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Re: てすと
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投稿者 明るい憂国の士 日時 2012 年 1 月 13 日 15:52:10: qr553ZDJ.dzsc
 

(回答先: てすと 投稿者 明るい憂国の士 日時 2012 年 1 月 12 日 17:14:23)

http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3152.html
カナダde日本語
2012.01.11 Wed 05:01

小沢一郎氏、法廷での主なやりとり(1月10日)


【小沢民主党元代表 被告人質問】法廷での主なやりとり(2012年1月10日)が47Newsに載っていたので、記録として転載させていただきたい。

【小沢民主党元代表 被告人質問】法廷でのやりとり(2012年1月10日)
(共同通信 2012/01/10 21:30)

小沢元代表の発言要旨
 
東京地裁で10日、開かれた民主党元代表、小沢一郎被告の第12回公判での主な発言は次の通り。

【秘書との関係】
法律で規律されている関係ではなく、全くの人間の信頼関係で成り立っているというのが本当のところ。政治の大きな仕事以外は全て秘書に任せていた。自主的な判断で仕事をしてもらうようにしている。干渉していては仕事にならない。私の関心事は天下国家のことで、それに全力を集中する日常を送っている。

【秘書寮用地の購入】
了解して手持ち資金の現金4億円を用立てたが、その段階で全て済んだことで、その他の実務的、事務的なことは一切秘書に任せていたので分からない。(用立てた際に秘書とどんなやりとりをしたかは)全く記憶にない。金を用立てるところで私の行為は完結している。

【4億円の原資】
両親から相続した不動産や現金、出版した本の印税、議員報酬などもろもろの金だ。(取り調べで検察官から不正な金が入っていたと追及されたことが)あった。本当にばかげた推論だ。水谷建設などのゼネコンから不正な金は一切もらっていないし、私の秘書がもらったということもない。

【虚偽記入】
今まで政治資金収支報告書を見たことはない。担当者がきちんと作ってくれていると確信していた。(秘書に指示したり報告を受けたりしたことは)ない。(陸山会に個人の金を貸し付けたことを報告書に載せたくない事情は)特にない。

【秘書らの指導監督】
具体的にはしていない。担当者に任せて十分正確にできる内容だ。(共同通信)


2012.1.10(火)サクセス登龍門 小沢一郎氏、谷亮子氏出演1/2 

2012.1.10(火)サクセス登龍門 小沢一郎氏、谷亮子氏出演2/2


(カナダde日本語)続きを読む http://minnie111.blog40.fc2.com/#ixzz1jHNEBATJ


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小沢一郎氏 法廷でのやりとり (1月11日) (カナダde日本語)
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3156.html
2012.01.12 Thu 05:39

小沢一郎氏 法廷でのやりとり (1月11日)


引き続き、【小沢民主党元代表 被告人質問】法廷でのやりとり(2012年1月11日)を47Newsから転載させていただきたい。


小沢元代表の発言要旨 
東京地裁で11日開かれた民主党元代表、小沢一郎被告の第13回公判での主な発言は次の通り。

【金の管理】
(土地購入に用立てた4億円をめぐり)現金を手元に置いておくことは以前からずっとしていた。4億〜5億円の金が事務所にいつごろからあったか記憶にない。(指定弁護士に感覚の違いを指摘され)何かの必要ができた場合、すぐに対応できるし、手元に現金を置いておくのは使い勝手からいってもある意味、安全。私の感覚では離れていない。

【年末の関連団体収入などの報告】
細かい数字を聞いた記憶はない。トータルとして各団体がうまくいっているかどうかだった。

【土地登記先送り】
(秘書だけで決めるのは不自然との指摘に)企業や役所の上下関係とは違う信頼関係で成り立っているのが私と秘書の関係。

【報告書の確認】
(収支報告書を確認する)責務は当然ある。責任逃れではないが、いちいち目を通す議員はほとんどいない。それでいいのかとお叱りを受けるなら、その通りだ。そこまでする必要はないという認識だった。


森ゆうこ議員「司法部を巻き込んだ小沢一郎攻撃」


法廷やりとり要旨@
東京地裁で11日開かれた民主党元代表、小沢一郎被告の第13回公判の主なやりとりは次の通り。
午前10時前、小沢元代表が証言台へ。検察官役の大室俊三指定弁護士が被告人質問を再開した。

元秘書の石川知裕衆院議員に渡した現金4億円の出どころについて、元代表は/(1)/バブル時代に転居した際の土地売却益2億円/(2)/金融危機の際に銀行から引き出した3億円/(3)/同様に引き出した6、7千万円―で合計5億6、7千万円と説明した。

 大室「東京のマンションの事務所にいつから4億円以上あったのか」
 小沢「かなり以前」
 大室「億単位の現金保管は想定できない」
 小沢「必要ができた場合、すぐ対応できる。使い勝手からいってもある意味、安全。手元に現金を置くのは私の感覚では離れていない」
 元代表の個人口座にも質問が及んだ。
 大室「どんな資金が」
 小沢「国会からの歳費や印税、出演料など」
 大室「石川さんはマンションの現金をもともと知らなかったから『何か表に出せない金』と思ったのでは」
 小沢「渡す時には『私のお金だから』と言ったように記憶している」
 指定弁護士は石川議員に4億円を渡した場面について聞いた。
 大室「紙袋に入れて新聞紙で覆ったのは」
 小沢「僕だと思う」
 大室「1億円は10キロと重い。忙しいあなたがやるのは、ふに落ちない」
 小沢「プライベートな資金なので」
 4億円はその後、池田光智元秘書が返却した。
 大室「なぜ現金で」
 小沢「いつでも使えるように」
 質問は土地購入代金の支払いについて。
 大室「秘書があなたの意見を聞かずに、登記時期をずらして先に代金を支払うのは不自然だ」
 小沢「政治家と秘書は人間の信頼関係で成り立つ。家族のような存在。秘書に任せないと天下のことに集中できない」
 質問は、土地購入の際、銀行に4億円を預けて担保とし、同額の融資を受けた仕組みに移った。
 大室「融資申込書などにサインする際、石川さんらから『借り入れは形式的』との説明は」
 小沢「ありません」
 大室「石川さんはこの法廷で『預金担保で購入します』『預金担保の書類』などと言ったと述べたが」
 小沢「細かな説明を受けた記憶がない」
 大室「4億を用立て、何百万も金利を払う借り入れをする合理性は」
 小沢「いちいち理詰めで考えていない」
 指定弁護士は、土地の権利が元代表にない証明として作った確認書について質問を始めた。
 大室「2007年の事務所費公表の際、いつ作成したと説明したのか」
 小沢「分からない」
 大室「代金を支払った際と言わなかったか」
 小沢「表現の仕方は記憶していない」
 大室「支払い時に作成したのではないですね」
 小沢「公表時に(他の土地も含め)確認書が全部あると思っていたらなく、じゃあ作ろうと」
 大室「公表の際、後から作ったと分かった上で説明したのか」
 小沢「そうだと思う」
 指定弁護士が週刊誌の質問に池田元秘書の名前で答えた回答書を示す。
 大室「個人資産を提供したことが回答の中にない。隠す趣旨では」
 小沢「邪推だと思う」
 大室「4億円を持っていることは公表したか」
 小沢「いいえ」
 大室「4億円が現金で返されたことも公表していない」
 小沢「と思う」
 午前11時55分ごろ休廷。

◎法廷やりとり要旨A
 午後1時半に再開。村本道夫指定弁護士が質問を始めた。
 村本「石川さんらの政治資金収支報告書の処理に間違いはないか」
 小沢「正しく記載し報告していると思う」
 村本「見ていないが」
 小沢「秘書を信じているし、内容はそんなに複雑でなく誰でもできる」
 村本「04年10月にりそな銀行から借りた4億円は05、06年に2億円ずつ返したと知っていたか」
 小沢「銀行とのやりとりは分からない」
 村本「4億円の利息があなたの口座から出されていたと知っていたか」
 小沢「最近聞いて驚いた。笑い話のように聞かされ、へーって言った」
 村本「05年に2億円の借り入れが継続した」
 小沢「明確な記憶はない」
 村本「利息支払いは」
 小沢「分からない」
 村本「池田さんは、2億円分の利息は『もったいないので返せ』とあなたに言われたと」
 小沢「聞いていない」
 村本「石川さんが秘書になった後、政治団体の支出の六十数%が不動産購入だが」
 小沢「私の考えではない。賃貸だと賃貸料が増大するので、ローンが組めるなら、その方がいいという結論になった」
 村本「政治活動を辞めた後の不動産は」
 小沢「陸山会の財産の残り全てで次の世代の人を応援したい」
 質問者が山本健一指定弁護士に交代した。
 山本「(元代表が)4億円を用立てると言ったのは石川さんなどの証言では04年9月だが、実際に渡したのは同10月」
 小沢「いつ金が必要かは担当が言う話だ」
 山本「10月に売買契約が成立したからでは」
 小沢「具体的な契約や取引の報告はない」
 弁護側の弘中惇一郎弁護士が再質問に立った。
 弘中「4億円の原資となった東京都文京区の不動産の売却額は」
 小沢「14、15億円」
 弘中「世田谷区に購入した代わりの住居は」
 小沢「9億円前後」
 元代表は、ほかにも相続した東京・上野の土地を約40年前に1億円前後で売却したと述べた。
 弘中「個人口座から現金を出金したことは」
 小沢「ある。『日本改造計画』の印税8千万円を含めていろいろ収入も加わり、引き出したのは1億6、7千万円と銀行の資料にあった」
 弘中「4億円を用立てた時、政治団体の手持ち資金の合計を聞いたか」
 小沢「聞かなかった」
 弘中「資料によると7億円ぐらいあった」
 小沢「知らなかった」
 弘中「融資申込書などにサインしたが内容は」
 小沢「多分見ていなかったと思う」
 元代表は捜査段階で「確認書作成を指示し、間もなく作ったはずだ」と供述したが、後に「数日前に作成した」と訂正。この日、元代表は「いくつかの不動産で作っていなかった。あるという感覚だった」と釈明した。
 弘中「事件後、石川さんから登記ずらしを報告された可能性は」
 小沢「全くないと断言する根拠はない」
 弘中「検察官は話したことをその通りに受け止めて調書を作ったか」
 小沢「検察官の質問に首をかしげながら、という連続だった。訂正を求めたが、争ってもしょうがないと思い、そのままに。そのようなことが何度かあった」
 弘中「『現金を手元に置くと使い勝手が良い』と言ったが、実例は」
 小沢「総選挙で仲間を支援した。(政治団体の)改革フォーラム21から寄付が来るのに時間差があった。全国に仲間が散る前に埋め合わせた」
 午後3時すぎに休廷。

法廷やりとり要旨B 
  午後3時40分に再開。井下田英樹裁判官が「収支報告書や資産公開を見ていなかったということか」と質問を始めた。
 小沢「資産公開については分かっていた」
 井下田「国会議員のキャリアの中で最初から報告書の内容を把握していないのか」
 小沢「作成には最初から関与していない」
 井下田「4億円を用立てることは一般国民には理解し難い」
 小沢「秘書はある意味で家族。(返済は)心配していなかった」
 井下田「融資申込書にサインした場面で、無言で持ってきてサインするとは不思議。最低限のやりとりはあったのでは」
 小沢「簡単な会話はしたと思う」
 井下田「約束手形にサインした時、陸山会に貸したとの認識は」
 小沢「銀行との話でこの形になっただけ。理詰めで考えたことはない」
 井下田「4億円。普通の感覚では慎重になる」
 小沢「秘書と銀行なので疑念は挟まなかった」
 井下田裁判官は仮定の質問をぶつける。「陸山会への4億円の貸し付けだけを計上した経理処理の報告を今受けたら、よしとするか」
 小沢「仮定の話で法律的なことは分からない」
 井下田「あなたが提供した4億円を土地に使ったことを報告書や資産公開書に記載してもいいかと、相談されたら」
 小沢「構わない」
 質問者は平塚浩司裁判官に交代。「秘書からの年末の報告は」と聞かれた元代表は「細かい数字を聞いた覚えはない」と答えた。
 平塚「石川さんのノートに『先生に伺いを立てる』などの記載がある。留保をつけたものは」
 小沢「ないと思う」
 平塚「石川さんに4億円を渡したとき、事務所の金庫から取り出して数え、紙袋に入れたのか」
 小沢「金庫のものを彼に渡したのだろう」
 平塚「陸山会の代表と個人とは別人格。貸し借りの意識がないとの主張は理解できない」
 小沢「実体は同一。他の人との貸借契約と同じ意識はない」
 平塚「石川さんは融資の書類にサインをもらう際、『定期預金を担保に融資を受ける』と説明したと証言したが」
 小沢「なかった。絶対にないかと言われると否定する根拠はないが、覚えていない」
 平塚「池田さんが『利息がもったいない』と言われたと証言した」
 小沢「記憶にない」
 平塚「秘書が不相応なことをして損失を与えたり、不法なことをしたりして監督責任が問われる恐れは考えないのか」
 小沢「不祥事があれば自分の不徳。違法や不正があれば私の責任」
 平塚「政治資金規正法は正確な報告書の提出を求めている。天下国家にまい進と言ったが、報告書を確認する責務は」
 小沢「ある。責任逃れではないが、目を通す議員はほとんどおらず、それでいいのかとお〓(口ヘンに七)りを受けるならその通りだ」
 最後に大善文男裁判長が尋ねた。
 大善「年末の各団体の運営報告の時間は」
 小沢「数分。トータルとして各団体でうまくいっているかどうか」
 大善「大久保(隆規元公設第一秘書)さんが会計にタッチしていない」
 小沢「実務は石川と池田だと認識していた」
 大善「報告書の宣誓書に会計責任者が署名するが、石川さんや池田さんが署名していた」
 小沢「決していいこととは思わないが、公正、正確な報告書なら、とがめない」
 質問は確認書に移る。
 大善「(不作成について)秘書を〓責(しっせき)したか」
 小沢「分かった時点で作成すれば意義がある」
 大善「陸山会の事件が報道されたとき、石川さんに説明を求めたか」
 小沢「やましいことはないと思い、石川も池田も呼んだことはない」
 大善「『政治状況を考慮して』土地登記をずらした秘書の行動は」
 小沢「彼らなりによかれと思ってやったこと」
 質問終了。弁護側は石川議員を取り調べた検察官が捜査報告書に虚偽記載したことなどを理由に公訴棄却を主張。指定弁護士側は「公訴の効力に影響はない」と反論、午後5時半ごろ閉廷した。(共同通信)


『現代ビジネス』小沢一郎元代表への被告人質問でヤマを越した「陸山会事件」の持つ意味と露呈した刑事司法改革の難しさ

読まされる方も報道する方も、いささか食傷気味だった「陸山会事件」が、10日、11日の両日、行われた小沢一郎元民主党代表への被告人質問でヤマを越した。

 事件発生から3年が経過、最初は小沢事務所の巨大裏ガネ疑惑を追及していたが、途中で諦め、最後は秘書宅取得資金の4億円が政治資金規正法違反にあたるか否かを問う事件となった。

 小沢一郎という日本を左右する大物政治家の「政治とカネ」に関する事件だけに、意味がないとは言わないが、検察の「小沢許すまじ」といった執念から始まり、マスコミを引き連れ、ようやく起訴にまで持ち込んだという背景を考えれば、「小沢叩き」に与する気が失せる。

 むしろ国民は、検察が主導してきた刑事司法が、特捜検察の制度疲労によって改革の時を迎えているだけに、「陸山会事件」は、その岐路を象徴する事件だと理解すべきではないだろうか。

 実際、「小沢逮捕」にかける検察の執念は異様だった。その"見立て"が間違っていたことは、12月16日、第10回公判で法廷に立った前田恒彦元大阪地検特捜部検事(証拠隠滅罪で実刑確定)が、「私が裁判官なら無罪判決を書く」と述べたことでも明らかだ。

 検察に切られ、地位と身分を失った前田元検事に怖いものはない。前田元検事は、「初日に主任検事から『特捜部と小沢の全面戦争。小沢をあげられなかったら特捜部の負けだ』と言われた」といい、当時、「4億円は複数の企業からもらったという"妄想"を抱く幹部がいた」と、辛辣に批判した。

 つまり、「小沢逮捕ありき」で捜査は進み、裏ガネがあると"妄想"した検察幹部によって、事件が組み立てられていった。「小沢公判」に先立つ「秘書公判」で、検察が水谷建設からの1億円の裏ガネを立証したかったのは、事件に関係はなくとも、「小沢事務所はクロ」と印象付けたかったからだ。

特捜検察が手がける事件の多くが「強引なシナリオ捜査」で仕掛けられると指摘されてきたが、検察の"身内"がそれを暴露したことになる。

 小沢元代表は、検察には起訴されなかったが、検察審査会に強制起訴された。それは、強引に取られた調書によって審査員に「おかしなカネ集めをする事務所」という意識が刷り込まれていたからだと主張した。

 10月の初公判の「意見陳述」で、「本件が特に許せないのは、国民の負託を受けていない検察が、議会制民主主義を踏みにじり、国民主権を冒涜したことだ。(中略)恣意的な権力行使が許されるなら、民主主義国家とはいえない」と、小沢元代表は検察をののしった。当否はともかく"怒り"は理解できる。

 しかし、だからこそ「検察改革」なのである。取り調べの全面可視化も含め、検察は変わろうとしている。前田元検事が犯した大阪地検特捜部事件と合わせ、東京地検特捜部の「陸山会事件」は、明らかな行き過ぎであり捜査の失敗。その修正は始まっている。

 まず検察は、特捜部が手がける独自捜査を少なくし、「ノルマに縛られない捜査」を目指すことになった。むしろ国税当局、公正取引委員会、証券取引等監視委員会など外部と連動、時には警視庁と組む。

 同時に、有罪率100%を目指し、強引な自白調書を散るような取り調べはしない。調書至上主義からの脱却。また、全面可視化を目指すことも決めており、白黒は法廷でつければいいと考えるようになった。

 その分、有罪率は低下するが、起訴すればほとんど有罪。有罪率99・9%という数字が間違っていたのであって、裁判所は、検察側最終弁論で判決文を書くような"手抜き"が許されなくなる。

 検察が無理をしないということは、裁判所に被告が否認している案件が数多く持ち込まれるということだ。裁判官は、有罪を前提に量刑だけ決めればいいというこれまでの刑事司法から一転、自分の頭で公判資料を読み込み、尋問をし、自ら判断を下さねばならなくなった。

 「陸山会事件」の秘書公判で、東京地裁の登石郁朗裁判長は、特捜部の強引で恣意的な捜査を批判、供述調書の主要部分を認めず、「検察に対立するのか」と、訴訟指揮の評判は悪かった。しかし、「反検察」だったわけではない、裁判所もまた変わろうとしていた。

 それは、検察と"癒着"することで成り立つヤメ検弁護士の世界にも変化をもたらす。ヤメ検と言えば、罪を認めさせる代わりに、保釈を早くし、執行猶予判決を取ることが主な"役割"だった。だが、それは正しい刑事司法の姿ではない。

争うべきは争う---。そう発想する人権派弁護士への依頼が増え、小沢元代表に就いたのが、冤罪の村木厚子事件で無罪を勝ち取った弘中惇一郎弁護士であるところに、それは表れている。

 司法マスコミもそうである。裁判所にタダ同然で記者クラブを置き、検察と一体となって報じていればいい記事、社内で評価の高い記事が書けていたのだから、検察と一心同体だった。だが、村木事件と小沢事件を経て、ネットジャーナリズムが雑誌ジャーナリズムと連帯、「検察べったりの司法マスコミ」を批判するようになった。

 検察自身が、制度疲労を認め、変革しようとしているのだから、司法マスコミも自立しなくてはならない。かつては考えられないことだが、検察批判、裁判批判が堂々と論じられるようになった。

 そういう意味で、「陸山会事件」は、法曹3者に司法マスコミも加えた刑事司法の関係者が、自立を始めるきっかけとなった事件であり、公判だと位置づけられよう。

 むろん素人を裁判に巻き込む裁判員裁判と合わせ、定着は容易ではない。自立を目指していた秘書公判の登石裁判長は、結局、検察の主張通りの判決を下したし、司法マスコミは横一線で形式犯に過ぎない「陸山会事件」を、微に入り細に入り報じ、「なぜ、いつまでも裁判が続いているのか」という、国民の声には答えていない。

 それだけ刑事司法改革は難しく、検察がすべてのシナリオを描く司法を郷愁する向きもある。だが、回り始めた歯車は元に戻せない。国民も含め、それそれが自分の頭で刑事事件を考えるしかなく、そうすることが、冤罪を生む強引な捜査からの決別になると信じたい。


植草先生回答「小沢一郎氏周辺事件が示す日本民主主義の危機」


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