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「中国人がこんなに付き合いやすいとは思わなかった」=日本人のバイト仲間の言葉に複雑な思いがした―中国人学生
http://www.asyura2.com/15/china7/msg/720.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 08 日 20:57:04: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

日中関係を表す言葉として、「近くて遠い国」という表現がよく用いられるが、上海交通大学の李さんは、自身が日本に留学したときの体験から、日中は必ず「近くて近い国」になれると確信したようだ。


「中国人がこんなに付き合いやすいとは思わなかった」=日本人のバイト仲間の言葉に複雑な思いがした―中国人学生
http://www.recordchina.co.jp/a125608.html
2016年1月8日(金) 6時40分


さまざまな隔たりが存在する近年の日中関係を表す言葉として、「近くて遠い国」という表現がよく用いられる。しかし、上海交通大学の李一●(●=草冠に函)さんは、自身が日本に留学したときの体験から、日中は必ず「近くて近い国」になれると確信したようだ。

この間、日本に1年間留学していたときアルバイトをしていた焼肉店の店長からメールをいただいた。そのメールを見て一瞬のうちに、アルバイトをしていた1年間のいろいろなエピソードを思い出し、私がどれだけその店での経験に影響を受けていたかを改めて感じた。

交換留学生として日本で過ごしていた時期に、アルバイトをしようと決心したのは容易なことではなかった。「日本人上司は中国人留学生をばかにしているよ。特にあんたみたいな短期留学生をね」。先輩の留学生たちから聞いた恐ろしい噂であった。しかし、寮に閉じこもってばかりいてはせっかく日本に来た意味がないと考え、私は焼肉店でアルバイトを始めた。最初はいろいろ叱られたり大変だったが、他の日本人のアルバイト仲間も私と同じように厳しく注意されているのを見て気にならなくなった。「お客様は神様だ」「元気が一番」「皆に迷惑をかけるな」などなど、仲間と一緒に叩き込まれるうちに私は日本人のまじめさに感銘を受けた。

私たち中国人も勤勉な民族かもしれないが、日本人ほど仕事に全力をかけたりしないので、中国人が同じように注意を受けたり指導をされたら、先輩たちのように「日本人は我々をばかにしている」と考えがちだ。まさにそれが原因で中国に進出している日系企業でもトラブルが起こる。しかし、実は日本人同士であっても厳しく注意したりされたりするのが普通なのである。むしろ、このような几帳面さは日本人の誇りであり、私たちは最初のうちは慣れることができなくても、その精神を理解し学んだ方がいいのかもしれない。

注意されたことを直して、また注意されるということを繰り返しながらアルバイトを続け、私はやっと一人前になり、お客さんとの会話もだんだん増えてきた。「どこから来たの?」「上海から参りました」「上海ってええ町やわ」。会話のほとんどはこれで終わってしまった。上海の名前だけを知り、それ以外何も知らないというのが大半のようであった。有名な都市でさえこうであれば、中国の他の都市はどうであろうか。もっと中国のことを日本人に知ってもらいたい。私はそのとき心から思った。

バイト仲間との友情も深まっていった。そして、1年の留学生活を終えてお別れパーティーの日がやってきた。「李さんと会う前は、中国人がこんなに付き合いやすいとは思わなかったな」。1人の仲間のひと言に、私は複雑な思いがした。私と会う前は中国人をどんな目で見ていたのだろう。日本人を恨んで、毎日デモをしているように見えていたのかもしれない。

「近くて遠い国」。それは日中関係を言い表すのにふさわしい言葉だろう。昔から存在している見えない壁に阻まれ、中国人も日本人も頭の中で相手の姿を想像して最初の一歩を怖がって、なかなかその壁を越えられない。店長さんからのメールを読んで、思わず本棚にある飾りを手にとった。バイト仲間がくれたそのプレゼントは、一つ一つのハートがつながって大きな輪を作っている。壁を取り払い、心と心をつないで一つの輪を作っている。

両国の関係を一気に改善することなど不可能だが、まず個人と個人、グループとグループが心を込めて付き合えば、必ず友情の輪になれるだろう。そして、この輪がいくつも広がっていって、やがて中国と日本は「近くて遠い国」ではなく、「近くて近い国」になれるに違いない。それは夢ではなく近い将来に必ず訪れる光景だと、1年間を通して心の輪を作ってきた私は確信を持って言えるのだ。(編集/北田)

 

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コメント
 
1. 2016年1月11日 11:11:51 : gjSWR86AiA : u0glpiXsZGg[151]
最近の日本では国家主義が復活して、1970年代の中国大陸との国交樹立の頃のような熱気がなくなっているようですが、当時よく日中友好のシンボルと呼ばれたのは、唐招提寺と鑑真です。

鑑真
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%91%91%E7%9C%9F

何度も日本に向かおうとして、その度に失敗。遂には目が見えなくなったものの、6回目にしてようやく成功。唐招提寺を創建しました。

唐招提寺 律宗総本山 鑑真建立 天平宝字3年(759年) 奈良市五条町 ユネスコ世界遺産
https://www.youtube.com/watch?v=Ea0A3Ly-ncQ

●日本と中国大陸の友好の復活には、共通の話題を取り上げるとよいでしょう。例えば、辛亥革命の父、孫文・中山先生。中国文化圏では、「孫中山先生」と呼ばれています。当方は、そのことを考慮して、孫文・中山先生と表記していますが。

孫文
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%96%87

孫文・中山先生は、中華民国台湾でも、中国大陸でも「国父」として尊敬されていますが、日本に留学して活動されましたから、日本ともゆかりのある偉人です。

テレサ・テン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%B3

1970年代、「アジアの歌姫」のテレサ・テンさんが、日本のテレビジョン番組「八時だよ、全員集合」に出演され、番組の終わりに加藤茶さんと「アビバノンノン」とデュエットしていたよと言ったら、すごく羨ましがられました。

テレサ・テンさんも、中華民国台湾のみならず、中国大陸でも伝説の歌手として人気がありますから、共通の話題に良いと思います。


2. 2016年1月15日 22:18:26 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[581]
Business | 2016年 01月 15日 19:02 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス

インタビュー:中国事業、来年10月ごろに再挑戦へ=カルビーCEO

http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160115&t=2&i=1109753813&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC0E0HR
1月15日、カルビーの松本会長兼CEOは、昨年合弁を解消した中国事業について来年10月ごろには新たに始めたいと明かした(2016年 ロイター/TORU HANAI)
《東京 15日 ロイター》 - カルビー(2229.T)の松本晃会長兼最高経営責任者(CEO)は15日、ロイターとのインタビューで、昨年11月に合弁を解消した中国での事業について今年6月末までに方針を決め、2017年10月ごろには新たに始めたいと明かした。中国事業は「他の国と重要度が違う」とし、早期に再挑戦へ動き出す。

松本CEOは中国事業について、「誰かパートナーとやるべきか、単独でやるべきかはまだ悩んでいる。現地のパートナー候補とはまだ話をしていない」と説明。ただ「今年3月ごろからスタディーを始め、6月末までには方針を決めてアクションを起こす。17年10月ごろから新たに始めたい」とのプランを明らかにした。

また「早く行って成功する確証はないが、遅れると絶対に成功しない」と述べ、再挑戦のプランを練っている最中だとした。

同社は昨年11月、中国での合弁事業であるカルビー(杭州)食品有限公司の持分の全てを康師傅方便食品投資に譲渡、合弁を解消した。12年8月に設立したものの、約3年での撤退となった。

合弁事業がうまくいかなかった理由について、松本CEOは「トップの人材」と「商品」に問題があったと指摘。商品については「Jagabee(ジャガビー)を中心にしたことが間違い。6.5元から7.5元で高過ぎた」と述べ、再挑戦では「すぐに利益が出なくても、1元、2元の商品をたくさん売って、少なくとも損をしないこと」を重視する考えを示した。

パートナーとして、大株主のペプシコ(PEP.N)と組むことについては「中国や米国などの大きな国で下請け会社になることは、カルビーにとって何の意味もない」と述べ、消極的な考えを示した。

松本CEOは新たに進出する国について、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、マレーシアを挙げた。このうち、オーストラリアについては「2016年中に出たいと思っている」と述べた。現在、オペレーションができる人材を選定中だという。また、マレーシアはパートナー候補数社と話をしている段階。

同社の15年3月期の海外売上高比率は10.1%。これを30%に引き上げることを目指している。

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人の社長を務めていた松本氏は、09年にカルビーの会長兼CEOに就任。それ以来、カルビーは6期連続で増収増益を達成している。

16年3月期も連結売上高は前年比8.0%増の2400億円、営業利益は同19.1%増の288億円を計画している。

(清水律子 浦中大我)

http://jp.reuters.com/article/calbee-china-idJPKCN0UT0ZO?sp=true


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