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本澤二郎の「日本の風景」(668) <平成の妖怪> <スイス元銀行家の内部告発>
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/980.html
投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 1 月 20 日 01:52:39: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51733393.html
「『ジャーナリスト同盟』通信」2011年01月19日 本澤二郎の「日本の風景」(668)
から下記を転載投稿します。

=転載開始=

<平成の妖怪> 

 誰かが岸信介を「昭和の妖怪」と命名した。筆者は中曽根康弘に「平成の妖怪」という称号を与えている。理由は天皇制国家主義の旗のもとに、改憲軍拡派として生涯かけて突進しているからである。時代を「暗い明治」に引き戻そうという野望に対して、筆者も必死で抵抗している。平和・軍縮派の宇都宮徳馬は生涯、岸を許さなかった。宇都宮にならったといえなくもない。昨日の右翼ネット新聞は、久しぶりその妖怪の講演会を伝えていた。

 案の定、極右政党と民主党の連立工作をさせたものの、失敗すると、今度は入閣させ、必死で与謝野を持ち上げて、菅総理に「与謝野を100%使いきれ」とわめいたというのだ。「大増税をやらせろ」とハッパをかけたものか。
 中曽根バブルの崩壊で1500兆円の資産を消失させた張本人が、消費税10%論者を閣内に送り込んだのだろう。こんな場面での黒幕登場は、決して格好いいものではない。
 それにしても敵ながらあっぱれだ。彼は92歳の午年である。まだ認知症にかかっていないらしい。2期8年大統領を務めたレーガンは、息子によると1期目にボケが始まっていたという。そうだとすると、我が平成の妖怪は、そんなレーガンの前で、うやうやしくも「日本は不沈空母」とやってのけたことになる。

 この中曽根発言で筆者の中曽根分析は一変した。宇都宮もそうだった。情けないことに、それまですっかり騙されていたのである。若かったころの中曽根に対して、相応の面倒を見ていた宇都宮の衝撃も大きかった。
 この中曽根を徹底支援した人物が、読売のナベツネである。宇都宮が彼の仲人である。読売入社にも宇都宮が関与して成功させたというのに、だ。彼は恩師を裏切り右翼に転向、読売メディアグループを中曽根新聞・憲法改悪新聞に変質させた。腹心で同僚の氏家を日本テレビに送り込んで、二人して現在も日本のマスコミ界を牛耳っている。もっとも、そんなことが永遠に続くことはない。筆者もよく知る元日本テレビ政治部長が、最近彼らの正体を暴いて追い詰めている。
 ちなみに中曽根・ナベツネ・岸の共通の支援者が、右翼のドンといわれた児玉誉士夫であった。児玉の暴力に対抗出来なかったマスコミ・政界をよいことに、3者は有効活用したものだろう。日本政界も言論界も内実は腐敗の極みなのだ。容認する朝日の凋落も見て取れようか。

<スイス元銀行家の内部告発> 

 話題を変える。数日前から世界の巨額脱税組が怯えているらしい。ご存知、世界的脱税王の多くがスイスの銀行に秘密口座を持ち、そこに巨額資金を保管している。その中には財閥だけでなく、各国の為政者や元為政者らのものも含まれている。むろんのこと独裁者の悪徳資金も眠っているらしい。
 それを元銀行家が暴露、例のウィキリークスに秘密の預金口座と保管資金の情報を流してあるというのだ。同創設者のジュリアン・アサンジが1月17日、ロンドンでの記者会見で明らかにしたのだ。其の数、実に2000人である。
 全て公開すると、世界の悪徳富豪が総なめにされる可能性が出てきたのである。この中に日本人も含まれているはずだから、遺族を含めて関係者らが震え上がって当然だろう。各国の税務当局は固唾をのんで待ち構えている。1000兆円の負債をかかえる日本政府もそうだろう。

 93年にアメリカ政府が1カ月に渡って1日100ドルの旅をプレゼントしてくれた時、通訳・案内人のウイリアム・バレットが「アメリカでは秘密を維持することはできない。いつか必ず暴露される」といって胸を張った場面を思い出してしまった。
 ウィキリークスの時代は続いていくのだろう。

=転載終了=  

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コメント
 
01. 2011年1月20日 02:23:07: 1YataSbVoA
アサンジ氏は、米国の911事件の真相は、政府の公式発表通りであるという見解を示しています。何らかの意図はあるのでしょうが。

まずは、早いとこ、司法&行政に巣食う殺人犯罪組織があぶり出されますように!

●司法&行政による組織的な財産乗っ取り;
行政による戸籍の改ざん、裁判所による隠蔽幇助、そして殺人。
司法&行政ぐるみで公文書を改ざんされ、財産を奪われた人々は全国に数多く存在する。
〜 元柏市議会議員・小川達郎氏の訴え 〜
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/874.html
戸籍の改ざん問題の追求を止めなかった小川氏は、銀行、行政の嫌がらせに合い、橋下生活をも余儀なくされた。

■「裁判所前の男」大高正二氏の不当逮捕
行政の不正、裁判所による隠蔽の幇助。
大高さんは、裁判所の冤罪判例をよく知り、十年以上にわたって、司法による被害者を結びつける働きを続けていた。
行政と司法の被害者たちが、心のよりどころとしている存在だ。

現在、ネットにより司法の犯罪が暴かれつつある。
それを恐れる隠蔽組織が、今回の不当逮捕を行ったのだろう。
大高さんが逮捕されたのは、ジャーナリスト黒木昭雄氏が殺害されたのと同じ日だった。
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1013.html

■最高裁の裏金作りのトリック
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/798.html
「最高裁は、60名のうち20名しか4号から3号に上げないにもかかわらず、給与のほうは、全員3号として予算配布を受けているのです。だから、400万円の40人分が裏金になるのです。そのような手口で、年に10億、サンフランシスコ条約以来、かれこれ50年そういうことをやっているのでしょうから、500億円にはなっている、と私は試算しています」。

■「平気で冤罪を作る人たち」(PHP新書)井上薫
裁判所の不正が本当になされていると確信を持てる一冊。
特に東京地裁、東京高裁、最高裁といった中央の裁判所組織が狂っている。
検察の暴走を支えた共犯者。
井上氏は元裁判官。裁判所を批判した著作を数々と発表。
現行の裁判システムを批判したため、退職を余儀無くされた。

■検察の裏金
『ある検事の告発(双葉新書)』著:三井環 によれば、
「申請どおりの金額を支出」し「偽造領収書を作成して精算する」、つまり現金で支払い、領収書で受領を確認をしている。
銀行振り込みだと、アシがつきやすいから。
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/225.html

●全国165箇所の検察審査会は、裁判所の裏金の捻出機関である。
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/886.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/778.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/696.html 
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/269.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/311.html より、要旨。

裁判所の公式ホームページに、
毎年、およそ7,300人もの検察審査員と補充員が選ばれ続けており、全国に50万人の検察審査員、補充員の経験者が存在する、と明記されている。

全国の審査受理数は、年間2000〜2600件で、平均2300件。
これを全国の検察審査会の総数165箇所で割ると、一ヶ所につき、年平均14件。
一度選ばれた審査員は6ヶ月間拘束されるので、半年の任期中に7件もの審査をしていることになる。
「1件審査してお役ごめんになった」などという体験談は眉唾だ。

審査内容には、「申立て」と「職権」の2種類がある。
「申立人」が存在しない、審査会が自主的に開催する「職権審査」は、年30〜50件。
この審査は「申立て審査」より表面化しにくい。なにしろ「申立人」が存在しないのだから。

1件につき4回審査会を開催、日当を8,000円と仮定。
年に30件の審査を行うと、
22名(審査員+補充員)×8,000円×4回×30件=21,120,000円。
分かりやすく表示すると 2,100万円。旅費は含まれていない。
「何の審査をしたの?」

年々増加傾向にあるはずの合計受理件数が2,000件から2,600件の間に収まっているのも不自然。

(それにしても、「申立人」が存在しない「職権審査」は、すごい。
素人11名が集まって、いったいどこから、どういう基準で「審査すべき案件」を選んでくるというのか?)

●第五検察審査会は、民主党の党首選当日に、架空議決を行った模様。
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/662.html
審査員の平均年齢が、2回共に34.55才で同じという天文学的確率。
審査会の開催に不可欠な「審査補助員」弁護士の就任が9月7日で、議決日が9月14日。

・会議録、旅費、日当等の領収書の開示を。
検察審査会法第28条:検察審査会議の議事については、会議録を作らなければならない。
検察審査会法第29条:検察審査員及び補充員には、政令の定めるところにより旅費、日当及び宿泊料を給する。

●記事を書いた新聞記者は、国会議員さえ「情報非公開」で会えない「審査会関係者」に、どうやって取材したの?

読売新聞は、10月6日朝刊「小沢氏議決、予定外の代表選当日に…経緯判明」記事で、
審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した、
審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、
審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、
「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいた、と報じた。
「お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり」と報じたのも話が矛盾。

朝日、毎日も同様の記事を掲載。
朝日新聞は、「審査補助員」が任命された9月 7日から、平日集まって、14日 に「議論が煮詰まった」と報道。
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E8%A8%98%E4%BA%8B.pdf


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