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福島の男たちへ告ぐ
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/586.html
投稿者 宮島鹿おやじ 日時 2011 年 5 月 07 日 03:28:35: NqHa.4ewCUAIk
 


原子力発電所が破綻して放射能が漏出し、広範な地域に居住する住民に被害を及ぼす事態がある。
従来なら年間1msvの許容範囲であった放射線の基準が、大人も子供も20msv/年という数値に引き上げられた。これは法律で定める「放射線管理区域」に匹敵する数値だという。

この事態を「安全だ、安心だ」と言っている学者がいるらしい。「100msv/年」でも大丈夫だと。

一方、「20msv/年」 は過酷な数値であるという人たちもいる。

明らかな混乱がある。そして、過酷なことに、どれが正しいのか「各家庭」で判断せざるを得ないような事態になっている。

私が福島の男たちにお願いしたいのは、とにかく、大至急、必死になって、ネット情報を含めてさまざまな文献にあたり自分なりの見解を確定していただきたい。他人に任せるのではなく、自分自身の判断根拠を確定してもらいたい。

そういう自分も本サイト等で情報収集を行ったが、結論としては以下のとおりである。
「チェルノブイリで実際に何が起きたのかということを追求することが回答のように思える」
「低線量放射線被曝や内部被曝についての確定的学説は存在しないとされている」
「定説が存在しないからといって一挙にその基準を20倍にすることは理解できない」
「浴びなくていい放射線被曝は避けるべきである。」
「ICRPが・・・、ECRRが・・・」
最終結論
「自分の子供を、学者の意見が割れるような環境下におくことはできない」

このような事態は日本史において存在しなかったのではないか、いや世界史的にも稀有な事態である。だから普通に考えていては判断がつかないと思われる。
よって「普通に考えない」ことを勧める。つまり極端に考えてみる必要があるように思う。私は以下のように考えてみた。

・・・・・

今一人の男が現れて、あなたにこう言う。

「あなたに、全地球の鉱物資源をあげます。そのかわり、あなたの子供の小指をください。」といわれたとする。

「はい、どうぞ」と子供の小指を切断して与えるだろうか。間違いなく世界一の富者となるだろうが、子供の心は地獄のようになるだろう。

だから拒絶する。

ということは、自分にとって、子供の体のほんの一部ですら、「地球の富」に替え難いものだということを「自分が思っている」ことがわかる。これが本心だと認識する。強く強く認識する。


・・・・・・

今、子供の健康・生命が危機に曝されているという意見がある。
もし、それが事実であれば、子供の小指よりも、重大なものが失われようとしている。
(それが事実かどうかは繰り返すが自分で認定するしかない。実はここに一番の悲劇性があるように思う。)

にも、かかわらず行動を取るにあたって、その妨げになるものは、おそらくは、「つきあい」だと思う。

親戚のつきあい。
近隣とのつきあい。
職場のつきあい。
学校のつきあい。
友人たちとのつきあい。

回覧板を回すこと、プロ野球についての雑談、旦那寺での法事、大手新聞の購読、・・・これらが実は「体制維持」のための末端装置であることを今更ながらに発見する。

江戸時代には、農村には年貢の支払いが「連帯責任」で負わされていた場合があった。誰かが「逃散」すれば、その逃げた者の分を残った者が負わされる。だから逃げる奴は許さないとばかりに相互監視する。そういった封建時代の遺制が我々を拘束しているように思う。特に水田耕作は村落における共同作業が不可欠であったと聞いている。新進の気性よりも相互連帯感が重要だったと。そして財産分与についても必要に応じ子供たちに財産を分ようとすると結果として全体としての税収が落ち込んでしまうため、そういった行為を「田分け者(戯け者)」として禁止する。それら皆、支配者側の利益に沿った考え方だったのだが。我々の多くは、もう、とっくに水田耕作を主として生きているわけでもないのに。ましてや、寄生地主制度もとっくに消滅しているはずなのに。しかし、このようなシステムは戦時中に「隣組」という形で再利用されたように感じる。

・・・・

つきあいを大切にしたいと思う気持ちはよくわかるが、私の考えからすれば、それすらも「生存のための手段」だと思う。

今、「生きる」とはなんだろうか。妻や子の笑顔を保証することではないだろうか。

さきほどの「思考実験」において、我々は「全世界の富(生活手段)」よりも「子供の体、命」が大切だと知ったはずだ。子供たちの健康は、「つきあい」=「生活のための手段」よりも優先すべき「目的」であることを認識しているはずだ。

その土地にいないと生きていけないのだろうか。おそらくは、その土地を離れても、生きていくことは可能だと思う。しかし、その土地から享受しているもの全てをどこでも再現することは不可能だろう。そして、その土地を離れることが経済的に不利だとするならば、せめて、自分だけがそこに残り、妻や子だけでも、より遠く安全なところに逃がすことはできないだろうか。

家族の安全を確保して、今までのつきあいも今までどおり維持したい、そのようなことは不可能と思われる。

妻や子を逃がしたとする。そのことが、今後、「軽率」だったと思える日が来るかもしれない。それはそれで最良の結果ではないだろうか。そのとき、あなたは、周囲から疎まれるだろう。でも、「それ」に耐えられないというのなら、一体あなたは妻や子を「何」から守れるというのだろうか。このことよく考えてもらいたい。


 

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コメント
 
01. 2011年5月07日 07:23:25: Q3IdcuV4oc
10年,20年後、無事成人した子らは、
断腸の思いで疎開させた親の愛を、深く思いいることでしょう。
明日の日本を背負う、強い子に育って下さい。

02. 2011年5月07日 08:34:46: PRYzrVFZgM
宮島鹿おやじ”さん、良くぞ言ってくれました。強さとか、愛 とはそうゆうものです。

03. 地には平和を 2011年5月07日 08:54:14: inzCOfyMQ6IpM : rPWhQQlHm2
安全だと言っている連中はガンになってもそれが原発から出た放射能を体内に取り込んだ結果だという事が立証できないと思い安全だと強弁しているに過ぎない。1979年のアメリカのスリーマイル島原発事故の後どうなったのか1986年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故の後どうなったのかを調べればガンの発生率が高くなっているので原発事故の結果だという事以外に考えられないだろう。こういう統計学的な思考が必要である。君子危うきに近寄らずが行動の規範にならねばならない。福島原発からなるべく遠くに避難した方がいいの決まっている。お金が無くて避難できないのなら東京電力に負担させるべきである。東京電力の責任者の財産を全て没収して被災者支援に使うべきだ。政府の対応の遅れの責任も追及しなければならない。政府ももちろん被災者を支援すべきだが政府の金は我々国民の金であるので東京電力の金を全て没収した上での話だ。政府紙幣を発行して被災者全員に100万円ずつ配るべきである。あくまで当座の費用としてだ。追加支援はもちろんするべきだ。

04. 2011年5月07日 08:55:41: FpVPO6YryM
私の気持ちを まるで代弁して頂いたようで…
有難うございます。
福島の皆さんに 是非この記事を読んで頂きたいです。

05. 2011年5月07日 09:35:54: Wttv7MlvTs
そのとおりだと思う。

私は福島の男ではない、中部地方の女だが、
昔、脱原発に首を突っ込んだ経験がある。
教育制度にも異を唱え、周りからはきち外扱い。
結局離婚、実家との縁も切ったが、
今回の事故で、留学経験のある息子は一緒に外国へ逃げようと言ってくれました。


06. 2011年5月07日 10:34:23: PE18bj7moE
おやじの言うとおりだ。疎まれても憎まれ役になっても、大切なものが何か忘れてはいけない。
今わかりあうより大切なものもある。

07. 2011年5月07日 11:01:04: bMOftlwJac
 昨日の福島発事故対策統合本部共同記者会見で、単位面積あたりの放射性降下物の量について、チェルノブイリでの最大値の2倍を超える地域があるということが明らかになりました。現在1〜3号炉圧力容器内部に直接注水している冷却水のうち1日100t分が、水蒸気または地下水となって周辺環境を汚染し続けています。この量は最大で1日150兆ベクレル以上。汚染は今も進行中、収束の目処は全く立っていません。

 日本はこれから、世界で初めての経験をすることになります。

 このような状況であるにもかかわらず、大手メディアは事の詳細を明らかにしようとはしていません。むしろ、大衆の興味を別の方向に向けさせようと努力しているように感じられます。
 大手メディア自身だけではなく原発利権で甘い汁を吸い続けている連中を守るため、彼らは自己保身に走っているようです。ここには人類の存続に対する強い悪意が感じられますが、残念ながらそれに気付いている人はそれほど多くはないのが現状ではないでしょうか。

>>05 さん
 私も高校時代からずっと反対運動に参加してきました。
 ヨウ化カリウム錠剤を見せながら、原発の危険性、事故発生時に今住んでいる地域への影響等々を知人に話したことが何度もあります...が...おおむね良い感触は得られた試しがありません。『あっはっは、そんな極端なことあるわけ無いでしょ。』ひどいのになると『あんた、何か変な宗教にでも入ってんの?そういうのお断りだから!』とか、こんな感じです。仕舞いには母から『うちの子はインターネットで変な情報ばかり見てるんで、あんまり気にしないでくださいね。』とまで言われる始末。

 福島から離れた地域であるせいか、私の周囲は未だこんな感じです。ただ、何とか救いがあるのは、私の逆洗脳のおかげか、最近やっと母が気付き始めたこと。
 まだまだ時間がかかりそうな気はしますが、テレビ真理教にどっぷりつかった周囲の人間を逆洗脳する努力を続けてみます。
 残された時間的余裕は、それほど長くはないかも知れませんが...。


08. 2011年5月07日 12:24:25: bMOftlwJac
>>07 訂正します。
×福島発事故対策統合本部共同記者会見
○福島原発事故対策統合本部共同記者会見
                    m(_ _)m

09. 2011年5月07日 15:08:49: iEe69CTcRQ
>極端に考えてみる必要があるように思う。

それが正しい。福島の人たち。悪いことは言わない。
愛知・岐阜以西への移住を勧める。


10. 2011年5月07日 15:58:49: 2y4DYkOsso
このようなことを言いたいと思っていた人は多いでしょう。
それを適切に表現していただきました。
感謝します。
本当の思いやりだけでなく、学者・専門家の「学問的」見識=へ理屈に比べて、何百倍も論理的・科学的です。

11. 2011年5月07日 16:16:45: NPggxiI21k
素晴らしい投稿だ、男とはこうあるべき。
昨日NHKで、いったん千葉へ避難したものの元の職場へ戻る決心がついた御主人が、小学生の子どもと奥さんを連れて南相馬市へかえっていく様子が報道されていた。
男親なら、仮に自分は福島へ戻っても妻子は千葉へ残さないだろうか。
お子さんはせっかく馴染んだ千葉の小学校を去りがたく涙を流していた。
御主人にも色々事情がおありなのだろう。
しかし・・・悲しい報道だった。

12. 2011年5月07日 16:36:06: fM68V7RGgY

中鬼と大鬼のふたりごと
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-8.html
 
から転載。

身の回りの放射能の危険度については、放射性物質の累積降下量を知っておく必要があります。略 気象庁の3月11日 予報および原子力安全委員会の4月11日見解から、原発事故発生直後の数日は桁違いの量の放射性物質が東日本・首都圏に降っていたと考えられます。下の数値は19日以降の累積なので、3月11日から18日の最初の1週間のとんでもない量の放射能分がすっぽりぬけています。最初の分を入れたらたぶん下の数値の数十倍から数百倍にもなると思います。また一番肝心な福島と宮城のデータの多くが「計測不能」とかなっています。そしてヨウ素131・セシウム137以外の放射性物質の降下量データが全く公表されていません。


放射性物質累積降下量(3月19日以降)
文科省発表の都道府県別放射性物積降下量の累積値

   
ヨウ素131 セシウム137 備考
福島  未公表 未公表 3月28日福島市:ヨウ素131=23000・セシウム137=790
宮城  未公表 未公表
茨城  212726 28625
東京  84939 6911
山形  68692 8667 3月29日〜4月3日までデータ未公表
埼玉  68574 3801
栃木  61312 2809
千葉  45787 4894
群馬  21844 1460

など。上記の県はどこでもかなりのホットスポットがあり、水、土壌汚染も場所によって深刻と思われる。特に福島宮城茨城東京は場所によっては住むだけで危険だと思われる。各自でガイガーカウンターを購入して自分の住んでる地域をはかるべきであろう。



13. 2011年5月07日 22:42:32: jkqlg1hWd6
バカは放射能で死ぬ。 
それだけだ。

西へ行け!

1、吸い込んだ放射性物質の量が多ければ多いほどガンになる可能性は高くなる。
2、少ない量の被爆なら安全なのかどうかは研究中
3、少量でも放射線は確実にDNAを破壊する。
4、計測方法や検査方法に問題があり、情報も制限されてる為実際に自分がどの程度被爆しているのか推測できない。

岐阜、愛知以東は危険だ。

福島で成人10-1000人に1人、関東で100-10000人に1人くらいの割合で健康被害を受けると考えるのが妥当だろう。


14. 2011年5月08日 05:18:37: uAPNblqTJc
20msv/年は子供だと200人に1人が癌になるぞ。。。

15. 2011年5月08日 07:49:31: Z0dvbxztUQ
かろうじて津波は逃れたものの原発爆発のため非難したいわき市民です。2週間ほど関東にいましたが3月末いわきへ戻りました。停電、断水で中断していた仕事が再開したからです。子供はすでに自立して東京にいるので、60近い夫婦なら諦めもつくし、避難生活の間に関東全域がにたような状況になってきたということもありました。避難中の2週間は詳しい情報が知りたくてネットを見続けましたが、周囲の人達の生活と我々避難している者との意識の違いに正直疲れました。いわき市は強制避難区域ではありませんから、放射能を恐れて避難していても危機感のない関東の人達にとってはなんの関係もありません。勿論ネットを見ればここにいるような人達がたくさんいるのはわかりますし、そういう人達に救われるのも事実です。ただ現実にはさほどの危機意識もなく普通に生活している人達がほとんどです。地元では地震、津波で家を流され、多数が死に、停電、断水の中毎日必死で生きてる知り合いが沢山いました。電話で様子を聞くたび避難しているのが申し訳ない思いでした。このような思いで地元に戻った避難者は知り合いの中にも大勢います。放射能に関しては同じ福島県でも地域によって状況は違います。いわきよりは福島、郡山方面がより深刻です。飯舘は更に深刻です。放射線量にすればいわきと福島は6倍、飯舘とは12倍位違います。ここで議論されているのは高放射能地域だと認識したうえで、福島県民としての複雑な思いを書いてみました。地元のテレビ、新聞、ラジオでさえ毎日安全だ、安全だと報道しています。風評被害に負けないで頑張ろうのオンパレードです。全国放送だけではありません。福島のマスコミもです。あきれます、絶望的です。我々は安心だから住んでいる訳でも大丈夫だから戻った訳でもありません。生活が出来ないから仕方なくいるのです。政府、県が非難指示を出さないからです。莫大な保障をしない為です。我々年寄りはいいです。でも子供達だけは避難させてほしい。それは個人では大変です、政府の責任でやるべきです。浜岡を止めるなら今現在危険な子供を救ってほしい。まとまりのない文章ですみません。

16. 2011年5月08日 10:32:26: QeOT5kcKE2
放射線による健康被害を統計的に見たときの、
癌の発症率や死亡率は、氷山の一角と自覚するべきである。
放射能が原因で100人の内1人が癌になったり、死亡したりしているときに、
残り99人が何ともない訳がないのだ。
常識的に考えて、実質的な健康被害は、その10倍あってもおかしくない。


17. 宮島鹿おやじ 2011年5月08日 11:58:58: NqHa.4ewCUAIk : zQ6BIegSPc
皆様

コメントありがとうございます。

過分なるお言葉痛み入ります。
参考となる資料大変参考になります。


18. 宮島鹿おやじ 2011年5月08日 12:36:47: NqHa.4ewCUAIk : zQ6BIegSPc

15 Z0dvbxztUQ 様

コメントありがとうございます。

私は「宮島」を名乗っておりますが関東圏に住むものです。

妻と子は現在、瀬戸内地方に避難させています。


>勿論ネットを見ればここにいるような人達がたくさんいるのはわかりますし、そういう人達に救われるのも事実です。

 そのように言っていただいて大変安堵しております。実にこの投稿をするにあたっては躊躇をいたしました。まだ安全な関東圏にあって、災難の真っ只中におられる方々に対して失礼ではないかと思いました。
 数日前、おそらくは福島市内の方へのインタビューがテレビで放映されていました。30代半ばくらいの穏やかそうな子連れの男性の方でした。おっしゃった内容は記憶していませんが、「どうしたらいいのか当惑している」といった内容だったと思います。
 そこで、思ったのが今回の事故は「前例がない」ということでした。つまり、原子力発電所が爆発し大量の放射能が漏出し、近隣の市街地に影響が及んだため「家族の健康を心配する」父親というのは、日本で初めての存在だということに意外と気づかれていないのでは、と思ったのです。
 ということは、非常時の中の非常時という状況において、政府は原発を推進してきたような信頼の置けない学者(私はこの御用学者というものに最も嫌悪感を感じているのですが)の意見を元に行動しており、こうなったら共同体としての国・自治体が信頼できないなら、もはや家庭の責任者がどうにかするしかないという思いを持ったのです。

 そういう思いをさらに加速した動機があります。というのはこの20msv/年という政府決定があったとき、福島の父母の方々が、原子力安全委員会の事務局や文部科学省の若い官僚を問い詰めている動画を見ました。まったく問答になっていないそのやりとりを見て愕然とするとともに、とりあえずは「家族の安全を確保」できた自分が、このまま何もしなくていいのかという思いにかられました。かといって何をしていいかもわからず、いてもたってもいられない気持ちが昂じ、思い切って福島市内のある小学校に電話をしました。いきなりの電話にもかかわらず誠実に対応していただいたのですが、やはり「国からの指示」「行政としての役割」という言葉が返ってきました。こどもたちは3.8マイクロシーベルト/時という環境下で、「帽子」「マスク」「長袖の服」で身を守っているというのです。私は専門家ではないのでこれがどれほどの数値かは厳密にはわからないのですが、本当に大丈夫だろうかと心配でなりません。というよりも自分の子供なら確実に避難させています。

 浜岡原発停止のニュースがありました。少しでもいい方向に向かっているように思いたいです。しかし、政府の対応にすべてを期待していはいけないというのが今の私の見解です。だから、親ができるだけのことをするしかないと思いました。本文で示しましたように、内閣参与が抗議して辞任するほど安全性については議論が分かれるとするならば、専門家ではない親としてはより安全な方向を模索するしかないと思っています。

>避難中の2週間は詳しい情報が知りたくてネットを見続けましたが、周囲の人達の生活と我々避難している者との意識の違いに正直疲れました。

 実にそのとおりで、そういった意識のずれがあると、何をするにしても違和感を感じながらとなりますので、たいそう疲れることになります。私は幸いにして、こういったサイト等による情報を得ていたおかげで、かなり早い段階から行動することができました。ただし、そのために職場で孤立し、近隣との交際もおろそかになり、回覧板も回ってこない事態となりました(^^;)


>我々は安心だから住んでいる訳でも大丈夫だから戻った訳でもありません。生活が出来ないから仕方なくいるのです。

まさしく現状を正確に言い当てているお言葉だと思います。

インターネットの普及により、様々な情報が(もちろん玉石混交ですが)入手できる環境にあります。ただし、入手できるのは情報であり、実際に責任をもってどうするという段になりますと、やはりばらばらの個人にはできることに限界があります。そこで当然、「行政」の出番ということになるわけですが、こうなるとやはり、おっしゃるとおり「避難区域」に指定されているかどうかが、受け入れを行う自治体の対応に直接的に影響してきます。対応は自治体によって様々かもしれませんが、たとえば公営住宅への入居などについて特別の措置があったりします。各自治体ごとの対応がまとまっている資料があると大変参考になると思うのですが、寡聞にしてそのような存在を知りません。場合によっては直接、都道府県・市町村などに照会してみるといいかもしれません。また、それらのHPにある程度のことが掲載されている場合もあると思うのですが。

 私が今回特にメッセージを伝えたいと思ったのは乳幼児・育ち盛りの子供のいる家庭の父親の方に対してでした。これは、ありきたりで恐縮なのですが、ハローワーク(職業安定所)にまずは登録すると、職業安定所の専用検索機と同じことを自宅のPCでも行え、日本各地での登録情報を閲覧できるということを知りました。在職中でも可能でした。私は職安で、いろいろ調べてみましたが、やはり今の収入と同じ条件というものは見つからず、家族ぐるみで避難すると大幅に収入ダウンということは避けられません。そうなってくると、ご主人が残り、妻と子だけが避難するという方法もあるのではないかと思います。ただ、関東圏と異なり、福島市や郡山市における放射線量が大人なら大丈夫という確信すら持てないのですが。なお、個人的な感触ですが、やはりインターネット上のWEBデザイナーなどといった技能や薬剤師といった資格など「手に職」のあるほうが有利になるようだなと思いました。

思いつくままに乱文となってしまいました。参考になればと願うのみです。
あと付け加えたいことがあります。それは、妻子を伴って瀬戸内近辺を移動していたときのことですが、「関東圏」から避難して来たという話をすると、かなり多くの方が親身になってくださるような気がしました。正直にいうと中には「身を引く」ような素振りをされたこともありましたが、概ね西日本の方は東日本の方に負けずに「心意気」のあっぱれな方が多いように思います。道を尋ねてもそっぽをむかれることは一回としてありませんでした。ただ、やはり事態は急を要すると思うのです。

このスレッドをご覧になった方で、有用な情報がありましたら是非ご提供ください。よろしくお願いいたします。


19. 2011年5月08日 12:45:41: EUYs48qpeg
福島の男たちよ 菅直人、枝野、仙石、細野、そして東電の経営陣たちの名前を身体に刻みつけて 絶対に忘れるな。

そして、これから 万一 不幸にして子供たちが甲状腺がんや白血病や奇形に蝕まれる事態が起こったら、

その時は 

福島の子供たちの命を自分たちの延命のために犠牲にした この犯罪者やその家族に対して 身体を張って 子供たちの仇を討て。


20. 宮島鹿おやじ 2011年5月08日 12:46:49: NqHa.4ewCUAIk : zQ6BIegSPc
追記

むろん、国などに働きかけて、子供たちの安全を確保するというのが「王道」であり、それを否定するつもりはありません。以前、別のスレッドで「上を動かせ」といったら「今更何をいっているんだ」といわれたこともありました。
でも、本来は、それが本当なんだと思うのです。

署名とかデモとか可能な限りのあらゆる手段で訴えていく必要があると思います。


21. 宮島鹿おやじ 2011年5月08日 12:53:05: NqHa.4ewCUAIk : zQ6BIegSPc
>19様

コメントありがとうございます。

ご趣旨は概ね賛同いたします。

ただ、犯罪者の「家族」に対してというのは個人的にいかがかと存じます。

糾弾されるべきは、「本人」であり、その家族は別の「人格」ですから・・・。

親と子は、別の人格であるから、親は子を所有しているわけではないので、その可能性を最大限妨げないように配慮すべきだという思いがありますので、本文のような投稿となった次第です。


22. コーヒールンバ 2011年5月08日 14:55:01: 3q/2p9c4c7KD2 : AEKMSXrVZG
やっと良い文章が現れた。

<それが事実かどうかは繰り返すが自分で認定するしかない。実はここに一番の
悲劇性があるように思う。>

この<悲劇性>こそが、実は「自由」の本質なのだと思う。
(昔流行った実存哲学の孫引きですいません。)



23. 2011年5月08日 16:25:41: SImKSU8Cjk
下記の記事がありましたので、周知しておきます。

{ICRP(国際放射線防護委員会)が提示する1〜20ミリシーベルトという数値の意味を、菅政府は曲解すべきでない。
 
 ICRP勧告に示される1〜20mSv/yは、一般公衆に被曝上限を1mSvとし、原子力関連事業の専門従事者に例外的に20mSvの被曝を許容するものである。小学校の児童に20mSvの被曝を強要するのは、極めて危険な行為である。殺人政権と呼ばれて反論はできない。
 
 菅政権が子どもの被曝量上限値を引き下げないのは、ただ一点、費用がかかるからである。この政治姿勢こそが糾弾されねばならないのだ。安全策を採って被害を蒙る人はいない。危険策を採って、あとで多数のがん発症を招いたのでは手遅れなのである。
 
 "Be on the Safe Side" (安全側に)

原子力災害への対応こそ、この「安全策」が不可欠なのだ。安全が確認されれば、避難体制を緩和すればよい。
 
 菅政権では、初動から、危険に対する対処の基本姿勢が間違っている。「安全だ」を繰り返し叫びながら、避難エリアを五月雨式に拡大してきた。避難が遅れたことによる弊害が必ず表面化することになる。
 
 まず、万全の避難体制を敷いて、状況の変化に応じて、避難体制を漸次緩和してゆくのが正しい対応方法である。
 
 浜岡原発の即時停止を決めたのなら、続いて、直ちに福島県の子どもたちの命と健康を守る対応を取らねばならない。}

注、菅内閣を支持した国民B層は、上記を甘んじて受けるか、政権を替えよ。
小沢氏・小沢派は、国民の生活が第一を掲げて、国政、災害、原発収束を指向している。


24. 2011年5月08日 17:17:12: tSqVFuSXj2
@福島原発の放射能地獄から子供を即時安全地帯へ全員疎開さすべきです。A放射線は健康にいいとか日本の原発は安全だと言い続けてきた、東大出の原発推進派の産。官。学の責任者全員を福島原発の最前線の高濃度の放射能下で作業員として送り込むべきです。、加納元東電社長ら原発推進派の国賊たちは、『原発は推進する。放射線は健康にいいんだ」と朝日新聞に書いていたことを志願してでも実行せよ。「あめつちの死塊となりて生き物の皆滅びなば慰むものを」と遺詠をのこしヒロシマで被曝死した市民の怨念と呪詛を日本人は一刻もわすれるべきでない。核兵器も原発も爆発すれば民主の被害は同じなのだ。狭い国土。高い人口密度。地震国。日本はあつという間に『制御不能で出口無しの放射能地獄」のために苦しむことになる。原発に完全にさようならすべきだ。日本人だけでなく人類は核兵器と原発から完全に核と決別しなければ「核に拠りて立つ国は核により滅ぶ」という箴言を思い知ることになる。核は原発も含め人類には悪魔の凶器なのだ。無毒化に100万年もかかる核廃棄物ひとつ考えてもわかることだ。

25. 2011年5月08日 19:31:08: rOLdAxtTeo
24さん、
日本への原爆投下と、戦後政治の元金(もとがね)について。
「昭和天皇は知っていた...」
鬼塚英昭氏の「原爆の秘密 国内編」及び「日本のいちばん醜い日」
どれか一冊でもよい、日本人は、真の犯罪者のことを知らされていません。
ぜひとも眼をお通し下さい。天皇家の強奪資産が戦後政治を動かしたことが
分かります。お時間おありの方、これらの本を突破口にして下さい。
中曽根元首相に流れた資金もこれなのです。彼は、原子力基本法を
成立させた張本人です。癌は元から断たねば。

26. 2011年5月09日 00:59:14: dsmrBtmhu6
福島の女たちには告げないのか?「子供を逃がすべき」は分かるけどね。明らかに成長期の子供は放射線感受性が大人よりはるかに高いという理由で。
というか、当然男も逃げるべきだろう。経済的・その他の理由があったとしても。「妻子だけを逃がす」というのは一見かっこいいようにも見えるがどうかな。
守るんなら一緒に逃げて守れ。

27. 2011年5月09日 04:30:20: VR0qwWf7aw
原発辞めさせるにはどうしたらいいんだろうと考えると、
やっぱり選挙で変えていくしかない、ということなんで
しょうね。
原発を推進しない、とする人に票を入れる。
これしかないんだけど、みんなすぐ忘れちゃうんですよね。
今日、東京の繁華街を歩いていて本当にそう思った。
となると、やっぱり今を大きく変えるには、革命しかないん
だろうな。

28. 2011年5月09日 09:38:56: ERhsjqUrXQ

高性能ガイガーカウンター
http://www.rakuten.co.jp/auc-taiyou-sya/

玄海原発(佐賀県)周辺は「白血病」患者が全国平均の11倍も多い
http://alcyone.seesaa.net/article/140076497.html


人体の浄化について

米のとぎ汁で乳酸菌等の発酵菌を増やし、内部被爆による放射能物質を排除する
http://ameblo.jp/neomanichaeism/entry-10879869328.html

土地の浄化について

乳酸菌を捕まえる 使う―
乳酸菌液を手に持つ福島みよ子さん
米のとぎ汁で集めた乳酸菌でネギの病気1/10
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201004/kant.htm

どうせ福島宮城東京関東近辺の人たちは人口が多すぎて避難できなのだから乳酸菌などつかって土地や人体の浄化を頻繁にすることですね。果たしてプルトニウムやウランにどれだけ効果があるかはわからないが、しないと白血病になるだけです。


29. 宮島鹿おやじ 2011年5月09日 23:28:45: NqHa.4ewCUAIk : zQ6BIegSPc
皆様、コメントをいただきありがとうございます。


どうしても Z0dvbxztUQ さんの コメントが頭に焼き付いて離れません。

やはり、事態は、我々が離れたところでどうのこうのいっていられるような生半可なものではないのであり、所詮、私のように職場や近隣で多少孤立した程度では比較のしようがない現状があります。私は、少しでも役に立ちたいという気負いから、そのコメントの持つ意味をよく考えられずにいました。

>地元では地震、津波で家を流され、多数が死に、停電、断水の中毎日必死で生きてる知り合いが沢山いました。電話で様子を聞くたび避難しているのが申し訳ない思いでした。このような思いで地元に戻った避難者は知り合いの中にも大勢います。

>放射能に関しては同じ福島県でも地域によって状況は違います。いわきよりは福島、郡山方面がより深刻です。飯舘は更に深刻です。放射線量にすればいわきと福島は6倍、飯舘とは12倍位違います。

>地元のテレビ、新聞、ラジオでさえ毎日安全だ、安全だと報道しています。風評被害に負けないで頑張ろうのオンパレードです。全国放送だけではありません。福島のマスコミもです。あきれます、絶望的です。

・・・・

 地震・津波による絶望的な被害。そして、追い討ちをかけるような放射能の危険、そして、それに対する「安全・安心」報道の有様が「現実に」語られています。


広瀬隆氏の著作「原子炉時限爆弾」のp19に以下のような記載があります。


(以下抜粋)

・・・大地震が発生した場合には、すでに物理的な被害が拡大し、交通機関の途絶、通信の不通、ガス・水道・電気の停止、火災などによって地獄の様相を呈している。そこに原子炉の事故による放射能被害が重なり合った場合、どのようなことが本当に起こるか、人類には未経験である。大地震という自然災害によって人々が苦しんでいるところに、未曾有の放射能災害が重なるという最悪の事態になるので、地震学者の石橋克彦氏がこれを「原発震災」と呼んだ。わが国では、住民の避難を含めて、事実上は、何も対策がないと言えるだろう。・・・

(抜粋終わり)


ここで語られている被害状況は「地震による物理的被害」に「原子炉事故による放射能被害」という「2重の被害=原発震災」の姿でした。

しかし、今回の災害の実情は、Z0dvbxztUQさんのコメントからも明らかなように、上記の被害に加えて「津波による被害」と、加えて、あえていうならば「事態の沈静化(実は過小評価?)を目的とする政策・報道等によって引き起こされる潜在的被害」と「それに対抗する『インターネット情報』に基づくコミュニティ間での相克・混乱」というものが3重、4重に重複する様相が伺えます。 

原発震災の「2重の被害」ですら極限的な苦しみであるにもかかわらず、さらに追い討ちをかけるような形で、被災者の方々を「人間が」苦しめることになるとは、おそらくは先ほどの著者ですら想像もつかなかったように思われます。これは、私の意見としては「利権体制」を維持しようとする者たちの体から発せられる腐臭によると考えています。

無論、「政策・報道等による被害が実在する」という見解の前提となるものは、「低線量放射線被曝及び内部被曝の影響」というものが如何なるものであるかという一点に尽きます。どうしてもここに戻ってくるわけです。もしも、本当に、放射線を浴びれば健康になり、放射性プルトニウムを飲んでも健康に害がないというのであれば、人類は「原子力発電」と未来永劫共存できるわけであり、この上ない福音であります。しかし、自分なりに情報を探し求めた限り、そのような行為は狂気の沙汰であり、そのような説明で国民を欺けると信じる連中のこの上ない愚劣さを示していると考えます。そんなに有益なものなら地底に埋める必要もないじゃないですか。


今後、低線量放射線被曝及び内部被曝の影響について、さらに情報を集約していこうと思っているのですが、この「阿修羅」サイトの トップに 「【NHK特集】チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染」 の動画が紹介されています。いかなる議論も、まずはこの動画を見てから始めるべきであると考えます。

http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/300.html


30. 2011年5月10日 07:50:39: 1L2R1YYxP6
原発から70キロのところにすむ被災者です。家族は福島市に勤務しております。毎日かの地の様子を聞きますが、みんなほんとうは逃げたい、若い親たちはにげているひともチラホラいます。しかもどこにそんなかねがあるのか海外へ。家人の話によれば、まさしく鹿おやじさんの主張のように、地元からはなれることをおそれているの老人が、若いひとたちの逃げようという行動をしばっています。ベッタリはりついたムラ社会思想は、いまに息づくのです。かえってきてムラ八分になるのがこわいようで、おら、こごさいる(わたしはここにいます)となる。しかしそこにあらたな問題がもちあがっています。こどもも逃げたくないというのです。それもわかるきはします。小さい子ならまだしも、中学、高校のこどもたちは、転校による、いじめもんだいをこわがっています。またもとの学校から裏切り者あつかいされることをどうやらおそれているようです。全く大人社会そのままの問題が反映されています。
こんな息のつまるような日本社会にしたのは、まぎれもなくひとりひとりの国民です。わたしの子供はいじめによって自殺をしてますから、子供がもう、死んでいく国にたいして大人はすでに鈍感になっているんではないかとおもうこのごろです。
地元ラジオもだいじょうぶといっていると15ばんさんのいわきのかたがかいておられましたが、うちの地元ラジオなんか、隣組ですよ。隣組。それをながしたんですよ。ばれちゃいますけど、それは、仙台の東北放送です。もう耳をうたがいましたよ。今はもしかして戦争中なのかもしれないです。
ガイガーカウンターで個人で計測している方のはなしでは、室内も同じぐらいの線量だそうで、やはり政府の発表なんかよりももっと高いようです。70キロ圏内の我が家もやばいんですが、受け入れ先がみつかっても実際どうやって生活を維持したらいいのか不安でふみだせないんです。弟のいる岩手にいきたいとおもっているのですが。
でももう日本人やめたい。


31. 宮島鹿おやじ 2011年5月10日 13:39:57: NqHa.4ewCUAIk : zEcA0qaS9U
>30様

コメントありがとうございます。
宮島鹿おやじと申します。


お話から察するに、閉鎖的な状況があって、本心を明かせないような感じになっているように思います。私自身も微かに感じた、周りの雰囲気というものが、ものすごく濃厚にあるようです。

ここであれば、匿名で本心を話すことができます。まずは話をすると少し気が晴れることがあります。私のスレッドなら大歓迎いたしますので思うことをお話いただければと心から思います。私は以前東北関連の会社に勤務していたことがあります。花巻などの工場にもいました。宮沢賢治が大好きです。アタゴオルのヒデヨシってご存じないですか。西日本の方がダイナミックで開放的なのに対して、東北の方は廉恥心が強く礼儀正しいイメージがあります。仙台に所用があって車で出かけたことがあったのですが、こちらなら荒っぽいはずのタクシーの運転手さんすら「親切に道を譲ってくれる」ことに驚いた記憶があります。町並みは美しく緑が鮮やかなところでした。私も分類上は東国になりますので、東北の方の実直な印象は大変懐かしく大好きなのですが、どうも、今回は逆に融通のきかないところが悪いように出てしまっているように感じます。

ここで、何かを話す場というものを設けるというのはどうでしょうか。私も3月の地震の直後あたりから、このサイトに出入りするようになりました。中には、あきらかに怪しい人もいて、気をつけないといけませんが、大半の方は、親切で、いろいろなことを知っている頼もしいひとばかりです。

あるとき、このサイトで私はなんだか嘘を言っているような人がいたので管理人さんに「ご確認ください」というメッセージを送ったら、別の方たちから「ここは、玉石混交で、いい情報も、嘘の情報もある。自分で検索などをして判断していくしかない」といわれましたが、そのように親切に教えてくれる人もいました。その経過も記録されています。
かといって特定の誰かと仲良しになれたわけではないのですが、、耳を傾けるべき人の名前を知りました。

具体的には、廣瀬隆さん、小出裕章さん、藤田祐幸さんといった方たちです。

ただ、事態はあまり悠長に話などをしている場合ではないかもしれないので、非常に気になるところですが、

「被災者向け公営住宅情報センター」0120−297−722

http://www.sumaimachi-center-rengoukai.or.jp/saigai/

というところがあり、先ほど電話したのですが、記載のとおり「避難区域」に指定されている方が対象とのことですが、受け入れ先の自治体によっては相談にのることもありうるとのことでした。希望の移動先がある程度決まっている段階であれば、そこの自治体に取り次いでくれるとのことです。正直言って「大丈夫だあ、安全だあ」合唱の総本山みたいな国のHPなので期待半分でちょうどいいと思いますが、この際有益な情報は何でも使うのがいいかと思います。


なお、参考に東京の場合は、今のところもう終わっているようですが、5月以降の受け入れについては未定のようです。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2011/04/22l4j100.htm

公営住宅は基本的には6ヶ月間は無料で提供を受けられるという形でしょうか。ずっといられるわけではないのですが、とりあえず、入居できれば動向を注視することはできそうです。

それにしても、お年寄りの方々が、実のところ、小さな子どもたちの安全を心から願っていないはずはないと思うのです。いわゆる「お上」「体制」に対する姿勢があまりにも純朴するぎるのだと思います。あまりよくない提案かもしれませんが、以下の動画などはごらんになっているのでしょうか。

http://www.ustream.tv/recorded/14169488

http://www.ustream.tv/recorded/14170225


私の知る限り、その後、原子力安全委員会は「20msv/年でいい」とは話してないとか言っているらしいのですが。

よろしければ、また、お話にいらしてください。お待ちしています。


32. 宮島鹿おやじ 2011年5月11日 02:33:46: NqHa.4ewCUAIk : 2qXYvbnKJQ
今から15年ほど前、私の妻が、子育ての心労からか自律神経失調から鬱病になったことがありました。私の無自覚が原因だと思います。

睡眠障害の状態が続き、きちんと育児もままならない状態になり、実家から助けに来てもらった感謝すべき義母と、妻の治療方針をめぐって対立するなど、ひどい状態のときがありました。そういった時期が1年以上続きました。

そのとき思ったのが、家族がなんとか生きていて「時おり、笑うことがあればいい」と思いました。本当に妻から笑顔が消えていたのです。今はコロコロと笑っています。避難先の行きつけのスーパーをさっそく確保して「どこそこで何が安かった」とか言っています。何を呑気なことをと思いつつ、今の私はそれに一番助けられていることに気づきます。

ご参考になるかどうかはわかりませんが、もし、今が危急のときではあるが、いろいろなことが気になって動きがとれないとするならば、やはり、ご家族の笑顔だけを守る覚悟で、それさえあればいいという気概でもう行くしかないと思うのです。

もし、移動した先で、子供の笑顔が失われそうになったら、とにかく親が心をしっかりもって、子供は親を見ますので、親が笑顔を絶やさないようしてほしいです。

あと、余計なことかもしれませんが、今「スカイプ(skype)」というものがあります。パソコンが2台あれば、離れた土地でも顔を見ながら話をしたりすることもできます。食事も一緒にできます。大変重宝しています。


33. 2011年5月11日 08:42:23: pvyuOKfSio
宮島鹿おやじ様のご家族に対する深い愛を感じました。

よかったら、
<ジャーナリスト 木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」>
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/ab02b88c35ca5a55cb45e2fdaa8a9256
も、お訪ねください。

木下さんは、小出裕章さんと直接お話もできる方のようです。


34. 宮島鹿おやじ 2011年5月11日 09:44:44: NqHa.4ewCUAIk : EIY2nw1r8c
>33様

ありがとうございます。(感涙)

是非、立ち寄らせていただきます。

その節はよろしくお願いします。


35. 宮島鹿おやじ 2011年5月14日 07:39:48: NqHa.4ewCUAIk : GBtFMU4Tfk
もう、訪れる人もあまりいらっしゃらないかもしれませんが・・・

「僕が一番欲しかったもの」

この歌と絵(カッパ)がたいそう気に入りました。

よろしければご覧になってください。

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/477.html


36. 2011年5月14日 12:18:02: 1L2R1YYxP6
宮島鹿おやじ様30番の原発70キロ圏内、宮城県南部にすむ54歳の主婦です。宮島にならって、さしずめ松島豚ばばあと呼んでください。
鹿おやじ様の投稿文をプリントアウトして何度もよみかえしました。こんなの、阿修羅歴2年の私にとって初めてのことです。貴重な情報、そして暖かいアドバイスに心より感謝しております。もっと早くかきこみしたかったのですが、大きな変化があってバタバタしておりました。
30ばんのところにかいた書き込みで、福島に通勤している家人というのが、私の30歳になる娘で、しかも甲状腺を患っております。親としては、早くやめろといっていましたが、人間関係のとてもよい職場でなかなか決心がつかないようすでした。しかし、同僚がポツポツとやめていき、信頼していた上司も北方600キロに避難をきめ退職届けをだしたことで、娘もやっと決心がついたもようです。


以前、私は医療現場で看護師として働き、何度もレントゲン検査の介助模してきました。私たちは1回の介助でも危険手当がつきました。レントゲン技師は胸にフィルムバッジをつけて被爆線量を確認する。患者さん以外鉛でできた重たい遮蔽用エプロンをつけ、、実際に撮影になると、イッセーのセで逃げる。医療の現場で、たたきこまれていた被爆することの怖さが、今も染み付いているのです。ですから、TVなどで、バカな学者どもが、胸のレントゲン検査を引き合いにだしたり、和田あきこが、アッコにおまかせで私のCT検査より低いで、とかいってたのをきくと、被爆することをなぜ怖がらないのか?と腹がたってしかたありません。
原発文化人やアホな学者ばかりをつかって洗脳されていく人々が、残念でならないですし、もっといえば、子供はどうなってもかまわないのか?もっと、利口担ってと言いたい。だってそうじゃありませんか。みなさん、ガンとかテロとか新興宗教なんかものすごくこわがるくせになんで被爆することを怖がらないのか?不思議でなりません。もっといえば、一番怖さを知っているであろう医師、その団体である日本医師会、また、日本看護協会なんか、危険性をもっと公開すべきだとおもいます。長崎、広島の被爆者のかたがたにもでてきていただきたいです。私の知る限り、医師会も看護協会もなんらアクションをおこしていないようですが。

また毎日の天気より先にドイツ気象協会の拡散予想地図を見る情けなさ。雨の確率、紫外線、黄砂、花粉そんなものには体調管理に注意しろとかいうくせに、一番怖い放射線、一番怖い、被曝になんで注意しろといえないのか。拡散予報を出さないのか?
宮島鹿おやじ様は田舎というか東北をよくわかってらっしゃるなと思いました。全くおやじ様のおっしゃるとおり、今も「江戸時代」です。
すこしながくなりますが、書かせてくださいね。私の生まれは、3年前におきた岩手、宮城内陸地震のために崩れた山栗駒山から、そう遠くないところで、右も田んぼ、左も田んぼのなかで育ちました。実家は、むかしはササニシキを、今は
ひとめぼれをつくる米作農家で、のどか?で美しくでもとっても怖い所に育ちました。鹿おやじ様ご指摘のとおりの、相互監視体制は万全です。異を唱えるものには、水をまわさず稲を枯れさせることなんか、平気でやる。だって家の父がやられたんですもの。年貢もない。小作制度もない。でもそれに取って代わったのが、日本農業共同組合という、もとじめが農民をしめあげており、外国米を輸入させて、自国の農民には、減反させてバカな農政に追随するだけ。しかもバカ高い農機具を売りつけてくる。今回の原発のことでは、母にどれほど危険か口を極めていったのですが、おらそんなむずかしいことわがんね(私はそんなむずかしいことはわかりません)といって逃げてばかりで、とりあってくれずおもわず、「あんたたちが、ばかだから日本がおかしくなったんだよ。長いものにまかれてばかりいたら、最後は苦しくなる。じぶんで自分の首しめてんだよ」といってケンカになりました。100キロ以上はなれた実家に避難させてほしくて、原発の話をもちだしたのにケンカして帰ってきました。農民がかわらなければ、日本は変わらないと思うし、逆に農民さえだましつずけていれば、為政者には好都合なのでしょう。
おやじ様のいわれたとおり、本心を明かせず、イライラしてます。
本当に怖いものに目をつむり、もしくはつむらされこれこそ本当に怖いものですよと真実をいう人々を異端視するこの国の精神構造にヘドがでます。
飯舘村でピースボートジャパンの方が、線量調査に、防護服をきてやってたら、奇異の目でみられた。しかしピースボート側は、村人が、無防備状態で、マスクすらせず、子供が、外で遊んだり、土をさわっていることに驚いたと週刊金曜日でよみました。
なにが民主主義国家ですか?こんな調子でよくぞ北朝鮮を笑えるなとおもいます。民主主義にわるいから、封建国家でいいじゃないですか。
私も職場で当たり前のことをいって、差別され、パワハラでうつになってやめました。すくなくとも私が54ねんいきてきて、民主主義を享受したことはありません。

鹿おやじ様ついながくなりましたが、さいごまでよんでくださってありがとうございました。やはりはやく避難せねばと思います。


37. 宮島鹿おやじ 2011年5月14日 20:11:18: NqHa.4ewCUAIk : GBtFMU4Tfk
どうもありがとうございます。

松島夫人と呼ばせていただきますね。(ご提案のお名前はやはりなんとも・・・)

このようなコメントを戴き本当にうれしいです。

阿修羅歴2年とのこと、これは先輩でいらっしゃいましたか、大変失礼いたしました。

看護師として、放射線撮影の補助もされたということですが、そういった職務上の経験は非常に重要な情報だと思います。

実は、前回頂いたコメントの一部を別のスレッドに勝手に引用させていただいております。以下のスレッドの75番です。

http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/771.html

今回のコメントも別のスレッドへの引用、あるいは、別の投稿の資料として使わせていただきたいのでお願いします。

あと、さきほど思ったのですが、いただいたコメントを見るにつけ、非常に「現地からの声」ということで迫真性に富んでいるので、もし、差し支えないようでしたら、「投稿者」になってはいかがかと思います。

なお、この阿修羅サイトは私の見る限り「良質な」住人が多いように思いますが、中には悪意をもって入ってきている場合もありえますので、もし、そういった懸念があるならば、「コメントをオフ」=「コメントできない」状態での投稿もありますので、御一考ください。

なお、お話の中で、日本医師会の動きのことがありましたが、

http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20110512_31.pdf

という情報があります。5月12日付けですね。こういう動きが多く出ると良いですね。

なお、

>相互監視体制は万全です。異を唱えるものには、水をまわさず稲を枯れさせることなんか、平気でやる。だって家の父がやられたんですもの。

といったくだりは「息を飲む」思いです。かつて知人からある程度聞いたのですが、「やはり本当なんだ!」というのが正直なところです。つまり水田は水源の調節と不可分であり、それを絶たれるとどうしようもない。だから、どうしても協調的にならざるをえない。そして普段の「思考」すらそれに倣う。これは日本人を考える上での「原風景」といえることです。

なお、農協の位置づけというものが非常に考えさせられました。実は以前自分は、原発が誘致されることと、農業の衰退=地方の疲弊は、連動しているという投稿(広瀬隆という人の受け売りですが)をしたことがありますが、

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/811.html

まさに、松島さんのコメントはそれを「証明」してくれているわけです。


なお、先ほどの

http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/771.html

では、山下という教授のことに端を発して長々と議論が続いています。

その中で20msv/年 なんて、とんでもないという意見に対して、「避難する大変さ」比較して無責任なことを言うなという反論が出ています。

この点については反原発の小出先生も

「私は避難について考えるとき、そのあまりの悲惨さに立ちすくんでしまう。被曝はもちろんさせたくないが、避難すると生活は崩壊してしまう。どうしたらいいのか分からない。が、避難させたいと思う。放射能の被曝を知っている人間としては避難してほしいと願う。」と述べておられます。

生活の崩壊とは、やはり収入が絶たれることが主だと思うのです。それで、それを回避する便宜として、収入源となるご主人だけ残るというかなり残念な方法を提案したわけです。

松島さんはその辺はご主人とはどのようにご相談されているのでしょうか。

是非またコメントお願いします。なんでもいいです。お話しください。


38. 宮島鹿おやじ 2011年5月15日 22:29:38: NqHa.4ewCUAIk : G2vLsPQtiI
松島様

その後、考え直したのですが、いただいた今回のコメント(36)ですが、あまりに内容がすばらしいので「転載」したいとお願いしましたが、やめることとします。

結構、内容から特定されてしまうような気がしたからです。この場は、心に降り積もった鬱憤をはらすために、気軽に訪ねていただきたいと思います。

どうかよろしくお願いします。


39. 2011年5月16日 12:40:18: 1L2R1YYxP6
宮島鹿おやじ様、再びの貴重な情報と、心づかいに感謝しております。私としましては、ここに書き込むことだけでもすっきりします。お世辞じゃなくヘタなカウンセリング受けるより、元気が出ました。ネットってすばらしいなと思いました。
NHKのあさイチとかいう情報番組で、ネットのデマには注意しましょう!と有働由美子アナが口を極めていっていた事がありますが、、吹き出しちゃいました。デマもありますが、NHKのように安全ばかりいう放送局こそ注意しなきゃと思います。
私は、全国紙への投稿を始めてまもなく28年になります。実名投稿の怖さは身にしみてますが、ネットも私にすれば同じ重みがありそれなりの覚悟をもってかいていますし、原稿用紙に下書きをします。私が、あえて年齢と居所をかいたのは、書き込みすることも投稿も責任をもって、真実を書いていることを読み手の方々にわかっていただきたいからに他なりません。
鹿親父様が、ご案内してくれた、動画を拝見し、あらためてなんて怖い国にすんでいるんだろうと思ったしだいです。福島のこどもたちをまろうとがんばっている方々もたくさんいるのに、なんでその心が伝わらないのか。言葉ズカイが、バカていねいなくせにやってることもいってる事も、お上意識まるだし。あれらがやってきたこと、東電の放射性物質漏えいは、不作為テロだと思います。噂では、20ミリ上限説を地元農民に要求されたからということも流れていて、福島の子も近隣の子もそれが事実であれば、見殺しにされているということです。
医師会もちゃんとやってましたが、それをたとえばNHKが、この医師会のコメントを読み上げるぐらいでなければだめかもしれません。まあNHK自体原発教のプロパガンダみたいなものでしょうけど。
私の住む市は、安全宣言をだしていますが、危険宣言をだすべきとおもいます。川内村に匹敵する数値がでているのです。一部の心ある農家の方が、きちんと測定してから農産物を出荷すべきだといってますし、数名の議員は、安全宣言に疑問を呈しています。
夫は、爆発した時にもうあきらめたし。これから増える事はないといい避難はせんといいます。もし避難するなら、夫の母と同居するしかないといわれ、おまえはうまくやれるのか?と脅迫?してきます。
もっと酷い事態になり、SF映画のようにパニックになって車の大行列になることをおそれるのです。それを関東にすむ息子にいいましたら被災地の警察官からきいた話として、じっさい。ひき逃げの交通事故で亡くなった方がかなりいるということでした。津波からにげる途中にとびだしたことが原因では?ということで、検視にかかわった方の親族の話です。あながち私の心配も実際におこるかもしれないとこの話を息子から聞いたとき思いました。鹿おやじ様のいわれている、普通に考えないこと。極端に考えるというご意見に、いたく納得したしだいです。
私が、おやじ様に最も共感したくだりは、回覧板をまわす事、お寺の法事、プロ野球についての雑談大手新聞の購読は、体制維持の末端装置というところでした。
農村に生まれ育ち、その封建制をかきましたが、こんなところは嫌だと,実家をでても変わりませんでした。
投稿して20年近くたった頃、まだ現役で働いていた夫から「上司から奥さんの投稿をやめさせなければ昇進させない。」といわれたからしばらくガマンしてくれといわれそれに従ったことがありました。
自殺した長男が中学の時いじめにあっていて、学校をやすませていましたら、突然校長から夫に電話があり、このまま給食費を払わないなら、ブラックリストに載せる。情報公開法であなただとわかったらどうしますか。といわれました。夫が休みで家におり、そばで私も聞いていました。夫は、当時教育委員会に勤務していたので、脅せばビビルと思ったのでしょうか。断っておきますが、決してモンスターペアレントではありませんよ。障害をもっていた息子が登校することはかなり困難だったことを担任自ら理解してくれ、(通学してほしかったのは山々でしたが)
給食費も支払わなくて良いといってくれて、安心して子供をやすませていたのに。
これにおこった私が、ある集会で脅された事実をはなしたら、TVのニュースになり、また、全国紙の社会面にのるわで大変でしたが、報復人事がまっていた夫は左遷。もう15年も前のことで、時効だと思ってかかせていただきました。
私にとっては、だから経験の(上記以外にももっとたくさんありますが)ほとんどが、民主主義とは相容れない、こうした官からの脅迫ばかりで私の人権も夫の人権も無視した行為の数々に、怒りを通り越して、背筋がさむくなるばかりです。
毎日みているアジアのサイトに日本人の冷静な行動を賛美することが書かれてあり、恥ずかしかった。東北人特有のおやじ様のいわれた融通のきかないところ、そしてとっても見栄っ張りな東北人は、カオで笑って、かげで足をひっぱる名人。東北人を54年やってる私が太鼓判押しますよ。怖いです!東北!もう嫌だ!東北!
ふざけるな!東北!
沿岸部に親戚が多くいて、また、友人もいますが、いまだに消息がわからないのです。それだけでもゆうつなのに、原発で被爆しなくちゃいけないなんて!
鹿おやじ様ほんとうにありがたく思っています。
また。
松島ブタばばあより。


40. 宮島鹿おやじ 2011年5月17日 01:34:38: NqHa.4ewCUAIk : GBtFMU4Tfk
コメントありがとうございます。

>私としましては、ここに書き込むことだけでもすっきりします。お世辞じゃなくヘタなカウンセリング受けるより、元気が出ました。ネットってすばらしいなと思いました。

何よりもうれしいお言葉です。

それにしてもやはり、松島さんのコメントの内容には迫真性があります。地元農家の要請の可能性、市による安全宣言と一部農家・議員による動き、被災地の警察官からのお話・・・どれ一つとっても、ちょっと裏を取るだけでスクープになりそうです。

また、私が経験してきたことなど比較にならないような、大変なご苦労をされてこられました。息子さんのことはなんとも言葉で申し上げることができません。私にも息子がいます。お気持ちは痛いほどわかります。

とても私などが何かアドバイスできるようなことなどないかもしれませんが、是非、このように、そして、仮にどちらかへ移動された後でも、お話できるといいと思います。

ありがたがられるなんて本当にもったいないです。自分は、ついこの前まで、テレビを見ていてぶつぶつ言っては、女房に迷惑がられていました。でも、それは幸せだったのだと痛感しています。松島さんも指摘される「民主主義の仮面」が今剥ぎ取られようとしているように思えます。多くの場所で「こんな国だったのか」という声が聞かれます。

ただ、松島さんのお話からすると、もう、「何十年も民主主義などなかった」というご意見があります。これは今、タイプしながらも慄然としています。

「そうか、もしかしたら民主主義らしき容貌(恩恵)は、日本全体に遍在していたのではなく、『偏在』していたのではないか。」

これが、中央と地方、都市と農村、という問題そのものなのではないかというふうに思います。つまり中央から離れれば離れるほど「忍従」を強いられる仕組み。そしてその中央はどこと結びついているのか。

まだ、はっきりとは、わからないのですが、この問題はやはり「明治維新」という歴史まで遡るのではないか。そういう近代社会の恩恵はもしかしたら「西南に厚く、東北に薄い」ということがあったのではないかという気がします。

今、テレビで「仁」という感動的な医療に関するドラマを放映していますね。この中で坂本竜馬が登場してくるのですが、実は、この明治維新を象徴する人物が必要以上に美化されているのではないかと疑っています。そして、私は奥州の運命を決した「戊辰戦争」というものに強い関心を持っているのです。また、寛政の改革を実施した「松平定信」という人物に強い関心を持っています。

ながながとわけのわからないことを言ってしまいました。でも、もし、お知り合いの方で「戊辰戦争の背景・真実」「松平定信候」に関する書籍・民俗誌・言伝えなどをお知りの方がいれば、そういうことを知りたがっている人間がいることをお知らせください。

あと、カッパの歌=「僕が一番欲しかったもの」の動画(35をごらんください)はご覧になりましたか。とても気に入っているんです。是非ご覧ください。

また、お便りお待ちしています。


41. 宮島鹿おやじ 2011年5月17日 11:07:24: NqHa.4ewCUAIk : DYBM2GTI9g

管理人さんにより、本サイトのトップにおいて

NHK ETV特集「ネットワ―クで作る放射能汚染地図〜福島原発事故から2ヶ月〜」

動画が掲載されています。

ご覧になっていない方は、是非ご覧ください。


42. 2011年5月18日 11:22:59: 1L2R1YYxP6
宮島鹿おやじ様、松島ブタばばあです。

今日は、五月晴れだというのに、ふとんも洗濯物も干せません。くやしい。
そればかりか、窓も開けず、換気扇も密閉して、生活全般にわたって、原発事故の影響がつづいており、外出も極力せず、まるで、アンネの日記のアンネフランクのような暮らしが、もう2カ月。ハンストでもしようか?東電の前で。焼身自殺でもしようか?経産省の前で。中東の民主化が、チュニジアの野菜売りの青年のそれから始まったように。
でも、それも出来ずにいます。鹿おやじ様は、もしかしてほんとうは、精神科医か、カウンセラーか、と疑って?います。キーボードたたいている時は、不安がなくなり、ほんとに癒されています。有難いです、本当に。
カッパの歌聴きました。涙がでそうでした。これが、今の為政者に最も必要な精神だと思います。

おやじ様のいわれる、「西南に厚く、東北に薄い」というところで最近よんだ、週刊金曜日で、やはり、佐高信氏が、菅政権を批判、「白河以北一山百文」と切り捨てているのではと主張しています。菅総理は岡山だと思っていたら、自らを、長州人といっているとか。騎兵隊内閣と就任時にいったのもうなづけます。しかも会津藩の福島。うーん。
枝野氏が、シンガポールに家族を避難させていることを、阿修羅で知り、1999年の東海村臨界事故をおこしたJCOのこと。日本原年燃の幹部だったか、JCOの社長だったか、忘れてしまいましたが、自分の家族を避難させていた。事故が公になる前に。情報を握っているもののエゴむき出しの行動ですが、枝野氏と同じです。これは、当時の天声人語で知りました。あの頃は、朝日もまだまともだった!
これも1999年に私自身が聴いた話ですが、鹿おやじ様もご存知かと思いますが、放射線つながりで思い出した、放射線照射食品の話ですが、里見宏という、公衆衛生学の博士様ですが、北海道のとある地区のじゃがいもは、放射線照射されており、そのじゃがいもは、流通しており子供の給食に使われ、某会社が、ポテトチップスの原料にしているといいました。以来どこのポテチも食べないです。氏が、2005年に出した、「食育!?いちばんやばいのはこども、なんだぞ」(ジャパンマシニスト社)によれば、放射線照射を最初にしたのが、アメリカ軍(さもありなん?)で、肉を遠い戦地に持っていくのに腐らせないためという事です。
最近の週刊現代かポストでそれらの特集が組まれたようですね?この里見しの本に、原子炉の多目的利用法の開発としょうして実際は、米、小麦、みかん、ウインナーソーセージ、水産練製品、タマネギと、照射の実験の結果、タマネギは、3代後に奇形がでてやめたということで、なぜかじゃがいもだけが、1974年1月に売り出されてしまったということで、久しぶりに本棚の奥からだしてきて読みましたが、食品をあえて被爆させているから、間違って被爆させた福島の野菜も茨城のお茶も足柄のお茶も小岩井の牛乳も、為政者にとっては、危険とも思ってないかもと妙に納得(してはいけないのですが)したりして。
これは昨日、ネットをチェックしていた娘が、驚いていたことで、又聞きですいません。避難区域に2時間の帰宅をゆるされたある地区の住民が、「同意書」をかかされていると訴えていました。私は危険を承知で区域に入り、自己責任において全て行いますという旨で、それをどこに提出するのかと聞いても係は、答えないんだそうです。

おやじ様はすでにご存知だとおもいますが、石巻で子供が餓死した件。俳優の辰巳拓朗のブログに書かれて、ネット上では、騒がれましたよね?私はいくらなんでもそれはないだろうとたかをくくっていたのですが。ある地方議員のブログにそれらしき事が書いてあったのです。明確に餓死と書いていたのではなく、餓死寸前で、早く食料を配給してという内容でした。3月末の事でした。

田中優氏が、4月にFM東京の大貫妙子の番組にゲスト出演しそのなかで、どこの避難所かはいわなかったそうですが、(これもラジオを聴いていた娘から聞いたのですが)凍死者が出たと。100枚の毛布しかないのに110にんの避難者で10人あぶれるから、いっそだれにも配布しなかったというのです。この事実に驚愕しながらも私のなかでは、やっぱり、餓死はあったのだ、と確信しました。
凍死と餓死。
想定外の天災
といいわけして国民を見殺しにする国、美しい日本、先進国(どこが?)日本の真の姿です。
ありがとうございます。
また。



43. 宮島鹿おやじ 2011年5月18日 17:11:58: NqHa.4ewCUAIk : Nv5BSUVzF6
松島様

コメントありがとうございます。

いやいや相変わらず密度の濃い内容ですね。本当に投稿しないのはもったいない。松島さんは女性ですが、とても、政治・社会的なことがらご関心がおありなんですね。

今回の投稿が「福島の男たちへ告ぐ」なんてしたのも、家族を守るという覚悟という意味で「男へ」としたのですが、「家族を思う気持ち」に男も女も違いはないですね。それに社会に対する関心も変わらないでしょうか。

それでもテレビの「笑っていいとも」とか食堂でやっているのを見ると司会者が何か言うと沢山の若い女性らが「そうですね!」「そうですね!」と、なんだお前たちは・・・と、またまた、ぶつくさおやじになってしまうわけですね。

それにしても、放射線照射食品のはなしはひどいですね。本当にひとのことなんかどうでもいいということなんでしょうか。ずいぶんとあちこちで議論がされていますが、今回の事故のことも、利益重視という社会風潮からおきたことという意見がありましたね。

http://www.kepco.co.jp/ir/private/info04.html

何年か前に福知山線が脱線してマンションに突っ込んだことがありましたが、過密ダイヤが原因だったという報道を覚えています。

戦後、自民党政治で進められて(土光臨調とかいう言葉ありましたよね)、小泉政権で完成した「弱いものいじめ」の政治が、新自由主義というふうに思っています。

>100枚の毛布しかないのに110にんの避難者で10人あぶれるから、いっそだれにも配布しなかったというのです。

これが事実とすると、本当に何を考えているのか。つまり、「公平な」「行政として」としての後からの責任とか言い訳を考えたのでしょうか。親子や兄弟なら一緒にくるまればいいだけじゃないかと思うのですが。

・・・

私は、戦後政治を見直すというよりも、もう、明治維新そのものを見直すべきだと思っているのです。あれはいったいなんだったのか。

数年前、テレビで「壬生義士伝」というのをやってました。確か、主人公は東北の武士でした。政治的に沸騰している幕末にあって、多くの侍が、自論を通すために「脱藩」していったのですが、主人公は「飢饉」で家族が餓死しそうになったため「出稼ぎ」のために脱藩するのです。そして新撰組に入隊する。凄まじい腕前のため頭角を現すのですが、彼は褒美を現金化して故郷に送金するのです。・・・

最後は悲劇的な展開となっていくのですが、わたしはあんなに泣いた番組はみたことがありませんでした。


娘さんもご一緒にいるのですか。ひと安心ですね。家族は一緒にいるのが一番ですね。


また、お便りくださいね。私も話を聞いていただけました。ありがとうございます。



44. 2011年5月22日 08:37:38: 1L2R1YYxP6
鹿おやじさま。ごぶさたしてます。松島豚ばばあです。

笑っていいとも、の、「ソウデスネ!」って私もかなり不愉快な部分でした。全体主義のシンボルにみえて。

明治維新について、歴史の苦手な私にとっては、よくわからないのですが、内戦をやめて、外国との戦争をするために、洗脳に本腰をいれはじめた時期と思っています。昨年、「橋のない川」全7部を読んで、思いました。

福島市の某温泉街近くに住む友人に事故後、たびたび、柔らかな「避難要請」を私なりにけしかけてきたのですが、その彼女に昨日あわてて電話をいれたのです。彼女の生活圏に隣接した地域が、例のNHK、ETV特集でホットスポットになっていたからです。当然彼女も視たはずだと思いこんで。
しかし彼女は、「そんな番組あったの?」ときわめて悠長な答え。番組をかいつまんで説明して、さらに脅し?をかけたのです。
「西道路の値が大変なことになってるよ!うちの娘が調べた福島駅前は、25マイクロシーベルト毎時で、こわくてもう通勤できないから仕事やめたんだよ」
北東北に実家があり、東京にご兄弟がいる、私からみたらうらやましいほどの「避難環境」の整っている彼女。
そんな彼女の次の言葉に驚愕しました。

「山下先生の講演を聞いて安心したのよ」講演を聞きにいったのかとの私の問いに、全文が、ラジオで放送された。地元紙に掲載された。もっと驚く事には、あの目くらまし戦法の講演文が、「福島市政だより」にも載ってしまったということでした。彼女は無邪気につづけて
「山下先生は被爆者なんですって。放射能いっぱい浴びた食べ物を口にしても長生きしてる人はいっぱいいるっていってたからだいじょうぶよ」
もう私は彼女の洗脳をとく力は残っていませんでした。
大本営発表という言葉は今に息づいているのだと強く実感し、そして非常な恐怖も覚えたのです。

NHKのETV特集は、原発事故に関しての吉岡忍と玄有宗久の対談を軸にしたものなら何度もみているのですが、今回のは、怖くて視る事をためらっていました。娘に勧められて仕方なく視たのですが、ショックで怖くて。

私たち家族は、1年半前まで福島市に住んでおりました。見慣れた街の光景が画面にうつしだされるたびに、うそーっ!えーっ!と叫んでしまいました。
濃度のたかい渡利中学も信夫山も生活圏内で、あの近所に住んでいたからです。

数日まえは、やっと宮城でも発表されました。放射性セシウムの牧草について。
隣町なのですが、丸森街では、ガイガーを貸し出しているようです。早くからその危険性を訴えていたこころある町民が、自治体を動かし、県も重い腰をあげたようです。

家の近所の小学校を目安に生活しておりますが、0.6マイクロシーベルト毎時では、殺されそうですよ、全く。
その小学校では、半そで半ズボンの子供たちが、運動会です。
ヘタレの私は、なんとかしたくても「ムラ八分」が怖くていえません。

今すんでるところは、終の棲家として買った古い農家です。野菜作り、花作り、ハーブも育てたいと意気揚々でした。震災直前まで夫と植え付けのプランを練って楽しかった暮らし。家以外は、全世帯が現役の農家で、怖かったのですが、それよりも四季を感じる花や野菜を育てる事を優先したのです。面従腹背に徹しようときめて。今のところ八分にはされてませんが、ネットの私を知ったら、狂った人といわれそう。
娘は最近ひどい鼻血を出し、私をあわてさせています。血液検査して来なさいという母親の言葉を無視して、好きなバンドのコンサートに行ってしまいました。娘だけでも一刻も早く避難させねばと焦っています。

そうそう娘の職場の方が、子供さんの塾に放射能がこわいので避難します。と堂々と挨拶してきたそうですが、白い目でみられたとか。上記の友人のご主の勤務先でも、やめていく方がおおく卑怯者扱いされています。

私たちは、避難する権利がある。それにたいして、白い目で見たり、卑怯者と非難したり中傷することは人権侵害です。
こんなことからもこの国には、民主主義など存在しない、あるのは全体主義のみ。

怖いですね。本当に怖いですね。

長くなってすみません。

私は、6年間に3人の身内を自殺でなくしてから、うつがさらにひどくなり必死?で治しました。やっと昨年完治したのですが、今、再発して、抗うつ薬のみのみなんとか?いきてます。
鹿おやじ様が、ヘタなカウンセラーよりも安心感をもたらしてくださり今また
少しづつ元気になってきました。ありがとう、ほんとうにありがとうございます。
鹿おやじ様のご家族は幸せですね。



45. 宮島鹿おやじ 2011年5月22日 16:09:18: NqHa.4ewCUAIk : Z6qjgTn0f2
お便り、首を長くして待っていました。もう、私の方が、松島さんからのお便りを楽しみにしています。

今回も、衝撃的な内容で、何回も「えー!」を発してしまいました。

特に、福島の温泉街に住むお友達の件ですが、

私は常々、あの「山下先生」の講演の意味、効果というものを考えてきました。以前、お話したスレッドの中には、「山下先生」は、もう、助けようのない人々と苦難をわかちあう「上人さま」のように言っている人もいて、もし、学者として、真実を知っているならばそういうこともありえるかとすら思っていました。

ところがお話を聞くにつけ、普通の、善良な市民はどのようにあのお話を聞いているのかが、これではっきりとわかりました。つまり、「安全だ」「安心だ
」という部分を、そのまま「額面どおり」受け取っているのですね。

愕然としました。ある程度予想はできたことだとしても。

ラジオ、地元紙、福島市政だより・・・・。

日常に根ざしたものの力を改めて思い知った感じがします。今、力が抜けていくのを感じます。敵は相変わらず強大だと。このサイトにいると、自分が勝っている側にいるように錯覚します。しかし、現実はどうなんでしょうか。正直、心細くなります。

でも、おそらくは、良心的な識者の見解から考えると、もう、事態は、悲観的な様相をさらに深めつつあります。私も自宅にいて、放射能汚染の恐怖の中にいます。変な言い方かもしれませんが、もう、「恐いものなどない」という認識でいいかなと思います。

私が先日、「丹精込めて」投稿した以下のスレッドがあります。

http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/232.html

ちょっと長いんですが、まあ、かいつまんで、言ってしまえば、

山下先生は

・私はこの状態を安全とは言わない。
・危険を感じるならば、国を頼りにせず自分で逃げろ。
・わたしは、皆さんの安全よりも福島の崩壊を恐れる。
・私たちは、皆さんを必ず助ける。だから、この町で生きていこう。

という意味のことを言っています。わたしは、気合を入れて、一言一句聞き逃さぬ決意で書き起こしたのですから間違いありません。

また、以下HPの中の動画もご覧になっていますか。

http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/blog-post_11.html

この中で、山下先生は、「どこに逃がしますか」とずいぶん高飛車なことを仰ってます。

総合的に判断すれば、そこが「安全ではない」ことは明白だと思います。

・・・・

この先、この国はどうなっていくのでしょうか。

ETV特集、ご覧になったのですね。そういう報道が、自宅の周辺を映し出すときの気持ちはどんなものでしょうか。いたたまれないように思います。

事態がこのように進展しているにもかかわらず、避難する方々にたいしては、いまだに、白い目が向けられるのですね。娘さんの鼻血も気がかりですね。あまり外出はされないほうがいいと思います。まだ、ご結婚前でしょうか。とりあえずは旅行という感じで避難されるといいと思うのですが。

避難する権利

不思議な言葉ですね。災害の被害者なのに。そして、その被害を受け続けることを強要する社会。どう考えても、不条理・理不尽です。


古い家屋に住んで、野菜や花を植えて暮らしていこうとされていたのですね。
私も家族と住むために小さな家を建てました。そういった思いがどれだけ踏み躙られているのでしょうか。とんでもない話です。原子力発電所がなくても四季の移ろいは楽しめます。これは本当に自信をもって断言できます。

こちらこそ、長くなりすみません。でも、本当に、すごく報道性の高いお話です。本当に私だけが聞いているのはもったいない気がします。まあ、何人かの方々は訪ねていただいているようですが。

あと、もし、よろしければ、もう少し短い文章でも結構ですので、「今日は天気がいい」とか「体の調子がいい」といったお話しで、頻繁に、気楽にお便りいただいてもいいかなと思います。当然、迫真のレポートも大変参考にしております。本当にお便り楽しみです。私の生活のアクセントになっています。また、お願いします。



46. 2011年5月23日 20:01:31: 1L2R1YYxP6
こんばんわ。松島です。

きょうは、うつの薬をもらいにクリニックにいきました。途中、自衛隊の駐屯地脇の木々の緑が目にしみるようでした。

知らなかったのですが、鹿おやじ様が、ごくろうにも山下氏の全文を起こしてくださったのですね。ありがたいことです。こんな理不尽な渦中にあって、人のすばらしさをネットで感じられることに幸福な気持ちになります。

娘は、あと1週間でやっと仕事から解放されます。20歳で赤ちゃんを出産したばかりの同僚が、(福島駅近くに住んでいる)下痢、嘔吐が続いている。今日も嘔吐し早退した由。娘の退職が白日の下になって、あまりいい雰囲気じゃなかったなあとは、娘の弁。良い職場だっただけに残念です。

娘は仕事の関連で、今の時期は、福島に転入する方がとても多いのに、転出が多い事を知り、(西日本へ)やはり避難するのだろうといってます。
焦ります。
力が抜ける。敵は強大との鹿おやじ様のコメントに、そう思ってくれる方がもっと多くならなければこの国は救われませんね。

安斎先生の事がかいてあるピース、フィロソフィーセンターの記事をありがとうございます。プリントアウトして今家族に渡しました。
阿修羅歴2年と偉そうなこと書いてましたが、みるだけで書き込みもおぼつかず、
高度なテクニックの貼り付けとか、全くわかりません。
だからこういう有難い記事というのか?ホームページというのか自分で検索すると限界がありますが、鹿おやじ様に助けていただき、あたらしい世界が開けます。

もう8時。大好きな韓国ドラマがはじまるのでこれにて失礼します。

きちんと食べて寝てください。今日という日がちょっとだけでも鹿おやじ様に幸福感をもたらした事を信じております。



47. 宮島鹿おやじ 2011年5月24日 03:17:05: NqHa.4ewCUAIk : wc3mFzK8mY
松島さん。こんばんわ。

生活のリズムが乱れ、変な時間に起きてしまいました。
いただいた、お便り「噛締める」ように読ませていただいております。

緑が目にしみる。

いいですねえ。先日、本当に「宮島」に行ったとき、紅葉谷というところで、あざやかな緑を見てきました。本当に、こういう美しさをただ単に感嘆していられるような日が早く来るといいですね。

山下教授のスレッド見ていただきましたか。本当に、丹精込めて作ったのです。どういう意図があるにせよ、「何」を言ったのかを認識することが重要との思いでしたが、アクセス数は1600。つまらないことを気にするなと自分を戒めております。

>だからこういう有難い記事というのか?ホームページというのか自分で検索すると限界がありますが、鹿おやじ様に助けていただき、あたらしい世界が開けます。

そういっていただけると本当に嬉しいです。そして私も、数ヶ月前に、以下のようなアドバイスをもらいました。本当に阿修羅サイトはいいところだと思います。

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/690.html

>もう8時。大好きな韓国ドラマがはじまるのでこれにて失礼します。

それは重要な情報です。(@@;)

私も男のくせに「韓国ドラマ」大好きです。

次回はこのお話しですね。(@@;)



48. 2011年5月24日 10:07:51: 1L2R1YYxP6
おはようございまーす!鹿おやじ様。

キャッホーです!韓国ドラマが好きなんて、ウレシー!同志ですよ!
男のくせになんて思う事ないですよ。我が家なんて、最初にはまったのは、夫ですから。冬ソナ(ご存知ですか?ヨン様とジウ姫の恋物語です)を見てた夫が泣いてて、バッカじゃねーの?とかさんざん悪態をついてた私。今、韓国KBSと契約し、10本のドラマをみていまーす!PCを使い始めたのも、韓国の好きな俳優のことが知りたかったから!うつが治ったのも(今はちょっとしんどいですが)韓国ドラマの功績が大です。もうひとつの抗うつ剤ですね、私にとっては。

男のひとは、韓国の時代劇にはまる方がおおいようで、新聞にもそのような事がかかれてありましたし、友人のご主人は、宮てい女官チャングムに夢中で、夫は、ホジュンのファン。(私もいっしょにみて、二人で泣きました。)地上波で、今やってるベートーベンウィルスとイサンも夫は楽しみにしています。私はKBSだけで精一杯。今最も好きなのは、「黄色いハンカチ」と「悲しみよさようなら」

ああ、ごめんなさい。ドラマの題名なんかチンプンカンプンですよね、おやじ様は。とにかく生きがい、そして中毒?!ですからわたし。
韓国のことを知りたくて本をたくさん読みました。日本人としては、謝っても謝りきれない悪事を知りました。妹は韓国人男性と大恋愛をして、結婚話がでたのですが、反日感情の大変さと、彼が長男であることが、足かせとなりわかれたのが20年前でした。それではこれからイルイルドラマが始まるので。

ワイドショーで福島の方々の20ミリシーベルト撤回運動を見ました。報告はまた。

ありがとうございました。
鹿おやじ様。松島より


49. 2011年5月24日 20:24:05: i2ESwdWN0c
松島さんこんばんわ

私にとって、韓国ドラマといったらやはり、なんといっても「冬ソナ」ですね。
ご主人、観て泣いていたとのことで、私も観て泣きました。その後、テレビとかレンタルでいくつか観ましたが、やはり「冬ソナ」が一番良かったですね〜。

やはり、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウの組み合わせがゴールデンな感じがしますね。二人とも背が高いんでしょうね。私はやはりチェ・ジウがお気に入りですね。彼女があらぬ疑い(嘘をついて誘惑しているという)をかけられて泣きながら抗議している表情がたまりませんね〜(@@;)

冬ソナはまずは1回NHKで見て、しばらくして、今年の1〜2月頃にレンタルしてまた見ました。音楽も結構良かったように思います。主題歌、あれ、歌えるようになったらカッコいいですよね〜。

それにしても、いきなり、気楽な会話になってしまいましたね。

松島さんの特にオススメはなんでしょうか。「黄色いハンカチ」と「悲しみよさようなら」以外で。

まずはこれにて。


50. 2011年5月25日 08:00:26: 1L2R1YYxP6
おはようございます。松島です。

今朝は、ひさしぶりに地鳴りを伴う地震があり、身を硬くしました。本震の時のごーっという地鳴りを思い出して、また大きいのが来るのではないかとおびえました。

今、本当に参っているのは、食品の汚染問題です。地元で採れた物をおいている農産市場でこれまでは、主な野菜を購入していました。しかしここの土壌も油断できない数値となっていることをネットで知りました。水は、近所の浄水場で、セシウムが、高濃度の値を示しており、炭で浄水していますが、気休めのような気も。

娘の同僚の親族が住む福島市西部のある地区で、農協から「野菜を作るな!食べるな!売るな!」との通達あり、この親族は、月10万もの野菜の売り上げがあったそうで、乏しい年金をこの野菜売りで補っていたそうで、ここにも原発事故の影響がありますね。もっと恐ろしいのは、家庭菜園の野菜も食べるなという通達も追加され、かなり高いことが推測されます。ETV特集でホットスポットとなっている西道路、その西部が、このJA通達の地域なのです。

昨日奇妙な景色を見つけました。我が家の近辺の里山に根ざしている竹林が、空からカレー粉をかけたように変化していたのです。こんな色になった竹を今まで見たことがありません。夫も同じ事を言ってました。ちょうど昨夜飲み会でこの竹林の変化について言ったところ、たけのこはたべていいのか?との疑問に話が及んだというのです。先日報道された放射性セシウム高濃度汚染牧草地の近辺がたけのこの一大産地で、頂く機会が多く、うちも1本あるんです。
内部被爆のほうがやっかいだそうで、ほんとにもうどうしたら良いのか。

やっとTVのワイドショウやニュースで20ミリシーベルト問題が出てきましたが、23日の報道ステーションで,福島市の渡利中学の近くの保育園が、90マイクロシーベルト毎時、というとんでもない数値が検出されたのです。鹿おやじさまが、子供の小指を金持ちになりたくて売り出すというたとえが、実際起きているのではないか?と。

先の私のコメントでこの20ミリシーベルト上限問題は、噂の域で、地元農民の(今また地鳴りを伴う地震あり!怖いです)要請と書きました。川内村に住む方のブログがソースなのですが、地元農民の要請を受けた知事が、文科省に要請したというのです。確信はもてなかったのですが。
昨日、阿修羅で知ったので、おやじ様もご存知と思います、茨城県知事が農水省に放射性物質基準値の緩和要請があった事。東日本14県のうち、神奈川、栃木、茨城が、茶葉の成分分析を拒否したこと。この流れでいけば、福島県という農業県で農民票に支えられている知事が、20ミリ上限を要請したという、「噂」がにわかに真実味をおびてくるのです。

読んでくださってありがとうございました。もう一度、おやじ様の投稿とそれに対する、コメントを(他の方々のもの)を熟読しようと思います。
鹿おやじ様へ。



51. 宮島鹿おやじ 2011年5月25日 18:26:09: NqHa.4ewCUAIk : jSMst6WHog
松島さん、どうも、こんばんわ

地震、家の中とか大丈夫でしたか。皆さんご無事でしょうか。

地震のとき、「ごーっ」という地鳴りがするのですか。それは、家の中のものがガタガタ揺れる音とも違うのでしょうか。以前から地震のときは、そのような音がしていましたか?

食べ物と水の問題は、深刻ですね。ペットボトルの水などは容易に入手できるのでしょうか。やはり品薄なのでしょうか。なお、私は、東京ですが、水道水は信用していないので、できるだけペットボトルの水とかお茶を飲むようにしています。

炊事(ていっても大したものは作ってないのですが)もペットボトルの水を使ってスパゲティーなどをレンジでゆでて食べています。上にはレトルトのカレーなどをかけています。とてもわびしいですが、我慢しています。

農協から野菜を作らないとの通達があったのですね。経済的にも深刻ですが、基準値緩和を要請したり分析を拒否したりするのとは違い良心的なんですね。

カレー粉をまいたような竹林・・・黄色に変色しているのでしょうか。もし、ものすごく変な様子でしたら、是非投稿してみてはいかがでしょうか。もし、添付ファイルことなど不明な点があれば、ご説明します。

また、保育園の数値が90マイクロシーベルトというのはとんでもない数字です。年間で70ミリシーベルト以上ではないですか。そのようなところに園児をいさせるなんてとんでもないですが、国や県は、本当に、このままで行くつもりなんでしょうか。20ミリシーベルトは優に超えてます。テレビでやっていたということは皆さんご存知のはずですが、動揺とかはないのでしょうか。

産業のために基準値を緩和するというのは本当に納得がいかないです。なぜ、犯人である東電に要求が向かわずに、消費者に負担を強いるように考えるのでしょうか。

まったくもって残念です。

また、お便り、待ってます。よろしくお願いします。


52. 宮島鹿おやじ 2011年6月04日 06:37:54: NqHa.4ewCUAIk : hmfRtxQAIe
お便りがきませんね。

お元気でおられればよいのですが。


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