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2025年10月12日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] 激震!公明が連立離脱通告(植草一秀の『知られざる真実』)
激震!公明が連立離脱通告
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-794ebd.html
2025年10月10日 植草一秀の『知られざる真実』

公明党が自民との連立政権から離脱する方針を自民党に伝えて記者会見を開いた。

とりわけ重要視したのが「政治とカネ」問題の取り扱い。

企業献金について政治家個人への寄附は禁じているが政党および政党支部への寄附が行われている。

政党支部は政治家個人とほぼ同じ意味を有しており、企業献金規制の抜け穴になっている。

この部分についての規正強化を求めたが自民からは無回答だった。

これが連立離脱を決める要因になったと公明党の斉藤代表は説明した。

背景にあるのは高市新党首誕生の原動力になった麻生太郎氏の公明党切りのスタンスにあると見られる。

2023年9月の講演で麻生太郎副総裁(当時)は次のように述べた。

「公明党の一番動かなかった、『ガン』だった山口(那津男代表・当時)、石井(啓一幹事長・当時)、北側(一雄副代表・当時)等々の一番上の人たち、そのウラにいる創価学会・・・」

麻生氏は、敵基地攻撃能力を含む安全保障関連3文書の与党協議をめぐり、公明党や支持母体である創価学会を激しく批判した。

公明党はもとより弱者の立場に基盤を政党のはずだが、26年にわたる自民党との連立政権により、公明党の基本は見失われてきた。

自民党は新自由主義の経済政策を基軸に据えて「弱肉強食推進」の政策を遂行してきた。

自民党は企業との癒着を基盤とする政党。

この自民党との連立によって公明党は本来の基本的立場を見失ってきたと言ってよい。

自民党の新体制の影の主役は麻生太郎氏であり、麻生氏が公明党排除のスタンスを明示してきた経緯を踏まえて公明党が連立からの離脱を決断するに至ったと言える。

公明党が自民党との癒着を断ち切る判断を下したことは高く評価できる。

7月20日の参院選を契機に日本の政局は戦国時代に移行すると指摘してきた。

新たな混乱と波乱が想定される状況に移行したと判断する。

その端緒として公明の自民との連立からの離脱決断を位置付けることができる。

世間では当然のことながら、今後の政権の枠組みがどのように形成されるのかに関心が移る。

衆院では、自公では220議席しか保持しておらず、過半数の233に届かない。

逆に衆院では、公明、立民、維新、国民の4党で237議席を保持しており、過半数233を上回る。

参院では4党議席数が合計で100議席で、過半数125には届かない。

参院の自民議席数は101である。

自民党は衆院で196議席しか保持していない。


自民党を中心とする政権が樹立されるか一段と不透明になったことは間違いない。

新たな政権を発足させるための臨時国会の召集時期は当初の14日の予定から先送りされ、20日の週にずれ込むことが確実視されている。

政局は大激動時代に移行した。

党利党略が渦巻く権力争奪戦の様相を示すが、本来は政党が政治理念の基本政策によって分化されるのが正道である。

政治理念と基本政策によって政党が分化されず、単なる権力争奪を競う勢力抗争に陥っている面が強い。

これは自民党の内部の問題でもある。

自民党内に異なる政治理念、歴史認識、政治哲学、基本政策を唱える勢力が同居している。

今回は極右勢力が自民党実権を握ったために公明が連立を離脱したという側面も強い。

これまでの与党勢力は、政治理念と基本政策で、極右、中道、新自由主義の三勢力に分類できる。

この異なる三つの勢力が同居していることが政治を極めて分かりにくいものにしている。

野党勢力では、公明、国民が中道、維新が新自由主義、参政と保守が極右に分類できる。

自民が三つに分裂して、それぞれ同類の野党と合流すると政治は分かりやすくなる。

自民と同じ問題を抱えているのが立民。

立民も中道、新自由主義、革新の三つに分裂するべきだ。

政局戦国時代が本格的に動き始めた。

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記事 [政治・選挙・NHK298] メディアもグルの国民愚弄…宙に浮いている「茂木外相」「木原官房長官」の新聞報道(日刊ゲンダイ)

※2025年10月10日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2025年10月10日 日刊ゲンダイ2面

メディアもグルの国民愚弄…宙に浮いている「茂木外相」「木原官房長官」の新聞報道
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378706
2025/10/10 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


呆れる高市内閣前提の新聞報道も宙ぶらりん…(左から茂木敏充、木原稔両議員)/(C)日刊ゲンダイ

 公明党との連立協議が難航し、臨時国会はさらに先送りらしいが、国民は何から何まで呆れている。早々と高市内閣を前提に閣僚人事を報じた大メディアの無責任も酷いものだ。どうせ、公明はついてくる。国民民主もなびくと高市サイドのリークをありがたがり、人事ではしゃぐバカ丸出し。

  ◇  ◇  ◇

 安倍路線継承のサナエノミクスに期待する金融市場が沸騰し、あっという間にドル円相場は急落。一時1ドル=153円台をつけるまでに円安が進んだ。「円安イコール物価高」の方程式は、いまや庶民の頭の中にも入っている。もう一段上の物価高に苦しめられるのか。高市総裁が自民党総裁選で強調していた「早期の物価高対策」とやらは、いつ実現するのか。多くの人が不安に駆られているのは想像に難くないが、国会が開かれないのだから、何も進まない。

 石破首相の退陣にともない、新首相の指名選挙が行われることになっている臨時国会は、当初、今月15日の召集が想定されていたが、ズルズルと後ろ倒しだ。

 国際会議やトランプ米大統領の来日など、26日以降は新首相の外交日程が詰まっている。それまでに所信表明演説や代表質問を終わらせるには「17日召集がデッドライン」だった。しかし、それも断念。現状、20日以降の召集を目指し、21日を軸に調整しているらしいが、メドは立っていない。霞が関も口をアングリで、「物価高対策といっても、補正予算を年内に成立させられるのか」と慌てている。

「石破おろしと総裁選で2カ月以上の政治空白をつくったうえに、さらなる空白をダラダラと引き延ばしている。国民はもうウンザリですよ。与党として稀に見るいい加減さ。政治の秩序が崩れてしまっていて、どうしようもありません」(政治評論家・野上忠興氏)

常軌を逸した「傷モノ」起用

 国会召集日が決まらないのは、自民党と公明党の連立維持に向けた協議が難航しているからだ。1999年以降、26年にわたって自民の連立パートナーを続けてきた公明だが、タカ派の高市で政権の右傾化が進むならば組めないと「連立離脱論」が拡大。斉藤代表は、連立合意ができなければ「首相指名選挙で『高市早苗』と書かない」と言い切った。

 公明が自民に求めた条件は「派閥裏金事件の真相解明」と「企業・団体献金の規制強化」だ。9日も斉藤は、党の中央幹事会の場で、企業・団体献金の受け皿を大幅に制限する案について「自民さえ決断すれば規制強化に結び付けられる」と迫った。自公の党首は10日午後、再び会談する。金権腐敗が常態化した自民は「政治とカネ」問題にトコトン後ろ向きだ。高市は公明を連立にとどまらせられる回答を用意するのか、できるのか。

 もっともここまで自公の協議がこじれたのは、高市やキングメーカーとなった麻生副総裁が、「どうせ公明は『下駄の雪』だから付いてくる」と高をくくっていたからだ。

 高市らは総裁選での大逆転勝利にはしゃぎ、党役員人事で論功行賞と思想信条の近い身内を起用。裏金2728万円の萩生田まで幹事長代行として表舞台に戻した。この人事に対して、公明だけでなく自民内でも、非主流派となった議員らが冷ややかな視線を向ける。新執行部はしょっぱなからつまずいた。

 前出の野上忠興氏が言う。

「人事を見れば、結局、第2次麻生政権じゃないですか。公明の要求していることはその通りで、やはり『政治とカネ』で一切、党改革できないのはひどすぎる。高市総裁自らが『傷モノ』と紹介するような萩生田氏を党役員に起用するのは常軌を逸している。厚顔無恥にもほどがある」

愚かな先入観で「次期総理」と既定路線化


国会もメドも立たないというのに…(C)日刊ゲンダイ

 高市・麻生人事といえば、ア然だったのは、総裁選投開票から2日後の6日、「高市総裁が首相就任後の組閣で、外相に茂木敏充前幹事長を、官房長官に木原稔前防衛相を充てる」という閣僚人事が報じられたことだ。

 役員人事は自民党内のことだから、新たに総裁に選ばれた高市にその権限はある。しかし、政権与党とはいえ、少数与党であり、首相に選ばれてもいない、いち政党の党首が、なぜ当たり前のように閣僚人事に着手しているのか。人事構想の中で頭の体操はしても、首相になるまで黙っているのが当然だし、まだ続いている石破政権への礼儀でもある。

 ところが高市やその周辺は、「天下を取った。文句あるか」と全能感に浸っている。さらに、そんな閣僚人事を報じた大メディアも、高市サイドからのリークをありがたがって、我先にと乗っかる。まだ連立継続の合意文書も交わしていないのに、どうせ公明はついてくる、国民民主だって本音では連立入りしたがっているからなびく、などとささやかれ、早々と高市内閣を前提に閣僚人事を報じたのだろう。今になって、「自公の連立協議が難航」とか書いているのは無責任じゃないか。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)もこう指摘する。

「党役員人事とセットで閣僚人事について報じるのは、明らかに早すぎます。少数与党なので首相指名選挙で確実に選ばれるとは限らないのに、高市さんのことを『次期総理』と書くメディアまであって驚きます。野党からは首相指名選挙で国民民主党の玉木代表に一本化しようとする動きも出ていますし、そもそも衆参で少数与党となるのは55年体制以降、初めてのことです。『高市総理』となるのかどうかは、薄氷の上を歩くようなもので、今までにない緊張感をもってすれば、メディアは軽々に『次期総理』なんて書けないはずですよ」

高市に恭順の意

 報道から4日経って、「茂木外相」「木原官房長官」の新聞報道は宙に浮いている。いつ新首相が指名されるのかも、いつ新政権の組閣が行われるのかも不透明。読者や視聴者にすれば「いったい、どうなっているの?」である。

 ちなみに、高市が官房長官に起用しようとしている木原は、「ミニ高市」のごとく政治信条が似ている。首相と内閣の要の官房長官が、セットで超タカ派とは恐ろしい。たとえ高市が首相に選ばれたとしても、こんな官房長官人事が本当に現実になるのかどうか。

 総裁選期間中も、候補者が討論会などで「私が総理総裁になったら」という表現を使っていたが、衆参少数与党で、もはや自民党総裁はイコール総理大臣ではない。それなのに、権力にあぐらをかく驕り。衆参、2度の国政選挙で自民は有権者からノーを突き付けられたのだ。それなのに、メディアもグルの国民愚弄が行われている。

「メディアは固定観念というか、愚かな先入観にとらわれているんじゃないですか。『次期総理』を前提にして軽々に報道をするのは、『石破退陣へ』と特報して失敗した一件を思い出させます。既定路線ではないことを既定路線化する報道の在り方が問われています。そして、安倍政権時代のようなメディアに対する圧力の再来を警戒して、一部のメディアが高市さんに恭順の意を示しているようにも見えます。よろしくない兆候です」(五野井郁夫氏=前出)

 自民党には総理になれなかった総裁が2人いる。河野洋平と谷垣禎一だ。公明と野党次第だが、まさか高市が3人目? あるんじゃないか。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/272.html

記事 [政治・選挙・NHK298] アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末 永田町番外地(日刊ゲンダイ)

アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378809
2025/10/12 日刊ゲンダイ


自民党の高市総裁(左)と公明党の斉藤代表(C)日刊ゲンダイ

 自公過半数割れの参院選から2カ月余り、石破茂首相の退陣拒否に始まる政治空白。ようやく自民党総裁選で高市早苗元総務相が勝利して、週明けには憲政史上初の女性首相が誕生するはずだったが、さにあらず。高市自民党が公明党の頭越しに国民民主党との連立協議に先走り、これに怒った公明党が連立解消を言い出して、2回目の協議も決裂。アッと驚く連立解消の流れになっている。

 公明党が最終局面で詰めてきた連立条件は「企業・団体献金」の規制強化である。ちなみに昨年秋、石破自民党と公明党との連立合意文では政治とカネについて「政治資金に関する独立性が確保された機関」の設置や政治活動費の交付停止などが盛り込まれ、直後の臨時国会で政治改革関連法の改正案に盛り込まれ成立。「企業・団体献金」の規制については自公の折り合いがつかず、高市自民に引き継がれた。

「当時、石破首相は企業団体献金の規制強化にも前向きでしたが、党内の反対派の声に抗し切れず。ましてや高市の後見役となった麻生副総裁は創価学会とは犬猿の仲ですから、そう簡単に高市自民党は政治とカネの問題で公明党と折り合えないのです」(全国紙デスク)

 そういっても小渕政権以来、四半世紀にも及ぶ自公連立政権である。とりわけ長期にわたり国土交通大臣ポストを独占してきた公明党-創価学会は地方議員-地方組織に至る全国津々浦々に政権与党のうまみ成分が行き渡り、他に身を寄せるあてなき、切るに切れない自民党との関係であったはずだが、まさかの連立解消とは。何があったのか。

「公明党は石破政権下で衆参、都議選で惨敗し、おまけに想定外の高市総裁の誕生、麻生さんの復権、パイプ役不在で、斉藤鉄夫代表以下、思考停止状態に陥ったようです」と言うのは、同党のOB議員である。

重鎮たちの暗躍実らず

 一時は、「連立離脱も辞さず」との強気の姿勢を見せていた斉藤代表も振り上げた拳の落としどころに腐心。その後は打開案をさぐっていた。麻生副総裁とは昵懇の仲と言われる太田昭宏元代表にも下交渉を頼んだようだ。太田氏は議員引退後、議員経験者でつくる「大光会」常任顧問を務めるなど、今もって公明党内で一定の影響力を持つ。麻生氏とは安倍内閣を共に支えて信頼関係が今に続く。

 さらに調整役として菅元首相も動いていた。

「それでも交渉がまとまらず決裂となったのは、創価学会内部の反発が予想以上であり、永田町常識を超えたということでしょう」(前出のデスク)

 少数与党・高市自民党の連立協議は振り出しに戻る。首相指名はいつになるかわからず、政治空白が長期化しそうだ。

(特命記者X)

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 高市早苗自民党と破局した公明党に立憲&国民民主が接近 一寸先はカオス…年内解散も(東スポWEB)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/362728






国民民主党はキャスティングボードを握ったつもりで、いい気になっているが、実はキャスティングボードを握っているのは「日本維新の会」だ。

日本維新の会は、もともと小泉氏の総裁就任を想定し、自民党との連立に前向きだった。

今でもそうだろう。

特に、公明党が連立離脱した今、一つ障害が取り除かれ、日本維新の会の持つ35議席はより重みを増したことになる。

両党だけで231議席となり、首班指名獲得は確実となる。

過半数まで残り2議席。

そのくらいは何とでもなると踏んでいることだろう。





以下に記事の全文を転載する。


熟年離婚≠ナ大揺れ――。公明党が自民党との連立政権からの離脱を通告し、高市早苗総裁が首相になれない可能性が現実味を帯び始めた。果たしてどうなるのか。全く先が見通せないカオスな事態に陥っている。

 公明の斉藤鉄夫代表は10日、高市氏との会談の席上、企業・団体献金の規制強化に自民が応じる姿勢が見られないとして、連立からの離脱を通告した。高市氏は「一方的に連立離脱を通告された」と、ぶぜんとした表情を見せた。

「公明は今後の閣外協力も否定し、国交大臣のポストを捨ててまで、下野の道を選んだ。自民の退潮を予測して、すでに次の手を打っているとみるのが自然で、立憲民主党や国民民主党への乗り換え、政権交代が宿願の小沢一郎氏が裏で糸を引いているのではないかと勘繰られています」(永田町関係者)

 国政では26年続いた自公連立だが、都議会では2016年に連立を解消したことがある。自民党と敵対する小池百合子氏が都知事に就任し、公明は都民ファーストの会との連立で、与党の立場を維持し、権力を手放すことはなかった。

 折しも立憲の安住淳幹事長は維新、国民に対し首相指名選挙において、玉木雄一郎氏への一本化で共闘を画策。共産党やれいわにまで協力を呼びかけていたところだった。公明の連立離脱に安住氏は「決選投票は組み合わせいかんによっては十分、政権交代の可能性がある」とほくそ笑む。

 斉藤氏は首相指名選挙で公明は「斉藤鉄夫」に投じると強調したが、決選投票になった場合を尋ねられると「仮定の話は控える」と述べ、明言を避けた。立憲の野田佳彦代表や安住氏は「与野党に分かれていたが、中道の勢力でいえば公明党の皆さんと考え方が近い。外交、安全保障に一番近いのはわが党」と今後の枠組みには不可欠となるため、秋波を送った。

「総理大臣を務める覚悟がある」と宣言しつつも立憲からの呼びかけには「基本政策を一致させないと」と難色を示している玉木氏も公明とは政策面を含め、親和性が高いとして、接近を図っている。公明は再婚¢且閧ノ困ることはなさそうだ。

 一方、公明に振り回された自民内では「スッキリした」と歓迎の声があるが今後、選挙協力を得られなくなることで、選挙に弱い議員は真っ青だ。

「引き続き、国民民主や維新に協力を申し入れることになるが、公明が外れたことで高市氏が首相になれたとしても国会運営は早晩行き詰まる。保守回帰≠旗印にご祝儀相場のうちにイチかバチかで年内に解散総選挙に打って出るしかないのでは」(党関係者)

 もっとも高市氏が首相に指名される保証がない中で、安住氏は「(石破首相は)総辞職できない可能性もあるんじゃないか」と指摘。石破首相の手で解散総選挙もあり得る事態を想定しており、一寸先は闇。何が起きてもおかしくない状況だ。


記事の転載はここまで。



自民党は過半数を確保するためには、最初に「日本維新の会」を取り込まねばならない。

小泉氏と昵懇だったところは面白くないが、背に腹は代えられない。

自民党は日本維新の会と参政党が連立参加で過半数を狙うのだろう。

そうして野党連立政権の芽を摘んでおいて、次の段階。

国民民主党は、麻生氏や高市氏とは密談までして来た間柄だ。

当初は閣外協力を擬しても、いずれ間をおかず国民民主党も連立参加する。

日本維新の会にしても、国民民主党にしても、今はまだ野党第一党の立憲民主党に突きつけているハードルに比べて、自民党に突きつけているハードルはいずれも極めて低い。

「ハードル」と言えるものではないくらいだ。

そのことだけで、すでに「馬脚を現している」と言えよう。

公明党が連立離脱した今、ひとり国民民主党が自民党と組んでも過半数には遠く及ばない。

したがって、最初に連立入りすることはあり得ない。

日本維新の会が自民党と連立した後なら障壁はなくなり、安定多数の連立政権誕生を土産に連立に参加する名分が立つ・・・と思っているだろう。

実は、国民を裏切っていることに違いないのだが・・・。

しかし、自維連立で多数与党が成立したのち、国民民主党も連立入りしなければ、野党の中でも孤立し、周りに誰もいなかったということになる。

いずれにしても、代表の「不倫」を不問にし、「不貞野郎」を切れなかった国民民主党の終わりの始まり。

ゆ党は、連立入りし、いずれ埋没していく。

立憲民主党は、真の野党をいつまでも排除していては、いずれ自分たちが分裂し、消滅することになってしまうのではないか・・・?。

そんなことでいいのか?

「この指とまれ」はどうした?、どうなった?

社民党の福島代表いわく。

「右も左もないですよ。」

当然、中もない。












http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/274.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 高市自民に匹敵国民民主の傲岸(植草一秀の『知られざる真実』)
高市自民に匹敵国民民主の傲岸
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-fbcf79.html
2025年10月11日 植草一秀の『知られざる真実』

公明党が自民との連立を解消したことで新しい政権の枠組みは不透明になった。

自民党主体の政権にピリオドを打つために野党勢力が結集するのはひとつの考え方だ。

自民党の議席数は

衆議院が196
参議院が100

議会過半数は

衆議院が233
参議院が125

自民党単独では過半数にまったく届かない。

衆議院

参議院

したがって、自民党党首が内閣総理大臣に指名される確率は決して高いと言えない。

内閣総理大臣の指名を定める憲法の条文は第67条

第六十七条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。

2 衆議院と参議院とが異なつた指名の議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて十日以内に、参議院が、指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

具体的な選出方法は衆参両院の規則が定めている。

衆議院規則
第八条 投票の過半数を得た者を当選人とする。

2 投票の過半数を得た者がないときは、投票の最多数を得た者二人について決選投票を行い、多数を得た者を当選人とする。但し、決選投票を行うべき二人及び当選人を定めるに当り得票数が同じときは、くじでこれを定める。

参議院規則
第九条 投票の過半数を得た者を当選人とする。

投票の過半数を得た者がないときは、投票の最多数を得た者二人について決選投票を行い、多数を得た者を当選人とする。但し、得票数が同じときは、決選投票を行わなければならない二人又は当選人を、くじで定める。

内閣総理大臣を指名する方法について憲法の規定はない。

衆参両院の「規則」が定めているだけだ。

投票の過半数を得る者がいれば当選になる。

過半数を得る者がない場合は、上位2者による決選投票を行い、多数を得た者が当選者になるが、同数の場合は「くじ」で定めると規定されている。

くじびきで総理大臣が決まることがあることを知っておく必要がある。

立民は公明が連立を離脱したことを踏まえて首班指名選挙で国民の玉木氏への投票を検討する意向を示す。

衆議院では

立民 148
維新  35
国民  27

で3党合計は210で自民の196を上回る。

ここに公明の24が加わると234で過半数を超える。

総理大臣になりたい玉木氏は喜びを隠し切れないが、国民の物言いは不遜である。

何様と思っているのか、という感じ。

https://www.youtube.com/shorts/Y7XCtZoA-Ok

「野田さんも、安住さんも、趣味は玉木雄一郎って、本気で支える気があるんですか」

と強弁する。

そんな人物は広い日本で榛葉氏くらいのものだろう。

「維新も説得して、馬場さんも遠藤さんも、藤田代表も吉村さんも、趣味は玉木雄一郎ですと、本気で政権作るのか。

小池さんは安保法制認めてくれるんですね。

原発再稼働、良としてくれるんですか。」

「趣味は玉木雄一郎」をベースに政権の枠組みを作るという話なら100%無理である。

どこの世界にそんな者がいると考えているのか。

これを軸にするなら永遠に玉木政権は存立し得ない。

安保法制と原発推進を軸に動くなら、国民はやはり自民と一緒になるのが最善だ。

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