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2019年7月28日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK263] 「核武装魔議論を」(松井一郎・おおさか維新の会代表)。チンピラがいよいよ牙を剥き出した!!&吉本とフロント企業「CARISERA」との関係を追及しないTV各局。さすが株主!!(くろねこの短語)
「核武装魔議論を」(松井一郎・おおさか維新の会代表)。チンピラがいよいよ牙を剥き出した!!&吉本とフロント企業「CARISERA」との関係を追及しないTV各局。さすが株主!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-681d56.html
2019年7月27日 くろねこの短語


 国民民主代表・タマキンの「生まれ変わった」発言は、初老の小学生・ペテン総理の「新しい判断」と同じく、いかに政治家が無節操・無定見であるかの証明なんだね。選挙直後にこんな発言すれば「裏切り者」「変節漢」って批判が投げつけられるってことに想像が及ばない、みすぼらしい感性に頭がクラクしてきちまう。誰かが「タンタン玉木の金〇は、安倍に吹かれてブ〜ラブラ」って歌ってたのが妙に耳に残る台風接近の土曜の朝である。

玉木氏「生まれ変わった、改憲議論進める」 一転火消し

玉木氏「生まれ変わった、改憲議論進める」 一転火消し
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/680.html

 頭がクラクラするとくれば、大阪のチンピラ知事の核武装を意識した発言だ。議席を伸ばしたからなんだろう、衣の下の鎧どころか臆面もなく牙を剥き出したってところか。こんなんだったら戦争小僧・丸山ホダカを除名する必要なかったんじゃないのか。根っこは一緒なんだから。

大阪府知事「核武装も議論を」 「最終兵器必要」

 こんな維新とつるんでるのが吉本興業なんだね。テレビの論調はすっかり吉本擁護に舵が切られ、吉本お家騒動の核心であるフロント企業「CARISERA(カリセラ)」との関係はまったくスルーですからね。

 国から100億円の補助金が拠出されている企業が反社会勢力と目される組織とズフズブの関係ってのは、いち芸人の不始末とは訳が違う。へたすると、ペテン総理の「♯ケチって火炎瓶」がまた再燃しかねない・・・そんな思惑もあるから吉本の株主であるTV各局はどうにか宮迫ひとりを悪者にしようと必死こいている。つまり、みんなグルってことだ。妄想だけど。

・植草一秀の『知られざる真実』
吉本がCARISERA提供イベントに芸人派遣した事実

吉本がCARISERA提供イベントに芸人派遣した事実(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/657.html

・吉本興業株主
<在京5社>
・フジ・メディア・ホールディングス  60000株 12.13%
・日本テレビ放送網  40000株 8.09%
・TBSテレビ  40000株 8.09%
・テレビ東京  20000株 4.04%
<在阪5社>
・朝日放送  12400株 2.51%
・毎日放送  10000株 2.02%
・関西テレビ放送  5000株 1.01%
・讀賣テレビ放送  5000株 1.01%
・テレビ大阪  2000株 0.40%



 極楽とんぼの加藤浩次がトーンダウンしたのも、へたすると脅しがかかったかもね。文部科学省事務次官だった前川喜平氏を追い落とそうと内調が動いたように、いま頃は宮迫や加藤の周辺でも同じことが起きてたりして。映画『新聞記者』を観た方ならわかると思うけど、内調ってのはいまの政権を守るための私兵みたいなものに成り下がってますからね。

 何度も書くけど、吉本お家騒動を単なる事務所と芸人の揉め事なんてタカくくってると足元すくわれますよ。なんてったって、この国の政治はタガがはずれちゃって何でもありなんだから。事実は小説よりも奇なり、ってなもんです。



安保法 大阪府知事「核武装も議論を」 「最終兵器必要」
https://mainichi.jp/articles/20160330/k00/00e/010/240000c
毎日新聞 2016年3月30日 13時32分(最終更新 3月30日 13時35分)


松井一郎・大阪府知事=加古信志撮影

 おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は29日、「完璧な集団的自衛権の方向にいくか、自国で全て賄える軍隊を備えるのか、今こそ政治家が議論しなければならない」と述べた。その上で「自国で武力を持つなら最終兵器が必要になる」とし、安全保障環境次第では日本の核武装も議論の対象にすべきだとの考えを示した。府庁で記者団に語った。

 松井氏は、米大統領選の共和党候補指名争いで首位のドナルド・トランプ氏が在日米軍撤退の可能性などに言及したことに触れ、「聞こえないふりをするのは無責任極まりない」と発言。安全保障関連法も変更を検討すべきだとした。「核保有も否定しないのか」と問われ、「僕はやめた方がいいと思うが、夢物語で何とかなるではすまない」と語った。【牧野宏美】






















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「れいわ新選組」基本公約基軸に政権奪取目指そう(植草一秀の『知られざる真実』)
「れいわ新選組」基本公約基軸に政権奪取目指そう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-987c8f.html
2019年7月27日 植草一秀の『知られざる真実』


昨年4月19日のオールジャパン平和と共生学習会で、
「むしり取る経済政策から分かち合う経済政策への転換」
=「シェアノミクスの提唱」
を提案した。

消費税廃止へ

最低賃金全国一律1500円政府補償

奨学金徳政令

一次産業戸別所得補償

最低保障年金確立

この五つの施策の実現を目指すことを提唱したのである。

2018年4月20日付

ブログ記事「さようなら!アベノミクスさようなら!安倍政権」
https://bit.ly/2OdrDYW

メルマガ記事「「分かち合う経済政策」=「シェアノミクス」提唱」
https://foomii.com/00050

に概略を記載している。

「オールジャパン平和と共生」は

「戦争と弱肉強食」を基軸とする安倍政治を

「平和と共生」を基軸とする政治に刷新するための市民連帯運動である。

平和、原発廃炉、共生

そして、辺野古基地中止、TPPプラスからの離脱

の旗を掲げてきた。

2019年の政治決戦に向けては、とくに

1.消費税廃止へ
2.最低賃金全国一律1500円政府補償
3.原発稼働即時ゼロ

の三つを重点施策として、この公約を掲げる候補者ならびに政治勢力を支援することを決定した。

3月2日に日本教育会館で開催した総決起集会で、この方針を確認した。
https://bit.ly/2NFlQaC

この「オールジャパン平和と共生」の政策提案をそのまま、ほぼそっくり採用したのが「れいわ新選組」である。

「れいわ新選組」は

消費税廃止へ

最低賃金全国一律1500円政府補償

奨学金徳政令

一次産業戸別所得補償

をそのまま政策公約に明記し、さらに、「オールジャパン平和と共生」が明示してきた

原発廃炉

TPPプラス関連法廃止

辺野古基地中止

なども政策公約に盛り込んだ。

まさに、「オールジャパン平和と共生」が提示した政策を一つの政党の公約として採用したのが「れいわ新選組」なのである。

一部週刊誌報道が、「オールジャパン平和と共生」が「れいわ新選組」の政策を提唱したかのように伝えているが、これは時系列での順序が逆である。

「オールジャパン平和と共生」が昨年4月に公表した政策パッケージを「れいわ新選組」がほぼそのまま採用したというのが真実である。

重要なことは、この新政党を核にして、大きな連帯を構築することである。

今回の参院選では投票率が48.8%に低下した。

主権者の半分以上が参政権を放棄してしまった。

この投票率を大幅に上昇させることが必要だ。

選挙に際して、主要公約の数が増えると分かりにくくなり、また、連帯もしにくくなることを踏まえ、「オールジャパン平和と共生」は、

消費税廃止、最低賃金1500円、原発稼働即時ゼロ

の三つを重点項目とした。

これに、「奨学金徳政令」を加えてもいいだろう。

決戦の場は、次の衆院総選挙になる。

この選挙に向けて、基本政策公約を共有する安倍自公対峙勢力をまとめ上げることが最大の課題だ。

イタリアで「五つ星運動」という「草の根民主主義政党」が立ち上げられて、短期日のうちに政権奪取を実現した。

次の衆院総選挙に向けて「草の根民主主義」の大きなうねりを生み出すことが必要だ。

とりわけ、「消費税廃止へ」、「最低賃金全国一律1500円」、「原発稼働即時ゼロ」の三つの政策は訴求力が大きい。

主権者が主導し、大きな連帯運動を構築できれば、必ず政治刷新を実現できる。

市民政権樹立に向けて進んでゆかねばならない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK263] NHKをぶっ壊すため、党拡大を目指している立花孝志氏の声掛け予定議員が判明しました。
NHKをぶっ壊すため、党拡大を目指している立花孝志氏の声掛け予定議員が判明しました。
 エヌコク党公約 「NHKのスクランブル放送化」
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/seiji-keizai-gaikou/Nkokutouno-kouyaku-NHK-no-Scramble-housouka/wforum.cgi?mode=read&no=10&reno=no&oya=10&page=0#10

参照先 : https://www.youtube.com/watch?v=SclTaoIlEP8
参院議員の立花孝志氏のユーチューブの1人放送局から、丸山穂高議員の他の、声掛け予定の無所属議員名が判明しました。

多数派工作はまだまだ続きます。
https://www.youtube.com/watch?v=SclTaoIlEP8

声掛け予定議員

パワハラ疑惑の            石崎徹  議員
希望の党で当選した          笠浩史  議員
立憲を除名になった?         青山繁晴 議員
体調不良で参議院選に出馬しなかった  アントニオイノキ
衆院選狙いか
維新から無所属になった        渡辺喜美 議員
政党要件を失った希望の党の      井上一徳 議員
希望の党の              中山成彬 議員
希望の党で当選した          松原仁  議員
希望の党か無所属で出た        細野豪志 議員
NHK静岡の職員だった        平山佐知子議員

以上無所属議員と

維新の会を除名されそうな       足立康史 議員

の合計12名で
まず明日、丸山穂高議員と会談して党加入
の意見を伺うようです。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 絶品!高校生が作った「安倍政治の6年間」のビデオだ! 
絶品!高校生が作った「安倍政治の6年間」のビデオだ!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_311.html
2019年07月28日 半歩前へ

素晴らしい、の一語に尽きる。実に見事。

京都出身の高校生が作った「安倍政権振り返りビデオ」である。

わずか1分30秒余りの時間でよくまとめてある。鋭い感性に脱帽だ。

NHKよ、民放の諸君よ、キミたちがジャーナリストを気取るなら、これくらいのビデオを作って見せろ!

ここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=8VvIQUtIpJk


京都出身の高校生ー安倍政権振り返りビデオー

京都出身の高校生
2018/12/13 に公開

集会告知用のビデオを編集。安保、特定秘密、共謀罪、カジノ、赤坂自民亭、入管法、定数6増、漁業法、水道コンセッション民営化、消費税増税、軍備化、遊びに回る外遊、不真面目答弁、次の質問どうぞ、憲法改正、お友達優遇、辺野古、TPP

挙げればきりない安倍政権の悪政を2019年、参院選、歴史の転換点で止めよう!

※コメント
https://www.youtube.com/watch?v=8VvIQUtIpJk


Yuk Yuk
1 週間前
凄い、時系列で分かりやすい。
日本が腐り始めたのは小泉から。。。しかしもの凄いスピードで日本は後進国だと感じる。アジアは発展し視野が広まっているのに日本は差別と格差が酷い。知識の差も感じます。
息子がこの様な動画を作れるようになると良いなと思いました。
拡散します。


michiko Y.
1 日前
高校生が作ったの?すごい!
あり過ぎて数えきれないけれど、よく共産党始め野党は隠ぺいを明かしてきたなと尊敬しています。
報道されないので知られて無さ過ぎて、選挙では票がとれず、政権を替えれないのが無念です。


vnvaalto etk
1 週間前
ありがとうございます!感動しました。シェアさせていただきます!


iwashiman0320
1 週間前
ありがとう、良い動画を作ってくれました。


笠原眞弓
1 週間前
素晴らしい。よくわかります。この一派に入れてはいけない!!


カタオカセンネン
1 週間前
良くできてます。すごい。


小山知司
1 週間前
よくやってっくれた。ありがとう!

本当に愛国心を持った政治家だったら、絶対にやらないことを、国民の税金でくわしてもらっている首相たるものが、繰り返してきたことが、これを見れば、一目瞭然である。私利私欲、アメリカへの媚、即ち、日本国民への裏切りの6年間であった。

俺は、野中さんがモラルある政治をされていたころの自民党は支持していた。だからこそ、小泉以降の日本人を裏切り続ける自民党を未だに支持する者が、これを見て、我に返ってくれることを願っている。

京都出身の高校生が、まとめた動画を、京都出身のおっさんが、お勧めします。


Fumi Ichijo
1 週間前
素晴らしい動画をありがとうございます。
私たち大人はあなた方に希望に満ちた世界を渡したいのに、本当に申し訳なく思います。
シェアさせてくださいね。


びりあぶーげん
1 週間前
これからの時代を担う若い世代の方が、裸の王様をしっかり指摘してくれることはとても大切なことです。ありがとうございます。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍晋三、アンタ認識が甘くないか? 
安倍晋三、アンタ認識が甘くないか?

https://85280384.at.webry.info/201907/article_306.html
2019年07月27日 半歩前へ

 あれだけ「国難だ」と騒ぎ立てた安倍晋三が、日本に直接影響を及ぼす恐れがあるミサイルを発射したというのに、素知らぬ顔でゴルフを楽しんだ。

 トランプが問題ないと言えばすぐ尻馬に乗って同調する。トランプは米国大陸に飛んでくるような長距離ミサイルではないから問題にしていないのだ。彼は日本や韓国の安全には関心がない。

 トランプは大統領選を前に、「北朝鮮とうまくやっている」との「成果」が必要なだけだ。そんな無責任な男の尻馬に乗って安倍はどうするのか?

 安倍晋三には日本人の生活と安全を守るとの責任感が皆無。危機管理ゼロだ。

 だから私は、「晋三は不適格」だと再三訴えているのである。

 東京新聞が27日の社説で強調した。傾聴に値する。

********************************

 北朝鮮が新型の短距離弾道ミサイルを発射した。米国との協議が進まないことへのいら立ちとみられ、挑発をエスカレートさせる可能性もある。

 発射されたミサイルは約600キロ飛行した。韓国全域と、日本の本州や九州の一部に到達可能な飛距離だ。

 安倍首相は静養先で、「わが国の安全保障に影響を与える事態ではない」とゴルフを続けたが、認識が甘くないか。

 北朝鮮が新型ミサイルについて、「低高度を飛行するため迎撃が困難だ」と自ら伝えていることに注意すべきだ。

 23日には、ロシア軍機が竹島周辺で領空侵犯し、韓国軍から警告射撃を受けた。ロシアは日韓の関係悪化をにらみ、日米韓の防衛体制を試す狙いがあったとみられている。

 そんな中、日本政府は、安保上の輸出管理で優遇措置を与える「ホワイト国」から、韓国を除外する予定だ。

 韓国では、対抗措置として、8月に更新を迎える日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄が論議されている。

 日韓がもめ、協力体制が弱体化すれば「誰が利益を得るのか」、よく考える必要がある。 (以上 東京新聞)







http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 渦中の吉本興業に「クールジャパン」で巨額の税金が注ぎ込まれていた これが安倍政権の「成長戦略」?(現代ビジネス)


渦中の吉本興業に「クールジャパン」で巨額の税金が注ぎ込まれていた これが安倍政権の「成長戦略」?
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66126
2019.07.28 時任 兼作 ジャーナリスト 現代ビジネス

安倍政権「成長戦略」の一環で

「こんな会社に多額の税金を投入していいものか」

吉本興業を指して、経済産業省関係者はそうこぼす。

芸人らが会社を通さずに反社会的勢力の会合に出席し謝礼を得ていたとする、いわゆる「闇営業」問題に震撼する吉本興業。関与した芸人らの謹慎処分や契約解除で早期の幕引きを図ったが、22日に開いた岡本昭彦社長の釈明会見が火に油を注ぐ形となり、いまだ収まりがついていない。

そんな吉本興業に、多額の税金が投入されていることが一部で話題となっている。

経済産業省が資金提供している官民ファンド「クールジャパン機構(正式名称は株式会社海外需要開拓支援機構)」が、吉本興業がかかわる事業に多額の出資を繰り返してきたというのである。

同機構は、日本のアニメや食文化などの魅力を海外に発信するほか、インバウンドの増加を促進することを目的に、2013年に安倍政権の成長戦略の目玉として設立された。現在は、安倍首相の信頼の厚い世耕弘成経済産業相のコントロール下にある。

同機構の資料を精査すると、次のようなことがわかった。

最初の出資は、機構設立直後の2014年。吉本興業や電通などで構成されるコンソーシアムによるエンターテインメント・コンテンツの創作・発信事業に10億円が投入されている。台湾・タイ・インドネシア・ベトナムを皮切りに、日本のエンタメをアジア各国に広げていくことを目的とする事業である。

次は2018年。吉本興業が参加する大阪城公園でのエンターテインメント発信事業に対し、12億円が投資された。訪日外国人観光客を対象としたものだが、同時にエンターテインメント産業を担う人材の育成も図る事業とされる。実際に、大阪城公園内には「クールジャパンパーク」なる施設が開場、吉本興業所属芸人の公演などがこの夏も実施されている。

記者会見が遅れた理由に?

そして今年4月、100億円という大口の出資が決まった。

吉本興業はNTTと提携し、教育コンテンツを発信するプラットフォーム事業「Laugh & Peace_Mother(ラフ&ピースマザー)powered by NTT Group」を開始すると発表。この事業にクールジャパン機構が参画し、最大100億円まで投入するとしたのだ。沖縄・那覇市を拠点に10月から始動し、5GやVR技術などを活用した映像コンテンツを子供向けに発信する予定だという。

前出の経済産業省関係者が語る。

「『闇営業』問題で何とか早期幕引きを図ろうとしたのも、なかなか記者会見をしなかったのも、こうした政府系の出資事業があったからだ。

とくに今年の事業は、これまでとは規模が違う。予算の桁も違うし、しかもこれまでのようなお笑いライブ主体の路線とは違って、対象となるのは子供たちやその母親たち。このタイミングで、反社会的勢力とのかかわりや杜撰な管理体制がクローズアップされてはたまらないということだ。

だが、問題にフタをしたまま吉本が教育関連事業に関わることは、国民が許すまい。そもそも、お笑いを本業とする会社が教育事業へ進出しようということ自体、違和感を覚える。理解に苦しむ出資だ」

こうした指摘に対し、政府関係者はこんなコメントを寄せた。

「安倍首相当人が吉本を気に入っているから、どうしようもない。世耕さんもノーとは言えないだろう」



なるほど、最近の安倍首相と吉本興業の“親密ぶり”は目に付く。

今年4月には、吉本興業のお笑い劇場「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で行われた「吉本新喜劇」に安倍首相がサプライズ出演。大阪で開催されるG20(主要20か国首脳会議)を周知した。また6月には、出演の返礼とばかりに官邸を訪問した「吉本新喜劇」の出演メンバーらを歓待。

まるで“お友だち”扱いである。

累積赤字は莫大なのに

「ただ、このままでいいものか。今のところクールジャパン機構の投資は失敗ばかりで、効果を上げていないどころか、むしろマイナスだ」

前出の政府関係者はそう話す。

クールジャパン機構は毎年のように赤字を計上し、累積赤字は膨大な額に上っている。2017年度も39億円の純損失を出し、2018年度に至っては81億円だ。

その損失を埋めるかのように、政府の出資額は586億円から721億円へと積み増されている。設立来32件の投資に対し、累積赤字は178億円というのがこれまでの「成果」だ。

「財源が足りない分野は、年金のほかにも多々ある。とくに生活保護費のカットが問題視されている。

政府は生活保護受給額のうち食費や光熱費など生活費相当分について、2018年10月から3年かけて段階的に国費ベースで年160億円(約1.8%)削減する方針を決めた。しかし、クールジャパン機構の累積赤字額はこの金額に相当するどころか、上回っている。こんなことをいつまでも続けるわけにはいかない」

現在、生活保護費の引き下げについては、憲法25条で謳われる「生存権の保障」に反するとして、引き下げ取り消しを求めた集団訴訟が全国で相次いでいる。

参院選で勝利を収めた安倍政権は訴訟を黙殺し、苦言など聞き流すつもりかもしれないが、これだけの社会的関心を集める吉本興業との「不透明な関係」、そして同社への税金投入が論点に浮上すれば、高みの見物というわけにもいかなくなるだろう。





































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <サンデー毎日>参院選ショック! まだやるつもりか! 安倍4選へ加速 「秋解散」政局が始まる=ジャーナリスト・鈴木哲夫 

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参院選ショック! まだやるつもりか! 安倍4選へ加速 「秋解散」政局が始まる=ジャーナリスト・鈴木哲夫
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2019/08/04/0804-04.html
https://mainichi.jp/sunday/articles/20190722/org/00m/010/002000d
2019年7月24日 05時00分(最終更新 7月24日 05時00分) サンデー毎日


自民党幹部と共に当選確実となった候補者の名前に花をつける安倍晋三首相(中央)=東京都千代田区で2019年7月21日午後9時58分、梅村直承撮影

▼「菅封じ込め」「石破潰し」内閣改造人事の焦点

▼野党再結集を阻む「爪痕」とは?


 参院選が終わり、永田町関係者の視線の先には解散・総選挙があるという。「9月解散」の可能性もささやかれ、浮足立つ国会議員も少なくないようだ。自民党総裁4選をにらみ、安倍晋三首相の次の一手とは何なのか。「秋解散」政局の深層をリポートする。

 参院選の選挙運動の主体は、その選挙区の同じ党の衆院議員だ。自らの後援会などをフル動員して候補者を応援する。

 選挙戦終盤に東海地方や東北地方の激戦区で、そうした衆院議員が主催する“野党”の集会をいくつか取材した。市民ホールなどを借り切って開かれたいわゆる箱モノ集会。参院選候補をステージに上げ衆院議員や地方議員、後援会幹部らが次々にマイクを握る。

 ところが、そこで皆が同じ言葉を口にした。「解散・総選挙」だ。

「今回の参院選で勝利、その後は解散・総選挙が必ずある。そこにつなげなければ」(東海地方の国民民主党地方議員幹部)

「解散は今年9月と見ている。休む暇はない」(東北地方の立憲民主党衆院議員)

「ここで受けたみなさまのご恩は、今度は(主催してくれた)先生の総選挙で必ずお返しします。遠い話ではありません」(東海地方の野党参院選候補)

 今夏、衆参ダブル選挙はなかった。本誌が「ダブルはあくまで参院選単独では勝てない場合の非常手段。だが、参院選でそこそこ勝利できる見通しが立ち、安倍首相は解散しない」と報じてきた通りだ。だがこの先、確実にやってくるのが解散・総選挙だ。今後の政治日程と安倍首相の総裁任期を考えるとタイミングは限られる。「解散風」に怯(おび)えていた野党議員は、すでに次期衆院選に対する動揺と警戒感を抱えている。

 まずは9月解散説。冒頭の集会で「9月解散」を口にした立憲民主党の衆院議員によれば、その理由は次の通りである。

 今年10月には、消費税率を10%に引き上げる予定で、当面は経済も不安定化する。天皇陛下の即位礼正殿の儀も行われる。年が明ければ東京五輪。2021年に入ると総裁任期も総裁選が行われる9月までわずかとなり、ポスト安倍の動きが活発化し「交代」が既定路線になる。強引に解散すれば「4選目的の私的解散」「追い込まれ解散」と世論の反発も強まる。消去法で考えれば今年10月以降の解散は難しい、というわけだ。

「今年9月なら本格的な野党共闘が間に合うかどうか。内閣支持率を盾に大勝するには解散はここしかない。勝つためには消費増税延期もやりかねない」(同議員)

 ただ、私は現状では9月解散に懐疑的だ。首相と通じる与党の大ベテラン議員も「解散は首相の4選とセットで決まる」として「まだ先」と断言している。安倍体制は自民党の総裁任期を「1期3年で連続2選まで」とした党則を改正して3選までに延ばした。首相がさらなる長期政権を狙うなら、党内を黙らせ、あるいはコンセンサスを得て「連続4期12年」としなければならない。与党ベテラン議員が続ける。

「まずは安倍氏が4選を目指すかどうか、だ。もしそうなら、党内の納得を得るために総裁選直近の総選挙で大勝しなければならないが、今年9月では次期総裁選(21年9月)まであと2年もある。解散のタイミングは来年の秋ではないか」

 来秋ならば五輪直後でお祭りムードの余韻も残る。消費増税の後遺症も消え、もし引きずっていたとしてもキャッシュレス決済へのポイント還元制度を延長すればいい。解散の大義も探せばいい。だが、同ベテラン議員はこうも話すのだ。

「改憲のメドが立たなければ、安倍氏は政権を投げ出すかもしれない。健康問題もある。その時は任期いっぱい務めて新総裁で総選挙となるかもしれない。五輪後に退陣の可能性もある」

 4選について、安倍首相の党サイドの側近は「考えている」、官邸の側近の一人は「胸の内は明かさない」、自民党ベテラン議員は「頭の片隅にはないが真ん中にあるというやつだ」と見方はさまざまだ。明白なのは、首相は当面は4選の野心を自らに探りながら、解散のタイミングもそれにリンクするということだ。

「改憲にらみ野党切り崩しへ」

 そして、4選や解散を念頭に置いた政権運営のために内閣改造と党役員人事を行うのは確実だ。

「ポスト安倍の動きは徹底的に潰す。菅義偉官房長官は『令和会見』以来、ポスト安倍として人気急上昇中だが、菅氏の動きを封じるべく官房長官に閉じ込めるのではないか。岸田文雄政調会長や石破茂氏も目立ち過ぎないよう抑え込む。二階俊博幹事長は4選を含め首相の今後の政局運営に影響力を持つ実力者。二階氏の希望通り、気を使って、留任ではないか」(首相の出身派閥細田派幹部)

「麻生太郎財務相はいよいよお役ご免か。国民の反発が強い消費増税が控え、総選挙を見据えれば麻生氏の失言癖はリスク要因。副総理などといった名誉職は残すかもしれないが……」(自民党ベテラン議員)

「総選挙を考えれば人気ナンバーワンの小泉進次郎衆院議員を今度こそ入閣させる。入閣させて傘下に抑え込む狙いもある」(自民党無派閥中堅議員)

 一方の野党。参院選後の再編は急務だ。バラバラだと衆院選の小選挙区では勝てないからだ。だが、参院選の「爪痕」がそれにブレーキをかけているという。

「参院選で立憲民主党が議席を伸ばし、国民民主党は敗れた。立憲が勝って驕(おご)らず、手を差し伸べてくれればいいが、ますます先鋭化すれば国民との溝は広がる」(国民民主党幹部)

 こうした野党間の不協和音に付け入る自民党のしたたかな動きも、今回の参院選で見られたという。

「官邸が、ある選挙区の地元財界に頼んで国民民主党の候補をこっそり支援したとの情報がある。恩を売って参院選後にその国民民主党の当選者を自民党が一本釣りするというのです。改憲をにらんで野党を切り崩す、そのターゲットが国民民主党ということなのです」(野党関係者)

 早くも次の舞台へ。参院選を弾みに、安倍政権が企(たくら)む政局へ突入する。

(ジャーナリスト・鈴木哲夫)

すずき・てつお
 1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』『石破茂の「頭の中」』












http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍政権「有志連合」参加なら…揺らぎかねないイラン国民の親日感情 トランプ騒乱の時代と中東、日本(日刊ゲンダイ)
安倍政権「有志連合」参加なら…揺らぎかねないイラン国民の親日感情 トランプ騒乱の時代と中東、日本
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259297
2019/07/28 日刊ゲンダイ


日米、有志連合協議か ボルトン米大統領補佐官(左)と握手を交わす岩屋防衛相=22日午後、防衛省(C)共同通信社

 イランでは、日本の人気アニメ『アルスラーン戦記』25話すべてがペルシア語字幕付きで動画サイトなどにアップロードされ、若者たちの間で反響を呼んでいる。

 ペルシア語に訳された『アルスラーン戦記』は舞台設定も古代イランということになっている。その動画のコメント欄には「日本人よ、イランの歴史を描いてくれてありがとう」「自国の歴史と文化に誇りを持てた」などの肯定的な評価を得ているという。

■ペルシア語に訳された『アルスラーン戦記』

 現代の日本とイランの外交関係が確立されたのは1926年で、パフラヴィー朝時代のことであった。パフラヴィー朝初代国王のレザー・シャーは親ナチス・ドイツの姿勢をとったが、ドイツとの同盟関係にあった日本との貿易関係も1940年頃には、その15年前の2倍となり、ドイツに次ぐ貿易額となった。日本からの最大の輸出品は綿織物で、イランへの全輸出の90%を占め、ソ連やイギリスをしのいだ。他法で、イランから日本への輸出の90%は未加工綿だった。

 レザー・シャーは、ドイツと防共協定を結んだ日本に接近し、1939年10月18日に、日本・イラン友好条約を結んだ。しかし、ドイツが1941年にソ連に侵攻すると、イラン国内でのドイツの情報機関員たちの活動や、ドイツがイランの北にあるソ連のバクー油田を獲得することを恐れたソ連とイギリスの連合軍はイランに進駐して、レザー・シャーを退位させた。

 パフラヴィー朝の第2代国王モハンマド・レザー・パフラヴィーは1958年5月に日本を訪問し、羽田空港で昭和天皇の出迎えを受けたが、彼の帝国は日本をモデルにした近代化を目指した。豊かな石油収入を背景に、石油が枯渇した時のことを考えて、それまでに産業立国とすることを考えたが、彼の「夢」は1979年の革命で潰えた。イラン革命のイデオローグだったアリー・シャリアティも伝統的なアイデンティティを保持しながら近代化を遂げた日本をイランも見習うべきだと訴えた。

■「七人の侍」と「弱きを助け、強きをくじく」

「七人の侍」は映画の製作が盛んなイランでも人気がある。イランのサッカーの伝説的な名選手にアリ・ダエイがいるが、彼は国際Aマッチ歴代最多得点者で、109得点は2位のフェレンツ・プスカシュ(ハンガリー)の84を大きく引き離している。ダエイ選手は、『七人の侍』をとても気に入っていて、それは「弱きを助け、強きをくじく」ストーリーに魅かれるからだろうということだ。

 翻訳家で、イラン映画のコーディネーターのショーレ・ゴルパリアンさんは、「日本人は礼儀正しいし、心優しい人が多い。日本でいう『謙遜』とか『建前』『義理』といった概念はイラン人にもあるんです。相手を持ち上げて自分は遠慮するとか。年寄りに対する尊敬の念とか。だから日本の人たちはイラン映画をよく理解してくれますし、イランでも小津安二郎や黒澤明の映画や、『おしん』とか『はね駒』といったテレビドラマの人気が高いんです」と語っている。

 他方で、ゴルパリアンさんは「今まで何かを造りにきてくれた日本が、(イラクに)自衛隊を派遣したことで、今度は何かを壊しにくると思ってしまいます。それは私たちの日本人に対するイメージとあまりにもかけ離れていたから信じられないんですよ。私がイランに帰ったとき、みんな私に聞くんです。何で戦車のボディーに日本の国旗がついているんですか、って。確かに似合わない。すごく」とも話す。

 カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを「桜桃の味」(1997年)で受賞したイランの映画監督アッバス・キアロスタミ氏(1940〜2016年)もまた日本の小津安二郎監督を敬愛してやまなかった。キアロスタミ監督は日本の小津安二郎監督の映画に影響され、小津監督生誕100年である2003年に『5 five 〜小津安二郎に捧
げる〜』を制作したが、小津作品について次のように語っている。

「ロングショット、静かなリズム、慎ましやかな時間の流れ、自然な人物たち。そしてカメラは飽くまでじっと固定された謙遜の姿。小津の世界は私たちに思い出させます。私は<自然>であり、自然はまた<私>であるとまさに『禅』の世界であるこの考えは私に勇気を与えてくれます」(「NHKアジア映画フェスティバル」のページより)

■日本の禅とイスラム神秘主義との共通性

 禅という沈黙の中から寓意を読み取る点で、禅とイランのイスラム神秘主義では共通性があるとイランのハタミ元大統領も2000年に来日した際に語っていたが、映画を通じて、日本とイラン、またアジアの世界が普遍的な精神性でつながっていることをキアロスタミ監督は教えてくれた。キアロスタミ監督と同様に、日本映画を称賛する声は他のイラン人映画監督たちからも聞かれる。

 2015年8月、赤坂でイラン大使館主催の「平和と友好の映画祭」で上映された「霧と風」のモハマッド・アリタレビ監督は映画を制作する上で大事なことは「記憶」を遺すことだと語った。監督は日本の黒沢明、溝口健二、小津安二郎などの巨匠たちの作風に大きな影響を受けたと語り、小津監督の墓参りに行き、そこに書かれてある「無」という文字を確認したいとも話した。日本の現在の街を歩くと、スマホを操作する人が大勢いて、小津監督時代の情感が希薄になっているのではないかという指摘も監督からされた。作品の中でもっとも描きたいのは、家族間の愛情、人間愛などだという。イラン映画の佳作に描かれる家族愛、人生の無常観をあらためて確認する機会ともなった。

 8年間に及ぶイラン・イラク戦争を戦い、イラクは1983年からマスタードガスを使用し、さらに1985年からは神経ガスのタブンを使用した。化学兵器によってイランでは5万人の兵士たちが犠牲になったという見積もりもあり、その後遺症に苦しむ人々は少なくない。広島や長崎に原爆が投下された8月という時期にイランの映画界の人々が訪問するのが近年恒例となっているが、「大量破壊兵器」の犠牲になった日本人に共感するものがあるからだろう。イランに行くと、「米国は日本に原爆を落した。米国は本当にひどいことをする。」などと言って話しかけてくる人もいる。

■イランで愛好される日本文学

 現代イランの代表的詩人アフマド・シャームルー(1925〜2000年)は、情熱的な愛の詩などで知られるが、1982年に日本の俳句1000句を選び、『ハイク』というペルシア語訳の句集を著した。この翻訳には、イランで法華経を翻訳した仏教学者パーシャーイーとの共同作業で行われた。

『ハイク』の序文で、詩人シャームルーは、次のように述べている。

「俳句の目的とするところは美ではない。(中略)我々が当たり前だと思っていた何かを、それを知っていることに気づかずにいた何かを、我々に示してくれる。そして、このことは我々が生きてある限り、詩人なのだという真実に気付かせてくれる。」

 イラン人は俳句のように詩が好きだが、イランの女性の日本文学研究者のアスィエ・サベルモガッダムさんは「雨ニモマケズ」など31編を収録した宮沢賢治の訳詩集を出版した。「宮沢作品は仏教観を反映したものが多いのですが、どれも生活や自然を描き、純粋で美しい。宗教の違いを超えてイラン人の心に響く」と語った。(『読売新聞』中西賢司記者の2016年4月15日付)

■火を崇める宗教と正義を重んずる国民性

 荘厳の炎が登場する古都奈良の修二会(お水取り)」は752年に初めて伝えられ、その法要は、「天下泰平」「五穀豊穣」「万民快楽」などを願って祈りを捧げ、人々に代わって懺悔(さんげ)の行を勤めるものだ。火を用いる行事は松本清張の『火の路』によれば、火を聖なるものとして崇めるイランのゾロアスター教の影響を受けたとされる。

 懺悔の行の倫理的色彩も、宇宙は正義で生命の神であるアフラ・マズダー(叡智の主)によって創造されたたと説き、人は神によって裁かれ、義者は天国に行くとし、また社会正義の促進を説き、善思、善行、善語を奨励するゾロアスターの教義に由来するのかもしれない。アフラ・マズダーは、不滅と至福を約束する「正義」の王国の中心に存在する。

「我、よいこと思う。ゆえによい我あり。」(『 アヴェスター』(ゾロアスター教の経典)より)

 松本清張は、飛鳥時代に日本にゾロアスター教が伝わり、斉明天皇(第37代天皇。在位655〜661年)はその信者で、マギ(古代ペルシアの司祭)の秘術を用いたために、『日本書紀』の中で神秘的な人物として描かれていると説いた。

 イランの郵便局で、本を送る段ボール箱がなくなり、「盗まれたかもしれない」と言うと周囲の人々が必死になって探してくれたことを思い出す。イランからは、アラブ諸国などとは異なり、本はほぼなくなることがなく届く。そんなところにも正義を重んずるイラン人の国民性を垣間見ることができる。正義感の強いイラン人たちは、理不尽にもイラン核合意から離脱したトランプ政権の呼びかけで日本が有志連合に参加するようなことがあれば、ゴルパリアンさんのように対日感情が揺らぐことになるかもしれない。



宮田律 現代イスラム研究センター理事長
1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン〜世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。







http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 得票減少、募る危機感=議席最多も組織力に陰り−公明/msnニュース
得票減少、募る危機感=議席最多も組織力に陰り−公明/msnニュース
2019/07/28 07:15http://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%e5%be%97%e7%a5%a8%e6%b8%9b%e5%b0%91%e3%80%81%e5%8b%9f%e3%82%8b%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e6%84%9f%ef%bc%9d%e8%ad%b0%e5%b8%ad%e6%9c%80%e5%a4%9a%e3%82%82%e7%b5%84%e7%b9%94%e5%8a%9b%e3%81%ab%e9%99%b0%e3%82%8a%ef%bc%8d%e5%85%ac%e6%98%8e/ar-AAEXHy1?ocid=iehp

 公明党は参院選比例代表で、得票数を2016年参院選から100万票以上も減らし、自民党との連立政権発足以降の国政選挙で最低となった。支持者の高齢化が進み、盤石を誇った組織力には陰りが見える。過去最多に並ぶ14議席を獲得したにもかかわらず、党内には危機感が募っている。

 公明党は、候補者を擁立した7選挙区全てで議席を獲得、比例でも7議席を得た。改選11議席を14に伸ばし、16年に並んだ。山口那津男代表は25日の党会合で「公明党の歴史でも最高タイ記録だ」と胸を張る一方、「党の発信力をどう強化していくのか、参院選の総括として議論してもらいたい」と幹部に指示した。

 ただ、5割に満たなかった低投票率に助けられた面は否めない。比例の得票数は653万6336票で、17年衆院選に続く700万票割れ。計画的に準備ができる参院選は750万票超で推移していたが、今回は大幅に下落し、05年衆院選で898万7620票とピークを迎えて以降の減少傾向が鮮明になった。

 原因について、党関係者は「支持者の高齢化で運動量が低下している」と指摘。一時的な現象ではなく同党が抱える構造的な問題との見方を示した。集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法の成立など、「安倍1強」の下で党の基本的立場と相いれない政策に協力していることへの支持者の不満もあるとみられる。

 ある幹部は「投票率が下がっただけで100万票も減るわけがない。深刻に受け止めないといけない」と懸念を示したが、党勢回復への妙案を見いだせるかは不透明だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 改憲のために議長を差し替えると安倍の側近! 
改憲のために議長を差し替えると安倍の側近!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_314.html
2019年07月28日 半歩前へ

 安倍晋三の直系の子分、萩生田光一は26日夜のインターネット番組で、「改憲は総理ではなく国会で、有力な方を議長に置いて、改憲シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」と強調した。

 政府・自民党は、少数野党の立場も理解して公平な議会運営に努める大島衆院議長を交代させる考えだ。

 安倍政権の独善もここまで来たか、との感がある。三権の長である国会議長まで支配下に置こうというのだ。

 安倍一派には司法、行政、立法の「三権分立」という民主主義の基本さえ分かっていない。分かっていながら無視しているのか。

 危険なことだ。参院選で公明、を含む与党が過半数を制したことで安倍晋三は悲願の改憲に燃えている。

 維新に加え、国民民主党の玉木の態度豹変で改憲に向け突き進むのではないか。

 国民の大半は今の憲法に満足している。改憲を言い出したのは安倍ら自民党の一部。

 マスコミはこのあたりを十分に報道せず、「憲法も見直しは必要ではないか」と改憲に向け世論を誘導。

 その結果、偏向報道で、改憲派が徐々に数を増やしていき、護憲派と拮抗するまでになった。大衆は簡単に洗脳される。

 公正な報道がいかに大切か分かる。



「有力な議長置いて国会が改憲シフトを」自民・萩生田氏
https://digital.asahi.com/articles/ASM7W7HC7M7WUTFK004.html
2019年7月27日23時25分 朝日新聞

 自民党の萩生田光一幹事長代行は26日夜のインターネット番組で、憲法改正に向けた国会運営について「憲法改正をするのは総理ではなく国会で、最終責任者は総理ではなく議長。有力な方を議長に置いて、憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」との考えを示した。

 出演者から改憲に向けた衆院議長の重要性を問われて答えた。そのうえで萩生田氏は、大島理森衆院議長について「立派な方だが、どちらかというと調整型。議長は野党に気を使うべき立場だが、気を使いながら(憲法審査会の)審査はやってもらうように促すのも議長の仕事だったと思う」とも指摘した。

 安倍晋三首相は参院選を受け、改憲に向けた議論を加速させようとしている。首相側近として知られる萩生田氏が議長の役割の重要性に言及したことは、波紋を広げそうだ。













http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 韓国「ホワイト国」除外の閣議決定、8月2日にも : 韓国への制裁が進む  数千種類の物資が韓国への輸出制裁の対象になる
            韓国「ホワイト国」除外の閣議決定、8月2日にも : 韓国への制裁が進む   
   
  
  
[私のコメント]
  
  
> 政府は韓国向け輸出規制をめぐり、輸出管理上の信頼関係があると認めた「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を8月2日にも閣議決定する方向で調整に入った。
政令の公布を経て、8月下旬にも正式に除外する。
  
  
いよいよ来ました。
韓国のホワイト国からの除外です。

ホワイト国から外すということは、韓国にキャッチオール規制を適用するということ。
キャッチオール規制は、兵器の開発に使われる可能性のある貨物の輸出・技術移転を行う際、その物資が禁止・規制リスト外であっても、経済産業大臣への届け出およびその許可を受けることを義務付けた制度です。
ホワイト国から除外されると包括申請ではなく個別申請となるため、時間、手間。コストが膨大にかかることとなります。
  
本件も先の輸出制裁同様、禁輸ではないのでWTO違反にはなりません。
EUも韓国をホワイト国に入れていないので、EUが韓国に課しているのと同等の扱いになるわけであり、韓国が文句を言う筋合いのものではありません。  
  
韓国の輸出管理があまりにもザルであるため、特別な優遇をやめて通常国と同じ扱いにするだけ。
ですが、韓国にとっては膨大な手間と時間とコストがかかることになります。
  
  
  
[記事本文]

政府は韓国向け輸出規制をめぐり、輸出管理上の信頼関係があると認めた「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を8月2日にも閣議決定する方向で調整に入った。政令の公布を経て、8月下旬にも正式に除外する。ホワイト国から外れると、事務手続きの簡素化といった一部の優遇措置が韓国への輸出で使えなくなる。

【関連記事】対韓輸出規制 文大統領が得るモノ、失うモノ

菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「実効的な輸…

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47811490W9A720C1EA4000/

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http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 有史以来一度も国民の手で憲法を制定したことがなかったので、今度こそ、憲法を制定すべき時がきているけれど、小沢一郎衆院議員の「日本国憲法改正試案」をたたき台にしよう(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b284ee6ffdd9b1f12b370fba21dc6a42
2019年07月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 2016年6月27日、「日本を100年間植民地とする」日米英3国裏協定が71年目に破棄され、晴れて独立国になることができた。だから「平和憲法を破棄してよい」ということではないけれど、聖徳太子(厩戸皇子)の「17条憲法」、大日本帝国憲法(明治天皇による欽定憲法)、日本国憲法(GHQによる占領憲法)と日本は、有史以来1度も国民の手で憲法を制定したことがなかったので、今度こそ、憲法を制定すべき時がきている。だが、「軍国主義者」である安倍晋三首相と最大の支持者である極右勢力「日本会議」の手に任せるわけにはいかない。自民党改憲案4項目「(1)自衛隊の明記 (2)緊急事態条項(3)合区の解消(4)教育無償化の明記」のうち、「(1)自衛隊の明記」が、中途半端で不完全であるからだ。このため、安倍晋三首相は、参議院議員選挙(7月21日)後、この自民党改憲案4項目にこだわらない姿勢を示している。ならば、国民民主党の小沢一郎衆院議員が1999年9月、自由党党首時代に提案した「日本国憲法改正試案」をたたき台にして、改正案をまとめて、衆参両院の各議院が国民に提案して、国民有権者の過半数を得て、正式に改憲を行うべきである。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 国民の玉木が改憲議論や安倍との協議を進めると宣言。突然の手のひら返しで党内外に動揺、批判(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28487073/
2019年 07月 28日 

【安倍首相が27日、2回目のゴルフに行った。今回も膝上までのハーフパンツ。しかも、これが理解できないのだが、前回同様、昔の高校生がはいっていたような、膝下まで来る白のスポーツ系ハイソックスを履いている。・・・膝頭の周辺だけぽこっと外に出ている感じで、何だかな〜という感じ。(~_~;)】

 参院選の前後に『参院選、国民党の改憲候補に注意。安倍が国民党改憲派の取り込みを示唆。公明は逃げの姿勢』『安倍、20年の改憲実現、国民党改憲派の抱き込みに意欲+ボルトンが来日、有志連合参加迫る?』という記事を書いたのだけど・・・。

【19日、mewがこのコーナー(?)で、2年前から要注目選手にしていた小池祐貴が、ダイヤモンドリーグ・ロンドン大会の男子100m決勝に出場。順位は4位だったものの、日本選手として3人めの9秒台、9秒98(追い風0・5m)をマークした。(*^^)v祝 <小池は200mでも4位に。20秒24(追い風0・9m)の4位。五輪参加標準記録を突破した。>

 小池は、桐生祥秀と同級生。慶応大学時代(山県の後輩)は、桐生にやや差をつけられたものの、社会人になってから、自ら走り幅跳びの臼井淳一氏にコーチングを要請。その後、記録が伸びて、2年前の全日本で桐生らと競って注目を浴びることに。昨年はアジア大会200mで金メダルをとった。

 日本期待の100x4リレーのメンバーにも選出。ロンドン大会でも、多田→小池→桐生→白石の構成で、日本歴代3番目のタイムとなる37秒78で2位に入った。(・・)
 今、気胸のため休養中のmewごヒイキの山縣(10秒00)も9秒台を狙っているので、チョット悔しい思いをしているかも知れないのだが。どうか焦らず、しっかり病気を治して、力を発揮して欲しい。 o(^-^)o】

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 昨日、安倍首相が、参院選の結果を受けて、記者会見を行なった。

 安倍首相は、与党が71議席とり過半数を大きく超えたしたことを強調し、「この選挙の最大の争点は『政治の安定』だった。安定した政治基盤の上に新しい令和の時代の国づくりをしっかり進めよとの力強い信任をいただいた」と述べた。

<この「令和の国づくり」という言葉のウラには、あの「美しい国づくり」という意味、その実現への思いが潜んでいる。やだ、やだ。^^;>

 そして、どの調査を見ても、今回の参院選では、国民のほとんどが憲法改正に関心がなかったにもかかわらず、自分は憲法改正の議論を訴えて、「少なくとも議論すべきだという国民の審判は下った」と主張。

 今回の参院選では自公維で2/3の議席がとれなかった上、公明党の山口代表も選挙後に「憲法改正を議論すべきだと受け取るのは、少し強引だ」「改正する必要は今、どこにあるのかはっきりしません」と改めて改憲に慎重な姿勢を示しているのだが・・・。

 案の定、「国民民主党には憲法改正を議論すべきだと考えている方々はたくさんいる」「与野党の枠を超えて3分の2の賛同が得られる改正案を練り上げていきたい」とも語り、国民党の改憲保守派を巻き込んで、2020年の改憲実現への意欲を示した。(・o・)

<関連記事『参院選、国民党の改憲候補に注意。安倍が国民党改憲派の取り込みを示唆。公明は逃げの姿勢

 後日、書きたいと思うが。国民党は安倍改憲に賛成する議員が離党して、党が分裂する可能性が十分にあると思う。(・・)>

* * * * *

 また、これは『警官が安倍批判の聴衆を力づくで制圧、排除&米が有志連合に勧誘開始で、まじで日本がアブナイ』の続報になるのだが・・・。

 米国がイランに対する有志連合を結成することを提案。何と昔からmew天敵の超タカ派・ボルトン大統領補佐官が早くも来日して、22日には河野外務大臣、岩屋防衛大臣、谷内 らと会談を行なった。日本が有志連合に参加するように促したと見られている。(-_-;)

 安倍首相は会見で、『詳細に申し上げることはできませんが、当然、今ですね、米国とは緊密に連携をとっているところであります』と慎重な言い回しをしていたのだけど。米国に迫られたら、断れるかどうかビミョ〜なところ。

 また、これを断った場合は、米国との貿易交渉で、不利な条件を呑まざるを得なくなるおそれもあるだけに、色々と難しい状況に陥っている。_(。。)_

『安倍首相「20年改正憲法施行の思いに変わりはない」

 第25回参院選の開票作業が22日午後終了し、自民党は57議席、公明党は14議席を獲得し、与党で改選過半数の63議席を超えた。それを受け、安倍晋三首相(自民党総裁)は自民党本部で記者会見し、憲法改正について「少なくとも議論すべきだという国民の審判は下った」と野党に改憲議論を行うよう求めた。また、自らが掲げた「2020年改正憲法施行」について「今もその思いには変わりはない」と強調した。一方で、臨時国会を8月1日に召集すると表明した。(毎日新聞19年7月22日)』

『首相は参院選の結果を「国民からの力強い信任を得た」と総括。選挙戦を通じて憲法改正に向けた議論を進めるよう訴えて与党が勝利したとして、「少なくとも議論すべきだという国民の審判は下った。野党は民意を正面から受け止めていただきたい」と主張。停滞している衆参両院の憲法審査会の開催と政党間の協議に入るよう求めた。

 与党と日本維新の会などによる「改憲勢力」は改憲発議に必要な「3分の2」には届かなかった。この点について首相は「新たに登場した政党もある。国民民主党には憲法改正を議論すべきだと考えている方々はたくさんいる」と一部野党を巻き込みたい考えを重ねて示した。9条への自衛隊明記や教育無償化など4項目を掲げる自民党案の修正に応じる可能性にも言及したうえで、「与野党の枠を超えて3分の2の賛同が得られる改正案を練り上げていきたい」とも語った。(朝日新聞19年7月22日)』

『公明・山口代表「憲法に自衛隊、あえて書く意味があるのか」

 公明党の山口那津男代表は21日夜のテレビ東京の番組で、憲法に自衛隊を明記する自民党の憲法改正案について「あえて書く意味がどこまであるのか。もっと議論を尽くすべきだ」とけん制した。

 山口氏は「自衛隊は(すでに)国民が容認している。安全保障法制で自衛隊の活動について明確に決めた」と強調。安倍晋三首相が提起した自衛隊明記案は「国会で議論が深まっていない。落ち着いた冷静な議論が必要だ」と述べた。

 中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた有志連合構想については「自衛隊をただちに出す状況ではない」と慎重な考えを示した。【村尾哲】(毎日新聞19年7月22日)』

* * * * *

『改憲戦略練り直し=安倍首相、多数派工作の構え【19参院選】

 参院選の結果を受け、安倍晋三首相は憲法改正に向けた戦略を再構築する。

 改憲に前向きな勢力で国会発議に必要な3分の2の議席を占めることができず、目標とする2020年の改正憲法施行には困難が伴う。発議要件を満たすため、首相は主要野党の一部議員を抱き込む多数派工作に乗り出す構えだが、思惑通りに進むかは見通せない。

 首相は21日夜のテレビ番組で「ちゃんと議論をしていけという国民の声をいただいた」と述べ、あくまで改憲を目指す考えを強調。ただ、「期限ありきではない」とも語り、実現の時期にこだわらない考えを示した。

 今回の参院選では、自民党と「加憲」を掲げる公明党、改憲に前向きな日本維新の会の改憲勢力で3分の2にわずかに届かなかった。これにより参院での発議自体が困難になる。(下につづく)

 局面を打開するため、首相が狙いを定めるのが国民民主党だ。公示前から「国民民主に前向きな方々もいる」と一部議員の協力に期待を表明。選挙戦では静岡選挙区で国民民主候補を首相官邸が支援したとされる。自民党の閣僚経験者は「協力してくれそうな議員は複数いる」と明言する。

 実際、ある国民民主幹部は、9条改正に難色を示しつつも、改憲論議には「協力してもいい」と語る。玉木雄一郎代表も21日夜の番組で「憲法の議論は積極的にやる立場だ。自民党の4項目の改憲案の中身はともかく、議論の中で問題点を指摘したい」と述べた。

 一方、ベテランの衆院議員は「自民党とくっつけば自爆するようなもの」と反発。選挙後の国民民主内は荒れそうな気配だ。

 これに対し、立憲民主党幹部は「選挙後もスタンスは変えない。次期衆院選でも自民党が憲法を争点に掲げればうちには有利だ」と語る。

 秋に予想される臨時国会以降、自民党は投票の利便性を高める国民投票法改正案の成立や改憲項目の絞り込みなどを迫るとみられる。主要野党の一角の国民民主が改憲論議に応じれば、野党は議論を拒否しにくくなる可能性がある。このため、立憲は国民投票に関するCM規制強化の議論を優先すべきだとして、抵抗を強めそうだ。(時事通信19年7月22日)』

<国民民主党の多くは、もともと改憲賛成派。しかも、半分ぐらいは改憲実現に積極的な人ゆえ、安倍自民党が本当に改憲発議に動いた場合、党を割ってでも、協力する可能性が十分にある。(・・)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 最後に、有志連合の話を・・・。ボルトン氏は「同盟を強化するうえで、非常に重要な局面を迎えている」と発言。今後、米国が有志連合への参加を日本に強く迫る可能性がある。(ーー)

『ボルトン氏が岩屋防衛相とイラン情勢などで意見交換

 来日中のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は22日、防衛省で岩屋毅防衛相と会談し、イラン情勢などで意見交換した。ただ、米国が呼びかける「有志連合」について、岩屋氏は会談後、記者団に「具体的な中身の話はなかった」と述べた。

 岩屋氏は記者団に、米政府による19日の説明について「協力の仕方はさまざまな方法があるとの説明を受けた。提案の中身を精査したうえで検討したい」と語った。一方、ボルトン氏は会談冒頭で「同盟を強化するうえで、非常に重要な局面を迎えている」と述べた。今後、米国が有志連合への参加を日本に強く迫る可能性がある。

 ボルトン氏は河野太郎外相や谷内正太郎国家安全保障局長とも会談した。河野氏とは、悪化する日韓関係も話し合った模様だ。トランプ米大統領は「仲介」に言及したが、外務省関係者は「(ボルトン氏は)日本の立場を聞き置くというだけで、仲介という話はなかった」と明かした。【町田徳丈、鈴木一生】(毎日新聞19年7月22日)』<米国が悪化する日韓関係の仲介にはいるという話も興味深い。>

 公明党の山口代表は、安倍首相と会談を行なった後、『「アメリカの考え方はどういうことなのか、それから日本がイランと対話できる立場というのは、しっかり重視して大切にしていくべきだと」

 また、山口代表は「有志連合の内容がはっきりしないので、政府・与党でかじ取りを間違えないように結束してあたっていきたい」と強調した。(NNN19年7月22日)』

* * * * *

 安倍首相&保守タカ派議員は、湾岸戦争の時に自衛隊を派遣しなかったことを屈辱だと感じ、そのリベンジのために早く自衛隊を海外に派遣したいという思いが強いのだが。

 もしここで自衛隊を派遣して、戦闘に参加したり、死傷者が出たりする場合には、憲法9条改正に反対する国民が増える可能性も知れず。

 いずれにせよ、日本の将来を大きく左右する問題であるだけに、心ある野党、メディア、国民がしっかりと声を上げて行かなければいけないと思うmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK263] この人誰だ? 脳みそは与太郎で取り巻きがゴロツキ! 
この人誰だ? 脳みそは与太郎で取り巻きがゴロツキ!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_312.html
2019年07月28日 半歩前へ

この人、誰だ?

コラムニストの小田嶋隆‏ がつぶやいた。

血筋は一流だけど
貫禄は二等兵
滑舌が三流で
脳みそは与太郎
取り巻きがゴロツキで
親友はロクでなし
性格が七面倒くさくて
先行きが八方塞がりで
悩みのタネが九条って

誰だ?

**********************************

 ここまで特徴を書いてくれたらすぐわかるよね。
 
 あのバカしかいない。

 そうそう、秋葉原でブチ切れた、あの男だよ!


































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 米が有志連合参加を“強制”…防衛省は人員募集中で困惑必至(日刊ゲンダイ)


米が有志連合参加を“強制”…防衛省は人員募集中で困惑必至
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259266
2019/07/28 日刊ゲンダイ


防衛省も頭が痛い…(C)日刊ゲンダイ

「参加しなければならない」――。米国のポンペオ国務長官が25日、日本のタンカーなどが攻撃された中東・ホルムズ海峡の安全確保のための有志連合について、日本などを名指しした上で参加を“強制”した。

 岩屋防衛相は自衛隊派遣について否定的な見解を示したが、ポンペオ発言で有志連合への参加は「マスト」になる。安倍政権は2015年、野党の反対を押し切って安保法を成立させた。当時、集団的自衛権行使による海外派兵の代表例として、ホルムズ海峡の機雷除去を示していたが、いよいよ自衛隊を派遣せざるを得ない状況になってきたのだ。軍事評論家の前田哲男氏が言う。

「トランプ大統領と親密な関係にある安倍首相は『シンゾー、頼むぞ』と言われれば断れないのではないか。自衛隊を危険な現場に送らざるを得なくなる可能性は高いと思います。安保法成立以前であれば、憲法の趣旨に基づき『派遣できない』と主張することが可能でした。しかし、今は安保法が派遣の根拠法になり得てしまうでしょう」

 この状況に頭を痛めているのが、防衛省・自衛隊だろう。ちょうど今は自衛官候補生の採用試験を行っているさなか。応募者は13年の3万3534人から、17年は2万7510人に6000人も減り、自衛隊離れが止まらない。防衛省は昨年10月、募集対象の年齢の上限を26歳から32歳に引き上げ、アニメキャラなどを描いたポスターやパンフレットを用意するなど、あの手この手で応募を呼び掛けているが、それでも人が集まっていない状況だ。

「安保法成立の時でさえ、自衛隊内部からは『海外派兵可能なんて、話が違う』という声が上がりました。さらに、有志連合の参加が避けられない状況になりつつある中、人員確保がますます困難になっていくでしょう」(前田哲男氏)

「自衛隊を憲法に明記する」と息巻く安倍首相だが、戦場で危険にさらされるのは自衛官で、自分はノホホンとゴルフ。やはり、戦犯の血は争えないということだ。



















関連記事
<もはや、日本政府は逃げられない!>安倍外交の最大の試練となる有志連合参加問題  天木直人 
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/687.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK263] N国党・立花孝志氏の当選で期待される「NHK紅白の枕接待」暴露!     Asagei+
N国党・立花孝志氏の当選で期待される「NHK紅白の枕接待」暴露!     Asagei+
 (エヌコク党公約 「NHKのスクランブル放送化」)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/seiji-keizai-gaikou/Nkokutouno-kouyaku-NHK-no-Scramble-housouka/wforum.cgi?mode=read&no=11&reno=no&oya=11&page=0#11

参照先 : https://www.excite.co.jp/news/article/Asagei_130683/
NHKから国民を守る党が、参院選比例区で1議席を獲得した。党代表の立花孝志氏は、インパクトのある政権放送で人気を集めたという。

「立花氏は、『NHKをぶっ壊す!』と宣言しながら、NHKアナウンサーの不貞報道を蒸し返す政見放送が大きな注目を集めました。ユーチューブにアップされたその動画は、最終的に自民党・安倍晋三首相の再生回数を上回る300万再生以上を記録。彼は選挙戦で、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の実現を掲げていたため、賛同した有権者が多かったようです」(芸能記者)

 そんな中、7月24日に行われたNHKの定例会見にて総局長は、N国が掲げるスクランブル放送について記者から聞かれると、「NHKが果たすべき公共的役割や機能を、根本的から毀損する恐れがある」とコメント。しかしネットでは依然として、スクランブル化を求める声が多く、受信料制度には反対意見が飛び交っている。

 また今回、立花氏が当選したことによって、「NHK紅白歌合戦」の裏側が、世間に広まってしまう恐れがあるという。

「元々、NHK職員だった立花氏は、過去に自身のユーチューブチャンネルにて、紅白の裏側を暴露したことがあります。それによると紅白スタッフは、NHKからオファーを出す超有名歌手以外、芸能プロダクションからの金や女体の提供で出場者を決めていたそうです。その際、夜の奉仕役として派遣されるのは、歌手を出したい事務所にいる売れていないタレントなのだとか。今回、彼が当選したことで、NHKの枕問題にも国会で切り込んでくれることも期待されています」(前出・芸能記者)

 今後も、どんな爆弾が投下されるかわからないため、NHKは戦々恐々としているかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 定着です親中即成長率爆上げ 英ジョンソン親中宣言 :国際板リンク 
定着です親中即成長率爆上げ 英ジョンソン親中宣言 

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/885.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK263] れいわ新選組の底力を、ポピュリズム批判だけでは見誤る「真の理由」 これは現代の「一揆」かもしれない(現代ビジネス)


れいわ新選組の底力を、ポピュリズム批判だけでは見誤る「真の理由」 これは現代の「一揆」かもしれない
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66127
2019.07.28 真鍋 厚 評論家・著述家 現代ビジネス

「ポピュリズム」の裏にある必然

今回の参院選では「れいわ新選組」や「NHKから国民を守る党」が思わぬ健闘を見せ、世間を驚かせた。

特に「れいわ」の躍進については、ついに日本でも欧米と同様に「左派ポピュリズム」政党が登場したとの議論が起きている。だが、ポピュリズム的な傾向そのものは、多かれ少なかれどの政党にも見い出せる流行のようなものであり、「左派ポピュリズム」という視点のみでは、今起こっている自体の深刻さを正確に言い表すことはできないだろう。

重要なのは、これらの現象の良し悪しを問うことよりも、構造的な必然性に目を向けることである。

これらは、わたしたちの「徹底的に個人化された生活」と「情報環境への過剰接続」が化学反応を起こして生み出した現象だ。万物がフラットなコンテンツとして消費される中で、政治さえも「コンテンツ」のひとつに過ぎなくなった――そのような新しいゲームのルールのもとで、古き良き「政治活動」はかつてない試練にさらされている。

政治のエンタメ化

「政治を面白く」というキャッチフレーズを掲げる「れいわ新選組」代表の山本太郎氏は、実際に街頭演説やインタビューなどで有権者の関心を引くための仕掛けづくり≠意識していることを「ネタばらし」している。「政治のエンタメ化」を、「あえて」実行するというわけだ。

「れいわ新選組」候補者の街頭演説を「れいわ祭」と銘打ち、「参加型のエンタメ」感を打ち出したことは、まさにその実例と言える。


Photo by gettyimages

山本氏は、「エンタメ要素」を盛り込んだ宣伝戦略が、費用対効果から言っても、最も効率的に党勢を伸ばす方法であることを理解している。

沖縄県出身で創価学会員の野原善正氏を擁立し、誰もが矛盾を感じている「公明党」とその支持母体である「創価学会」のズレを、参院選という大舞台で公明党代表・山口那津男氏との「ガチンコ勝負」として具現化する――これはほとんどプロレス的発想だ。

いみじくも「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏が言ったように、「真面目なことを不真面目」にやらないと誰も注目しないのである。NHKの政見放送で、候補者たちがNHK局員の不祥事を暴露しまくり、口々に「NHKをぶっ壊す」と叫ぶ姿を痛快に感じた有権者も多かっただろう。

猫やパフェと戦わなければならない

今や国政選挙でさえも、スマートフォンの画面やアプリのタイムライン上に表示される無数のコンテンツの一つに過ぎなくなっている。筆者は、これを「ありとあらゆる情報がフラットにコンテンツ化される社会」と呼んでいる。

そこでは内容の真贋≠竍善悪≠ノ関係なく、そしてフィクションかリアルかを問わず、ありとあらゆるテキスト、表現、パフォーマンス等々が、個々の重要性などは脇に置かれ、単なるコンテンツとして消費される。

そのような中で今、政治は「見る価値」「参加する価値」があるコンテンツか否かが吟味される状況になっている。ここにおける「価値」とは「面白さ」であるということを、山本氏は意識的にか無意識的にか、感知しているのであろう。

いまや国政選挙で票を得るためには、膨大な消費コンテンツと競争しなければならない。インスタグラムでモデルが訪れていたお洒落なカフェや、世界中でプレイされているオンラインゲームの新作や、ユーチューバーの「やってみた動画」などと「可処分時間」の奪い合いをしなければならないのだ。


Photo by iStock

スマートフォンの中では、政治家の街頭演説よりも、猫が床をゴロゴロする動画のほうが、果物が山ほど載ったパフェの画像のほうが、多くの人を惹きつける。政治に無関心な層を掘り起こそうとすればするほど、「エンタメ要素」は必須とならざるを得ないだろう。

参院選の翌日に行われた吉本興業の岡本昭彦社長の約5時間にわたる謝罪会見で、選挙結果を吟味するための「時間」そのものがかっさらわれ、世間がそれ一色に塗り変わったことが典型的だ。政治も「面白く」なければスルーされるというわけだ。

「シングル・イシュー」が効果的な理由

その点、「れいわ新選組」の選挙戦は「エンタメ性」が徹底されていた。

例えば、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者を国会に送り込むというのは前代未聞の試みであるだけでなく、彼らが主張する価値観(中卒、高卒、非正規や無職、障害や難病を抱えていても、将来に不安を抱えることなく暮らせる社会を作る)をリアルタイムで世に問う「社会実験」でもあったわけだ。

「れいわ」に票を投ずるか否かを逡巡することは、「難病患者を国会議員にすることに賛成か反対か」というイシューに関して、自らの態度を決めることと同義になった。そのため、有権者に明確な参加意識が生じやすかった。

つまり「れいわ」は、今回の選挙自体を「既存の社会に対する挑戦状」にするというストーリーを構築し、有権者たちも事実としてそれに乗ったのである。

「エンタメ化」は、「シングル・イシュー・ポリティックス」と親和性が高い。

「シングル・イシュー・ポリティックス」とは、一つの争点のみについて賛否を問う政治運動のことだ。実際に「NHKから国民を守る党」は、「NHK」(の現在のような受信料制度にノーを突き付けること)の賛否だけを問うた。

「れいわ新選組」の場合は、今回の参院選から新たに導入された「特定枠」にALS患者の舩後靖彦氏と重度障害を持つ木村英子氏を指定することで、「障害者」(も生きてて良かったと思える社会を実現すること)に対する賛否を、実質的に「一つの争点」として機能させることに成功したと推測できる。



このように構造を分析したうえで、「れいわ」の台頭と「左派ポピュリズム」が危険か否か、という問いに戻ろう。

「左派ポピュリズム」という言葉が一人歩きし、「れいわ」や山本氏の存在を危険視する声は強まりつつあるが、実のところ日常的に「身の危険」を感じているのは、彼らの批判者よりも、支持者や支援者たちのほうではないか。

これは現代の「一揆」なのか

「れいわ現象」の背景にあるのは、「生産性」という尺度によって自分たちの人生の価値が暴力的に決定され、いずれは社会から「不要」という烙印を押されてポイ捨てされるのではないか、という、様々な生きづらさを抱えた人々の差し迫った恐怖であり、不安である(もちろん、一人ひとりが抱える恐怖や不安の具体的な中身については議論の余地があるだろう)。

平成の30年間、この国ではグローバル化に伴う経済的格差が拡大しただけでなく、「職場」を社会的承認の柱とする人生モデルが崩壊し、さらにそれらと並行して地域コミュニティなどのソーシャル・キャピタル(社会関係資本)が衰退、「社会的孤立」に陥る人々が増大した。

こうした悲惨な現状が、社会システムの変革による上からの°~済を切実に求める機運を作り出している面が、少なからずある。

「NHKから国民を守る党」の場合、先行き不透明な経済情勢や、賃金が上がらないことへの不満、日常生活における漠然とした不安などが、自宅に直接訪問し、強制的に受信料を徴収しようとする具体的な脅威として「NHK集金人」に投影されたと考えると分かりやすい。

わたしたちの「徹底的に個人化された生活」と「情報環境への過剰接続」は、今後さらに進展することはあっても、後戻りする気配はない。そして、一見「誰もが自由に生きられる時代」が到来したように見えながら、実態は旧態然とした慣習やルールに押し潰されそうな境遇に絶望する人々は、「正しい権力の行使」を政治参加によって実現しようとするだろう。これは現代における「一揆」であるという言い方が相応しいかもしれない。

「わたしたちが抱えている恐怖や不安」に対する目処が付かない限り、巷でいう「ポピュリズムと称されるもの」が決して収束することはなく、「政治のエンタメ化」も有効な手段であり続ける。これは必然である。

それが民意に裏打ちされた「政党」の形を取り始めたのであれば、そこには恐らく「新しい共同性」への志向が存在するはずであり、その背後にある「無意識」にこそ観察の目を注ぐべきだろう。

特に「れいわ新選組」は、共通の危機意識を基盤に、見知らぬ者同士が「アジール(聖域、自由領域)」を作るような、直接参加型の「つながり政治」の最初の事例といえるかもしれない。

社会の「正当性」自体が揺らぐ

「れいわ新選組」や「NHKから国民を守る党」が、政党交付金を得られる「政党要件」をクリアしたという結果のみを批判したところで、何も始まらない。

「わたしたちが抱えている恐怖や不安」を他ならぬ政治の力によって解消しようとする動きが、今回の参院選のタイミングで「政党として」表面化してきたのであるから、わたしたちは、社会の正当性そのものが大きく揺らいでいることにもっと危機感を持つべきだ。


そういう意味において、今回自ら候補者ともなった安冨歩氏の「れいわ現象」の分析は秀逸である。



れいわ新選組は、左派ポピュリスト政党、などではない。それはそもそも「政党」ではなく、「左派」でもなく、「ポピュリスト」でもない。れいわ新選組は、無縁者の集まりであり、その無縁のエネルギーが、ガチガチに固まって人間を閉塞させている有縁の世界に、風穴を開けつつある。(内側から見た「れいわ新選組」 2019年7月24日付、)https://anmintei.net/a/688










































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「反社」の不快な響き 白黒に分け難いのが世の中 松尾貴史のちょっと違和感(毎日新聞)




「反社」の不快な響き 白黒に分け難いのが世の中 松尾貴史のちょっと違和感
https://mainichi.jp/articles/20190728/ddv/010/070/005000c
2019年7月28日 04時02分(最終更新 7月28日 10時08分) 毎日新聞


松尾貴史さん作

 テレビの情報番組で、最近頻繁に聞こえてくる耳慣れない言葉がある。最初は、「ハンシャ」「ハンシャ」と言うので「反射」のことかと思ったが、アクセントが違う。話を聞いていると「反社会的勢力」「反社会的グループ」を省略した言葉だということがわかった。

 年配のコメンテーターも一緒になって使っているので、結構浸透している言葉なのかもしれない。時事通信社が配信するニュースの見出しにも、「吉本『反社』問題」という言葉が躍っている。

 スマートフォンやコンピューターの変換では「反射」「販社」あたりしか出てこないので、それほど一般的な言葉ではなさそうだが、このところ一斉にこの言葉が使われるようになっている。近年は企業などの取引が反社会的勢力との間で取り交わされることを防ぐための「反社チェック」というマニュアルも存在するようで、今年急に使われ始めた表現でもなさそうだ。だが、この様子だと今年の年末に「新語・流行語大賞」にノミネートされるのは確実ではないだろうか。

 しかし、この略称には少しばかり違和感を覚える。略称になるときは、それが身近なものである場合と、その対象を軽んじるときに使われることが多い。古くは阪東妻三郎が「阪妻」、青山学院大学が「青学」、名古屋駅が「名駅」、イタリア料理を「イタメシ」、最近ではスマートフォンが「スマホ」などと呼ばれるときは、その身近さゆえの略称だろう。フランス料理を「フラメシ」と呼ばないのは、身近な感じがしないからなのかもしれない。

 軽んじられるときは、蔑称になりかねない場合も多い。アメリカを「アメ公」などと言った時代もあるし、日本人のことを「JAP」とばかにする言い方もある。石原伸晃衆院議員が幹事長の時、ニュース番組内で生活保護受給者のことを「ナマポ」と表現して政治家としての資質を疑われたことも記憶に新しい。

 新聞や雑誌、テレビのテロップなど、字数に制約があるときにも略される。新聞が全盛だった頃は、ソビエト社会主義共和国連邦を「ソ連」、ロッキード社を「ロ社」などと表記して、字数を稼いだこともあった。セクシュアルハラスメントを「セクハラ」と言うのも同様の理由だろう。この「反社」についても、そもそもはそうだったのかもしれない。「反社会的勢力」を「反社」とすれば、長さは3分の1だ。しかし、口頭で「反社」と呼ぶのはどうにも違和がある。

 軽く扱うものでも、身近なものでもあってはならない。口が疲れるなら、「反社会」ぐらいにとどめておけばいいと思うのだが、何か業界用語的、符丁のような感じがして不快な響きだ。

 日本で最大といってもいい芸能プロダクションやその所属タレントと反社会的勢力の関わりについて、ここ最近、にわかに取り沙汰され始めた。

 芸能の歴史を見れば、テレビよりももっと昔の映画や興行の世界では、一部には持ちつ持たれつという側面があっただろうし、切っても切れない関係も根深いものがある。反社会はもちろん悪ではあるけれど、社会は白か黒かで明快に分けられるものではなく、くっきりと線引きできない有機的な絡み合いもあるだろう。

 テレビが公的なメディアだと言うならば、もっと公的な存在である政治家が、反社会的な行為にまつわるもめ事で暴力団関係者から自宅に火炎瓶が投げ込まれたことがあるが、その政治家はいまだ政府の重職に就いたままだ。(放送タレント、イラストも)




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK263] それこそ民主主義の可視化、お釣りがきて余りあると談四楼! 

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それこそ民主主義の可視化、お釣りがきて余りあると談四楼!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_318.html
2019年07月28日 半歩前へ

談四楼は、涙が出るほど嬉しいことを言ってくれるよ。

的確な表現でズバッと核心を突く。

筆が立つ噺家だ。

**********************************

 国会に行くれいわの2人に「何ができる」等を言う人に申し上げる。

 優秀な2人だが、国会にいるだけで絶大な効果をもたらすんだ。

 バリアフリーがどう進められるか、その国会をどう運営するかが報じられ、日本のみならず世界から注目されるんだ。

 それこそ民主主義の可視化であり、お釣りがきて余りあるよ。








































関連記事
れいわ舩後氏、木村氏に当選証書「感無量」「奇跡」(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/682.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 制御しきれぬ福島第一 汚染水の水位下がらず理由も不明 建屋地下 高濃度1.8万トン(朝日新聞) :原発板リンク 
制御しきれぬ福島第一 汚染水の水位下がらず理由も不明 建屋地下 高濃度1.8万トン(朝日新聞)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/757.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <改憲3%ですってよ!!>安倍首相に一番望む政策、社会保障38% 改憲3% 低い投票率「投票しても変わらない」朝日新聞社世論調査 

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首相に望む政策、社会保障38% 改憲3% 朝日世論調査
https://digital.asahi.com/articles/ASM7R33WZM7RUZPS001.html
2019年7月23日22時51分 朝日新聞


安倍首相に一番、力を入れてほしい政策は

 参院選の結果を受け、朝日新聞社は22、23の両日、全国世論調査(電話)を実施した。安倍晋三首相に一番力を入れてほしい政策を5択で聞くと、「年金などの社会保障」が38%で最も高く、「憲法改正」の3%が最も低かった。参院選の比例区で自民党に投票したと回答した人に限っても、「社会保障」が39%で、「外交・安全保障」21%、「教育・子育て」20%、「景気・雇用」14%。「憲法改正」は4%だった。

 参院選の結果、与党と日本維新の会などの「改憲勢力」の議席が、改憲発議に必要な3分の2に届かなかったことには、43%が「よかった」と答えた。「よくなかった」は26%だった。内閣支持層では「よかった」が31%で、「よくなかった」43%の方が多かった。不支持層では「よかった」が66%で、「よくなかった」14%だった。

 安倍政権のもとでの憲法改正には「賛成」31%で、「反対」46%を下回った。

 今後、安倍首相が進める政策には「不安の方が大きい」が55%で、「期待の方が大きい」32%を上回った。前回2016年の参院選後の調査で同じ質問をした際の「不安」48%、「期待」37%と比べても、「不安」が増えた。

 安倍首相の自民党総裁としての任期は残り2年余り。いつまで首相を続けてほしいかを聞くと、「任期いっぱい続けてほしい」56%、「続けてほしくない」25%、「任期を超えて続けてほしい」15%の順だった。自民支持層は「任期いっぱい」が64%で、「任期を超えて」が29%だった。

 野党のあり方についても尋ねた。与党に対抗するため、「できるだけ一つの政党にまとまった方がよい」が37%、「別々の政党のまま協力する方がよい」が50%だった。立憲支持層では「できるだけ一つの政党」が54%、「別々の政党のまま」40%だった。

 内閣支持率は42%(13、14両日実施の全国調査は42%)、不支持率は35%(同34%)。

低い投票率「投票しても変わらない」


年代別の低投票率の理由

 参院選の投票率は48・80%で、1995年の44・52%に次いで過去2番目に低かった。朝日新聞社が22、23の両日実施した世論調査(電話)で、その理由を尋ねると、「投票しても政治は変わらない」が最も多く43%、「政治に関心がない」が32%、「投票したい候補者や政党がない」17%だった。

 男女別では、女性が「政治は変わらない」が48%と高め。男性は「政治は変わらない」と「関心がない」がともに37%で並んだ。

 年代でも傾向に違いがみられた。18〜29歳は「関心がない」が48%、40代は「候補者や政党がない」が28%と他の年代に比べて高め。30代、50代、70歳以上は「政治は変わらない」が45%だった。

 参院選で「投票していない」と回答した人の理由では「投票しても政治は変わらない」49%、「政治に関心がない」24%、「投票したい候補者や政党がない」20%だった。














































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK263] やまゆり園事件をきっかけに、障がい者に肩身の狭い思いをさせることない社会を(澤藤統一郎の憲法日記)

相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」での、あの忌まわしい殺傷事件が2016年7月26日のこと。事件当初の驚愕はこの上ないものだったが、あれから3年が経過した今も、その衝撃は消えない。むしろ、さらに重く深く沈潜している。

その犯行の実行者が平然と被害者の人権を否定する動機を語って、犯した罪業を反省していないこと、正当化さえしていることが、悲しくもあり恐ろしくもある。

植松聖は、かつて「やまゆり園」の職員であった。障がい者に接しての生活を送るうちに、その障がい者の人格を積極的に抹殺しようと思い至ったのだ。刺殺という残忍な手段で。

彼が、犯行直前に衆議院議長宛に認めたメモに、「戦争で未来ある人間が殺されるのはとても悲しく、多くの憎しみを生みますが、障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます」「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」とある。

当時、これに目を通して誰もが想起したのが、石原慎太郎の発言だった。重度障害者が治療を受けている病院を視察した後、彼は、記者団にこう語っている。
    「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論
   を出していない。みなさんどう思うかなと思って。
    絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれて
   きたけれどああいう障害で、ああいう状況になって……。
    しかし、こういうことやっているのは日本だけでしょうな。
    人から見たらすばらしいという人もいるし、おそらく西洋人なんか切
   り捨てちゃうんじゃないかと思う。そこは宗教観の違いだと思う。
    ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする。」

植松と石原に共通するのは、役に立つ生命と役に立たない生命とを差別する思想である。

典型的には、ナチスドイツがそのような優生思想を国策化した。人が人として尊重されるのではなく、国家への寄与の能力かあるか否かで、人間の価値の有無をはかり人間を選別した。稼働能力も戦闘能力もない重度障がい者は、比喩ではなく、文字どおり抹殺された。「T4作戦」として知られるこの政策で「安楽死」を余儀なくされた障がい者は20万人を超すとされる。

人権という思想は、脆いものだと思う。事件後の植松は接見を試みたジャーナリストにこう語っている。
   「ナチスの大量虐殺についても、障害者を虐殺したことは正しかったが、
   ユダヤ人虐殺は誤っていた」「人間が幸せに生きる為に、心の無い者は
   必要ない」「『意思疎通がとれない者を安楽死させる』考えを本心で否定
   するのは『バカ』と『ブサイク』です」(創)

「意思疎通がとれない者を安楽死させる」考えを否定しない石原慎太郎は、その後13年も都知事の座にあって、数々の差別発言を続けた。「こんな人物」を都民は知事に選任し続けたのだ。

人権とは元来が思想の産物であって、検証された真理ではない。人類の叡智が創り出した約束事なのだ。この約束事を社会の成員が共有することで、自由で平等な社会を作ることに資するものと承認され、その尊重が社会の基本合意となり、社会的規範とも法的規範ともなった。

人権尊重は社会の公理なのだから、何か別の根拠で人権尊重の必要性や合理性を説明することは困難である。人権は尊重されねばならず、人権尊重の浸透、人権尊重の常識化、人権尊重の教育が必要なのだ。

この公理に意を唱えさせてはならない。たとえば、「なぜ、人を殺してはいけないの?」「『私の命だけが大切で、他人の命は無価値』と、なぜ言ってはいけないの?」などと改まって発問させてはならない。それが社会の最も基本的な約束事だからだと言う以上には、論理での説得は困難でもある。

人権とは各個人に平等にある。生産性や寄与度の有無多寡に関わりなく、誰の人権も平等に尊重されなければならない。この公理を受け入れがたいとするのが、植松や石原でありヒトラーでもあった。

「障がい者にも人格があるのかね」ではない。弱い立場の者においてこそ、平等に
保障された人権の存在が貴重なのだ。その意味では、「障がい者にこそ人権がある」。
障がい者に肩身の狭い思いをさせることない社会でありたい。やまゆり園事件が、
そのきっかけになればと願う。

(2019年7月27日)

http://article9.jp/wordpress/?p=13032
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参院選 真偽不明情報まん延 ネットに50件超確認 調査団体(東京新聞)
2019年7月28日 朝刊

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/images/PK2019072802100051_size0.jpg
ファクトチェック・イニシアティブと連携した新聞やネットメディアによる主な検証記事

 今回の参院選期間中にインターネットで出回った真偽不明の関連情報は、ファクトチェック(事実確認)の推進団体「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ、東京都)の調べで五十件を超えていたことが分かった。連携する新聞社などが確認し、真偽を判定できたのは九件にとどまった。検証作業の担い手不足が課題になっている。

 参院選公示後にツイッターに載った政治家、候補者の発言や、参院選関連の各種メディア報道、ネット情報などに対し、誤りやミスリードを指摘する投稿を自動的に収集。さらにスタッフが内容を精査し、ファクトチェックが必要と判断した情報が五十件を超えた。主要争点となった消費税増税関連が多かったという。

 琉球新報やバズフィード・ジャパンなどFIJと連携する新聞社やネットメディア計五媒体が情報の提供を受け、年金積立金の運用益に関する安倍晋三首相の発言などを独自に検証。計九本の記事を掲載した。判定は「誤り」が三件、「不正確」が五件、「ミスリード」が一件だった。

 真偽不明の情報には、候補者の当落に影響しかねないものもある。広島選挙区で再選した無所属の森本真治氏は、選挙戦中盤に「韓国の国益のために働いていた過去」との批判記事がネットに出回り「事実無根」とホームページでコメントする事態に追い込まれた。

 森本氏の秘書は「内容を打ち消すネット対応や法的措置に力を注ぐべきか、候補者の集票に力を入れた方が良いのか対応に困った」と振り返った。

 FIJの楊井人文(やないひとふみ)事務局長は「もっとチェックすべき情報があった。人的資源が全然足りない」と指摘。ネット上でデマや真偽不明の情報が拡散する危険性は高まっており「事実に基づいた議論をしないと、民主主義が崩壊する」と警鐘を鳴らす。 (川田篤志)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019072802000118.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK263] れいわ、積み上げた票と金 生きづらさ抱える人ら支える(朝日新聞)
朝日新聞デジタル 2019年7月28日09時00分 牧内昇平

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190726004023_commL.jpg
参院選投開票日前夜、新宿駅前での山本太郎代表(手前)ら「れいわ新選組」候補者の最後の訴えには、大勢の人たちが集まった=2019年7月20日、東京・新宿、江口和貴撮影

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190726003477_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190726003480_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190726003937_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190726004019_commL.jpg

 参院選比例区で228万票を獲得し、2議席を得た山本太郎氏率いる「れいわ新選組」。設立間もない政党の支持者はどのような人々なのか。SNSで連絡を取ったり、会ったりしてみると貧困や病気、障害などさまざまな悩みをかかえる人たちが目立った。

 名古屋市に住む50代の男性会社員がれいわを支持したきっかけは、4月末にインターネットでみた山本氏の街頭演説だった。

 《あなたの生活が苦しいのは、あなたのせいにされていませんか。あなたが役に立たないからとか、あなたが勉強してこなかったからだとか。冗談じゃない》

 山本氏の言葉を聞くうち、涙があふれてきた。世の中から見放されてきた自分がはじめて共感してもらったように、男性は感じたという。通帳の残高は5万円ほどしかなかったが、その中から1万円をれいわに寄付した。

 「生活は苦しいけど、彼に託すしかないと思った。だってぼくを勇気づけてくれたのは、彼だけだから」

■「自己責任? 違う」

 20年近く、主に派遣社員とし……こちらは有料会員限定記事です。残り:1839文字/全文:2250文字

https://www.asahi.com/articles/ASM7R32FVM7RULFA00C.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 若者たちは自らの首を絞めている。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_36.html
7月 28, 2019 日々雑感(My impressions daily)

 先日実施された参議院選挙で安倍自公政権は過半数の議席を維持した。これで10月の消費増税10%は決定的となった。

 それだけではない。年金が今後とも不足することを国民は容認したし、「戦争法」や「共謀罪」に基づく自衛隊の海外派遣も国民は是認したことになる。

 しかも安倍自公政権を過半数も支持した世代は若い世代だという。それなら自分たちが受給する番になった年金が圧倒的に少なくても文句を言わない、と意思表示したことになるし、外国労働者移民法で日本人労働賃金が低く抑えられることも「容認」したことになる。

 グローバル化を若い層は支持して、日本国民が貧困化し食糧安全保障もどうでも良い、という選択をしたことになる。さらに「財政規律」のためなら経済成長などは「糞喰らえ」の緊縮財政を選択したことにもなる。

 若い層の過半数が安倍自公政権を支持したということは上記で示したことを悉く支持したことになる。なんと愚かな選択をしたものだろうか。

 立憲主義を屁とも思わない政治家としての最低限のモラルすらない連中が政権の中枢に巣食い、この国をシロアリのように食い潰している。加計学園の獣医学部新設がいかなる「人材」を日本に輩出するのか、結果を篤とご高覧あれ。

 外国人労働者もすべては派遣業者を通じて日本に入る、という派遣業者のための国家事業だということも忘れてはならない。それも、つまりは官邸に巣食う派遣業者の大元締めのための公共事業でしかない。

 これほど腐り切った政権を「他に選択肢がない」から選んだ、という馬鹿な連中は選挙など行かない方が良かった。なぜ自分たちで政治家を育てようとしないのだろうか。なぜ仲間の中から政治家を出そうとしないのだろうか。

 若者たちの自堕落振りが安倍自公亡国政権に存続に手を貸している。全く残念な結果になった参議院選挙ではあった。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 萩生田が「有力な議長置いて国会が改憲シフトを」ここまで来ている狂信政党(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-d6a2a3.html
2019.07.28


ここまで来たら、何が何でも無理やりにでも改憲をするつもりかもしれない。

もう、自分たちの改憲に対しての無理矢理ごり押しを隠そうともしなくなった。

く、く、狂っている。。。。

だから、国民民主党にも食指を伸ばしているのがよくわかる。

安倍の腰ぎんちゃくの萩生田が裸の王に対してゴマをする発言。


議長を変えてまで改憲をしたいとの意向を恥ずかしげもなくできる神経が分からない。

そりゃあ、絶対的な数を持っている方としてはやろうと思えばできるのだろうが、これは断じて民主主義とは違う。

独裁的思考だが、これが最後のチャンスと考えたのだろうか。

「有力な議長置いて国会が改憲シフトを」自民・萩生田氏
            7/27(土) 23:25配信  朝日新聞デジタル

>自民党の萩生田光一幹事長代行は26日夜のインターネット番組で、憲法改正に向けた国会運営について「憲法改正をするのは総理ではなく国会で、最終責任者は総理ではなく議長。有力な方を議長に置いて、憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」との考えを示した。

>そのうえで萩生田氏は、大島理森衆院議長について「立派な方だが、どちらかというと調整型。議長は野党に気を使うべき立場だが、気を使いながら(憲法審査会の)審査はやってもらうように促すのも議長の仕事だったと思う」とも指摘した。


国民民主党代表の玉木もインターネット番組で様子見をしたのか、選挙前と違った、国民民主党を支持した有権者を裏切るかのような大胆不敵な発言をしていたが、安倍の1の子分である萩生田もネットで、こんな恐ろしい発言をしている。

もうなりふり構わず行こうと思ったのか、行政府の議員が立法府の議長を替えると言い出した。

この人、自民党の幹事長代行だというが、衆議院議長の人事権まで持ったのか。

三権分立を破壊するようなこんな傍若無人な発言を許していて良いのか。

衆議院議長の大島では野党に気を使い調整ばかりしているから、議長を変えて改憲シフトに移行すると言っている。

大島が野党に気を遣うのは当然だ。

多数の数を持っている方に気を使ったら数が暴走してしまうのは歴史が証明しているからこそ野党に配慮しているともいえる。

それを与党に配慮する議長は替えると。

とうとう萩生田は安倍の子分らしく本性を剥き出しにしてきたな。

前から不思議で仕方がなかったが、いつどんな調査をしても、改憲に反対が多くを占めるか、もしくは安倍政権下での改憲には反対と言う人が多数を占めるのに、なぜ国民の代弁者である議員が改憲論者が多いのだろう。

国民は改憲より経済や年金、社会保障を重点的に考えているのに、国民の代弁者である議員は与野党問わず、改憲がしたくて仕方がない人が多い。

与党ばかりか、野党の一部の議員も改憲・改憲・改憲。。。

バカの一つ覚えの様に改憲に賛成する議員は多い。

なんでここまで国民と議員の意識の乖離があるのだろうか。


国会議員だったら、改憲にしゃかりきになる前にやる事一杯あるだろうに。。。

改憲オタクが多すぎて嫌になる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 維新と連携とか改憲議論とか玉木の政治的センスの無さ、山本太郎に弟子入りしたら?(まるこ姫の独り言)
>http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-5c3ce6.html

国民民主の玉木代表、この人、何を考えているのか。
選挙期間中は、コスプレをしてメディアに取り上げて貰っていたが、その時からものすごい違和感で一杯だった。
ガンダム?アムロ?はあ?
本人は至って大真面目なんだろうが浮いて見えるTamaki31
そんなことまでしなければ他党との差別化を計れないと思っているのか。
ピントがずれているというか、センスが無さすぎるというか。
オチャラケているようにしか見えなかった。
100歩譲ってそれで国民民主の票が増えればまだしも、逆に減っては何の意味もなさない。
まさにピエロだ。
長いスパンで物事を考えている山本太郎に弟子入りしたら、もう少し国民民主の存在感を出せるかもしれない(笑)

選挙が終わった途端、またもや玉木らしいフラフラ感がさく裂している。
ネット番組に出演して

>モリカケにかなりの時間を取りました。国政の重要課題について議論する時間が少なくなってしまった。お詫びを申し上げたい
>私は生まれ変わった
>憲法改正議論を進めていくし、首相にもぶつける

何を言っているのか、ため息しか出てこない。
玉木はピエロとドン・キホーテの役割をしているのか。
モリカケ問題を論じることは、国の根幹を破壊してきた安倍政権を炙り出すには重要な議論だ。
元官僚だった議員は大勢いるが、これだけトンチンカンな思考しかできない玉木には国民視点が欠落しているのではないか。

玉木は、選挙戦の前に「立憲野党4党1会派の政策に対する市民連合の要望書」にサインしている。
それにはこう書かれている

>安倍政権が進めようとしている憲法『改定』とりわけ第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと。

玉木は野党共闘の条件を忘れたのか。

選挙が終わり議席を減らしたのが原因なのかどうか知らないが、突如豹変してどうする。
まるで安倍首相と同じ手法じゃないか。
国民民主に投票した有権者を舐めているのか。
まさか野党の党首が手のひら返しをするとは思っていない人は多い。
これだけ豹変したらそりゃあ非難されても当然だ。

安倍首相はと野党に国民が望んでもいない「議論を前に進める政党を選ぶのか、議論すら拒否する政党を選ぶのか」と自分勝手な言い分をまき散らしているが、そもそも安倍首相がまともな議論をしたことがあるのか。

国会を見ていても野党の質疑にはまともに答えずはぐらかすだけ、そして話も聞かず、持論を滔々と述べるだけで議論が噛み合った事は一度もない。議論がまったくできない人が議論を呼びかけても議論ができるとは思えない。
そんな人間の呼びかけに応じる玉木はどうかしている。
議論ができない首相となぜ同じ土俵に乗るのか。
ここへきて維新と連携の報道もされているが頭大丈夫か?
野党共闘の意味も考えず、支持者を裏切るような事をすれば国民民主はますます影が薄くなる。
自民党とくっついたら国民民主の未来は限りなく暗いと思うが。

それにしても、大メディアで安倍首相に都合よく編集されたものしか見ない人は、「安倍首相よくやっている」と思い、国会を見た事のない人は「野党のだらしなさ」を刷り込まれている。

自分の頭で考えて行動しない人が多すぎて本当に嫌になる。


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/722.html
記事 [政治・選挙・NHK263] リベラルな若者が政権を支持するネジレの謎を追う イデオロギーを凌駕する「権威ファースト」の出現 (朝日新聞社 論座)
リベラルな若者が政権を支持するネジレの謎を追う
イデオロギーを凌駕する「権威ファースト」の出現

勝部元気 コラムニスト・社会起業家
論座 2019年07月17日 より無料公開部分を転載。


 若者の安倍政権支持率はあらゆる世代の中で最も高い――。

 もはや常識と化したこの傾向に対して、「なぜ、若者は政権を支持するのか」という視点の分析記事がたくさん出ています。

 私は、そのような記事を見つけ次第、なるべく目を通してきました。確かにどの記事も一部の若者の声を代弁していますが、その一方で、何かまだ一つ、決定的なピースが欠けているように感じるのです。

■生活満足度と支持率は必ずしも比例しない

 たとえば、インターネット上でもトレンド入りするほど話題になった朝日新聞の記事「「安倍政権支持」の空気――この貧困、自己責任だもの 格差認め自民支える若者たち」では、生活が苦しいと感じる若者が自己責任論に染まっているせいで、経済格差を肯定・容認し、自分が受ける不利益を「社会のせい」「政治のせい」とは捉えられなくなっていると指摘しました。

 よく分析できている素晴らしい内容で、非正規雇用を拡大した自民党を、苦しい思いをしてもなお支持する姿は、「まるでDV加害者の夫をフォローする被害者の妻や、虐待親をフォローする虐待被害児童のような心理状態なのかもしれない」とさえ思ったのですが、これは貧困層における傾向であり、生活にある程度満足している中間層の話ではありません。

 中間層を焦点に当てた記事では、「若者の生活満足度が高まっており、政権を変える意味を見いだせないからだ」という指摘も少なくありません(※参考記事)。

 確かに一理あると思います。ですが、「満足度・生活の質に関する調査」(内閣府)を見ると、若者よりも政権支持率の低い高齢者のほうが満足度は高くなっています。さらに、同年代でも政権支持率の低い女性のほうが満足度は高くなっており、若い男性の政権支持率が他の層に比べて高い理由にはならないでしょう。

■30代の政権支持は雇用増では説明できない

 「若者はイデオロギーフリーになっているため、イデオロギーよりも成果で政権を選ぶ。安倍政権になって以降、若者にとって最重要課題である雇用問題で、数値が改善傾向にあるから政権支持は当然だ」という説もよく耳にします(※参考記事https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53343)。雇用の悪化が進むと若者の支持率が下がるのは世界各国で見られる現象で、確かにその影響はかなり大きいと思うのですが、一つ大きな疑問が残ります。

 2012年12月発足の第二次安倍政権下で就職活動をした大卒(浪人・留年なしと仮定)は、2014年3月卒業の1991年生まれ以降の世代で、2019年現在で28歳以下のはずです。29歳以上は民主党政権時に就職活動をしています。

 恩恵を受けた28歳以下の若者が安倍政権支持に雪崩を打つのは、確かに若者の雇用増で説明がつくかもしれません。ですが、転職組を除いて、雇用が差し迫った課題ではなくなったはずの29歳〜39歳の世代までもが、自分よりも若い世代の雇用増加を理由に安倍政権の支持に傾くのはどういうことでしょうか。どうも雇用増だけではないと思うのです。

■若者は保守化もリベラル化もしている

 「政権に関する負のニュースを取り上げるテレビや新聞を見ないため、若い人々には政権のネガティブ情報が入って来ないから」という分析もあります。確かに影響はおおいにあると思いますが、もしその説が正しければ、世界各国でネット中心の生活を送る若い男性ほど政権支持率が高い傾向が見て取れても良いはずです。

 ところが、どうもそうではありません。デモが続く香港では、むしろ若い男性の行政長官支持率が最も低いようです。ですので、テレビや新聞を見ないことよりも、ネットで政権に関する負のニュースが広まらない日本の特徴のほうに問題の原因があるように感じます(※なぜ広まらないかは論点が異なるので今回は触れません)。

 「若者の価値観が保守化・右傾化している」という話もよく聞きます。確かに、ネットを介して「ネトウヨ化」が進み、極右候補が一定の票を得るようになったのは事実です。「チャレンジをしない」「安全運転でよい」「現状変更を望まない」「留学に行かない」という意味で、保守的な若者が増えているのも間違いありません。

 ですが、その一方で、外国人労働者の積極的受け入れ、選択的夫婦別姓、同性婚、働き方改革等に賛成する人の割合は若者のほうが多く、価値観のリベラル化が進んでいる側面や、変化を望む面も見られます。つまり、保守化が進むと同時に、リベラル化が進む面もあるわけです。

 さらに、保守化とリベラル化の二極化もあるでしょうし、同一人物内において保守化とリベラル化が同時に進んでいるケースも考えられます。若者全体をひとまとめにして「右傾化・左傾化」という単純な尺度で見分けること自体がもはや不可能なのでしょう。

■イデオロギーを凌駕する「権威ファースト」

 若者に特徴的で、とりわけ男性に多く、世界各国でも同様の傾向が見られる現象と言えば、やはり権威主義化ではないでしょうか。「論座」でも、吉田徹氏が「若者と民主主義との「ディスコネクト」」https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018071800002.htmlという記事で、若者の権威主義化の問題を指摘しています。儒教的な上下関係の概念が根強く残り、人権、個人の尊厳等に対して理解の乏しい日本でその特徴がより強く出るのも頷けます。

 この土壌に政権の長期化が加わります。前回の記事「安倍政権のネット戦略は国民の弱みを突いてうまい」https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019070400009.htmlでは、日本でも権威主義パーソナリティが拡大する傾向にあり、長期政権によって政治的権威を高めた安倍政権に好感を持ちやすくなっている社会背景について触れました。国民の側にも政権の側にも、権威的結び付きが太くなった原因があると思います。

 そしてこの権威主義化は、自分の政治的価値観というレイヤーよりも上位に位置しているのではないでしょうか? というのも、リベラルな価値観を有する人が、権威ある人の自分と異なる意見を平然と受け入れるケースが少なくないと感じているからです。安倍首相の政治的価値観とは相反するのに、批判的態度を一切とらず、中には「安倍首相はすごい」と言ってしまう人がいるのも、まさにこれでしょう。

 つまり、「自分の政治的価値観ファースト」ではなく、「権威ファースト」です。これが、リベラルな価値観の強いはずの人までもが安倍政権を支持するという「ネジレ現象」が生まれるクリティカルな要因のように思うのです。

■野党が若者に支持されないのはなぜか

 その一方で、野党が若者に支持されない理由も、何かクリティカルなものがあるはずです。 なぜリベラルと位置付けられる野党は、リベラルな若者から支持を獲得できないのでしょうか?

 その一つとして、 ・・・ログインして読む
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https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019071600014.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <朝日新聞、すごい話だ!>れいわ、積み上げた票と金 生きづらさ抱える人ら支える 少額寄付が6〜7割 無党派層に支持広がる




れいわ、積み上げた票と金 生きづらさ抱える人ら支える
https://digital.asahi.com/articles/ASM7R32FVM7RULFA00C.html
2019年7月28日09時00分 牧内昇平 朝日新聞


参院選投開票日前夜、新宿駅前での山本太郎代表(手前)ら「れいわ新選組」候補者の最後の訴えには、大勢の人たちが集まった=2019年7月20日、東京・新宿、江口和貴撮影

 参院選比例区で228万票を獲得し、2議席を得た山本太郎氏率いる「れいわ新選組」。設立間もない政党の支持者はどのような人々なのか。SNSで連絡を取ったり、会ったりしてみると貧困や病気、障害などさまざまな悩みをかかえる人たちが目立った。


「山本太郎氏の演説に勇気づけられた」と話す名古屋市在住の50代男性

 名古屋市に住む50代の男性会社員がれいわを支持したきっかけは、4月末にインターネットでみた山本氏の街頭演説だった。

 《あなたの生活が苦しいのは、あなたのせいにされていませんか。あなたが役に立たないからとか、あなたが勉強してこなかったからだとか。冗談じゃない》

 山本氏の言葉を聞くうち、涙があふれてきた。世の中から見放されてきた自分がはじめて共感してもらったように、男性は感じたという。通帳の残高は5万円ほどしかなかったが、その中から1万円をれいわに寄付した。

 「生活は苦しいけど、彼に託すしかないと思った。だってぼくを勇気づけてくれたのは、彼だけだから

「自己責任? 違う」

 20年近く、主に派遣社員として非正規の仕事を転々としてきた。自動車の組み立て工場では1日でクビになったこともある。仕事がなくなると寮からも追い出された。今春、勤めていた電子部品工場で念願の正社員になったが、毎日2、3時間の残業が続く。不慣れな事務仕事も加わって神経をすり減らし、体調を崩している。

 生活が苦しいのは自己責任と感じていたが、山本氏はそれを強く否定した。

 《自信を奪われているじゃないですか、みんな》《自己責任? 違う。国がやるべき投資をやってこなかったから》

 男性はその後も寄付を重ね、投票日にはれいわに一票を投じた。今後も支持を続けるつもりだという。

「怒り、つらさ発信してくれている」

 山本氏は今年4月に自由党を離党し、1人でれいわを立ち上げた。支持母体をもたず、活動資金は市民からの寄付に頼る選挙戦。「消費税廃止」や「最低賃金1500円」など貧困層に目を向けた政策を掲げた。全国各地で行った街頭演説で「生きててくれよ!」と聴衆に呼びかけた様子がインターネットの動画サイトで配信されると話題を呼び、生活苦の人々を中心に急速に支持が広がっていった。

 記者は5月以降、ツイッターで「『れいわ』に寄付した」という人に連絡をとった。返答してくれた40人近くは、生活苦をかかえる人、格差解消や貧困対策を切実に求めている人が多かった。日々の生活に精いっぱいで、これまで投票に行かなかった人もいた。


東海地方に住む30代女性。「働いても働いても、苦しい。それだけです」=6月、牧内昇平撮影

 東海地方の30代女性は小学生の娘と暮らすシングルマザー。飲食業で正社員として働くが、月収は手取りで15万円未満。元夫からは養育費の支払いを拒まれており、やむを得ずクレジットカードで借金することもしばしばだ。

 「働いても、働いても、苦しい。死にたいと思ったことは何度もある」

 女性が山本氏に注目したきっかけも、インターネットの演説動画だった。

 《死にたくなるような世の中、やめたいんですよ》

 よくぞ言ってくれたと、女性は思った。「自分たちのぶつけようのない怒り、つらさを発信してくれている。政治家にこんな人がいるとは思わなかった」

 これまで政治には関心がなく、投票に行かなかったこともあるが、今回はれいわに一票を投じたという。

 静岡県に住む自営業の40代男性の場合、れいわが貧困だけでなく、病気や障害などさまざまな悩みを抱える人々に目を向けている点に引きつけられた。

 長年交際している女性の息子が難病を患い、寝たきりの生活を送っている。3年前に神奈川県内の障害者施設「津久井やまゆり園」で殺傷事件が起きて以来、男性は少年をストレッチャーに乗せて散歩する時、「俺たちだって、いつ刺されるか分からない」と考える。

 れいわは筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏と重度障害がある木村英子氏の2人を、優先的に当選できる「特定枠」の候補者として擁立した。記者会見で山本氏は「生産性ではなく、存在しているだけで人間は価値があるという社会を実現するために政治がある」と語った。

 男性はこの言葉に感銘を受けたといい、選挙期間中に数千円を寄付し、比例区の投票用紙に「山本太郎」と書いた。「正直言って、ぼくは政策は全然詳しくない。ただ、人間として信用できる政治家はだれかってことです」

無党派層に支持広がる


参院選投開票日前夜、新宿駅前での「れいわ新選組」候補者の「最後の訴え」には、大勢の人たちが集まった=2019年7月20日、東京・新宿、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影

 朝日新聞の出口調査では、回答した無党派層の10%がれいわに投票し、公明、国民、共産を上回った。一方、れいわの支援者による寄付金は今月で4億円を超えた。6月上旬の時点では1千円や5千円など少額の寄付が6〜7割を占めたという。

 厚生労働省の調査によると、日本の貧困率は15・7%(2015年)。国民の7人に1人が貧困状態で暮らしている計算だ。ひとり親世帯に限れば、この数字は50%を超える。全世帯の15%、母子世帯に限れば38%が「貯蓄ゼロ」の状態だ。(牧内昇平)


参院選投開票日前夜、山本太郎代表(手前左)ら「れいわ新選組」候補者が「最後の訴え」をした新宿駅西口は、大勢の人たちで埋まった=2019年7月20日、東京・新宿、江口和貴撮影

後藤道夫・都留文科大学名誉教授(現代社会論)の話

 だれにでも生きる権利があるという当たり前のことを、山本氏はシンプルな言葉で熱意をもって伝えた。消費税廃止などの主要政策も分かりやすく、現役世代、特に政治に無関心だった人に浸透しやすい内容だった。れいわが支持を集めたのは、貧困や生きづらさに苦しむ人々に不満のマグマがたまっている証拠だ。低賃金で不安定な非正規労働が広がっている。若い人たちは結婚や出産をあきらめざるを得ない状況だ。雇用・福祉政策の充実を急ぐ必要がある。



















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記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍政権が“統計不正防止策”として“不正の主犯”菅官房長官率いる内閣官房に統計チェック一元化! 泥棒を警備員にするつもりか(リテラ)
安倍政権が“統計不正防止策”として“不正の主犯”菅官房長官率いる内閣官房に統計チェック一元化! 泥棒を警備員にするつもりか
https://lite-ra.com/2019/07/post-4869.html
2019.07.28 安倍政権が“統計不正”チェックを“不正の主犯”内閣官房に リテラ

    
    内閣官房トップの菅官房長官(首相官邸HPより)


 参院選が終わり、さっそく安倍政権が本来の強権性を剥き出しにした。なんと、統計不正問題の再発防止策として、今後は内閣官房が公表前の統計などのチェックを一元化しておこなう、というのである。

 報道によると、政府は内閣官房の統計改革推進室に「分析的審査担当」を31人配置し、26日付で厚労省や経産省、農水省など10府庁に配属。各府庁に常駐させ、統計の公表前にその正確性や、調査方法が適切かどうかを分析したりするという。

 言うまでもなく、内閣官房とは内閣総理大臣直属の組織であり、そのトップは内閣官房長官だ。つまり、統計不正の再発防止を、菅義偉官房長官を頂点にした安倍官邸が取り仕切るというのだ。

 実際、安倍官邸が事実上、統計チェックを担うというニュースを最初に報じた日本経済新聞電子版25日付記事は、こうも伝えている。

〈政府は8月上旬に統計改革推進会議(議長・菅義偉官房長官)を開き、一連の統計不正の再発防止策を議論するための作業部会を設ける。有識者を交えて話し合い、年内をメドに統計改革に向けた総合対策を取りまとめる方針だ。〉

 こんな話があるだろうか。そもそも統計不正問題では、官邸の圧力によって「毎月勤労統計」の調査手法が歪められ、賃金伸び率を異常なまでに上振れさせたという“アベノミクス偽装”の疑いが濃厚だ。ようするに、その統計不正の張本人が、再発防止策を担うというのである。

 いや、それどころか、今回の内閣官房への統計チェック一元化には、もっと大きな問題がある。表向きは「再発防止」のためと謳われているが、内閣官房が公表前の統計のチェックまでおこなうということは、官邸の意向が直々に反映されてしまうということではないか。「統計不正の防止」どころか、「統計データ改ざんの一元化」と言っていいだろう。

 ネットでも「泥棒を警備員にするつもりか」「狼に羊の番をさせるのか」「まるで『1984』の真理省だ」「盗賊に門番をさせる構図」「労働基準監督署をワタミにアウトソーシングする日も近い」「ジャニーズの圧力監視を吉本にやらせるようなもの」など、ツッコミが殺到している。

 しかも、これらは、けっして冗談では済まない。実際、内閣官房=官邸のこれまでの省庁に圧力をかけてデータや統計手法を捻じ曲げてきたやり口を見れば、圧力が露骨になるのは確実だ。

例えば、前述した厚労省の「毎月勤労統計」。厚労省の採用した調査手法「総入れ替え方式」について、中江元哉首相秘書官(当時)がで賃金伸び率が低く出るとして、厚労省の担当者に調査手法の「改善」を求める「問題意識」を伝えたていた。その結果、厚労省は有識者による「毎月勤労統計の改善に関する検討会」を発足。検討会に“官邸の意向”を強調した。実際、検討会の委員のひとりは、検討会の休憩中の雑談で厚労省職員がこう述べていたことを証言している。

「サンプルを(全数)入れ替えるたびに数値が悪くなるそれまでのやり方に官邸か、菅(義偉官房長官)さんかが『カンカンに怒っている』と言って厚労省職員は検討会の最初から相当気にしていた」(東京新聞2月10日付)

 しかし、検討会の方針は「現在の総入れ替え方式が適当」と思い通りにならなかったことから、官邸が激怒。中江首相秘書官は官邸で厚労省担当者に「部分入れ替え方式」を提案し、同日中に検討会の「中間的整理案」の文面は「総入れ替え方式が適当」から「引き続き検討する」に変更された。

■そもそも統計不正は「アベノミクスの成果」を演出するため安倍官邸が主導

 こうして官邸の圧力がかかった結果、2018年1月から「毎月勤労統計」の調査手法はこっそり変更され、あの手この手で賃金伸び率を引き上げた。そして、同年6月には名目賃金が「3.3%増」となり、「21年5カ月ぶりの高水準」「アベノミクスの成果」などと大々的に報じられることになったのだ。

 だが、実態はどうか。野党合同ヒアリングにおいて、『国家の統計破壊』(集英社)などの著書もあり統計に詳しい明石順平弁護士による試算を、野党が提示したが、その試算では、2018年1〜11月の実質賃金伸び率は、「アベノミクスの成果」と喧伝された6月だけが0.6%のプラスとなったが、それ以外の月はすべてマイナスに。この試算は、厚労省の屋敷次郎大臣官房参事官も(厚労省が試算した場合も)同じような数字が出ると予想される」と認めているものだ。

 ようするに、安倍官邸は「アベノミクスの成果」を演出するため、圧力をかけて調査手法を変更させるなどして、あたかも賃金が伸びているかのように国民を騙してきたのだ。

そして、こうして不正の実態があきらかになると、今度は「再発防止」のお題目を隠れ蓑にして、菅官房長官をトップにした内閣官房の官僚が各省庁の統計に直接口出しするという、むしろ不正をより円滑に可能にするシステムに変えようとしているのである。

■「公文書管理見直し」の結果、安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった!

 じつは、これとよく似たことはすでに起こっている。森友・加計学園問題などを受けて、安倍首相は「私のリーダーシップの下、公文書管理の在り方について政府を挙げて抜本的な見直しをおこなう」などと宣言。昨年4月に行政文書の管理に関するガイドラインを改正したが、改正後、官邸は安倍首相と官庁幹部との面談の際に議事概要などといった打ち合わせ記録を、一切、作成していないことが判明。一方、この問題を追及している毎日新聞の取材では、複数の省の幹部職員がこんな証言をおこなっている。

「官邸は情報漏えいを警戒して面談に記録要員を入れさせない」
「首相の目の前ではメモは取れない。見つかれば、次の面談から入れてもらえなくなる」
「面談後に記録を作っても、あえて公文書扱いにはしていない」
「幹部は面談後、記憶した首相とのやり取りを部下に口頭で伝えてメモを作らせている」

 つまり、安倍官邸は森友・加計問題などの再発防止策として打ち出したガイドライン改正によって、そもそも公文書を改ざんしたり隠蔽する必要がないよう、はなから記録を残さないようにしてしまった。安倍首相が「徹底的に実施する」と言っていたのは、「正確な面談記録をこの世からなくしてしまう」ことの徹底だったのである。

 この実例に照らし合わせれば、今回の統計不正問題の「再発防止策」は、内閣官房からの出向者によって省庁に睨みをきかせて忖度をより強化し、同時に政権にとって不都合な統計データが世に出る前に官邸がそれを把握してコントロールできる、官邸支配のための手段でしかないだろう。

 そして、こうしたシステムづくりは、安倍官邸にとって喫緊の課題だったはずだ。というのも、この10月からは消費税率が10%に引き上げられる。そうなれば、あらゆる統計にその負の影響が表れることになるのは間違いないからだ。

 政権維持のため、政府統計が本格的に歪められてゆく──。冗談ではなく、安倍官邸が本当に「真理省」になってしまう日も近いかもしれない。

(編集部)



統計不正受け審査態勢強化
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190726/k10012009721000.html
2019年7月26日 14時59分 NHK



厚生労働省の統計不正問題を受けた再発防止策の一環として、政府は内閣官房に専門の職員、「統計分析審査官」を新たに配置し、公表前の各府省庁の統計データに不正や誤りがないか一元的にチェックや分析を行う態勢を整備しました。

厚生労働省が賃金や労働時間に関する「毎月勤労統計調査」を不適切な手法で行っていた問題などを受けて、政府は再発防止に向けた対策の一環として、各府省庁の統計に対するチェック態勢を強化することになりました。

具体的には、内閣官房の統計改革推進室に専門の職員、「統計分析審査官」を新たに30人余り配置し、厚生労働省や総務省など10の府省が作成する統計を対象に、公表前のデータに不正や誤りがないか一元的にチェックや分析を行います。

また、統計の公表後も誤りがないか点検するとともに、誤りが発覚した場合は再発防止策の検討も行うことにしています。

政府は今後、統計の作成を行う関係府省も含め、総合的な再発防止策を取りまとめる予定で、近く作業部会を設けて議論を加速させることにしています。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 原発の再稼働に軒並み1兆円以上必要。全て国民の電気料金で払わされる。(かっちの言い分)
原発の再稼働に軒並み1兆円以上必要。全て国民の電気料金で払わされる。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_24.html?1564322355

日本の太陽光、風力、地熱などの再生エネルギーは、日本と同じ技術大国のドイツと較べればはるかに遅れている。これは、日本の首相、特に安倍首相が日本の将来に対する明確なエネルギー政策のビジョンを持っていないからである。憲法改正などよりは、余程日本のエネルギー政策の改革の方が重要である。安倍首相は原子力大好き人間である。福島原発事故であれほどの大被害を出しておきながら、全く反省が見られない。オリンピック招致で、福島原発は完全にアンダーコントロールしていると大嘘を述べている。この首相は嘘を平気で述べる。

日本では再生エネルギーの太陽光発電による電気の買い取り価格が大幅に低減される。その理由は現在太陽光発電による買取り価格を大幅に低減するためである。これとは対照的に、原子力による電気については、電気料金に転嫁する額を減らそうとしない。逆に、負担を増やそうとしている。

東電は未だに原子力をあきらめていない。新潟の柏崎刈原原発の再稼働に1兆円と試算した。当初の予算の2倍という。関西電力の原発再稼働にやはり1兆円以上掛かる。これらの費用は、当たり前の如く電気料金に付加される。太陽光の方は自前で設置費用を負担し放射能も出さないのに、買い取り価格が下がる。片や、国民の大部分が原発を反対しているのに再稼働をしようとしている。使用済み核廃棄物の保管の目処が経っていないのに、何千年にも亘る負の遺産を作り続けようとしている。経産省も太陽光発電には厳しく、汚い原発には何も言わない。それは、安倍首相がそれを推進しているからである。

柏崎刈羽原発、再稼働に1兆円超 東電試算、従来の2倍近くに
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019072601002143.html
2019年7月26日

 東京電力が、再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)の安全対策費として約1兆1690億円がかかるとする新たな試算をまとめたことが26日、分かった。従来の約6800億円から2倍近くに増加した。テロ対策施設(特定重大事故等対処施設)など原発の新規制基準への対応費用が大きく増えたことが要因。
 安全対策費は全国の原発で増え続けており、再稼働が進んでいる関西電力で約1兆250億円、九州電力で九千数百億円となっている。原発再稼働に巨額の費用がかかることが改めて浮き彫りになった。電気料金への上乗せによる、利用者の負担増加も懸念される。
(共同)


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「れいわ新選組」は「大きなけん引役」と都知事が評価!  
「れいわ新選組」は「大きなけん引役」と都知事が評価!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_303.html
2019年07月27日 半歩前へ

 参院選挙で山本太郎が投じた一石の波紋が大きく広がっている。

 来年は東京パラリンピックと言いながら、障碍者への関心はそう高くない。必要な施設も、掛け声ばかりで少しも整っていない。

 そうした中で太郎がこの選挙で日本政府と国民に大きな問題提起をした。

 障碍者ばかりか、過酷な非正規、ブラック企業の典型であるコンビニ、財務省の受け売りで消費税は必要と国民を洗脳しようとするメディア、止まらない環境破壊、原発の危険性などなど、たくさんの問題を突き付けた。

 そして太郎は無関心だった者たちを投票所に引っ張り出した。誰もやれなかったことを山本太郎葉実践した。小池が評価するのは当然だ。

 ニューリーダー山本太郎への期待は高まる一方だ。

****************************************

 東京都知事のの小池百合子は26日の会見で、参院選で有権者の強い支持を集め、2議席を獲得した「れいわ新選組」について、重度の障がいがある2人を国会へ送り出したことを踏まえて「20〜30年分の議論を一気に進めた。議論から実行に移す、大きなけん引役になられたのではないか」と述べ、山本太郎代表の戦略や行動を評価した。

 ALS患者の舩後靖彦氏(61)、脳性まひなど重度の障がいがある木村英子氏(44)が、比例代表で初当選したことを受けて、2人を迎える参議院では、さらなるバリアフリー化に向けた対策が急ピッチで決まった。8月1日の臨時国会召集まで間がないこともあり、工事などの対応も始まっている。

 20年東京大会へ、バリアフリーの準備も進める小池氏は「この課題(バリアフリー)は真剣に取り組むべき課題だ」とも述べた。 (以上 日刊スポーツ)































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 交代すべきは衆議院議長ではない。政権こそ交代を。(澤藤統一郎の憲法日記)
 
今朝(7月28日)の毎日新聞朝刊の記事。「萩生田・自民幹事長代行が、『改憲滞れば衆院議長交代』異例の言及」という見出し。「国会での改憲手続きが滞るようなら、衆院議長を交代させるぞ」という恫喝なのだ。なんたることか。

   「自民党の萩生田光一幹事長代行は26日夜のインターネット番組で、
   国会で憲法改正の議論が停滞したままであれば大島理森衆院議長が交
   代する可能性に言及した。萩生田氏は安倍晋三首相の側近。改憲を巡
   る議論を進展させたいとの思惑があるとみられるが、衆院議長の交代
   は総選挙後に行われるのが慣例で、首相が意欲を示す改憲議論の停滞
   を理由に議長の進退に触れた発言は波紋を広げそうだ。」

朝日は「『有力な議長置いて国会が改憲シフトを』 自民・萩生田氏」という見出しで、こういう記事にしている。

   自民党の萩生田光一幹事長代行は26日夜のインターネット番組で、
   憲法改正に向けた国会運営について「憲法改正をするのは総理では
   なく国会で、最終責任者は総理ではなく議長。有力な方を議長に置
   いて、憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」との
   考えを示した。
   出演者から改憲に向けた衆院議長の重要性を問われて答えた。その
   うえで萩生田氏は、大島理森衆院議長について「立派な方だが、ど
   ちらかというと調整型。議長は野党に気を使うべき立場だが、気を
   使いながら(憲法審査会の)審査はやってもらうように促すのも議
   長の仕事だったと思う」とも指摘した。
   安倍晋三首相は参院選を受け、改憲に向けた議論を加速させようと
   している。首相側近として知られる萩生田氏が議長の役割の重要性
   に言及したことは、波紋を広げそうだ。

一議員が、自党から出している衆院議長の国会運営に注文を付け、交代もあり得ると脅かしたのだ。虚飾を剥いで分かり易く言えば、こういうことだ。

   「大島理森議長よ、憲法改正問題の国会審議が停滞しているではない
   か。いったい何をグズグズしているんだ。あんたの姿勢は野党に対し
   て弱腰に過ぎるではないか。事態がこのままで、憲法改正審議がこれ
   以上遅滞するようなら、審議促進のために、有力政治家に交代させる
   ことを考えねばならん」

到底、普通の議員ができる発言ではない。萩生田がこんなことを言えるのは、普通の議員ではないからだ。萩生田といえば、安倍晋三の伝声管。「萩生田氏は安倍首相が白いといえば黒でも白というほど忠誠心が厚い」と、言われる人物である。自分の声はなく、ひたすら安倍晋三の声を拡声して振りまくのが役どころ。

萩生田は単なるスピカーの音声。マイクに向かって喋っているのは安倍晋三。誰もがこう思っているから、首相発言として「波紋を広げそうだ」ということになる。

もっとも、波紋は二通りに考えられる。
ひとつは、安倍の思惑通りに大島議長が動くことだ。議長が改憲審議促進に積極的となり、憲法審査会もその意を体して動き出すという、安倍の意に沿った筋書きの通りの波紋。

しかし、そうなるとは限らない。むしろ、この発言は、改憲策動が進展しないことへの安倍の焦りとも、八つ当たりともとられる公算が高い。大島議長の反発を招くことは必至だし、安倍晋三の驕りに自民党内の結束が乱れる方向への波紋も考えられる。何よりも、野党と国民の反安倍感情を刺激することにもなる。

参院選の評価は人によって様々だが、自民党は大きく議席を減らし、改憲勢力が3分の2の議席をとれなかったことは厳然たる事実である。民意が、改憲を望むものでないことははっきりした。あらゆる世論調査や、候補者・議員アンケートが、改憲は喫緊の課題ではないことを明確にしている。

にもかかわらず、何ゆえ異例の議長交代までさせて改憲審議促進にこだわるのか。民意よりも、自分のイデオロギー優先の安倍晋三とその取り巻きへの批判が必要である。

言うまでもなく、内閣総理大臣とは、憲法を遵守し擁護しなければならない立場にある。にもかかわらず、自分の思いに適わぬ憲法条項を変えてしまえというトンデモ総理が、安倍晋三なのだ。

季節は、冷たい梅雨が去って猛暑の夏到来の様子である。生ものは、早く処理をしないと腐敗する。政権も、本来長くは持たないものだ。アベ政権は、疾うに賞味期限も消費期限も過ぎている。

促進すべきは、議長交代論議でも改憲論議でもなく、政権交代論議である。

なお、赤旗は「“安倍改憲へ衆院議長交代も”ネット番組 自民・萩生田氏が発言 憲法議論加速へ任期途中に」という見出しでの、一面トップ記事だった。

(2019年7月28日)

http://article9.jp/wordpress/?p=13035
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK263] モリカケに時間を取られ過ぎたと玉木!豹変の裏で何があった? 
モリカケに時間を取られ過ぎたと玉木!豹変の裏で何があった?
https://85280384.at.webry.info/201907/article_320.html
2019年07月28日 半歩前へ

 国民民主党の玉木は参院選の敗北を受け、「国会でモリカケに時間を取られ、国政の重要課題を議論する時間が少なくなった。反省している」と語り、「今後は改憲論議を進めていく」と強調した。

 国会でモリカケ論議をして真相が究明されたとでもいうのか?

 安倍晋三の妻、明恵の財務省への口利き疑惑が解明されたとでもいうのか?

 明恵を国会に呼び証人喚問すれば、シロクロが付く話だ。それを自民党は頑なに拒否し続けている。

 世論が沈静化するのを待って「幕引き」をして、口利きがなかったことにしようとしている。

 国民の財産である国有地をタダ同然で払い下げた森友事件や、加計疑惑の真相究明を私たちはあきらめていない。

 それを野党でありながら、玉木はモリカケの追求を放棄するというのか? 

 最高権力者の「国家の私物化」を容認するというのか? 国民は絶対納得しない。

 モリカケを脇に追いやって玉木は改憲論議を進めると言った。

 改憲発議には自公に維新を加えても、まだ議員が4人足りない。

 このため安倍は国民民主党に協力を求めていくと発言した。

 玉木の豹変の裏に何があったのか? 

 まさか、「毒饅頭」を食ったのではあるまいな?



文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!!+感想編


「はいっ。参議院選挙終わってですね、えー、まあ、選挙期間中も私、いろんな声、聞きました。で、反省です! 我々モリカケ問題、これ国会でかなりの時間取りましたから、結果として国政の重要課題について議論する時間が少なくなってしまったこと。そして、それを国民のみなさんに示すことができなかったこと。これは本当に反省しなければいけないと思います。これは本当にお詫びを申し上げたいと思います」














http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/729.html

   

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