・ウクライナの下手クソな戦術で、親ロシア派が誤射したか？
　http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/649.html
　投稿者 仁王像 日時 2014 年 8 月 07 日 22:42:28: jdZgmZ21Prm8E

　だが、阿修羅は既存メディアへのアンチテーゼとして存在感があるわけだから、これは阿修羅の宿痾であり宿命なのかもしれない（半分諦め）。

　キエフ政権は、ウクライナ国内で発生したマ機撃墜がブークであるという強い確信があったが、それを国際社会に効果的に訴える材料に不足していた。ただ主張するだけではデタラメと受け取られる公算が大きい。そこで二者をねつ造するという過剰演出に踏み切った。謀略と言えばここからが謀略である。
　この過剰演出（謀略）は功を奏して、欧米はロシアへの新たな制裁へ速やかに踏み切ることができた。しかし時が経つにつれ、欧米も撃墜の真相を掴み始めたのではないかろ思う。(０１）で述べたような、偶発誤射であれば、ウクライナ国の内戦状態から発生したものであり、キエフ政権の責任は免れない。これは欧米にとっても都合が悪い。だからウヤムヤで終わる可能性高い。これはロシアにとっても悪いことではない。今後はロシア制裁の矛先が鈍っていくことが考えられる。

　また、陰謀論者と愉快犯は隣り合わせでもある。いや、はっきり言えば論者の半身は愉快犯そのものでもあるとも言える。
　論者は、断片的で不確かな情報から、もっともらしいストーリィを仕上げる「才覚」がある。内容も面白く仕上げるワザにも長けているから、真相に飢えている阿修羅人の多くがこれに釣られる。ときどきは称賛されることもある。
　だから、言わばランナーズ・ハイと同じで論者の脳内に快感物質βエンドルフィンが分泌される。これが論者を陰謀論に駆り立てる強い衝動・動機である。

　多大な労力を費やしたにも関わらず、早々と徒労に終わったと判明することもある。その時はどっど疲れが出る。だが、この「快感」体験ので味は忘れられない。論者はそもそも陰謀好きな性癖があり、また優れたストーリィ・テイラーでもあるから、この衝動を自制することはできない。

　阿修羅には善意の真相渇望人も多く、それが陰謀論者の温床になっている。阿修羅はその設立の趣旨からしても、陰謀論者が巣くい易い体質を備えているのは、いかんともしがたい。たとえＡ者が退場しても、やがてＢ者を生み出すであろう。陰謀論者たるには、ある種の「才覚」も必須である。

　”せっかちな”真相渇望人の存在が、陰謀論者が暗躍し易い場になっているということ。

　陰謀脳＝陰謀中毒であり、これは病である!

　奥崎謙三氏はひさしく忘れていましたが、過去ログに拙稿がありました。

・日本の悲哀の「原罪」をみた！−奥崎謙三『ヤマザキ、天皇を撃て！』
　http://www.asyura2.com/07/dispute27/msg/624.html
　投稿者 仁王像 日時 2008 年 3 月 18 日 21:11:26: jdZgmZ21Prm8E