世の中の森羅万象を取材､報道するのは､毎日数多くのジャーナリストが行っているのであって､トップの顔色を一々窺っているわけではないでしょう｡読売のナベツネというようなボスのことがよく言われるが､読売はナベツネが出てくる前から読売だし､彼が死んでからも読売だと思うよ｡

阿修羅の投稿者の中に､大企業のサラリーマンがどれだけいるのか知らないが､この投稿を読んでいる貴方､いつも社長や部長の方針などを胸にしまいながら仕事していますか｡自分なりのプライドがあるでしょう｡

朝日の舟橋というような人がたまたま書いた記事(それも民主党のとって不都合な記事)を読んで､気にいらない人が､それを一般化して朝日の右傾化などと言っているだけさ｡

記者もサラリーマンであり､労働者だ｡一国民でもある｡つまらん中傷など無視して､自ら信じる道を､頑張って進め｡

朝日新聞の運搬トラックが帰社する際に、パナソニックの携帯電話の部品を積んで帰るそうですが、事実なんですかねぇ。

　朝日新聞は今年、総選挙と政権交代の100日を執拗に追跡した。
　総選挙を控え、日本社会の基底で起こるさまざまな角度から光を当てた。
　「コンビニってのは地の人なんだよな」
　連載「地殻変動」（8月5日朝刊）では、ゼ国に4万2千あるコンビニ店を民主党に引き寄せようとする小沢代表のそんなつぶやきを紹介した。民主党は従来の政治がつかみきれなかった「地の人」たちの不安と不満を根っこからすくい上げた。
　新政権は発足したものの、主に経済政策と対米関係で、もたついている。
　日本経済のデフレが急速に進んでいる。大手コンビニのパック入りご飯をつくる新潟県内の工場をルポした「値下げの陰で覆面工場稼働」（10月8日朝刊）は、値下げ競争デフレの内実に迫った。
　デフレをどう止めるのか、その原因をどう克服するのか、骨太の政策をまだ打ち出せない。デフレが一層悪化すれば悪化すれば、収益も投資も雇用も消費も歳入も下降し、経済の底が抜ける。新政権に求められるのは、成長、成長、成長である。
外交・安保も軸足が定まらない。外交は本質的に国と国との約束事と信頼である。政党が主張する政策の是非を問う投票権を外国は持たない。それだけに外交委政策の転換には慎重でなければならない。それでも変える場合は、代案を練り上げ、根回ししたうえで進めるのが筋だ。しかし、政府・民主党は、普天間基地移設問題を「宣言」から入った。その結果、「「同盟を取るか連立を取るか」といった自縄自縛に苦しんでいる。対米関係の立て直しが急がれる。
　時の政権を監視するのが朝日新聞の使命と私たちは心得ている。それが自民党だろうが民主党だろうが変わらない。鳩山献金問題は総選挙前の本紙の特報（「鳩山献金に故人名」＝6月16日朝刊）がきっかけである。政権誕生後も「首相、事務所賃料記載せず」（10月24日朝刊）を報じた。いずれの記事も記者クラブ取材ではなく、地道な調査報道の成果である。「政権100日」が過ぎたのを機に改めて、権力監視の責任をかみしめたい。調査報道をこれまで以上に強化していく。
　創刊130年を記念して始めた地球環境シンポジウムをはじめ、環境・エネルギー問題の課題と取り組みを追う「エコ・ウォーズ」シリーズなど、この分野での取材・報道は一歩先んじてきたと自負している。国連気候変動枠組み条約締結国会議（COP15）では、二酸化炭素（CO2）削減の拘束力のある新たな枠組みづくりはできなかったが、日本はここで緩んではならない。低炭素社会の実現は、日本のような資源小国にとっては国家安全保障政策に他ならない。
　中国の台頭は止まらない。GLOBEは、創刊1周年を記念して「海軍大国への始動」「中国，『��1』への長征」（10月5日、19日）を特集した。本紙連載「在日華人」は、「中国系」が日本社会に根付き、躍動している姿をとらえている。峯村健司北京特派員の世界的スクープとなった「『後継』ジョンウン氏が訪中 北朝鮮の金正日総書記の名代、中国の胡主席らと会
談」（6月16日朝刊）をはじめとする中国報道、なかでも中朝関係報道を特筆したい。事実上の米中��G2�′ｻ象もほの見える。中国の実情にもっと肉薄したい。
　内外ともに激動している。日々のニュースの意味と意義を考え、論じるオピニオン機能を一段と拡充していく。

以上転載終わり

引用された朝日主筆の評論は､原文で再確認致しました｡文章というものは全て､読む人によって受け取り方が様々になるのは当然ですが､私は､この文章には違和感はなく､真っ当な内容だと思いました｡

貴方が､どういう部分について「角々しい文章」と感じられたのかは､特にご説明がないので分かりません｡しかし､例えば､次のような表現があります｡

『時の政権を監視するのが朝日新聞の使命と私たちは心得ている。それが自民党だろうが民主党だろうが変わらない。』

見出しにも「権力監視」とあるとおり､この文章の核心でしょう｡朝日主筆だから「朝日新聞の使命」と書いているが､他の多くの新聞､それも日本だけでなく世界の有力新聞の共通理念だと思います｡面倒なことを言えば､大学の「新聞論」「メディア論」講義でも､大方そのように教えているのではないでしょうか｡

「それが自民党だろうが民主党だろうが変わらない」という点も､各紙によって多少の色合いの違いはあるにしても､基本的にはそのとおりだと思います｡もちろん､読者がどの党の支持者であるかによって､受け取り方が異なるのは､これまた当然です｡阿修羅投稿者には民主党支持者が多いようなので､民主党･鳩山内閣批判には反感が強いのでしょう｡

民主党(または支持者)は､今や野党ではなく政権与党(またはその支持者)なのだという自覚こそ､必要ではないでしょうか｡

権力の監視といいつつ、ひとりの政治家の政治生命を簡単に奪うことができる絶大な力をマスコミが持ってきたのはスルーですか？

テレビのタレントの放言で、連日の新聞の見出しで、中吊り広告の見出しで、ありとあらゆる角度から日々日常の中で反復することで、ひとつの印象を植え付けるマスコミこそが最大の権力じゃないでしょうか？

権力の監視？小泉竹中時代それを怠り、今日までその暗部を掘り下げない自らの臆病を棚に挙げ、報復される恐れのない”はと”相手には、揚げ足取りまでして因縁をつけ・・・それが権力の監視ですか！！

日本主義の私は正直いって民主支持じゃありません、しかし、最近のマスコミの道に反するやり口には猛烈な怒りをもっております。
日本をこれ以上ごみで汚すなと！！

朝日新聞社の諸君！！くやしかったら芸能マスコミと司法に隠然たる力を行使しているあの団体の疑惑を報道してみろ！！世界の本当の権力であるアメリカの産軍複合体の陰謀を暴いてみろ！！

イラクの外交官殺害は誰が仕込んだか！国連イラク事務所の爆破は誰が仕込んだのか！アメリカの炭阻菌配布は誰が仕込んだのか！

肝心の権力の横暴に迫る気配も持たずに、闇の権力と一緒にグラスを傾け喜んでいるような連中が”権力の監視”などとあつかましいことをいうな！