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「近代人になった女性」の危険性と次世代再生産(あっしら様へ)
http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/720.html
投稿者 律 日時 2004 年 7 月 12 日 11:48:51:yVvnimQRLLslo
 

(これから先の“危険人物”は「左翼」と「近代人になった女性」だと思っています(笑)
http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/714.html)へのレスです。

あっしら様、わざわざ公言することでもないと思っていたことを言わせてしまったようですみません。

しかし・・・私に何をいえと?・・・本当に阿呆なのでつらいんですけど(笑)。


くれぐれも言っておきますが、わたしは「キャリア」からはかなり滑り落ちている人間ですよ。もはや夢も希望もありません。あるのは借金だけ(笑)。
生い立ちや暮らし的にはどうあっても結局のところ自分は「近代人」であるのだろうとは思っていますが、キャリア志向は昔はあったけれど現在は無意味に思い始めつつあるんで、適切な「危険人物」かどうかわかりませんけど、なにやら引き止められたようなので・・・

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まずちょこっとだけ質問です。

あっしら様****************
ブッシュ政権や小泉政権の動きから「右翼」的動向が危険視されていますが、あれは、世界支配層に貢献するための政策を人々になんとか受け容れてもらうための「国家」であり「国益」であり「伝統」なのであって、確固たる右翼思想から出てきている政策ではありません。
(「気分は右翼」という政治家は少なからずいますが、国家主義や民族主義は、第二次世界大戦のおかげで思想・政策の主流からは放逐されています)
現在の世界とりわけ先進諸国は、「左右」のグローバリズムで動いているだけで、国家主義(右翼)は杭を出せば叩かれるという存在です。
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本当にこれらの「右翼的」動きには、「危険」はないのでしょうか?
擬似的な(?)右翼的動向が、「世界支配層」の強化、一般のひとびとのますますの奴隷化を促進するために行われているものだとすれば、理念主義者である「左翼」の働きと変わらないとも言えるのではないですか?

また、「左右」のグローバリズムというのがいまいちわかりません。
グローバリズムという概念については、アメリカに代表されるような「資本市場を中心にした金融システムとそれに適合的な文化・生活スタイル をよしとする思考様式を浸透させようとする動き」という理解の仕方をしておりましたが、「左右」というのはどのような部分をさしておられるのでしょう?

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これ以降は感想です。

あっしら様*****************
簡略に言えば、左翼が反体制的立場からの理念主義者だとすれば、キャリア志向女性は体制内の理念主義者に見えるわけです。
両者には、自分が築いてきた価値観や世界観を疑わず、それを正義として恥ずかしげもなく公言するという心性に共通点があるのではと思っています。
そして、左翼は、フェミニズム的心情から、キャリア志向女性の男を突き抜けるほどの「右翼的思想」を叩けないという弱みも持っています。
まあ、女性が政治経済の両面で支配的地位を占め、自分たちもどれほど愚かな生き物であるかを後になって知ってもらうのも悪くないと思っているので、キャリア志向女性が増加し、そのような女性たちが枢要な地位を占めることはそれでそれでいいのかもしれませんが...
******************


女性が、「男並み」、男社会に適応した女性になるだけでは、ただ単に同じ事を繰り返すだけの話であり、「世界の論理」へのアンチテーゼも変革もなにも生まれないわけです。
それはまともなフェミニストであれば、誰でも気がついていることであり、すでに警告として発せされているはずです。本来、フェミニズムとは、常に自分を疑い続けなければ成り立たない立場であると思います。なので、フェミニズム思想を受け止めた結果の「女性の社会進出(この言葉自体が変だと思っているが)」であれば、「体制内の理念主義者」にはならないはずなのです(もし、そうなっている女性が多いのであれば、現代の「女性の社会進出」という状況はフェミニズム思想の成果じゃないのでしょう。フェミニズム思想・運動の影響があり、利用されたことは認めますが)。
しかし、実際には、キャリア志向の女性ほど男社会原理を「無批判に」受け入れてしまう傾向があるのかもしれません。キャリアを重視するがゆえに、男社会の中ではフェミニズムに対してアンチ的態度を取らなければならないということがあるようです(たとえば、朝日新聞の記者だった松井やよりさんの自伝(遺稿)によると、「フェミニスト」の視点で記事を書こうとするとデスクから没にされる。後輩の女性記者たちは「松井のようにはなるな」と教育される、というようなことがあったと)。
男社会の中で女性が成功するには、男より男らしくならねばならないというわけですね。
女性の顔をしていても、「男性」の人はいるし、男性の顔をしていても、実は「女性」に近い人もいるんでしょう。
だから、フェミニズム的心情を持っているのであれば、キャリア志向女性(とともに男性)の「男社会?理念」を徹底的に批判しなければならないのだと思います。
あと、ついでにいうと、「近代人になった女性」はキャリア的に成功した女性ばかりじゃないと思いますよ。主婦として成功されている女性のうちの少なからぬ割合の人はいわゆる「男社会」の論理になにも疑いを持っておらず、その価値観によって子女を教育しているものと思われます。キャリア志向の女性のなかにそれらの人も含まれているのなら、蛇足でしたが。また、それは80年代後半から始まったことではなくて、おそらくその林真理子を受け入れる世代を育てていた「お母さん」たちから始まっていたことのように思います。

現代のように、子育てが相変わらず女性中心に行われている状態であれば、「近代人になった女性」が「危険」というのは、同意です。子育てしない「男性」が一人で「近代人」になっていたからといって、一代限りで終わりですけれども、子育てする「女性」が「近代人」になると、つぎつぎと再生産されていくわけですね。

また、いわゆる「女性の社会進出」が進むことによって「保育産業」「教育産業」によ
ってますます子どものしつけ、教育が行われていくことになっていくと、どうなることになるのか。いかなる形で行われていくのか、よくよく見ていかねばならないと思います。もちろん、個々の家族が子どもの養育に責任を持つ、というのは基盤ではありますが、親族集団や近隣集団がうまく機能しない現状であれば、一人では見切れない部分を外部委託するという流れは進んで行くように思います。公的機関が自らの権限で家族に介入するというパタンではなく、保護者自体が外部機関を利用していくことで、その介入をおのずと引き受けていくというパタンです。
私が保育産業の問題に思い至ったのは、ごく最近のことでこれからいろいろ勉強してみようと思っていますが、なにかお考えがあればお聞かせください。

また、少なからぬ男性が「しぶしぶ」男性を演じているというのもそうでしょう。私はもっとその側面を見ていく必要があると思っています。フェミニズム的観点から、「性差」に着目して物事を論じようとすると、ついつい「女性がリーダーになれないのはおかしい」とか「男性中心主義的構造だ」とかなんとかいうことを主に問題にして、男女の配置を問題にするのに終始してしまい、権力構造の批判といいつつもその組織構造自体はあまり問題にすることはなかったりしてしまいがちなわけですが、本当ならば、その組織構造のあり方自体を問題にできなくてはだめなのだと思います。
それにはいわゆる「女性」の声を拾うだけでは、だめなのであって、一般の「男性」の率直な「しぶしぶさ加減」「辟易している状態」を忌憚なく描き出し、「こんなばかばかしいことやってるんですよ」ということをしめさなきゃならんのでしょう。男性であれ女性であれ、やけに、世の中の道理に対して物分りよくなってはいけないのです。だからって、反体制運動だけしてりゃいいわけでもないですけども・・・・
(野郎どもに、家に帰ってから、ミニ「男社会」の再現をして、鬱憤を紛らわすというような愚行に走らせないためにも必要)。

余談ですが、前に出た社会科学系の学術大会で(こんなのに出てるんですけど(笑))、地域の活動力に関する調査の発表があって、調査結果では年齢にも職業にもさしたる偏りがなく、地域活動に「参加してみたい」と答える人が6割以上を占めるという結果だったのですが、結論にて「一般に働いている人は日中仕事があるので、地域活動への参加は無理だけれども、専業主婦は定年退職後の人は、自由に使える時間があるはずだから、これを地域の力として活用すべきだ」というようなことを発表者(常勤女性)が述べておられるので、「あわわ」と思ったことがあります。
これはチーム調査だったので、結論はその女性だけの意見じゃないんでしょうけれども、むしろそこは、「参加意欲には職業や年齢に偏りがないのだから、どんな人でも地域活動に参加できるような仕組みづくりが必要」とか言ってほしかったです。

こんなことを聞きたかったわけでもないかもしれませんが(笑)、せっかく「公言するほどでもない」と思っていたことを公言してくださったので、引きこもるのを少し先延ばしにして、多少の感想などを述べてみました。雑駁な意見ですが。
それでは、また。

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