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癌の正体を暴露した男オットー・ウォーバーグ、ロスチャイルド家に一蹴され怖気づく その1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/400.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 16 日 15:50:51: tZW9Ar4r/Y2EU
 

今から80年ほど前に、
ドイツ・ロスチャイルド家の傘下になる
大富豪ウォーバーグ家に
オットー・ウォーバーグという医師(科学者)がいた。

この男は、科学者魂を純粋に発揮し、
癌の正体を突き止めようとしていた。

そして、彼の努力が実り、
その日は訪れ、
彼の輝かしい探究心は満たされた。

そして、癌を予防し撲滅する手掛かりを掴んだ・・

しかし、現実はそれほど、
甘くはなかった。

彼の研究結果を快く思わない勢力が存在したのである。
彼の探究心の結晶は、
はかない夢と消えた。
そして彼の輝かしい業績は、
彼のご主人様の逆鱗に触れ、
彼は変節漢として生きる道を強制されたのであった。


全世界の医学界は、
右向け右、
オットー・ウォーバーグの説を封印した。
いや、封印させられたのである。
重要な部分は削除され、
現在も削除の部分はお蔵入りである。


医学は間違っても
「病を予防したり、病を完治させるもの」
ではなく、
「病の本質や正体から、かい離するニセ情報を流し、
愚かな、我々患者予備軍を大きくミスリードし、
じわじわと患者を増やし、
その患者を、
我らが、
巨大医療ビジネス
(病院、製薬会社、医療機器メーカー、監督官庁、医大、医師、教授、学者他)
で利益を上げること」
が医学と医療の本質であることを、
オットーは、
この時、初めて、知ったのである。
彼らなりの言い方をすれば、
「現代人はごく一部の開発途上国を除き、
我々は高度の医学と医療に支えられ充分に、
健康であり平均寿命も延びている、
これで十分ではないか!」
と言うであろう。

ウォーバーグ一族は、
ロスチャイルド家の分家のような一族だが、
このオットーは、
よほど、純粋培養の科学者おたくというかお坊ちゃんで、
ロスチャイルド家の意向を御存じなかったようである。

しかし、
彼らだけの癌の予防と癌の治療には大いなる貢献をしたので、
彼らの仕切る「ノーベル賞」も授与しては、いる。
彼らの長寿が、
オットーの登場により、
飛躍的に約束されたのは、
彼らの長寿を見れば明らかであるし、
癌患者が殆ど出現しないという事実で理解していただけるであろう。


なぜか、最近、
封印されていたこのウォーバーグの癌本質論が、
巷で目立ち始めた・・
ただ、またまだ、
異端の位置付けであるし、
例のよって本丸には、
まったく迫っていないが・・
オットー・ウォーバーグ
(日本の医学界ではワールブルグと表記する)
の詳細については、別の機会に書くので、
この辺に止める。


簡単に文系の私が、

小学生でもわかるように癌の本質について以下に説明する。

1.プロローグ

人類は700万年の歴史を持つという。その700万年の間、我々人類は、何を食べてきたか?というと、基本は肉食である。ただ、狩りはハイリスクハイリターンで不安定である。そんな時に、気候変動が起きたのが、今から1万2千年ほど前である。その頃から、運よく?人間は穀物を栽培するようになって、定住を始めたのである。穀物生産により、食料の安定確保が可能になり、これにより小さな集落もでき。生産に携わらない人々も発生し、それらの人々が、今で言う、役人やら商人の源流となった。穀物の生産量や、穀物の所有量で貧富の差が発生し、それによってゆるやかな階級が形成されていった。それが進むことで、今で言う支配者や被支配者の輪郭もはっきりしてきた。

このように、穀物生産が人間社会の仕組みを大きく変えていき、穀物を食べることにより餓死は減り、平均寿命も延び、人口も増えた。これは一見、たいそう良いことのように表面上は思えるかもしれないが、実は、穀物を食べることで、人類にとって大きなマイナス面がじわじわと発生していたのである。簡単に言うと、餓死や平均寿命は確かに伸びたが、穀物を食べることで、明らかに人間が不健康になったのである。単純に言うと700万年穀物を食べてこなかった人類は、穀物を食べるように遺伝子が設計されていなかったのである。穀物は、「糖質」と「繊維質」でできている。人間は、約700万年間、主食は肉であった。栄養学的に言えば「タンパク質」と「脂質」を中心に食生活を営んできたのである。穀物は保存が可能であり、大量生産に適していたので、効率が良かった。効率や経済性や金儲けを優先して、人間本来の健康を無視すると言うアプローチは既に、1万2千年前から始まっていたのである。

※後で述べるが、穀物(糖質)が人間(哺乳類)に適さないのは、我々の体内にミトコンドリアが存在するからなのである。だから、我々の身体が、ミトコンドリアに依存している限り、未来永劫、糖質は人間および哺乳類・鳥類・爬虫類・魚類には適さないのである。

ようするに、遺伝子以前の問題なのである。後でも述べるが、糖質を食べるのに適した生物になるのであれば、原核生物に逆戻りするしかないのである。

人間だけではない、我々哺乳類は、肉食なのである。なぜなら、野生(陸上でも海洋でも)には、糖質の高い食べ物がほとんどなかったからなのであるが、野生の草食動物も突き詰めて言えば肉食なのである。表面上は草を食べているように見えるが、草に寄生する微生物(タンパク質と脂質)を食べているのである。草の中にもタンパク質と脂質は含まれるが、ごく微量である。彼らは草の中の僅かなたんぱく質や脂質をメイン食べているのではなく、彼らは、あくまで、草に寄生している微生物のたんぱく質と脂質を摂取してあの大きな身体を形成するのである。わかりやすい例で言えば、シロナガスクジラが大量のプランクトンを食べて、あの大きな身体を形成し維持していると同じようなものである。専門家は哺乳類は全て肉食であると断言しています。

哺乳類も鳥類も魚類も基本は肉食であり、タンパク質と脂質が主食なのである。

糖質やグルコース(ブドウ糖)を主食にするのは嫌気性の原始の下等生物(原核生物)である。

ミトコンドリアに代表される酸素を取り込み(呼吸する生物)脂肪酸やたんぱく質を主食に生存する者(真核生物以降)の主食はタンパク質と脂質である。


2.なぜ、穀物摂取が人間を不健康にするのか?

まず、既に述べたように、我々の生物として性質(酸素を取り込みタンパク質と脂質を食べて生きる)が、穀物摂取で不健康になる一番の要因であるが、穀物摂取により具体的にどのように身体が不健康になるのかを以下に記す。

@血糖値が上がる
糖質を摂取すると瞬時に血糖値が上がる。すい臓からインシュリンが分泌され、直ちに血糖を下げる。この時に、すい臓に負担がかかり、身体がだるくなる。さらに、下げた分のグルコース(糖)は、筋肉や臓器に蓄えられるが、蓄えられる量は、50`の体重の人間でたかだか、250gであり、通常そのくらいのグルコースは普通の人には蓄えられているので、結局は、中性脂肪としてぜい肉となり体重増加に繋がる。この一連の作業でも、内臓および身体に負担がかかり、だるさを感じる。そうすると、段々、動きたくなくなり、糖と脂肪の代謝が進まず、ますます、ぜい肉が増加し、雪だるまのように体重増加に繋がる悪循環に陥る

A高血糖は血管を傷つける
高血糖になると、通常血糖の時は、無害だったブドウ糖がそのナイフの鞘を抜き、血管に攻撃を加える。血管が傷つけられる(血管が脆くなる)。さらに血管の柔軟性がなくなり硬直し、切れやすくなる。動脈瘤や血栓や脳梗塞や脳卒中等、血管が切れたり、穴があいたりする血管障害は皆、高血糖が基礎原因である。アレルギーも血管がもろくなることにより、外の世界と触れやすくなるのが一番の要因である。子どもの頃、チョコレートや甘い物を食べ過ぎると鼻血が出たと思うが、血糖値が急激に上昇し、鼻粘膜の毛細血管に糖が攻撃を仕掛け、子どものように、まだ、血管が柔らかい場合、簡単に毛細血管が破れ、鼻血となるのである。これを繰り返すと、鼻粘膜の毛細血管が脆くなり、アレルギー性鼻炎に発展する。鼻粘膜の毛細血管が薄っぺらくなるので、花粉やハウスダストなど、に過剰に反応して、鼻水で、花粉やダストを流してしまおうとするのが、アレルギー反応である。高血糖の子どもはほとんどが、アレルギー疾患で悩まされることになるのである。糖質を含んだお菓子や飲料や食べ物の摂取し過ぎである。

B高血糖になると血流が悪くなる
高血糖になると、その悪い血液を体中に送りたくない自己の身体の防衛本能が働き、血流が悪くなる。

C血流が悪くなると様々な危機的状況が身体に訪れる
人間の営みの基本は血流である。血流が全身に酸素を送り、それぞれの細胞で酸素を消費(燃やす)してもらい、体温を適性に保っている。血流が必要な栄養素を全身に送っている。血流が全身で消費された老廃物や異物や毒物を運び出し尿として排泄する。この血流の滞りが様々な病気を発生させる一番の要因である。認知症やアルツハイマーや数々の精神疾患や神経変性による難病も、神経細胞への血流不足が起訴原因である。「高血糖」というキーワードと、様々な疾患の病名を合わせて、インターネットで検索ボックスに入れることをお勧めする・・数多くの高血糖由来の病気に出会う事が出来る。「高血糖=糖尿病」という公式が「高血糖」と言う人体にとって一番の危機的状況を矮小化することに役立っているのである。

D高血糖になると免疫力の要である白血球が減少する
高血糖になると、白血球が減少し、感染症に極端に弱くなり、人類は風邪を含め様々な感染症に脅かされるようになったのである。ちなみに、野生の動物は、何度も言うが、糖質を殆ど摂取しないので、白血球の減少が見られず、高血糖の動物もいないし、すこぶる感染症に強い。人間程、病にかかる哺乳類は地球上に存在しない。しかし、我々と密接にかかわる家畜やペットは、我々がよかれと思い、糖質を含む餌を与えるので、高血糖であり、感染症に弱く、人間の病の鏡である。

E高血糖により神経細胞にソルビトール等がなだれ込み、神経痛を生じさせる
現代人は、どんな人でも、膝が痛い、肩がこる腰が痛いと痛いところだらけである。で、学者連中は、整形外科的なアプローチで、理解できない腰痛がほとんどである・・的なのんきな事を言ったりする。その場合、心因性のものがほとんどである・・的なコメントをして言い逃れをしているが、高血糖になると、既に述べたように糖と言うナイフが鞘を外し、血管から、神経細胞からあらゆる身体の部位に攻撃を仕掛けるのである。これが痛みの基礎原因である。

F高血糖が癌の基礎原因である
これが、本題であるが、700万年間の人骨を我々人類は調査しているが、穀物を食べ始めてから、虫歯が発生し、様々な疾患が発生しているのは、証明されている。癌も穀物を食べ始めてから発症しているのである。学者連中は、「癌は老化病だから、太古の人類は短命だったので、癌になる前に餓死したり怪我で死んだりしたのである」
「だから太古の人類に癌はいないのである云々・・と」との説を曲げないが、癌は老化病ではない。

<高血糖が癌の基礎原因の根拠>

我々の体内に存在する二つの新旧エネルギー産生器官である解糖系(潜在的癌細胞)とミトコンドリア(潜在的癌細胞抑制に寄与するもの)均衡が崩れ、解糖系(潜在的癌細胞)が勝利した時に、癌が発生する)。

1.癌細胞は、解糖系であり、通常細胞の30倍以上のグルコース(ブドウ糖)を欲しがる。高血糖の宿主は解糖系にとって格好の増殖の環境である。

2.癌細胞は、解糖系であり、低体温(32℃程度)を好む、高血糖は血流を悪くし、体温を下げる。

3.癌細胞は、解糖系であり、酸性の環境を好む、高血糖になると体内が酸性に傾くので発がんする。

4.癌細胞は、解糖系であり、酸素を必要としないので、高血糖になり血流が悪くなり、細胞に酸素不足になることで、発症する。

5.癌細胞は、解糖系であり、高血糖であれば、交感神経が亢進され、体温が下がり、血流不足になり、癌の発生要件を満たすことになる。

6.細胞の中で、解糖系と均衡を保っているミトコンドリアは、高血糖により、酸素不足に陥ると弱体化し、均衡していた解糖系(潜在的癌細胞)が優位になり発がんする。

7.細胞の中で、解糖系と均衡を保っているミトコンドリアは、高血糖により、体温が下がり、解糖系(潜在的癌細胞)が優位になり、発がんする。

他にも数多くあるが、この辺にしておく。
さて、次に、癌患者の共通の特徴を以下に記す。

1.ほとんどすべての癌患者は高血糖である。

(米、パン、ラーメン、そば、うどん、スパゲティ、和洋菓子、糖質の高いお酒を含む飲料等を好む人が多い)

2.ほとんどすべての癌患者は低体温である。

 (末期には、最後の抵抗で、発熱することもある)

3.交感神経優位

4.呼吸が浅い

(末期には、最後の抵抗で、呼吸が荒くなる)

5.体質が酸性に傾いている


以上、すべて、
解糖系(潜在的癌細胞)が,
好む環境を体内に構築しているのが、
癌患者である。


3.人類とは何者か?

既に、述べたように、我々のエネルギー産生器官は、
「解糖系(潜在的癌細胞)」と
「ミトコンドリア」の二つがあることを述べた。
我々はとどのつまり、
この二つのエネルギー産生装置に支えられて生きているのである。

@解糖系とは何か?
「原核生物」の末裔であり、今から20億年前の下等な生物の一種である。彼らの主食は、「グルコース(ブドウ糖)」のような「糖」である。とにかく「糖」を好んで増殖する。彼らは、酸素のない(嫌気性)環境で、32℃位(低温)で酸性の環境で生まれ、生活していた。糖を取り込んで、乳酸等を産生してエネルギーを生み出したが、ひじょうに効率の悪いエネルギー産生であった。瞬間的なエネルギーはあり、分裂が得意である。

Aミトコンドリアとは、何か?
解糖系より進化した新しい生物で「真核生物」と言う。酸素のある環境下で生まれ、「37.2℃程度の温度」を好み、乳酸やたんぱく質や脂質を取り込み「酸素」と合わせて莫大なエネルギーを産出した。ほとんど、分裂せず持続的なエネルギーを産出した。ミトコンドリアは独自のDNA(母方からのDNA)を持つことから、解糖系に寄生して、それぞれの短所を補い合い、折り合いをつけ、均衡を保ちながら、現在に至る。


人類は進化の頂点だとか言っている輩がいるが、
単純な話、「解糖系(原核生物)」に
「ミトコンドリア(真核生物)」
が寄生して、それぞれが、お互いの短所を補い合い、
長所を生か合いながら、
折り合いをつけてやっている生物でしかないのである。
別にそんな大それた、
頂点でも何でもない。

「糖質(グルーコース)」を主食にするのは、この下等な「解糖系(原核生物)」であり、我々人間をはじめとした哺乳類や鳥類や魚類は皆、呼吸しタンパク質と脂質を主食とする生物であり。これらの中で、唯一、例外で糖質を好んで食べるのが人間だけである。糖質を食べない野生の哺乳類や鳥類や魚類には癌(解糖系の暴走)の発生は見られない。人間だけが下等な「原核生物」が主食とする「糖質」を好んで食べて、せっせと「解糖系(潜在的癌細胞)」に餌をあげ、「癌細胞(解糖系)」を大切に大切に育ててめでたく癌になるのである。

科学者でも、御用学者ではない、異端の学者は、この単純な癌発生の仕組みは知っているのである。「癌は、先祖がえりである」とか「解糖系(原核生物)の異常分裂である」とか「原核生物の反乱である」とか「原核生物の逆襲」であるとか、様々なレトリックを用いて癌の正体やメカニズムを発信したが、すべて、無視され異端扱い、ほとんどトンデモ扱いである。


解糖系・人間           ミトコンドリア・哺乳類・鳥類・魚類
→グルコースを食べる       →脂質とタンパク質を食べ酸素を吸う
→癌になる            →癌にならない


なぜか、人間は下等生物(原核生物)になろうとして、
グルコースを食べ体内に下等生物(原核生物)
言いかえれば、
癌細胞を生育させ癌を宿し死に急ぐのである。


4.解糖系とミトコンドリア

癌は我々細胞内の「解糖系」と「ミトコンドリア」の鬩ぎ合いの結果生まれる


解糖系(原核生物)古い         ミトコンドリア(真核生物)新

20億年前                    20億年以降
ブドウ糖が大好き                脂質・タンパク質
                        ケトン体+脂肪酸
低温が好き(32℃)              体温(37.2℃)が好き
酸性が好き                  中性・アルカリ性
分裂する                   ほとんど分裂しない
子どもの時に活発               歳とともに活発
交感神経が好き                副交感神経が好き
酸素が嫌い                  酸素が大好き
エネルギー効率が悪い            エネルギー効率が良い
血流が嫌い                  血流が大好き
ステロイドが大好き             ステロイドで弱体化
瞬発力が強い               瞬発力はないが、持久力がある

<結論>

@解糖系が勝利した場合「癌」になるのである。
A高血糖が何より、癌の基礎原因の一番である。
B低体温
C交感神経優位
D薬

1.通常は細胞内で「解糖系」と「ミトコンドリア」が均衡しているが、細胞内が、「高血糖」に傾くと、この均衡が崩れ、「解糖系」が優位になる。

2.人体に望ましくない「高血糖」が続くと、我々自身の身体が、「高血糖」を何らかの形で、収める為に、自身の体内に「高血糖」を吸収する細胞を造る防衛反応を起こし、癌細胞が体内に発生する。


3.なぜ、子どもや、若い人の癌の進行が早いのか?放射性物質に敏感なのか?解糖系の特徴を読めば理解できる


4.なぜ、瞬発力と筋肉増強の効果の著しいステロイドをスポーツ選手が欲しがるのか?そして、その後に彼らがなぜ、癌になるのか?すべて、解糖系の記述で謎が解ける。

5.解糖系は、炭水化物やブドウ糖を主食にしていた原始的な細胞であり、ミトコンドリアはタンパク質や脂質と酸素を主食にして莫大なエネルギーを獲得した。

6.ようするに、糖質やブドウ糖は、原始生物の主食なのである。我々哺乳類(ミトコンドリア)は、あくまでもタンパク質と脂質を食品の中心にするように遺伝子がプログラムされているのである。

7.だから、癌細胞(解糖系)は先祖がえりの細胞と言われるのである。我々は、先祖がえりしないように糖質を控える生活が望ましいのである。

8.我々の生活を振り返ってみてほしい、今や癌は3人に一人がかかる国民病と言われ始めた。スーパーの食品売り場、コンビニの食品売り場、キヨスクの店舗・・どこを見ても糖質がメインの食品ばかりである。自動販売機は、ブドウ糖入りのスポーツドリンクから果糖入りの様々なジュースまで、好きな時に好きなだけ、溢れんばかりのブドウ糖を摂取できる世の中なのである。まさに糖質天国の時代である。甘い物や菓子や糖質の多い食品の刺激豊かな広告がテレビCMが、新聞広告が雑誌広告が、我々やあなたを糖質の楽園へと誘う。糖質の食品が氾濫すれば氾濫する程、我々の血糖値が上がり、癌という最終駅へ、人生の終着駅へあなたは急ぐことになるのである。我が国の癌の発生数は、戦後から右肩上がりであり、米や小麦や砂糖の消費量(糖質食品や飲料の全体の消費量)の総数と恐ろしく一致し、正比例している。産官学による盤石の究極の医療とは、癌患者の癌を完治するのではなく、癌にかかった患者で医療ビジネス(抗がん剤、大規模手術、放射線治療等)で、ぼろ儲けしようと言うことである。食品業界も同じである。甘い食品は食べた時に脳内にドーパミン(快感物質)が出るので、ほとんどの人が、簡単に甘い物好きになり和洋菓子業界が売り上げを増加させている。このことを知った様々な食品会社の経営者が、売上増進のため、砂糖が不要な様々な食品にまで砂糖を入れるようになってしまった。甘い物が、一番、人間を引き付けやすいという事で、今や「一億スウィーツブーム」である。さらに、タバコのニコチンも大量のドーパミンが出るし、アルコールを飲んだ時にも大量のドーパミンがでる。(ちなみに、覚せい剤や麻薬にも大量のドーパミンがでる)

9.この高血糖と癌の連鎖を断ち切る必要があると、思う。この知識を知らないのならいいが、知っていて、かわいいわが子に、このままでいてほしいと思うのは、親の責任として、どうかと思うのであるが・・

蛇足であるが・・

<脳内のドーパミンの量と依存度の比較>


@覚せい剤 >A酒>Bタバコ(ニコチン)>C甘い物(糖質を含む食品や飲料)

 

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コメント
 
01. BRIAN ENO 2013年1月16日 16:05:26 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
ヴィクター・ロスチャイルドとウイリアム・ベル(閲覧数が多いので1本の投稿にまとめ補足しました)
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/683.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 04 日 07:42:57: tZW9Ar4r/Y2EU

02. BRIAN ENO 2013年1月16日 16:25:58 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
以下の書籍を参考にさせていただきました。

新がん革命 初めてがんの原因が分かった!(超☆いきいき) (超☆いきいき 1) [単行本]
安保 徹 (著), 船瀬 俊介 (著), 奇 成 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%81%8C%E3%82%93%E9%9D%A9%E5%91%BD-%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%8C%E5%88%86%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F-%E8%B6%85%E2%98%86%E3%81%84%E3%81%8D%E3%81%84%E3%81%8D-1/dp/4905027403/ref=sr_1_34?ie=UTF8&qid=1358320832&sr=8-34

主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! [単行本(ソフトカバー)]
江部 康二
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%BB%E9%A3%9F%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B-%E3%83%BC-%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90%E9%A3%9F%E3%81%A7%E4%BD%93%E8%B3%AA%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E9%83%A8-%E5%BA%B7%E4%BA%8C/dp/4478017425/ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1358320882&sr=8-4

以下の本は読んではいませんが、
本投稿を肉付けするような内容では?
と思っていますが・・

安保徹の新体温免疫力 [単行本]
安保 徹 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E5%BE%B9%E3%81%AE%E6%96%B0%E4%BD%93%E6%B8%A9%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%8A%9B-%E5%AE%89%E4%BF%9D-%E5%BE%B9/dp/4816353259/ref=sr_1_12?ie=UTF8&qid=1358320811&sr=8-12#_

もくじ
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E5%BE%B9%E3%81%AE%E6%96%B0%E4%BD%93%E6%B8%A9%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%8A%9B-%E5%AE%89%E4%BF%9D-%E5%BE%B9/dp/4816353259/ref=sr_1_12?ie=UTF8&qid=1358320811&sr=8-12#reader_4816353259


03. BRIAN ENO 2013年1月18日 11:06:54 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
癌の正体を暴露した男オットー・ウォーバーグ、ロスチャイルド家に一蹴され怖気づく 前回補足とおさらい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/401.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 18 日 10:58:46: tZW9Ar4r/Y2EU

04. 2013年1月21日 19:36:24 : q931E3NW4E
肉食が良いのではなく"生"食がよいのだとしたら、ここでのご意見は根本から読み違えていると感じるな。変化とはすべて期待されたものであって、それが間違いであるとは言えない。適応もまた変化であり、それは絶えず生まれていくものだから。私は穀物類やナッツ類は、本能に任せて生きることから、意識的に生き方を変化させる為に「導く」事に役立てられて来たと考える。
本能的に「旨味」と感じる(食材の)部分とは、"生鮮"の鮮度(食材全般)に在り、鮮度がおちたものは動物は食べない(ハイエナや猛禽類は食べるが)。それは生命の素そのもの("LIFE"極少微生物)であって、それは野菜や果物、そして穀物類にも当然あると言えるものである。

05. 2013年1月28日 09:29:50 : d1INYqu1to

>糖質を食べない野生の哺乳類や鳥類や魚類には癌(解糖系の暴走)の発生は見られない。

肉食のタスマニアデビルに悪性腫瘍が流行していて、絶滅しそうなんだが。


06. 2013年5月11日 16:31:41 : U6Ax1LoOUk
肉食が体にいいかのようにおもわせるのは疑問

07. 2013年5月11日 16:55:00 : nJF6kGWndY

>哺乳類は、肉食なのである。
野生の草食動物も突き詰めて言えば肉食
草に寄生する微生物(タンパク質と脂質)を食べているのである。草の中にもタンパク質と脂質は含まれるが、ごく微量である。彼らは草の中の僅かなたんぱく質や脂質をメイン食べているのではなく、彼らは、あくまで、草に寄生している微生物のたんぱく質と脂質を摂取


つまらないデマはいらないよ


08. bbbb 2013年11月11日 17:36:36 : IQsfPelYHSMkI : xqNt6GAOr2
嘘はかかないように!!

09. 2014年5月01日 15:08:56 : 2D6PkBxKqI
>穀物生産が人間社会の仕組みを大きく変えていき、穀物を食べることにより餓死は減り、平均寿命も延び、人口も増えた


このアホは狩猟民族の労働時間が一日2,3時間だというのも知らないんだ。

餓えて死ぬ人間なんか大昔は一人もいなかった


10. 2014年5月01日 15:12:48 : 2D6PkBxKqI
>我々哺乳類は、肉食なのである

笑っちゃうな。 このアホは肉食動物の歯を見た事がないんだろうな:


ネコ科のライオンやイヌ科のオオカミなどの肉食動物の歯は、門歯が小さく、獲物を捕らえるのに役立つ犬歯が良く発達しています。頬歯(前臼歯と臼歯を含めた呼び名)は鋭く尖り肉を切り裂くのに適した形をしています。

従って、顎は獲物を捕獲するため短く強力な咬筋が発達しています。頬歯の数は少なく、大きな肉を切り裂く時は、前足で肉を押さえ口を横にしてこの頬歯をハサミのように使います。肉を一旦口の中に入れてしまうとあまり噛まずに飲み込みます。


11. 2014年5月05日 19:45:57 : 3cdYZYbVIc
・BRIAN ENO氏の理論というのはこの類のもの:


・拳銃で殺された人の死因は何か?


・常識的には弾が貫通して殺されたのが死因とされる。

・しかし、BRIAN ENO氏はそれを

・細胞に血が十分に供給されなくて酸欠で細胞が死滅したのが死因と言う


12. 2014年5月13日 23:11:26 : 3cdYZYbVIc
・BRIAN ENO氏は癌発症の原因と癌細胞の増殖のメカニズムとを混同している:

・癌の発症の原因は放射能、紫外線、ウィルス、ピロリ菌や有害化学物質

・癌細胞の増殖に必要なのは糖分(勿論、糖分は正常な細胞にも必要)


というだけの事


・糖質制限が体にいいというのは、適度なダイエットは体にいいというだけwwwwww


13. 2014年5月13日 23:15:08 : 3cdYZYbVIc
どぶろくや日本酒の糖分は癌細胞を殺す
http://www.mercatoclub.com/mimiyori_kenkou.htm

BRIAN ENO氏の主張はこれで完全に否定されたね。


14. 中川隆 2015年7月17日 16:56:48 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

糖質制限して代わりに肉を食べると大腸がんになるから絶対にやってはダメだよ 

女性の大腸がん 肛門にカメラ入れる検査嫌がり発見遅れる傾向
女性セブン2015年7月30日・8月6日号


 大腸がんは結腸・直腸・肛門といった大腸に発生し、日本人は特にS状結腸と直腸にできやすい。肉を中心とした食の欧米化により、ここ20年で1.7倍も患者数が増加している病気だ。

 特に女性の14人に1人が検診で大腸がんと診断されており、死亡率はほかに大きく差をつけて高い。秋津医院院長で著書に『がんにならないのはどっち?』(あさ出版)などを持つ秋津壽男さんはこう説明する。

「女性は便潜血検査や肛門にカメラを入れる検査を恥ずかしいと嫌がる傾向があるため、発見が遅れて、死につながるケースが多いようです」

 罹患率は50代から増え、高齢になるほどかかる率が高くなる。

「早期発見すればほぼ完治するがんなので、早めの対処が必要になります」(秋津さん)


15. 中川隆 2015年7月17日 16:59:29 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
やみくもに炭水化物を減らすのは良くない(C)日刊ゲンダイ


排便障害も…流行の「炭水化物抜き」は腸に悪いと医師警鐘
2015年7月7日 日刊ゲンダイ


「最近、腸の不調で来院する患者さんに新しい傾向が見られるようになった。共通しているのは“炭水化物抜きダイエット”をしていたか、現在、続行中ということです」

 こう話すのは、「『炭水化物』を抜くと腸はダメになる」などの著者である松生クリニックの松生恒夫院長。理由は何なのか?

「炭水化物とは、消化・吸収される糖質と消化されない食物繊維を合わせた総称です。炭水化物を取らないようにすると、結果的に食物繊維の摂取量が激減します。もともと、日本人の食物繊維摂取量は減っているのに、拍車をかける。すると、排便障害を起こすなどの腸ストレスを招いてしまうのです」

 これを確認するために、松生院長は来院する患者の1週間の食事メニューをチェック。ひどい便秘の30代の女性患者の場合、朝食は豆乳、ジュース、飲むヨーグルトのどれか、昼はほとんどが野菜サラダで、時々おにぎりやパンなどを追加、夜は野菜や海藻のサラダを中心に、ナムルや野菜炒めを加えていた。

「管理栄養士の計算では、その患者さんの1日の食物繊維摂取量は7・4グラム。18〜49歳の女性の理想的な食物繊維摂取量は20〜21グラム、男性は26〜27グラムなので、かなり低い。これでは腸の内容物を肛門に送り出す大蠕動が起こりにくい。仕事がデスクワークで運動量も少なく、より腸の状態が悪化したのです」

 60代の男性患者は、糖尿病のために朝食は紅茶、昼食は肉類と野菜、間食にナッツ、夕食は焼き魚や焼き肉、野菜炒め、ウイスキーの水割り数杯の生活を半年間続けた。

 すると体重が78キロから65キロまで減少(身長170センチ)したが、同時に腹部膨満感と残便感に悩まされるようになった。

「私が提唱している『停滞腸』を起こしていました。腸の活動が衰え、蠕動運動などがほとんど起こらなくなっていたのです。この患者さんのようなケースは、特に男性で炭水化物の摂取を制限している人に典型的です」

■食物繊維が多く低カロリーの物を上手に摂取

 松生院長は食物繊維に焦点を当て、腸の健康維持のための効率の良い取り方を患者に指導している。カギになるのが、日本食品成分表をもとに松生院長が考案したオリジナル指標「F・I値(ファイバー・インデックス値)」と、「S・F値(サルバブル・ファイバー値)」だ。

 F・I値は食品100グラム中のカロリーと食物繊維量の比率で、低いほど食物繊維が多く低カロリー。

 S・F値は一つの食材に含まれる総食物繊維に対する水溶性食物繊維量の割合。数値が高いほど「水溶性」が多いので、便秘など腸の不調を感じる人は、S・F値が高い食材を選ぶといい。

 F・I値が低く、S・F値が高い食材は、主食では、そば、パスタ、ライ麦パン、野菜では、ブロッコリー、トマト、さやいんげん、オクラ、大根、キャベツ、春菊など。イモ類は、サトイモ、サツマイモ、果実は、アボカド、キウイフルーツ、リンゴ。肉は食物繊維がほとんど含まれていないので、F・I値とS・F値はない。

 野菜は全般的にカロリーを気にしなくていいが、主食では精白米、フランスパン、中華めん、クロワッサンはカロリーが高いのでF・I値も高くなり、要注意だ。

「ダイエット目的で炭水化物抜きをするなら、むしろ食物繊維が多くカロリーが少ない物を上手に取った方が、健康的に体重を落とせます。糖尿病対策が目的であっても、やみくもに炭水化物を減らすと、体重は落ちても健康のためには決していいことはありません」

 覚えておこう。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/161458


16. 中川隆 2015年7月17日 17:07:57 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

加齢による内蔵の劣化は糖質制限より丼飯で防げる?「ムダに太った人間は自滅していく。それが自然の摂理」
週プレNEWS 6月21日(日)6時0分配信


動物性脂肪のおかずを減らし、ご飯など主食の炭水化物でおなかを満たしましょう

コテコテの動物性脂肪よりも、一日3食しっかり炭水化物を取ることを勧める高野医師


恐ろしいことに“男の劣化”は30代からもう始まっているという。

あんなに好きだったトンカツ、特盛り牛丼、ドカ盛りラーメンを完食できず残してしまった…。ガツガツ食っていたあの頃のオレはどこに行ったのか? 

そんな“内臓の劣化”を食い止める方法を、高野医院院長である高野英昭医師に聞いた。

■内臓の劣化は体の悲鳴だった

読者の皆さんも心当たりがあるでしょう。30代というと、まだまだ自分の健康に自信があって定期健康診断を受けない人が一番多い年代です。

また、健診を受けたとしても「再検査」や「治療の必要あり」と指摘されているにもかかわらず「誤差の範囲でしょ」「医者は儲けようとして大げさに言っているだけ」…などと自分に言い聞かせ、放置してしまう人がほとんど。

多くの人は体がヤバイとわかった時、「つい最近、検査の直前に悪くなったのだろう」と勝手に思いがちですが、実際はその時点ですでに病歴数年、中には十数年という場合もあります。

最近は10代でも約2割の人の悪玉コレステロール値が大人の基準を超えていることを考えると、30代で病歴20年という人もいるでしょう。そして重い病気になる人も珍しくありません。

二日酔いするようになったり、こってりした脂っこい食事を受けつけなくなったりするのは体が悲鳴を上げているから。内臓の劣化が始まっているサインを見逃さず、すぐに検査を受けてください。

加齢によって劣化するのは腎臓、血管です。肝臓は再生能力があるので加齢だけで劣化することはありませんが、胃とともに長年の暴飲暴食、中でも高脂肪食に耐えられなくなってきます。

さらに、30代になると誰でも基礎代謝が落ち、10代、20代と同じような食べ方をしていたら当然太ります。太ると病気になるのではなく、太っていること自体が病気なのです。

それを防ぐ兆候を無視し、そのまま若い頃と同じ食事を続ければ、肥大化した脂肪細胞が悪さをして心筋梗塞(こうそく)、脳出血、脳梗塞、糖尿病、がん、認知症へと一直線です。

考えてもみてください。外敵がいない環境で他の種を食べまくる、それが今の私たち人間です。生きていくために必要な量を超え、欲望を満たすために動物を殺し、食べ尽くしていたら長生きはさせてくれません。ムダに太った人間は自滅していく。それが自然の摂理では。

変えるなら、内臓劣化のサインが出た今。動物性脂肪のおかずを減らし、ご飯など主食の炭水化物でおなかを満たしましょう。最近流行っている炭水化物抜きダイエットは、炭水化物の代わりに備蓄していた脂肪を燃やすため、確かに一時的にはダイエットになります。

しかし、脳は同時に「飢餓状態で危ないから動くな!」と体に指令を出し基礎代謝を落とします。そのため当然、リバウンドします。

脂っこい食事が苦手になった“内臓の劣化”をマイナスではなくプラスと考えて、30代からは丼に大盛りのご飯が定番だった、かつての豪快な“男メシ”を目指しましょう。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150621-00049604-playboyz-soci


17. 中川隆 2015年8月01日 06:40:37 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

糖質制限しても糖尿病予防にはならない

肥満から糖尿病・高血圧、引き金のたんぱく質解明 阪大 2015年4月7日


肥満が進んで糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる仕組みを、大阪大の研究グループがマウスの実験で解明したと発表した。高脂肪・高カロリーの食事をとると出てくる特定のたんぱく質の働きを抑えることで人でも糖尿病の発症を防ぐことが期待できるという。

 肥満になると単に体重が増えるだけでなく、脂肪細胞などからなる脂肪組織で炎症が起きる。この炎症が糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病につながると考えられている。だが、何が炎症を起こす「引き金」になっているか分かっていなかった。

 研究グループは、通常の食事を与えたマウスと高脂肪・高カロリーの食事を与えたマウスの脂肪組織で起きている現象を調べた。すると、高脂肪・高カロリーの食事をとったマウスの脂肪細胞から特定のたんぱく質が出ており、免疫に関係する細胞を呼び寄せて炎症を増やしていることが分かった。


18. 2015年9月23日 11:06:39 : b5JdkWvGxs

危険な食事制限ダイエットが横行!炭水化物&脂抜き、単品…死亡例や老化も


 世の中には数え切れないほどのダイエット法が氾濫しています。そしてそのほとんどは、一過性のブームで終わり、やがて忘れ去られていきます。その理由には、長続きしないこと、または痩せたけれどリバウンドした、といったことがあります。食べるものを制限したり、ひどいものでは1種類だけを食べ続けるなど、過酷な体験を伴うものが典型例です。

 そもそもダイエットとは「食事療法」という意味です。過食や偏食によって病気になった人の健康を取り戻すための食事法がダイエットですから、痩せるために無理な食事をすることはダイエットの対極ともいえます。

 特に、単品ダイエットは絶対にやるべきではありません。過去にはバナナダイエット、りんごダイエット、プロテインダイエットなど、多くの単品ダイエットが流行しましたが、栄養が偏るため簡単に痩せますが、健康を害します。また、体が栄養を求めてため込もうとする傾向があります。アメリカでは、液体プロテインの単品ダイエットが原因で死亡したとの報告も多数あります。

 ほかにも、不足する栄養素によって、まひや脳梗塞、免疫低下、心臓疾患などのリスクを高めます。

 逆に、炭水化物や脂質を摂らないなど、特定の栄養素を避けるダイエットもありますが、これらもリスクが多くあります。炭水化物を抜くと、簡単に痩せますが、体は飢餓状態と判断して脂肪を増やそうとするため、太りやすい体質になってしまいます。脂質も同様にリバウンドのリスクが高く、さらに体内の油分が不足して肌や髪がパサつくなど、老化の原因になるともいわれています。

 現在人気を博している有名トレーニングジムは、いわば炭水化物ダイエットです。もちろん筋力トレーニングも行っておりますが、指導している食事法は「炭水化物を摂取しないで、タンパク質をメインにして脂肪は極力控える」というものです。運動して、炭水化物や脂肪を取らなければ、簡単に痩せられます。しかし、前述したように目標体重に到達し炭水化物を解禁すると、たちまちリバウンドします。

 お菓子など砂糖類は体に必須のものではないため食べなくてもいいですが、米やじゃがいも、さつまいも、里芋、山芋、長芋、人参、とうもろこし、かぼちゃなどは適宜摂取すべきです。

 ダイエットを行う際でも、食事はなるべくバランスよく摂りましょう。特に、3大栄養素といわれる炭水化物・たんぱく質・脂質を制限する食事法は避けるべきです。外食や間食を減らし、和食を中心にしていれば自然にある程度健康的な体形にはなるはずです。

 ほかに、夜9時以降の飲食を控えるなど、食事時間を規則正しくすると体重増加はかなり抑えられます。くれぐれも無理な食事制限などせず、今の食生活の悪い部分を見つけるところから始めてみましょう。
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11658.html


19. 中川隆 2015年9月24日 07:54:21 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
「ごはんは太る」の常識に待った 炭水化物は冷やして食すべし
2015年9月24日 日刊ゲンダイ


「ごはんは太る」――。そんな常識に待ったをかけるのが、池谷医院(東京・あきる野市)の池谷敏郎院長だ。

「ごはんは冷やして食べると、レジスタントスターチが発生。体内で消化されづらくなり、太りにくくなります」

 レジスタントスターチは「難消化性でんぷん」ともいい、温かいごはんが冷えた時に現れる。小腸での吸収を減らし、大腸の動きを活発にして、便の量を増やす。いわば食物繊維と同じ働きに変身するという。

「炊きたてのごはんと比べて血糖値が上がりにくく、コレステロールの吸収を抑制し、腸内環境を整えて便秘解消に役立ちます」

 ごはんだけでなく、炭水化物ならばうどんなども冷やせば、レジスタントスターチが発生する。

「ただし、一度冷やしてもレンジでチンして温め直すと、レジスタントスターチは解消してしまいます」

 むろん、食べ過ぎは禁物。ちなみに、炭水化物抜きダイエットは、体に必要なエネルギーを筋肉から補おうとするため、筋肉が減って脂肪が増えるサルコペニア肥満になる恐れがあるという。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/164313


20. 中川隆[1094] koaQ7Jey 2015年12月14日 20:29:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[277]

認知症や糖尿病の原因はトランス脂肪酸

糖分や炭水化物をいくら摂って認知症や糖尿病にはならない

最近、糖質制限したら体がボロボロになるのがわかってきた:


【炭水化物抜きダイエットの危険性!】糖質制限ダイエットを長期続けた結果は?
http://www.idobata.link/entry/%E7%82%AD%E6%B0%B4%E5%8C%96%E7%89%A9%E6%8A%9C%E3%81%8D%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AE%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7
2014年02月17日(月) 週刊現代

専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359


21. 中川隆[2107] koaQ7Jey 2016年3月26日 14:18:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2087]

昔は一升飯食べても誰も糖尿病にならなかったんだよ:

一升飯のカロリーを計算して見ました

青森県の野辺地町には、二、三食分を一度に食べておく、タメゴクという食べ方があるそうです。

また、福井県の漁師さんは、漁に合わせて一升飯を食べる、 食いおき、食いおくりという、食べ方があるそうです。

戦国時代に米などを運んだ小荷駄隊に属していた人も、 連続して力仕事をした後に、一日分の食事として一升飯を食らったとの記載があるそうです。

当然ですが、一升は1合の10倍で、1合の容積は180ccで、 一升は1800ccです。また、1合の米の重さは約150gですが、 乾燥状態により多少違いがあります。さらに、米(炊飯前)カロリーは、 日本食品標準成分表によると100g当たり356kcalです。炊飯器用のカップは すり切りで1合で150gです。1合はカロリーにすると534kcalになります。

さらに、炊飯すると水分を吸って重量は2.2〜2.3倍になりますので、 一合の米を炊くと約330gのご飯になります。一升の米を炊くと重量3300gの ご飯になり、カロリーは5540 kcalになります。

肉体労働をする人や スポーツ選手などの消費カロリーを考えると納得するカロリーですが、 体重が3.3s増えることになります。
http://www.i-apple.jp/samantha/2010/12/post_2328.html


明治人はどのくらい米を食べていたのか? 2014-08-26


昔の農家の人は一升飯を食ってたみたいな話があって、一升というと1.8リットル分の米です。

肉体労働をしてない人はというと、年間一石(180L)あれば、生きていけるとされていました。いやいや1石というの180Lではなくてだなぁみたいな話もあるわけですけど、その辺りのことは興味もないので詳しいことは知らないです。

現代だと1人あたりの消費量は60キロ弱くらい、それでは明治あたりだとどのくらい食べていたのかなと気になりましたので、少々調べてました。

まずは調べやすいところから調べてみますと、日露戦争の頃の日本兵は、1日に6合の米を食べていたそうです。

飯盒というのがありますけど、あれで米を4合炊くことが出来る。1回の炊事で2回分の米を用意できる設計になっているというわけです。どこで読んだんだか忘れちゃいましたが、1日6合でも量が少なくて腹を減らしてる人がいたそうですから、食べる人はもっと食べていたんでしょう。

それでは平均的な人はどのくらい食べていたのか?

掲載されていそうな資料を探しますと、上京し働きながら学ぼうとする苦学生向けのガイドブック的な書籍がありました。新聞配達などしながら、学問を収めようとしている若者向けの書籍です。そこそこ裕福ではあるけれど、お金持ちではない、いわゆる普通の若者たちです。

で、彼らが1日に食べる米の量は、月に2円25銭1.5斗(27リットル)、1日あたり5合(900グラム)弱でした。


実験苦学案内 独立自活 徳田紫水 明治36年


『学生自活法』『自活苦学生』などといった類書でも、同じ程度の数字ですからわりあい信頼性は高いと考えることができます。

おかずが1円というのはよく分からないかもしれませんが、明治30年代半ばだと安い牛肉の切り落としほんの少しとネギを煮た鍋的なものが7銭くらい、具の少ない味噌汁が2銭くらい、漬物1ヶ月分が50銭くらいの貨幣価値です。

ついでなので大正7年だとどうかというと、健康な成人男性ならば、4合くらいとされています。


一日十銭生活 赤津政愛 大正7年


ただしこれはあまりお金がない肉体労働者の事例で、お金のある人はどうかというと、3合くらいの量でした。多少時代が違いますけど、大正4年の資料を見てみましょう。

一家の経済 一名安価生活法 長田秋生 大正4年


明治の学生がおかずに使うお金が米の半分だったのに、こちらではお米代の2倍以上をおかずに費しています。その反面、米の量は1.5斗(27リットル)から1斗(18リットル)に減っています。1日あたりだと3合くらいです。

なぜに彼らがこんなに米を食べてて太らなかったのかっていうと、おかずの量が少ないってのと、運動量が多いってのがあります。徒歩旅行で20kmくらい歩くのはわりと普通、50kmくらいだと健脚みたいな感じだったみたいですから、足腰はかなり強い。今よりもずっと歩いていたことが想像できますね。

日本人には米から栄養を取りまくり、カロリーを消費しまくるという手法で、栄養を取っていた時期があったというわけです。

そんなわけで本日は昔の日本人がどの程度の米を食べていたのかというお話でした。
http://ch.nicovideo.jp/yamasitataihei/blomaga/ar607161


日本軍兵士1日の米の定量は何グラムだったんでしょう。
いろいろ調べると、六合(900グラム)という記載があったのですが そんなに食べられるもんなんでしょうか。


1. 六合はちょっときついかもしれませんが、僕らでも登山の時は1食1合くらい平気で食べます(おかずないし)。

 ひたすら長距離を歩き、常に激しいストレスにさらされる(ストレスも空腹の元ですね)兵士にとって、「ちょっと多いな」くらいなのかもしれません。

 当時はおかずも殆どないし、昔の人はご飯をたくさん食ますから。


2.極めておおざっぱな略算ですが、

ご飯一杯(150グラム)は大体225Kcal、このうち半分は水ですから、白米一合で450Kcal。

重労働する人間が一日に必要とするカロリーを3000Kcalとして、これを全部米で取るとすると、白米7合ほど。

労働がハードで副食が貧弱なら、適切な定量と思えます。

話は飛びますが、江戸時代の「一人扶持」は一日あたり米5合ですね。


3.私は一日で5合のご飯を何も食べるものがなくレトルトカレーをかけて食べたことがあります。

結論からいうと一度に食べられる量など人それぞれでたくさんご飯を食べることになれているなら苦もなく食べられます。宮澤賢治も「一日5合の」といっています。


4.丸2月号に出ていた兵隊さんの手記によれば、1日5合4匁食べても腹7分目で、餅や菓子などを別に食べてたそうです。


5.昔は刑務所でも日に6合だったとか、吉村 昭著書にありました。


6.皆様、ありがとうございます。
1人900グラムだと1万人の部隊で1日9トンもの消費なんですね。

こりゃあ、保管も大変でしょうね。
前線では、洞窟などに隠したんでしょうか?
それにしても莫大な量で、改めて兵站の大変さを実感しました。


7.概ねみなさん答えていらっしゃるようですが蛇足で。

私の父(銚子出身ですが)いわく、昔は

「一升飯食えるようになれば一人前の大人だ」

と言われたんだそうです。実際に一升食っていたわけではないが、しかし確かに飯だけは今とは比べものにならないくらい大量に食っていたとも言っていました(おかずは漬け物くらいだったそうですけど)。


8.↑
なお「一食一升」ではなく「一日に一升」という意味です…
satoski


9.出征1日分の完全定量は、精米4合5勺(640g)、精麦1合9勺(200g)となっています。

なお、携帯口糧の場合は、精米1日分6合です。


10.実際に麦飯と「粉味噌、梅干し」の副食で(粉味噌は入手困難なので、インスタントの味噌汁で代用。)
で1週間ほど試してみて下さい。

通勤が片道7km自転車、34歳の私ですが1日5合は喰わないと目が回ります。
http://www.warbirds.jp/ansq/41/D2001303.html

糖尿病が増えたのは肉や植物油や化学調味料を大量に摂る様になった最近だけ

糖尿病患者数は、図1のようにこの50年間で約35倍と著明に増加している。
https://www.ntt-west.co.jp/osaka-hosp/community/letters/vol_26.html


昭和20年代に1日平均摂取量 穀類500g、脂肪18g

現在はそれぞれ280g、60g


炭水化物の摂取量が半分になっているのに糖尿病患者の数は35倍に増えている

従って糖尿病と炭水化物の摂取とは全く関係ない


22. 中川隆[2109] koaQ7Jey 2016年3月26日 14:26:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2089]

癌の原因は炭水化物摂取量とは何の関係も無い


冷蔵庫が普及すると胃がんが減る?

冗談のような話しですが、コレ、まじめな話です。

なぜなら、胃がんは塩分の取りすぎと関係があるといわれているからなのです。世界的にみても胃がんはだんだん減ってきているのですが、

冷蔵庫が普及する→食品の保存が塩蔵から冷蔵になる→塩分摂取量が減る→胃がんが減る

の図式が成り立っているのではないかと考えられています。

また、冷蔵庫が普及することで新鮮な野菜や果物を食べられるようになったことも何らかの関係があるのではないかと言われています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/300858/#2


23. 中川隆[-7365] koaQ7Jey 2017年6月23日 20:07:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

肉は食べてはいけない


現役医師が警告、「ソーセージ」がもたらす早死にの恐怖
2017.06.20 by ドクター徳田安春

「肉の食べ過ぎは危険」「加工肉は良くない」などの声は巷間よく聞こえてきますが「健康オタクの戯言」と聞き流すのは早計かもしれません。ハムやソーセージなどの「加工肉」の危険性について、日本人にはあまり影響がないとする報道もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?


死に至る食肉

“Laws are like sausages, it is better not to see them being made.”
「法律はソーセージに似ている。製造過程はみないほうが良い」

これは「鉄血宰相」といわれたビスマルク(ドイツ)が述べたことわざです。見た目がキレイで美味しそうなソーセージは、ジャンク(くず)の様な肉や内臓を粉々にして、さまざまな化学物質を注入し、細長い棒の様な形のものに詰め込まれてあの様な完成品となります。立派な文章で書かれた法律も、利害関係の調整や取引などを経て完成されます。その過程にはドロドロとした密室のやりとりがあるのです。

ソーセージの製造過程を見たビスマルクは、マズそうなジャンク肉が、美味しそうな形と色の食品に変化していくことにびっくりしたのでしょう。ソーセージに害がなければ、確かにビスマルクの言うように、製造過程を見たり、問題にしたりする必要はないはずです。

しかしながらソーセージはカラダに悪い。ソーセージやハム、ベーコン、スパムなどの加工肉や牛肉や豚肉の赤肉を多く食べる人は早く死にます。このような研究結果が明らかにされつつあります。早期死亡の原因は、がん、糖尿病、そして心臓や血管、肝臓の病気などでした。

加工肉がカラダに良くない主な理由としては亜硝酸などの添加物の影響が挙げられています。また、赤肉の影響は、筋肉の赤い色素(ミオグロビン)に含まれているヘム鉄によるものと考えられています。一方で、亜硝酸添加物が含まれていない魚の摂取が多い人では長く生きる傾向を認めました。

しかしながら、赤肉や加工肉の有害物質はそれらだけではありません。これらの肉を食べると体内で発がん物質であるニトロソアミンがつくられます。また、これらの肉に含まれるカルニチンは腸内細菌によって分解されて大腸がんを起こす物質となります。

食肉は食肉祭で

人間への進化の過程での食生活を振り返ってみましょう。まず、人間に近い動物であるゴリラはベジタリアンです。チンパンジーは肉を食べはしますが、ごくたまにのみ食べます。アウストラロピテクスはほぼベジタリアンでした。人間が肉を食べるようになったのは、約一万年前からです。クロマニヨン人はトナカイの肉を食べてはいました。しかしながら、それは少量で稀なメニューでした。

人間の歴史ではどうでしょうか。古代ギリシャでの食肉は食肉祭としての特別なものでした。農業革命後から19世紀までのヨーロッパでも食肉は平均して週1回以下でした。肉の重量でみると年間一人当たり5〜10キロ程度でした。

現在の欧米人は年間一人当たり100〜150キロ程度の肉を食べています。つまり、昔の人と比べて現代人は10倍以上もの肉を食べているのです。毎日取り込まれる総エネルギー量の15〜20%が食肉由来となりました。

畜産業の拡大がもたらしたもの

このような食肉の増加により、地球上の畜産業は爆発的に拡大しました。地球上の動物バイオマス(生物量)のうち5分の1は家畜です。この惑星を征服しているのは人間かもしれませんが、バイオマスでみると家畜は人間の4倍量となっています。

食肉の問題は短命だけではありません。早期の性成熟の原因ともいわれています。女性の初経(月経開始)年齢が低下してきています。脂肪摂取が増えただけでなく、これらの肉にはさまざまなホルモン類似物質が含まれていることもその理由です。

畜産業は感染症の脅威にも関係しています。家畜の成長促進のために大量の抗菌薬(抗生物質)が餌のように与えられています。人間に対する抗菌薬の使用と合わせて、家畜への抗菌薬の使用により薬剤耐性細菌が蔓延するようになりました。

また、人獣共通感染症のリスクが増えています。もともとこれも人畜共通感染症と呼ばれていました。多数の豚の畜産場では、豚の体内でインフルエンザウイルスが遺伝子を交換できる環境となり、病原性の高い株のウイルスが登場するソースとなっています。驚くべきことには、畜産動物に投与された生ワクチンウイルスも遺伝子交換によって病原性を獲得している可能性も指摘されています。

畜産業は地球の健康にも良くありません。1キロの肉を作るためには11万リットルの水を必要とします。畜産動物は地球上に発生するメタンのうち3分の1の発生源となっています。メタンはCO2の23倍もの温室効果作用を持っています。また、窒素酸化物やアンモニアを発生させて酸性雨の原因の一つにもなっています。畜産業による地球温暖化効果は、人類の運送や交通に使用される化石燃料使用による効果よりも大きくなっています。

肉食の害は明らかになりました。これまでのような量での人間の肉食は健康にも地球にも良くありません。タバコ対策で世界が動いてきたように、赤肉・加工肉対策でも動くべきです。ビスマルクは「鉄血宰相」と呼ばれていましたが、鉄分やさまざまな有害物質が含まれている赤肉・加工肉の製造過程を見える化すべきときです。今は、ビスマルクのことわざに反する行動が望まれるのです。

文献:Potter JD. Red and processed meat, and human and planetary health. BMJ 2017; 357: j2190
http://www.mag2.com/p/news/253656


24. 中川隆[-7364] koaQ7Jey 2017年6月23日 20:09:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

肉を食べると癌になる

米国産牛肉、発がん性のホルモン剤残留濃度が国産の6百倍…今後急増の恐れ
2017.02.04 文=郡司和夫/食品ジャーナリスト Business Journal

「米国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ政権がスタートし、米国産牛肉の輸入急増が非常に懸念されます。

 米国は環太平洋連携協定(TPP)を離脱し、今後、日本に自由貿易協定(FTA)の締結を迫ってくるでしょう。

 FTAは2国間協定で、当事国の利害や力関係が大きく影響します。実際、米国と2012年にFTAを締結した韓国では、米を除いた農産物は牛肉も含めすべて無関税になり、農業が壊滅的な打撃を受けています。米国とFTAを締結すれば、日本も韓国同様の事態になるのは避けられないでしょう。FTAを締結しなくても、米国が重要な戦略品目である牛肉の大幅な輸入制限緩和(関税、BSE対策の月齢制限、肥育ホルモン剤の使用など)を日本に迫ってくるのは確実です。

 しかし、米国産牛肉の安全性は、世界中で大問題になっています。米国では90%以上の牛が肥育ホルモン剤(合成ホルモン剤)を使って飼・肥育されています。合成ホルモン剤が残留している牛肉を食べ続けると、乳がんなどにかかるリスクが高くなることから、EUでも日本でも牛豚などへの合成ホルモン剤の使用は認めていません。米国産牛肉の輸入を禁止しているEUとの間で、10年近くも論争が繰り広げられていますが、米国は合成ホルモン剤の使用を止めようとはしません。

 一方、日本の厚生労働省は、貿易摩擦が生じることを恐れて、輸入時の検疫で合成ホルモン剤のチェックはほとんど行っていません。もし、検疫を厳しくすれば、90%近くの輸入米国産牛肉は食品衛生法違反で廃棄処分か積戻し処置となるのは確実といわれています。

 現状でこの状況ですから、トランプ大統領の圧力に屈し、現在、枝肉で50%の関税がゼロになったら、米国産牛肉は雪崩を打って日本市場に押し寄せ、日本人の健康を今以上に脅かすことになります。

■ホルモン残留濃度は国産牛肉の600倍!

 米国産牛肉がいかに危険な食品なのか。次の報告書を読めば、納得できるでしょう。

 09年に開催された日本癌治療学会学術集会で、北海道大学医学部の半田康氏・藤田博正氏らが、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性がん発生増加の関連」という研究報告をしています。

 これは、日本において乳がんや前立腺がんといった「ホルモン依存性がん」の増加に、牛肉に残留する肥育ホルモンが関連しているのではないかという視点から、国内で流通する米国産牛肉と国産牛肉の肥育ホルモン残留濃度を調べた研究報告です。

 その結果、驚くべきことに赤身肉部分で米国産牛肉は国産牛肉の600倍、脂肪においては140倍ものホルモン残留が確認されたといいいます。ちなみに、国産牛肉に残留しているホルモンは、牛本来が持っている天然ホルモンと考えられます。

 牛の肥育ホルモンに使われる合成ホルモン剤はエストロゲンで、乳がんや前立腺がんの原因になるといわれています。エストロゲンを治療で人体に使うときは、医師は患者に対して、将来、乳がんになる可能性があることを告げます。そんなホルモン剤が、国産牛肉の600倍も米国産牛肉には含まれているのです。EUが米国産牛肉の輸入を禁止しているのも当然といえます。肉牛は、日本では生後25カ月まで飼育されますが、米国では生後20カ月で出荷されます。短期間に急成長させるために合成肥育ホルモン剤を使用し、エサ効率を高めているのです。

 外食の激安ステーキなどは、100%米国産牛肉と思って間違いありませんから、いくら安いからといっても、飛びつかないほうが安全です。
http://biz-journal.jp/2017/02/post_17937.html


日本への食肉輸出を準備するロシア
http://jp.sputniknews.com/opinion/20160727/2561168.html

ロシアはアメリカみたく合成ホルモン剤やGM穀物飼料を禁止にしてるし、国をあげて無農薬有機栽培に移行してる。

日本はロシアとうまく信頼関係を築いてゆけばいいね。
2016年7月28日 00:39


米国では、出荷前の豚に数週間にわたって、成長促進と赤身増加のために成長ホルモン「ラクトパミン」を餌に混ぜる。

その副作用で、歩行異常、ひづめの障害、貧弱死などが起こるとされ、EUや中国、ロシアではラクトパミンの使用が禁止されている。

しかし、日本は米国産豚をそのまま輸入している。

2016年8月1日 17:03
http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/548.html


米国産牛肉、「成長ホルモン」の衝撃的な実態
日本人は「安い牛肉の現実」を知らなすぎる

山本 謙治 :農畜産物流通コンサルタント&農と食のジャーナリスト
http://toyokeizai.net/articles/-/124545


平成27(2015)年度農林水産省の発表では、日本で消費された牛肉の60%が輸入牛肉だ


筆者は、野菜などの農産物と、肉や卵といった畜産物のマーケティングに関わる仕事をしている。ここ10年は特に牛肉に関する仕事が多くなり、また個人的に牛を所有(もちろん農家に預託しているのだが)し、自分の牛の肉を販売したりもしている。多くの牛肉産地と関わり、外国における肉牛生産の実情も見てきた。

その中で私が「輸入牛肉はちょっとなぁ」と思うその大きなポイントのひとつが「成長ホルモン」である。

「成長ホルモン」の正体とは!?

米国やカナダといった北米産の牛肉には、肉牛を育てる初期の段階で成長ホルモンを投与し、通常よりも短期間で身体を大きくするのが普通だ。私が米国の関係者に尋ねたところ「99%が成長ホルモンを投与している」と回答した。この、米国では広く使用されている成長ホルモンを危険視する人、いや人に留まらず危険視する国が多く、すでに国際紛争にまでなっている。

この件に関して、日本では単発的な報道は見られるものの、取り上げるメディアは多くはない。そこで、この成長ホルモン問題に関して解説を試みたい。

ホルモンというと、焼肉屋でよく見かける牛や豚の内臓肉を思い出すかもしれないが、実際にはあれはホルモンではない。ホルモンとは、本来は生物の体内で生成される、特定の生理作用を持った物質だ。ホルモンバランスが崩れると体調や精神に影響が出ることが知られているように、生物にとってとても重要なものである。そこで、そのホルモンを抽出または合成し、それを投与することで、医療などの分野でさまざまな効果が得られるようになっている。

ホルモンには、成長を促進したり、肉の主たる要素であるタンパク質の生成を促進する作用を持つホルモンもある。こうした成長促進に関わるホルモン、つまり成長ホルモンは畜産業において有用に働くことがある。たとえば、牛や豚、鶏や羊など、肉を食べるための家畜は、身体が大きくなってくれるに越したことはない。また、通常よりも早い期間で大きくなってくれるなら、餌代を削減できるので、これまたありがたい。

そこで、そうした成長促進に関わるホルモンを投与するということが研究され、実際に畜産の現場で利用されている。ただし、畜産では有用であったとしても、そのホルモンが多く残留した肉を人が食べることで、人の成長に影響があっては困る。だから、成長ホルモンの利用に関してはセンシティブな問題がつきまとうのだ。

数年前に米国の肉牛関連業界を視察したときのことだ。米国在住歴の長い日本人コーディネーターさんがこう話してくれた。

「最近、こちらでは牛肉や豚肉などにもオーガニックを求める人が増えてきています。彼らが気にしているのは成長ホルモンの影響なんです。ローカルニュースを見ていると、まだ幼い女子が早すぎる初潮を迎えたり、男子なのに乳房が膨らんできてしまう報道が出るんですね。これは成長ホルモン剤の残留に起因するのではないかと不安視する人も多いんです。そこで、お金に余裕がある層はオーガニックスーパーで、成長ホルモンフリーの畜産物を買いたいということになるんです。ですから、オーガニックスーパーは、今、非常に伸びている業態です」

試しに「hormone free beef」などのキーワードで検索をしてみるとよい。このキーワードについて論じている多くのウェブサイトがヒットするはずだ。その中身は、成長ホルモン使用の賛成派のものもあれば、強硬な反対派のものもある。英語圏ではこれだけ情報があるのかと唖然とし、一方の日本ではまだまだ一部だなと感じる。

米国では不使用牛肉がプレミアム価格

そして、米国で大人気の、店舗数も順調に増加しているオーガニックスーパー「ホールフーズ・マーケット」の食肉売場では、確かに成長ホルモンを使用しない、放牧主体で育てた牛肉がプレミアム価格で販売されていた。ニーズがないものは並べるはずがない。サシのほとんど入っていない赤身の肉だったが、きっと売れるのだろう。

ちなみに成長ホルモンとして使用されるものには、人や動物の体内に存在している天然型ホルモンと、科学的に合成した合成型ホルモンの2種類がある。よく言われることだが「天然なら安心」というものではなく、天然であっても合成であっても、その分量が多すぎれば問題が発生する可能性がある。そこで、国際的な動物医薬品の安全性について検討する委員会であるJECFAによって、天然型と合成型のホルモンそれぞれについて、一生涯にわたり摂取し続けても健康害が発生しないと推定される一日摂取許容量(ADI)が定められている。

加えて、国際的な食品規格委員会(CODEX)は、合成型ホルモンに関しては残留基準値を定めているが、天然型ホルモンに関しては、適切な利用の場合は人に大きな影響を与えないとして、残留基準値は必要なしとの判断をしている。日本においても、天然型については残留基準値は設定されておらず、合成型に関しては残留基準値が設定されている状況だ。

まず安心してほしいのだが、日本国内では成長ホルモンは使用されていないと考えてよい。というのは、成長ホルモン剤は動物用医薬品に該当する。動物用医薬品を販売したり使用するためには、まず農林水産大臣に承認される必要がある。これに関して、現状では動物用医薬品として登録されている成長ホルモンはゼロである。

状況を農林水産省に聞いてみたところ、もともと日本国内ではあまりニーズがなく、1999年に成長ホルモン剤のメーカー自身が自主的に承認を取り下げたという。メーカーが販売をあきらめるくらいなので、日本の生産農家には本当にニーズがなかったのだろう。

私が全国の肉牛肥育農家の庭先を回っていても、米国などにおける成長ホルモンの話題に関しては「ひどい薬だよね」と否定的な人がほとんどだ。この件については安心して、国産の牛肉を食べてほしい。

では、日本では成長ホルモンを投与した畜産物はいっさい流通していないのかというと、残念ながらそうではない。というのは、不思議な話だが、畜産物の輸入に関しては成長ホルモン使用の有無による制限が存在しないのである。なんじゃそりゃ、と思われるかもしれないが、実際そうなのだ。つまり、「日本国内で育てる肉牛には成長ホルモンは使わないが、成長ホルモンを使用した牛肉は輸入でどんどん入ってくる」ということである。

米国産肉牛は、ほぼすべて成長ホルモン剤を使用

2013年、全米の肉牛生産者のプロモーション(販売促進)団体の女性が来日した際、私に対するインタビューの申し出があった。日本における赤身牛肉の市場について調査をしているとのことだった。私が2007年から赤身牛肉の振興に携わっていたことを、どこかから耳にしたのだろう、これは面白いと考え、受けることにした。日本の牛肉市場に関していろいろ話をした後に「こちらからも質問していいかな?」と成長ホルモン剤の使用に関する質問を通訳の人に仕掛けたのだ。

そうしたら、まだ訳していないのにケラケラと笑い始めてこういうのだ。

「わかった、成長ホルモン剤の利用についての質問よね? みなさんそれを不安視しているようですね。はい、米国の肉牛では99%、成長ホルモン剤を投与して生産しています。けれども、それらは基準に従って使用していますし、その限りにおいては人体に影響がありません。国民もそれを理解しています」

あまりに彼女が確信的にそう話すので、へえ、そうですかと言うしかなかった。ただし、本当にそうなのかは今でも疑問に思っている。「基準に従って運用」といっても、成長ホルモンの残留が基準値以上になるような飼い方をしているケースもあるのではないだろうか。米国国内でも成長ホルモン剤を不安視している層は一定数いる。だからこそオーガニックスーパーも流行るわけだ。ただ、圧倒的になにも気にしない、または情報を持たない層が多いため、他国にはそれが伝わらないということなのではないだろうか。

では、成長ホルモンを投与された米国やカナダの畜産物、特に言えば牛肉が日本に輸入されているのはなぜなのか。その、「そもそも」を振り返っておこう。


実は、1995年に食品衛生調査会の答申があり、日本では「成長ホルモンは低容量であれば問題ない」という判断をし、残留基準値をクリアしていればよいということになったのである。国内では事実上使用をしていないが、輸入はオーケーというダブルスタンダードのような状況が成立している。これはおかしい、という声は、食品の安全性に敏感な生協や専門流通団体、またNPOなどを中心に上がっている。

しかし、なんといっても牛肉は米国にとっては戦略的な輸出品目であり、肉牛や食肉に関連したロビイストやロビー団体が利権に群がるタフな業界である。米国産牛肉を輸入しろという圧力は非常に高いものだったろう。ただでさえ日本は、米国の意向を先回りして忖度(そんたく)するお国柄であることだし……。

かくして、日本には米国から、成長ホルモンを投与した牛肉が輸入されている。相場の関係から、それ以外の畜種や牛乳、鶏卵に関しては、そもそも輸入のニーズが低いためほぼ入ってきていないと考えてよい。

成長ホルモンを使った牛は「驚異的」

そうした状況に、関係者はまったく目をつぶっているかというと、そんなことはない。ここで名前を出すことはできないが、食肉の流通に関わる関係者や、畜産の生産者の間では、米国産牛肉の成長ホルモン使用を問題視する人は多い。

ある食肉流通業者の友人は、米国の大規模肉牛生産者の視察をした経験から、成長ホルモンを投与した牛の成長スピードの早さに眉をひそめていた。日本では最低でも25カ月齢くらいまで餌を食べさせなければ出荷できる体重にならないのに、視察した牧場ではせいぜい20カ月齢の肉牛が、すぐに出荷できるくらいの体重に達していたという。

また、現在日本では30カ月齢以下の米国産牛肉を輸入できるようになっており、日本を代表する食肉卸売市場である芝浦市場では、ロースなどの部分肉に分解されていない「枝肉」の状態での上場がある。これを落札した業者によれば「およそ20カ月齢のメスなのに400〜450キロも枝重がある。メスは成長が遅いので、日本でも29カ月齢くらいまで太らせて450キロ程度であることを考えると、成長ホルモンを使った牛の大きさは驚異的ですよ」とのことだ。

読者の方で肉牛の肥育期間や枝肉重量を提示されても、その意味をパッと理解できる人はそういないだろうが、肉牛生産の知識がある人間からすれば20カ月齢で枝肉重量が400〜450キロになるというのは、驚きである。ただ、それを手放しに喜ぶというよりは「おいおい、そんなありえない成長スピードになるクスリって、大丈夫?」という反応を呼ぶことが多い。

そして、もっと決定的ともいえる医療の現場からの声もある。


2009年に開催された日本癌治療学会学術集会で、半田康・藤田博正らの研究による「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性がん発生増加の関連」という発表があった。

これは、日本において乳がんや前立腺がんといった「ホルモン依存性がん」が増加している状況を、米国産牛肉に残留する成長ホルモンと関連があるのではないかという観点から、国内で流通する米国産牛肉と国産牛肉の成長ホルモン残留濃度を計測したものである。

その結果、なんと赤身肉部分で米国産牛肉は国産牛肉の600倍、脂肪においては140倍ものホルモン残留が検出されたという。この研究結果はヨーロッパの学術学会でもレターの形で紹介されたそうで、国内外で少なからず反響を呼んだといえる。

このように、畜産・食肉販売の現場や医学界でも、牛肉への成長ホルモン使用は問題視されてきた経緯があるにも関わらず、日本でそれほどこの問題が持続的に議論されている気配がないのは不思議だ。考えようによってはBSE問題よりもよっぽど悪い当たりくじを引いてしまう確率が高いようにも思えるのだが……。

米国産牛肉を食べる機会は今後増える

最後に、成長ホルモンについて筆者がどのように考えているか述べたい。

基本的に私は、成長ホルモンを使用した畜産物を食べたいとは思わない。理由は「気持ち悪いから」である。科学的にリスク評価をして、安全性が確認されているといったところで、それはあくまで「適正な分量を投与しているなら」という前提があっての話である。そして現場では常に間違いのリスクがあり、また故意に間違うというリスクも存在している。

だいたい、BSE問題以降、米国は何度も危険部位をつけたままの肉を日本に輸出しようとし、水際で発見されている。米国は約束したことを守ることができない国だと考えたほうがいいのである。そして現に米国国内で成長ホルモン問題を気にする人達が一定数いて、オーガニック製品が売れているということを耳にする限り、やはり成長ホルモンの人体への悪影響は起こりうる問題として考えるべきと思う。

日本ではこれから、米国産牛肉の食事機会が増えていくのではないかという懸念がある。そこに、より貿易の自由度を上げるTPP(環太平洋パートナーシップ)の話がプラスされるので、懸念はますます深まっていくのである。

この成長ホルモン問題は、単発的に記事が出たり、報道されることはあるけれども、日本国内で一般消費者がよく知るところとはなっていない。ほどよい情報統制がなされているのか、限定的な層のみが着目している状況が続いているようだ。私はもっとこの問題を大きく取り上げて、対米貿易戦略の中でうまく利用していけばいいのに、と思っている。

まだ、すべてを説明しきれていない。「輸入肉の半分以上を占めるオージービーフの場合はどうなのか」「成長ホルモン問題について日本以外の国ではどんな対応をしているのか」。読者の頭には、こうした疑問が浮かんでいることだろう。それらの疑問には、次回の記事で答えていきたい。


白濱賢一 · 自営業(個人事業主) 肉用牛の肥育
銀行勤務を経て肥育農家やっている者です。EUや日本以外は成長ホルモンだけでなく飼料に大量の抗生物質、更にはニワトリ、豚のフンを入れているとも聞いてます。なぜこのような肉が輸入を許されるのか、わからない。

____


2015.09.20
危険な合成ホルモン剤残留牛肉、日本は大量輸入で野放し 発がんリスク、世界中で禁止

文=小倉正行/ライター


今、世界的に合成ホルモン剤が残留している牛肉に対する輸入禁止措置が広がっている。

 EC(欧州共同体)は1989年からホルモン剤の残留している牛肉の輸入を禁止し、米国政府といわゆる「ホルモン戦争」を継続している。ロシアは昨年、合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産牛肉の輸入を禁止した。また、中国政府は香港経由の合成ホルモン剤残留米国産牛肉の輸入を禁止し、それによって米国産牛肉の国際価格低下を招いていると報道されている。牛肉を宗教上の理由で輸入禁止しているインドを加えると、合成ホルモン剤残留牛肉が国内に流通していない国の人口合計は32億7942万人に上り、世界人口の45%にも及んでいる。
 
 こうした状況のなかで、先進国で最大の残留ホルモン剤汚染牛肉の輸入国が、日本になっている。昨年の日豪FTA合意で合成ホルモン剤汚染オーストラリア産牛肉の輸入量も増加している。さらに、TPP交渉では、牛肉関税の一層の引き下げも報道され、日本国民は否応なしに、合成ホルモン剤汚染牛肉の消費を押し付けられているのである。

 輸入牛肉の残留ホルモン剤問題は深刻である。2009年10月24日に開催された第47回日本癌治療学会学術集会で北海道大学の半田康医師は、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表した。この研究目的は以下の通りである。

「わが国において乳癌、前立腺癌を含むホルモン依存性癌は急速に増加しているが、これに並行するように牛肉消費量も増加している。国内消費量の25%を占める米国産牛肉では、肉牛の飼育時に成長促進目的にエストラジオールを含むホルモン剤の投与が行われる。米国の牛肉消費量は先進諸国で最多で増加傾向にあるが、癌発生数は乳癌、前立腺癌が極めて高い。このため、牛肉に含まれるエストロゲン濃度を検討した」

 半田氏は「わが国とアメリカの牛肉消費傾向から、エストロゲン高濃度の牛肉摂取とホルモン依存性癌発生増加の関連性が考えられる」と結論付けている。

食品安全委員会のリスク評価作業が頓挫


 では、日本の食品安全委員会は、合成ホルモン剤の安全性とリスク評価をどのように検討しているのであろうか。

 実は、食品安全委員会は07年1月に厚生労働省から合成ホルモン剤(酢酸メレンゲステロール)のリスク評価依頼を受け、それから3年11カ月経った10年12月になって、やっと食品安全委員会動物用医薬品専門調査会(第129回会合)でリスク評価作業を開始した。

 ところが、11年2月の同調査会(第130回会合)で引き続いて2回目のリスク評価作業を行っていたが、結論を出さないまま終了し、それから4年7カ月が経過した現在に至るまで作業を再開することなく、頓挫したままの状態になっているのである。

 一体何が起こったのであろうか。


それを読み解く鍵が、同調査会(第130回会合)議事録に記載されていた。それを見てみよう。

 議論は終盤になっていた。そこで、座長が次のように提案した。

「国際評価機関としてはADI(一日許容摂取量)を設定していますが、EUは依然としてADIを設定しないというところに現在いるということです。それを踏まえた上で食品安全委員会としてはメレンゲステロールに対してADI設定をするかどうか、そこをご議論いただかなければいけないということです」

 この座長の提案を受けて、出席専門委員から次のような発言が出た。

「EUがADIを設定できないということの根拠の中に、ホルモンの恒常性を調節する複雑なゲノム及び非ゲノム機構への新しい知見など、あるいはこのRED MEATを食べたヒトと、前立腺がんあるいは乳がんとの関連を示す疫学データや文献が出ていると書いてあるのですが、現段階で私達がこれを評価する上で、こういう情報を得て評価しないといけないのではないかと思うのです」
 
 要するに、EUが合成ホルモン剤残留牛肉の輸入を認めない根拠情報を入手して評価すべき、という提案であった。座長も「EUで問題になっているようなDNAのメチル化など、非ゲノムの情報は一切本調査会では調査していないので、その辺を見てから、議論をしたほうがよろしいのではないですか」を提案に応じたのである。

 結局、同調査会は、次回にEUが合成ホルモン剤の使用も残留も認めない科学的根拠の情報を入手し、評価することを決めて、その後4年7カ月も合成ホルモン剤の審議をしないまま頓挫しているのである。

求められる合理的な説明


 食品安全委員会は、資料が揃わないことを再開できない理由として説明しているが、まったく説得力がない。同委員会の議事録はオープンであり、最大の関心を寄せている米国政府も在日米国大使館も当然チェックしている。BSE問題では、オーストラリア大使館員も食品安全委員会を傍聴していたぐらいであるから、米国大使館が監視していたとしてもおかしくはない。

 いうまでもなく、食品安全委員会で合成ホルモン剤の危険性が認められれば、米国からの牛肉輸入は全面禁止になり、米国の畜産業界に大打撃となる。米国政府は、食品安全問題でも日米2国間協議を行っており、TPPでも食品安全問題が議論になっている。それだけに、食品安全委員会がEUの合成ホルモン剤禁止の科学的根拠情報入手と評価作業を行うことを決めたことを、米国政府が、憂慮したことは想像に難くない。

 食品安全委員会は、米国政府からの要請はないと説明しているが、水面下での話し合いはなかったのか。そうでなければ、なぜ4年7カ月も審議が再開されないのか、合理的な説明が求められているといえよう。
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11632.html


ホルモン入アメリカ牛肉を食べて癌になろう  

牛成長ホルモンの中で唯一、遺伝子組み替えによって製造されたものがあります。モンサント社が開発した「rBST」(recombinant bovine matotoropin)、商品名を「ポジラック」といいます。牛が乳を分泌するときに出す成長ホルモンから分離した遺伝子を大腸菌に注入し、培養して製造します。これを牛に投与すると乳腺細胞が活性化するとともに、代謝全体が急激に高まり、牛乳の生産量を増加させます。

「遺伝子組み替え牛成長ホルモン」は、「乳牛の生産効率を高め、酪農家の収入を増やせる」とモンサント社は酪農家を煽ります。

確かに「ポジラック」を乳牛に注射すると、毎日出す乳の量が15〜25%増える上に、乳を出す期間も平均30日ほど長くなるといいます。アメリカではどの程度の乳牛に使用されているのかについて米農務省(USDA)によると2002年段階で、投与されている乳牛は全体の32%にあたるといいます。(22%、あるいは30%という説もあります)

しかし月2回の注射という作業に加え、1回当たり5.25ドルというコストがかかるため、小規模農家より数百頭〜数千頭の大規模農家の方がこの「ポジラック」を使用する傾向にあります。

結局アメリカでも牛乳はより一層、供給過剰になり、多くの家族経営の酪農家を廃業に追い込みます。遺伝子組み換え作物と同様、ここでもモンサント社の夢の技術を享受できるのは、大規模な企業経営だけです。


◆乳ガン、前立腺ガンを増加させ、抗生物質の投与も増やす!


遺伝子組み換え牛成長ホルモン「rBST」の投与は、インシュリン様成長因子(IGF-1)という成長ホルモンを増加させます。IGF-1は、人間の血液中にも存在している成長ホルモンと組成はまったく同じですが、細胞分裂を引き起こすもっとも強力な成長ホルモンの一つであり、高濃度で摂取すると様々な悪影響があるといわれます。

そして「rBST」を投与された牛の牛乳中のIGF-1は簡単に人間の血液に侵入します。IGF-1は低温殺菌では破壊されない上に、本来なら人間の胃のなかで分解されてしまうのですが、牛乳の中のガゼインというタンパク質がこの分解作用を妨げることによって、胃腸管の中でも生き延び完全なまま吸収されるといいます。

欧州委員会によって設置された科学委員会は、遺伝子組み替え牛成長ホルモンを注射された牛の乳には、IGF-1が高濃度に含まれていることをつきとめました。委員会の報告書はIGF-1の摂取と乳ガンおよび前立腺ガン発生の関係は、疫学的に立証できるとした上で、IGF-1の過剰摂取はガン細胞の細胞死誘発機能を抑制し、ガンの発生と進行を促進する、と警告しています。EUは「rBST」を投与した乳製品・肉の輸入も禁止しています。

カナダも1999年にそれまで10年間続いていた「rBST」の禁止を続行することを発表しました。カナダ保健省が出した報告書によると、「rBST」によって牛の不妊症、四肢の運動障害が増加すると報告しています。

もう一つ問題なのは「rBST」を投与した牛は乳腺炎にかかる率が最大25%も増加したということです。それによって牛の体細胞(膿汁)が牛乳に混じる確率も高くなり、また乳腺の炎症を抑えるために抗生物質が常時投与されてそれが牛乳に残存する可能性も増加することになります。


EUは「rBST」を投与した乳製品・肉の輸入も禁止しています。

これまで「遺伝子組み替え牛成長ホルモン」を認可したのは、ブラジル、南アフリカ、パキスタン、メキシコ、東ヨーロッパなど規制の緩やかな国々です。それに対して、EU15カ国を始めとして、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーも認可していません。

日本国内におけるrBSTの使用を認可していませんが、それ以上の規制がありません。食品添加物の場合は、規制値が設定されているもの以外は流通禁止の規則があります。ところが家畜のホルモン剤については2種類(ゼラノール、トレボロンアセテート)だけ残留基準値が設定されていますが、逆にそれ以外は原則として流通が自由なのです。

規制値のないホルモン剤と「rBST」が投与された乳製品や牛肉はフリーパスで日本に輸入されています。しかし、残留はあるのか、どの程度の量なのか、その実態はまったく分からないのです。
http://asyura2.com/0601/gm12/msg/391.html


危険な合成ホルモン剤残留牛肉、日本は大量輸入で野放し 発がんリスク、世界中で禁止
2015.09.20 文=小倉正行/ライター Business Journal

 今、世界的に合成ホルモン剤が残留している牛肉に対する輸入禁止措置が広がっている。

 EC(欧州共同体)は1989年からホルモン剤の残留している牛肉の輸入を禁止し、米国政府といわゆる「ホルモン戦争」を継続している。ロシアは昨年、合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産牛肉の輸入を禁止した。また、中国政府は香港経由の合成ホルモン剤残留米国産牛肉の輸入を禁止し、それによって米国産牛肉の国際価格低下を招いていると報道されている。牛肉を宗教上の理由で輸入禁止しているインドを加えると、合成ホルモン剤残留牛肉が国内に流通していない国の人口合計は32億7942万人に上り、世界人口の45%にも及んでいる。
 
 こうした状況のなかで、先進国で最大の残留ホルモン剤汚染牛肉の輸入国が、日本になっている。昨年の日豪FTA合意で合成ホルモン剤汚染オーストラリア産牛肉の輸入量も増加している。さらに、TPP交渉では、牛肉関税の一層の引き下げも報道され、日本国民は否応なしに、合成ホルモン剤汚染牛肉の消費を押し付けられているのである。

 輸入牛肉の残留ホルモン剤問題は深刻である。2009年10月24日に開催された第47回日本癌治療学会学術集会で北海道大学の半田康医師は、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表した。この研究目的は以下の通りである。

「わが国において乳癌、前立腺癌を含むホルモン依存性癌は急速に増加しているが、これに並行するように牛肉消費量も増加している。国内消費量の25%を占める米国産牛肉では、肉牛の飼育時に成長促進目的にエストラジオールを含むホルモン剤の投与が行われる。米国の牛肉消費量は先進諸国で最多で増加傾向にあるが、癌発生数は乳癌、前立腺癌が極めて高い。このため、牛肉に含まれるエストロゲン濃度を検討した」

 半田氏は「わが国とアメリカの牛肉消費傾向から、エストロゲン高濃度の牛肉摂取とホルモン依存性癌発生増加の関連性が考えられる」と結論付けている。
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11632.html


ホルモン剤肉「豪州産は大丈夫」の誤解 (更新 2014/5/26 16:00)


 輸入牛肉の肥育で使われているホルモン剤。乳がんとの関係を指摘する研究報告もある。
日本国内では使用が禁止されているが、一方で輸入肉には使用されているという現実がある。

 日本国内では使用禁止のホルモン剤。それを使った食肉の輸入を認める現状は、ダブルスタンダードとされても仕方ない。

 農林水産省によると、国内で承認されていたホルモン剤は過去に2種あったが、1999年に両者とも業者により自主的に取り下げられたという。

 食肉の輸入規制を所管する厚生労働省の輸入食品監視業務FAQ内には、ホルモン剤の安全性について、こう記されている。

《専門家が参加する審議会や国際機関などで安全性の評価が行われており、それらを踏まえて食品中の残留基準を設定して規制している。世界的に見ると、EUを除いて、アメリカやカナダ、オーストラリアでホルモン剤の使用が認められており、国際基準(コーデックス基準)においても、適正に使用される場合は人の健康への影響はない、と判断されている》

 発がん性の指摘と安全性について改めて問い合わせると、「国際基準での評価が覆らない限り、安全性に問題はないと考えている」との回答を得た。

 こうした日本の食品安全行政の姿勢を、東京大学大学院の鈴木宣弘教授(国際環境経済学)は問題視する。

「国内では認可されていない物質なのに、それを含む輸入品が認可される。このようなダブルスタンダードは、円滑な貿易には有用でも、食の安全を守る意味では果たしてどうなのか」

 消費者は、こうした状況を認識しているのか。スーパーの精肉売り場では、輸入肉は時には国産肉以上のスペースを占める。国産肉に比べれば安価な輸入肉は、消費者の強い味方にみえる。

「お金に余裕のあるときは国産肉を買うけど、普段は外国産も買います。要は値段と中身のバランスです」(50代女性)

「和牛は高いし、サシが多くて脂っぽい。メニューによっては、外国産牛がいい」(30代女性)

「アメリカ産よりは、オーストラリア産。のびのび育っていそうだから」(30代女性)

 一部の人は、漠然と輸入肉のホルモン剤や残留農薬による人体への影響を懸念していた。

 前出の鈴木教授は、様々な問題が消費者に認識されていない実態を指摘する。

「オーストラリア産なら大丈夫と思っている消費者もいるようですが、日本で流通するオーストラリア産牛肉には特別な記載がない限り、ホルモン剤が使われています。一方で、ホルモン剤が認可されていないEU向けに、ホルモン剤を与えない食肉を輸出しているんです。ニーズが供給を生むケースもあります」

※AERA 2014年5月26日号より抜粋
http://dot.asahi.com/news/domestic/2014052600150.html


発がん性と関係あり?「ホルモン剤肉」に潜むリスク (更新 2014/5/20 16:00)

「米国やオーストラリアの肉牛には、日本で無認可のホルモン剤が投与されています。発がん性との関係が疑われています」

 北海道大学附属病院などで長くがん診療に当たってきた、公益財団法人北海道対がん協会細胞診センター所長の藤田博正医師らは、2007〜12年、半田康医師とともに、食肉中のホルモンに関する研究を行った。09年に日本癌治療学会で「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表。その中で、半田医師は、市販されている米国産牛と和牛のエストロゲン濃度を測定して、比較した。

 牛肉は15カ所のスーパーやデパートで、同一の個体にならないよう時期をずらして複数購入して検体とした。調べた数は、和牛も米国産牛も、脂身が各40検体、赤身が各30検体。エストロゲン(エストラジオール)濃度の平均値は、米国産牛肉は和牛と比べ、脂身で140倍、赤身部分で600倍だった。

「米国産牛肉中のエストロゲン濃度は和牛よりはるかに高く、肥育時に成長促進剤として使用されたホルモン剤の残留があると考えられました」(半田医師)

 藤田医師は、日本の「ホルモン依存性がん」の突出した増加を指摘する。ホルモン依存性がんとは、乳がんや子宮体がん、大腸がん、前立腺がんなどだ。日本とは異なり、肥育中にホルモン剤を投与された食肉の輸入を禁止しているEUでは、意外な変化があった。

「WHOのデータによると、1989年の輸入禁止後、EU諸国の乳がん死亡率が大きく下がりました」

 乳がんの死亡率は、89〜06年に、アイスランドで44.5%、イングランドとウェールズで34.9%、ルクセンブルクで34.1%減少した。

「一時はマンモグラフィーによる予防検診の成果とも言われましたが、検診や医療制度は国によって10年ほどの開きがあります。このため、マンモグラフィーの普及を主な要因とは考えづらいとの考察が、(医学専門誌の)ブリティッシュメディカルジャーナルに発表されています。この死亡率の低下が、食肉の輸入禁止措置と無関係とは、考えられない」(藤田医師)

 発がんの原因の特定は難しいと認めつつも、藤田医師、半田医師の見解は、

「食肉中に残留しているエストロゲンの摂取と発がん性には何らかの関連がある」

※AERA 2014年5月26日号より抜粋
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2014051900020.html


米豪産牛肉に発がん性か 残留ホルモン剤が原因 
日豪EPA批准で来年から輸入急増
Business Journal 11月30日(日)6時0分配信

  今回の日豪EPAで豪州産牛肉やくず肉の輸入が増えることは確実であるが、注意されるべきは、日本に輸出されている豪州産牛肉が例外なく成長促進ホルモン剤に汚染されているという点である。

豪州では1979年から牛に同剤を埋め込む方法で使用されている。

今年4月7日にはロシア農業監督庁が、豪州産牛肉から成長促進ホルモン剤トレンボロンが再三検出されたことから、豪州産牛肉の輸入禁止を発表した。

また、EUは同剤含有の牛肉輸入を禁止しているため、豪州政府はEU向けの牛肉については同剤使用を禁止している。


 輸入牛肉の残留ホルモン剤問題は深刻である。

09年10月24日に開催された第47回日本癌治療学会学術集会で北海道大学の半田康医師は、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」を発表した。この研究目的は以下の通りである。

「わが国において乳癌、前立腺癌を含むホルモン依存性癌は急速に増加しているが、これに並行するように牛肉消費量も増加している。

国内消費量の25%を占めるアメリカ産牛肉では、肉牛の飼育時に成長促進目的にエストラジオールを含むホルモン剤の投与が行われる。

アメリカの牛肉消費量は先進諸国で最多で増加傾向にあるが、癌発生数は乳癌、前立腺癌が極めて高い。このため、牛肉に含まれるエストロゲン濃度を検討した」


 半田氏は「わが国とアメリカの牛肉消費傾向から、エストロゲン高濃度の牛肉摂取とホルモン依存性癌発生増加の関連性が考えられる」と結論付けている。

 日豪EPAには非関税措置が明記され、「いかなる非関税措置も採用し、又は維持してはならない」とされている。要するに、これまで輸入を認めており、新たにEUのように成長促進ホルモン剤含有牛肉の輸入を認めない措置を日本政府がとれば、非関税措置として協定違反になるのだ。このような日豪EPAをわずか3日の審議で批准した責任はどの政党がとるのか、厳しく問われなければならない。
http://biz-journal.jp/2014/11/post_7514.html


コラム:米国産の食肉に潜む健康リスク コラム Reuters 2015年 4月 1日

[31日 ロイター] - 欧州連合(EU)のどの国でも、中国やロシアにおいてでさえも、牛肉や豚肉を食べるときに化学物質「ラクトパミン」のことを気にする必要はない。これらの国では、家畜の成長促進剤としてラクトパミンを使用するのを禁止しているからだ。

しかし、米国で肉を食べるのなら、消費者は用心すべきだ。ラクトパミンは豚などの家畜にとって間違いなく安全ではないばかりか、それを食べる消費者にとっても安全ではない可能性がある。ラクトパミンは多くの豚に歩行障害などを引き起こしたり、死に至らしめたりしている。

米国の養豚業者は、食肉処理場に豚を出荷する前の数週間、成長を速めて赤身肉を増やす目的でラクトパミンを飼料に添加する。

養豚業者だけでなく、米経済誌フォーチュンによると、肉牛農家もラクトパミンに殺到している。大手食肉加工会社が、別の成長促進剤「ジルマックス」を与えられた肉牛の扱いを拒否したことを受けての動きだという。

ロイターの調査報道では、タイソン・フーズとカーギルをはじめとする食肉加工会社は2013年後半、食肉処理場に運ばれた牛から足に疾患を持つ個体が複数確認されたのを受け、ジルマックス投与牛の買い取りを中止したことが明らかになっている。

テキサス工科大とカンザス州立大が2014年3月に出した報告書は、「(ジルマックスを)投与された牛の死亡率は80%高かった」としている。

食肉加工会社がジルマックス投与牛の購入を中止して以降、同成長促進剤の製造発売元である米医薬品大手メルクは、安全性に問題がないことを示す研究を行っている。ただ、これまでのところ、食肉加工業界は同社の主張を受け入れていない。

しかし、一方で肉牛農家らは、ジルマックスの代わりとして、牛に深刻な健康被害をもたらす恐れがあるラクトパミンを使用している。ラクトパミンはこれまで、約25万頭に上る豚の薬害反応に関係しているとされ、その症状として歩行困難や震え、活動過剰、ひづめ障害、呼吸困難、衰弱死などが報告されている。

牛肉を食べる人は気を付けた方がいい。米食品医薬品局(FDA)による1999年のラクトパミン認可には、人間に対する安全性評価は含まれていない。

FDAは、食肉処理場への出荷前に豚にラクトパミンを与えることを認めており、米有力消費者団体コンシューマー・リポーツの2013年の調査では、スーパーマーケットの店頭に並ぶ豚肉製品の5分の1からラクトパミンが検出されたという。

食肉業界の生産性改善への重点的取り組みは、食の安全や動物愛護への意識がかつてないほど高まっている消費者の利益とは相反する可能性がある。

外食業界ではこのところ、劣悪な環境で育てられた家畜や化学物質を投与された家畜の肉の不使用を売りにする「ファストカジュアル」業態が成功を収めている。このことは、消費者が健康的に育てられた畜産品を求め、そうした肉には相応の金額を払うことを浮き彫りにしている。

この流れに気付いた米豚肉加工最大手のスミスフィールド・フーズは、ラクトパミンの本格的な削減に乗り出したほか、妊娠した母豚を狭いおりに入れて管理する飼育方法(クレート飼育)を中止する姿勢も明らかにした。

消費者の間ではすでに、高級子牛肉を生産するための子牛のクレート飼育や養鶏場でカゴ飼育に反対する機運も出ている。成長促進剤が家畜に与える悪影響を知るようになれば、同じような反応が起きるかもしれない。

食肉業界は、責任ある畜産について議論を進めている。しかし、一部の業者は生産性改善のため見境をなくしているようにも見える。

需要拡大に応えるべく食肉生産の増大に注力してきた畜産業界はこれまで、家畜を狭い屋内に閉じ込め、本来よりも大幅に速いペースで成長させ、ホルモン剤や抗生物質などを投与してきた。

しかし、食の安全と家畜の健康を理由に、EUはこうした化学物質の多くを使用禁止にした。食品安全性に関する厳しい規制では知られていない中国やロシアも同様だ。

米畜産業界ではいまだに使われているが、その理由は何なのだろうか。

*筆者は米動物愛護協会(HSUS)の会長。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。


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輸入牛肉で発がんリスクが5倍になる 2012年11月21日


週刊刊文春2012年11月22日号 危険な”残留ホルモン”が国産牛の600倍 輸入牛肉で発がんリスクが5倍になる 奥野修司(ノンフィクション作家)

BSE問題で世間を騒がせたアメリカ産牛肉。だが、禁諭は解除きれ、いまや放射能を気にして、国産よりアメリカ産を選ぶ人までいる。ところが、アメリカ産牛肉は、強い発がん性をもつ「残留ホルモン」が桁違いに高かった。牛肉をめぐる衝撃の最新医学調査を追跡する。

普段、私たちが何気なく食べている食品の中に、食品添加物などよりはるかに危険な物質が残留しているとしたらどうだろう。しかもその物質はパッケージにも記載されず、全く見えない。それを政府が認めているとしたら……。

「牛の肥育にはエストロゲン(女性ホルモン)が使われています。その残留濃度を計測してみたところ、和牛と比べて、アメリカ産牛肉は赤身でなんと六百倍、脂肪で百四十倍も高かったのです」

こんな衝撃的な事実を明かすのは、北海道大学遺伝子病制御研究所客員研究員の半田康医師である。

半田医師らは二〇〇九年、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」という論文を発表したが、この数値はそのとき計測されたものだ。アメリカ産牛肉は消費者が利用するスーパーで購入し、数値は三十から四十検体を検査した平均値だという。図1は、アメリカ産と国産の牛肉内にどれほど女性ホルモンが残留していたのかを示したものである。E1,E2とも女性ホルモンの一種であるが、半田医師によると「二十種類以上あるエストロゲンの中でもっとも生理活性が強いのがエストラジオール(E2)とエストロン(E1)。なかでもE2はE1の十倍の活性を示し、がんなどの発症に関与していると考えられている」という。

(中略)

急増するホルモン依存性がん

〇六年にハーパード・メディカルスクールの研究者は、九万人の女性を対象に調査した結呆、牛肉に代表される赤肉をたくさん食べると乳がんのリスクを大きく増加させると発表した。その論文の中で、発がんリスクを増加させる原因は、牛に与えられるホルモン剤の残留ではないかと指摘されている。半田医師は言う。

「マウスに工ストロゲンを投与したら乳がんが発生したと報告されたのは一九四八年です。エストロゲンはホルモン依存性がんの危険因子だという事実は、今や教科書レペルの話です」

図2を参照してほしい。日本では、六〇年代と比べて牛肉消費量が五倍に達している(そのうち約二五%は米国産牛肉)。そして実は、ホルモン依存性がんも五倍(乳がん四倍、卵巣がん四倍、子宮体がん七倍、前立腺がん十倍)に増加しているのだ。両者の増加トレンドは、見事に一致する。

次に図3(ブログ主注:図については直接本誌をご覧ください)を見ていただきたい。乳がんや卵巣がんといったホルモン依存性がんの発生率が、二十〜三十年遅れでアメリカを追いながら、四十五〜五十歳をピークに右下がりになっている。同じ女性なのに、どうして日本とアメリカでピーク年齢が異なるのか。前出の藤田医師はその相関関係を次のように推定している。

「四十〜五十歳代の日本人女性に、何らかの決定的な転換点があったのは間違いない。原因としていろいろ考えたのですが、牛肉を除いて見当たらないのです。

日本は七〇年頃から牛肉の輸入が増加しています。マクドナルドはその象徴ですが、これら輸入牛は主に家庭用の焼き肉やハンバーグとして利用されてきました。九一年の自由化で輸入がさらに加速しましたが、この増加はホルモン依存性がんの増加とほぼ一致します。つまり、この世代は年少の時から牛肉を長期間食べ続けたため、がん年齢になってがんを発症したという推測が成り立ちます。

大人になってから牛肉を食べるようになった年代の人は、アメリカ型の力ーブに乗っていないんです。とすれぱ、いずれ日本のがん発生率も、アメリカのようなカーブを描くようになるでしょうね」
http://blog.goo.ne.jp/datsuchemi/e/638ec630b455f5d785cd9452e6bd34c7


抗生物質にまみれているアメリカの肉 2013-04-16


CNNの報道によると、アメリカで流通している食肉には極めて高い確率で、抗生物質耐性菌が含まれていると、アメリカ食品医薬品局(FDA)が発表した。家畜に対する抗生物質の使用によるものである。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a8/214d7f9ec5cf652ddbb6e10983eefb8e.jpg


FDAの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)の年次報告書によれば、豚の骨つきロースの69%、牛ひき肉の55%、鶏肉の39%、七面鳥のひき肉の81%から、抗生物質耐性菌が検出されたとのことである。

その他、サルモネラ菌とカンピロバクター菌も相当量検出されている。これらの細菌は、年間数百万人を食中毒を起こさせる原因であるとしている。これらは、製品過程の不衛生を証明している。

世界保健機構(WHO)はこのままでは耐性菌が増え過ぎて、人の治療に障害が生じて、”ポスト抗生物質”の時代が来ると警鐘を鳴らしている。

こうした事態は、日本では考えられないことである。私たち酪農関係でも、農家がうっかり出荷して、牛乳から抗生物質の反応がある場合がある。厳密な検査をやっているため、そうした場合でも発見されると言える。この場合は、数戸分の出荷乳が、全量廃棄処分になる。農家負担になるため、保険もかけている。

肉や卵も同じである。極めて厳格な検査と対応を日本は行っている。アメリカでは、と畜場は民営であり、検査官当りの処理頭数が日本の数倍から数百倍の量になっている。こうした杜撰な食肉処理は、「コスト面で消費者に反映されている」と、BSEの時にアメリカの関係者が、平然と発言している。


抗生物質の使用に関しても、ほとんどが診療に使われている日本に対して、アメリカの場合は予防のためと成長促進や衛生管理にも使われている。家畜当たりの使用料は、数年前で日本の10倍以上であった。

アメリカでは、抗生物質は人間が3500トンに対して、家畜には3倍量の1万3千トン使用されている。

その他アメリカの肉牛と豚は、日本やEUでは使用禁止となっているホルモン処理もなされている。乳牛でも、泌乳促進のために成長ホルモンが投与されている。要するに、生産効率を上げるために何でもやっているのである。

TPP参入とは、こうしたアメリカのシステムを日本に持ち込むことでもある。あるいは日本の規制がアメリカ企業の進出を阻害して、損害を被ったと訴えるられることにもなるのである。(ISD条項) 


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3f/d6c27a99094910965211d2109536693b.jpg

それでもTPPを受け入れ、アメリカに従属するのだろうか? この国は。
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/d/20130416


飽和脂肪酸は体に悪い、30年間の調査で裏付け 米研究
AFP=時事 7月6日(水)14時16分配信

【AFP=時事】バター、ラード、赤身肉などに含まれる飽和脂肪酸が、早死リスクを上昇させることを確認したとする、30年間に及ぶ研究結果が5日、発表された。その一方で、飽和脂肪酸をオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸に切り替えることで、健康上の大きな恩恵が得られる可能性があるという。

 12万人以上を対象とした今回の調査結果をまとめた研究論文は、米医学誌「JAMAインターナル・メディシン(JAMA Internal Medicine)」に発表された。

 論文の主執筆者で、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(Harvard University T.H. Chan School of Public Health)の博士号取得候補者のワン・ドン(Dong Wang)氏は、「生物医学界や一般社会ではここ数年、食事に含まれる特定種の脂肪が健康に及ぼす影響をめぐり混乱が広がっている」としながら、「今回の研究は、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸に取って代わる場合に、不飽和脂肪酸がもたらす重要なメリットを実証している」と話す。

 今回の研究における重要な発見の一つは、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸をより多く摂取している人ほど、同量のカロリーを炭水化物から摂取している人に比べて、死亡率が高くなることだ。

 また、バター、ラード、赤身肉に含まれる飽和脂肪酸を、オリーブオイルや菜種油、大豆油などの植物性食品の不飽和脂肪酸に置き換えることは「健康上の大きな恩恵」となり、「食事に関する勧告の中心的メッセージとして掲げ続けるべき」効果をもたらす可能性があることも分かった。

 研究結果は、医療従事者を対象に2〜4年ごとに最長で32年間にわたり実施した、食事、生活スタイル、健康などに関するアンケート調査に基づくものだ。

 健康に及ぼす影響に関しては、半硬化油製品であるマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸が最も深刻だった。

 今回の研究では、トランス脂肪酸の摂取量が2%増加することに、早死リスクが16%高まることと関連していることが明らかになった。飽和脂肪酸については、摂取量が5%増加することに、死亡リスクが8%高まるという関連性がみられた。

 一方で、不飽和脂肪酸の大量摂取については「同量のカロリーを炭水化物から摂取するのに比べて、全体の死亡率を11〜19%の範囲で低下させることに関連していた」としている。

 ここでの不飽和脂肪酸には、魚油や大豆油、菜種油などに含まれるオメガ3やオメガ6などの多価不飽和脂肪酸も含まれている。

「飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸、特に多価不飽和脂肪酸に切り替えた人は、飽和脂肪酸の大量摂取を続けた人と比較して、調査期間全体での死亡リスクが有意に低かった上、循環器疾患、がん、神経変性疾患、呼吸器系疾患などによる死亡リスクも低かった」と論文は指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

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加工肉と赤身肉の多量摂取が膵ガンリスク高める

 
 ホットドッグやソーセージなどの加工肉のほか、牛肉や豚肉の赤身を多量に摂取すると膵ガンリスクが増大することが、先ごろアナハイムで開かれた米国ガン学会(AACR)で報告された。膵ガンの原因は、食肉の脂質ないしコレステロール量によるものではなく、その加工方法に関係するという。

 膵ガンは特に進行性の高いガンであり、米国ガン協会(ACS)によれば、米国でのガンの死因において男性では第4位、女性では第5位を占めている。しかし、米ジョンズ・ホプキンス大学医学部腫瘍学、泌尿器科学、薬学および分子科学教授のWilliam Nelson博士は、世界のその他の地域では膵ガンは比較的頻度の低いガンであることから、米国人の環境に膵ガンリスクを高めるものが存在することが示唆されるという。

 ハワイ大学ガン研究センターのUte Nothlings氏らは、今回の研究でハワイあるいはロサンゼルス在住の白人、ハワイ原住民、日系など5つの民族グループに属する男女計約20万例を対象として、食事と膵ガン発生率との関係を検討した。その結果、平均7年間の追跡期間に膵ガンが発生したのは482例であった。加工肉の摂取量が最も多いグループは最も少ないグループよりも膵ガンリスクが67%高く、また赤身の豚肉および牛肉の摂取量が多いグループは約50%高かった。鶏肉、魚肉、乳製品および卵の摂取量のほか、脂肪ないしコレステロールの総摂取量と膵ガンリスクとの間には何ら関係は認められなかった。

 このことから、食肉の加工過程で生じる何らかの化学反応がガン発生を招く可能性が示唆された。化学反応によって、ヘテロサイクリックアミンまたは多環芳香族炭水化物などの発ガン物質が発生する可能性があるという。Nelson博士はさらに研究を進める必要があるとしたうえで、この試験結果は「焼いたり蒸したりする安全な方法で調理した魚肉や鶏肉を摂取することが、妥当な選択として勧められるものである」と述べている。

原文[2005年4月20日/HealthDayNews]


加工肉摂取に「がんリスク」=毎日50グラムで18%増―WHO

時事通信 10月26日(月)23時19分配信

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は26日、ハムやソーセージなどの加工肉を食べると、がん発症リスクが高まるという「十分な証拠」があると発表した。
 
 加工肉を毎日50グラム食べた場合、直腸や結腸のがんになる可能性が18%増すという。個人にとってのリスクは「小さい」ものの、摂取量が増えれば高まると指摘した。また、牛や豚など赤身の肉にもがんを誘発する恐れがあると言及した。
 国際がん研究機関は、赤身の肉は栄養価が高いとした上で、リスクとのバランスを踏まえながら当局が「食事に関する最良の勧告を行う」必要性を訴えた。同機関は800以上の研究結果を分析し、見解をまとめた。 

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加工肉:ベーコンなど、発がん性 毎日50グラム消費、リスク18%増 WHO研究機関が調査
毎日新聞 2015年10月27日 東京朝刊

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は26日、ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。赤身肉についても発がん性の恐れがあると指摘した。

 欧米メディアによると、発がん性につながる物質が加工段階で生成されるという。欧米に比べると日本人の肉類の消費量は少なく、「日本人の一般的な消費レベルなら大腸がんリスクにはならない」との研究結果もある。

 IARCによる発がん性の評価は5段階で、加工肉は喫煙やアスベストなどと同じく最も高いレベル。毎日50グラムの加工肉を消費すれば、大腸がんのリスクが18%増加すると結論付けた。

 IARCの専門家は声明で「消費量によってがんが発生するリスクが高まる」と指摘、消費者に食べ過ぎないよう警告した。

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WHO警告 ハムやベーコン食べ続けると「がんになる」は本当か 2015年10月29日 
日刊ゲンダイ

 毎日のように食べている人もいるはずだ。世界保健機関(WHO)の専門組織・国際がん研究機関は26日、ハムやソーセージなどの加工肉を食べると、がんになりやすいと発表。800以上の研究結果を分析し、加工肉を毎日50グラム食べると、大腸がんになる可能性が18%アップするという。

 50グラムの加工肉は、ハム5枚、ソーセージ3本、薄切りベーコンなら3枚ほどで、輪切りのスライスサラミは20枚分。キャベツ炒めなどに使うコンビーフも加工肉だ。何がダメなのか。

「加工肉には、黒ずみを防いで赤みをキープするための発色剤として、亜硝酸ナトリウムが添加されています。それが加工肉に含まれる物質と反応して、ニトロアミンという高い発がん性物質に変化する。加工肉を食べると、体内で発がん物質が生まれる可能性が高いのです。亜硝酸ナトリウムは魚肉ソーセージや魚肉ハム、いくら、筋子、たらこ、明太子などにも含まれています」(横浜創英大名誉教授・則岡孝子氏=栄養学)

■添加物には使用基準が設けられている

 亜硝酸ナトリウムの致死量は、これまでの中毒事故から0.18〜2.5グラムと推計される。厚労省の添加物使用基準で、亜硝酸ナトリウムを添加できる量は、加工肉は1キロ当たり0.07グラム、魚肉ソーセージなどは同0.05グラム、魚卵は同0.005グラムと決まっている。加工肉50グラムに含まれる亜硝酸ナトリウムは0.0035グラム。仮に毎日50グラムずつ食べたとすると、51〜714日で致死量に到達するが、バタバタ倒れている人はいない。

「添加量は、国際的な機関が無害と確かめた量の100分の1が、毎日食べても安全な量とされ、メーカーはさらに少なくなるように添加しています。だから、“安全”ということのようですが、添加された食品は多く、野菜にもニトロアミンに化学変化する物質が含まれています。あらかじめ添加されていることが分かっているものは避けた方がいい」(則岡孝子氏)

 食卓は不安だらけだ。

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2015.10.27 TUE

「加工肉の発がん性」WHO組織が正式に認定

世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)は、ベーコンやソーセージなどの加工肉を「人に対して発がん性がある」、牛や豚などの赤肉を「おそらく発がん性がある」として正式に指定した。


世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)はこのほど、ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉を、「人に対して発がん性がある」とする「グループ1」として正式に指定した。

IARCは、牛や豚、羊などの赤肉も、「人に対しておそらく発がん性がある」とする「グループ2A」に分類した。


関連記事:がんになるのは「不運だから」じゃない
http://wired.jp/2015/02/02/cancer-risk/

この結論は、800件を超える疫学調査の分析を、22人の専門家でつくる委員会が審査して得られたもので、結果は『Lancet Oncology』誌で発表された(購読には無料登録が必要)。分析には、さまざまな国や民族、食生活にわたるデータが含まれているため、「偶然や偏り、混同などで説明されるとは考えにくい」と述べられている。

関連性が最も顕著に表れているのは、「加工肉の消費量」と「結腸がん」との関連だが、加工肉は胃がんとも関連付けられている。

これを裏付ける証拠のひとつとして、委員会では2011年のメタ分析結果を引用している。これは、日常的に摂取する加工肉を50g増やすごとに、人が結腸がんになる相対リスクは18%高くなると結論付けたものだ。

さらにこの調査では、日常的に摂取する赤肉を100g増やすごとに、人が結腸がんになる相対リスクが17%高くなることもわかっている。

証拠が限られているため、赤肉とがんとの相関性に関する委員会の結論は、「おそらく」発がん性があるという表現にとどまっている。ただし、結腸がんのほかに、すい臓がんや前立腺がんとも相関性があることがわかっている。

肉とがんとの関係については、そのメカニズムに関する強力なデータがある。塩漬けや燻製などの肉の加工方法によって、ニトロソ化合物や多環芳香族炭化水素などの発がん性化学物質が形成されるのだ。

焼く、揚げるなど高温で赤肉を調理した場合も、ヘテロサイクリック芳香族アミンなどの既知の発がん性物質や、その疑いがある物質が形成される。
http://wired.jp/2015/10/27/processed-meat-cause-cancer/


ベーコンとかハムを食べ過ぎると病気になりやすいことが判明

ギズモード・ジャパン 3月19日(火)10時29分配信

やっぱり?

やっぱり?

ヨーロッパの約45万人を対象にした調査で、ベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉をたくさん食べる習慣がある人は、ある種の病気や早死のリスクが高いことがわかりました。

調査では、フランス、イタリア、イギリスなどヨーロッパの10ヵ国の人々が平均約13年間追跡されました。そのデータを分析した結果からは、ベーコンなどの加工肉を一定量以上食べる習慣があることで、循環器系の病気やガンにかかる確率が高くなることが示唆されました。また、若くして亡くなってしまう人の割合も高くなっていました。

調査期間中、死亡した人は17人にひとりの割合でした。が、加工肉を毎日160g以上(ベーコンなら約10枚、ソーセージなら約6本)食べた人が12年間で死亡する確率は、加工肉を1日20g未満しか食べなかった人より44%も高かったのです。たしかにかなりの量なので、体には悪そうな気がしますね......。研究チームでは「もし対象者全員が加工肉の摂取量を1日20g以下に抑えていれば、若くして亡くなった人の30人のうちひとりは亡くならずに済んだはず」と推定しています。

チューリッヒ大学のサビーヌ・ローマン教授はイギリスのBBCに対し、次のように語っています。

肉類、特に加工肉の大量消費は、健康的でないライフスタイルに関連しています。が、喫煙や肥満、その他の因子の影響を除いても、加工肉を食べることのリスクがあると考えています。肉食を減らすことよりも禁煙の方が重要ですが、みなさんには肉の消費量を減らすことを勧めたいです。

ちなみに、生のレッドミート(牛肉・豚肉・羊肉など)の摂取量と死亡リスクの間には強い相関が見られなかったそうです。なので、肉そのものではなく加工してある肉が良くないようです。しかも高級な生ハムならセーフかというとそういう問題ではなく、とにかく加工してある肉は、同じように人体に悪影響があるのだとか...。

研究チームでは、問題は肉の保存期間を延ばすために使われる塩と化学添加物にあると考えていますが、はっきりした裏付けは取れていません。でもとにかく、加工肉を食べる量は1日20g以下にしておいた方がよさそうです。日本のスーパーで売っているハムなら2枚、ベーコンなら1枚ちょっと、ソーセージだと1本弱...くらいです。食べるときのありがたみが増しそうですね。

参考記事:http://www.biomedcentral.com/1741-7015/11/63

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00010003-giz-prod


ハムやソーセージに含まれる有害添加物


@安息香酸、ソルビン酸(合成保存料)

 アトピー、ぜんそく、花粉症、じんましんの方は必読!


この合成保存料がなければ食品メーカーは商売にならないことでしょう。

大量の食品を工場で作り、北海道から東京へ、海辺から山奥へ、船に乗せて外国へ、ということになれば本当の食べ物ならば腐ってしまう。

では、どうするのかと言うと、ちよっとの量の保存料をひとつかみ混ぜておけば、アラ不思議、生の食品もいつまでも、腐らない食品に変身することができる。もちろんその「保存料」が私たちの体を壊すことになるか

どうかは別問題。食品メーカーはそんなことまで考えてはいない。

私たちの体が5年後、10年後に腐ってきても、食品メーカーにとってはどうでもいいこと。商品がきれいでカビも生えていず「おいしそう!」と喜ばれ、大量に作れて儲かればいいわけだ。「厚生省が認めているのに使っていて何が悪い」という姿勢で、とても人の健康を考えているようではない食品メーカーが多いのも事実です。もし、そうでなければ少しでも疑わしいものは避けていることでしょう。

イギリス最大の小児病院グレイト・オーモンド・ストリート病院での調査・研究によると、すぐケンカ腰になったり暴れたり、落ち着きがなく、まったく勉強する意欲さえもたない子供たちに対して食事調査をした。

76名の子供たちを対象に悪い食事を抜いた食事療法を試みた結果うち81%の子供たちはきわだった好反応を示した。

おまけに喘息、皮膚炎、花粉症、耳炎、鼻炎、偏頭痛などまでが良くなった。

これにはビックリ、なんと、子供たちに一番大きな影響を与えていたのが合成着色料とこの保存料だった。

同病院の医師たちによる研究によれば、「安息香酸」と「黄色4号」が混ざった食品が最悪だったらしい。

喘息やじんましんの傾向にある人は、これらを絶対避けるべきだとのこと。

「安息香酸」日本ではこの仲間の七つの物質が食品添加物に指定されている。

主に輸入清涼飲料水、ポリチューブ入り清涼飲料水、弁当などに付いている小パック醤油などに多く使われている。

次に日本でもよく使われている「ソルビン酸」は多くの食品に使われている。

81年5月18日、東京タイムズの一面トップに大きな記事が報道された。

「合成保存料ソルビン酸に発ガン性、動物実験で確認、消費者団体行政責任追及へ」という見出しが大きく載っている。

しかし、未だに禁止されていない。

私たちはいろいろな食べ物を口にしている。胃の中で、化学物質が混ざりあったらどうなるのだろう。実はこのソルビン酸、次頁で述べる「亜硝酸塩」と一緒になると大変なことになることが分かっている。つまり、変異原性のある物質を作ることがすでに分かっている。とくに酸性の状態のなかでは微生物にダメージを与えたり、突然変異をうながしてしまう。

子供たちの大好きなハムやソーセージは、これらの二つをたっぷり使っている。

東京都の調査によると、調べた280品のうち、173品からソルビン酸が出た。

最大値は1900ppm、最小値は7ppm。

平均値が一番高かったものは食肉製品の1100ppm。(ハム・ソーセージ)

水産加工品の826ppm(佃煮、魚肉ねり製品、イカ・タコの燻製など)

チーズの788ppm。

その他クリームパンのクリーム、漬け物、シュークリームや大福などの菓子、ワインと続いている。

法律では最高3000ppmまでは使っていいとなっているが、この数値自体、ほかの添加物の相乗効果など考えると、とても信用できない。

だって、ハムだけ食べるかい?ワインだけ飲むかい?佃煮だけ食べるかい?

しかも、ハムなどには発色剤が使われている。

この影響を考えると「はい、そうですか。安心なんですね」なんてとても言えない。

これからは食べ物を買う場合、必ず裏を向けて表示を見る習慣を身につけよう。
http://www.coara.or.jp/~wadasho/tenkahozonryou.htm


A 亜硝酸塩(発色剤)
アレルギー、ぜんそくの方は必読!

アメリカの全米アレルギー感染症研究所が、次のような警告を出している。「しおれたレタスや干しぶどうの変色を防ぐために、ビタミン剤などといっしょに添加される化学物質に、亜硝酸ナトリウムがある。

この亜硝酸ナトリウムのかかった野菜や果物を知らずに食べていると、アレルギー体質を持つ人の中には、重症の気管支ぜんそくを発症する者がでてくる」つまりアンズとか干しブドウなどのドライフルーツを食べると、アレルギーになっても知りませんよ、という警告なのだ。

これらのたべものはほとんどがアメリカなどからの輸入品です。

この亜硝酸塩は前頁で述べたソルビン酸が添加されていたハムやソーセージなどにたくさん使われている。

日本でアレルギーがどんどん増えているのも、これで理由が分かってくる。

医師の証言として「亜硝酸ナトリウムはアレルゲンの一種です。

これが入ってくるとアレルギー患者の体内には、ある種のアレルゲンに対して特異的に結合するレアゲン(抗体)という物質が形成されます。

そこに新たなアレルゲンが体外から入ってくると肥満細胞表面に固着したレアゲンとアレルゲンとが結合反応を起こします。その反応が肥満細胞を刺激して、ヒスタミンやロイコトリエンなどの喘息症状を引き起こすさまざまな化学伝達物質を放出させるんですね。血管が拡張したり、白血球が異常を起こしたり、筋肉が収縮したりして、気管支と気管支粘膜に病気が出てしまうわけですよ。」

数年前、西ドイツの化学を専攻している大学教授が妻を殺害した。方法は妻の食べるジャムに強力な発ガン物質を入れ、ジワジワと殺す方法で、目的どおり妻は肝臓ガンを起こして死亡した。真相がバレて大学教授は終身刑に処せられた。

このジャムに入れられた発ガン物質は、強力な発ガン性をもつニトロソアミンだった。

この物質は、「亜硝酸塩」と「アミン類」という二つの物質から作られる。

ギクッとした方もおられるでしょう。この亜硝酸塩こそ、いま話している亜硝酸ナトリウムそのものだからです。つまり、亜硝酸塩を含むものとアミン類を含むものを一緒に食べれば、胃の中でニトロソアミンがつくられる。従って確実にガンになってしまうということです。この亜硝酸塩は硝酸塩からも作られるんだけど、これは土の中に多く含まれるから野菜に多い。口の中に硝酸塩が入ると秒単位で「亜硝酸塩」に変身する。

でも、これらは自然からのもので、ある程度体に入っても仕方がないものでしょう。問題なのは、人間が、いや企業が、人工的にわざわざこの「亜硝酸塩」を食べ物に添加することだ。

なぜ、そんなことをするんだろう。

ハムやソーセージはきれいなピンク色をしているでしょう。

でも、肉は空気中に放置しておくと変色してしまう。

きたない色になったハムやソーセージでは売れないだろうというメーカー側の勝手な考えで、この亜硝酸塩が添加されている。

発色剤としてこの亜硝酸塩を肉に含ませると、アラ不思議、いつまでたってもピンク色のままというわけなのだ。肉の色素と反応させてしまうんだね。これじゃメーカーが喜ぶのも当然だろう。

この亜硝酸塩は、血管を拡張したり、血液中のヘモグロビンの鉄を酸化させたり、血液の酸素運搬能力を低下させたり、血球を壊して、それが血しょう中や尿に出て尿細管を閉じたりさせると言われている。

これだけでも大問題だし、先に述べたようにアレルギーの原因でもあるんだけど、それ以上に発ガン物質のニトロソ化合物を作るという怖い役割もしている。ところで、先に述べたもう一つの相棒「アミン類」とは何者なのだろう。

これはタンパク質の成分でアミノ酸の一種のこと。つまり魚介類や焼き魚、乾魚、塩魚、タバコ、コショウ、精神安定剤、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、覚せい剤、農薬などに含まれている。タバコや覚せい剤などは論外だが、食べ物にふくまれているアミン類を避けることは不可能に等しい。とくに魚が問題なのだが、焼け焦げると第二級アミンというたんぱく質をもつようになる。この第二級アミンと亜硝酸塩がくっついて、しかも胃の中のような酸性の状態の中にあるとき、とくに強力な発ガン物質を作るというわけです。

従って、人工的に加えられた「亜硝酸塩」を含むものを避けるしか、私たちには方法がないといえるでしょう。
http://www.coara.or.jp/~wadasho/tenkaasiousan1.htm


この食べ方で発ガンを防ごう!

心配症の方にちょっとだけ、うれしいお話です。

いっしょに食べれば、怖いニトロソ化合物(発ガン物質)が作られるのを防ぐ食べ物がある。一つはビタミンC、もう一つはビタミンEです。

ビタミンCは、亜硝酸にくっついて、これを無力化してしまう。

このビタミンC、犬や猫たちは自分の体の中でちゃんと作ることができるが人間はなぜかビタミンCを自分で作れない。従って、外部から食べ物などによって体にいれるしかないわけです。

焼き魚にレモンをかけたり、大根おろしを付けたりするのは理にかなっている。ビタミンCはミカンやレモンなどのほかにも、かぼちゃ、ほうれん草などの野菜にたくさん含まれている。

余談ながら、タバコを一本飲めば一日に必要なビタミンCは煙と消えてしまう。若い女の子たちや青少年たちのタバコ飲みが増えているが近いうちにみんなこの若い子たちは、この世から煙とともに消えていくことになるかもしれない。

ビタミンCは水に溶けるがビタミンEは脂に溶ける。だから、脂肪の多い場所ではこのビタミンEがニトロソアミンの生成を押さえてくれる。このビタミンEは、玄米、小麦胚芽、ごま油、カツオなどに含まれている。

しかし、いくらビタミンCやビタミンEをいっしょに食べても、それ以上に亜硝酸塩の含まれたハムやソーセージを毎日パクパク食べていたのでは、お手上げだ!
http://www.coara.or.jp/~wadasho/tenkaasiousan2.htm


✲ハム・・・発癌性が指摘される添加物が数種類も含まれている!

  ハムはサンドイッチやサラダ、お弁当のおかずなど、使う頻度の高い食品ですが、添加物の多い食品です。しかし、ちょっとした工夫で安全に出来ますから安心を。まず、ハムに良く使われている添加物のうち、発癌性などが指摘される不安な物を上げておきましょう。

  保存料(ソルビン酸K)、リン酸塩、発色剤(亞硝酸塩、亜硝酸K、硝酸K)、コチニール色素(別名カルミン色素)などです。これらが全て含まれていないハムがベストですが、店頭ではなかなか見られません。そこで、せめてソルビン酸Kが入ってないものを選びましょう。

  ソルビン酸Kと発色剤の亞硝酸塩が一緒になると、発癌物質ができると言われています。避けるに越したことはありません。

  「ビタミンC」の表示があるものは良いでしょう。酸化防止剤「エリソルビン酸Na」の表示を見かけることがあるが、これはソルビン酸Kとは別物。

  この添加物を多く摂ると、下痢や遺伝毒性の不安もあると言われ始め、最近はエリソルビン酸Naの代わりに「ビタミンC」を使うことが多くなったのです。ビタミンCは発色剤の害を減らす働きもあるので安心です。生ハムの場合、ソルビン酸Kは使われていません。

  さて、安全に食べる方法は、まず、そのまま食べる時は、50℃位のお湯の中で、ハムを10秒程つけて振ります(湯ぶり)。

  これで添加物がお湯に溶けだし、減らすことができます。ハムはスライスしてあるので、この程度の時間で十分で味にも影響はありません。

  ハムをサラダに使うときはこのテクニックを。生ハムも同じ方法で下ごしらえ。ハムのコシは少しなくなるが、発色剤等をぐんと減らせます。

  ハムを炒めたり、スープ等に入れる時は、食感をそれほど気にしなくていいので、1分程お湯に通してからにすると、さらに安心です。

  ちなみに、ウインナーも、表裏合わせて6本以上の切れ目入れて、たっぷりのお湯に1分程くぐらせればOKです。

  そして、ハムの添加物の不安を解消するのにもってこいの食材がキャベツ。キャベツに含まれるβ-カロチン(体内でビタミンAに変わる)、ビタミンC、E、カルシウム、食物繊維が添加物の害を防いでくれます。これらの栄養素が入っている野菜なら何でも良いが、特にキャベツのカルシウムは吸収されやすいので、リン酸塩の害を防ぐのに最適。ちなみにリン酸塩は、たくさん摂るとカルシウムのバランスを崩して骨を弱くし、鉄分の吸収の邪魔をして貧血を招くと言われています。ハムとキャベツの炒め物等、解毒メニューとして、普段の食事に取り入れては。


  ✲ベーコン…保存料が使われている物は要注意!

  ベーコンもなかなか便利な食材。ベーコンエッグや、ロールキャベツと煮込むなど、用途はいろいろ。ハムやウインナーソーセイジに比べると、添加物の少ない物が出回っています。原材料名の表示をよくチェックしましょう。とりあえず、保存料の「ソルビン酸」或いは「ソルビン酸K」が使われていない物を選びましょう。幸いベーコンの場合、この添加物を使っていないものが多いので、見つけるのに苦労はないはずです。

  また、「コチニール(カルミン)色素」は遺伝毒性の不安があるので避けます。本当は「リン酸塩」や発色剤の「亜硝酸塩」も避けたいところですが、殆どのベーコンが使っています。「増粘多糖類」や「植物性蛋白」などもない方が良いでしょう。どちらも、いろいろな成分をまとめてこのように表示しているので、何が使われているかわからない。不安なところです。ですが、安心な食べ方で心配無用。ベーコンをパックから取り出し、1枚ずつにばらします。鍋のお湯の中で15秒程湯ぶり。添加物、特にリン酸塩や亞硝酸塩は水に溶けやすいので、これでぐっと減らせます。

  味は殆ど変わらないからご心配なく、ベーコンエッグもロールキャベツと煮込む時も、必ず茹でてから使います。尚、無添加ベーコンも店頭で見られるようになりました。こうした物を選べば安心です。
http://www.long-life.net/new_page_800.htm
http://www.long-life.net/new_page_801.htm
http://www.long-life.net/new_page_802.htm
http://www.long-life.net/new_page_803.htm


電子レンジは肉の加熱に使ってはいけない


電子レンジの不安を証明するロシアの研究

最初に電子レンジを発明したのはナチスだと考えられている。第二次世界大戦でソ連を攻めたときに軍隊に携帯食品を供給する目的だった。[14]この初代の電子レンジは実験的だった。戦後、米国陸軍省に電子レンジの安全性を調査する任務が割り当てられた。だが、実際に困難を恐れず立ち向ったのは、ロシア人だった。

一部の電子レンジを回収したロシア人は、戦後、生体影響について綿密な研究を実施した。そこで判明したことに驚き、ロシアは1976年に電子レンジを禁止した(後にペレストロイカの期間、禁止を解除)。

20年間におよぶロシアの研究(そして1942年のベルリンでのドイツの研究)は、マイクロ波調理の安全性に強い疑問を投げかける。ロシア政府は、調査結果に基づき、電子レンジや同等の周波数の電子機器(携帯電話など)が生体・環境に及ぼす危害を国際的に警告した。本件については文書を探し出すのが困難になっており、昔の調査書を評価できなかったため、方法論や結論を私個人は検証できない。したがって、調査結果をできるだけ適切に吟味することしかできない。

前述のPowerwatchの記事は、ロシアの研究結果をよくまとめてあり、以下に引用しておく。


* ロシアの研究者は、電子レンジで試験したほぼ全ての食品で発癌物質が形成されたのを確認した。

* 牛乳と穀物を電子レンジで処理すると、アミノ酸の一部が発癌物質に転換した。

* 加工肉食品を電子レンジで処理すると、発癌物質(d-Nitrosodienthanolamines)が生成された。

* 電子レンジで冷凍果物を解凍すると、グルコシドとガラクトシドの一部が発癌物質に変わった。

* 生、加熱済、冷凍にかかわらず、ごく短時間の曝露で、野菜の植物アルカロイドが発癌物質に変わった。

* 電子レンジにかけた植物(特に根菜)で発癌性の遊離基が形成された。

* 構造劣化による食品価値の低下が全試験対象の60〜90%の食品に見られた。ビタミンB群、ビタミンCとE、必須ミネラル、リポトロピクス(脂肪の過剰蓄積を防ぐ物質)の生体的有用性が著しく損なわれている。


付言すると、この発見は、ミルクのビタミンB12を調査した前述の日本の渡辺調査(1998年)でも確認されている。[8]
http://tamekiyo.com/documents/mercola/microwave.html


電子レンジでアミノ酸の一部が発癌物質

――エッ、電子レンジはいけないの……。

★電子レンジにかけるとタンパク質の元であるアミノ酸の型式が変わってしまうのです。

地球上にあるアミノ酸というのはL型。私たちの体も、肉も魚も全部L型のアミノ酸でできています。

ところがそれを電子レンジにかけるとD型に変化してしまう。

そうすると、私たちはいくらD型のアミノ酸を摂取しても髪の毛も皮膚も血液も作れない。

酵素も遺伝子も作れないわけです。


お弁当買ってきて電子レンジでチーンすると、お弁当の中のお魚・ご飯・お肉の中のアミノ酸の一部がD型に変化してしまう。一度変化してしまうと、L型に戻せる酵素を人間は持っていない。

これは深刻な問題ですね。 

若い人にアルツハイマーが増えていますが、アルツハイマーの若者の脳の血液の中に、なんかくずみたいなものがいっぱいウヨウヨしていると言うのです。

ぼくはこれはD型のアミノ酸ではないかと思っているのです。 便利だからと、みんな平気で電子レンジでチンしている。

電子レンジをやめただけで病人は15%〜20%ぐらい減るのではないか。環境問題と同時に食事の環境も問題にしてほしい。

「自然が一番」とかいいながら電子レンジでチンというのはどうですかね。


長生きしたい人は電子レンジはダメ!

絶対やっちゃいけないのが電子レンジです。電子レンジなんか使ったら活性酸素がめちゃくちゃ増えます。電子レンジを使っていたら健康になることは難しいですね。NHKの料理番組で「今日の料理のコツは電子レンジに3分かけること、こうゆうふうにすると栄養が逃げない」とか言っていますね。とんでもない話です。


電子レンジは絶対使わない方が良いです。 電子レンジをかけると分子構造はぐしゃぐしゃになります。(水分子の回転励起運動)あれは瞬間的にものすごい熱が出ます。その時食べ物の酸素が奪われるわけです。酸素が奪われた物が体の中には入ったらどうなるかわかりますか?すごい勢いで食べ物が体内の酸素を奪っていくわけですね。


ガン細胞というのは体の酸欠状態が大好きです。電子レンジなんか使っていたら絶対ガン細胞が大喜びします。電子レンジでチンなんかしながら「自然が一番よね」なんて言っててね・・・・・ものすごく不自然なことなんだと思った方がいい。もうあのチンする習慣は止めなきゃダメです。電子レンジのCMがすごく多いですね。「チンしてカレーライス」だとか、「炊きあげまで電子レンジ」とかね。すごいですね。長生きしたい人は電子レンジは絶対使っちゃダメです。

栄養的にも電子レンジはダメなんです。タンパク質の元であるアミノ酸の型式が変わってしまう。地球上にあるアミノ酸というのはL型。私たちの体も、肉も魚も全部L型のアミノ酸でできています。ところがそれを電子レンジにかけるとD型に変化してしまう。そうすると、私たちはいくらD型のアミノ酸を摂取しても髪の毛も皮膚も血液も作れない。酵素も遺伝子も作れないわけです。

 お弁当買ってきて電子レンジでチーンすると、お弁当の中のお魚・ご飯・お肉の中のアミノ酸の一部がD型に変化してしまう。一度変化してしまうと、L型に戻せる酵素を人間は持っていない。これは深刻な問題ですね。 若い人にアルツハイマーが増えていますが、アルツハイマーの若者の脳の血液の中に、なんかくずみたいなものがいっぱいウヨウヨしていると言うのです。

これはD型のアミノ酸ではないかと疑ってます。 便利だからと、みんな平気で電子レンジでチンしている。電子レンジをやめただけで病人は15%〜20%ぐらい減るの可能性あります。環境問題と同時に食事の環境も問題にしてほしい。「自然が一番」とかいいながら電子レンジでチンというのはどうですかね。


”あるある大辞典”でも「電子レンジの栄養(ビタミンC)」について取り上げたことがあるようですが、こういう極めつけの内容は中身がぼかされてしまいます。

TV局の有力スポンサーの大手企業の製品の致命的な内容を、TVが白日のもとにさらすことはないと考えたほうがいいと思います。食物や細胞の分子を目まぐるしく衝突、かき回すのであるから、組成構造及び栄養成分がどうにかならない方がおかしいのです。
http://1tomy.net/nayami/2005/11/post-52.html


マクドナルドでチキン・ナゲットを食べたら地獄行きなのか? 2013年4月29日月曜日


私たちが使えるカネには限度がある。だから、限られた予算を最大限に使うために誰もが「安いモノ」に惹かれ、群がり、買っていく。

安いというのは消費者にとっては今も昔も購買の際に最も重視される要素である。

だから、企業はモノを売るのに、とにかく製品を安く売ることを考える。安く売るためには、安くするための工夫が必要だ。

たとえば、材質の質を落とすと安くできる。品質を落とすとモノは壊れやすく、チャチに、安っぽくなっていく。しかし、消費者がそれを求めているのだから、世の中はどんどん「安物」にシフトしていく。

これはモノだけでなく、食品にも応用される。

安ければ何でもいいと消費者は考えているので、提供者はとにかくコストを下げるために何でもするのだ。そして、いよいよこの「安く提供するために何でもする」という部分のツケが消費者に回ろうとしている。

食品汚染の蔓延だ。


病死した鶏すらも売り物にしていた

2012年、中国のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンで、大きな問題が起きていた。

これらのファーストフードはチキンを使ったメニューをいくつか出しているが、ここで使われている鶏肉が抗生物質、成長ホルモン剤まみれだったのである。

こういった過剰投与された抗生物質や成長ホルモン剤はもちろん、それを食べた人間の方にも害悪を及ぼす。

さらに、これらの養鶏場では発癌物質にまみれたエサを食べさせていたのだが、それも鶏肉を通して人間の口に入っていく。

マクドナルドやケンタッキーフライドチキンでは、このような鶏肉を仕入れて、加工して、客に提供していた。もちろん、子供たちにもだ。

この問題が発覚すると、当局は鶏肉の回収を指示して大騒ぎになったが、ここで問題は終わらなかった。

マクドナルドやケンタッキーフライドチキンに鶏肉を提供していたのは、「河南大用食品グループ」という会社だったのだが、この会社はなんと病死した鶏すらも売り物にしていたのである。

これを他人事のように読んでいてはいけない。

なぜなら、「河南大用食品グループ」は、日本マクドナルドにも鶏肉を提供していたという事実が発覚しているからだ。当初、日本マクドナルドは「中国の仕入れ先は分からない」とこの問題を突っぱねていた。

しかし、隠しきれないと見ると今度は一転してそれを認め、「マクドナルドはグローバル基準を持っていて、すべてのサプライヤーがそれを遵守しているので安全だ」という見解を出して幕引きをはかっている。


成長ホルモンを大量投与される鶏。私たちはこれを食べる。


消費者がどうなろうと、儲かれば構わない

日本マクドナルドの言い分は矛盾をはらんでいる。なぜなら、マクドナルドの食材はグローバル基準を満たして安全だというのであれば、中国で回収騒ぎにならなかったはずだ。安全でなかったから回収騒ぎが起きた。

さらに、その回収騒ぎの原因となった「河南大用食品グループ」の鶏肉を日本マクドナルドも使っていたのだから、日本でも回収騒ぎが起きていないとならなかった。

それが隠蔽されて闇に消された。いや、闇に消されたのではなく、あなたがマクドナルドのチキンタツタやナゲットを食べて消化してしまったのかもしれない。

少なくとも多くの日本人の子供たちがマクドナルドで「河南大用食品グループ」が出荷した疑惑の鶏肉を食べたのは事実であり、本来であればマクドナルドはテレビでコマーシャルなど流している場合ではなかったとも言える。

もちろん、マクドナルドは鶏肉を提供する企業に対して抗生物質の使用を中止しろとグローバル基準で謳っている。

しかし、中国の企業がそんなものはお構いなしだったのは「河南大用食品グループ」の実態を見ても分かる。そして、重要なのは、中国で問題になっている企業はこの1社だけではないということだ。

ほぼすべての養鶏場が、成長ホルモン剤、抗生物質を大量投与しているのである。

養鶏場にとって鶏は工業製品のようなものだ。成長ホルモン剤をどんどん与えて成長スピードを速め、次から次へと出荷できればそれだけ儲けが大きくなる。

それによって消費者がどうなろうと、儲かれば構わないと考えているのである。

病死した鶏も食用にするのも同じ理由だ。廃棄したら1円にもならないばかりか廃棄する費用がかかる。黙って売ってしまえば利益になる。拝金主義の前にモラルなどないようだ。


生まれて45日後には、もう食品になっている


抗生物質、ホルモン剤、発癌物質まみれ

仕入れる側のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンはその事実を知らなかったのだろうか。いや、知っていた。

上海市の調査では、ケンタッキーフライドチキンは社内検査によって抗生物質が大量に検出された鶏肉も、検査結果を当局に報告しないで使っており、そういった養鶏場とも取引を続けていたのである。

つまり、鶏肉を提供する企業も、鶏肉を加工する企業も、どちらも「これを人間が食べたら問題になる」と分かっていながら、それを提供し続けて来たということになる。

何しろ商品が提供できなければ、売上が落ちる。だから、売上を死守するためには、薬まみれだろうが、死肉だろうが、何でも提供する。それが資本主義社会の未来だったのだ。

現代社会で、問題になっているのは、鶏肉だけではない。牛肉でも豚肉でも、まったく同じ問題が発生している。すべての肉は抗生物質、ホルモン剤、発癌物質まみれなのである。

その上に、食品偽造、産地偽装まで重なって行く。

ヨーロッパでは馬肉を牛肉と偽って販売されていたことで大問題になったばかりだ。

こういった問題が出るのは、「いつでも肉を食べたい」「いつでも安く食べたい」と消費者が望み、企業がそれに対して応えようと努力した結果であるとも言える。

いつでも、そして安く「肉」が食べられるように、食肉の提供業者は家畜を工業生産のように「製造」する。成長ホルモンを使いまくって成長を早めて「出荷」する。

家畜を工業製品のように扱うことが、消費者の望みを叶える唯一の方法だから、どんどんそのようになっている。


まだ「安さ」がメリットだと信じている

今はマクドナルドやケンタッキーフライドチキン等のファーストフードだけの問題のように多くの人々は捉えている。しかし、それは間違っている。

これは高度に発達したグローバル経済の問題でもある。

もうすでに現代は、原産地で取れる食材を食べるような時代ではなくなっている。食材は「どこかから買ってくる時代」なのである。

鶏肉、豚肉、牛肉だけではない。小麦も、大豆も、各種野菜もすべてそうだ。どこかから買ってくる。

当然、バイヤーはビジネスのために「安いところ」から買ってくる。顧客は安いものを求めており、安いと売れる。

安いというのは安いなりの理由がある。しかし、グローバル経済ではツケを払うのは、常に安いものを買ってしまう人間であり、提供した側ではないのだ。

今のところ、100円ショップで安物を買った人間も、スーパーで安い肉を買った消費者も、ファーストフードで安いハンバーガーを食べている人間も、みんな満足している。

新聞やインターネットの片隅で、食品偽造のニュースや抗生物質・発癌物質・ホルモン剤が大量に混入されているという記事を読んでも、自分の食べている肉がそうだと結びつける感受性を持っていない。

まだ「安さ」がメリットだと信じている。

人間は「ただちに影響がない」と言われると、危機感を持続できない。

しかし、無視すれば問題が解決されるわけではないから、いずれ「安さの追求が地獄行き」になる事実を思い知る日が来る。

「安物」というのが、自分を破壊する「危険物」だということを、人々はいつ認識するようになるのだろうか。もしかしたら、永遠に認識しないのかもしれない。
http://www.bllackz.com/2013/04/blog-post_29.html?utm_source=BP_recent

亜硝酸ナトリウム

発色剤として使用されていますが、食品添加物の中では急性毒性が非常に強く、また、
魚卵や魚肉、食肉に含まれているアミンと胃の中で結合し、強発がん物質のニトロアミンに変化します。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1434585434


マクドナルドなどのチキン全部から、発ガン性物質ヘテロサイクリックアミンの一種PhIPが検出された。

量は1グラム当たり43・2−0・08ナノグラム(ナノは10億分の1)だった。

ヘテロサイクリックアミンは肉や魚を加熱調理すると発生し、米厚生省が2005年に発がん物質に指定。PhIPについては、カリフォルニア州でもがんを引き起こす化学物質として10年以上前からリストアップされているという。


マクドナルドでは高カロリーなどよりもはるかに恐ろしいものを使用している

マックの油は植物油のショートニング油とラードを6:4の割合で使用してる。
ショートニング油はマーガリンから水分と添加物を取り除き純度の高い油脂にしたものだ

その過程で水素と結合するためにトランス化してトランス脂肪酸が大量に生じる
つまり 植物油は室温では液状だが、これに水素を添加してトランス脂肪酸に変えると、バターやラードなどの動物油のように固形になる。
トランス脂肪酸は恐怖の油といって人間に害を与えるだけの全く役に立たない油の屑ともいわれてる

トランス脂肪酸は体内に入ると急激に酸化する
それにより体内の至るところに炎症をおこす

わかりやすい例えが鉄棒にサビが入り表面がボロボロになるのと同じで
体調が悪いときマックのポテトを食べるとニキビや吹き出物ができたり気分が悪くなるのはそのためです。

高コレストロールで善玉コレストーロールを減らし悪玉コレストーロールを増やし、血栓を作りやすくするので脳卒中や心筋梗塞をおこしやすくなる

また、高カロリーで肥満のもとだし、痴呆の引き金になる恐ろしい油である

一番こわいのは体内で酸化する時に活性酸素をつくりだすという細胞の内部まで破壊し時にDNAを傷付け癌細胞をつくりだすところにある

ちなみに ちなみにマクドのポテトM135gにトランス脂肪酸が4.55g含まれている
これは、1日におけるWHOの定める摂取基準値の2倍強である。

では、なぜ日本のマクドナルドはこのような危険な油ショートニング油を使用するかについては背景としては米国のマクドナルドがあげられる。アメリカでは健康志向が高くニューヨークなどいくつかの州においてトランス脂肪酸の 使用が禁止となりました。

米国のマクドナルドはショートニング油がだぶつく事になり
そこで日本にたぶついた油を売り莫大な利益をもたらしています


マクドナルドに使われる化学調味料と食品添加物
- 教えて!gooより抜粋


ベンツピレン、ヘテロサイクリックアミン: 肉を焼くときに生じます。

ニトロサミン: 野菜に含まれる硝酸性窒素から体内で生じる亜硝酸と、肉の二級アミンから生成します。

リルイソチオシアネート: からしやキャベツに含有されています。

メトキシプソラーレン: パセリやセロリに含有されています。

リモネン: 黒コショウやオレンジジュース(柑橘類)に含有されています。

カフェー酸: ニンジンやレタスに含有されています。

クロロゲン酸: コーヒーに含有されています。

アクリルアミド: フライドポテトに含有されています。(ジャガイモを揚げる時に生じる)

ヒ素: ミネラルウォーターの方が水道水よりも基準が甘い。
(水道水の塩素やトリハロメタンよりもリスク要因としてはずっと大きい。)

テロサイクリックアミン:(PhIP)チキン全部から、発ガン性物質


トランスグルタミナーゼ:
パティは年老いた牛(「経産牛」と呼ばれる乳牛としての役割を終えた老牛で肉質は臭みが強くスジばっている)の肉に脱臭処理をほどこし肉の柔軟剤を加え、この肉を粉砕した後に接着剤(トランスグルタミナーゼ)を用いる


酒石酸水素カリウム:イーストの変わりに使用泡立ちを良くするもの(酒石酸水素カリウムなど)を入れる


精製デンプン:マックのバンズはイースト醗酵ではなく小麦粉に精製デンプンを加えてつくられている
(イーストを使わない理由は、「発酵なんて時間がかかることはしていられない」ということらしい。)

加えて


脂肪: 肉や調理油。大腸がんや乳がんのリスクになります。

食塩: 胃がんのプロモーターとして作用します。

野菜:次亜塩素酸ナトリウムで消毒。

フライドポテト:パイ、フライものは、トランス脂肪酸あり。

フライドポテトはほかにアクリルアミドの汚染も

コーヒー:乳化剤入ってないけど、ミルクは乳化剤や香料やらその他色々。


マクドナルドはアクリルアミドの発がん性と、トランス脂肪酸の動脈硬化促進作用の相乗効果が期待されるというオチでダブルパンチの最悪食品。


☆アクリルアミド

アクリルアミドは、工業用途で紙力増強剤や水処理剤、土壌凝固剤、漏水防止剤、化粧品などに用いられるポリアクリルアミドの原料として1950年代から製造されている化学物質です。
2002年にアクリルアミドが高温で加熱した食品に微量に含まれていることが報告されたことにより、人間への健康影響としては発がん性が最も懸念されています。
最近(2007年11月)、食品から摂取しているアクリルアミドが多い人ではある特定の発がんリスクが高くなる事を 報告した論文が発表されました。

アクリルアミドは細胞の中の遺伝子を傷付ける作用を持っていることが複数の試験から確認されており、ヒトが食品から極微量にアクリルアミドを摂取し続けた場合にも、この作用が原因となってがんを引き起こす可能性があると考えられています。

フレンチフライの中では、ハンバーガーチェーン大手・マクドナルドのフレンチフライが2540マイクログラム/キログラムで、5社の製品のうちアクリルアミド含量が最も高かった。


マクドナルドのチキン(鶏肉)は全て中国産です 。

ブロイラーで不衛生極まりない環境で育て、年老いた鶏肉をやわらかくするため
添加物を用い日本までまで腐らないように防腐剤を大量に使い臭みを消すため化学調味料で味付けして最悪の油であるショートニング油(トランス脂肪酸)で揚げてます。

豚の餌にも劣る肉を平気で提供するマクドナルはある意味すごい
http://ka-mato-ru.sub.jp/top/?p=1009

恐怖のビーフカレー

22 :緊急告知:2007/08/16(木) 12:13:02

悪名高い日本の商社がアメリカで牛肉の危険部位として切り落とした肉片を
有機肥料の名目で、安く買い叩き日本に輸入している模様。

日本国内のレトルトカレーを作っているメーカーに高く売りつけボロ儲けを画策。
自民党政府はこの商社から献金を貰っている為、農水省も取り締まる気は無い。

私はレトルトカレーを食べません。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/curry/1166721561/l50


食べてはいけない レトルトカレー/加工食品


家庭のカレーは何でもないのにレトルトカレーを食べるとゲップが出るのか?

胸焼け胃もたれの原因は家庭で使わない豚脂・牛脂が使われている
 

 
■レトルトカレーに使っている油脂は…

「レトルトカレー」は量が少ないのに、何故かゲップが出たり胸焼けを起こしませんか?昼に食べて、夕方になってもカレー味の胃液が上がって気持ち悪くなってきます。食べた後の不快を、皆さんも経験があるかと思います。食べた人の半数が、ゲップや胸焼けを起こすと言われています。

原因は、家庭のルーでは使わない動物油脂が沢山入っているからです。ラード(豚脂)とヘット(牛脂)の油脂が、レトルトカレー独特のコッテリしたコクを出していたのです。表示では食用油脂・混合油脂とされており、けっして身体に良いとは言えません。

BSEの危険部位の中では牛脂等のエキスは、フリーパス(ノーチェック)の危険性が指摘されています。

魚粉・魚脂と同じで動物油脂も、本来、屠殺場で廃棄される内臓や至る所の部位が“濃縮”(搾り取ったもの)されたものです。

食べ慣れていない動物油脂が沢山入っているので、消化不良からゲップ・胃もたれ・胸焼けするのです。ゲップが気になる人や胃腸の弱い人は、食べないことに越したことはありません。若いうちはともかく身体のために、レトルトカレーの回数や量を減らすべきです。やむなく食べる場合は、オリーブ油などの植物油だけを用いたカレーがあります。
http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/familydayori/2009/10/post_05af-46.html


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危ない!  中国産 「鶏肉」

中国産薬漬け&病気鶏肉問題 01/23 2013
日本のマックチキンにも疑惑浮上 日本マクドナルド「心配なら購入控えて」

「速成鶏」事件を報じる国際経済ニュースBloomberg紙2012年12月19日の記事。上海のマクドナルドでも鶏肉商品を店頭から外す騒ぎとなっているという。
 


 中国国内のマクドナルドやKFCで、抗生物質や成長ホルモン剤を過剰に投与した鶏肉が使用されていたことが分かり、大騒ぎになっている。

その後、河南省の大用食品グループという日本にも鶏肉加工品を輸出している企業でも病気鶏肉を食品に転用した疑惑が報じられた。

そうした鶏肉が日本に輸入される可能性はないのか。日本のKFCでは中国産鶏肉は使っていないという。一方、この大用食品グループはアジア地域のマクドナルドのサプライチェーンと位置付けられている企業であるため、日本マクドナルドに中国の仕入れ先企業名を尋ねると、「情報は提供できない、心配なら購入を控えて貰うしかない」と説明責任を全く無視した対応だった。

同じ中国産鶏肉でも、大阪王将は仕入れ先の中国企業名と検査情報を提供中。説明責任を果たせないマックチキンは黒と判断せざるをえない
http://www.mynewsjapan.com/reports/1760


薬漬けのニワトリ

12月の講演会で米国・ファーストフード大手のケンタッキー・フライ・ドチキンの肉がいかに危険であるかを話したので、参加された読者は記憶しておられるはず である。実は、ケンタッキー・フライド・チキンの鶏肉が柔らかいのには秘密が隠されており、それは、成長促進剤や抗生物質を大量に使用して成長を早めた速成鶏を使用していることである。

ケンタッキー・チキンの中でも、日本や中国のそれは特に危険であることを、講演会では伝えておいたが、それを裏付ける記事が先月日本の新聞各紙に掲載され ていたがお気づきだっただろうか? 中国の山東省や山西省の養鶏所では鶏に餌や薬物をより多く食べさせて、成長を早めさせるために24時間明かりを点灯し、使用禁止の薬物を大量に投与していたことが判明したという記事である。

我が国で使用されている肉も決して安全でないことは確かだが、中国ではその度が過ぎたため、出荷した鶏肉から大量の抗生物質や薬物が検出され、検挙される事態になったというわけである。孵化してから成長させる期間を急ぐあまり、大量の毒物を投与させていたため「鶏に近づいたハエが毒死した」と言うほどだから、そのひどさの程が分かろうというものである。さすがは中国である。

やわらかな鶏肉の味に魅力を感じている方々はくれぐれもご注意されたい!! 日本の肉も 一度や二度なら別だが、定期的に食するようなら必ず弊害が出るはずだ。同じことがマクドナルドのハンバーガーにも言えるのではなかろうか。ケンタッキー・フライド・チキンの創立者は 、世界人口削減を目指すフリーメーソン33階級の32階級に属しておられる立派な人物であることを、念のため申し添えておく。
http://www.y-asakawa.com/Message2013-1/13-message20.htm

ガンと肉食 肉食は百害あって一利なし


内視鏡外科医が宣言!

「肉食の末路は心臓病とガン」だ


炭火焼ステーキ1キログラムには600本のタバコに含まれているのと同量のベンゾピレン(強力な発癌物質)が含まれる。

ローレンス・リブモア国立研究所は5年にわたり、肉からどんな毒物ができるかを研究した。そして、染色体に損傷を与えガンに関係する化学物質が8個あることを確認した。これらの物質は豆腐やチーズからはできてこない、と同研究所主任研究員は述べている。

亜硫酸塩は肉製品に存在する。それは人体内で他の物質と化合し、ニトロソアミン(非常に強力な発ガン物質)を形成する。

肉の多い食事は性的成熟年齢を引き下げ、乳癌の危険性を増大させる。

ベジタリアンは肉食の人と異なった組成の胆汁酸を持つことが知られている。これはガン細胞の発達抑制に深く影響している。

ベジタリアンの免疫システムは肉食の人よりも強い。

ある研究で、キラー細胞(ガン細胞を芽のうちに摘み取る細胞)が全く同数なのに、肉食の人の2倍の強さを持つことが示された。

ベジタリアンの生活をすると、環境汚染による影響も肉食の人より少ない。また、母乳の分析の結果、PCB含有率は肉食のほうがはるかに高かった。


肉、魚、酪農製品や、経済的に作られた果物などは有機塩素(PCB、DDT、ダイオキシンなど)の主要な源であるから、肉製品を全く止めたり、無農薬の果物のみを購入しようとすることが重要である。


・ベジタリアンは大量のビタミンAをベータカロチンの形で植物食品からとる。

ベータカロチンは、肺ガン、膀胱ガン、喉頭ガン、結腸ガンから人を守ると考えられている。


ベジタリアンの食事は、フリーラジカル形成を妨げる物質が豊富である。酸素分子は体内で新陳代謝の連続によりフリーラジカルに変化する。この過程で電子を失って生じる分子を「フリーラジカル」という。これらの分子はすぐに他の分子から電子を奪い始めるが、この連続がさらにフリーラジカルを産み、その過程で脂肪酸、タンパク質、炭水化物、デオキシリボ核酸(DNA)に損傷を与える。

今日、60あまりの病気がフリーラジカルと関係があり、アルツハイマー、関節炎、多発性硬化症、そしてむろんガンも含まれる。

ベジタリアンの食事は自然にビタミンA、レチノイド、プロテアーゼインヒビターを含み、これらはフリーラジカル化の過程を阻害し、ガンの発達を停止させる能力があることが示されている。

参考文献:ぼくが肉を食べないわけ新版
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%8C%E8%82%89%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%91-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4806768065


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肉から発ガン物質ができる                医学博士 森下敬一


発ガンの原因となる食品の代表は肉である。
肉が原因になるのは、腸内で腐敗するからである。
医学博士 森下敬一


胃腸に肉が入ると「腐る」・・・・漢字が教える真理

腐るという字は「府」の中に肉がおさまっている。
この「府」とは、消火器系の内臓を表します。

「五臓六腑にしみわたる」という言葉があります。この「六腑」とは食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸を意味しており、消化器官のことです。

「腐」という字は、もともと「腑(消化器官)」に肉が入ることを意味しています。漢字こそは、東洋の叡知といわれ真理をといています。
ですから、「腐」という字は「内臓」の中に「肉」が入ると「腐敗現象が起きる」ということを表しています。

ガンは決して原因不明の病気ではないし、また、局所的な病気でもない。

原因は誤った食生活による血液の汚れである。

したがって、ガンは全身病である。

だから唯一の根本療法は、食生活を正して血液を浄化することである。
医学博士 森下敬一


現代医学を称して、日進月歩の医学などという。ガンについても年々治癒率が向上しており、もやや《死にいたる病》ではない、ともいう。

ところが現実には、ガンによる死亡者数は年々増加の一途をたどっている。世界のあらゆる国が、ガン制圧のために大勢の研究者と巨額の研究費を投入しているにもかかわらず、ほとんど見るべき成果はあがっていない。ガン対策の根本を誤っているからだ。

現代医学ではガンを、

何らかの原因で細胞が突然変異をおこし、無限に分裂増殖する病気」

と定義している。原因はわからない、ということである。

だから、治療法は外科手術、放射線、科学薬剤でガン腫を摘出し、あるいは破壊するという局所的な対処療法しかない。これらの、原因を無視した方法では決してガンを克服できないことは、ガン患者の激増という厳然たる事実が証明している。

たとえガン腫を摘出しても、血液の汚れを治さないかぎり再発、転移はまぬがれない。

発ガンの原因となる食品の代表は肉である。
卵・牛乳などの動物性食品も同じである。

これらの食品で発ガンするメカニズムについては、腸内細菌の研究により理論的に解明されているが、ここ4世紀半のわが国の死亡原因の統計資料によっても明白である。

わが国のガンによる死亡原因の中でもっとも多いのは胃ガンで、ついで肺ガン、肝臓ガンであるが、欧米諸国においては大腸ガンや乳ガンなどが多い。ところが、わが国においても、大腸ガンや乳ガン、子宮ガンが急増しており、食生活の洋風化、すなわち肉・卵・牛乳・乳製品の摂取量の増加との相関関係がはっきり認められている。


◆肉や卵、牛乳、乳製品などの動物性食品を摂るとなぜガンが増えるのか。

肉そのものは、もちろん発ガン物質ではない。
ただし、汚染されている肉の場合は別だ。
肉が原因になるのは、腸内で腐敗するからである。

肉に含まれているタンパク質、脂肪、コレステロールが、腸内細菌によって発ガン物質または発ガンをうながす物質(助発ガン物質)をつくるのである。

私たちが食べた肉はアミノ酸に分解されるが、その一部は腸内細菌によって有害物質のアミンになる。このアミンが、胃や腸で亜硝酸と一緒になると、ニトロソアミンが作られる。ニトロソアミンは、強い発ガン性のある物質である。

亜硝酸は、野菜や飲料水にたくさん含まれている硝酸塩から、消火器内の細菌によって簡単につくられる物質なのだ。肉や魚の加工食品の発色剤としても使われている。そのうえ、唾液にも含まれているし、腸粘膜からも分泌される。

とにかく、どこにでもあるシロモノなのだ。

しかもニトロアミンができるのに、胃はもっとも具合のよい場所ときているから、胃ガンの発生率が高くなる。

また、動物性たんぱく質に多く含まれているリジンやアルギニン、動物性脂肪に含まれるレシチンやコリンは二級アミンのもとになる。したがって、肉を食べると、細菌の多い大腸では二級アミンの量が増加し、これに亜硝酸塩が加わって、ニトロソアミンができることがわかった。

つまり、「肉→腸内細菌→ニトロソアミン=ガン」
という図式が成り立つのである。

肉をたくさん食べると、アミノ酸のチロシンやフェニールアラニンは、腸内細菌の働きでフェニール化合物になる。このフェニールはからだ中をかけめぐって、ガンの発生を助ける。

肉に多く含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは腸内細菌によって、アミンやアンモニアのほか、インドールやスカトールなどになる。これらの物質は、ハツカネズミの実験から、発ガンを促す事が明らかにされた。

大腸ガンの原因と考えられているんものの一つに、腸と肝臓の間でキャッチボールされる発ガン性物質がある。腸内に入った食物や薬に含まれる有害物質と腸内でつくられた毒物の一部は、肝臓のグルクロンと腸内細菌のβ-グルクロニダーゼとによって、体の外に排出されず、肝臓と腸の間をいったりきたりするという腸肝循環をおこす。

このとき肉を食べると、腸内のβ-グルクロニダーゼの働きが活発になる。このキャッチボールのタマが、発ガン物質や助発ガン物質だと大腸がんになるのである。

高脂肪の肉食は、その消化吸収のためにたくさんの胆汁を必要とし、腸内に胆汁酸が増える。胆汁酸は腸内細菌の働きによって、デオキシコール酸やリトコール酸など、大腸ガンやそれを促す物質にかわるのではないかという疑いがもたれている。

肉食と発ガンの因果関係を腸内細菌の作用から紹介したが、高脂肪、高タンパク食品がいかに怖いものであるか、「悪いのは脂肪で、タンパク質は関係ないのだ」という栄養学者の主張が、いかに無責任きわまるものかわかっていただけたと思う。


参考文献:肉を食べると早死にする 医学博士 森下敬一著
http://www.amazon.co.jp/%E8%82%89%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%97%A9%E6%AD%BB%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B-%E6%A3%AE%E4%B8%8B-%E6%95%AC%E4%B8%80/dp/489332022X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1363789968&sr=1-1


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すべての動物性食品は百害あって一利なし。

心臓病、ガン、肥満を防ぐにはVEGAN(完全菜食)しかありません。健康、動物愛護、環境保護の観点から、私たちが菜食を選択するべき理由をエリックマーカス著「もう肉も卵も牛乳もいらない」にくわしくかかれています。

ガンの原因、予防、診断、治療に対する研究が、あらゆる医療機関において行われています。環境や生活習慣がガンと密接な関係を持っていることはよく知られています。私の肉親も何人かがガンで亡くなりましたが、人はガンになると急に食事を見直します。病気は今までの生活習慣の表れですから、深刻な病気になって初めて菜食を考える人が多いように思います。

肉食によるガンの典型的な例は、肺ガン、乳ガン、大腸ガン、膵臓ガン、甲状腺ガン、胆のうガン、腎臓ガン、膀胱ガン、骨ガン、リンパのガンなどがあります。

これらは肉食傾向のある欧米人に多い病気でした。

日本では、菜食傾向のある昔は少なかったですが、肉食中心の食事をするようになって、現在は日本でも肉食ガンが増加しています。

肉食(肉・卵・牛乳を含む)は、ガンの増殖を抑える免疫力を破壊し、ガン細胞を増殖させます。肉食はガンの「増殖要因」です。これらの肉食ガンのほとんどは肉食を避けることで大幅に防ぐことができます。

肉食をすると人間の体内にある種の毒素が溜まります。
動物は屠殺の時に細胞が秒単位でガン化していきます。
人間でも恐怖や極度のストレスを体験すると数日で白髪になったりガンになります。放牧で育てた牛でも屠殺のやり方は同じですので毒素が溜まるのは同じです。
ガンにかからないためにも、肉食はやめましょう。
http://saisyoku.com/cancer.htm


コンビニのから揚げは人体に超危険!中国産は中国政府も危険視する「薬まみれ」
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18326.html
2017.03.14 文=郡司和夫/食品ジャーナリスト Business Journal

 なぜか酉年は、から揚げなどのチキン製品がよく売れるといいます。もともと酉は、西の方角や午後6時ごろを指す言葉です。「トリ」とはいえ、チキンとは関係ないのですが、ファストフードやコンビニエンスストアチェーン各社は、“12年に一度のビジネスチャンスを逃すな”とばかりに、年明けとともに激しい“チキン商戦”を繰り広げています。なかでも熾烈なのが、チキン製品のなかで一番の人気製品である「から揚げ」をめぐる戦いです。

 しかし、チキン製品で消費者の頭にすぐに浮かぶのが、2014年7月に発覚し、てんやわんやの大騒動となった、賞味期限切れの中国産鶏肉使用の一件です。

 賞味期限切れの腐った鶏肉を使った上海福喜食品のチキン製品は、13年7月から14年7月までに6000トンが中国から日本に輸入され、日本マクドナルドやファミリーマートで販売されていたことが明らかになりました。

 その結果、日本マクドナルドの14年8月の売上高は、01年に上場して以来の最大の下落幅となる前年同月比25.1%減となりました。ファミリーマートも該当する商品の販売を中止し、レシート持参者への返金対応を行うなど、大きなダメージを受けました。

 厚生労働省は、この事態を受けて、から揚げなどの鶏肉の原産地を消費者に明らかにするようにコンビニ各社に指導しました。その後、ローソンとファミリーマートは、レジ前の鶏のから揚げコーナーに「国産若鶏100%使用」などと大きく表示しています。また、セブン−イレブンは、インターネット上でタイ産(一部中国産)と明らかにしています。他方、中国産鶏肉を使用していることを明らかにしているコンビニチェーンもあります。

 もちろん、上海福喜食品製の鶏肉製品は使用していないと思われますが、簡単には安い中国製鶏肉から脱却できないコンビニチェーンは多いのです。

■中国の危険な養鶏事情

 中国産鶏肉(主にブロイラー)の最大の不安点は、賞味期限切れの腐った肉よりも、抗生物質や抗菌剤など薬剤の残留です。から揚げなどの加工品で輸入すれば、薬剤残留検査はフリーパスです。

 中国のブロイラー生産現場での薬漬け飼育は、中国政府も問題視しているほどです。雛の段階から、感染予防のために毎日、飼料に抗生物質のリンコマイシン、さらに成長ホルモン剤を規定の使用量以上与えて飼育しています。こうこうと電灯をつけて夜も眠らせず餌を食べ続けさせ、わずか40日程度で食肉加工場に出荷します。

 背景に、中国国内でブロイラーの膨大な需要がある限り、こうした促成の飼育状況は容易に変わらないはずです。

 中国政府はこれまで、「中国国内で危険な食品が出回っているのは認めるが、輸出向け食品はまったく別管理で厳しくしている。国内向け食品で問題が起きたからといって、それがそのまま輸出されることはない」と説明してきました。しかし、輸出用の鶏肉は中国国内とは別の環境で飼育しているというのは、とても信じられません。上海福喜食品の一件が、それを明らかにしました。同社は中国国内の最大手鶏肉加工品メーカーですが、国内用も輸出用も同じ飼育環境のブロイラーを使用していたのです。

 抗生物質や合成抗菌剤が残留している食品を食べ続けると、体内に薬剤耐性菌が生まれ、万が一病気になったときに抗生物質の薬がまったく効かないということになります。

 したがって、中国産から揚げは避けたほうが健康のためです。中国産に限らず、コンビニのから揚げは小さな子どもには食べさせるべきではありません。子どもの将来に悪影響が出るおそれのある食品添加物が使われているからです。

 白身の魚肉や抗生物質、抗菌剤漬けの鶏肉をくっつける結着剤として縮合リン酸塩が使われています。この縮合リン酸塩は、多量に摂取すると老化が早まり、腎臓障害を起こすと国際毒科学会で報告されています。また、縮合リン酸塩は、日本大学医学部病院の富田寛元副院長は、味覚障害の原因になると指摘しています。

 また、コンビニのから揚げは、もともと栄養分の滅失した粗悪な原料でつくられているので、ナイアシン、リボフラビン、乳酸カルシウムなどの添加物が栄養強化剤として添加されています。乳酸カルシウムは世界保健機関(WHO)から乳児用に使用すべきではないと警鐘を鳴らされている添加物です。せめて、乳酸カルシウムと縮合リン酸塩の使用の有無は明らかにすべきです。


25. 中川隆[-7705] koaQ7Jey 2018年4月03日 09:53:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9841]
>人類は700万年の歴史を持つという。その700万年の間、我々人類は、何を食べてきたか?というと、基本は肉食である。


これが間違いなんだ

類人猿も人類も本来果実食で、肉なんか食べていなかった


ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える
現代社会の特殊な価値観と構造
磯野 真穂 文化人類学者 国際医療福祉大学大学院講師
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49908?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related


先日ツイッターを見ていたら、ラーメンの写真とともに「こんなの食べるなんて狂気の沙汰!」という投稿が流れてきた。糖質制限を推奨するジムに通い肉体改造に努めていることが投稿者のフィードからわかる。

1ヵ月前には、「白米は太る!」と断言するバリバリの糖質制限キャリアウーマンに出会った。彼女はどうやら「やせること=健康になること」と考えているらしい(ちなみに彼女はどこからどうみても肥満体型ではない)。

10年前に私は、過食嘔吐を繰り返す24歳の女性にインタビューをした。彼女には、「油ものはOKだがご飯ものは絶対ダメと」いう時期があり、その理由は「糖質は血糖値をすぐ上げ身体に悪く、そして太りやすいから」であった。

その時の私は気づかなかったが、彼女はいまや大ブームとなった糖質制限の先駆けだったのである。

「ご飯」とは何か──命の糖質

私の専門である文化人類学は、人間の多様な生き方を、長期にわたるフィールドワークの中で明らかにしていく学問である。

その視点から眺めると、糖質制限はかなり特異な現象であるといえる。食は人間の多様性が如実にあらわれる場所であるが、一方で主食にあたる食べ物にとりわけ大きな価値が置かれることはほぼ共通しているからだ。

たとえば文化人類学者のオードリー・リチャーズは、ローデシア1北西に居住するベンバの下記のようなやりとりを、驚きを持って記録している[1]。


私の目の前で焼いたトウモロコシを4〜5本食べたあと、かれらはこういった。
「おお、腹が減って死にそうだ。俺たちは今日一日何も食べていない。」(47)

1ザンビアとジンバブエを合わせた地域の名称


ベンバが空腹なのは、かれらが大食だからではない。かれらが空腹なのは、かれらにとっての腹を満たせる食べ物がトウモロコシではなく、「ウブワリ(ubwali)」だからである。

ウブワリとは熱い湯と雑穀を3対2の割合で溶いたペースト状の食べ物であり、これがかれらの生活を支えている。


右上のものがウブワリ(wikimedia.org)

かれらはウブワリと共に、日本語でいうおかずに当たる「ウムナニ(umunani)」も口にするが、ウブワリが食事の中心にあることには変わらない。ウブワリだけでは物足りないが、ウムナニだけでは食べた気がしないのだ。

またウブワリは、ウブワリそのものだけでなく、食事全体のことも指す。このことからもかれらにとってウブワリの重要性がわかるだろう。

ベンバにとってのウブワリは私たち日本人にとってのご飯である。「ご飯」「飯(めし)」は字句通りにとれば、炊いた米のことであるが、それは同時に食事そのものを指すし、飲みの席での役割は食事を〆ること、すなわち終わらせることだ。昭和生まれの人であれば「米を食べないと食った気がしない」というフレーズを一度は聞いたことがあるだろう。

ウブワリやご飯のように食事の核を担う糖質2と、それに味と彩りを与える少量のさまざまな料理という組み合わせは世界に広くみられる人々の食事のあり方である[2]。

もちろん気候が寒冷といった理由により、穀物をほとんどとらない民族も存在するが、相当数の人々が糖質によって命をつながれ、そしていまもつながれていることは間違いがない。

2厳密には、炭水化物は糖質のみでできているわけではない。たとえばご飯には糖質のほかに、食物繊維、ビタミン、たんぱく質、脂質なども含まれている。ここでは話をわかりやすくするため、糖質で統一している。

糖質は「悪魔」だったのか?

しかし糖質制限の流行により、糖質の地位はかつてないほど地に落ちた。

糖質制限派のメッセージは過激なほどに明快である。『炭水化物が人類を滅ぼす』『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』といった本のタイトルに始まり、糖質制限の第1人者である江部康二氏の著書『主食をやめると健康になる』[3]の帯のメッセージは「ご飯・パンの糖質が現代病の元凶だった!」である。

これら書籍に目を通すと、糖質を中心とした食事の怖さがこれでもかというほど並び、しかもその多くが医師という権威ある人々によるものであるため、ふつうにご飯を食べていたら病気だらけの悲しい未来しか待っていないように思えてくる。

たとえばこんな具合だ。


穀物という神は、確かに1万年前の人類を飢えから救い、腹を満たしてくれた。その意味ではまさに神そのものだった。

しかしそれは現代社会に、肥満と糖尿病、睡眠障害と抑うつ、アルツハイマー病、歯周病、アトピー性皮膚炎を含むさまざまな皮膚疾患などをもたらした。

現代人が悩む多くのものは、大量の穀物と砂糖の摂取が原因だったのだ。人類が神だと思って招き入れたのは、じつは悪魔だったのである。(『炭水化物が人類を滅ぼす』(夏目睦著)[4])

厚生労働省が1947年(昭和22年)に出した『国民栄養の現状』[5]によると、日本人の1日の栄養摂取は、全体の72%が穀類から、11%が芋類からであり、1日のカロリー摂取のかなりの部分を糖質制限ダイエットで積極的に制限される炭水化物に依存していることがわかる。

また、それより10年前の1936年(昭和12年)に発刊された『栄養読本』[6]には、日本人の栄養摂取量の85%は炭水化物であり、さらにそのほとんどが米であることが、日本人は1日3回白米を食べるという記載、労働者に至っては一日5合の米を食べるという記載からうかがえる[6]。

もっと時代をさかのぼり江戸時代にいたっても、80%の人々がその量の差はあれ1日3回白米を食べており[7]、それほど裕福ではなかっただろう農村地帯3でも、1食当たり2〜3合の米とキビの混ぜご飯を食べていたという記録が残っているという[8]。

ここから明らかなように、白米に代表される糖質は、日本人が追い求め、そして実際に日本人を生かしてきた食べ物である。しかし21世紀に入り、その糖質を悪魔と呼ぶ人が現れた。当時の人がこれを聞いたら目をぱちくりさせるに違いない。

3飛騨高山の農村地帯の例


〔PHOTO〕gettyimages

原始時代と糖質制限

糖質はなぜここまで悪者になってしまったのか?


糖質制限派の主張できわめて興味深いのが、その絶対的な根拠を原始時代に求めていくところである。

著者により多少のずれはあるものの、大枠で共通する糖質制限派の主張は次のようなものだ。


人類は700万年近くを狩猟・採集で過ごしており、その間、人類は高タンパク・高脂質の食事をとっていた。糖質が食事の中心になったのはわずか1万年前のことであり、人間の身体は糖質を大量に摂取するようにはデザインされていない。2型糖尿病、肥満、心疾患といった生活習慣病の大元は糖質過多の食事にある。

私は、糖質制限により体重が減ったとか、2型糖尿病が改善されたという人々の体験やデータ自体に疑問を持っているわけではない。糖質制限は実際にそのような効果を多くの人にもたらしてきたのだろう。

しかし注意したいのは、その事実が、原始時代の人々が糖質をほとんど食べていなかったとか、原始時代の食生活が人間にとってもっとも理想的であるといったことの証明にはならないということである。

実際、進化生物学が専門のマーリーン・ズック(Marlene Zuk)[9]は、原始時代に正当性の根拠を求める糖質制限派の主張を、「パレオ・ファンタシー」(Paleo Fantasy:原始へのあこがれ)と名付け批判的に論じている。

まずズックは、初期人類であるネアンデルタールやアウストラロピテクス・セディバの歯に穀物を採集・調理していた痕跡があることを挙げ、私たちの祖先が肉食中心だったというパレオ派の主張に疑義を唱える。

加えて、人類は時代や場所に応じて様々な食べ方をしているため、ある時代の人類が同じ食べ方をしていたという見方にはそもそも無理があるし、仮に一部の狩猟採集民が肉ばかりを食べて生きていたとしても、そのことと、かれらにとって肉食が最適かどうかは別の話しであると述べる。

さらに、「農耕が始まってから1万年余しか経過していないため、人間の身体は糖質過多の食事に適応できていない」というパレオ派がよくなす主張に対しては、「1万年は十分な時間である」と喝破する。

チベット人が標高数千メートルの高地で生活できるようになったり、乳製品を効率よく消化することのできる、進化したラクターゼ活性持続遺伝子を持つ人々が現れたりしたのはこの数千年であることからわかるように、人間の身体はもっと短いタイムスパンでも変化しうるからだ。

人類はある時期環境に完璧に適応した健康な生活を送っていたが、時代が下るほどにそこから離れていったというパレオ派の考えは、進化についての誤解であるというのがズックの主張である。

また進化生物学者の言葉を待たずとも、原始時代に回帰する糖質制限派の主張に無理があることは、素人の私たちにも予想がつきそうだ。

もし糖質を中心に食べることが、人類という種にまったくそぐわないものであれば、栄養摂取の8割強が炭水化物からであった昭和初期の人々は次々と生活習慣病を発症していただろう。

しかし生活習慣病にかかるのはかれらではなく、糖質からの栄養摂取がそこから2割近く落ち込んだわれわれなのである[10]4。この矛盾を私たちはどう説明したらいいのだろう。

4平成26年国民栄養調査によると同年の炭水化物エネルギー比率は59.0%である。


これについては第1人者の江部氏[3]が奇しくも著書の中で明快に説明している。


明治や戦前の日本人は、総摂取カロリーの7〜8割が米飯(主に白米)だったにもかかわらず、2型糖尿病がほとんどありませんでした。当時の日本人の日常生活における運動量は、現代人の10倍近かったと思います。 結論としては、運動量が現代人くらいだと、白米を一定量以上食べると、とくに女性の場合は2型糖尿病のリスクになるということです。

つまりここから言えることは次のことではないだろうか。


現代人、特に運動量のあまりない女性が白米をたくさん食べると2型糖尿病のリスクがあがる。白米を減らす、あるいは運動量を増やすとこのリスクを下げることができそうだ。

運動量が多ければよいのであれば、糖質がすべての元凶であるという糖質制限派の主張には齟齬が生じてくるといえよう。


なぜ糖質制限はブームになりえたのか?

糖質制限の根拠に原始人を持ち出すことは、2型糖尿病の人々に効果を示した食事法5を一般に広げる上でかなり有効であったといえる。

私たちの中に眠っている700万年前の原始の能力が、糖質をカットすることにより目覚め、体重は落ち、健康になり、集中力も上がるという糖質制限派の主張は魅力的だし、ロマンがある。

しかし私はこの食事法が「人間本来の食事」「人類の健康食」6といった言葉と共に、万人にとって素晴らしい食であるかのように広がってゆくことに危惧を覚えている。


5糖質制限食は2型糖尿病患者に一般的に適用される食事療法ではない。一部の施設において実施され、効果を示した食事法である。
6いずれも江部氏の『主食をやめると健康になる』[3]からの抜粋である。

日本社会は、肥満が問題になる一方で、やせすぎの若年女性の多さとそれゆえの健康被害が懸念される国でもある。

もともとそれほどご飯を食べていなかった標準体型の女性が、もっとやせたいと願って「人間本来の食事」である糖質制限を実行することは、そもそも人間本来のあり方なのだろうか? 成長期の子どもがネットで糖質制限のことを知り、それを実行することはよりよい成長を導くのだろうか?

糖質制限が2型糖尿病の人々を超えて多くの人に受け入れられたのは、「食べたいけどやせたい」という現代人特有の欲望をなんといっても満たしてくれたことにある。

そして、「食べたいけどやせたい」という欲望は、やせていることが評価される社会でなければ生まれえない。食料不足の危機がある社会では、身体に脂肪を蓄えられることがステータスになるため、食べてもやせるという、現代人をひきつける糖質制限の特徴は魅力にはならないし、そのような社会では栄養不足によるやせの方がよっぽど深刻であるからだ[11]。

たくさんの食べ物があふれ、貧しい人でも簡単に太ることができ、やせることが無条件に美しさ、カッコよさ、聡明さ、自己管理能力の高さと結びつく、人類史稀に見る社会状況にフィットすることにより糖質制限はブームになった。

しかしその事実は、生理学的な説明と、原始への憧れにより巧みに覆い隠されている。糖質制限はほんとうに「人類の健康食」なのだろうか? それは限られた時代の、限られた地域の、限られた人々にとっての健康食ということはないだろうか?

普遍化の裏側にあるものは、現代社会のきわめて特殊な価値観と構造であることに目を向けて、いまいちど糖質制限の功罪を考えてみたい。


26. 中川隆[-11300] koaQ7Jey 2019年9月19日 09:26:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1492] 報告
炭水化物で糖尿病になるというには炭水化物ばかりのジャンクフードしか食べない場合だけだね。 糖尿病の本当の原因は炭水化物ではなくジャンクフードに含まれる植物油だよ:


低所得者はでっぷりと太って糖尿病になる _ 糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満


日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃=鈴木傾城 2019年9月18日
https://www.mag2.com/p/money/770836


現代は、貧困が増えれば増えるほど「飢える」のではなく、「炭水化物漬け」になっていき、結果的に糖尿病を引き寄せる時代になっているのだ。認識を改めなければならない。「貧困=栄養失調」ではなく「貧困=糖尿病」なのである。

全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。

健康にまで格差が現れた日本、もはや糖尿病は貧困層の持病に

誰でも炭水化物は好きだが……

誰でも炭水化物は好きだ。セレブもアメリカ大統領も炭水化物漬けだ。炭水化物は「うまい」のだ。

しかし、富裕層は肉や魚や野菜をたっぷりと取る余地があり、さらに健康に気を使ったり高額な医療にかかることもできる。炭水化物まみれであっても、きちんと他の栄養素が取れていて健康のアドバイスが受けられる。


しかし、貧困層はそうではない。

厚生労働省の調査では、所得が低い層であればあるほど米やパンなどの炭水化物を主体とした食事になり、野菜や肉類をとらなくなっていくという結果を出している。

その理由は明白だ。炭水化物は安いからだ。

たとえば、低所得層の多くはインスタントラーメンを好んで食べるのだが、その麺はもちろん炭水化物でできている。カロリーは意外に高いのだが、1袋100円以下で買えるのでかなり安い。

食べにいくとどんな安い食事でも300円以上になるし、まともなレストランで食べると1,000円以上するのは当たり前だ。もし金がなければ、1,000円も出して1食しか食べられないのであれば、インスタントラーメンで10回くらい食べた方が断然お得だと思う。

炭水化物まみれの食品

インスタントラーメンが主体であったとしても、そこに野菜や肉をたっぷりと合わせればいいのだが、どちらも高いので、節約するのであれば素のままのインスタントラーメンを食べるのが一番安い。

すると、必然的に炭水化物を主体とした食事になっていき、野菜も肉類も食べていないので栄養が極度に偏っていく。

コンビニで売られている弁当も炭水化物の塊であり、菓子パンに至っては炭水化物と糖分がびっしりと混ぜられている。300円台で食べられる各種ジャンクフードも、やはり炭水化物主体である。

低所得者はでっぷりと太っている

アメリカやメキシコでも低所得層がでっぷりと太っているのは、炭水化物の塊であるピザやタコスが安く大量に買えるからだ。そのため、アメリカでは今やピザが国民食と言えるほど食べられている。

炭水化物に砂糖をまぶしたスナック菓子も安く、炭水化物に脂肪をたっぷりまぶしたジャンクフードも安い。そこに砂糖まみれの炭酸飲料をガブ飲みしている。


そうすれば、安くて確実に腹が膨れる。だから、炭水化物食ばかりを低所得層が食べるようになり、どんどん太っていく。


低所得層になればなるほど炭水化物過剰で肥満になる

途上国でも、インドなどは極貧の環境なのに、でっぷりと太った人たちが大量にいる。スラムに住んでいるのにみんな腹が突き出て肥満が顕著に見て取れる。

このインドも米や小麦が大量に安く流通していて、低所得層が炭水化物を流し込むようにして食べている。おまけにどこの店でも小分けにしたスナックを安く売っており、子供たちが朝から晩までそれを口にしている。


炭水化物は日持ちがしやすく、工場での大量生産に向いており、消費されやすい。

そのために企業は炭水化物まみれの食品やスナックを大量生産するようになり、大量に溢れたものがどんどん出回って価格も安くなっていく。

極度の低所得層は飢えていくが、そこまで至らない低所得層は炭水化物漬けになるのだ。

今の世の中は世界中で低所得層が炭水化物を大量に食べる時代であり、低所得層になればなるほど炭水化物が過剰になり、肥満になっていく仕組みになっている。


2型糖尿病患者の57.4%が年収200万円未満

全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。
※参考:放置されてきた若年2型糖尿病(PDFファイル) – 全日本民医連

この「2型糖尿病」というのは、インスリンの作用不足で起きる糖尿病だが、その原因は体質以外には「肥満・運動不足・食べすぎといった生活習慣の乱れ」が引き起こしていることが分かっている。

つまり、年収200万円以下の低所得層が、肥満や運動不足や食べすぎといった生活習慣の乱れで2型糖尿病になっている。

アメリカでもメキシコでもインドでも「糖尿病」が深刻な国民病となっているのだが、低所得層が炭水化物の過剰摂取で肥満となり、その肥満が糖尿病を引き起こしているのが実態だ。


その「低所得層が炭水化物過剰によって糖尿病の発病」という流れがいよいよ日本にも現れているのが分かる。


低所得層の糖尿病は重症化する

しかも、低所得層の糖尿病は重度で深刻なものになっていることが多いのだが、そこにも低所得層特有の理由があることが分かっている。

低所得層の糖尿病が重度になりやすいのは、健康診断を受ける余裕がないからである。また、健康診断を受けて異常が発覚しても病院に行く金や時間がない。


そして、医者に生活改善を求められても、やはり経済的な理由で対処できないからだ。生活改善どころか、その後の通院すらもできない。

低所得層の多くは非正規雇用者なのだが、彼らは企業にとっては使い捨て要員である。だから、彼らに健康診断を受けさせてケアさせてその費用を負担して長く働いてもらうという発想にならない。

安い賃金でギリギリまで働かせ、壊れたら使い捨てて新しい人員に入れ替える方がコスト削減になる。逆に言えば、企業に捨てられたくない非正規雇用者はなかなか休めないし、健康診断も受ける精神的余裕も経済的余裕もない。

だから、体調が悪化しても動けるのであれば無理して働き、どうしようもならなくなって医者に行くと、すでに手遅れになっている現状がある。


重篤な病気にかかって自滅していく

低所得層は満足な賃金を得られていない上に、何年働いても賃金が上がる見込みもない。長く勤めれば評価されて賃金が上がっていくというのは正社員の話であって、非正規雇用者は長く勤めても契約更新でリスタートされて終わりだ。

賃金を上げられないのであれば、仕事を掛け持ちして賃金を上げる方策がある。

しかし、そうして時間的な余裕も体力的な余裕もなくなると、食事はより簡素で適当なものになり、炭水化物漬けとならざるを得ない。そして、疲労が溜まって病気になりやすくなるのに、逆に医者に行く時間がなくなる。

医者にかからないで無理をする環境と偏った食生活が長年続くことによって、最後に自滅するかのように重篤な病気になっていくのである。

健康にも「格差」が現れてきた

厚生労働省の国民健康・栄養調査では、低所得層は高所得の人に比べて肥満や脳卒中でおよそ1.5倍発症のリスクがあるというのは、こうした複合的な理由がすべて積み重なるからだ。健康にも明確に格差が現れてきているのだ。

低所得層は病気になりやすく、病気が重篤化しやすく、経済的な理由で病気が治りにくい。


しかし、皮肉なことに、重篤化して手遅れに近い状態でも今の医学はかなり発達しているので、人間を簡単に死なせないで重篤化したまま中途半端に生きながらえさせる。


飢えるのではなく、炭水化物漬けに

ところで、これは驚きの事実だったのだろうか。

いや、こうしたことは貧困が蔓延すると起こり得ることであると誰もが指摘していることだった。低所得層が追い込まれると、もはや健康すらも維持できなくなると、誰もが知っていたと言っても過言ではない。


低所得層がいよいよ健康の面でも破滅的になっているのは、起こるべきものが起こっているということなのである。

現代は、貧困が増えれば増えるほど「飢える」のではなく、「炭水化物漬け」になっていき、結果的に糖尿病を引き寄せる時代になっているのだ。認識を改めなければならない。

「貧困=栄養失調」ではなく「貧困=糖尿病」なのである。

炭水化物は異様に安い。だから、炭水化物まみれの食生活が糖尿病を呼び寄せる。低所得層が次々と健康を害する時代の幕開けになっている。

27. 中川隆[-11299] koaQ7Jey 2019年9月19日 09:27:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1493] 報告
認知症と糖尿病の原因はサラダ油とパーム油だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/329.html
28. 中川隆[-15292] koaQ7Jey 2019年11月22日 22:48:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2375] 報告
癌の原因は

1. タバコ
2. 酒
3. 残留ホルモン入り輸入牛肉
4. 加工肉
5. 加工乳・低脂肪乳


だというのが定説です。


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