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Re: 「はなしあい」は辞退いたします
http://www.asyura2.com/0406/kanri7/msg/536.html
投稿者 Silver 日時 2004 年 12 月 07 日 18:16:31:cV6D9Oxubetos
 

(回答先: 管理人さん、みなさん、お手数おかけしました 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 12 月 06 日 14:05:17)

「戦争63」12月2日付の私の投稿(文末にURL記載<1>、以下同じ)に関連して発言して下さった皆さん、今日は。
長壁満子さん、今日は。

 投稿制限とやらで聞けなかった長壁さんのお考えが、この管理版に載り、「今回の『きちがい』言語問題は、きちんと、議論版等で、はなしあいたいとおもいます。当事者も参加していただいて」とのことでしたので投稿します。結論から申し上げます。私はこの「はなしあい」を辞退いたします。
 
理由は以下のとおりです。

 私の投稿に対しては、長壁さんの息子さんのご意見<2>をいただきましたが、投稿制限とかでご本人のお考えは聞けませんでした。
 しかし、12月4日付で マドオンナさんを介して長壁さんのご意見<3>に接しました。一読してその内容のあまりにも異様なことに驚きました。
 なるほど一応は「親御さんの心情を深く傷つけたなら、誤解であろうとお詫びいたします」と書いてあります。
 しかしその前にまず、のっけから「あの親の話が実話だとすると」と、あたかも私が障害者の親を偽装して長壁さん非難の言辞を弄したことの可能性をほのめかし、そのうえで、「本人こそが全精神障害者を罵倒し、偏見と差別を植えつけたのだということだと思います」と、私は全精神障害者を差別する者としての非難を蒙りました。かてて加えて「自分の娘をそうした差別の中に閉じ込めることで安住するヒト」と罵倒され、さらに 「あなたの様な方たちが、こぞって、戦争加担者となり、無自覚に、子供や身内を権力の生け贄とさせたのです。そして、この度のように、本心から反戦を言う人間を排除することに一役買うのです」と、ご自分は生粋の反戦闘士であり、この私は戦争加担者でありその反戦闘士に対する抑圧幇助者である、という屈辱的な罵言を受けました。
 73年間の私の生涯で、これほど露骨で、人格攻撃を含む、悪意に満ち満ちた雑言を浴びたことは、かつて一度もありませんし、少なくとも私の知る限りでは、たった一度抗議の声をあげただけで、これだけの罵詈讒謗を相手に浴びせかけるような人物はありませんでした。
 そこで私は、長壁さんという方はいったいどんな方か、どういう考え方をお持ちの方かを知る必要がある、と思い、失礼ながらネット上の検索エンジンを利用して「長壁満子さん」のかかわった論争を調べてみました。
 以下は、その中で浮かび上がってきた長壁さんのプロフィルの一端です。当然、インターネットという限局された世界での検索エンジンにひっかかった、断片的な、しかも長壁さんに言わせれば多分「一方的な」批評ですから、公平であるという 保障は全くありません。
 しかし現にこのようなメッセージがいくつも見つかるということは、判断材料の一部となりうるでしょう。
 公正のために挙げておけば、たとえば
 「長壁さんには誰にももてない天賦の素晴らしいものがあります。やはり彼女の文章は魅力があり料理の中の小気味のいい香辛料かもしれません。彼女が抜ければ塩もカラシもない肝臓病の病人食になりますよ。ときにカラシが利き過ぎることもあります。その代わり次の料理は甘くなります。つまり行過ぎたりフイードバックしながら正しい道を探っていくものです」<4>というような、長壁さんの人間的な成長を期待する、温かい好意的な擁護論もあります。
 しかし圧倒的に目につくのは、たとえばつぎのような内容のものです。
 「もう、この方の意見はどうしようもないですね。見ていると呆れるばかりです。論議の仕方も分からないのかと言いたいですね。自分の(ママ)相容れない意見に対して『右翼』や『ゆでがえる』と言ったレッテル張り。こんなんで本当にこの国が救われるんでしょうか。あたかも自分達こそが第一級の『平和の戦士』とでも思っているんでしょうか。60年代から認識される時代も考え方も思考停止状態になっているような感じを受けます。長壁氏に対して意見を言っている方達は長壁氏の論議の仕方が明らかにおかしい、ついていけないと言っているだけです。そりゃそうでしょう。少しでも意にそぐわない人たちに対しあれだけ口汚く罵るんですから」<5>
 とか、またこのサイトでは
「まあ強烈な鼻息だけの反応が帰ってくることは半ば覚悟していますが」<6>
というような評言を受けていらっしゃる方だ、ということ、少なくとも、ちょつぴりでも自分の意見と違うものをもっている人に対してはそのような議論の仕方をする人ではないだろうか、と強く疑うに至りました。
 そしてこうした批判の出てくる前後の長壁さんの「議論」を拝見すると、なるほどこの方を相手に筋道たてて、理性と論理と緻密・精確な分析・推論とをもつて意見を交換するのは至難な技であろう、この方の辞書には「高飛車」とか「傲岸尊大」などの言葉はうんざりするほど掲載されているが、「謙虚」とか「虚心坦懐」などという言葉は皆無で、瞬時敵視・断言罵倒などの論法はあっても、重層的思考とか複眼的考察などの方法は在庫にないのではないか、と私なりの(長壁さんをして言わしむれば恐らく「偏見に毒された、一方的な」)結論に達しました。
 (但し、断っておきますが、私は長壁さんが侵略者を憎み、殺される者、焼かれる者、追い立てられる者に対する熱い共感と強い連帯の意思をもっておられるであろうことについては、いささかの疑念も抱いていません。ただ、主観的善意だけで侵略者・抑圧者を押し返し、打ち倒すための広大な戦線を構築することは不可能です。偏狭な平和の独唱はしばしば平和そのものの挽歌となります。)

 そのようなわけで、冒頭述べましたように、私は長壁さんとの「はなしあい」を辞退いたします。多分長壁さんからは「そっちから言いがかりをつけておいて、尻尾を巻いて逃げるのか」 に始まる罵詈雑言が雨あられのように浴びせられることでしょう。結構です。甘受します。私の言いたいことは、ある程度長壁さんの息子さんへのメッセージ<7>に述べておきました。「争」はあっても「論」のない「論争」、いや多分「口論」という言葉の方がふさわしいでしょう、そんなものにつきあって貴重な時間を浪費するのは愚かなことです。

 最後に、12月2日付の私の投稿に対して、理解のある意見や感想をお寄せ下さった多くの方々に心からの御礼を申し上げます。
 長々とした駄文をお読みいただき、どうも有難うございました。
 それでは皆さん、長壁満子さん、これで失礼します。
                       Silver 拝
(注)
<1>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1338.html
<2>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1380.html
<3>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1508.html
<4>http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/ (一般投稿欄2004/06/18 天邪鬼さん )
<5>        同上 (一般投稿欄 2004/06/15 むっく さん)
<6>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1375.html (戦争屋は嫌いだ さん)
<7>http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1478.html

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