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2025年10月13日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] <スクープ>自民が「公明選挙区」に独自候補を擁立検討へ 維新に連携呼びかけも(朝日新聞)

※2025年10月12日 朝日新聞1面トップ 紙面クリック拡大

自民が「公明選挙区」に独自候補を擁立検討へ 維新に連携呼びかけも
https://digital.asahi.com/articles/ASTBC2J4RTBCUTFK004M.html
2025年10月11日 17時15分 朝日新聞


公明党との会談後、報道陣の取材に応じる自民党の高市早苗総裁=2025年10月10日午後4時44分、東京・永田町の自民党本部、関田航撮影

 自民党は11日、2024年衆院選で公明党が候補者を擁立した小選挙区について、次期衆院選では独自候補を擁立する方向で検討に入った。公明が連立政権から離脱したことに伴い、勢力を拡大させるためには対決は避けられないと判断した。

 また自民執行部は、自公政権…

※以下有料記事です。続きはトップ紙面をご覧ください。




http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/276.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 公明党の連立離脱でどうなる、高市自民の命運と激動の政局…首相指名の行方も混沌(前編)国民も公明党も舐めていた高市自民の厚顔(日刊ゲンダイ)

※2025年10月11日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

公明党の連立離脱でどうなる、高市自民の命運と激動の政局…首相指名の行方も混沌(前編)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378802
2025/10/11 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

国民も公明党も舐めていた高市自民の厚顔


自業自得に逆ギレ気味な高市早苗自民党総裁(C)共同通信社

 公明党は大英断だが、その背景は歴然だ。高市自民の厚顔無恥に誰もが呆れ果て、愛想を尽かしたということだ。そんな自民党に誰も助け舟を出さないだろう。幻となりそうな高市首相と混沌政局の行方。

  ◇  ◇  ◇

「とても首相指名で高市早苗と書くことはできない」──。26年に及ぶ自公連立にピリオドが打たれた。公明党の斉藤代表が10日、自民党の高市総裁と国会内で会談し、「連立政権はいったん白紙とし、これまでの関係に区切りをつける」と伝達。連立離脱を明言したのだ。政界を激しく揺るがす歴史的な「大英断」である。

 会談後の会見で、斉藤は裏金事件を中心とした「政治とカネ」への自民の対応が不十分だとし、不満をあらわにした。裏金事件を「決着済み」とする高市新執行部の開き直った姿勢にも「国民の感情とかけ離れており、政治への信頼回復はおぼつかない」と断じた。

 公明が連立離脱に至った背景は歴然だ。高市自民の厚顔無恥に呆れ果て“下駄の雪”ですら、さすがに愛想を尽かしたのである。

 高市らは総裁選での大逆転に浮かれ、党役員人事ではロコツな論功行賞と思想信条の近い“お友だち”を厚遇。「天下を取れば何でも許される」と言わんばかりに、誰もが眉をひそめる全能感に包まれていた。

 さらには幹事長代行の要職に、よりによって裏金2728万円の萩生田氏を起用。裏金事件への関与で政策秘書(当時)が略式起訴された旧安倍派の裏金幹部を表舞台に戻した。総裁選出直後に斉藤は高市に直接「裏金事件の全容解明」を求めただけに、神経を逆なでするデタラメ人事だ。

 おまけに高市は公明との連立合意の前に、国民民主党の玉木代表と密かに会談したことも報じられた。公明を刺激しまくった対応は、高市も後ろ盾で「公明嫌い」の麻生副総裁も「何があってもついてくる」と甘く見ていたに違いない。

民意に反した驕りのツケ

 舐め切っていた証拠が、公明に突きつけられた企業・団体献金の規制強化への対応だ。公明案は、献金の受け手を@党本部A都道府県連B国会議員が代表を務める政党支部──に絞り、地方議員が代表の政党支部は含まれない。つまり総裁選で党員票をカキ集め、高市勝利に貢献した地方のボス議員のフトコロを直撃する内容だ。ジャーナリストの山田惠資氏が言う。

「これだけ“高めのボール”を投げられながら、高市執行部の反応は鈍かった。ここ数日、公明側が地方の声を聞くなど党内手続きを着々と進めたのに対し、自民側は資金面で痛手を負う地方議員に説明もしない。党内手続きを一切踏まず連立協議に臨んだのです。さかのぼれば、石破首相が退陣表明した先月7日、斉藤代表は自民の新総裁が『保守中道路線』でなければ連立は組めないと牽制していた。明らかに右寄りの高市氏を意識した発言なのに、当の本人はどこ吹く風。慌てて公明とパイプを持つ菅元首相、岸田前首相、石破首相に泣きついても後の祭りで、タカ派の高市氏はタカをくくっていたのです」

 高市は「一方的に連立離脱を伝えられた」と逆ギレ気味だったが、公明からの三くだり半は完全なる自業自得。衆参2度の国政選挙でノーを突きつけられたのに、驕りたかぶり、国民を愚弄したツケである。

学会票がなければ自民消滅、高市は総裁にこのまま居座るのか


真の「解党的出直し」(斉藤鉄夫代表)/(C)日刊ゲンダイ

 公明は連立離脱により自民が逆立ちしてもできない「解党的出直し」を遂げようとしているが、自民には「解党」あるのみだ。自公の選挙協力も解消され、公明の支持母体・創価学会の組織票を失えば自民議員は死屍累々。解党ならぬ「壊党」が待ち受けている。

 斉藤は「自民の不祥事を国民に説明し、応援することに地方議員を含め限界が来ている」と強調。近年は集票マシンとなる学会員の高齢化もあり、集票力に陰りがみえるとはいえ、それでも公明票は1つの衆院選挙区あたり2万票前後とされる。

 10日付の日経新聞は、昨年の衆院選の結果をもとに公明票の力をシミュレーション。公明票を失うと、勝利した2割の選挙区で自民候補は議席を失うとの結果が出た。日刊ゲンダイも次点候補に約2万票差以内で辛勝、または比例復活した自民候補を数えたところ、93人に上った。自民の衆院会派は現状196人。公明票を失えば実に半数近い議員が落選危機に瀕するのだ。

「自民党内に『選挙大敗の原因を全部コッチに押し付けやがった』と公明に不満を漏らす議員もいますが、高市総裁が選挙に弱い議員の反発を招くのは必至。論功行賞人事で主流派から外れた議員とのミゾは一段と深まり、党内は分裂含みです。よしんば政権を担っても、自民単独では衆院過半数の233議席に37議席も足りない。喫緊の課題の物価高対策の財源となる補正予算案の年内成立も危ぶまれ、困難な政権運営を強いられる。公明票の恩恵も失って、局面打開の衆院解散という“伝家の宝刀”を抜くわけにもいかない。そもそも高市氏の首相指名自体が不透明です。八方ふさがりで、早期のレームダック化は避けられません」(山田惠資氏=前出)

 史上初の女性首相は幻となり、高市は最も短命の自民党総裁との汚名すら背負いかねないのだ。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 森友国有地の地中ゴミは想定の4分の1、値引きの正当性崩れた…加藤財務相「真摯に受け止める」でも再調査せず 相澤冬樹(日刊ゲンダイ)

森友国有地の地中ゴミは想定の4分の1、値引きの正当性崩れた…加藤財務相「真摯に受け止める」でも再調査せず 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378584
2025/10/08 日刊ゲンダイ


資料に目を落とし(提供)筆者

「今回の調査における埋設物量の見積もりが、当時の数字と大きく異なることになった。これについては大阪航空局と連携して土地の処分を行っていた財務省としても真摯に受け止めていかなければならない」

 加藤勝信財務大臣が神妙な表情で述べたのは、森友学園への国有地8億円値引きの問題だ。土地を管理する国土交通省大阪航空局が3日、新たな調査に基づく推計を公表。値引きの理由とされた地中のゴミが想定の4分の1しかなかったことを明らかにしたのだ。

財務省の主張の根幹が崩れた

 8年前、巨額値引きが発覚した際は、時の安倍首相の妻、昭恵さんが名誉校長を務めていたことで政権を揺るがす大問題となり、財務省は値引きの正当性を訴えてきた。その主張の根幹が崩れたことになる。早速7日の財務大臣会見で質問が集中した。

 加藤大臣は手元の資料に目を落とし慎重な言い回しで「真摯に」「大変重く」受け止めると答える。責任を問われると「今後こうした事態が生じないよう努めることが我々の責任の取り方」。問題を再調査するかという質問には、会計検査院の検査でも撤去額を増やすような作為は認められなかったとしてかわした。

 私はこの答えに疑問を抱いた。なぜなら近畿財務局で土地売り払いの責任者だった池田靖氏が、撤去額を巡り航空局とこんなやりとりをしたと、省内調査で語っているのだ。

《当初の7億弱の積算が提出されたとき、不動産を扱う者の感で「これなら売り払いは不調になるな」的な発言を航空局にしたように思う》
《後で(8億円の最終積算が出されたとき)、「ここまで積算範囲を広げたんですね」と航空局に言った記憶はある》

 これはまさに「撤去額を増やす作為」ではないか。この記載は、財務省が開示した一連の森友文書の中にある。私は内容を紹介した上で大臣に尋ねた。

「明らかに7億から8億に増額させています。なぜそんなことをしたのか、値引きの経緯を改めて真っ白な状態から調査する必要があるのではないでしょうか」

 加藤大臣はこのやりとりの文書について認識がなかったようだ。「私の頭の中で混在しているかもしれません」と言いつつ、結局は会計検査院の報告で話をそらそうとする。ではこの文書を会計検査院に提出したのか問うと「具体的なことを確認できません」としか答えない。

 8億円値引きの根拠が崩れても、財務省は再調査をしようとしない。よほど都合の悪い事情が隠されているのだろう。

  ◇  ◇  ◇

 森友問題については【もっと読む】【さらに読む】でも詳しく報じている。


相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 小沢一郎氏、野党に喝「大同団結の発想に立たなければ万年野党」自公連立解消も政権「獲らない」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202510130000135.html#goog_rewarded





中国には「大同小異」から派生した故事成語・ことわざに

“求大同,存小异”(大同を求めて小異を残す)

というのがあるそうだ。

意見の対立がある時、小さな違いは置いておいて同じ方向性でまとまろうという考えだ。

それが日本では、

「小異を捨てて大同につく」

となる。

日本語でのこのことわざが良くない。

日本では、違いを「捨てなければならない」ことになる。

中国では、「小異を残す」とは、「違いをタナ上げにする」ということらしい。

日本と中国のことわざの違い、「大同小異」と軽んじるわけにもいくまい。

日本の方に誤りがある。




以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党の小沢一郎衆院議員が13日までにX(旧ツイッター)とYouTubeを更新。1999年10月に自由党党首として「自自公(自民党、自由党、公明党)」連立に立ち会った小沢氏は、26年間続いた自公連立から公明党が離脱したことを「若干驚いた」としつつ、首相指名をめぐる混沌の中で、野党に対し「野党もね、もっともっと大きな視野に立って、考えなくちゃいけない」とし「大同団結する発想に立たないと万年野党で終わる」と呼びかけた。

89年から91年まで自民党で幹事長を務めた小沢氏は93年に自民党を離党。新生党を立ち上げ、同年の総選挙で自民党は下野し、8当連立の細川内閣が成立した。自公の連立がスタートした99年には自由党党首として自自公連立に関わった。さまざまな政局に関わってきた小沢氏は「野党もね、もっともっと大きな視野に立って、考えなくちゃいけない。まあ自民党と個々の政策だかなんだか知らんけども、それでもって協議しながらやるんだなんてね、そんなことじゃね、何の思い切ったことできないよ」と語った。

小沢氏が「個々の政策だかなんだか知らんけど」としたのは、安全保障やエネルギー政策をめぐり基本政策で一致できない現状では野党連立はできないとし、自民党との政策本位の協力態勢の可能性に言及してきた国民民主党の玉木雄一郎代表の主張が念頭とみられる。

小沢氏は「自民党がなぜこうなったか。長年の政権、長期政権は必ず腐敗すると先人が言ったけどもそのとおりの状況に自民党なってんだ。だから、これは個々の政策云々の話じゃないんだ」と指摘。野党の一部が自民党と組む形では「それじゃあ野党はまとまれないから政権『獲れない』、『獲らない』。じゃずっとこの自民党政権でいいっちゅうことと同じことだ」と批判した。

小沢氏は、野党連立へ向け、「ハードルはあってもね。この腐りきった統治能力を失った政権を代えるという観点に立たなければね、本当に国民の期待に応えられないし、国民の生活を守れない」と指摘。一方で「僕はそういう意味でね、ずっと以前からね、野党が協力してこの権力構造を変えなくちゃだめだと、政権を代えなくちゃだめだと言ってきたんだけどね、なかなかね、野党のみなさんはね、そういう大きな視点に立った考え方ができない。行動ができない。悲しむべき現実だね」とも語った。 小沢氏は野党に対し、「自民党がまったく統治能力を失って、腐敗して能力を失ってきた今日だから、これをね、やっぱりこういったどうしようもない政権を代えると、それが国民のためだと、国民の生活と国家を守るためだという観点で、大同団結をやっぱりするような発想に立たないといつまで立っても国民の支持は得られない。万年野党で終わってしまう」と、小異はのみこみ野党連立による政権交代を模索する道を呼びかけた。

小沢氏は「与党も野党もどうしょもない、ちゅうことになると、日本の将来、国民の生活を守っていけなくなる。このことを我々は憂えるべきだと思うね」と締めくくった。


記事の転載はここまで。



小沢氏の言う「大同団結する発想」とは、

主義主張の違いを棚上げにして、腐敗した政治を改めるために、政権交代という共通の目標実現のために結集しようということだ。


腐敗した政治。

腐りきった自民党。

安全保障でいえば「安保法制」は、国会に参考人として呼ばれた3名の憲法学者がそろって「憲法違反」と断言した法律だ。

それを自民党は「内閣法制局の詭弁」と「強行採決」で無理やり成立させたことを忘れてはならない。

白昼堂々と憲法を蹂躙する、腐敗政治極まれり。


民意は「政権交代」にある。

まずは、民意に応えて「政権交代」の実現。

話はそれからだ・・・。


と小沢氏は言っている。











http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/279.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 高市トランプ発株式市場激震(植草一秀の『知られざる真実』):経済板リンク 
高市トランプ発株式市場激震(植草一秀の『知られざる真実』)

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/573.html



http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/280.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 公明党の連立離脱でどうなる、高市自民の命運と激動の政局…首相指名の行方も混沌(後編)どうする国民民主「首相指名」目下の下馬評(日刊ゲンダイ)

※2025年10月11日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2025年10月11日 日刊ゲンダイ3面

公明党の連立離脱でどうなる、高市自民の命運と激動の政局…首相指名の行方も混沌(後編)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378803
2025/10/11 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

漂流国会で長引く政治空白に庶民の怒り


石破首相がサッサと辞めていれば…(C)共同通信社

 1999年から四半世紀余りにわたった自公連立に幕が下り、日本政治は一気に不安定となる。新首相の指名選挙を行う臨時国会の召集も当初は今月15日が想定されていたが、ズルズルと後ろ倒し。現状は20日か21日の召集を軸に調整を進めているが、公明の連立離脱のインパクトはその保証をも吹き飛ばした。

 参院選の投開票日は7月20日だ。自民の石破おろしと総裁選という「コップの中の醜い争い」で、2カ月以上もの政治空白をつくったうえに、さらなる空白が生じてしまう。この間、庶民が望む物価高対策は置き去り。国民生活は二の次で、権力維持に汲々とする自民の必死の抵抗劇を見せつけられるのは、もうウンザリである。

 大メディアも自民と同罪だ。「高市新首相」の誕生を前提に「茂木敏充外相」「木原稔官房長官」の閣僚人事を垂れ流し。まだ首相に就任していないのに、高市サイドのリークをありがたがって報じる姿には批判精神のカケラもない。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言った。

「昨秋の衆院選、今夏の参院選と2度までも有権者が『自民ノー』を突きつけた以上、自民は民意に従って潔く下野するしかない。そもそも石破首相が参院選直後に辞めていれば、ここまで政治空白が長引くことはなかった。野党議員も自公と戦って有権者に国会へと送り込まれたのだから、ひとつにまとまり自民を下野に追い込むのがスジ。メディアも主権者たる国民の意思をキチンと伝えるべきです。自民下野と野党団結のほかに、不透明感の増す激動政局を打開する道はありません」

 不毛な漂流国会を終わらせるには、全ての国会議員の覚悟が求められる。

どうする国民民主「首相指名」目下の下馬評


つづくモテ期(国民民主党の玉木雄一郎代表)/(C)日刊ゲンダイ

「政界一寸先は闇」を地で行く展開に、「ポスト石破」を選ぶ臨時国会の召集はさらに遠のいた。当初予定から1週間近く遅れ、20日か21日となる見込みだ。15日の議院運営委員会理事会で伝達されるが、その先の首相指名選挙は見通せない。高市の「ガラスの天井」破りはここまでか。与野党からラブコールを送られる玉木の腹一つで永田町の風景はガラリと変わる。

 衆参両院で過半数を占める政党はゼロ。首相指名選挙はいずれも上位2人による決選投票となる可能性大で、最終的には多数を得た議員が選出される。議決が優先される衆院の会派別勢力は自民196議席、立憲民主党148議席、日本維新の会35議席、国民民主27議席、公明24議席。野党が塊になれば、13年ぶりの自民下野は実現できる。

 維新が冗談半分で言い出した「玉木推し」に乗った立憲の安住幹事長は、「十分政権交代の可能性は出てきた」とふんどしを締め直しているが、永田町イチのモテ男はツンデレを崩さない。玉木は10日の会見で「内閣総理大臣を担う覚悟はある」と繰り返したものの、立憲に対し「安全保障、エネルギー、憲法といった国家の根幹に関わる基本政策で一致が必要」などと注文。「公明党が抜け、われわれが政権に加わっても過半数に届かないので、あまり意味のない議論になってきている」とどっちつかずだ。

 ともあれ、この3連休が調整のヤマ場だ。

「表の発言と腹の内が異なるのは政局の常識。どこもかしこも『玉木首相指名』で盛り上がっているのも煙幕だとみた方がいい。ここへきて急浮上しているのが、総理大臣と党総裁を別々の人物が務める『総・総分離』。野党は束になって政権を担う構えではないし、事実上の麻生体制となった自民党内では高市総裁に対する不満が噴出している。いっそ石破総理が続投した方が丸く収まる。総裁選で敗れた林官房長官も小泉農相も留任すればいいし、離縁状を突きつけた公明にしても悪い話じゃない、というわけです」(永田町関係者)

 どこから見ても「麻市政権」よりも石破政権がはるかにマシということ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏もこう言う。

「シッチャカメッチャカの状況をつくったのは、ほかならぬ高市氏。裏金議員の復権もそうですし、先祖返りしたような人事について『自分で選んだ』『あえての起用』と言い張ったことがトリガーになった。もはや何が起きても不思議ではありません」

 16年前の政権交代の生みの親は麻生だった。混乱の歴史を繰り返すわけだ。

 石破は10日、高市シンパの反発を振り切って「戦後80年所感」を発表。夕方には1時間半もねっとり会見し、「石破らしさ」を全開にさせた。その後のぶら下がり取材では「今の内閣で自公連立の意義を十分に発揮できるよう、一生懸命努めていきたいということに尽きる」と言葉少なだったが、期するものがあるのか──。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/281.html

   

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