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「糖質制限」とは何か？ それは生き方（人生や人生観や幸福観）を問われる食事療法である！
「糖質制限」とは、何か？
この言葉は、狭義では、
1.糖尿病に対する食事療法、
2.ダイエットを目指した食事療法
3.健康を目指した食事療法
だと、私は、解釈している。
しかし、
この糖質制限を実践してい人の中で、時々、
散見するのが、
以下のような悩みである。
上記1〜3を目指した糖質制限をやる上で、
肉等を、中心にした食事メニューにすると、
従来の糖質中心の食事メニューと比較すると、
あきらかにコスト高になり、
家計を圧迫する云々・・
どうしたものか？
という、コメントをみかける。
私なりの提案を以下に記す
1.肉と言っても、様々な種類の様々な部位の肉があり、
品揃えや価格帯も、様々であり、
自分なりの調査や分析ややりくりの工夫で、
良質な肉をリーズナブルな価格で購入することも可能である。
2.肉の他に、魚や卵も動物性たんぱく質が豊富で活用できる。
3.米、小麦、パン、そば、うどん、ラーメン、スパゲティ、
パスタ、果物、果物ジュース、糖入り飲料、砂糖、お菓子、
洋菓子、和菓子、ケーキ、アイスクリーム等
の糖質類を購入しなくなるわけである。
その分のコストが、まるまる浮くのである。
これを利用しない手はない。
最後に、一番重要なのは、
4.糖質制限をやると、病気知らずになる。
と言う事は、医療費がかからなくなる。
その辺の、コスト減は、とてつもなく大きい。
糖尿病で苦しんでいる患者さんも含めて、
健康と言うのは、
金では買えない、究極の幸福である。
これを、「糖質制限」は実現してくれるのである。
これが重要である。
さらに、付け加えて言えば、糖質制限で、
心も体も健康になる・・。
人間の幸福の基礎的条件は、
健康な心と体である。
仕事をするのでも、レジャーを楽しむのも、
家族が仲良く暮らすのも、健康でないと、
できないのである。
健康であって、はじめて、
家族団欒があり、家族を愛すること可能になり、
仕事も普通にやることができ、収入も安定する。
健康で、家族との団欒があり、
仕事と収入も安定するということは、
細やかではあるが幸福な人生を歩めると思うのである。
これが、できないのが、
今の日本人なのである。
いつも、こういった内容の話になると、
私が語る内容の言葉がある・・
「何気ない細やかな日常に幸福を見いだせない人には、
永遠に幸福は訪れない・・」
「心と体が不健康な人には、幸福は訪れない・・」
ひとりの人間の幸福やひとりの人間の人生なんて、
所詮、そんなもの、
（何気ない日常に幸福を感じることのできる感受性や価値観や知性を持っているか？否か？）だと、私は思うのである。
※それが出来ない人は、そういった感受性や価値観や知性のない人は、
結局は権威の側がねつ造した、幻の幸福観等に刷り込まれ、
やりたい放題やること、己の欲望を増幅させること、
お金をたんまり儲けて、物理的に豊かになること等々・・
華やかな世界に憧れる等々・・が、
幸福の本質であり幸福になる為の手段だと思っている・・
目立たなく、地味でも、
同じ毎日の繰り返しで何が悪い・・
愛する妻がいて、
愛する子どもがいて、
家族と健康を分かち合い、
過ごすことができれば、
それ以上、何が必要であろうか？
そう思うのは、私だけか？
私の周りには、
食事がとても粗末、
朝はトーストにジャムそして、コーヒー
昼食は、おにぎりと、カップ麺とか、
夜は、ホットモットか、コンビニの弁当とか・・
そんな食生活していながら、
それなりの収入がある・・
やはり、彼ら彼女ら、
しょっちゅう風邪ひいたりしている
今は、風邪で済むかもしれないが、
ある日、審判の日がくるかもしれない・・
彼らのその粗末な食生活に対し、
私ごときが、
諭す、義務も責任もないが、
99.9％の日本人が、彼らや彼女らのような
人生を歩むのである・・
それが、今の日本の社会のようである。
たとえ、諭したとみても、
「俺の人生、好きな物食って、
好きなもの飲んで、
やりたいようにやって、
何が悪い・・。」
「食費で浮いた金で、
遊んで何が悪い。」
「俺が稼いだ、金だ！
それで、癌になったり、
糖尿病になったり、
しても、本望だ！」
「いい病院に行って、
良い先生に、
治してもらうさ！」
「その審判の日の為に、アヒルちゃんの癌保険ってやつに入ってんだよ！」
そんなところが関の山であろう。
糖質制限をやるには、
病気に対する食事療法や
ダイエットに対する食事療法、
以上に、重要なものがあるのである。
人生の価値をどのように考えているか？
人間の幸福とは、
本来、どういったものなのか？
人間は、どのように生きるべきか？
それらをについて十分考え、
自分なりのそれを見つけ納得して、
実践しなければ、
本当の意味での糖質制限の実践は、
中途半端なものになってしまうかもしれないだろう。
特に、
家族単位でやる場合、
家族全員の理解と協力がないと、
家族間での、無用な軋轢が起きる可能性も否定できない。
単なる「食事療法」の範疇を大きく超えたものが、
「糖質制限」ではないだろうか？
人生いかに生きるべきか？
その人の、人生観、価値観、幸福観等が、
大きくかかわってくるもの、
それが「糖質制限」だと、
私は思うのである。
ラ・ロシュフコー
「賢い人を幸福にするには、ほとんど何もいらないが、
愚か者を満足させられるものは何もない。
たいていの人が惨めなのは、そのためである。」
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