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2019年7月12日00時38分 〜
記事 [政治・選挙・NHK263] イラク戦争の過ちを繰り返す米国と安倍政権 トランプ騒乱の時代と中東、日本(日刊ゲンダイ)
イラク戦争の過ちを繰り返す米国と安倍政権 トランプ騒乱の時代と中東、日本
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258059
2019/07/11 日刊ゲンダイ


イランの最高指導者ハメネイ師との会談後、取材に応じる安倍首相(左)=13日、テヘラン(C)共同通信社

 米国のペンス副大統領は8日、首都ワシントンで開かれたキリスト教右派の集会で、イランのウラン濃縮度の引き上げや無人偵察機撃墜に対抗措置をとる姿勢を見せ、米軍は中東地域での国益や米国人を保護するための態勢を整えつつあると語り、イランに対する軍事力の行使も辞さない姿勢を見せた。

 ペルシア湾での緊張は高まりつつあるが、イランは米軍が戦争でてこずったイラクよりも国土は3.8倍広く、人口もイラクの2倍以上である(世銀の2017年の統計でイラクは3827万人、イランは8116万人)。米英軍はラムズフェルド米国防長官の構想もあって15万人余りの兵力でイラク戦争を始めたが、それが極めて不十分であったことはイラク戦争後の混乱を見れば明らかである。

 2003年2月、イラク開戦の直前にエリック・シンセキ陸軍参謀総長(日系人)は上院軍事委員会の公聴会で、旧ユーゴの紛争などの経験からイラクの戦後処理には80万人の米軍兵力が必要だと証言した。この証言によってシンセキ参謀総長はラムズフェルド国防長官によって更迭されてしまったが、シンセキ氏の見通しが正しかったことはISの誕生をもたらすなど戦後イラクの無秩序状態を見れば明白だろう。イランとイラクの面積比と、シンセキ氏の見積もりなどから単純計算で米軍のイラン占領には300万人以上の兵力が必要ということになるが、米軍の総兵力は150万人余りだ。米軍がイラク戦争以上の犠牲を強いられることは明らかで、アフガン戦争の北部同盟、イラク戦争のクルド人民兵組織のように、地上で米軍に協力する武装勢力もない。

■ISとの戦闘に従事してきた精鋭部隊「イラン革命防衛隊」

 地上兵力を送ることが困難な米軍の対イラン攻撃は空爆やミサイル攻撃に限定されるかもしれないが、しかし戦争になれば、戦場はイランだけにとどまらない。イランは精鋭部隊である革命防衛隊をイラクやシリアに送り、ISなど過激な武装集団との戦闘に従事してきた。革命防衛隊はイラクでシーア派の武装集団を組織し、2015年に北部の要衝ティクリートの奪還作戦に貢献した。米軍がイランを攻撃すれば、イラクやシリアに駐留する米軍や、これらの国の米国関連施設や米国人が攻撃を受ける可能性は否定できない。また、シリアでアサド政権を支えるためにイランとともに戦ってきたレバノンのヒズボラ(神の党)の武装部門も米軍やイスラエルに対して攻撃をしかける可能性がある。ヒズボラは、イスラエル北部にロケット弾を撃ち込んだり、イスラエル兵を拉致したりイスラエルの安全保障にとって重大な懸念要因となってきた。

 仮に米軍がイランに進駐することになるとしたら、米軍の攻撃によってイラン・イスラム共和国が大きく動揺して崩壊し、米国と協調するような勢力が政権を掌握した場合だろうが、目下のところ、イラン国内ではそのような勢力は見当たらない。イランは親米的な王政を打倒することによってイスラム共和国が成立したので、「反米」は革命のシンボルになってきて、親米を口にすることすらできない状態であり続けている。米国はイラク戦争の際にもその傀儡であるアフマド・チャラビ(1944〜2015年)をフセイン後の政府の首班にしようとしたが、イラク国内からの支持をまるで得られなかった。イランに「自由」「民主主義」をもたらそうとして米軍が進駐しても、イランには根強くある反米的潮流から米軍に対するテロが頻発するに違いない。イランにはイラン・イラク戦争でも見られたように自爆攻撃を「殉教」と見なす傾向が強くある。

■軍産複合体に莫大な利益をもたらそうとする米ネオコン勢力

 現在、イラン戦争を提唱するボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官などネオコン勢力は、イランのシーア派の「神権政治」を打倒することで国民の生活を改善できると主張する。イランが影響力を行使しているのはシーア派世界だけでなく、シリアでは世俗的、社会主義的性格をもつアサド政権と連帯してきた。アルメニアとアゼルバイジャンの紛争では、クリスチャンのアルメニアを支援した。ネオコンが主張するように、イランが「神権政治」の中心として冷戦時代のモスクワのような役割を果たすというのはまったくの虚構である。

 米国のネオコンはイラク戦争の時のように、イランとの戦争によって軍産複合体に莫大な利益を与えることを考え、エネルギーなどイランの資源を米国企業によって民営化することを望んでいるのだろう。まさに米国による、米国のための戦争ということになるが、すでに述べてきたように、イラン戦争は決して容易ではなく、かりに空爆やミサイル攻撃だけで終われば、ネオコンの目標は達成することができない。

 トランプ大統領は、「日本には米国を防衛する義務がなく、日米安保は一方的な条約で不公平だ」と主張しているが、イラン戦争はイラク戦争と同様に国連決議を得られず、米国は同盟国の日本に協力を求めてくることだろう。日本はイラク戦争を真っ先に支持し、自衛隊をイラクに派遣した。今回、安保法制で集団的自衛権が認められた日本にはそれ以上の協力を求めてくるかもしれない。安倍政権は16年前の重大な日本の過ちを繰り返そうとしているように映る。

 トランプ大統領との親密な関係を重視する安倍首相は、イラン戦争という事態になったらイランの親日感情を見捨てて米国に協力してしまいそうで恐ろしい。



宮田律 現代イスラム研究センター理事長
1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン〜世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。













http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/136.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 米軍が多国籍軍結成表明 ホルムズ海峡で“血の同盟”実践か(日刊ゲンダイ)


米軍が多国籍軍結成表明 ホルムズ海峡で“血の同盟”実践か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258081
2019/07/11 日刊ゲンダイ


「日本は米国も助けるべきだ」(C)日刊ゲンダイ

 海外で血を流すのか――。自衛隊の「イラン派兵」が参院選の大きな争点に急浮上した。イラン情勢が緊迫する中、米国と同盟国による「多国籍軍」が、ホルムズ海峡に展開される見通しになった。同盟国に「応分の負担」を求めるトランプ大統領が、日本に参戦を求めるのは確実だ。安倍政権は2015年に安保法制を強行し「戦争ができる国」をつくり上げたが、いよいよ「戦争をする国」になろうとしている。

 ◇  ◇  ◇

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、イラン沖のホルムズ海峡周辺での民間船舶の安全を確保するため、同盟国と多国籍軍を結成する考えを示した。

 ホルムズ海峡は、日本向け原油の8割強が通過し、日本経済の頚動脈ともいわれる。先月、ホルムズ海峡で日本のタンカーなど2隻が攻撃を受け、米海軍が救援活動を行ったが、トランプはツイッターで「自国の船は自ら守るべきだ」と不満を表した。また、G20閉幕後の会見(6月29日)では「もし、われわれが日本を助けるなら、日本もわれわれを助ける必要がある。そして彼(安倍首相)はそれを分かっている」と明言している。

 軍事評論家の前田哲男氏が言う。

■米軍と対等の立場

「今回は、後方支援のようなレベルの参加では済まず、自衛隊は多国籍軍に、米国と対等に近い立場で参加が求められる可能性があります。そうすると15年の安保法で可能になった集団的自衛権の発動もあり得る。つまり、自国防衛でなく、米国など他の同盟国が攻撃された場合にも、隊員が血を流す事態も考えられるのです。ホルムズ海峡で“血の同盟”が実践されかねません」

「血の同盟」はかねての安倍の持論だ。著書『この国を守る決意』(04年1月発売)で安倍はこう言っている。

〈軍事同盟というのは“血の同盟”です。日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないのです。実際にそういう事態になることは極めて小さいのですが、しかし完全なイコールパートナーと言えるでしょうか〉

■「自衛隊イラン派兵」参院選の争点に

 こうした問題意識から、安倍は安保法を強行し、海外で隊員が〈血を流せる〉ようにしたわけだが、今、ホルムズ海峡で現実味を帯びてきたのだ。

「多国籍軍の構想が参院選投票前に明らかになったことは幸いです。有権者がイラン派兵について意思表示できるからです。市民連合と5野党・会派が合意した〈共通政策〉では安保法制の廃止が明記されている。戦争をする国を進めるのか、安保法を廃止し、平和国家を取り戻す一歩にするのかが選挙で問われているのだと思います」(前田哲男氏)

 野上浩太郎官房副長官は10日、米政府から協力を打診された場合の対応について「イラン情勢を巡り、日米間で緊密なやりとりをしているが、詳細は差し控えたい」と逃げたが、11日の日経新聞は協力の打診があったと報じた。ダンフォード議長は「2週間程度で参加国を見極める」としている。

 有権者はイラン派兵にブレーキをかけられるか。













関連記事
<ついに、来るべきものが来た!>選挙どころではなくなったイラン沖有志連合結成の動き  天木直人 
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/106.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/137.html

記事 [政治・選挙・NHK263] タローがコータローの応援に…そこに籠池夫妻も!  相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者)


タローがコータローの応援に…そこに籠池夫妻も!
https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20190711-00133822/
7/11(木) 20:56  相澤冬樹 | 大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)


タローとコータロー、2人の“プリンス”がそろい踏み(撮影・池田由利子氏)

 タローがコータローの応援に駆けつけた。そこに籠池夫妻も現れた。4議席を12人で争う激戦の参院選大阪選挙区。イケメンの“プリンス”2人の思いが交錯した。

山本太郎とたつみコータロー 党派を超えて

 森友事件やコンビニの長時間労働の追及で知られる共産党のたつみコータロー参議院議員。その応援のため、党派を超えてれいわ新選組の山本太郎参議院議員が大阪にやってきた。11日午後1時から、まずはJRと京阪の京橋駅をつなぐ広場で。きょうは雨だがここは上を京阪電車の線路が走っていてぬれずに済む。


そろいの青いTシャツで支援(撮影・相澤冬樹)

 現場では開始の1時間ほど前から、そろいの青いTシャツを着た人たちが選挙ビラを配っていた。共産党は支持層が高齢化していると指摘されるが、たつみさんの場合はSNSの呼びかけで20代から30代前半くらいのボランティアが集まり「たつみコータロー応援チーム」を結成。共産党の人たちと一緒に活動している。


コータローさんの応援にコンビニ店主も駆けつけた(撮影・相澤冬樹)

 しばらくして、たつみコータローさん本人も姿を見せた。駆け寄って握手を求める人が絶えない。そのうちの一人、山崎情児さんは、京都でコンビニ店を経営している。フランチャイズの本部が傘下の店に24時間営業を強要し、長時間労働を強いられる問題について、たつみさんが国会で追及したことから、支援するようになった。「たつみさんは私たちのために闘ってくれた。共感する経営者は多いですよ」こうしてたつみさんは従来の保守層にも支持を広げているようだ。

山本太郎はたつみコータローを国会に戻すためにやってきた


タローとコータローがガッチリ握手(撮影・相澤冬樹)

 午後1時、現場にはすでに大勢の人たちが集まっている。そこにお待ちかねの山本太郎さんが現れた。沸き起こる拍手と「太郎ちゃ〜ん、ガンバレ〜」のかけ声が飛び交う中、タローさんはコータローさんとがっちり握手。そしてマイクを握ると「大きな音でお騒がせして申し訳ありません。京橋駅前でマイクを握らせて頂いていますのは、山本太郎と申します。よろしくお願いします!」再び拍手と歓声が沸き起こった。


コータローさんを持ち上げるタローさん(撮影・池田由利子氏)

「きょう大阪に入った理由は、たつみコータローさん、絶対に国会に戻さんとダメですよって皆さんに言うためです」

「私とたつみコータローさん、13年の参議院選挙で国会に送って頂いた、いわば同期。その同期の中でも図抜けた知能才能を持った方だと思ってます。たつみコータローさんは参議院のエース、日本の宝!」

「権力側に嫌われるぐらいの追及、それだけじゃないですよ、膨大の資料の中から丹念に掘り下げて、それ見つけてきたか!っていうことの連続なんですよ」

Wタロー街宣 in大阪 山本太郎が、たつみコータローと街頭演説2019.7/11


国家の私物化は許せない 予算は国民のために


社会的に弱い立場の人のため(撮影・池田由利子氏)

 続いてマイクを握ったたつみコータローさん。「森友事件で隠ぺい、公文書の改ざんまで安倍政権は(近畿財務局の)職員にさせた。それが元で自ら命を絶った職員も出ました。まじめな職員だった。だけど皆さん、まさにこの公文書の改ざんをさせた張本人は、今も国会でウソを突き通しています。絶対に許されません」

「国有地がタダ同然で売却されちゃった。国家の私物化です。国の予算は、安倍さんのものでも、昭恵さんのものでも、トランプ大統領のものでもない。国民一人一人のために使われるのが国の予算なんです」

籠池夫妻も姿を見せた

 森友事件と言えばこの人。主役の一人、森友学園元理事長の籠池泰典さんと妻の諄子さん。この夫婦も現場に訪れていた。演説を聞きながら時折、拍手や声援を送る。周囲にいた人たちが籠池夫妻の存在に気づき、握手を求めていた。


タローとコータローに声援を送る籠池夫妻(撮影・池田由利子氏)

「熱のある演説だったね、2人とも。演説は熱がなきゃダメやね」

 演説で評価したところを尋ねると

「山本太郎さんもたつみコータローさんも基本は一緒。目線が民の目線、民衆目線。上から目線じゃない。一緒にやりましょう、皆さんの力を貸して下さいという姿勢がいいんじゃないですかね。そして大企業優先の施策を辞めること、もうかってるならそこから取ったらいい、消費税はやめること。そういうとこやね」

 2人の演説は大阪・梅田でも行われ、籠池夫妻も訪れた。そこで報道陣や聴衆に囲まれ一句を求められた籠池さん。

「風すがし 選挙演説 さわやかに」

 するとすかさず諄子さん「ちょっと、もひとつです」周囲から笑いが起きた。諄子さんは籠池さんの最も身近にいる厳しい批評家だ。

Wタロー街宣 in大阪を聞きに来た籠池さんの感想と今日の一句


太郎さんに聴衆から寄せられる献金


太郎さんに寄せられた寄付金

 梅田での演説が終わり、太郎さんが街宣車から降りると、聴衆が周りを囲み握手や記念撮影を求める。さらに、近くにいた太郎さんの選挙スタッフに1万円札を差し出す人も相次いだ。支援の気持ちから寄せられる献金だ。こんな光景、他の街頭演説ではなかなかお目にかかれない。

2人の候補を同時に応援するのはなぜ?

 この後、山本太郎さんは、なんば高島屋前でマイクを握った。今度は立憲民主党から立候補しているかめいし倫子さんを応援するためだ。かめいしさんはネットで「美人すぎる弁護士」と言われている。この日の現場でも聴衆の男性から「美人や〜」とかけ声が飛んでいた。


“美人すぎる弁護士”かめいしさんを応援する太郎さん(撮影・池田由利子氏)

 ここで太郎さんがまず話したこと、それは…「たつみさんとかめいしさん、2人の候補者を応援するって、いったい何考えてんのかって言う方いらっしゃいますけど、何を言ってんですか。大阪は4つ議席があるんですよ。その2つを野党側で取りにいかないでどうするんですか!」

なにわで最後は山本太郎自身に投票を求めた


なにわ最後は自分自身の応援(撮影・相澤冬樹)

 山本太郎さん、なにわ最後の演説会場は、大阪有数の人通りがある梅田のヨドバシカメラ前。周辺には数え切れないほどの聴衆が集まった。2階の通路からのぞいている人も大勢いる。午後7時、山本太郎さんが姿を現した。沸き起こる歓声と拍手。大人気だ。ここで行うのは誰か他の候補の応援演説ではない。山本太郎さんは、自分で立ち上げたれいわ新選組から比例で立候補している。ここでは自分自身とれいわ新選組のための街頭演説を行った。


動員かけずにこの聴衆(撮影・相澤冬樹)

「まっとうな賃金を払えば人は集まる。それをしていないのがこの国。そこを変えなきゃいけない。力を貸して下さい」

「皆さん、2枚目の投票用紙はどうか、山本太郎とお書き下さい。比例の候補は全国どこからでも投票できます」

「大阪選挙区で私が推しているのは2人。たつみコータローさん。この人は本物です。落とさんといて。かめいし倫子さん、弁護士なのに金にならない仕事ばかりしてきた。大阪の皆さん、力を貸して下さい!」

「あなたはそこにいるだけで価値があるっていう社会を作るのが政治なんですよ。それ実現したいんです。生産性で人を計らせない、そんな社会作っていきましょう!」

 地鳴りのような「タロー」コールと拍手が、しばらく鳴り止まなかった。

【執筆・相澤冬樹】

れいわ新選組 山本太郎(比例代表)街頭演説 @ 大阪



Wタローでガッツポーズ(撮影・池田由利子氏)


相澤冬樹
大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)

1962年宮崎県生まれ。1987年NHK記者に。山口、神戸、東京、徳島、大阪で勤務。神戸で阪神・淡路大震災を取材。大阪でJR福知山線脱線事故を取材。大阪司法記者クラブ担当の2017年に森友事件に遭遇して取材を進めるが、2018年記者を外されてNHKを退職。この時の経緯を「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋刊)という本にまとめた。現在、大阪日日新聞に務めながらYahoo!ニュースをはじめ日刊ゲンダイや週刊文春など様々な媒体で記事を書いている。



山本太郎が応援演説に:かめいし倫子 7/11 なんば高島屋前

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2019/07/11 に公開

参院選7/11 山本太郎の応援演説に:かめいし倫子 なんば高島屋前
山本太郎「大阪の人達の底力みせて! 2議席は、かめいしさんと、辰巳さん、確定できるように」かめいし倫子「山本太郎さん1974年生まれ、同じ年。同い年の山本さんが 政治の世界で闘っているのを、ただ黙って見ている訳にはいかない 毎年、炊き出し行ってますよね 姿を見て 私も同じ志もってると思った 手遅れになる前にやんなきゃ」






























http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/138.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 内閣官房内閣情報調査室は「総理の目と耳のためにある」そうだ。いいかげんにしろ!アベシンゾー!
内閣官房内閣情報調査室は、最新版案内パンフレットに、「総理の目と耳としての役割を果たし、官邸の柔軟かつ機敏な政策決定を支援しています」と表記。国家や国民のためじゃないのか💢。勘違いするのもいいかげんにしろ!アベシンゾー!
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/139.html
記事 [政治・選挙・NHK263] 自公支持急落で勢い 与党候補を射程圏内に捉えた6選挙区(日刊ゲンダイ)


自公支持急落で勢い 与党候補を射程圏内に捉えた6選挙区
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258079
2019/07/12 日刊ゲンダイ


野党は踏ん張りどころ(C)共同通信社

 参院選投開票日まであと10日。大マスコミは連日、「与党過半数」などと報じているが、まったく相手にする必要はない。選挙戦はこれからが本番だ。

 実際、メディアや各政党が繰り返し実施している世論調査の結果はどんどん変わっている。傾向として見られるのは自公候補の支持割合が急落し、野党候補の勢いが増していることだ。

 すでに現時点で次の6選挙区では、野党が与党の背中に手がかかった。

【北海道(改選数3)】

 ともに新人の自民・岩本剛人氏と共産・畠山和也氏が3番目の議席を巡って、激しい選挙戦を展開。岩本氏は道議出身だが知名度がイマイチで、14年の衆院選比例北海道ブロックで初当選した畠山氏がグイグイ上昇。

【秋田(改選数1)】

 立憲民主の寺田学衆院議員(比例東北ブロック)の妻である静氏が、自民・中泉松司氏にほぼ並ぶ。

【福島(改選数1)】

 大臣経験者の自民・森雅子氏を、無所属の水野さち子氏が猛追。

【千葉(改選数3)】

 共産新人の浅野史子氏が自民現職を押しのけて3つ目の議席を狙う。

【滋賀(改選数1)】

 6年前は民主現職にダブルスコアで勝った自民・二之湯武史氏を、滋賀県知事を2期務めた無所属・嘉田由紀子氏が引き離す。

【広島(改選数2)】

 国民、立憲、社民などが推薦する無所属の森本真治氏が、2番目の議席をほぼ手中に収めた。

 他の選挙区も与野党の差は数ポイントしかない。選挙戦はこれからだ。

 大マスコミの予想通り、安倍自民を大勝させたら、今まで以上に悪政に走るのは容易に想像がつく。「安定」や「決められる政治」を口にする政治家ほどペテン師だということを忘れてはいけない。










http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/140.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参院選 辺野古問題 国の横暴、誰が正す(朝日新聞)
社説 2019年7月12日

 辺野古の海をめぐる沖縄県と政府の対立が、再び法廷に持ちこまれることになった。玉城デニー知事の提訴方針が、きのうの議会で認められた。

 昨年8月、軟弱地盤の発覚などをうけて、県が埋め立て承認を撤回したのが、今回の訴訟の出発点だ。防衛当局は、県の措置を取り消すよう石井啓一国土交通相に申し立て、認められた。裁判では国交相のこの裁決の当否が争われる。

 残念なのは、有識者でつくる第三者機関・国地方係争処理委員会(富越和厚委員長)が全く機能しなかったことだ。

 裁判に先立つ形で、係争委はこの問題を審査してきた。論点はふたつだった。

 (1)行政不服審査法によれば、国交相に申し立てができるのは国民や企業などの「私人」に限られるが、防衛当局はそれに当たるか(2)防衛当局と同じ政府の一員である国交相に、公平公正な審査が期待できるか。

 これに対し係争委は先月、(1)防衛当局の立場も私人と変わらない(2)行政事務は細分化され、どの機関も適正に仕事をしている。国交相がことさらに判断をゆがめるとはいえない――として政府の行動を追認した。

 とうてい納得できない。

 埋め立ての要件などを定めた公有水面埋立法は、私人と国とを明確に区分し、扱いも別にしている。何より軍事基地を造る目的で埋め立てを許される「私人」などいるはずがない。

 (2)の縦割り行政を称賛するような見解も噴飯ものだ。工事は閣議決定に基づいて行われており、国交相が防衛当局と異なる見解を示すことなど考えられない。理屈をこね、事の本質を見ないまま、常識に反する判断をしたとの批判は免れまい。

 係争委は4年前にも同様の辺野古案件を審査した。最終的に県の訴えを退けたものの、国側の主張にも疑問を呈していた。その後、委員長らが交代したためか、政府による既成事実づくりに屈したのか、国寄りの姿勢を今回鮮明にした。この係争委の判断に対しても、県は提訴を検討しているという。

 政権の強引さは目にあまる。国と自治体の利害がぶつかった場合を想定した解決手段は別に用意されているのに、一般国民の権利を守るためにある行政不服審査請求という裏技を繰り出した。「身内」同士で確実・迅速に処理でき、工事に突き進めると踏んだのは明らかだ。

 地元の民意を無視し、脱法的なやり方を恥じず、係争委もまた期待される使命を果たさないとなれば、地方は国に従属するしかない。ひとり沖縄の問題ではない。地方自治全体をゆるがす事態と考えるべきだ。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14093218.html?iref=comtop_shasetsu_02
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/141.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 明日の政治を国民の手に取り戻そう。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_61.html
7月 12, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<政府と日本銀行の軋轢が深まっている。

 安倍晋三首相が6月10日、参議院決算委員会での答弁で「金融政策は目的をすでに達成している」と発言。アベノミクスの原動力ともなっていた、日銀の金融緩和政策の必要性を、ここにきて首相自らが否定する見解を示した。

 これに対して、日銀内部では、「まったく想定していなかった発言」「日銀が進める金融緩和政策に対して、政府が梯子を外した」「安倍首相は本気でデフレ経済からの脱却を目指しているのか」などの声が上がった。

 安倍会首相の発言は国民民主党所属の大塚耕平議員への答弁で、「日本銀行の2%の物価安定目標は一応の目的だが、本当の目的は雇用に働きかけ、完全雇用を目指していくこと。その意味で、金融政策は目標をすでに達成している」とした。

 周知のとおり、そもそも、2012年12月に発足した第2次安倍政権で経済政策「アベノミクス」を打ち出し、金融政策・財政政策・成長戦略の「3本の矢」を政策の柱として、2%の物価安定目標に強力な金融緩和政策を行うように日銀に要請したのは、ほかならぬ安倍首相だった。

 強力な金融緩和政策を実施するために、黒田東彦氏を日本銀行総裁に登用し、金利の引き下げや財政支出の拡大などにより景気を刺激し、景気回復を図る「リフレ(リフレーション)政策」に踏み出した張本人にもかかわらず、「日銀の金融政策は目的を達成した」と発言したのだから、日銀の受けた衝撃は大きかった。

「出口戦略」容認のシグナルを意味する

 この安倍首相の発言を分析すると、ある意図が浮かび上がる。

 「物価安定目標は一応の目的」とし、「本当の目的は完全雇用」と位置付けているということは、つまり、アベノミクスの本当の目的は完全雇用であり、2%の物価安定目標ではないと定義したことになるのだ。それは、「金融政策は目的をすでに達成している」以上、金融緩和政策の正常化(いわゆる出口戦略)の開始を容認するというシ この点について、安倍首相は先の国会答弁で、「それ以上の出口戦略云々については、日本銀行に任せたい」と明言を避けたが、安倍首相が日銀の金融緩和政策を重視していないのは明らかだ。

 だが、そもそも日銀自身の金融政策目標に「雇用」は含まれていない。日銀に金融緩和政策を実施させることの「本当の目的は完全雇用」とは、安倍首相自身もこれまで一度も発言したことがなく、いかにも後付けのように聞こえる。

 事実、日本銀行法の第2条では、「日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする」とされており、“雇用の雇の字”も出てこない。

 さらに問題なのは、第2次安倍政権と日銀の間で2013年1月22日に交わされた「政府・日本銀行の共同声明」の存在だ。

 同声明には、「日本銀行は、物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする」ことが明記され、この目標達成にあたって、「政府及び日本銀行の政策連携を強化し、一体となって取り組む」ことが宣言されており、政府と日銀の政策連携の合意文書と位置付けられている。

 もし、2%の物価安定目標を放棄するのであれば、同文書を改訂するか、破棄する必要がある。もちろん、2%の物価安定目標を達成する前に、金融緩和政策の出口戦略を行うのであれば、同文書の改訂か、破棄が必要というのは、学者や学識経験者、金融実務家の間で言われていることでもある。

 つまり、この文書がある以上、いくら安倍首相が「金融政策は目的をすでに達成している」と言っても、日銀は簡単に金融緩和政策の出口戦略に踏み出すわけにはいかないのだ。同文書の改訂か破棄をしないままで、日銀が出口戦略に踏み出せば、それは政府との政策連携の合意を日銀が反故にしたことになるからだ。

 だが、安倍首相が日銀の金融緩和政策に重きを置かなくなっているのは、実は今に始まったことではない。

 2018年9月14日に行われた自民党総裁選の討論会で、安倍首相は「異次元ではあるがやるべきことをやった。でも、ずっとやってよいとはまったく思っていない」と、日銀の金融緩和政策(いわゆる異次元緩和)について述べ、さらに、「よい形で経済が成長してきている中で、私の任期(2021年9月)のうちにやり遂げたい」と発言している。その後、麻生太郎財務相も「こだわりすぎるとおかしくなる」と発言しており、要するにすでに、政府は日銀の金融緩和政策に見切りを付けていたのだ。

 いわば、政府から“三行半”を突き付けられた格好の日銀だが、“はいそうですか”と簡単に出口戦略に踏み出すわけにいかないのは、前述した政府との合意文書の存在だけが理由にあるわけではない。

 そこには、「中央銀行の独立性とプライド」もさることながら、リフレ派で構成され“リフレ政策執行部”と揶揄される日銀の金融政策決定会合メンバー(審議委員など)の存在がある。2%の物価安定目標という“錦の御旗”を降ろし、金融緩和政策の出口戦略を開始すれば、それはリフレ派が自らの敗北を認めたことになるからだ。

 安倍首相の「金融政策は目的をすでに達成している」との発言から10日後の6月20日、日銀の金融政策決定会合後の記者会見で、黒田総裁は2%物価安定目標に向けた勢いが損なわれれば、「ちゅうちょなく追加緩和を検討していく」と強気の構えを見せた。

 その上で、政府との政策協調について黒田総裁は、「中央銀行は財政赤字の穴埋めをする財政ファイナンスではない」とクギを刺したうえで、「仮に政府が国債を増発して歳出を増やしても金利は上がらないようにしている」と述べ、財政支出の拡大による国債の増発に対応していく意向を示した。さらに、それが、「結果的に財政と金融政策のポリシーミックス(政策協調)になりうる」と、政府に寄り添う姿勢を強調した。まるで、“浮気癖のある亭主(安倍首相)”を“健気に支える妻(黒田総裁)”とでも言えそうな関係ではないか。

世界経済に陰りが見えている。日銀の金融政策決定会合の前日の6月19日、FOMC(米連邦公開市場委員会)は政策金利の据え置きを決定したが、その後の記者会見でパウエル議長は、「世界景気の力強さに懸念が生じている。多くのメンバーが金融緩和の必然性が高まっていると考えている」と述べ、利下げに転じる可能性を強く示唆した。

 実際、米国対中国の貿易戦争が大きく影響し、米国の主要経済指標には悪化が目立っている。自らが仕掛けた対中戦争でありながら、その結果で自国経済に陰りが見え始めるや、トランプ米大統領は7月のFOMCで金融緩和政策への転換を図るように繰り返し圧力をかけ、パウエル議長を理事に降格させる可能性までほのめかしている。

 パウエル議長が利下げに傾く背景には、2020年にトランプ大統領が再選すれば、2022年に任期の切れるパウエル議長が解任され、その後任にトランプ大統領の“意のままに動く人物”が座り、FRBの独立性にとって危機的な状況が生まれることへの懸念もあるのだろう。7月のFOMCで利下げが実施される公算は高い。

 米国では金融政策の正常化に向け、2015年末以降に9回の利上げを実施しており、ECB(欧州中央銀行)も金融政策の正常化を打ち出していた。それがここにきて、米国は金融緩和政策への転換、ECBは政策の先行き指針を変更し、年内の利上げを断念している。

 金融緩和政策から金融政策の正常化という世界的な流れの中で、“1人取り残されて”金融緩和政策を継続している日銀にとって、世界経済の悪化懸念、トランプ米大統領の利下げ要求は、再び金融緩和へと戻りつつある世界の潮流に乗り、日銀の金融政策の正当性を主張するための“神風が吹いた”ようなものと言えよう。

政策の失敗を選挙の争点とされたくない

 自民党関係者は、「金融庁による老後には2000万円の資金が必要という金融庁の報告書の問題があったが、すでに突入した参院選挙で国民生活に関わる政府の失策が争点となることは避けなければならない」と危機感を示す。

 安倍首相が要請し、日銀が進める金融緩和政策では、低金利政策による利ザヤの縮小により、銀行の収益が急激に悪化するなど様々な副作用が出ている。安倍首相が出口戦略をチラつかせた背景には、政策の失敗を選挙の争点として追及されたくないとの気持ちの表れであることは明らかだ。

 だが、6年もの間、2%の物価安定目標を目的に政府と日銀が政策連携として実施してきている金融緩和政策を、安倍首相の「金融政策は目的をすでに達成している」との一言で片づけるのは、あまりにも無責任というほかない。

 せっかくの国政選挙である。政府には、国民に対して説明する義務と責任がある>(以上「JBpress」より引用)


 アベノミクスはアホノミクスだと、このブログで何度も批判してきた。それは「デフレ経済からの脱却」という政策を掲げながら、実際にやっていることは消費増税と財政緊縮、というデフレからの脱却とは真反対の政治をやっているからだ。

 日銀は異次元金融緩和により円安を誘導した。安倍氏とタッグを組んだ黒田日銀総裁はよくやっていると思う。しかし日銀が出来るのはそこまでだ。経済成長は政治の問題だ。経済成長なくインフレは「スタグフレーション」といって金融政策の失敗でしかない。

 日銀の判断は景気が失速しつつある、との判断だ。とても「出口戦略」を提示できる段階でない。しかし安倍自公政権は消費増税10%を強行し、財政規律を確実に実現しようとしている。

 それは国民が貧困に苦しもうが国家さえ安泰なら良い、という発想だ。とても政治を行う政治家ではない。家族が飢えに苦しもうが貯金さえすれば良い、という発想に似ている。

 日銀の守備範囲には雇用まで含まれていない。あくまでも自律的な金融政策が日銀の役割だ。しかし雇用が順調だ、というのは幻想に過ぎない。なぜなら人手不足が実際に起きているのなら賃金の上昇をもたらし、生産性の向上をもたらすからだ。そうしたメカニズムは高度経済成長で実証済みだ。

 しかし現在の賃金動向や企業の投資動向はそうした動きを示していない。つまり人手不足や雇用環境が良い、というのは幻想に過ぎない。なぜなら国民は貧困化しているからだ。

 アベノミクスは完全に失敗だった。日銀だけに異次元金融緩和を実施させて、自分たちは金融政策による円安で輸出企業の利益拡大というの果実だけを懐に入れて、国民には消費増税という負担を強いている。

 GDPの主力エンジンたる個人消費を冷やして、エンジン出力が上がるわけがない。それは日銀の責任ではなく、安倍政府・自公政権の責任だ。そして愚かな安倍自公政権を支持する国民の責任でもある。

 消費税は増税ではなく、減税もしくは廃止すべきだ。そして所得税の超過累進税率を復活させ、配当などの分離課税を廃止して総合課税にすべきだ。当然、法人税も元の37.5%に戻すべきだ。そうすれば、税収は少しも減少しない。

 景気に関係なく税収を確保できる「安定財源」など政府・財務省に与えてはならない。かれらが景気を良くしようと努力しなくなるからだ。努力しなくても税収が確保できるのなら、企業の海外移転を促進して、企業利益の最大化に寄与する政策を展開して、政治献金を多額に頂戴する方か政権・与党政治家にとって好都合だ。

 こうした図式を国民の力で打破できる唯一の機会が選挙だ。選挙で国民の貧困や格差拡大に対する怒りを表現しないでどうする。国民は野党候補に一票を投じて、明日の政治を国民の手に取り戻すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/142.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 官邸の独裁政治化、民主政後退を懸念し作られた映画「新聞記者」の製作者、その意図を語る(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28457183/
2019年 07月 12日

 先週、『安倍政権の問題を彷彿させる映画「新聞記者」が好調。松坂桃季は世論操作する内閣情報調査官役』という記事をアップしたのだが・・・・。

 東京新聞の望月記者の著書を原案として用いたサスペンス映画「新聞記者」が、先月28日に公開以降、入場者数が絶えず。<TVなどでほとんど取り上げてくれていないのに。>
 
『興行収入は今月4日の時点で早々と1億円を突破。7月6〜7日の映画興行成績ランキング(興行通信社)では堂々8位にランクイン。サイト「映画.com」では「日本映画で政治がテーマで、この勢いある興行はかなり珍しい」と評され、公開11日目時点の7月8日には17万人以上を動員し興行収入2億円に達した。(東洋経済オンライン19年7月11日)』

 この映画には、先日の記事に書いたように、安倍政権で実際に起きたモリカケ問題などに似た諸事例が、いかにも現実ぽい感じで出て来ることから、その点でも興味を持たれているのだが。
 一本の映画作品としても、優れているという評価も多く、それも入場者数が減らない要因になっているのではないかと察する。(・・)

『この映画、私は公開2日目に渋谷で、そしてこの原稿を執筆すべく再度お台場で鑑賞した。思ったのはまず政治的メッセージ以前に、作品として非常に優秀だということだ。
 松坂桃李は終始抑制的な演技で「イケメン俳優」の枠にとどまらない新しい側面を見せているし、田中哲司の鬼気迫るオーラも圧倒的(往年の成田三樹夫の影を確かめた)。北村有起哉と岡山天音の「東都新聞社会部」の面々も、淡々とした映像の中に人間味を振りまいているし、西田尚美は今や、不幸な物語を背負った中年女性を演じさせたら日本一だ。(スージー山本・同上)』

* * * * *

 今回は、この映画を作ったエグゼクティブプロデューサーの河村光庸氏のインタビューをお届けしたい。
 
 河村氏は「この6年半で民主主義的な政党政治は押しやられ、官邸の独裁政治化が相当に進んでいる」ことを懸念。
 そこで、2、3年間で現実に起きた問題を生々しくリアルな感じで描いた作品を作り、あえて公開を参院選の期間にぶつけたという。(++)

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『あえて参院選前に公開 映画「新聞記者」なぜリスク取った
公開日:2019/06/29 日刊ゲンダイ

 参院選(7月4日公示―7月21日投開票)が迫る中、安倍政権に渦巻く数々の疑惑や官邸支配に焦点を当てた社会派サスペンス映画が28日に公開された。東京新聞社会部の望月衣塑子記者の著書を原案にした「新聞記者」だ。

 企画始動から2年弱。現在進行形の政治事件をモデルにした作品の上映は異例だ。官邸が巧妙に仕掛ける同調圧力によって社会全体が萎縮する中、なぜリスクを取ったのか。エグゼクティブプロデューサーの河村光庸氏に聞いた。

 ――参院選目前の公開です。あえて、このタイミングにブツけたのですか。

 政治の季節をもちろん意識しています。たくさんの人に見てもらいたいので、参院選を狙いました。この6年半で民主主義的な政党政治は押しやられ、官邸の独裁政治化が相当に進んでいる。自民党員でさえも無視されている状況です。にもかかわらず、安倍政治を支えている自民党員、忖度を強いられている官僚のみなさんには特に見てもらいたいですね。単館上映で小さくやると逆に潰されてしまいかねないので、全国150館規模で公開します。

――製作のきっかけは?

 かなり前から政治がおかしい、歪んでいると感じていたのですが、異常だとまで思うようになったのは2年ほど前。伊藤詩織さんが告発した事件がきっかけです。

 ――安倍首相と親密な関係にある元TBSワシントン支局長の山口敬之氏に持ち上がったレイプ疑惑ですね。詩織さんの訴えで警察が動き、山口氏は帰国直後に成田空港で逮捕されるはずが、執行直前に逮捕状が取り下げられた。

 逮捕状取り下げなんて、通常はあり得ないでしょう。官邸は身近な人間や取り巻きを守るために警察まで動かすのかと。衝撃でしたね。この国では警察国家化も進んでいる。官邸を支える内閣情報調査室(内調)が公安を使ってさまざまな情報を吸い上げ、官邸はそれを政敵潰しに利用しています。

加計学園疑惑をめぐり、「あったことをなかったことにはできない」と告発した前川喜平元文科次官の出会い系バー通いが官邸寄りの新聞にリークされたり、昨年9月の自民党総裁選で対抗馬に立った石破茂さんの講演会に内調職員が潜り込んで支援者をチェックしたり。この作品で内調を取り上げたのは、安倍政治の象徴であると同時に、最も触れられて欲しくない部分ではないかと感じたからです。

 ――望月記者の著書が原案ということで配役が注目されましたが、ヒロインは日本人の父親、韓国人の母親を持つ米国育ちという設定。実力派女優として知られる韓国のシム・ウンギョンさんが演じていますね。

 この2、3年間で現実に起きた問題を生々しく展開したかったので、当初はリアルな事件をリアルに描こうと思い、実名を使うことも考えたのですが、そうすると作品としての広がりがなくなる。個人史としてではなく、テーマとして官邸支配とメディアの萎縮を扱いたかった。映画ならではの表現の自由を生かして普遍性を持たせたかったので、フィクション仕立てにしました。

一方で、現実にリンクしたリアルなイメージを出すために、望月さん、前川さん、朝日新聞の南彰記者(新聞労連委員長)、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーさんの4人が安倍政権の実態や報道のあり方について議論している映像を劇中で流しています。

 映画の設定としては、男女が出てくると作品が盛り上がるし、観客の期待値も上がる。ですが、どうしても恋愛関係の進展も期待されてしまう。その点で、シム・ウンギョンさんは男女関係という枠組みを乗り越えられる女優で、役柄にぴったりとハマった。記者と官僚の緊張感を豊かな表現力で演じてくれました。

「干されるかも」オファー固辞が相次ぐ
 
――内調に出向中のエリート官僚に扮した松坂桃李さんは〈「こんな攻めた映画を作るのか!」という純粋な驚きがありました〉とコメントしていましたが、キャスティングでご苦労は?

 役者のキャスティングは実はそうでもなかったのですが、スタッフ集めが難しかったですね。「テレビ業界で干されるかもしれない」と断ってきた制作プロダクションが何社もありましたし、「エンドロールに名前を載せないでほしい」という声もいくつか上がりました。映画館や出資者など協力してくれた人たちは口には出しませんが、いろいろと風当たりがあったと思います。僕自身は圧力を感じたことはありませんが。

 ――藤井道人監督にも一度はオファーを断られたそうですね。

 監督は32歳。新聞をまったく読まない世代で、政治にも関心がなかった。それで、「民主主義国家で生きている以上、政治とは無縁ではいられない。一人一人の生身の生活と政治は切り離せない。政治から遠ざかれば、民主主義からも遠ざかる」というような話をしたんです。「上から目線ではなく、若者の視点から映画を撮ったら面白いとは思わないか。やってみないか」と。

すると、監督は俄然ヤル気を出して、東京新聞の購読を始めて、モーレツに政治の勉強を始めた。国民が何も知らなければ、権力によって意のままに分断されてしまう。そこに「政治に無関心」の怖さがある。そうしたことが政治による同調圧力に屈してしまう下地になっていることを監督は悟ったんです。うれしかったですね。

 ――芸能界にも政治を忖度する雰囲気が広がっているのですか。

 毎年恒例の首相主催の「桜を見る会」があるでしょう。官邸は芸能人や文化人をたくさん招待している。彼らの間では、呼ばれることが一種のステータスのような雰囲気が出来上がっていますよ。官邸はSNSを通じたイメージ戦略にも非常に長けていますよね。安倍首相は若者に影響力のある芸能人には積極的に会い、彼らはその様子をツイートする。思想的に近い文化人もうまく利用して、安倍政治に都合の良い色に社会を染め上げている印象です。

――官邸自身も「安倍首相スゴイ!」と言わんばかりの動画を量産し、SNSでバンバン発信しています。

 野党に比べ、実にしっかりとマーケティングができています。それと、安倍政権は2つの要素を使い分けている。来年の東京五輪開催への期待や、新元号「令和」の祝賀を利用したお祭りムードによる国威発揚。非常事態が継続しているという雰囲気づくり。要所要所で福島をはじめとする復興を持ち出し、災害に対する危機感を維持させる。核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威もあおってきた。よく練られたコントロールだと思いますよ。

 これではメディアがいくら政権の腐敗を報道してもかなわない。中でも、認可事業であるテレビ局は官邸に服従していると言わざるを得ない状況でしょう。結果的にメディアが官邸を守る役割を担っているのが現状です。

――政権に批判的な言論人はメディアから消え、もの言えば唇寒しの風潮が広がる一方です。

 もうひとつ、安倍政治で間違っていると感じるのが、憲法改正が政治目的化していることです。憲法は法律の親分という一面ばかりが強調されていますが、憲法はそもそも、国民の代弁者である国会議員や為政者を縛るもの。為政者が前のめりに改憲を進めようとしているいまの政治状況は明らかにおかしい。なのに、国民レベルではそうした意識は希薄です。政治について財界人が遠慮なくモノを言い、学校でも職場でも語り合うようにならないとおかしい。そういう社会に戻さないとマズイことになりますよ。

(聞き手=坂本千晶/日刊ゲンダイ)

▼映画「新聞記者」 原案は東京新聞社会部の望月衣塑子記者の著書「新聞記者」。権力とメディアの裏側、組織と個人のせめぎ合いに迫る政治サスペンス。加計学園問題を彷彿(ほうふつ)とさせる医療系大学の新設をめぐる内部告発を受け、政権がひた隠す暗部を暴こうとする女性記者(シム・ウンギョン)と、出向中の内閣情報調査室で情報操作を強いられる若手エリート官僚(松坂桃李)との対峙(たいじ)や葛藤を描く。

▽かわむら・みつのぶ 1949年、福井県生まれ。慶大経済学部中退。フリーランスでイベントやCMなどのプロデューサーとして活動後、08年にスターサンズを設立。「牛の鈴音」(09年)、「息もできない」(10年)を配給。主な作品はエグゼクティブプロデューサーを務めた「かぞくのくに」(12年)、企画・製作に携わった「あゝ、荒野」(17年)、「愛しのアイリーン」(18年)など。』
 
* * * * *

 昔は日本でも海外でも、政治や社会の諸問題を国民に告発するような映画が、ちょちょことあったように思うのだが。
 業界の人が言うには、最近は、小難しいテーマや表現を扱うものは、スポンサーや観客からもあまり好まれず。わかりやすい小説や漫画を原作にして、あまり難しいことは考えず、見た目を楽しんで共感を呼べるような作品の方が作りやすいとのこと。^^;

 mewの若い頃は、映画やTVで色々な政治、社会の問題を知って、考えさせられたことも少なからずあったと思うし。日本の国民、特に若い人たちにもわかるようなこの手の映画やドラマを、どんどん作って欲しいな〜と願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/143.html

記事 [政治・選挙・NHK263] これこそが最大の争点「安倍政治6年半の総決算」! 
これこそが最大の争点「安倍政治6年半の総決算」!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_93.html
2019年07月12日 半歩前へ

 まさにこれこそ参院選挙の最大の争点だ。「安倍政治6年半の総決算」

 野党はあれや、これや総花的に話さず「安倍政治6年半の総決算」に焦点を絞るべきだ。

金子先生が言った。
「安倍は歴代の首相でもっとも愚か。論理的に考える能力が著しく欠ける。バカほど恐ろしいことはない」。金子勝(立教大学特任教授)のスピーチ 2018年4月14日
 
 その通り。こっちが話す意味が理解できないのだから始末が悪い。

 日本人は、こんなバカをいつまで「放し飼い」にしておくのだ。世界の恥さらし。

動画はここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=FlwpzxvpyY4&feature=share

安倍は歴代の首相でもっとも愚か。論理的に考える能力が著しく欠ける。バカほど恐ろしいことはない。金子勝(立教大学特任教授)のスピーチ 2018年4月















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 偽装留学生、奴隷労働の最前線・・・ 『移民クライシス』 著・出井康博 (長周新聞 書評)
2019年7月11日


 安倍政府が「特定技能」という新しい在留資格をつくったため、今年4月から外国人が単純労働を目的に入国できるようになった。しかし同じく4月以降、日本の大学を卒業した留学生の就職条件が緩和され、単純労働の人手不足対策にされようとしていることはあまり知られていない。留学生はいったん就職すれば日本で永住する権利を得たのと同じで、それは日本の移民国家化に直結する。

 これまでも「外国人技能実習制度」の問題点は指摘されてきたが、それ以上にひどいのが留学生の扱いで、多額の留学費用を借金して来日した彼らは、その返済のため、人手不足だが実習生の受け入れが認められていない仕事−−コンビニやスーパーで売られる弁当や惣菜の製造工場、大手通販サイトの深夜の仕分け作業など−−に明け暮れる。「週28時間以内」という入管法の上限をこえる違法就労でも企業は見て見ぬふり。それでも日本語学校が学費で吸い上げるため、借金はなかなか減らない。

 この出稼ぎ留学生が急増した契機は、安倍政府が日本再興戦略で掲げた「留学生30万人計画」だ。この目的を達成するため、政府は留学ビザの発給基準を大幅に緩和。留学生は安倍政府の6年半で14万人以上増え、現在32万人をこえており、出稼ぎの目的を果たすどころか、借金を返すまでは母国に帰れない、まさに人身売買と見まがうような現代の奴隷労働を強いられている。この「偽装留学生」の実情を明らかにするのが本書の目的である。

 この問題はメディアではほとんどとり上げない。なぜならメディア自身がその構造に深く組み込まれているからだ。

 著者は東京都内の朝日新聞販売所で密着取材をおこなった。大手新聞各社とも、配達現場で目立つのがベトナム人で、都内では配達員すべてがベトナム人留学生という販売所もあるという。

 ベトナム人のファット君(仮名)は、区域統合で朝刊400部、夕刊250部を週に6日配る。かさばる元旦の新聞は自転車に乗せきれず、販売所との間を10往復以上して5時間以上かかった。しかし彼らの給料は「週28時間以内」の就労が前提の固定給だ。いくら仕事が増えても法律を逆手に残業代を支払わないしくみである。著者はベトナムで「日本への留学ブーム」をつくったのが朝日新聞だったことも暴露している。

■留学生30万人計画の犯罪性

 しかし留学生全体から見れば新聞奨学生として来日できる外国人はごく少数。その他大勢の偽装留学生の待遇はもっと劣悪だ。そのしくみは、要約すれば次のようになる。

 ベトナムでは「日本に留学すれば、月20万〜30万円が簡単に稼げる」という噂が広まっている。それは現地では豊作の年の農家一軒の年収に匹敵する。だが留学するためには日本語学校の初年度の学費、寮費6カ月分の前払い、渡航費、ブローカーに支払う手数料など、総額約150万円が必要だ。それで多くの留学生は、親の家や田畑を担保に銀行から借金をする。

 普通、留学費用を借金に頼るような者は、本来なら留学ビザの発給対象にはならない。だが、日本政府は留学のための経費支払い能力のない留学生にまでビザを発給している。そのカラクリで重要な役割を果たすのが現地のブローカーで、彼らは親の年収や銀行預金口座がそれぞれ200万円以上になるよう証明書を捏造し、行政機関と銀行の捺印を得る。32万人をこえる留学生のうち、少なくとも半数程度がこうした偽装留学生の可能性があると著者はいう。

 このブローカーと提携している日本語学校が近年急増して全国711校となり、9万人の留学生を抱えるまでに膨れ上がった。だが勉学条件は劣悪で、バイトの必要のない富裕層指定の上級クラスと、バイトに明け暮れ授業中は机に突っ伏して寝る中・初級クラスに二極化し、ひどい学校では寮も一部屋に8人詰め込んで1人1カ月2万5000円というぼったくりがあるという。一方、学校間で留学生の奪い合いが起きて、ブローカーは留学生1人につき10万円程度のキックバックを受けている。

 日本語学校の設立には学校法人以外に株式会社も参入できることから、人材派遣会社や塾産業大手が留学生ビジネスに乗り出している。政府は「適正校」に1年で5割の定員増を認めており、定員を6年間で4倍にし授業料収益を4倍にした東京の大手校もある。

 近年、学費を払えなくなって失踪し、不法就労に走る留学生が急増しているが、それを防ぐためにパスポートや在留カードを留学生からとり上げている日本語学校すらある。失踪・不法残留者が5%以上になると「非適正校」になり、定員を増やせないからだ。こうして8割以上の日本語学校が偽装留学生を受け入れて経営を成り立たせている疑いがあると著者は指摘している。

 さらに大学や専門学校も、本来なら日本語能力試験N2合格が入学の必要条件だが、少子化のもとでそれをかなぐり捨て、偽装留学生を受け入れて生き残りをはかっているところがある。文科省も以前は、専門学校における留学生の割合を学生全体の50%以下にするよう決めていたが、この規制を撤廃した。

 そして、日本語能力試験を統括する独立行政法人・国際交流基金は、国籍別の合格者を発表していない。それは、合格者が韓国や中国などの漢字圏に偏り、ベトナムなどアジア新興国から急増する留学生が偽装だということがバレてしまうからだという。

 このように見てくると、留学生問題はたんに一部の悪徳ブローカー・企業の問題ではなく、国策としての国境をこえた労働力流動化政策、移民国家化が背景にあることが浮き彫りになる。ロスジェネ世代の貧困、高齢者の貧困、先進国一高い母子家庭の貧困率など、日本人の貧困問題と同根の問題といわざるをえない。
 
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/imin.jpg
(角川新書、303ページ、定価920円+税)

https://www.chosyu-journal.jp/review/12138
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 月6万円の過酷労働、病気で半身不随 日本恨んだ実習生(朝日新聞)
朝日新聞デジタル 2019年7月12日07時00分

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190711004137_commL.jpg
脳梗塞(こうそく)になったベトナム人元技能実習生のグエン・ドゥック・フーさん。帰国前日、東京都港区の日新窟で体を休める=2019年6月12日午後9時30分、平山亜理撮影

 夢を抱いてこの国に来たはずの人が、また一人失意のまま母国へ去った。

 ベトナム人の元技能実習生グエン・ドゥック・フーさん(34)。脳梗塞(こうそく)で倒れ、半身不随になった。

 3年前に来日した。実習先は建設現場で足場を組む仕事だった。一日14時間働いて月給は約6万4千円。「月給14万円」という来日前の説明とは異なった。

 「来日のために抱えた借金150万円が返せない」。3カ月で逃げ出した。その後は、岐阜で清掃、愛知で農業、滋賀で荷物の梱包(こんぽう)などの仕事に就いた。

 倒れた時は失踪中だったため、……こちらは有料会員限定記事です。残り:2251文字/全文:2503文字

https://www.asahi.com/articles/ASM7B6S4RM7BUHBI02J.html?iref=comtop_latestnews_04
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 今の日本をNYタイムズ紙が「独裁国家」と表現するのは当然 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


今の日本をNYタイムズ紙が「独裁国家」と表現するのは当然 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258084
2019/07/12 日刊ゲンダイ


「国家の破滅に近づいている」と福田元首相(C)日刊ゲンダイ

「日本は独裁国家か」――。国内外の多くの人が日本は民主主義国家だと思ってきた。そのため、今日まで「日本は独裁国家か」という質問すら、あり得なかった。

 しかし、世界で最も権威のある新聞の一つ、ニューヨーク・タイムズ紙が5日、日本を「独裁国家」と表現した。重要なので翻訳する。

〈日本は憲法によって報道の自由がうたわれている近代民主主義国である。本来ジャーナリストが『国家の敵』とみなされるような国ではない。だが、記者が記者会見に臨むのを拒否したり、記者を懐柔するため、政治家と記者との間でクラブ的関係を使う等、日本政府は時々、独裁国家を想起させる方法で行動する〉

 民主主義の根幹に「報道の自由」がある。「報道の自由」のない国に民主主義はない。その「報道の自由」に対して、さまざまな国際機関が日本の状態に警鐘を鳴らしている。

「国境なき記者団」は毎年報道の自由度についてのランキングを発表しており、今や日本は67位である。日本の前後にどのような国があるかといえば、59位にポーランド、60位にジョージア、61位にアルメニア、62位にハイチ、63位にボスニア・ヘルツェゴビナ、64位にクロアチア、65位にギリシャ、66位にニジェール、68位にマラウイである。いずれも世界的に独裁国家と評されたことのある国々であり、日本人が「仲間」と考えているであろう北欧やオランダ(4位)、スイス(6位)やドイツ(13位)は同じグループにいない。

 今の日本は「忖度社会」といわれる。しかし、この忖度は、個々人が自由な判断で忖度しているのではない。政府の厳しい「アメとムチ」の中で社会全体が忖度を選択しているのである。安倍政権への隷属姿勢をとらなければポストを外され、隷属すればポストが与えられる。こういう状況が社会の隅々まで浸透している。その「アメとムチ」が最も厳しく実施されているのが、日本メディアと各省庁なのである。

 2017年8月2日。福田元首相は「各省庁の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている。忖度以上のことをしようとすり寄る人もいる。能力のない人が偉くなり、むちゃくちゃだ」と発言したが、この発言が指している状況は報道機関でも変わらない。日本はひたすら破壊に向かって進んでいるといえ、ニューヨーク・タイムズ紙が「独裁国家」と表現したのも当然である。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。














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記事 [政治・選挙・NHK263] 室井佑月「大事なことを隠してる」〈週刊朝日〉
        
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


       
       イラスト/小田原ドラゴン


室井佑月「大事なことを隠してる」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190710-00000004-sasahi-pol
AERA dot. 7/11(木) 7:00配信 週刊朝日  2019年7月19日号


 作家・室井佑月氏は、日米安保条約に関するトランプ氏の発言について、ベールに包まれた日本側の対応を推測する。

*  *  *
 これがほんとうだったら安倍政権は我々国民に大事なことを隠していたことにならないか。6月29日付の朝日新聞DIGITAL「安保不公平、トランプ氏『首相に伝えた』日本側は否定」という記事。

「トランプ米大統領は29日、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)閉幕後に大阪市内で記者会見を開き、日米安全保障条約について『不公平な条約だ』と不満を表明した。また、安倍晋三首相に対し、条約の『片務性』を『我々は変える必要がある』と伝えたことを明らかにした。(中略)トランプ氏は会見で、『不公平な条約だと、過去6カ月間、安倍首相に伝えてきた』『我々は変える必要があると安倍首相に伝えた』と強調。ただし、条約から撤退する意思があるかを問われると、『全く考えていない』と否定した」

 つまり、トランプさんは半年も前から日米安保条約にイチャモンをつけ、変えろと安倍さんにいってきた。でも、そのことを国民はまったく知らされてなかったわけよ。

 知らされてきたことは真逆。5月のトランプ氏来日時に、安倍さんは「ドナルドとの非常に親密な個人的信頼関係により、日米同盟のきずなはもはや揺るぎようのない、世界で最も緊密な同盟となりました」とまでいってたしな。

 6月28日の日米首脳会談後、西村官房副長官が、日米安保についての議論は一切なかった、と火消しに走った。その言葉が一斉にニュースになったりした。ニュースにさせたかったんでしょ。

 安倍政権側はトランプさんの日米安保見直し発言をなかったことにしたかった。そして、イチャモンをつけてきたトランプさんは結局、条約から撤退することは「ない」と最後は答えた。普通に考えて、この国は、トランプさんが満足するような何かほかのものを差し出したのではないか?

 トランプ大統領は、米国の農産品や武器をもっとこの国に買ってもらいたい。そして、日系自動車メーカーの対米投資を増やしてもらいたい。まさかこの国は、トランプさんの日米安保の見直し発言で脅され、それをすべてのんだんじゃないだろうね。

 せっかくトランプさんからいい出したのだから、この国は日米安保について、米国とじっくり話し合えばよかったんだ。

 この国が攻撃された場合、米国がほんとに日本を守ってくれるのかといってる識者は多い。安保とセットの不平等な日米地位協定についても、米国と踏み込んで話せるチャンスだったように思う。

 米山隆一氏が6月21日のTwitterに「田中角栄元首相が、憲法9条を盾にベトナム戦争への派兵を断ったという話です(後略)」と、ソースの週刊誌記事をあげ、書いていた。

 安倍政権が急いで改憲したがるのは、表面的な米国との蜜月関係演出のため、自衛隊員の命まで献上することになってるからではないことを祈る。



安保不公平、トランプ氏「首相に伝えた」 日本側は否定
https://digital.asahi.com/articles/ASM6Y61RJM6YUHBI01Y.html
2019年6月29日22時14分 朝日新聞


記者の質問に答えるトランプ米大統領=2019年6月29日午後4時11分、大阪市北区、小杉豊和撮影

 トランプ米大統領は29日、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)閉幕後に大阪市内で記者会見を開き、日米安全保障条約について「不公平な条約だ」と不満を表明した。また、安倍晋三首相に対し、条約の「片務性」を「我々は変える必要がある」と伝えたことを明らかにした。日米同盟の根幹である同条約のあり方について、米国大統領が公式に不満を表明するのは極めて異例だ。

 トランプ氏は会見で、「不公平な条約だと、過去6カ月間、安倍首相に伝えてきた」「我々は変える必要があると安倍首相に伝えた」と強調。ただし、条約から撤退する意思があるかを問われると、「全く考えていない」と否定した。

 一方、「安倍首相に伝えた」というトランプ氏の発言について、安倍政権幹部は29日、「全くない」と述べた。

 トランプ氏は2016年大統領選で、在日米軍の駐留経費を日本が全額負担しなければ米軍撤退もありうると発言。大統領就任後は日米安保条約への批判を控えていたが、今回の来日前から再び米側の負担が「不公平だ」と不満を表明していた。同条約では、米国は集団的自衛権を行使して日本を防衛する義務があり、日本は米軍に基地を提供する義務がある。(園田耕司)















































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 政治家の小粒化か、政治への期待減か/政界地獄耳(日刊スポーツ)
政治家の小粒化か、政治への期待減か/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907120000188.html
2019年7月12日10時2分 日刊スポーツ


★立憲民主党会派の元建設相・中村喜四郎の発言が活字になることは少ない。本人がマスコミとの接触を好まないからだ。その中村の会合での発言にこうある。「私は40年の長い期間、20年は自民党にいた。国の借金が増え、社会保障の予算が伸びている時に、首相は『10年間は消費税は上げなくていい』と簡単に言う。私が知っている自民党にはこの感覚はなかった。昔の自民党は権力に対して非常に抑制的で、言っていいことと悪いことをよく考えて言っていた。品格もあったし責任も持っていた」。

★平成生まれの大半は、首相といえば安倍晋三しか見たことがない。安倍政治への高い評価というより、ほかを知らない。朝日新聞の「安倍政権支持の空気」という記事によれば「自分は貧困層だと思う」としながら「僕が生きていかれるので安倍政権でいいと思う」。ここまでくるともうバブルを経験した世代かどうかの議論を超えている。「この先どうなるかわからない。自民が引っ張っていれば、よくはならないけど悪くもならない」との結論だ。

★一方、50代以上の世代は自民党の派閥のすごみ、総裁選の死闘を見てきている。自民党のすごさ、権力を得る努力と得た後の振る舞い方を知っている者からすれば、中村の言う「権力に抑制的で品格、責任がある」という意味がよくわかるはずだ。つまり世代によって政治とのコミットの仕方、信頼度が違う。加えて有権者にも政治の力への期待に差異があるのだろう。それは政治家が小粒になったからだろうか。最初から国民が政治に期待しなくなったからなのか。ただ、国民が政治や政治家に距離を置いたところで、社会の仕組みは変わらない。その意思表示が選挙であるならば、国民は民主主義を守る役割を担うという意思表示も大切な役割だ。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 韓国への輸出規制 米政府、日本の対応を問題視せず  : 韓国への輸出規制は 正しかった  これができるのは 安倍政権だけ
               米国が会見 韓国への輸出規制 米政府、日本の対応を問題視せず
   
  
  
    
[私のコメント]
   
    
■ 米国が会見 韓国への輸出規制 米政府、日本の対応を問題視せず  泡と消えた韓国の告げ口外交
 
 
> 韓国への輸出規制 米政府、日本の対応を問題視せず
> 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は10日にポンペオ国務長官と電話会談し、日本の輸出規制について「アメリカの企業などにも否定的な影響を及ぼしかねない」と懸念を伝えました。
> アメリカから日本の輸出規制に関する直接の言及はなく、「日米韓3カ国の連携の重要性を議論した」との表現にとどまりました。
    
  
    
韓国は米国・ポンペオ国務長官に、日本による輸出規制の件で告げ口外交をした。
告げ口をして米国から日本をいさめてもらおうという腹だったのでしょう。
  
ところがポンペオ国務長官は、日本による韓国への輸出規制について問題視しなかった。
米国がそのように会見しました。
米国が同盟国である韓国に面と向かって日本に同調するとは言いづらい。
だが本件を問題視しないということは、日本の対応が適切であると認めたようなものです。
もともと日本側は、本件について米国と摺合せ済みなのでしょう。
  
これによって米国に告げ口外交をした韓国のもくろみは、泡と消えたわけです。
  
そもそも今回の日本による韓国への輸出規制は、大量破壊兵器に使用される戦略物資を韓国に輸出したうち3割が行方不明になっている。
それについて質問しても回答なし。
以上から韓国の輸出管理に問題があると判断し、韓国への輸出優遇を外し他の非優遇国と同じ扱いにするというもの。
WTO違反ではない安全保障上の適切な処置です。

EUも韓国を優遇国としていないので、それと同じにするだけのこと。
適切な規制なのです。
  
韓国へのこのような制裁ができるのは安倍政権だけです。
韓国べったりの異様な野党にこのような処置はとれません。
  
  
  
[記事本文]
   
  
アメリカ政府は日本の輸出規制を巡り、韓国から懸念を伝えられたことについて日本の対応を問題視する意向を示していません。

 国務省・オルタガス報道官:「国務省は3カ国の関係を強化するためにできることは何でもする。公の場でも水面下でも」
 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は10日にポンペオ国務長官と電話会談し、日本の輸出規制について「アメリカの企業などにも否定的な影響を及ぼしかねない」と懸念を伝えました。
韓国外務省はポンペオ長官が康外相の主張に理解を示したと発表しましたが、アメリカから日本の輸出規制に関する直接の言及はなく、「日米韓3カ国の連携の重要性を議論した」との表現にとどまりました。中国や北朝鮮との問題を抱えるなか、日米韓3カ国の足並みが乱れることを懸念しているとみられます。
  
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000159310.html


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記事 [政治・選挙・NHK263] 暴かれる菅義偉の正体<本澤二郎の「日本の風景」(3372)<やっぱり山口強姦魔の背後に菅が控えていた証拠判明>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12493015959.html
2019-07-12 10:06:55 honji-789のブログ

<やっぱり山口強姦魔の背後に菅が控えていた証拠判明>

「週刊新潮の特ダネが、リテラと阿修羅のブログ掲示板で出ている」と友人が連絡してきた。清和会OBなどは、新聞広告で確認したうえで「週刊新潮を買って読んで」と直訴してきたが、その必要はなかった。コンビニに行かなくても、記事の内容をチェックできる便利な時代である。興味のある読者は、リテラか阿修羅にアクセスするといい。恐ろしくもすごい内容である。

 TBS山口強姦魔は、アベや麻生並みに年金不安ゼロの高給取りだ。彼の性凶悪犯罪をもみ消した闇の人物は官邸の人物だった!官房長官の菅が、強姦魔の金の面倒まで見ていた。しかも、その証拠を法廷にさらけ出した。菅の正体が暴かれる参院選なのか。

<逮捕状もみ消し犯の中村格は菅の指令>

 警視庁高輪署が、TBS山口強姦魔の逮捕状を裁判所から取った。いよいよ安倍側近の御用記者逮捕に向けた大捕り物始動という場面で、意外な、ありえない、あってはならない事件が発生した。伊藤詩織さん事件の真っ黒な、悪しき権力犯罪の頂点を裏付ける、テレビ映画顔負けの場面である。

 裁判所が用意した逮捕状を、司法官ではない、行政官に過ぎない警視庁の中村格刑事部長が握りつぶしたのだ。中村は不正を働いて出世した。国税庁長官になった佐川と同じである。

 国民の召使が、悪事を働いて出世するという時代は、戦後初めてのことである。いかにアベ自公政権が腐敗にまみれている証拠の最たる事例でもあろう。

 一介の行政官が、裁判所の認定した逮捕状を拒絶するという、革命政権でもない限り、起こりえない事態が発生したのだから。警視総監も認知したのであれば、警視庁あげて東京地裁に対して、反乱を起こしたことにもなろう。

 逮捕状握りつぶし事件は、三権の一大事であるが、新聞テレビそして学者も無視してきた、これこそが異常な事態である。だからこそ、欧米のメディアは大きく報道した。それでも、日本の大手の新聞テレビは、いまもってTBS山口強姦事件を報道していない。

 伊藤詩織さんをレイプした凶悪事件は、日本の民主主義・法治の危機を象徴している。男尊女卑の強姦文化が根付いたままの日本における、詩織さんの勇気と強固な正義と信念に、善意の沈黙に堕してしまっている日本人ジャーナリストとして、改めて深く敬意を表しなければなるまい。関連して、勇気と正義という点で、戦争党に変身した公明党創価学会執行部に挑戦状をたたきつけた沖縄の創価学会員・野原善正にも感謝したい。

 善意の沈黙にNOを突き付けている。

 富津出身のやくざ浜名に強姦・性奴隷の挙句に殺害された戦争遺児のK・T子さんの無念を、二人の勇気と正義が晴らしてくれれば、こんなにうれしいことはない。「木更津レイプ殺人事件」の被害者のK・T子さんは、泉下で注視、声援を送っている。

<菅の指示で42万円の顧問料を支払っていた広告代理店>

 清和会OBは、新潮の記事の重要なポイントを「山口強姦魔の顧問料42万円が、官房長官の菅の口利きで出ているという証拠が発覚したことだ」と指摘する。

 彼の経験からすると、顧問料は5万円から10万円。42万円は破格の顧問料だ。しかも、本人は問題の広告代理店に顔を出したこともない。驚くなかれ、顧問料を集計すると750万円。毎月750万円が強姦魔の懐に入っていたというのだ。

 一部で話題を呼んでいるナベツネの相続税問題だが、この強姦魔も「ナベツネ並み」の収入を得ていたのであろうか。ここからはっきり言えることは、強姦魔はジャーナリストではない。

 「強姦魔に42万円もの顧問料を支払わせる菅ゆえに、警視庁刑事部長は菅の指示に従って、三権分立違反である逮捕状を握りつぶしたものだ。よって、山口強姦魔救済人は菅ということになる。さらに、アベが菅に指示したのかどうか。ここも関心を呼ぶだろう」と清和会OBは菅と強姦魔の深すぎる関係を指摘する。

 「一行政官にすぎない中村は、官邸の命令に従って逮捕状執行を止めた。越権行為も甚だしい。罪は免れないが、菅が背後にいることがはっきりした点で、新潮の特ダネは注目に値する。政権のボロは、この政権の終末を予感させている」とも断じた。

<墓穴を掘った菅とTBS強姦魔>

 この新事実は、事件を逆手にとって、加害者が1億2000万円の損害賠償をしてきたことで、結果的に判明したものであるが、そこから菅と強姦魔の深い仲をさらけ出した。

 新潮のライターの取材力にも敬意を表したい。加害者の反訴が、知られざる両者の関係を暴いたわけだから、これは加害者弁護人の成果でもあろう。

 年間1億2000万円を懐に入れるTBS山口強姦魔に対して、年収が200万円にも届かない庶民・大衆は、反動的に怒りを覚えるだろう。この事件追及の重大さを内外に知らしめている。

<東京新聞の望月記者らの追及会見に注目>

 再び菅官房長官会見での、東京新聞の女性記者の出番が、注目を集めることになろう。彼女は、まずは100人前後の官邸記者にその機会を与えるであろうが、すべてがヒラメ記者に徹するようだと、自らマイクを握るしかない。

 彼女は詩織さんとも面識がある。女性の人権問題、特にレイプ文化の日本に気づいてきているはずだ。日本最大の恥部だ。自立しない日本の女性に衝撃を受けながら、それの改革に取り組むと信じたい。

<レイプ文化は日本最大の恥部>

 レイプ文化の日本を、筆者が認識したのは「木更津レイプ殺人事件」を取材してからである。2014年4月28日に非業の死を遂げた戦争遺児のK・T子さんが、デーサービス経営と大工という二重の仮面をつけたやくざ浜名に殺害されたことを、とことん追及する中で体得したものである。

 やくざにレイプされ、その後は性奴隷として歓楽街で性ビジネスを強いられている無数の女性、その中にはアジアの女性もたくさん含まれている。

 TBS山口強姦魔のもみ消しは、そうした土壌を象徴する事件である。いい加減に蓋をすることは、日本の恥である。ちなみにやくざ強姦魔は戦後、一人としてこの罪で裁かれたものはいない。

 毎月11日にフラワーデモが、主にレイプ被害者の呼びかけで繰り広げられているという。昨日の報道で知った。4月から始まった。K・T子さんへの同情からか、ことし4月から全国で繰り広げられている。これは伊藤詩織さんへの感謝も込められているだろう。

 レイプ文化返上の一歩かもしれない。木更津市でもフラワーデモが繰り広げられる時も近い!

2019年7月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


関連記事
菅官房長官が“山口敬之氏への資金援助”を企業に要請の報道が! 詩織さん事件で逮捕を止めた警察官僚も菅の右腕だったが…(リテラ)
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http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 正義の味方」山本太郎代表はじめ「れいわ新選組」候補者10人が、「黒い貴族」(金融マフィア、麻薬マフィア、武器シンジケートなど)眷属である安倍晋三首相を追い詰めている(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/7d54aa6957702a6a1b0fa6e8a832c6a1
2019年07月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「正義の味方」山本太郎代表はじめ「れいわ新選組」候補者10人が、「黒い貴族」(金融マフィア、麻薬マフィア、武器シンジケートなど)の眷属である安倍晋三首相を追い詰めている。何しろ「1度演説を聴いたら感動した」とたちまち大ファンになってしまう国民有権者が、続々増えて、ジャニーズ・ファン張りに「追っかけ組」なっている老若男女が多いというから、頼もしい。対して官邸スタッフに若者に化けてSNSを使わせ「フェーク・ニュース拡散作戦」を演じさせているという噂の安倍晋三首相の下品な誹謗中傷演説に比べれば、よほど「真に迫った当事者による名演説」の方が、全国各地、津々浦々の聴衆の胸を打ち、支持者・賛同者は、後を絶たない。その力の源は、なにか?



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK263] イージス・アショア山口と秋田配備はやっぱり米国への貢物! 米シンクタンクが「日本列島が太平洋の盾になる」(リテラ)
イージス・アショア山口と秋田配備はやっぱり米国への貢物! 米シンクタンクが「日本列島が太平洋の盾になる」
https://lite-ra.com/2019/07/post-4831.html
2019.07.12 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」59 イージスアショア配備で米国が「日本列島が太平洋の盾になる」 リテラ

     


「安倍政権(首相)は、国民の血税と領土の一部を米国に献上するに等しい“売国奴的下僕外交(政治)”をしているのではないか」

 こんな疑問が湧き上がってきたのは7月3日、山口県庁での謝罪面談を終えた岩屋毅・防衛大臣の会見での質疑応答のときのことだ。「グアムを守る、米国を守る前線基地になるというアメリカのシンクタンクの論文があるが、これで住民の理解は得られると思うか」との筆者の問いに、こう答えたのだ。

「その論文については私も拝見しておりますが、このミサイル防衛体制というのはあくまでも我が国の防衛のために行うものであり、『米国の防衛をする』という指摘は当たらないと思っているし、もとより米国は我が国よりも相当に強固なミサイル防衛体制を常にお持ちであると理解をしている」

 この論文のタイトルは「Shield of the Pacific:Japan as a Giant Aegis Destroyer」(太平洋の盾 巨大な“イージス駆逐艦”としての日本列島)で、歴代自民党政権とも密接な関係を有するジャパンハンドラーの米国民間シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)が昨年5月に発表したものだ。福留高明・元秋田大学准教授が昨年8月にFacebook上で要点を投稿、地元紙の秋田魁新報が福留氏のコメントと共に紹介し、広く知られるようになったが、論文の要点は「いまや日本は巨大な『イージス駆逐艦』としての役割を構築しようとしている」ことを次のように指摘する内容だった。

「日本に2箇所のイージス・アショア拠点が実現すれば、太平洋地域のミサイル防衛能力を増強する重要な第一歩となるだろう。そして、その潜在的可能性は計り知れない」
「今回、秋田・萩に配備されるイージス・アショアのレーダーは、米国本土を脅かすミサイルをはるか前方で追跡できる力をもっており、それによって、米国の国土防衛に必要な高額の太平洋レーダーを建設するためのコストを軽減してくれる。このことは日米同盟を強化するだけでなく、そのレーダーを共有することでおそらく10億ドル(約1100億円)の大幅な節約が実現できる」

 この論文を読めば、誰もがこんな思いを抱くだろう。安倍首相はトランプ大統領の要請を受けてイージス・アショア購入を決定、米国防衛費節約に貢献する一方、日本国民(納税者)には莫大な請求書が付け回され、日本領土の一部(秋田と山口の陸上自衛隊演習場)を米国防衛前線基地として献上する事態にも至った、と。

 山口と秋田へのイージス・アショア配備で日本列島が「太平洋の盾」となると書いてあるのに、不可解なことに岩屋防衛相は「我が国の防衛のため」と言い張った。「同じ論文を読んで正反対の認識に行き着く岩屋氏の思考回路はどうなっているのか」という新たな疑問も抱きつつ、「山口沖にイージス艦を置けば、代わりになるのではないか」と質問を続けると、再び驚くべき回答が返ってきた。

「イージス艦の場合には、どうしても船でありますので、隙間が生じることになります。(イージス・アショアのように)やはり24時間365日、ミサイル防衛に専念できる装備・部隊・施設というのは必要だと考えています」

 イージス・システムは、隣国から放たれた弾道ミサイルを強力な電波を発するレーダーで軌道を割り出して迎撃ミサイルで撃ち落すものだが、海上のイージス艦に置こうが、陸上にイージス・アショアを配備しようが、基本的機能に差はない。もちろんイージス艦の場合、船の定期的な点検整備や乗組員交代が不可欠だが、予備船を用意してローテーションをすれば、隙間が生じることはない。しかもイージス艦は現在の6隻を8隻にする計画が進行中であり、山口沖と秋田沖に停泊させておけば、わざわざ陸上にイージス・アショアを配備させる必要はなくなるのは明らかなのだ。

■岩屋毅防衛相に「海上ではなぜダメなのか」と直撃したところ、ひどい言い訳が

     
     謝罪面談する岩屋防衛大臣(撮影・横田 一)

 納得がいかなかったので、「陸でも海でもイージス・システムは同じではないか。なぜ海上(イージス艦)では駄目なのか」と再質問をしたが、また説得力に乏しい回答しか返ってこなかった。

「海上の場合はミサイルの発射手段が非常に多様化してきていますので、予め兆候を察知して、そこに向かって船を出すことが非常に難しくなってきております。地上で万が一のミサイル迎撃に備える体制を整えることは非常に我が国のミサイル防衛体制にとって不可欠だと思います」(岩屋氏)

 これも理解不能な回答だ。現在の6隻から8隻にするのだから山口沖と秋田沖への常駐は可能だし、そもそもミサイル発射の兆候を予め察知して、そこに移動させることは陸上配備型のイージス・アショアでは不可能なのだ。

 山口沖へのイージス艦常駐について何度も訊いたのは、イージス・システムを海上と陸上のどちらに配備するかで日本国民への影響はまったく違うからだ。海上のイージス艦なら電波による健康被害も迎撃ミサイルの落下物リスクもほとんどないが、陸上のイージス・アショアはこの二つの弊害だけでなく、有事の際に攻撃対象になるリスクも加わる。住民が住みたくなくなる危険エリアを日本の領土内につくり出す弊害もあるのだ。

 こう思いながら「山口沖に置くのと(山口県のむつみ演習場に配備予定の)イージス・アショアで何が違うのか」と畳み掛けたが、岩屋氏は「だから常に山口沖に置くわけにはいかないということです」と同じ回答を繰り返したので、「8隻になるから置けるのではないか」と問い質すと、ついに”売国奴的安倍下僕外交(政治)”を裏付ける発言が岩屋氏から飛び出した。

「そんなことはない。イージス艦の任務は多様ですので、ミサイル防衛だけに特化をして運用するわけにはいかないわけです」

 これを言い換えると、「もともとはイージス艦を倍増して対応する計画だったが、途中でイージス・アショアが割り込んできたので、過剰となったイージス艦を他業務に回すことにした」となる。

■イージス・アショア配備こそが参院選の争点だ!

 トランプ大統領の米国製兵器爆買い要請に「NO!」と言えない“安倍下僕外交”のせいで、日本国民の莫大な血税を召し上げられると同時に、日本の領土の一部が有事の際に攻撃対象となる米国防衛前線基地として譲り渡すことにもなったともいえるのだ。

 イージス・アショア2基購入を2017年12月に閣議決定した前月、安倍首相は日米首脳会談でトランプ大統領の失礼な冗談にまったく反論できずに「忠実な子分の役割を演じている」(Japanese leader Shinzo Abe plays the role of Trump's loyal sidekick)」(ワシントン・ポスト)と酷評されたが、米国製兵器購入の要請に対しても「イージス艦の量、質を拡充していく上において、米国からさらに購入をしていくことになっていくだろう」と快諾、“下僕外交”に邁進したといえる。その結果、防衛省は急に購入が決まったイージス・アショア購入によって、過剰となったイージス艦の説明をする必要が生じたようにみえる。

 5月27日に配布された防衛庁の説明用資料「イージス・アショアの配備について」には、必要性等について次のように書いてあった。

「我が国周辺において、警戒監視任務等の所要が大幅に増加しています。
 イージス・アショアの導入により、イージス艦を弾道ミサイル防衛以外の任務や訓練に充てられるようになり、我が国の対処力・抑止力を一層強化することになります」

 米国製兵器爆買い要請があった日米首脳会談の翌月(2017年12月)にイージス・アショア2基購入が閣議決定された経過と、米国シンクタンクの論文「太平洋の盾 巨大なイージス駆逐艦としての日本列島」を並べ合わせると、「外交の安倍」という参院選向けのキャッチフレーズは「下僕外交の安倍」に言い換えると、その実態がより正確に伝わるのではないか。

 参院選の争点が浮き彫りになってくる。「国民の血税で不必要なイージス・アショアを爆買い、日本の領土の一部を米国防衛前線基地として譲り渡すに等しい“安倍下僕外交(政治)”を続けるのか否か」ということだ。配備候補地の山口と秋田だけでなく、全国の国民(有権者)に関係するのだ。

(横田 一)
















関連記事
<看過できない発言だ!>見逃がしてはいけない岩屋防衛相の「撃ち落とせる」発言  天木直人 
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/920.html






http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 山本太郎氏の大阪演説、駅前を埋め尽くす程の人数が集まる!万雷の拍手!「太郎コール」も飛び交う! 



山本太郎氏の大阪演説、駅前を埋め尽くす程の人数が集まる!万雷の拍手!「太郎コール」も飛び交う!
https://johosokuhou.com/2019/07/11/16017/
2019.07.11 20:56 情報速報ドットコム



7月11日に大阪で行われたれいわ新選組&山本太郎氏の街頭演説に大勢の聴衆が集まりました。

今回の街頭演説は前半に野党候補のたつみコータローさんと共同で行い、後半はれいわ新選組の候補者達と各地を回って熱弁。最後に行われたJR大阪駅御堂筋北口前(ヨドバシ梅田前)の街頭演説には道路を埋め尽くす程の人たちが集まり、聴衆から自発的に「太郎コール」が飛び交うほどの盛り上がりとなりました。

同時期に行われていた自民党の数倍は集まっていたと見られ、それだけ山本太郎氏への期待感が高まっていることを示していると言えるでしょう。






































山本太郎の応援演説:かめいし倫子 7/11 なんば高島屋前



【れいわ新選組 山本太郎(全国比例区) 街頭演説会】2019年7月11日 JR大阪駅御堂筋北口前 (ヨドバシ梅田前) 参議院選挙



れいわ新選組 山本太郎 大阪梅田 街頭演説会 最後の10分間



※コメント
https://johosokuhou.com/2019/07/11/16017/

匿名
2019年7月12日 4:55 AM

♪ 太郎が飛び出す〜
太郎が闘う〜
太郎!
太郎!
太郎!
れいわの
太郎〜〜!!!

ガンバレ〜〜
君はこの濁世の日本の
唯一の光だよ!


新選組ファイト。自公も立憲国民も共産も維新も倒せ
2019年7月11日 9:17 PM

自民を倒せ。財界言いなり自民党は格差を広げる一方だ。TPP、残業代ゼロ法、水道民営化、種子法廃止、移民受入…

また、国民への抑圧を進めてる。その最たる物が、改憲案の緊急事態条項。政府に強大な権限を与え、選挙の停止も可能にする物だ。

こんな悪政を進める輩を「消去法で支持する」など有り得ない!消去法で考えれば、速攻で消える。

他の既成野党もゴミだ。民主党(立憲・国民)の何が反自民だ?突っ込んだ政策批判は碌にせず、閣僚の失言など政策と関係ない事ばかり叩いて、「アベ政治にNO」などと言ってるインチキ野党じゃないか。

民主党は財界など自民党のバックに居る勢力の別動隊。第二自民党。自公と纏めて倒すべき敵だ。そんな民主と組む共産も狂ってる。

目標はハッキリした。れいわ新選組を躍進させ、その他の既成政党を駆除する事だ。新選組の躍進は、「悪政を許さない。与野党全てにNO」の意思表示になる。




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ハンセン病家族訴訟「首相談話」「法律上の問題点」政府声明に(選挙中に点数稼ぎ?)
 選挙期間中に、与党党首がニュース画面で患者救済を言い、患者が感謝する。これ以上の選挙対策報道があるか。患者の選挙利用と言われても仕方がない。
 しかも「法律上の問題点」とは何なのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
ハンセン病家族訴訟「首相談話」「法律上の問題点」政府声明に
2019年7月12日 11時08分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190712/k10011991031000.html

政府は、ハンセン病の患者をめぐる隔離政策で家族への差別被害も認めた判決を受け入れ控訴しないことを決めたのを受けて、12日の持ち回り閣議で、政府としての反省とおわびを盛り込んだ安倍総理大臣の談話と、判決の法律上の問題点を指摘した、政府声明を決定しました。

ハンセン病の患者に対する誤った隔離政策によって家族も差別され被害を受けたとして元患者の家族500人余りが国を訴えた集団訴訟で、安倍総理大臣は、国の責任を認めて賠償を命じた熊本地方裁判所の判決を受け入れ、控訴しないことを決めました。

これを受けて政府は、12日の持ち回り閣議で安倍総理大臣の談話を決定し、「家族の方々に対しても社会において極めて厳しい偏見、差別が存在したことは厳然たる事実だ。患者・元患者とその家族の方々が強いられてきた苦痛と苦難に対し政府として改めて深く反省し、心からおわびする。家族の皆様と直接お会いし、この気持ちを伝えたい」としています。

そのうえで、確定判決に基づく原告への賠償を速やかに履行するとともに、訴訟への参加・不参加を問わず、家族を対象とした新たな補償措置の検討を早急に開始し、関係省庁が連携して人権教育などの普及啓発活動の強化に取り組むとしています。

また談話に合わせて、熊本地方裁判所が言い渡した判決について、時効の判断など法律上の問題点を指摘した政府声明も決定しました。

●官房長官補償措置を早急に検討
菅官房長官は持ち回り閣議のあとの記者会見で、元患者の家族への補償の範囲について「総理大臣談話において、訴訟への参加・不参加を問わず、家族を対象とした新たな補償の措置を講じることを表明しており、具体的な内容は今後、早急に検討を進めていきたい」と述べました。

また、安倍総理大臣と家族との面会について「具体的な日程は今後調整していきたい」と述べました。

さらに、政府声明について「今回、訴訟をしないという異例の判断をするにあたり、法的に容認できない点があるため、当事者である政府の立場を明らかにするとともに、他の事案への影響をできるだけ少なくしようとするものだ。法的拘束力はないが、政府としての大変重い意思表明であり、閣議における全閣僚の合意によるものだ」と述べました。

●厚労相「家族に新たな補償措置」
根本厚生労働大臣は記者団に「家族の方々は、かつてとられた施設入所政策のもとで厳しい偏見にさらされ、大変つらい思いをされてきた。家族の苦しみに思いをいたし、寄り添った支援をしていかなければならない。厚生労働省としても家族の方々が強いられてきた苦痛と苦難に対し、改めて深く反省し心からおわびする」と述べました。

そのうえで「家族を対象とした新たな補償措置を講じるための検討を早急に開始するとともに、普及啓発活動の強化にも取り組む。さらに家族が抱える問題の解決を図るための協議の場を設置し、意見を聞きながら、寄り添った支援を進め、地域で安心して暮らせる社会の実現に取り組んでいく」と述べました。

●法相「差別・偏見の解消へ取り組む」
山下法務大臣は記者団に、「元患者や家族が、かつての政策によって筆舌に尽くしがたい苦難を受けたことに対し、心から痛惜の念を感じる。政府の一員として心からおわび申し上げる」と述べました。

そのうえで「判決に従って補償の措置を取ることになるほか、訴訟を提起したかどうかにかかわらず補償を行うために、速やかに検討を開始する。また、ハンセン病のいわれなき差別や偏見を取り除けるように、しっかり取り組んでいく」と述べました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
国は「控訴はしないが判決は気に入らない」と見える。地裁判事の今後に良い事はあるまい。

関連:

■自民が優勢?枝野が共産候補の応援に。野党共闘で挽回を+安倍、ハンセン病控訴断念も要監視(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/893.html
投稿者 笑坊 日時 2019 年 7 月 10 日 11:51:48: EaaOcpw/cGfrA j86WVg

■政府がハンセン病家族訴訟の控訴断念 参院選の最中に一転(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/877.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 7 月 09 日 22:50:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「総理に決定的にかけてる視点は…」のツイートに納得! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
     


「総理に決定的にかけてる視点は…」のツイートに納得! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258097
2019/07/12 日刊ゲンダイ


(ツイッターより)

「(前略)総理に決定的に欠けてる視点は、貧困に喘ぐ二千万の非正規労働者も、ブラック企業で苦しむ正社員も、そして政権を厳しく批判する左翼もまた、救済の対象である国民であるということだ。」(一水会)

 これは7月7日の一水会のTwitterの言葉。一水会といえば右の思想団体。どちらかというと左寄りかもと思っていたあたしにも(安倍政権の批判をしていたらそういわれるようになった)、うなずけるツイートが多い。

 その前日のTwitterにはこうあった。

「(前略)勤労者が真面目に働いても生活が楽にならないのであれば、その責任は勤労者にあるのでなく政治にあるということだ。元凶は新自由主義的政策であり『小泉・竹中構造改革』である。今こそその誤りを正し、国民の冷え切った財布を温めるべきだ。消費税の使い道は、本当は何なんだ。」

 おっしゃる通り!

 なんだかもっと知りたくなり調べてみた。脱原発主義なんだって。それにさ、「韓国を嫌って日本だけを愛するというのは本当の愛国心とは言えない。そんな愛国心は嘘」と主張していた。「日本人の品位を貶める」だろって。元代表と現代表が排外主義・レイシズム反対集会に参加もしたそうな。

 あたしがなにをいいたいかというと、右とか左とかあたしら主権者には関係ない、って話。安倍政権になってから、どうもそういった分断を起こそうとしておる。あたしもついうっかり乗りそうになったしな。

 大事なのはこっち。消費増税の意識調査で「前回増税時と比べて負担を感じる」と答えた人は全体の71%と出た。なのに、みんなは増税でいいんかい?

 そういえば、自民党の山田参議院議員が6日のTwitterに、「『助けない、教えない、関わらない』の『非韓三原則』を支持します。」と書いていた。それが外交努力を尽くさねばならない議員の言葉か? 救えないバカ。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。





















































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ハンセン病訴訟めぐる報道で朝日新聞が「訂正・おわび」…本当に”誤報”だったのか?なぜ間違えたのか?(安部近記者は、それ見た事か?)
 一面トップの記事が真逆の誤報という新聞紙に取って致命的な失態。そう簡単に起きると思えないが。裏でいったい何があったのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

ハンセン病訴訟めぐる報道で朝日新聞が「訂正・おわび」…本当に”誤報”だったのか?なぜ間違えたのか?
https://blogos.com/article/390624/

 ハンセン病の隔離政策をめぐる裁判で安倍総理は9日朝、国の責任を認めた熊本地裁の判決に「受け入れがたい点がある」としながらも控訴しない方針を表明した。これを遡ること数時間前、朝日新聞の朝刊1面に「ハンセン病家族訴訟 控訴へ 政府、経済支援は検討」の見出しが踊った。

 今回の判断をめぐる報道を見てみると、NHK(NEWS WEB)が9日午前2時頃に速報したのを始め、毎日新聞など各社が"控訴断念"の可能性を報じたが、朝日新聞デジタルは「元ハンセン病家族への賠償判決、国が控訴へ」と報じた。結果的に正反対の報じ方をした朝日新聞は10日付の朝刊1面で改めて「控訴せず」の見出しで報道、さらに2面では政治部長の名前で誤った判断をするに至った経緯を説明、謝罪した。

 お詫び記事の中には「首相の意向を知り得る政権幹部に取材した結果、政府が控訴する方針は変わらないと判断しました」との一文もあった。なぜ朝日新聞は判断を誤ったのか。その取材方法はどのようなものだったのか。そして素早い謝罪と検証にはどのような意味があるのだろうか。また、朝日新聞の報道の後で安倍総理の判断が変わったとすれば、今回の記事や見出しは「誤報」にあたるのか。

■元日経・宮崎信行氏「朝日新聞の見出しを見て判断を変えた可能性も」

 元日本経済新聞政治部記者で政治ジャーナリストの宮崎信行氏は「今は選挙期間中なので大臣たちも全国各地に遊説に行くが、火曜日の朝と金曜日の朝の閣議だけは顔を揃えないといけない。金曜日が控訴の期限だとすると、火曜日に判断するだろうという予測があったはずだ。また、国家賠償請求訴訟で国側が負けた場合、ほんとんどのケースで控訴する。今回も法務省と厚生労働省としては控訴して裁判を続けるとしか言えない。

そこで官房長官や官房副長官、あるいは総理秘書官など、官邸の中の人に当ててみて確認をとることになる。そこで"控訴するんですよね"と聞いた時、"あぁ、まあどうかな"くらいの、否定はしない、というニュアンスの発言があったのだろう。そして"控訴へ"か"控訴断念へ"のどちらかしかない中、官邸の取材網が少ないと言われている朝日新聞としては"書き得、つまり書いてしまえば得だということで、そのまま"控訴へ"で打ってしまったのではないか」と推測する。

 その上で宮崎氏は、安倍総理が朝日新聞の見出しを見て判断を変えた可能性もあるのではないかとの見方を示す。

 「その可能性も5割以上はあると思う。つまり、朝日新聞に恥をかかせるという陰謀論があり得る。控訴しないと決めた後の役所の仕事はそんなに大変ではないと思うし、安倍総理としても選挙中だし、やってしまおうかと。新聞が批判される理由でもあるが、"へ・も・か"といって、なるべく訴えられないように書くということを記者は入社直後から教えられる。今回も"控訴へ"なので、"絶対に控訴する""控訴決定を発表する"とは書いていない。だから"誤報"という表現が少し気にはなっていたが、政治部長が"誤報"と書いているので、誤報だろう。

ただ、政治部長の名前でこんなに大きく訂正の記事が出るのは相当珍しい。参院選の最中でナーバスになっているのは分かるが、慎重というか、ネガティブになり過ぎているのではないか。"逆忖度"のようになるのが心配だ。今回の誤報で傷ついた人がどれくらいいるのか、という問題もある。確かに朝日新聞を読んでいる原告団の人が"ああ、やっぱりか"と肝を冷やしたかもしれないが、その数時間後には、いわば"ハッピーエンド"になった。朝日新聞は反省しないといけないが、可能ならばもうちょっと検証してほしい」。

■元読売・新田哲史氏「待つことも勇気だ」

 元読売新聞記者でアゴラ編集長の新田哲史氏は「お詫びの記事にあった"政権幹部"、という言い方が微妙だと思った。新聞では一般的に官房長官、官房副長官を"政府首脳"と、首相の補佐官、秘書官あたりも含めて"政権幹部"というが、朝日新聞としては"この人が言っているんだから、総理の意向として間違いないよね"と信じられる方だったのは間違いないと考えたのだろう。ただ、最終的に総理の判断次第なので、結局は総理本人に聞くしかない。朝日新聞は民主党政権の頃には総理に直接電話で話を聞くことができただろうが、現在は直接のやり取りできる記者があまりいないのではないか。今回の報道で、朝日新聞が政権中枢にニュースソースを確保できていないと考えざるを得ない」と指摘する。

 新田氏は今月3日に日本記者クラブで開かれた党首討論会で安倍総理は「この(熊本地裁の)判決、まだ出たばかりであるからよく精査をしなければいけないと思うが、そのことについて我々は本当に責任を感じなければならないと思っている」と答えていたことに触れ、「安倍総理について、数日前にも結構きついことを書いた記事があった。これまで対立してきた経緯もあり、政治部内に"どうせ口先だけでしょ"という空気があり、そこからバイアスみたいなものが生まれた可能性はある。ただ、同じく安倍政権に対して厳しい姿勢の毎日新聞は"控訴せず"という方向で大体の動きを捉えていたわけで、朝日新聞取材が不十分だったということは明らかだ。社会的影響が小さい話ではないし、トータルに見て、勝敗で言えば明らかに"負け"だ」との見方を示した。

 今後について新田氏は「今回のように、ギリギリでひっくり返ることがある場合、待つことも勇気だ。そのためには現場の記者だけではなくて、デスクや編集局の幹部も含め、トータルの構造の部分で見ていかないといけない。今回の速やかな対応を見て、5年前の吉田調書問題での大失敗から社会ときちんと向き合おうとした姿勢は感じたが、やはり社内の意思決定の部分で改善されていない部分があると思う。きちんとした検証記事、場合によっては第三者の有識者の方にジャッジしてもらうなどしないと、読者の信頼がさらに失墜する可能性がある」と話した。

■堀潤氏「近い人だけが勝つんだとなると、近くにいたい、ということになっていく」
 
ジャーナリストの堀潤氏は「現場としては取材したいが、どうしても安倍さんとの関係が悪い。その結果、情報が得られずにこういう形になったのだとすれば、やはりここは一度、白旗を上げて仕切り直したいという思いがあったのではないか。誰向けのお詫びなのかというポイントもあるが、政治部長の名前でおわびをしなければいけなかったのは本当に苦しいと思うし、痛手だったと思う。おそらくNHKの岩田明子記者など、総理と非常に距離の近い番記者たちは"ほら見たことか"と思っているだろう。

もちろん事実を報道することは大切だと思う。それでも近い人だけが勝つんだとなると、近くにいたい、ということになっていく。取材者との距離をどう取るのか。難しい問題だが、"自分にとってのイエスは誰にとってのイエス"なのか、情報ソースを"関係者"や"関係筋"ではなく、名前をきちんと書くのかどうか。アメリカではとことんディベートをするテーマ。そういうところも、令和時代の日本メディアが議論し、改善していく点じゃないか」とコメントしていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 今日の毎日新聞「ちょっとだけよ」(デジタル毎日)
 
金融庁報告書から透けて見える「戦前のイヤな感じ」(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年7月12日 11時00分(最終更新 7月12日 12時17分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/07/11/20190711k0000m010303000p/6.jpg?1
金融庁の「報告書騒動」の発端となった麻生氏の諮問文。自ら有識者に「検討」してもらいながら、その結果の受け入れは拒否するという奇手に出た=東京都千代田区で2019年7月11日

 考えている。かの「老後2000万円問題」、金融庁報告書の一件だ。おカネの不安もさることながら、安倍晋三政権が報告書を握り潰したことが気になっている。昭和の戦争の時代にも、似たようなことがあった。報告書から透けて見える「戦前のイヤな感じ」を読み解いた。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

■麻生氏、仰天の一手
 
 それにしても、麻生太郎財務相にはびっくりである。

 例の報告書、金融担当相も兼ねる麻生氏が2016年4月、金融庁の審議会に「経済の持続的な成長及び家計… 

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https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190711/k00/00m/010/309000c
 
 
大学生が作った「政治家失言タイムライン」が話題(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年7月12日 16時00分(最終更新 7月12日 16時00分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/07/12/20190712k0000m040124000p/6.jpg?1
麻生太郎財務相の3回目の発言=「政治家 うっかり失言TIMELINE〜ジェンダー編〜」から

 過去約20年間のジェンダーに関する国会議員の問題発言を時系列で紹介するインターネット記事「政治家 うっかり失言TIMELINE(タイムライン)〜ジェンダー編〜」が話題を集めている。今月1日にアップして以降、アクセス数は9万を超えた。集めた事例24件のうち20件は自民党議員によるもの。まとめた明治大4年生の日下部智海(くさかべ・ともみ)さん(22)に、記事の狙いや失言の分析を聞いた。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

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https://mainichi.jp/articles/20190712/k00/00m/010/130000c
 
 
アポロの月着陸は捏造だった? 「はやぶさ」元広報担当が斬る(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年7月12日 09時44分(最終更新 7月12日 12時19分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/07/12/20190712k0000m040032000p/6.jpg?2
アポロ月着陸捏造説について解説する寺薗さん=毎日メディアカフェで、7月8日、斗ケ沢秀俊撮影

 アポロ11号による人類初の月着陸から50年にちなむイベント「アポロ月着陸捏造疑惑を斬る!〜月探査新時代を前に」が8日、東京都千代田区一ツ橋の毎日メディアカフェで開かれ、寺薗淳也・会津大准教授が講演した。

 「月着陸はうそ。映像は米国内で撮影された」との捏造説がある。寺薗さんは「空気がないのに旗がはためく、影の方向がおかしいなどの指摘があるが、旗は真空中でもはためくし、空気がないため遠くの物が近くに見える。地上の現象を月に当てはめると間違いが起こる」と解説した。

 米国同時多発テロなど大きな出来事や事件が起こると陰謀論が出てくるが、寺薗さんは「陰謀論を信じると、物事を深く考えなくなる。科学的、論理的に考え、だまされないでほしい」と訴えた。【斗ケ沢秀俊】
https://mainichi.jp/articles/20190712/k00/00m/040/033000c
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 消費税は、日本国憲法下の税制に相応しいのか。(ちきゅう座)
2019年 7月 12日
<熊王信之:ちきゅう座会員>

金融庁の報告書を契機に火がついた年金問題は、少子高齢化の社会にあって老後の不安が現実になった、と受け取られ社会問題になりつつあります。来る参議院選挙では、国民の不安を鎮静化出来る選良の方々を選びたいものです。

国民の生活実態は、新自由主義が跳梁跋扈する現状を反映し、前世紀から悪化する一途なのです。現政権の統計には疑惑が付き物であり、此処で引用するのも気が引けますので、ある保険会社の調査を引用しますと、「還暦を迎える人の4人に1人は、貯金が100万円も無い」現状が明らかになります。

還暦を迎える人の4人に1人は、貯金が100万円も無い シニアガイド 2019/6/14 00:00 https://seniorguide.jp/article/1190354.html

しかも男女差別を反映して「働く女性の9割は定年後の生活が不安、でも4割は貯金が無い」のが実態です。

働く女性の9割は定年後の生活が不安、でも4割は貯金が無い シニアガイド 2019/6/30 00:00 https://seniorguide.jp/article/1193337.html

このような過酷な生活実態を無視して消費増税が実施されます。 

消費税は、極めて逆進性が強く所得が過小な貧困層からも徴収されます。所得課税が無くても、生活保護の対象者であっても、小児であっても課税と徴収の対象からは逃れることが出来ないのです。  

日本国憲法の原理に則る税法学を喧伝されておられた故北野弘久先生は、「応能負担原則・国民(納税者)主権主義などに鑑み、租税理論的及び憲法理論的にいえば、直接税中心の体系が合理的である。 中略

大型間接税を導入しなくても、日本国憲法が意図する応能負担原則等に従って税制を整備することによって、二十一世紀の高齢化社会、福祉社会、平和な社会の日本を財政的に展望することが可能である。」(税法学原論第六版)と述べられています。

処が、憲法原理に則る税制から違背した税目である消費税を導入し、法人税、所得税等の税率を操作することに依り、大企業と富裕層にとっては「日本版タックスヘイブン」(浦野広明著「税が拡げる格差と貧困」)と化したのが実態なのです。

世界の課税実態と比べて「日本は非常に富裕層に優しい税制になっているといえる。仮に、株式などの金融所得に対する税率を25%に5%引き上げるだけで、約1兆円の税収増が見込めるという。」と報道されるのが一部であるのがこの国の悲しい実態でもあります。 

老後2000万円報告書で発覚した“富裕層の税率が高い”のウソ 女性自身 記事投稿日:2019/06/21 11:00 最終更新日:2019/06/21 11:00 https://jisin.jp/domestic/1749646/

大企業にとっては、この国がタックスヘイブンそのものであるのです。その一例は、あのトヨタ自動車は法人税を5年間も払っていなかった、との事実があるのです(不公平な税制をただす会「社会保障財源38兆円を生む税制」)。 

これらの事実を勘案すれば、現税制の反憲法性が顕著です。 

ここで思い出すのがあの麻生氏の「ナチスの手口に学べ」です。あの発言。現憲法を改正する手法について、では無く、正しくナチスのように政治を司る、と言う意味であったのではないのでしょうか。即ち、ナチスは、憲法改正等の正統的な手続は一切せず、ただ、なし崩しに法体系を無視してしまっただけなのです。アベ自民党は、既にナチス化し、日本国憲法下の実定法秩序をなし崩しにしつつあるのではないでしょうか。そう思えば、消費増税の影で税制そのものを大企業と富裕層へ有利にしつつある動きが理解出来ますし、各種統計の恣意的改編も理解出来ます。加えて未だ明らかになっていない処で恣意的改編等があるのではないか、とも思えます。

蛇足ですが、株式市況が景気の前兆との金融界の常識が今では通用しない、と金融業の人々が言いますが、それも官製相場でアベの何とかの実態暴露を隠蔽しているのかも知れません。 とすると、上に引用した保険会社へも何らかの行政指導が為されるのかも。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion8807:190712〕

http://chikyuza.net/archives/95200
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/159.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <山本太郎が攻める!>「大阪に4議席ある。二つを野党側が取りにいかないで、どうする!亀石さんと辰巳さんで確定させて!」












山本太郎が応援演説に:かめいし倫子 7/11 なんば高島屋前



【文字起こし全文】19.7.11 大阪 かめいし倫子(大阪選挙区)×山本太郎(全国比例区)
https://v.reiwa-shinsengumi.com/activity/1000/
2019年7月12日 れいわ新選組



19.7.11 15時20分〜 
大阪・なんば高島屋前


https://twitcasting.tv/yamamototaro0/movie/555095848

山本太郎:
大きな音で失礼をいたします。私、前々、ご通行の皆さん、山本太郎と申します。失礼いたします。本当に懐かしいですね。大阪です。本当に心温かい人々、たくさん住んでます、大阪。この大阪を守っていただきたい。

大阪を守るにはどうしたらいいかっていったら、大阪選挙区から素晴らしい候補者を選んでいただきたいってことなんです。私、先ほど、たつみコータローさんの応援に入りました。そしてこれから、かめいし倫子さんの応援に参加することになってます。ふたつ、2人の候補者、応援するっていったい何考えてのかって方いらっしゃいますけど、何を言ってるんですか。大阪4つ議席あるんですよ。そのふたつを野党側が取りにいかないとどうするんですか。たつみコータローさんも応援してあげて。かめいしさんも応援してあげて。大阪の人たちの底力見せて。2議席はかめいしさんとたつみさん、確定できるようにより一層拡げていただきたいんですよ。力を貸してくれますか? 

あまりにも酷い政治が続いてる。皆の首絞まってばっかり。生活苦しい人、国民生活基礎調査でも57%超えてるんですよ。地盤沈下してる。ここに対して消費税増税なんて狂気の沙汰ですよ。消費税凍結も、こんなのない。消費税は廃止しかない。私、そう思ってます。20年以上デフレが続いてんですよ。世界でそんな国ひとつもない。まともな状況にしてほしい。あなたの生活を底上げしなきゃ、どうやって日本守るっていうんだよって事ですよ。あなたの生活を底上げする。中小企業、息を吹き返してもらう。そのためには消費税廃止以外ない。私はそう思ってます。

そして今、登場してくれました、かめいし倫子さん。すばらしい候補者です。本当に、本当ならね、どんな問題起こったとしてもスルーされてしまいそうな事でさえ、しっかりキャッチして、その先頭に立ち続けてきた。そういう弁護士の活動やられてきた方ですよ。皆さんラッキーですね、大阪で投票したい人がここに居るじゃないですか。



改めまして、山本太郎と申します。大きな声でごめんなさい。山本太郎、選挙区は東京だったんですよ。2013年、6年前、東京選挙区から66万を超える方々に国会に送っていただいた。でも、今回は東京選挙区ではなく、全国でやってます。全国で山本太郎って書いてもらって、その勢力を大きくして、国会にややこしい人たちをたくさん作っていきたいと思ってんです。真っ直ぐな、地べた這いつくばってでも、空気を読まないってことを、今、国会に1番そういう人たちが必要だと思ってるんですよ。

私はね、かめいしさんも、国会内の永田町のリズムとかってことを、多分読まずに、皆さんのために政治ができる方だと思っています。読めないんじゃないですよ。空気読まないだけなんですよ。永田町のリズムで、だいたいこういうもんだからっていう所に、声も上げていかなかったら、馴れ合いの政治で終わっちゃいますよ。だからこそ、皆さんに本当のことを伝える人たちが必要。大阪の選挙区からは、必ずこの方を送っていただきたい。かめいし倫子さん、かめいし倫子さんです。



山本太郎、6年間参議院いました。その最前列で、今、おこなわれている政治に参加し、それを見てきた。どんな政治だったか? 残念ながら、金になることはすぐにでも決まる。でも、命や人間の尊厳という部分に関しての事柄は一向に前に進まない。そんな政治だったんです。はっきり言います。今の政治、皆さんのことは、コストとしてしか見てない。嫌な話ですね。何のために皆さん、税金払ってもらってるんですか? 支え合いの社会。

自分が困った時に真っ先に手を差し伸べてくれるのが、政治であったり社会であってほしいという思い、ないですか? 皆さん。何度でもやり直せる社会、そういう社会作りたくないですか? 1回ミスったら人生終わり、生きてる心地なんてしませんよ。

今は明らかに、生産性。生産性で人間の価値がはかられるような状況になってきた。つまりは何か。「あなたは役に立ってますか? あなた一体何ができるんですか?」っていうのが、視点から、その人間の価値をはかるような状況になってきている。こんな生きづらい社会、ないですよ。自分が何を生み出そうが、生み出すまいが、ただ存在しているだけで価値があるっていう社会を、実現するためにも、選挙があるんですよ。4割以上の人、興味持ってない。もう諦めてしまっている。でもちょっと待ってほしい。あなたが政治から手を離した瞬間に、政治はどんどん、この世の中はどんどん破壊されていくんですよ。あなたのものでなくなっていくんです。どうか、もう1回、もう1回、この参議院選挙だけでもいい、自分の力を集めて、自分の思う候補者を国会に送り出してほしいんです。大阪選挙区からは、かめいしさんです。かめいし倫子さん。



私、山本太郎、消費税廃止にしろって言ってます。消費税、どうして必要なんですかね。消費税は増税? 冗談じゃないってことですよ。考えてみてください。税金を払えません、税金を払えないんですっていう税の滞納。税の滞納の内の6割を占めるのが消費税。つまり何かって、もうぶっ壊れてるんですよ、この税制自体が。中小企業、零細企業、消費税なんか払えない。それだけじゃない、消費税は事業者以外にも1人1人の生活、首締まってますよ。たとえば、お腹が空いた、おにぎりを買う。パンを買う。そこにも消費税かかってくるんですよ。生きるために必ず毎回取られる罰金が消費税なんですよ。こんな不公平な話ってあります? 金持ちが道楽で買うダイヤモンド、今日生きるために買うおにぎりも同じ税率がかかるなんて、ありえない話ですよ。この消費税、山本太郎は、廃止にすべきだと言ってます。

で、そこで問題になるのは何かと申しますと、消費税をなくした分の税収は、何で賄うんですか? ってこと。だいたいいくらくらい? 20兆円くらい。消費税をやめた場合、20兆円分の税収が失われる。じゃあこれを別のもので調達すればいいですよね。

例えばどうですか? 所得税、今、金持ちのために安くなり続けてますよ。最高税率引き上げましょうよ。どうですか? 所得税の最高税率を引き上げる。そしてもうひとつ、法人税、法人税、現在、法人税。現在、税率はフラット。大企業も中小も零細もフラットです、決まってます、税率が。これを累進制を導入する。要は何か? 儲かっていれば儲かっているほどパーセンテージが高まり、儲かっていないときには税負担が減る。これ普通の取り方じゃないですか。皆さんどう思われます? 今の税の取り方、法人税はフラットにしている。中小も大企業も同じ税率。だけれども、大企業のみ、そこから税を割引のシステムが80以上あるんですよ、ズルくないですか? この中に80以上の税の割引のシステムを適用してもらったって方いらっしゃいますか、この中に。いらっしゃったら、かめいしさんに、ぜひ献金いただきたいと思います。いらっしゃらない。該当者なし、わかりました。



話、先進めます。そのような、今、言いました、例えば消費税、最高税率に上げる。それだけじゃなく、例えばですよ、金融資産から得られる所得。例えば株、利益が上がったとかいうことですね、それ、今、分離されてんですね、分離課税。どうして分離すんの? 所得は所得なのに、こいつ総合課税にし、先ほど言った法人税も累進制、導入する。このふたつで29兆円、29兆円のお金が出るんですって。ねえ。だったら忖度するべきは誰だっていうことわかるでしょっていうことですよ。この国に生きる皆さんに忖度しろよっていう話ですよね。

消費税20兆円分の財源は簡単に確保出来ましたよ、これが出来れば。9兆円余ってます。何に使いましょうか。いろんなこと考えられると思うんですけれど、私の提案は、奨学金。国がやってるサラ金ですよ、あんなもん。小泉、竹中の時代に、この奨学金は金融商品として売られた、何か、利息で儲かるっていうシステムにしたっていうことですよ。利息で誰が儲かる? 金融機関。年間どれくらい。350億くらい、冗談じゃないっていうことですよ。いい加減にしろ、ですよ。教育を受けたいと思う者たちを、食い物にするなって話だと思いません? 皆さん。現在、奨学金を借りている人たち、そして今、返している人たち、全部合わせたら555万人、555万人、これを一気にチャラにすると9兆円。消費税をなしにして20兆円、555万人をチャラにして9兆円、合わせて29兆円。これ、お金こっちに使うのどうですかね? まずい? 

少子化が国難だって言ってたくせに、何にもしてないじゃないかってことですよ。少子化克服するためには、教育、本人と家族に負担が掛からないようにする。そして安い、敷金礼金保証金とか、いらないようなかたちで自分の家を持てる。しかも家賃は安く、そして、給料が少ない人には補填する。このような3つがなければ、どう考えたって少子化なんて克服できるはずもないですよね、皆さん。これはもう、2014年、15年くらいからずっと国会の中で言い続けてます。この3つが、1丁目1番地じゃないかってこと、菅官房長官にも何回も言っている。返ってくる答えは何か。自助、自立。自分の足で立てって、自己責任ですよ。自己責任を要求する、自己責任を強いるような政治家なんだったら、どうして皆んなの税金でご飯食べてるんだって話なんですよ。

これは変えていける。どうしてか? この国にはまだ選挙制度がある。民主主義を最低限、担保するための仕組みが残ってる。だから選挙で変える以外ない。力、貸して欲しいんです。心ある人を国会に送っていただきたい。大阪の議席は4つ。1つくださいよ。1つ議席くださいよ、かめいしさんに。かめいし倫子さんに。声にならない声をすくい続けてきた、それを国会議員でもないのに、やり続けてきたんですよ。その先頭に立ってきた。そういう人を国会に送っていただきたい。皆さん、力貸してください。大阪選挙区、かめいし倫子。かめいし倫子です。





かめいし倫子:
皆さん、こんにちは。かめいし倫子です。弁護士のかめいし倫子、これまで刑事弁護人として、たくさんの刑事裁判、取り組んできました。今、山本太郎さん、仰ってくれたように、国家権力と対峙する、本当にハードな仕事、空気を読まない人じゃないとできません。私は、これまで10年間、弁護士として働いてきて、本当に社会の中で光が当たらない所にいる人たちの弁護をしてきました。私が勤めてた事務所、大阪弁護士会が作った事務所って、弁護士費用をポンと払えない人たちのための事務所なんです。弁護士費用って、着手金20万とか30万かかります。それがポンと払えない人、結構いらっしゃるんですね。生活保護世帯の方であったり、年金生活者の方であったり、そして、ひとり親家庭で、しんどい思いしながら、お子さんを育ててるお母さんであったり、そして非正規雇用の方ですね。

今、非正規雇用の方、全労働者の4割に達しています。そして、そのほとんどの方が年収が200万未満です。一生懸命フルタイムで働いても年収が200万円未満なんですよ。そして要らなくなったら使い捨てですか? おかしいですよね? 残業代くらい、ちゃんと払ってもらいましょうよ。過労死するまで働く必要なんてないです。定時で帰りましょうよ。定時で帰りましょうよ。それが当たり前の働き方じゃないですか。皆んなが今、生活が苦しいって、国民の6割近い方が生活が苦しいって感じてるんですよ。日々の生活、お金のことを心配してる。

それなのに、消費税を10%に上げる。おかしくないですか? 誰がお金持ってるんですか? 企業が持ってるんだったら法人税、お金持ちからは所得税、固定資産持ってるんだったら固定資産税、株で儲かってるんだったら金融所得課税、もっと、そういうところから負担してもらえばいいじゃないですか。そうですよね? どうして、どうして、こんな日々の暮らしに苦しんで、働いても働いても豊かにならない、むしろ貧しくなっていってる、そんな庶民から消費税取るんですか? おかしいですよね? 今の政治家、国民の方を全然向いていないと思います。何兆円もかけて戦闘機買うんだったら、まず先にやることあるじゃないですか。そうですよね? そうですよね? 何兆円もあったら解決できる問題、たくさんありますよね。待機児童の問題にしたって、それ解決するために何兆円もいらないじゃないですか。なんか優先順位、間違ってますよね。



この政治を変えなきゃいけないって思うんです。私、本当に思うんです。でも、今まで私は、政治には、あまり積極的に関わらないようにしてました。弁護士だから、司法の世界で頑張ろうって思って。こんな風に候補者の演説に足を止めることもなかったし、チラシすら受け取ることがなかったんです。できれば政治に関わらないようにしようって思ってました。なんかややこしいし、巻き込まれたら大変だ、とか思ってたんです。

だけど山本太郎さん、1974年生まれ、同じ歳、同じ歳なんですよ、山本太郎さんと。だから山本太郎さんが、高校生の時ですよね? テレビに出ている時から、私は、山本太郎さんのこと見ていた、同じ歳だから。だから、山本太郎さんが、今、政治の世界で、こんな風に空気読まずに、私たちの声を、私たちの声を代弁して戦ってくれている。それを見て、やっぱりやらなきゃって思ったんです。やっぱり、どうしても心動かされますよね。山本太郎さんの話、聞いてたら。立ち上がったと思うし、立ち上がった人を応援しなきゃって思いませんか? そうですよね? 同じ歳の山本さんが、政治の世界で戦っているのを、ただ黙って見ているわけにはいかないって思ったんです。だから、山本さんだって、毎年炊き出し行ってますよね? ああいう姿見て、私も同じ志を持っているって思ったんです。だから、私もやんなきゃって思って、政治に関わりたくはなかったんだけども、もう手遅れになる前にやんなきゃって思いました。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとう。立候補してくれてありがとう。



かめいし倫子:
私1人の力じゃ絶対無理、だから皆さんの力を貸してほしいです。どうか皆さんの力で、今、本当に激戦ですよね、大阪。大接戦です。皆さん方の力があれば、なんとか私たち、山本太郎さんと一緒に国会で働けると思う。どうか、力を貸してください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。ありがとうございます。ありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。どうぞ、もう一度上に立って。この後、移動しないといけなくなるので、2ショットとか撮れないと思うんですよ。だから、勝手に2ショットとか撮ってもらって良いですか? いいですか? はい。じゃこちら側からいきます。どうぞ。ほぼ肖像権のない2人です。現在選挙中につき。どうぞどうぞ。じゃ順番にこう右側にずれていきますか? ありがとうございます。大阪選挙区、この人しかいない。かめいし倫子、かめいし倫子、あなたの声を聴く人。一生懸命に汗を流す人、そういう、そういう人を国会に送っていただきたい。人の痛みを分かる、感じられる、そういう人になっていただきたい。力を貸していただきたいんです。マイクを握っているのは、山本太郎。全力で応援する人は、かめいし倫子さんです。この人しかいない。かめいし倫子。ありがとうございます。どうかどうか横に拡げてください。あなたの1票はありがたいけれども、その1票じゃ勝てない。もっと横に拡げていただきたいんです。2票を3票に、よろしくお願いいたします。




19.7.11 16時20分〜 
大阪・JR天満駅前


https://twitcasting.tv/iwj_areach1/movie/555103701

かめいし倫子:
山本太郎さん、もう少しでいらっしゃいますので、もう少しお待ちください。その間に、私の方で少しお話をさせていただくんですけれども。私、1974年生まれ、昭和49年生まれ、今年45歳なんですけど、なんと山本太郎さんと同じ歳なんです。それがどうしたって話ですけれども。山本さんが高校生の時にテレビに出た時からずっと見ているわけですよ。なんか、こんな人いるんだなぁとかって思ってたの。でね、その後、山本さんが政治家になって、今では、もうほとんど唯一の存在といっていいくらいに、国会で空気も読まずに言うべきことを言っている。そうじゃないですか? ね? だから同じ歳の人間として、やっぱり山本太郎さんの姿を見ていて、国会での姿を見ていて、そして炊き出しに行っているあの姿を見ていて、やっぱり心を動かされるものがあるんですよね。皆んなそうだと思うんですよ。心を動かされますよね? 

私は今まで、あの刑事裁判、司法の場で戦ってきたけれど、国家権力と対峙してきたけれども、凄くなんか勝手に共感を抱いていたんです。山本太郎さんに。やっぱり相手が誰であろうと、安倍政権であろうと、検察だろうと、警察だろうと、国家権力であろうと、やっぱり、守んなきゃいけないものがあるってことで、私も戦ってきたから、山本太郎さん、同じ歳の山本さんが、国会でああいう風に国民に寄り添って、弱い立場に人に寄り添って、発言をしている、戦っているという姿に、ものすごく心を動かされました。

私は、まあ私、弁護士だし、司法の世界でやっていこうってずっと思っていて、政治には、まあ、関わらないようにしていたというか、あまり積極的には関わらないようにしていたんです。なんか、巻き込まれちゃったら面倒くさそうとか思って。こんな風に立候補者の演説に足を止めることもなかったし、チラシを受け取ることもなかったし、投票には必ず行っていたけれど、それ以上に関わろうとしていなかったんです。でも、本当に、さすがに、もう駄目じゃないかなって。

だってあまりにも今の政治をやっている人たちが、国民の生活の実感とかけ離れたような、年金貰っているんだか、貰ってないんだか、なんぼ貰っているんだか分かんないような財閥の御曹司が、何10兆円も資産のある人が、そして2世、3世の世襲の議員が、政治をやってる。私たちの国民の、庶民の生活とはかけ離れたような政治になっていっちゃってるじゃないですか? 

何兆円も使って、戦闘機を買って。そんな事するよりも先にやるべき事ありますよね。そうですよね? 私たちの生活、どんどん苦しくなっていっちゃっているじゃないですか? 賃金は上がらない、でも物価は上がっている。そして社会保障費も上がっている。だから実質賃金は下がっていますよね。その上、さらに消費税取ろうっていうんですよ。私たちの暮らしはどんどん苦しくなっている。働いても働いても豊かにならない。そうですよね。

なぜ、私たちからさらに消費税を取ろうとするのか。お金を持っている人は誰なのか。企業が儲かっているのなら法人税で払って貰えば良い。そうですよね。そうだよね。資産があるんだったら固定資産税、お金持ちからは所得税、株で儲かっているんだったら金融所得課税、なぜそこからもっと取らないんですか? なんで、この生活に困っている、日々のね、お金の心配、老後のお金の心配している私たち庶民から、もっと消費税っていう形でお金を取るんだと思いますよね。おかしいよね。だから、そんな庶民の生活の実感とはかけ離れたような政治がおこなわれている、それをしている人たちが、やっぱり全然、国民の代表とは思えないような人たち。だから私はもう政治に関わりたくないなんて言ってる場合じゃないって思って、もう立ち上がらなきゃいけないと思って、この参議院選挙に立候補しました。山本太郎さん、到着されました。ありがとうございます。





山本太郎:
天神橋筋ご通行中の皆さん、大きな音を立てて申し訳ございません。山本太郎と申します。よろしくお願いします。なぜ山本太郎が今日、大阪に来てるかと言いますと、大阪の皆さんにお願いがあるんですよ。底力を見せていただきたい時なんです。大阪は4議席ですよね、参議院選挙。今、優位に立ってるのは維新の2人と自民党と公明党? ここ4つ持っていかれちゃったら、むちゃくちゃですよ。最悪ですよ。この4のうちの2は、心ある野党議員に必ず取ってもらいましょうよ。いかがでしょうか? 

私、絶対に大阪から2議席獲って欲しい人が2人います。ひとり、同期、2013年の時に一緒に国会に上がった、たつみコータローさん。この方の仕事も間違いない。あなた、あなたが困った時に手を差し伸べるような政治を目指されている方。そして、もうひとり、私テレビのコメンテーターとして出てる時にファンでした。この方です。もう一回上がってください。すみません。かめいし倫子さんです。ありがとうございます。この人を受からせて、皆んな。力貸して欲しいんですよ、本当に。今の政治に足りないものってなんだろうって思った時に、ひとりひとりを慮る気持ちなんですよ。愛が足りないんですよ。優しさが足りないんですよ。その足りないものを補える人は、大阪で私、かめいしさんだと思ってます。力貸して欲しいんですよ。常に弱い人たちの立場に立って、その先頭に立って切り開こうとして来た。法律家として。これだけ信頼できる人なかなかいませんよ。必ず拡げて欲しいんです。自分ひとりで投票したってことで完結しないで欲しいんです。拡げていただきたい。あなたの1票から3票4票に拡がるようになっていかなきゃ。4つの議席(のうち)2つ、必ず心ある野党議員にとらせる。これはもう私たちの義務ですよ、これは。

ひとりひとりを慮る気持ちが今の政治にはない。じゃあ誰を慮ってんだって、一握りの人間ですよ。一握りの人間だけを得させるようなことがずっと続いてる。一番わかりやすいところでいえば、大企業に対する大減税。どうしてこんなことすんの? 大減税する理由は簡単。自分たちの支持者である人々にご恩返ししてるんですよ。組織票や企業献金で応援してくれてるから。じゃあ、あなたたちに得になるように大減税しますわねって話です。

そしてもうひとつ、お金持ちに対して、よりお金持ちになってもらうために所得税もどんどん低くなってる。最高税率も下げられてる。金持ちに大減税、大企業に大減税ってことになったら、当然、この国の収入減りますよ。減った分、どこから補いましょうかってことで、補ってるものが消費税ですよ。社会保障のために使ってん違うの? 皆んなそう思ってるかもしれない。とんでもない。2014年、4月から消費税は3%増税、8%になりましたね。この3%増税するときに国は約束してます。「全額、社会保障の充実と安定化に使う」って約束してる。答え合わせしたら分かりますよ、2017年度で見たら、2017年度3%分の税収、8兆円程度。この8兆円のうちいくら社会保障に使ったかっていったら、全額じゃなきゃ約束守られてませんよね? でも2017年度、社会保障の充実という部分で使われたのはたった、16%。たった16%ですよ? おかしいでしょ。それだけじゃない、7年間、現在の政権が7年間続いている間に、社会保障の費用、4兆円削減されてるんですよ。はっきりいいますよ、緩やかに殺しにきてる。それが今の政権、政治ですよ。これ、変えないと、もっと皆んな首締まりますよってことなんですね。

消費税10%になれば、だいたい1年間で自分がどれだけ払ってることになるか、皆さん、考えてみたことあります? 事業者の方だったらどれくらい払ってるかは多分、理解されていると思います。でも、日々パンを買う、おにぎりを買う、細々とお金を払っているっていう状態の中で、消費税、年間どれくらい払ってるかなんてイメージできませんよね? 試算しました。総務省2014年の消費実態調査から、消費税が10%に上がった場合、1年間でどれくらい消費税取られるかっていったら、1ヶ月分の所得くらい取られるんですよ。あなたの生活、苦しいの決まってるじゃないってことです。消費税って強制的な物価の引き上げでしょ? 

普通、物価が上がるっつったら、経済が活発になり、景気が良くなってって、物価も上がるけど賃金も上がるってことがセットなんですよ。けど、今は違う。消費税によって、強制的に物価が引き上げられた上に、あなたの賃金上がってない。つまりは実質賃金下がっていってる、物価は上げられて、実質賃金下がってる。苦しいの当たり前やんって話なんですよ、おかしいだろって話ですよ。



さっき言いました、消費税を、主な税源とする理由は何か? 社会保障。でも実際は社会保障に全部使ってない。一部にしか使ってない。じゃあ何に使ってるんですかって言ったら、最初言った通り金持ちをより金持ちに減税、大企業をより儲けさせるために減税。税収足りないから消費税増税、ふざけんなって話なんですよ。どっち向いて政治やってんだってことなんですけど、6年間、参議院の最前列で見てきたのは、もう全く皆さんの方見てない。いみじくも2013年の所信表明演説。国会の最初に安倍総理が、私たちこうやっていきますってことを宣言された。どんな言葉だったか。「企業が最も、世界で一番、企業が最も活躍できる国を作る。」その通りですよ。嘘はついてない。

じゃあ企業にとってのコストってなんですか? 活躍するためにはコストカット、税金ですよ、これ。減税した。もうひとつは? 働くあなたじゃないですかって事ですよ。働き方壊されてるんだよってことですよね? それで首絞まるのは皆さんなんですよ。これ何とかしていかなきゃ。緩やかに殺されてますよ。ここ怒るとこだろっていうのがこの選挙の結果に出せるように、ぜひ拡げていただきたいんです。ぜひ、ご自身ひとりの1票で完了することなく、2票、3票と拡げていただきたい。私そう思ってます。

大阪、良かったですね。良い候補者いますよ。だってね、他の地域だったら、どっちも嫌やって人いるんですよ。ふたり、ふたり出ていて一騎打ち。どっちも入れるの嫌やって地域も存在していますよ。鼻をつまんで(投票)って地域もあるのに。進んで入れたくなる、そんな候補者がこの方ですよ。もう一度いいですか、上に上がっていただいて。かめいし倫子さんです。あなたが困った時、つまづきそうな時、必ず手を差し伸べる。そういう政治を、そういう社会を作ってくれる人がこの人です。力貸してくださいよ。関西人、大阪人のド根性、底力を見せてもらいたい。あなたの1票から何票にも拡がるように、拡げていってください。



消費税増税? 冗談じゃない。消費税は減税しろですよ。皆さんどう思いますか? 国会の中に入って活動がしていけるようになれば、かめいしさんも、おそらく減税の方がいいんじゃないのって事をはっきりね、言っていただけるような方だと、私は密かに期待しております。すいませんね。まずは凍結だと、野党全体、今、まずは凍結だという事を言っておられますけど、その先には凍結ではなく減税、そうすることによってデフレ脱却、これが確かなものになる。20年以上奪われてきたんですよ。皆んなの人生が、暮らしが。痛みを伴う改革の、その先にあったものは何か? 痛みしかないじゃないかということですよ。

子どもたちの約7人に1人が貧困。高齢者の5人に1人が貧困。単身女性3人に1人が貧困。はっきり言ったらこの国、もう終わってんです。でも終わらせられない。何でか? 皆んなが生きてるから。もう1回始めましょう。この選挙からやりましょう。力を貸してくれませんか? 力を貸してくださいよ。本気の大人がいるんですよ。本気の大人が。もう1回上がってください。かめいし倫子さんです。本気の大人。もっと優しい社会作ろう。誰も切り捨てない社会作ろう。何回でもやり直せる社会作ろう。大阪では、かめいし倫子、かめいし倫子にどうか力を集めてください。ありがとうございました。



かめいし倫子:
山本太郎さんありがとうございました。ありがとうございます。あの、太郎さんが来られる前に少し話しましたけど、同い年。今年45歳。山本太郎さん。だから私、山本太郎さんを見ていて、やっぱり、ね、気持ちが動かされますよね。



山本太郎さんが空気を読まずに、私たちの声を代弁してくれるじゃないですか、国会で。ね、そうですよね。それを聞いてて、そうだそうだ、と思うし、自分に何ができるんだろうと思いますよね。だから私も参議院選挙に立候補した。そして消費税の問題もそうだし、年金だって、日々の大変な暮らしの中から頑張って払ってるけど、これだってもらえなくなってしまうかもしれないって。皆んな老後の不安、お金の心配してる。そして働き方だって、いま、非正規労働者が全体の4割、そしてそのほとんどの方が年収200万円未満で働いています。一生懸命フルタイムで働いているのに年収200万、そしていらなくなったら使い捨てですよ。おかしいですよね。

私は最低賃金は1500円くらいにするべきだと思ってるんです。なるべく早くね。1500円。だって1500円って聞いたら高すぎると思われるかもしれないけど、時給1500円でフルタイムで働いたって、やっと年収300万円なんですよ。一生懸命働いたらそれくらいもらったっていいじゃないですか? そうですよね。そうですよね。山本太郎さんですよ。だから残業代だってちゃんと払ってもらいましょうよ。過労死するまで働く必要なんてないです。定時に帰りましょうよ。私たちは働くために生きてるんじゃないんですよ、そうでしょう? 私たちは人間らしく生きるために、自由に生きるために働いてるんでしょう? そうですよね。だから、だからやっぱり社会を変えなきゃいけないと、私、本気で思っています。いままで刑事裁判で国家権力と対峙してきた、そんなの空気読んでたらできないことですよ。私も空気を読まないで、山本太郎さんみたいに国会で働きたいし、皆んなの声を代弁したいです。



どうかよろしくお願いします。
かめいし倫子、よろしくお願いします。
ありがとうございました。ありがとうございました。よろしくお願いします。



※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。

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http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/160.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 拉致家族政治利用に続き、今度はハンセン病家族政治利用、投票の前だから今がチャンスと思ったか(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-d30b92.html
2019.07.12


ホラね、今度はハンセン病家族を政治利用。

心からお詫びだってさ。


この人の辞書には「お詫び」と言う語句はその時の都合によって載ったり載らなかったり。

ほとんど載らないと思う。

選挙の時だけってこともあり得る。


安倍首相は拉致家族も政治利用してきたが、投票前の今がチャンスと踏んだのだろう。
今までは見向きもしなかったはハンセン病家族に対して露骨な政治利用は、この人らしく利用できるものは何でも利用するあざとく嫌らしいやり方だ。

首相談話「苦痛と苦難に心からおわび」 ハンセン病家族訴訟で閣議決定
                7/12(金) 11:01配信  毎日新聞

>政府は12日、ハンセン病元患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴見送りに関し、安倍晋三首相の談話と政府声明を持ち回り閣議で決定した。首相談話は、患者や元患者、家族への「おわび」を明記。訴訟への参加、不参加を問わず、家族を対象とした補償制度を早急に検討すると表明した。首相が家族と直接面会する方針も示した。

参議院選挙の投票前に、いかにもハンセン病家族に寄り添うような対応は、拉致家族への対応とかぶる。

いっつもこの手で、渦中にある人達の心を翻弄して来た。

拉致問題だって「拉致問題は私の政権の最重要課題だ」と大見えを切って6年半以上たつが、何一つ動かなかった。

安倍首相が「次は私がキム委員長と向き合う番だ」と無条件での会談を表明しても、金正恩からはけんもほろろの扱いだ。

しかも、自分から動こうとする気などなくトランプや習近平に、拉致問題解決への協力を要請するだけとは。

要請すればその見返りに、また富国が奪われるというのに。

何故自ら動こうとしないのか。肝っ玉の小さい男だ。


ハンセン病家族の件も、ヤフコメにもあるように、

>選挙があるときには救われ、ないときには切り捨てられるというのは公平な社会とは言えない。

選挙目当てと思える今の時期の救済は胡散臭くて仕方がない。

平素から弱者に寄り添う姿勢が見られたらここまで疑問は持たないが、普段は弱者への視点がまったくない人間が、選挙のときだけ突如豹変して良い人ぶるが、姑息な人間だわ。。。。

あざとすぎると思うが。

今後、選挙が終わったらどのような立ち位置になるのか。


これからも続くだろう似たような裁判で安倍首相がどのような判断を下すかでこの人の正体がすぐに分かるが、私は元の極悪三大人の一人にすぐに戻ると思う。

この人が国民視点を持てるとは到底思えないから。もともと情とは程遠いところにある人間が「情」を理解できるわけがない。

また今までのように、まったく心に響かないきれいな言葉の羅列で政権運営をしていくのだろう。

選挙が終わった後はすぐに広島・長崎祈念式典が待っているが、また使い古された手あかのついたような文章の使い回しで行くのか。

その時は、どんな些細な漢字もきちんとルビを振って貰う事をお勧めする。

ハンセン病家族の方も、手放しで安倍首相に期待しない方が良い。

利用できるものは何でも利用するだけの人間なんだから。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/161.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ついに内紛…仲間割れの様相でも目を覚まさぬ高齢者たち 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか(日刊ゲンダイ)
    


ついに内紛…仲間割れの様相でも目を覚まさぬ高齢者たち 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258088
2019/07/12 日刊ゲンダイ


ヘイトスピーチに反対する人々(C)共同通信社

 ネトウヨブログ「余命三年時事日記」が呼びかけた弁護士大量懲戒請求事件がネトウヨ界で波紋を呼んでいる。いや、波紋というより“内輪揉め”と表現した方がいいかもしれない……。

 荒唐無稽のロジックで在日コリアンに対する罵詈雑言を書き連ねていた余命氏が、ネトウヨ界で相手にされなくなりつつあるというのだ。

 当初、ネトウヨ界はおおむね「余命支援」の空気だったという。ところが、余命氏が「懲戒請求は匿名でできる」と読者を騙して懲戒請求させた揚げ句、読者が提訴されたことに責任をとろうとしない態度が批判されるようになってきた。ネトウヨの論客たちが「自分たちとは違う」と距離を置き始めたのだ。

 なかでも“余命叩き”の急先鋒とみられているのが差別的なイラストで知られる女性イラストレーターだ。早い段階からツイッターを使って余命批判を展開している。一部を引用してみよう。

<私は元祖余命、2代目、3代目Aは否定しません。しかし余命3代目Bは間違っていると思う。「身バレしません」と言って署名感覚で懲戒請求を書かせた。これは詐欺行為にあたる(後略)><お〜い、余命信者は息してるかぁ!?カンパ集めるだけ集めて告訴やらないんだってよ!(中略)カンパ詐欺で集めた大金で、今頃は海外逃亡生活なんだろう><(前略)信者たちは賠償金で破産しないと、自分の愚かさに気づかないのでしょうか><ああこの人(余命氏)、「(気が)変な人は気にしないことだよ」と(水脈さんには)アドバイスしておいた>など。

 このイラストレーターは、書籍版「余命三年時事日記」と同じ版元の青林堂からイラスト集を出している。まさに“内輪揉め”の様相だ。ちなみに最後のツイートにある「水脈さん」とは、自民党衆院議員の杉田水脈氏のこと。その水脈氏も<切るも何も、その余命さんとやらに会ったことも話したこともありません。ブログも読んでません>とバッサリだ。

 一方、やはり青林堂から本を出している作家の井上太郎氏は、自らのサイトで余命氏支援を表明している。青林堂の執筆陣の間に「余命対反余命」の構図ができているかのようだ。

 かつてヘイト的発言で話題となった福岡県行橋市の市議会議員も一時期、余命氏を応援していた。ところが、最近はこの懲戒請求に関する積極的な発信がめっきり減ってきた。前述のイラストレーターは<行橋市の市議会議員はどう責任とるの>とツイートしている。

 余命氏が、いくら必死にあの手この手でブログ読者を引きつけても、肝心の「保守界隈」からは見捨てられ状態だ。裁判の判決も負け続け。余命氏にこの先の展望があるとは思えない。それでも目を覚まさない高齢読者はなんなのか。



三宅雪子 ルポライター
1965年3月5日、米国ワシントン生まれ。玉川学園女子短期大学、共立女子大学を卒業後、民放テレビ局に21年間勤務。元衆議院議員。 父は三宅和助元シンガポール大使、祖父は石田博英元官房長官。著書に「福祉と私 〜『支えあう社会』を国政の場から〜」





















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/162.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍自民は有権者の5%の富裕層や財界のために存在する政党:残り95%の有権者は既存マスコミのみならず、ネット世論にも接するべき(新ベンチャー革命)
安倍自民は有権者の5%の富裕層や財界のために存在する政党:残り95%の有権者は既存マスコミのみならず、ネット世論にも接するべき
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37869224.html
2019/7/12(金) 午後 2:21 新ベンチャー革命 2019年7月12日 No.2398


1.日本の民主主義が健全に機能していれば、有権者の5%である金持ちと財界に支持される自民党は絶対に、政権党になれないはず

 今は参院選の選挙期間中ですが、日本は今、貧乏化していて、人数的には、貧乏化する国民の方が、金持ちより圧倒的に多いわけです。ところが、金持ちや財界など、日本の有権者の5%の利益優遇のために存在している自民党が政権を維持し続けています。この現実は日本の民主主義が健全に機能していないことを意味しています。

 今の日本の民主主義体制が健全に維持されていれば、有権者の95%は、貧乏化する国民の一員ですから、本来、5%の金持ち党・自民を支持しないはずです。

したがって、自民党は絶対に政権党になれないはずなのです。

 ところが、現実には、圧倒的多数の議員を誇る自民が政権を握っています。

 このような倒錯的現実が起きている原因は、本来、自民を支持しても、なんの利益も得られない95%の有権者(貧乏化する国民)の多くが、自民候補に投票しているからです。

2.今の日本において、5%の金持ち以外の残り95%の一般国民の中の自民支持者は、金持ち党・自民にだまされているに等しい

 今の日本の不幸は、本来、金持ち党・自民を支持すべきでない国民の多くが、だまされて、自民支持に回っている現実にあります。

 なぜ、こうなっているかと言えば、そのような国民はマスコミに影響されているからと思われます。しかしながら、マスコミは決して、95%の一般国民の味方ではなく、5%の金持ちの味方なのです。

 したがって、多くの国民が間違って自民を支持しているのは、マスコミが国民をだましているからと観てよいでしょう。

 マスコミの代表・NHKは国営放送ではなく、本来、国民のための公共放送のはずですが、自民から圧力を掛けられて、今では、自民の宣伝機関に堕しています。

 今のNHKが許せないのは、国民から受信料を取って、安倍自民の宣伝機関に堕している点です。

さらに、民放や大手新聞は、財界と直結する企業スポンサーに支えられていますから、当然ながら、財界党・自民に逆らえないのです。

3.自分は5%の富裕層ではないと思う国民はマスコミのみならず、ネット世論にアクセスしてみることは必須

 自分は、上記、5%の富裕層ではないと思う有権者は可能な限り、阿修羅掲示板(注1)などのネット世論サイトにアクセスすべきです。

 ネットでは、オモテのマスコミが全く報じない情報が満載であり、マスコミがでっち上げる世論とは全く違った別の世論が存在します。

 安倍自民も安倍官邸も、マスコミは支配できても、ネットは完全に支配できていません。

 そこで、財界からの献金で豊富な政治資金を有する自民は、自民党ネットサポーターズクラブ(ネトサポ)を起ち上げています(注2)。

 そして、彼らは、ネトサポを通して、貧困にあえぐ若者を洗脳し、いわゆるネトウヨを大量生産してきましたが、ネトウヨの一部は、ネット世論に接して、逆に、日本の現実を知るようになっています。

 そこで、狡猾な安倍官邸は、配下の内閣情報調査室に、優秀な官僚を集めて、ネット投稿サイトを監視させると同時に、ネット世論を意図的に攪乱させています(注3)。

 しかしながら、今のところ、それらの攪乱介入は彼らの思い通りに成功していません。

注1:阿修羅掲示板
http://www.asyura2.com/index.html

注2:自民党ネットサポーターズクラブ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96

注3:日刊ゲンダイ“興収1億円突破 映画「新聞記者」への嫌がらせが止まらない”
2019年7月6日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/257672

興収1億円突破 映画「新聞記者」への嫌がらせが止まらない(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/799.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/163.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」/朝日デジ
自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」/朝日デジ
2019年7月12日16時47分
https://www.asahi.com/articles/ASM7D54ZTM7DULFA02J.html?iref=comtop_8_05

自民党の三ツ矢憲生衆院議員(三重4区、当選6回)は12日、三重県伊勢市で、同党公認の現職女性候補者の応援演説に立ち、「この6年間で(候補者が)何をしてきたのか。一番大きな功績は、子どもをつくったこと」と述べた。

 三ツ矢氏は同県の自民党県連会長も務める。演説では「人口が増える」としつつ、女性候補を「母親になり、この子のためにいい国にしていきたい。そういう思いが芽生えた」などと紹介した。

 安倍晋三首相も同じ場所でその後、応援演説したが、三ツ矢氏の発言は首相の到着前だった。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/164.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 首相「イラン・北方領土」語らず=目算狂う、論戦低調−参院選遊説(19参院選)/msnニュース
首相「イラン・北方領土」語らず=目算狂う、論戦低調−参院選遊説【19参院選】/msnニュース
2019/07/12 18:07
http://www.msn.com/ja-jp/news/senkyo/%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%80%8c%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%bb%e5%8c%97%e6%96%b9%e9%a0%98%e5%9c%9f%e3%80%8d%e8%aa%9e%e3%82%89%e3%81%9a%ef%bc%9d%e7%9b%ae%e7%ae%97%e7%8b%82%e3%81%86%e3%80%81%e8%ab%96%e6%88%a6%e4%bd%8e%e8%aa%bf%ef%bc%8d%e5%8f%82%e9%99%a2%e9%81%b8%e9%81%8a%e8%aa%ac%e3%80%90%ef%bc%91%ef%bc%99%e5%8f%82%e9%99%a2%e9%81%b8%e3%80%91/ar-AAEe5oK?ocid=iehp#page=2

安倍晋三首相が参院選遊説で、北方領土問題やイラン核問題など外交に関する懸案に触れていない。当初は実績になると期待されたが、目に見える成果がなく、もくろみが外れたとの判断がありそうだ。主要野党の党首も街頭で論じることは少なく、「安倍外交」をめぐる論戦は低調だ。

 「トランプ米大統領と信頼関係を持つことは私の最低限の責任だ」。首相は12日、三重県伊勢市などで演説し、強固な日米同盟を誇示した。6月下旬の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)で果たした自身の役割もアピール。ただ、世界を揺るがすイラン核問題や、自ら「戦後外交の総決算」と銘打った北方領土返還交渉への言及は、この日もなかった。

 首相は6月中旬にイランを訪れ、対立する米国との橋渡し役が期待されたが、両国の対立は深刻さを増す。北方領土問題も6月の日ロ首脳会談で具体的な進展はなかった。このため、選挙戦で取り上げることは得策ではないと判断したとみられ、首相周辺は「演説時間が限られており、外交はG20の話で十分。国民の関心は年金、消費税、経済だ」と指摘した。 

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/165.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ネット炎上!「凄すぎる」「山本太郎は男の中の男だ」! 



ネット炎上!「凄すぎる」「山本太郎は男の中の男だ」!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_96.html
2019年07月12日 半歩前へ

 瞬時を惜しむ選挙戦のさなかに、他党の候補の応援に大阪まで駆け付けた「れいわ新選組」の山本太郎。

 「凄すぎる」「山本太郎は男の中の男だ」との称賛の声が殺到している。

  やはり、山本太郎はただ者ではない!

************************

これはネットの声である。(原文のまま)

◎大阪の山本太郎とたつみこうたろうの街頭演説聞いた。山本太郎「本当は人の選挙に来てる場合や無いんです。それでもどうしてもたつみを当選させてもらいたくて大阪に来ました。」しびれるね!もっと感動したのは山本太郎は一言も比例は山本太郎と言わなかった。泣けた!男だ!素晴らしい人間だ!

◎山本太郎さん、大阪駅前で辰巳孝太郎さんと亀石倫子さんに選挙区で投票するよう呼びかける。しかしすげぇな。同じ場所で自民がガッチガチに動員した街頭演説を聞いたことあるけど、それを余裕で超える熱がある。今まで選挙に無関心だった層をかなり持っていくんじゃないか。

◎全国を走り回る山本太郎、たつみコータロー応援演説。心のこもった、絶妙な応援演説だね「たつみさんは参議院のエース、日本の宝。権力側に嫌われる追及力、膨大な資料から丹念に事実を掘り下げる力、図抜けた知能・才能を持っている」たつみコータロー・山本太郎、頑張れ!!

◎JR天満駅での山本太郎と亀石倫子の街頭演説、こんな狭い場所によくこれだけ集まったなという状況でした。スタッフの方が必死で通路を確保しているのが好印象でした。











































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 自民“圧勝”に陰り…失速選挙区続出で前回割れ「51議席」も(日刊ゲンダイ)



自民“圧勝”に陰り…失速選挙区続出で前回割れ「51議席」も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258199
2019/07/12 日刊ゲンダイ


“忖度発言”塚田一郎氏(左上)と配色濃厚の秋田(右下は菅官房長官)/(C)日刊ゲンダイ

「自公過半数の勢い」と伝えられる参院選で、野党の追い上げが止まらない。安倍首相は改選数66のうち「(自民単独で)60台を取りたい」と周囲にもらしているらしいが、そうは問屋が卸さない。自民敗北必至の4選挙区に加え、“失速”している選挙区がいくつもあるからだ。

  ◇  ◇  ◇

 自民の獲得議席は、2013年参院選の65から、16年は56まで減らしたが、今回は、その56議席を割り込むとの分析が出ている。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「勝敗の行方は32ある1人区が握っています。年金をめぐる老後資金2000万円問題が浮上したことで、野党の追い上げを許しました。自民党は1人区で、最小でも7、最大で13候補が敗れると予想しています。1人区で13も落とすことになれば、前回の56議席を割り込むことも考えられます」

 問題の1人区のうち自民敗色が濃厚なのは、山形、長野、愛媛、沖縄の4選挙区。「山形は競っているものの、野党候補がリードする展開」(県政関係者)だという。残る3選挙区も、野党や野党系無所属の統一候補が10ポイント以上の差をつけており、自民不利の状況が続いている。

 加えて注目すべきは、自民候補が野党候補からの追い上げを許す青森、秋田、岩手、宮城、福島、新潟、滋賀、大分の8選挙区だ。

 とりわけ、菅官房長官の出身地・秋田では、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を巡る防衛省のずさんな調査が発覚したことで、無名の新人が現職を猛追している。新潟選挙区に出馬している自民党の塚田一郎氏は、公共事業を巡って安倍首相と麻生財務相に「忖度した」と失言して以来、地元で“そんた君”とヤユされる始末だ。

「4日の公示直後に実施された、ある政党の調査によると、これら8選挙区のうち既に岩手、宮城、新潟で、野党候補に逆転を許したようです。その他の選挙区では、自民候補がリードしているものの、1〜10ポイント差まで縮まってきたと聞きます。5ポイント差以内なら誤差の範囲。5〜10ポイント差は安心できません。自民にとっては厳しい戦いになるでしょう」(政界関係者)


太田房江氏は維新に食われそう(C)日刊ゲンダイ

敗色濃厚4選挙区と1人危うい5複数区

 自民が苦戦しているのは、1人区だけではない。複数区の北海道、東京、千葉、広島では、2人目の候補が落選危機に陥っている。

 保守分裂となった広島は、新人で河井克行衆院議員の妻の河井案里氏が自民現職の溝手顕正氏とガチンコバトルを繰り広げている。大阪選挙区は元府知事の太田房江氏1人に絞ったが、2人擁立している維新の会に保守票を奪われると当選は危ういともっぱらだ。

「自民は4選挙区で敗色濃厚。8選挙区で失速中。そして、5複数区では確実に1人が落選危機を迎えています。これら17議席を失うと、比例で前回と同じ19議席を獲得しても、合計51議席にとどまります。安倍首相が望む60議席台は厳しいかもしれません」(前出の政界関係者)

 大メディアが公示直後に行った「選挙情勢調査」の結果は、いずれも“自民圧勝”。あと9日で野党の反撃がどこまで自民を追い詰められるか。










http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 村田とブランドの世界タイトルマッチに自民党安倍の選挙CMを何回も流す卑劣さ。(かっちの言い分)
村田とブランドの世界タイトルマッチに自民党安倍の選挙CMを何回も流す卑劣さ。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_11.html?1562939145

今日は、ダブル世界タイトルマッチが、エディオンアリーナ大阪で行われた。メインイベントは世界ボクシング協会(WBA)ミドル級前王者で同級4位の村田諒太と同級王者のロブ・ブラントの試合である。結果的に、二回2分34秒TKOで村田がブラントをテクニカルKOで破り王座を奪回した。

今日ブログを書いたのは、村田氏のボクシングの勝利を知らせたくて書いた訳ではない。日本人が村田氏の勝利を見たくて、数多くの人が中継番組を見ている時間帯に、安倍首相が出てくる選挙CMを何回も放映したことに怒っているからだ。このCMは今まで見たこともない新バージョンである。安倍首相一人が出て来て公約を述べる。そのバージョンが一つではない。相当金を掛けている。

視聴率が一番高い番組に合わせて、自民の選挙CMを何回も放映することは、余りにえげつなく、不公平である。相当CM代が掛かるはずである。選挙資金がいくら潤沢だと言っても、視聴率が跳ね上がる時間帯に放映することは他党と不公平過ぎる。野党は選挙中の選挙中CMの放映量の過多を無くすように主張している。

普段なら、そんなCMが出てくればチャネルを変えて絶対に見ないが、試合中で変えることも出来ない。精々、消音モードにするのが精いっぱいであった。如何にもなんでもありの安倍自民党がやりそうなことである。安倍首相が街頭演説の場所を知らせなくても、十分にカバーする選挙運動である。選挙候補者のポスター、チラシ、政見放送が同じ条件でも、これではざるで何の意味もない。選挙法を野党が言うように公平に変えるべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <新選組装束で登場!>山本太郎「驚いた!自民党議員、大臣経験者から『頑張ってくれ』と激励!」<品川に凄い人波!>












れいわ新選組 「れいわ祭」 品川駅港南口

※動画再生 クリック再生→この動画は YouTube でご覧ください。

※山本太郎代表演説、冒頭文字起こし

山本太郎代表
品川駅前をご通行の皆さん、大きな音を立てて申し訳ございません。

山本太郎と申します。よろしくお願います。

私がこの着ている、今、着衣なんですけれども、岩井俊二監督から今回、立候補者皆さんにプレゼントして、いただきました。ありがとうございます。

そのような有名人文化人の方々にも応援していただいている。

4月10日に山本太郎が旗揚げをした「れいわ新選組」。

驚くことに、私たちの事務所に自民党の議員、大臣経験者からも励ましの電話がありました。頑張ってくれと!























































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 日本政府は提案に応ぜず、韓国に勝ってにやらせるべき・・韓国、国際機関による調査を日本に提案
日本政府は提案に応ぜず、韓国に勝ってにやらせるべき・・韓国、国際機関による調査を日本に提案(新 かいけつニュース速報ー1 東アジア/外交・政治・経済(国際))
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/gaikou-seiji-keizai-kokusai/higashi-asia/wforum.cgi?mode=read&no=32&reno=no&oya=32&page=0#32

参照先 : https://this.kiji.is/522288126146724961?c=39546741839462401
韓国、国際機関による調査を日本に提案

【ソウル共同】韓国大統領府は12日、北朝鮮制裁違反の有無を確認するため、日韓両国が共に国際機関に調査を依頼することを日本政府に提案したと発表した。韓国に違反がなければ、輸出規制強化を「即刻撤回するべきだ」と主張した。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サイト主・かいけつコメント

これは日本政府が提起した事案だが、問題は韓国内のことであり、韓国が不正輸出の疑念を
晴らしたいのなら、日本を巻き込まずに独自にやればいいだけの話で、日本は間違っても韓国
と「共同」でなどで国際機関に調査依頼などすべきではない。

しかし韓国はこれをやらなければ疑念は深まるだけなので、日本は放置していても、やらざる
を得なくなるだろう。

日本は問題提起した国として、調査機関が韓国や、第3国経由などでの北朝鮮への不正輸出の
実態を深堀りできるよう、安部政権は米国と連携を密にして、全力で協力すべきだろう。


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/170.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 台風の目は山本太郎! 東京、大阪、広島の参院選激戦区ルポ〈週刊朝日〉
台風の目は山本太郎! 東京、大阪、広島の参院選激戦区ルポ〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190710-00000062-sasahi-pol
AERA dot. 7/12(金) 17:00配信 週刊朝日  2019年7月19日号


れいわの山本太郎氏 (c)朝日新聞社


共産の吉良佳子氏 (c)朝日新聞社 

 参院選が公示され、21日の投開票に向けて“戦いの火ぶた”が切られた。女性候補(104人)の割合は28%と過去最高となったが、果たして勝ち残るのは誰か? 「れいわ新選組」を率いる山本太郎代表は台風の目となるのか? 激戦区をルポした。

*  *  *
 東京選挙区は改選数6に対し、20人が立候補する大混戦となった。れいわの山本氏は3日、東京都内で会見し、自身は東京選挙区から出ず、比例区から立候補することを表明。

「目標議席は5」とぶち上げ、東京では同団体から沖縄県の創価学会員・野原善正氏を出馬させ、公明党にガチンコ対決を仕掛けた。街頭演説で山本氏は訴えた。

「どうして沖縄にお住まいの野原さんが東京から立候補するのか。それは公明党がちゃんと仕事をしてないからだろうって話なんですよ。公明党は平和の政党を名乗りながら、消費増税を後押しし、自衛隊を米軍の2軍とするような平和安全法制を押し上げた」

 街頭演説中の公明党の山口那津男代表(東京選挙区)に野原候補についてコメントを取ろうとしたが、7〜8人のSPに守られ、すぐに車で去っていった。

 自民党からは6年前にトップ当選した丸川珠代氏と最下位当選の武見敬三氏の2人の現職が出馬。

 丸川氏の街頭演説へ行くと、本人は「東京オリンピック・パラリンピックのチケット、私は残念ながら、全部はずれました」と挨拶した。同じ壇上に弁士として上がったのは、参院本会議(6月24日)で安倍首相への問責決議案を出した野党に、「恥を知りなさい」と一喝した三原じゅん子参院議員。演説が始まると、たちまち「恥を知れ」ののぼりが立ち上がり、ブーイングが巻き起こった。それに対し、自民党支持者らが「うるせー」「日本人なのか」と言い返し、一触即発の雰囲気になり、警察官が駆けつける騒ぎとなった。

「自民党の丸川、共産党の吉良佳子は情勢調査でもトップを走り、その後を公明の山口代表、立憲民主党から出馬した元都議の塩村文夏、元朝日新聞記者の山岸一生、自民現職の武見が追う展開です。ここまでが当選圏内で、その後を日本維新の会から出馬した音喜多駿が追い上げています」(政治ジャーナリスト)

 その音喜多氏を直撃すると、こう戦況を分析した。

「浮動層にリーチしていた山本さんが抜けたので、浮動票が分散すると思っています。そこに響く選挙ができるかどうかで当落が決まるかなと思っています」

 立憲の塩村氏にも「下馬評では当選圏内です」と直撃すると、「ぜんぜん、そんなことないと思ってるんで……」と笑顔。

「元朝日新聞記者」と大きく刷られた名刺を配っていた山岸氏は、「枝野幸男立憲代表に、国会でも質問をさせてくださいとお願いしたんです」と訴えた。

 山本氏が比例に回ったので追い風ではないかと直撃すると、「無名なのでこれから上がっていくだけです」。

 一方、6位のボーダーラインとされる自民の現職、武見氏を直撃すると、こう語った。

「山本太郎さんに票を入れる層は、自民党をよく思っていない方々ですから、他の方々に散らばり、私には来ないでしょう。私からすれば、かなり厳しい戦い」

 情勢を見守る自民党幹部はこう話す。

「選挙戦が近づくにつれて、現場からちょっと雰囲気が違う、これ危ないかも、というSOSが届いている。各メディアの議席予想では、前回並みかちょっと減らす程度というものが多い。しかし、自民党だけでなく、公明党も感触がよくなく、『そっちは大丈夫ですか』と向こうの幹部から連絡がきた。競っている選挙区で反応がよくない。統一地方選のあとで、選挙疲れもあるとは思うが、厳しいという声が想定外に多い。参院選は17日間と長いので予想しにくいが、山本氏のれいわが自民党への批判票の受け皿となって票を伸ばすのではないか。共産、立憲も悪くないのではないか……」

 丸川氏と共にトップを走り、余裕の吉良氏は新宿駅西口で第一声。

 演説後、車に乗り込んだ吉良氏に本誌・週刊朝日(7月12日号)を見せながら、「当選有望」と伝えて、感想を聞いた。

「何があるかわからない。大激戦と思うので最後まで頑張っていきたい」と笑顔で答えた。(本誌・上田耕司、今西憲之)










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