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2020年4月02日03時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK271] 赤木俊夫さん妻「森友再調査」署名25万人突破に自殺以来「初めて幸せを感じた」(文春オンライン)


赤木俊夫さん妻「森友再調査」署名25万人突破に自殺以来「初めて幸せを感じた」
https://bunshun.jp/articles/-/36972
4/1(水) 16:00配信 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2020年4月9日号

 公文書の改ざんを上司に強要されて心身を病んだ末、2年前の3月に自ら命を絶った財務省近畿財務局の上席国有財産管理官・赤木俊夫さん(享年54)。妻の昌子さん(仮名)が、相澤冬樹氏(大阪日日新聞)の取材に応じ、現在の心境を語った。

 昌子さんは、夫の死の真相を知りたいと、国と佐川宣寿元財務省理財局長を相手取り、3月18日に損害賠償請求訴訟を提起した。しかし、安倍晋三首相や麻生太郎財務大臣は再調査しないと国会で答弁。そこで、昌子さんは3月27日から、キャンペーンサイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で、「再調査」を求める賛同者を募った。


再調査しないと国会で答弁している安倍首相 ©共同通信社

 すると、翌28日には早くも15万人を突破。4日後の3月31日には、賛同者は25万人を超えた。運営側によると、これは同サイト史上最速、最多の数字だという。

 昌子さんは、どれだけの人が賛同してくれるか、最初はドキドキだったという。この反響の大きさには、「(赤木さんが自殺した)あの日以来、初めて幸せを感じました。署名のニュースを見ると血液が沸き立つような感覚がします」。さらに、「20万の人が応援してくれる日がくることを、あの時(葬儀の時)の夫に教えてあげたい」とも明かした。


3月28日は赤木さんの誕生日。ケーキが供えられた

 旧国鉄の分割民営化を受けて、国鉄マンから大蔵省(現・財務省)職員となった赤木さん。

「公務員に誇りを持っていました。普段から『ぼくの契約相手は国民です』と言っていましたし、同じマンションの方には『私の雇用主は日本国民なんですよ。日本国民のために仕事ができる国家公務員に、誇りを持っています』と話していたと、亡くなった後に聞きました」(昌子さん)


赤木夫妻の結婚式

 4月2日(木)発売の「週刊文春」では、赤木さんがどんな人だったのか、どのようにして昌子さんと出会い、どんな夫婦だったのか、かつて自民党支持者だった昌子さんはなぜ告発を決意したかなど、昌子さんの「全告白」を掲載する。また、幸せな夫婦の暮らしを物語る赤木さんの写真や、池上彰氏、後藤謙次氏などジャーナリストがこの問題について語ったインタビューを含め、12ページにわたって伝えている。


※補足

※現時点で、268,176人が賛同しています。

署名の募集は引き続き、以下のサイトで行っています。
http://chng.it/yBNFhJG97G




http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/220.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 志村けんのコロナによる死に小池「最後の功績」松井市長「ありがとうございます」 (まるこ姫の独り言)
志村けんのコロナによる死に小池「最後の功績」松井市長「ありがとうございます」(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/04/post-29d690.html

ネットでは小池知事の「最後の功績」発言に賛同している人もたくさんいるが、私は使い方を間違えていると思っている。

小池

>まず、謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。志村さんといえば、本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり笑いを届けてくださったと感謝したい。最後に悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、最後の功績も大変大きいものがあると思っています。お悔やみ申し上げます

「志村さんの死を無駄にさせない」と力強いメッセージの発信ならそうだ・そうだと思うが「コロナウイルスの危険性を皆さんに届けてくださった功績は大きいものがある」はいくら何でもそれはないだろう。

志村けんは、いくら有名人だからと言って、死にたくて死んだわけではなく、もっともっと生きていたかったろうに、他者から、危険性をみなさんに届けてくださったとか、最後の功績は大きいなんて、私が家族だったら言われたくない。

別に功績なんて言って貰わなくてもいいから、本人は生きたかったと思うし、家族もそうだろう。
小池の発言はまるで戦時中の「名誉の戦死」を彷彿とさせる。

コロナウイルスを克服して、「志村けんはコロナから生還した」と言われた方がどれだけ嬉しいか。。

と思っていたところ、今度は松井市長が

>大変残念ですが、志村さんがコロナの恐ろしさを教えてくれました。「ありがとうございます」心より御冥福をお祈りします。

志村が亡くなる前から、たくさんの方がコロナによって亡くなられてきた。
その時は他人事だったと言う事か。

しかも人が一人亡くなっているのに、いくらコロナの恐ろしさを教えてくれたと言っても「ありがとうございます」はないだろうに。。。

「 今まで楽しませてくれてありがとうございます。」ならわかるけど。
首長としてまったくの言葉足らずだな。

首長がこういった発言をするという事は、松井市長が不幸にもコロナに感染して不幸にも亡くなった場合、コロナの恐ろしさを教えて下さり「ありがとうございます」と言えると言う事か。

遺族にとって少しもうれしくない「ありがとうございます」だと思うが。

志村けんは「最後の功績」のために亡くなった訳でもなく、コロナの恐ろしさを知ってもらうために亡くなった訳ではない。

人の死を美化するのではなく、自分達がコロナに対してどのような対策をしてきたのか、力不足はなかったかなど、反省材料にするところじゃないのか。

小池も松井も、言霊を必要とする政治家としてやっぱりズレている。
有名人はコロナで死ぬと英雄になるのか。

一般人なら忌み嫌われるのに。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/221.html

記事 [政治・選挙・NHK271] スペイン風邪〜米のカンザス州で新型のインフルエンザが発生、陸軍基地へと広がった。米軍基地からの兵士の仏への移動に伴い、ヨーロッパにも感染が拡大し人類史上最大規模の死者を出した/詫摩佳代
スペイン風邪〜米のカンザス州で新型のインフルエンザが発生、陸軍基地へと広がった。米軍基地からの兵士の仏への移動に伴い、ヨーロッパにも感染が拡大し人類史上最大規模の死者を出した/詫摩佳代

第U部 規範と制度で考える
第5章 国際協力という可能性―グローバル・ガバナンスと地政学/詫摩佳代

≪第一次世界大戦中のマラリアとインフルエンザ≫
 第一次世界大戦中、マラリアと並んで、スペイン風邪も猛威を振るった。1918年初頭、アメリカのカンザス州ハスケル群で新型のインフルエンザが発生し、ウィルスは州を東に横断し、陸軍基地へと広がった。米軍基地から仏への兵士の移動に伴い、ヨーロッパにも感染が拡大し、南米、アジア太平洋、アフリカへとウィルスが蔓延した。老人と子どもが犠牲になる普通のインフルエンザとは異なり、死者の大半が20代・32代の若だったこともあり、人類史上、最大規模の死者を出した。

【出展】
 「新しい地政学」北岡伸一・細谷雄一編/東洋経済社’20年


・なぜ世界のメディアは前世紀初頭に起きた「スペイン風邪」(最大で1億人が犠牲に)と今回のコロナを対比して伝えないのか
 http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/805.html
 投稿者 仁王像 日時 2020 年 3 月 24 日 09:52:42: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/222.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 政府・厚労省は不安を煽るだけでなく、具体的な対応策を実行せよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/04/blog-post_2.html
4月 02, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は1日、感染者が急増する都市部を中心に、爆発的な患者増加(オーバーシュート)が起こる前に医療現場が機能不全に陥ると予想されるとして、早急な対応を求めた。感染の拡大に応じて3地域に分けて対応する考え方を示し、大きく拡大している地域は学校の一斉休校も選択肢の一つとした。

■地域別の対策を提言

 提言では、オーバーシュートを、2〜3日で累積患者数が倍増するペースが続く状態と位置づけた。国内では爆発的な増加は見られていないが、都市部を中心に感染者数が急増していると指摘。医療体制について「爆発的感染が起こる前に機能不全に陥ることが予想される」と警告した。軽症者は自宅療養や他の施設での宿泊も選択肢とすべきだとした。東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5都府県は「今日明日にでも抜本的な対策を講じることが求められる」とした。

 また、感染の広がりに応じて(1)感染拡大警戒(2)感染確認(3)感染未確認の三つの地域に都道府県単位で区分する。(1)は直近1週間の新たな感染者や感染経路が不明の感染者がその1週間前と比べて大幅に増えているとした。対応として、期間を明確にした外出自粛、10人以上の集会への参加や多人数の会食を避けることを挙げ、学校の一斉休校も選択肢として検討すべきだとした。

 東京は3月21〜30日の日別の患者数は2・5日ごとに倍増しているが、感染経路を追えている患者が多いとしつつ、一過性の傾向なのか、継続的に注視していく必要があるとした。会議後に会見した脇田座長は、「東京や大阪は感染拡大警戒地域に含まれる」との認識を示した。

 (2)は、新たな感染者や感染経路不明の感染者などの増え方が一定程度の幅に収まっている地域とし、屋内で50人以上の集会やイベントへの参加を控えることなどを示した。(3)は直近1週間で感染が未確認とし、屋外のスポーツや文化・芸術施設の利用、参加者が特定されたイベントは感染症対策をしたうえで行えるとした>(以上「朝日新聞」より引用)


 医療崩壊が起きる、とは何だろうか。医療そのものが崩壊するのではないだろう。病院が受け容れられない数の患者が殺到する、ということであるなら、患者を捌き切る態勢を政府・厚労省側で準備すれば良いだけではないか。

 隔離病棟の用意を何もしないで、ただ単に感染患者が殺到したら病院のキャパシティーを超える、というのは当たり前のことだ。その当たり前のことが起きる、と予想されるなら、なぜ対策を立てようとしないのだろうか。

 米国では野戦病院の設営をセントラルパークでも行っている。なぜ自衛隊の野戦病院施設を東京都に散在する緑地公園に設営しようとしないのか。なぜオリンピック村を臨時の隔離病棟として利用しようとしないのか。

 なぜ大阪の大型コンベンションホールを隔離病棟として準備しないのか。そしてなぜ自衛隊の医師官などに派遣要請しないのか。彼らは「細菌兵器」に備えた勉強をしているはずだ。

 そうした備えの一つすらしないで「軽症者は自宅療養や他の施設での宿泊も選択肢とすべき」とは何事だろうか。軽症者といえども武漢肺炎ウィルスを撒き散らす。だとしたら自宅療養ではなく、宿泊施設でもなく「隔離病棟」に隔離すべきだ。

 軽症者は臨時の隔離病棟に収容して、重傷者を病院に収容する、といった選別的な対応を取れば「医療崩壊」など起きはしないし、起こしてはならない。「東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5都府県は「今日明日にでも抜本的な対策を講じることが求められる」と」は臨時の隔離病棟の確保と、自衛隊への医官派遣要請ではないだろうか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 安倍が布マスクを1世帯2枚配るって〜専門家は拡大を警告+防衛副大臣が非公開情報を(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28919338/
2020年 04月 02日

 昨日1日、政府の専門家会議は、新型コロナウィルス(以下、コロナV)感染の拡大に応じて3地域に分け、感染拡大警戒地域(例・東京、大阪)は、外出自粛、会合不参加、学校の一斉休校などの対応もひとつの選択肢だという考え方を示した。

 また、医療体制について「爆発的感染が起こる前に機能不全に陥ることが予想される」と警告した。(*1)

 専門家や医師会などは、感染爆発や医療崩壊に対して大きな危機感を抱いて、政府にしかるべき対応を促しているのであるが。安倍首相は、昨日も相変わらず「今の時点で出す状況ではない」と述べていた。(~_~;)

<その後の「何よりも国民の命、健康を守ることを第一に判断したい」という発言と矛盾しているよ。「何より日本の経済関連の数字を下げたくない。大企業の損失を増やしたくない」というのが最大の理由でしょ?(-"-)>

 しかも、昨日、安倍首相が専門家の会議の後、《いかにも、国はきちんと対策をやっています》みたいな顔で、「1世帯に2枚ずつ布マスクを郵送する」と語っていたのを見て、mewはチョット唖然としてしまったです。(゚Д゚)<周辺の人と、思わず「エイプリル・フールの冗談じゃないよね」って言い合っていたりして。^^;>

* * * * *

 安倍首相は先月28日の記者会見で、「全国の小中学校に、900万人の生徒、教職員等も含めて1,100万枚の布製のマスクを今後、確保して、4月中を目途に配布をします」「この布製のマスクは洗剤で洗えばもう一度使っていくことができます。急激に拡大する需要に対応する鍵になります」と述べたのであるが・・・。(・・)

 会見の後、mew周辺では、子供の親や学校関係者などから、こんな声がきこえたものだ。

「4月から学校が始まるのに、マスクが足りないのでどうしようかと困っていたのだけど。でも、布マスクじゃね〜」「布マスクって、予防効果がないって言われてるし。洗えば使えるって言っても、1人1枚じゃ、毎日、洗い替えすることができないじゃない?」「布マスク1枚でしのぐのは、、却って危険かも」and so on.

安倍首相は、布マスクの効果や1人1枚の配布ではコト足りないことがわかっているのか・・・。ただ、オモテ向き「やってますよ」という形を作りたいがために、布マスクの配布をしようとしているのではないか・・・疑問や不信感を抱いた人たちもいたようだ。(~_~;)

 それに加えて、今度は全国5000万世帯に(わざわざ郵便配達の費用を使って)、一住所あたり2枚ずつ配布すると言われてもね〜。<しかも、結局、送って来るのは中旬以降らしい。^^;>

 まあ、一人暮らしの高齢者世帯にとっては、少しは助かるかも知れないけど。布マスクの効果、きちんと洗う手間などを考えると「う〜ん」という感じだし。1世帯に4〜5人いる家では、布マスクが2枚だけ送られて来ても、「何だかな〜」と思ってしまう人たちもいることだろう。_(。。)_

 安倍首相は「国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう、速やかに取り組んでまいりたい」と言っていたのだが。これでは、とても国民の不安は解消されまい。(ーー)

<まさか「さすが安倍さま。何度も使える布マスクを国民に恵んで下さって有難い」って受け止めてもらえるとは、思っていないよね。(-_-)>

 ちなみに、安倍シンパの超保守系である作家の百田尚樹氏(64)は1日、こんなツイートをしていたとのこと。<珍しくかなり考えが合っちゃった。(^^ゞ> 

『「一つの家庭に2枚の布マスク? なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい! アホの集まりか。全世帯に郵便で2枚のマスクを配るって…」と全く想定外の政府の案に絶句。「そんなことより、緊急事態宣言とか、消費税ゼロとか、金を配るとか、パチンコ店禁止とか、エイヤッ!とやることあるやろ」と指摘し「これ、エイプリルフールのつもりか。もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?」と吐き捨てた。(東スポ20年4月1日)』

* * * * *
 
 2月にはいって、コロナV感染の報道が増えてから、日本では薬局やコンビニなどからマスクが姿を消して、国民の多くが困ることに。

 政府は3月は6億枚、4月は7億枚に増産するような施策をとったと言っていたのだけど。mew宅の近隣のお店では、いまだにマスクを買うことができない。(アルコール系の除菌グッズも)

<考えたら、6億枚のうち半分ぐらいは、必要な機関や施設に回した場合、1億人の国民ひとり当たりには、月に3枚しか割り当てがなくて。もし買い占めじゃなくても、1ヶ月用に30枚買う人が結構いたとしたら、もう10人に1人しか使えない量なわけで。期待するだけ無駄だったってことね。(-_-;)>

* * * * * 

 そんな中、布マスクや手作りマスクの話が、アチコチで取り上げられるようになって来たのだが。実のところ、初期の頃は「布マスクは予防効果がない」という見方が大勢を占めていたし。今でも、同様の主張をする専門家が少なくないのが実情だ。(@@)

 既に感染している人のウィルス飛抹を防ぐ効果は少しあるものの、目が粗いため、コロナウィルスの拡散防止やその予防には効果はほとんどないと。

 しかも、使い捨てではないため、長くつけたり、きちんと洗えていないと、マスクに付着したウィルスが残るし。そのウィルスがマスクに触れた手や顔などから感染する危険性も高いなどの話がかなり広まっている。

 実のところ、WHO(世界保健機関)やCDC(米疾病予防管理センター)などは、症状のない人のマスクの着用は「推奨しない」と言っているのだが。国内外には「布マスクは効果がない。使い方を誤るとリスクが高まる」という論文や見解がかなりあるという。(~_~;)

<知人のおばあちゃまが「何か戦時中みたいだね」と言っていたそうだが。ふと昔、空襲で焼夷弾を受けた時の防空頭巾の話を思い出してしまったりして。(頭を防護するつもりで着用したものの、火が燃え移りやすかったため、却って着用者を死傷させたケースが少からずあったという。で、地震などで大きな火災が起きた時は、布製の頭巾やひらひらする着用物で逃げるのは避けた方がいいという教えが。)>

* * * * *

 mewは専門家ではないので、正直なところ、果たして、布マスクの効果がどの程度あるのか、正直なところ、わからないし。一部の専門家が語っているように「何もつけないよりは、つけた方がマシ」とは言えるのかも知れない。<あと何か人がいる場所で、何もつけていないと精神的に不安だし。マスクしていないのって感じで見られるのもイヤなので、精神的にはプラスかも?^^;>

 ただ、政府は布マスクを配布する以上は、ただ「配りました」ではなく、正しい使い方や荒い方、布のリスクのリスクや問題点も、国民にきちんと丁寧に説明すべきだろう。(**)

<今度、わかりやすい洗い方の記事を見つけてアップします。洗剤だけでなく、漂白剤も使うとよい。乾燥機を使うのはダメ。(だから、洗い替えに2〜3枚は欲しいのよね。)>

 話は変わって、最後に気になったニュースをひとつ。

 3月30日の午後8時半ごろ、鹿児島県の屋久島の西およそ650キロの東シナ海の公海で、警戒監視のために航行していた海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」と中国の漁船が衝突する事故が起きた。

 双方共に死傷者はいなかったとのこと。護衛艦の方は、左舷側に縦20cm、横1mほどの穴があいたものの、航行可能だという。

 東シナ海の日中中間線付近では中国がガス田開発を進め、日本側が警戒を強めているようで。今回もそれがらみの監視活動だった可能性が大きい。<護衛艦に穴をあけちゃう強固な中国の漁船も、「う〜ん」だし。周辺海域には中国海軍の艦艇も控えていたらしい。

 この事故自体も懸念すべきことなのだが。この件に関して、もうひとつ問題が起きた。(**)

 あのチョット問題児の山本防衛副大臣が、非公開の情報(とりあえず、○秘扱いのもの?)をツイッターに載せてしまったというのである。(゚Д゚)

* * * * *

『海自護衛艦衝突直後 山本副防衛相が内部情報ツイート 「隊員だったら処分対象」

 海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」が、中国船籍の漁船と衝突した事故で、山本朋広副防衛相が発生直後の30日深夜、事故の周辺海域にいた中国海軍の艦艇の情報や、海洋ガス田からの距離などを一時、ツイッターやフェイスブックに投稿していた。当時は公表されていない内容で、ツイッターの投稿は直後に削除され、フェイスブックの投稿も31日夕方に削除された。自衛隊幹部によると、特異な動きがなければ他国の艦船でも相手の了解なく行動を公表することはないという。省内では「一般の自衛隊員だったら処分の対象にもなりうる」との声も出た。

 山本氏は「中国艦艇『ジャンダオ』を通じ中国語で被害状況を確認し」などと発信。現場の位置を「ガス田の北西約52海里」と記載するなどした。東シナ海の日中中間線付近では中国がガス田開発を進め、日本側が警戒を強めている。

 事故直後の防衛省の発表では、周囲に中国海軍艦艇がいたことや種類、艦名は公表していなかった。31日午後の記者会見で伊藤茂樹報道官は「ジャンダオ級」の艦艇であることは認めた。投稿の是非については「確認中の情報についてツイッターにあげたのは承知している。防衛省全体として適切にしたい」と述べるにとどめた。【田辺佑介】(毎日新聞20年3月31日)』

『河野太郎防衛相は、海上自衛隊の護衛艦が中国漁船と衝突した事故を巡り、確認途中の情報をツイッターに投稿した山本朋広防衛副大臣を注意した。菅義偉官房長官が1日の記者会見で明らかにした。菅氏は「防衛省が公表した内容を超えるもので不適切だ」とした上で「注意を真摯に受け止め、引き続き職責を全うしてほしい」と述べた。(共同通信20年4月1日)』

* * * * *

 山本朋広氏(44、衆院4期)は日本会議系の超保守派で。稲田朋美氏主催の「伝統と創造の会」のメンバー。山本副大臣が、何故、チョット問題児かというと・・・

『山本氏は2019年9月、陸上自衛隊のヘリコプター墜落事故の調査結果を報告するために佐賀県を訪れた際、自治体への報告前夜に岩田和親防衛政務官と焼き鳥店で食事した様子を「岩田代議士と夕食を!地元の焼鳥屋さんへ。美味しいなぁ〜」とツイッターに投稿し、事後に「不快に思われた方がいれば本意ではない」として削除した。また危機管理のための在京当番の際、防衛省近くのホテルに146回公費で宿泊していたことを河野氏に問題視され、議員宿舎に入った上で過去の宿泊費を返納する意向を示している。(毎日新聞20年4月1日)』

 コロナV問題で、なかなか他の小さなニュースは見過ごされがちだけど。国防の非公開情報を(&ヘリ墜落事故調査のあとの飲み会の情報も)簡単にSNSにあげるような&副大臣は、国民の生命や生活の安全性を脅かすおそれがあると思うし。一般の自衛隊員なら処分だとのこと。

 安倍首相には、このような副大臣は、しっかりと更迭して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/224.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 危機認識・検査拡大・経済対策即時実施が不可欠(植草一秀の『知られざる真実』)
危機認識・検査拡大・経済対策即時実施が不可欠
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-a5e034.html
2020年4月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


国会審議における中核野党の存在感が低い。

国民民主党が自公側に寝返っている印象が強い。

このような時期であるからこそ、国会の役割、野党の役割が大きい。

野党はこのような局面でこそ真価が問われる。

しかし、国民民主党は公明党と変わらぬ質疑を示す。

主権者に対する裏切りと言うほかない。

現下の局面で実行するべき三つの重大事項がある。

第一は、現状に対する危機意識を共有すること。

現状は明らかに「緊急事態」だ。

インフル特措法を改悪して「緊急事態」を法律事項にしてしまった。

そのために「緊急事態」であるのに「緊急事態」であるとの認識を共有できない状況が生み出されている。

第二は、検査体制の拡充。

感染拡大を抑止するには検査を全面的に広げる必要がある。

軽症、無症状の感染者が多数存在すると考えられる。

検査を広げなければ、この感染者を確認できない。

感染を確認しないから感染拡大が促進されている。

2月3日に帰港したダイヤモンド・プリンセスの乗客・乗員に対して安倍内閣はPCR検査を渋り抜いた。

それから2ヵ月の時間が経過するのに、いまなおPCR検査妨害を続けている。

万死に値する愚行と言うほかない。

加藤勝信厚労相の責任は重大だ。

第三は、コロナ経済対策を直ちに決定して実施すること。

コロナ経済対策においては、「迅速」、「簡素」、「直接」の三要件を基準に対応するべきだ。

米国は2兆ドル対策を一気呵成に決定して実施に移した。

安倍内閣の対応は最低・最悪だ。

言葉だけで実行がない。

直ちに実行するべきことは消費税廃止と1人10万円の一律給付。

1年間の必要費用は消費税で22兆円、給付金で12兆円だ。

60兆円の経済対策としているのだから、直ちに、この二つを決定して4月から実施するべきだ。

迅速に実施するには簡素にする必要がある。

だから、税率ゼロ、一律10万円支給を決定するべきだ。

国会審議ではこの三点を厳しく問い、結果を引き出すことが必要なのだ。

質問をして反論され、「この点を踏まえて検討いただきたい」で質疑を終えるなら、質疑をする意味がない。

政府から、現状を変更する明確な言質を取ることが肝要なのだ。

すでに日本では感染オーバーシュートが始動している。

安倍内閣が検査を妨害しているために、この現実が把握されていない。

同時に検査妨害が感染拡大を一気に加速させる主因になっている。

法律事項としてではなく、「緊急事態」であるとの意識を共有することが重要なのだ。

経済活動を一時的に抑制する必要がある。

そのときに重要なことは、国民の生存権を保障することだ。

イベントなどを中止しなければ感染拡大を抑止できない。

その際、重要になることは、イベントから収入を得ている者の生存を保障することだ。

収入を断たれた個人に対して、雇用保険と生活保護制度を全面的に活用するべきだ。

生活保護という言葉が悪い。

これを「生活保障」に表現を変え、収入を断たれた個人が直ちに「生活保障」制度を利用できるようにするべきだ。

消費税ゼロ、一律給付金10万円を直ちに決定し、同時に、雇用保険の全面活用、生活保障制度の全面活用を行う。

まずは、これを速やかに決定して実施する。

すべての国民の生存を保障することを最優先するべきだ。

企業の存続については、無利子無担保の融資を無制限で実施する。

これは融資であるから政府支出に入らない。

野党が存在意義を大いに発揮するべき局面だ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 安倍首相のこの期に及んで「1住所あたり布マスク2枚」にネットでツッコミ殺到!「まさかエイプリルフール?」「コロナ大喜利やめて」(リテラ)
安倍首相のこの期に及んで「1住所あたり布マスク2枚」にネットでツッコミ殺到!「まさかエイプリルフール?」「コロナ大喜利やめて」
https://lite-ra.com/2020/04/post-5345.html
2020.04.01 安倍首相「1住所あたり布マスク2枚」にネットでツッコミ殺到 リテラ

    
本日開催された政府対策特別本部での安倍首相(首相官邸HPより)


 感染の拡大が止まらず、待ったなしの状態にある日本。きょうも東京都では66人の感染が確認され、きのうの脚本家の宮藤官九郎につづき、本日もケツメイシのRYOJIやセレッソ大阪の永石拓海選手といった著名人が感染を続々と発表。さらに、本日発表された日銀短観の3月調査では、大企業の製造業の景気判断を示す指数が7年ぶりにマイナスを記録し、宿泊・飲食サービスの悪化幅は過去最大となった。

 国民の安全と経済は、これから一体どうなってしまうのか──。かつてないほどの危機感が高まるなか、本日夕方の政府対策特別本部で安倍首相は何を語るのかに注目が集まっていたが、そこで安倍首相は、なんとこんな発表をおこなったのだ。

「全国で5000万枚余りの世帯すべてを対象に、1住所あたり2枚ずつ、布マスクを配布する」

 開いた口も塞がらないし、腰も抜かしそうになるほどの衝撃発言だ。いま、国民に向けて発するべきは、「感染爆発に備えて新たに病床をこれだけ確保した」とか「国民が安心できるこれだけの生活補償を実行する」とか、そうした国民の不安に応えるメッセージであることは言うまでもない。にもかかわらず、この国の総理大臣は、感染拡大真っ只中にあって、「一律の現金給付」ならぬ「一律の布マスク配布」を打ち出したのだ。しかも、1住所にたったの2枚って。3人以上の家族はどうするのか。いや、そもそも発送コストのほうが高くつくんじゃないのか。

 そんなツッコミもお構いなく、安倍首相はこうも述べた。

「布マスクは洗剤で洗うことで、再利用が可能なことから、急激に拡大しているマスク需要に対応するうえで、極めて有効だ」

 もう涙がちょちょぎれそうだ。迫り来る国民の生命に関わる危機に対して、総理大臣は国民に「マスクを洗って再利用しよう」と言うのである。戦時中に竹やりを持たせたのと同じような話ではないか。

 そういえば、安倍首相は昨日からこれみよがしに布マスクを付けていた(その上、マスク着用時のNG行為であるアゴをはみ出させていた)。その姿に「給食当番の小学生かよ」というツッコミもネット上では飛んでいたが、まさか、それがきょうの伏線だったとは……。当然、Twitter上では、ここまで切迫した状況下で国民にこんな対策しか打ち出せないことに対し、「もしかしてエイプリルフール?」などという感想とともに、安倍首相に呆れ返った声が溢れている。

〈世帯に布マスク2枚ってやばすぎだろwwwこの国怖すぎwww〉
〈安倍首相まじで給食マスク配るんだな… もう本当に日本ダメだな。国民助ける気がないのがよく分かった。自衛するしかないねー。〉
〈いやはや、伝説を残しにきたな〉
〈一世帯にマスク2枚? すごい! 「焼け石に水」内閣!〉
〈大胆な 思い切った これまでにない 異次元の… そ、そういう意味だったのか〉
〈安倍さんはバカだろ。 期待はしてなかったけど〉
〈和牛券、おさかな券、おすし券に、マスク2枚。大喜利はもうけっこうですだ〉
〈もうコロナ大喜利で遊ぶのやめて〜ついでに総理辞めて〜安倍さーん〉
〈二枚舌、マスクも二枚、安倍晋三〉
〈安倍さんそんなこと言ってマスクの中に10万円ずつ入ってるんでしょ〉
〈きっと太っ腹な安倍総理のことだから、買い上げや郵送に莫大な経費もかけて、1枚10万円のマスクを2枚くださるんだと思います〉
〈のちのち、これが安倍内閣が打ち出したアベノマスクとして歴史に刻まれるのかな…〉
〈この数ヶ月間スピード感を持って先手先手でありとあらゆる施策を大胆かつ躊躇なくやってみた結果がマスク2枚なんだぞ。つまり精一杯やっても彼には無理なんだよ。やめてもらう以外なくないですか?〉

 また、作家の平野啓一郎氏も、〈本当にこの政府で、この未曾有の危機を乗り越えられますか?〉とツイートをおこなっているが、まさにそのとおりとしか言いようがないだろう。

■坂上忍が安倍政権の対応に「なんでモタモタ」「ケチ」「おごってくれねえなあ、この先輩、みたいな」

 実際、本日の対策本部では、世界のすべての国と地域からの入国者に対して、宿泊施設や自宅で2週間の待機を求めると決定したが、対象国・地域を拡大しただけで、宿泊施設や交通手段について入国者任せという杜撰対応はそのまま。しかも、SNS上では、成田空港などでは検疫待ちに長蛇の列ができ、他国のようにソーシャル・ディスタンスの措置も取られていないことや、検疫や待機要請自体がザルであることを多くの人が指摘している。こんな状況で枠を拡げるだけで、何の意味があるのだろう。

 いや、そもそも国民がいま求めているのは、手厚く幅広い補償策を早急に実行してくれることだ。だが、安倍首相は、一律の現金給付や消費税率の引き下げといった案だけでなく、イベントやバー、ナイトクラブなどへの自粛をめぐっても「損失補償は困難」と言い、何から何まで否定してばかり。この期に及んで具体的な数字を挙げた補償・給付案は何ひとつ口にしていない。

 それどころか、きょうの参院決算委員会では、自民党の議員からは信じられないような提案が飛び出した。舞立昇治参院議員は新幹線の整備を、足立敏之参院議員は大規模な公共事業の実施を訴えたのだ。自民党はあれだけ「お肉券」「お魚券」で大顰蹙を買ったというのに、性懲りもなく族議員が自分たちの利権を優先させようと必死なのである。

 世界各国が次々にきめ細やかで大胆な補償策を打ち出す一方で、何もアクションを起こさない安倍首相と利権を叫ぶ自民党……。生活補償や経済対策が進まない現状に対し、本日放送の『バイキング』(フジテレビ)では、坂上忍が「日本はなんでこんなにモタモタ、モタモタしてんですか」「ケチ」「なかなかおごってくれねえなあ、この先輩』みたいな」とくさした上で、こう批判した。

「『なんで、なかなかおごってくれないんだ、この先輩は』って思うのはね、そもそも、その金って僕らから徴収した金で。だから毎月僕らが会費払って、その積み立てでしょ。それをどう使ってくれるかっていうのを、僕らなんかよりもよっぽど頭のいい人たちが考えておごってくれるわけじゃん。(なのに)金出さねぇんだもん!」

 そう、忘れてはいけないのは、国民はこういうときのためにこそ税金を払ってきた、ということだ。そして、大胆に補償策に金を注ぐことは、国民が極力外出しなくて済む状況をつくり出す感染症対策でもある。それをいまだにせず、「布マスクを2枚配布!」と宣言する総理大臣……。冗談抜きに、この国はほんとうにもうダメなのではないだろうか。

(編集部)









http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 「緊急事態宣言出すべき」 ただし「72時間前に告知、十分な減収補償を」(田中龍作ジャーナル)
「緊急事態宣言出すべき」 ただし「72時間前に告知、十分な減収補償を」
https://tanakaryusaku.jp/2020/04/00022691
2020年4月1日 22:09 田中龍作ジャーナル


自粛要請に応じて閉じた寄席。フリーランスの芸人さんたちへの休業補償はどうなるのだろうか? =3月28日、上野・鈴本演芸場 撮影:田中龍作=

 オーバーシュート(爆発的感染)を未然に防ぐには人と人を接触させないようにするのが得策だ。緊急事態宣言に基づく外出自粛である。

 とはいっても人が動かなくなれば、経済に与える打撃は果てしなく大きい。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、オーバーシュートは瀬戸際の状況にあるとして「緊急事態宣言を発すべき」とするが、2つの大きな条件をつけた。1日の記者会見で明らかにした。

・できれば72時間前、遅くとも48時間前に緊急事態宣言を出すということを国民に告知する。

 職場のシフトはどうするのか? 業務の継続はどうするのか? があるからだ。

・減収補償をしっかりやる。

緊急事態宣言を出せば一定の経済活動の低迷があるからだ。

 緊急事態宣言をめぐっては1日あるいは2日に発出されるとの情報がネット上を飛び交った。事前に漏れ過ぎたことから安倍首相が激怒し、延期になったとの説がある。

 自民党の現金給付案はあれこれと条件がついてしかも不十分。なおかつ遅い。渡すべき人すべてに渡るのは連休明けと見られている。

 国難に遭遇した時こそ、徹底した情報公開と国民目線の政策が求められる。

  〜終わり〜


関連記事
<首都封鎖>やるなら直ちにやるしかない ただし、それには条件がある(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/210.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 天罰の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(3642)<コロナウイルス恐慌=企業活動止める+金融危機>
天罰の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(3642)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/24197917.html
2020年04月02日 jlj0011のblog


<コロナウイルス恐慌=企業活動止める+金融危機>

 昨年暮れから人類は、姿を見せない新型コロナウイルスによって、生きるか死ぬかの壮絶な戦争に突入している。人々の生きる経済活動である、生産活動を止めてしまっている。人とモノを拘束、身動きが出来ない。

 4月1日ロイター通信は、米国産業の土台を担ってきたシェールオイルの大手・ホワイテングの経営破綻を報じた。原油の大暴落が原因である。他の大手にも波及、米国が誇ってきた世界一の産油国の沈没で、新たな金融危機を発生させることになる。

 これに投資してきた日本の銀行・商社も、沈没を余儀なくさせられる。リーマンショックは、金融危機のみだったが、今回はそれにとどまらず経済活動の土台を止めてしまった。

 世界恐慌の先行きは見えない。

<欧米の工業化文明の破綻>

 今回の異常な疫病は、まさに地球時代をなぞるように瞬時に感染が拡大している。北朝鮮のように扉をすべて閉じる例は、他にみない。最近まで、人モノが移動、比例してコロナウイルスも爆発的に起きてしまっている。

 1分1秒早く発見して、早く治療することが不可欠だが、日本政府と政府お抱えの御用専門家などは、五輪開催しか能がなかった。これからが心配である。

 はっきりというべきだろう。18世紀後半、イギリスで始まった産業革命は、その後、欧米の文明として世界を席巻した。1945年には悪魔の兵器を、日本の広島と長崎に投下した。いうなれば、キリスト社会が神社神道の日本を核兵器で退治したものである。

 工業・科学技術文明は、原子力発電所を地球にまき散らし、原油エネルギーで、大気を汚染した。放射能で大気や海洋を汚染している。

 大地は、除草剤と農薬で毒まみれ、人々は毒水によって生命さえも汚染している。新型コロナウイルスは、欧米の文明に抵抗して人々の肺に付着して、生き続けている。天罰の猛威と理解すべきではないだろうか。

<地球温暖化=大洪水・巨大竜巻・巨大台風・巨大地震・森林火災>

 科学者はわかっている。16歳の高校生も分かっている。

 地球の温暖化は、人類共通の認識である。それでも、利権・金に現を抜かす政治屋と1%は、地球の悲鳴に耳をふさいで、さらなる地球資源の採掘、炭素を吐き出すエネルギー利権に突進して、地球破壊を止めようとしない。

 1%は、ロックフェラーだけではない。日本の財閥も同様である。人間の道も、モラルも蹴散らす、獰猛なケダモノ・悪魔である。

 彼らは北極の氷塊が溶けて、島々を水没させている事実に目を向けようとしない。温暖化は、地球で生きるすべての生き物を亡ぼしている。大洪水・巨大竜巻・巨大地震である。地震はついに福島の東電原発を破壊、日々放射能をまき散らし、海を汚染している。

 2019年には、関東にも巨大な台風が襲った。地震と台風に、首都圏は持ち応えられそうもない。気候変動は、森林火災を招き寄せている。

 天変地異は、映画や夢の世界から、地上に舞い降りて、愚かすぎる人間を直撃している。これこそが天罰であろう。

<日本の議会=あれくれ・これよこせの合唱>

 翻って、日本国民の代表者で構成されている議会は、人類が生きるか死ぬかという新型疫病との戦いに相応するような、命がけの議論を展開しているのであろうか?

 何度かラジオ報道で、聞き耳を立ててみたが、ほとんどが些末というと叱られるだろうが、泥棒猫のような犯罪首相に向かって「あれくれ・これよこせ」と叫んでいる。

 政府はというと、コロナ戦争には「三密運動」を呼びかける程度で、それもこれもモリカケ大事件に蓋をかけて、政局の主導権を握るための政権延命策でしかない。不思議と野党でさえも、女性の自立とかかわるTBS山口強姦魔事件の糾明はしない。

 時代が大きく変動した2020年、地球が怒り狂っている時代に、人類はどう生き延びるか。愚者は怒り、賢者は喜ぶ?

2020年4月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


関連記事
中小企業を襲う“コロナ倒産ドミノ” 5月GWがタイムリミット(日刊ゲンダイ)
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景況感、アベノミクス前に逆戻り 非製造業が大幅悪化(日経新聞)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/327.html





http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 会見でいい加減なことを口走る安倍首相をたしなめないのか 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



会見でいい加減なことを口走る安倍首相をたしなめないのか 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271266
2020/04/02 日刊ゲンダイ


まるで木偶の坊(C)共同通信社

 安倍晋三首相が28日、記者会見を開いた。相変わらずプロンプターに映した原稿を棒読みするだけの木偶の坊のような会見だったが、それでも突っ込みどころはいくつでもある。ところが居並ぶ記者のほうも事前に用意したメモを見ながら質問したりしているので、一向に深まらない。

 例えば、安倍は新型コロナウイルスとの闘いは「長期戦を覚悟していただく必要がある」と見えを切ったすぐ後に、延期した五輪を「遅くとも来年夏までに開催する」と宣言した。ここはすかさず「総理のおっしゃる“長期”というのは1年以内ということですね」という確認を求めなければいけない。何かムニャムニャ言ったら、「ということは1年以内にウイルス禍が収まるという見通しを持っているはずだが、その根拠は?」「開会の数カ月前には収まっていないと、選手も役員も観客も参加を決断できないはずだが、大丈夫?」と畳みかけてほしいところだ。

 安倍が五輪の2年延期を最初から考慮に入れず、「1年延期」と決めたのは、そうしないと自分が首相として開会式に出られないという、まったくの自己都合のためでしかないから、なぜ2年でなく1年延期なのかの問いには、まともに答えられないはずなのだ。

「一日も早く皆さんの不安を解消できるよう、有効な治療薬やワクチンの開発を世界の英知を結集して加速してまいります」と言って、新型インフルエンザの治療薬アビガン、エボラ出血熱の治療薬レムデシビル、膵炎治療薬のフサンなど具体的な薬品名を挙げて、研究と治験を進め増産を図っていくようなことを言ったのは、1年以内にパンデミックが収まらず再延期という泥沼に転げ落ちることのないようにと願うあまりの希望的観測――今にでも薬が完成しそうな気分にさせるための印象操作だが、一国の総理がこんないい加減なことを口走ってはいけない。

 現にWHOのテドロス・アダノム事務局長は、この前日の会見で「新型コロナウイルスに効果があると実証されていない治療法を使うのは見合わせてほしい。歴史上、論文や試験管では機能したが人体では実際は有害だった例がいくつもある。ワクチンの開発にはまだ少なくとも12〜18カ月かかる」と警告している。

 こんなことは国際常識なのだから、その場で安倍の一知半解の軽口をたしなめる記者がいて当たり前ではないのか。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。








http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK271] コロナの国難と安倍国難の2重苦だ。早く安倍国難を排除しないと日本は沈没する。(かっちの言い分)
コロナの国難と安倍国難の2重苦だ。早く安倍国難を排除しないと日本は沈没する。
https://31634308.at.webry.info/202004/article_2.html?1585803951

マスク2枚/一住所配布とは、4月1日の安倍首相の話である。あちこちからエイプリフールの話が出たほどだ。ツイッターに以下の記事が出ていた。思わず笑ってしまった。笑える絵だが、実際は笑えない悲劇である。

米国はコロナ対策で200兆円の緊急予算を組み、現金を大人に1200ドルを支給するという。トランプ大統領は極端なことも言うが、さすが経済人である。やることが玄人である。日本は何度でも洗えるマスク2枚やるから我慢しろという。郵便費だけで60億円程度という。ガーゼマスクも安倍と利害関係があるのではないかと勘繰る。現金支給の話もやるかどうかもわからない。あまりに話が小さすぎる。マスク2枚でやるから死ぬなという。如何にもやることが安倍らしい。緊急事態宣言を出さないのも、補償の話をしたくないからと思っている。

加計の友達には100億円以上の金を出すというのに、国民には金は出さない。自分のことは実に細かく気を使い、金も出すが弱者には金も出さない。

れいわの山本代表は昨日のYoutubeで100兆円の経済支出をしろと言っている。山本の方が余程肝が据わっている。オリンピック延期に関わる予算は数千億円掛かるという。その予算を捻出するためにコロナ対策をしないというなら本末転倒の極みである。まさにコロナの国難と安倍国難の2重苦だ。早く安倍国難を排除しないと日本は沈没する。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 都立高校の閉校を決めるのなら、学生の学力低下を招かない手立てを講じよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/04/blog-post_60.html
4月 02, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都教育委員会は1日、4月の新学期から再開する予定だった都立高校や特別支援学校など都立学校の休校措置の延長について、5月6日まで延長する方針を決めた>(以上「朝日新聞」より引用)


 武漢肺炎の感染拡大が止まらない。東京都では連続60名以上の新規感染患者が見つかっている。それに伴ってか、都教委は「都立高校や特別支援学校など都立学校の休校措置の延長について、5月6日まで延長する方針を決めた」という。

 何度もこのブログに書いているように、武漢肺炎の感染拡大を阻止するには実態を把握した上で対策を講じるべきだ。学校を介して武漢肺炎が感染拡大しているのなら、学校閉鎖は有効だ。しかしそうでないなら学生の学力低下を招くだけで、無駄なことだ。

 日本の検査数はドイツの1/17以下だという。検査能力は一日当たり8,000検体あるといわれているが、実際は数百程度しか検査していない。それでは武漢肺炎の感染実態を把握することは出来ない。

 菅官房長官が二月の上旬に「マスクは一週間後には十分に供給できる」と発言していたが、未だに市中の店頭から姿を消したままだ。国民に「自粛」や「自己防衛」を求めながら、武漢肺炎感染から身を守る最低限のマスクや消毒液すらない、というのはお粗末に過ぎはしないか。

 それで安倍氏が「各家庭に二枚ずつ布製のマスクを配布する」と宣言するに至った。しかし「直ちに」ではなく、それもまた「お役所仕事」で「来週」から感染拡大している「都市部優先」に配布するという。

 しかし地方の山間僻地に暮らす者にとって、感染拡大の温床になっていると指摘されて久しい歓楽街の一斉PCR検査すら実施されていない。そこで遊んでいた有名な高齢芸人が武漢肺炎で死亡したことから、当局も歓楽街の従業員を一斉検査するのかと思ったが、そうでもないようだ。ただ「感染経路の判明しない患者が増えている」と「危機感」を煽るだけだ。

 武漢肺炎ウィルスが「人から人へ」感染するのなら、感染経路が辿れないわけがない。ただウィルス感染者が無症状のまま検査を受けないで野放しになっているとしたら「感染経路をたどる」ことは出来ない。

 つまり「そういうこと」なのだろう。無症状の武漢肺炎ウィルスの感染者が都会の歓楽街を彷徨しているのだろう。それは東京だけでなく、大阪も然りだろう。

 都立高校をさらに一ヶ月以上も閉校にして、学生の学力低下を防ぐ手立てを考えているのか。小分けにしてスクーリングを実施するなど、方策を立てた上で政策は実施すべきだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 安倍首相、小泉元首相の「退陣勧告」に語気強め反論(日刊スポーツ)

※週刊朝日 2020年4月10日号 画像クリック拡大 続きは週刊朝日をご覧ください


安倍首相、小泉元首相の「退陣勧告」に語気強め反論
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202004010000368.html
2020年4月1日16時16分 日刊スポーツ


参院決算委で答弁する安倍首相(共同)

安倍晋三首相は1日の参院決算委員会で、小泉純一郎元首相が「週刊朝日」のインタビューで、自身に対する「退陣勧告」をしていることについて問われて「(政権を)放り投げることは考えていない」と、語気を強めながら辞任を否定した。

首相は「今、まさに新型コロナウイルス感染症対策を全力でやっている。ここでこれを放り投げることは、毛頭考えていないと申し上げたい」と述べた。立憲民主党の野田国義氏の質問に答えた。

小泉氏はインタビューで、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で近畿財務省職員赤木俊夫さんが自殺し、その手記が公開されたことに絡んで「安倍さんは辞めざるを得ない」と、述べているという。

小泉氏は、小泉政権のさなかに首相を自民党幹事長に抜てき。06年9月の退任に当たって首相に政権を引き継ぐなど、安倍政権の事実上の生みの親で、首相にとって小泉氏は、「政治の師」でもある。



国会中継 決算委員会 2020年4月1日(水)

※2:10:30〜 野田国義議員質疑 小泉元首相の「退陣勧告」 赤木さん手記 再生開始位置設定済み






http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 「アベノミクス」の破綻を「アベノマスク」で誤魔化すつもり?政権幹部は「何もしないよりはいい」と話すだって?!


マスク2枚配布「情けない」 国民から与党から疑問次々
朝日新聞 2020年4月2日 11時57分
https://www.asahi.com/articles/ASN423JF0N42UTFK001.html


 新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。スーパーなどでの品薄は依然解消されず、政府が頭を悩ますマスク不足への対策だが、ネット上だけでなく政府・与党内でも賛否が飛び交っている。


 ツイッターでは、アベノミクスをもじった「#アベノマスク」というハッシュタグがトレンドランキングの1位に。「洗えば何度でも使える」「もらえるだけありがたい」といった感謝の投稿だけでなく、「#マスク2枚でごまかすな」もトレンド入りして、「マスクよりも休業補償を」などの声も広がる。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 菅官房長官胸張った「月6億枚のマスク」どこへ(日刊スポーツ)
菅官房長官胸張った「月6億枚のマスク」どこへ
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202004020000066.html
2020年4月2日9時0分 日刊スポーツ


★新年度のすがすがしさや、フレッシュマン・ウーマンの闊歩(かっぽ)する姿が見えない。客に夜の繁華街に行くなという自粛要請は真綿で首を絞めるように、飲食業を追い込んでいく。客に注意喚起すれば飲食店の休業補償の責任が伴わないと都知事は思っているのだろうか。1日の参院決算委員会で、このことを聞かれ、首相・安倍晋三は「ただちに直撃する。損失を補償せよという希望は承知している」としたが、国による直接的な損失補償は否定した。

★同委員会で首相は「今この時点で緊急事態宣言を出す状況にはないと考えている」とも発言。ちゅうちょする理由は複合的だろうが「何よりも国民の命を守るために判断していきたい」とし、一方で「フランスのようなロックダウン(都市封鎖)はできない」と本音を見せた。ただ首相は全世帯に2枚のマスクの配布を行うことを明言。2月20日段階で「まもなく月産6億枚のマスク供給が可能」と胸を張った官房長官・菅義偉の会見の結果なら、政府の希望的観測に国民は翻弄(ほんろう)され続けたといっていいだろう。

★相変わらず、政府は経済的補填(ほてん)の規模を拡大したくない模様だが、この4月からは7月から義務化されるいわゆるレジ袋の有料化の前倒しが始まり、診療報酬の改定で入院費などの大幅値上げが始まる。5月には全国で電気料金の一斉値上げもある。さまざまな施策の前倒しや、値上げの延期などありとあらゆることを政府と国会で点検し、国民に緊急事態宣言に代わる知恵も見せてほしい。それが、政府と国権の最高機関の仕事ではないか。(K)※敬称略






http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 虚構新聞がついに本気を出してきた。現実こそが虚構だと/新型コロナ「『他人事』ではなく『自分事』に」 識者に聞く


新型コロナ「『他人事』ではなく『自分事』に」 識者に聞く(虚構新聞)
https://kyoko-np.net/2020040101.html


 世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルス。感染者数が増加傾向にある日本でも「4月1日からロックダウン(都市封鎖)が決まった」とするデマがネット上で拡散するなど、社会不安が高まりつつあります。パニックに陥らないためには、まず科学に基づいた確実な情報を知ることが大切です。科学を一般の人たちに分かりやすく伝える科学コミュニケーターの本田隆行さん(37)に話を聞きました。


――今回の新型コロナウイルスについて、いま分かっていることを教えてください


 今世界中を騒がせている「新型コロナウイルス」は、私たちが普段引いている風邪の原因となるウイルスの1つである「コロナウイルス」の一種です。ただ、これまで知られていたどのタイプのコロナウイルスとも違うため、研究が進められているものの、詳しい性質や対応策はまだ十分に分かっていません。また、地球上の人間が初めて感染する状況にあり、誰も体に防御する機能(=免疫)が備わっていないため、世界中での感染拡大が問題視されているのです。


――感染するとどのような症状が出るのでしょうか


 ニュースなどでは当初、新型コロナウイルス感染症のことを「新型肺炎」と呼ぶことがありました。そのため、肺炎のイメージを強く持っている人が多いのではないでしょうか。
 ちなみに、厚生労働省が出している帰国者・接触者相談センターの相談する目安は次の通りです。
 (1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなけれなならない場合を含む)
 (2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
 (※高齢者や基礎疾患のある人は、上記の状態が2日程度続く場合)
 もちろん通常の風邪であっても、こじらせると肺炎になることは珍しくありません。ただ、新型コロナウイルスの場合は特に気管支や肺に炎症を起こす特徴を持っているようです。


――日々感染者数の増加が報道されて、もはや誰が感染してもおかしくない状況になりつつあります。まず自分が感染しないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。


 それはとても単純なことで、「ウイルスに触れないこと」です。大きく2つの方法があります。
 1つは「ウイルスがいる場所、いる可能性が高い場所に行かないこと」。ウイルスは人から人へと乗り移っていくので、人に近づく場所、人が密集している場所、そして人が密閉されている場所に行かないようにすることが大事です。


――どれくらい人から離れればよいのでしょうか


 「2メートル」という目安があって、お互いにラジオ体操をしてみても手が当たらないくらいの距離になるでしょうか。そのくらい離れれば危険度は確実に下がります。


――他にはどのような対策がありますか


 もう1つは「ウイルスに触れたら洗い流す」。ウイルスは目に見えないほど小さいので、どれだけ気を付けていても他人が触れた場所や、ウイルスが留まっている場所に触れてしまうことは避けようがありません。そこで、とにかくこまめに手を洗い清潔に保つことが大事になります。少し面倒くさいと思う人がいるかもしれませんが、手のひらだけでなく手の甲、指の間、爪の間、手首も石鹸で洗うことで、ウイルスの数は洗う前の1万分の1にまで減らすことができます。
 この2つの徹底が最も単純、そして確実な感染予防法です。


――「知らない間に人にうつしてしまうのではないか」という不安もあります


 最近は感染経路が分からない感染者が増えていて、その理由に一定数の「無自覚感染者」が関わっていることは間違いないでしょう。「自分が感染しないこと」と同時に「周りに感染を広げないこと」が大事であるということを肝に命じなければなりません。


――感染を広げないためにはどうすればいいでしょうか


 手始めにできることは「できるだけ家にいること」「咳エチケットを徹底すること」の2点です。
 1つ目の「できるだけ家にいること」ですが、他人に近づく場面を出来るだけ少なくすれば、おのずと周囲に感染を広げる可能性は減ります。
 今のところ日本では「家から一歩も出るな」という厳戒令は出ていないので、必要な買い物や息抜きに屋外を散歩することは可能です。ただ、今しなくてもいい会合やパーティー、特に屋内のレジャーなどは人と密に接する可能性を増やします。無自覚な感染拡大を防ぐのに「家にいよう」という心がけはとても大事です。
 2つ目の「咳エチケット」は、新型コロナウイルスに限らず感染症予防として重要です。
 咳やくしゃみは小さな飛沫を約2メートルほど飛び散らせます。もし自分が感染していたら、その飛沫の中にウイルスを潜ませることになるのです。また、手で口を覆ったとしても、その手で周囲のものを触ってしまえばウイルスを擦りつけてしまいます。自分の体から出て行く可能性のあるウイルスを減らすために、咳エチケットはとても重要なマナーなのです。


――品薄で手に入りにくくなっていますが、マスクの着用はどうでしょうか


 もちろんマスクは自分から飛び出るウイルスを止めるのに有効です。しかしマスクがあれば大丈夫ということは決してありません。2つの心がけを十分に徹底していれば感染予防、拡大予防をすることはできます。


――ワクチンの開発が進んでいると思うのですが、現状はどうなっていますか


 新型コロナウイルスは発見されたばかりで、まだワクチンを作るために必要な研究を各国が必死におこなっている段階です。一般的にウイルスのワクチンは製造に少なくとも1年以上かかることがあり、いますぐにワクチンを手に入れるのは困難な状況です。


――まだ先は長い、ということですね


 騒動が収まるには、「治療法が確立される」、または「感染者数が増えて免疫を持っている人が多数になってしまう」が考えられます。どちらにせよ、騒動が収まるまで時間がかかるのではないかと予想されます。


――日本は「今が瀬戸際」と言われて、様々な行動の自粛要請が続いています


 経済活動が停滞することは大問題ですし、このままずっと家にいるのはストレスも溜まります。しかし一旦感染が爆発的に拡大してしまえば、医療現場の許容量が超えてしまい、社会的に取り返しのつかない状況になる可能性もあります。政治、行政、民間企業などにはそれぞれ短期的、長期的な対応策を練ってもらうとして、個人としてはひとまず自分たちができることを可能な範囲内で長く続けることが大事になるのではないでしょうか。


――本田さんは今の状況をどのようにご覧になっていますか


 自分の健康は自分の力で守れたとしても、もしかすると自分がとった何気ない行動がすぐ近くにいる人の健康を損ねてしまうかもしれないということを、今回の新型コロナウイルス騒動ではまざまざと見せつけられています。
 何気ない日常は、とても大事な健康の上に、そして多くの人の仕事の上に成り立っています。その当たり前の日常を、取り返すことのできない「いつか」のものにしないためにも、今一人一人ができることは必ずあります。
 それは決して難しいことではなく、心がけはとても些細なことです。新しい情報を常に得ながら「他人事」と思わずに「自分事」として向き合い、そして少しでも楽しんで取り組むことができれば、長期化する可能性の高いこの状況を乗り越えていけるのではないでしょうか。家での過ごし方、健康的な気分転換の仕方、新しいコミュニケーションの取り方、仕事の仕方など、楽しみを見出すためのヒントは、思いの外たくさんありそうな気がしています。


――ありがとうございました


(※今日4月1日はエイプリルフールです。)


本田 隆行(ほんだ・たかゆき)
1982年、大阪府枚方市出身。神戸大学大学院自然科学研究科地球惑星科学専攻修了(理学修士)。枚方市役所勤務を経て、2012年より東京・お台場にある日本科学未来館へ移り「科学コミュニケーター」としての修業を積む。2015年からフリーランスとなり、活動の場を広げている。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK271] <過去最多を更新!>東京都で95人以上の感染確認 1日あたり最多 
















東京都内で新型コロナ感染者95人以上確認 1日あたり最多
https://mainichi.jp/articles/20200402/k00/00m/040/148000c
毎日新聞 2020年4月2日 16時28分(最終更新 4月2日 16時29分)

 東京都内で2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに95人以上確認されたことが都関係者への取材で判明した。1日あたりの感染者数としては最多となる。このうち、患者や医療従事者ら累計で106人の感染者が出ている「永寿総合病院」(台東区)のほか、8人の感染が確認されている慶応大病院(新宿区)の関係者が、合わせて35人程度を占めるという。




http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/236.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 新コロナ マイカード見せれば サラ金金利0 政府で 
新コロナ マイカード見せれば サラ金金利0 政府で
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51982715.html
2020年04月02日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


結局 取引か テロか 自滅か 破滅か しかない

新コロナでああだこうだ言ってる前に
道端ゴロゴロ 貧民化の直前が今だ

***

カネモチの奴隷の安倍政権と
死ぬかもしれない野党支持者
取引だ
マイカード(プライバシイーなんてどうでもいい 
立憲民主は正社員だから)味方なんていないが現実

共産党大門議員の質問は 後光がさしている
レベルが打算を超えている

***

@サラ金はすべて銀行系で抱かれてる
A銀行は低金利で死にそうだ
B怪獣新コロナと戦い勝つまで サラ金金利全額政府が面倒みて0にしろ!
C怪獣新コロナに勝ったら 徴税に金利加算すればいい
Dこの理屈なら 貧乏人がうれし泣きしながら マイカードを造る
E新コロナ戦争の時だけ100マン 人間なら成人なら誰でも「金利0」
F絶対に差し上げない 民主主義の厳しさだ
Gこうすれば 死にかけの人間が 生れて始めてのような 歓喜が爆発する
H相対的愛はまやかしだ 化粧だ 素顔をじゃないと魔界に入る

人間の本能は借りたまま 死にたくない
貧乏人を「愛」を与えてください 神様〜〜〜〜〜〜〜



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう(リテラ)
自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう
https://lite-ra.com/2020/04/post-5347.html
2020.04.02  自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで… リテラ

     
     『バイキング』に出演した相澤氏


 森友問題の決裁文書改ざんを強要され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻が第三者委員会による再調査を求める署名を「Change.org」で開始、27日午後からはじまったこの署名が、わずか3日で20万人を突破したことが大きな話題となっている。

 赤木さんの遺書と手記をスクープした元NHK記者の相澤冬樹・大阪日日新聞記者によると、これは日本で始まった署名キャンペーンでは「最も多く、最も速い新記録の達成」だといい、2日12時現在でも27万人を超え、署名数は増えつづけている。

 さらに、本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、赤木さんの妻の「全告白」と題した記事を掲載。遺書と手記が公表されたというのに、いまだに再調査を拒否しつづける安倍首相と麻生太郎財務相だが、赤木さんの妻は記事のなかで「安倍首相、麻生大臣の姿を見たり声を聞く時は身体中の血液が凍りつきます」と、亡き夫の最期の叫びを無視する2人への怒りを隠さない。

 そんななか、いまもっとも焦点があたっているのは、赤木さんが遺書や手記とは別に、生前にまとめていたという「極秘ファイル」の存在だ。

 じつは、この「極秘ファイル」について、3月30日放送の『バイキング』(フジテレビ)が紹介。相澤氏をゲストに招き、「極秘ファイル」の中身について解説したのだが、その際、赤木さんの妻も放送中に重要な指摘をおこなったのだ。

 まず、この「極秘ファイル」とはどんなものなのか。先週発売の「週刊文春」4月2日号掲載の赤木さんの妻の証言によると、赤木さんが「極秘ファイル」を残していたことを明かしたのは、2019年3月9日に1周忌の直後に赤木さん宅を訪れた池田靖・統括国有財産管理官(当時)。そのとき、池田氏は赤木さんの妻にこう話したという。

「赤木さんはきっちりしているから、文書の修正、改ざんについて、ファイルにして、きちっと整理していたんです。検察がガサ入れに来た時(注・強制捜査ではないので、任意提出と思われる」、赤木さんは『これも出していいですか?』と聞いてきた。パラッと見たら、めっちゃきれいに整理してある。全部書いてある。どこがどうで、何がどういう本省の指示だったかって。修正前と修正後、何回かやり取りしたようなやつがファイリングされていて、パッと見ただけでわかるように整理されている。これを見たら我々がどういう過程で改ざんをやったのか全部わかる」

 つまり、誰からの指示で、どういうふうに公文書を改ざんしたのか、その全容を赤木さんは詳細にわたって記録していた、というのである。『バイキング』で相澤氏は「改ざんのビフォー・アフターがすべてわかる」ものだと述べたが、これが改ざんの真相を探る上で重要証拠になることは疑いようもない。

 実際、この「極秘ファイル」の存在について説明を受けた『バイキング』MCの坂上忍も、「これ、全部実名ですよね」と相澤氏に確認すると、相澤氏は「おそらくね。内部文書ですから」と返答。だが、問題は、この「極秘ファイル」の行方だ。

「極秘ファイル」の存在を明かした池田氏は、赤木さんとどんなやりとりをしたのか、赤木さんの妻にこう語っていた。

「赤木さんもそこは相手が検察なんで気になって『出しますか?』って。僕は『出しましょう、全部出してください』と言って持っていってもらったんです。全部見てもらって全部判断してもらったらいいという思いですから。僕ら的には改ざんなんかする必要は全くなかったですし」(前出・「週刊文春」4月2日号より)

 ようするに、改ざんの全容が書かれたこの「極秘ファイル」は検察に任意提出されたものと見られるわけだが、番組内で相澤氏はこんな見立てをおこなっている。

「これ、いわゆるガサ入れの押収じゃなくて任意提出なので、普通に考えると普通、原本、絶対残すんですよ。もしくは原本を出すのならコピーを残すんですよ。全部持っていく必要ないので。だからたぶん、財務省(近畿)財務局に、そもそもあると思うんですね」

「普通はこれ、捜査終わったら、(検察は)証拠返します。時間だいぶ経ってるんで、普通でいえば返していると思いますが、ただこれもですね、返すときに普通、絶対コピー取りますよね。重要な証拠物ですからね、(コピーして)たぶん返しただろうと。だから私はおそらく、これは近畿財務局と、大阪地検の両方にあると思います」

■赤木さんの妻が番組に生LINEで訴え「同僚だったのに財務省の夫の扱い方がひどい」

 改ざんの最重要証拠である「極秘ファイル」は、いまも近畿財務局に大阪地検に存在するはず──。もし存在するのならば、国民にそれをすみやかに明らかにし、その上で財務省が公表した調査報告書と食い違いはないのか、早急に調査をおこなうべきであることは言うまでもない。

 だが、ここで疑義を呈した人物がいる。番組を観ていた赤木さんの妻だ。相澤氏は「問題は、一旦返ってきたものを、ちゃんと保管しているのかどうか。じつは番組を観ながらですね、奥さんがLINEを送ってきている」と明かし、相澤氏はその内容をこう伝えた。

「(スマートフォンを見ながら)『検察から返ってきたファイルを破棄したのではないのか』というふうなことを言っております。想像ですけどね。これは前段があるんですよ。『元は同僚だったのに財務省の夫の扱い方がひどいと思います』と。『検察から返ってきたファイルも破棄したのではないか』と、そういうふうに言っている」

 赤木さんの妻によるこの推測は、誰しもが頷くものではないだろうか。そもそも、改ざんの全容が記された重要証拠が存在することを、財務省は調査報告書でも触れることはなく、一切公表してこなかった。調査報告書の内容と齟齬がないのであれば、本来ならば客観的証拠として「極秘ファイル」の記載に言及していたはずだ。だが、それをしていないということは、「極秘ファイル」の内容は財務省の嘘を暴くものになっているのではないのか。

 となれば、財務省はどうするだろう。公文書を改ざんした挙げ句、今度は国民に明らかにできない改ざんの全容をまとめた「極秘ファイル」を闇に葬った──。そう考えるのは自然なことだ。

 赤木さんは遺書と手記のなかで「すべて、佐川理財局長の指示です」と訴えていた。当然、この「極秘ファイル」には、財務省からの指示がどんなものであったか、そして佐川氏の動きも細かく記されているだろう。しかし、そんな重要証拠の提出を受けながらも、大阪地検特捜部は佐川氏をはじめとして財務省と近畿財務局の関係者を全員不起訴にした。ようするに、この「極秘ファイル」の中身が明らかになれば、財務省の嘘だけではなく、捜査のおかしさも浮き彫りになるはずなのだ。

■坂上忍「コロナに埋もれさせてはいけない」アンミカ「声をあげていくことが大事」

 国民が知るべき事実が、証拠が、握りつぶされてゆく──。赤木さんの妻が生放送中に投げかけたメッセージに呼応するように、コメンテーターのアンミカはこう述べた。

「公文書っていうものが、国民のみなさんも、ちょっと気持ち緩んでるというか、やっぱりみんなのものなんで、これは許さない、改ざんは許さないって声をあげて、政治家の方が脅威に思うほど声をあげていくっていうこともすごい大事だし、政治家もその声を受け止めるっていうふうな政治であってほしいと思うんですね。これ、もっとみなさん、声をあげていくこと大事じゃないですか?」

 さらに坂上も、このように言及した。

「いま、コロナウイルスで一色になってますけど、それに埋もれていい話では絶対にないと、僕は思います」

「相澤さんのお話とか聞いて、ふと思ったのは、きょうは最初、新型コロナウイルスのニュースをお伝えさせていただきました。で、ふたつ目のニュースで、このニュース。これ逆にしてね、こっちのニュース、先にお伝えさせていただいて、その後に(新型コロナ対応の)安倍首相の会見見たら、どんな目で俺は見てたんだろうかって、ふと思ってしまって。まあ、つまるところ、やましいところがないのであれば、真実を明らかにしていただきたいというのが、多くの国民の声なんじゃないんでしょうかね」

「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました」と訴える赤木さんの妻の声に対し、安倍首相は「自分の答弁が改ざんのターニングポイントになったとは手記には書かれていない」などと強弁、再調査の拒否だけではなく、赤木さんの妻のコメントまでをも真っ向から否定しつづけている。そんな自分に都合の悪い事実は徹底して隠蔽し、闇に葬ろうとする安倍首相は、新型コロナという国民の生命にかかわる重大事でも、同じようなことをするのではないか……。つまり、安倍首相の公文書改ざん問題や赤木さんへの反応と、新型コロナ対応は、地続きの問題だ。そう坂上は訴えたのである。

 赤木さんの妻は『バイキング』で、視聴者に向けてこんなメッセージを寄せていた。

「2017年2月17日に安倍首相が国会で発言したことが改ざんのきっかけだと夫は手記に残していません。
それをもって安倍首相は再調査しないとおっしゃっています。
それはおかしいです。」

「私は夫がもがき苦しみ死を選んだ理由が知りたいです。
たくさんの方々の声がそろそろ届き安倍首相と麻生大臣が再調査する事を決断してくださると信じています。」

「夫が命がけで残した手記と遺書です。
再調査していただけるまで私も命がけでお願いし続けていきます。」

 命がけで再調査をお願いしていくという、赤木さんの妻の強い決意。赤木さんが死を賭けてあげた最期の声を無視することは絶対に許さない。今度はそう国民が声をあげるときだ。



バイキング 2020年3月30日 (フルショー)

※54:29〜 森友問題 ❝自殺❞財務省職員の手記公開 妻の再調査の願いに政府の対応は? 再生開始位置設定済み








http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK271] この期に及んで場当たりとパフォーマンス 国民に広がる怒りと不安 恐怖と絶望(日刊ゲンダイ)






危機煽るだけの政治の場当たり 国民に広がる怒りと絶望
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271263
2020/04/01 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による


似た者同士(C)共同通信社

“やってる感”の演出だけで、権力維持にしか関心がなく、国民に対して無責任。この国と東京都のトップは似た者同士だ。犬猿の仲だったはずなのに、新型コロナ対応や五輪延期で利害が一致したのか、このところ、やけに仲むつまじく連携をアピールしている。

 3月31日も安倍首相と東京都の小池知事は官邸で面会。都内の学校再開などについて協議し、国の方針に従うことで合意したという。

「これこそ不要不急の会談でしょう。ただのパフォーマンスです。首相も都知事も、新型コロナ対策の“やってる感”をアピールするだけで、終息に向けた具体策を持っているようには見えない。わざわざ土曜日や夜間に緊急会見を開けば、いったい何事かと国民は不安になりますが、会見はいつも精神論だけで中身がない。一方的に自粛を求めるだけで、それに伴う生活補償の話は避けるのです。安倍首相は28日の会見で『文化、芸術、スポーツは大変重要』と言いながら、政府の自粛要請に応じたイベント中止などによる収入減は『損失を税金で補償するのはなかなか難しい』と切り捨てた。五輪にはいくらでもカネを使うのに、文化に使うつもりはないのです。五輪至上主義は、コロナ対策の迷走を招いた元凶でもある。コロナとの闘いは長期戦になると言いながら、1年後の五輪開催を早々と発表したのがいい例です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 この能天気には世界中が驚き、呆れている。30日の米紙USAトゥデー(電子版)は、東京五輪の新たな大会日程が発表されたことについて「無神経の極み」と批判。同紙の運動担当コラムニストは「世界中が疫病と死と絶望に包まれている時に、なぜ日程を発表する必要があるのか」「せめて暗いトンネルを抜けて光が見える時まで待てなかったのか」と怒りをにじませた。ワクチンができるまで早くて1年。来年7月にウイルス感染が終息している保証はどこにもないのだ。

精神論で国民にガマンを強いるだけ

 新型コロナウイルスの感染者は31日、国内で新たに計244人が判明。東京都は1日の確認分としては最多の78人だ。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員乗客を除いても、国内の感染者はついに2000人を超えた。

 3月1日時点で感染者が70人程度だった米国は、1カ月後には16万人を突破している。日本も同じ道をたどらないとは限らないのだが、国の方針も都の対策も、感染拡大を止める戦略がまったく見えてこない。

 3月30日夜の緊急会見で、小池はキャバクラやクラブなど女性が接待する夜の店に行かないよう都民に求めた。キャバクラ自粛でどこまで乗り切れるのか。補償や経済支援とセットでなければ、日銭商売の店は営業せざるを得ない。経済的な支援で生活が保障されて初めて店を閉めることができるし、外出を控えて家でじっとしていられるというものだろう。

 これがまた小池の姑息なところで、店側に営業自粛を要請すれば、「その間の補償はどうなるのか」という話になる。客に「行くな」と言うのはタダなのだ。補償も給付もなく、精神論でひたすら国民にガマンを強いる。小池と安倍に共通するところでもある。オトモダチや海外には気前よくバラまくのに、国民への現金給付は渋る。上っ面の言葉だけで、国民の自己責任にお任せの“やってる感”では、感染拡大を止めるのは無理だ。


夜のクラブ活動は自粛を要請(C)日刊ゲンダイ

危機に国民を守らないなら何のための税金なのか

 自公両党は31日、新型コロナウイルス対策で、リーマン・ショック時を上回る真水20兆円、事業規模60兆円の経済対策を求める提言を政府に渡したが、安倍は「未来に夢を持てる日本に復活させていく」と、相変わらず精神論だ。その対策の内容はあまりにショボイ。利益誘導の「お肉券」「お魚券」はさすがに見送られたものの、安倍が28日の会見で対象を絞る考えを示したことを踏まえ、現金給付は「日常生活に支障をきたしている世帯・個人」のみが対象だという。

「収入補填や現金の一律給付など、諸外国が当たり前にやっていることを日本政府はやらない。減税にも否定的で、かたくなに国民にはカネを払いたくないという姿勢です。WHOへの寄付や、五輪延期に伴う追加費用を優先し、感染拡大防止や国民生活は後回しなのです。こういう危機の時に国が守ってくれないとなると、何のために税金を払っているのかと思ってしまう。今は一人でも多くの国民を救うためにカネを使うべきではないのか。来年の五輪より目の前の危機に全力投球すべきなのに、この期に及んで感染症対策は場当たりだから絶望的です」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 日本は欧米と比べ、コロナ感染者の発覚は早かった。時間的な猶予はあったはずなのに、感染爆発を防ぐための準備を何もしてこなかった。国民の安全よりも、今夏の五輪開催の方が大事だったのだ。

 五輪が延期になったことで、ようやく病床の拡充を明言し、メーカーに人工呼吸器の増産を要請。それでも足りない可能性があると、動物用の人工呼吸器の転用も要請し始める後手後手だ。

コロナ禍に便乗する政治的野心

「今の政府や都の対応を見ていると、危機管理でリーダーシップをアピールしたいが経済的なダメージの責任は取りたくないという態度です。自身の再選や延命というスケベ心が先に立って、小手先の対応でやり過ごそうとし、国民の命を危険にさらしている。国民を安心させるのは、どういう状況が緊急事態で、どうなれば終息なのかという工程表も示す必要があります。それを示せば政府の初動ミスや無能がバレると考えているのかもしれませんが、保身ばかりで国民の方を向いていない。しかも、『やらない』と言ったことを平気でやる政権だから、いつ緊急事態宣言が発令され、ロックダウンが宣言されるかと怯えた国民がデマに踊らされてしまう。無用な買い占めが起きるのも、政治に対する信頼がないからです」(五野井郁夫氏=前出)

 31日の安倍との会談後、「緊急事態宣言」について報道陣から聞かれた小池は「ギリギリの状態」「国家としての判断がいま求められている」と暗に宣言を促した。一方の安倍は、「個々の自治体で判断」などとお茶を濁し、責任の所在を押し付け合っているかのようだ。いったい司令塔は誰なのか。

 東京や大阪でロックダウン(都市封鎖)のような事態になれば、日本経済への影響は計り知れない。第一生命経済研究所の試算によれば、東京がロックダウンされた場合、物価変動を除く実質の国内総生産(GDP)は1カ月間に約5兆1000億円のマイナス効果。封鎖が首都圏全域に広がれば、損失は8兆9000億円まで拡大する。これでもまだ楽観的な計算で、経済活動が6割減るとの想定もある。

 前出の角谷浩一氏はこう言う。

「緊急事態宣言は、政治生命をかけるくらいの大きな決断です。国民の安全を守るため、批判を受けて退陣することになっても構わないという覚悟が必要なのです。ところが首相や都知事には、国民や都民のためではなく、このコロナ禍に便乗して戒厳令のような強い権限を行使してみたいという政治的野心しか感じられません。よこしまな思惑がミエミエだから、国民の間に怒りと不安が広がる。そもそも、それだけの重い判断をする前提となる感染実態は正確なのでしょうか。五輪開催のためにPCR検査の数を抑えてきたのではないのか。危機を煽るだけの無責任にメディアも乗っかり、『早く緊急事態宣言を出せ』という空気が醸成されていくのは非常に危険です。政治の無能も場当たり失策もすべてコロナで覆い隠されてしまいます」

 自身の権限を強化したいが、責任は取りたくない。そういう政治家が戦略もないまま私権制限に乗り出し、経済も危機にさらす絶望。私心を捨てて危機管理に英断をふるう胆力ある政治家が皆無の悲劇。この国は、戦時中から何も変わっていない。

【写真ギャラリー】衆議院決算委員会 安倍首相もマスク姿で答弁
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http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 安倍自民党が打ち出した新型コロナウイルス対策は100円マスクのばら撒き:これほどバカにされてもまだ、安倍自民党を支持する有権者はいるのか(新ベンチャー革命)
安倍自民党が打ち出した新型コロナウイルス対策は100円マスクのばら撒き:これほどバカにされてもまだ、安倍自民党を支持する有権者はいるのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6094428.html
新ベンチャー革命2020年4月2日 No.2629


1.昨日のエイプリルフールにあの安倍氏が仰々しく発表した新型コロナウイルス対策は、ガーゼマスクを一世帯当たり2枚配るというものだった

 今の日本は、新型コロナウイルスのパンデミックが起こるかどうかの瀬戸際にあると専門家が警告しています。

 その意味で今は、一瞬の油断もできません。このような異常な状態はもう二ヶ月以上も続いています。国民の間にも不安が広がっています。

 そのようなタイミングにて、あの安倍氏は唐突に、昨日のエイプリルフールに、コロナ対策と称して、全国一律のばら撒き施策を発表しています。その内容は、ガーゼマスクを世帯当り二枚配布するというものでした。

 ちなみに、我が家に備蓄されていたガーゼマスクは二枚入りで100円です。今の安倍自民は、この期に及んで、どこまで国民をバカにするつもりでしょうか。

 案の定、ネットでは批判が巻き起こっています。それはもう、怒りそのものです。

 欧米先進国のコロナ対策に比べて、安倍政権下の日本政府のそれは、あまりにお粗末であり、もう比較にもなりません。

2.“ケチって火炎瓶”の安倍氏のケチ根性と、財務省の思惑が一致した結果か

 われら国民から搾り取った血税を、自分のモノと勘違いしている筆頭格は、悪名高い財務省ですが、彼らの思惑通り動いているのが、あの安倍氏です。

 “ケチって火炎瓶”というニックネームをもつ安倍氏(注1)も、国民から搾り取った血税は自分のモノと勘違いしていますから、財務省にとって、安倍氏は極めて好都合なパペット首相(操り人形)なのでしょう。

 上記、ガーゼマスクばら撒き施策は、国民から搾り取った血税を自分のモノと勘違いする安倍・財務省コンビの体質をよく現すケチな施策と言えます。

3.安倍自民党の正体は、国民を蔑ろ(ないがしろ)にするアンチ・民主主義政党であると国民は早く気付くべき

 本ブログの見方では、安倍自民党は、その党名に反して、日本でもっともアンチ・民主主義の政党であるとみなしてきましたが、上記のコロナ対策ほど、彼らの正体をよく現す証拠はありません。

 それでもなお、安倍自民党を支持できる国民がいるとすれば、その人は、自民党と同じ穴のムジナか、よほど能天気の人間であると言わざるを得ません。

 有権者がみんな、安倍自民党の正体を正しく認識していたら、彼ら自民党は到底、政権党でいられるはずがないのです。

 これまで、自民党を支持してきた有権者は、今回の彼らのコロナ対策から、彼らの反国民的正体に気付くべきです。

 いずれにしても、いまだに、自民党を支持する有権者は、自民党の正体をすでに見抜いているマトモな国民に大迷惑を掛けているのです。

 いまだに自民を支持する国民は、彼らの正体を早く見破ってください、お願いします。

注1:本ブログNo.2529『安倍氏に「ケチって火炎瓶」とニックネームをつけさせた工藤会のビルを、福岡県・暴力追放運動推進センターに解体させている黒幕も、安倍官邸ではないか』2019年11月23日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2019-11-23.html

関連記事
<批判殺到!「完全にクレイジー」>安倍首相 1住所当たり2枚の布マスクを配布の方針 
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/219.html

安倍首相のこの期に及んで「1住所あたり布マスク2枚」にネットでツッコミ殺到!「まさかエイプリルフール?」「コロナ大喜利やめて」(リテラ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/226.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 虚偽公文書作成無罪放免検察を刑事告発すべきだ(植草一秀の『知られざる真実』)
虚偽公文書作成無罪放免検察を刑事告発すべきだ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-121d56.html
2020年4月 2日 植草一秀の『知られざる真実』


この国をダメにしている三つの原因を記述してきた。

三つの原因とは、

刑事司法の腐敗

メディアの腐敗

国民のゆるさ

だ。

森友疑惑に関連して財務省は重大な刑法犯罪を実行した。

背任

虚偽公文書作成

偽計業務妨害

である。

いずれも重大な刑法犯罪だ。

時価10億円相当の国有地をタダ同然で払い下げた。

14の公文書の300箇所以上を書き換える「虚偽公文書作成」を行った。

国会に虚偽の文書を提出して国会審議を妨害した。

この巨大犯罪を摘発する役割を担うのが警察・検察である。

しかし、その警察、検察がこの巨大犯罪を立件しなかった。

しかし、組織の末端で虚偽公文書作成の実行を強要された赤木俊夫さんが命がけの告発文書を遺していた。

ここには、財務省理財局および近畿財務局の誰がどのような役割を担い、虚偽公文書を作成したかの事実が明確に記述されている。

しかし、財務省が行った調査報告書には、その事実が記載されていない。

国会での太田充理財局長(現主計局長)の答弁が完全虚偽であることも指摘されている。

捜査当局である検察は、赤木氏メモを元に財務省および近畿財務局の巨大犯罪を立件する責務を負っている。

ところが、検察はすべての財務省関係者を無罪放免にした。

これに対して、検察審査会への異議申し立てがあった。

しかし、検察審査会は不起訴不当としたが、再度捜査を行った検察は再び不起訴とした。

赤木氏のメモを見る限り、犯罪事実は明確である。

虚偽公文書作成は刑法が規定する重大犯罪だ。

(虚偽公文書作成等)
第百五十六条 公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は文書若しくは図画を変造したときは、印章又は署名の有無により区別して、前二条の例による。

刑罰については第百五十五条に規定がある。

(公文書偽造等)
第百五十五条 行使の目的で、公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。

理財局の佐川宣寿局長が命じて虚偽公文書が作成された。

犯罪事実は明確であり、誰が指揮命令し、誰が実行したのかも明確である。

検察が赤木さんのメモを元に操作すれば確実に立件できる。

その重大犯罪を検察が握り潰した。

ここが問題なのだ。

検察の不正を正す制度としての検察審査会制度が存在するが、その実態が極めて不透明である。

森友事案においては、腐敗した検察が巨大犯罪を無罪放免とし、検察審査会も裁判所と検察が結託してその運用にあたり、巨大犯罪の実行者たちを無罪放免にした。

国会で再調査を求められた安倍首相と麻生財務省は検察が捜査して不起訴決定したことを根拠として再調査を拒絶する。

しかし、検察、裁判所が腐敗しているのだから、検察が不起訴としたことは正義の証しにならない。

安倍内閣が長期間存続しているのは、刑事司法とマスメディアを不当支配しているからだ。

国民が鋭敏で、検察とメディアの腐敗を糾弾して正義を追及する能力を有していれば、その力で悪政を排除できる。

現在の日本においては、検察の判断、検察審査会の判断は「正当性の根拠」にならない。

国会が国権の最高機関である。

国会が調査特別委員会を設置し、国政調査権に基づいて直接、虚偽公文書作成事件を再調査するべきだ。

同時に、検察の不正を刑事告発することを検討するべきだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/241.html

記事 [政治・選挙・NHK271] 満を持した発表が「 一世帯に布マスク2枚配布」4月1日ショボ過ぎて絶望した日(まるこ姫の独り言)
満を持した発表が「 一世帯に布マスク2枚配布」4月1日ショボ過ぎて絶望した日
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/04/post-24b1e2.html
2020.04.02 まるこ姫の独り言


「一世帯に布マスク2枚配布」をドヤ顔で発表する安倍首相

あまりの衝撃に空疎な笑いしか出てこなかった。

もう、この国は終わったな。
有事の際の対応が、布マスクを2枚配布だと。。。
もうあまりにショボくて情けなくて涙が出てくる。


全世帯に布マスク2枚配布へ 首相が公表
      4/1(水) 18:49配信 日テレNEWS24

>安倍首相は1日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国すべての世帯に対し、布マスク2枚を配布することを明らかにしました。

>日本郵政のシステムを使い、1つの住所あたり2枚を、感染者の多い地域から順次配布するという事で、安倍首相は速やかに取り組みたいと話しています。


4月1日の発表だけに、エイプリールだと思った人もいるのではなかろうか。

それとも発狂したとか?

それほどこの発表は間が抜けていてトンチンカンで、聞いているほとんどの人が唖然としただろう。

マスクが一人2枚でも少ないのに、所帯でたったの2枚。

3人以上のの家族だったら、マスク争奪戦になる。

家庭内を分断させてどうするのか。

本当にアホとしか思えない。


北村ヂン さん、ありがたく使わさせていただきます。



しかも、郵送するにも人員がいるし日本中に配送するとしたら相当な金額にもなる。

どうしてこんな幼児の思い付きのようなことを安倍に発表させるのか。

周りの人間は何をしているんだろう。

平時のときは勇ましい言葉を発していたらそれで食いついて来る人もいるだろうが、有事の時は実行力が試される。

その有事の際にこのマスク二枚はあり得ない話だ。

しかも日本にコロナが発生してから何カ月もたって、このショボい対策はなんなのか。

本当にマスクが重要と考えているなら、並ばなくても買えるような体制にするべきだろうに。

そして一番困っている医療関係や介護施設などに潤沢に渡るようにすべきだろうに。

これから感染拡大が待っている今、ショボいマスク二枚より、人工呼吸器購入に充てた方がまだしもだ。

どうしてそんな簡単な事がわからないのだろう。

安倍首相は、スピード感をもってとか、かつてない大胆な政策と言ってきたが、その大胆な政策が「一所帯にマスク二枚配布」

嗚呼・・・・

>この布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応するうえで極めて有効。

安倍首相はドヤ顔で発表していたが、まるで竹槍の世界でかえって絶望的になった。

現金給付はどうなったのか。。。

海外が、素早く大きな金額の一律現金支給や給料補償を発表して現に実行しているのに、日本はと言うと未だに会議や検討ばかりで挙句の果てに、マスク二枚。

こりゃあますます、日本だけ世界から何周も遅れて取り残されていくのは目に見えている。

有事の際にこれほど役に立たない政権はなんなのか。。。

東日本大震災の時、民主党政権でよかったとつくづく思う今日この頃。

安倍政権だったら殺されていたな。



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/242.html

記事 [政治・選挙・NHK271] コロナ補償で「在日外国人、生活保護受給者に払うな」の排除論が跋扈! ネトウヨ、小野田議員や百田尚樹だけでなく安倍首相も(リテラ)
コロナ補償で「在日外国人、生活保護受給者に払うな」の排除論が跋扈! ネトウヨ、小野田議員や百田尚樹だけでなく安倍首相も
https://lite-ra.com/2020/04/post-5348.html
2020.04.02 コロナ補償で「在日外国人、生活保護受給者に払うな」の排除論が跋扈! リテラ

    
    小野田紀美Twitterより


 新型コロナウイルスをめぐり、生活者への「一律の現金給付」など幅広い補償を求める声が高まっているが、安倍首相はまったくそんなつもりはないらしい。

 昨日の参院決算委員会で安倍首相は、「現金給付については国民全員に一律で行うのではなく、甚大な影響を受けている中小・小規模事業者の方々やフリーランス、個人事業主の方々をはじめ、仕事が減るなどにより収入が減少し生活に困難を来しているご家庭の方々に、この困難を乗り越えていただき、事業の継続のため、生活を維持していくために必要な額をできるだけ早期に提供したい」と答弁した。

 目の前の家賃や生活費に困っている国民がすでに出てきているのだから、とにかくスピード重視で一律給付するしかないのはバカでもわかる話だが、安倍首相はこの期に及んで金を出し渋り、しかも複雑な申請制度にするつもりらしい。さらに気になるのは、安倍首相がその絞り込み方について「高所得者を除く」などではなく、新型コロナによって「甚大な影響を受けている人」「収入が減少した人」を対象にすると強調していたことだ。

 もしかしたら、安倍首相は、生活に困窮しているとしても、コロナによる収入の減少が証明できない人については、切り捨てるつもりなのではないか。

 それどころか、いま、安倍首相の取り巻き議員や応援団、支持者からは、「在日外国人には現金給付するな」「生活保護受給者にさらに払うなんてありえない」というとんでもない声が上がっている。

 たとえば、ネトウヨ的発言で知られる自民党の小野田紀美参院議員は3月30日、党の新型コロナ対策本部会議で〈一律現金給付等は当然国民に限るよう徹底する旨も要望致しました〉とツイート。そのうえで、「マイナンバー保持者に小切手一斉送付を速やかに行い、事後チェックで違反があれば罰則」というリプライに対して、〈マインナンバーは住民票を持つ外国人も持ってますので、マイナンバー保持=給付は問題が生じます〉と返信した。

 さらに、小野田議員は4月1日にも、〈生活保護についても最高裁は「外国人は生活保護法に基づく保護の対象となるものではなく、同法に基づく受給権を有しない」としています。厚労省の国会を通さぬ通知ゆえ生活保護を外国人に出してますが、憲法が生活を保障しているのは「国民」〉などと投稿している。つまり、「日本で生活する外国人は現金給付の対象から除外しろ」「外国人の生活など保障しなくてもいい」とがなり立てているのだ。

 明らかな国籍差別、人権軽視としか言いようがない。改めて言うまでもないが、「現金給付」の財源は税金だ。外国籍の人々も日本で生活している以上、税金を納めている。当然、政府はその生活を保障するのが当たり前である。しかも、小野田議員が悪質なのは、あたかも「外国人の生活保護受給は違法と最高裁が判断した」かのように言いふらしていることだ。おそらく、これは2014年7月の最高裁判決を言っているのだろうが、実際の判決文の趣旨は、“生活保護法の範疇ではないが、永住・定住等一定の資格を持つ外国人は行政措置として事実上の保護の対象になる”というもの。つまり、行政によるセーフティネットは外国人にも適用されると述べているのである。

 繰り返すが、すべての生活者を保護するのが政府の責務であって、国籍は無関係だ。こんな剥き出しの外国人差別が、政権与党である自民党の新型コロナ対策本部で飛び出しているという事実に目眩がしてくるが、これは小野田議員に限った話ではない。

■百田尚樹は「生活保護受給者、年金生活者はコロナで収入減らないから給付するな」

 生活保護受給者排除も同様だ。百田尚樹氏は〈今回のコロナウイルスで収入が減った国民のために、国民全員にお金を給付する話が出ている。それは賛成だが、生活保護の人に給付金を出すのは反対! 彼らは今回の騒動で1円も収入が減ってないのだから〉(3月31日)とTwitterに投稿。吉村洋文・大阪府知事も〈僕ら政治家や全国の公務員、生活保護受給者、年金生活者は、コロナで収入は減らない。ここにお金を配るべきじゃない〉(4月1日)とツイートした。

 ようするに「新型コロナで収入が減った人以外、現金給付する必要はない」というロジックだが、そこに「生活保護受給者」をはめ込むのはあらゆる意味で間違っている。

 言うまでもなく、新型コロナの影響は「得られるはずだった収入が減少した人」のみではない。医療関係に充てる生活費の割合を考えれば、もとより生活に困窮していた人ほど負担が増すのは、少し考えれば誰でもわかる話だ。また、生活保護受給者など家計が逼迫している人たちは、消毒など感染予防に充てるお金を十分に確保できないことは容易に想像できる。さらに言えば、生活保護受給者は入院すると給付額が下がる(医療費は支給される)ため、新型コロナ感染を疑っても検査を避けてしまうケースだって考えられなくはない。それはすなわち、全体の感染拡大のリスク増加にもつながってくる。

 つまり、「生活保護受給者は現金給付の対象外にしろ」というのは、まさに貧困層や弱者の“切り捨て”であるのみならず、感染拡大防止の観点からも最悪と断じざるを得ないのだ。

■弱者排除の声に町山智浩は「好きだったマンガの主人公がそんなことをいうか想像して」

 ところが、SNSでは、ネトウヨや安倍応援団が小野田議員や百田氏のツイートに賛同し、在日外国人や生活保護受給者排除をわめきたてる動きが広がっている。

〈3/31時点で日本国内に在住する日本国籍を持つ日本人に限定しないと〉

〈消費税だけで社会保障が受けられると勝手に思い込んでいる在日外国籍の人の多いこと〉

〈在日特権の還付金詐欺している奴らにも出すな!ミサイルの材料になるだけだ!働いて納税している日本国籍の日本人の為に財政支出しろ!〉

〈本当にそうです。一番得してるのは生活保護。あいつらにやる必要などない〉

〈特に、生活保護を受給している『在日外国人』には、必要(余裕)なし〉

〈差別じゃなく区別〉

 映画評論家の町山智浩氏はこうした主張がいかにグロテスクであるかを気づかせるため、ツイッターでこんな呼びかけをおこなった。

〈みんな苦しい時だからこそ、生活保護受給者や外国人を切り捨てようという意見に思わず「いいね」しそうになったら、子どもの頃好きだったマンガの主人公やテレビのヒーローを思い出してください。彼らがそんなことを言うか想像してみてください。〉
〈国民の税金を必要な時に給付しない政府に対して本来向かうべき怒りを、自分よりも弱い年金受給者や外国人に対して向ける人が、あなたの好きなマンガやアニメでヒーローになるかどうか考えてください。〉(4月1日)

 しかし、安倍政権の約7年間でこの国は、大好きなマンガやアニメのヒーローが持っていたような価値観すら破壊され、逆に軽蔑されていたはずの“弱者・マイノリティ攻撃”が喝采を浴びるようになってしまった。それは、安倍政権が極右・差別排外主義に加えて、弱肉強食を是とする新自由主義的経済政策を推し進めてきた結果だろう。利潤追求を何よりも最優先し、弱者を平気で踏みつけられるものだけが生き残れる社会が、人々の価値観を転倒させてしまったのである。

 しかし、愕然とするのは、この新型コロナの感染拡大という危機を目の前にしてもなお、安倍政権とその支持者たちの弱者排除と経済優先の姿勢がまったく変わっていないことだ。

 周知のように、今回のコロナ危機では、同じく新自由主義に支配されていたはずの欧米でも、国民の窮状を直接的に救う手厚い支援策が次々と発表されている。

 たとえば、イギリスでは休業せざるを得ない企業の従業員の給与の8割(最大約32万円)を、フランスでは給与全額を政府が補償。ドイツでは自営業者らに3カ月で最大約108万円となる給付金を一括で受け取れる支援策が発表された。

 “弱者切り捨ての権化”と思われた政治家たちにも変化が現れている。ボリス・ジョンソン英首相は新型コロナをめぐるビデオメッセージのなかで「社会というものは本当に存在する」と語ったが、これは、新自由主義を推し進めたマーガレット・サッチャーの有名なフレーズ「社会というものなど存在しない」のアンチテーゼだろう。また、トランプ米大統領ですら「私のリストで経済はナンバー2だ」「第一に、私は多くの命を救いたい」と明言している(ワシントン・ポスト電子版3月30日付)。

 それに比べて日本はどうか。直接的な支援策はほとんどなく、安倍首相の口から聞こえてくるのは、生活者一人一人の顔を見ない「リーマン・ショックを上回る緊急経済対策」という掛け声ばかりだ。

 ようするに、安倍首相はいまだ経済のことしか考えていないのだ。そして、その経済優先の裏返しとして現れているのが、安倍応援団や取り巻きの弱者・マイノリティ排除なのだ。

 実際、安倍首相が今回の現金給付から、生活保護受給者と在日外国人を排除する恐れは十分ある。「自分は生活保護受給者でもないし、在日外国人でもないから守ってもらえる」と思っている人がいたら、それは大間違いだ。政治権力はもっとも弱い者、声の小さいものから順番に見殺しにしてゆく。さらに危機が進めば、次はあなたたちの番だ。

(編集部)



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