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Re: 「あっしら」という男の詐術の手口を改めて暴露しておく
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/416.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 4 月 26 日 04:13:39: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 「あっしら」という男の詐術の手口を改めて暴露しておく 投稿者 短足鰐 日時 2011 年 4 月 24 日 21:29:48)


短足鰐さん、どうもです。

私の書き込みに関する疑念を、原発板だけではなく議論板にも投稿されているので少し応えさせていただきます。


>「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」なるものを持ち出し読者を幻惑する

>あっしら氏は、詐術を弄したとも言えるのである。対策チームが「判断ミス」を
>したという結論を誘導したいがため、良心的な専門家さえ言及したことのない
>(と見る)「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」なるものを持ち出して「ヘリクヅム」を
>駆使したのである。

短足鰐さんの奇妙な説明に唖然です。

「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」は、私が作り上げた独自の概念ではなく、今回の事故にかかわる保安院やコメンテーターの説明でも普通に使われているものです。

※ (RCIC)という略称表記がお目障りですか?漢字表記だと面倒だなと思い、あとで略称で書いてもわかっていただけるようにと添えていたものです。実際に略称のみでは使ってはいないと思いますが...


福島第一の2号機と3号機は、全電源喪失でも原子炉の余熱を利用して駆動するこの冷却系が今回の事故でも動いたので、1号機(バッテリーで7時間ほど動く非常用復水器による原子炉の冷却)のように短時間で炉心が露出しなくて済んだのです。

隔離時冷却系から高圧注水系(電源要)に切り替わっていた(公表がないのでいつの時点か不明)3号機は、3月13日明け方、高圧注水系が自動停止し(原因不明:公表なし)、事故後あるときまで駆動していた隔離時冷却系も再起動しなかったためアラート状態になり、13日午前8時に燃料棒トップからマイナス3mまで水位が低下し燃料棒が露出した(そうなる直前の3号機原子炉水位公表値は3月12日午後7時時点のもので燃料棒トップの上プラス1m超の水位)。そして、3月15日午前11時1分に水素爆発を引き起こしました。

2号機は、隔離時冷却系が3月14日の午前中まで動いていたので原子炉水位もプラス4m近くを維持していました。
2号機の隔離時冷却系が止まったのは、元の書き込みで説明しているように、復水貯蔵プールと圧力抑制室サプレッションプールの水が枯渇したからだと推測しています。


(「Re: 「知」に流れ過ぎてはいないか、あっしら氏。ー別シナリオでも説明可。」より)
>>2号機についてはRCICがからんだため他の号機より海水の注入が遅れた、
>>とするなら何日ぐらい遅れたのかの裏付けデータが少なくとも必要である。


「RCICがからんだため他の号機より海水の注入が遅れた」と言っているのではなく、2号機はRCICが動いていたおかげで長いあいだ水位がプラス4m近くを維持できていたため、事故対策チームに“警戒感”が薄かったのだろうと推測しているのです。
ざっくばらんに言えば、対策チームはRCICが長時間動くことで引き起こされるサプレッションチェンバーの水枯渇問題を失念していたのではないかという疑いです。

昨日(4月26日)の参議院予算委員会で、自民党の福岡議員の原発事故初動の誤りに関する質問に対し、菅首相は、1号機の水素爆発について「その危険性を考え、(原子力)安全委員会にきいたら、格納容器には窒素が充てんされているからありえないと説明された」と答えていました。
事故対策チームの最高ポジションにある原子力安全委員会が、格納容器内の圧力が最高使用圧力の2倍にもなれば格納容器上部の蓋が持ち上げられてわずかな隙間ができ、そこから最も軽い物質である水素が出ていくことさえわかっていなかったのです。
非常に重要な内容を含んだ菅首相の答えだったのに、突っ込みはありませんでした(笑)


1号機と3号機の格納容器に注水を始めた3月13日午前11時55分は、1号機原子炉水位:ダウンスケール、3号機原子炉水位(午前8時から午後1時にかけてマイナス3m→プラス1.8m→マイナス1.4.m)で、2号機はプラス3.7mです。

13日午前11時55分の時点で2号機の格納容器にも注水を始めていれば、1・3号機と同じような水素爆発が起こった可能性は高いと思いますが、圧力抑制室の損壊をきたして放射性物質と汚染水がダダ漏れという今のような事態にはならなかったと考えています。

(水素爆発の可能性について:2号機は3月1日夕方まで原子炉圧力が50気圧を超えていたので、消防ポンプ(たぶん10気圧ほど)で原子炉に注水するのは困難だったと思います。であれば、燃料棒の露出は避けられず、1号機や3号機と同じ推移を見せたであろうと考えるからです)


>>2号機のチェンバーの損傷についてはもっと単純な説明も可能と思う。
≪略≫
>> 津波で非発が失われてから、各号機が暴走をはじめた。炉心の温度が
>>上がり、大量の水素が発生した。1号機、3号機では地震でゆるんだ
>>(損傷した)と考えられる格納容器につながっているパイプ等から水素が
>>建屋内に大量に漏れ出し、建屋の水素爆破につながった。

15条事象が発生してすぐに臨界に達したわけではないので“暴走”という表現は相応しくないと思いますが、それぞれ微妙に違う推移で、原子炉水位が下がり、燃料棒の露出(冷却不全)→高温化→被覆管化学反応で大量の水素が発したことはまちがいないでしょう。
原子炉から格納容器に水素が流れ込む契機は、ベントや主蒸気逃がし安全弁操作だと考えています。
「格納容器につながっているパイプ等から水素が建屋内に大量に漏れ出」すような状態であったならば、格納容器の圧力が最高使用圧力の2倍になることはなかったはずです。格納容器の密閉度が高かったからこそ圧力が上昇していったと考えます。

>>だが、2号機については不幸にもパイプのゆるみが少なく、大部分が格納容器
>>内に溜まった。それが格納容器内で爆発した。これは上部で爆発しても、その圧
>>力は容器内全体にほぼ均等に衝撃として伝わるはずだ。それで比較的弱いとさ
>>れる下側のドーナツ上のチャンバーの一部が損傷した。

一体ではなく10数本のパイプでつながっている格納容器と圧力抑制室の構造的関係を考えると、格納容器「上部で爆発しても、その圧力は容器内全体にほぼ均等に衝撃として伝わる」とは考えられません。
それ以前に、窒素が充てんされている格納容器のなかで水素爆発が起こるということ自体が考えにくいので、水素爆発が起きるほどの濃度の酸素が、何を発生源にどのような経路で格納容器に入り込んできたかを説明していただければと思います。


>> 以上のようなシナリオも十分考えられると思う。あっしら説は、京大の小出先生
>>も指摘していたとは記憶にない。あっしら氏、「知」に流れ過ぎてはいないか。

小出先生が指摘されていたのなら、阿修羅に転載されていたでしょうから、わざわざ私ごときが書き込みする必要はなかったでしょう。


(「あっしら氏の「ヘリクヅム」「ウッカリズム」はもはや明らかだろう。」より)

>> 仮に2号機への海水注入が、1、3号機より数日遅れたとする。すると一般的
>>には水素の発生もそれだけ大量になることが考えられる。この水素ガスが
>>漏れ出してよく建屋の水素爆発が起きなかったのが不思議なくらいである。

上述したように、2号機の原子炉水位は、3月14日午前中までは4m近くありました。
水素が発生するようになったのは、燃料棒が露出してからしばらくしての14日夜からのはずです。


>>2号機の場合は、地震によるパイプ等の損傷が少なかったのではないかと
>>前稿で述べた。だとすると2号機の場合は格納容器内に大量の水素が溜まっ
>>ている確率が高くなり、容器が真っ二つに割れるぐらいの大爆発が起きた可
>>能性も出てくる。それにも拘わらず、チェンバーの破損ぐらいで終わったのであ
>>る(これも大事故)。

上述したように、格納容器内で水素爆発が起きる条件がどのようなかたちで満たされたのかを説明してください。


>>こう考えてくると、そもそも「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」を持ち出して海水の
>>注入が他の号機より遅れたから、爆発してチェンバーが損傷したという論理
>>が、小学生の算数レベルで考えても辻褄があわない。

念のため、「海水の注入」にこだわっているのではなく、可能ならば真水の注入でもかまいません。
だらだらと長文でしかもわかりにくい文章で申し訳ありませんが、もう一度、私の当該書き込みをお読みください。


私に対する反論になると思われるポイントを書いておきます。
たった二つです。

● 海水であれ真水であれ、2号機の格納容器(サプレッションプールに直接でも可)に注水することはできなかった。(できなかったのなら事故対策チームはこの件では免責)

● サプレッションプールの水がなくなった状態で、格納容器の圧力が最高使用圧力の2倍近くという状態が長い時間(6時間以上)続いてたり、原子炉圧力容器を守るための主蒸気逃がし弁操作をやったりしても、圧力抑制室が圧力で破壊されることはない。(私の推論の誤りを意味する)

>だが、このプラントは「電源喪失想定せぬ」という構えで成り立っていたのであ
>る。電源喪失から直ちに原子炉は暴走を始めた。あれよあれよという間に1号
>機の建屋の水素爆発が起こったのである。その後数日でほぼ今日の状態の
>惨状を招いたのである。
>「電源喪失想定せぬ」プラントが必然的にこんな結果を招いた確率は極めて高
>い蓋然性をそもそも秘めていたのである。

何度も言いますが、福島第一の3つの原子炉は、「電源喪失から直ちに原子炉は暴走を始め」てはいません。
とりわけ、2号機は、事故からまるっと3日近く(65時間)はそれなりに冷却できていたのです。(なお、隔離時冷却系は“電源喪失を想定”した設備です)
もちろん、冷却をきちんと続けていくためには電源と水の確保が重要な条件ですから、福島第一が、電源バックアップ体制をはじめ大欠陥を抱えていたことは間違いありません。


>現時点でこのように断じ切る無謀さというものを考えていただきたい。あっしら説
>には「デマを助長するので正しい態度とは思いません」との批判もあるのである。
>→http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/549.html#c6

上述した二つの「私に対する反論になると思われるポイント」をクリアしていただけば、私の推論は“デマ”ということになります。

さまざまいろんなことろで書かれている私の“精神分析”に関するところは、お好きに如何様にも解釈してくださいと言うしかありません。

>@「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」を持ち出し、無理な理屈付けをした。
>A「判断ミス」があったと現時点で決めつけた。
>B上二つをもって、「政府・東電の大罪:…極めて深刻な失態」と事態を矮小化した。
 「その一。」は、繰り返しの説明になりますので省略します。ただ、「2号機と1・3号機の爆発場所が違ったのは、地震による配管の損傷の程度の違いによる偶然性で決まってきたと言える」といったものではなく、原子力発電所の構造から、ああいう違った事象を引き起こすことになった理由(高い蓋然性)が説明できるものです。
原子力発電所は、偶然性で爆発場所が違うほどでたらめな設計と建設ではないと思っています。

>その二。
>現時点で「判断ミス」などと決めつけられるデータは揃っていない。判断ミスかも
>しれないし、そうでなかったかも知れない。今後の検証を待たなければならない
>案件である。そんな基本的なことを逸脱しているのである。

私が当該書き込みをしたのは、推論したように、それほどアテにならない事故対策チームに事故の“終息”を委ねきっていいのかという疑念からです。
日本だけで考えても、もっと幅広い人材がいるのだから、もっとデータをオープンにし、いろんな知恵を集めて良し悪しを検討していく必要があると考えています。
そういう声が上がる契機になればと思って書き込みをしたのです。
「地震による配管の損傷の程度の違い」も、公表されているデータはまったくありませんよ。

>その三。
>上の二つをもって「深刻な失態」だとするが、判断ミスがなければ事故が「深刻
>化」しなかったかのようである(なら原発プラントの建設はこれまで通りの基準
>でもよいということにもなりかねない/造るとして)。

「深刻な失態」ではなく、「極めて深刻な失態」です。
その理由は、当該書き込みのなかでも書いているように、放射性物質の放出量の飛躍的増大や海洋汚染の多くが2号機の圧力抑制室損壊に起因していると考えているからです。
事故評価が「レベル7」になった最大の原因だからです。


>そもそも(時の)政府・東電が「電源の喪失想定せぬ」プラントを建設したこと自体
>が「深刻な大罪であり失態」なのである。原罪はそこにある。これは現時点でも言
>いきれることであり、そのことを追及し断罪すべきである。

それはそう思います。

私は、ひとが思いつく限りひとができる限りの“安全対策”をやったとしても事故は起こるものだと思っていますので、その結果が現状のような事態を招くような原発には元々反対で、順次廃炉にしていくべきだと思っています。

(別にガスタービン発電など他の発電方法が安全だと主張しているわけではありません。事故が発生したときに可能な対処方法でリスクに対する“許容度”が変わると考えています)

原発事故が今回のような被害レベルなら“許容”できるというひとが多数派を占めるのなら致し方ありませんが...。

現在進行中の事故ですから、原罪云々はさておき、早期終息を目指すほうが優先されると思っています。

私の判断ではたいした能力があるとは思えないひとたちが事故対策を仕切っていることになりますので、大失態を犯した人たちに全面的に任せるわけにはいかないと考えています。


> この男の詐術のキーワードは「RCIC」「判断ミス」「政府・東電の深刻な失態」で
>ある。いかにも読者に受けそうなワードではないか。
> ここにこの男の詐術の実態を暴露しておくことは、今後何かの役に立つこともあ
>ろう。

「この男の詐術」という表現も、あなたには根拠があると思っての広言なのでしょうからお好きにどうぞ。
昔なら、そのような表現をする相手はまったく無視するか、とことんそのような表現をした根拠や正当性を追求したでしょうが,,,。

 

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