移設を前提に交付金とは、あまりに卑劣なやり口ではないか。

 辺野古移設の話題には口を閉ざしながら交付金をアメにし、ネット上では自民の国会議員が「翁長は親中」というネトウヨジャーナリストが流してきたデマを流し、「基地反対派は反日だ!」とがなり立てる。──このような醜い選挙戦を展開して、辺野古移設を争点にもしなかったのに安倍首相は「移設は民意」などとほざいているのである。

■市長選で辺野古移設が容認されたわけではない! いまも66%が反対

 しかし、渡具知氏および自民党が「辺野古移設」を争点にしなかった以上、この市長選の結果を「移設は民意」と捉えることはできない。

 現に、1月30日に公表された琉球新報社・沖縄タイムス社・共同通信社の3社合同でおこなわれた名護市の世論調査では、普天間基地の辺野古移設について「反対」「どちらかといえば反対」と回答したのは66%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は28.3%にとどまり、さらに名護市長選結果に関係なく辺野古移設を進める考えの政府姿勢を支持するかについては「支持しない」「どちらかといえば支持しない」が67.2%となっている。過半数以上の市民が辺野古移設に反対の立場であり、「市民の理解」など得られてはいないのが現実だ。

 安倍首相は先の衆院選でも、憲法改正について街頭演説では一言も話題にすることなく、選挙が終わるや否や「自民党としての案を国会の憲法審査会に提案していきたい」と表明。今年はじめの年頭記者会見でも「憲法改正に向けた国民的な議論をいっそう深めていく。自民党総裁として、そのような1年にしたい」などと言い出した。選挙で有権者に対し街頭で憲法改正を一切語らないという「争点隠し」をおこなったというのに、なぜか改憲議論が国民の負託を受けたことになっているのだ。

 争点を隠しておきながら選挙後に「民意が得られた」と言うやり方は、安倍政権にとって選挙必勝法になっているのだろう。11月には沖縄県知事選がおこなわれる予定だが、こんな卑怯な手段を許すわけにはいかない。

(編集部)














































http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 汚い手口!名護市へ交付金配布を再開へ  
汚い手口!名護市へ交付金配布を再開へ
http://85280384.at.webry.info/201802/article_57.html
2018/02/05 22:52 半歩前へ


▼汚い手口!名護市へ交付金配布を再開へ!

 ひどい。安倍晋三はむごいことをする。中央政府がこれでいいのか?自分の思い通りりなる自治体にはカネをどっさりくれてやるが、いうことを効かない市町村にはダメ出し。

 国と地方は親と子の関係だ。この子にはタップリお小遣いをやるが、あの子にはやらない。そんな者が親と言えるのか?

 安倍政府が交付するカネ、「再編交付金」の出どころは私たちだ。私たちの税金である。その公金を自分勝手にさじ加減を決めていいのか? 許し難い振る舞いだ。

 選挙に勝った途端、手のひら返し。汚い手口。卑しい。醜い。安倍晋三は卑劣極まりない。最低の政治屋だ。

**********************

 政府は5日、在日米軍再編への協力に応じて自治体に交付する「再編交付金」を巡り、支給が止まっている沖縄県名護市に交付する方向で検討に入った。安倍新聞の読売が伝えた。

 4日の同市長選で米軍普天間飛行場の辺野古移設を容認する与党が支援した新人・渡具知武豊氏が勝利したためだ。

 普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する稲嶺進市長が2010年に就任後、同市には支給されていない。

 稲嶺氏も交付金を拒否していた。防衛省の試算では、交付されなかった総額は計約135億円に上り、政府は支給方法などについて検討を進める。

 政府は稲嶺氏の拒否を受け、15年度以降、条件付きで移設を容認する辺野古周辺の地元3区に対し、交付金とは別の補助金を市を通さずに直接、交付してきた。 (以上 読売)




























http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK239] アメリカの核戦略見直しの脅威 辺野古基地があってもなくても  
アメリカの核戦略見直しの脅威 辺野古基地があってもなくても
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/7e866321b66488255fc303d72cd49451
2018年02月05日 世相を斬る あいば達也


 名護市の市長選は辺野古基地容認派で、自民公明が推する渡具知武豊氏が圧勝した。現職の稲嶺進氏の辺野古基地反対を支持していないわけではないが、有権者の投票行動は、基地容認の人物を選んだようである。おそらく、基地容認という観点よりも、雇用の増大とか、街の活性化にこころ惹かれた所為なのだろう。庶民の生活感が、理念を凌駕した、そういうことだろう。ゆえに、この結果を持って知事選も自公有利と云う図式は短絡だ。

 ところで、2日、アメリカが核戦略(NPR)の大幅な見直しを行った。その詳細は、以下の東京新聞の記事と、朝日新聞の社説を読んで貰えば、通り相場の情報は得られる。しかし、この問題は、かなり複雑なアメリカの政治闘争的な色彩が濃く、表面的で常識的解釈では、まったく的外れな理解の段階でストップしてしまいそうだ。

 トランプ政権は、発足当初から今日に至るまで、荒波の中を転覆寸前で生き延びている様子がある。米マスメディアの異様なまでのトランプ叩き。それに追随する、西側陣営メディアの提灯記事という嵐だ。このように異様にトランプ大統領叩きが起きているのが奇妙だと感じていた発端は、トランプ陣営が、プーチン(ロシア)との関係に融和的外交姿勢を示していた事から始まっている。世界外交と云う面から考えれば、米国が、ロシアや中国と融和的な外交が行われることは、世界にとって好ましい話であり、裏切者呼ばわりされることではない。

 しかし、アメリカでは、トランプ陣営がロシアの高官と会った会わない、ロシアがハッカーを送り込み、大統領選を有利に運んだなど、犯罪であるかどうかさえ曖昧な問題をメディアスクラム的にトランプ叩きに利用している。トランプの敵は民主党だけではなく、共和党内にもかなりいる事実は、やはり共和民主という枠を超えた、別の力学の中で、アメリカは股裂き状態になっていることに気づかされる。その力学の対抗軸は、“アメリカンファースト”対“シオニズムネオコン”と云う構図なのだと思う。

 トランプ大統領はロシアゲート問題に足を引っ張られ、ネオコンの極めて危険な火遊びを制御する暇がない状況に追い込まれているというのが、実態なのだろう。つまり、世界は、アメリカの保守と新保守の、イデオロギー戦争に巻き込まれつつあると云うのが真実のようだ。その結果、イスラエルの首都が、唐突にエルサレムに決定されたり、奇妙な現象があったが、核保有していない国に核攻撃しますよ。通常兵器による戦争は、アメリカは得意ではない、弱いのだ。だから、核に頼る戦略をとるとアメリカ、シオニズムネオコンは宣言したと云うことだ。辺野古海兵隊など、アメリカは出陣させる気など、さらさらないこと、日本政府は、知らぬが仏なのだろう。


≪ 米、核なき世界の理想放棄 トランプ政権指針 通常兵器に核で報復も

【ワシントン=石川智規】トランプ米政権は二日、核戦略の中期指針「核体制の見直し」(NPR)を発表した。相手国の核攻撃抑止や反撃に限らず、通常兵器に対する反撃にも核兵器の使用を排除しない新方針を追加。爆発力を抑えた小型核弾頭などの新たな核兵器の開発にも道を開くなど、核兵器への依存拡大を鮮明にした。「核なき世界」を目指したオバマ前政権が二〇一〇年にまとめたNPRからの大きな方針転換となる。

 新たなNPRでは、ロシアや中国の核戦力増強や、北朝鮮やイランの核開発などを踏まえ、「過去のいかなる時よりも多様で高度な核の脅威に直面している」と指摘。予測不能の脅威に対応するために「柔軟な核オプションを拡大する」として、米国が保有する核兵器の近代化や新たな核戦力の開発を宣言した。  具体的には、敵国の重要施設などへのピンポイント攻撃を想定し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に用いる小型核の開発に近く取り組むと明記。長期的には核を装備した海洋発射巡航ミサイル(SLCM)を開発する方針も示した。前政権のNPRでは新たな核弾頭の開発を否定していた。

 核兵器の使用基準は「米国や同盟国の利益を守るための極限の状況に限る」との前政権を踏襲しながら、「極限の状況は米国や同盟国の国民、インフラ、核施設、警戒システムに対する重大な戦略的非核攻撃も含む」とも追記した。通常兵器での攻撃にも核兵器で報復する余地を持たせたほか、核兵器による先制攻撃をしない「先制不使用」を否定するなど、核兵器の役割を拡大した。

 トランプ氏は声明で、「他の核保有国は保有量を増やし、新たな兵器を開発してきた」と他国を批判。今回のNPRにより「二十一世紀の脅威に対処する」と新方針を正当化した。
 ≫(東京新聞)

      


≪ 米国の核戦略 歴史に逆行する愚行

 核兵器のない世界を願う国際世論に冷水を浴びせる内容だ。核軍縮の歴史にも逆行し、世界の安全を脅かしかねない。

 米トランプ政権が「核戦略見直し(NPR)」を発表した。今後5〜10年の米国の核政策の指針となる報告書である。

 前回8年前の報告書から方向性が一変した。核の役割と数を減らしていくというオバマ前政権時の決意は姿を消した。反対に、核の役割と能力を拡大する姿勢を鮮明に打ちだした。

 ロシアや中国、北朝鮮の脅威を強調し、前政権時にくらべて「状況は急激に悪化した」と指摘する。しかし、他を圧する核戦力によってのみ自国の安全が確保できるという発想は、時代錯誤も甚だしい。

 米国と旧ソ連が不毛な軍拡競争に陥った冷戦時代は過去のものだ。国際テロ組織の活動やサイバー攻撃を含め、核の脅威はより複雑で多様化している。

 大量の核兵器をいつでも使える形で持ち続けることは、誤認などによる核戦争や、核物質の流出などの危険を広げ、米国を含む世界を危険にさらす。

 だからこそ07年、キッシンジャー元国務長官やペリー元国防長官ら超党派の4人が、核なき世界への提言をし、オバマ大統領の姿勢につながった。トランプ政権は、そうした歴史的な議論の積み重ねを学ぶべきだ。

 報告書でとくに問題なのは、潜水艦発射型の弾道ミサイルや巡航ミサイルに載せるために、爆発力を弱めた核弾頭を開発する方針を掲げた点だ。

 使いやすい核を持てば相手国がおびえて、抑止力が高まるという考え方は、理性を失ったかのようだ。核と通常兵器との区別がつきにくくなれば、偶発的な核戦争のおそれも高まる。

 相手からの攻撃が核によらない場合でも、米国が核を使うことがありえるとも明記した。大規模なサイバー攻撃などが念頭にあるようだが、安易に核をふりかざす危険な発想だ。

 米国も加盟している核不拡散条約(NPT)は、核保有国に核軍縮の義務を課している。核大国である米国の責任は、とりわけ重い。核政策でも「米国第一」主義に走るトランプ政権は、核の拡散を防ぐ国際体制を損ねる点でも無責任だ。

 トランプ氏は先月の議会演説で「ひょっとしたらいずれ、世界の国々が一緒に核を廃絶する魔法のような瞬間が訪れるかもしれない」と冷笑的に語った。

 核兵器が招く破滅への想像力を欠き、武力で自国の優越心を満たそうとする大統領の姿勢こそが、最大の懸念要因である。
 ≫(朝日新聞デジタル:2月4日付社説)


核戦略見直し(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/785.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK239] 名護市長選は露骨な「利益誘導」選挙だった! 
     
      バンザイは公明支援者のおかげ(C)日刊ゲンダイ


名護市長選は露骨な「利益誘導」選挙だった!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_58.html
2018/02/05 23:46 半歩前へ


▼名護市長選は露骨な「利益誘導」選挙だった!

 自民の勝利に終わった名護市長選は露骨な「利益誘導」選挙だった。官房長官が高速道路の開通前倒しを約束すれば、自民党幹事長は土地改良事業で「格段の便宜」をチラつかせた。

 最大の争点である米軍基地の辺野古移設についてはひと言も触れず終い。米軍基地の新設は地元住民にとっては命にかかわる重要問題である。やり過ごしていいものではない。

 なぜ、正面から堂々と語らないのか? 基地さえ出来れば、あとはどうなってもいいというのか?「利益誘導」選挙は、名護市民、イヤ沖縄県民、日本国民を侮辱した態度である。

 米国の「太鼓持ち」、安倍晋三をいつまで好き放題にさせておくつもりなのか?

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日刊ゲンダイが鋭く突いた。

 予想以上に大差がついた。沖縄・辺野古基地新設を争点に横一線の激戦を繰り広げてきた名護市長選挙が4日、投開票され、新設反対派で現職の稲嶺進候補(72)が敗北。

 自民・公明・維新が推薦した新人の渡具知武豊候補(56)が3458票差で勝利した。8年ぶりに反対派から市政を奪還したとはいえ、自公の選挙戦はムチャクチャだった。

 この秋の沖縄県知事選の「前哨戦」と位置付けた安倍政権は、何が何でも勝とうと告示前から総力を挙げてきた。昨年末には菅官房長官が現地入り。「名護東道路」の全面開通の1年半前倒しなど新たな振興策を約束。

 告示直前に現地を訪れた二階幹事長も「土地改良事業」の名目でロコツなバラマキ。この旧態依然の土建選挙が「“お上”に従った方が」と、反対派市民の間に漂う諦めムードをさらに刺激し、功を奏した格好だ。

 しかも、自民は選挙演説で「基地隠し」を徹底。渡具知候補本人は最後まで辺野古移設への賛否を明確にせず、応援に入った国会議員は誰も基地問題に触れなかった。

 「推薦を取りつけた公明党県本部への配慮ですよ。もともと沖縄の公明党は基地新設に反対の立場で、前回も自主投票。公明票を取り込むため、渡具知陣営は基地問題への深入りを避けたのです」(地元関係者)

















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