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もんじゅ廃炉より決定的な核燃再処理工場の迷走  団藤保晴(ネットジャーナリスト)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/508.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 22 日 19:59:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


もんじゅ廃炉より決定的な核燃再処理工場の迷走
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20160922-00062465/
2016年9月22日 18時41分配信 団藤保晴 | ネットジャーナリスト、元新聞記者


高速増殖炉もんじゅは年内に廃炉決定の見通しとメディアが報じています。それでも核燃料サイクル政策は維持だと伝えられますが、六ケ所村の再処理工場が新規制基準適合審査で迷路にハマった現実が見えないようです。2015年11月に完工時期を2018年度上期に延期し、2年前に当たる来月には日本原燃から原子力規制委に重大事故の想定や安全対策の説明を終えるつもりだったのに見通しは立っていません。普通ならば事業者の説明に対して規制委側から突っ込みがあり、施設の改善や追加が生じるのですが、審査の流れを見ていると規制委が求める技術レベルに原燃側が達していない感があります。国策会社として大甘に遇されてきたツケが噴出です。

重大事故時には核爆発に至りかねないほど危険と主張してきたのですから、もんじゅ(福井・敦賀)にケリが付く点は歓迎します。しかし、廃炉にしてもMOX燃料としてプルトニウムを燃やすとか、新しい高速炉を開発するから構わないと伝えられる政府の議論はサイクル政策維持には枝葉末節です。再処理工場の23回目の完工延期が決まる直前に書いた第504回「核燃サイクルは破綻目前、国策に責任者なし」で新規制基準適合審査の「日暮れて道遠し」ぶりを指摘しました。その後はどうなっているでしょうか。

8月29日の第142回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合での議事録が公開されています。2カ月間も審査を中断して準備をやり直しており、冒頭に原燃側から「本来、申請書に基づいて審査をいただくところ、検討が終了していることを条件に、申請書でお約束する内容を資料に記載し、それに沿って審査をいただいているにもかかわらず、お約束した事項を検討の進捗に応じて変更するなど、本来のお約束に沿っていない対応をしてしまったことに対しても指摘をいただきました。大変申し訳ございませんでした」とお詫びがあります。

規制委に突っ込まれたらズルズルと対応策を変更し、また突っ込まれて変更を繰り返す審査過程がよく現れています。「10月中には何とか説明を終了させていただきまして」と述べてもいますが、規制委は「スケジュールありきということではなくて、厳正に審査を行っていくということでございますので、もし、審査会合を頻度高くやりたいということであれば、それにできる限り沿うように我々としてはやっていくつもりではありますけれども、会合を開いても中身がないということでは困るので、しっかりと中身のほうも詰めていただいて持ってきていただくということをしないと、御希望のスケジュールどおりにはいかないということになるかと思います」と甘い対応はしないと言明しています。

この適合審査は原発に課した安全対策に準じた厳しいものです。審査会合のたびに参考資料《再処理施設 前回までの審査会合における主な論点と対応について》が提出されており、これまでウオッチしていると規制委が指摘の論点項目は増えるばかりです。一応は対応ができた項目は色付けされているものの未対応な白地の項目が多数残っています。今回の議事録でも原燃側が対応策を出すと、それに対する突っ込みがあって、また課題が残る悪循環に陥っています。

廃炉にしたら終了のもんじゅよりも大変な状況なのです。核燃サイクルにとって再処理工場こそが根幹であるのに、大本営発表型の報道に堕してしまった在京メディアには見えていません。


団藤保晴
ネットジャーナリスト、元新聞記者
玉石混淆のネットから玉を見つける水先案内人――新聞記者をしていた1997年、インターネット隆盛期に「INTERNET WATCH」で連載コラム「インターネットで読み解く!」を始め、ネットジャーナリストとして活動。科学技術、政治、経済、社会、文化など幅広い取材経験をベースに、ネット上の知的資源を検索の駆使で結び合わせ、社会的意味を明かします。膨大化するネットと劣勢にあるメディアの相克もテーマです。



 

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コメント
 
1. 2016年9月23日 19:27:01 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8170]
もんじゅ受け皿探し中断、文科省 規制委に報告

http://www.sanyonews.jp/photo/detail/420716/?p=41635f1cfe98975116ca22434270e64d.jpg
 1995年12月、もんじゅで起きたナトリウム漏れ事故現場=福井県敦賀市

 政府が高速増殖炉もんじゅ(福井県)について廃炉を前提に抜本的な見直し方針を決めたことを受け、文部科学省は23日、新たな運営主体の提示を、政府が結論を出す年末まで中断すると原子力規制委員会に報告した。規制委は、保守管理上の問題が相次いだ日本原子力研究開発機構に代わる組織を探すよう文科相に勧告していた。

 この日、文科省の田中正朗研究開発局長が規制委事務局の原子力規制庁の荻野徹次長を訪ね、「勧告への回答については年末の方針決定以降に対応を検討する」と伝えた。荻野次長は「検討を待ちたい」と応じた。

(2016年09月23日 18時48分 更新)

http://www.sanyonews.jp/article/420716/1/


2. 2016年9月30日 20:13:11 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8071]
「もんじゅ」廃炉にするなら 核燃サイクルきっぱり断念

カテゴリー:経済産業 脱原発 投稿日:2016-09-30

□9・22さようなら原発・戦争集会
http://www5.sdp.or.jp/topics/files/2016/09/17.jpg

「9・22さようなら原発さようなら戦争大集会」が9月22日、東京・代々木公園で開かれ、約9500人が参加した。主催は「『さようなら原発』一千万署名市民の会」。

集会では、政府の原子力関係閣僚会議が前日21日、高速増殖炉「もんじゅ」について、年内に「廃炉を含む抜本的な見直し」を行なうと決めたことに言及する発言が多く出された。

澤地久枝さん(作家)は、政府がもんじゅ廃炉を明言していないことに関して「政府はこの機会に、もんじゅはやめることと、何年かには原発はやめるということを言う勇気をなぜ持てないのか」と訴えた。

現地でもんじゅ反対運動に取り組む宮下正一さん(原子力発電に反対する福井県民会議)は「プルトニウムの半減期は2万4000年。いったんまき散らされたら日本中の半分以上は人が住めない、二度と再び帰ることはできない大地になってしまう」と述べ、プルトニウム利用政策の危険性をあらためて強調。

鎌田慧さん(ルポライター)は、もんじゅ廃炉の可能性が強まったことについて「原発政策の曲がり角、転換、あるいは絶滅の始まり」だとした上で、政府がプルトニウム利用の「核燃料サイクル」政策は維持するとしている理由は「日本の核武装のポテンシャル、能力をつくるのが最後の狙いだから」と指摘した。

(社会新報2016年10月5日号)

http://www5.sdp.or.jp/topics/2016/09/30/%e3%80%8c%e3%82%82%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%85%e3%80%8d%e5%bb%83%e7%82%89%e3%81%ab%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%aa%e3%82%89%e6%a0%b8%e7%87%83%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ab%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b1/


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