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地球温暖化の太陽活動原因説
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/622.html
投稿者 taked4700 日時 2017 年 12 月 25 日 18:58:21: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

とても興味深い記事です。地球温暖化について、その真相の一部が暴かれていると言っていいかも知れません。

ぜひ、リンク元の記事もお読みください。

なお、この記事の著者の方の他の記事で、印刷禁止どころか、コピー禁止になっていてコピーできないため、阿修羅掲示板へ転載できないものが多かったのですが、今回のものはコピーが出来るものであったため、転載できました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/hosizora/astron/astron3/astron3_P13-24.pdf
地球温暖化の太陽活動原因説
松田卓也(神戸大学名誉教授)
要約
近年メディアなどで盛んに話題になっている地球温暖化現象が、人間活
動による二酸化炭素のせいであるとする立場を、正統派とよぶとすると、
それに賛成しない懐疑派や否定派が無視できない程度に存在する。本稿で
は地球の気候は、太陽活動と銀河宇宙線によって決まるとするスベンスマ
ークの説を紹介する。この立場を彼は宇宙気候学と名付けた。地球史的に
は 6千万年ほど前から気温は低下し続けており、現在が特に高温ではない
ことを述べる。そして地球温暖化問題の政治的意味についての私見を述べ
る。さらに 2008年 5月に幕張メッセで開催された「地球温暖化の真相」と
題するシンポジワムの報告もする。
はじめに
地球温暖化問題が科学的のみならず、政治的にも大きな問題になってい
る。国連の主催する「気候変動に関する政府間パネルJ(IPCC)では、世界
中の多くの科学者を集めて地球温暖化問題を研究し、近年の地球温暖化の
原因は人間の活動に伴って排出される温暖化ガス、とりわけ二酸化炭素で
あるとしている。その結論に基づき、西欧、日本を中心とする政府は、二
酸化炭素削減に取り組む計画を立てている。またメディアの報道も、この
立場一色である。
ところが IPCCの結論に賛成しない人々もいる。たとえばアメリカのブ
ッシュ政権は、 IPCCの結論に賛成せず、従って京都議定書も批准していな
い。もっともブッシュ政権は科学的な理由と言うよりは、政治・経済的な
理由に基づいて反対しているのであり、アメリカでも科学者やメディアの
多くは IPCCの結論に同意している。地球温暖化問題はアメリカのアル・
ゴア元副大統領が推進してきたものであり、民主党の路線でもある。アメ
リカでもブッシュ政権が異常なのであり、近い将来にアメリカは民主党政
権になるとすれば、ヨーロッパと共同歩調を取る路線に戻るであろう。ち
なみに二酸化炭素を今後は大量に排出するであろう中国もインドも京都議
定書を批准していない。これが発展途上国の立場である。
13
地球温暖化問題に関する懐疑派、否定派
科学者の中にも IPCCの結論に疑問を唱える人々が、無視できない程度
に存在することをご存じであろうか。ここで地球温暖化問題を次の 3点か
ら考えてみよう。
1) この 100年程度で地球の平均気温は大幅に上昇しているか。つまり地
球温暖化現象は本当に存在しているか。
2) 地球が近年、温暖化しているとしても、その原因は、人間活動に基づ
いて発生した二酸化炭素などの温暖化ガスか?
3) 地球が今後 100年程度で数度 C温暖化したとして、それが人類に取っ
て有害か?
この 3つの質問すべてに対してイエスと答える人々を地球温暖化問題の
肯定派あるいは正統派とよぶことにする。それに対して、この 3つの質問
のいずれかに疑問を呈する人たちを懐疑派左呼ぶことにする。またこの 3
つの質問のいずれかに、完全にノーと答える人たちを否定派とよぶことに
する 1,2,S)。
まず私の立場を明らかにしておけば、私は懐疑派である。地球狙暖化は
起きているであろうが、その原因は後に述べるように太陽などの宇宙現象
と関係しているのではないかと推測している。しかし確証はない。メディ
アでは「地球温暖化の原因は人間起源の二酸化炭素であることは科学的に
確証された、いまは議論の時ではなく行動の時である」といった論調が主
流である。私は「それは本当なの?J と問うているのである。
正統派からは、懐疑派は石油産業から金をもらっているとか、プッ、ンュ
の犬であるとか、疑似科学者であるとか、不正義であるとか見られること
が多い。今や地球温暖化問題は科学的な議論より、国益か否かという政治
的基準、儲かるか損をするかという経済的基準、信じるカ吋言じないかとい
う宗教的基準、正義か不正義かという倫理的基準で語られることが多い。
私の立場は、地球温暖化の原因はまだよく分からないので、まだまだ科学
的議論が必要だというものである。
この問題を調べ始めると、日本のマスメディアが喧伝するほどには、議
論は決着がついていないことが分かる。欧米のネットを調べると、激しい
論争が延々と続いている。懐疑派、否定派が結構多いこと、それも結構著
名な学者にも多いことが分かつた。例えば、後で紹介するのだが、日本の
有力な地球物理学者、宇宙物理学者に懐疑派、否定派がいる。オーロラ研
究で有名なアラスカ大学名誉教授の赤祖父とか、日本気象学会の元理事長
の康凶とか、そうそうたる人物もその中に含まれる。次の章で、私がどの
ようにして、この泥沼のような問題に足を踏み入れたかを述べよう。
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私の地琢温暖化問題
私がこの問題に関心を持ったのは、国際政治ウオッチャーの田中宇(たな
かさかい)氏のホームベージを読んだときである。田中氏は公刊された情報
から世界政治の裏側を読むというスタンスで毎週、興味あるニュースを配
信している。そのなかで問中氏は場違いとも思える「地球温暖化のエセ科
学」というタイトノレで、地球温暖化の正統派を批判する記事を書いた (2007
年 2月初日号)ぺ調べてみると、問中氏はすでに 10年ほども前から同様
の主張を繰り返している町。田中氏の地球温暖化正統派への疑問は、主とし
て西欧の政治的動機への疑問から来ているのだが、その記事の中で私はマ
ンのホッケーースティ yタ図とかスペンスマークの理論を始めて知った。
マンのホッケー・スティック図とは、過去 1000年間の地球の平均気温を
樹木の年輪などから割り出したグラフである。この図では 1000年から 1900
年までは、気温はほぼ一定であるが、 20世紀になって急に気温は上昇して
いると読み取れる。この図を IPCCは、その報告において地球温暖化の有
力な証拠として採用した。しかし、歴史的に明らかな中世温暖期や江戸時
代初期の小氷期などの存在が無視されているとして批判もされている九
つぎに私の目を引いたのは、物理学会誌に掲載された槌回敦氏の論文で
ある。そこでは近年の平均気温と一酸化炭素の変化の関係を示したキーリ
ングのグラフを示し、まず気ILilが k昇してから二酸化炭素量が増えている
ことを主張した。つまり三酸化炭素が気温上昇の原因ではなく結果だとい
うのである九槌田氏は個性の強い研究渚として毅誉褒販があり、氏の主張
をそのまま信ずるわけにはいかないが、私は正直、ヘエーそんな考えもあ
るのだと思ってしまった。
天文学者ならだれでもその名前を聞いたことがあるであろう、英国のマ
ーティン・リースはその著書の中の「いまだに不明な気候要因の変動」と
題した章の中で、中世温暖期にはグリーンランドで農耕が行われ、小氷期
にはテムズ川が凍ったことを例に挙げて、その原因を太陽活動に求めてい
る。彼は次のように記しているぺ
『黒点やフレア活動の有無が気候になぜこれほどの影響を与えるのか、
本当のところ誰も知らない白黒点は太陽の磁気活動とフレアに関連してい
る。フレアは地球に衝突する高速度の粒子を発牛A させているが、粒子自体
が選ぶ太陽エネルギ}はごくわずかにすぎない。しかし、大気圏上層部に
「増幅器」のようなものがあり、その作用で粒子が雲量に大きな変化を与
える、という可能性を考えてみても良いのではないか。
いまは説明が付かないからと自の前の証拠を退け、科学者はこれまでさ
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んざん墓穴を掘ってきたのだ。この最たる例が大陸移動説である。ジグソ
ーパズノレのごとく、ヨーロツノ対ミらアフリカにかけての海岸線と南北アメ
リカの海岸線がぴたりと合い、その様はかつてそれぞれの大陸がひとつに
つながっていて、それがのちに分裂して移動していったかのように見える。
1960年代までは、だれひとりとして移動のメカニズムが分からず、地球物
理学界の大御所陣も目の前の証拠を無視し、洞察力がないため思いっかな
い何かが作用して、大陸が移動したとは認めようとしなかった)0 ~
スペンスマークの地球温暖化太陽原因説
昨年 2月に英国王立天文学会の会誌である A&Gに、デンマークの太陽気
候センター所長の H.スベンスマークの解説論文が現れたヘスペンスマー
クの説の重要点は次のようなものだ。
太陽活動に伴って作られる太陽表面の磁場が太陽風によって地球に運ば
れる。その磁場は、銀河宇宙線を跳ね返す作用がある。銀河宇宙線は地球
大気をイオン化する。イオン化された大気は雲の凝結核を作る。雲が出来
ると太陽光に対する反射能(アノレベド)が増大する。すると気温が低下する。
つまり太陽活動が増加すると、地球近辺の磁場が強くなり、地球に到達す
る銀河宇宙線が減少し、雲が少なくなり、気温が上昇する。実際 20世紀は
太陽活動が盛んな世紀であった。
太陽活動と気候の関係を示唆したのはスペンスマークが初めてではない。
彼の論文の新しい点は、銀河宇宙線強度と低層の雲量に相闘があるという
観測結果を示したこと、また放射線が雲の凝結核をつくるという実験結果
を示したことにある白
スベンスマークの論文は、長い間、気象関係の学界からは冷遇され、リ
ジェクトされてきた。しかし、英国のある雑誌で掲載決定になってから、
とくに天文学者の注意を引いた巴それが、地球温暖化問題が英国王立天文
学会誌という一見場違いな雑誌に、彼の解説論文が掲載された理由である
ようだ。
従来の気候学の立場は、地球の気候は地球内部の要因によって決まると
する内因説であると規定するなら、スベンスマークの説は外因説といえる。
外因説をさらに推し進めた天文学者がいる。全球凍結のような大氷河期は
太陽系が銀河の渦状腕に突入すると発生するとシャピプは主張した問。銀
河の腕の中は星生成が盛んで、銀河宇宙線も多いからである。さらに、わ
れわれの銀河の伴銀河である大小マゼラン雲の接近も、地球の気候に影響
を与えるのではないかと推測している。
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スベンスマークの実験は小規模なものであった。ジュネープにある
CERNの研究者たちは、その加速器を利用してスベンスマークの仮設を確
かめるために、 CLOUDという大々的な国際的共同研究を計画している。
もし地球気候の内因説が正しいなら、われわれ天文学者、宇宙物理学者
の出る幕はない。しかし、恐竜絶滅が内因説から隔石衝突による外因説に
変わったことを見ても、地球温暖化の宇宙起源説は捨てがたい。そうすれ
ば我々の出番なのである。
太陽活動と気候の関係
地球の気候が太陽に支配されていることは疑いようがない。しかしその
ことと、近年の地球温暖化が、近年の太陽活動の増大によるとはすぐには
いえない。しかし、太陽活動と気候が密接に関係しているという間接的な
証拠は多い。太陽黒点はガリレオが発見した。それ以後、黒点の数は詳細
に記録されている。それによると 17世紀にマワンダ一極小期とよばれる、
太陽総点がほとんど無い時期があった 11,回。それと小氷期とよばれる寒冷
期が一致している。
黒点、が増えると、太陽からの可視光の放射は、常識に反して増える。黒
点周辺の温度が上昇するからである。しかし放射の変化量はわずかであり、
これが気視に大幅な影響を及ぼすとは考えにくい。このことが、地球気候
に対する太陽の影響を無視する有力な理由とされてきた。スベンスマーク
の説は、太陽放射ではなく、太陽磁場の重要性を指摘した点で新しい。研
究者の中には、太陽紫外線の変化が重要な役割を果たすと主張するものも
いる。
地球史的な温度変化
最近、地球温暖化問題がかまびすしいので、現在はとてつもなく高温期
であるか、それに向かっていると思われるかもしれない。しかし、歴史的
に凡でも、先に述べた中世1日暖期は現在と同様、あるいはそれ以とに高温
であった可能性もある。
歴史時代からさらに遡ってみると、過去1.1万年前に地球は氷河期から
脱して閑氷期に突入した。今から 5-9千年前は気候最適期とよばれ、現在
より高温であった可能性がある叫。この時期にはサハラ砂漠に湖があり、
ワニやカパが住んでいた証拠がある。
さらに遡ると、過去数百万年前に地球は氷河期に突入して、十万年前後
続く氷河期と、その間に一万年程度続く関氷期を数十回も繰り返してきた
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国。現在の我々は間氷期の終わり近くにいると考えられる。この数百万年は
氷河期が常態なのであり、間氷期にいるわれわれはきわめて幸せな時期に
住んでいるといえるロというか、そんな高温期であったからこそ、人類は
栄えたのだといえるであろう。
これらの気候変動は、ミランコピッチ・サイクルとして知られる地球軌
道の変化によって起こされたと考えられている 16)。間氷期はすでに 1万年
を超えたので、時期的に考えれば、いつ氷河期に突入してもおかしくない
し、実際に 21世紀半ばには小氷期が再来すると主張する学者もいる問。ま
た人類による農業活動に伴った二酸化炭素ガスの放出が、氷河期の再来を
妨げているとする説すらある同。
もっと長期的な視点でみるなら、地球は温暖化しているどころか寒冷化
しているのである叫。 5億年前から現在に至る温度変化を概観すると、気
温は大きく変動してきた。その問、全地球が凍結するというとてつもない
氷河時代、全球凍結の時代が数度あったとされる叫。いっぽう過去 5千万
年前の始新世高温期には現在の気温よりはるかに高く、シベリアの平均気
温は 18皮 Cもあり、極地方には氷はなかった。現在の気温上昇など目では
ないのである。ではその当時は死の世界であったかというと、まったく逆
で、生命に満ちあふれた時代であった。一酸化炭素も現在の 10倍近くあっ
たのではないかと言われている。二酸化炭素の多さと高温は植物にとって
好適なので、植物は繁茂した。するとその植物を食べる生物が繁栄し、さ
らにそれらをエサにする肉食動物も繁栄した。生命一般にとっても人類に
とっても、 「温暖化は善、寒冷化は悪Jなのである。
今まで見たように地球史的に見て現在はとくに高温ではなく、長い目で
見れば、ほぽ一貫して寒冷化が続いているロしかし、もっと短い時間スケ
ールで見ると、ここ面年程度で温度上昇が起きていると言うことだ。
私の考える地球温暖化問題の真相
それではなぜ、地球狙暖化の危機が叫ばれるのか。それは人類、とくに
温帯地方に住んで、その温和な気候を利用して発展した先進国は、現在の
気候に適応しているからである。現在の気温上昇は地質学的な悠長なもの
ではなく、 100年程度の時間で起きる変動である。つまり、そのような気候
変動に先進国は適応できないのではないかという危機感が、地球温暖化問
題の真の原因であると私は考える。つまり先進国の人聞にとっては、現在
の温度、環境が最適であり、それを壊して欲しくないと考えているのだ。
田中宇流に言ってみよう。中国やインドなどの発展途上国は、これから
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化石燃料をもやして発展して、西欧先進悶並の生活をしたいと考えている。
しかし、先進国にとって見れば、これ以上、一酸化炭素を増やして現在の
環境を彼壊して欲しくないと考える。だから地球温暖化問題とは、政治的
に見るならば、ヨーロッパを中心とする先進国の既得権擁護運動であると
私は考えている。それに政治的正義の衣をかぶせたのが地球温暖化防止運
動である。田中字は、地球温暖化問題とは、西欧とくにイギリスの陰謀で
あるとさえ主張する。
つぎにこれらの主張は特に特異なものではなく、日本の著名な学者たち
によっても語られていることを次に紹介する。
『地球温暖化問題の真相Jシンポジウム
私は以上に紹介したような地球温暖化問題に関する私の疑問を、花山星
空ネットワークのメーリングリストで紹介した。すると、それを読んだ人
からの紹介で、東工大地球惑星科学教室の丸山茂徳教授が同様な考えの持
ち主だと言うことを知った。正直なところ、このメーリングリストの威力
に驚いた次第である。そこで丸山教授に連絡を取ったところ、教授は 2008
年 5月に幕張メ yセで聞かれる地球惑星科学合同大会で「地球温暖化問題
の真相Jと題するシンポジウムを計画しているので、私にも講演しないか
と勧められた。
そのシンボジウムの主催者とその講演者を見て驚いた。主催者には惑星
科学で有名な東大の松井孝典、天文学者で旧知の戎崎俊一、草野完也、寺
沢敏夫、評論家の桜井よし子などが名を連ねている。講演者の人選も度肝
を抜くものであった。科学者は当然として、鳩山法相や前原民主党元代表
を始めとする政治家、ジャーナリスト、官僚などが名を連ねている。もっ
とも正直なところ、政治家の二名(自民党の村上誠一郎と小野晋也)を除い
ては、普通の正統派の立場を述べるか、おざなりな話をしただけであった。
それより私が驚いたのは、これらの人々を駆り出した主催者の政治力であ
る。私が講演したのは、これら政治家やマスメディアの人たちが登場した
「世界の環境変動と 21世紀の国策Jと題したシンポジウムであったa
丸山の主張叫
丸山の基本的な主張は次のようなものだ。現在の地球温暖化の原因は、
三酸化炭素ではなく、自然的要因である。その有力な候補として太陽活動
が考えられ、そのメカニズムはスベンスマークの説が有力である。 20世紀
の太陽活動は非常に盛んであったが、現時点では黒点の数は極めて少ない。
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次の太陽サイクノレからは、太陽活動が弱まる可能性があり、 21世紀は温暖
化というよりは、寒冷化の可能性が高い。
人類の歴史をひもとくと、温暖化は善、寒冷化は悪である。中国の王朝
の崩壊は、寒冷化と軌をーにしている。寒冷化すると飢越になり、農民は
食べられなくなり、王朝に対して反乱を起こす。ロ}マ帝国の崩壊もそう
である。中央アジアが特に寒冷化に敏感である。地球が寒冷化すると、ま
ず中央アジアで食えなくなり、遊牧民が移動を始める。フン族が西進して
ゲノレマンを追いはらい、ゲノレマンはローマに入り込んで、ローマは滅んだ。
蒙古帝国の興隆も寒冷化が原因である。
21世紀の我々にとって真の脅威は瓶暖化ではない。地球人口の爆発的増
加である。 70年代にローマクラブがマサチュセッツ工科大学のメドウスた
ちに依頼して計算した、人類の未来予想図がある。この計算では、人口、
資源、工業生産、農業生産、汚染などの変数聞の関係を仮定して、これら
の変数が将来どうなるかを求める、システム工学的手法による未来予測で
ある。その結果、驚くべき事に、ほとんどの計算例において、人類の人口
は爆発的増加をして、資源を食いつぶし、汚染を増大させ、農業生産はや
がて減少する。そのため 2050年あたりに人口が 90億人程度に達し、それ
をピークとして、人口は年間 4000万人程度のわりで激減していく。それに
対して未来学者のトアラーたちは、そのシミュレーションを批判して、人
類は賢明だから、そのような事態にはならないと主張した。しかしほぽ 40
年後の現在、人口増加はローマクラブの予想とほとんど違わない。 トアラ
ーの主張は誤りである。
人類の今後の歴史は 2020年あたりが転換点で、資源と食料の減少が顕著
になり、 2035年を経て、 2050年のカタストロフィーIこいたる。温暖化は食
料生産の増加を通じて、その時期を少し遅らせるが、寒冷化は促進する。
化石燃料が枯渇した段階で、日本が維持できる人口は江戸時代と同様な 3
千万人である。西欧先進国では 2020年問題を真剣jに見据えて対策を取って
いるが、日本は危機感が少ない。少子高齢化対策で人口を増やす政策をと
っているが、本来は逆で、いかに穏やかに人口を 3せ千万人に軟着陸させる
かである。その危機感に基づき丸山は「百年生存学会」の設立を提言する。
私は丸山の言う 2020年問題の萌芽がすでに見えていると忠弘昨今の石
油、資源と食料の値上がりである。もちろんこれには様々な複雑な要因が
絡んでいる。しかし、最終的には人口増加による需要の増大と、資源枯渇
による供給の減少から、かならず資源と食料の値段は上がる。先進国はそ
れでも、しばらくはその富で、これらを買い続けるこ kは可能かもしれな
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い。真っ先に食えなくなるのは発展途上国である。すでに食糧暴動が出始
めている。その先にあるのは、大量の民族移動である。現在の国際関係か
らそれが難しいとしたら、必然的に戦争が起きる。 21世紀は戦争の世紀で
あると丸山は主張する。
その他の興味ある講演
私は残念ながら、初日に行われた科学セッションには参加することが出
来なかった。しかしその後の分野横断的なセッションは極めて興味深い物
であった。講演の中から私が興味を持ったものについて簡単に解説しよう。
科学技術文明研究所所長の米本昌平は脅威一定の法則を提案する。冷戦
時代には戦争の脅威があったが、冷戦の終駕とともに、別の脅威が必要と
なり、地球温暖化問題がそれであるという。冷戦は悪性の脅威であるが、
地球温暖化問題は良性の脅威である。冷戦に対して科学技術を動員した結
果は、膨大な核兵器の山という負の遺産である。しかし地球温暖化研究は
その予測が誤りであっても、省エネや公害防止のノウハウが残る。
富山大学の清家彰敏の「温暖化と寒冷化の経済現象の史的分析・-地球
経済の 2つの未来予想図」という講演で、清家は温暖化が進むと利用可能
な資源が豊富になり、リーダーシyプの分散化が起きるが、寒冷化が進む
と資源が不足して、リーダーシップの集中化がおきて、例えば欧州におけ
る絶対王政が登場する、と述べた。
宮山大学の大藤茂は「組織の本能と現代」と題して、機能体(ゲゼノレシャ
フト)と共同体(ゲマインシャフト)について論じた。機能体とは大学、会社、
役所、軍隊のように、何かある目的に向かつて仕事をする組織である。共
同体とは家族、町内会のように構成員の幸せを第ーに追求して、楽しく暮
らすことが目的の組織である。堺展太ーの組織論では、日本が第三次大戦
に敗れた原因のーっとして、日本軍の共同体化があるという。本来機能体
であるべき組織が共同体化すると、相互不干渉、官僚化、権力化、安定志
向、相互批判無し、成功体験への埋没、外部の介入を嫌う、年功人事、情
報の内部秘匿、総花主義、集中の不能、不適材不適所人事、私の話に怒り
出す、などが生じる。大学もその例に漏れないのではないか。気象学界が
温暖化二酸化炭素犯人説に固執するのは、気象学界の共同体化にあると、
著者は述ベたいのであろう。
東大の磯崎茂雄は「文明の盛衰と気候変動レピュー」と題して講演した。
1万年前に氷河期が終わり、異常に安定で温暖な気候が始まり、そのピ}ク
は 6千年前で、気温は現在より 2度 C高かった。そのときに農業、牧畜が
21
始まり、人類は始めて豊かな食料と共に生活できるようになった。 5千年前
にエジプトとメソポタミア地方は緑に満ちた農耕地帯であり、都市革命が
始まった。貨幣、文字の発明、法律の整備、経済の発明、職業の分化が始
まり、今日の文明の基礎が作られた。 2500年前に寒冷化が始まり、民族移
動、戦争、貧困と病気が蔓延して、宗教や思想が発達した。過去 300年の
産業革命と 21世紀の情報革命で、人間活動は限界にまで進んだ。文明の興
隆のためには豊かな物質供給が必要で、そのためにも温暖化が必要である。
しかしときどき起きる寒冷化は、中央アジアの半砂漠地帯からの遊牧民の
民族移動を促し、戦争の原因となった。地球の気温は過去に上下 z度程度
の変動は普遍的であり、寒冷化から瓶暖化への変化が文明誕生の主要閣で
ある。地球環境は今後も変動を繰り返すであろう。恐れるべきは温暖化で
はなく寒冷化であるロ
磯崎と丸山は「科学論争としての地球温暖化問題J と題して、プレート
テクトニクスによる科学革命と、現在の地球温暖化論争を比較している。
1960年代のプレートテタトェクスの提唱は、既存の地質学界が依拠する地
向斜、造山運動論を根本的に否定するパラダイム転換であったがゆえに、
地質学界の反発を招いた。地球温暖化論争においても、気象学界は地球気
候を地球内に閉じた現象として理解しようとするのに対して、宇宙物理学
者は地球の気候を宇宙の中で捉えようとしている。そのために気象学者共
同体とそれに属する学者が一丸となって反対しているのである。恐竜が滅
んだ原因は、それまでは地球に内在する原因 e考えられていたが、アノレパ
レスにより巨大限石の衝突が原因であることが明らかにされた。これは内
因説対外因説の対立で、外因説の勝った例である。地球温暖化論争が特別
な点は、科学の問題にとどまらず、マスメディアや政治を巻き込んだ争い
になっている点であるロその重要性を考えると、ガリレオの地動説やダー
ウィンの進化論に匹敵するかもしれない。マスメディアの本来の役割は権
力の監視にあったのだが、現在ではマスメディア自体が権力になっている。
とはいえ、メディアを味方につけなければ戦いに勝てないことも事実であ
る。
終わりに
始めにも述べたように、地球温暖化の原因が二酸化炭素ではないなどと
主張することは、変人か、悪人か、ブッシュの犬であるというごとき風潮
である。丸山は私に向かって「自分は命をかけている」といったa 私が「そ
んなにたいそうなことですか?J と聞くと、 「だって、地球温暖化で食って
22
いる人々がいるからJ!::答えた。
しかし、最近そういった風潮も少しずつ変わり始めている。日本でも懐
疑派、否定派の本がいろいろと出版されるようになった。それらを紹介し
て本稿を閉じよう 21200
参考文献
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23
伊藤公紀、渡辺正、 KKベストセラーズ、 2008年
[22] r W温暖化』を食い物にする人々」別冊宝島、 2008年
[23] r正しく知る地球温暖化・・誤った地球温暖化論に惑わされないため
に」赤祖父俊一、誠文堂新光社、 2008年
[24] r W地球温暖化』論に』輔されるな」丸山茂徳、講談社 2008年
Temperature of Planet Earth
20 (Uo)


Pliocene Pleistocene Holocene
Climatic
Optimum?
K
出25凹 4日4冊 1日却02叩 1叩 1日1凹剖珂叩羽田 10 1 500 250 10 1 0.15
Million Years Before Present Thousand Years Before Present (CE2000)
5億 4千万年前から現在に至る地球の気温の変遷。
横軸は時間で、右端が現代。単位は 100万年、ただし右では 1000年。右に
行くに従って時間のスケールが引き延ばされていることに注意。地球は基
本的には寒冷化し続けている。出典[19]
24  

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コメント
 
1. 中川隆[-5720] koaQ7Jey 2017年12月26日 09:00:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
氷河期が来るとか妄想してるアホがいるから教えておくけど

新生代になって氷河期が周期的に訪れる様になったのは大気中の二酸化炭素濃度が減ったのが原因
人間が二酸化炭素濃度をまた増やしてしまったから、もう氷河期は永遠に来ないよ


原始地球の大気中の二酸化炭素濃度は、現在よりもはるかに高かった考えられている。また大気中の二酸化炭素は地球の温度を決める上で重要な役割を果たす。

 主系列星として核融合反応をはじめたころ太陽は、現在の光度よりも25%〜30%程度暗かったという。そしてだんだんと明るくなり、現在の姿になったらしい。大気中の二酸化炭素が現在の濃度だと、暗い太陽のもとでは当然温度も低く、20億年前までは全球凍結(地球表面では液体の水は存在しない状態)になっていなくてはならない。一方、少なくとも38億年前の年齢を示す、堆積岩起源(つまり海があった)の変成岩が存在する。これが、「暗い太陽のパラドックス(逆説)」である。

 一番簡単な解決は、昔は二酸化炭素の濃度は高かったとするものである。そして、太陽の光度が増すにつれ、大気中の二酸化炭素は地殻に固定され、長期的にはじょじょに減っていったのだろう。ただし、かなり大きな「ゆらぎ」もあり、過去に何回か二酸化炭素濃度が小さくなり、全球凍結の時代もあったらしい。また、逆に中生代(恐竜が反映した時代、約2億年前〜1億年前)は、大気中の二酸化炭素濃度が高く、現在よりもかなり暖かかったらしい。 

 大気の変遷の推定例を下に示す。地球の歴史を通じて二酸化炭素(CO2)は減少し、酸素(O2)は増大、アルゴン(Ar)もたまってくる、またちっ素(N2)はそれほど変化がない(結果として現在の地球大気に主成分となる)ことがわかる。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/taikitokaiyonorekishi.htm#二酸化炭素

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理

2. 中川隆[-5727] koaQ7Jey 2017年12月26日 11:41:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

地質時代と地球環境[geologic period and globalenvironment] †


現在の地球の大気中の二酸化炭素濃度は約370 ppm, 酸素濃度は約21%である.

しかし地球誕生から光合成生物の誕生に至るまで約15億年間は,地球の大気中には酸素はほとんどなく,二酸化炭素濃度は約3%と,現在の100倍もあった.

原生代以降,大気中の酸素濃度は上昇を続け,二酸化炭素濃度は,火山活動期以外はほぼ一貫して現在の濃度の3〜4倍程度であった.

ところが中生代白亜紀から新生代第三紀にかけて,二酸化炭素濃度は低下し,新世代第三紀の氷河期には, 180 ppmと現在の約半分程度になることもあった.


 地球の平均温度と大気中二酸化炭素濃度の変化には,地質年代的にみてたくさんの変動があるが,これらは同調的に起こってきた.すなわち,

温度の高い時期には二酸化炭素濃度も高く,逆に温度の低い時期には二酸化炭素濃度も低かった.

最終氷期以降,2万年前から,地球は一貫して温暖化し,二酸化炭素濃度は増加してきた.

増加がおさまったのが1万年くらい前で,過去の周期からすれば,現在は気温も二酸化炭素濃度も増加期ではなく,むしろ低下期にあるはずであった.ところが産業革命以降,人類による化石燃料消費量の激増に伴い,わずか160年ほどで二酸化炭素濃度は280 ppm から370 ppm に増加し,地球の平均温度も1℃近く上昇した.

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の2000年度報告書では,21世紀中に二酸化炭素濃度が最大で700 ppm を越え,地球の平均温度がさらに最大で6℃近く上昇する可能性が高いとされている.

このような急激な地球環境変化は,過去に起こった変化の100倍以上も早く,地球史上かつてないものである.
http://photosyn.jp/pwiki/index.php?%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%A8%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%92%B0%E5%A2%83

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理

3. 中川隆[-5725] koaQ7Jey 2017年12月26日 11:45:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/505.html

真実を知りたければ:


反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理

4. 2017年12月26日 12:30:49 : oopVNdE4SQ : ruOd3dUOR9c[32]
すぐれたものを投稿していただいて感謝します。引用、どうもお疲れ様です。

できれば、変換等により誤字が多くなってしまっているので、速やかにフォロー文にでも訂正文を重複で投稿されるとよいと思います。


5. 中川隆[-5747] koaQ7Jey 2017年12月26日 15:54:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

太陽黒点数の変化が温暖化の原因?

太陽の黒点数の変化と気温の変化との間に強い相関があると聞きました。ということは、太陽活動の活発化が温暖化の主要な原因なのではないのでしょうか。


私が答えます!
野沢徹

大気圏環境研究領域 大気物理研究室長
(現 岡山大学大学院自然科学研究科 教授)

太陽黒点数の変化は、太陽から地球に降り注ぐ放射エネルギーの変化をもたらすため、地球の平均気温を変化させる可能性はあります。しかし、地球の平均気温は、太陽活動だけでなく、大規模な火山噴火、温室効果ガスや大気汚染物質の増加などによっても変化することに注意が必要です。最新の観測データを見ますと、20世紀半ば以降、長期的には太陽黒点数はほぼ横ばいか減少傾向を示しており、太陽活動が活発化しているとは考えられません。すなわち、太陽活動が近年の温暖化の主要な原因であるとは考えられません。


太陽黒点数の変化は気温の変化をもたらし得る

太陽黒点は太陽表面に見られる黒いしみのような領域を指し、周囲よりも温度が低いために黒く見えています。複数の黒点がまとまって発生することが多く、このまとまりを黒点群と呼びます。太陽黒点数の定義には複数ありますが、一般によく使われているのは黒点相対数と呼ばれるもので、黒点群の数と個々の黒点群に含まれる黒点数から算出され、太陽活動の変化をよく表現した指標として知られています(以降、黒点数 = 黒点相対数とします)。

太陽表面には、黒点の他にも白斑と呼ばれる周囲より温度が高い(= 明るい)領域も存在し、黒点の近くによく現れます。太陽の明るさは、黒点により暗くなる効果と白斑により明るくなる効果のバランスによって決まりますが、白斑の効果がわずかに上回るため、太陽黒点数が増えると太陽の明るさも増加します。この “太陽の明るさ” は地球に降り注ぐ太陽放射エネルギーに相当し、地球の気候システムの駆動源となっています。そのため、太陽黒点数の変化に応じて地球の平均気温が変化することは十分考えられます。


気温を変化させる要因はさまざま

一方で、地球の平均気温を変化させる要因は、何も太陽エネルギーの変化だけに限られているわけではありません。二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの増加が気温の上昇をもたらすことはよく知られていますし、大規模な火山噴火により成層圏にまで運ばれた火山性ガス(亜硫酸ガスや硫化水素など)から生成される硫酸エアロゾル(硫酸液滴の微粒子)は、地表面に届く日射を遮ることで気温の低下を招きます。同様の効果は、人間活動に伴う大気汚染物質の放出によっても引き起こされます。逆に、煤などは日射を吸収することで地球の大気を暖める効果をもっています。オゾン層の変化や森林破壊(耕作地の拡大)なども地球の気温に影響を与えています。また、これらの要因がなくても、自然界の長い時間の中で変動する “気候の揺らぎ”[注]も存在し、これによっても気温は変動します。地球の平均気温が変動する原因を考える際には、これらのさまざまな要因についても検討しなければならないことに注意が必要です。


太陽活動は近年の温暖化を説明できない

以上を踏まえた上で、実際に観測された過去160年間の太陽黒点数と地球の平均気温の変化(図1)を見てみましょう。太陽黒点数は約11年の周期をもって増減を繰り返していますが、その最大値は必ずしも一定ではなく、周期ごとに異なっています。この最大値の変化と地球の平均気温の変化を比較しますと、19世紀後半から20世紀前半にかけては、たしかに両者の相関が高いように思われます。しかし、この時期にはすでに温室効果ガスも徐々に増加し始めており、それに伴う気温上昇も考慮しなければなりません。じつは、この時期に観測された気温変化の原因についてはまだよくわかっていませんが、太陽活動の長期的な変化だけでは説明できないと考えられています。

figure
図1太陽黒点数(青色の陰影部)と地球の平均気温(赤実線)の経年変化(Solar Influences Data Analysis Center (http://sidc.oma.be/) の太陽黒点数のデータおよび、U.K. Met. Office (http://www.metoffice.gov.uk/) の地球の平均気温のデータを元に作成)。地球の平均気温は1961〜1990年の30年平均値からの偏差を示している

一方で、20世紀半ば以降には、太陽黒点数の長期的な変化はほぼ横ばいかむしろ減少傾向を示しており、そもそも太陽活動が活発化しているとは思われません。つまり、太陽活動の活発化が最近の温暖化の主要な原因であるとは考えられません。気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change: IPCC)の第4次および第5次評価報告書でも紹介されていますが、気温を変化させる可能性のあるさまざまな効果をできるだけ考慮に入れた最新の研究によれば、CO2をはじめとする温室効果ガスの増加を考えなければ、20世紀半ば以降に観測された温暖化を定性的にも定量的にも説明できないことが明らかになっています。


太陽活動が間接的に気温を変化させる仮説は信憑性が低い

ここまでは、太陽活動が地球の平均気温に及ぼす直接的な影響についてお話ししてきました。一方で、太陽活動が地球の平均気温に対して間接的に及ぼす影響についても複数の仮説があり、最近では、地球に到達する宇宙線(宇宙空間を漂っている電気を帯びた原子核)と雲量が関係する説が注目されています。太陽活動が活発な時期には磁場が大きく乱されるため地球に到達する宇宙線が減少しますが、それに伴って地球を覆っている雲の量が減少し、地表に到達する日射量が増加するために気温が上昇する、とする説です。ここでのポイントは宇宙線強度と地球の雲量の関係で、この説によれば、宇宙線により大気中に生成されたイオンが種となって雲を生成する、とされています。たしかに、定性的な説明としてはあり得ますが、過去二十数年間の観測データからは、宇宙線量と雲量の間に明瞭な相関関係があるとは言えません。また、このようにして生成される雲は地球全体の雲量のどのくらいの割合を占めるのか、など、定量的にはまだまだ多くの不明な点が残されています。温室効果ガスの増加に伴う気温上昇に関して、大気中のCO2が2倍に増えたときにどのくらい気温が上昇するか、などの定量的な議論が行われていることと比較しますと、太陽活動−宇宙線−雲の変化による温暖化説は、現段階では信憑性が低いと言わざるを得ません。今後の研究次第では、太陽活動−宇宙線−雲の変化をはじめとする太陽活動の間接的な影響による気温上昇の定量的な議論が可能になるかもしれませんが、それによって、温室効果ガスの増加に伴う気温上昇が無視されることは考えられず、温室効果ガスの増加が最近の温暖化の主要な原因の一つであることは間違いありません。
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/17/17-1/qa_17-1-j.html

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理

6. 中川隆[-5745] koaQ7Jey 2017年12月26日 16:40:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

CO2濃度、過去80万年の最高記録を更新 WMO発表 2017.10.31

CO2濃度の急増に国際機関が警鐘を鳴らす


(CNN) 世界気象機関(WMO)はこのほど、地球温暖化の原因とされる大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が昨年、過去80万年の最高記録を更新したと発表した。

WMOは原因として人間活動と、東太平洋の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」の影響を挙げ、「ここ70年でみられた大気の急激な変化は前例がない」と強調している。

WMOのターラス事務局長は「CO2など温室効果ガスの排出量を素早く削減しない限り、今世紀末までに危険な気温上昇が起きる」「将来の世代が受け継ぐ地球ははるかに住みにくい場所になる」と警告した。

WMOによると、過去にCO2濃度がこのレベルまで上昇したのは300万〜500万年前。当時の気温は現在よりさらに2〜3度高く、海水面は10〜20メートル高かったとされる。

これとは別に、世界環境計画(UNEP)は31日、世界各国の温室効果ガス排出量に関する報告書を発表する。

UNEPのソルハイム事務局長はWMOの報告を受け、「数字はうそをつかない。我々のCO2排出量はまだはるかに多すぎる」と強調。「過去数年で再生可能エネルギーの導入が大きく進んだが、こうした技術の発展に向けて努力を強化する必要がある。問題に立ち向かう解決策はすでにたくさんある。今必要なのは、世界が政治的意志と新たな緊迫感を持つことだ」と指摘した。


[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理

7. taked4700[6731] dGFrZWQ0NzAw 2017年12月26日 18:00:04 : supsl1MaIY : fRhpEs6lNLY[1]
>>04

>できれば、変換等により誤字が多くなってしまっているので、速やかにフォロー文にでも訂正文を重複で投稿されるとよいと思います。

もうしわけありません。文字化けしていることに気が付きませんでした。コピーした段階で自動的に文字化けしてしまう様子です。自分には、その回避の方法が分かりませんので、リンク元の記事を直接読んでいただけるといいかと思います。


8. 2017年12月30日 05:48:17 : Q7uSrGHlDs : DCW1OE7otLs[1]
地球の温度に一番影響を与えているのは太陽。昼が夜より気温が高いのは、日が出ているから。昼間は二酸化炭素排出量が夜より多いわけではない。なんとなく二酸化炭素温暖化説を信じている人に、このことを言うと「あ、そうか」見たいな顔をする。でも、自分はインテリだと思ってる、特に環境問題に興味のある人に言うと、むきになって二酸化炭素説を擁護する。温暖化詐欺のドキュメンタリー
https://www.youtube.com/watch?v=P--pmZpwYEY
に関しても、自分は見てもいないくせに、「あれはもう論破された」なんて言ってる。どこが論破されたのか聞いても何も答えられない。もう完全にカルト。
最近、ミニ氷河期が2030年までにイギリスを襲うかもしれないという記事が出てたけど、もっとこういう記事が出て、温暖化熱をさまして欲しい。

9. 2017年12月30日 14:59:24 : 3E5d2h6VWQ : eHnFFADRH3Q[215]
二酸化炭素排出原因説が嘘っぱちなのは当初から言われている。しかしそういう事にした方が都合が良い勢力が仕組んだ。
この嘘を契機に、省エネ技術の推進や原子力発電技術の開発などで、国際政治的・経済的に優位に立ちたいとする勢力が存在する。
例えば燃費の悪い自動車を規制し精緻なエンジンを造れる国を優位にしたい。
例えば火力発電を規制して原発建設が可能な国が甘い汁を吸いたい。
例えば化石燃料の使用そのものを規制して原油輸出国を叩きたい。

しかしこの目論見は、日本の3.11の原発事故による世界的な原発反対運動や、後進国でも製造可能な電気自動車技術の開発などで、必ずしも当初の思う方向には展開していない。
それで二酸化炭素排出規制に消極的になっている国が出てきて居る。火元はその辺りの国なのではないか。


10. 中川隆[-5776] koaQ7Jey 2017年12月30日 16:32:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>8,>>9 みたいなド素人が専門家の定説を覆せる訳もないんだけど、
この自信はどこから来てるのかな?

唯の精神異常?、洗脳?


阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html


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11. 中川隆[-5775] koaQ7Jey 2017年12月30日 16:54:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>昼が夜より気温が高いのは、日が出ているから。昼間は二酸化炭素排出量が夜より多いわけではない。


この知恵遅れさんは放射冷却とか知らないんだろうな

こんな学力で高校卒業できたの?

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12. 2017年12月30日 21:57:38 : WpWFiTBLwE : pfrpIDGyU6o[1]
11>
太陽が出るとあったかくなるでしょ。違う?太陽を無視して温室効果ガスだけで温暖化を説明しようとする方がよっぽど知恵遅れ。

13. 中川隆[-5770] koaQ7Jey 2017年12月30日 22:11:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>太陽を無視して温室効果ガスだけで温暖化を説明しようとする方がよっぽど知恵遅れ。


温度は入る熱量と出て行く熱量の差で決まるんだよ

微分積分もできないアホが科学の話に口を挟むなよ

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14. 中川隆[-5731] koaQ7Jey 2018年1月02日 11:44:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

高知新聞 2018.01.02 08:30
今世紀末の高知は年130日が真夏日? 気象台が予測


 地球温暖化が進めば、21世紀末の高知市では1年の3分の1以上が真夏日になるかもしれない―。そんな将来予測を高松地方気象台が出した。
 
 気象庁は2017年3月、地球温暖化予測情報第9巻を発表。世界各国が現時点以上の対策を取らなかった場合、21世紀後半に気候変動などの影響がどう現れるか計算したもので、これに基づき、同気象台が高知県への影響を予測した。
 
 さまざまな気象変化を加味しコンピューターで分析した予測では、
20世紀末(1980〜99年)と21世紀末(2076〜95年)の平均値を比較した場合、高知の年間平均気温はおおむね4・0度上昇。

最高気温35度以上になる猛暑日は年間で21・3日、同30度以上の真夏日は66・7日増加する見込みという。...


[12初期非表示理由]:管理人:混乱したコメント多数により全部処理

15. taked4700[6743] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月03日 06:08:04 : R64ImQHF8I : 8Gm372dgbr4[5]
>>14

>気象庁は2017年3月、地球温暖化予測情報第9巻を発表。世界各国が現時点以上の対策を取らなかった場合、21世紀後半に気候変動などの影響がどう現れるか計算したもので、これに基づき、同気象台が高知県への影響を予測した。

気象庁は経産省と同じで、かなりおかしくなっているのでは?

文科省前次官の前川さんがおかしいのと同じで、温暖化詐欺をやっている勢力のコントロールがかなり効いているように思えます。


16. 中川隆[-5732] koaQ7Jey 2018年1月03日 14:53:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

今はCO2急増でまた大昔と同じ高温状態に戻りつつあるんだよ


CO2減少が氷河期や地球寒冷化の原因

石炭紀末の寒冷化

石炭紀(せきたんき、Carboniferous period)は、地質時代の区分のひとつ。古生代の後半で、デボン紀の後、ペルム紀の前の時代を指し、これはおおよそ現在より3億5920万年前から2億9900万年前までの時期にあたる。この期間はデボン紀末の大量絶滅からペルム紀直前の数百万年に及ぶ氷河期で区切られている。

名前の由来はこの時代の地層から多く石炭を産することによる。この地層から石炭を産するのは当時非常に大きな森林が形成されていたことの傍証となる。

陸上では、シダ植物が発達し、昆虫や両生類が栄えた。
巨大なシダ類が繁栄し、中でもリンボク(レピドデンドロン)は大きいもので直径2m、高さ38mのものが存在し、このような巨大なシダ類が湿地帯に大森林を形成していた。これらの巨木は標準的なものでも20m〜30mの高さがあった。

末期には数百万年に渡る氷河期が到来し多くの生物が死滅した。


石炭紀で多くの地域は年間を通して季節の変化はあまりなく、1年中湿潤な熱帯気候であったといわれる。

一方で南極では氷河が形成されるなど、寒冷化が進行しつつあった。

石炭紀には木材のリグニンを分解できる菌類が十分に進化しておらず、森林の繁栄により大量の炭素が石炭として固定化され、ペルム紀初期の大気中の酸素濃度は35%に達したといわれる(現代は21%)。このことが動植物の大型化を可能にしたと考えられている。

また、植物が繁栄したことで大量の二酸化炭素が吸収され、その多くが大気中に還元されずに石炭化していったため、大気中の二酸化炭素濃度が激減した。これが寒冷化と氷河の発達、ひいては氷河期の一因とされる。

巨大な陸塊であるゴンドワナ大陸の南部が南極にあったこともあり、ここには大規模な氷河(氷床)が形成されていき、終盤に氷河期が訪れた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD%E7%B4%80


17. 2018年1月04日 00:45:42 : 9IK8z7HaYU : 7p7vMfdcNEQ[2]
中川さん

だから、なぜ太陽を無視するの?なぜ太陽の活動に触れないの? 太陽の活動はいつも変わらないと思ってるわけ?
あと、二酸化炭素が気温を上げてるのではなく、気温が上昇すると二酸化炭素の排出量も増える。


18. 中川隆[-5707] koaQ7Jey 2018年1月04日 08:47:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>17
>だから、なぜ太陽を無視するの?

最新の観測データを見ますと、20世紀半ば以降、長期的には太陽黒点数はほぼ横ばいか減少傾向を示しており、太陽活動が活発化しているとは考えられません。すなわち、太陽活動が近年の温暖化の主要な原因であるとは考えられません。

近年の温暖化に関係しているのはこれだけ:

(CNN) 世界気象機関(WMO)はこのほど、地球温暖化の原因とされる大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が昨年、過去80万年の最高記録を更新したと発表した。

WMOは原因として人間活動と、東太平洋の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」の影響を挙げ、「ここ70年でみられた大気の急激な変化は前例がない」と強調している。

WMOによると、過去にCO2濃度がこのレベルまで上昇したのは300万〜500万年前。当時の気温は現在よりさらに2〜3度高く、海水面は10〜20メートル高かったとされる。



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19. 大工のオヤジ[21] keWNSILMg0mDhINX 2018年1月05日 23:25:30 : KCMLyhkqjI : p3aVoVrYqIM[20]
taked4700さん

地球温暖化人為的二酸化炭素説批判の日本における元祖はこの人たちです。

http://www.env01.net/fromadmin/fromadmin.html

昔、槌田敦さんの、オイルショックの時の世界情勢解説を読んで、すごい人だと思ったことがあります。

科学に興味お持ちなら、槌田さんを勉強すると良いと思います。


20. 中川隆[-5698] koaQ7Jey 2018年1月07日 22:40:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
この記録的な寒さの今でも南半球では温暖化の影響がはっきりと表れているね:

南半球の豪シドニー、気温47.3度を記録
1/7(日) 20:40配信 AFP=時事


猛暑に見舞われたオーストラリア・シドニーで、上半身裸になってクリケットの国際試合を観戦する男性(2018年1月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】夏季を迎え猛暑に見舞われている南半球のオーストラリアは7日、南部の各地で気温が軒並み過去最高近くまで上昇し、当局は森林火災の危険性を軽減するために屋外での火気使用禁止令を出した。

【写真】米東部とカナダは記録的な寒さ

 この日、オーストラリア最大都市シドニーの西郊ペンリス(Penrith)では1939年以降で最も暑い気温47.3度を記録した。

 オーストラリアでは昨夏(2016年12月〜2017年2月)、猛烈な熱波や森林火災、洪水などの自然災害が相次ぎ、気象関連の記録が200以上更新された。【翻訳編集】 AFPBB News


21. 中川隆[-5690] koaQ7Jey 2018年1月08日 11:08:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
この寒い今現在でも南半球では温暖化の影響がはっきりと表れているよ

豪シドニーで80年ぶり猛暑、気温47度超 火の使用禁止に
2018.01.08 Mon posted at 10:07 JST


シドニー国際に出場した選手たちも猛暑に苦しんだ


(CNN) オーストラリアのシドニーが記録的な猛暑に見舞われている。ニューサウスウェールズ州気象局によると、7日の気温は47.3度まで上昇し、1939年に記録した観測史上最高の47.8度に次ぐ暑さとなった。

シドニーの警察は住民に対し、十分な水分補給を心がけ、直射日光を避けるよう呼びかけている。観光客に対しても、遊泳の際は特に注意するよう促し、子どもやペットを車の中に残す行為は犯罪に当たると指摘した。車内に置き去りにされた子どもやペットは熱中症で死亡することもある。

州救急当局は、万が一の場合に備えて市内の主なビーチで救急車を待機させている。

シドニー市内や周辺地域では猛暑や強風が予想されることから、火の使用が全面的に禁止された。

消防当局によると、州全土で7日夕刻までに20件の火災が発生し、うち4件は延焼が続いている。

8日の気温も30度台後半から40度台前半に達する見通しで、火の使用は引き続き禁止される。

シドニー市内の競技場ではクリケットの試合も予定されており、気象当局は観客に対し、シャツや帽子を着用して日焼け止めを塗り、サングラスをかけるよう呼びかけている。

間もなく開幕する全豪オープンの会場には、観客のために大型扇風機が設置された。

ソーシャルメディアには、屋外で目玉焼きの調理を試みる動画などが多数投稿されている。


[12初期非表示理由]:管理人:混乱したコメント多数により全部処理

22. taked4700[6758] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月10日 04:10:10 : 8ULq7nvw2I : nASshrJmfSs[1]
>>19

大工のオヤジさん、コメントありがとうございます。

槌田敦さんのこと、ほとんど存じ上げていませんでした。今後は関心を持って勉強をさせて頂こうと思います。


23. 中川隆[-5669] koaQ7Jey 2018年1月11日 10:33:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
今、北半球は記録的寒さだけど南半球では

熱波でオオコウモリ数千匹が大量死 気温46度のオーストラリア
2018.01.11 Thu posted at 10:04 JST


シドニー南西部のキャンベルタウンでは、週末だけでオオコオモリ3000匹あまりが死んだという

写真特集:熱波でコウモリが大量死

(CNN) 異常な熱波に見舞われているオーストラリアで、フライングフォックス(空飛ぶキツネ)と呼ばれるオオコウモリが大量死している。

オーストラリアの気温は46度にも達し、野生生物に深刻な影響が出ている。地元の野生生物保護団体によると、コウモリの生息地があるシドニー南西部のキャンベルタウンでは、先の週末だけでオオコウモリ3000匹あまりが死んだという。

死因は脱水症だったと伝えられている。保護団体によれば、コウモリは気温が37度を超すと体温を調節できなくなる。

今回は46度の熱波がオオコウモリのコロニーを直撃した。地元の保護団体は、ボランティアを動員してできるだけ多くのコウモリを救出している。

オーストラリアには7種類のオオコウモリが生息し、果実や花、花粉、花蜜などを餌としている。オーストラリア政府によれば、7種のうち1種は深刻な絶滅の危機に瀕しているほか、2種は絶滅が危惧されている。

保護団体は、コアラも熱波のダメージを受ける恐れがあるとして、保護対策に力を入れている。


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24. 中川隆[-5803] koaQ7Jey 2018年1月13日 15:51:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「温暖化が進むと温かくなる」と勘違いしているアホが多いが、厳密には「温暖化が進むと異常気象が増える」


米を襲った豪雪「スノーマゲドン」に日本の気象予報士が焦るわけ 2018.01.12
http://www.mag2.com/p/news/346392


「ニューヨークで大雪」などのニュースを耳にするたび、「外国の話だから関係ない」と感じている人も多いかもしれません。しかし、実は日本の異常気象や自然災害の発生は海外の異常気象が大きく関係しているようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ−河合薫の『社会の窓』』では、「ニュースステーション」で気象予報士として出演していた健康社会学者の河合薫さんが、年明け早々世界で相次ぐ異常気象を紹介しながら、日本との関係性について詳しく解説しています。


プロフィール:河合薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。


スノーマゲドン到来! ニューヨークに大雪が降ると日本も凍てる

年明け早々、世界各地で異常気象が相次いでいます。

北米を襲ったのが「ボンボジェネシス(bombogenesis)」。

いわゆる爆弾低気圧で「中心気圧が24時間に24ヘクトパスカル以上低下」する低気圧の呼び名です。


•フロリダ州タラハシーで28年ぶりに雪が降った!

•フロリダ州ボカラトンではイグアナが凍えて木から落下!

•フロリダ州ガルフワールド海洋公園はメキシコ湾で動けなくなっていたウミガメ
200匹を救出!(ウミガメは気温10度で動けなくなる)

•マサチューセッツ州ナンタケット島では波が凍りいた!

•ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港は閉鎖され、4000便以上が欠航!

•ニューヨーク州では氷点下13度まで低下!

•ニューハンプシャー州ワシントン山の気象観測所では、氷点下36度を記録。
強風を伴い体感温度は氷点下69度まで低下!

……etc. etc.


さらに低体温症やスリップ事故で、少なくとも22人の死者が出たと伝えられています。

一方、オーストラリアのシドニーでは記録的な猛暑に見舞われています。

7日の気温は47.3度まで上昇し、1939年に記録した観測史上最高の47.8度に次ぐ暑さです。

シドニーの警察は住民に対し、十分な水分補給を心がけ、直射日光を避けるよう呼びかけると共に、シドニー市内や周辺地域では猛暑や強風が予想されることから、火の使用が全面的に禁止されました。

1890年代、スウェーデンの化学者スヴァンテ・アレニウスは工場からモクモクと出る黒い煙を見ながら、

「この煙が気候を大きく変えるに違いない。そして、人間がその変化に気付くときには、既に取り返しのつかないことになっている」

と呟いたとされていますが、2018年は“変化”を痛感させられる年明けとなってしまいました。


「温暖化が進むと温かくなる」と勘違いしている人も多いのですが、厳密には「温暖化が進むと異常気象が増える」が正解です。

実際、北米では冬の平均気温は過去100年を通じて上昇し続けていますが、今回のような猛烈な寒波をもたらす「スノーマゲドン(雪の最終戦争)」は2000年代以降急速に増えています。

つまり、地球のバランスが崩れると、あちこちでそのバランスを修正しようと大気が息づく。

大寒波、熱波、大雨、干ばつ、といった具合に両極端な気象現象が多発し“下品な天気”が増えてゆくのです。

日本でも夏(6〜8月)の平均気温は上昇傾向が続いており、長期的には100年あたり約1.09℃の割合で上昇していますが、冬の最深積雪量が減っているのは東日本と西日本だけ。

北日本では変化傾向は認められず、今後は北海道の内陸部等の寒冷地で増加すると予測されているのです。

スノーマゲドンの鍵を握るのが北極の氷です。

太陽の光を反射させる役目もある氷が解けてしまうことで、海水温が高くなり、上空の寒気との気温差が大きくなるため、爆弾低気圧が発生しやすくなってしまうのです。

北極の海氷面積は過去30年間20%減少しており、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の将来予測では、地球温暖化に伴い夏の北極海の海氷面積が2050年にも消失すると報告されています。

ただ、IPCCの予測には意見が分かれていますので、今後も注視する必要がありそうです。


いずれせよ北米ー欧州ー日本は北極から見るとつながっていて、「ニューヨークが大雪になると日本も大雪」になったり、「欧州が激寒になると日本も激寒になる」ので、日本も他人事ではありません。

9日は、気持ちの悪い温かさでしたが、今夜から天気は急変し、週末にかけてスノーマゲドンが到来します。北日本はもとより西日本でも大雪、関東北部でも暴風雪の怖れがありますので、くれぐれもお気をつけください。


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25. 中川隆[-5863] koaQ7Jey 2018年1月14日 10:49:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本も直ちに発電をすべて原発にしないと地球は人間が住めなくなる

健康被害も出始めた「地球温暖化」に抗う世界、遅れをとる日本
2018.01.12 36 by ドクター徳田安春『ドクター徳田安春の最新健康医学』
http://www.mag2.com/p/news/346005

これまでの常識として「地球温暖化は、経済にダメージを与える」とされてきたことは周知の事実ですが、さらに最新の研究で「感染症を始めとした健康被害や豪雨による河川氾濫や山崩れなどをもたらす」という驚きの結果が出ました。

今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』では、地球温暖化の脅威や防止に向けた世界の動きについて、現役医師(総合診療医)の徳田先生が詳しく解説しています。


今すでにある気候変動による健康被害

蚊媒介性感染症の増加

気候変動、中でも地球温暖化による健康被害は今すでに世界中で起きている問題です。地球温暖化による健康被害は将来のものであって、現在の我々には関係ない、と思われている人もいるかもしれません。しかしながら、最近の研究によると、温暖化によってもうすでに大きな影響が出てきており、この不都合な真実は予想を上回るスピードで私たちに襲いかかってきていることがわかったのです。

ます、蚊媒介性感染症です。1990年以降、ネッタイシマカとヒトスジシマカの病原体媒介力が急激に大きくなってきています。実際、1990年以降のデング熱ケースは10年毎に倍増しています。私は以前からこのメルマガでデング熱について何度も取り上げてきました。日本での国内デング熱ケース発生の予想が当たってしまいました。残念なことです。

今後心配なのは大規模な流行です。デング熱が持続的に流行すると再感染する人も出てきます。再感染するとデング出血熱の発症リスクがあり、このタイプでは治療しても死ぬことがあります。全身の血管から出血が止まらなくなって血圧が下がり、ついには多臓器不全で亡くなるのです。

異常天候事象の増加

また、2000年から2016年の間には、異常天候事象が約50%も増えました。日本でも局所的な豪雨による河川の氾濫や山崩れが最近よく起こってきています。日本ではこれらは自然災害とみなされていますが、大元の原因は地球温暖化です。人災です。異常天候事象は貧しい国においてより強い被害をもたらします。貧しい国の人々の家を破壊し、農地を台無しにします。

地球温暖化はもう経済問題から健康問題にシフトしています。大企業や経済大国が経済交渉として温暖化を取り扱っている間に、世界的に感染症による死亡者が増えています。健康問題なのです。さらにはまた、地球温暖化は環境問題から人類の生存問題にシフトしています。国際的な環境会合で議論している間に、世界的に災害による死亡者が増えてきています。

そんな中でアメリカのトランプ政権がパリ協定の離脱を表明しました。温室効果ガス排出量が世界2位のアメリカの離脱表明は衝撃でした。予想通りではありますが、トランプ大統領の政策は経済優先であり、健康や人権には関心がないことがはっきりしてきました。また、オーストラリアが世界最大規模での炭鉱の開発計画を発表しました。さらには、これまで温暖化対策のリーダー格であったイギリスが欧州連合を脱退することになりました。

温暖化対策に乗り出す国々

しかしながら、多くの国々が温暖化対策に本格的に乗り出してきました。フランスは石炭発電への依存を減らしており、2030年までに石炭発電は止めることを表明しています。中国は風力と太陽光による発電をどんどん増やしています。中国製自動車の2割はガソリン以外の燃料で走行させるとも発表しています。スェーデンは2045年までに温室効果ガスの排出量をゼロにする予定です。

では日本ではどうだろうか。化石燃料による発電や自動車の生産が持続しています。自動車産業大国の日本は、ハイブリッド車の導入は早かったものの、電気自動車開発の分野ではかなり遅れています。ネット産業でアメリカに先行された日本。今度は、電気自動車で中国とヨーロッパに先行されています。京都議定書の提案ではリードしていた日本は後方集団に属してしまいました。

地球温暖化に対して、過去25年の世界的無行動の結果、地球上の多くの人々に健康被害がもたらされました。また、最近の研究によると、今後の地球温暖化を防止するためには、今後の温室ガス排出をゼロにするだけでは無効であり、現在すでに空気中に存在する二酸化炭素を減らすことが必要である、ことが示唆されました。地球の緑を増やすだけではなく、二酸化炭素を減らす技術の開発も急がねばなりません。

文献

The Lancet Countdown on health and climate change: from 25 years of inaction to a global transformation for public health.


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26. 2018年1月31日 07:41:11 : KvYAXUo3AY : LbThYsww764[1]
>>20
同じ時期にオーストラリアでは大雪に見舞われています。こういう誤魔化しをするから、温暖化論者の信用性がどんどん失われていきます。

オーストラリアのタスマニアが「130年ぶりの熱波の中で夏の大雪が降る」というムチャクチャな気候に見舞われている(2017年12月5日)

https://earthreview.net/unusual-summer-heat-and-snow-in-tasmania/


27. 中川隆[-5756] koaQ7Jey 2018年1月31日 09:49:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>26

だから >>24

「温暖化が進むと温かくなる」と勘違いしているアホが多いが、厳密には「温暖化が進むと異常気象が増える」

と書いてるだろ

温暖化で水の蒸発量が激増してるから寒暖の差が激しくなってるんだ

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28. 中川隆[-5739] koaQ7Jey 2018年2月02日 10:30:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

地球温暖化の影響で旱魃か豪雨のどちらかという極端な気候が増えてきた

2018年02月02日
アフリカ全土で水不足 アジアでも干ばつと豪雨の二極化

アフリカでは頭に水を乗せて運ぶが、運ぶ水が減少している
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/91/6aadd9415ea83fe2fc62da136ac5775d.jpg


ケープタウンで水不足

日本ではあまりピンと来ないが、世界とくにアフリカでは2017年から現在進行形で、大干ばつによる水不足が起きています。

南アフリカ第2の都市ケープタウンでは、このままだと4月12日に水道から水が出なくなると説明している。

市では浴槽の水でトイレを流したり、シャワーを90秒に制限するなどの対策を講じています。


また手を洗わずに消毒液などで洗浄する方法も勧められているが、市長は市民が水を節約していないと非難している。

というのは市民はむしろ、水が出るうちに溜め込もうとし、あらゆるバケツや容器に最大限の水を溜め込もうとしている。

それでも市の1日当たり水の消費量は約11億リットルだったのが、半分の5億8600万リットルまで減少している。


こうなった原因は3年連続の低降水量と増え続ける人口で、市の人口は400万人を超えたのに降水量は減り続けた。

市民が給水所で受け取れる水の量は1日25リットルで、これはアフリカのトイレでは2回流す分にも足りない。(市は「小」で水を流すのを禁止した)

因みにアフリカの水洗トイレは1回流すのに15L消費し、日本のトイレは6L以下らしいので、効率が悪い。


給水所では水の奪い合いに備えて、銃を構えた警官や兵士が警備している。

まるで『北斗の拳』のゴーストタウンになった世界のようだが、アフリカ全体で人口増と降水量不足で、同じような状況になりつつある。

給水制限は産業界にも打撃を与え、観光客のキャンセルが発生し、ホテルではペットボトルの飲料水を購入して客に出している。


アフリカ全土で旱魃、アジアは旱魃か豪雨のどちらか

水不足は南アフリカだけではなく、アフリカ各地で発生し、2017年3月にはケニアが「国家災害」宣言し国連に支援を求めました。

ケニアの野生動物も水を得られず大量に行き倒れになり、家畜用の水も不足し農業にも悪影響が出ている。

海賊で有名なソマリアでは、やはり数年前から干ばつが続き、数十万人がなくなり600万人が食糧不足に陥った。


草が枯れたため大量の家畜が倒れ、周辺のエチオピアやケニアも同様の状態になった。

農業が壊滅したため海賊の動きが活発化し、2017年は商船への襲撃が増えたと言われている。

水不足から水の奪い合いが起き、紛争や戦争に発展する可能性も高まっています。


エジプトとエチオピアはナイル川の水を争っていて、上流でエチオピアがダムを建設して水を止めようとし、実現するとエジプトは水資源の大半を失う恐れがある。

インドとパキスタンも水を巡って争っており、パキスタンは「水の聖戦」を呼びかけている。

パキスタンは水資源をインダス川に依存しているが、上流はカシミール地方でインドが占領していて、度々戦争が勃発している。


イスラム過激派は「インドが我々の水を奪っている」として、国民にジハードを呼びかけている。

インド沖の島国スリランカも水不足に陥り、2016年はほとんど雨が降らず、2017年5月には逆に豪雨災害に見舞われた。

島国では干ばつと豪雨に交互にみまわれる傾向があり、日本でも極端な少雨と極端な豪雨が増えている。


イスラエルも4年連続の水不足で悩まされていて、「嘆きの壁」で雨乞いの儀式を行い、農業・農村開発相は市民に神に祈るよう呼びかけている。

イスラエルはアメリカの援助があったりお金持ちなので、海水を淡水化することで水道水を確保している。

東南アジア諸国でも旱魃か豪雨のどちらかという極端な気候が増え、地球温暖化の影響だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/74738089.html




[12初期非表示理由]:管理人:混乱したコメント多数により全部処理

29. 中川隆[-5725] koaQ7Jey 2018年2月02日 18:17:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
高代謝のホッキョクグマ、海氷減少で飢餓状態に
2/2(金) 12:40配信 AFP=時事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180202-00000019-jij_afp-sctch&p=1


北極は地球の他の地域より2倍速いペースで温暖化が進行しており、氷の融解によってホッキョクグマが主食の若いアザラシを捕獲するためにより長い距離の移動を余儀なくされている。


「北極全体の海氷の存在量が10年ごとに14%の割合で減少しており、これがホッキョクグマの餌捕獲の機会を少なくしている可能性が高い」と論文は述べている。

北極地方で薄い海氷に前足を乗せるホッキョクグマ(撮影日不明、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ホッキョクグマは現在、餌となる十分な数のアザラシを見つけられずに苦労しているとの研究論文が2日、発表された。ホッキョクグマの代謝が従来考えられていたよりはるかに速いため、この問題が地球温暖化の進行に伴ってさらに悪化する見通しだという。


 米科学誌サイエンス(Science)に発表された今回の研究では、北極圏のボーフォート海(Beaufort Sea)に生息するホッキョクグマの雌9頭を、通常は採餌行動が最も盛んになる春季に追跡観察した。
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 観察の結果、ホッキョクグマの代謝が従来の推定より1.6倍高いことが明らかになった。
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 観察対象のホッキョクグマ9頭のうち5頭は、8日〜11日の間に体重が減少した。これは5頭がその間、エネルギー必要量を満たすのに十分な数の獲物を捕獲できていなかったためだ。論文によると、うち4頭は体重が10%以上減少し、1頭は体脂肪量だけでなく、除脂肪筋肉量も減少していたという。
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 論文の主執筆者で、米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)の博士号取得候補者のアンソニー・パガーノ(Anthony Pagano)氏によると、ホッキョクグマは本来ならごちそうを食べ続けているはずの時期に、ますますやせ細っているのだという。
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「ホッキョクグマが獲物の大半を捕獲し、1年を通じて生命活動を維持するのに必要な体脂肪の大半を蓄える4月から7月までの期間は、この時すでに始まっていた」と、パガーノ氏は指摘する。
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 ホッキョクグマの代謝量の推定を試みた過去の研究が根拠としていた仮説は誤りであることが、今回の研究で明らかになった。
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 例えば、ホッキョクグマはもともと「待ち伏せ型」の捕食動物であるため、狩りでは最小限のエネルギーしか消費しないことが、過去の研究で示唆されていた。また、十分な数のアザラシを捕獲できていない場合は、エネルギー節約のために代謝速度を低下させる可能性があると、過去の研究で指摘されていた。

「実際には、ホッキョクグマのエネルギー必要量が予測されていたよりはるかに高いことが、今回の研究で判明した。彼らはアザラシを数多く捕獲する必要がある」と、米地質調査所(USGS)の野生生物学者でもあるパガーノ氏は説明した。
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■海氷の減少でアザラシ捕獲が困難に

 北極は地球の他の地域より2倍速いペースで温暖化が進行しており、氷の融解によってホッキョクグマが主食の若いアザラシを捕獲するためにより長い距離の移動を余儀なくされている。
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「北極全体の海氷の存在量が10年ごとに14%の割合で減少しており、これがホッキョクグマの餌捕獲の機会を少なくしている可能性が高い」と論文は述べている。
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 海氷の減少は、ホッキョクグマの夏季のエネルギー消費量が増加することを意味する。ホッキョクグマは夏の間、秋に再び氷が張るまでやはり絶食状態で過ごすからだ。
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 USGSによると、ホッキョクグマの残存生息数は過去10年間減少傾向にあり、個体数がこの10年で約40%減少したという。
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 研究チームは、捕獲したホッキョクグマに動画、位置、活動レベルなどを記録する首輪を装着することで、ホッキョクグマの代謝に関する理解をさらに深めることに成功した。
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 さらに、捕獲したホッキョクグマから血液と尿のサンプルを採取して分析した。サンプルは最初の捕獲時と、その後解放して1週間あまり後に再度捕獲して採取した。
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「ホッキョクグマの氷上での動きや活動パターン、エネルギー必要量などについて知るための技術が今回の研究で得られたことで、海氷にみられるこのような変化の影響をより詳細に理解することが可能になった」と、パガーノ氏は話した。

[12初期非表示理由]:管理人:混乱したコメント多数により全部処理

30. 2019年7月04日 11:21:03 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[45] 報告
「気温」とは文字通り大気の温度のことです。地表のことではありません。地表の温度は大気によります。


惑星の気温は太陽放射によります。

物を熱するにはエネルギーが必要です。


気体の温度を上げるには加熱と仕事があります。


ΔU=@Q + AW

@Q (太陽放射)惑星の太陽定数

  放射平衡温度:−18℃@5500m/500hP

AW(気圧)  重力場(引力)

33℃(0.6℃/100m×5500m)

  気温減率:0.6℃/100m

地表の気温;-18℃+33℃=15℃


つまり、惑星の気温(放射平衡温度・惑星の平均気温)は太陽放射と大気との仕事(断熱圧縮)によります。

その地表の気温は、それに気圧による断熱圧縮による昇温です。(ボイル・シャルルの法則)


「温室効果」なるものは自然界に実在するものではありません。(第二種永久機関)


31. 2019年7月04日 11:50:31 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[46] 報告
ΔU=@Q + AW・・これを熱力学第一法則(エネルギー保存の法則)といいます。

@Q (太陽放射)惑星の太陽定数

AW(気圧)  重力場(引力)

放射平衡温度:−18℃@5500m/500hP

放射平衡点@5500m/500hPと地表との高度差5500mに伴う気圧差(温度差)は:

  33℃(0.6℃/100m×5500m)

地表の気温;-18℃+33℃=15℃


「温室効果」なるものは、この放射平衡温度(-18℃)と地表の大気温度(15℃)の差33℃の説明がどうしてもつかないことにより、考え出されたもの。

惑星は質量を持つので重力場(引力)があり大気を引き付ける。

惑星のエネルギーは二つあって@太陽放射とA重力場・大気の気圧
です。(熱力学第一法則)

熱力学第一法則/ボイル・シャルルの法則/断熱圧縮


いとも簡単・簡潔・正確・ち密に説明し尽くされてしまいます。

温室効果なるものは、A気圧by重力場が欠落してるため、エネルギーなしに低温で高温を加熱するツールです。

舌先三寸言葉上の言葉上のトリック・・第二種永久機関「温室効果」を考え出したということです。

自然が人間の作ったものに従うことは決してありません。


もし、「温室効果(ガス)」なるものがあれば、エネルギー不要、エネルギー問題は即解消ですよね!。

32. 2019年7月04日 20:36:58 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[48] 報告
>>31

ΔU=@Q + AW・・これを熱力学第一法則(エネルギー保存の法則)といいます。

@Q (太陽放射)惑星の太陽定数
AW(気圧)  重力場(引力)

放射平衡温度:−18℃@5500m/500hP

放射平衡点@5500m/500hPと地表との高度差5500mに伴う気圧差(温度差)は:
  33℃(0.6℃/100m×5500m)

地表の気温;-18℃+33℃=15℃

惑星の、地球のエネルギーは二つあって、@Q 太陽の放射エネルギーと、もうひとつ惑星・地球固有のエネルギーたるAW 重力場の仕事のエネルギーつまり気圧の二つです。


太陽エネルギーは宇宙(〜絶対零度3k、−270℃)から、放射平衡温度(−18℃(255k)@5500m/500hP)まで、宇宙を越えて252℃昇温します。


地表(界面)では、気圧(断熱圧縮)によって33℃昇温し15℃にします。(ボイル・シャルルの法則)


宇宙の絶対零度の低温を越えて、上(宇宙)から地球の地表方向を加熱できるのは、@Q(太陽放射)しかありません。

それ以外、上(大気・低温)から、それより高温の下(地表)を加熱できるものは存在しません。(*)

*いわゆる「温室効果」とはこのこと。つまり低温の大気によって、それより高温の地表を加熱するというものです。(第二種永久機関)


空(大気)は気圧によって必ず地表より低温です。(対流圏の鉛直温度構造)


ただ、太陽エネルギ−Q(@)は太陽からの平均距離で変動します。

10万年サイクルで惑星軌道の平均距離が変わるミランコビッチサイクル
によって地球の「太陽定数」が変わります。

すると、地球の放射平衡温度=(全球の)地球の平均気温):−18℃@5500m/500hPが変わります。

放射平衡温度は大気を含む全球の平均気温なので、大気を含む全球の平均気温が上昇或いは下降します。

「放射平衡温度」が変わると、大気、地表を含め、南極・北極、緯度・」経度にかかわらず「全球」において地球が高温あるいは低温となります。

これを地球温暖化/寒冷化といいます。

地球温暖化/寒冷化とは地表ではなく、地表や大気を含む【全球】です。


なお、「二酸化炭素地球温暖化」ではAWがありません。そのため「温室効果」なる言葉のトリック(第二種永久機関)がでてくるのです。

「地球」といった場合は、宇宙から見たものでなければなりません。

地球は宇宙から見ると、「球体」であって、−18℃の氷の惑星です。それだけです。


地球温暖化/寒冷化を評価するには、放射平衡温度@5500m/500hPでの気温測定が必須です。(重要!)

放射平衡温度@5500m/500hP昇測定は人工衛星でしかできません。

人工衛星による対流圏中層@5500mの気温測定は1979年からです。(重要!)

それ以前の、【地球の平均気温】(地表の平均気温?・世界の平均気温?にあらず!。)のデータは人類の誰一人持ち合わせていません。

アラバマ大のこの対流圏中層の人工衛星による測定の結果、平均気温に変化はないとのことです。

33. 2019年7月04日 20:56:25 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[49] 報告
拡散希望!

関連参考事項についてはここの以下の記事のコメントをご参照ください。:

2018年10月6日
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書

34. 2019年7月04日 23:42:19 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[50] 報告
>>33

> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html

35. 2019年7月05日 12:41:57 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[51] 報告
地球を宇宙方見ると、−18℃の氷の惑星です。実際人工衛星で測ってもそうなります。

つまり地球の代表温度たる「地球の平均気温」は「放射平衡温度」
で、−18℃@5500m/500hPです。


地球とは宇宙に浮かぶ球体で全球です。その平均気温は地表ではありません。

「世界の平均気温」だとか言ってますが、地表の温度は主に気圧とその配置(天気図)つまり毎日の気象で変わるものです。

地表の気温をいくら集めても地球の平均気温:−18℃@5500m/500hPにはなりません。

それは、世界の電話番号の平均を求めるようなもので、何の意味もなければ価値もないものであることに気ずかねばならない。


飛行機に乗ると、離陸してまもなく、雲の中に突入します、これが対流圏です。

地上の平均は15℃だが、対流圏では、100m上がるごとに0.6℃降下します。(対流圏の鉛直温度構造)

そして、雲を抜け下に雲海が見えてきます。対流圏界面で上空1万1千メートルです。

このあたりの気温は−50℃です。


二酸化炭素地球温暖化、IPCCによると温室効果の再放射とやらが起こるのは対流圏界面というから、−50℃の極低温です。

このそらの極低温で、それより高温の地表(15℃)を温めるというのが、「温室効果」とやらです。

これを熱力学第二法則に反する第二種永久機関と言います。

もし本当ならすべてのネルギーが不要となる。


「省エネ」と「二酸化炭素地球温暖化」とは矛盾することです。


真冬、豪雪が降る夜、窓を全開しておけば、極低温でそれより高温の室内が、エネルギーなしに暖房できます。

>>地球の大気の構造等関連事項ついては上記の

>>33-34参照。

阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html


36. 2019年7月12日 08:22:09 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[54] 報告
>>30-35

今や、「二酸化炭素排出権取引」(デリバティブ・・日本ではなぜか排出「量」取引といってごまかしている。)が隆盛となり、今や二酸化炭素が通貨(仮想通貨・証券)となっている。

「二酸化炭素・排出・削減」とは、空にあるものだと思っていませんか。

そうでなく、金融商品・仮想通貨(暗号通貨)・証券として、金融派生商品としてコンピュータ上に数値としてしか、存在できないものなのということができます。

「パリ協定達成へ「8200兆円必要」 IEA見通し: 日本経済新聞」

というのもわかります。

「二酸化炭素地球温暖化・パリ協定」なるものは「投資」そのものなのです。

「二酸化炭素地球温暖化」の「ビジネススキーム(ビジネネスモデル):京都議定書」では、

「排出量」をオーバーさせることによって、『排出権取引』が生じるのです。

つまり、、『排出権取引』(デリバティブ)とは、オーバーさせることによって維持存続可能な投資であって、

「温暖化」してもらわないことには困る、排出権市場も崩壊してしまうのです。

そのツールになっている「温室効果(ガス)」なるものも、言葉のトリック(再)を使った実体のない、自然界に実在出来ないもの(第二種永久機関)です。

その「二酸化炭素・排出・削減」とは、それぞれ空にあるものではないのです。


>関連事項については以下参照:

阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html


>拡散希望!


37. 2019年7月12日 21:36:19 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[55] 報告
>地球温暖化の太陽活動原因説
地球温暖化の太陽活動原因説ではなく、太陽が原因で太陽放射が変化すれば、惑星の受けえる太陽エネルギー(太陽定数という)の変動が原因です。

太陽定数が変われば、惑星の【放射平衡温度】が変わるわけだから、大気を含む、地表付近を含む@【全球】が、

しかもA【数万年にわたって】温暖化・寒冷化できます。

それしかありません。(熱力学第一法則)

人類も生存できません。

ΔU=@熱Q+A仕事W(熱力学第一法則)

@熱  Q  太陽熱 太陽定数 

「温室効果」(再放射)とは言葉のトリックを駆使してこれを増やしたかのように偽装すること。

A仕事 W  気圧(by重力場)


とにかく、惑星の『太陽定数』が変わることが温暖化・寒冷化の原因です。

「温室効果」なるものは、同じ太陽放射をもう一度(再・・再放射)使うということ。言葉のトリックです。

@熱Qが増えるわけではないのです。

もちろん、そういうものがあるわけではないのです。


昔、グリコというキャラメルの「一度噛むと、二度おいしい。」というキャッチフレーズがありました。

同じ分けられない一体の物を、言葉上、口先でいくつかに分けてしまい、あたかも増えたかのように偽る典型的な第二種永久機関です。

二度おいしいの二度目が『再放射』で「温暖化」にあたります。(言葉のトリック、第二種永久機関)

自然現象に【再】はない。(重要)・・これを【覆水盆に還らず】(第二種永久機関)という。
.

自然現象に「再」はない、・・一旦系から離脱したものが、何の人為的仕事なしに再度元に戻って同じことを繰り返す・・ことはない=覆水盆に還らず。

仮に何度吸収放射を繰り返したとしても捕捉されるエネルギーは最初の1回目の分だけで、総量は変わらない。

「再」があるのは意思を持った人類だけで、「再生可能エネルギー」とか「再放射・温室効果」なるものは言葉上のトリック=口先三寸のエネルギーで会って、エネルギー実態がない。

自然界に実在できない典型的第二種永久機関という。

38. 2019年7月12日 22:50:26 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[56] 報告
自然現象の不可逆性(覆水盆に還らず)・・熱力学第二法則

 熱が仕事をするためには排熱を捨てなければならない。(温度差)

排熱を捨てるためには、それより低温でなければならない。

蒸気機関が真っ盛りの19世紀、発明家は排熱をもう一度(再度)高温側に戻せばエネルギーなしに永久に機関を動かせると考えた。

これが低温で高温を加熱するという、そのため低温を高温に返すという典型的第二種永久機関である。

『再放射=温室効果』(気候変動枠組み条約、定義)が、これと同じ(空の)低温で(それより)高温の地表を加熱する典型的第二種永久機関で自然界に実在できない。


.『人為の温暖化』by再放射(温室効果・ガス)を決めた国際連合枠組み条約は、この自然現象の不可逆性(覆水盆に還らず)・・熱力学第二法則を逸脱した永久機関全盛時代の遺物である。

博物館で保存すべき記念すべき典型的第二種永久機関か!。


39. 2019年7月12日 23:47:37 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[57] 報告
蒸気機関、永久機関華やかなりしころ

特許庁に殺到した永久機関特許。

永久機関を禁止する学問、それが熱力学。

熱力学は素粒子論から宇宙論までカバーする、最も基本的学問になった。これに反する一切のモノは自然界に存在できないもの。

因みに、熱の挙動(熱力学)は一切のモノに関係しない。つまり、熱の挙動は一切の[化学」に関係しない。

熱の挙動は、エネルギーと温度差、その高温から低温に不可逆的に移動する『熱』によってのみ規定される。

そのそのものが何でできてるとか、分子・原子がどうかし、濃度等などには一切関係しない、

地球の熱の問題、温暖化・寒冷化等は、地球物理学〈地球化学にあらず)と、熱力学がカバーする。

一切の化学にあらず。


[地球温暖化」には定義も何もなく、専門不明の金融屋、環境屋、化学屋さんなどが勝手気ままにやっているようだ。

地球と温暖化、測定法等について定義が必要。


地球とは大気を含む全球であって、であって、数万年続くものであることが必要。


>関連事項については以下参照:
阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html

>拡散希望!

40. 2019年7月13日 12:49:59 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[58] 報告
>>38

気候変動に関する国際連合枠組条約 (1994 平成六年六月二十一日 条約第六号)

第一条 定義
5 『温室効果ガス』とは、大気を構成する気体(天然のものであるか人為的に排出されるものであるかを問わない。)であって、赤外線を吸収し及び再放射するものをいう。


[赤外線を吸収し及び再放射するものをいう]と、〈自然現象の非可逆性〉(覆水盆に還らず)…「熱力学第二法則」を逸脱する『再放射』という言葉のトリックを用いる。


この気候変動枠組み条約は公然と「人為の温暖化」を定めたもの。

最初に温暖化ありきと言って、最初に科学的根拠が否定されたもの。

しかも、「パリ協定」に8200兆円必要と。


この枠組み条約の議定書、「京都議定書」で、人為の温暖化のビジネススキーム(ビジネスモデル)を定める。


人為とは、なぜ人為なのか、自然に課金できないから。


『温暖化』してくれないことには困るのでしょう。

41. 2019年7月14日 10:29:04 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[59] 報告
インド、グリーンランド、北極、、南極、欧州・・次から次えと「温暖化」が出てきます。

すべて、地上の話、地上の局地の話ですぐに消えてしまって次から次へ新しいのが出てくる。・・

すぐ消えて、次から次に出てくるようなものが「温暖化」ではぜったいにないはず。

温暖化してもらわないことには困るそのような話であってはいけない。

「地球温暖化」とは、地上のことでは決してなく、大気を含めた「全球」でなければならない。

そして顕著なものであって、地球規模、数万年規模である。

地上のモノ、すぐ消えてしまうようなものは、気圧変化(気圧配置)に伴う気象事象、つまり日常の「天気」の話であって、熱力学第一法則における【A仕事W (気圧)】 によるもので、

太陽による【@熱 Q 】(太陽定数−→→放射平衡温度)によるものとは言えない。

地球は人間のためにあるのではない。

いかに人間がすんでいるのは地表とはいえ、地球(全球)の話に、地表だけしかでてこないのは、いかにもご都合主義の、金儲けのシナリオ。

地球を論ずるなら全球であって、その地球の表面(=放射平衡点。・・地表にあらず。)における気温=放射平衡温度@5500m/500hPで論じな
い限り、まったく意味をなさない。

>関連事項については以下参照:
阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html

>拡散希望!

42. 2019年7月14日 22:38:56 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[60] 報告
気象現象(気象)は、太陽熱エネルギー(Q)による放射平衡温度による全球のものではなく、地上近辺の気圧(仕事W)による「大気の温度差」を解消する自然の安定機能。(エントロピー増大の法則。)

よって、「温度差」(低温と高温)が中和解消することによって簡単に解消してしまうもの。

実際、すべて数日〜数か月もすれば解消して現在に至っている。

これが自然の恵みでもある。

大騒ぎするようなものでは決してない。

世界各地で類似神話に伝えられる、旧約聖書にある1万2千年前の「ノアの方舟」伝説、伝説ではあるがこれが人類が遭遇したとされる最も大きな災害クラスだが、このようなものでもない。

「8200兆円」という、これが危機を煽ることで、かき集煽ることでられた巨額の排出権デリバティブ資金、これを気象災害予防防止に有効に使えばいいこと。

自然現象の不可逆性(覆水盆に還らず)という自然の摂理・・熱力学第二法則・・とは、「一度起きてしまったことは二度と元には戻らない」と言う自然の摂理。


これに反する『再放射』・・温室効果ガスなるものによるとする地表限定の「二酸化炭素地球温暖化」。

この巨額の二酸化炭素排出権デリバティブ資金を気象災害予防、防止に使うべきだ。

43. 2019年7月15日 12:59:42 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[62] 報告
太陽活動というと11年周期である「黒点」の周期。だが11年というとしょっちゅう繰り返しているはずで、殆ど問題はない。

問題は太陽活動というより、数万年〜十数万年周期で惑星の周回軌道や地軸がかわることによる、地球など惑星の「太陽定数」が、したがって惑星の【放射平衡温度】が変わることが決定的となる。(ミランコビッチサイクル)


それ以外はない。


「温室効果」(気候変動枠組み条約)なるものは『再放射』といって
言葉のトリック、つまり【舌先三寸】のエネルギーであって、

そもそも論でエネルギー実態が無いことは、高校で習う簡単な法則・「ボイルシャルルの法則」を知ればすぐわかる。


この簡単な法則が、すべてを説明してしまう。

自然現象はシンプル!

そんなものが自然界・宇宙に実在しないもの。

もしあるなら地表はさらに33℃高い平均48℃とならねばならないし、

もし本当ならエネルギー問題は即解決してしまう。

いろいろ環境問題が起こっているが、この「温室効果ガス」の基本的間違いがある。

プラスチックは簡単に燃やすことができる。燃やしてしまえばいいだけのおとなのだが、燃やすと「温室効果ガス」が出て・・・とされる。

このようなガスや効果などは決して実在できない嘘。


困ったものだ。


44. 2019年7月16日 18:05:38 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[63] 報告
「温暖化」と言ってるのは地上の日常の天気(気圧配置による)のことです。
太陽によるものでなく気圧及び、「偏西風の蛇行」「北極振動」など大気の大循環による暖気・寒気の移動(対流)です。
せいぜい数か月もしたら平成風の大蛇行なども変わってくるので、前の状態に戻ってゆきます。
「放射平衡温度」が変わるのでなければ、つまり本当の温暖化・寒冷化でないので、数千年、数万年も続くものではありません。
大気は、太陽熱と同じように、気圧によって温度(気温)が変わります。(熱力学第一法則/ボイル・シャルルの法則)

高気圧は気圧が周囲より高く気温が高くなります。

温度差によってできた上昇気流(低気圧)は離れたところで地上に噴出し気圧が高くなる。これが高気圧です。

高気圧にも色々な種類があります。日本付近では主に4つの高気圧が登場します。

夏に登場するムシムシと暑い「太平洋高気圧」、梅雨や夏に気温が上がらない時は、冷たく湿った空気の「オホーツク海高気圧」が主役。

日本付近でいえば、熱い太平洋高気圧、さらに熱いチベット高気圧。

寒いオホーツク海高気圧、さらに寒いシベリア高気圧などがあります。

熱いとされる時の天気図(気圧配置)は・・

・寒い(冬)
オホーツク海高気圧 ・・寒い
シベリア高気圧  ・・・極寒

・熱い(夏)
太平洋高気圧・・ 熱い
チベット高気圧・・さらに熱い猛暑

太平洋高気圧+チベット高気圧・・・ 

熱い太平洋高気圧の上にさらに熱いチベット高気圧が覆う状態で極度に暑い 
・・40℃を超える猛暑。

さらにこれに気圧が高くなる「フェーン現象」が重なるとさらに熱く、殆ど40℃以下はない酷暑。


40℃を超える猛暑はこれで、しかも偏西風の大蛇行の中に入ってしまって出られなく(ブロッキング)、かなり長期間(数か月)続く。

ただし、地上の気圧変化による気象はいずれ解消されて、なくなり元の安定な状態になる。(エントロピー増大の法則)

二酸化炭素地球温暖化シナリオとはビジネスシナリオで、

放射平衡温度と、地表が同じ地表で、その差33℃の説明がつかず、「温室効果」なるものを据えたわけだが、惑星の平衡点はすべて大気中で、地球の場合5500上空、500hP気圧面。

それ以下は気圧によって加熱され高度差に伴う温度差が33℃。

地表は気圧(気圧配置)によるから、天気で変わり、天気とともになくなってしまうもの。

これを「温暖化」と間違えているに過ぎない。


45. 2019年7月17日 13:00:06 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[64] 報告
「最初に温暖化ありき」で、温暖化してもらわないことには困るのか、「IPCC報告書」などに出てくる「異常気象」の99.99%は、「偏西風の大蛇行」など大気の大循環の異常時などによる日常の気象現象。


欧州だとか、アラスカだとか、グリーランドだとか‥、全球ではなく、特定局部地域の地上の典型的事象で、たかだか数か月もしたら消え去るようなものでしょう。

日常の天気を「温暖化」と煽ってるようで、結局「永久機関」である実在しない「温室効果」(再放射)なるものによるものではありません。・・


 たとえば2005年ヨーロッパの熱波のようなものです。

これは「偏西風の大蛇行」によって運ばれた「熱帯地域」の高温の大気が停滞(ブロッキング)して「ブロッキング高気圧」ができます。

 高気圧ができると、さらに温度が上昇します。(ボイル・シャルルの法則)

 さらに「フェーン現象」が重なったりするのです。

 「フェーン現象」は同断熱圧縮によって、同法則によって、コンプレッサーのタンクのように高温となるのです。これで40℃近くになります。

つまり放射どうこうではなくて、すべて地球上の大気の熱移動(対流)および気圧の上昇によるものです。

 朝日一面には、「CO2が経済まわす 排出権取引 膨らむ市場」とあり、「カモにされる日本 排出権購入額、兆単位に?」 「日本政府や日本企業が二酸化炭素(CO2)排出権を世界中で買い集めている。

すべては「キョウト」のために。」・・とあるとおりの状況になっているのです。

46. 2019年7月17日 22:16:02 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[65] 報告
☆科学による[温室効果]の否定!・・「オレゴン申請・1998年Oregon Petition」‥

本文に

>ところが IPCCの結論に賛成しない人々もいる。たとえばアメリカのブッシュ政権は、 IPCCの結論に賛成せず、従って京都議定書も批准していない。

米国は2016年にパリ協定に参加後、2017年6月に離脱したが、アメリカは京都議定書からも離脱している。

「オレゴン申請・1998年Oregon Petition」とは、ブッシュ政権下、二酸化炭素地球温暖化に異論を唱えるアメリカの科学者17、600名が署名したもの。

オレゴン科学医学研究所(OISM)によって編成された「京都議定書」に反対する請願で、物理学者のフレデリック・ザイツ(元全米科学アカデミー所長)が、この陳情を支持するカバーレターを記述している。

これによって、ブッシュ政権は「京都議定書」を離脱。オレゴン申請だけでなく、ほかにもたくさんある。

「オレゴン申請・1998年Oregon Petition」
 詳細は以下参照。

・Oregon Petition       
 h ttp://en.wikipedia.org/wiki/Oregon_Petition
 h ttp://www.oism.org/pproject/

・Heidelberg Appeal  
 h ttp://en.wikipedia.org/wiki/Heidelberg_Appeal

>関連事項については以下参照:
阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html

>拡散希望!

47. 2019年7月18日 21:48:47 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[66] 報告
簡単に「地球の気温」というけど、『地球の平均気温』は、いわゆる『世界の平均気温』ではありません。「用語」(の定義)が重要です。

『地球の平均気温』:−18℃@5500m/500hP

 「人工衛星」による遠隔測定が可能になって始めて『地球の平均気温』@5500mは可能になったといえるでしょう。(100年前からまともに測れるわけがないということがお分かりのことと思います。)


 「人工衛星」によるリモートセンシングにも「精度」はあるが、今のところ「地球の平均気温測定」を、正確に適切に測っているのはこれ以外にはないといえるでしょう。

 アメリカの「人工衛星」からの観測によると、1997年以降だが、上下はあるものの、横ばいで上昇はしていないそうです。
 
つまり、人類の誰一人も「『地球の平均気温』が上昇している」というデータを示しているわけではないのです。

48. 2019年7月19日 22:55:46 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[67] 報告
>>47

本文

>>
1) この 100年程度で地球の平均気温は大幅に上昇しているか。つまり地
球温暖化現象は本当に存在しているか。
2) 地球が近年、温暖化しているとしても、その原因は、人間活動に基づ
いて発生した二酸化炭素などの温暖化ガスか?
3) 地球が今後 100年程度で数度 C温暖化したとして、それが人類に取っ
て有害か?


>1 について・・

簡単に「地球の気温」というけど、『地球の平均気温』は、いわゆる『世界の平均気温』ではありません。「用語」(の定義)が重要です。

『地球の平均気温』:−18℃@5500m/500hP
 「人工衛星」による遠隔測定が可能になって始めて『地球の平均気温』@5500mは可能になったといえるでしょう。(100年前からまともに測れるわけがないということがお分かりのことと思います。)

>2について

この部分は、気圧による高度差5500mに対する温度差33℃。(ボイル。シャルルの法則)


>3について
 地表の気温は>地表の気圧配置による天気の変化によって変わり、気圧配置が元の正常状態になったら消失、何ら問題ない。

49. 2019年7月20日 19:57:25 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[68] 報告
惑星・地球には二つのエネルギーがあるのです。


一つは太陽エネルギー(熱Q)です。

いわゆる「温室効果ガス」と言っているのは実在するものではないが、太陽熱Q,それを「再」という言葉で「二度」起こすという言葉のトリックです。

地上は太陽熱Qそのものではない、気圧(仕事W)によるのです。

気圧(仕事W)=熱エネルギー=温度上昇
(熱力学第一法則/ボイル・シャルル法則/断熱圧縮)


北極でも南極でも、太陽熱Qとは関係なく、気圧Wの変化で温度変化はします。

地球は宇宙から見ると、人工衛星から見ると氷の惑星です。


これが地球の真の姿です。

地表で生活できるのも、みな気圧Wのおかげです。

「温室効果」と言ってるのは、気圧Pよる=昇温効果T(33℃)のことです。


PV=nRT


×温室効果 = 〇質量効果by大気


さらにこれに気圧は天気によって変わるものです。


地上の温度変化は気圧、天気によるもの。

天気は原因が消失することによって自然に帰るもの。


全て惑星は二つのエネルギーを持つのです。

気圧Wがないから「温室効果」なる

舌先三寸のエネルギー(第二種永久機関)を発明?したのです。


50. 2019年7月20日 22:39:54 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[69] 報告
>>40

永久機関

ある要件を満たすものは、実験するまでもない学問的に決して存在できないことを証明することが可能です。

それが熱力学で、要件を満たすものは実在できないものとされる「永久機関」と呼ばれるもの。

なお、熱の一切の挙動(熱力学)は一切のモノに関係しない。(重要!)

それが何でできているかとか、原子が、分子が、濃度が等に関係しない。

つまり一切の「化学」に関係しないのです。(重要)

化学、物理化学、地球化学、大気化学,分光化学・・・・


永久機関とは、永久に仕事をし続けることができるという、架空の動力機関。

エネルギーの供給を受けないで仕事をし続ける機械を第1種永久機関といい、ただ一つの熱源から熱(量)を吸収して、これをそのまま外部への仕事に変え続ける機械を第二種永久機関という。

この両者をまとめて永久機関という。

「第二種永久機関」とは、いわば「エネルギーの完全なリサイクル」を行う装置のこと。

エネルギーのリサイクル=低温で高温を加熱すること=は不能。

これを熱力学第二法則【自然現象の不可逆性】(覆水盆に還らず)という。

「再放射」(「温室効果・ガス」)・・「気候変動枠組み条約」第一条 定義5・・とは、

まさしく太陽放射を【リサイクル(再放射)】するという口先トリックで、エネルギー実態がなく自然界に決して存在できないものです。

より正確な定義は次の様になる。・・

第二種永久機関とは、一つの熱源から熱をとってこれを仕事に変える以外に、(外界に何の変化も残さずに)周期的に働く機関のことである。


「二酸化炭素地球温暖化」を信奉されている皆様には、ぜひ「熱力学」と、
「地球物理」(「地球化学」にあらず)をよく勉強していただきたいものです。

51. 2019年7月21日 18:18:19 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[70] 報告
本文
>つぎに私の目を引いたのは、物理学会誌に掲載された槌回敦氏の論文で
ある。

そこでは近年の平均気温と一酸化炭素の変化の関係を示したキーリ
ングのグラフを示し、まず気温が上昇してから二酸化炭素量が増えていることを主張した。
つまり二酸化炭素が気温上昇の原因ではなく結果だとい
うのである。槌田氏は個性の強い研究渚として毀誉褒貶があり、氏の主張
をそのまま信ずるわけにはいかないが、私は正直、ヘエーそんな考えもあ
るのだと思ってしまった。・・

米国の地球化学者、チャールズ・キーリング博士、ハワイのマウナ・ロア観測所で観測されたCO2月平均濃度のキーリング曲線とか二酸化炭素濃度観測で知らている。。ごくろうさまなことです。

でも、温室効果、二酸化炭素・濃度どうのこうのいうのは皆、化学由来の化学屋さん。

アレニュース、ティンダルにしてからが化学・物理化学屋です。

熱の挙動(熱力学)はモノによらないつまり一切の「化学」によらないのです。

せっかく苦労いて測っても、そもそも、そのものが何でできているのかとか、その原子は、分子はどう、濃度がどうこう等に一切関係しない。(重要!)

また二酸化炭素は水に溶け海洋に溶けていて大気と炭素交換している。そして、太陽熱と気圧によって、水循環に乗って地球上を循環しているのです。(炭素循環)ヘンリーの法則


まだ蒸気機関の時代、「永久機関」が幅を利かせた時代の遺物と言えましょう。

100年前、物理学者Woodによって、それ「温室効果」なるものは、とっくに否定されているのですが、まだ温室効果ガスなる永久機関が幅をきかせているのは異常。

キーリング〈地球化学〉、ハンセン(NASA 大気化学)・・いずれも「化学屋」さんです。

アレニュース、ティンダル、(化学・物理化学)
キーリング〈地球化学〉
ハンセン(NASA 大気化学)

思えば、化学屋さんは最初にモノありきですが、何を測っているのかわからないではいけない。

まず「地球物理学」」と「熱力学」を学ぶことは地球を論ずるうえで最低限の必須事項です。

52. 2019年7月22日 08:32:02 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[71] 報告
[ヘンリーの法則]とは、どういう法則なのか、気体は固体や液体ほどではありませんが溶媒に溶けます。

この気体の溶解度について温度と圧力との関係を表したものがヘンリーの法則です。

気体の溶解度は圧力を一定にすると、高温になればなるほど小さくなります。

つまり、気体は低温ほど溶け安く、高温では解けきれないものが大気中に出てくる。

ハワイ島など海洋に囲まれた小島で測るわけだから、ヘンリーの法則によって、高温によって解けきれず海から出た二酸化炭素を測ってる・・

それだけのことです。

このあまり意味のない測定で博士号をとったキーリング。

何を何の目的で?、
笑っちゃいますね!・・

二酸化炭素によって温度が上昇したわけではない。

気圧とそれによる天気によって海面の気温は変わる。

同じ温度の物体(大気)からは同じ温度の赤外線がでる、太陽のように。

地球創生のころ、金星のように高濃度の二酸化炭素は、水が生成され海ができたことにより、ヘンリーの法則で海洋に溶けた二酸化炭素は、大気と炭素交換し、多くは炭酸化合物として存在。

また水循環に乗って地球上を、海、大気、地中、川と循環している(炭素循環)。

雨が弱酸性なのは炭酸ができていることによる。

炭素循環の証拠です。


二酸化炭素は植物の成長に不可欠なだけでなく、生物の呼吸に必要、だが3%を超えると致死に至る。

二酸化炭素は
炭素交換・炭素循環という自然の摂理によって、濃度はほぼ一定に保たれている。(ホメオスタシス・エントロピー増大の法則)


いろいろ煽るものもあるようですが、そもそも「温室効果ガス」などというものがあるわけではありません。(熱力学第二法則・エントロピー増大の法則)


人為で自然をコントロールするなどということが意味を持つことではありません。

なぜ「人為」か、それは自然には「課金」(ビジネス)できないから・・


ご安心あれ。


53. 2019年7月23日 09:49:30 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[72] 報告
>>51

>思えば、化学屋さんは最初にモノありきですが、何を測っているのかわからないではいけない。

まず「地球物理学」と「熱力学」を学ぶことは地球を論ずるうえで最低限の必須事項
です。

・・・・・

今、【地球温暖化」は大混乱状態。

いくら「二酸化炭素削減」とやらを「削減」しても、一向に変わらない。

それはそうでしょう、人類の誰一人、実際に二酸化炭素を含めて「削減」とかしている人などいない。

言葉のトリックに気ずくべきです。


「地球温暖化」と言っても、「地球」とは、『温暖化』とはが決まっているわけではない。

「定義」がないから好き勝手に間違ったことをしているのです。

「最初に温暖化ありき」といって、「温暖化屋さん」というべき、「温暖化」でめしを食ってるような人がたくさんいるようです。

環境屋さん、投資家、一部の化学屋さん、研究家、評論家等を含めて・・・

それ「温暖化」が本当となるためには、宇宙は太陽に近ずくほど、高度があがるほど気温が上昇しなければならない!。

一部の化学屋さん等を含めて「温暖化屋さん」は、空は太陽に近いから上空ほど高温だと思っていると思っているのでしょうか!!。


大気のない、真空で気圧のない宇宙は限りなく絶対零度に近い世界です。

したがって、太陽以外で空から惑星を温めるなどというのは荒唐無稽で宇宙に実在しない第二種永久機関。

自然現象はシンプルです。

ある一つの原理・原則によって動いている。

それが素粒子論から宇宙論までカバーする最も基本的な「熱力学」です。

それに「地球物理学」(地球化学にあらず)を加えて必須です。


■地球とは

地球(惑星)の要件とは・・
地球とは、《大気を含む全球》・・です。

地表の局地のことをいくら集めまわっても「地球」にならない。(重要!)


「世界」が地球ではない。

「世界の平均気温」とかおかしなのがあるが、それは「世界の電話番号」を集めて、その「平均」を求めるような、キーリングの二酸化炭素測定のような、何の価値もなければ、意味のないこと。


地球(惑星)の「表面」の要件とは   
放射平衡は物体の表面で成り立つ(シュテファン・ボルツマンの法則)。

つまり放射平衡点が《惑星の表面》(地表にあらず)

地球では放射平衡温度:−18℃@5500m/500hP

・・地球の表面@5500m、500hP気圧面に放射平衡温度:−18℃ がある。


惑星の対流圏においては、大気があって気圧によって、一定の気温減率で温度が下がる。(対流圏の鉛直温度構造)

地球・惑星の二酸化炭素温暖化を決定的に不可能にすること、それは


【対流圏の鉛直温度構造】なのです。


(詳しくは、ネットで検索してみてください。)


地球の対流圏(0−10,000m)では、100mあたり0.6℃

放射平衡点は5.500m上空なので、

地上では

    −18℃+33℃=15℃
 
気圧Pと大気の絶対温度Tとの間には《ボイル・シャルルの法則》が成り立つ。

気圧=温度

PV=nRT  気圧Pによって気温Tが変わる。(V:一定)


「二酸化炭素地球温暖化」の間違いは【地球の表面】(放射平衡点@5500m)が「地表」になってしまっていて、しっちゃかめっちゃかなこと!。


そのため、

ということではないはず、放射平衡温度と、地表の温度の差「33℃」の説明がつかず、しかたなく「温室効果」なる言葉のトリックを考え出したということでしょう。


■熱

熱の伝わり方

○エネルギーが伝わるためには「熱」が伝わることが必要。

熱が伝わるためには「温度差」(高→低)が必要。(熱力学第一法則・第二法則)


「熱」と「温度差」の概念が欠落したのが「二酸化炭素地球温暖」!。

・・・排熱の回収・リサイクル(再)は不可。(熱力学第二法則)・・ 再放射・温室効果

○熱は高温から低温へ一方向的に伝わる、逆はない。(熱力学第二法則・自然現象の不可逆性(覆水盆に還らず)・エントロピー増大の法則)

したがって、

空の低温で、それより高温の地表を温めること=温室効果・再放射=はすべての惑星で不可能(重要!)

「二酸化炭素地球温暖化」というのはこれら「科学の要件」を満たすものでないと断言される!。


54. 2019年7月23日 10:08:25 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[73] 報告
訂正:

地球の対流圏(0−11,000m)では、100mあたり0.6℃気温が降下する。

対流圏界面 11,000mとはジェット機に乗って下に見える雲海.。

このあたり、外気温は−50℃です。


ついでに、IPCCによると、いわゆる!。【再放射・放射強制力?】とやらがおきるのは対流圏界面というから−50℃。

これで地表を温める(温暖化)というのですから驚きです。

嘘というのがすぐわかるはずです。

放射エネルギーは距離の二乗に反比例して減少する。

もし本当ならすべてのエネルギーは不要となるでしょうね!。

55. 2019年7月23日 19:29:54 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[74] 報告
雲海を下に見るジェット旅客機は、1万3千メートル辺りを飛びます。

外気気温は−60℃、200hP。

旅客機客室内にこの大気を取り込みます。

さぞ大きな暖房機が必要と思うかもしれないが、暖房ではなく冷房しています。

大気を取り込むにあたって、そのままでは呼吸困難となるので、800hPまで圧縮する。圧縮するだけで30℃近くなるので冷房するのです。


地球は5500m上空、500hP、放射平衡点に漂う飛行機と思えばよいです。

その室内は地上で、外気より高く、気圧が1000hPなので、地上は33℃高い平均15℃というわけです。


「二酸化炭素地球温暖化」なるものは、この「気圧」、つまり大気及び質量による重力場の欠落した、そもそも人類の住めない欠陥論。

そもそも大気もそれによる気圧もない、よって「気象現象」も起こりえない、無い無いずくしの欠陥論と言えますね。


56. 2019年7月24日 08:30:16 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[75] 報告
「京都議定書」に定める、いわゆる「排出権取引」(日本政府はなぜか「排出量取引」と呼ぶと決めた)というものも、本質は、金融工学(高度な数理的モデルを使った人騙しの投資技術)を駆使して築き上げたデリバティブ( 金融派生商品、元々が「似せもの」の意味)の一種です。

「パリ協定に8200兆円必要」などというのは、そういうことです。

金融市場(排出権市場)投資のことなのです。

「二酸化炭素地球温暖化」の「二酸化炭素」「排出・削減」などは、空にあるのではなく、「金融派生商品」(デリバティブ)ということができます。

空にあるものではない、サブプライムローン危機と似て、巧妙に証券化された金融派生商品取引。


「排出削減」など意味不明ですが、人類の誰一人、「二酸化炭素」の「削減」など本当にしているわけではないのです。(もし本当にしている方がいたら、名乗り出てもらたいもの)


「人為の温暖化」(国際連合気候変動枠組み条約)の「ビジネスモデル」を定めたものが、日本が議長国となった「京都議定書」そのものです。


【人為】とは自然・空には課金(取引)できないから。


ビジネスモデル(シナリオ)では、排出オーバーが前提だから、「温暖化」してもらわないことには困る・・排出権使用が動かない。

これがビジネスモデルの基本なのです。


参考までに、2007年8月にサブプライムローン危機によるアメリカの金融市場の破綻はこの【デリバティブ】によるものといえる。

サブプライムローン問題が米国内に留まらなかったのは、複数のサブプライムローン等を担保にした住宅ローン担保証券(RMBS)を作り、「債権」を分割・証券化(債務担保証券(CDO))して売り出すなど、

【デリバティブ】を駆使して組成した「ハイリスク・ハイリターン商品の破綻による。

57. 2019年7月24日 08:38:04 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[76] 報告
訂正
ビジネスモデル(シナリオ)では、排出オーバーが前提だから、「温暖化」してもらわないことには困る・・「排出権市場」が動かない。

>関連事項については以下参照:
阿修羅> 環境・自然・天文板6 >
2040年に1・5度上昇の恐れ IPCCが温暖化報告書   IPCCが温暖化影響の特別報告書を採択
www.asyura2.com/15/nature6/msg/676.html
>拡散希望!

58. 2019年7月25日 09:24:02 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[77] 報告
科学である要件をみたせない、『二酸化炭素地球温暖化論』・・・

「二酸化炭素」というのは、「二酸化炭素」なるクレジッドを売買する難解な二酸化炭素ビジネス〈二酸化炭素デリバティブ〉そのものの《ツール》であるにすぎない。

それ以上のものとは到底考えられない。

金儲けのツールに過ぎない「二酸化炭素」

二酸化炭素とは今や「仮想通貨」でもあります。

空にあるのではありません。

「二酸化炭素」というのは「エネルギー」という人間の生活および経済に不可欠なものを人質に取った巧妙な二酸化炭素ビジネス〈二酸化炭素デリバティブ〉のツールです。


よく考えたものだと感心してしまいますね。

ただし、熱の挙動は二酸化炭素等を含めて、一切のモノmaterialに関係するものではありません(重要!)。

決定的な間違いは、太陽に依る最高到達温度である「放射平衡温度」を、「温室効果」というエネルギ―実態の無い言葉のトリックによって地表近辺温度のが越えてしまう「第一種永久機関」です。(実際は大気の気圧にょる断熱圧縮。・・・ ボイル・シャルルの法則)

  これは大気がないつまり「気圧」がないことに他ならないもの。

「二酸化炭素地球温暖化論」では、「放射平衡温度」(−18℃)とは、大気が無い場合であって、実際(大気あり)の場合の地表の実測値との差(33℃)を「温室効果」としているのだ。

大気がある場合だとか、ない場合だとか,わけのわからないこと。大気という重大なこと、地球というものを訳も分からずビジネスのために弄んでいる、そう思いませんか。

それが「第二種永久機関」、その名を「二酸化炭素地球温暖化」という。

しかも、二酸化炭素と言ってるのに拘わらず、その二酸化炭素等に一切関係なく、ただその差33℃を「温室効果」としている点だ。

つまり、「二酸化炭素地球温暖化論」とは惑星に全然大気が無いこと。

生命も存在できない、異常気象と言いながら「気象現象」すら起こりえない!。荒唐無稽の世界なのだ。

つまり肝心の「温室効果・ガス」の説明がどうしてもつかないのだ。

そんないい加減なものがまともであるはずがありません、本当であるはずがないではありませんか。


「放射平衡温度」と「地表」の温度が違うのは「場所」(高度)が違うのだ!!。5500mも上空。

二酸化炭素地球温暖化の間違いは「地球の表面」が【地表】なのです。

総ての惑星には「質量」があるため重力場(引力)で大気がある。

大気があるため大気と地表との間には熱交換があり対流が起こって放射平衡点つまり惑星の表面は大気中にずれるのだ。

地球の場合、放射平衡点は対流圏11、000mのちょうど半分5500m上空、金星では72km上空である。地上ではないのだ。

地表がそれより高温になるのは、放射平衡点と地表との間の「高度差」に伴う気圧差にほかならないのです。(ボイル・シャルルの法則)

至極簡単!、高度が違うのです!!。


「地球の表面」と「地表」の区別がつかないことによるのです。


  たとえば金星では高度差が72km、地球で5500mもあるのです。
二酸化炭素地球温暖化論に於いては、この至極簡単な説明ができていないために、苦し紛れに「温室効果」という「第二種永久機関論」がでてくるのでしょう。
言い方を変えれば、「二酸化炭素」という人間活動の「人質」が取れてしまう。
この人質・ツールを駆使したもの、それが「二酸化炭素ビジネス」なのです。
そのための市場〈非出権市場・カーボンマーケット)が実在し、金融派生商品(デリバティブ)である、カーボン排出権、カーボンオフセット、グリーン電力・・等
各種金融商品が売買されているのです。いずれのカーボンとは証券です。
ビジネスにとって(地球温暖化by温室効果ガス)が不可欠ということなのです。
しかし、一言で吹っ飛んでしまうことに、早く気ずくべきです。
これは、1997年12月の「京都議定書」採択の前、トロント会議〈1988)でスキームが決められ、日本は嵌められることになったのでしょう。
この欺瞞スキームで日本一国だけがペナルティのある「削減義務」を課され、毎年毎年数兆円がロシア、中国、ヨーロッパ・・等に貢がされているのです。

59. 2019年7月26日 23:17:35 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[78] 報告
>>55

>「二酸化炭素地球温暖化」なるものは、この「気圧」、つまり大気及び質量による重力場の欠落した、そもそも人類の住めない欠陥論。
そもそも大気もそれによる気圧もない、よって「気象現象」も起こりえない、無い無いずくしの欠陥論と言えますね。


『二酸化炭素地球温暖化』については、単純化すれば、極めて分かりやすい欠陥による。

つまり、あるべきものが欠落してて、自然界に実在しないものが存在して、それが主体になっている。


▼無いもの・・

 大気、気圧、重力場(引力)

 エネルギー、熱、温度差


▼有るもの・・

 温室効果・ガス

いうところの『温暖化』とは、太陽から受けることができるできる最高到達温度である放射平衡温度を地上でオーバーしてしまうこと。


それがどこから来るのか説明できないでいる。

その相当@【エネルギー】がなければ、同時にA【温度差】がなければ【熱】も伝わらないはずなのに。。


言葉のトリック(再放射)であって、その熱力学的根拠を誰も示しきれていない。(第一種・第二種永久機関)


その一点に「二酸化炭素地球温暖化」の逃れられない非科学性(嘘)がある。


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